2019年08月21日

比較2019' 目に優しい!小型液晶モニター27機の性能とおすすめ(1)【23インチ 23.8インチ 23.6インチ】EIZO・イイヤマ・フィリップス・LG・Windows/ Mac

【今回レビューする内容】 2019年 23インチ小型液晶モニターの性能とおすすめ :IPSパネル EIZO フィリップス ASUS アイオーデータ・LG:疲れにくい仕事向け、動画・ゲーム向けIPS液晶ディスプレイの口コミランキング

【比較する製品型番】EIZO FlexScan EV2451-RBK IIYAMA IIYAMA ProLite XB2481HSU-B4 XU2493HS-B3 XUB2493HS-B3 XUB2390HS-B4 XU2390HS-B3   246E7QDSB/11 ODATA EX-LDGCQ241DB EX-LD2381DB LG 23MP48HQ-P 24MK430H-B 24MK600M-B ASUS VZ239HR VC239H VZ249HR 241E1D/11

今回のお題
目に優しい23インチ液晶ディスプレイのおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年8月現在、最新のパソコン用モニター(液晶ディスプレイ)の比較です。

  201808140915.jpg

 このブログ「モノマニア」では、ディスプレイについて、以下のような記事を書いてきました。

1・31.5インチの液晶モニタ
2・27インチの液晶モニタ
3・24インチの液晶モニタ
4・23インチの液晶モニタ
5・21インチの液晶モニタ

 201908210906.jpg

 4回目記事となる今回は、小型液晶ディスプレイとして「売れ筋」である、23.0インチから23.8インチサイズのディスプレイを比較します。

6・4K5K解像度の液晶モニタ   
7・タッチパネル式モニタ
8・ゲーム向けの液晶モニタ
9・Mac向けの液晶モニタ
10・液晶モニターの選び方【まとめ】

 なお、23インチでも、4K対応の高解像度モニターや、タッチパネル式モニターゲーム向けのモニターについては、別の「専門の記事」でフォローしています。

 申し訳ございませんが、上記リンク先の各記事をご覧ください。

ーー

1・液晶パネルの品質 ★★★★★
2・スタンドの性能  ★★★★★
3・画質調整(動画) ★★★★★
4・品質保証     ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

1・目に優しい液晶モニターの選び方

 201804111044.jpg

 Atlasは、仕事用を合わせると、これまでモニターを20機種以上は使い潰し、買い換えてきました。 

 その経験上、「目に優しいモニター」を選ぶためには、以下の3つの基本をおさえることが重要です。

1・適切な画面の大きさ

 201808140912.jpg

 第1に、画面の大きさです。

 大画面モニターは、作業効率を考える場合、非常に魅力的です。しかし、モニターが大きすぎると目線を移動させる回数が増えるために、眼精疲労が増加します。

 例えば、今回紹介する23インチモニターなら60cm以上、23.8インチモニターなら70cm以上は、モニターまでの距離をとるべきです。

 事務机をお使いならば、23.8インチサイズでも大丈夫でしょう。しかし、デザイン重視で机の奥行のあまりない机をお使いならば、23インチが適当でしょう。

2・モニタースタンドの性能

 201808140920.jpg

 第2に、モニタースタンドの稼働性です。

 この部分は、モニターを選ぶ際に軽視されがちです。しかし、「目の疲れ」に最も大きく影響する要素です。

 201411061749.jpg

 基本的に、モニターと目線は水平にするのが、目が最も疲れない配置です。

 しかし、格安モニターの場合、角度は調整できても高さが調整できない機種がほとんどです。

 そうした機種の場合、「目に優しい」体勢をとろうとすると、椅子の高さを無理に調整する必要がでるため、腰や肩の疲労につながります。

 そのため、モニターアームの角度や高さが柔軟に調整できるモデルを選ぶことが大切です。

3・液晶パネルの品質

 201808140923.jpg

 第3に、液晶パネルの品質です。

 現在、液晶は、VAパネルTNパネルと、IPSパネルという3種類の液晶方式が主流です。

 201804121507.jpg

 このうち、もっとも「目に優しい」といえるのは、IPSパネルです。

 なぜなら、視野角が広いので、色味やコントラストが画面を見る角度が変わっても変わらないからです。  コントラスト比も高く、動画表示なども得意です。そのため、IPSパネルは、高級な液晶テレビでも採用されてもいます。

 201804111715.jpg

 TNパネルやVAパネルは、IPSに較べると安いのですが、視野角が狭く、表示品質も悪いです。

 なお、最近は、IPSパネルの廉価版で、それに準じる視認性を持つADSパネルという種類もあります。これについては、該当機種の説明で詳しく書きますが、信頼性は多少IPSを下回ります。

