【今回レビューする内容】2026年 コスト別!家庭用の浄水器の性能とおすすめ・選び方:ポット式・キッチン蛇口用 交換用カードリッジの除去性能の違いやコスパなど:PFOA・PFAS マイクロプラスチック除去対応
【比較する製品型番】東レ トレビーノ カセッティ スーパースリム 三菱ケミカル クリンスイ パナソニック ミズトピア TK-CJ24-W TK-CJ14-W ブリタ BRITA リクエリ アルーナXL マレーラ スタイル エコ フロー グラスジャグ ボトル型浄水器アクティブ カラフェ ダイト薬品 浄水器 きよまろスマートB0C9TFKJ97 ZeroWater・ZERO Pitcher ほか
今回のお題
マイクロプラスチックほかの除去力の高い浄水器のおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2026年6月現在、最新の家庭用浄水器を比較します。
蛇口直結型・ポット型の両方を対象に、法定表示の対象物質に加え、国際的に規制が進むPFAS(PFOA・PFOS)などの有機フッ素化合物)や、近年注目されているマイクロプラスチックについても触れながら、除去できる汚染物質の種類や数を比べていきます。
さらに、カートリッジの年間コストや水流の速さ(水量)にも注目し、コスパの良いお買い得製品を探していきます。

1・家庭用浄水器の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:東レ〈蛇口式〉
1-3:三菱ケミカル〈蛇口式〉
1-4:パナソニック〈蛇口式〉
1-5:きよまろスマート〈蛇口式〉
2・家庭用浄水器の比較 (2)
2-1:ブリタ〈ポット式〉
2-2:三菱ケミカル〈ポット式〉
2-3:東レ〈ポット式〉
3・家庭用浄水器の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
記事ではまず、除去物質などを基準とした「選び方の基本」を説明します。
その後、「蛇口式」「ポット式」の順番で各機をみていきます。
除去性能 ★★★★★
消耗品の安さ ★★★★★
流水量 ★★★★★
使い勝手 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最後の「結論」では、上表のポイントをふまえてAtlasおすすめ機種を提案していきます。
よろしくお願いします。
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1・家庭用浄水器の比較
2・アルカリイオン整水器の比較
3・ミネラルウォーターの比較
4・炭酸水の比較
なお、今回の記事は、このブログの水関係の記事の1回目記事として書きました。
1-1・家庭用浄水器の選び方の基本

具体的な製品の比較にはいる前に、あらかじめ家庭用浄水器の「選び方の基本」について書いておきます。
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上表は各社の上級モデルを対象に、主要な性能をざっくり示したものです(◎が最高評価)。
ブリタはポット式、それ以外は蛇口直結型での評価となります。
浄水器は一見どれも同じように見えますが、実際にはそれぞれに長所と欠点があります。値段だけでは分からない差も多いため、今回の記事ではこの点に注目しながら比較していきます。
あらかじめ特に重視したいポイントを3つ挙げます。
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第1に、消耗品価格です。
ここは注意が必要な部分で、カートリッジの単価について各社の表記が統一されていません。
そこで本記事では、Amazonの実売価格をもとに「1リットルあたりの浄化コスト」を算出し、比較対象としています。
加えて、カートリッジには「使用期限」があるため、期限内に使い切れない大容量タイプは、かえってコスト高になる可能性があります。この点も考慮して比較します。
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第2に、除去可能物質数です。
ここは法律で表記が定められている部分ですが、2020年10月の法改正により基準が少し変わりました。
国のJIS規格によれば、次の12項目が浄水器の除去性能を示す「法定表示」の基準物質になります。
【水の美味しさに関わる物質】
1・残留塩素
2・カビ臭 (2-MIB)
【水の安全性に関わる物質】
3・濁り(鉄さびなど)
4・総トリハロメタン
5・農薬 (CAT)
6・テトラクロロエチレン(洗剤等)
7・トリクロロエチレン(洗剤等)
8・溶解性鉛
9・クロロホルム
10・ブロモジクロロメタン
11・ジブロモクロロメタン
12・ブロモホルム
水の美味しさに関する2項目は、ホームセンターに並ぶような安価な機種でも対応します。
一方で、安全性に関わる残り10項目は、製品ごとに対応の有無が分かれます。
トリハロメタンやトリクロロエチレンなど、発がん性や神経障害が懸念される物質は必ずしも全機種に対応しておらず、フル対応できるのは一部の高性能カートリッジ搭載機に限られます。

