1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
コードレススチームアイロンのおすすめは結論的にこの機種!

1・コードレスアイロンの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
1-3:東芝
1-4:T-Fal
2・コードレスアイロンの比較 (2)
2-1:日立
2-2:アイリスオーヤマ
2-3:ドウシシャ ほか
3・コードレスアイロンの比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、コードレスアイロンの比較でした。
3回目記事では「結論」として、ここまでの記事で見てきた全製品から、目的別・価格別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
第1に、操作性、機能性を含めた総合力が高いアイロンとして、おすすめできる製品は、

【2026年3月発売】
8・Panasonic NI-WL710-K
8・Panasonic NI-WL710-PC
¥17,001 Amazon.co.jp (6/4執筆時)
【2025年3月発売】
9・Panasonic NI-WL709-K
9・Panasonic NI-WL709-PC
¥17,001 Amazon.co.jp (6/4執筆時)
かけ面 :ミラーマジ軽
注水量 :160ミリリットル
スチーム量:13g/分(最大15g/分)
ハンガーショット:
かけ面サイズ:10×22.0cm
重さ :1.1kg
軽さ ★★★★★
スチーム力 ★★★★☆
滑りやすさ ★★★★★★
操作性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックのNI-WL710でしょう。

本体の重さは、1.1Kgです。
「カルル」という名前だった時代は「軽さ」を全面に押しだしていましたが、現行機は他社より重めです。
ただ、重心バランスの工夫とかけ面の滑りやすさもあり、実際に操作すると重さを感じにくく、軽快に使えます。

操作性の特徴は、どら焼き型の「Wヘッド形状」です。
他社と比べてもかなり特徴的な外観ですが、前後左右へ自在に動かしやすい形状です。
適当に動かしてもわりとシワが伸び、戻りジワも寄りにくいので、アイロン掛けが得意でない方にも向くように思います。
ハンドル型で力をかけやすく、かけ面全体へ荷重を伝えやすいので、慣れてくれば短時間で仕上げられるでしょう。

ボタン周りの処理も、前方が「スリムヘッド構造」なので、ちょいがけできます。

かけ面のコーティングは、ニッケル系素材のミラーマジ軽ベースです。
ステンレス地にニッケルコートを施した上級仕様です。
Atlasが試した限りでは、現行のコードレスアイロンでは最も「すべる」素材です。
以前は東芝のボロンコートを推していましたが、現行機では終売したため、この点では、今なら本機です。

パナソニックは、高温時の引張り荷重測定で、フッ素コートに比べて約2倍軽いすべりと説明します。
ニッケルコートは、熱した状態で使うと、すべりの良さが表れやすい素材です。パナソニックの比較も高温時の引張り荷重測定で行われており、ここはスペックと言うより「実機を使ってこそ」分かる部分です。
装備も、タンク内蔵の目詰まり防止剤で、スチーム孔の目詰まりを起こしにくくします。
水漏れストッパーも備えます。こちらは下位機にもある機能ですが、低温スチームを使う際の水漏れを防ぐうえで重要です。
この2つの装備は、アイロンにおいて欠かせないと思いますが、本機は備えます。
マイコン制御も、備えます。
温度センサーをつかいながら、細かい制御を行います。

スプレーも、水粒子が細かいマイクロスプレーです。
ただ、常温水で使うスプレーの抗菌機能は東芝のほうが充実します。ただ、この部分は、アイロン自体の熱で解決できるので、パナソニックの仕様でも良いでしょう。

スチームのパワーも、平均13g/分、最大15g/分です。
このサイズのかけ面には、十分な水準です。

ハンガーショットは、非対応です。
しかし、ニットなどをふっくらさせるパワーショットには対応します。
これくらいできれば、十分でしょう。

ケースも、パナソニックの上位機は、使用後すぐにかぶせられる仕様です。
片付けに時間が取られにくく、便利です。
第2に、おしゃれ着の処理が得意な、小型・軽量モデルとしておすすめなのは、

【2024年発売】TA-FDX970-K
14・東芝 La・coo TA-FDX970(K)
¥13,580 楽天市場 (6/4執筆時)
かけ面 :ニッケルコート
注水量 :160ミリリットル
スチーム量:13g/分
ハンガーショット:対応
かけ面サイズ:10×21cm
重さ :0.95kg
軽さ ★★★★★★
スチーム力 ★★★★☆
滑りやすさ ★★★★★
操作性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
東芝のラクーシリーズのTA-FDX970が良いでしょう。
パナソニックの最上位機と総合力で比べる場合、甲乙はつけがたいです。
しかし、ポイントプレスのしやすさと、軽量性に注目すると、本機が優秀です。

