Top Mac関連機器 比較2025’ 最新iPad, iPad AirとPro全機の性能とおすすめ・選び方: iPad miniも対応 (1)

2025年04月23日

比較2025’ 最新iPad, iPad AirとPro全機の性能とおすすめ・選び方: iPad miniも対応 (1)

【今回レビューする内容】2025年 新型iPad iPad Pro iPad mini iPad Airの性能とおすすめ・選び方: Wi-Fiモデル・Wi-Fi + Cellularモデル:機能の違いと性能ランキング

【比較する主な製品】Apple iPad 11インチ (A16) Wi-Fi 128GB 2025年春モデル・Apple iPad Air 11インチ (M3) Wi-Fi 128GB 2025年春モデル・Apple iPad Air 13インチ (M3) Wi-Fi 128GB 2025年春モデル・Apple iPad Pro 11インチ (M4) Wi-Fi 256GB 2024年春モデル・Apple iPad Pro 13インチ (M4) Wi-Fi 256GB 2024年春モデル・Apple iPad mini 8.3インチ (A17 Pro) Wi-Fi 128GB 2024年秋モデル ほか

今回のお題
最新モデルのiPadのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2025年4月現在、最新のAppleのiPad(iPad Pro・iPad Air・iPad mini)の比較です。

 重さやサイズの違いはもちろん、特に、CPU・GPUや、パネル品質の違いに注目して、皆さんの作業にとって最適なiPadをAtlas流に提案していきます。

 なお、執筆時の現行機は、全機種とも網羅しています。

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1・ 最新のiPadの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2: iPad〈10.2型・10.9型〉
  価格:5.8万円〜
 1-3:iPad Air〈11型・13型〉
  価格:9.8万円〜
2・ 最新のiPadの比較 (2)
 2-1:iPad Pro〈11型・13型〉
  価格:16万円〜
 2-2:iPad mini〈8.3型〉
  価格:8万円〜
3・ 最新のiPadの比較 (3)
 3-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、はじめに、iPadの「選び方の基本」を導入的に説明します。

 その後、各機種をシリーズごとに比較していくつもりです。

画面のみやすさ ★★★★★
処理速度    ★★★★★
軽量性     ★★★★★
ペンタブ対応  ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 その上で、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 よろしくお願いします。

ーー

1・Androidタブレットの比較
2・iPadの比較
3・iPhoneの比較
4・Amazon Fireタブレットの比較
5・Microsoft Surfaceの比較

 なお、今回は、このブログ「モノマニア」のタブレット・スマホ関係の比較記事の第2回目記事として書きました。

1-1・iPadの選び方の基本!


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 具体的な製品比較に入る前に「IPadの選び方の基本」を説明しておきます。

 現行のiPadは、全4シリーズの展開です。

 画面サイズの違いをふまえると全6種です。

 CPUやディスプレイ部分などの仕様は、同シリーズなら基本的に同じです。

 各製品の詳しい説明に先立って、ここでは、タブレット選びにおいては、特に「重要」といえる、プロセッサ(CPU・GPU・NPU)が、シリーズごとの違いを確認しておきます。

 なお、パネル、カメラ、センサーほか細かい性能も本編でしっかり違いを説明するので、安心してください。


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 2025年3月発売】

 【128GB】(〜最大512GB)

 1・iPad(A16) 第11世代 11インチ MD3Y4J/A
  ¥58,800〜 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

画面サイズ:11インチ
解像度:2,360 x 1,640 (264 ppi)
CPU:A16
バッテリー:10時間
ネットワーク:Wi-Fi6 Bluetooth5.0
カメラ:12M+12M
サイズ:長さ248.6 x 幅179.5 x 高さ7mm
重さ:477g 〜

 第1に、iPad 11型(第10世代)です。

 同社の入門機で、現行機では最も安いです。

 画面サイズは、11インチの1サイズです。

 コア数は、CPU5コアGPU4コアNPU8コアです。

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 CPUは、A16です。

 iPhoneで使われるCPUです。

 そちらだと23年登場のiPhone 15(A16 Bionic)同じ世代です。

 22年のiPhone 14 Proもこちらでしたので、最新世代から3年落ちです。

 ただしiPhone向けはCPUが6コアだったので、5コア(2.0GHz×5)となる本機は、それらと比べると、さらに10%ほど弱めです。

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 CPUスコアは、それでも、PassMarkのベンチで10000前後です。

 上表は、Atlasが「現行タブレットの快適度」の感覚指標をしめしたものです。

 2024年発売の旧iPad(A14)に比べても20%ほどスコアは上であり、スタンダード機としては、十分以上です。

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 GPUは、一方、注意点です。

 本機の水準だと、Apple AI(Apple Intelligence)による、ローカルファイルの分析に非対応だからです。

 メールや写真解析ほか、手持ちのファイルのAI運用がしたい場合、iPad Air以上が対応です。

---

 結論的にいえば、iPadは、(ノートPC代わりではなく)タブレットPCとして運用するならば、4-5年は問題ないといえる性能です。 

 ただ、AI利用を含めた、仕事用にガンガン使う場合は、物足りない水準です。


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 2025年3月発売】

 【128GB】(〜最大1TB)

 ・iPad Air(M3)11インチ MC9X4J/A
  ¥98,800〜 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

