2019年10月21日

比較2019'【光熱費が安い】電気ポット42機の性能とおすすめ・選び方:電気魔法瓶・電動ポット (1)

【今回レビューする内容】2019年 最新の電気ポット/電気まほうびんの性能とおすすめ・選び方(乳幼児用のほ乳瓶対応)象印 蒸気レス 電動ポット 優湯生 タイガー とく子さん パナソニック ピーコック魔法瓶 蒸気レスVE電気まほうびん 優等生 アイリスオーヤマ人気機種の電気代の違いや口コミランキング

【比較する製品型番】CD-WU22 CD-WU30 CD-PB50 PDR-G221 PDR-G301 PDN-A400 PIQ-A220-W PIQ-A300-W CV-TZ22 CV-TZ30 CV-GB22-TA CV-GB30-TA CV-GT22-WA CV-GT30-WA PIS-A220 PIS-A300 PIP-A220 PIP-A300 PIJ-A220-W PIJ-A300-DS PIE-A500 PIM-A300-T PIG-S300 CV-WB22-WA CV-WB30-WA STAN. CP-CA12 NC-SU224-T NC-SU304-T NC-SU404-T WMJ-40 WMJ-30 WMJ-22 IAHD-022 MHD-022 IAHD-030 IMHD-030

今回のお題
最新の家庭用の電気ポット(魔法瓶)のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年10月現在、最新の魔法瓶(電気ポット)の比較です。

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 多機能で便利な日本のまほうびん」を「電気代の安さ」を基準にしつつ調査しました。

1・電気代の安さ ★★★★★
2・沸騰の速さ  ★★★★★
3・蒸気対策   ★★★★★
4・保温温度   ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 以下では、いつものように、各製品を1機種ずつ「比較」します。

 そして、、最後の「結論」では、上表のような基準から、Atlasのおすすめ機種を提案します。

1・電気ポット(魔法瓶)
2・小型の電気ケトル

 なお、「電気ポット」は、「2つの家電ジャンル」に区分して売られています。

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 今回(第1回目記事)は、写真のような「大きな家庭用タイプ」を比較します。

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 卓上で使う小型タイプは、2回目記事で扱います。

 1L程度の水量で問題ない方は、【おすすめ電気ケトルの比較記事】をご覧ください。

 よろしくお願いします。

1・電気ポットの選び方の基本!

 具体的な製品の比較に先立って、「電気ポットの選び方の基本」について、3点紹介しておきます。

1・電気ポットの最大水量

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 第1に、最大水量の多さです。

 電気ポットの場合、2.2リットル3リットル4リットル5リットルが基本です。

 ピンと来ない方は、家庭用のヤカンの適正水量は2リットルほどなので、それを目安に考えてください。

 一般的に、2.2リットルは2人までに最適なサイズで、3リットル以上は、3人以上の世帯用です。

2・電気ポットの電気代

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 第2に、電気代の安さです。

 電気ポットの電気代は、どの機種を選んでも、恐らく皆さんが想像するより「低コスト」と言えます。

 ガスでお湯を湧かす場合2リットルで約0.8円ほどのガス代です。

 電気ポットでお湯を沸す場合は、2リットルで約0.9円ほどの電気代です。

 一方、今回紹介する電気ポットの一部は、これよりも省エネなモデルも出ています。

 今回の記事では、保温時の「温度維持」にかかるコストも含めて、光熱費の点は、しっかり記事で説明します。

3・電気ポットの便利機能

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 第3に、使い勝手に関わる便利機能です。

 例えば、上位機種は、蒸気を水に戻す構造をとる「蒸気レス機能」があります。

 ほかにも、細かい温度設定に対応し、お茶に最適な温度や、赤ちゃんのほ乳瓶に対応できる温度にキープできる機能など、各社工夫を凝らした「便利機能」が搭載されます。

 こうした便利機能は、今回の記事でもしっかり分かるように書きました。

ーー

 以上、「電気ポットの選び方の基本3点」を紹介しました。

 以下の記事では、沸騰に要する時間なども加味しつつ、各製品を紹介してきます。

2・価格の安い電気ポットの比較

 はじめに、本体価格が安めの1万円以下のモデルを比較します。

 なお、現在、家庭用の大型サイズの電気ポットを販売しているのは、日本の大手では 象印タイガーだけです。少子化の影響か、市場は狭くなっています。

 以下ではいつものように、評価できるポイントを赤字で、イマイチな点を青字で書いていきます。


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 【2.2リットル】

 1・象印 電動ポット CD-WU22
  ¥7,780 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 2・象印 電動ポット CD-WU30
  ¥9,129 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【4リットル】

 3・象印 電動ポット CD-WU40
  ¥9,865 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載 
蒸気レス機能:
コードレス :

