2026年07月17日

比較2026’ 新型!サーキュレーター50機の性能とおすすめ・選び方:静音/大風量モデル (1)

【今回レビューする内容】2026年 大風量!強力な静音サーキュレーターの性能とおすすめ・選び方:リビング向け8畳 10畳 12畳 18畳 20畳 22畳 24畳 30畳モデル 電気代 静音性 エアコンの空気循環用:風力・性能ランキング

今回のお題
高性能サーキュレーターのおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2026年7月現在、最新のサーキュレーターを比較します。

 リビングの空気をしっかり「かくはん」できるパワーを備えつつ、静音性機能性にも優れた機種を探していきます。

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1・サーキュレーターの比較 (1)
  1-1:選び方の基本の説明【導入】
  1-2:シャープ
  1-3:パナソニック
  1-4:象印
  1-5:ボルネード
  1-6:バルミューダ
2・サーキュレーターの比較 (2)
  2-1:アイリスオーヤマ
  2-2:CADO
3 ・サーキュレーターの比較 (3)
  3-1:山善 
  3-2:ドウシシャ
  3-3:シロカ
4・サーキュレーターの比較 (4)

  4-1:ツインバード工業
  4-2:無印良品・東芝 ほか
  4-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、はじめにサーキュレーターの選び方の基本を説明します。

 その後、以上のメーカー順に、各社の製品を見ていきます。

ーー

パワフルさ ★★★★★★
静音性   ★★★★★
省エネ性  ★★★★★

デザイン  ★★★★★★
総合評価  ★★★★★

 その上で、最後の「結論編」(こちら)では、上表のような指標をもとに、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案します。

 よろしくお願いします。

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1・高性能なDC扇風機の比較
2・1万円前後の扇風機の比較
3・タワーファン・冷風扇の比較
4・ダイソンの空調家電の比較
5・サーキュレーターの比較

 なお、今回の記事は、このブログの空調家電の比較記事の5回目記事として書きました。

1-1・サーキュレーターの選び方の基本

1・適用畳数と風の到達距離
2・自動首振り機能
3・静音性
4・サーキュレーターの形状

 具体的な製品紹介に先立って、はじめに、サーキュレーターの選び方の基本から紹介します。

  サーキュレーターの購入を考えている方に向けて、選ぶ際に注意したい以上の4点について、順番に解説しておきます。


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 第1に、適応畳数と風の到達距離についてです。

 適用畳数は、サーキュレーターで室内の空気を循環させられる広さの目安です。

 今回の記事では、8畳用の格安製品から、45畳用のパワフルな製品まで幅広く紹介しています。

 ただ、この値は各社の自主基準です。

 扇風機の風量やエアコンの能力表示とは異なり、サーキュレーターの適用畳数には、共通する測定方法や表記ルールがありません

 そのため、適用畳数だけで、各製品の送風性能を単純に比較することはできません。

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 風の到達距離は、一部の企業が送風性能の目安として示しています。

 例えば、今回扱う製品では、18畳用で15m、30畳用以上では26mの到達距離を掲げる機種などが見られます。

 ただし、統一された測定基準はないです。製品選びの参考にはなりますが、この数字だけで機種間の送風性能の優劣を判断するのは不適切です。

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 結論的にいえば、サーキュレーターの適用畳数は、扇風機やエアコンの能力表示ほど厳密なものではありません

 したがって、利用する空間に対して、適用畳数がぎりぎりの製品を選ぶのはおすすめできません。

8畳〜15畳程度の空間
 :
適用畳数18畳〜22畳クラス
15畳〜20畳程度の空間
 :適用畳数30畳〜35畳クラス

 個人的には、15畳程度までのリビングならば、18畳〜22畳用あたりを選ぶのがよいと思います。

 隣室や廊下を含む広い範囲の空気を動かしたい場合は、30畳〜35畳クラスが適当でしょう。

 余裕のある製品を選んでおけば、風が強すぎても、風量を下げて調整できます。逆に、必要な風量が得られず、購入した意味がなかったという事態も避けられるでしょう。


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 第2に、首振り機能についてです。

 1万円以上のサーキュレーターでは、多くの機種が自動首振り機能を備えます。

 首振り方向は、左右だけでなく、上下にも対応する機種が多いです。

なかには、上下と左右を同時に動かす「立体首振り」に対応する機種もあります。

 さらに最近は、真上の90度に送風できる機種や、台座が一周する360度首振りに対応する機種も増えてきました。

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 こうした機種は、洗濯物の下にサーキュレーターを置き、広い範囲へ上向きに送風しやすいです。

 衣類乾燥にも使うつもりの方は、上下の可動範囲や立体首振りの有無に注目するとよいでしょう。

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 加えて、部屋の間取りが特殊な場合、天井が高い場合、家具が多い場合などは、自動首振りが空気のかくはんに役立つことがあります。

 一般的な形状の部屋ならば、写真のように強い風を壁へ当てるだけでも、エアコンが作った空気を循環させられます。

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 暖房で暖められた空気は天井付近に、冷房で冷やされた空気は足元にたまりやすいですが、壁や天井に沿った空気の流れを作れば、部屋全体を循環させられるからです。

 しかし、先述のように間取りが不規則な空間では、固定した一方向への送風だけでは、風が届きにくい場所が生じることがあります。また、ファンの運転音が気になる方も、首振りを利用することで、強い風を一方向へ固定するより、風量を抑えながら広い範囲の空気を動かせる場合があります。