なお、古い製品では「1,1,1-トリクロロエタン」を含めた13物質対応と表記されている場合があります。これは2020年10月の家庭用品品質表示法改正で除外されました。モントリオール議定書により既に流通禁止となっているためで、実質的には12物質対応と同じと考えて差し支えありません。
【任意表示の追加物質(2020年改正)】
13・陰イオン界面活性剤
14・フェノール類
15・ジェオスミン(カビ臭)
16・シス/トランス1,2-ジクロロエチレン (1.2-DCE)
17・ベンゼン
一方、同法改正で「任意表示」ですが、5物質が加わりました。
これらは洗剤成分や塩素系溶剤、発がん性懸念のあるベンゼンといった「水の安全性」に関わる物質と、ジェオスミンやフェノール類など「水の美味しさ」に関わる物質が含まれています。
【浄水器協会による追加物質】
18・鉄(微粒子状)
19・溶解性マンガン
20・アルミニウム(中性)
21・PFOS PFOA(有機フッ素化合物)
また、JIS基準ではなく、浄水器協会で定めたこれら4物質が表示される製品もあります。
このうちPFOAやPFOSは、有機フッ素化合物のことでPFASの代表例です。単体で水中に存在するほか、マイクロプラスチックに付着して検出されることもあり、その点からも問題視されています。
人体への影響は疫学的研究で関連性が示されている一方、リスクの程度や作用機構は確定していません。そのため、予防的に対策する方が増えています。
PFOS/PFOAは活性炭などの基本的なろ材でもある程度は除去可能とされます。マイクロプラスチックも中空糸フィルターを備えた浄水器であれば孔径が0.1μm前後と非常に細かいため、数μm以上の粒子は物理的に捕捉できます。
したがって、中空糸フィルターを搭載していない一部のポット型を除けば、今回紹介する製品の大半はいずれも基本的に対応していると考えてよいでしょう。
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第3に、ろ材とミネラルの残存についてです。
今回紹介する日本の浄水器では、内部のろ材(活性炭・中空糸フィルター・イオン交換体)によって、除去できる物質の種類や数が変わります。
ただ、ただし、高性能モデルでも、水中のミネラル分は基本的にきちんと残ります。

【各種】
ZeroWater・ゼロピッチャー浄水器
¥8,311〜 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
一方、海外発の浄水器は、逆浸透膜などの「高ろ過ろ材」を採用しているため、純水に近い水が生成されます。こうした製品は、水質を確認できるデジタル検査キット(TDS値測定装置、ZEROゲージなど)が付属する点で見分けやすいでしょう。
JIS基準では各物質の「最低除去率」を満たせば表示が可能なので、万全を期したい場合には高ろ過タイプも選択肢になります。
ただし、この方式ではカルシウムやマグネシウムといったミネラル分までほぼ除去されます。水質が不安定な地域や災害時を除き、日本の水道水に対してはやや過剰性能とも言えます。
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以上、浄水器の選び方の基本についての解説でした。
今回は、これらの対応状況をふまえ、冒頭で示した順番に沿って各社の機種を比較していきます。
1-2・東レのカセット式浄水器

はじめに、東レのカセット式浄水器の紹介です。老舗ですし、老舗メーカーであり、家庭で使っている方も多い製品です。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思うポイントを青字で記していきます。

【2021年発売】
(モノクロ液晶)
1・東レ トレビーノ スーパースリム SX606V
¥4,982 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
(カラー液晶)
2・東レ トレビーノ スーパースリム SX607V
¥4,482 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
(液晶なし)(廉価版)
3・東レ トレビーノ スーパースリム SX705T
¥2,073 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去対応物質:12+4+1種類
浄水可能量:600L
流水量:1.6L/分
コスト:約4.040円 (1,000L)
SX606Vは、東レのトレビーノ浄水器の「スーパーシリーズ」に属するモデルです。

なお、SX607Vは、液晶部分がカラーで、使用水量が交換時期が分かるバックライトが付きます。視認性は良いですが、ボタン電池の寿命は短くなるでしょうし、あってもなくても良いと思います。なお、下位機でも、残量を数字では確認できます。


一方、 SX705Tは液晶自体がない廉価版です。
東レの場合は全機とも中空糸の汚れをキャップを外して確認できますが、それ以外のパーツのよごれ具合は分からないため、液晶で流量を確認できるのに一定の意味はあります。
また、廉価版のみ切り替えレバー部分の仕様が異なり、押しにくいです初期付属カードリッジも、こちらだけ高除去タイプではない(法定7種)ので、格段に安い理由もあります。
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結論的にいえば、小さめシンクで本機以外使えない場合を除けば、液晶付きのどちらかの製品が良いでしょう。
あとは、どでも同じなので同時にみていきます。

除去できる物質は、法定12物質と、陰イオン界面活性剤を除いた、任意4物質に対応するカードリッジがつきます。それに、浄水器協会の任意表示のPFOS/PFOA(有機フッ素化合物)です。
合計17種で水準としては十分です。
カードリッジの寿命は、1個で600リットルまでです。
6ヶ月で使い切るとすると、1日3.3Lくらい使えることになります。
東レは1日10L使用時で約2カ月を交換目安としていますが、これは使用量から逆算した目安です。交換寿命ではありません。

【12+4+1種類】4,040円/1000ℓ
交換用カートリッジ 2個入 STC.V2J
¥4,848 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
ランニングコストは、高除去タイプの2個入り(STC.VJの増量版)を買う場合、1000ℓあたり約4,165円です。
同じ除去率の三菱と比べても、はっきり高めです。
水流の速さは、1分間に1.6Lと普通です。

