【今回レビューする内容】 2025年 メーカー別EMS腹筋ベルトの性能とおすすめ・選び方:低周波腹筋トレーニング機器 ダイエット・筋トレ向け:もてケア シックスパッド スレンダートーンの買換、アクティブスレンダーなどの違い
【比較する製品型番】MTG SIXPAD Powersuit Lite Abs MTG SIXPAD Powersuit Core Belt SE-BT-05A SE-BT-14A SE-BT-12A SE-BT-00A Powersuit Abs Powersuit Top/Bottom Powersuit Hip&Leg マクセル もてケア MXES-R410S MXES-R410LG MXES-R400-YG MXES-B420LBK MXES-B220LBK もてケアライト MXES-B220LBK もてケアPro MXES-R410PRCP for Women MXES-R410PRWPKもてケアFOOT EX MXES-FR610EXBK ショップジャパン アクティブスレンダー EMS マッスルパックネオ 2 バタフライアブス SLENDERTONE EVOLVE ABSトーニングベルトエムジー EMSマッスルパックIV ロングトレーナー 4215422 ほか
今回のお題
最新のEMS腹筋ベルトのおすすめ製品はどれ?
どもAtlasです。
今回は、2025年5月現在、最新の腹筋ベルト(EMSマシン)の比較記事です。
EMSは弱いものですが電気を使う「健康家電」です。
そのため、今回は、信頼性がある程度担保できる製品に限定しての紹介です。
デンキヤの実店舗でも売られているような、出所が明瞭な大手企業の製品か、TVショッピングなどを展開する、大手通販会社が売る製品に限定して紹介するつもりです。
ネットに多い、出所(責任企業)が不明瞭な製品は、利用する周波数や強度を含めて、細かい部分のスペックの開示がない限り、基本的には除外しました。
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消耗品の安さ ★★★★★
低周波の強さ ★★★★★
トレーニング数 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、メーカーごとに各製品を比較します。
そして、最後の「結論」部分では、上表の5つの観点から、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
よろしくお願いします。
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1・スマホと連動する体重計
2・ワイヤレス活動量計
3・ランニングウォッチ
4・スマホ対応血圧計
5・スマホ対応基礎体温計
6・EMS腹筋ベルト
7・糖質カット炊飯器
・腹筋ベルトの効果と注意点
EMSの仕組みは、肩こりなどを治療するために使う、低周波治療器と同じです。
皮下に浸透するパルス波を使って、お腹周りの筋肉を鍛えることを主目的とします。
以下、具体的な製品比較に入る前に、 EMS腹筋ベルトの仕組みと効果、「選び方の基本」について、あらかじめ説明しておきます。
第1に、EMSの効果です。
EMS機器は、半世紀以上の歴史のある器具です。
世界の大学などの研究期間にも、EMSを専門に研究している研究者は多くおり、ある程度、効果は世間に示されています。
とくに、プロ用機器については、その効果は広く実証されているといえます。
例えば、アスリート用の高出力のEMS運動器や、整骨院などにあるテクトロンなどの専門機については、世界中で学術理論や論文がでています。
「家庭用のEMS腹筋ベルト」は、出力の弱さもあり、効果が「論争的」な部分はあります。
この部分は、各社の製品の品質や、仕組みによる、といわざるを得ません。
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第2に、EMSの効果の個人差です。
これは、正直「ある」と思います。
家庭用はパワーが限られるので、お腹周りの状態(筋肉質か、脂肪質か)で、個人差が生じやすいです。ネットのレビュー評価の善し悪しが分かれるのは、このためです。
Atlas自身は、EMS機器を10年近く使っています。
利用後に、腹筋が突っ張るような感じ(筋肉痛)があるため、一定の効果があると感じています。
正しい巻き方でしっかり電池がある状態で利用すれば、効果を実感でる人は多いでしょう。
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第3に、EMSの本体価格の違いです。
各社の製品を比較する場合、注意が必要なポイントです。
EMS機器の仕組みは、古典的であり単純です。
特殊な機能(モード・スマホ対応など)を持たせないならば、部品代はそうかかりません。
本体価格が高すぎる製品は、なぜ高いのか、スペック面(電極の数や周波数やプログラムの工夫など)をしっかり検討しなければいけません。
なお、家電分野でも、美容家電と健康家電は、(宣伝費の関係もあるのですが)、機能に比して利益率が多めの商品が、一定数あります。
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第4に、消耗品価格です。
EMS機器が普及する米国では「塗るタイプのお徳用ジェル」が普通で、消耗品費は問題になりにくいです。
日本は、手軽に交換できる「ジェルパッド」を利用する製品が普通です。そのため、月額費用の部分でも、メーカー間で差がでます。
互換品パッドもあります。
しかし、純正より(ジェルをケチって)刺激が強すぎる場合もあります。
また、メーカーによっては、電極部分も消耗品としており、互換品が出回りにくくしているところもあります。