 いずれにしても、以下の記事では、それぞれの機種がIPSパネルかどうか必ず言及しながらレビューします。

ーーー

 基本的に、これら3点に注意すれば、「目に優しいモニター」は選べます。

 画面の加工法(光沢・非光沢)や、画像調整機能など重要視したい項目はありますが、それらは、具体的な機種を解説する中で、おいおい説明していきたいと思います。

2・小型23.0型液晶モニターの比較

 では、ディスプレイの紹介に入ります。

 先ほど書いたように、23.0インチのモニターは、60センチ以上目からモニターまでの距離が確保できない場合最適のサイズです。

 また、机上スペースを節約したいかた、比較的格安にモニターが欲しい方に人気です。

 201808140957.jpg

 画面サイズは、ノートPCで言えば、15インチワイドのノートと同じ程度の作業能率です。

 ノートPCは、目とディスプレイの距離が近いため、こうした表現となります。。

 201908210906.jpg

 一方、「小型」でも、できるだけ作業領域の広いモニターが良ければ、後ほど紹介する、23.6インチ・23.8インチを検討すると良いでしょう。

 201808140928.jpg

 画面の縦横比は、どのサイズも全ての機種が1920×1080のフルHD解像度のため、10:9となります。

 そのため、ゲームなどをフルスクリーン表示しても、横伸びしてしまうと言うアスペクト比の問題は生じません。

ーーー

 では、具体的な製品の紹介に入りましょう。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


  201908210914.jpg

 【2019】

 【上位機】【モデル名:XUB2390HS-4】

 1・IIYAMA ProLite XUB2390HS-B4  
  ¥20,496 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

 【下位機】【モデル名:XU2390HS-3】

 2・IIYAMA ProLite XU2390HS-B3   
  ¥15,145 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:IPS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
接続端子: DVI-D HDMI ミニD-SUB
スタンド:下で説明【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

 続いては、イイヤマのディスプレイです。

 イイヤマは、昔からある日本のディスプレイブランドです。

 同社は、「モデル名」と「型番」を分けており、量販店では、いずれかの表記が出されています。

 なお、XUB2390HS-B4   が【上位機種】XUB2390HS-B3【下位機種】です。

 違いは後ほど説明するようなスタンドの性能です。

 201804111122.jpg

 液晶の品質は、上位機種・下位機種とも同じで、格安とはいえ高性能です。

 発色の良く、消費電力パネルの低いAH-IPSパネルが採用されているからです。目に優しいパネルと言えます。

 また、LEDバックライトを装備したノングレア(非光沢)液晶」ですから、「目の優しさ」の点で重要な機能は網羅します。

 また、モニターフレームも薄く、マルチディスプレイにも向く仕様です。

 201908210926.jpg

 自動画質調整は、i-Style Colorという機能が目に付きます。

 こちらは、選択した利用目的に合わせて、コントラストや明るさを自動調整してくれる機能です。

 映画・ゲームなどのほか、「テキストモード」が採用されている点は、文書仕事は有利でしょう。

 そのほか、ゲームなどで便利なアスペクト比固定も対応です。

 201908210928.jpg

 応答速度は、5ms(G to G)です。

 23インチ前後の液晶はどの会社もこのスペックですが、3段階のオーバードライブ(倍速)設定で、最大4msという数値を出している点は、スペック的にやや上といえます。

 なお、オーバードライブ未搭載に比べると、残像感が少ない映像が得られます。

 201908210932.jpg

 画像補正機能は、マニュアルで、割と細かめな調整が可能です。

 なお、他社同様に、目に悪いとされる「ブルーライトカット」モードがあります。

 ただ、色調が変わるので、「目の疲れに効果的か」についてAtlasは疑問があります。

 どちらかと言えば、輝度(明るさ)をしっかり調整できる機種のほうが、目には良いと考えています。

 201908211010.jpg

 一方、注意点としては、この製品は、上位機も含めて、フリッカー対策が未装備である点です。

 他社の場合、下位機も含めて何らかの対策があるのですが、イイヤマの場合はありません。

 LEDバックライト特有のチラツキは、対策がないと目に悪いため、疲れに重要な機能です。最近はどのメーカーなんらかの処置を表明しているため、大きなマイナスです。

 bafagnner02_01.jpeg

 ディスプレイスタンドは、下位機種と上位機種で異なります。

 上位機種は、上下左右の回転と高さの調節ができる「パーフェクトスタンド」が採用されています。

 下位機種は、上方向15度 下方向5度のみの調節ができるだけのモニタです。

 目が疲れないためには、モニタに対して目が水平するのが原則です。

 上位機種のように、高さも調節でき、角度も自由がきくスタンドはかなりのメリット性があります。

 「デンキヤ」では、下位機種のほうが売れているようですが、「目に優しい」という点で、上位機種がよいでしょう。

  なお、いずれのモニターもVESA規格に対応しますから、別売のモニターアームを取付可能です。

 接続端子は、 DVI-D・HDMI・D-SUBです。

 ケーブルは1.8mのものが全ての種が付属します。また、性能は期待できませんが、スピーカーも付属しているモデルです。

 スピーカーは、この機種は2Wの簡易的なものが内蔵されます。なお、モニターは3年保証です。

---

 以上、イイヤマのモニターを紹介しました。

 2万円前後で、高機能スタンドが付いたモニターが得られる点で上位機は魅力です。

 一方、「目の疲れ」を考えると、カタログ上、フリッカー対策が明言されない点は大きなマイナスで、若干選びがたい部分も出ています。


 201908211411.jpg

 【アマゾン限定】

 3・ASUS VZシリーズ VZ239HR
  ¥13,198 Amazon.co.jp
(8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:IPS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
接続端子:HDMI ミニD-SUB
スタンド:上下角度のみ【VESA非対応】
スピーカー:内蔵(1.5w×2)
保証期間:3年