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 一方、首振り機能が不要で、手動で角度を調整できれば十分という方には、逆に、自動首振り機能が備わる部分が邪魔に感じられる場合があります。

 なぜなら、上下・左右の自動首振りに対応する機種は、駆動機構の関係で、手で無理に向きを変えると故障する可能性があるため、角度調整も本体の操作部やリモコンで行う仕様になっているからです。

 ただし、左右のみ、あるいは上下のみの自動首振りに対応する機種では、自動で動かない方向については、手動で角度を調整できる場合が多いです。

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 結論的にいえば、衣類乾燥に使いたい方や、間取りが特殊な空間で使う方は、自動首振り機能にも注目してください。 


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 第3に、静音性についてです。

 一般的に、サーキュレーターは、羽根径が15cm前後の3枚羽根である場合が多いです。

 機よりもかなり小さな羽根で、直進性の高い強風を送り出すため、強運転時の騒音は大きくなりがちです。

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 静かさを売りにするDCモーター採用機でも、30畳クラスでは、機種によって最大運転音が60dB前後に達します。

  一方、静音性に配慮したシャープの30畳用最大49dBです。扇風機との兼用モデルまで含めれば、パナソニックの最大44dBが、今回扱う製品では最高水準でしょう。

 なお、18畳用など、適用畳数が小さければ静かになるという原則はありません。実用的な風量を出せる機種に限れば、小型でも大型機と同程度にうるさい製品は珍しくありません。

 一方、困ったことに、騒音値を公開する機種はかなり限られます。公開される場合でも、最小・最弱運転時の値だけを示す場合がほとんどです。

 サーキュレーターの場合、最大運転から中程度まで風量を落としても、騒音値は思ったほど下がらないのが普通です。

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 結論的にいえば、日中でも静音性を重視したい場合は、少なくとも「強運転」あるいは「最大運転時」の騒音値を示している機種を選んでください。

 最小運転音の値は、寝室で弱く運転する場合には参考になりますが、日中の空気循環に使える風量はありません。もちろん、最小運転音が小さい機種でも、最大運転時まで静かとは限りません。

  今回の記事では、この観点にも注目しながら各機を比較していきます。


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 第4に、サーキュレーターの形状についてです。

 ここは、近年とくに注意したい部分です。

 最近は、リビング用扇風機とサーキュレーターの「兼用タイプ」が多く登場しているからです。

 こうした製品のうち、扇風機のように支柱の上へファンを配置した「ハイポジションタイプ」には注意が必要です。扇風機としては便利な形状ですが、サーキュレーターとしては「最悪」に近い形状だからです。

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 先述のように、冷房で冷やされた空気は床付近に、暖房で暖められた空気は天井付近にたまります。

 サーキュレーターを床近くに置けば、床付近の空気を直接吸い込み、壁や天井へ向けて送ることで、部屋全体に大きな空気の流れを作りやすくなります。

 一方、ハイポジションタイプは吸込口が中空にあるため、床付近にたまった空気を直接動かしにくく、この点でサーキュレーターとして不利です。部屋の空気を効果的に循環させる上で、サーキュレーターを床近くに置くことには、しっかり意味があります。

 個人的にこのタイプはおすすめしませんで、今回は紹介していません。

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 一方、最近は逆に、床置き型のサーキュレーターにやや大きめの羽根を採用し、「扇風機」としての機能も持たせた製品が登場しています。バルミューダのほか、パナソニックや象印などが出しています。

 ただ、扇風機として見ると、一般的なリビング扇より小さな羽根で、身体へ広く当たる風を作らなければなりません。そのため、風を拡散させる工夫はあっても、一般的な扇風機ほど広く均一で柔らかな風を作るのは難しく、風当たりには課題が残ります。

 こうしたタイプは、サーキュレーターとしての能力には問題がない場合が多いため、今回の記事でも紹介します。

 ただ、扇風機との兼用を前提に選ぶことは、個人的にはあまりおすすめしていません

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 結論的にいえば、扇風機とサーキュレーターは、別々に考え、別々に備えることをおすすめします。

 一見すると、同じような仕組みで「ハイブリッド化」に向きそうに思えます。しかし、扇風機とサーキュレーターでは、求められる風質が決定的に異なります。そのため、実際には兼用にあまり向かないというのが、Atlasの結論です。

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 というわけで、ここまでは、空気清浄機の「選び方の基本」を書いてきました。

1・サーキュレーターの比較 (1)
  1-1:選び方の基本の説明【導入】
  1-2:シャープ
  1-3:パナソニック
  1-4:象印
  1-5:ボルネード
  1-6:バルミューダ
2・サーキュレーターの比較 (2)
  2-1:アイリスオーヤマ
  2-2:CADO
3 ・サーキュレーターの比較 (3)
  3-1:山善 
  3-2:ドウシシャ
  3-3:シロカ
4・サーキュレーターの比較 (4)

  4-1:ツインバード工業
  4-2:無印良品・東芝 ほか
  4-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 以下では、こうした説明に沿いつつ、各社の主立った製品を比較していきます。

 基本的に、メーカーごとに、リビング向けの「強力タイプ」から、比較的安めの、1万円以下でも十分買える標準モデルという順番でみていくつもりです。

1-2・シャープのサーキュレーター

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 はじめに、シャープのリビング用の強力サーキュレーターからです。

