比較2018'【新製品のみ】Wi-Fi SDカード12点の性能とおすすめ:東芝 FlashAirとEye-fi mobi

2018年09月19日

比較2018'【新製品のみ】Wi-Fi SDカード12点の性能とおすすめ:東芝 FlashAirとEye-fi mobi

【今回レビューする内容】2018年 Wi-Fi・無線LAN搭載SDカードの性能とおすすめ:無線LAN対応 東芝 フラッシュエア アイファイモビプロ デジカメ用Wi-Fi SDカードのランキング

【紹介する製品型番】 東芝 Flash Air W-04 SD-UWA016G SD-UWA032G SD-UWA064G FlashAir W-03 SD-WE008G SD-WE016G SD-WE032G SD-R016GR7AL01 SD-R032GR7AL01 SD-AF32GWF Eye-Fi Mob iPQI Air Card II

今回のお題
無線LAN(Wi-Fi)に対応するおすすめのSDカードはどれ?

 ども、Atlasです。

 今回は、WI-FI(無線LAN)に対応するSDカードを比較・紹介します。

 のべつ幕なしに紹介せず、「正当な価格で手に入る製品(=新製品)」だけを紹介しました。

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 以下では、いつものように、各製品を比較し、最後にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

1・Wi-Fi搭載SDカード選び方の基本!

 201809191818.jpg

 現在、Wi-Fi搭載SDカードを選ぶ方が最も注意するべき点は、現在も生産しているメーカーの製品を選ぶことです。

 これには「事情」があります。

 歴史を振り返ると、無線LAN(Wi-Fi)を搭載するSDカードは、今から10年ほど前に登場しました。

 当時は、日本でもデジカメにWi-Fiが搭載されていない時期で、一世を風靡する状況でした。

 先陣を切った米国のEye-Fiが有名で、Atlasも数枚所有していました。他社もこのタイプの生産で追随したので、カメラ好きならば、一度は誰でもWi-Fi搭載SDカードを持っていたと思います。

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 結論的にいえば、このジャンルについて今でも継続的に生産・販売しているのは、東芝1社のみです。

 市場の縮小で、自社の四日市工場などでSDカードが内製できる東芝だけが「生き残った」形です。

 事実、2017年で米国のEye-Fiも撤退し、写真用のモバイルストレージサービスに経営を集中しています。

  201711231111.jpg

 さらにいえば、台湾・中国のサードパーティ製のWi-Fi対応SDカードすでに製造していません

 (PQIが販売するアダプタを除き)ネット在庫があっても、東芝に比べてかなり割高で、商品の性質上重要なアップデートも停滞中です。

 201809191904.jpg

 一方、現在でも、Wi-Fi対応SDカードは、防犯カメラをはじめ、市場のニーズは(多少は)あるようです。

 そこで、こうした状況をふまえて、このブログでは、(一度止めようと思ったものの)Wi-Fi搭載SDカードの更新も続けることにしました。

ただし、(製造終了のモデルを含めて)のべつ幕なしに紹介せず、正当な価格で手に入り、利用者サポートも続いている商品だけを紹介します。

ーーー

1・ SDカードの比較
2・ Wi-Fi対応SDカードの比較
3・ MicroSDカードの比較

 なお、今回の記事は、このブログのSDカード比較シリーズの2回目記事として書きました。

1・東芝のフラッシュエアの比較

 では、紹介をはじめます。

 はじめに東芝のフラッシュエアの国内正規品を紹介します。


   

 【国内正規品】

 1・東芝 W-03 SD-WE008G [8GB]
  ¥4,180 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 2・東芝 W-03 SD-WE016G [16GB]
  ¥3,980 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 3・東芝 W-03 SD-WE032G [32GB]
  ¥4,180 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 【並行輸入版】

 4・東芝 SD-R016GR7AL01 [16GB]
  ¥6,695
Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 5・東芝 SD-R032GR7AL01 [32GB]
  ¥3,380 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 東芝フラッシュエアW-03シリーズは、東芝のWi-Fi対応のSDカードです。

 東芝は、メモリーを自社生産できるため、サムソンから購入する必要があるEye-Fi社よりも価格を抑えて発売ができるというメリットがあり、最終的に生き残りました。

 国内正規品と、並行輸入品があります。並行輸入品は国際保証がないため、基本的には正規品を選ぶべきです。

 読み出し/書込速度は、非開示です。

 ただし、クラス10という表記から「読み込み/書き込み10MB/秒」を達成していることは分かります。実際のスピードがどのくらいになるかは不明ですが、高速連写のような使い方をしないならばこれでも十分です。