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以上、製品紹介前に、EMS機器の選び方の基本と注意点について書きました。
今回の比較記事では、これらの観点と、メーカーの信頼性(製品の出所・販売歴・保証性)をふまえつつ、信頼できそうな会社の商品に限定して、比較するつもりです。
・EMS機器の紹介
というわけで、比較をはじめます。
1・EMSマシンの比較 (1)
1-1・MTG SIX PAD〈日本〉
価格:1.5万円〜
消耗品:4,000円/月(0円あり)
1-2・マクセル もてケア〈日本〉
価格:1万円〜
消耗品:1,500円/月
1-3・アクティブスレンダー〈日本〉
価格:1.7万円
消耗品:2,000円/月
1-3・その他の企業
価格:3,000円〜
消耗品:1,200円/月〜
2・EMSマシンの比較 (2)
=最終的なおすすめの提案【結論】
冒頭書いたように、今回は、上表のような企業について、各製品を順番に紹介します。
1-1・シックスパッドの比較
はじめに、日本のMTG社のシックスパッドの製品からです。
最近のEMS機器ブームの主役ともいえる企業で、
なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2017年発売】
1・MTG SIXPAD Abs Fit2 SP-AF2212F-R
¥29,797 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋まわり(6箇所)
利用周波数:20Hz帯
出力切替:20段階
バッテリー:30回分(5時間充電)
スマホ連携:対応
消耗品費:約4000円(1ヶ月)
アブスフィットは、日本のMTG という美容・健康器具メーカーが販売している「SIXPADシリーズ」の代表機で、日本製品です。
EMSは輸入通販品が多いので珍しいですが、2015年の発売以来50万台を売り上げたということです。その後、上場したことで、さらに名を広めました。
本機の場合、京都大学の運動医学の権威のEMS理論により、20Hzの周波数で刺激を与えているのが特徴です。
同社によれば、プロ用のEMS機器は周波数を可変できますが、そのうち、最も筋肉に作用するのが20Hz帯とのことです。
長時間の利用でも、最も張力が落ちないことが、データから検証されているようです。
EMSは、低周波治療器のように刺さるような刺激があるものですが、この波形は刺激が少ない特長があります。
利用法は、腹筋部分を囲むように刺激する構造です。
6分割のパッドを腹筋あててに利用する方式です。
近年は、腹筋全体を鍛える機器が流行しており、その流れで出された製品です。サイズが大きいため、腹筋のトレーニングについては効率的です。
低周波のパワーは、2017年モデルは20段階から調節できます(旧モデルは15段階でした)。
20Hz帯を使うためか、圧迫感はさほどありません。
基本は23分のトレーニング時間となります。
運転中は、刺激を与える時間と、休める時間が繰り返されますが、これは、広告ともなっているクリスティアーノ・ロナウドのトレーニング理論だそうです。
(後継品:SP-AF2214G-B)
高電導ジェルシート TJ-AM2214G
¥3,762 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
他社製 EMS互換パッド【24枚】
¥2,398 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
消耗品のコストは、純正品を購入し、Amazonを利用する場合、30日の利用でだいたい4000円弱です。
一方、この手の製品は、大抵「互換品」があり、それを利用すると、30日でだいたい1900円で利用可能です。毎日使わないならば、もう少し伸びるでしょう。
電池は、2017年モデルから充電式になりました。コンセントからの5時間の充電で30回利用可能です。
SIXPAD公式アプリ
¥0 google Play (5/24執筆時)
SIXPAD公式アプリ
¥0 Apple App Store (5/24執筆時)
スマホとの連携は、Bluetooth搭載であり可能です。
この機種の「売り」の1つですが、、スマホでトレーニングが管理できるようになっています。トレーニングの深度や時間がが部位別にわかるため、「トレーニングのモチベーション維持に貢献」すると思います。
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以上、MTG SIXPADのアブスフィットの紹介でした。
多少高い機種ですが、この形状の製品の先発メーカーであり、科学的効果の検証もしっかり行われる点で信頼感があります。
「投資」が多い分、ダイエット・トレーニングを続けるモチベーションになりますし、この額を投資するのは「あり」でしょう。売れている製品で、互換パッドが豊富なのも良い部分です。
【2023年発売】
【S・M・L・LLサイズ】
【上位機】
2・MTG SIXPAD Powersuit Core Belt
¥53,900 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【下位機】
3・MTG SIXPAD Powersuit Abs
¥35,300〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋・腹斜筋・広背筋ほか(6箇所)
利用周波数:20Hz帯/ 5Hz
出力切替:20段階
バッテリー:30回分(5時間充電)
スマホ連携:対応
消耗品費:0円
SIXPAD Powersuit Core Beltは、「SIXPADシリーズ」の新製品です。
同名のPowersuit Core Belt(2022年モデル)の後継品です。今回、Bluetooth搭載になりました。