 VZ229Hは、ASUSの23インチ製品です。

 アマゾン限定モデルで、簡易的なスピーカーが内蔵されるモデルです。

 液晶の品質は、基本的に、イイヤマと同等です。

 「AH-IPS液晶・LEDバックライト・ノングレアパネル」という「目への優しさ」の基準を全て満たします。

 201908210940.jpg

 自動画質調整は、先述の「ブルーライト」に注目した「ASUS Eye Care技術」の一環として搭載されます。

 用途に合わせて、軽減割合を変える方式です。ただ、先述のように、ブルーライトを調整すると、色調が変わるため、積極的にはおすすめしかねます。

 201908211015.jpg

 画像補正機能は、一方、イイヤマの23インチと異なり、バックライトのフリッカー対策がなされます。チラツキ問題は少ないでしょう。

 ただ、高度な画質調整機能は付属せず、オーバードライブも言及がないので、価格相応の部分はあります。

 201804111055.jpg

 モニタースタンドは、こちらも上下の角度のみの調整で、高さの調節ができません

 また、VESA規格非対応なので、別売のモニターアームへの交換もできません。

 201808140935.jpg

 Amazonベーシック HDMIケーブル 1,8M
  ¥980 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

 接続端子は、HDMI・ミニD-SUB15ピン(アナログ端子)1つずつです。

 ケーブルは、HDMIケーブルが付属しません。別に買いましょう。

 スピーカーは、この機種は内蔵されます。音楽を聴くグレードではないですが、警告音などを発生させることができます。

---

 以上、ASUSの23インチ製品の紹介でした。

 最近は、適度に小型で便利が良い23.0インチの液晶のラインナップが減っており、格安機として稀少性があります。フリッカー対策もあります。

 ただ、モニタースタンドの品質が、価格なりなので、あまりおすすめはできません。


 201804111115.jpg

 【通常モデル】

 4・ASUS VC239H [ブラック]
 5・ASUS VC239H-W [ホワイト]
  ¥15,810 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
接続端子: DVI-D D-SUB HDMI×1
スタンド:上下角度のみ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(1.5w×2)
保証期間:3年

 VX239Hも、台湾のASUSの出している23インチモニターです。

 同社の上位機種となります。

 201804111121.jpg

 薄くスタイリッシュでデザイン性に優れます。薄型ベゼルですから、マルチディスプレイ環境の構築には向くでしょう。

 液晶の品質は、下位機種と同じAH-IPSパネルであり、性能差はありません。

 201505151019.jpg

 画像補正機能は、下位機種と比較すると、高度化しています。

 彩度や鮮明さを高めるVividPixelテクノロジーと、暗い部分でのコントラスト表現を高めるASCRテクノロジーなど、他社の上位技術に匹敵する水準で搭載となっています。

 201804111120.jpg

 モニタースタンドは、こちらも高さの調節ができません

 上下角度のみの調節が可能なモデルとなります。ただし、「VESA規格」に対応する機種です。

 接続端子は、HDMID-SubDVIに対応します。

 ケーブルは、D-subケーブルが付属します。しかし、HDMIケーブルは別途購入が必要です。

 スピーカーは、この機種は内蔵されます。 

---

 以上、ASUSVX239Hの紹介でした。

 フィリップス社の23インチのライバルですが、性能やデザインはあまり変わらないのに、価格的にやや高めですね。

 それならば、どちらかと言えば、フィリップス社でしょうか?保証も3年保証と比較すればやや短いです。

3・小型23.8型モニターの比較

 ここからは、23.0インチよりサイズがほんの少し大きい23.8インチと23.6インチのモニターを紹介します。

 201908210951.jpg

 23.8インチの場合、設置面積は、53.9cmx45cmになります。23.0型より本体の長さが5センチほど長くなる関係で、目からディスプレイまでの距離は70cmは必要といえます。

 画面の縦横比は、こちらも、全ての機種が1920×1080のフルHD解像度のため、10:9となります。したがって、23インチのモニターに較べると、システムの文字がより大きく見えます。

 201908210950.jpg

 なお、中間サイズの23.6型については、IPSパネルのラインナップはありません。

 ただ、フィリップスがPLSという、IPSに相当する技術を利用したモデルを出しているので、今回、補足的に紹介はしています。


  201811210930.jpg

 【2018年新型】

 6・LG Electronics LG-P 24MK430H-B
  ¥11,978 Amazon.co.jp
(8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:IPS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
接続端子:HDMI×1 ミニD-SUB15ピン
スタンド:チルトのみ【VESA75mm】
スピーカー:なし
保証期間:3年

