比較2017'【高画質】全30機の最新ビデオカメラの性能とおすすめ:4K対応(1):ソニー ハンディカム・JVC・エブリオ・パナソニック・キヤノン(Video Camcorder)

2017年10月29日

比較2017'【高画質】全30機の最新ビデオカメラの性能とおすすめ:4K対応(1):ソニー ハンディカム・JVC・エブリオ・パナソニック・キヤノン(Video Camcorder)

今回レビューする製品【2017年10月】家庭用ビデオカメラ人気30機の性能とおすすめ・選び方:フルHD 4K対応 ソニー ハンディカム・JVC KENWOOD エブリオ パナソニック キャノン:HDR-CX470 HDR-CX680 HDR-PJ680 HDR-AX40 BC HC-V360MS HC-V480MS HC-W580M HC-W585M-W EVERIO GZ-F270 GZ‐R470-Y GZ‐RX670-B iVIS HF R800 HF R82 HF G40 iVIS HF G21  FDR-AX55 FDR-AX100 HC-VX985M HC-WX995M-T HC-WXF990M-K FDR-AX1 HC-X1000  初心者向け「最強」機種:旅行・運動会・子ども・ペット撮動画・防水機能などの違いと口コミランキング

今回のお題
高画質でお買得価格なビデオカメラおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2017年の家庭用のデジタルビデオカメラの最新機種の比較です。格安なフルHD画質のビデオカメラと、高画質な4K画質のビデオカメラの両方を紹介します。

 なお、このブログ「モノマニア」では、現在最新機種となるビデオカメラについて、以下のような記事があります。

1・デジタルビデオカメラ
2・小型アクションカメラ

 

 今回は1番の記事になります。運動会や旅行におすすめできるデジタルビデオカメラ を紹介していきます。家庭用のハイエンド機も網羅しているので、日本のデンキヤで売られている現行品の全機種を調査できている思います。

 なお、頭や乗物に付ける、最近人気の超小型カメラ(アクションカム)については、別に記事があります。こちらについては、ご面倒ですが、2番の記事をご覧ください。

ーーー

 というわけで、紹介をはじめましょう。

 今回も「機種別に機能の詳細を説明」したあと、最後に「結論」としてAtlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。

ビデオカメラの選び方

 さて、今回の比較にあたり、重視したいポイントは次の3点です。

1・画質の良さ

 第1に、画質です。

 単に4K動画、2K動画という区別だけはなく、根本的に画質の違いを生み出すセンサーである撮像素子のサイズを中心にその違い詳しく説明します。

2・ズーム倍率と手ぶれ補整

 第2に、ズーム倍率です。

 運動会など遠くから撮影する場合、ある程度のズーム倍率ないと撮影対象が足りません。また、倍率がアップすると手ぶれ補正も重要になるため、手ぶれ補正についても説明します。

3・バッテリーの持続時間と価格

 第3に、バッテリーの持続時間とバッテリーの価格です。

 1時間以上の実撮影時間を撮影する場合、バッテリー交換が必要です。そのため、今回は消耗品としての増設バッテリーの値段も掲載することにします。

ーーー

 以上3点のほかに、オプションや、静止画の撮影能力、防塵防水耐性などを含め、以下、最新機種を機種ごと紹介します。

ソニー社のハンディカム

 というわけで、紹介をはじめます。

 以下、いつものように、Atlasのオススメポイントは「赤字」で、イマイチな点は「青字」で記載していきます。


 

 【2017】

 1・SONY HDR-CX470 【白色】
 1・SONY HDR-CX470 【黒色】
   ¥30,900 Amazon.co.jp
(10/29執筆時)

 撮像素子裏面照射形CMOS 1/5.8型
 動画有効画素数:229万画素
 静止画有効画素数:171万画素
 光学ズーム;光学式:30倍
 ズーム倍率: 26.8-804.0mm(16:9時)

 フルHD録画:可能
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体:内蔵(32GB) microSDXC
 バッテリー実撮影時間1時間15分
 付加機能
 重量:  190グラム

 1番目に紹介するのは、ソニーのハンディカムシリーズの入門機にあたるHDR-CX470です。

 こちらは、本体のサイズが4.0×59.5×128.0mmと、上位機種と比べてサイズがコンパクトな新製品です。大きめのスマホとほぼ重さが変わらない機種です。

 このシリーズは、白以外に黒のモデルもあり、計2色展開で発売されています。入門機ですが、「ハンディカム」シリーズということで、フルハイビジョン画質の動画の撮影が可能です。

 y_hdr-cx420_003.jpg

 ズーム倍率は、30倍と高倍率であり、また広角側(広範囲に撮れる側)も35mm換算で26.8mmと割と広く撮影可能な機種です。風景や建物の撮影のほか、運動会などを「引いて」撮るのに向いていますね。他社よりも広範囲にわたる撮影ができます。

 手ぶれ補正は、光学式が搭載されます。ただ、上位機種の場合、ワイド(広角)時だけではなく、ズーム時もぶれない空間光学手ブレ補正が採用される点をふまえると、こちらはズーム時に対応しない点でスペックが低くなっています。

 撮像素子は、1/5.8型です。ちなみに「撮像素子」とは、画像情報をどれだけ取り込めるかに関わる部品で、ビデオカメラにおいては、(画素数より)画質を決める最も重要なパーツです。こちらはが、分母の数字が小さいほど、画質が良いという法則です。