 2024年に新規参入したばかりですが、同社の「プラズマクラスター」技術を活かした製品となります。

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 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2026年発売】PK-18S03-B PK-18S03-H PK-18S03-A

 1・シャープ サーキュレーター PK-18S03
  ¥20,050 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【2025年発売】PK-18S02-B PK-18S02-H PK-18S02-A

 1・シャープ サーキュレーター PK-18S02
  ¥17,500 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

風の強さ:〜30畳
風速調節:10段階
首振り(左右):自動120度
首振り(上下):自動140度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター
リモコン:付属

  PK-18S03は、シャープのサーキュレーターです。

 2025年旧モデルが残っています。

 細かく見ると、新機種は風量7以下の運転音がわずかに低下し、消費電力も削減されています。最大風量時の騒音値は変わらないため、静音性を重視する本機らしく、弱〜中風域の運転音を抑えるための調整だったように思います。

 あとは、変わりませんので、新機種をベースに見ていきます。

 適用畳数は、30畳です。

 実際に30畳のリビングを持つ方は少ないでしょう。

 しかし、大風量機ならば短時間で空気をかくはんできるため、一般的なマンションでも高性能機を選ぶ意味はあります。

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 サイズは、幅253×奥行197×高さ329mmです。

 他社の30畳クラスと同程度で、後発だけに、設置性はよく研究されています。

 送風部を左右のアームで支える形状は、最近の強風型としては珍しいです。デザイン家電の部類で、見映えも良いです。

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 風量・風速は、数詞としては非公表です。

 最大30畳という空気循環適用床面積も同社基準なので、他社の30畳クラスと数値だけで直接比較できるわけではありません。

 羽根は、一方、18cmです。

 一般的なサーキュレーターは、15cm前後の場合が多いので、大きめと言って良い3枚羽根です。

 生き物から「学ぶ」シャープの家電らしく、本機も、フクロウの翼の断面形状を応用した「ネイチャーテクノロジー」を採用し、効率よく風を捉えることで、大風量と静音性の両立を図っています。

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 30畳という適用床面積はシャープの独自基準で、風量・風速の実数も示されません。そのため、他社の30畳機と数値だけで性能を直接比較することはできません。

 ただ、説明図では、18cm羽根で起こした風を細めの風路に通し、風速を高める構造が示されています。大径羽根で風量を確保しつつ、回転数をむやみに上げずに遠くまで届く風を作ることで、静音性との両立を狙った設計でしょう。

 風を極端に細く絞る構造でもありませんし、扇風機のように身体へ広く風を当てるのではなく、サーキュレーターとして使う分には問題ないでしょう。

 15cm級の羽根を採用せず、あえて18cmの羽根で風路を絞る設計をなしたのは、余裕のある羽根径で、静音性を高めるためと思われます。

 シャープは、20畳のリビングでは風量7を使用の目安としています。30畳という数字を他社機と単純には比較できませんが、一般的な広さのリビングならば、中〜強風で十分なかくはん効果を期待できそうです。

 自動首振り機能は、対応です。

 左右は、60度・90度・120度から範囲を選べます。

 上下は、上向き約60度・下向き約60度・上下約140度(上90度・下50度)の設定ができます。

 全範囲を選んだ場合、上90度から下50度まで首を振ります。

 左右は台座全体が回転するため、可動域も良好です。

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 立体首振りも、対応します。

 本機ほど大風量だと常用する場面は限られるかもしれませんが、衣類乾燥などでは便利です。

 角度調整は、、完全に真上まで向けられます。

 風速切替は、10段階です。

 DCモーター機として、十分に細かく調整できます。

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 静音性は、風量4で33dB、風量7で43dB、風量10で49dBです。

 先述した羽根の工夫もありますが、30畳用の最大風量時としては、静かな部類でしょう。

 最小音は20dBですが、寝室では、風量4あたりがシャープの推奨する目安となります。

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 清潔性は、プラスとマイナスのイオンを放出する「プラズマクラスター」を採用します。

 プラズマクラスターには発生量によるランクがありますが、本機は最上位の「プラズマクラスターNEXT」です。

 一方、プラズマクラスターの適用床面積は10畳です。送風は30畳に対応しますが、30畳の空間全体でNEXT相当のイオン濃度を保つ製品ではありません。

 ただ、洗濯物やニオイの付いた衣類へ直接風を当てる場合は、一定の消臭効果が期待できます。なお、イオンの発生時には微量のオゾンも生じますが、シャープは、家電製品の目安である0.05ppmの10分の1以下と説明しています。

 リモコンは、付属です。

 風量、首振り、運転モード、タイマーなどを操作できます。

 そのほか、最近のサーキュレーターの流行ですが、工具を使わず、前後のガードと羽根を取り外せます。取り外した部品は水洗いも可能です。

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 以上、シャープの PK-18S03の紹介でした。

 大風量で、静音性が高い上に、外観も良く、価格も海外ブランドの同クラスと比べれば納得感があります。

 30畳という適用床面積はシャープの自社基準ですが、一般的な広さのリビングで使う分には、十分な性能が期待できるでしょう。

1-3・パナソニックのサーキュレーター

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 続いて、パナソニックのリビング用サーキュレーターです。

 以前は、「創風機 F-BR25TS」という、かなりユニークな形状のサーキュレーターを展開していました。現在は、同社の扇風機で培った技術を取り入れた製品を出しています。


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 【2026年発売】

 2・ パナソニック F-D237D-W
  ¥20,050 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

