Top 掃除機・掃除用品 比較2020'【6年使用】床拭きロボット掃除機17機のおすすめ:選び方と使い方 (1)

2020年03月11日

比較2020'【6年使用】床拭きロボット掃除機17機のおすすめ:選び方と使い方 (1)

【今回レビューする内容】2020年 ブラーバなどぞうきん掛けロボット掃除機の性能・実機レビューとおすすめ・選び方・使い方の解説:ローラン ブラーバジェット:ブラーバとルンバとの違い:ぞうきん掛け床拭きロボット掃除機:クイックルワイパー 床クリーナーシート フローリング用ウェットシートがブラーバで使えるか?人気機種の性能口コミ情報

【紹介する製品型番】iRobot Braava 390j B390060 380j 371j 380t Braava jet ブラーバジェット 250 B250060 240 B240060 m6 m613860 パナソニック ローラン MC-RM10-W レイコップ ミズロボ RMR-100 エコバックス DEEBOT OZMO Slim10 DK3G Slim11 Slim15 OZMO 950 DX9G 930 910 ANKER Eufy RoboVac L70 Hybrid G10 Hybrid

今回のお題
床拭きメインのロボットはどのように選ぶのがおすすめ?

 ども、Atlasです。 

 今日は、2020年3月現在、最新の床ふき(ぞうきん掛け)ロボットの比較です。

 「水拭き」や「乾燥拭き」ができる、新しいタイプの製品です。

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 米国のアイロボット社の「ブラーバ」「ブラーバジェット」は、全機種紹介します。

 その上で、2019年にパナソニックが発売したRollan(ローラン)と、中国のエコバックスの「DEEBOT OZMO」や米国のアンカーのEufy RoboVacのハイブリッド型にも対応しました。

 Atlasは、5年来の「ブラーバ愛用者」です。また、ブラーバジェット・ローランの利用経験もあります。

 今回の記事は、(自分で購入するための)調査のために、従来の記事を加筆したものです。

1・ルンバとブラーバの違い
2・ブラーバの仕組みと使い方
3・クイックルワイパーの利用
4・ブラーバとブラーバジェットの違い
5・ローランなど他社機の特徴

 今回の記事は、上のような順番で、Atlasの体験を含めながら、お掃除ロボットについて詳しく説明していきます。

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 とくに、市販のフロアワイパー用シート(ドライシート/ウェットシート/ワックスシート)が使えるかどうかは実際に実験してみました。

ーー

1・水拭きの性能  ★★★★★
2・から拭きの性能 ★★★★★
3・センサー精度  ★★★★★
4・すき間対応力  ★★★★★
5・市販シート利用 ★★★★★
6・使いやすさ   ★★★★★
7・総合評価    ★★★★★

 以下では、いつものように、各社のロボット掃除機を一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

1・ルンバとブラーバの違い

 はじめに、「掃除用ロボット初心者」の方に向けて、ブラーバルンバの違いと選び方について書きます。

 なお、ここからはは、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。


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 ルンバブラーバは、どちらもアメリカのiRobotの製品です。

 しかし、ブラーバは、「ふき掃除」をするロボットで、ルンバは、掃除機のような「ゴミ掃除」をするロボットという区別があります。

 Atlasは、ルンバで「ゴミ掃除」を終わらせたあと、ブラーバで「ふき掃除」を行う形で「併用」しています。

 予算があれば両方購入すれば効果的でしょう。

 しかし、板張り(フローリング)の住居で1台だけ買う場合、どちらが満足度が高いか?は難しい問題です。

 Atlasとしては、拭き掃除用の「ブラーバ」を優先購入するほうが満足度は高いと考えます。

1・ブラーバの時短効果
2・ブラーバの静音性
3・ブラーバの拭きムラの少なさ

 それは、以下の3つの理由からです。

 第1に、ブラーバの方が、掃除の時短効果が高いからです。

 床を市販のスティック式のワイパーで水拭きする手間と、掃除機をかける手間を比較すると、フローリング掃除においては水拭きの方が面倒です。

 第2に、ブラーバの方が、静かで仕事の邪魔にならないからです。

 相当の稼働音のするルンバに比べて、ブラーバは「稼働音がほぼ無音」です。

 深夜使っても問題ない騒音レベルです。そのため、例えば、掃除機をかけた後に、他の仕事をしながらブラーバを動かしても邪魔になりません

 第3に、ブラーバの方が、拭きムラが少ないからです。

 ルンバより本体が小型で、隙間への対応能力が高いです。実際、ルンバの取り残しをブラーバが補完しています。

ーーー

 以上、ブラーバは、3点の「優れた部分」が見られます。

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1・シート(ぞうきん)を付ける手間がある点
2・段差への対応能力が弱い点

 もちろん、公平を期して言えば、ルンバに比べて、以上2点はブラーバが及ばないと言えます。

ーー

 しかし、こうした欠点を考慮に入れても、「掃除機をかけてから、水拭きを終えるまでの一連の作業」を「日常的な掃除」と考えるならば、家事労働全体の時短効果はブラーバの方が上だとAtlasは思っています。

 ぞうきんの交換や洗濯の手間についても、後ほど検証しますが、市販の使い捨て式クリーナー(クイックルワイパーなど)が利用できますので、解決可能です。

 なにより水拭きした床は清潔で気持ちが良いです。床に溜まる花粉やハウスダストを一掃できるわけですから。

2・ブラーバ300シリーズの仕組みと使い方

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 数機種あるブラーバ(300シリーズ)の違いと選び方について説明します。