 また、撮像素子のタイプも重要です。こちらは、裏面照射形のCMOSセンサーです。これは、ソニーの高級な一眼レフカメラにも使われる技術が採用されており、夜間撮影などの条件の悪い際の撮影が得意です。

 画像エンジンは、パソコンのCPU(頭脳)にあたる重要な部分です。SONYの場合、映像機器やカメラでも使われる高性能のBionzXが搭載されています。高性能で撮影後の手ぶれ補整や、画質補完性能が高いほか、操作性の向上にも寄与しています。 

 201407221455.jpg  

 搭載されるマイクも、5.1ch対応の高品質のものです。

 液晶パネルは、タッチパネル式で、3.0型46万ドット クリアフォト液晶とクラス標準のものが搭載されます。 

 201407221458.jpg

 撮影機能の面では、ソニー社は多彩です。例えばタッチパネルでフォーカスしたい人物の顔をタッチすれば、明るさ・肌の色などを優先的に最適化する「優先顔キメ機能」が搭載されます。また、動画撮影中に笑顔を発見すると自動的に静止画も残す「スマイルシャッタ」なども搭載です。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiを搭載します。Wi-Fi経由でデータをPCに転送したり、スマホに直接転送させたりすることも可能です。  

 SONY バッテリーパック NP-BX-1
  ¥5,355 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 付属バッテリーは、オン・オフやズームを繰り返して使用した場合を想定した実撮影時間が55分とかなり短いです。多くの方には、別売の予備バッテリーが必須でしょう。

 以上、SONYHDR-CX470の紹介でした。軽量でスリムな機種として魅力がありますが、手ぶれ補正の弱さと、バッテリーの短さは、実用を考えるとあまり「おすすめ」とは言えなそうです。



 

 【2017】

 2・SONY HDR-CX680-W【白色】
 3・SONY HDR-CX680-R 【赤色】
 4・SONY HDR-CX680-TI【茶色】
  ¥48,483 Amazon.co.jp
(10/29執筆時)

 撮像素子裏面照射形CMOS 1/5.8型
 動画有効画素数:229万画素
 静止画有効画素数:171万画素
 光学ズーム:空間光学式:30倍
 ズーム倍率: 26.8-804.0mm(16:9時)
 フルHD録画:可能
 防水防塵:防塵性能
 記録媒体:内蔵 (64GB) microSDXC
 バッテリー実撮影時間1時間15分
 付加機能防塵性能
 重量305グラム

 HDR-CX680は、ソニーの中級機です。

 重さは、下位機種に比べて重量が100gほど重くサイズも、超小型だった下位機種に比べると57.5×66.0×121.0mmと小型機種としては標準的なサイズになっています。ただし、持ち運ぶのに全く支障の無い軽さです。また、これから見ていくように、ビデオカメラとしての性能はその分高いです。

 ズーム倍率は、30倍と下位機種と同率です。こちらも35mm換算で26.8mmと割と広く撮影可能な機種です。 

 201510081323.jpg

 手ぶれ補正は、下位機種より強化されました。こちらの機種は、光学式手ぶれ補整よりも高性能な空間光学手ブレ補正が搭載されます。これは、レンズなど全体を中空に浮いているように保つことで、動画撮影に多いこまかいブレを吸収する仕組みです。

 撮像素子は、1/5.8型と下位機種と同じサイズで、裏面照射形CMOSセンサーを採用します。

 画像エンジンは、やはり同クラスのBionzXが搭載されます。高性能で撮影後の手ぶれ補整や、画質補完性能が高いほか、操作性の向上にも寄与しています。

 搭載されるマイクも、5.1ch対応の高品質のもので、液晶パネルは、タッチパネル式の3.0型46万ドット クリアフォト液晶とこの部分は下位機種と同じですね。

 ネットワーク機能も、同等で、こちらもWi-Fiを搭載します。


【実撮影時間5時間25分】
 SONY NP-FV100A
  ¥17,430 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

【実撮影時間2時間40分】
 SONY NP-FV70A
  ¥9,800 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

【実撮影時間1時間15分】
 SONY NP-FV50A
  ¥6,580 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 付属バッテリーは、本体内蔵バッテリーで1時間15分別売りの大容量バッテリーで最大5時間10分というスペックです。

 このほか、この機種には、防塵性能が付属します。ホコリに強いので、運動会・旅行など撮影の際には向くでしょう。

 以上、HDR-CX680の紹介でした。下位機種との主な違いは、新しい手ぶれ補正機能を搭載している点・防塵性能・バッテリー量です。とくに、手ぶれ補正はとりわけ初心者には重要ですので、きれいに撮りたいと考える場合には、この機種はオススメです。


 

【2017年】

 3・SONY HDR-PJ680-W  【白】
 4SONY HDR-PJ680-TI 【茶】
   ¥61,300 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

【2016年】
 3'・SONY HDR-PJ675
   ¥50,500 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 撮像素子裏面照射形CMOS 1/5.8型
 動画有効画素数:229万画素
 静止画有効画素数:171万画素
 光学ズーム:空間光学式:30倍
 ズーム倍率: 26.8-804.0mm(16:9時)
 フルHD録画:可能
 防水防塵防塵性能
 記録媒体:内蔵 (64GB) microSDXC
 バッテリー実撮影時間1時間15分
 付加機能
 重量325グラム