なお、下位機のPowersuit Absは、同じような形ですが、腹筋周り(2箇所)だけの刺激になります。
後述するように、上位機は全周刺激なので目的性が異なります。
本体色は、ピンク(SE-BT-05A)ほか、ブルー(SE-BT-12A)・ブラック(SE-BT-00A)・グレー(SE-BT-14A)です。
キャッチコピーが斬新で「ジェルシート不要」で利用できる製品の2代目です。
米国ではジェルシートではなく、ジェルを塗って使う製品が多いですが、本機は布製電極(エレダイン)を使う方式で、水で濡らして利用することになります。
おそらくですが、ジェルシートだとサードパーティが出してしまうので、企業としてサブスク的な収入源になりにくいための開発かと思います。
他社だと電極ごと交換にする対策もありますが、ここまで人気製品だとそれごと作られそうですから。
なお、リモコン部を取り外した状態で、ネットに入れて手洗いか洗濯機のデリケート洗いで洗濯できるため、肌に触れる部分も清潔です。ただし、陰干しです。
スーツ自体は「消耗品」的な性質があります。
ただ、リモコン部分とは別々に販売する形態なので、新品を買い直すよりは安いです。どの程度まで保つのかがポイントとなります。
電極自体(エレダイン)もMTGの開発で、水をつけた状態で使うものです。類例がないので「保ちの度合い」が読めません。
1年間の保証はありますが、布部分の破れやほつれは、対象外です。
利用法は、腹筋周り以外にもアプローチする全周構造です。
とくに、背中側に全周にアプローチする製品は、アブトロニックや、スレンダートンの終息で、他社になくなっていたので、(復古的ながら)新味を感じます。
Sサイズ
ウエスト:58 -74cm
Mサイズ
ウエスト:72 -90cm
Lサイズ
ウエスト:88-106cm
LLサイズ
ウエスト:104 -120cm
ベルトは、以上のサイズが用意されます。
ベルト形状なのは、ジェルと違って吸着質ではないからです。回し止める必要があるからベルト式似しているだけで、鍛える部位は、ジェル式と同じです。
低周波のパワーは、本機も20段階です。
本機は、20Hz以外に、モード内で4Hzの利用もしますが、これは、ウオームアップ、クールダウンなどの「ならし」用であり、本質的には同じ思想です。
ただ、併用に意味はあるでしょう。
消耗品のコストは、0円です。
この部分は画期的でしょう。
ただ、先述のように、エレダインを含む電極のほうの寿命はイマイチ不明です。
とはいえ、毎日1回で1年保つとして月4416円ですので、従来の(腹筋だけの)アブスフィットとそう変わりません。丁寧に扱えばもっと保つでしょう。
電池は、充電式です。
USB方式です。
スマホとの連携は、Bluetooth搭載で、対応します。
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以上、MTG SIXPAD パワースーツライト アブズの紹介でした。
ジェル式が良いのは洗濯などのメンテ不要で扱いが楽な部分、本機の方式がよいのは、ランニングコストを気にしなくて良い部分でしょう。
また、腰回りの全周対応な製品は、最近減ってきていたので、その部分も新味があります。
となると、問題は(洗濯を繰り返し筒の)ベルトの耐久性です。旧製品のレビューで、この点の指摘は(ゼロではないのですが)あまり見られなかったので、上で書いたような水準では使えるかと思います。
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【2023年発売】
【メンズ・レディス各種】
4・SIXPAD Powersuit Hip&Leg
¥45,800〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:ヒップ・ふともも
利用周波数:20Hz帯/ 5Hz
消耗品費:0円
なお、腹筋用ではないですが、同じく「エレダイン」を利用するジェル不要のヒップ&レッグが同時に出ました。
EMSは、やはり、全周にわたっていて、3部位6箇所を刺激します。
一方、こちらは先ほどの「腹筋周り」用と同時に使用することは想定していないようです。
5・MTG SIXPAD HOME GYM専用 TOP
¥62,700 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
6・MTG SIXPAD HOME GYM専用 ボトム
¥37,980 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:全身(14箇所)
利用周波数:20Hz帯/ 5Hz
消耗品費:0円
そうしたニーズについては、Powersuit Top/Bottomのセットで対応することになります。
この場合、EMSがカバーする筋肉範囲は、専門のトレーニング器具並みです。
【2017年発売】
7・MTG SIXPAD Body Fit2
¥15,299 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋・腕・足など
利用周波数:20Hz帯
出力切替:20段階
バッテリー:30回分(5時間充電)
スマホ連携:対応
消耗品費:約4000円(1ヶ月)
ボディフィット2は、SIXPADでは、最も安いモデルです。
利用法は、下位機種と共通です。
ただし、こちらの場合、EMSは2箇所です。利用できる範囲が狭いのが難点でしょうが、形状的にウエストのほか、腕や足にも利用できるサイズで汎用性があります。
例えば、いくつか購入して、腹筋と同時にやればより効率的でしょう。
低周波のパワーは、他のシックスパッドと共通仕様で、20Hzの周波数を利用する点に特長があります。
(後継品:SP-AF2214G-B)
高電導ジェルシート TJ-AM2214G
