比較2018'【4K対応】最新ビデオカメラ全機種の性能とおすすめ・選び方(4K Video Camcorder)

2018年01月24日

比較2018'【4K対応】最新ビデオカメラ全機種の性能とおすすめ・選び方(4K Video Camcorder)

【今回レビューする内容】 2017-2018年 高画質で人気の家庭用4Kビデオカメラ全機種の性能とおすすめ・選び方:ソニー ハンディカム・ パナソニック:初心者向け「最強」機種:旅行・運動会・子ども・ペット動画・防水機能などの違いと口コミランキング

【評価する製品型番】パナソニック HC-VX985M-K HC-VX985M-W WXF990M-K HC-WX995M-T HC-X1000 SONY 4Kビデオカメラ HDR-AX40 BC HDR-AX40 TIC FDR-AX55 FDR-AX100 FDR-AX1

今回のお題
高画質な4Kビデオカメラおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2018年の家庭用のデジタルビデオカメラの最新機種の比較です。

 なお、このブログ「モノマニア」では、現在最新機種となるビデオカメラについて、以下のような記事があります。

1・初心者向けビデオカメラの比較
2・4K対応のビデオカメラの比較  
3・小型アクションカメラの比較

 今回は2番の記事になります。

 201801241526.jpg

 家庭用(ホームビデオカメラ)ではありますが、4K画質に対応する高画質モデルを紹介します。日本のデンキヤで手に入る4K対応のビデオカメラは全機種網羅しました。

 なお、4K対応機は費用としては5万円を超えます。そのため、一般的なフルHD解像度までで問題ない方は、初心者向けのお手頃価格の機種を紹介している、上記1番の記事をご覧ください。

 また、頭や乗物に付ける、最近人気の超小型カメラ(アクションカム)については、別に記事があります。ご面倒ですが、3番の記事をご覧ください。

ーーー

 今回も「機種別に機能の詳細を説明」したあと、最後に「結論」としてAtlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。

ビデオカメラの選び方

 このブログ「モノマニア」では、単なるランキング形式ではなく、一定の比較基準を明確にした上で、「おすすめ機種」を提案しています。

 そして、今回サウンドバーを比較するにあたって定める「比較のポイント」は、次の3点となります。

1・画質の良さ

 第1に、画質です。

 単に4K動画対応という区別だけではなく、根本的に画質の違いを生み出すセンサーである撮像素子のサイズを中心に、その違いを詳しく説明します。

 なお、ご存じのように、ソニーのブラビアなど最新の液晶TVは4K画質に対応します。4Kテレビも価格が値下がりしており、機種を選ばなければ10万円前後で買えるようになりました。

 ビデオカメラで撮影した映像をTVで見ることを考えると、初心者でも予算に都合がつけば、4K対応モデルを選びたいところです。

2・ズーム倍率と手ぶれ補整

 第2に、ズーム倍率です。

 運動会など遠くから撮影する場合、ある程度のズーム倍率ないと不便です。加えて、遠くの被写体にズームする場合手ぶれ補正も重要になるため、今回は、手ぶれ補正についても詳しく説明します。

3・バッテリーの持続時間と価格

 第3に、バッテリーの持続時間とバッテリーの価格です。

 1時間以上の実撮影時間を撮影する場合、バッテリー交換が必要です。そのため、今回は消耗品としての増設バッテリーの値段も掲載することにします。

ーーー

 以上3点のほかに、オプションや、静止画の撮影能力、防塵防水耐性などを含め、以下、最新機種を機種ごと紹介します。

ソニー社のハンディカム

 というわけで、紹介をはじめます。

 以下、いつものように、Atlasのオススメポイントは「赤字」で、イマイチな点は「青字」で記載していきます。


 

 【4K対応】【2016年発売開始】

 1・SONY 4Kビデオカメラ HDR-AX40 BC  
 2・SONY 4Kビデオカメラ HDR-AX40 TIC
   ¥77,980 Amazon.co.jp
(1/24執筆時)

 撮像素子1/2.5型 Exmor R CMOS
 動画有効画素数:829万画素
 静止画有効画素数:829万画素
 光学ズーム:空間光学式:20倍
 ズーム倍率: 26.8-536.0mm(16:9時)
 フルHD録画4K対応
 防水防塵:防塵性能
 記録媒体:内蔵 (64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間1時間5分
 付加機能
 重量585グラム