 こちらは、象印の電気ポッドでは最も安いモデルです。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

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 電気代は、1日2回お湯を沸かして、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は、2.2リットルで9800円、3リットルで11700円です。

 後ほど紹介するような「真空保温構造(魔法瓶構造)」を持たないので、保温に無駄に電気代がかかる製品です。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが26分、3リットルが33分、4リットルが42分です。

 お世辞にも、すぐに湧くという製品ではないですね。

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 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 お茶や紅茶の最適温度に合わせられるだけでなく、ほ乳瓶用にも使えるでしょう。

 蒸気対策については、格安ですが、蒸気カット機能が搭載されます。

 ただし、こちらの蒸気カット機能は、沸騰温度以下でお湯を沸かすことで蒸気をセーブするという仕組みです。

 水道水のカルキを抜くには、沸騰温度以上で沸かす必要があるので、水道状況によっては利用できない仕様です。

 蛇口取付式の活性炭などを用いたカルキ除去機を使っておらず、沸騰によるカルキ抜きが必要な方は注意してください。

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 その他、写真のように、珈琲ドリップ用にお湯を細めに出す機能も搭載しています。珈琲ドリップをする人にはオススメと言えます。

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 以上、象印のCD-WUシリーズの紹介でした。

 最も安いグレードの製品ながら、割と省エネです。ただ、保温時に熱の低下を防ぐ真空構造を採用していないため、総合的な電気代の点ではあまりお買得感はないかもしれません。


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 【5リットル】

 4・象印・電動ポット CD-PB50
  ¥9,540 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:985W
保温温度:98℃・90℃・80℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス : 

 CD-PB50は、象印の大型モデルです。

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 最大水量5Lと相当大型で、オフィスやコンビニなどの共用品として売られているものですね。

 電気代は、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は15200円です。

 しかし、真空構造は採用していないため、保温において無駄な電気代がかかっています。

 沸騰に要する時間は、消費電力量の面で「ハイパワー」のため、35分となります。

 保温温度は、家庭用として考えられていないため、98℃・90℃・80℃のみからの選択になります。機能的には、カフェドリップ給湯など下位機種にあった機能は搭載されます。

 蒸気対策については、カルキ抜きと併用できない蒸気セーブ機能のみの付属です。

 ただ、水容量が500mL以下になったときお知らせしてくれるブザーと、カップ麺などに便利な3分タイマーが付属します。

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 以上、CD-PB50の紹介でした。

 付属する機能を見ても、オフィスやコンビニなどに置くのが便利な製品であり、家庭向きではないでしょう。また、その用途としても、光熱費が多めなのでやや微妙です。


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 【2.2リットル】

 5タイガー 電動ポット PDR-G221
  ¥6,459 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 6・タイガー 電動ポット PDR-G301
  ¥7,553 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【4リットル】

 7・タイガー 電動ポット PDR-G401
  ¥7,940 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・70℃
カルキ抜き:あり
蒸気カット:
蒸気レス機能:
コードレス : 

 PDR-Gシリーズは、タイガーの格安製品です。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

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 電気代は、1日2回お湯を沸かして、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は、2.2リットルで10,500円3リットルで12,100円4リットルで14,500円ほどです。

 象印と同じ消費電力量ながら、多少スペックが低いです。

 こちらも「真空保温構造(魔法瓶構造)」を持たないので、保温に無駄に電気代がかかる製品です。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが26分、3リットルが33分、4リットルが42分です。

 スペック的に、象印と全く同じ時間です。やはり、すぐに湧くという製品ではないですね。

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 保温温度は、98℃・90℃・70℃から選べます。

 設定できる数は3段階と少なく珈琲ドリップ給湯などもありません。ほ乳瓶用にも使えますが、象印と比べると機能性に乏しいです。

 蒸気対策については、未搭載です。

 なお、仕様書に書いてある「蒸気セーブ機能」は、消費電力量を抑えることで蒸気が減らすという機能で、一般的に言うところの蒸気カット機能ではありません。

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 以上、PDR-Gシリーズの紹介でした。

 格安ですが、やはり、長時間保温すると、電気代にかなりの差が出る製品です。その部分は難点であると言えます。


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 【4リットル】

 8・Peacock ピーコック魔法瓶 WMJ-22
  ¥4,810 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 9・Peacock ピーコック魔法瓶 WMJ-30
  ¥5,270 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【4リットル】

 10・Peacock ピーコック魔法瓶 WMJ-40
  ¥5,480 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:
カルキ抜き:あり 
蒸気カット:
蒸気レス機能:
コードレス : 

 WMJシリーズは、日本のピーコック魔法瓶が製造する電気ポットです。

 低価格機に存在感のある老舗の日本メーカーで、電動はこちらのみの展開です。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