 24MK430H-Bは、LGの23インチの製品です。

 fggy1.jpg   

 液晶の品質は、パネル生産メーカーですから、もちろん、AH-IPS液晶です。

 他社に供給しているパネルと同じで、性能差はありません。

 自動画質調整は、「フォト・シネマ・ゲーム」の各モードが利用できます。

 一方、ビジネスに向いたモードはありません。

 画像補正機能は、もちろん、最近の業界標準である、フリッカー対策・ブルーライト軽減も機能として持ちます。

 201505151139.jpg

 その上で、動画については、解像度の低い動画を補正して鮮明化できる超解像度技術が採用されています。

 その上で、映画などの映像再生に有利な、暗いシーンのコントラストを改善するブラックスタビライザー機能の搭載も目立ちます。

 201804111018.jpg

 モニタースタンドは、一方、価格相応で、標準的なものです。

 ただ、やはり高さの調節ができません。上下角度のみの調節が可能なモデルです。

 ただ、国際規格のVESA規格に対応しますから、あとで、スタンド部分だけ他社製に好感することは可能です。

 接続端子は、HDMI・ミニD-SUB15ピン(アナログ端子)です。

 アナログ接続は、色ムラが生じて「目に悪い」ため、HDMIでつなげます。こちらの機種は、HDMIケーブルが付属します。

 スピーカーは、こちらの機種も内蔵されません。

---

 以上、LGのLG 23MP48HQ-Pの紹介でした。

 液晶パネルが自社生産できるメーカーらしく、こちらも価格は相当安いです。その上で、画質調整部分が、それなりに高度です。

 ただ、モニターアームの品質は、今ひとつである点が残念です。


 201811211024.jpg

 【2018年新型】

 7・LG Electronics LG-P 24MK600M-B
  ¥14,944 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:IPS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
接続端子:HDMI×2 ミニD-SUB15ピン
スタンド:チルトのみ【VESA75mm】
スピーカー:なし
保証期間:3年

 24MK600M-Bは、LGが販売する、23.8インチモニターの上位機です。

 201604221646.jpg

 仕様面での下位機種との大きな違いは、フレームのデザインです。

 こちらの機種はスタイリッシュモデルという位置づけです。フレーム枠(ベゼル)が薄いため、映像への没入感が高まります。マルチモニターにも向くでしょう。

 一方、それ以外の部分についてはほとんど違いはありません。HDCP1.4対応のHDMI端子が1つ増えた程度です。

 モニターアームは、こちらも、高さ調整ができずに、上下のみに角度を調整できる目に良くない仕様です。

 ただ、その点を度外視すれば、輝度も十分で、画面の応答速度も、5ms(GTG)あります。動画やゲームで不快に感じることはないでしょう。ベゼルが薄い機種は映像への没入感も高いため、そのような用途にはおすすめできます。


 201811210936.jpg

 8・I-O DATA 23.8型 EX-LD2381DB
   ¥12,980 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶方式:ADS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:6.1ms(GTG)
接続端子: ミニD-SUB HDMI DVI-D
スタンド:チルトのみ(VESA 100mm)
スピーカー:1w
保証期間:3年

  EX-LD2381DB は、アイオーデータが販売するモニターです。

 現在的にかなり人気のある機です。

 201804111126.jpg

 液晶の性能は、注意が必要であり、こちらはADSパネルを採用します。

 ADSとは、IPS液晶の「ジェネリック製品」と言えます。特許・商標の関係から中国の企業が「IPS方式」で生産したパネルをADSという名前で流通させています。

 表示品質はIPSに準じており、目の優しさを含めて、性能面はIPS液晶とさほどの違いはないと言われます。

 ただ、液晶は生産環境が重要で、それがドット欠け・輝点の大小につながります。

 輝点(画面を暗くした際に、常に光る点)とドット欠け(画面表示した際、光を発せず黒いままの点)は、よほど数が多い場合を除き、「液晶の個体差」として交換して貰えません

 こうした点で、IPSのほうが安心感があるのは、事実です。

 ただ、ADSパネルは、実際のところ、費用対効果は良いので、信頼性か?、値段か?いう難しい選択になります。

 自動画質調整は、「ゲームモード」など、取り立てて機能はありません。

 201908211023.jpg

 画質調整機能は、動きのある画像について、オーバードライブ(倍速)が使える点が魅力です。

 ただ、応答速度は最大6.1msとあまり速くはないです。

 また、動画などの低解像ソースを再計算し、解像度を高める超解像技術を採用しています。

 テレビなどに採用される技術で、同社のモニターの多くに搭載されます。

 そのほか、フリッカーレスモードと、ブルーライトカットモードも搭載となります。

 モニタースタンドの性能は、期待できません。

 なぜなら、上に20度、下に5度の角度調整しかできないからです。

 接続端子は、 ミニD-SUB HDMI DVI-Dという一般的な構成です。

 ケーブルは、1.8mのアナログRGBケーブルのみ付属です。

 スピーカーは、1Wのステレオスピーカーが搭載されています。

---

 以上、X-LD2381DB の紹介でした。

 23.8インチとしては最も格安で市場では大人気の機種です。

 ADS液晶であるのは、目への優しさにおいて、過度に大きな問題ではないにせよ、モニターアームの機能性が貧弱な点は、やはりネックでしょう。


 201908211028.jpg

 【2019年】

 【下位機】【モデル名:XU2493HS-3】

 9・IIYAMA ProLite XU2493HS-B3
  ¥20,889 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

 【上位機】【モデル名:XUB2493HS-B3】

 10・IIYAMA ProLite XUB2493HS-B3
  ¥21,600 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:ADS液晶・ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms(GTG)
接続端子: HDMI ミニD-SUB Display port ×1
スタンド:上下左右高さ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