 ブラーバによる掃除の仕組みは、ルンバに比べると、さほど知られていません。

 そのため、はじめに、簡単に紹介します。


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 後ほど詳しく見るように、従来型のブラーバ(300シリーズ)は、4種類あります。

 しかし、どの機種も搭載される人工知能の能力や掃除の仕組みは同じです。

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 ブラーバ「売り」は、現在位置の情報を取得して、「磨き残し」をなくす機能です。これは、「ノーススター」ナビゲーションシステムと呼ばれます。

 写真のような黒色の「ノーススター」との位置関係から、ブラーバが現在地を把握するという仕組みです。

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 ブラーバは、ノーススター(北極星)の周りを図のように掃除します。説明書によると、だいたい7メートルの円が有効範囲です。

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 ノーススターは、本体に1個付属します。

 しかし、別売りで最大2個まで設置することができます。その場合、一度に掃除できる範囲が2倍に広がります。増設用のノーススターの価格は、このくらいです。

 ノーススターは、部屋の中央付近のテーブルの上などに置きます。

 ちなみに、ノーススターの受信範囲外でも、部屋の存在を認識すればブラーバは掃除してくれます。ただし、この場合、壁際な机の下などの細かい範囲は認識できなくなります

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 ブラーバの軌道は、縦横無尽に動くルンバと異なり、一方向に順に掃除していくシステムが取られます(から拭きの場合)。ぞうきん掛けと同じで、拭き跡はこういう動きの方が自然ですね。

 一方、水拭きの場合は、人間が行う「ぞうきん掛け」の用に、短距離を行ったり戻ったりして「ゴシゴシ」拭いてくれます。

 対応する床面は、フローリングやタイル、クッションフロアなど、「ぞうきんがけができる」場所なら問題ありません。

 運転音は、ルンバと異なりほぼ音がしません。使いながら昼寝ができるレベルです。

 電気代も、1時間で0.5円ほどと経済的です。

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 部屋の段差は、ブラーバは、高さ約3mm以下の床の敷居や段差までならば、乗り越えられます。

 したがって、良くあるタイプの写真のドアレールは乗り越えます。

 ただ、ルンバに比べると段差対応能力は弱く、和室の敷居は乗り越えられません。その場合、「壁」であると認識して、越えずに引き返します。

 センサーは、段差センサーが付いており、玄関などで下に落ちてしまわないようになっています。

 掃除後の駆動は、ルンバのように、自動で掃除開始地点に戻る仕様です。

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 本体のサイズはルンバよりも小さいです。

 また、8センチまでの隙間なら入り込んで掃除をします。拙宅でもルンバが入れないような隙間にも入って掃除をしてくれました。大きいゴミをルンバで回収した後、仕上げをブラーバに任しています。

現行のブラーバのラインナップ

 ここからは、ブラーバ(300シリーズ)の4製品の機能面の違いについて解説します。

 先ほど書いたように、人工知能や掃除の能力はどれも同じです。それぞれの機種で異なるのは、付属品と保証内容です。


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 【2019年】

 1・iRobot Braava 390j B390060
  ¥ 43,860 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 【2015年】

 2・iRobot Braava 380J B380065
  ¥ 38
,500 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

走行方式:ノーススター制御式
稼働範囲:ウェット20畳/ドライ56畳
バッテリー充電時間:2時間
市販ウェットシート:対応
段差:3mmまで
センサー:ノーススター・段差
サイズ:幅244×奥行き216×高さ79mm

 Braava 390j は、日本で発売されている最も一般的な「ブラーバ」です。

 旧モデルが残っていますが、新旧で機能差はありません。

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 1・Braava jet 床用洗剤
  ¥ 950 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 新しく発売された床用洗剤の「お試し版」が、新機種に付属する程度です。

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 付属品は、上図のような構成です。

 クロスは、から拭き用のドライクロスと、水拭き用のウェットクロスが1枚ずつ付属です。

 クロスについては、後ほど別に詳しく説明しますが、洗濯可能で、繰り返し利用できます。

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 充電台は、専用設計で、約2時間でフル充電されます。

 稼働時間は、ドライモードで4時間、ウェットモードで2.5時間となります。

 なお、ルンバのように、自動的に充電台に戻って充電が始まる仕様ではありません。ぞうきんの処理をしないといけないので、当たり前でしょうけれども

 稼働可能な面積は、ドライモード:約56畳(最大約112畳) ウェットモード最大約20畳となります。日本の家屋では十分すぎるスペックです。

 保証1年間になります。


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 【2015年】

 3・アイロボット iRobot Braava 371j
  ¥30,900 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 Braava 371j は、日本向けの「お買得」モデルです。