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 電気代は、先ほどと同じ計算式で算出する場合の年間合計額は、2.2リットルで10,640円3リットルで12,400円ほどです。

 価格差があるため仕方ないですが、水準としては象印・タイガーを多少下回る数値です。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが21分、3リットルが28分です。

 カルキ飛ばし沸騰時の時間ですし、この部分は、低価格機ながら優れたスペックです。

 保温温度は、一方、この機種の弱点で、温度が選べません

 蒸気対策については、未搭載です。

 なお、仕様書に書いてある「蒸気セーブ機能」は、消費電力量を抑えることで蒸気が減らすという機能で、一般的に言うところの蒸気カット機能ではありません。

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 以上、ピーコック魔法瓶WMJシリーズの紹介でした。

 沸騰に要する時間は、下位機種の中では優秀です。ただ、保温温度が選べないなど、値段相応な部分はあります。


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 【2019年発売】

 【2.2リットル】

 11・アイリスオーヤマ IAHD-022
 12・アイリスオーヤマ IMHD-022
  ¥6,989 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 13・アイリスオーヤマ IAHD-030
 14・アイリスオーヤマ IMHD-030
  ¥4,810 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・70℃
カルキ抜き:あり 
蒸気カット:
蒸気レス機能:
コードレス : 

 IAHD-022は、日本のアイリスオーヤマが販売する電気ポットです。

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 同社は、最近、家電の販売種類を戦略的に増やしており、2019年から電気ポットにも「参戦」です。

 他社に比べて、モダンなデザインで、40代以下の購買層をターゲットにしていそうです。

 最大水量は、2.2L・3Lから選べる製品です。

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 電気代は、先ほどと同じ計算式で算出する場合の年間合計額は、2.2リットルで12,482円3リットルで13,746円ほどです。

 モダンで格好良いデザインですが、その分、電気代は食うと言えます。

 その点で言えば、伝統的な形状は、省エネ性の部分で「意味はある」ということを再認識できます。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが22分、3リットルが28分です。

 保温温度は、98℃・90℃・70℃と3段階で可能です。

 蒸気対策については、未搭載です。

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 以上、アイリスオーヤマの電気ポットの紹介でした。

 デザイン重視で考えたい場合は、選択肢になるでしょう。ただ、デザインと省エネ性は両立していない点が、ネックでしょう。

 その意味で、産業デザインとしては「イマイチ」に感じます。


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 【4リットル】

 15・タイガー 電気ポット PDN-A400
  ¥7,392 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【5リットル】

 16・タイガー 電気ポット PDN-A500
  ¥9,880 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:
蒸気レス機能:
コードレス : 

 タイガーPDNシリーズは、同社の「おおきめ」のマイコン電気ポットです。

 最大水量は、4L・5Lの幅から選べる製品です。

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 電気代は、1日2回お湯を沸かして、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は、4リットルで11,200円5リットルで15,800円ほどです。

 この製品についても、スペック的には、年間電気代が象印の方がやや有利ですね。

 また、いずれにしても、「真空保温構造(魔法瓶構造)」を持たないので、保温に無駄に電気代がかかる製品です。

 沸騰に要する時間は、4リットルが34分、5リットルが40分です。

 5Lモデルで比較すると、消費電力量が多い分、象印の方がハイパワーですね。

 保温温度は、98℃・90℃・70℃から選べます。こちらは70度にも対応しますね。

 蒸気対策は、未搭載です。カルキ抜きについては、多機種同様に対応です。

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 以上、タイガーPDNシリーズの紹介でした。

 大型機種としてみると、能力面で象印のライバル機にスペック的に遅れをとる部分があります。いずれにしても、真空保温機能を持たない点で、光熱費の面ではおすすめしかねる機種です。


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 【2019年】

 【1.2リットル】

 17・象印 STAN. CP-CA12 (BA)
  ¥13,300 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:1300W
保温温度:90℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:
蒸気レス機能:
コードレス : 

 象印のCP-CA12 シリーズは、象印が2019年に発売する電気ポットです。

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 今年から展開するSTAN. by zojirushiという同社のデザイン家電シリーズの一角を担う製品です。

 同系列の製品は【ペーパーフィルタ式コーヒーメーカーの比較記事】でも紹介しました。1人暮らしや少人数家庭に向けた、コンセプト家電ですね。

 最大水量は、したがって、1.2Lと小さめです。

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 電気代は、1日2回お湯を沸かして、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は、1.2リットルで7,900円です。

