【今回レビューする内容】2023年 定額制のMicrosoft Office 365サービスの価格・性能とおすすめの選び方:永続版Office2021とどちらがお得?windows 11 10 Mac iPad iOS 対応情報 Office Premium対応 インストール可能台数やアクティベーション
【紹介する製品型番】 Microsoft 365 Family Microsoft 365 Personal (1年版) Microsoft Office 365サービス Office 365 Microsoft 365 Business Premium Business Standard Business Basic
今回のお題
定額制Office 365とOffice 2021では、どちらがお得?
ども、Atlasです。
今日は、2023年1月現在、最新のOffice 365についての比較です。
2022年7月に「Microsoft 365 Family」という新しい契約形態ができたので、加筆修正しました。
今回は、マイクロソフトの定額制サービスであるOffice365は、買い切りのOffice2021と較べてお得なのか?について、価格面ほか、ライセンス数や追加特典などの要素を含めて、考えます。
Windows・Mac双方に対応する記事として書きました。
時間軸的には、次の永続版Officeで出ると推測できる2024年と、Office2021年のセキュリティサポート期限となる2026年が重要です。
それぞれの時期まで、今買ったOfficeを「使い続ける」とすると、永続版と定額版とでは総額として「どちらがお得か」という観点から、いろいろ考えてみるつもりです。
長い記事ですが、よろしくお願いします。
ーーー1・Win版 Office 2021の選び方
2・Mac版 Office 2021の選び方
3・定額制 Office 365の選び方
なお、今回の記事は、このブログの一連のオフィス記事の3回目記事として書きました。
1・Office365サービスの種類について
はじめに、現状でのOffice365サービスのラインナップと価格について簡単に確認しておきましょう。
【1ユーザー・Mac/Win計5台で利用可】
【1年版】
1・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥11,682 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
2・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥12,984 マイクロソフト直販 (1/28執筆時)
【15ヶ月版】
3・Microsoft Office 365 Personal (15ヶ月版)
¥14,750 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
第1に、Microsoft Office 365 Personal です。
こちらは、「一般向け」に売られる1年間のサブスクリプションパッケージです。
1.5ヶ月版(1年間+3ヶ月無料特典)もありますが、1ヶ月あたりの値段は変わりません。ただ、リンク先にあるプロモーションで、他の同時購入割引率が良いので、検討の価値はあります。
Office 365 は、複数の契約パターンがありますが個人がOffice365を買う場合は、これを選びます。
この契約形態の場合、クレカ登録による毎年の「自動更新」も可能です。
しかし、(数年間の傾向をふまえれば)、Amazonほかで「安売り」している、ライセンスカードを、1年ごとに忘れずに買っていく場合、自動更新をするよりも、年間10%ほど安上がりです。
インストール可能台数は、Office 365の場合、1ライセンスで、1ユーザーに限りというものです。
2018年からインストール台数自体の制限がなくなり、1人あたり「同時使用台数だけ5台」と
なりました。
事実上の、1ユーザーに対する「フリーパス」になったといえます。
利用できるOSは、Office 365の場合、クロスライセンスです。
つまり、Windowsでも、Macでも、あるいは、後ほど説明する、スマホ用・タブレット用のオフィスでも、OKです。
例えば、Windows2台とMac1台、iPhoneとAndroidとiPadを同時使用という組み合わせも、可能です。
こうした、柔軟なライセンスは、後ほど説明する、Office2021(永久ライセンス版)には付属しない特典の1つです。
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ユーザー認証はオンラインで行います。
ライセンスを受けると、利用されているパソコンのシステムが登録されます。
注意点は、あくまで「個人用(personal)」ということです。
「家庭用(home)」の名を冠していないことから分かるように、Office 365 Personal は、ユーザーIDに紐付くライセンスとなるので、家族での共用はできません。
いずれにしても、ライセンス規約に沿わない利用形態はチェックされる仕様と言えるでしょう。引き続き、マイクロソフトは、ライセンス管理に厳格です。
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
【1年版】
