2022年01月16日

比較2022’【目的別】iPad36機の性能とおすすめ・選び方:iPad mini iPad pro iPad Air (1)

【今回レビューする内容】2022年 AppleのiPadの性能とおすすめ・選び方:アイパッド Wi-FiモデルWi-Fi + Cellularモデル 機能の違いとレビュー:Amazon iPad 購入対応:第8世代 iPad 10.2インチ 第5世代 iPad mini 7.9インチ 第4世代 ipad Air 11インチ 第2世代 IPad Pro 11ンチ 第4世代 iPad Pro 12.9インチ

【比較する製品型番】iPad MK2L3J/A MK2K3J/A MK2P3J/A MK2N3J/A iPad mini MK7M3J/A MLWL3J/A MK7P3J/A MK7R3J/A MK7T3J/A MLWR3J/A MK7V3J/A MK7X3J/A iPad Air MYFM2J/A MYFN2J/A MYFP2J/A MYFR2J/A MYFQ2J/A MYFT2J/A MYFW2J/A MYFX2J/A MYG02J/A MYFY2J/A MYGW2JA MYGX2JA MYGY2JA MYH12JA MYH02JA MYH22JA MYH42JAi MYH52JA MYH72JA MYH62JA

今回のお題
最新モデルのiPadのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2022年1月現在、最新のAppleiPadの比較をします。

 2021年9月15日未明に発表された、新型のiPadiPad miniについても、速報的にフォローしました。

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1・ 最新のiPadの比較 (1)
 1-1:iPad〈10.2インチ〉
  価格:4万円〜
 1-2:iPad mini〈7.9インチ〉
  価格:6万円〜
 1-3:iPad Air〈7.9インチ〉
  価格:7万円〜
2・ 最新のiPadの比較 (2)
 2-1:iPad Pro〈11インチ
  価格:9.5万円〜
 2-2:iPad Pro〈12.9インチ〉
  価格:13万円〜
 2-3:全機種からの「おすすめ」の提案

 最新のM1プロセッサ搭載のiPad Proを含めて、現行機種は全機種紹介する予定です。

画面のみやすさ ★★★★★
処理速度    ★★★★★
軽量性     ★★★★★
ペンタブ対応  
★★★★★
総合評価    ★★★★★

 以下では、いつものように、各機種をシリーズごとに比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

ーー

1・Androidタブレットの比較
2・iPadの比較
3・Amazon Fireタブレットの比較
4・Microsoft Surfaceの比較

 なお、今回は、このブログ「モノマニア」のタブレット関係の比較記事の第2回目記事として書きました。

0・iPadの選び方の基本!


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 具体的な製品比較に入る前に「IPadの選び方の基本」をあらかじめ説明しておきます。

 現行機のiPadは、画面サイズや値段で、以上の5種類のラインナップです。

 液晶の解像度は(iPhone同様の)美麗なRetina液晶パネルであり、解像度は同じです。

 しかし、画面サイズのほか、CPUの処理能力に差があるため、向いている用途がそれぞれ異なってきます。

1・iPad(10.2インチ)
 =お絵かき好きの入門者向け
2・iPad mini(8.3インチ)
 =寝室/出張などでの読書/動画閲覧向け
3・iPad Air(10.5インチ)
 =ビジネス向け
4・iPad Pro(11インチ)
 =動画編集・お絵かき上級者向け
5・iPad Pro (12.9インチ)
 =動画編集・お絵かきプロ向け

 結論的にいえば、上表のようにまとめられます。

 しかし、表で示すだけでは、ややつまらないので、もう少し細かい解説をしておきましょう。

0-1・CPU性能の違い

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 第1に、CPUについてです。

 最も大事と言える部分なので、シリーズごとに違いを見ておきます。

−−ーー

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 iPadは、第9世代(2021年9月)から、A13 Bionicの搭載です。

 iPhone11と同じ6コアのCPUです。

 1つ前の第8世代は、iPhone XSと同じA12(4コア)でした。

 それと比べて、CPU・GPUともに約20%の処理能力の向上です。省電力性も40%高いため、バッテリー稼働時間も長くなります。

 AppleCPUの特長である、AI学習用のNeural Engineも搭載です。

ーーー

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 iPad miniは、新しい第6世代(2021年9月)からA15 Bionicが採用です。