 HDR-PJ675 は、SONYの上位機です。この機種は、2016年旧モデルが併売されています。相違点は、内蔵メモリーの量で、新機種は2倍の64GBのメモリーを搭載します。

 ズーム倍率30倍手ぶれ補正空間光学手ブレ補正撮像素子1/5.8型画像エンジンBionzX採用とカメラとしての基本的なスペックも中位機と同等です。

 重さも、325gと、先ほど見た中位機とほぼ同じです。一方、下位機種との違いは、「使い勝手」の部分です。

 y_hdr-pj540_031.jpg

 具体的にはプロジェクター投影機能で、出先などで簡易的に画像を投影することができる機能になります。

 プロジェクターとしては、明るさが25ルーメン簡易的なものですが、撮った映像をその場で壁などに映写することができます。サイズは最大で100型テレビと同様のサイズまで投影できます。例えば、学校の先生が子どもに見せるなどに向いているでしょう。

 この機種も、本体内蔵バッテリーを使う場合、実撮影時間が1時間15分、別売りの大容量バッテリーを用いる場合は、5時間10分までとなります。大容量バッテリーは、下位機種の場合と同じものでNP-FV100です。

 以上、HDR-PJ675の紹介でした。性能は下位機種と変わりません。プロジェクター投影機能が欲しい方のみ、この機種を選ばれると良いと思います。

 なお、繰り返しで恐縮ですが、2016年モデルと新モデルとの差は、バッテリー量の点だけです。


 

 【2016】【4K対応】

 5・SONY 4Kビデオカメラ HDR-AX40 BC  
 6・SONY 4Kビデオカメラ HDR-AX40 TIC
   ¥79,025 Amazon.co.jp
(10/29執筆時)

 撮像素子1/2.5型 Exmor R CMOS
 動画有効画素数:829万画素
 静止画有効画素数:829万画素
 光学ズーム:空間光学式:20倍
 ズーム倍率: 26.8-536.0mm(16:9時)
 フルHD録画4K対応
 防水防塵:防塵性能
 記録媒体:内蔵 (64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間1時間5分
 付加機能
 重量585グラム

 ソニーのHDR-AX40は、ソニーの4K解像度対応機です。ソニーのブラビアなど最新の液晶TVは4K画質に対応します。4Kテレビも価格が値下がりしており、東京五輪までには10万円前後の普及価格帯でも採用されそうな勢いです。そういった意味で、4K対応モデルに先行投資するのも、良いでしょう。

 重さは、585グラムと一眼レフカメラほどの重さがあります。長時間手持ちの場合は疲れるでしょうが、三脚などを利用するならば問題のない重さでしょう。

 ズーム倍率は、下位機種が光学30倍ズームに対して、こちらは光学20倍ズームです。高画質化と高倍率ズームは(本体を大きくしない限り)両立できないので仕方ないでしょう。ただ、デジタルズームは250倍と高倍率です。デジタルズームは画質が粗くなりますが、画質の良い4Kで撮るならば問題ないと思います。この点で、予算があれば、運動会にもおすすめです。

 201603221747.jpg

 撮像素子は、2016年モデルから、4K専用に新開発した1/2.5型 Exmor R CMOSセンサを搭載します。光が多く取り込める性能の良い裏面照射型の撮像素子なので、暗い場所の撮影は下位機種よりもだいぶ得意です。

 一眼レフカメラの場合もそうですが、撮像素子が大きいほど高画質が得られます。画素数などの数値に目が行きがちですが、基本的にはこちらのスペックのが重要です。レンズも、4Kというハイスペックを活かすため、レンズも高品質なドイツ製のカールツァイスのバリオ・ゾナーレンズを採用します。

 手ぶれ補正は、一方で下位機種と同じ空間光学手ブレ補正が搭載されます。性能は大いに期待できると思います。

 画像エンジンも、下位機種と同じでBionzXを採用します。こちらは、テレビなどでお馴染みの超解像技術も採用しているので、デジタルズームを使う場合など、効果的に画像をアップコンバートしてくれるでしょう。 

 搭載されるマイクと、液晶パネルは、中位機と同等のものを搭載で、この部分のパワーアップは見られません。

  SONY NP-FV100A【実撮影時間4時間30分】
  ¥17,430 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 バッテリーは、添付の標準バッテリーの場合、実撮影時間が1時間15分、大容量バッテリー使用時でも最大4.5時間となります。なお、バッテリーは、中位機と共通なので、先ほど紹介したNP-FV70Aなども利用できます。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiを搭載します。このほか、先ほど紹介したような、スマイルシャッター機能など、下位機種が付属する機能は(プロジェクタ機能を除き)すべて付属します。

 静止画撮影も、この機種は強いです。静止画撮影は829万画素の有効画素を持ち、下位機種に比べると2倍のクオリティです。 もちろん、コンデジのほうが静止画は綺麗に撮影できます。しかし、旅行などで持ち運ぶのを、コンデジにするか、ビデオカメラにするかで悩んだ場合、併用できるこちらの機種はオススメです。

 以上、HDR-AC30Bの紹介でした。4K対応である点が魅力の機種です。将来性は高いですが、ズーム倍率が低いのがややネックですね。そのため、ソニーから選ぶならば、子ども撮りなどにはズーム力のある下位機種が、旅行などには、画質的にメリット性があるこちらの機種がよいかな?と思います。