【7+5+1種類】2,783円/1000ℓ
交換用カートリッジ 2個入り STC.T2J
¥3,339 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
【1+1種類】1,227円/1000ℓ
交換用カートリッジ 2個入り STC.2J
¥3,680 楽天市場 (6/25執筆時)
なお、同社の「スーパーシリーズ」は下位のカードリッジ2種類あり、互換します。

7+5種類は、コストが少し安く、流水量も2.0L/分とやや多めです。
しかし、イオン交換体(イオン交換樹脂)がないので、除去物質が少なく物足りないと言えます。
1+1種類は、水道の「濁り対策」に買うもので、効果は限定的です。
また、同社のカードリッジでは唯一、PFOS/PFOA(有機フッ素化合物)にも非対応です。

水流の種類は、スイッチ切替で、原水・シャワー・浄水に切り替えられます。
レバーは手元にあるタイプで、小シンクにも対応します。
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以上、東レの SX606Vなどの紹介でした。
上位カードリッジを利用する場合、除去率部分は問題ないです。
ただ、ランニングコストは決して安くないので、「東レブランド」の信頼性を除けば、あまり選ぶ理由はないです。

【2026年発売】
4・東レ トレビーノ スーパースリム 608SV
¥9,295 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去対応物質:12+4+1種類
浄水可能量:600L
流水量:3.0L/分
コスト:約7.847円 (600L)
608SVは、トレビーノの「スーパーシリーズ」の上位機です。
2026年登場の製品で、本機も、浄水の使用量を表示するモノクロ液晶が付く製品です。

除去できる物質は、先ほどの機種と同じです。
法定12物質と、陰イオン界面活性剤を除いた任意4物質、それに浄水器協会の任意表示となるPFOS/PFOA(有機フッ素化合物)です。
カードリッジの寿命は、1個で600リットルまでです。
6ヶ月で使い切るとすると、1日3.3Lほど使うことになります。

水流の速さは、一方、ろ過流量が毎分3Lと高速です。
従来の高除去タイプとなるSTC.VJに比べると、約2倍の水量になります。水をくむ時間を短くできる点は、本機の利点です。

【12+4+1種類】7,847円/1000ℓ
交換用カートリッジ STC.SV
¥4,708 楽天市場 (6/25執筆時)
ランニングコストは、かなり悪いです。
1000Lあたり約7,847円です。
同社の製品ほか、三菱・パナソニックの主要機と比べても高く、コスパ面では大きな課題があります。

清潔面では、浄水口が取り外せて洗える工夫があります。
ただし、このカードリッジには、取った汚れが見える「見え窓」がありません。
そのため、交換時期の判断は、基本的に本体の液晶残量表示に頼る構造です。見た目で汚れ具合を確認したい方には、やや納得しにくい仕様でしょう。

水流の種類は、スイッチ切替で、原水・シャワー・浄水に切り替えられます。
以上、トレビーノ スーパースリム608SVの紹介でした。
本機を購入し、初期付属の「STC.SV」カートリッジをそのまま使い続ける前提では、ランニングコストに強い注意が必要です。
高速浄水は、時短面では便利ですが、1000Lあたりのコストは、同じ東レの従来カートリッジや、三菱・パナソニックの主要機と比べてもかなり高くなります。
さらに、STC.SVには「見え窓」がないため、汚れ具合を目視で確認できません。液晶で残り使用量は確認できますが、これは便利な側面がある一方、ユーザーに短い交換サイクルを強く意識させる仕組みでもあります。
除去性能自体は問題ありませんが、ランニングコストが悪すぎるため、今回の比較ではおすすめしません。

【2023年発売】
(通常型:抗菌加工)
5・東レ トレビーノ カセッティ MK310MX
¥4,719 楽天市場 (6/25執筆時)
【2014年発売】
(通常型)
6・東レ トレビーノ カセッティ MK307MX-P
¥3,980 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
(スリム型)
6・東レ トレビーノ カセッティ MK308T
¥2,880 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去対応物質:12+4+1種類
浄水可能量:600L
流水量:1.6L/分
コスト:約4,064円 (1,000L)
MK310MXは、東レの「カセッティ」シリーズの製品です。

旧機種が残ります。
MK307MXは、新機種と同じ形状です。
ただ、レバー部分に抗菌加工がないほか、原水側のキャップが外せない構造です。
MK308Tは、切替えレバーの部分を小さくした、小シンク向けです。
こちらだけカードリッジが中級品(7+5種類)ですが、上位品との交換は可能です。
あとは同じなので、同時に見ます。
本体形状は、このシリーズはどれも縦型です。
縦型はスリムタイプより場所をとる反面、フィルター交換時に、流水口を含めて、浄水流路がまるごと取り替えられるため、清潔性を重視する方には、好まれます。
除去できる物質は、12+4+1種類です。
「スーパーシリーズ」と同じです。