 これらは、イイヤマ23.8インチディスプレイです。

 基本的には、先ほど見た、イイヤマの23.0インチディスプレイと同じ仕様です。

 201905201955.jpg

 モニタースタンドの性能は、したがって、上下左右高さに移動できるパーフェクトスタンドが付属する上位機が用意されます。

 その点で、上位機のXUB2493HS-B2は、目が疲れにくいと言えるモニターと言えます。

 201905201956.jpg

 液晶の性能は、ただし、この製品は「IPSパネル」ではなく「IPS方式パネル」という「謎」の表記である点が重要です。

 要するに、アイオーデータ同様の、価格が安いADSパネル方式を採用する「互換品」と思われます。

 201908210926.jpg

 自動画質調整は、同社の23インチモデルと同等です。

 コントラストや明るさを自動調整してくれる機能であるi-Style Colorなど、使い勝手の部分は良いです。

 201908211010.jpg

 画質調整機能は、一方、イイヤマは、このグレードについては、フリッカー対策の明言があります。

 LEDライトの点滅は目の疲れに影響するため、この部分は重要でしょう。

 接続端子は、 ミニD-SUB HDMI DVI-Dという一般的な構成です。

 ケーブルは、HDMIケーブルを含め、3種類とも付属です。

 スピーカーは、2Wのステレオスピーカーが搭載されています。

---

 以上、イイヤマの23.8インチのディスプレイの紹介でした。

 先ほど見た23インチはIPS液晶で、23.8インチは「ジェネリックIPS」といえるADS液晶となります。ただ、その分、画面サイズに比して、抜群に安いのが良い部分です。

 保証期間も3年と長いですし、スタンド性能が優れたXUB2493HS-B2は、現在的におすすめできます。

ーー

 201908211027.jpg

 11・IIYAMA ProLite XB2481HSU-B4
  ¥21,141 Amazon.co.jp
(8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:VA液晶・ノングレア
コントラスト比:3000:1
応答速度:4ms(GTG)
接続端子: HDMI ミニD-SUB Display port ×1
スタンド:上下左右高さ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

 なお、イイヤマからは似た型番の機種として、XB2481HSU-4も発売中です。

 201905202002.jpg

 XB2481HSU-4については、液晶がIPSではなくVA液晶(AMVAパネル)です。

 VAパネルは、視野角はIPSと同等で、コントラストが出しやすいという特性があります。

 VAパネルはその特性ゆえに、動画再生などには向きます。画面に独特の粒状感があるため、とくに、文字を表示するPC用としては、目への優しさの点でIPSやADSより劣ります

 今回の記事の趣旨には、ややそぐわないモデルですね。


  201902111104.jpg

 【スピーカー・ヘッドホン端子付属】

 12・ASUS VZシリーズ VZ249H
  ¥16,399 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

 【スピーカー付属】

 13・ASUS VZシリーズ VZ249HR
  ¥13,980 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

 【スピーカー未付属】

 14・ASUS VZシリーズ VZ249HE
  ¥17,797 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:IPS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
接続端子:HDMI ミニD-SUB
スタンド:上下角度のみ【VESA非対応
スピーカー:(1.5w×2)
保証期間:3年

 VZ229Hは、ASUSの21.5インチ製品です。

 3モデルありますが、違いは本体色と、スピーカー周りの違いだけです。

 液晶の品質は、こちらはLGからのパネル提供で、「IPS液晶のノングレアパネル」です。

 格安ですが「目への優しさ」の基準を満たします。

 201908210940.jpg

 自動画質調整は、下位機種と同じで、「ブルーライト」に注目した「ASUS Eye Care技術」が搭載されます。

 画像補正機能は、こちらは、フリッカーセーフモードが搭載されます。

 ただ、それ以外の高度な調整機能はなく、経済性を重視した作りです。。

 モニタースタンドも、こ下の角度のみの調整で、高さの調節ができません

 また、VESA規格非対応なので、別売のモニターアームへの交換もできません。

 接続端子は、HDMI・ミニD-SUB15ピン1つずつです。HDMIケーブルが付属しません。別に買いましょう。

---

 以上、ASUSの23.8インチ製品の紹介でした。

 このサイズの製品でIPS液晶搭載機種としては非常に割安でお買得です。ただ、モニターアームと画質調整機能については、値段相当の性能ですね。


  201811210947.jpg

 【通常型番】

 15・EIZO FlexScan EV2451-RBK 【黒】
 16・EIZO FlexScan EV2451-RWT 【白】
  ¥39,300 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
接続端子: D-Sub DVI HDMI DisplayPort×1
スタンド:上下左右高さ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年