¥3,762 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
他社製 EMS互換パッド【24枚】
¥2,398 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
消耗品のコストは、アブスフィットと同じです。もちろん、張る枚数が少ないので、費用は1/3です。
なお、こちらについてもBluetoothに対応となります。
電池は、こちらの場合は充電式です。ACアダプターからの5時間の充電で30回分のトレーニングが可能です。
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以上、MTG SIXPADのボディフィットの紹介でした。
シックスパッドとしては「入門機」の扱いでしょう。
複数を買うのでなければ、ピンポイントで鍛えたい場所が決まっている方、ないし、部位を換えつつ時間を掛けてトレーニングできる時間のある方のみおすすめできる機種です。
【2017年発売】
【S/M/Lサイズ(ウエスト58~100cm)】
8・MTG SIXPAD Abs Belt
¥27,000 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【LL/3Lサイズ(ウエスト80~120cm)】
9・MTG SIXPAD Abs Belt
¥22,000 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋(4カ所)+脇腹
利用周波数:20Hz帯
出力切替:20段階
バッテリー:30回分(5時間充電)
スマホ連携:対応
消耗品費:約4000円(1ヶ月)
アブズベルトは、2017年から新展開されたモデルです。ウエスト幅に合わせて2種類ありますね。
利用法は、見ての通のベルト式です。
最も基本的なアブスフィットを巻き付けて、左右の脇腹にもEMSを配置して、トレーニング範囲を拡げたモデルです。
ただし、腹筋部分のパッドは4つなので、アブズフィットよりは少ないです。
低周波のパワーは、やはり20Hzの周波数を利用します。
こちらは、2017年発売なので、他機種同様にBluetoothに対応し、スマホでトレーニングが管理できます。
(型番::SP-AB2218G-B)
SIXPAD Abs Belt 高電導ジェルシート
¥3,475 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
互換品 ジェルシート12枚
¥1,950 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
消耗品のコストは、純正の場合、やはり高いです。
1ヶ月に4000円ほどです。ただ、人気製品の常で互換製品が多いので、それを導入するなら、費用は抑えられます。もちろん、品質の差はあるでしょう。
なお、トレーニング効果の面で言えば、脇腹用の2枚のシートが付属するものの、中央部のシートは4枚なので、MTG SIXPAD Abs Fit2の完全な「上位機」と言えるかは微妙なところです。
電池は、充電式です。
ACアダプターからの5時間の充電で15回分のトレーニングが可能です。範囲が大きな分、充電時間は長めに必要です。
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以上、MTG SIXPADのアブズベルトの紹介でした。
最も基本的なアブスフィットとどちらを選ぶか迷う部分です。
ただ、この新しいシステム形状でのEMSの効果の科学的検証についてのデータも(発売時現在)見られませんし、この点では、通常モデルの方が良いかもしれません。
10・MTG SIXPAD Arm Belt
¥15,800 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
11・MTG SIXPAD Leg Belt
¥17,180 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腕 or 太もも
利用周波数:20Hz帯
出力切替:20段階
バッテリー:30回分(5時間充電)
スマホ連携:対応
消耗品費:約4000円(1ヶ月)
アームベルトとレッグベルトも、2017年から新展開された製品です。
利用法は、脚と腕にそれぞれ巻き付けて利用する方式で、部位特化モデルです。ボディフィットをそれぞれに利用するよりも効果的なトレーニング効果が期待できます。
太ももに作用できるレッグベルトは、従来ありそうでなかった製品で、ニッチですが良い発想だと感じています。
電池は、充電式です。
いずれの機種もACアダプターからの5時間の充電で、30回分のトレーニングが可能です。
【型番:SP-BF2216G-B】
SIXPAD Arm Belt ジェルシート
¥2,860 楽天市場 (5/24執筆時)
【型番:SP-LG2217G-B】
SIXPAD Leg Belt ジェルシート
¥2,900 楽天市場 (5/24執筆時)
消耗品のコストは、上記の通りです。
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以上、MTG SIXPADのアームベルトとレッグベルトの紹介でした。
完全に目的に特化した方は、これらを導入すると良いでしょう。
1-2・マクセルの「もてケア」の比較
つづいて、日本の家電メーカーであるマクセル(旧日立マクセル)が、発売しているEMS運動器です。
電池生産でも有名な企業なのでそのつながりで出しているのかもしれません。
【2023年発売】
12・もてケア MXES-R410S
¥10,082 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【2019年発売】
12・もてケア MXES-R410LG