画面サイズ:11インチ
解像度:2,360x1,640 (264 ppi)
重さ:460g
サイズ:高さ247.6x幅178.5x厚さ 6.1mm

 15・iPad Air(M3)13インチ MC9X4J/A
  ¥128,800 + 1288pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

画面サイズ:13インチ
解像度:2,732x2,048 (264 ppi)
重さ:617g
サイズ:高さ280.6x幅214.9x厚さ 6.1mm

CPU:Apple M3 4GHz
バッテリー: 10時間
ネットワーク:Wi-Fi6E Bluetooth5.3
カメラ:12MP+12M

 第2に、iPad Air(M3)です。

 画面サイズは、11インチと13インチのモデルがあります。

 しかし、CPU部分の仕様は同じです。

 コア数は、CPU8コアGPU4コアNPU16コアです。

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 CPUは、Mac(パソコン用)と同じApple M3が採用です。

 世代で言えば、23年登場のM3なので、最新(M4)の1つ前です。

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 CPUスコアは、この世代だと、19000を超える水準です。

 CPUコア数はiPad(A16)と同じですがクロックの違いで、20%以上の良いです。


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 GPUは、さらに、iPadと差があります。

 詳しくは、本編で書きますが、iPad (A16)に対して、M3だと2倍以上の処理力です。

 この部分もあり、Apple AI(Apple Intelligence)に対応になります。

---

 結論的にいえば、iPad Airは、「仕事用」に、ノートPC並の処理力が要求される使い方でも、対応できる製品といえます。

 キーボードが(標準で)ないだけで、MacBook AiriMacの普及機と同じように使えると考えて良いです。

 その上でMacBook Airの半分以下の重さなので、仕事に物理キーボードが不要という方は、特に良さそうです。


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 【2024年5月発売】

 【256GB】(〜最大1TB)

 ・iPad Pro(M4)11インチ MVV83J/A
  ¥168,800〜 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

画面サイズ:11インチタンデムOLED
解像度:2,388 x 1,668 (264 ppi)
サイズ:高さ249.7 x 幅177.5 x 5.3mm
重さ:446g

 ・iPad Pro(M4)13インチ MVX23J/A
  ¥218,800 + 2188pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

画面サイズ:13インチタンデムOLED
解像度:2,752 x 2,064 (264 ppi)
サイズ:高さ281.6 x 幅215.5 x 5.1mm
重さ:582g

CPU:Apple M4 4.5GHz
バッテリー:10時間
ネットワーク::Wi-Fi6 E Bluetooth5.3
カメラ:12M+12M

 第3に、iPad Pro(M4)です。

 画面サイズは、11インチと13インチのモデルがあります。

 こちらも、CPU部分の性能は、画面サイズにかかわらず同じです。

 コア数は、CPUが9コア、GPUが10コア、NPUが16コアです。

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 CPUは、Apple M4が採用です。

 2024年登場の最新世代で、IPad Pro最初に使われた、同社の最新CPUです。

 コア数ほか、世代の違いで、特に、高性能コアのクロックが強化されました。

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 CPUスコアは、その関係で、22,000を超える水準です。

 iPad Airより15%ほどは処理力があると考えてください。

 2025年前半段階でのMacBook、iMacの普及機と同等のCPUであり、タブレットとしては「モンスター級」です。

 プロ向けと言って良いです。

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 GPUも、iPad Airと15%前後の差があります。

 なお、現行の技術水準だと、CPUの発熱の関係で、これ以上のスペックは望めないかと思います。

---

 結論的にいえば、iPad Proは、以前に比べても、「プロ向け」な仕様になっています。

 この水準を必要とする方は、限られるでしょう。

 ただ 本編で書くように、タンデムOLED採用で、映像の表示品質がとても良いため、底を重視する場合、一般ユーザーも選ぶ意味があります。

 とはいえ、近接視聴デバイスの娯楽用途で、そこまで上質を求める方も少ないかもしれませんが。


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 【2024年10月発売】

 【128GB】(〜最大512GB)

 ・iPad mini (A17 Pro) MXN63J/A
  ¥78,800〜 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

画面サイズ:8.3インチ
解像度:2,266 x 1,488 (326ppi)
CPU:A15 Pro
バッテリー:10時間
ネットワーク:Wi-Fi6E Bluetooth5.3
カメラ: 12M+12M
重さ:293g
サイズ:195.4 x 134.8 x 6.3mm

 第4に、iPad mini(A17 Pro)です。

 画面サイズは、画面が小さな8.3インチです。

 他機とすこし用途性が変わるラインです。

 コア数は、CPU6コアGPU5コアNPU16コアです。

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 CPUは、A17 Proが採用です。

 2024年のiPhone 15 Proと同世代のiPhone向けCPUです。

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 CPUスコアは、12,000前後です。

 iPad (A16)より若干優秀だが、iPad Airには及ばない水準です。

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 GPUは、スコア的には、4000前後は出せます。

 この部分で、本機も、Apple AI(Apple Intelligence)には対応です。

 逆に言えば、ビジネス用の筐体なので、対応させるために、A17 Proを採用してきたと言えます。

---

 結論的にいえば、本機は、小画面・軽量機が欲しい場合、PC並といえる処理力はないながら、Apple AIに対応できる点で、必要十分な性能があると言えます。

 表示品質やサイズ感などは、本編で詳しく説明しますが、「片手で持てる」といえる端末は、iPadでは本機ほどなので、寝転がってカジュアルに利用する場合、本機はおすすめです。