 ライバルとなる製品がないので比較しにくいですが、「真空保温構造(魔法瓶構造)」を持たないので、この部分を重視されているとは見なせないです。

 沸騰に要する時間は、6分です。

 容量が少ないにしても、沸騰時間は、電気ポットの中ではダントツに早く、この部分が売りです。

 ただし、注意点は、1300Wという最上位機並みの電力を利用する点です。

 この点で言えば、朝の忙しい時期、例えば、オーブンや食器洗い機と併用する場合、少人数世帯の賃貸住宅のブレーカーや小ブレーカーが落ちる危険があります。

 保温温度は、90℃・70℃から選べます。

 蒸気対策は、未搭載です。

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 以上、象印CP-CA12 シリーズの紹介でした。

 沸騰速度と本体のデザイン性が「自慢」です。

 「時短家電」は最近の白物家電の流行であり、それに合わせた感がある製品です。ただ、少人数世帯におけるブレーカーの問題は、割と切実なので、その部分の配慮が欲しかったとことろです。

 また、今回の「光熱費」を重視する視点からは、いまいちとも言えます。

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 なお、STAN.シリーズは、デザイン重視です。

 その点で言えば、ライフスタイル系雑誌を今年賑わせるでしょう。ただ、Atlasのような家電好きの観点から言えば、性能面で著しい特質が少なく、イマイチに思っています。

 ライバルである、タイガーが最近展開する、GRAND Xシリーズのような革新性は今のところないです。とくに、電気ポットは、象印の「看板」ですし、技術面で、あと一工夫欲しいところでした。

3・省エネな「電気魔法瓶」の比較

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 さて、ここからは省エネ性能が高い、高機能な魔法瓶を紹介していきます。

 いずれの機種もVE構造(バキューム and エレクトリック)を採用します。

 ここまで紹介してきた機種は、真空構造(魔法瓶構造)を持たず、断熱材を利用する電動ポッドでした。しかし、ここから紹介する機種は、魔法瓶構造を持つため保温性が高いです。したがって、年間電気代がとても安いモデルと言えます。


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 【2017年】

 【2.2リットル】

 18・タイガー とく子さん PIQ-A220-W
  ¥7,058 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

  【3リットル】  

 19・タイガー とく子さん PIQ-A300-W
  ¥8,438 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス : 

 PIQ-Aシリーズは、タイガーの製品です。愛称は、電気ポット とく子さんです。タイガーは、昔から人名ぽい相性が好きですね。

 最大水量は、2.2L・3Lの幅から選べる製品です。

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 電気代は、かなり安いです。

 先ほどと同じ基準で比較すると、年間電気代の推定合計額は、2.2リットルで7,100円、3リットルで8,200円ほどです。

 これは、真空構造で断熱するため保温に必要な電気が軽減されるからです。魔法瓶構造を持たない電気ポッドに比べると30%ほど安い計算です。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合86度、3リットルが89度になります。

 真空断熱構造なので、このような利用法も「あり」でしょう。

 沸騰に要する時間は、省エネを売りにする機種のため平均的です。

 2.2リットルが24分、3リットルが、31分です。

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 保温温度は、98℃・90℃・80℃から選べます。ただ、こちらは、70度にも非対応ですね。

 蒸気対策は、カルキ抜き沸騰と蒸気セーブ機能はWで搭載されます。

 また、この機種の蒸気カット機能は、沸騰温度の判定プログラムを強化し、沸騰後の加熱を停止するもので、下位機種より精度が高いでしょう。

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 以上、PIQ-Aシリーズの紹介でした。

 「とく子さん」の愛称が示すように、電気代の面ではかなり「有利」な機種です。

 光熱費を考慮すれば、ほぼ1年で下位機種との差額をペイできるため、選ぶならこのグレード以上でしょう。


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 【2.2リットル】

 20・優湯生(ゆうとうせい) CV-TZ22
  ¥7,729 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 21・優湯生(ゆうとうせい) CV-TZ30
  ¥8,657 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス : 

 象印CV-TYシリーズは、象印のVE電気まほうびんタイプでは最も安い機種です。

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 最大水量は、2.2L・3Lの幅から選べる製品です。

 電気代は、先ほどと同じ基準で比較すると、年間電気代の推定合計額は、2.2リットルで7,600円、3リットルで8,900円です。

 こちらも真空構造で断熱します。

 ただ、905Wと消費電力が多くパワーが強いため、タイガーの「とく子さん」よりも年間500円ほど電気代で不利です。

 ただ、2時間動作しないと、自動的に電気保温を停止する機能も付属するため、通常利用時の電気代の安さこちらが上でしょう。

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 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、しかしながら、2時間後に、2.2リットルの場合88度、3リットルが91、4リットルが93度になります。

 どのサイズも、タイガーよりも温度保持率が優秀であることがわかります。

 沸騰に要する時間も、湯沸かし完了まで、2.2リットルが21分、3リットルが26分、4リットルが32分優秀です。ハイパワーであることが有利に働いています。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 下位機種に引き続き、象印の方が細かいですね。