¥------ 楽天市場 (5/24執筆時)
【2016年発売】
13・もてケア MXES-R400-YG
¥5,970 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋まわり(4箇所)
利用周波数:17.5Hz帯
出力切替:20段階
バッテリー:10回分(1時間充電)
スマホ連携:
消耗品費:約1500円(1ヶ月)
EMS運動器 ACTIVEPAD「もてケア」は、日本の家電メーカーであるマクセルのEMS運動器です。
えらく「即物的」なネーミングですが、有名な家電メーカーが生産している製品という点で安心感のある製品です。
旧機種があります。
2019年機は、本体性能は新機種と変わりません。
エコパッケージになって、紙のトレーニングシートが新機種で未付属になっただけです。
2016年機は、出力調整の幅が15段階と少なく、トレーニング方法(ステップ)もそれ以後のモデルと変わります。
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結論的にいえば、2019年機以降で、値段で決めるのが良いでしょう。
あとは、変わらないので、同時に見ていきます。
利用法は、シックスパッドやアブコアと同じで、腹筋に直に付ける仕様です。
ただし、フィット感が欲しい人のために、フィッティングベルトも装備されます。
ジェルシートは4枚で、4極からの刺激を与える構造です。他社の6極構造より少なめですが、価格差ほどの効果の差は無いでしょう。
低周波のパワーは、20段階から調節できます。
刺激の種類は複数ありますが、基本的に20分間のデザインされたプログラムを毎回繰り返すという仕組みです。
なお、この機種は、17.5Hz帯の周波数を主に使っています。同社によれば筋肉の収縮にもっとも効果的とのことです。
【純正品】
もてケア MXES-GELB8S【8枚セット】
¥3,980 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
消耗品のコストは、利用する強度にもよりますが、純正品でも月約1500円ほどです。
消耗品費は、純正品で言えば現状で「業界でもトップクラス」です。
電池は、この製品の場合充電式です。
USB充電で、くりかえし500回ほど充電可能です。
なお、内蔵されるリチウムイオン電池(3.7V 200mA)は交換用に設計されておらず、交換電池の発売はないです。ネジでリチウム電池自体にはアクセスできますが、付け替えは前提となりません。
基本的に500回利用した後は、本体を買い直すということになります。
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以上、もてケアの紹介でした。
腹筋のトレーニングを主に考えている場合、この製品は、コスパ的に良い選択肢でしょう。
国内家電メーカー製であり、故障時の保証が容易なことと、消耗品の偽物を掴まされる危険が低いのもメリットです。本体価格も安価なので、入門用には最適でしょう。
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【2019年発売】
【4極タイプ】【MXES-B420LBK1PBK】
14・もてケア MXES-B420LBK
¥4,076 楽天市場 (5/24執筆時)
【2極タイプ】【MXES-B220LBK1PBK】
15・もてケアライト MXES-B220LBK
¥(1,628) 楽天市場 (5/24執筆時)
【2極タイプ×2】【MXES-B220LBK2PBK】
16・もてケアライト MXES-B220LBK
¥(7,830) 楽天市場 (5/24執筆時)
利用部位:腹筋まわり(4箇所)
利用周波数:17.5Hz帯
出力切替:15段階
バッテリー:10回分(1時間充電)
スマホ連携:
消耗品費:約1500円(1ヶ月)
なお、本機には、販路限定で下位機種となる、もてケアライトがあります。
4極タイプ以外に、小型の2極タイプもあります。
ただ、上位機と比較すると、強度が15段階で、トレーニングステップも少ないほか、フィッティングベルト未装備となります。
安売り用ですが、さほど価格差があるわけでもないため、選ばない方が良いでしょう。
【2019年発売】
【男性用】(生産終了)
17・もてケアPro MXES-R410PRCP
¥------ Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【女性用】
18・もてケアPro for Women MXES-R410PRWPK
¥4,980 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【2018年発売】【旧製品】
19・もてケアPro MXES-R400PR
¥6,480 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋まわり(4箇所)
利用周波数:17.5Hz帯
出力切替:25段階(3モード)
バッテリー:10回分(1時間充電)
スマホ連携:
消耗品費:約1500円(1ヶ月)
もてケアPROは、マクセルのもてケアシリーズの上位機です。
本機も、新旧両機種ありますが、プログラムの変更がなされたほか、形状を「男性向け」「女性向け」と2種類にしてきました。
ただ、男性向けは「生産終了」です。
下位機種と比べての違いは2点です。
第1に、低周波のパワーが、20段階から25段階に増えている点です。
仕組み上、最大強度は変わりませんので、基本的にはマイナーチェンジです。
第2に、トレーニングモードを1種類から3種類に増やしている点点です。
男性用の場合、標準的な20分の「バランスモード」のほか、ハードモード・ショートモードを備えます。
女性用の場合、以上の3種類です。