ーーー

 というわけで、iPadの「選び方の基本」の紹介でした。

 先ほども書いたように、ディスプレイ品質、カメラ、ネットワークなども、グレード間で、相当の違いがあります。

 ただ、そういった部分は、本編で、おいおい解説をしていくこととします。

1・ 最新のiPadの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2: iPad〈10.2型・10.9型〉
  価格:5.8万円〜
 1-3:iPad Air〈11型・13型〉
  価格:9.8万円〜
2・ 最新のiPadの比較 (2)
 2-1:iPad Pro〈11型・13型〉
  価格:16万円〜
 2-2:iPad mini〈8.3型〉
  価格:8万円〜
3・ 最新のiPadの比較 (3)
 3-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 以下では、冒頭で書いたような順番に、各機を紹介していくつもりです。

1-2・iPad(第9/10世代)の比較

  はじめに紹介するのは、iPadです。

 いずれも、入門機として、おそらく戦略的に「安く」売っているモデルです。

---

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 2025年3月発売】

 【Wi-Fiモデル】

 【128GB】定価:58,800円

 1・iPad(A16) 第11世代 11インチ MD3Y4J/A
  ¥58,800 + 588pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【256GB定価:74,800円

 2・iPad(A16) 第11世代 11インチ MD4G4J/A
  ¥74,800 + 748pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【512GB】定価:110,800円

 3・iPad(A16) 第11世代 11インチ MD4Q4J/A
  ¥110,800 + 1,108pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

重さ:477g

 【Wi-Fi + Cellularモデル】

 【128GB】定価:84,800円

 4・iPad(A16) 第11世代 11インチ MD7F4J/A
  ¥84,800 + 848pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【256GB】定価:100,800円

 5・iPad(A16) 第11世代 11インチ MD7K4J/A
  ¥100,800 + 1008pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【512GB】定価:136,800円

 6・iPad(A16) 第11世代 11インチ MD7P4J/A
  ¥118,083 + 1181pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

重さ:481g

画面サイズ:11インチ
解像度:2,360 x 1,640 (264 ppi)
CPU:A16
バッテリー:10時間
ネットワーク:Wi-Fi6 Bluetooth5.0
カメラ:12M+12M
サイズ:長さ248.6 x 幅179.5 x 高さ7mm

 iPad 第11世代(2025 Apple 11インチiPad)は、iPadシリーズの「入門機」です。

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 複数のラインナップがあります。

 ただ、Wi-Fiモデルと、スマホ回線(4G 5G)が使えるWi-Fi + Cellularモデルがあることをおさえれば、あとは、記憶容量の違いで簡単に選べます。

 予算重視ならば、128GBでも問題ないです。

 ただ、iCloudもありますが、ローカルに256GBあると、Atlas的には便利には思います。

128GB・Wi-Fi
 シルバー:MD3Y4J/A ブルー:MD4A4J/A
 イエロー:MD4D4J/A ピンク: MD4E4J/A
256GB・Wi-Fi
 シルバー:MD4G4J/A ブルー:MD4H4J/A
 イエロー:MD4J4J/A ピンク: MD4P4J/A
512GB・Wi-Fi
 シルバー:MD4Q4J/A ブルー:MD4Y4J/A
 イエロー:MD5A4J/A ピンク:  MD5C4J/A
128GB・Wi-Fi + Cellular
 シルバー: MD7F4J/A ブルー:MD7G4J/A
 イエロー:MD7H4J/A ピンク: MD7J4J/A
256GB・Wi-Fi + Cellular
 シルバー:MD7K4J/A ブルー:MD7L4J/A
 イエロー:MD7M4J/A ピンク: MD7N4J/A
512GB・Wi-Fi + Cellular
 シルバー:MD7P4J/A ブルー:MD7Q4J/A
 イエロー:MD7R4J/A ピンク:MD7T4J/A

 本体色は、4色です。

 表面はどれもブラック枠で変わりませんし、好みで良いでしょう。

 色構成は、iPhoneと一部同じなので、iPhoneとコーディネートしても良いかと思います。

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 画面サイズは、11インチです。

 旧機(10.9インチ)よりわずかに大きいです。

 現行機だと、1つ上位のiPad Airと同サイズで、ipad miniより大きくなります。

 片手で持つには「しんどい」ですが、サブノートPC相当の大画面が欲しいわけは内ならば、タブレットとしてちょうど良いサイズです。

 各社とも、このサイズは売れ筋です。

 サイズは、長さ248.6 x 幅179.5 x 高さ7mmです。

 縦横は、上位のiPad Airとそう変わりません。

 薄さは7mmですので、iPad Air(6.5mm)には負けます。

 ただ、1世代前(7.5mm)より薄型化して、Atlasにとって「持ちやすさ」の壁と思える7mmちょうどになったのは、評価できます。

 とはいえ、フルラミネーション技術を採用するiPad Airは、より持ちやすいですが。

 重さは、477gです(cellularモデル481g)。

 前世代のiPadと同じです。iPad Air(460g)とほぼ同じです。

--

 結論的にいえば、重さとサイズは、iPad Airとそこまで変わらなくなりまsちあ。

 昔は(名前通り)Airはだいぶ「軽くて薄い」と言えましたが、iPadでも軽くなったので、入門機として、選びやすくなりました。

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 CPUは、A16チップが採用されます。

 2022年登場のCPUで、iPhone 15 (iPhone 14 Pro)に採用されていたものです。

 スコアは、冒頭出したベンチマークで、10000を超える水準です。

 22年登場iPad(10世代)で8500、21年登場のipad(9世代)で5300だったので伸びました。

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 上表は、このブログで利用している「現行タブレットの快適度」の感覚指標です。