 蒸気対策は、こちらもカルキ抜き沸騰と蒸気セーブ機能はWで搭載されます。

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 そのほか、少量でゆっくりと注がれる珈琲ドリップ給湯のなどの機能が象印のオリジナルです。

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 以上、象印のCV-TZシリーズの紹介でした。

 タイガーの「とく子さん」のライバル機です。消費電力量が多い分、こちらのほうが年間費用は500円ほど悪く出ますが、保温停止機能があるので相殺されるでしょう。

 ただ、次に紹介する上位機種のほうが、断熱性はよいので、選ぶならそちらでしょう。


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 【2.2リットル】

 22・優湯生(ゆうとうせい) CV-GB22-TA
  ¥9,571 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 23・優湯生(ゆうとうせい) CV-GB30-TA
  ¥10,071 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【4リットル】

 24・優湯生(ゆうとうせい) CV-GB40-TA
  ¥11,500 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス : 

 象印CV-GBシリーズは、1つ上で紹介した象印のCV-TUシリーズの「上位機」です。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

 電気代は、年間電気代の推定合計額は、2.2リットルで6,400円、3リットルで7,400円、4リットルで8600円です。

 905Wというパワーをキープしたままで、電気代だけ下位機種より安くなっているのは優秀です。

 こちらも、2時間動作しないと、自動的に電気保温を停止する機能も付属します。

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 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合88度、3リットルが91度、4リットルが94度になります。

 どのサイズも、タイガーよりも温度保持率が優秀であることがわかります。

 沸騰に要する時間も、湯沸かし完了まで、2.2リットルが19分、3リットルが24分、4リットルが31分優秀です。ハイパワーであることが有利に働いています。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 下位機種に引き続き、象印の方が細かいですね。

 蒸気対策は、こちらもカルキ抜き沸騰と蒸気セーブ機能はWで搭載されます。

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 このほか、水量計のデザインがワイドで見やすくなっています。さらに、湯沸かし完了時に音でお知らせしてくれる機能(オフにすることも可能)が付属します。

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 以上、象印のCV-GBシリーズの紹介でした。

 下位機種に比べてパワーを維持したまま、消費電力を抑えている点で優秀です。ここまで出た機種だけで選ぶならば、この機種は最も水準が高いと言えますね。


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 【2.2リットル】

 25・優湯生(ゆうとうせい) CV-GT22-WA
  ¥10,860 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 26・優湯生(ゆうとうせい) CV-GT30-WA
  ¥11,328 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス :搭載

 象印のCV-GTシリーズは、象印のCV-GBシリーズの上位機です。

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 ただ、機能や省エネ性は同一であり、唯一、コードレス給湯に対応する点が相違点です。

 この製品の場合、単3電池2本入れておくと、電源がない状況でも給湯が可能です。その場合も温度表示は可能で、電池は1年ほど保ちます。

 これら以外は相違点がないので、不要ならば下位機種でも良いと思います。

4・蒸気レスのVE方式魔法瓶の比較

 つづいても、真空断熱層(VE方式)を持つ魔法瓶の紹介です。

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 ただ、沸騰時に蒸気が出ない構造の上位機種となります。


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 【2.2リットル】

 27・タイガー PIS-A220
  ¥12,364 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 28・タイガー PIS-A300
  ¥11,480 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・80℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :搭載

 タイガーPIS-Aシリーズは、タイガーの上位機種で、こちらも蒸気レス式の魔法瓶です。  

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 蒸気レスモデルとしては、最も安価な機種ですね。

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 蒸気対策は、「蒸気レス」ということで、こちらは蒸気が出ない構造です。

 図のように蒸発した蒸気を一旦冷やして水滴に戻すという仕組みです。蒸気レス炊飯器と似たような構造です。ただ、炊飯器と違って水を沸かすだけなので、お手入れも普通の魔法瓶と同じく簡単です。

 蒸気が出ないと、結露の防止になるほか、子どもなどの安全対策にもなります。これはタイガーが力を入れている機能です。

 カルキ抜き沸騰に対応でき、約8分の運転で、ほぼ完全に除去が可能です。

 最大水量は、2.2L・3Lの幅から選べる製品です。

 電気代は、蒸気を押さえるため、消費電力は700Wと低く抑えているため、それなりに安いです。

 2.2リットルで6,000円、3リットルで7,100円になります。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合87度、3リットルが91度です。十分な性能でしょう。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが25分3リットルが31分です。