風の強さ:〜30畳
風速調節:5段階
首振り(左右):自動120度
首振り(上下):自動90度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター
リモコン:付属

 F-D237D-Wは、パナソニックのサーキュレーターです。

 適用畳数は、30畳です。

 先ほどのシャープ機と同じです。

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 サイズは、一方、幅334×奥行230×高さ385mmです。

 先ほどのシャープ機と同じ18cm径の羽根を採用しますが、筐体はかなり大きいです。

 風量は、最大3.6m/秒量は、最大23.8m3/分です。

 同社の30cm羽根の扇風機となるF-C339D(最大風速2.2m/秒、最大風量44m3/分)と比べると、本機は風量が少ない一方、風速は高いです。数値上は、風の広がりよりも、風の直進性を重視した、サーキュレーター寄りの特性といえます。

 一方、パナソニックは、幅広放射グリルにより、「扇風機としても活躍する、広がりのあるやさしい風」を訴求します。

 確かに、風を広げる空力面の工夫はあります。ただ、18cm径の羽根で、最大風量も30cm羽根の扇風機には及びません。涼風用にも使えるとはいえ、リビングの扇風機の本格的な代用には向かないでしょう。

 自動首振り機能は、左右60°・90°・120°から範囲を選べます。

 左右は、60度・90度・120度からの範囲選択です。

 上下は、正面から上向き60°、正面から真上90°、真上を中心とした前後各45°の3種類です。

 上下・左右を組み合わせた立体首振りにも対応します。

 一方、手動固定は、ガードを手で動かして角度を調整する仕様ではなく、首振りを目的の位置で止めて固定します。

 運転モードは、おまかせ・おやすみ・部屋干し・1/fゆらぎ・急速循環の5種類です。

 おまかせモードは、温度センサーで室温を検知し、風量1・3・5を自動で切り替えます。急速循環モードは、最大風量・仰角約45°で約15分間運転する仕様です。

 1/fゆらぎモードは、蓼科高原の風を計測・分析し、その風速や強弱のリズムを再現したものです。同社の扇風機にも採用される技術です。

 風速切替は、5段階です。

 DCモーター機としては、あまり細かくありません。

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 静音性は、最小18dB、最大44dBです。

 この部分は重視された仕様です。

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 パナソニックによると、羽根のギザギザした鋸歯形状を持つ「セレーションファン」により、風切り音を低減するとされます。 

 清潔性は、一方、先ほどのシャープ機が備えるプラズマクラスターに相当する機能はありません。パナソニックも、ベルチェ素子を利用して空気中の水分から微粒子イオンを発生させ、除菌や脱臭などを狙うナノイー技術がありますが、本機には搭載されません。

 リモコンは、付属です。

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 以上、パナソニックのF-D237D-Wの紹介でした。

 「扇風機としても使えるサーキュレーター」というコンセプトですが、羽根径や風速・風量の数値を見る限り、基本的にはサーキュレーター寄りの製品です。

  本機は18cm径の羽根を採用し、同社の30cm羽根の扇風機より風速が高く、風量は少ない設計です。パナソニックは、幅広放射グリルで風を広げ、1/fゆらぎで当たり心地を高めるとしますが、基本的な空力特性は、直進性を重視したサーキュレーターに近いものです。扇風機に求められる、身体へムラなく当たる穏やかな風質まで、十分に両立できているかには疑問が残ります。

 一方、サーキュレーターとして見ても、便利で独創的な機能は少ないです。同社のエアコンと連動できる機能があれば話は別ですが、以前同社が出していた「創風機」と比べると、「イマイチ感」を強く感じました。

1-4・象印のサーキュレーター

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 続いて、象印のリビング用サーキュレーターです。

 老舗の家電企業ですが、このジャンルは2026年からの展開でした。


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 【2026年発売】

 3・象印 RC-AA30-WA
 3・象印 RC-AA30-HA  
  ¥14,676 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

風の強さ:〜30畳(サーキュレーター:23畳)
風速調節:10段階
首振り(左右):自動180度
首振り(上下):自動140度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター
リモコン:付属

 2WAYサーキュレーター RC-AA30は、象印の販売するサーキュレーターです。

 先ほど見たパナソニック機と同じく、扇風機サーキュレーターハイブリッド化を狙った製品です。

 適用畳数は、30畳です。

 ただし、サーキュレーターモードとしては、23畳までとなります。

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 サイズは、一方、幅260×奥行205×高さ310mmです。

 円筒型で存在感はそれなりにありますが、30畳クラスのサーキュレーターと考えれば、問題のないサイズです。

 風量・風速の数値は、非公表です。

 一方、羽根径は15cmと、シャープ・パナソニックより小径です。この部分で言えば、扇風機的な利用には向かない仕様です。

ただ、扇風機に必要な機能のうち、「風の広がり」という部分には工夫があります。

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 本機は、幅広く湾曲した変則的な形状の3枚羽根を採用します。

 その上で、ファン外周部にある7枚のルーバーを動かし、風質を「サーキュレーター向き」と「扇風機向き」に切り替えます。

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 同社は、この仕組みを「スマートルーバー」と呼んでいます。

 扇風機モードでは、ルーバーは収納されます。3枚羽根が起こした風を強く整流せずに送り出すことで、ワイドに広がる風を作る仕組みです。

 サーキュレーターモードでは、ルーバーが立ち上がり、ファン外周部の風を整えます。風の向きがそろうため、直進性が高まり、遠くまで届きやすくなります。

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 自動モードは、標準モード夏モード冬モード衣類乾燥モードが備わります。