 6コアCPU/5コアGPUです。iPadのA13に対して約20%高速です。

 iPhone13と同じものです。

 本機も6コアCPU/5コアGPUです。

 処理能力は、現状のデータだとiPad AirA15 Bionicとそう開きはなさそうです。

 ただ、単独のGPUが搭載される部分など、1世代分は上と高度と言えます。

ーーー

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 iPad Airは、A14 Bionicが採用です。

 こちらも6コアのCPUで、iPadのA13に対して約20%高速です。

 iPhone12と同じものです。

ーーー

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 iPad Proは、Apple M1が採用です。

 CPUもGPU(グラフィックス)もともに8コアを採用します。

 こちらは、iMacやMacBookで使われる、同社のCPUと同じです。

 Appleは将来的に、スマホとMacのOSの垣根を取り払い方向性なので、本機に搭載されたと言えます。

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 Apple M1はPC用なので、PCベンチマークが参考になります。

 スコアで言えば、「14872」とかなり優秀です。ノートPCとしてみても、単独のGPUを搭載する「ゲーミング用」を除けば、ハイグレード機といえます。

 iPad Air採用のA14と比べる場合、本機は(はや)用途性が違うパソコン同様の水準と言えますし、比較は無意味でしょう。

ーーー

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 以上、CPU部分の比較でした。

 今回の改編で、CPUグレードがiPhoneの構成と並んだので、Appleユーザーにとっては「ランクが分かりやすく」整理された印象です。

 iPadは、旧機種から大きな改善があったと言えます。

 力強さが増したので入門者は嬉しいでしょう。

 iPad miniは、(パワーアップしすぎて)旧機種と大きく位置づけを変えました。

 ビジネス用高級機として新たな位置を得たと言えます。買い換えには良いでしょう。

 iPad Airは、発売日の関係もあり、iPad miniとiPadのちょうど中間の性能になりました。

 ただ、今後みていくCPU以外の部分の総合力はかなり良いので、中級ユーザーにはバランスが取れた性能です。

 iPad Proは、完全にPC代わりとしての利用を想定した機種となった印象です。

 ペンタブとして使うなど、かなりのコアユーザー向けの色が強くなっています。

0-2・重さとサイズの違い

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 第2に、重さとサイズについてです。

1・iPad(10.2インチ)
 =487グラム
2・iPad mini(8.3インチ)
 =293グラム
3・iPad Air(10.5インチ)
 =458グラム
4・iPad Pro(11インチ)
 =468グラム
5・iPad Pro (12.9インチ)
 =631グラム

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 iPadは、重さが487gです。

 ずっしり重く感じる500gの水準は切っていますが、画面サイズが10.2インチの製品としては、軽量化をさほど重視ません。

 本体の厚みも、7.5mmですから、持ちやすさは上位機を下回ります。

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 iPad miniは、重さが293gです。

 端末としては最軽量で、7.9インチでここまで軽い製品は、他社タブレットでもあまりないです。

 本体の厚みも、6.1cmと薄く、持ちやすいです。

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 iPad Airは、重さが458gです。

 もともとAirは「軽いこと」を示したもので、10.5インチの画面でこの重さは優秀です。

 新型になり、デザインも一新されました。

 本体の厚みも、6.1mmと薄いです。 

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 iPad Proは、11インチが473gで、12.9インチが643gです。

 いずれも、ノートパソコンに比べたら2倍以上軽いですが、12.9インチについては持ち運んで利用することはあまり想定していないでしょう。

 本体の厚みは、ただし、5.9cmと、iPadで最も薄いです。

0-3・液晶パネルの違い

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 第3に、液晶画面の品質についてです。

 新しいiPadは、3万円台からかえるお買得モデルです。

 しかし、iPhoneなどと同等に細かいRetinaグレードの品質をもちます。

 一方、上位の反射防止コーティングや広色域技術はこの機種だけは採用されないため、「画質は他社に比べてもかなりよいけれど、Appleの上位機と比べると差があるよ!」という位置にいます。

 とはいえ、画質で「安かろう悪かろう」という感じはありません。

 例えば、輝度は、iPad miniと同じ500ニトです。

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 iPad miniも、Retinaグレードの品質です。

 その上で、「反射防止コーティング」とガラスの圧着で反射を減らす「フルラミネーションディスプレイ」技術が採用されます。

 これらは、Padは採用しない上位技術です。

 ただし、iPad miniについては、画面サイズが小さいので、文字は相対的に小さくなります。

 老眼世代の方は、この部分には注意が必要です。

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 iPad Airは、Liquid Retinaディスプレイを採用します。