 先行発売した380j が高額であるため、その「格安版」として、後から追加発売された製品です。

 クロスは、こちらは、洗濯可能な専用ぞうきん(ドライ・ウェット)が2枚ずつ付いており、1枚ずつ付属しているだけの上位機よりもお買得です。 

 充電台は、縦置きできる急速充電スタンドが付属しないため、充電は、ACアダプタに直接つなげて行う必要があります。また、充電時間は4時間かかります。

 稼働可能な面積は、ドライモード:約56畳(最大約112畳) ウェットモード最大約20畳となります。

 この点は上位機と同じです。

 充電時間については、ブラーバは、一度充電すれば2.5時間連続稼働できるため問題ないでしょう。

 しかし、スッキリと縦置きできるという点を考慮に入れれば、上位機種のほうが魅力的です。


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 【2013年】

 4・アイロボット iRobot Braava 380t
  ¥33,899 Amazon.co.jp
(12/26執筆時

 Braava 380t は、アメリカ版のブラーバ380tです。日本に並行輸入されています。

 付属品は、(洗剤が属しないだけで)日本版のBraava 390j とほぼ同様です。

 クロスなども同じように付属します。

 ただ、日本版にない機能として、クイッククリーンモードが搭載されます。

 これは、部屋の隅は構わずに、オープンスペースだけを掃除させることで、掃除の時間短縮を図るモードです。

 その他の性能は同様ですが、注意点があります。並行輸入版なので、国内の修理は受けていない点です。

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 アイロボット社のサイトでも修理を受け付けない旨が明言されています。 また、並行輸入版は、法律上日本で使う電化製品に必要なPSEマークがないものがあります。

3・クイックルワイパーの利用

 先ほど書いたように、ブラーバは、から拭き水拭きに対応します。

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 付属する洗濯可能なドライクロスウェットクロスを本体に装着して、使うことになります。

1・ドライシートの場合

 第1に、から拭きについては、上図の白い方の布製クロスをつけて掃除します。

 ただ、布製クロスを利用する場合、一回ごとの洗濯が必要で面倒くさいです。

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 しかし、実験したところ、クイックルワイパースコッチブライトなど、市販のフロアモップ用のドライシートがそのまま使えました

 掃除した後のモップを見ると、髪の毛や細かいゴミなどのもきちっと取っていて優秀です。

 色々試しましたが、立体感(ふくらみ)のあるシートのほどゴミは良く取れます。100円均一などにある薄いシートはあまり向かない感じです。なお、Atlasは、立体感のあるスコッチブライトのドライシートを使っています。

2・ウェットシートの場合

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 第2に、水拭きについては、ブラーバ300シリーズの場合、シートの下のタンクに水道水を入れて使います。

 一度給水すれば、20畳ほどまで給水無しで掃除が可能です。

 こちらの場合も、ウェットクロスのお手入れ(洗濯)を面倒に感じる方がいるかもしれません。また、水拭きだと、皮脂汚れまで取れるか心配な方もおられるでしょう。

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 「皮脂汚れや埃に強い市販のクリーナーシートを使いたいという希望に、ブラーバは答えてくれるのでしょうか?

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 実験してみました。結論的に言えば、ウェットタイプのブラーバのヘッドに問題なく装着可能でした。

 掃除も人間の力でモップをかけるような重量感はないですが、それなりにきっちりとやってくれています。

 モップは単に粘着テープにひっつけるだけなので、本体が傷んで壊れる心配もまずありません。

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 20分くらい利用した後のクリーナーシートの写真です。かなり汚い(良く汚れを取ってくれている)ことが分かります。水道水タンクの水を併用すれば、シート交換なしで掃除を終わらせてくれます。

 一方、ウェットタイプのクイックルワイパーは立体感がドライタイプよりも乏しいこともあり、水拭きについては、付属する洗濯可能なウェットシートのほうが優秀です。Atlasは、上記のクイックルワイパーの立体シートを使っています。

 いずれにしても、「人間のやる拭き掃除の補助」として、2回に1回をブラーバに任せる、という感じならば、Atlasはこれでも十分だと思います。

3・ワックスシートの場合

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 第2に、ワックスシートです。

 かなり「無茶ぶり」っぽい使い方ですが、一応実験しました。装着は可能です。

 ただし、ワックス液を水道水用のケースに入れて使うのは(水ケースとヘッドをつなぐパーツ部がかたまるため)無理です。

 また、シートだけで利用する場合も、あまり綺麗にワックス掛けをするのは現行水準では無理でした。

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 ワックス掛けについては、ブラーバの水拭きお掃除が終わった後に、フロアモップでやったほうが仕上がりが格段に良いでしょう。

 「じゃあ、ワックス用途にブラーバを買う意味が無いのでは?」と思いますが、ワックスを掛ける前のプレクリーンをブラーバに任せられるは、手間が半減するメリットがあります。

4・ブラーバとブラーバジェットとの違い

 最後に、2016年に登場した、「もうひとつのブラーバ」である「ブラーバジェット」を紹介します。

 どちらを買うか、迷っている方も多いと思います。

 しかし、利用目的が違うので、「ブラーバジェット」と「ブラーバ」を同じ製品と考えない方が良いでしょう。


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 【2019年】

 5・iRobot ブラーバジェット 250 B250060
  ¥30,000 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 【2016年】

 6・iRobot ブラーバジェット 240 B240060
  ¥27,091 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

走行方式:ランダム走行
稼働範囲:ウェット15畳/ドライ15畳
バッテリー充電時間:2時間
市販ウェットシート:非対応
段差:
センサー:落下防止センサー
サイズ:幅178×奥行き170×高さ84mm

 ブラーバジェット 250は、アイロボットが販売するもう一つの床拭き掃除機です。

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 1・Braava jet 床用洗剤
  ¥ 950 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 新旧両機種ありますが、先ほどのブラーバ同様、専用洗剤の「お試し版」の洗剤の有無だけで、性能は同じです。 


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 この機種の掃除法は、から拭きもできますが、基本的には「水拭き専門」といえます。