 標準モードは、上下首振りとルーバーの開閉を組み合わせ、天井へ送る直進風と、家具の周囲へ広げる風を切り替えます。

 夏モードは、左右首振りの端でルーバーを立ち上げ、直進風で壁付近の空気を動かします。それ以外ではルーバーを収納し、扇風機のように広がる風を送ります。

 床付近にたまりやすい冷気を動かす運転と言えます。

 冬モードは、上下首振りとルーバーの開閉を組み合わせます。天井付近へ送る直進風と広がる風を切り替え、上部にたまった暖気を動かします。

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 衣類乾燥モードは、洗濯物が少ない場合の「スポット」と、多い場合の「ワイド」から選べます。

 設定に応じてルーバーが自動開閉し、立ち上げた際の直進風と、収納した際の広がる風を使い分けます。少量時は風を集中的に当て、多量時は広い範囲へ行き渡らせることを狙った機能です。

 自動首振り機能は、左右60°・120°・180°から範囲を選べます。

 左右は、60度・90度・120度からの範囲選択です。

 上下は、「下」「中」「上」「全角度」の4パターンです。最大では、下50°から上90°までの範囲で首振りします。

 風速切替は、10段階です。

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 静音性は、最小22dB、最大57dBです。

 最大57dBは、後ほど見る35畳用のボルネードに相当する音の大きさです。

 30畳相当の標準モードほか、23畳相当のサーキュレーターモードでも、57dBですので、風力比して、それなりに大きめの騒音値です。

 一般的なリビング用扇風機と比べても、かなりうるさいほうです。

 清潔性は、主要なパーツは分解して水洗いできます。

 一方、シャープのようなプラズマクラスターは装備しません。

 リモコンは、付属です。

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 以上、象印のRC-AA30の紹介でした。

 パナソニック同様に、基本的にはサーキュレーター寄りの製品です。扇風機としては、ルーバーによって風を広げる仕組みは面白いものの、同じく重要な「風当たり」や「風ムラ」の部分では、専用の扇風機には及ばないでしょう。やはり、15cm径の羽根では限界があるように思います。

 扇風機とサーキュレーターの「ハイブリッド化」は、本機ほどの工夫を凝らしても、無理があるように感じました。

 一方、サーキュレーターとして見れば、ルーバーの工夫は見どころです。夏の冷房時、冬の暖房時とも、直進風と広がる風を使い分ける制御には、一定の説得力があります。

ただし、特殊な3枚羽根とルーバーの組み合わせで、部屋全体の空気を動かせるだけの強い直進風を、どこまで確保できるかは読みづらい部分があります。

 一般的なサーキュレーターの場合、強い風を壁や天井へ送り、周囲の空気を巻き込みながら、部屋全体の空気を動かします。本機は、自動モードで直進風と広がる風を切り替えるため、強い風を一定方向へ送り続ける方式ではありません。こうした複雑な制御が、実際の空気循環にどこまで有効なのかは、議論の余地があるように思いました。

 少なくとも、その効果は、設置場所や部屋の形状に大きく左右されそうです。

1-5・ボルネードのサーキュレーター

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 つづいて、米国ボルネードのサーキュレーターです。

 昔は、「とにかくパワフル」という部分が主な売りでしたが、最近は、DCモーターの利点を活かし、弱運転時の静音性も訴求するようになりました。


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 【2017年発売】

 【〜35畳】【風量12.5m3/分】

 4・VORNADO DCモーター 6303DC-JP
  ¥32,800 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

風の強さ:〜35畳
風速調節;99段階
左右首振り:
上下首振り:手動(下10度〜上90度)
立体首振:
モーター:DCモーター
リモコン:付属

 6303DC-JPは、米国のボルネードの製品です。

 ボルネードは、世界で初めてサーキュレーターを製品化した企業で、世界的な知名度があります。

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 サイズは、幅31×奥行21.5×高さ37cmです。

 35畳用としては奥行が抑えられており、設置性は良好です。

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 適用畳数は、6畳〜35畳です。

 風の到達距離は26mです。

 強力な製品ですが、小部屋でも利用できます。小部屋から広めのリビングまで、1台を使い回したい場合にはよいでしょう。

 風量は、最大12.5m3/分です。

 数字だけを見ると、さほど目立ちません。

 ただ、この値は米国のサーキュレーター向けの測定法によるものです。国内機には扇風機の測定法を使う製品もあり、後者の方が数値は大きく出やすいため、単純には比較できません。

 実際は、同社の製品らしく、数字から受ける印象より、かなり強力です。

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 風速切替は、99段階で、実質的に「無段階」実質的には「無段階」と言ってよいでしょう。

 デジタルパネルを見ながら、数値で設定できます。

 これは、細かい調整が得意なDCモーターを採用する利点の1つです。最小では、同社が「超微風」とする2.9m3/分まで風量を落とせます。

 静音性は、もうひとつのポイントです。

 DCモーターの採用により、弱運転時は30dB未満です。

 ただし、ターボ運転時は57dBです。

 先ほどのシャープの30畳用は最大49dBでしたので、最大運転時の静音性では負けます。

 とはいえ、ボルネードは、最初の数分だけ強運転し、空気の循環を感じたら風量を下げる使い方を推奨しています。サーキュレーターを長時間ターボで運転する必要はないため、使い方によっては、さほど問題にはならないでしょう。