 ソニーのHDR-AX40は、ソニーの4K解像度対応機としては、最も安価なモデルです。2016年発売開始ですが、2018年現在、まだ生産が続く現行モデルです。

 重さは、この機種の場合、585グラムとなります。

 4K未対応機と較べた場合、4K機は一般的に重さがあり、一眼レフカメラほどの重さになります。もちろん、長時間手持ちの場合は疲れるでしょうが、三脚などを利用するならば問題はありません。

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 ズーム倍率は、光学20倍ズームと、他社モデルと較べても遜色ない水準です。

 なお、4K対応ビデオカメラは、非対応モデルに較べると光学ズームの倍率は低いです。画質と倍率を維持しようとすると、本体の重さに悪影響するため、実用水準の20倍に止めています。

 ただ、デジタルズームは250倍と高倍率です。デジタルズームは画質が粗くなりますが、本来的に画質の良い4Kで撮るならば、あまり問題でっはないと思います。この点で、運動会などにもおすすめでます。

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 撮像素子は、4K専用に新開発した1/2.5型 Exmor R CMOSセンサーを搭載します。撮像素子は、カメラの「心臓」と言える部分で、その性能が画質を左右すると言っても過言ではありません。

 こちらは、後ほど紹介するパナソニックに較べると、そのサイズは、1/2.5型とわずかに小さめです。とはいえ、裏面照射型という光が多く取り込めるタイプなので、暗い場所の撮影は得意です。

 なお、一眼レフカメラの場合もそうですが、撮像素子が大きいほど高画質が得られます。画素数などの数値に目が行きがちですが、基本的にはこちらのスペックのが重要です。

 レンズも、4Kというハイスペックを活かすため、レンズも高品質なドイツ製のカールツァイスのバリオ・ゾナーレンズを採用します。

 201510081323.jpg

 手ぶれ補正は、ソニー独自の空間光学手ブレ補正が搭載されます。こちらは、レンズなど全体を中空に浮いているように保つことで、動画撮影に多いこまかいブレを吸収する仕組みです。デジカメでよく見かける多軸手ぶれ補正の「ビデオカメラ版」ですね。

 画像エンジンも、ソニーの「高性能エンジン」であるBionzXを採用します。こちらは、テレビなどでお馴染みの超解像技術も採用しているので、デジタルズームを使う場合など、効果的に画像をアップコンバートしてくれるでしょう。 

 搭載されるマイクは、5.1ch対応の高品質なものです。この点は、パナソニックに較べても引けをとりません。

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 液晶パネルは、タッチパネル式で、3.0型46万ドット クリアフォト液晶とクラス標準のものが搭載されます。


【実撮影時間5時間25分】
 SONY NP-FV100A
  ¥17,430 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

【実撮影時間2時間40分】
 SONY NP-FV70A
  ¥9,600 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

【実撮影時間1時間15分】
 SONY NP-FV50A
  ¥6,659 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

 バッテリーは、添付の標準バッテリーの場合、実撮影時間が1時間15分、大容量バッテリー使用時でも最大4.5時間となります。

 さほど長持ちとは言えませんが、基本的に予備バッテリーを用意するのが基本です。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiを搭載します。

 201407221458.jpg

 撮影機能の面では、ソニー社は多彩です。例えばタッチパネルでフォーカスしたい人物の顔をタッチすれば、明るさ・肌の色などを優先的に最適化する「優先顔キメ機能」が搭載されます。また、動画撮影中に笑顔を発見すると自動的に静止画も残す「スマイルシャッタ」なども搭載です。

 静止画撮影も、この機種は強いです。静止画撮影は829万画素の有効画素を持つからです。もちろん、コンデジのほうが静止画は綺麗に撮影できます。しかし、旅行などで持ち運ぶのを、コンデジにするか、ビデオカメラにするかで悩んだ場合、併用できるこちらの機種はオススメです。

 以上、HDR-AC30Bの紹介でした。他社に比べると、ピント合わせなどの自動調整メニューの使い勝手が良いのが特長です。他方、画質について言えば、4K対応機としては、撮像素子がやや小さい点が残念でしょう。

  

 トランセンド UHS-I U3 64GB
  ¥4,430
Amazon.co.jp (1/24執筆時)

 なお、4K画質で撮影する場合は、高速撮影対応のSDカードも必要です。UHSスピードクラス3という新規格にカード側が対応している必要がありますので、注意してください。