 お湯を沸かす時間は、象印の同価格帯のハイパワーモデルに比べると時間がかかります

 これは、電力消費とバーターなので仕方ないでしょう。

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 保温温度は、98℃・90℃・80℃から選べます。

 70度の保温に対応できない部分は家庭用としてはネックです。

 この機種の注意するべきポイントです。蒸気レスを達成するため、カルキの抜ける100度以上にならないからです。

 そのほか、この機種は、湧くまでの時間が表示され、沸騰お知らせブザーも付きます。

 また、昔ながらのエアー給湯もできるため、コンセントにつながずにコードレス給湯することも可能です。

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 以上、タイガーPIS-Aシリーズの紹介でした。

 蒸気レスは一定の魅力があります。たタイガーの蒸気レスの利便性を取るか、象印の沸騰速度を取るかを選ぶかは、難しい2択ですね。  


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 【2.2リットル】

 29・タイガー・PIP-A220
  ¥9,848 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 30・タイガー・PIP-A300
  ¥10,404 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・80℃
カルキ抜き:
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス : 

 タイガーPIP-Aシリーズは、先ほどの機種の「下位機種」にあたる姉妹機です。

 相違点は、2点です。

 第1に、電気代です。消費電力は700Wと同じですが、こちらは、2.2リットルで6,300円、3リットルで7,300円と多少悪化しています。

 第2に、コードレス給湯に対応しない点です。

 価格差もさほどないので、基本的には、選択肢としなくて良い機種でしょう。


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 【白・2.2リットル】

 31・タイガー・PIJ-A220-W
  ¥9,118 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【白・3リットル】

 32・タイガー・PIJ-A300-W
  ¥10,367 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【オレンジ・2.2リットル】

 33・タイガー・PIJ-A220-DS
  ¥9,118 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【オレンジ・3リットル】

 34・タイガー・PIJ-A300-DS
  ¥10,274 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98・90・80・70
カルキ抜き:
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :

 タイガーPIJ-Aシリーズは、タイガーのもう一つの上位機種です。

 先ほどの機種と比べると、かなりモダンでスタイリッシュなデザインです。なお、2色展開ですが、色の違いでの性能差はありません。

 最大水量は、2.2L・3Lの幅から選べる製品です。

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 電気代は、こちらも同じく消費電力は700Wと低く抑えています。

 ただ、デザインの変更もあり、省エネ効率は先ほどより少し落ちており、2.2リットルで6,540円、3リットルで7,700円になります。ただし、その差は500円ほどとわずかです。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合87度、3リットルが91度です。この点は同じですね。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが25分3リットルが31分です。

 スペック的には先ほどの製品と同じですが、この点ではさほど有利な機種ではありません。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 タイガーの下位機種は70度に対応しませんでしたが、対応する点では、ほ乳瓶用などの家庭用として利便性が高いでしょう。

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 蒸気対策は、先ほどの機種と同じレベルのものが採用されています。カルキ抜きには非対応です。

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 その他、この機種も、湧くまでの時間が表示できます。ただ、エアー給湯に非対応で、給湯には電気がかならず必要です。沸騰のお知らせブザーも省略です。一方、水が飛びちらないなめらか給湯に対応します。

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 以上、タイガーPIJ-Aシリーズの紹介でした。

 都会的なデザインの給湯器で、完全な蒸気レスにも対応できる点で、購買欲が湧く機種です。

 年間電気代の面では先ほどの機種に負けますが、70度に対応する点と、デザイン性とで、家庭用としてはこちらの方がおすすめだと思います。


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 【5リットル】

 35・タイガー・PIE-A500
   ¥9,641 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・80℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :

 タイガーPIE-AシリーズVE方式の魔法瓶構造と、蒸気レス機能を併せ持つ機種です。家庭用にはやや大きすぎる機種で、オフィス用でしょう。

 最大水量は、5Lのみの展開です。

 電気代は、大容量に対応するため下位機種よりもパワーを上げてあるものの、1年間の電気代は10,400円とVE方式の利点を活かして安めの水準です。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、、2時間後に92度です。

 沸騰に要する時間は、36分とハイパワー機だけに、それなりに高速です。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃から選べます。やじゃり、70度の保温に対応できない部分は業務用ですね。

 蒸気対策は、先ほどの機種と同じレベルのものが採用されています。カルキ抜きは、非対応です。

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 その他、大きめの機種と言うことで、左右どちら側にも給湯レバー(ワイドレバー式電動給湯)が付きます。ただ、コードレス給湯やエアー式は採用されないため、給湯にはコンセントが必須です。

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 以上、タイガーPIE-Aシリーズの紹介でした。

 業務用として考えており、給湯室に蒸気が籠もることが問題とされている場合は、特にオススメです。

 5Lモデルでは沸騰までの時間も短めですし、その点でも有利でしょう。


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 【3リットル】

 36・タイガー・ PIM-A300-T ブラウン
  ¥11,153 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :搭載

 タイガーのPIM-Aシリーズは、タイガーの魔法瓶では「最上位機種」になります。

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 こちらも、魔法瓶としては、相当カジュアルなデザインです。