時短的な性格が強い男性用の特別モードに比べると、女性用は「ソフトで、刺激の弱いモード」を搭載しています。
本体形状も、性別に合わせて変えてあるのでプログラムは違って当然でしょう。
ただ、おそらく「性別に由来する好み」に配慮があるのだと思います。
【純正品】
もてケア MXES-GELB8S【8枚セット】
¥3,980 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
対応するパッドはこちらです。
その他の部分は、同じです。
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以上、もてケアPROの紹介でした。
周波数など基本的な要素は変わらないため、一般的には下位機種で良いと思います。
ただ、鍛えたい部分が決まっている方については、3種類のプログラムは、プラスアルファの価値をもたらすでしょう。
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【2023年発売】
20・ マクセル もてケアFOOT EX MXES-FR610EXBK
¥11,673 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【2020年発売】
20・ マクセル もてケアFoot MXES-FR230LBK
¥9,931 楽天市場 (5/24執筆時)
利用部位:足裏・もも・お尻・脚全体
利用周波数:
出力切替:15段階
バッテリー:10回分(1時間充電)
スマホ連携:
消耗品費:
なお、もてケアのEMS機器には、もてケア Foot EXという足用があります。
本機には、ジェルパッド不要で、脚の部分を抗菌仕様にしています。
足裏以外に、脚全体に利用できるとされますが、仕組み的に利用周波数も異なり、やや異色の製品です。
旧機種が残ります。
新機種は、温熱機能(38度・40度・42度)があり、筋肉運動を補助する機能がありますが、旧機にはないです。あとは、トレーニングモードが2つ少ない4つになる程度の違いです。
1-3・アクティブスレンダーの比較
つづいて、アクティブスレンダーの紹介です。
取扱いは、通販番組でお馴染みのショップジャパンです。
同社の場合、もともとはアイルランドのバイオメディカルリサーチのスレンダートーンを売っていました。
ただ、近年、こちらに変わっています。スレンダートーン自体は、その後日本でしばらく別のところが売っていましたが、2022年にサイトが閉じています。
【2022年発売】B0B8BTKD76
21・ショップジャパン アクティブスレンダー
¥15,280 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋と脇腹(3箇所)
利用周波数
出力切替:100段階(10モード)
バッテリー:単4アルカリ
スマホ連携:対応
消耗品費:約3000円(1ヶ月)
アクティブスレンダー は、ショップジャパンが販売するEMSベルトです。
利用法は、パッドを付けたベルトを巻き付ける形式です。
他社機と比較すると、導電パッドの位置は、腹筋中央と、腹筋の左右(左右脇腹)です。腹筋を集中して鍛える器具と言えます。
表面筋だけでなく、インナーマッスルを鍛えたい場合は効果を発揮するでしょう。
言いかえれば、従来のスレンダートーンと同じ形式ですので、その買換には良いかと思います
出所は同じで、OEM関係になるのかもしれません。
低周波のパワーは、100段階です。
この部分もスレンダートーンと同じです。
強度は、EMS機器としては、かなり強く、本格的な競技用のEMSを除けば高レベルだと思います。
ヘルツ数は非開示ですが、先述のように、スレンダートーンを参考にすると、やはり刺激が強めの50Hzかと思います。
実際、「ベルト巻き付け方式」は、(しっかり締めること前提ですが)、貼り付け式より強度が上げやすいです。
プログラムは、10種類です。
基本プログラムが5種類で、規定回数利用後に、自動的にレベルアップする仕組みです。強度はそれぞれに調整可能です。
加えて、上級者向けの強度の強いプログラム、また、運動しながらの利用にむく、アクティブプログラムが選べます。
基本プログラムは、スレンダートーンより多めです。
【正規品】
アクティブスレンダー専用パッド
¥3,995 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【正規品】
スレンダートーン専用パッド SLT-PJ
¥5,980 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【互換品 3回分】
スレンダートーン 交換パッド
¥960 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
消耗品のコストは、多少高めです。
総計40セッションで交換なので、1日1セッションとすれば、1ヶ月3,000円ほどと言えます。
パッド形状は実際スレンダートーンと共通するので、そちらのものを買っても良さそうです(自己責任です)。
スマホは、一方、本機は、未対応です。
パナソニック エネループ Pro 単4 4本+急速充電器
¥4,120 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
電池は、乾電池式で、単4アルカリ電池です。
乾電池式は、バッテリーが弱まると強度が弱くなるので、エボルタなどの充電池を導入しておいたらより良いかと思います。
ただ、普通の充電池だと、マックスパワーと蓄電量が(アルカリ電池に比べても)弱くなるので、安定した出力(パワー)を得たい場合、パワフルな上位版(エネループ・プロ)を選ぶ価値はあります。
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以上、アクティブスレンダー の紹介でした。