 ワイパーに水を含める通常のブラーバと異なり、こちらの製品は霧を前方に噴射し、それを専用クロスで拭いていくという仕組みです。

 従来型のブラーバ(300シリーズ)も、食べこぼしやベタ付きを吹くことができます。しかし、ブラーバジェットの方式のほうがより強力に落とせます。

 心配なのは、家具などを濡らすことですが、障害物検知機能によりそういったことは未然に防ぐ仕組みです。

 なお、この機種については、以下で説明する3つの掃除モードが選択できます。

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 第1に、ウェットモップモードです。

 こちらは、細かく左右に振動しながら、同じ箇所を往復し、繰り返し3回拭くことで、丁寧に拭くことができるモードです。

 ブラーバジェット 純正 交換用パッド 10枚
  ¥833 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 利用するパッドは、最初に付属する洗濯可能なクリーニングパッドでも、洗えば繰り返し掃除することが可能です。

 しかし、専用の使い捨てウェットモップパッドを購入すれば、クイックルワイパーなどのように、使い捨てることも可能です。


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 第2に、ダンスウィープモードです。

 こちらは、2度しか往復しませんが、その代わり速く掃除ができるモードです日常の水拭きに向いた走行方法ですね。

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  Braava Jet R 湿式 スイーピングパッド 10枚
  ¥848 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 利用するパッドは、付属する洗濯可能なクリーニングパッドか、上記のオレンジ色の使い捨てよう専用パッドが使えます。ぞうきん類の洗濯に抵抗がある方には向いています。

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  Braava Jet ドライ スイーピングパッド 10枚
  ¥950 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 第3に、ドライスウィープモードです。

 、いわゆる「から拭き」をするためのものです。水拭きする必要がない時にはこちらを使います。

 利用するパッドは、こちらも、付属の洗濯可能なクリーニングパッドか、上記の専用の使い捨てスイーピングパッドを利用することができます。

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 なお、使い捨てモップは、いずれも使用後に手を触れずに取り外せます。多少潔癖過ぎる気もしますけれども。

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 市販の使い捨てシートは、ブラーバジェットの注意点です。

 なぜなら、構造上、市販品を付けられない仕様だからです。

 先述の専用使い捨てパッドを使うしかないのですが、相当割高です。

 ブラーバは市販品を使えるため、ブラーバジェットとの最も大きな違いと言えるかもしれません。

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 ウォッシャブル ウェットモッピングパッド 2枚
  ¥3,480 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 なお、洗濯可能なクリーニングパッドを複数用意したい場合は、別売りで売られています。


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 ブラーバの軌道は、ランダム走行式をとります。

 こちらは、ノーススターを使った検知には非対応です。

 ルンバの下位機と同じようにiAdapt2.0という人工知能で、部屋情報を記憶しながら、ランダムに動く方式です。

 そ複雑な家具配置の部屋などは、拭き掃除の効率性とムラという点ではブラーバに劣ります。

 部屋の段差は、段差検知するセンサーがあるので、玄関などに落下することは滅多にありません。

 ただ、仕組み上、ブラーバほど段差は乗り越えられないため、部屋の間にレールがある場合などは注意が必要です。

 掃除後の駆動は、ただ、掃除後に自動で開始位置に戻る仕様ではあります。

 充電は、バッテリーを取り外して、家庭のコンセントで行います。2時間で満充電です。

 稼働可能な面積は、一方、ブラーバジェットはやや狭めで、ドライモード15畳・ウェットモード15畳となります。

 タンクサイズのほか、位置情報は把握できないランダム走行式である点も影響しています。

 充電時間は、2時間です。

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 以上、ブブラーバジェット250の紹介でした。

 発売元のiRobot社が、ブラーバとブラーバジェットをどのように買い分けて欲しいかのコンセプトが分かりにくいので、どちらを買うか迷う人が多そうです。

 ただ、ブラーバ300は、から拭き56畳・水拭き20畳まで、ブラーバジェットは、から拭き15畳・水拭き12畳までという対応面積であることをふまえると、多少、違いが分かってきます。

 つまり、「人間の代わりに」汚れやすいキッチンなど1カ所の部屋を念入りに掃除して欲しいのならば、ブラーバジェットを使うべきで、「人間の掃除の補助的に」、複数の部屋の掃除をやって欲しいのならば、従来のブラーバが向いています。 

 違った視点から言えば、「から拭きメイン+たまの水拭き」ならば、ブラーバが、「水拭きメイン」ならば、ブラーバジェットが良いと思います。


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 【2019年】

 7・iRobot ブラーバジェット m6 m613860
  ¥76,860 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

走行方式:マッピング方式
稼働範囲:ウェット60畳/ドライ60畳
バッテリー充電時間:3時間
市販ウェットシート:非対応
段差:
センサー:カメラセンサー
サイズ:幅270×奥行き252×高さ90mm

 ブラーバジェット m6 は、2019年に追加販売された、ブラーバジェット250の上位機です。

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 この機種の掃除法は、下位機種のブラーバジェットと同じで、霧を前方に噴射し、それを専用クロスで拭いていくという仕組みです。

 から拭きも、同様に対応できます。

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 ローランの軌道は、下位機種とは異なり、マッピング方式を採用します。

 本体にカメラを搭載しており、それを利用して、部屋の間取りを正確に把握できます。10万円以上の(掃除機タイプの)「お掃除ロボット」に搭載される機能ですが、床拭き用として初めて搭載です。

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 AIが部屋の間取りを記憶し、自主的に掃除するので、掃除効率が格段にアップしています。