 10000だと、数年間は快適に利用できる水準で優秀です。

 2025年登場で、20万円近いiPhone15 Proだと13000前後ですが、この水準でも、一般時が使う、入門用タブレットとして、十分以上でしょう。

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 GPUは、スコアとして言えば、3000前後です。

 他社の同価格帯のタブレットと比べても、このスコアは悪くないです。

 ただ、GPU部分は、本機の注意点ともいえます。

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 25年から本格展開のApple AI(Apple Intelligence)の要求水準に、本機のGPUは「満たない」からです。

 ネットを買いしSiriのような質問は可能です。

 しかし、ざっくり言えば、自分のメールや、ローカルファイルの分析をAIに「お願い」するような使い方は、できないと考えてください。

 結論的にいえば、AIを利用したい場合、現行機だとM4IPad Air か、A 17 Proを搭載するiPad miniを導入する必要があります。

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 ディスプレイは、しっかりIPSパネルです。

 解像度は、約374万画素(2,360x1,640)です。

 ディスプレイの角が「丸み」を帯びるカービングディスプレイなので数字は変則的になりますが、2.7K(WQHD)に近いです。ようするに、4Kと2K(フルHD)の真ん中あたりです。

 画面密度も、264ppiと精緻で、優秀です。

 表示技術の部分でも、写真を自然な色で見せるTrue Toneにも対応です。

 輝度も、500ニトなので、MacBook Airと同じです。

 色域は、ただ、非開示です。

 同社の場合、広色域パネル採用の製品は、P3(DCI-P3)カバーを示します。

 その部分で言えば、色域は普通です。

 また、表面処理も耐指紋性撥油コーティングはされますが、iPad Airにみられる、反射防止コーティングは不採用です

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 カメラは、リア、フロントとも12MB(1200万画素)です。

 リアカメラは、光学ズームは非搭載(デジタル5倍)で、オートフォーカスに対応です。

 レンズは、F1.8と明るく、この価格帯のスマホ並みに、性能は良いです。

 手ぶれ補正も、電子式ですが対応です。

 暗い場所で有利なHDR合成も新しい世代(スマートHDR4)ですので、カメラ周りは充実しています。

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 フロントカメラは、チャット用などに最適化されます。

 最近は、MacBookでも標準装備ですが、広角レンズで動く人物を追いかける「センターフレーム機能」が利用できます。

 レンズのF値はF2.4で、手ぶれ補正はこちらも有効です。 

 動画撮影は、4K解像度(4K/60P)対応です。

 動画も手ぶれ補正はあるため、仕様は豪華です。

--

 結論的にいえば、入門機としては、カメラ部分も充実します。

 Android系のタブレットだと、この部分は「あっさり」な場合も多いですが、少なくとも、(SEほか)普及価格帯のiPhoneと同じほどの機能性はあります。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi6です。

 iPadの内蔵アンテナは2本で、ワイドバンド(160MHz)対応なので、理論上の最大速度は約2400Mbps(=300MB/秒)です。

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 Wi-Fi6は、ただ、無線LANルーターとしては、2020年ごろから標準採用機がふえた規格です。そのため、近年買い替えた記憶のない方は、Wi-Fi 5でしょう。

 その場合は、最大でも867Mbps(=108MB/秒)です。

 なお規格は、2020年以降、相当急速に規格進化し、Wi-Fi6EWi-Fi7と進化しています。速度が速くなるだけでなく、複数端末を同時に使う場合の、通信安定性も劇的に高まりました。

 例えば、タブレットなどでも、定額動画サービスなどの画像悪化などのトラブルがある場合、買い替えも検討したら良いでしょう。

 詳しくは、【おすすめ無線LANルーターの比較記事】で「選び方の基本」を含めていろいろ書いてます。

 Bluetoothは、Bluetooth5.3です。

 BluetoothはVer.5以降は通信安定性が高いです。問題ないです。

  Cellularモデルは、4G・5G通信に対応できます。

 現行機は、eSIM方式で、物理SIM(Nano Sim)は利用不可です。

 キャリアなどで変更手続きが必要です。

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 【純正】 Apple Pencil MK0C2J/A
   ¥14,998 楽天市場 (4/23執筆時)

 ペンタブレットは、iPadでも対応します。

 ただし、iPad Airを含めた上位機と比較すると、第一世代のペンのみ対応です。

 ビジネス的なメモや、「うまい落書き」程度ならば十分でしょう。

 セキュリティは、指紋認証機能(Touch ID)です。

 上面のトップボタンがセンサーになっています。

 これを利用したApple Payでの支払いにも対応します。

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 ・Apple Magic Keyboard Folio MQDP3J/A
  ¥41,171 Amazon.co.jp (3/24執筆時)