  FlexScan EV2451 は、EIZO23.8インチモニターです。

 201908211041.jpg

 EIZOのモニターもフレーム(ベゼル)が狭いので、圧迫感は全くないでしょう。普通の事務机でも使えます。

 液晶の品質は、問題ないです。

 「IPS液晶・LEDバックライト・ノングレア(非光沢)液晶」と「目の優しさ」の点で重要な機能を網羅します。液晶は、AH-IPSパネルが採用されています。

 応答速度は、5msと他社同様の水準をキープします。

 201908211044.jpg

 自動画質調整は、他社より充実します。

 EIZOの場合、Screen InStyleというソフトが提供されており、アプリごとに指定したモードに画面を自動変換することができます。

 それぞれの画質モードについては、マニュアル調整もできますので、高度です。

 ただ、Windows用アプリだけですので、Macユーザーはやや残念です。

201502111235.jpg

 その上で、EIZOの場合、明るさセンサーが搭載される点が重要です。

 周囲の明るさを感知し、輝度を自動調整するAuto EcoView機能が利用できるため、PCを利用する時間に応じて、「目に優しい」明るさに調整してくれます。

 201908211049.jpg

 画像補正機能は、フリッカー対策・ブルーライトカットなど、他社の主要機能は網羅します。

 その上で、EyeCare調光方式でセンサーで周囲の明るさがわかるので、特に低輝度に調整した際に、フリッカーを完全にカットすることが可能です。

 なお、これに関連して言えば、「目の疲れ」の軽減のため輝度は、可能な限り抑えられたが良いと言えます。

 201908211054.jpg

 その点、この液晶モニターは1カランいう低輝度まで落とすことができる貴重なモニターです。

 201908211056.jpg

 EIZOの企業的な特徴は、ディスプレイの検品体制をしっかりとっていることです。

 出荷前の検品がしっかりしており、ガンマ値の補正などを行い、液晶ディスプレイの品質のムラを排除する体制になっています。この辺は「目への優しさ」にも関わる重要なところです。

 また、他社より長めの5年保証が付属するほか、6ヶ月の無輝点保証まで付けています。

 なお、「輝点」とは、画面を黒表示させた時に、画面の1ピクセルが発光してしまうという「不良」です。他社の場合は、「液晶固有の性質」とみなし「交換保証対応」にはなりません。

 201611181133.jpg

 モニタースタンドは、同社のもうひとつの「売り」です。

 縦表示に対応する上、高さの調整範囲も172oとほぼフレキシブルな形状になっています。

 23インチサイズのは、モニタースタンドの取り回しが、(27インチの場合よりも画面が小さいため)決定的に重要です。

 このモデルは、下向きに5度角度が下げられる点で、他社よりも高機能です。リクライニング式の椅子を使っている方など有効かと思います。

 また、VESA規格に対応しているので、別売りの高性能アームに付け替えることもできます。

 繰り返しますが、スタンドを目と水平に合わせることは、「目が疲れない」ためには最も重要な要素。スタンドを「ケチって」購入を考える人がよくいますが、それは大きな間違いです。

 201808140935.jpg

 Amazonベーシック HDMIケーブル 1,8M
  ¥950 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

 接続端子は、D-Subx1 DVI・ HDMI端子・DisplayPortという構成になっています。また、簡易的なものですが、スピーカーが付属します。

 付属ケーブルは、DVI-D(長さ2.0m)ケーブルとD−SUBケーブルが付属します。

 HDMIケーブルは付属しないので注意が必要です。

 201902111055.jpg

 EIZO DVI対応ケーブル (2m) VI200-BK
  ¥4,292 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

  ケーブルは、EIZO製DVI-D(長さ2.0m)ケーブルが1本付属します。

 ケーブルの品質もモニタのチラツキなどを押さえる上では重要な要素です。

 昔からEIZOのケーブルはとても品質が良いことで有名で、他メーカーのディスプレイを使っていてもケーブルだけはEIZOを使っている人もいます。ケーブルを単品で買うと結構高額です。。

 スピーカーは、内蔵されますが、1wという極めて簡易的なものです。

 警告音専用と考えましょう。音楽を聴くならば、【PC用スピーカーの比較記事】で書いたような別売の格安スピーカーを購入するべきです。

---

 以上、EIZO の紹介でした。

 モニタースタンドの性能明るさ調整の柔軟さという部分で、他社よりワンランク上の能力をもつ小型モニターと評価できます。

 201908211104.jpg

 ビジネスに利用する方で、ある程度の予算がある方については、この機種で良いでしょう。 

 他メーカーに較べて検品がしっかりしており、個体差も少ないため、保証も安心の5年間ですので、品質の点でオススメです。

 実際トラブルの際のサポートも、EIZOはオペレータが外部委託ではないため、話が通じやすく、しっかり対応して貰えます。

 一方、家庭でゲームや動画視聴をメインにする場合も、「目の優しさ」を重視するならば、この機種だと思います。

 ただ、オーバードライブ設定や超解像技術などは未採用ですので、速い動きへの対応力という部分では、多少融通の利かない部分はあります。


  201908211112.jpg

 17・IODATA EX-LDGCQ241DB
  ¥26,900 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:2560×1440
輝度:300cd/m2
液晶の方式:ADS液晶・ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
接続端子: HDMI×3 DP×1
スタンド:上下高さ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