 最近の一部スマホにも見られますが、四隅が丸みを帯びている特長があります。

 その他の部分はiPad miniと同品質ですが、Apple Pencil「第2世代」に対応するのは、独自です。

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 iPad Proも、四隅が丸いLiquid Retinaディスプレイです。

 その腕で、表示はさらに高品質になります。

 輝度は600ニトまで対応で、また、「高リフレッシュレートの表示」(ProMotionテクノロジー)にも対応です。

 リフレッシュレートが高く設定できるため、ペンタブを利用する際に描写がなめらかになるほか、ウェブなどのスクロールの際の残像感が軽減されます。

 「お絵かきが得意」なApple Pencil(第2世代)は、Airでも利用できますが、iPad Proの方が本格的に運用できます。

 なお、普通の第1世代の「ペンタブレット(Apple Pencil)」は、現在は、最新機種全で対応します。

 したがって、「ビジネスメモ」や「ちょとすごい落書き」程度ならば、最下位のiPadから対応できます。

ーーー

 というわけで、基本となる3点を紹介してきました。

 ここからは、具体的な製品を個別に比較していきます。

5・iPad全シリーズの比較

 というわけで、比較に入ります。

1・ 最新のiPadの比較 (1)
 1-1:iPad〈10.2インチ〉
  価格:4万円〜
 1-2:iPad mini〈7.9インチ〉
  価格:6万円〜
 1-3:iPad Air〈7.9インチ〉
  価格:7万円〜
2・ 最新のiPadの比較 (2)
 2-1:iPad Pro〈11インチ
  価格:9.5万円〜
 2-2:iPad Pro〈12.9インチ〉
  価格:13万円〜
 2-3:iPad Pro〈旧機種〉
  価格:10万円〜   
 2-4:全機種からの「おすすめ」の提案

 冒頭で書いたように、比較的安い機種から、順番に紹介していくつもりです。

1-1・iPadの比較

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  はじめに紹介するのは、iPadです。

 入門機として、おそらく戦略的に「安く」売っているモデルです。

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 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2021年9月発売】(第9世代)

 【64GB Wi-Fiモデル】

 1・iPad MK2L3J/A【シルバー】
 1・iPad MK2K3J/A【Sグレイ】
  ¥46,200 楽天市場 (1/16執筆

 【256GB Wi-Fiモデル】

 2・iPad MK2P3J/A【シルバー】
 2・iPad MK2N3J/A【Sグレイ】
  ¥65,000 楽天市場 (1/16執筆

 【64GB Wi-Fi + Cellularモデル】

 3・iPad MK493J/A【シルバー】
 3・iPad MK473J/A【Sグレイ】
  ¥56,800 ビックカメラ.com (1/16執筆時)

 【256GB Wi-Fi + Cellularモデル】

 4・iPad MK4H3J/A【シルバー】
 4・iPad MK4E3J/A 【Sグレイ】
  ¥74,800 ビックカメラ.com (1/16執筆時)

CPU:A13 Bionicチップ
重さ:487g
カメラ:8M+12M

 【2017年発売】(第8世代)

 【32GB Wi-Fiモデル】

 5・iPad MYLC2J/A 【ゴールド】
 5・iPad MYLA2J/A【シルバー】
 5・iPad MYL92J/A 【Sグレイ】
  ¥52,500 楽天市場 (1/16執筆時)

 【128GB Wi-Fiモデル】

 6・iPad MYLE2J/A 【ゴールド】
 6・iPad MYLF2J/A【シルバー】
 6・iPad MYLD2J/A 【Sグレイ】
  ¥74,980 楽天市場 (1/16執筆時)

CPU:A12 Bionicチップ
重さ:490g
カメラ:8M+1.2M

ディスプレイサイズ:10.2インチ
解像度:2,048 x 1,536 (264 ppi)
CPU:A12 Bionicチップ
バッテリー:10時間
ネットワーク: Wi-Fi5 Bluetooth4.2
サイズ:250.6 x 174.1 x 7.5mm

 はじめに紹介するのは、(新しい)iPadです。iPadシリーズの「入門機」となります。

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 2021年登場で、このモデルは日本では「第5代目」です。通算で、世間的には「第9世代」と言います。