4・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥16,560 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
5・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥18,400 マイクロソフト直販 (1/28執筆時)
【15ヶ月版】
6・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥20,977 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
第2に、Microsoft Office 365 Family です。
こちらも、1年間のサブスクリプションパッケージです。
2022年の7月に新設された、新しい契約形態です。
こちらも、1.5ヶ月版(1年間+3ヶ月無料特典)もあります。
先述のように、指定ソフトや周辺機器を同時購入する場合プロモーションで「お得」になる場合があります。
Office 365 Family も、法人ではなく、個人(一般向け)ライセンスの1つです。
ただし、1人用ではなく、名前の通り、家族(6ユーザー)分の登録ができます。
ライセンスは、代表者が持ち、代表者が家族にメールなどでリンクを使って「招待」する形で、他の5人が利用できるようになります。
利用条件は、「家族」です。
これは、例えば「三親等以内」など、日本の法的な意味ではないです。「Microsoft Family」という同社のサービスへの登録メンバーと理解した方が分かりやすいです。
「Microsoft Family」は、「Microsoft Family Safety」という同社のサービスの登録メンバーになります。
IOSとAndroid双方に、同名(Microsoft Family Safety)のアプリが用意されていて、家族での予定共有、ペアレンタルコントロール、位置情報の共有(子供の安全管理)など、多機能なサービスが利用できます。
詳しくは、【同社の説明サイト】で紹介されています。
このサービスを使ってもらう目的もあり、「Microsoft Family」は、「家族用を少し割安に」している部分があります。
よくあるサブスクと違い、こうしたサービスの利用料は「不要(Office部分に込み)」なので、使わずとも損はないです。
インストール可能台数は、6人それぞれについて、「同時使用5台まで」で利用可能です。
与えられるクラウドスペースも、1人について1TBですし、気前の良いサービスに思えます。
あとは、先ほどみた「個人用」と同じです。
商用利用は、「Family」の文字が付きますが禁止されていません。
Microsoftの場合、Office2021を含め、どのライセンスももうですが、昔と違いこの部分が「緩和」されています。
各国でライセンスのあり方が変わります。しかし、Microsoftの【日本版の規約】では、「Home」「Family」などの文字が入るOfficeでも認められます。
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結論的にいえば、「家族」が2人以上いる場合は、このライセンスが適当でしょう。だいぶ安上がりです。
個人用と比べても、共有しないことで、特段不便になる部分は見あたらないです。
一方、商用利用が「不可」という記載は(発売時)みられません。この部分は、同社のパッケージ版(Home&Business)と考え方は同じといえます。
もちろん、「職場で家族になる」みたいな使い方はやってはいけません。登録者は、他の登録メンバーになれない仕組ですし、アカウントはマイクロソフトが管理するわけですし、「二重生活」は実際にも無理です。
【1ユーザー・Mac/Win計5台で利用可】
【1ヶ月版】
【上位版】
7・Microsoft 365 Business Premium
¥2,390〜 マイクロソフト直販 (1/28執筆時)
【中位版】
8・Microsoft 365 Business Standard
¥1,360〜 マイクロソフト直販 (1/28執筆時)
【下位版】(注意)
9・Microsoft 365 Business Basic
¥650〜 マイクロソフト直販 (1/28執筆時)
【1年版】【中位版】
10・Microsoft 365 Business Standard
¥16,146 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
第3に、Microsoft 365 Business Premiumです。
2021年までOffice 365 Businessという名前でしたが、名称変更されました。
ただし、これらは、個人ではなく小規模法人用です。
3種類あります。
第1に、Business Basicです。
この契約の場合、ウェブ版のOfficeしか使えないため、今回の話からは少し外れます。
第2に、Business Standardです。
この契約以上が、オフラインでのソフトを利用権を持つライセンスです。
ライセンス数は、1ライセンスで5台までとなります。
こちらも、WindowsとMacのクロスライセンスです。
第3に、Business Premiumです。
こちらは、法人のシステム管理者の方などが、セキュリティ環境や企業内のデバイス管理までする場合、選ぶものとなります。
