【今回レビューする内容】2018年 最新の自動調理機・マルチクッカー・スロークッカーの性能とおすすめ:多機能電気調理機T-fal アクティフライ・クックフォーミー ヘルシオ ホットクック・電気調理機・電気なべ・真空調理器・無水鍋:人気機種の対応調理の違いや使い勝手の評判・機能面でのランキング
【比較する製品型番】ティファール FZ205088 Cook4me CY7011JP シャープ 電気無水鍋 KN-HT99A-R KN-HW24C-R KN-HT24B-R TWINBIRD EP-4717BR 大同日本 フュージョンクッカー TSB-3016EA AL Colle ・煮込み名人 ASC-T25/ST ステンレスASC-T22 サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 3.0L KBG-3000 CBW Anova Culinary 水温制御クッカー 低温調理器具 PCB-120US-K1
今回のお題
最新のスロークッカー・マルチクッカーのおすすめ機種はどれ?
どもAtlasです。
今日は、調理家電の話です。
「スロークッカー」と「マルチクッカー」という機能が類似している家電を、あわせて13機種ほど比較します。
いつものように、各機種を紹介した後、最後に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
1・スロークッカーとマルチクッカー
あらかじめ、「スロークッカー」と「マルチクッカー」の違いを解説しておきます。

第1に、「スロークッカー」です。
こちらは、電気で長時間「煮込む」ことに特化した家電です。
1万円以下で買える格安ながら便利な家電ですが、今回は、デンキヤで買えるほぼ全機種を網羅しつつ紹介します。

第2に、「マルチクッカー」です。
誤解を恐れずに言えば、こちらは、スロークッカーの「上位互換」と言える家電です。
「マルチクッカー」の場合、スロークッカー同様に「煮込む」料理に使えるほか、「焼く」「炒める」「揚げる」などの調理にも対応できます。
また、一部の機種は、これらの操作をほぼ自動で行えます。

今回は、「派生型」の低温調理器具といえるサーモスの真空保温調理器や、Anovaなの真空低温調理器具も紹介します。
2・アクティフライの紹介
では、紹介をはじめます。
はじめに、「マルチクッカー」の紹介からです。
以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で書いていきます。

1・T-fal アクティフライ FZ205588
¥19,000 Amazon co.jp (3/31執筆時)
2・T-fal アクティフライ FZ205088
¥15,250 Amazon co.jp (3/31執筆時)
はじめに紹介するのは、フランスのT-Falのアクティフライです。海外で発売された初年度は、700万台あまりを売り切った人気家電で、日本では2014年から登場しました。
調理方式は、揚げる、煮る、炒めるという3種に対応します。

第1に、「炒める」機能です。
他社にこのような機能がない点から言えば、この機種の最大の魅力でしょう。仕組みとしては、なべ内部にパドル(ブレード)が付いていて、それで材料を「かくはん」することで、炒める動作を可能にしています。
チャーハンや焼きそばなどのフライパンで炒めるような料理にも対応できます。高温下で常に回転させることで、炒め物の自動調理ができるという仕組みです。
炒める料理の場合ですが、例えば、焼きそば・野菜炒めだと300グラムまで、約10分ほどで料理できます。少人数家庭ならば、十分なサイズの料理ができます。
なお、「炒める」料理屋「揚げる」料理の一部は、付属のオイルスプレーを使い材料に直接吹き付けることになります。

第2に、「揚げる」機能です。
こちらは、フィリップスのノンフライヤーやコンベンションオーブンと同様に、熱風による調理ができるるので、揚げ物ができます。
内部はフライパン構造になっているので油も使えます。フライドポテトはノンオイルだと何となく美味しくないですが、この機種の場合小さじ1杯の油で、美味しい揚げ物ができる仕組みです。少量の油で調理が可能なため、味とカロリーを両立できるという点でも人気です。その他、唐揚げやとんかつの場合、20分ほどで、約250グラムまで同時に調理できます。
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第3に、「煮込む」機能です。
低速でパドルを回転させながら、高温調理をすることで、煮込む方式を採用します。例えば、カレーの場合、焦げ付かないように、常にパドルでかき混ぜてくれているイメージです。いわゆるスロークッカーですね。