 なお、旧機種が残っています。

 冒頭書いたように、新しいものは、CPU性能が20%ほど良いほか、ストレージサイズの構成が倍増です。

 また、チャット用前面カメラ(FaceTimeカメラ)が、一気に10倍の1200万画素となり、広角撮影に対応しています。後ほど書く、ビデオチャットやオンライン会議に使えそうなセンターフレーム機能も新搭載です。

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 結論的にいえば、新機種を選んだ方が性能面での期待値はかなり高いです。

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 ラインナップは、2種類です。

 ストレージ(記憶容量)の違いで、64GB・256GBから選べます。

 本体色は、シルバー・スペースグレイの2色展開です。

 iPhoneもそうですが、スペースグレイのみ、表面のベゼルもブラックです。

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 本体のサイズは、10.2インチです。

 サイズ感からすると上位のiPad Airとそう変わらず、標準的です。

 しかし、厚みは、本機は、パネルにフルラミネーション技術を採用しないため、7.5mmです。

 ので、持ちやすさの部分でiPad Airには及びません。

 重さは、しかし、487グラムにおさえています。

 500gは「重い」と感じる1つの分岐点と言えます。

 その意味では、ギリギリのラインをうまく攻めています。

 ただ、公平を期して言えば、以前【Amazon Fireの比較記事】で紹介したような、10インチサイズのタブレットと較べた場合、やや重いです。

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 CPUは、A13チップが採用されます。

 冒頭でも紹介しましたが、iPhone11と同じ世代の4コアです。

 上位機よりは劣りますが、少なくとも非力と感じない水準で優秀です。

 他社の同価格帯のタブレットに比べても優秀です。

 とくに、AI学習用にNeural Engineを別に搭載しているのは、ユニークです。

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 液晶ディスプレイは、高詳細です。

 iPhoneにも使われる高画質化技術であるRetinaディスプレイです。

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 4粒の液晶の点を「1点」として扱うことで、高画質化を図る技術です。

 詳細さは264ppiなので、iPadの上位機と同等です。

 その点で、値段の割に相当健闘していると言えるでしょう。

 新機種になって、写真を自然な色で見せるTrue Toneにも対応しました。

 ただし、iPadは、引き続き、広色域規格のDCI-P3の対応幅が示されない点、新しい反射防止コーティングが不採用な点で、上位機に及ばない部分もあります。

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 カメラは、後方カメラは8メガピクセル(800万画素)カメラが搭載にされます。

 iPhone(1200万画素)に比べるとカメラは1つで、解像感も低いです。レンズのF値も2.4ですし、手ぶれ補正とズームも電子式です。

 タブレットは後面カメラが高性能であってもあまり意味ないので、これでもOKでしょう。

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 一方、前面カメラは、新機種になって1200万画素の撮像素子と、超広角レンズを採用するなど、大幅にパワーアップしました。

 実際、タブレットは、セルフィ写真やビデオ、ズーム会議を含めて、前面カメラのが重要ですし、時代に合った良い改良でしょう。

 ビデオ利用時に、広角レンズで動く人物を追いかける「センターフレーム機能」も、マイナーながら面白い工夫です。

 動画撮影は、本機は、4K動画に非対応です。

 フルハイビジョン動画も、30フレーム/秒までですから、少し劣ります。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi 5とBluetooth4.2が搭載です。

 Wi-Fiは、2アンテナ搭載で、MIMO規格対応です。

 【おすすめ無線LANルーターの比較記事】で紹介した対応機を購入すれば、理論上、最大866Mbps(約108メガバイト/秒)までは出せます。

 Bluetoothは、バージョン4.2で、規格は最新ではないです。

 一方、特定量販店限定ながら「Wi-Fi + Cellularモデル」の販売があります。

 eSIMほか、スマホキャリアのNano Simが入るので、Wi-Fiほか、5G/LTEでも使えます。

 外出先でのテザリング接続に不便を感じている方は(Apple直販と違ってポイントも付きますし)買っても良いでしょう。

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 【純正】 Apple Pencil MK0C2J/A
  ¥10,800 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

 ペンタブレット機能は、iPadでも対応します。

 ただし、iPad Airを含めた上位機と比較すると、第一世代のペンのみ対応です。

 ビジネス的なメモや、「うまい落書き」程度ならば十分でしょう。

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 セキュリティは、指紋認証機能(Touch ID)です。