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 この製品は、Wi-Fi対応のSDカードとして、デジカメで撮影した映像をパソコンやスマホに転送できます。スマホに対しては一度に7台まで送れるため、多人数のシェアにも向きます。 

 また、WI-FIルーター(親機)としての性能を持ちますので、出先でWI-FI環境がない場所でも、スマホやパソコンなどに画像を直接自動転送できます。

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 東芝フラッシュエアアプリ
  ¥0 itunes Store
 東芝フラッシュエアアプリ
  ¥0 Google Play

 スマホの場合、iPhone/Androidで利用するアプリはこちらです。東芝の場合、アプリを起動して、Wi-Fiを接続し、一括転送を選択するか、転送する写真を選択するかしていきます。

 201702271845.jpg

 パソコンの場合、WindowsとMacの設定ソフトを【こちら】からダウンロードして利用します。フラッシュエアSDカードをPC本体に差し、ネットワークIDとパスワードを設定した後、カードをデジカメに戻します。その後、インターネットブラウザ上で、転送したい写真を選ぶなどの操作をすることになります。

 201702271850.jpg

 FlashAirドライブ機能を設定すれば、Windowsのエクスプローラー、Macのファインダ上から、カード内のファイルに直接アクセスできます。設定は簡単で、SDカードをパソコンに挿し、SDカードに内蔵されるFlashAir設定ソフトウェアをインストールするだけです。

 取り扱えるデータは、制限がありません。動画もRAWも対応可能です。スマホやPCがそのファイル形式に対応していれば、問題ありません。

 以上、東芝 W-03シリーズの紹介でした。さほどスピードがないのが難点です。この点で言えば、2017年から速度が改善された上位機が発売されましたので、そちらを選んだ方が良いでしょう。これについては、次に紹介したいと思います。


  

 【国内正規品】

 6・東芝 W-04 SD-UWA016G
  ¥4,320 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 7・東芝 W-04 SD-UWA032G
  ¥4,949 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 8・東芝 W-04 SD-UWA064G
  ¥7,673 Amazon.co.jp (5/30執筆時)  

 【並行輸入版】

 9・東芝 W-04 FlashAir 16GB
  ¥3,022 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 10・東芝 W-04 FlashAir 32GB
  ¥3,474 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 11・東芝 W-04 FlashAir 64GB
  ¥5,464 Amazon.co.jp (5/30執筆時)  

 W-04シリーズは、 2017年に新展開された上位版のFlash Airです。国内正規品と並行輸入品がありますが、保証が得られるのは正規品のみです。

 下位機種の W-03シリーズに較べた場合のメリット性は主に2点です。

 第1に、このカードがUHS-1規格U-3規格の基準をクリアする点です。相応の速度を要求する4K動画の撮影についても対応可能です。それに伴い速度の情報も開示されており、こちらは、理論値で、読み出し90MB/秒・書込70MB/秒と、Wi-Fi未搭載のSDカードとと比較しても「高速」と言って良いスピードです。

 価格は多少高いですが、お使いのカメラなどが4K対応の場合は、こちらが必須となります。

  201708241442.jpg

 第2に、無線転送スピードの強化も図られている点です。W-3シリーズに比べて2.9倍の転送速度です。この点は、4Kにかかわらず、全てのフォーマットで有効です。

 以上、W-04 の紹介でした。4K動画の方はこのグレード以上が必須です。また、それ以外でも転送速度が高速で利便性が高いため、予算があればこちらが良いでしょう。


  

 12・PQI Air Card II アダプタ 32GB Class10付属
  ¥2,991 Amazon.co.jp (5/30執筆時)  

 PQI Air Card II アダプターは、東芝のフラッシュエアーに対抗できる数少ない選択肢です。PQIは台湾の大手メーカーです。

 こちらの場合、本来的には「Wi-Fi搭載SDカードアダプタ」であり、MicroSDカードを入れ替えて利用できる利便性があります。また、32GBのカードが初期添付されます。

 読み出し/書込速度は、非開示です。ただし、こちらもクラス10という表記から「読み込み/書き込み10MB/秒」を達成していることは分かります。中身のカードは入れ替えることが可能です。ただし、容量は32GBまでのサポートです。

 Wi-Fiについては、

3・ MicroSDカードの比較

 一方、中身に高速なマイクロSDカードを差せば、UHS-1規格U-3規格の基準のカードも利用できるでしょう。基本アダプターで、ボトルネックになる要素はないので。


 201711231111.jpg

 この製品も、コンセプトはフラッシュエアーと同じです。デジカメで撮影した映像をパソコンやスマホに転送できます。フラッシュエアーほどではありませんが、こちらも三台まで同時転送可能です。