  LCD-RDT242XPB は、日本のアイ・オー・データ機器が発売している23.8インチモニターです。

 「GigaCrysta」という同社のゲーム用シリーズの一角を占める製品で、ゲームや映像再生に強い機種です。リモコンも付属します。

  201908211129.jpg

 液晶の性能は、こちらは、同社の下位機種同様に、ADSパネルを採用します。

 目の優しさを含めて、性能面はIPS液晶とさほどの違いはないですが、格安な分、信頼性はやや劣るというグレードです。

 一方、23インチ前後の機種は、ほぼ全て「フルハイビジョン(フルHD)」解像度ですが、こちらについては、1.8倍細かいWQHD(2560x1440)解像度です。

 それでも16:9の縦横比となりますので、フルHDと同じ感覚で利用できます。

 なお、輝度も300カランですから、少し性能は良いです。

 201908211122.jpg

 自動画質調整は、数種類のモードを選択可能ですが、主に、ゲーム向きの構成です。

 画像補正機能も、充実します。

  201908211118.jpg

 速い映像に強い「超解像技術」も下位機種同様に搭載です。さらに、10段階の解像感の調整ができる点で、高度です。

 また、マニュアル調整も、ガンマ設定ができるなど、割と高度です。

 一方、暗部補整については、ゲームの暗部のコントラストを高める、Night Clear Visionを搭載するほか、映像を鮮やかにする「エンハンストカラー」を搭載です。

 かなり「テレビ的」な作りといえます。

 201908211119.jpg

 画面全体の明るさに合わせて、輝度を制御するCREXを搭載するので、映像のメリハリの調整は得意です。

 その上で、フリッカー対策・ブルーライトカットも対応します。

 応答速度は、オーバードライブ機能(倍速)調整が可能で、最大で5msです。

 201908211125.jpg

 モニタースタンドの性能も、上下左右・チルト・スイーベルに全対応ですので、文句のない出来です。

 さらに、Windowsの場合、付属のジャイロセンサーとソフトで、回転時に自動で、画面解像度を変えることができるため、便利です。

 端子構成は、ゲームに向くHDMIメインの構成になります。

 HDMI端子が3つです。そのほか、displayportが1つです。

 ケーブルは、1.8mのDisplayPortケーブルのみ付属です。

 保証は、こちらも安心の5年間です。

---

 以上、アイ・オー・データ機器の LCD-RDT242XPB の紹介でした。

 用途がはっきりしているモニターで、小型モニターとしては「ゲームメイン」で考えた場合、最もおすすめできる製品です。

 とはいえ、モニタースタンドの性能も良く、フリッカー対策などもありますので「ゲーム・動画視聴メイン」だか、自宅で仕事をする、という場合にも良いでしょう。

 とはいえ、ADSパネルですし、明るさセンサーなども未搭載なので、仕事用としては、EIZOのほうが、ワンランク高いでしょう。


 201908211416.jpg

 【2019年】

 【IPSパネル 23.8インチ】

 18・フィリップス 241E1D/11
  ¥12,980 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

 【2017年】

 【FLSパネル 23.6インチ】

 18・フィリップス E-Line 246E7QDSB/11
   ¥12,980 Amazon.co.jp
(8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶方式:PLS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms(GTG)
接続端子: ミニD-SUB HDMI DVI-D
スタンド:チルトのみ(VESA 100mm)
スピーカー:なし
保証期間:5年

 241E1D/11 は、オランダの総合家電メーカーであるフィリップの製品です。

 液晶の品質は、こちらは、IPSパネルを採用します。

 201908211135.jpg

 なお、旧製品は、Samsonが製造する低消費電力パネルで、視野角など同等のPLSパネルでした。

 しかし、IPSの新機種が出ているので、素直にそちらを選ぶと良いでしょう。

 201908211419.jpg

 自動画質調整は、SmartImage ゲームモードを搭載し、ゲームに特化した仕様です。

 FPSゲームなどに向けた暗部強化表示や、レースなど動きの速い映像において応答速度を強化する「レーシング」モードを搭載します。

 応答速度も、4msですから、優れます。

 反面、仕事に便利なものは付属しないので、用途としてはゲームよりな製品です。

 画質調整機能は、このモデルもフリッカー対策がなされており、問題ないでしょう。

 ブルーライトカットも可能です。

 モニタースタンドは、固定式で、上下角度の移動しかできない仕様です。

 ただし、「VESA規格に対応」します。

 201811210928.jpg

 接続端子は、HDMID-SUB(アナログ端子)DVI-D端子がそれぞれ1つです。

 アナログ端子は、色ズレがおこり目に悪いので、基本的にHDMIでつなげましょう。ケーブルは、全種類とも1.8mが付属します。

 そのほか、5年長期保証である点も目立ちます。

 スピーカーは、こちらの機種は内蔵されません。

 ただ、基本的に小型モニターのスピーカーは、音楽用ではなく、警告音などを発生させるためのもので、音質は「おもちゃ」のレベルです。音楽を聴くならば、【PC用スピーカーの比較記事】で書いたような別売の格安スピーカーを購入するべきでしょう。

 これは、スピーカー内蔵モデルを含む、今回紹介する機種全てに言えることです。

---

 以上、フィリップスの241E1D/11 の紹介でした。

 相当安い値段で、IPSパネルが手に入るのが最大のメリットです。ただ、画質調整機能はゲームに特化したものですし、用途的にそちらを多用する人が選ぶべき製品だと思います。

 他方、モニターアームの高さ調整ができない点、「目の疲れにくさと」という点は、「目への優しさ」の点で残念なポイントです。

今回の結論
23インチ前後の液晶ディスプレイのおすすめはこの機種!!