 これを利用したApple Payでの支払いにも対応します。

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 iPad Smart Keyboard MX3L2J/A
   ¥14,980 楽天市場 (1/16執筆時)

 キーボードは、純正のスマートキーボードが使えます。

 Appleも強調する部分で、「安いPCより高性能なCPUで、パソコンのように使える」との触れ込みです。

 同社の、iOSとOSXの境目をなくす方向性に基づき「利益度外視」で価格設定した感があります。

 もちろん、市販のBluetoothキーボードも利用できますし、そちらのが安いです。

 興味のある方は、このブログの【iPad専用キーボードの比較記事】をご覧ください。

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 以上、iPad の紹介でした。

 入門機ながら、実売4万円程度ということで、他社モデルと比較すれば「ミドルクラス」の製品です。

 しかし、それらと比較した場合も、A13プロセッサの採用や、高詳細なレティナ液晶、優れたチャット用カメラ、指紋認証の対応など、優れた部分が多くみられます。

 価格的にもおさえられており、「入門機」として十分な魅力があります。

 Apple Pencilを購入しての「落書き」のほか、雑誌などの電子書籍で買って自宅の机で読んだり、ゲームをしたり、日経新聞などの誌面を見る場合など、力を発揮するでしょう。

 一方、厚みと重さは、多少妥協が必要です。

 自宅用としては、寝転がって使う場合は手が疲れます。

 モバイル用としては、少し大きいので、移動時に読書する程度ならば、iPad miniが軽量で良いです。

 このような用途で考える場合は、他機としっかり比較してから選ぶべきでしょう。

1-2・iPad miniの比較

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 続いて、8.3インチの中型ディスプレイを搭載した、軽量で小型なiPadとなる、iPad miniを紹介します。


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 【2021年9月24日発売】

 【64GB Wi-Fデル】

 7・iPad mini MK7M3J/A【Sグレイ】
 7・iPad mini MLWL3J/A 【ピンク】
 7・iPad mini MK7P3J/A【スターライト】
 7・iPad mini MK7R3J/A【パープル】
  ¥59,800 ビックカメラ.com (1/16執筆時)

 【256GB Wi-Fiモデル】

 8・iPad mini MK7T3J/A【Sグレイ】
 8・iPad mini MLWR3J/A【ピンク】
 8・iPad mini MK7V3J/A 【スターライト】
 8・iPad mini MK7X3J/A【パープル】
  ¥69,080 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

 【64GB Wi-Fi + Cellularモデル】

 9・iPad mini MK893J/A【Sグレイ】
 9・iPad mini MLX43J/A 【ピンク】
 9・iPad mini MK8C3J/A【スターライト】
 9・iPad mini MK8E3J/A【パープル】
  ¥77,800 ビックカメラ.com (1/16執筆時)

 【256GB Wi-Fi + Cellularモデル】

 10・iPad mini MK8F3J/A【Sグレイ】
 10・iPad mini MLX93J/A【ピンク】
 10・iPad mini MK8H3J/A【スターライト】
 10・iPad mini MK8K3J/A【パープル】
  ¥95,800 ビックカメラ.com (1/16執筆時)

ディスプレイサイズ:8.3インチ
解像度:2,266 x 1,488 (326ppi)
CPU:A15 Bionicチップ
バッテリー:10時間
ネットワーク:Wi-Fi6 Bluetooth5.0
カメラ: 12M+12M
重さ:293g
サイズ:195.4 x 134.8 x 6.3mm

 【2019年発売】

 【64GB Wi-Fデル】

 11・iPad mini MUQW2J/A 【Sグレイ】
 11・iPad mini MUQY2J/A【ゴールド】
 11・iPad mini MUQX2J/A【シルバー】
  ¥50,370 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

 【256GB Wi-Fiモデル】

 12・iPad mini MUU32J/A【Sグレイ】
 12・iPad mini MUU62J/A【ゴールド】
 12・iPad mini MUU52J/A【シルバー】  
  ¥69,070 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

ディスプレイサイズ:7.9インチ
解像度:2,048 x 1,536 (326ppi)  
CPU:A12 Bionicチップ
バッテリー:10時間
ネットワーク:Wi-Fi5 Bluetooth5.0