 これにより、「ブラーバジェット250」ランダム走行式はもちろん、「ブラーバ」のノーススター式より、位置把握力がアップしています。

 先述のように、ノーススター式は、電波到達範囲から離れると「ブラーバが場所を把握できない」難点がありました。

 しかし、マッピング方式は、電波を受信する必要がないため、どこでも自分の位置を把握できるわけです。

 部屋の段差は、一方、この機種も乗り越えられるという記載がありません。

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 掃除後の駆動は、この機種は、自動で充電ベースに戻る仕様です。

 本体のサイズは、一方で、幅270×奥行き252×高さ90mmですから、ブラーバジェット250より大型です。

 さほど、コンパクトには収納できない機種です。

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 クロスは、こちらは、洗濯可能な専用ぞうきん(ドライ・ウェット)が付属です。

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 4634175 ウェットパッド(7枚)
 4632820 ドライパッド(7枚)
  ¥940 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 そのほか、下位機種と同じで、別売の使い捨てパッドが用意されます。一方、市販のウェットシートなどは、ブラーバジェット250と同じで、非対応です。

 稼働可能な面積は、ドライモード60畳・ウェットモード60畳となります。

 本体の大型化によるバッテリー量の増加もありますが、マッピング方式で走行が効率化できたことが大きいでしょう。

 充電時間は、3時間です。

 保証1年間になります。

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 以上、ブラーバジェット m6の紹介でした。

 他社の競合機を見ても、マッピング方式で完全に場所を把握できるのはこの機種だけです。

 拭き掃除を徹底してやってもらいたい場合、選択肢となります。ただ、引き続き、市販の使い捨てシートが使えない点、純正のシートがかなり高い点で、本体価格のほか、ランニングコストに課題があります。

5・ローランなど他社機の特徴

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 最後に、後発となる、パナソニックのローランなどの「床拭き掃除ロボット」を紹介します。


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 【2019年1月】

 8・パナソニック ローラン MC-RM10-W
  ¥36,727 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

走行方式:ランダム走行式
稼働範囲:ウェット20畳/ドライ20畳
バッテリー充電時間:2.5時間
市販ウェットシート:対応
段差:0.5cmまで
センサー:赤外線・落下防止・接触センサー
サイズ:幅240×奥行き243×高さ80mm

 床拭きロボット掃除機 Rollanは、パナソニックが2019年に展開した新しいお掃除ロボットです。

 (ライバル不在のため)ルンバが日本で発売されてから5年以上、新機種への更新がなかったこの掃除機分野ですが、ライバル登場で活性化してくるかもしれません。

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 ローランの軌道は、ブラーバ同様に、コの字型に端から吹いていくシステムです。

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 一方、ローランは、回転式ローラーを装備し、モップを時間単位で回して掃除する点に特色があり、常に綺麗な状態で床掃除ができる部分が、ブラーバとの違いです。

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 常にウェットで利用するため、180mlの水タンクを装備します。

 8カ所の噴水口から水を出しつつ、ローラーが拭き取っていく形式です。とはいえ、ブラーバジェットのように水を霧吹きのように床に吹き付ける形式ではないので、ブラーバとブラーバジェットの中間的な仕様です。

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 ちなみに、復習しておけば、ブラーバは、導水キャップからモップに水を自然に浸透させる形式でした。それに比べると、床面に対する洗浄力はローランのが高そうです。

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 センサーは、赤外線センサー・落下防止センサー・バンパーセンサー(触覚センサー)が付属します。

 ローランの場合、ブラーバと違ってノーススターが付属しないため、正確な位置の把握は不可能です。

 ただ、ブラーバの持つセンサー二加えて、障害物を検知する赤外線センサーを装備し、諸データをAIが考えながら掃除をしていくため、取り残しは少ないでしょう。

 総センサー数が多いので、おそらくブラーバより落下しにくいでしょう。

 Atlas家のブラーバは、(10センチ未満の段差がある)玄関でよく落下するので、この点が充実するのは、ローランの良さそうな部分です。

 これらは、このブログの【ロボット掃除機の比較記事】で紹介したパナソニックのルーロの技術を利用したものでしょう。

 対応する床面は、ブラーバと変わりません。手で「ぞうきんがけができる」場所なら問題ありません。

 運転音は、掃除機と異なり吸気・排気のない形状なので、問題ありません。

 電気代も、ブラーバと変わりません。

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 部屋の段差は、0.5cm以上が不可という案内です。

 この場合、障害物センサー(バンパーセンサー)が働き、引き返します。

 ブラーバは、3mm以下でしたので、誤差の範囲とは言え、対応幅はこちらが広いです。 

 掃除後の駆動は、ルンバのように、自動で掃除開始地点に戻る仕様です。

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 本体のサイズは、ブラーバが22cm×25cmだったのに対して、ローランは、24×24.3cmとなります。

 したがって、入れる隙間についてはほとんど同じで、(余裕を勘案し)実空間として35cm以下まで対応します。

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 付属品は、上図のような構成です。

 クロスは、ブラーバと異なり、ウェット/ドライ兼用で1枚付属です。洗って繰り返し使えます。上手の黄色のものです。 

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 クロスの装着は、回転式を採用するため、ブラーバに比べると、面倒です。ローラー部分を引き外し、シートを巻きつけて戻す必要があります。

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 また、モップが本体内に内蔵される形式のため、利用後にモップローラー自体の手入れも必要となります。

 ぞうきんの清潔面を保てるメリット性は、利用前と利用後の手入れに一手間を要求する部分がネックでしょう。

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 一方、パナソニックは、クイックルワイパーを「公式的に」利用できることを表明しています。