【12+4+2種類】4,064円/1000ℓ
東レ 浄水器 3個入りMKC.MX2J
¥7,315 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
【7+5+2種類】2,224円/1000ℓ
交換用カートリッジ 3個入り MKC.T2J-Z
¥4,003 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
【1+1種類】1,114円/1000ℓ
塩素・濁り除去タイプ 2個 MKC.R2J
¥3,343 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
ランニングコストは、除去率が最大のものを使う場合、1000ℓあたり約4,000円です。シャワー部分も取替のためか、高めです。
流水量は、その場合、1分間に1.6リットルです。
本機も、除去率が低い互換カードリッジを使えます。
なお、コストは、除去率に応じて安くなります。

水流の種類は、原水について極細原水シャワー機能が搭載です。
節水になるほか、水はねが少なくなる効果が期待できます。
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以上、カセッティのMK307MXの紹介でした。
12種類の法定物質が除去できるタイプの中では安い機種です。
使い勝手の点でも、水飛びが少ない極細原水シャワーを搭載し高機能です。一方、ろ過速度は遅めですので、決して高性能ではありません。

【2016年発売】
(液晶あり)MK205MX後継機
7・東レ トレビーノ カセッティ MK206SMX
¥5,182 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
(液晶なし)
8・東レ トレビーノカセッティ MK309SMX
¥4,164 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去対応物質:12+4+1種類
浄水可能量:600L
流水量:3.0L/分
コスト:約4,796円 (1,000L)
MK206SMXは、東レの縦型(トレビーノ)の上級機です。
本体形状は、本機もカセッティ系列ですので縦型です。
外観上の最も大きな違いは、使用水量がわかる液晶の搭載です。
浄水器は、汚染物質をため込みます。そのため、使用期限も使い続けると、使わないよりも不潔になりかねないので、この機能は結構重要です。
なお、MK309SMXは、同じ仕様だが液晶がない機種です。

【12+4種類】4,796円/1000ℓ
交換用カートリッジ 2個入りMKC.SMX2
¥5,755 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去できる物質は、2機とも、法定12物質+4物質と、浄水器協会の任意表示のPFOS/PFOA(有機フッ素化合物)です。
カードリッジは、「カセッティ」はシリーズ共通なので、ここまでの3種類も使えます。
しかし、初期付属のカードリッジが本機は上位版です。

流水量が、3.0Lと多いす。
カセット内の内部水流を2つに分けることで、スピードアップを測る構造です。
カードリッジの寿命は、同じで600リットルです。
6ヶ月で1本使い切るとすると、本製品も1日3.3Lくらいです。
ランニングコストは、ただし、やや高めです。
水流の種類は、原水は、本機も、極細原水シャワー機能が搭載です。

お手入れは、どれも原水のシャワー部を取り外し掃除が可能です。
一番汚れる部分なので、良い仕様です。
浄水がでる左側のシャワー口(吐水口)は、東レの場合、分解掃除ができない構造です。
東レの縦型の場合、縦型カードリッジと下部の吐水口が一体成形だからです。
他社も含めた横型機は、浄水口のカバーが取り外し可能です。
ただ、これは、一長一短があり、どちらが良いともいえません。
なぜなら、東レの場合、カードリッジ交換時にシャワー口ごと交換なので、交換時に吐水部も、実質上新品にできるからです。
結論的にいえば、「まめに掃除したい方」には本機は向かないが、「まめに掃除しない方」は、この仕様のほうが(結局)清潔といえます。
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以上、東レのMK206SMXの紹介でした。
ろ過水量が多く高速な機種です。この部分にストレスを感じていた方には特にオススメします。
ただ、その分、中空糸などが2倍必要のため、ランニングコストは悪いです。この部分は承知の上で、購入するべきモデルです。
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【2020年発売】
9・東レ トレビーノ カセッティ MK207SLX
¥8,750 楽天市場 (6/25執筆時)
除去対応物質:12+5+1種類
浄水可能量:600L
流水量:3.0L/分
コスト:約4,109円 (1000ℓ)
なお、MK207SMXは、東レの「カセッティ」系の最上位モデルです。
ただし、所期付属のカードリッジの種類以外は、下位機種と同じです。

【12+5種類】4,109円/1000ℓ
交換用大容量カートリッジ 1個 MKC.SLX
¥6,163 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
流水量は、このカードリッジも下位機と同じで、3.0L/分と高速型です。
除去できる物質は、界面活性剤が増えて、12+5+1種類と同社最大です。
カードリッジの寿命は、大ぶりのカードリッジを利用するため、1500リットルです。
カードリッジの交換頻度を少なくするための措置です。
ランニングコストは、1000ℓあたりとして約4,269円です。
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結論的にいえば、流量の多いモデルで、交換の手間を避けたい方が選ぶべき製品です。
ただ、コスト削減効果は僅かです。また、本体価格も(カードリッジの違いをふまえても)割高です。下位機でもこのカードリッジは使えますので、あえて最初に本機を買わなくても良いと思います。
1-3・三菱ケミカルの浄水器

ここからは、三菱ケミカル(旧三菱レイヨン)の浄水器「クリンスイ」シリーズを紹介していきます。
東レ同様に、蛇口アダプターが搭載されており、どの蛇口にも取り付けられる仕様です。