改めて言えば、従来のスレンダートーンと「同等品」といえる製品です。
スマホとリンクさせるのが面倒な方で、基本プログラムの多さに魅力を感じる方が選ぶべき機種です。
スレンダートーン同様、ベルト式は強度を高めやすいので、(腹筋が筋肉痛になるほどの)力強さを期待するならば、こちらかと思います。公式価格で考えた場合、ランニングコストが高いのがネックです。
1-4・その他のEMS機器の比較
最後に、ここまで紹介した企業以外の製品を紹介します。
22・BUTTERFLYABS バタフライアブス EMS器具
¥3,880 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋など(2箇所)
利用周波数
出力切替:10段階(6モード)
バッテリー:約10回分(2時間充電)
スマホ連携:
消耗品費:約1800円(1ヶ月)
バタフライアブスは、アメリカのAs Seen On TVで売られていた製品です。
日本でも通販番組でよく紹介されていました。ただ、EMS機器についての消費者庁の措置命令(こちら)の一軒で取扱が終わりました。(ショップジャパン撤退後のスレンダートーンの「撤退」もこの事情があったかと思います)。
原稿、従来の半額程度で売っているのは、そのためとなります。
利用法は、SIXPADやもてケアと同じで、腹筋に直接貼り付ける方式です。
2枚はねで小さく見えますが、1つのパッドが大きめなので、腹筋中央部は、カバーできるサイズです。
低周波のパワーは、10段階の強さ6種類のプログラムで調節可能です。
一方、使用する周波数などの情報は日本・アメリカを含めて非開示で、毎分4200振動という数値だけ公開されます。また、科学的なデータも非開示です。
交換用ゲル電極パッド 2枚 【2ヶ月】
(¥3,980) Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【互換パット】
交換用ゲル電極パッド 10枚 【10ヶ月】
¥3,880 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
消耗品のコストは、こちらの場合、30日交換で1ヶ月1800円ほどです。
ただ、最近ネットだと正規品の交換パッドが見られません。
互換品はかなり安いものが出ています。
電池は、充電式です。
USBかコンセントで充電する方式で、約2時間でフル充電となります。1回の充電で10回の稼働時間です。ただ、充電池自体の寿命はスレンダートーンと同様にあります。
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以上、バタフライアブスの紹介でした。
他機に比べて、周波数などの具体的情報にやや欠ける点と、保証期間が短い(6ヶ月)点などはネックです。先述のような事情もあるので、現段階では「選びにくい」です。
【2017年発売】
23・ アブトロニックX8 グローバルモデル
¥2,735 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋まわり(8箇所)
利用周波数:不明
出力切替:10段階(6モード)
バッテリー:ボタン電池式
スマホ連携:
消耗品費:約1000円(1ヶ月)
アブトロニックX8は、EMS機器の老舗メーカー、アブトロニックが新発売したEMS機器です。こちらは、正規輸入品です。
利用法は、こちらは8分割のパッドです。
近年は、腹筋全体を鍛える機器が流行しており、その流れで出された製品です。一方、パッド数はシックスパッドより多く、カバーする面積も多少広めです。
また、ベルト(65-155cm)が付属するため、アクティブに動きながらトレーニングも可能です。
低周波のパワーは、10段階の強さで、振動の種類は6種類です。
面を広く刺激することで一度に広範な筋肉に作用できるのが「売り」です。
アブトロニックX8 ジェルシート16枚入
¥1,188 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
高電導 互換パッド 粘着シート 20枚入
¥820 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
消耗品のコストは、メインユニットの利用で月1,000円ほどです。
恐らく処分価格ですが、最近値下がりしています。
リチウムコイン電池 CR2032 10個
¥599 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
電池は、この機種もCR2032というボタン電池を利用する方式です。
コンビニでも手に入る一般的な物です。ただ、さほど長持ちする電池ではないので、こちらも一定数常備することが原則です。
ベルトは、樹脂製で、従来のアブトロニックに較べると長持ちしそうな構造です。耐久性は高そうなので本体の買い直しは基本的に不要でしょう。
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以上、アブトロニックX8の紹介でした。
どちらかと言えば、「腹筋を割る」ことに主眼を置いた器具で、この目的としては理に適った構造です。「シックスパッドのライバル」と言えます。また、本体価格が安いので導入しやすいのもメリットです。
一方、旧来のアブトロニックの構造は、「腹筋と背筋を同時に刺激」という物だったので、ボディラインの引き締め自体を目的にする方は、あまり向かないでしょう。
【2020年発売】
【エムジー】
24・EMS マッスルパックネオ MEMO013-BK
¥3,283 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【マルマン】
25・EMS マッスルパックネオ