調理容量は、3Lほどです。
2-3人前の調理に適したサイズです。こちらは、内部にセラミック製のフライパン状の鍋が搭載され、そこに入れる形式です。セラミックを採用しているため、「カリッと」した揚げ物や炒め物が得意なのでしょう。
レシピ集は、海外製の製品ですが、日本の料理に適応した料理ブックも付属します。31のレシピが記載されています。また、レシピ集以外にも海外では個人による料理案が豊富に紹介されています。海外で売れている料理なので、海外料理のレシピは豊富です。
例えば、カレーならば、日本風のカレーではなく、タイ風グリーンカレーや、挽肉を使ったキーマカレーのレシピが載っています。

また、カツでも、ドイツ料理のシュニッツェルが載ります。500グラムの牛肉(か豚肉)、1-2個の卵、塩、小麦粉、パン粉と小さじ1ほどの油で作れます。ちなみに、シュニッツェル作るには、よくよくお肉を叩くのがポイントですね。もちろん、日本対応しているので、和食のレシピもあります。
食べ慣れた日本の料理を手軽に作りたい人だけではなく、珍しい料理を作ってみたい料理好きにもオススメできる調理家電です。その他のレシピ集は【こちら】のリンクで紹介されています。

お手入れは、構造は単純なので、片付けも楽です。食器洗い乾燥機に対応します。欧米の調理家電は(そうしないと売れないので)基本対応しています。これも人気の秘密でしょう。
安全面も、高温の蒸気がでない構造になってますので、安心です。ふたが透明なのもポイントで、調理中の様子を確認できます。
以上、T-falのアクティフライの紹介でした。普通のスロークッカーと較べた場合、とくに「炒める」「揚げる」という2つの機能が優秀です。単なるスロークッカーではなく、多種の料理に「挑戦」したい方は選ぶメリット性が高いでしょう。
3・クックフォーミーの紹介
3・T-fal Cook4me CY7011JP
¥27,300 Amazon co.jp (3/31執筆時)
クックフォーミーもフランスのT-Falの製品です。
位置づけとしては、同社のアクティフライの「進化形」とも言えるマルチクッカーで、2016年末に後発製品として発売されたものになります。

自動メニューは、アクティフライに比べると、大きな液晶が付属するため相当多彩です。この機種の場合、料理名を選択し、人数を入力すれば、必要な材料が表示されるので、その指示通りに料理すれば、美味しい料理ができます。「どらえもん」を使ったCMを展開していますが、まさに「未来の秘密道具」という感じの製品です。

調理方式は、こちらも、揚げる、煮る、炒める、圧力をかけるという4パターンの調理法で、約60種類の料理に対応できます。
アクティフライに比べると、「圧力をかける」という機能が加わっています。70kPa 115度です。多機能ではない普通の【電気圧力鍋の比較記事】で紹介した各製品と比べても、中位機並みの出力を持ちます。
ただ、こちらは、かき混ぜるためのパドルがないため、油を使った料理が基本できず、とくに「炒める」の方向性ではアクティフライ的な利用法はできません。つまり、「カレーピラフはできても炒飯はできない機種」となります。