【2017年発売】(一部23年・25年)
(液晶なし)
10・三菱ケミカル クリンスイ MD111-WT
¥3,491 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
11・三菱レイヨン クリンスイMONO MD101-NC
¥3,975 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
(液晶なし:黒)
12・三菱レイヨン クリンスイMONO MD1-BK
¥4,477 楽天市場 (6/25執筆時)
(液晶あり)
13・三菱ケミカル クリンスイ MD311-WT
¥5,980 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
13・三菱ケミカル クリンスイ MD301-WT
¥5,200 Amazon.co.jp (6/25執筆時)>
(液晶あり:スマホ対応)
14・三菱ケミカル クリンスイ MD301i-WT
¥5,564 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去対応物質:12+5+3種類
浄水可能量:900L
流水量:1.6L/分
コスト:約2.770円 (1000ℓ)
クリンスイMONO MD111は、三菱ケミカルのMONOシリーズの製品です。
4機種あります。
三菱の場合も、同じシリーズならば、カードリッジは同じです。

下位機種は、液晶がなく、交換時期を中空糸の色だけで判別するタイプです。
中位機種は、総使用水量ほか、流量の適切さをランプで確認できる仕様です。
浄水は、水を勢いよく出し過ぎると意味がないので、この機能は意義があります。
上位機種は、FeliCaポートを内蔵するため、スマホと連携が可能です。
かざすと残量と交換時期を確認できますが、正直液晶でこと足ります。おそらく、交換カードリッジ購入のサブスク購入を促す目的で付いているだけです。中位機で良いでしょう。
あとは、同じなので、同時に紹介します。
本体形状は、東レの「カセッティ」のような縦型です。
場所をとる反面、浄水部分がまるごと交換できるため、清潔性は高いでしょう。
交換時期は、中空糸の色で判別します。

除去できる物質は、JIS規格12の汚染物質全てが除去できます。
ベンゼンほかの「任意表示」の5種もフル対応です。
旧パッケージだと「13+2」表記です。冒頭で説明した「家庭用品品質表示法」改正前の旧表記というだけです。カードリッジ自体は同じ作りです。

フィルターは、中空糸とイオン交換体(セラミック)+活性炭フィルターが装備です。
東レの「カセッティ」上位クラスに相当します。
加えて、浄水器協会の定める、赤水などの原因となる微粒子状の鉄と、浄水処理に使われるアルミニウムの除去性能と、新たに加えられたPFOS/PFOA(有機フッ素化合物)も確認していて、総計で12+5+3=20物質です。
アルミは、有害性も疑われる金属なので取ってくれるに越したことはないでしょう。
カードリッジの寿命は、900Lまでです。
6ヶ月で1本を使い切るとしても、1日5L使えます。

【12+5+2種類】2,770円/1000ℓ
交換カートリッジ 3個入 MDC01SZ-AZ
¥7,480 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
ランニングコストは、Amazon限定のお買得パックで、1000ℓあたり約2,770円と安いです。
流水量は、1分間に1.6Lです。
この除去レベルの東レ機と同じです。

【11+0+2種類】2,041円/1000ℓ
交換カートリッジ 2個入 MDC03SW
¥3,673 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
一方、互換する下位カードリッジもあります。

JIS12物質のうち、溶解性鉛がない11種と、鉄+アルミの2種です。
上位番と違い任意表示の5物質全てに対応しないので、このブログでは「11+0+2」と表記しました。セラミック部分の性能が落ちるからと言えます。
なお、本品の旧パッケージは「7+2種類」表記でした。テトラクロロエチレンほか4種が新基準だと基準内というだけで、カードリッジは昔と同じです。

水流の種類は、原水・浄水・シャワーの切り替えが可能です。
また、節水性と水ハネを軽減したナチュラルシャワーが搭載されます。
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以上、三菱ケミカルの クリンスイMONO MD111の紹介でした。
安いですが、JIS規格の12+5種類に、鉄とアルミニウムを加えた17物質の除去ができる点がスペックの上で魅力的に思えます。
高コスパ・長寿命ですから、ランニングコストも優れるでしょう。
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なお、三菱ケミカルは、先ほどの機種より除去率の部分ですこし劣る下位シリーズがほかにあります。
順番にみていきます。

【2025年発売】
(液晶あり)
15・三菱ケミカル クリンスイ CB096-GY
¥3,799 楽天市場 (6/25執筆時)
(液晶なし)
15・三菱ケミカル クリンスイ CB026-GY
¥2,927 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去対応物質:11+0+3種類
浄水可能量:1800L
流水量:1.6L/分
コスト:約1.237円 (1000ℓ)
第1に、 CB096です。
同社の横型タンクのCBシリーズの新型で「高コスパ」を売りにします。
なお、CB026は残量表示のための液晶がないタイプです。本機は長寿命なカードリッジ型を使うので、あった方が良いと思います。