 201711231131.jpg

 PQI Air Card+ 
 ¥0
  iTunes Store

 PQI Air Card+
 ¥0 Google Play

 スマホの場合、iPhone/Androidで利用するアプリはこちらです。

 こちらのアプリは写真だけではなく、音楽再生機能もあるため、音楽用のクラウドとして利用可能です。ただ、クラウドサービス全盛の現在的にはあまり有用ではないでしょうが、自主製作音源の友人との交換や、パケットの節約などのためのニーズはあるのかもしれません。

 パソコンの場合、Windows用のソフトのみが用意されます。ただ、MacでもWi-Fiにつながった状況ならば、データの読み出しは可能でしょう。ただし、その場合は上級者向きです。

 取り扱えるデータは、やはり制限がありません。

 以上、PQI Air Card II アダプタの紹介でした。東芝に比べて比較的安く導入できるメリット性があります。ただ、ニッチな製品で、付属ソフトの日本語対応状況など、やや「上級者向き」ですので、一般的には、東芝の製品のほうが良いでしょう。

2・eye-fiの各製品について

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 ・Mobi 8GB EFJ-MC-08
  ¥-------- Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 ・Mobi 16GB EFJ-MC-16
  ¥−−− Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 ・Mobi 32GB EFJ-MC-32
  ¥−−− Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 ・ Mobi Pro EFJ-MP-16JP 16GB
  ¥----- Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 ・ Mobi Pro EFJ-MP-32JP 32GB  
  ¥-----
Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

 なお、先ほど書いたように、米国のEye-Fiについては、2017年現在、日本市場から完全撤退し、正規価格では手に入らない状況です。選択肢としない方がいいでしょう。

今回の結論
無線LANに対応するおすすめのSDカードはこちら!

 というわけで、今回は、無線LAN対応SDカードを紹介しました。最後に、いつものようにAtlasのおすすめ機種!について書いておきたいと思います。

 とそのまえに、SDカードの記録容量についてだけ、補足しておきます。

 記憶できる枚数は、1600万画素の最近のデジタルカメラだと16ギガで、1000枚、32ギガで2000枚ほどです。2000万画素程度の一眼レフカメラの場合、最高画質(Raw)で撮影するとして、16ギガで、500枚、32ギガで1000枚ほどです。

 旅先でデジカメ動画を撮る場合は、16ギガで、2時間、32ギガで4時間ほどになります。味蕾にあるかもしれない長期旅行などを考えると、写真も動画も32ギガ程度あれば安心でしょう!

 さて、オススメ機種についてです。


 第1に、デジカメ用の無線LAN対応SDカードとして、最もおすすめと言える機種は、

  

 【国内正規品】

 7・東芝 W-04 SD-UWA032G
  ¥4,949 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 8・東芝 W-04 SD-UWA064G

  ¥7,673 Amazon.co.jp (5/30執筆時)    

 東芝 FlashAirのW-04シリーズの32GBが良いでしょう。最新機種の上位版で転送速度が高速であるほか、価格面でも値頃感がある点を評価しました。

 容量は32GB以上が良いでしょう。また、4K動画を撮影する可能性がある場合は、64GBが安心です。

 旅行などに行く際、SDカードに前回の旅行画像・動画の「消し忘れ」「保存し忘れ」は往々にしてあります。多少余裕を持ってこのサイズを選ぶのが良いと思います。



 第2に、費用対効果を重視して、デジカメ用の無線LAN対応SDカードを選ぶとすると、

  

 【国内正規品】

 6・東芝 W-04 SD-UWA016G
  ¥4,320 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 16GBのW-04シリーズがおすすめです。

 より安いモデルがありますが、さほど価格差がないのでこちらが良いでしょう。Wi-Fiの転送速度が高速という点は、やはり重要視するべきです。

補足:このブログのカメラ関連記事

 というわけで、今日はWI-FI機能を搭載したSDカードについてでした。
 201809061043.jpg

1・ SDカードの比較
2・ Wi-Fi対応SDカードの比較
3・ MicroSDカードの比較

 なお、別種のカードと比較して考えたい方は、上記の記事もご覧ください。
 201809051034.jpg

1・ デジタルカメラの比較
2・ ビデオカメラの比較

 また、映像機器に関するこれらの記事もよろしくお願いします。

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posted by Atlas at 19:09 | カメラ

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