本体の重さは、950gです。
高機能機としては軽量で、パナソニックの最上位機より150g軽いです。
力のかけやすさではパナソニックの形状に利があるので、通常のプレスのしやすさは、悪くないにせよやや負けます。

ただ、東芝の場合、先端の「楽がけライン」で、ボタン周りなどの細部を処理できます。
その上で、かけ面後部の傾斜を使う「ポイントプレス」により、プリーツやフリルなども仕上げやすい構造です。
スカートのラインなど、細かな部分まできっちり仕上げたい場合は、東芝が使いやすそうです。

かけ面のコーティングは、ニッケルコートです。
現行のコードレスアイロンでは、最上位級のすべりを期待できる素材です。
これで問題ないです。

スチームのパワーは、13g/分です。
パナソニックと同水準です。。
温度設定は、低1・低2・中1・中2・高の5段階で、マイコン制御です。
熱に弱い衣類まで、細かく温度を合わせられる点も、本機の強みです。

周辺装備も、プラチナアクアクリーンユニットによる水垢・目詰まり対策と、水漏れを防ぐオートバルブを一通り備えます。
その上で、スプレーにおいて、パナソニックにはないプラチナ抗菌ミストを採用する点も、「おまけ」としては豪華でしょう。
ケースも、使用後すぐにふたができる仕様です。
問題ないです。
第3に、軽量コンパクトで、多少「安め」のコードレスアイロンを探している人は、

【2026年3月発売】
6・Panasonic NI-WL610-R
6・Panasonic NI-WL610-S
¥12,845 Amazon.co.jp (6/4執筆時)
【2025年3月発売】
7・Panasonic NI-WL609-R
7・Panasonic NI-WL609-S
¥10,485 Amazon.co.jp (6/4執筆時)
かけ面 :グラファイトセラミック
注水量 :160ミリリットル
スチーム量:13g/分(最大15g/分)
ハンガーショット:
かけ面サイズ:10×22.0cm
重さ :1.1kg
軽さ ★★★★★
軽さ ★★★★☆
スチーム力 ★★★★☆
滑りやすさ ★★★★☆
操作性 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
パナソニックのNI-WL610をおすすめします。
新旧で本体性能に差はありません。ケース形状が変わりますが、旧機も使用後すぐに収納できますので、買われる際の値段で決めてOKでしょう。
本体の重さは、1.1kgです。
数値上は特別軽いわけではありませんが、Wヘッド形状とかけ面のすべりの良さもあり、このクラスでは操作時は軽快です。

かけ面のコーティングは、グラファイトセラミックコートです。
パナソニックの通常のセラミックコートより、かけ面のすべりを期待できる素材です。
スチーム量も、平均13g/分、最大15g/分です。
低温スチームも利用できますし、スチーム周りの装備は問題ありません。
その上で、本機は、水漏れストッパーと目詰まり防止機能を備えます。
アイロンは、大事に使えば、十年以上保つ家電です。
長く使う前提ならば、こうした装備は欲しいところですが、本機ならば問題ありません。

筐体も、指かけグリップを備える、同社の上位筐体です。
最上位機ほどのかけ面のすべりやマイクロスプレーは必要ない一方、長く使うための基本装備は妥協したくない方に、買って後悔のない中級機だと思います。
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【2024年発売】TA-FDX670-N
10・東芝 La・coo TA-FDX670(N)
¥7,593 楽天市場 (6/4執筆時)
かけ面 :セラミック
注水量 :160ミリリットル
スチーム量:13g/分
ハンガーショット:対応
かけ面サイズ:10×20cm
重さ :0.95kg
軽さ ★★★★★★
スチーム力 ★★★★☆
滑りやすさ ★★★★☆
操作性 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
一方、1万円以下で考えたい場合は、東芝のTA-FDX670を推します。
パナソニックの場合、「目詰まり防止機能」があるのは、NI-WL600系以降です。
しかし、東芝は、より安い本機でも、水漏れを防ぐオートバルブと、目詰まりを軽減するアクアクリーンユニットを備えるため、安心です。

かけ面のコーティングは、シルバーセラミックです。
東芝では、シルバーチタンよりすべりの良い中級コートに位置づけられます。

スチームのパワーは、13g/分です。
59個のスチーム孔と全面スチームラインで、かけ面全体へスチームを広げる仕様です。この価格帯の製品としては、充実しています。
その上で、このグレードも、同社の上位機と同じで「軽さ」と「ポイントプレス」に特徴があります。その部分も、選ぶ要素になるでしょう。
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【2019年発売】
【ダイヤモンド・セラミック】
20・アイリスオーヤマ SIR-04CLCD-A
4,425 Amazon.co.jp (6/4執筆時)
かけ面:ダイヤモンドセラミック
注水量:180ミリリットル
スチーム量:不明
ハンガーショット:対応
重さ :700g
軽さ ★★★★★★
スチーム力 ★★★☆☆
滑りやすさ ★★★★☆
操作性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★☆☆
さらに、予算を節約したい場合は、アイリスオーヤマ SIR-04CLCDが良いかと思います。