  

 トランセンド UHS-I U3 64GB
  ¥4,430
Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 なお、4K画質で撮影する場合は、高速撮影対応のSDカードも必要です。UHSスピードクラス3という新規格にカード側が対応している必要がありますので、注意してください。

 なお、このブログには【4K対応するSDカードの比較とおすすめ】という記事もあります。よろしければご覧ください。


 

 【2016年】

 7・SONY 4Kビデオカメラ FDR-AX55
   ¥109,416 Amazon.co.jp
(10/29執筆時)

 撮像素子1/2.5型 Exmor R CMOS
 動画有効画素数:829万画素
 静止画有効画素数:829万画素
 光学ズーム:空間光学式:20倍
 ズーム倍率: 26.8-536.0mm(16:9時)
 フルHD録画4K対応
 防水防塵:防塵性能
 記録媒体:内蔵(64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間1時間5分
 付加機能
 重量585グラム

 ソニーのHDR-AX40は、ソニーの4K対応ハンディカムの高級機です。ただし、HDR-AX40との機能差は2点だけです。

 201603221759.jpg

 第1に、マニュアルフォーカス(手動でのピント合わせ)のための、フォーカスリングを搭載する点です。

 第2に、155万ドットのチルト式の電子ビューファインダーが付属する点です。

 いずれも、ハイアマチュア向けの機能なので、一般的には価格面で値頃な下位機種で良いでしょう。


 

 【2016年】

 8・SONY 4Kビデオカメラ FDR-AX100
   ¥165,130 Amazon.co.jp
  (10/29執筆時)

 撮像素子1型 Exmor R CMOSセンサ
 動画有効画素数:1420万画素
 静止画有効画素数:1420万画素
 光学ズーム:光学式:12倍
 ズーム倍率: 29-348.0mm(16:9時)
 フルHD録画4K対応
 防水防塵
 記録媒体
 バッテリー実撮影時間1時間5分
 付加機能
 重量790グラム

  FDR-AX100 は、ソニーのハイエンド機です。価格的にはひときわ高価ですが、レンズ周りの基本スペックが高い機種です。こちらも、フォーカスリング電子ビューファインダが付属するハイアマチュア向け仕様です。

 重さは、790グラムです。ビデオカメラの撮影環境を考えると、長時間の場合はこちらも、三脚などを利用することが前提です。そのため、今回の記事の趣旨である「旅行用」という点ではやや不利でしょう。サイズも、81×83.5×196.5mmと結構あります。

 ズーム倍率は、こちらは光学12倍ズームです。ズーム倍率は、本体の重さと撮像素子と両立できない部分があり、高画質機の場合は、この点を妥協しなければいけません。デジタルズームは160倍ですが、画質が粗くなります。

 撮像素子は、下位機種よりも大きな1.0型 Exmor R CMOSセンサを搭載します。高画質なデジカメ並みのハイスペックで、画質について言えば、下位機種と明確な差があるでしょう。三脚で固定して、風景などの4K映像を長時間撮影するなどの場合、美麗な映像が撮れるでしょう。レンズも、カールツァイスのバリオ・ゾナーレンズを採用します。

 手ぶれ補正は、一方、この機種は空間光学手ブレ補正が不採用で、通常の光学式になります。ただ、用途的に固定撮影が多いでしょうし、そうでない場合は必要に応じて、スタビライザーなどで対応、ということになると思います。

 画像エンジンは、下位機種と同じでBionzXを採用します。

  201705070827.jpg

 搭載されるマイクは、下位機種よりも高度です。5.1ch対応という点では同じですが、独立したマイクを搭載し、外部アダプタなしでもそれなりの音がとれます。また、下位機種の風音低減機能をより進化させた自動風ノイズ低減機能も、魅力でしょう。同社のノイズキャンセル技術が使われています。

 液晶パネルは、3.5型91万ドットと下位機種よりも大きめで、詳細です。

 【実撮影時間4時間30分】

  SONY NP-FV100A
  ¥17,430 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 バッテリーは、実撮影時間が1時間5分、大容量バッテリー使用時で最大4.5時間となります。なお、バッテリーは、下位の機種と共通なので、NP-FV70Aなども利用できます。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiを搭載します。入門機同様にスマートフォンへの転送などもできます。

 以上、FDR-AX100 の紹介でした。家庭用のビデオカメラとしては高価なのはネックですが、撮像素子がひときわ大きい点は大きな魅力です。中級者以上で、あまり持ち歩いて撮るような使い途をとらないならば、画質面で相当有利ですし、買って後悔はないでしょう。

パナソニックのビデオカメラ

 つづいて、ここからはパナソニックの機種を見ていきます。



 【2016年】

 9・パナソニック HC-V360MS-K   【黒色】
 10・パナソニック HC-V360MS-W 【白色】
  ¥28,900 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 撮像素子高感度CMOSセンサー 1/2.3型
 動画有効画素数:220万画素
 静止画有効画素数:170万画素
 光学ズーム;ハイブリッド式50倍
 ズーム倍率:28.0-1740mm(16:9時)
 フルHD録画:可能
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体:内蔵 (16GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間1時間5分
 付加機能
 重量213グラム

 HC-V360MS は、パナソニックの軽量タイプの入門機です。色は、黒色と白色の展開ですね。1番目に紹介したソニーのHDR-CX470 のライバル機ですので、要素ごとに、メリットデメリットを比較していきましょう。