インストール可能台数は、こちらも1ライセンスで、スマホ・タブレット・パソコン(Mac・PC)でそれぞれ5台です。
法人のPC全てで使うような「不正」を排除するためです。
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結論的にいえば、いずれの契約も登録制の法人用(ユーザー数 300 人以下の中小規模企業)です。
OneDriveの利用や、クラウドサービスの部分を含めて、企業アカウントの存在を前提としていて、個人契約を想定していません。
Amazonで販売されるものも同じで、個人で買う場合は、仕組みがすでにある企業での「買い増し用」と言えます。ただ、少し安いです。
2・Office365で利用できるソフト構成
ここからは、年払いの定額制Office 365を契約する場合の、利用可能なソフト(アプリ)について説明していきます。
この部分は、皆さんがお使いになられるOSが、WindowsかMacかの場合で異なります。
そのため、OSごとにわけつつ、順番にみていきます。
【永久ライセンス版の価格】
・ Microsoft Office Professional 2021
¥59,202 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
第1に、Windowsの場合です。
年払いのOffice 365サービスでは、永久ライセンス版の「最上位」である、Office Professional 2021で利用可能な全てのソフトが、利用可能です。
【永久ライセンス版の価格】
・Office Mac Home Business 2021
¥34,452 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
第2に、Macの場合です。
年払いのOffice 365サービスでは、永久ライセンス版の「最上位」である、Mac Home Business 2021に付属する上記のソフトが利用可能です。
Windowsに較べてソフト数が少ないので、永久ライセンスの価格は「安め」です。
なお、新機能とセキュリティ更新は、その年、最新のMacOSと、それ以外の過去2バージョンのみフォローですので、対応状況は年々変わります。
つまり、2020年登場のMac OS X 10.15は2022年末まで、2021年登場のMac OS 12は、2023年末までのフォロー、ということになります。
Mac OS X 10.14 を例に、もう少し具体的に説明します。
2018年登場のMac OS X 10.1の場合、2021年10月12日の更新データまでは更新可能でした。しかし、2022 年11月16 日のアップデート(16.55)から更新できなくなりました。
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結論的にいえば、Office365を新しく買い「新規インストール」したい場合、3年以上前のOSだと普通にはインストールできないということになります。
ただ、32bitアプリほかの対応のため、古いOSを使わざるを得ない方についても「方法がないわけではない」です。
【MicrosoftのMac用Office365の過去バージョンのダウンロードサイト】で、対応の最終バージョンを落せば、インストール自体はできます。10.14の場合は先述のように、ver. 16.54です。
3・Office2021とどちらがお得?
続いて、今回の記事の核心部分です。
永久ライセンス版のOffice 2021と、定額制のOffice 365 Personalを較べた場合、どちらがお買得なのか?について、考えてみます。
なお、ここまでのところ、(季節にズレがあるのですが)Office2013・Office2016・Office2019・Office2021のように、3年間隔で新製品が出てきました。
その例をふまえつつ、次は、Office2024がでるものと仮定して、費用の違いを考えていきます。
ここについても、Windowsの場合と、Macの場合とに分けて考えます。
なお、アカデミック版と、家族「2人以上」で共有する場合についても、あとで説明します。
【永久ライセンス】
【1ユーザー・Win2台で利用可】
11・Microsoft Office Personal 2021
¥29,502 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
【永久ライセンス】
【1ユーザー・Mac/WIn 2台で利用可】
12・Microsoft Office Home and Business 2021
¥34,452 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
【永久ライセンス】
【1ユーザー・WIn 2台で利用可】
¥59,202 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
第1に、Windowsの場合です。
Office2021のパッケージ版(永久ライセンス版)は、3つの種類があります。
いずれも1度購入すれば「永久に」使えます。
付属ソフトは、上表のように、価格・グレードによって3区分に分かれます。
インストール可能台数は、パソコンの台数として2台までとなります。
認証があるので、2台までしかインストールできません。
より正確に言えば、「1ユーザー用・2台まで」のライセンスになります。