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 パナソニック曰く、「使ったらすてるだけ。 市販シートも使えてラクラク」とあります。

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 たしかに、クイックルワイパーを利用する場合、ボタン1つでシートを自動挿入でき、捨てるときも同様に自動なので、利便性は高そうです。

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 ただ、より正確に言えば、クイックルワイパーを利用する「シートモード」で利用したい場合も、事前にモップローラを外して、付属のシート専用パッドを取り付ける手間が生じます。

 シートを使いたいのは「時短」を期待しての方が多いという点から言えば、正直この機能は不要に思えます。

 シート専用パッドは、「ニオイが気になったとき」だけ洗えばよいですが、(蒸れるので)付けっぱなしはできない仕様です。

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 充電台は、未付属で、プラグで充電する仕様です。2.5時間でフル充電です。

 ブラーバの場合、端子の接触不良が多かったので、個人的にはこの方式で良いと思います。バッテリーは、パナソニックながら、リチウムではなく、(ブラーバ同様の)ニッケル水素電池ですね。

 稼働可能な面積は、ドライモード:約20畳:ウェットモード最大約20畳となります。

 保証1年間になります。

---

 以上、パナソニックのローランの紹介でした。おそらく、ブラーバがライバル機です。

 比較した場合、利用前・利用後の準備期間の手軽さでは、ブラーバのほうが楽です。「ちょっと拭き掃除して欲しい」レベルならば、ブラーバが良いと思います。

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 とくに、クイックルワイパーを利用して手軽に掃除したい場合は、ローランは手間がかかり向かないので、そちらの方が良いでしょう。

 しかし、ローランは、8つの噴水口をもち、ローラー式のぞうきんを採用するため、拭く能力(強さ)だけで言えば、こちらのほうがレベルがかなり高いです。

 その点で言えば、完全に屋内の拭き掃除をロボット任せにする場合は、力強く拭けるこちらが良いです。

 走行位置情報は、カメラもノーススターもないので、ブラーバ系に及ばない部分があります。

 ただ、同価格帯のブラーバの場合、ノーススターは、センサーの有効範囲が狭いという弱点もあります。

 そのため、赤外線センサーを搭載し、ある程度ランダム走行に精度をだせるパナソニックも、さほど見劣りしないと言えます。

 一方、「ブラーバジェット250」と比べると、水拭きの徹底度はやや負けるでしょう。ただ、ブラーバジェットは「やや乱暴」な部分があるので、丁寧に掃除したい場合、ローランは魅力です。


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 【2019年3月】

 9・レイコップ ミズロボ RMR-100
  ¥32,780 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

走行方式:ランダム走行式
稼働範囲:30畳
バッテリー充電時間:2.5時間
市販ウェットシート:非対応
段差:
センサー:赤外線・落下防止・照度センサー
サイズ:幅371×奥行き203×高さ110mm

 水拭きロボットクリーナー・ミズロボ は、レイコップが2019年に発売したぞうきん掛けロボットです。

 同社は、【ふとん掃除機の比較記事】でも紹介しましたが、ダニ対策関係の家電に力を入れる企業で、その一環として、こちらも展開しました。

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 ミズロボの軌道は、ランダム走行式ですが、円弧を描きつつ部屋を端からぞうきん掛けしていくという軌道です。

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 ただし、モード選択によっては、ブラーバのようなY字で丁寧に拭く動きも再現できます。

 センサーは、赤外線センサー・落下防止センサー・明るさセンサーが付属します。

 ローランと同様、ノーススターを持たないので、ミズロボは、自分の位置を把握しません

 したがって、自動モード運転は、センサーで部屋の隅を記憶して掃除を進める、単純な方式です。

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 一方、面白いのは、下部に2つの回転モップが付属する構造です。

 モーターの力のほか、2.1kgの本体の荷重を利用して「ゴシゴシ」と拭いていきます。ローラン同様に、「力を入れて拭く」を再現する仕組みです。モーターを高速に回転させる「ターボモード」も付属です。

 そのほか、から拭きさせることも可能です。

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 水タンクは、モップ自体に内包されます。したがって、都度2つのモップキットに水を差す方式です。

 バッテリーは、一回の稼働で、50分×2の稼働時間ですが、水タンクの再注入は必要でしょう。

 「水なしお知らせ」のようなものはありません。

 対応する床面は、ブラーバと変わりません。手で「ぞうきんがけができる」場所なら問題ありません。

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 運転音は、一方、回転モーターをそうびするため、42デシベルと、ブラーバに較べると音がします。

 ただ、図書館レベルの騒音なので、普通のロボット掃除機に較べれば、だいぶ静かです。

 部屋の段差は、案内がありません。

 ただ、仕組み上、段差がある場所は不可でしょう。

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 掃除後の駆動は、センサー運転ではないため、必ずしも、起動した位置には戻らない仕様です。

 そのため、ミズロボが、暗い場所で終了しないため「明るさセンサー」が付属します。

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 本体のサイズは、:幅371×奥行き203×高さ110mmです。

 多少幅があります。

 また、背の高さが11cmなので、他機に較べると、すき間対応力はわずかに劣るでしょう。

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 付属品は、繰り返し洗って使えるモップと、リモコンです。

 稼働可能な面積は、最大約30畳となります。

 電池的には60畳分あるのですが、自動モードで、AIが「空間認識」できる範囲が30畳に限られるということです。

 保証1年間になります。ただし、メーカーに登録した場合、2年に延長されます。

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 以上、水拭きロボットクリーナー・ミズロボ の紹介でした。