 なお、このブログには【4K対応するSDカードの比較とおすすめ】という記事もあります。よろしければご覧ください。


 

 【2016年】

 3・SONY 4Kビデオカメラ FDR-AX55
  ¥95,000 Amazon.co.jp
(1/24執筆時)

 撮像素子1/2.5型 Exmor R CMOS
 動画有効画素数:829万画素
 静止画有効画素数:829万画素
 光学ズーム:空間光学式:20倍
 ズーム倍率: 26.8-536.0mm(16:9時)
 フルHD録画4K対応
 防水防塵:防塵性能
 記録媒体:内蔵(64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間1時間5分
 付加機能
 重量585グラム

 ソニーのHDR-AX40は、ソニーの4K対応ハンディカムの高級機です。ただし、HDR-AX40との機能差は2点だけです。

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 第1に、マニュアルフォーカス(手動でのピント合わせ)のための、フォーカスリングを搭載する点です。

 第2に、155万ドットのチルト式の電子ビューファインダーが付属する点です。

 いずれも、ハイアマチュア向けの機能なので、一般的には価格面で値頃な下位機種で良いでしょう。


 

 4・SONY 4Kビデオカメラ FDR-AX100
   ¥157,700 Amazon.co.jp
  (1/24執筆時)

 撮像素子1型 Exmor R CMOSセンサ
 動画有効画素数:1420万画素
 静止画有効画素数:1420万画素
 光学ズーム:光学式:12倍
 ズーム倍率: 29-348.0mm(16:9時)
 フルHD録画4K対応
 防水防塵
 記録媒体
 バッテリー実撮影時間1時間5分
 付加機能
 重量790グラム

  FDR-AX100 は、ソニーの4K対応ビデオカメラのハイエンド機になります。

 価格はひときわ高価ですが、レンズ周りの基本スペックが高い機種です。こちらも、フォーカスリング電子ビューファインダが付属するハイアマチュア向け仕様です。

 重さは、下位機種よりも200g以上重い、790グラムです。ビデオカメラの撮影環境を考えると、長時間の場合はこちらも、三脚などを利用することが前提です。そのため、「旅行用」という点ではやや不利でしょう。サイズも、81×83.5×196.5mmと結構あります。

 201801241605.jpg

 ズーム倍率は、こちらは光学12倍ズームです。ズーム倍率は、本体の重さと撮像素子と両立できない部分があり、高画質機の場合は、この点を妥協しなければいけません。デジタルズームは160倍ですが、画質は粗いでしょう。

 一方、超解像技術を利用して画質の劣化を防ぎつつズームをする全画素超解像ズームを用いると、比較的画質の劣化がなく18倍まで4K画像のズームが可能です。

 201801241608.jpg

 撮像素子は、下位機種よりも大きな1.0型 Exmor R CMOSセンサを搭載します。

 高画質なデジカメ並みのハイスペックで、画質について言えば、下位機種と明確な差があるでしょう。三脚で固定して、風景などの4K映像を長時間撮影するなどの場合、美麗な映像が撮れるでしょう。

 レンズも、カールツァイスのバリオ・ゾナーレンズを採用します。

 手ぶれ補正は、一方、この機種は空間光学手ブレ補正が不採用で、通常の光学式になります。空間光学式は、ソニーによれば「(通常の)15倍ぶれない」品質となりますが、こちらは「10倍ぶれない」と表現されます。

 ただ、こうした高画質機は、用途的に固定撮影が多いでしょう。そうでない場合は必要に応じて、スタビライザーなどで対応、ということになると思います。

 画像エンジンは、下位機種と同じでBionzXを採用します。

  201705070827.jpg

 搭載されるマイクは、下位機種よりも高度です。5.1ch対応という点では同じですが、独立したマイクを搭載し、外部アダプタなしでもそれなりの音がとれます。また、下位機種の風音低減機能をより進化させた自動風ノイズ低減機能も、魅力でしょう。同社のノイズキャンセル技術が使われています。

 液晶パネルは、3.5型91万ドットと下位機種よりも大きめで、詳細です。

 【実撮影時間4時間30分】

  SONY NP-FV100A
  ¥17,719 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

 バッテリーは、実撮影時間が1時間5分、大容量バッテリー使用時で最大4.5時間となります。なお、バッテリーは、下位の機種と共通なので、NP-FV70Aなども利用できます。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiを搭載します。入門機同様にスマートフォンへの転送などもできます。