¥2,600 楽天市場 (5/24執筆時)
【2020年発売】(旧製品)
26・EMS マッスルパック2 MEMO12-CBBK
27・EMS マッスルパック2ミニ MEMO22-CBBK
28・EMS マッスルパック2 ヒップ
¥3,680〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋など(4箇所)
利用周波数:4Hz-35Hz
出力切替:15段階
バッテリー:CR2032ボタン電池
スマホ連携:
消耗品費:約1000円(1ヶ月)
EMS マッスルパックネオは、ネットや一部のデンキヤで売られる格安のEMS機器です。
格安ですが、ネット販売ほか、一部のデンキヤの流通網にも載っている製品です。
上記サイトでの製品販売は、エムジー株式会社(M’sy)です。
上場企業のJKホールディングスの子会社(エムジー建工)がサポートを担当しているので、同グループだと思います。
一方、同名の製品は、ゴルフ用品で知られるマルマンも輸入しており、日本への流通経路は2つあるようです。
いずれにしても、出所は、FitCareという中国深圳のスポーツに強い電機メーカーのOEM品という出自のようです。
前モデルのマッスルパック2は、他社のように、パーツ別に全身対応でした。
2020年にモデルチェンジした、こちらのEMS マッスルパックネオは、とりあえず、腹筋からということのようです。
利用法は、他社機と同じで、腹筋に直接貼り付ける方式です。
4枚のジェルパッドで、腹筋中央部は、カバーできるサイズです。
プログラム数は1つで、30分のプログラムです。強度は調整可能です。
低周波のパワーは、15段階で調節可能です。
一方、使用する周波数は、4〜35Hzで、マックスで1,400回/分の振動とのデータが公開されます。
結構アバウトな数値ですが、特段の設計意図については非公開です。
交換用ゲル電極パッド 1枚 【半年分】
¥1,155 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
消耗品のコストは、1回の交換で、1000円ほどです。
約45回程度の利用ということなので、純正品を利用した場合の消耗品費は割と良いでしょう。
電池は、コイン電池式です。
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以上、EMS マッスルパックネオの紹介でした。
EMSは健康家電なので、ある程度まで、出自(製造者・販売者)がハッキリしていることは重要です。
本製品については、1時間ほど調べてある程度までは記事で示しましたが、「謎」の部分は残ります。
【2023年発売】4215422
29・エムジー EMSマッスルパックIV ロングトレーナー
¥5,527 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
利用部位:腹筋と脇腹(3箇所)
利用周波数
出力切替:100段階(10モード)
バッテリー:単4アルカリ
スマホ連携:対応
消耗品費:約3000円(1ヶ月)
EMS 腹筋ベルト マッスルパック4は、先述のエムジーの販売する製品です。
マッスルパックシリーズの新機種です。
こちらも、マックスコスメ(TMC)や、ハピネスクラブのラジオ通販番組でも売っているのを聞いたことがあるので、複数の流通ルートがあるかもしれません。
利用法は、通電パッドを利用するベルト式です。
ただ、ジェルシート不要タイプです。
パッドを水(あるいはぬるま湯)で濡らして利用する方法です。ただ、既にみた、同じ発想のSIXPADのような布製電極(エレダイン)ではないです。
本機の場合、エレダインほか、ジェルシートや塗布式ジェルに比べると、低周波の均質性が調整しにくく、適切な振動が得にくい部分があります。
低周波のパワーは、19段階から調整可能です。
周波数などは非開示です。
また、方式的に、最大パワーは強くされていない(できない)のではないかと思います。
プログラムは、8種類です。
電池は、バッテリー式で、USBでの充電式です。
USBケーブル(USB-C to USB-A)自体は付属しますが、充電器は未付属です。
レビュー評価をみると、電源周りのトラブルの報告があります。
例えば、完全放電した状態での再充電ができない事例報告です。そのほか、急速充電器による充電もできない記述もみられました。
本機は、3.7V/0.15Aの低容量のバッテリー(200mA)なので、低電流での充電に対応できるUSB充電器(あるいはPCポート)でないとうまく充電できないのかもしれません。
この手のものは、充電器込みで売った方が良い気はしました。
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以上、マッスルパック4の紹介でした。
本体は安めで、消耗品費もかからない部分で訴求される製品です。ただ、この方法だと、どうしても低周波のムラがでるのと、本体部分がどの程度保つのかという部分が不安要素です。
次回に続く!
腹筋ベルトのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、EMS腹筋ベルトの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
消耗品の安さ ★★★★★
低周波の強さ ★★★★★
トレーニング数 ★★★★★
スマホ連携 ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
次回の2回目記事(こちら)では、いつものように、ここまで紹介してきた全機種から、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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