カメラ: 8M+7M
重さ:298.8g
サイズ:200 x 134.7 x 6.1mm

 iPad miniは、iPadでは、最も小型な機種です。

 最新版は、6代目で、従来の呼び方だと「iPad mini 6」と言うべきモデルです。

 すでに旧機種の新品在庫はないですが、比較をすると、CPUの世代が3世代異なるため、40%の性能差です。

 GPUのこの世代は単独コアなので90%の性能向上です。

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 それ以外は、後面カメラほか、チャット用の前面カメラの解像度が向上しました。

 さらに、指紋認証をロック解除ボタンに変えて、物理ボタンを排除したことで、形状もすこし変更となりました。

 これにより、だいたい同じ大きさ・解像度のまま、画面は少し広く8.3インチとなっています。

 また、コネクタもUSB-Cに変更で、さらに、性能のよい第2世代のAppleペンシルに対応となりました。

 そのほか、Wi-Fi6に対応するなど、ネットワークも強化されています。

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 結論的にいえば、他機に比べてイマイチ感があった旧機種からの大幅な改良で、個人的にも「かなり欲しい製品」です。

 ラインナップは、64GB256GBの展開です。

 本体色は、シルバー・ゴールド・スペースグレイ・パープルです。

 こちらの場合も、スペースグレイのみ、表側も「」です。

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 重さは、293グラムです。

 他社の小型タブレットと比べても、圧倒的に軽いモデルです。

 ベッドで寝ながらでも、片手で持てる重さだと言えます。

 サイズ的にもフリック入力がしやすいサイズです。

 本体の厚みも、6.3mmで、この部分も持ちやすい理由です。

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 液晶ディスプレイは、8.3インチで四隅が丸みを帯びたLiquid Retinaディスプレイです。

 また、精密さについては、326ppiです。色域もDCI-P3をカバー(率は不明)する広色域ディスプレイです。

 iPad Proを含めて単純に精密さだけでは、実はこの機種が最も優秀です。

 iPadと比較する場合、本機は、低反射コーティングがなされます。

 1.8%の反射率は優秀で、「世界で最も低い反射率」を実現した見やすいディスプレイです。明るい部屋での視認性は高いです。

 写真を鮮明に表示できるTrue Toneディスプレイ技術や、この技術の延長線上として装備します。

 CPUは、A15チップが採用されます。

 新機種で最も強化された部分で、CPU部分だけで言えば、「iPad Airの上」になります。

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 カメラは、前後とも1200万画素です。

 機能面ではiPadよりかなり優れていて、F1.8という明るいレンズを採用する上で、オートフォーカス(Focus Pixels)とフラッシュ(True Toneフラッシュ)HDR機能(スマートHDR 3)も、iPadにない上位技術を採用しますす。

 iPhoneで使われている定評ある技術です。AFはミラーレスの像面位相差に近い構造と言われていて、iPhoneの合焦速度が速い理由の1つです。

 前面カメラは、iPad同様にセンターフレームに対応します。

 動画撮影は、新機種となってしっかり「4K動画対応」となりました。

 60フレーム/秒までいけるので、性能も十分です。

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 ネットワーク機能は、注目点です。

 理論上、4本のアンテナで、4804Mbps(約601メガバイト/秒)まで出せる、11ax規格(Wi-Fi6)に対応します。

 iPad搭載アンテナは2本なので、理論上の最大値は2402Mbps(約300メガバイト/秒)ですが、光回線でもボトルネックになることはないです。

 その上で、11ax規格(Wi-Fi6)は、多人数がインターネットに接続している場合の速度低下が少ない利点もあります。

 ただし、【Wi-Fi6対応ルーターの比較記事】で書いたように、最新ルーターへの変更は必要です。

 Bluetoothも、最新のver.5.0ですので、接続安定性は高いでしょう。

 Cellularモデルは、5Gにも対応可能です。

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 Apple Pencil 第2世代 MU8F2J/A
  ¥15,286 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

 ペンタブレット機能は、第2世代のアップルペンシルに対応します。

 第1世代と同じように使え、精度も同じです。

 ただ、マグネットでiPad Air側面に付けるだけで、充電・ペアリングが可能です。

 また、ダブルタップで、ブラシのサイズ・モードを切替られるので、使い勝手の部分でも向上しました。

 なお、上位互換性はあるので、第1世代をお持ちならば、引き続き利用できます。

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 iPad mini用Smart Folio
  ¥7,178 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