 以上、FDR-AX100 の紹介でした。家庭用のビデオカメラとしては高価なのはネックですが、撮像素子がひときわ大きい点は大きな魅力です。中級者以上で、あまり持ち歩いて撮るような使い途をとらないならば、画質面で相当有利ですし、環境映像などの撮影用に高画質機を狙っている方は、買って後悔はないでしょう。

パナソニックのビデオカメラ

 つづいて、ここからはパナソニックの機種を見ていきます。


 

【4K対応】【2017年発売】

 5・パナソニック HC-VX985M-K 【黒色】
 6・パナソニック HC-VX985M-W 【白色】
 
 ¥59,800 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

 撮像素子ハイスピードCMOS 1/2.3型
 動画有効画素数:829万画素
 静止画有効画素数:700万画素
 光学ズーム;ハイブリッド式:20倍
 ズーム倍率:30.8-626mm(16:9時)
 フルHD録画:4Kも対応
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体:内蔵メモリー (64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間45分
 付加機能
 重量362グラム

 HC-VX980Mは、パナソニック上位機種の です。パナソニックの場合、この機種から上位が4K対応機です。

 重さは、362グラムです。4K対応機は、「しっかりとした重さ」があるものですが、この機種は、400gを切る重さでたいへん優秀といえるでしょう。「4Kは対応して欲しいが、重いのは勘弁」、という方にはおすすめできます。

201507031619.jpg

 撮像素子は、1/2.3サイズと、ソニーの最安値の機種よりも大きな素子を使います。また、こちらは、4K専用開発の、4KハイスピードMOSセンサーを採用します。

 画像に線が入るローリングシャッター現象が起こりにくいため、4K画質でも動きの速い乗り物をなめらかに撮影できます。動く被写体にはパナソニックが良さそうです。

 201801241617.jpg

 一方、夜間撮影や逆光撮影に強い、高感度CMOS(裏面照射型)は不採用です。ただ、この部分は、写真を2枚合成してダイナミックレンジを確保するHDR動画技術が付属しますので、安心でしょう。

 画像エンジンは、4K用に開発されたクリスタルエンジン4Kが採用されます。

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 光学ズームは、20倍ズームを搭載します。デジタルズームは最大40倍対応です。

 パナソニックも、電子ズームの化をTVと同様の超解像度技術で防ぐという仕組みを取ります。4Kの場合は25倍まで対応ですから、ソニーの全画素超解像ズームよりもいくらか優秀と言えそうです。 

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 手ぶれ補正は、コンデジでも定評のある5軸式のハイブリッド手ぶれ補正が搭載されます。電子式と光学式を併用したハイブリッド式というタイプです。ソニーの空間光学式手ぶれ補正に勝るとも劣らない性能を期待できます。

 201507031627.jpg

 撮影機能の面では、ワイプ撮りの対応が目を引きます。別角度からの写真を合成して表示できる機能です。「子画面」の写真は、Wi-Fiでスマホで映像を撮っておき、あとで転送・合成する方式です。

 このほか、お子さんの寝顔などが撮影できるナイトモード(赤外線撮影)が搭載されるのも特色ですね。

 マイクは、こちらも、5.1chサラウンドマイクで、ソニーと同等水準です。液晶モニターは、3型約46万ドットとやはり、ソニーと同水準ですね。 

 

 Panasonic バッテリー VW-VBT380-K
  ¥11,361 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

 バッテリーは、付属のバッテリーを使う場合、実撮影時間は45分です。しかし、上記の大容量バッテリーを使う場合、実撮影時間は1時間30分とパワフルです。

 ネットワーク機能は。こちらも、Wi-Fi機能が搭載されます。 

 以上、パナソニックHC-W870Mの紹介でした。4Kに対応する点で、ソニーのHDR-AX40のライバルです。画質の点では、撮像素子のサイズとカールツァイスの高性能レンズを積むソニーの方が優秀だと思います。

 ただ、ズーム時の画質劣化の少なさや動く被写体の撮影には、この機種は複数の見所があります。その点で言えば、ズーム力が重要な運動会などの子ども撮影については、4K対応モデルから選ぶのならこの機種が良いかと思います。

 逆に、子どもとのバカンスなど、被写体に近づいて撮影するようなシーンが多い場合は、ソニーのほうが向くでしょう。


 