レシピ集は、しがたって、アクティフライとは種類も異なり、「煮る」系の料理が多いです。公式サイトのレシピは→こちら

調理容量は、6Lほどです。内臓の鍋はフライパン状から、深底の両手鍋の形状に変更されており、2倍といえる6リットル(約4人分)の大量調理も可能にしています。
お手入れは、ふたなど圧力炊飯機と同じほどの点数を洗う必要があります。さほど、面倒ではないですが、食洗機が使えない点は注意しましょう。
安全面は、下位機種同様に、さほど高圧がかかる製品ではないので、安心して利用できます。
以上、T-falのクックフォーミーの紹介でした。
以前紹介した電気圧力鍋の「進化形」といえる製品です。
一方、「マルチクッカー」としては、炒める・揚げるという方向性が弱いと言えますが、液晶を使った「半自動料理」機能は、未来志向で面白い取り組みだと思います。「あまり料理が得意でない方にこそおすすめ」と言えそうですので、そういった方へのアピールがメーカーの課題でしょう。
4・ヘルシオホットクックの紹介
【1.6Lタイプ】
4・ヘルシオ ホットクック KN-HT99A-R
¥24,980 Amazon co.jp (3/31執筆時)
【2.4Lタイプ】
5・ヘルシオ ホットクック KN-HT24B-R
¥43,200 Amazon co.jp (3/31執筆時)
こちらは、シャープの電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック」です。2015年に登場した国産メーカーでは「初」となるマルチクッカーです。

調理方式は、「煮る」が中心となります。
また、パドル(=まぜ技ユニット)を使ってかき混ぜるという点で、先行したT-Falのアイデアを取り入れたといえる機種です。ただ、アクティフライと異なり、「揚げる」「炒める」系の調理には対応せず、「煮込む」系の調理に特化した機種です。

「煮込む系」の能力は、アクティフライに較べても高機能です。
とくに興味深いのは、食材の無水調理(無加水調理)に対応する点です。食材の水分を使って、それを逃がさず還元する仕組みが取られています。
シャープによれば、水を使って調理する場合と較べて、ビタミンCが約1.5倍、葉酸が約1.8倍、ミネラルが約1.8倍残存させることができます。なにより、食材の持つ旨みを還元できるため、美味しさの点でメリットが高いです。
その他、予約調理や保温に対応する点も、アクティフライとの違いです。炊飯のように、食材を入れておけば、予約した時間にできたてのものが食べれる点は魅力でしょう。もちろん、食材の鮮度が許すならば、です。
自動メニューは、基本的な6つのキーからさらに選ぶ形で、計54の自動メニューが搭載されます。
クックフォーミーとことなりカラー液晶は不採用ですが、使い勝手は十分です。

レシピ集は、国産メーカーということで、T-fal以上に和食の多数のレシピがあるため、和風の家庭料理を中心に使いたいならば、最もおすすめと言える機種です。
また、通常のスロークッカーと同じく、洋風の料理、カレーやビーフシチュー、お肉の煮込みなども対応できます。【レシピ集は→こちら】
調理容量は、2機種で異なります。
1.6Lサイズが2〜3人で、2.4Lサイズは、4人前程度まで対応するでしょう。

シャープ 電気無水鍋専用内鍋 TJKN1
¥9,539 Amazon co.jp (3/31執筆時)
お手入れは、パーツがすべて取り外して洗えるため、最近の炊飯器並みに容易です。
また、この製品は、残った料理は、専用の保存フタを付けて冷蔵庫に収納できます。内鍋は別売で買うこともできるため、冷蔵庫に保存しつつ、別の料理を新たにつくると言うことも可能です。
安全面は、圧がかかる製品ではないので、安心して利用できます。
以上、シャープのホットクックの紹介でした。
和食系の煮込み料理に特化して考えれば、最も多機能でおすすめできる機種です。圧がかからない構造なので、料理の時短効果は望めませんが、純粋に「スロークッカーの進化形」と考えれば、素晴らしい製品だと思います。
食材の「旨み」を引き出す無水調理ができる点を含めて、予算の都合がつけば、スロークッカーの代替品としても、選んで良い機種でしょう。
【2.4Lタイプ】
6・ヘルシオ ホットクック KN-HW24C-R
¥53,779 Amazon co.jp (3/31執筆時)
KN-HW24C-R は、ヘルシオホットクックの上位機です。2017年末に追加販売となった上位機です。
調理部分の機能は通常機と同じですが、次の2点で異なります。