 デザイン家電として台所に映えそうな優れたデザインです。こちらも、蒸気を冷却して戻す蒸気レス方式VE方式の魔法瓶構造を併せ持つ高機能な機種です。

 最大水量は、プレミアモデルと言うことで3Lのみの展開です。

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 電気代は、こちらも、あまり電気を使わず消費電力は700Wと低く抑えていることもあり、1年間で6,800円と、デザイン性の高い3Lの魔法瓶では最安クラスの電気代です。

 同社の下位機種と比べても、さらに優秀です。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、3リットルが91度です。この点では差はあまり見られません。

 沸騰に要する時間は、3リットルが30分とお湯を沸かす時間は、象印の高級機に遠く及びません。これは、電力消費とバーターなので仕方ないでしょう。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。家庭用として利便性が高いです。

 蒸気対策は、この機種も完全な蒸気レス方式を採用します。カルキ抜き沸騰に対応でき、約8分の運転で、ほぼ完全に除去が可能です。

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 なお、この機種は、電動給湯のスイッチが左右両側に付くワイドレバー式電動給湯機能も付属します。また、停電時などに対応するために、昔ながらの手押し式のエアー給湯も付属します。

 また細かい所では、水量計にバックライトが仕込んでありお湯の残量がかなり見やすくなっています。

 そのほか、液晶画面で、沸騰時間が書くにできるだけでなく、画面に10mlの幅で現在の給油量が出る仕組みがあります。そのため、湯量が指定されている料理の軽量の際に便利です。

 また、カップラーメン用のキッチンタイマー機能など「かゆいところに手が届く」機能がありますね。

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 以上、タイガーのPIM-Aシリーズの紹介でした。

 非常にデザイン性が高い上、蒸気レス構造というメリット性がある機種です。魔法瓶としての保温性能も高く、また、レバー周りや液晶の使い勝手も下位機種に比べてもランクが上です。

 一方、象印に較べた場合も難点は、沸騰に要する時間が長いことですが、これは蒸気レス方式を採用する以上仕方ない部分でしょう。少々長めの沸騰時間でもよければ、欠点がみあたらず、お手入れも楽なのでオススメしたい「プレミア機種」です。  


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 【3リットル】

 37・タイガー・とく子さん PIG-S300
  ¥14,817 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス:搭載

 タイガーPIG-Sシリーズです。1つ上の13番で見たタイガーのPIM-Aシリーズを標準的なデザインの魔法瓶にしたモデルです。

 最大水量は、こちらも3Lのみの展開です。 

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 電気代は、しかしながら、年間電気代は、3リットルで5,600円と、年間電気代が1000円ほど安いです。

 電気代で選べばこの機種がダントツです。どうも、スタイリッシュなデザインは、保温性がある程度犠牲になるようで、「昔ながらの円筒形」というのは、理に適った形状なのだといえます。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度も高く、2時間語ではなく、3時間後にも90度をキープします。

 沸騰に要する時間は、3リットルが31分と下位機種とほぼ同等です。この点は、象印が優秀ですね。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。家庭用として利便性が高いです。

 蒸気対策は、この機種も完全な蒸気レス方式を採用します。カルキ抜き沸騰に対応でき、約8分の運転で、ほぼ完全に除去が可能です。

 そのほかの部分では、液晶画面による、沸騰までの時間表示、10ml単位での給油量の表示、エアー給湯機能、ワイドレバー式給湯など、機能面は多くの点で同じです。

 その上で、この機種は、電動給油に二種類の選択肢があり、ゆっくり給湯するモードが付属します。

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 以上、タイガーPIG-Sシリーズの紹介でした。

 実用性で省エネモデルを選ぶとすると、この機種が最も良いですね。デザインも従来的ではありますが、ステンレス素材やオレンジライトの液晶を使うなど高級感があり良いと思います。


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 【2.2リットル】

 38・優湯生(ゆうとうせい) CV-WB22-WA
  ¥17,470 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 39・優湯生(ゆうとうせい) CV-WB30-WA
  ¥17,160 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:1300W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :搭載

 象印CV-WBシリーズは、かなりの高級機ですが、パワーは1300Wとかなり強力な機種です。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

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 電気代は、かなり有利な機種です。

 必要な年間電気代は、業界でトップレベルに安いです。

 先ほどの基準だと、年間電気代は、2.2リットルで4,500円、3リットルで5,500円と、最高です。

 これは、同社の下位機種に比べると、断熱層が全面的に配置されているからです。

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 さらに、光センサー搭載で夜間は70度に落として保温する機能などを利用すると、さらに電気代は落とせるでしょう。

 2時間操作がない場合に、同様に保温温度を落とせる機能もあります。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合90度、3リットルが93度です。かなり優秀です。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが13分3リットルが16分とここまで紹介した機種の半分近い時間で済みます。