【下位機種】【2017年発売】

 7・パナソニック HC-WX995M-T
  ¥79,423 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

【上位機種】 【2016年発売】
 8・パナソニック HC-WXF990M-K
  ¥90,180 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

 撮像素子ハイスピードCMOS 1/2.3型
 動画有効画素数:603万画素
 静止画有効画素数:700万画素
 光学ズーム;ハイブリッド式:20倍
 フルHD録画:可能
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体:内蔵(64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間50分
 付加機能
 重量360グラム

 こちらは、パナソニックの4K対応の上位機種です。

 2機種ありますが、どちらも1つ上で紹介したHC-VX985M と、どの製品も機能差はほとんどありません。撮像素子や画素数といったカメラ性能の部分では同等のスペックです。

 201507031627.jpg

 違いは1つだけで、サブカメラの本体内蔵です。小カメラが搭載されるため、スマホに依存しなくても2画面撮影が可能です。 

 201603221707.jpg

 ただし、【上位機種】WXF990Mについては、それに加えて、可動式のビューファインダーが付属します。約155万ドットの高解像ファインダで、60度の可動範囲があるため、アングルの自由度も高いです。  

 また、スーパスロー撮影とクイック撮影に対応し、映画のように速度に変化を付けた撮影もできます。

  201702011537.jpg

 また、HC-VX985Mについては、4K撮影をしておいて、実質はフルHD解像度で記録することで、編集がタッチパネルで簡単にできる機能が付属しますが、基本的にパソコンで編集できることのため、重要な違いとも言えないでしょう。

 これ以外の点は、1つ上で紹介したHC-VX985M と同じです。価格差もあるので、こうした機能が不要ならば、HC-VX985M を選ぶと良いでしょう。

各社のハイエンド機の比較

 最後に、ソニーとパナソニックのハイエンド機種を2機種紹介します。

 この2つの紹介をもって、このブログでは、日本の家電量販店で手に入るホームサイズの4Kカメラは「全て網羅」となります。

 今回の企画は、あくまで「家庭用」ですので、次に示す2機種は「参考程度」の扱いです。しかし、ここまで紹介してきたような「家庭用製品に、セミプロ用の機能がどのように採用されているか」を知っておくことは、比較の上で有用でしょう。


   

【上位機種】【2014年発売開始】

 9・パナソニック HC-X1000  
  ¥240,510 Amazon.co.jp
(1/24執筆時)

 撮像素子CMOSセンサー 1/2.3型
 動画有効画素数:885万画素
 静止画有効画素数:885万画素
 光学ズーム;ハイブリッド式
 フルHD録画4Kも対応
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体: SDXCカード
 バッテリー実撮影時間2時間20分
 付加機能
 重量1780グラム

 HC-X1000 は、パナソニックが販売するハイエンドモデルです。

 プロユースの大きなファインダーが付いた機種ですが、家庭用としては1780gと非常に重量がある製品です。家庭用と比べると、一眼カメラのようなマニュアル調整用のリングがレンズ付近に3つ付属しているなど、使いやすさについては抜群の配慮があります。

 撮像素子は、 1/2.3型です。この機種は2014年発売開始のモデルであり、撮像素子のサイズは、発売の新しい家庭用の上級機がすでに追いついています。

 手ぶれ補正は、5軸手ぶれ補正を採用します。ただし、4K記録時は単なる光学式となる点で、仕様に「古くささ」がみられるでしょう。

 ズームは、光学20倍ズームと、この点でも同じです。4K対応機としては控えめです。レンズは、ライカ社のDICOMARを採用しますが、F値(レンズの明るさ)は、パナソニックの家庭用とすでに同じ水準です。

 液晶パネルは、115万ドットの3.5インチのファインダーです。本体が大きい分、大きなモニターの採用、というわけではありません。

 撮影機能は、先ほど書いたように、マニュアル操作用のリングなど、「ショートカット」的なボタンはひときわ充実しています。その他、SDカードスロットが2つあり、切り替えて使ったり、バックアップ用として同時記録できる仕様である点が目立ちます。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiを搭載します。

 バッテリーは、モニター利用の有無で時間が変わりますが、実撮影時間は最高画質2時間20分とさすがにかなり長めです。

 以上、パナソニックのHC-X1000 の紹介でした。大きく「威圧感がある」点で、「運動会の場所取り」において威圧感を発揮できそうです。しかし、画像周りの技術は、発売から3年以上経ち、10万円前後クラスの同社の新型がすでに追いついてしまっています。