 Panasonicのローランと同じく「ゴシゴシ拭きたい」方におすすめできる製品です。その上で、回転式のため、掃除も早いでしょう(1秒間20cm)。

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 一方、使い捨てシートが対応しない点、円弧を描いて拭くため、拭き跡がぞうきん掛けとは異なる点、すき間対応力が多少弱い点は、気になる部分です。


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 【2018年】

 10・エコバックス DEEBOT OZMO Slim10 DK3G
  ¥23,980 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 11・エコバックス DEEBOT OZMO Slim11
  ¥24,000 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 12・エコバックス DEEBOT OZMO Slim15
  ¥27,800 楽天市場 (3/11執筆時)

走行方式:ランダム走行式
稼働範囲:(100分)
バッテリー充電時間:2.5時間
市販ウェットシート:非対応
段差:1.3cmまで
センサー:赤外線・落下防止・照度センサー
サイズ:幅310×奥行き310×高さ57mm

 DEEBOT OZMOは、中国のエコバックスが販売するお掃除ロボットです。

 世界市場を席巻しつつある新興ロボット掃除機メーカーで、世界にシェアを広げています。

 3機種ありますが、違いは色と消耗品の数だけです。基本的に Slim10で問題ありません。

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 このブログの【ロボット掃除機の比較記事】では、ゴミの吸引機構がある掃除機を何台か紹介しました。

 実は、これらの機種も、基本的にはそれらと同じで、ゴミの吸引機構をもちその機能がメインとなります。

 その側面で言えば、センサーは、落下防止センサー赤外線センサーのほか、レーザーセンサーが搭載であり、(カメラを内蔵する10万円前後の高級ロボットを除けば)性能が期待できる機種です。

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 その上で、これらの機種には、OZMOモップシステムという、水タンクを利用したモップを搭載するため、水ふきも同時に行えるという「ハイブリット性」が特徴となります。

 下面にモッププレートを据え付けて利用します。洗って繰り返し利用できる仕様です。

 なお、滴下する水量は、スマホアプリで調整できます。

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 ディーボットの軌道は、複数から選べますが、基本的に縦横無尽に走り回るランダム走行式です。

 これは、掃除機としては良いのですが、拭き掃除の場合に効率が良いかはやや微妙な部分があります。

 対応する床面は、モップについてブラーバと変わりません。

 運転音は、一方、モップだけの単独運転はできないため、相当うるさい64デシベルです。

 部屋の段差は、1.3cmまで対応です。

 これは、床拭きロボットとしては、他社機より優れます。一方、掃除機としては、他社よりイマイチなスペックです。

 また、床拭き機能を利用する場合、乗り越えて水ふきして欲しくない部分(カーペットや畳)まで侵入してしまうという点は気をつける必要がありそうです。

 掃除後の駆動は、こちらも、自動で掃除開始地点に戻る仕様です。

 付属品は、廉価機種でも、クリーニングモップが2つ付属しますし、問題ありません。

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 クロスは、ブラーバと異なり、ウェット/ドライ兼用で1枚付属です。洗って繰り返し使えます。上手の黄色のものです。 

 ただし、構造上、市販のクイックルワイパーなどは利用できないです。

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 なお、モップパッドの部分は消耗品ですが、【互換品モップパッド】がかなり安くあるため、コストはさほど問題にならないと思います。ちなみに、純正品は、50回洗うまで利用できるとのことです。

 充電台は付属で、4時間でフル充電です。

 稼働可能な面積は、基準として示されません。ただ、バッテリーの稼働時間としては100分です。

 保証1年間になります。

---

 以上、DEEBOT OZMOの紹介でした。

 掃除機と床拭きのハイブリッド性が「売り」な機種です。

 予算が限られている中で両方試したい方には選択肢となるでしょう。ただ、どちらかと言えば、「拭き掃除の部分はオマケ」です。

 先述のように、ハイブリッド化することによるデメリットもありますので、選ぶ場合は、この部分は納得して買う必要があります。

−−−

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 【2019年】【レーザースキャン式】

 13・エコバックス DEEBOT OZMO 950 DX9G
  ¥5,8268 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

走行方式:レーザースキャン走行式
稼働範囲:30畳
バッテリー充電時間:2.5時間
市販ウェットシート:非対応
段差:1.3cmまで
センサー:赤外線・落下防止・照度センサー
サイズ:幅310×奥行き310×高さ57mm

 DEEBOT OZMO 950 DX9Gは、エコバックスのOZMOシリーズのハイエンド機です。

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 これらの機種も、下位機種同様に、OZMOモップシステムを装備します。

 拭き掃除の部分は、下位機種と基本的に同じ仕組みです。

 異なるのは、「掃除機」の部分です。

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 ディーボット960の軌道は、レーザースキャン走行式を取り入れます。

 カメラを使わない形ですが、マッピング走行式の一種です。

 壁などの間取りの把握力が高いので、、位置把握能力が高い製品です。

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 間取りをしっかり学習し、スマホで確認できる点は、アイロボット社の上位機と同等です。割と規則正しいルート走行をする製品です。

 ただ、この辺の技術は、「掃除機」としてのものなので、詳しい説明は、このブログの【ロボット掃除機の比較記事】で解説しています

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 【2018年】【レーザースキャン式】

 14・エコバックス DEEBOT OZMO 930
  ¥52,600 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 【2018年】【ランダム走行式式】