 キーボードは、純正のスマートキーボードが使えます。

 なお、iPad用キーボードについて専門記事が別にあります。

 興味のある方は、このブログの【iPad専用キーボードの比較記事】をご覧ください。

 このほか、Bluetoothキーボードならば、もう少し安めのキーボードでも使えます。詳しくは【Bluetoothキーボードの比較記事】で、1万円以下の製品を含めて書いています。

 バッテリーは、約10時間です。

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 【HDMI】

 MacLab. USB-C to HDMI 変換 ケーブル
  ¥2,199 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

 接続端子は、USB-Cです。

 20WのUSB-C電源アダプターと1MとのUSB-Cケーブルが同梱です。

 なお、プレゼンなどで、USB-C to HDMIアダプタなどを利用した外部出力は可能です。

 解像度も4K/60Pまでは通るので、仕事用にも問題ないです。

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 USB速度は、USB-Cポートは速度規格として言えば、USB2.0です。

 遅いですが入門用タブレットの場合、これでも良いかなと思います。

 スピーカーは、特段工夫がない、ステレオスピーカーです。

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 センサーは、一方、3軸ジャイロ、加速度、気圧高度計、電子コンパス、環境光センサーです。

 なお、GPSは、Wi-Fiモデルは未装備です。

 Wi-Fi + Cellularモデルは、GPSを搭載です。

 米国のGPS衛星ほか、中国衛星を除く4衛星を補足します。

 以上、iPad(第10世代) の紹介でした。

 入門機として考えると、下位機でも5万円台からと考えると、高いです。

 このブログの【Android系タブレットの比較記事】で書いたAndroid系で3万円台、【Amazon Fireの比較記事】でかいた、Amazon系ならば、1万円台で買えますので。

 ただ、仕様から言えば、タブレット全体では「中級機の上位」といえる仕様で、128GBはとくに、(戦略的な値付け感があり)性能に比してお買得度は高いです。

 CPUは、スコアが良いA16プロセッサですし、液晶パネルも2.7KのIPSで、カメラを含めて、性能は良いです。

 Apple Pencilを購入しての「落書き」のほか、雑誌などの電子書籍で買って自宅の机で読んだり、ゲームをしたり、日経新聞などの誌面を見る場合など、力を発揮するでしょう。

 新機種になって、厚みと重さも加減がされ持ちやすくなりました。

 その部分を含めていえば、ノートPC並に、相当本格的に運用するのでなければ、iPadは「第1の選択肢」として、汎用的に使えそうです。

 ただし、繰り返しますが、Apple AIはCPU的に非対応なので、そこだけは注意してください。

1-3・iPad Airの比較

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 続いて、、iPad Airの紹介です。

 以前は、「気軽に持ち歩ける、カジュアル大画面機」という感じでした。

 ただ、現状だと、iPad(無印)が大幅にパワーアップしたこともあり、ビジネス用のハイグレード機で、IPad Proまでの性能は不要の方向けの、製品になっている感じです。。


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 2025年3月発売】

 【Wi-Fiモデル】

 【128GB】定価:98,800円

 7・iPad Air(M3)11インチ MC9X4J/A
  ¥98,800 + 988pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【256GB定価:114,800円

 8・iPad Air(M3)11インチ MCA34J/A
  ¥114,800 + 1148pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【512GB】定価:150,800円

 9・iPad Air (M3)11インチ MCA94J/A
  ¥150,800 + 1508pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【1TB】定価:186,800円

 10・iPad Air (M3)11インチ MCAJ4J/A
  ¥186,000 + 1868pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

128GB
 ブルー:MC9X4J/A ・グレイ:MC9W4J/A
 スター:MC9Y4J/A・パープル: MCA04J/A
256GB
 ブルー:MCA34J/A・グレイ:MCA14J/A
 スター:MCA44J/A・パープル:  MCA64J/A
512GB
 ブルー:MCA94J/A・グレイ:MCA74J/A
 スター:MCAA4J/A ・パープル:  MCAE4J/A
1TB
 ブルー:MCAJ4J/A・グレイ:MCAH4J/A
 スター:MCAQ4J/A・パープル:  MCAU4J/A

 【Wi-Fi + Cellularモデル】

 【128GB】定価:124,800円

 11・iPad Air (M3)11インチ MCFW4J/A
  ¥136,100 楽天市場 (4/23執筆時)

 【256GB定価: 140,800円

 12・iPad Air (M3)11インチ MCG14J/A
  ¥140,800 + 1408pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【512GB】定価:176,800円

 13・iPad Air(M3)11インチ MCG54J/A
  ¥188,100 楽天市場 (4/23執筆時)

 【1TB】定価:212,800円

 14・iPad Air(M3)11インチ MCG94J/A
  ¥224,100 楽天市場 (4/23執筆時)

128GB
 ブルー:MCFW4J/A ・グレイ:MCFV4J/A
 スター:MCFX4J/A・パープル:MCFY4J/A
256GB
 ブルー:MCG14J/A ・グレイ:MCG04J/A
 スター:MCG24J/A・パープル:MCG34J/A
512GB
 ブルー:MCG54J/A・グレイ:MCG44J/A
 スター:MCG64J/A ・パープル:  MCG74J/A
1TB
 ブルー:MCG94J/A・グレイ:MCG84J/A
 スター:MCGA4J/A・パープル:MCGC4J/A