 その点をふまた上で言えば、前編記事で紹介した「パナソニックの家庭用の10万円前後のビデオカメラは、安くて性能が良い」とも言えるでしょう。こちらの機種については、いずれにしても、モデルチェンジが待たれます


 

【上位機種】【2013年発売開始】

 10・ソニー・ハイエンドカムコーダー FDR-AX1
  ¥354,800 Amazon.co.jp
(1/24執筆時)

 撮像素子CMOSセンサー 1/2.3型
 動画有効画素数:885万画素
 静止画有効画素数:
 光学ズーム:光学式
 フルHD録画4Kも対応
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体:内蔵(64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間2時間20分
 付加機能
 重量2770グラム

  FDR-AX1 は、ソニーのハイエンド機です。こちらは、パナソニックに比べてもさらに重量級であり、2770gと大型ノートPC並の重量がある製品です。3連独立リング各種ショートカットなど、パナソニック同様に、操作性の部分で「セミプロ・ハイアマチュア向け」と言える製品です。

 撮像素子は、 パナソニックと同じで、1/2.3型です。この機種は、現行機種ですが、2013年発売開始のモデルで、撮像素子のサイズはすでに、1型を採用するソニーの家庭用に負けています。

 手ぶれ補正は、通常の光学式です。手持ちで安定的に撮るためには、スタビライザー系のパーツなどを工夫する必要はありそうです。

 ズームは、光学20倍ズームです、F値(レンズの明るさ)は、ワイド側でF値1.6とこの部分では性能が期待でき、レンズ構成の面でも価格相応に良質です。

 液晶パネルは、120万ドットの3.5インチのファインダーです。通常のサイズですね。

 

 XQDメモリーカード 64GB QD-G64E J
  ¥14,179 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

 撮影機能は、こちらも「ショートカット」的なボタンはひときわ充実しています。一方、SDカードは利用できますが1枚までです。その代わり、XQDメモリーカードが2枚差しできる仕様ですが、価格は高めです。

 ネットワーク機能は、Wi-Fi未搭載です。

 バッテリーは、モニター利用の有無で時間が変わりますが、実撮影時間は最高画質2時間30分と長めです。

 以上、ソニーFDR-AX1 の紹介でした。

 パナソニックの場合と同じで、長い期間モデルチェンジがない機種で、多くの部分で機能が陳腐化しています。現在も生産中の製品ながら、機能面・価格面ではあまりおすすめできません。やはり、SONYの場合も、高級機を選ぶとしても、10万円以下の4Kカメラがおすすめですね。

今回の結論
デジタルビデオカメラのおすすめはこの機種!

 というわけで、今回はビデオカメラの比較でした。

 最後に、いつものように、予算別、目的別に、Atlasのおすすめ機種!をあげておきたいと思います。


 第1に、運動会など、三脚固定して遠方から撮影する場合が多い方にオススメな4Kビデオカメラは、

 

【4K対応】

 5・パナソニック HC-VX985M-K 【黒色】
 6・パナソニック HC-VX985M-W 【白色】
 
 ¥59,800 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

 撮像素子ハイスピードCMOS 1/2.3型
 動画有効画素数:829万画素
 静止画有効画素数:700万画素
 光学ズーム;ハイブリッド式:20倍
 ズーム倍率:30.8-626mm(16:9時)
 フルHD録画:4Kも対応
 防水防塵:ーーーー
 記録媒体:内蔵メモリー (64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間45分
 付加機能
 重量362グラム

 三脚の撮影 ★★★★★★
 手持ち撮影 ★★★★★
 風景の撮影 ★★★★★

 パナソニックの4K対応モデルのHC-VX985M です。ホームビデオカメラとして、4K対応機としては格段に安く、価格面でも優位性がみられます。

 性能面では、固定撮影時の超解像技術による倍率はソニーを上回りますので、運動会向きです。「子画面」機能も、家族にスマホの撮影を任せれば、面白い複合映像が楽しめるでしょう。

 固定撮影にかぎらずとも、K専用設計の撮像素子の採用や、信頼性の高いハイブリッド式の手ぶれ補正の採用など、見所と言える部分は多く、「特に用途を定めずに」選ぶ場合も、良いでしょう。

 動く被写体の撮影にも強いので、モータースポーツや電車などの乗物撮影にも向きそうです。

 