 重さは、 213グラムです。ソニーよりも多少ですが重さがあります。ただし、サイズは、53×59×121mmですので、体積としてはソニーの軽量入門機に匹敵する小型タイプですね。

 201705070931.jpg

 撮影素子は、この機種の注目点であり、1/2.3型とソニーよりも大きめの撮像素子を採用しており、基本スペックが高いです。ただ、この部分について、実際使っている面積は1/5.8型相当ということで、ソニーより性能が良いとは一概に言えないようです。ただ、ソニーの裏面照射型センサーに相当する高感度CMOSセンサーを採用し、夜間撮影などにも高度に対応しますので、「ソニー並」とは言えるでしょ宇。

 hdcrystal01.jpg

 画像エンジンは、ソニー社のBionzXに相当するクリスタルエンジンが採用され、基本性能で差は感じられません。

 光学ズームは、光学ズームは50倍(デジタルで90倍)とソニーの2倍です。また、高倍率ズーム搭載する割に、パナソニックのビデオカメラは軽量です。これは、駆動するレンズ群を3つにするというパナソニック独自の技術を採用しているからです。

 一方、広角側(1倍ズーム側)は、28.0mmなので、ソニーのほうが広範囲撮影できます。特に旅行で風景を移す際などは、2ミリの差は結構感じるでしょう。

 201407221703.jpg

 手ぶれ補正は、パナソニックのビデオカメラの最大の特長です。コンデジでも定評のある5軸式のハイブリッド手ぶれ補正が搭載されます。電子式と光学式を併用したハイブリッド式というタイプです。ソニーの空間光学式手ぶれ補正に勝るとも劣らない性能を期待できます。

 201501131423.jpg

 撮影機能の面では、、運動会などの際、手持ち撮影時に傾いて撮影してしまった画像を自動で傾き補正する機能も搭載されます。これらは、2014年発売の旧機種であるHC-V230Mには搭載されなかった機能で、新製品を購入するメリット性と言えます。

 ただし、ソニー社に採用されるスマイルシャッターや「優先顔キメ機能」などの便利機能は、パナソニックの入門機は不採用です。ユーザーフレンドリーな機能は、ソニーがやや有利かな?と思います。

 マイクは、その一方で、2chステレオマイクと5.1chサラウンドに非対応です。この部分は弱点ですね。

 液晶モニターも、2.7型液晶モニター(約23万ドット)と、ソニーよりもサイズや解像度が低くなります。

 Panasonic VW-VBT380-K
  ¥11,348 Amazon.co.jp (10/29執筆時)  

 バッテリーは、同梱のバッテリーパックを使う場合1時間で、別売りの大容量パックVW-VBT380-K  を使うと約1時間55分です。ソニーの入門機とさほどかわりません。

 ネットワーク機能は、こちらはWi-Fiを搭載しません。小型機ですので、持ち歩いてスマホに転送という場面もあるでしょうし、その点は残念です。

 以上、パナソニックの HC-V360Mの紹介でした。広角側の画角の広さやWi-Fi対応などの利便性はソニーの入門機にま負けますが、ズームが強いのが特長です。運動会などでお子さんのアップ写真を高画質で狙うには、この機種はメリット性がありますね。



 【2016年】

 11・パナソニック HC-V480MS-K 【黒色】
 12・パナソニック HC-V480MS-W【白色】
  ¥34,980 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 撮像素子高感度CMOSセンサー 1/2.3型
 動画有効画素数:220万画素
 静止画有効画素数:170万画素
 光学ズーム;ハイブリッド式50倍
 ズーム倍率:28.0-1740mm(16:9時)
 フルHD録画:可能
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体:内蔵 (32GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間1時間5分
 付加機能
 重量213グラム

 6番目に紹介するのはパナソニックの「1ランク高い入門機」といえるHC-V480M です。

 重さは、 213グラムです。先ほどの機種とおなじ筐体を使っているため、この部分は変わりません。

 撮影素子も、高感度CMOSセンサー 1/2.3型画像エンジンクリスタルエンジン光学ズーム50倍(デジタルで90倍)、手ぶれ補正は、5軸式のハイブリッド手ぶれ補正と、これらの部分も下位機種と同等です。

 マイクは、その一方で、こちらは、5.1chサラウンドマイクに対応し、ズームマイク・風音の軽減機能などを一通り搭載します。この点で両メーカーの差は無いでしょう。

 201407221645.jpg

 液晶モニターは、下位機種とサイズは同じですが、こちらはタッチパネル式となります。

 Panasonic バッテリー VW-VBT380-K
  ¥11,348 Amazon.co.jp (10/29執筆時)  

 バッテリーは、同梱のバッテリーパックを使う場合1時間5分で、別売りの大容量パックVW-VBT380-K  を使うと約2時間10分です。スタミナの点では、多少ですがこちらが伸びていますが、小型機種のため、長いとは言えない持ち時間です。

 ネットワーク機能は、こちらもWi-Fiを搭載しません。スマホと連動できないのは残念です。そのほか、下位機種と比較すると、内蔵メモリーが32GBと倍増している点が主な相違点です。 