家族でアカウントを分けず「全員用PC」として使っているような場合は例外として、家族での共有は難しいと思います。
家族間のライセンス共有については、後ほど別に項目を立てて詳しく書きます。
インストールできるOSは、中位の Home and Business 2021のみは、クロスライセンスです。
そのほかは、Windows PCだけです。
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【1ユーザー・Mac/Win計5台で利用可】
【1年版】
1・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥11,682 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
これらの永続版のライセンスを、定額制の Office 365 Personalと較べてみます。
価格だけすると、Office2021は、それぞれ3倍〜5倍価格が高いと言えます。
更新のライセンス料の今後の大幅に値上げは、(ほぼ社会的インフラ化しているソフトですし)おそらくないと思います。それを前提に、以下、考えてます。
仮に「Office2024」が出るとします。
2024年に出たら、すぐに新しいOfficeを導入したい場合、(最上位の)Office Professional 2021を買うとすれば、Ofice 365 Personal (1年版)を3年間更新していくのに比べて「かなり損」です。
Home and Business 2021以下も、Ofice 365 Personal (1年版)と、総額はあまり変わりません。
詳しくは、後述しますが、OneDriveの1TBのストレージ利用権などの「おまけ」が付く部分、Ofice 365 Personal (1年版)のほうが、少しお得に思えます。
一方、2024年に更新しないでもOKと考える場合は、Office2021のセキュリティサポート期限を考える必要があります。
Office2021のセキュリティ更新期限は、2026年末です。今回は延長サポートはないとしています。
(まともに使えても)あと5年弱ということからすれば、(永続版最上位の) Office Professional 2021は、Ofice 365 Personal (1年版)を更新するのと、総額はあまり変わらないです。
Home and Business 2021以下ならば、2026年まで(意地でも)使い続けるならば、結構、安上がりと言えます。
【永久ライセンス】
【1ユーザー・Ma2台で利用可】
14・Office Mac Home and Student 2021
¥23,562 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
1・ワード(ワープロ)
2・エクセル(表計算)
3・パワーポイント(プレゼン)
【永久ライセンス】
【1ユーザー・Mac/WIn 2台で利用可】
15・Office Mac Home Business 2021
¥34,452 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
第2に、Macの場合です。
付属ソフトは、上表のように、価格・グレードによって2区分となります。
Outlook(メールソフト)が必要ない方は、Mac Home and Student 2021を選ばれるのが普通です。
インストール可能台数は、1ユーザー・2ライセンスです。
家族でのライセンス共有についてはあとで別に詳しく書きますが、難しいです。
インストールできるOSは、基本的にはMac OSのみです。
ただ、Home and Business 202は、Windowsとのクロスライセンスで、OSの垣根はありません。
ライセンスの1つをWindowsで利用することもできます。
一方、1度購入すれば、権利の上では一生使えますが、先述のように、セキュリティサポート期限はあります。
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【1年版】
【1ユーザー・Mac/Win計5台で利用可】
1・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥11,682 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
Macの場合も、永久ライセンス版のOffice2021と、1年間ライセンス版のOffice 365 Personal を費用面で較べてみることにします。
第1に、Mac Home and Student 2021を購入する場合、Office 365 Personal (1年間)との価格差は2倍程度です。
したがって、この構成で済む場合は、仮に、2024年にOffice2024がでたとして、すぐ買う場合もOffice 2021を買ってしまった方が安いです。
更新せず、(セキュリティサポート期限の)2026年まで使うなら、なおさらお得です。
第2に、Mac Home Business 2021を購入する場合、 Office 365 Personalとの価格差は3倍程度です。
こちらの場合は、仮にOffice2024がでてすぐ買い替えるとする、と同じほどの費用負担です。