第1に、シャープのAI「ココロボ」を搭載した点です。学習成果から、音声で、料理の提案や、作り方の音声案内をしてくれます。

第2に、無線LANを搭載した点です。これにより、購入後に増えたメニューが追加できるほか、スマホアプリでのレシピ検索、仕掛けた料理の外出先からの予約時間の変更などが可能になります。
価格は高いですが、IOT家電として確実に進化しています。以前のIOT家電は、「なんちゃってIOT」で、正直実用性に乏しいものが多かったですが、各社とも(やっと)実用的になり、家電好きにとって嬉しい限りですね。
いずれにしても、予算があれば、こちらを選んでも良いと思います。
5・フュージョンクッカーの紹介
7・フュージョンクッカー TSB-3016EA
¥26,870 Amazon co.jp (3/31執筆時)
7・フュージョンクッカー TSB-3016EA
¥21,384 楽天市場(ビックカメラ) (3/31執筆時)
こちらは、大同日本の「フュージョンクッカー」です。大同は台湾の白物家電のトップブランドの1つです。

調理方式は、「煮る」・「ケーキ作り」・「焼く」・「炒める」に対応する機種です。
順番に紹介しましょう。

第1に「煮る」「ケーキ作り」系の調理です。
こちらについては、他機種のように自動調理に対応です。圧力はかけられないために時短効果はないですが、食材と調味料をセットしたら、仕上げまで自動で行ってくれます
また、煮込みについては、無水調理に対応します。ケーキについては、レシピ集にいくつか提案がありますが、要するにスポンジの部分が焼ける、と言うことです。

第2に、加熱モードとグリルモードです。
この部分は、フュージョンクッカーの独自性と言え、付属する耐熱鍋で、本格的なグリル料理が可能となっています。グリルは、60度から230度まで対応します。
ただし、こちらについては(当然ですが)完全自動調理は不可能です。パドルなども付属しません。
例えば、ローストビーフの場合、予熱した後、フタをして230度の高温で焼いた後、適宜60度に下げつつ、ソースなどを準備して、裏返していく、という完全な「調理動作」が必要です。
したがって、この部分では「マルチクッカー」ではあるが「オートクッカー」ではないと言えます。

自動メニューは、この機種は存在せず、先述の4つのモードのみ存在します。予約時間を指定しての料理にも対応です。
レシピ集は、現状においてはやや「課題」で、あまり多くないです。【レシピ集は→こちら】メーカー的にアジア系の面白い料理を紹介してくれると良いと思います。
調理容量は、満水容量で3Lですので、それなりに大きいです。グリル調理の場合も、例えばローストビーフならば、400gほどまでは対応可能です。
1.6Lサイズが2〜3人で、2.4Lサイズは、4人前程度まで対応するでしょう。

お手入れは、製品的に油が入るので心配な部分ですが、鍋の部分を外して洗えます。フッ素加工がなされており、お手入れはしやすいでしょう。
パーツがすべて取り外して洗えるため、最近の炊飯器並みに容易です。
また、この製品は、残った料理は、専用の保存フタを付けて冷蔵庫に収納できます。内鍋は別売で買うこともできるため、冷蔵庫に保存しつつ、別の料理を新たにつくると言うことも可能です。
安全面は、圧がかかる製品ではないので、安心して利用できます。
以上、大同日本の「フュージョンクッカー」でした。
グリルで「焼く」料理に本格対応している点が、新しい製品です。、「煮込み」などは自動調理できるので、それにあわせて、(手動でも)「焼く」調理機も欲しいと考えている場合は、よい選択肢でしょう。
6・各社のスロークッカーの紹介
続いて、各社から「スロークッカー」という名前で販売されている「煮込み」用の製品を比較します。
どれも、通常の煮込みに特化した機種で圧がかからない「電気なべ」です。
8・TWINBIRD スロークッカー EP-4717BR
¥3,449 Amazon co.jp (3/31執筆時)
こちらは、ツインバード工業の定番の「スロークッカー」です。
調理方式は、スロークッカーですので、「コトコト煮込む」のに特化されます。そのため、シャープのホットクックが600Wのパワーを持つのに対して、こちらは、200W(コンロの弱火)と100W(コンロのとろ火)の2種類の切替えに止まります。
調理容量は、3Lで、0.6L-2.4Lまでの食材の調理に対応します。シチューやカレー、豚の角煮やぶり大根など、長時間煮込むと美味しくなる料理に向いた製品と言えます。
お手入れは、内部の陶器製のなべを洗うだけです。ただし、陶器なので多少重さがあります。また、金属たわしなどは厳禁です。ちなみに陶器製のなべは、蓄熱力があるのでスロークッカーとしての用途に向いています。
以上、ツインバード工業のスロークッカーの紹介でした。シンプルな製品ですが、価格的に導入しやすい値段なのがメリットです。煮込み料理を中心に考えており、あまり手の込んだ料理をするつもりがないのならば、この製品でも良いでしょう。