 以上、パナソニックの HC-V480MSの紹介でした。下位機種に比べると、マイク性能とモニターのパワーアップが目立ちますが、それ以外は細かい部分の差です。高度なマイクが不要とすれば、軽量機種ならお買得度では下位機種が優るでしょう。


  

 【2016年】

 13・パナソニック HC-W580M-W 【白色】
 14・パナソニック HC-W580M-P
【ピンク】
 15・パナソニック HC-W580M-T   
【茶色】
   ¥38,179 Amazon.co.jp
(10/29執筆時)

 【2017年】

 13・パナソニック HC-W585M-W 【白色】
 14・パナソニック HC-W585M-P  
【ピンク】
 15・パナソニック HC-W585M-T    
【茶色】
   ¥51,980 Amazon.co.jp
(10/29執筆時)

 撮像素子CMOSセンサー 1/5.8型
 動画有効画素数:220万画素
 静止画有効画素数:170万画素
 光学ズーム;ハイブリッド式50倍
 ズーム倍率:28.0-1740mm(16:9時)
 フルHD録画:可能
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体:内蔵(64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間1時間10分
 付加機能
 重量268グラム

 HC-W585Mは、パナソニックの中位機です。こちらは、2016年旧モデルが併売されています。旧機種は性能面は、内蔵メモリーが半分の32GBであるほか、後ほどお紹介する「手ぶれロック」が未搭載です。ただ、これらはマイナーチェンジですし、価格差もあるため、値下がりしている昨年モデルがたいへんお買得です。

 重さは、 264グラムです。さほど「重い」とも言えないですが、下位機種ほどは軽量性に特化していません。ただ、ソニーの同クラスの本体よりは軽量な作りです。

 201603221618.jpg

 撮影素子は、下位機種よりも小さな1/5.8型ですが、先ほど書いたように、有効面積は同等なので性能は同じです。こちらも裏面照射型センサーも搭載されます。一方、HDR技術の搭載も目を引きます。

 HDR技術とは、コントラストの違う2枚の写真を自動で重ねて、画像の白飛びや黒つぶれを軽減する強力な画像補正機能です。高画質デジカメではお馴染みの機能ですが、ビデオカメラではこの機種が初搭載です。とくに、夜や逆光時の撮影に強いです。最近のAV家電の核心的な技術の1つなので、画像にかなりの好影響を与えるでしょう。

 画像エンジンは、こちらもクリスタルエンジンが採用されます。

 光学ズームは、50倍(デジタルで90倍)とこの点でも下位機種と同じです。

 手ぶれ補正も、5軸式のハイブリッド手ぶれ補正と、この部分は下位機種と同クラスです。ただ、2017年モデルから、「手ぶれロック」が付属しました。これは、いわば「手ぶれの強度の自動調整機能」で、強弱が自動で調整される点が、便利です。

 201510081410.jpg

 撮影機能の面では、ワイプ撮りの対応が目を引きます。この機種の場合、メインカメラの他に補助的なカメラが付いており、「子画面」と別アングルの写真が挿入できます。また、2016年モデルは、スマホからWi-Fi経由で写真を取り込むことも可能になりました。

 マイクは、こちらも、5.1chサラウンドマイクなど下位機種と同等水準です。

 液晶モニターは、下位機種の場合、多少弱い部分でした。しかし、こちらは3型高精細ワイド液晶モニター(約46万ドット)ソニー並みの性能に向上しています。

 バッテリーは、同梱のバッテリーパックを使う場合1時間10分で、下位機種同様の別売りの大容量パックVW-VBT380-K  を使うと約2時間30分です。やや改善されますがやはりソニーの方がスタミナはあります。

 ネットワーク機能は。このグレードの機種から、Wi-Fi機能が搭載されます。これは、撮影した動画を外出先で転送してスマホ経由でアップロードするなどに使えます。iPhoneでもAndroidでも対応です。

 以上、パナソニックの HC-W570Mの紹介でした。下位機種と比べると裏面照射型センサーやHDR機能の搭載で、条件の悪い場所での撮影が得意な機種と言えるでしょう。

 一方、ソニーの中級機と比べると、高倍率ズーム搭載である点と、ワイプ撮りができる点が最大の特長です。こうした機能に魅力を感じるならば選ぶべき機種ですね。


 

【4K対応】【2017年】

 13・パナソニック HC-VX985M-K 【黒色】
 14・パナソニック HC-VX985M-W 【白色】
 
 ¥60,000 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 撮像素子ハイスピードCMOS 1/2.3型
 動画有効画素数:829万画素
 静止画有効画素数:700万画素
 光学ズーム;ハイブリッド式:20倍
 ズーム倍率:30.8-626mm(16:9時)
 フルHD録画:4Kも対応
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体:内蔵メモリー (64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間45分
 付加機能
 重量362グラム

 HC-VX980Mは、パナソニック上位機種の です。パナソニックの場合、この機種から上位が4K対応機です。

 重さは、362グラムです。4K対応機は、「しっかりとした重さ」があるものですが、この機種は、400gを切る重さでたいへん優秀といえるでしょう。「4Kは対応して欲しいが、重いのは勘弁」、という方にはおすすめできます。

201507031619.jpg

 撮像素子は、4K専用開発の、4KハイスピードMOSセンサーを採用します。画像に線が入るローリングシャッター現象が起こりにくいため、4K画質でも動きの速い乗り物をなめらかに撮影できます。動く被写体にはパナソニックが良さそうです。夜間撮影や逆光撮影の面でもHDR動画技術が付属しますので安心でしょう。