画面サイズ:11インチ
解像度:2,360x1,640 (264 ppi)
CPU:Apple M3 4GHz
バッテリー: 10時間
ネットワーク:Wi-Fi6E Bluetooth5.3
カメラ:12MP+12M
サイズ:高さ247.6x幅178.5x厚さ 6.1mm
重さ:460g

 iPad Air(M3)11インチは、iPad中級機です。

 後ほど見る、画面の小さいiPad miniを例外として、iPadに接ぐ中位グレードになります。

 ラインナップは、本機もかなりの数になります。

 ただ、iPadと同じで、ストレージサイズと、4G/5G回線の有無だけが変わります。

 簡単に選べるでしょう。

 202410171954.jpg

 本体色は、4色です。

 今年は、新色はありませんでした。

 202504231554.jpg

 画面サイズは、11インチです。

 1つ上で見た、iPad (A16)と同じ画面サイズです。

 サイズは、高さ247.6x幅178.5x厚さ 6.1mmです。

 重さは、460グラムです。

 iPad (A16)と比べて、 同じ画面サイズでも、やや「軽め・薄め」です。

 ただ、先ほども書いたように、現行のiPad (A16)も、ここは優秀です。

 以前よりは、この部分の違いは、目立たないとは言えます。

 とはいえ、ここまで「薄く、持ちやすく」作れるのは、Appleくらいとも言えます。

 同社のフルラミネーション技術に由来する部分で、お金をかけています。

 202504231833.jpg

 CPUは、Apple M3(アップルシリコン)を採用します。

 2023年登場の同社のPC用(Mac)のCPUと同じものです。

 同社は、インテル系のCPU搭載をやめてから、低発熱CPUになったので、PC用を薄型タブレットにも載せられたという形です。

 世代としては、24年登場のM4が最新ですので「2番目」です。

 Appleのパソコン向けは、高性能コア4.0GHz×4)と、高効率コア2.85GHz×4)を組み合わせたものです。

 202504231343.jpg

 スコアは、iPadと同じベンチマークで、19000を超える水準です。

 この部分で言えば、MacBook AirやiMacにそこまで変わらないスペックです。

 なお、24年登場の1世代前iPad Air(M2)15000、2世代前iPad Air(M1)で14000でしたので、伸びています。


 202504231854.jpg

 GPUも、約10〜15%ずつ伸びています。

 M1初代のiPar Airを持っている方の買換の場合も、違いは実感できそうです。

 特に、iPad (A16)と比べると、M3だと数倍はGPU部分が良いです。

 202504231346.jpg

 Apple AIは、したがって、iPadと違ってApple AI対応です。

 なお、M1 iPad Air以降ならば対応ですので、旧機でも大丈夫です。

 いずれにしても、GPUの強化が対応できている理由です。

 GPUパワーは、AI時代に欠かせないからです。

 202406121849.jpg

 ディスプレイは、本機も、IPSです。

 解像度は、約374万画素(2,360x1,640)ですので、IPad(A16)と同じです。

 画面密度は、264ppiと、輝度も、500ニトです。

 ここまでは、iPadと同じグレードです

 色域は、ただ(カバー率は不明ながら)P3対応を明記で、広色域ディスプレイです。

 iPadよりも水準は上で、iPad miniと同等です。

 広色域化は、「お絵かき」ほか、動画視聴時にも有利なので、家庭でカジュアルに使うつもりでも、「画質を最大限重視したい」場合は、本機です。

 そのほか、パネル加工部分でがあります。

 こちらは、1.8%の反射率を誇る反射防止コーティングがなされます。

 その上でパネルガラス一体型の「フルラミネーションディスプレイ」であり、薄型化に貢献しています。

---

 結論的にいえば、iPadより、色域と表面処理の部分で表示品質の向上が見られます。

 なお、本機もiPadも「Liquid Retina」という同じ製品名です。しかし、最近だとカービングディスプレイをそう呼ぶくらいの以外の意味はなさげです。

 202504231733.jpg

 カメラは、前後とも12メガピクセルです。

 リアカメラは、レンズのF値や、フォーカス、手ぶれ部分を含めて、iPadと仕様は同じです。

 あえて言えば「写真とLive Photosの広色域キャプチャ」に対応です。iPhoneも対応ですが、色情報をsRGBより広めに保存できる感じの仕様です。

 そのほか、周囲の色温度に合わせられるTrue Tone搭載Retina Flashも対応です。

 フロントカメラも、仕様はiPadとだいたい同じで仕様です。

 ただ、レンズはF2.0ですので若干明るめで質が良いです。

 あとは、先述のフラッシュ部分の仕様の違いほどです。

 動画撮影は、本機も、4K/60P動画に対応します。

 iPadもですが、フルHD画質ならば、240フレーム/秒なので、「ぬるぬる動く動画」も撮れます。

 カメラ周りの機能性は、あとは、FaceTimeでの動画共有視聴(SharePlay)や画面共有、ビデオ通話時の立体音響補正(空間オーディオ)、通話時のノイキャンモード(声を分離、ワイドスペクトル)を選べるのも、こちらからになります。