9・D-STYLISTスロークッカー1.5L KK-00256
¥2,081 Amazon co.jp (3/31執筆時)
こちらは、ピーナッツクラブのD-STYLISTブランドのスロークッカーです。自社工場を持たないOEM商品となります。
調理方式はこちらも「コトコト煮込む」専用の製品です。ただ、パワーはツインバード工業よりも低く、120W(コンロのとろ火)と80W(保温レベル)の選択となります。
調理容量は 1.5Lとツインバードの半分です。少人数世帯向きですね。
お手入れは、素材は同じく陶器製なので、ツインバードと変わらないでしょう。
以上、ピーナッツクラブのスロークッカーの紹介でした。格安の小型モデルを探している場合ば選択肢とできるでしょう。
10・AL Colle 煮込み名人 ASC-T25/ST ステンレス
¥8,377 Amazon co.jp (3/31執筆時)
こちらは、アルファックス・コイズミのAL Colleブランドのスロークッカーです。ツインバード工業の製品のライバル機と言えます。
調理方式はこちらも「コトコト煮込む」専用の製品です。温度調整は、210W(コンロの弱火)と120W(コンロのとろ火)の2種類の切替えに加えて、90Wでの保温に対応する点が、ツインバード工業の製品よりも優れた部分です。
調理容量は、ツインバードと同じ3Lサイズのなべで、0.6L-2.5Lまでの食材の調理に対応します。
お手入れは、こちらも内部の鍋は陶器製ですので、ツインバード工業のスロークッカー同様の注意が必要です。
安全面では、この機種の場合、調理タイマーが付くため、消し忘れなどの心配が少ない点もメリットと言えます。なお、タイマーは、切タイマーのみですので、予約調理は非対応です。
以上、アルファックス・コイズミのスロークッカーの紹介でした。ツインバード工業に較べると、保温機能と、タイマーが付いている点が「売り」です。その他の点は、ほぼ同様ですが、この2つの機能が必要ならば、こちらを選ぶと良いと思います。
7・シャトルシェフの紹介

11・サーモス シャトルシェフ KBG-3000 CBW
12・サーモス シャトルシェフ KBG-3000 CS
¥8,511 Amazon co.jp (3/31執筆時)
つづいて紹介するのは、サーモスの真空保温調理器 「シャトルシェフ」です。
調理方式はこの製品はここまで紹介した製品と異なり、ジャンルとしては「電気を使わない」保温調理器になります。
沸騰温度で4時間後に80度をキープしている性能ですので、シチューなどの長時間の煮込みなどに電気代を節約できてお得でしょう。純粋なスロークッカーではありませんが、このような用途では、スロークッカーより利便性が高いです。
調理容量は、3.0Lとスロークッカーと同じほどです。
8・真空調理器の紹介

【並行輸入】
13・Anova 低温調理器具 PCB-120US-K1
¥17,000 Amazon co.jp (3/31執筆時)
こちらは、Anova Culinaryの低温調理器具です。鍋部分は別売で、温度制御ができる「水温制御クッカー」部分のみの販売です。スタートアップで資金が集まり、製品化された話題の製品ですね。