 角度調整は、下向き10度から真上の90度まで、手動で調整できます。

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 自動首振り機能は、非搭載です。

 ただ、本機は強力な直進風を壁や天井へ当て、その跳ね返りを利用して「強引に」空気をかくはんさせるコンセプトです。そのため、首振りがないことは、一概にマイナスとは言えません

 リモコンは、付属です。

 最大12時間のオフタイマーも備えます。

 そのほか、DCモーターの採用により、同社のACモーターモデルに比べて、消費電力を最大80%削減しています。

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 以上、ボルネード6303DC-JPの紹介でした。

 従来のボルネード機が抱えていた、パワフルだが音が大きいという欠点を、DCモーターで改善した機種です。

 弱運転時の静音性を高める一方、強運転時のパワーを犠牲にした機種ではありません。日本の家庭には、従来のACモーター機よりも、このモデルの方がフィットするでしょう。

 ターボ運転時は確かにがしますが、長時間使い続けるものでもありません。99段階で細かく調節できるため、空気が循環したあとは、必要な範囲まで風量を下げられます。

 実際、こちらは多少風量を弱めても、十分にパワフルでした。

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 なお、VORNADOは、本機の下位機種と言えるモデルがいくつかあります。

 以下、順番にみておきます。

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 【2026年発売】

  【〜40畳】

 5・VORNADO サーキュレータ 753-JP
   ¥24,750 Amazon.co.jp
(7/15執筆時)

風の強さ:40畳(30.5m)
風速調節;3段階
左右首振り:手動
上下首振り:手動(上向き可)
立体首振:
モーター:ACモーター
リモコン:

 第1に、タフモーター 753-JPです。

 同社の日本仕様では、最大クラスの風量を持つ製品で、40畳用とされます。

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 風量は、実数としては日本では非開示です。

 参考までに、米国仕様の場合、風量は18.2m3/分風の到達距離は、30.5mです。

 アイリスオーヤマの40畳用よりも、少なくともメーカー公表値では遠くまで風が届きます。

 静音性は、50Hz地域では、弱42dB・中48dB・強54dBです。

 60Hz地域では、弱36dB・中45dB・強56dBです。

 強力ではありますが、強運転時の騒音は、驚くほどは高くないです。

 ただ、弱運転でも36dBというのは、ACモーターの限界でしょう。

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 結論的にいえば、本体も大型ですし、家庭用というより、完全に「店舗用」でしょう。

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  【〜35畳】【風量14.86m3/分】

 6・VORNADO サーキュレータ(黒) 660-JP
 6・VORNADO サーキュレータ (白)660-JP
   ¥22,611 Amazon.co.jp
(7/15執筆時)

風の強さ:上記参照
風量調節:4段階
左右首振り:手動
上下角度:手動(真上まで)
立体首振:
モーター:ACモーター
リモコン:

 第2に、660-JPです。

 デザイン性を重視した「モダンモデル」です。

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 適用畳数は、35畳用です。

 風の到達距離30.5mで、風量最大14.86m3/分です。

 先ほどのDCモーター機より風量自体は大きく、かなり「パワフル」です。

 風量調節は、ただ、4段階です。

 静音性も、50Hz地域では弱35dB・最大50dB、60Hz地域では弱33dB・最大53dBです。

 パワフルなので以前から人気のある機種ですが、風量を細かく調節できるDCモーター機が登場した現在では、存在感は薄くなりました。

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 結論的にいえば、静音性や風量調節の細かさ、消費電力を考えると、選ぶならば上位のDCモーター機でしょう。


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 【2026年発売】

  7・ボルネード STRATA8T-JP
  ¥19,800 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

風の強さ:〜16畳
風速調節;10段階
左右首振り:自動(90度・180度)
上下首振り:手動(上向き90度)
立体首振:
モーター:DCモーター
リモコン:付属

 STRATA8T-JP Hybrid Air Circulatorも、米国のボルネードの製品です。

 独特のブロワー構造を採用する、ストラータシリーズの現行モデルとなります。

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 サイズは、幅25.5×奥行29.0×高さ34.5cmです。

 正面から見ると、大型のドライヤーのような独特の外観です。

 重さは、2.2kgに抑えられており、比較的コンパクトに設置できます。

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 適用畳数は、16畳です。

 一般的なプロペラではなく、水車のような形状の「超薄型ブロワーホイール」を採用します。

 細めの吹出口から高速な風を送り出す構造で、吹出口から2.5cmの位置では、最大8.7m/秒の風速です。

 一般的なサーキュレーターのように、プロペラで大量の空気を押し出すというより、細く速い風を作ることを重視した設計といえます。

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 角度調整は、上下方向については手動です。

 水平方向から真上の90度まで向けられるため、冷房時には床付近の冷気を持ち上げ、暖房時には天井へ向けて風を送り、暖気を循環させられます。

 自動首振り機能は、左右のみ対応します。

 首振り幅は90度・180度から選択できます。180度を選ぶと、広い範囲へ風を送れるため、衣類乾燥や複数人で涼む場合にも便利でしょう。

 なお、首振り中に障害物へ当たると、反対方向へ動く障害物検知機能も備えます。

 風速切替は、10段階です。

 DCモーター機として細かく調節できるほか、設定した風量を上限として、風の強さを自動的に変化させる「そよ風モード」も備えます。

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 静音性は、風量1で32dB、風量5で39dB、風量10で50dBです。