  202501221647.jpg

 ネットワーク機能は、無線LANは、Wi-Fi6Eに対応します。

 こちらはiPad採用のWi-Fi6をさらに改良したもので、日本では2022年登場だった新規格です。

 アンテナ数に対応する最大速度としては、従来のWi-Fi6と変わりません。

 最大速度は、同じ2401Mbpsです。

 202210061713.jpg

 しかし、この規格だと、同年に日本での認可された6GHz帯での通信ができます。

 チャンネル数が多いのと、6GHz帯は新しいので「ご近所との混線がほぼ皆無」である部分で、通信安定性が高まります。

 ただし、ご家庭のルーター側(Wi-Fi親機)のWi-Fi 6E対応も必要です。

 2022年以前に買われたルーターはおそらく未対応です。

高速な無線LANルーターの比較

 なお、このあたりの規格の話は、以上の記事で詳しく書いています。

 興味のある方は、そちらをご覧ください。

 Bluetoothは、Bluetooth5.3です。

 問題ないです。

 Cellularモデルは、4G・5G通信に対応できます。

 現行機は、eSIM方式で、物理SIM(Nano Sim)は利用不可です。

 キャリアなどで変更手続きが必要です。 tだし、SIMスロットが廃止され、eSIM専用です。

 202504231721.jpg

 (2015年発売)

  Apple Pencil MK0C2J/A
   ¥14,998 楽天市場 (4/23執筆時)

 (2018年発売)

 Apple Pencil 第2世代 MU8F2J/A
  ¥19,800 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 (2024年発売)

 Apple Pencil Pro MX2D3ZA/A
  ¥20,919 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 ペンタブレット機能は、各世代のApple Pencil全てに対応します。

 Apple Pencil(第2世代) は、第1世代と同じように使え、精度も同じです。

 ただ、マグネットでiPad側面に付けるだけで、充電・ペアリングが可能です。

 ダブルタップで、ブラシのサイズ・モードも切替られるので、使い勝手の部分でも向上しました。

 202410171905.jpg

 Apple Pencil Pro は、センサー類が更新された新世代のペンです。

 「スクイーズ」「バレルロール」など、新しいアクションが対応するようになりました。

--

 結論的にいえば、値段差があるので要不要でよいですが、新型は、お絵かきだけでなく、仕事用にもわりと便利な要素があります。

 ただ、シンプルにノート的に使うならば、第2世代あたりでも十分でしょう。

 202210241427.jpg  

 そのほか、本機のようなMコアの場合、「Apple Pencilによるポイント」が、12mm上空で検知されるようになりました。

 202210241428.jpg

 スクリーンに触れる前のポイント場所の確認ほか、水彩画の色混ざりの事前確認などに使えます。Mコアの採用で、電磁信号の解析効果が高まったためできたとされています。

 202111051507.jpg

 ・Apple Magic Keyboard MWR23J/A
 ・Apple Magic Keyboard MWR03J/A
  ¥47,778 Amazon.co.jp (3/24執筆時)

 キーボードは、純正だと、以上のものが準備されます。

 角度調整しつつ、浮かして使える面白い構造です。

 性能面でもバックライト搭載・マルチタッチ対応パッド・充電可能なバッテリーを搭載します。

 むろん重いです。

 本体と合わせると1kgを超えてきますので、ノートPCを持ち歩く感じとなります。

 専用キーボードについては、このブログに比較記事があります。【iPad専用キーボードの比較記事】をご覧ください。

 202010031402.jpg

 セキュリティは、本機もタッチID(指紋認証)です。

 ただ、下部の物理ボタンをなくしているので、トップボタンに認証機能があります。

 バッテリーは、本機も約10時間です。

 充電は、USB-Cポートを利用します。

 こちらも、20WのUSB-C電源アダプターと1MとのUSB-Cケーブルが同梱です。

  202104291316.jpg

 【HDMI】

 MacLab. USB-C to HDMI 変換 ケーブル
  ¥2,199 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

 接続端子は、USB-C端子です。

 充電共用です。

 プレゼンなどに利用する場合で、HDMIが必要ならば、別途用意します。

 こちらも、6K/60Hzまでのなら普通に外部ディスプレイに出せます。

 202410301128.jpg

 USB速度は、USB3.0です。

 iPadより若干仕様が良い、高速対応ポートです。 

 スピーカーは、特段工夫がない、ステレオスピーカーです。

 アップルの3Dオーディオ(空間オーディオ)は対応表記ですが、バーチャルです。

 センサーは、iPad同様、3軸ジャイロ、加速度、気圧高度計、電子コンパス、環境光センサーです。

 なお、GPSは、Wi-Fiモデルは未装備です。

---

 以上、iPad Air(M4)11インチの紹介でした。

 CPUは、MacBook Airとほとんど変わらない性能ですし、IOSメインで構わないならば、モバイルノートの代わりに十分使える水準と言えます。

 実用面では、CPU/GPU処理力が高いのでApple AIに対応できます。

 その上で、ディスプレイとカメラの部分で、広色域対応になり、ペンタブ的な使い方を含めた、デザイン利用の実用度が、iPadに比べて伸びているのが目立ちます。

 ただ、動画視聴や、ちょっとした仕事などの一般利用は下位のiPadでよいでしょう。

 動画視聴など映像美の部分でも(多少)iPadより良いのですが、価格差ほどの差はないです。先述のように、「持ちやすさ」の部分で、昔ほどiPadとiPad Airの差はなくなりましたし、値段差をふまえてもそちらでしょう。

ーーー

 202410171936.jpg

 2025年3月発売】

 【Wi-Fiモデル】

 【128GB】定価:128,800円

 15・iPad Air(M3)13インチ MC9X4J/A
  ¥128,800 + 1288pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【256GB定価:144,8000円