調理方式は、最近注目される「料理技法」である真空調理となります。ジップロックを利用したり、真空シーラーを利用した食材を低温で長時間煮るもので、とくに、「ローストビーフ・生ハム・ベーコンなどの肉調理が得意」です。水に接さずに「茹でる」方式のため、肉の味がキープされ、この料理法しか味わえないという意味で、時短以上の効果が期待できます。
この製品はここまで紹介した製品と異なり、ジャンルとしては「電気を使わない」保温調理器になります。沸騰温度で4時間後に80度をキープしている性能ですので、シチューなどの長時間の煮込みなどに電気代を節約できてお得でしょう。純粋なスロークッカーではありませんが、このような用途では、スロークッカーより利便性が高いです。
調理温度は、25℃-99℃まで設定できるため、沸騰以下の温度が長時間保てる仕組みです。水をポンプで本体に毎分7Lほど循環させ、それで設定温度を維持する仕組みですね。
調理容量は、使用する鍋の温度に準じます。なお、こちらはスマホ対応で、設定温度になったらお知らせしてくれる機能なども見られます。
以上、Anovaの低温調理器具の紹介でした。ほぼ沸騰温度になるため、スロークッカーとしても利用できる上、真空調理という新機軸の料理が楽しめるのが良い部分です。スロークッカーとしては「特殊」ですが、とくに、ローストビーフ作りは、この方法で作ると非常に美味しくできるため、かなりオススメできます。
今回の結論!
各社の多機能スロークッカーのおすすめはこの機種!
というわけで、今回は、各社のマルチクッカーやスロークッカーを紹介しました。最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種!をあげておきます。
第1に、和食やカレー類だけでなく、珍しい洋風のレシピも楽しみたい方におすすめなのは、

1・T-fal アクティフライ FZ205588
¥19,000 Amazon co.jp (3/31執筆時)
2・T-fal アクティフライ FZ205088
¥15,250 Amazon co.jp (3/31執筆時)
T-Falのアクティフライでしょう。フランス製で、アメリカでも売れている機種と言うことで、洋風のレシピは他社を圧倒していますから。
また、「煮る」だけでなく、「揚げる」「炒める」という方向でも「自動調理」が可能であるため、いろいろなアレンジ料理もしやすいです。
多機能ですが、お手入れも比較的簡単ですし、「多機能のマルチクッカー」が欲しい方はこの機種が良いでしょう。
第2に、和食の煮込み系中心に、健康に良いヘルシーな煮込み料理を楽しみたい方は、
【1.6Lタイプ】
4・ヘルシオ ホットクック KN-HT99A-R
¥24,980 Amazon co.jp (3/31執筆時)
【2.4Lタイプ】
5・ヘルシオ ホットクック KN-HT24B-R
¥43,200 Amazon co.jp (3/31執筆時)
シャープのホットクックが良いでしょう。無水調理に対応し、食材のビタミンを残さず調理できる「健康家電」ですので、この用途には最適です。
また、予約タイマーが付く唯一の機種ですので、「指定時間後にできたての料理が食卓に出せる」点も便利です。自動調理メニューやレシピも多いため、料理がさほど得意でない方向けにも良いかと思います。
サイズは2種類ですが、とくに大量調理を目的にしないならば、小さいサイズで良いと思います。
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【2.4Lタイプ】
6・ヘルシオ ホットクック KN-HW24C-R
¥53,779 Amazon co.jp (3/31執筆時)
なお、価格は高いですが、無線LANに対応し、対応するレシピが増やせる点で、予算に余裕がある場合は、上位機を狙うのも良いでしょう。
とくに、外出先からの「仕掛けた料理の予約時間の変更」に対応できる点は、共働き家庭の強い味方になり得ます。
いずれにしても、この手のIOT家電としては、初めて「実用的」と思える機能をもった点で、こちらは、高く評価できます。
第3に、大量の煮込み料理ができる、スロークッカーとしておすすめできるのは、
8・AL Colle 煮込み名人 ASC-T25/ST ステンレス
¥8,300 Amazon co.jp (3/31執筆時)
アルファックス・コイズミのAL Colleブランドのスロークッカーでしょう。ツインバード工業のモデルも良いですが、切タイマーと保温機能がない点で、多少使い勝手に劣りますので、こちらを推しました。
1万円以下で購入できるという経済性は他機種を圧倒するでしょう。マルチクッカーに較べて鍋の容量が大きいので、シチューやカレー豚の角煮などを一度に大量に処理できる点が魅力です。
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3・T-fal Cook4me CY7011JP
¥27,300 Amazon co.jp (3/31執筆時)
ただし、これに「時短効果」を加えたいならば、T-falの6リットル大容量モデルで、圧力のかけられる Cook4me CY7011JPが選択肢となるでしょう。
第4に、さほど利用頻度がない方で、価格面を重要視して選ぶならば、
6・TWINBIRD スロークッカー EP-4717BR
¥2,679 Amazon co.jp (3/31執筆時)
5000円以下で購入できるツインバード工業の定番の「スロークッカー」が良いでしょう。
他社に比べると、機能は最低源ですが、安全性を含めて必要なものは網羅されています。使用頻度が低く、ガスコンロ調理の補助的な利用ならば、この機種で良いと思います。
第5に、シチューなどの長時間の保温調理に向く製品は、