 弱運転時は静かな一方、最大運転時まで特別に静かな機種ではありません。ただ、16畳用としては、必要な風量に合わせて10段階で細かく落とせる点は便利でしょう。

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 リモコンは、付属です。

 本体へ向けなくても操作できるRF式で、使用後は本体側面へ磁石で取り付けられます。

 そのほか、最大12時間のオフタイマーを備えます。

 メンテ性は、吸気口カバーとブロワーホイールは取り外せるため、内部まで掃除できます。

 ただし、水洗いには対応しません。

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 以上、ボルネードストラータの紹介でした。

 超薄型のブロワーホイールで細く速い風を作るという点で、発想は面白いサーキュレーターです。

 ただ、サーキュレーターとして重要なのは、速い風を出すことではなく、周囲の空気を巻き込みながら、部屋全体に大きな循環を作ることです。

 本機は、吹出口直近の風速こそ示されますが、風量や到達距離は非公表です。細口から高速風を出す独自構造が、一般的なプロペラ式より空気循環に有利であることは読み取れません。

 左右首振りや「そよ風モード」も備えますが、いずれも循環性能そのものを高める機能ではありません。風が細いため、扇風機との兼用や衣類乾燥まで含めて、積極的に選ぶ理由も乏しいでしょう。

 独自性を優先した結果、サーキュレーターとして何が優れているのか分かりにくくなっています。機能面からは評価しがたい製品です。

1-6・バルミューダのサーキュレーター

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 続いて、日本のバルミューダのサーキュレーターです。

 デザイン家電に強みを持つ日本企業です。


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 【2019年発売】A02A

 8・バルミューダ GreenFan C2 A02A-WK
  ¥25,800 楽天市場 (7/15執筆時)

風の強さ:〜20畳(10枚羽根)
風速調節:4段階
左右首振り:手動
上下首振り:なし(手動−10°〜110°)
立体首振:
静音性:DCモーター(静音)
リモコン:付属

 GreenFan C2 A02Aは、バルミューダが販売する製品です。

 「グリーンファン シーツー」という名前です。

 従来の大風量型サーキュレーター「GreenFan Cirq」とは異なる、小型・多機能タイプとして登場しました。形状も大きく変わっています。

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 サイズは、幅32×奥行23×高さ34cmです。

 独特な円筒形で存在感はありますが、同社らしいシンプルで邪魔になりにくいデザインです。

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 適用畳数は、20畳です。

 最大到達距離は約12mです。

 小型機としては必要十分ですが、ここまで見た最近の上位機と比べると、送風性能は控えめです。

 ただ、実際の風量感は、適用畳数から受ける印象より強めです。

 羽根は、外周の5枚羽根の内側に、さらに5枚の羽根を配置した二重構造です。

 内外で速度の異なる風を発生させ、それらをぶつけることで、広がりながら面で進む風を作ります。小型のサーキュレーターながら、直接当たった際にも比較的穏やかな風質を出せる仕組みです。

 同社はこの羽根の技術を「グリーンファン テクノロジー」と呼びます。

 なお、15分間、最大風量で運転する「ジェットモード」も搭載します。

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 角度調整は、下向き10°から上向き110°まで対応します。

 無段階で好みの位置に固定できるため、暖房時に天井へ向けて送風する場合にも便利です。

 風速切替は、通常の3段階とジェットモードを合わせた4段階です。

 自動首振り機能は、一方で、上下・左右ともに非対応です。

 首振りで風を振り分けるのではなく、壁や天井へ向きを固定して使う、昔ながらのサーキュレーターです。

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 静音性は、最小20dB、最大52dBです。

 DCブラシレスモーターを採用しており、弱運転時の静音性は良好です。

 ただし、ジェットモードを含む強運転時まで静かな製品ではありません

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 脱臭フィルター A02A-D100
  ¥2,200 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 新機軸は、2つあります。

 第1に、ダクトファン構造とした上で、活性炭式の「脱臭フィルター」を付属させている点です。

 同社によると、ジェットモードで30分運転した際に、ニオイを最大94.7%除去するとされます。

 ただし、これは1m3の密閉空間で行った試験結果です。小さなフィルターで、実際の居室でも同等の効果が得られるかは判断できません。

 また、フィルターは消耗品で、6カ月ごとの交換が推奨されます。

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 【EGF-P100後継機】充電6時間

 バルミューダ AGR02JP
  ¥13,200 楽天市場 (7/15執筆時)

 第2に、別売バッテリーの対応です。

 これにより、風量1で約22時間、風量2で約9.5時間、風量3で約3.5時間、ジェットモードで約2時間のコードレス運転が可能です。

 リモコンは、付属します。

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 以上、「GreenFan C2 A02A 」の紹介でした。

 小型でオシャレなサーキュレーターとして、一定の存在感があります。

 二重構造の羽根による風質は、本機の長所です。直接風に当たる使い方も考えられるため、扇風機的に運用する場合には、一定の個性があります。ただし、羽根径は同社のリビング用扇風機より小さめですので、そちらと同じ風質が得られるとは限らないでしょう。

 加えて、サーキュレーターとしての性能は20畳・到達距離約12mにとどまります。自動首振りにも対応しません。脱臭機能も、交換フィルターの費用が継続的にかかる上、実空間での効果は読みづらい部分があります。