 1300Wのハイパワーが功を奏しています。なお、ハイパワー沸騰は、ブレーカーが落ちる危険はありますが、湯沸かし時間が短くなる分、光熱費の面で高くなるわけではないです。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 下位機種に引き続き、象印の方が細かいですね。

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 蒸気対策は、この機種は象印としては唯一の「蒸気レス対応機」です。

 ただし、タイガーと異なり、蒸気口自体はあります。また、方式もセンサーで沸騰を抑えて、蒸気板に付いた水を戻すという方式です。

 この場合、タイガーと異なり「完全蒸気レス」とは言えず、23度の室温・水温で、しかも満水という条件で「出ない」ということになります。

 そのため、実質的には「蒸気レス」ではなく「蒸気カット」のレベルでしょう。カルキ抜き沸騰は、デフォルトで対応します。

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 そのほか、こちらも、カフェドリップに対応し、また、大きめの水量確認窓・赤玉水量計も搭載されている機種です。


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 また、本体のプラチナナノ粒子加工によりお湯を弱アルカリ性にする機能、沸騰時間を長めにしてお茶のカテキン抽出量を上げる「お茶コース」があります。

 ただし、このコースを利用する場合、蒸気レスは効かなくなります。

 加えて、この機種はコードレス電動給湯対応機種のため、コンセントを外した状態でも電動給湯が可能です。

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 以上、象印のCV-WBシリーズの紹介でした。

 高速にお湯が沸かせる点高度な省エネ技術が搭載される点など、下位機種にない機能が多く搭載されている機種です。

 一方、完全な蒸気レスではない点は、結露対策で考えている場合は注意してください。


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 【2.2リットル】

 40・パナソニック 2.2L ブラウン NC-SU224-T
  ¥15,196 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【3リットル】

 41・パナソニック 3.0L ブラウン NC-SU304-T
  ¥16,454 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 【4リットル】

 42・パナソニック 4.0L ブラウン NC-SU404-T
  ¥18,970 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

消費電力:910W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス :搭載

 パナソニックマイコン沸騰ジャーポットは、パナソニックが販売する電気ポットです。

 ラインナップは、象印・タイガーほどはないですが、(同じく断熱が重要な)冷蔵庫を作っているだけに、見所のある製品を出しています。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

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 電気代は、パナソニックも省エネに力を入れています。

 断熱材として、同社の冷蔵庫にも使われるU-Vacua(ユーバキュア)を周囲に回しているからです。

 年間電気代は、パナソニックは数字としては公開しません。ただ、日本電機工業会の自主基準に照らした年間消費電力量は公開しているので、象印のデータを参考に、比較することは可能です。

 その場合、年間電気代は、2.2リットルで約5,090円、3リットルで約6,060円です。

 象印のCV-WBシリーズに較べると、数値はやや劣りますが、定格消費電力が910Wですから、ブレーカー落ちの問題もないでしょうし、使いやすいでしょう。

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 一方、象印と異なり光センサーではなく、「給湯した時間を記憶する方式」で、夜間など利用していない際に、節電するシステムがあります。

 これを利用した場合、おそらく、節電効果は「象印より上」です。ただ、夕食の準備でレンジを利用している場合など、自動で「再沸騰」する際に、「ブレーカーが飛ぶ危険」は、なくもないでしょう。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、一方、データの公開がありません

 先述のように、断熱材を利用しているので、悪くない数字ではあると思いますが、この部分は評価不能です。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが17.6分3リットルが23分と、割と高速です。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 蒸気対策は、一方、独断の工夫はなく、蒸気は出る機種です。

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 カルキ抜きについては、ボタン操作で追加沸騰が可能です。

 なお、パナソニックは、この機能を「弱アルカリ沸騰」と名付けており、カルキを抜くことで「お茶が美味しい」ことを強調します。

 そのほか、この機種も、電動給湯に対応します。

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 以上、パナソニックマイコン沸騰ジャーポットの紹介でした。

 朝や夕方などに、ご家庭で「ブレーカー問題」がある場合で、「できるだけ省エネ・短時間での沸騰」を望む場合に、良いでしょう。

 蒸気についての配慮がないのが難点ですが、その点に問題がないのならば、選んで良いと思います。

後編の予告!
「電気ポット」のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、最新モデルの電気ポット(電気魔法瓶)を比較しました。

 記事は、もう少しだけ続きます。

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1・電気代の安さ ★★★★★
2・沸騰の速さ  ★★★★★
3・蒸気対策   ★★★★★
4・保温温度   ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 次回の後編記事(こちら)では、今回紹介した全ての電気魔法瓶から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後半記事は→こちら

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posted by Atlas at 16:11 | 調理家電
          

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