除去できる物質は、しかし、トリハロメタンの除去ができずJIS11物質です。
それに、浄水器協会の3物質を加えて「7+3種類」になります。。

【11+0+3種類】1,237円/1000ℓ
三菱ケミカル CBC06 1個
¥2,223 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
ランニングコストは、一方、1000Lで1,237円です。
より安い水準の製品もありますが、宣伝通りランニングコストは安めです。
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結論的にいえば、法定物質12種はカバーした方が良いと思います。
ただ、(そこまで)完璧にする必要はないと考える場合、ランニングコストは安めですし、候補にはなりそうです。
主に、PFOS/PFOA(有機フッ素化合物)対策に浄水器を探している入門者向けに「安め」出された感じで、お買得感があります。
ただし、浄水を1日10Lほど使わないと、カードリッジの使用期限(6ヶ月)を超える点は注意点と言えます。
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【2022年発売】
(液晶なし)
16・三菱ケミカル クリンスイ CB023-WT
¥2,631 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
(液晶あり)
18・三菱ケミカル クリンスイ CB093-WT
¥3,480 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
(液晶あり)(2011年機)
19・三菱ケミカル クリンスイ CB073-WT
¥3,630 楽天市場 (6/25執筆時)
除去対応物質:11+0+2種類
浄水可能量:900L
流水量:1.6L/分
コスト:約1.449円 (1000ℓ)
第2に、CB023-WTです。
横型タンクのCBシリーズの旧機です。
除去できる物質は、こちらもJIS11物質のものだけです。
消耗品は、こちらは「7+2種類」表記ですが旧基準表記になるだけで、除去グレードは1つ上と替わりません。

【11+0+2種類】1,449円/1000ℓ
三菱ケミカル CBC03 CBC03Z-NW 3個
¥3,912 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
ランニングコストは、新機種ほどではないですが良い水準と言えます。
なお、1つ上の新しいCBシリーズ用のカードリッジも使えますが、色が合わないです。
こちらだと液晶付きはありますが、その点で今選ぶべき製品ではないでしょう。
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【2016年発売】
20・三菱ケミカル クリンスイ CG104-WT
¥1,891 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去対応物質:10+0+3種類
浄水可能量:900L
流水量:1.6L/分
コスト:約1.269円 (1000ℓ)
第3に、 CG104-WTです。
縦型配置のカードリッジで、同社の最廉価版です。

【10+0+2種類】1,269円/1000ℓ
三菱ケミカル CGC4 CGC4W 2個
¥2,285 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
ランニングコストは、1000ℓあたりで1,273円と安めです。

除去できる物質は、しかし、JIS10物質です。
旧基準だと4+2ですが、新基準だと10+2になりす。
法定物質だと、新基準でも溶解亜鉛とクロロホルムに非対応になります。
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結論的にいえば、現状だと、CBシリーズの新機種の方が、除去率も除去性能も上ですし、選びにくいグレードです。

【2022年発売】CSP801後継機
21・三菱ケミカル クリンスイ CSP811
¥6,055 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去対応物質:12+5+3種類
浄水可能量:900L
流水量:1.6L/分
コスト:約2.770円 (1000ℓ)
CSP811は、三菱ケミカルの浄水器のCSPシリーズに属する機種です。

【アマゾン限定】 HGC9S同等品
スーパーハイグレード 3個入 HGC9SZ-AZ
¥7,480 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
カードリッジは、CSPシリーズ独自のものです。
除去できる物質は、法定12+5物質全てと、鉄・アルミニウムとPFOS/PFOA(有機フッ素化合物)で合計20種です。
上位機だけに問題ないです。
ランニングコストは、Amazon限定の3個入りを利用する場合、1000ℓあたり約2,770円です。
除去対応量からすると「かなり安い」です。
流水量は、1分間に1.6Lです。
東レと比べると、上位の「高流量・高速の時短カードリッジ」は未販売です。

パワーアップしている点は、デザイン性と使い勝手の部分です。
適切な水量を知らせる部分がLEDランプになり、デザイン的にもスッキリしました。

清潔面では、シャワー部などの取り外し掃除に対応できます。
また、浄水口も外して洗えます。
分解掃除は、几帳面な方が重視する部分ですが、
なお、後ほどみる上位機にも、これに対応です。
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以上、三菱ケミカルのCSP811の紹介でした。
スマートなデザイン性は相当の魅力でしょう。下位機種に引き続き、除去性能は最大15種類と高いですし、コスパも割と良いです。
かなり良いですが、流水量の相対的な「遅さ」はあるので、この部分で「イライラしがち」な方は、注意です。
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【2020年発売】
(液晶あり)
22・三菱ケミカル・クリンスイ CSP901-WT
¥5,691 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
(液晶なし)
23・三菱ケミカル・クリンスイ CSP501-WT
¥4,200 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去対応物質:12+5+3種類
浄水可能量:900L
流水量:1.6L/分
コスト:約2.770円 (1000ℓ)
なお、三菱ケミカルのCSPシリーズからは上位仕様の製品の販売もあります。
このグレードには、CSP501という機種もありますが、液晶がない点で下位です。
交換時期の確認は中空糸の色でみれますが、浄水器は水を出しすぎることが多いため、適切な流量が分からない部分は、マイナスです。
一方、1つ上でみた製品に対して進化しているポイントは、2点です。