 静音性は20〜52dBですが、各風量段階の騒音値は非公開です。また、約12mという到達距離も、最大風量時の数値です。空気循環を目的に強めの風量で常用する場合、運転音の部分も課題になるでしょう。

 本機の価格を考えると、サーキュレーターとしても、扇風機としても、限界が感じられます。象印機やパナソニック機と同様に、ハイブリッド型は、双方の機能に限界が出やすいため、おすすめとはしにくい製品です。

1-7・シャークのサーキュレーター

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 続いて、米国のシャークのサーキュレーターです。

 掃除機などの生活家電に強みを持つ米国企業で、既存ジャンルの製品に「ワンポイント」の工夫を加えるのが得意な企業と言えます。


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 【2025年発売】

 9・Shark FlexBreeze HydroGo FA052JWHNC
  ¥18,211 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 9・Shark FlexBreeze HydroGo FA052JWH
  ¥14,800 楽天市場 (7/15執筆時)

ホワイト: FA052JWH FA052JIVNC
グリーン: FA052JGN FA052JGNNC
ピンク: FA052JPK FA052JPKNC
パープル: FA052JPU FA052JPUNC
アイボリー: FA052JIV FA052JIVNC
グレー: FA052JGY FA052JGYNC
ブルー: FA052JBL

風の強さ:(適用畳数非公開)
風速調節:6段階
左右首振り:
上下首振り:手動(最大45°)
立体首振:
静音性;BLDCモーター
リモコン:付属

  Shark FlexBreeze HydroGoは、シャークの発売する製品です。

 流通ルートで型番が変わりますが、性能は同じです。

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 本機は、クーリングミスト機能を備えたコードレス機です。自宅内だけでなく、外出先やアウトドアでの利用も想定した製品なので、その部分を含めて説明していきます。

 サイズは、幅212×奥行220×高さ291mmです。

 円筒形の本体で、重さは2kgです。アウトドアへ持ち運びやすいサイズと言えます。

 適用畳数は、非公表です。

 風速・風量の数値も示されません。一方、最大到達距離は20mです。

 この点から、適用畳数は、同クラスのサーキュレーターとの比較から、18畳前後と推定します。

 ただし、あくまで目安です。

 羽根は、14cm径の3枚です。

 サーキュレーターとしては一般的な構成で、扇風機のように、風に直接当たった際の心地よさを重視した設計ではありません。

 角度調整は、注意点です。

 本機は、上下・左右とも自動首振りに対応しません

 上下方向は、最大45°の範囲で手動調整できます。左右方向は、本体自体の向きを変えて調整します。

 風速切替は、5段階とブーストモードをあわせて6段階です。

 なお、先述の20Mの到達距離はブーストモード時の値です。

 静音性は、非公開です。

 BLDCモーターによる静音性は訴求されますが、風量5,あるいは、最大風量となるブーストモード時の運転音は判断できません

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 バッテリーは、内蔵です。

 AC電源でも利用できますが、内蔵バッテリーでは最大12時間の運転とされます。

 ただし、風量1で、ミスト機能を利用しない状態での話です。

 そのほかの運転時間は、上表の通りです。

 充電には約3時間かかります。また、専用ACアダプターを使う方式なので、一般的なモバイルバッテリーからの充電は想定されていません。

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 ミスト機能は、搭載です。

 170mLのタンクを備え、ミストの気化熱によって、風が当たる範囲を局所的に冷やします。

 同社によると、気温30℃・風量3・本体から0.9m離れた条件で、温度が最大2℃低下したとされます。

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 1回の給水で、連続ミストは約30分、断続ミストは約60分利用できます。給水自体は容易です。

 超微細な霧状のミストで、水滴が家財に付着しにくいため、屋内でも利用できます。気化熱で身体を局所的に冷やす用途には使えるでしょう。

  ただし、放出した水分によって室内の湿度は上がります。エアコンを併用するか、換気によって湿気を外へ出すような運用が適当です。

 防水性は、IPX5等級です。

 UV耐性も備えます。ただし、雨の中での使用・充電や屋外放置には対応しません。突然の雨や水しぶきへの備えと考えるべきでしょう。

---

 以上、Shark FlexBreeze HydroGoの紹介でした。

 自宅内で主に使うには、自動首振りがなく、適用畳数や騒音値も非公表です。この価格帯の一般的なサーキュレーターと比べると、室内用としての機能は大きく見劣りします。

 その点では、自宅用との兼用を期待するより、アウトドア専用の「目的特化型」として選ぶべき製品です。その用途ならば、コードレス運転やミスト機能も有効に使えそうです。

次回につづく
最新のサーキュレーターのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、サーキュレーターの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

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2・サーキュレーターの比較 (2)
  2-1:アイリスオーヤマ
  2-2:CADO
3 ・サーキュレーターの比較 (3)
  3-1:山善 
  3-2:ドウシシャ
  3-3:シロカ
4・サーキュレーターの比較 (4)

  4-1:ツインバード工業
  4-2:無印良品・東芝 ほか
  4-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 続く2回目記事こちら)では、アイリスオーヤマの製品をを引き続きみていきます。

パワフルさ ★★★★★★
静音性   ★★★★★
省エネ性  ★★★★★

デザイン  ★★★★★★
総合評価  ★★★★★

 その上で、最終回の3回目記事こちら)で、ここまで紹介してきた全機種から、目的別、予算別にAtlasのオススメ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 01:18 | 生活家電



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