 キーボードは、Smart Keyboardは用意されません。

 純正で展開のあるのはカバーだけです。

 ただし、Bluetoothキーボードには対応できます。詳しくは、このブログの【おすすめBluetoothキーボードの比較】をご覧ください。

 スピーカーは、ステレオスピーカーです。

 セキュリティは、指紋認証です。

 先述のように、ロック解除ボタンの部分で認証します。

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 以上、iPad mini の紹介でした。

 コンパクトで持ちはこびが容易で、「ごろ寝使い」にも向いているタブレットです。

 また、新機種となって、CPU・ディスプレイ・カメラ・ネットワークすべてにおいて「上位機」といってよいスペックになりました。

 この点はかなり大きいので、Atlasも仕事用に買い換えるつもりです。

 ビジネス用で考えている方で、さほど画面サイズが不要であろう方はこの機種でしょう。

 個人的には、別売キーボードを利用して、ノートPCの用に使うのでないならば、このサイズがビジネス用ではベストだと思います。

1-3・iPad Airの比較

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 続いて、iPad Airの紹介です。

 以前は、ビジネス用の軽量機という位置づけでした。

 しかし、タブレットとPCの境目が曖昧になってきた現在、「気軽に持ち歩ける、カジュアル大画面機」という方が正確になっています。


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 【2020年10月発売】

 【64GBモデル Wi-Fiモデル】

 13・iPad Air MYFM2J/A【Sグレイ】
 13・iPad Air MYFN2J/A 【シルバー】
 13・iPad Air MYFP2J/A【ゴールド】
 13・iPad Air MYFR2J/A【グリーン】
 13・iPad Air MYFQ2J/A【ブルー】
  ¥69,080 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

 【256GBモデル Wi-Fiモデル】

 14・iPad Air MYFT2J/A【Sグレイ】
 14・iPad Air MYFW2J/A 【シルバー】
 14・iPad Air MYFX2J/A【ゴールド】
 14・iPad Air MYG02J/A【グリーン】
 14・iPad Air MYFY2J/A【ブルー】
  ¥87,780 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

 【64GB Wi-Fi + Cellularモデル】

 15・iPad Air MYGW2JA【Sグレイ】
 15・iPad Air MYGX2JA【シルバー】
 15・iPad Air MYGY2JA【ゴールド】
 15・iPad Air MYH12JA【グリーン】
 15・iPad Air MYH02JA【ブルー】
  ¥85,580 ビックカメラ.com (1/16執筆時)

 【256GB Wi-Fi + Cellularモデル】

 16・iPad Air MYH22JA【Sグレイ】
 16・iPad Air MYH42JA【シルバー】
 16・iPad Air MYH52JA【ゴールド】
 16・iPad Air MYH72JA【グリーン】
 16・iPad Air MYH62JA【ブルー】
  ¥104,280 ビックカメラ.com (1/16執筆時)

ディスプレイサイズ:10.9インチ
解像度:2,360x1,640 (264 ppi)
CPU: A14チップ
バッテリー: 10時間
ネットワーク:Wi-Fi6 Bluetooth5.0
カメラ:12MP+7M
サイズ:高さ247.6 x 幅178.5 x厚さ 6.1mm
重さ:458g

 iPad Airは、画面が大きい上で、軽量性を重視したモデルです。

 2020年に本体を含めた「フルモデルチェンジ」した「第4世代」が最新です。

 本機も、Wi-Fi + Cellularモデルが登場しましたが、ネットでは販売網が一部に制限されています。

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 ラインナップは、64GB・256GBの2種類です。

 本体色は、5色展開です。 

 一方、本機については、全色とも表面は「ブラック」です。

 ただ、ベゼル(額縁)は、従来機より薄くスタイリッシュです。

 動画などを再生する際の没入感も高いでしょう。

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 本体のサイズは、10.9インチで、重さ458グラムです。

 10インチを超えるサイズで、500gを軽く切るタブレットは、あまりなく優秀です。

 薄さも、業界最高クラスの6.1mmです。持ちやすさの部分では、iPadを凌ぎます

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 CPUは、A14 Bionicチップです。

 発売時期の関係もありつつですが、iPad miniより1世代前です。

 ただ、A14とA15の間には、処理面で大きな差はないようで、(5G対応以外)実際はあまり変わらなそうです。

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 液晶ディスプレイは、10.9インチの、Liquid Retinaディスプレイです。