第1に、液晶の視認性の向上です。
大型化して見やすくなりました。また、(必ずしも)正確な表示ではないとの断りが付きつつ、100MLずつの流水量の軽量に対応しました。
これは新しい発想だと思います。

第2に、シャワー水圧の改良です。
シャワー利用時に、水流が飛び散りにくい新形状を採用しています。
30%の節水効果もあります。
一方、スマホ連動機能は省略です。
さっきも書きましたが利便性を全く感じないので、これで良いと思います。

【アマゾン限定】2.410円 (1000ℓ)HGC9S同等品
スーパーハイグレード 3個入 HGC9SZ-AZ
¥7,480 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
カードリッジは、下位機種と同じものを利用できます。
除去できる物質は、こちらも20種類です。
ランニングコスト・流水量も、当然同じです。
本機も、シャワー部の取り外し洗いに対応できます。
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結論的にいえば、同社の最上位機として、水量計・シャワーの飛び散り・お手入れしやすさという本質的な部分の強化が図られているので、たいへん好感が持てる最上位機です。
性能だけで三菱から選ぶならば、本機は良いでしょう。同社はカードリッジが互換するので、相対的なコスト面の安さも嬉しいです。
1-4・パナソニックの浄水器

続いて、パナソニックの浄水器をみていきます。
パナソニックは、住宅業もやっており、その一環で、浄水器も作っています。こちらも、他社同様に、蛇口アダプターが搭載されます。

【2024年発売】
(液晶あり)TK-CJ23-H後継機
24・パナソニック TK-CJ24-W
¥9,755 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
(液晶なし)
24・パナソニック TK-CJ14-W
¥5,864 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
除去対応物質:12+4+3+1種類
浄水可能量:2000L
流水量:1.8L/分
コスト:約1.237円 (1000ℓ)
ミズトピア TK-CJ24などは、パナソニックの蛇口直結式の浄水器です。

2機種ありますが、上位機のみ液晶が付く仕様です。
交換までの使用可能水量が分かります。
液晶表示が付く点は、長寿命で交換時期を逸しそうなパナソニック製品には必須のように思えますし、2機から選ぶならば、液晶付きでしょう。

除去できる物質は、JIS規格12物質は全対応です。
JISの任意表示物質は、フェノール類・ジェオスミン(カビ臭)・ベンゼン・シス1.2ジロロエチレン/1トランス1.2ジクロロエチレンの除去性能があります。
加えて、浄水器協会の定める鉄・アルミニウム・PFOS/PFOAと、同社の独自計測となる四塩化炭素を加えて20物質となります。
なお、フィルターは、不織布・中空糸フィルタ・活性炭フィルター・セラミック(イオン交換体と同等の役割)という構成です。
カートリッジの寿命は、4000Lです。
かなり長寿命です。ただ、浄水量にかかわらず1年が使用期間の目安なので、浄水を1日あたり10Lは(贅沢に)使うご家庭に合うといえます。

【2024年発売】4000Lで交換:1.127円 /1000ℓ
交換用カートリッジ 1個 TK-CJ24C1
¥4,509 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
ランニングコストは、1000ℓあたり1,127円とかなり安めです。
除去量は、一点、注意が必要です。
19物質のうち「クロロホルム・1,2-DCE」は、2000L(6ヶ月)までの保証だからです。その後、除去率は少しずつ落ちていきます。
ただ、それを避け2000ℓ(6ヶ月)で交換する形でも、1回あたり約2,410円です。
これを前提としても執筆時の売価だと先述の三菱機と同等水準ですし、優秀です。

水流の種類は、原水・浄水・シャワーが選択可能です。
パナソニックの場合、泡沫シャワーなので、20%程の水道代の節約になります。
液晶は未付属ですが、パナソニックのロゴを含めて、本体はそれなりにデザイン性が高いです。
流水量は、1分間に1.8リットルと、三菱レイヨンより速いです。
数値としてはわずかの違いですが、このあたりに「心理学的な境界線」があるようです。比較して見ると、この水準だと「イライラ感が半減」します。

お手入れも、本機は、汚れやすいシャワー部分が外して洗えます。
浄水口カバーも取り外して洗えるので、浄水部分も清潔です。
もちろん、完全な分解掃除は難しいです。
その点がどうしても気になるならば、カードリッジ交換時に浄水口も交換できる、東レの縦型浄水器の上位機が良いでしょう。
ただ、先述のように、一丁一短があり、どちらの方式が「清潔」とは必ずしも言えません。
お掃除部分こだわればキリがないのですが、個人的には、本機にも十分な配慮を感じます。
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以上、パナソニックのミズトピア TK-CJ24などの紹介でした。
半年後(2000L)以後の処理力の減衰を「大目に見る」ならば、コスパは全社通しても抜群に良いと言えます。
ただ、クロロホルムは、JIS基準の法定表示物質なので、完璧を期すならば半年(2000L)交換です。その場合のコストも、今だと三菱と同等程度にはなりますが安いと言えますし、問題ないです。
最終的な「おすすめ」については、記事の結論で改めて書きますが、コスパの部分ではやはり評価できます。
1-5・きよまろスマートの蛇口型浄水器
最後に、蛇口式ですが、サブスク型の製品を確認しておきます。
ラジオCMなどで有名なダイト薬品の「きよまろスマート」をみてみます。