9・サーモス シャトルシェフ KBG-3000 CBW
10・サーモス シャトルシェフ KBG-3000 CS
¥9,072 Amazon co.jp (3/31執筆時)
サーモスの「シャトルシェフ」でしょう。「煮込み」はできませんが、80度以上の保温状態をキープして、素材を柔らかく、味を染みこませていく用途ならば、こちらが向きます。
スロークッカーはさほど電気を使わないとはいえ、それでも電気代の節約にもなるので、その点でもおすすめできます。
補足:隣接ジャンルの調理家電について
というわけで、今回は、各社のスロークッカー・マルチクッカーを紹介しました。
最後に「おまけ」で、似たジャンルの家電製品について紹介しておきます。
ーー
今回の多機能スロークッカーの記事では「多機能」といえる電気調理器具であっても、以下の2つのジャンルの家電については、紹介していません。

第1に、電気圧力鍋です。
こちらも、一部の機種には(圧力をかけずに)「煮込む」という、スロークッカー的要素を兼ね備えたものがあります。
メイン機能としては「圧力をかけての時短調理(煮込み)」が目的となる家電です。興味のある方は「スロークッカーの上位互換」として、検討しても良いでしょう。
とくに、カレー・シチュー・肉の煮込みを中心に考えている方は、時短効果が期待できる点で、スロークッカーよりオススメです。
興味がある方は、よろしければ、上記のリンク記事をご覧ください。
第2に、ノンフライヤーです。
こちらは、「煮込む」機能はありません。あくまで「揚げる」に特化した家電で、「油を使わないで焼く」ことができる点が「売り」です。
今回紹介した製品で言えば、T-falのアクティフライに近いでしょう。
「料理のおかずを1品増やしたい」と考えて、スロークッカーを探している方で、「煮込む」よりも「揚げる」方面のが良いのでは?とお考えならば、上の記事もご覧ください。
また「揚げる」に加えて「焼く」も対応できる点で「ノンフライヤーの上位互換」と言えるコンベクションオーブンの記事もあります。こちらも、よろしくお願いします。
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そのほか、このブログ「家電批評モノマニア」には、調理家電・調理器具について次のような記事があります。
4・T-falとってのとれる鍋の比較
5・フライパンの比較
6・圧力鍋の比較
7・スロークッカーの比較
8・ジューサーの比較
9・ハンドミキサーの比較
10・フードプロセッサの比較
11・家庭用製麺機の比較
12・かき氷器の比較
これらの記事もよろしくお願いします。
また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなので話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。