かけ面のコーティングは、ダイヤモンドセラミックコーティングです。

同社の現行コードレス機では、最上位のかけ面です。
スチーム孔は見た目に多く、かけ面の広い範囲へスチームを出しやすい配置です。
スプレーも、装備します。
ショット量は非公開ですが、ハンガーショットにも対応します。
ただ、アイロンは長く使える家電なので、使い勝手を重視する場合、予算をもう少しかけても良いかとは思います。
第4に、スチーム力を重視して、小型のコードレスアイロンを選ぶ場合は、

【セラミックかけ面】
17・T-Fal フリームーブミニ6470 FV6470J0
¥9,400 Amazon.co.jp (6/4執筆時)
かけ面 :セラミック
注水量 :110ミリリットル
スチーム量:15g/分(最大)
ハンガーショット:95g/分
かけ面サイズ:10×21.0cm
重さ :約0.9kg
軽さ ★★★★★★
スチーム力 ★★★★★★
滑りやすさ ★★★★☆
操作性 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
T-Falのフリームーブミニの上位機となるフリームーブミニ6470でしょう。

スチームのパワーは、最大値表記ですが、15g/分です。
ティファールは最大値のみの公開なので、平均値を公表する他社とは直接比較できません。
ただ、通常スチームとしては実用的な水準はあるでしょう。

ハンガーショットは、強力です。
コードレスアイロンでは、実用的なハンガーショットの出力を持つのはT-Falだけです。
縦向きでも、最大95g/分のジェットスチームを使えます。
アイロン台上で頑固なシワを処理する場合にも、同じジェットスチームを利用できます。
なお、現行のコード付き最上位機は最大140g/分、上位機は最大120g/分です。その数値から見ても、コードレス機としては十分に強力と言えます。
通常スチームは、ただし、高温設定時のみにしか使えません。
熱に弱い衣類へスチームを使いたい場合は、低温・中温スチームに対応する他社機のほうが向きます。

かけ面のグレードも、セラミックです。
一方、水あか防止バルブは非搭載です。
一方、目詰まり対策(カルキ対策)がないのが、若干気になります。使用後の排水や、定期的に高温でジェットスチームを出す方式のお手入れは、しっかり行った方がよいでしょう。
補足:おすすめアイロン台について
以上、今回はアイロンの話でした。
最後に「おまけ」でアイロン台について書いておきます。

アイロンで「疲れやすさ」を感じている場合、立ち掛けを試すと良い場合が多いです。
台の高さを体格に合わせれば、低い台で前かがみになるより、姿勢と体重を使ってアイロンをかけやすく、腕や腰への負担を抑えやすいからです。
東芝やパナソニックのような軽量な小型機で、しっかりプレスしたい場合にも有利です。

また、座ってアイロン掛けをする場合も、床置きの低い台より、椅子に座って使える高さの方が前かがみになりにくいです。

山崎実業 スタンド式人体型アイロン台
¥5,970 Amazon.co.jp (6/4執筆時)
オススメは、山崎実業のスタンド式人体アイロン台です。
立ち掛けができるほか、13段階の高さ調節に対応し、椅子やカーペットに座っての利用も可能だからです。

また、人体型アイロン台なので、シャツを台に着せるようにセットでき、プレスも楽です。

アイリスプラザ 人体型 アイロン台 アルミコート
¥3,313 Amazon.co.jp (6/4執筆時)

アイロン台 アルミコート
¥803 Amazon.co.jp (6/4執筆時)
座り掛けやテーブル上で使う場合は、コンパクトな人体型や平型のアイロン台が扱いやすいです。
その上で、熱効率のよいアルミコートを施した製品ならば、アイロンの熱を有効に使いやすいでしょう。
補足:このブログの関連記事の紹介
というわけで、今回は、コードレスアイロンの比較でした。

1・コードレスアイロンの比較
2・コード付きアイロンの比較
3・衣類スチーマーの比較
4・ズボンプレッサーの比較
このブログには、話題のスチーマーをふくめて、衣類にかかわる家電の関連記事もありますので、こちらもよろしくお願いします。
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また、このブログ「モノマニア」では、1人暮らし向けに必要な家電や家具類を20ジャンル以上まとめた記事もあります。
新生活をはじめる方で、掃除機のほかに色々お探しのものがありましたら、このリンク記事もよろしくお願いします。
ではでは。