【2023年発売】B0C9TFKJ97
25・ダイト薬品 浄水器 きよまろスマート
¥1,980 楽天市場 (6/25執筆時)
除去対応物質:5+4+3種類
浄水可能量:600L
流水量:3L/分
コスト:約4.833円 (1,000L)
きよまろスマート は、仙台のダイト薬品の製品です。
医薬品の会社ではなく、浄水器のほか化粧品やお茶を売っている健康食品メーカーです。
ラジオCMなどでみかける製品で、基本的にカードリッジの定期購入を基本とする「サブスク系」浄水器です。Amazonなどのネットショップでも販売があります。
本体価格は、Amazonで購入する場合、1980円です。
蛇口式として結構安めです。
定価は、9600円です。
Amazonで購入しても(他のモールを含めて)同一住所・名義で1回限りの割引価格です。サプリ系のTVショッピングでよくみる「初回限定価格」のようなものです。
【水の美味しさに関わる物質】
1・残留塩素
2・カビ臭 (2-MIB)
【水の安全性に関わる物質】
3・濁り(鉄さびなど)
4・総トリハロメタン
5・農薬 (CAT)
6・テトラクロロエチレン(洗剤等)
7・トリクロロエチレン(洗剤等)
8・溶解性鉛
9・クロロホルム
10・ブロモジクロロメタン
11・ジブロモクロロメタン
12・ブロモホルム
【任意表示の追加物質(2020年改正)】
13・陰イオン界面活性剤
14・フェノール類
15・ジェオスミン(カビ臭)
16・シス/トランス1,2-ジクロロエチレン (1.2-DCE)
17・ベンゼン。
【浄水器協会による追加物質】
18・鉄(微粒子状)
19・溶解性マンガン
20・アルミニウム(中性)
21・PFOS PFOA(有機フッ素化合物)
除去できる物質は、ただし注意が必要です。
本機の場合、今回みている20物質のうち、上図で青字で示した8物質に非対応だからです。

対応できるのは、法定物質5項目と、任意表示の4項目、さらに浄水器協会の追加物質のうち溶解性マンガンを除く3項目で、合計12物質となります。
これは、ろ材が活性炭と不織布のみで構成されており、他社機にみられたイオン交換体や中空糸フィルターをともに備えていないためです。
そのため、水の安全性に関わる物質の除去性能は十分とは言えません。
とくに、最近問題視されるPFOS/PFOAは、活性炭である程度吸着されますが、中空糸フィルターがないため、マイクロプラスチックに付着したものは素通りする可能性が高いと考えられます。

ダイト薬品 きよまろスマート専用 浄水器カートリッジ
¥5,800 楽天市場 (6/25執筆時)
カードリッジの寿命は、1個で約1200リットルです(1日10L使用で約4か月)。
ランニングコストは、1000ℓあたり約4,833円です。
また、メーカーのサブスク型定期購入(1〜3ヶ月で1本)だと、1カードリッジであたりで約4,800円まで割引されます。この場合は1000ℓあたり約4,027円です。
除去項目数が平均を下回る点をふまえると、蛇口型の大手製品に比べ割安感は乏しいです。活性炭と不織布のみの構成であれば、材料費自体は低コストのはずですから、その点も事前の理解が必要でしょう。
水流の速さは、1分間に3Lと標準的です。
ただし、中空糸フィルターを通さない構造のため比較的スムーズに流れ、そのぶん使いすぎには注意が必要です。
水流の種類は、スイッチ切替で、原水・シャワー・浄水に切り替えられます。
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以上、ダイト薬品のきよまろスマートの紹介でした。
国産浄水器ということで、ラジオCMを耳にして興味を持ち、調べてみた機種です。
ただし、除去性能に対して価格面での割安感は薄く、定期的にカートリッジを購入する管理が得意な方よりも、大手メーカーの一般モデルの方が選びやすいと感じます。
次回につづく!
家庭用浄水器のおすすめは結論的にこの製品!
というわけで、今回は、家庭用の浄水器の比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ続きます。

2・家庭用浄水器の比較 (2)
2-1:ブリタ〈ポット式〉
2-2:三菱ケミカル〈ポット式〉
2-3:東レ〈ポット式〉
3・家庭用浄水器の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)では、ブリタほかのポット式浄水器などを追加で紹介します。
除去性能 ★★★★★
消耗品の安さ ★★★★★
流水量 ★★★★★
使い勝手 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、3回目記事(こちら)の結論編では 今回紹介した全製品から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を最終提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