 15・エコバックス DEEBOT OZMO 610
  ¥31,035 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 なお、下位機種として、OZMO 930が併売されます。

  950 DX9Gと比較すると、吸引力を一時的に「オーバーブースト」するMAX+モードがない機種です。

 一般的な吸引力も、新機種は、新型のブラシレスモーターを採用することから、20%ほどパワーが下回ります。

 また、 OZMO 610については、さらに、走行方式が、下位機種同様のランダム走行式となる点が異なります。


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 【2019年】

 16・ANKER Eufy RoboVac L70 Hybrid
  ¥54,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

走行方式:レーザースキャン走行式
稼働範囲:(150分)
バッテリー充電時間:6時間
市販ウェットシート:非対応
段差:1.3cmまで
センサー:赤外線・落下防止・床面センサー
サイズ:幅355×奥行き355×高さ105mm

 Eufy RoboVac L70は、米国のAnkerが販売する製品です。

 同社はバッテリーメーカーですが、同じく電池を利用するという点で同じなロボット掃除機にも、参入しています。

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 この製品についても、エコバックス同様に、ゴミの吸引機構をもち、その機能がメインとなります。

 スマホにも対応し、位置情報が把握できます。

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 センサーは、落下防止センサー赤外線センサーレーザーセンサー・床面センサー搭載です。

 床面センサーは、じゅうたんなどを検知した場合、自動で出力を上げる機構です。BoostIQと呼んでいます。

 EUFYの軌道は、レーザースキャン走行式です。

 カメラを介さない形ですが、ロボットが地図的に位置を把握する点で、エコバックスの最上位機に相当する能力です。

 部屋の段差は、1.5cmまで対応です。

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 その上で、モッピングモードを利用できます。

 エコバックスと方式は同じで、内蔵される水タンクの水が、モッピングクロスに滴下する方式です。

 一方、大きな違いは、吸引とモップ掛けを同時にするのではなく、モッピングクロス(モジュール)を挿入し、取り付けた際にだけ「床拭きロボット」になる点です。

 その場合も、同時に吸引はしないので、エコバックスとは異なります。。

 対応する床面は、モップについてブラーバと変わりません。

 運転音は、非公開です。

 掃除後の駆動は、こちらも、自動で掃除開始地点に戻る仕様です。


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 Eufy RoboVac L70 Hybrid 交換用パーツキット
  ¥3,499 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 付属品は、モップモジュールなどの予備付属しない仕様です。

 ただ、消耗品キットは他社に比べても安いです。

 クロスは、洗って繰り返し使えます。 

 ただし、構造上、市販のクイックルワイパーなどは利用できないです。

 充電台は付属で、6時間でフル充電です。

 時間はかかります。

 稼働可能な面積は、基準として示されません。ただ、バッテリーの稼働時間としては150分です。

 やはり、アンカーはこの部分は強みです。

 保証18ヶ月になります。

---

 以上、Eufy RoboVac L70の紹介でした。

 レーザースキャン式の格安機として、エコバックスの上位機のライバルでしょう。

 また、拭き掃除と、吸引掃除を分けて考えられる構造なので、たとえば「拭き掃除はたまに」など、日常的に使い分ける場合は、割と良い選択肢でしょう。

 ただし、掃除機の専業メーカーではないため、吸引機構の完成度は多少劣り、その分をバッテリーパワーで補っているような感じではあります。

ーーー

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 【2019年】

 17・ANKER Eufy RoboVac G10 Hybrid
  ¥26,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

走行方式:ルート走行式
稼働範囲:(80分)
バッテリー充電時間:6時間
市販ウェットシート:非対応
段差:1.3cmまで
センサー:赤外線・落下防止センサー
サイズ:幅355×奥行き355×高さ105mm

 なお、Eufy RoboVac G10 Hybridという、同じくハイブリッドタイプの下位機種がでました。

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 格安ですが、レーザーセンサーを採用しないため、完全には自分の位置を把握しない製品です。

 それでも、赤外線センサーを積むので、壁にはガツガツ当たりにくいですが、暗い場所だと、効きが悪いです。

 また、パワーも10%ほどEufy RoboVac L70より低く、掃除機としては上位機よりも能力が低いです。

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 一方、格安機では珍しく、ランダム走行ではなく、ルート走行式です。

 ジャイロと加速度センサーを利用して、同じ場所を通らないという触れ込みです。

 こうした機種は、以前他社からもあったのですが、位置を正確に把握できないタイプは、ランダム走行のほうがゴミを取りきりやすいのは確かです。

 おそらく、ふき掃除に最適化させる都合もあると感じます。

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 モッピングモードは、ただし、上位機と同じく内蔵される水タンクの水が、モッピングクロスに滴下する方式です。

 その他の部分は、持続時間の部分以外、基本的に上位機の仕様と同じです。

後編記事に続く
床拭きロボットのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、ぞうきん掛けに対応する床拭きロボット掃除機について書いてみました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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1・水拭きの性能  ★★★★★
2・から拭きの性能 ★★★★★
3・センサー精度  ★★★★★
4・すき間対応力  ★★★★★
5・市販シート利用 ★★★★★
6・使いやすさ   ★★★★★
7・総合評価    ★★★★★

 次回の後編記事(こちら)では、今回紹介した全機種から、Atlasの最終的なおすすめ機種を、目的別・用途別に、数点提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

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posted by Atlas at 15:58 | 掃除機・掃除用品

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