 画像エンジンは、4K用に開発されたクリスタルエンジン4Kが採用されます。

 光学ズームは、20倍ズームを搭載します。デジタルズームは最大40倍対応です。パナソニックは、電子ズームの化をTVと同様の超解像度技術で防ぐという仕組みを取ります。そのため、運動会などで子どもを遠くから撮影したい場合は、4Kにおいてもパナソニックが多少有利です。

 手ぶれ補正は、5軸式のハイブリッド手ぶれ補正とやはり下位機種と同クラスです。

 201507031627.jpg

 撮影機能の面では、ワイプ撮りに対応しています。ただ、本体に2つめの小カメラは内蔵されず、Wi-Fiでスマホから映像を転送・合成する方式です。このほか、お子さんの寝顔などが撮影できるナイトモード(赤外線撮影)が搭載されるのも特色ですね。

 マイクは、こちらも、5.1chサラウンドマイクなど下位機種と同等水準です。液晶モニターは、3型約46万ドットを採用します。 

 Panasonic バッテリー VW-VBT380-K
  ¥11,348 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 バッテリーは、付属のバッテリーを使う場合、実撮影時間は45分です。しかし、上記の大容量バッテリーを使う場合、実撮影時間は1時間30分とパワフルです。

 ネットワーク機能は。こちらも、Wi-Fi機能が搭載されます。 

 以上、パナソニックHC-W870Mの紹介でした。4Kに対応する点で、ソニーのHDR-AX40のライバルです。画質の点では、カールツァイスの高性能レンズを積むソニーの方が優秀だと思います。

 ただ、高画質とズーム力を兼ね備えているのは、むしろこちらの機種だと思います。ズーム力が重要な運動会などの子ども撮影については、4K対応モデルから選ぶのならこの機種が良いかと思います。


 

【下位機種】

 15・パナソニック HC-WX990M-K【2016】
   ¥69,000 Amazon.co.jp (10/29執筆時)
 15'・パナソニック HC-WX995M-T【2017】
   ¥81,880 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

【上位機種】
 16・パナソニック HC-WXF990M-K【2016】
   ¥104,163 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 撮像素子ハイスピードCMOS 1/2.3型
 動画有効画素数:603万画素
 静止画有効画素数:700万画素
 光学ズーム;ハイブリッド式:20倍
 フルHD録画:可能
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体:内蔵(64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間50分
 付加機能
 重量360グラム

 こちらは、パナソニックの上位機種です。

 3機種ありますが、1つ上で紹介したHC-VX985M と、どの製品も機能差はほとんどありません。撮像素子や画素数といったカメラ性能の部分では同等のスペックです。

 201507031627.jpg

 違いは1つだけで、サブカメラの本体内蔵です。小カメラが搭載されるため、スマホに依存しなくても2画面撮影が可能です。 

 201603221707.jpg

 ただし、【上位機種】WXF990Mについては、それに加えて、可動式のビューファインダーが付属します。約155万ドットの高解像ファインダで、60度の可動範囲があるため、アングルの自由度も高いです。  また、スーパスロー撮影とクイック撮影に対応し、映画のように速度に変化を付けた撮影もできます。

  201702011537.jpg

 また、HC-VX985Mは、下位機種WX990M-Kの後継モデルです。新機軸は編集面のみで、それも、基本的にパソコンで編集できる内容の変化なので、2016年モデルで良いと思います。

 これ以外の点は、1つ上で紹介したHC-VX985M と同じです。価格差もあるので、こうした機能が不要ならば、HC-VX985M を選ぶと良いでしょう。

JVCケンウッドの機種

 最後にJVCケンウッドの機種の紹介です。

 このメーカーは格安な機種が人気ですが、防水性能を持つカメラをラインナップする点で、特長があります。


 

【2017年・下位機種】

 17・JVC EVERIO GZ-F270-T  【茶色】
 18・JVC EVERIO GZ-F270-W 【白色】
  ¥32,025 Amazon.co.jp
(10/29執筆時)

【2017年・上位機種】
 19・JVC Everio GZ‐R470-Y  【黄色】
 20JVC Everio GZ‐R470-G 【緑色】
 21・JVC Everio GZ‐R470-W 【白色】
  ¥35,800 Amazon.co.jp (10/29執筆時)

 撮像素子裏面照射形MOSセンサー 1/5.8型
 動画有効画素数:229万画素
 静止画有効画素数:171万画素
 光学ズーム;電子式40倍
 ズーム倍率:40.5〜1990mm(16:9時)
 フルHD録画:可能
 防水防塵耐衝撃など(下で説明)
 記録媒体:内蔵(32GB) SDXCカード
 バッテリー2時間50分
 重量296g/312g