 先述のように、液晶の四隅が丸くカーブしているため、ベゼル(額縁)が薄く取れて、たいへんスタイリッシュです。

 詳細性は264 ppiの密度です。iPadと同じです。

 ただ、iPad mini同様に、1.8%の反射率を誇る新しい反射防止コーティングがなされるほか、広色域ディスプレイを採用し、色域も広いです。

 良い仕様だと思います。

 セキュリティは、本機も、ロック解除ボタン部分の指紋認証機能です。

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 カメラは、裏面のメインカメラは、12メガピクセルです。

 iPad miniと同じく、F1.8という明るいレンズです。

 同様に高性能です。

 本機は撮像素子が夜間に強い裏面照射型が明記されていますので、撮像素子の部分では、iPad miniより少し優れる可能性があります。

 前面カメラ(FaceTime HDカメラ)は、7メガピクセルです。

 発売時期の関係で画素数が少し低いほか、先述のセンターフレーム機能やTrue Toneフラッシュには未対応です。

 実用上問題ないですし、テレワークなどにも支障はないです。

 動画撮影は、4K動画に対応します。

 本機も、60フレーム/秒まで対応です。

 フルHD画質ならば、240フレーム/秒なので、「ぬるぬる動く動画」も撮れます。

 なお、4Kは未対応ですが、フルHD以上ならば、動画用の電子式手ぶれ補正も有効になります。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi6とBluetooth5をしっかり装備です。

 Wi-Fiは、【Wi-Fi6対応ルーターの比較記事】で書いたような製品を導入すれば、接続環境の改善につながります。

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 Apple Pencil 第2世代 MU8F2J/A
  ¥15,286 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

 ペンタブレット機能は、第2世代のアップルペンシルに対応します。

 バッテリーは、本機についても約10時間です。

 なお、充電については、USB-C端子での充電です。

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 Magic Keyboard MXQT2J/A
  ¥34,980 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

 Smart Keyboard Folio MXNK2J/A
  ¥20,919 Amazon.co.jp (1/16執筆時)

 キーボードは、2系統の用意がありますが、いずれも11インチのiPad Proとの共用です。

 202010031337.jpg

 上位のMagic Keyboardは、角度調整しつつ、浮かして使える面白い構造です。

 性能面でもバックライト搭載マルチタッチ対応パッド充電可能なバッテリーを搭載します。

 むろん重いです。

 本体と合わせると1kgを超えてきますので、ノートPCを持ち歩く感じとなります。

 なお、もう少し軽量で安いモデルを含めて、キーボードについては、このブログのiPad専用キーボードの比較記事をご覧ください。

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 セキュリティは、本機もタッチID(指紋認証)です。

 ただ、下部の物理ボタンをなくしているので、トップボタンに認証機能があります。

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 以上、iPad Air 第4世代の紹介でした。

 冒頭にも書きましたが、iPad Proは、文字通り「プロ用」で値段も高めです。

 入門用よりは「ちょい上」で、そこそこ画面の大きいモデルが欲しいのならば、本機は候補でしょう。

 本体色の展開が多いのは、「一般向けにおすすめしたい上位機」という意味もありそうです。

 実際、費用対効果も高いと言えますし、選んで良いモデルでしょう。

次回に続く!
iPadのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、AppleのiPad についてレビューしてきました。

 しかし、記事はもうすこしだけ、続きます。

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1・ 最新のiPadの比較 (1)
 1-1:iPad〈10.2インチ〉
  価格:4万円〜
 1-2:iPad mini〈7.9インチ〉
  価格:6万円〜
 1-3:iPad Air〈7.9インチ〉
  価格:7万円〜
2・ 最新のiPadの比較 (2)
 2-1:iPad Pro〈11インチ
  価格:9.5万円〜
 2-2:iPad Pro〈12.9インチ〉
  価格:13万円〜
 2-3:全機種からの「おすすめ」の提案

1・画面のみやすさ ★★★★★
2・処理速度    ★★★★★
3・軽量性     ★★★★★
4・ペンタブ対応  
★★★★★
5・総合評価    ★★★★★

 次回の2回目記事こちら)では、最新の最上位機となる、iPad Proを紹介します。

 その上で、今回紹介した全モデルから、目的別・用途別に「Atlasのオススメ機種!」を提案しておきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 18:05 | ノートPC・タブレット



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