 VW-VBT380-K(実撮影時間1時間30分)
  ¥11,361 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
 VW-VBT190-K(実撮影時間45分)
  ¥6,767 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

 なお、交換バッテリー(予備バッテリー)は以上になります。実撮影時間は4K画質で記録した場合の目安です。画質が良い分、電気が必要なので、予備バッテリーはあって良いでしょう。


 第2に、家族旅行やビーチなど、手持ちで被写体に向かう場合にお勧めできる製品は、

 

 【4K対応】

 1・SONY 4Kビデオカメラ HDR-AX40 BC  
 2・SONY 4Kビデオカメラ HDR-AX40 TIC
   ¥77,980 Amazon.co.jp
(1/24執筆時)

 撮像素子1/2.5型 Exmor R CMOS
 動画有効画素数:829万画素
 静止画有効画素数:829万画素
 光学ズーム:空間光学式:20倍
 ズーム倍率: 26.8-536.0mm(16:9時)
 フルHD録画4K対応
 防水防塵:防塵性能
 記録媒体:内蔵 (64GB) SDXCカード
 バッテリー実撮影時間1時間5分
 付加機能
 重量585グラム

 三脚の撮影 ★★★★★
 手持ち撮影 ★★★★★★
 風景の撮影 ★★★★★

 ソニーのHDR-AX40でしょう。定評ある空間光学式手ぶれ補正の採用は手持ちの場合、とくに心強いでしょう。

 また、「優先顔キメ機能」など、フォーカス・ピントに関する便利機能が充実しており、家族旅行用としては、とくに重宝しそうです。


 第3に、環境映像など、風景などの美しい映像を撮りたい場合におすすめなのは、

 

 【4K対応】 

 4・SONY 4Kビデオカメラ FDR-AX100
   ¥157,700 Amazon.co.jp
  (1/24執筆時)

 撮像素子1型 Exmor R CMOSセンサ
 動画有効画素数:1420万画素
 静止画有効画素数:1420万画素
 光学ズーム:光学式:12倍
 ズーム倍率: 29-348.0mm(16:9時)
 フルHD録画4K対応
 防水防塵
 記録媒体
 バッテリー実撮影時間1時間5分
 付加機能
 重量790グラム

 三脚の撮影 ★★★★★★
 手持ち撮影 ★★★★☆
 風景の撮影 ★★★★★★★

  FDR-AX100 でしょう。

 家庭用としては、最大級の1型 Exmor R CMOSセンサの採用で、基礎的な画質スペックがワンランク上ですから。

 一方、やや重い点・倍率が低めの点・手ぶれ補正が充実しない点で、ファミリー向きではないです。そういった場合は、別の機種が良いでしょう。

 【実撮影時間4時間30分】

  SONY NP-FV100A
  ¥17,719 Amazon.co.jp (1/24執筆時)

 予備バッテリーはこちらとなります。


 というわけで、今回は、4K対応のホームビデオカメラの紹介でした!

1・初心者向けビデオカメラの比較
2・4K対応のビデオカメラの比較  
3・小型アクションカメラの比較

 もう少し、予算を節約したいと考えている方は、上記1番のリンク記事を引き続きご覧ください。

 また、最後におまけで、SDカードに関する注意!です。

 ビデオカメラには、メディアが付属しないために、撮影用のSDカードマイクロSDカードを同時に購入する必要があります。

 

 トランセンド UHS-I U3 64GB TS64GSDU3
  ¥4,680
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 パナソニックとソニーの4K対応機は、全てSDカードを利用します。しかし、4K録画をする場合についてはUHSスピードクラス3という新規格にカード側が対応している必要があります。

 この点を注意してください。4K対応するSDカードの比較とおすすめに関して、別に記事があります。【こちら】で紹介しています。よろしければご覧ください。

 一般的に、32GBのSDカードだと、フルHD画質で2時間30分ほど撮影できます。4K画質で記憶する場合は、32GBだと55分ほどになります。現在128GBまでのSDカードがあるので、必要に応じた量を購入しましょう。

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 一方、運動会などの撮影に便利な三脚もお探しの方、こちらに【ビデオカメラ向きの三脚の比較記事】も書いています。リモコンが使えるソニーの純正品を含めて15機種ほど紹介していますので、よろしくお願いします。

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 最後になりますが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 17:48 | 映像機器

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