 16・iPad Air(M3)13インチ MCA34J/A
  ¥144,800 + 1448pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【512GB】定価:180,800円

 17・iPad Air (M3)13インチ MCA94J/A
  ¥180,800 + 1808pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【1TB】定価:216,800円

 18・iPad Air (M3)13インチ MCAJ4J/A
  ¥215,584 楽天市場 (4/23執筆時)

128GB
 ブルー:MCNJ4J/A ・グレイ:MCNH4J/A
 スター:MCNK4J/A・パープル: MCNL4J/A
256GB
 ブルー:MCNP4J/A・グレイ:MCNN4J/A
 スター:MCNQ4J/A・パープル: MCNR4J/A
512GB
 ブルー:MCNW4J/A・グレイ:MCNT4J/A
 スター:MCNX4J/A ・パープル:MCNY4J/A
1TB
 ブルー:MCQ14J/A・グレイ:MCQ04J/A
 スター:MCQ24J/A・パープル:MCQ34J/A

 【Wi-Fi + Cellularモデル】

 【128GB】定価:154,800円

 19・iPad Air (M3)13インチ MCFW4J/A
  ¥154,800 + 1548pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【256GB定価: 170,800円

 20・iPad Air (M3)13インチ MCG14J/A
  ¥170,800 + 1708pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【512GB】定価:206,800円

 21・iPad Air(M3)13インチ MCG54J/A
  ¥188,100 楽天市場 (4/23執筆時)

 【1TB】定価: 242,800円

 22・iPad Air(M3)13インチ MCG94J/A
  ¥224,100 楽天市場 (4/23執筆時)

128GB
 ブルー:MCJ24J/A ・グレイ:MCJ14J/A
 スター:MCJ34J/A・パープル:MCJ44J/A
256GB
 ブルー:MCJ64J/A・グレイ:MCJ54J/A
 スター:MCJ74J/A・パープル:  MCJ84J/A
512GB
 ブルー:MCJA4J/A ・グレイ:MCJ94J/A
 スター:MCJC4J/A ・パープル: MCJD4J/A
1TB
 ブルー:MCJF4J/A・グレイ:MCJE4J/A
 スター:MCJG4J/A・パープル: MCJH4J/A

画面サイズ:13インチ
解像度:2,732x2,048 (264 ppi)
CPU:Apple M3 4GHz
バッテリー: 10時間
ネットワーク:Wi-Fi6E Bluetooth5.3
カメラ:12MP+12M
サイズ:高さ280.6x幅214.9x厚さ 6.1mm
重さ:617g

 なお、同じ仕様で、画面を大きくした、iPad Air(M4)13インチが併売されます

 202504231553.jpg

 画面サイズは、13インチです。

 重さは、617gです。

 iPad Pro(M4)13インチ(579g)より重いことになり、Airといえるかは微妙です。

 ただ、比較対象は、むしろMacBook Air 13でしょう。

 そちらと比べれば、1/2以下です。

 キーボードの重さは考慮外ですが、入力手段として、物理キーボードが「マスト」ではないならば、軽いことは利点です。

 解像度は、559万画素(2,732 x 2,048)と広くなります。

 11インチと画面密度は同じ(264ppi)ままで広いので、画質は同じです。

 4Kに近い3.2Kほどの画面解像度と考えてください。

 作業領域が必要な場合は、選択肢になるでしょう。

 輝度は、画面が大きな利点で、11型より100ニト明るい600ニトです。

 202410172053.jpg

 サイズは、高さ280.6x幅214.9x厚さ 6.1mmです。

 画面サイズが大きいですが、Airらいく薄さはキープします。 

 あとは、11インチと仕様は変わりません。

 202111051507.jpg

 ・Apple Magic Keyboard MWR43J/A
 ・Apple Magic Keyboard MWR53J/A
  ¥57,384 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 専用のカバーキーボードは、こちらです。

 詳しい仕様は、【iPad専用キーボードの比較記事】をご覧ください。

---

 結論的にいえば、作業領域が広い13型を探している場合、持ち運んでのモバイル先での使い方において、キーボード入力がマストではない場合、MacBook Air の代替候補になります。

 いまだとiOSと、Mac OSの垣根は「低く」なってもいますし、CPUパワーも同等水準ですので、こちらを選べない理由は少ないように思います。

 ただし、手持ちの動画視聴でも、さほど苦はない11インチと違い、13インチは大きいので、一般利用において「大は小を兼ねる」わけではない点派、注意点です。

次回に続く!
iPadのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、AppleのiPad の比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだだけ、続きます。

 201811021311.jpg

2・ 最新のiPadの比較 (2)
 2-1:iPad Pro〈11型・13型〉
  価格:16万円〜
 2-2:iPad mini〈8.3型〉
  価格:8万円〜
3・ 最新のiPadの比較 (3)
 3-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 次回の2回目記事こちら)では、上位シリーズとなる、iPad AiriPad miniを紹介します。

画面のみやすさ ★★★★★
処理速度    ★★★★★
軽量性     ★★★★★
ペンタブ対応  ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 その上で、最終回となる3回目記事こちら)では、今回紹介した全モデルから、目的別・用途別に「Atlasのオススメ機種!」を提案しておきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 21:17 | Mac関連機器

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