 というわけで、今回は、23.0インチ23.8インチのモニターを「目に優しい」という観点から比較してみました。

 最後に、今回紹介したモデルのなかから、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を選定しておきます。


第1に、最も「目に優しい」モニターとして、ビジネス・家庭でおすすめな機種は、

  201811210947.jpg

 【通常型番】

 15・EIZO FlexScan EV2451-RBK 【黒】
 16・EIZO FlexScan EV2451-RWT 【白】
  ¥39,300 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
接続端子: D-Sub DVI HDMI DisplayPort×1
スタンド:上下左右高さ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年

1・液晶パネルの品質 ★★★★★★
2・スタンドの性能  ★★★★★
3・画質調整(動画) ★★★★★
4・品質保証     ★★★★★★
5・総合評価     ★★★★★★

 EIZOの新機種であるEV2451が良いと思います。

 表計算ソフトやワープロソフトに便利な縦表示などに対応する最も高性能なモニタースタンドを使用しており、最もビジネス向きです。

 201502111235.jpg

 また、明るさセンサーを搭載し、周囲の輝度に応じた自動調整ができるほか、低輝度の調光機能に優れているため「眼の優しさ」を重視した場合、最もおすすめと言えます。

 その上で、IPS液晶を採用し、フリッカー対策もしっかりなされているため、全体として「最も隙の無いモデルです。

 検品体制や、ユーザーサポートも充実していますし、5年間の長期保証・6ヶ月の無輝点保証も付きます。

 値段が高めですが、「その価値はある」と言えるため、主に仕事用に小型機を選ぶならば、こちらでしょう。


 第2に、主に、動画閲覧やゲームなどを中心利用する方におすすめなのは、

  201908211112.jpg

 17・IODATA EX-LDGCQ241DB
  ¥26,900 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:2560×1440
輝度:300cd/m2
液晶の方式:ADS液晶・ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
接続端子: HDMI×3 DP×1
スタンド:上下高さ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

1・液晶パネルの品質 ★★★★★
2・スタンドの性能  ★★★★★
3・画質調整(動画) ★★★★★★
4・品質保証     ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

  アイオーデータEX-LDGCQ241DBでしょう。

 201908211122.jpg

 ゲームや動画視聴に「マスト」といえる、自動調整機能や、画質調整機能が、このサイズでは例外的に充実している機種です。

 用途的に重要といえる、オーバードライブや超解像度もフォローしますし、現状で、ゲーム・動画視聴メインに考えると、これ以上の機種はないと言えます。

 一方、「ゲームもするが、仕事にもたまに使う」という場合も、しっかり調整できるスタンドと、フリッカー対策がなされるため、これを選んで良いでしょう。

 もちろん、ビジネス中心、また、「目の優しさ優先」に考えるならば、EIZOを選ぶべきです。


第3に、2万円前後で目に優しいモニターを探している方におすすめなのは、

 201908211028.jpg

 【2019年】

 【上位機】【モデル名:XUB2493HS-B3】

 10・IIYAMA ProLite XUB2493HS-B3
  ¥21,600 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:ADS液晶・ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms(GTG)
接続端子: HDMI ミニD-SUB Display port ×1
スタンド:上下左右高さ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

1・液晶パネルの品質 ★★★★★
2・スタンドの性能  ★★★★★
3・画質調整(動画) ★★★★★
4・品質保証     ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 イイヤマ23.8インチディスプレイの上位機でしょう。

 201905201955.jpg

 予算を限る場合、どこかを妥協しなければなりません。

 しかし、「目の優しさ」を考えた場合、柔軟に調整できるモニタースタンドの性能LEDのチラツキ(フリッカー対策)は欠かせません。

 その2点を網羅した上で、IPS相当のADSパネルを採用するこの機種は、費用対効果が高いといえます。

 自動画質調整機能も、充実する機種ですし、予算が限られる状況で選ぶならば、これでしょう。

ーーー

 最後におまけ。別売りのモニターアームの話です。

 201810050906.jpg

 もし、より「目への負担の軽減」をお考えならば、新しいモニターと同時に、別売りのモニターアームを導入するのが効果的です。「VESA規格」に対応するモニターならば、利用可能です。

 予算としては+1万円ほどです。

 こちらの【おすすめモニターアームの比較記事】で詳しく紹介しています。もし興味があればご覧ください。

補足:サイズ別のディスプレイの選び方!

 というわけで、今回は、23.0インチ23.8インチの液晶を紹介しました。

 201411061848.jpg

 次回の第4回目の記事こちら 】では、21インチ前後の小型ディスプレイを紹介します。

 実際の作業効率としては、21.5インチだと13インチのノートPCとほぼ同等、23インチだと15インチのノートPCと同等とよく言われます。

 Atlasも異論はありません。さほど大きなモニターが不要と考えている方は、引き続き第4回目の記事をご覧ください。

第10回・液晶モニターの選び方とおすすめ 【まとめ】

 また、上のリンク記事では、主にモニターサイズの観点から、このブログの全10回のモニター関連記事を横断的にまとめています。サイズの部分で決めかねている方などは、こちらもぜひご覧ください!

ーー

 最後になりましたが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークボタンから話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 14:27 | PC用液晶モニター
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!





          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png