 こちらは、JVCケンウッドのGZ-F270と、その上位モデルのGZ-R470です。

rx130_feature01.jpg

 重さは、296グラム(上位機で312g)と他社の中級機並みの重さです。JVCでは最も安いモデルですが、こちらは「超小型」モデルではありません。

 一方、見所と言えるのは、本体の堅牢性です。

 下位機種GZ-F270の場合、1.5mからの落下の耐衝撃性能と-10度までの耐低温性能を持ちます。スキーなどに持って行くのに最も適した入門用カメラです。

 上位機種GZ-R470は、これらに加えて、5mまでの水中防水機能とJIS基準5級に相当する防塵性能を持ちます。

 ビーチやスキーなど、アウトドアでの使用については他社製品よりも向いていると言える機種です。

 なお、この点を除けば、下位機種と上位機種は同じなので、以下は同時に紹介します。

 撮像素子は、1/5.8型 高感度 裏面照射CMOSセンサーが搭載されます。この点では、同様に搭載となるソニーと並んで最優秀の機種でしょう。

 e765_65x_zoom.jpg

 光学ズームは、こちらは40倍です。パナソニックとソニーの中間と言ったところでバランスを重視しています。ただ、広角側が両メーカーよりも弱く40.5ミリとなります。広範囲を撮るのは苦手な機種ですね。

 手ぶれ補正は、かなり弱いです。5軸手ぶれ補正などに対応しない一般的な電子式なのでズーム時の補正効果は期待できません。

e765_face-catch_image.jpg

 液晶パネルは、クリアブライトU 液晶サイズ3.0 型ワイドの23万画素です。サイズはソニーと並んで大きいですが、解像度はイマイチなモノです。ただし、スマイルシャッターのほか、顔認識機能追っかけ撮影機能など、人気の機能は網羅されています。また面白い所では、ペットの顔の検出にも対応します。

 マイクは、Dolby Digital 2chまで対応です。実用面では問題ないでしょうが、5.1chサラウンドには未対応です。

 バッテリーは、実撮影時間は最大で2時間20分までです。かなり電池はタフですが、本体の堅牢性を高めるためバッテリー交換は不可になります。本体が堅牢な分、仕方ないでしょう。なお、ACアダプターの充電は6時間10分かかるので、これ以上の撮影時間が想定される場合は、他機種が良いと思います。

 ネットワーク機能は、残念ながら、Wi-Fiを搭載しません

 以上、 GZ-F270GZ-R470の紹介でした。種々の堅牢性を持つ点が最大の特長です。最大2時間20分撮影可能と電池の持ちも良いですし、アクティブに活動する方にはおすすめできる頑丈な機種といえます。野外で持ち運びやすいようなグリップベルトを採用するなど、アウトドアに強い仕様ですね。

 ただ、手ぶれ補正機能の弱さがやや目立つ機種でもあります。そのため、主に選ぶべきは、荒天や海での仕様が想定される方でしょう。


  

 22・JVC Everio GZ‐RX670-B 【黒色】
 23・JVC Everio GZ‐RX670-A 【ブルー】
 24・JVC Everio GZ‐RX670-D 【オレンジ】  
   ¥43,980 Amazon.co.jp (10/29執筆時)  

 撮像素子裏面照射形MOSセンサー 1/5.8型
 動画有効画素数:229万画素
 静止画有効画素数:171万画素
 光学ズーム;電子式40倍
 ズーム倍率:40.5〜1990mm(16:9時)
 フルHD録画:可能
 防水防塵防水・防塵・耐衝撃
 記録媒体:内蔵(64GB) SDXCカード
 バッテリー2時間50分
 重量292グラム

  EVERIO GZ-X670 は、JVCの最上位モデルになります。1つ上で見たZ-R400と較べると、防水・防塵能力やバッテリーなど基本的な部分のスペックは同じです。

 相違点は、次の部分です。

 201610081722.jpg

 第1に、ネットワーク機能です。こちらは、他社の入門機と同じくWi-Fi機能が搭載され、スマホなどと連携がとれます。

 第2に、プログレシップ記録の対応です。1080/60pモードで記録できます。ただ、他社では入門機から同等の機能が搭載されます。

 第3に、内蔵メモリの増量です。こちらは64GBと倍増されています。

 機能の違いは以上の点に止まります。堅牢性に加えて、Wi-Fiが必要だと思う方は、この機種が良いでしょう。ただ、Wi-Fiを搭載した分、バッテリーの持続時間が10分短くなっています。また、手ぶれ補正機能の弱さは下位機種と同じです。

次回の予告!
ビデオカメラのおすすめ結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、2最新のデジタルビデオカメラを紹介しました。

  201610081728.jpg

 25・Canon iVIS HF R800【2017年】
  ¥26,880 キヤノンオンライン
(10/29執筆時)
 26・Canon iVIS HF R82 【Wi-Fiあり】
  ¥39,880 キヤノンオンライン
(10/29執筆時)
 27・Canon iVIS HF G21 【Wi-Fiなし】
  ¥116,510 キヤノンオンライン
(10/29執筆時)
 28・Canon iVIS HF G40 【Wi-Fiあり】
  ¥148,190 キヤノンオンライン
(10/29執筆時)

 続く後編記事【こちら】では、キヤノンのビデオカメラを紹介します。また、以上の紹介で漏れていた、パナソニックの最上位機、HC-X1000と、ソニーFDR-AX1 についても合わせて紹介します。

 その後、ここまで見た全機種の中から、目的別・予算別にAtlasのオススメ機種!を提案していきたいと思います。

 後編は→こちら

 最後になりますが、この記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから話題をシェアしていただければ幸いです!!(↓)

posted by Atlas at 11:51 | Comment(0) | 映像機器

今回のモノマニアはいかがだったでしょうか?

このブログモノマニアでは家電や「モノ」を比較した記事が他に300ほどあります。

よろしけば、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約200記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!
monomani31.png