ただ、後述する、ストレージの1TB分の利用権が付属しない部分で、Atlasとしては、Office 365 Personalのほうにやや魅力を感じます。
ただし、セキュリティサポート期限の2026年末まで使うとするならば、永続版のMac Home Business 2021が、総費用はだいぶ安いとは言えます。
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結論的にいえば、Macの場合は、永続版でも良いかと思います。
Macの場合は(Outlookを必要とするかたがあまりいない事情から)Mac Home and Student 2021を購入する方が大半です。
後ほど書く、「Office 365 」だけにつく特典に興味がないならば、Macについては(2024年に買い替えるとしても)永続版がお得かと思います。
ただし、例外はあります。
例えば(Office365のみに付く)スマホ用・タブレット用Officeの利用権が欲しい方や、こちらの別記事で紹介したParallels for Macなどで、Windowsとのクロスライセンスが欲しい方は、Office365のほうが良いでしょう。
3・アカデミック版の場合
つづいて、アカデミック版について比較していきます。
【永続版・Win・アカデミック版】
【1ユーザー・Win2台で利用可】
16・Office Professional Academic 2021
¥59,202(27,800)Amazon.co.jp (1/28執筆時)
17・Office Professional Academic 2021
¥30,580 大学生協 (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
【永続版・Mac・アカデミック版】
【1ユーザー・Mac2台で利用可】
18・Microsoft Office Academic 2021 for Mac
¥34,800(16,800) Amazon.co.jp (1/28執筆時)
19・Microsoft Office Academic 2021 for Mac
¥18,480 大学生協 (1/28執筆時)
※カッコ内はAmazon Prime Student加入割引実施時の価格
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
アカデミック版(学生・教職員版)は、永久ライセンス版のOffice2021のみ、WindowsとMac双方に存在します。
購入資格は、大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生と教職員です。
付属ソフトは、上表のように、Windows版とMac版で異なります。
ただ、いずれの場合、各OS用の最上位機構成(プロフェッショナル版)に相当しますので、問題ありません。
インストール可能台数は、1ユーザー・2台までとなります。
インストールできるOSは、双方ともクロスライセンスではないため、そのOSでしか利用できない権利形態です。
価格は、学生に限られるのですが、Windows版、Mac版とも、Amazonで安く購入できます。
ただ、皆さんがブラウザで開いて見ても、おそらくビジネス版と同じ価格になっていると思います。
時期によりますが、Windows版の場合、こちらの【Windows版のリンク先】から、「プロモーション情報」との表記をクリックすると、割引価格が表示されます。
Mac版も、時期によりますが【Mac版のリンク先】に「プロモーション情報」との表記が出ている場合、割引価格が表示されます。
いずれも、この割引を受けるためには、「Prime Student会員」になる必要はあるのですが、プロフェッショナルに相当する「全部入り」が割安に購入可能です。
なお、Amazon Prime Student会員 とは、「アマゾンプライム会員 」の「学生版」です。
「お急ぎ便送料無料」や「本の10%ポイント還元」「アマゾンビデオ・ミュージック使い放題」などの特典が付属する有料サービスです。
年会費2,450円ですが、6ヶ月無料で退会自由ですので、大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生ならば、この買い方が最もお得です。
【Amazon Studentの特典について詳しくは→こちら】
教職員の場合は、これを使えないので、「最安」といえるのは、大学生協で買う場合です。
【1年版】
【1ユーザー・Mac/Win計5台で利用可】
1・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥11,682 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
こちらも、永久ライセンス版のOffice2021と、1年間ライセンス版のOffice 365 Personal を費用面で較べてみます。
第1に、Windows版の場合、両製品は、3倍ほどの価格差です。
したがって、今からすぐ購入して、次に「Office2024」が出るあたりで買い替えるとすると、1年間ライセンス版のOffice 365 を毎年契約するのとだいたい同じです。
一方、Office2021のセキュリティサポート期限の2026年まで使う場合、ないし、学生などで、ご自身のアカデミック資格が2024年になくなっているだろう方は、永続版を買ったほうが「お得」でしょう。
第2に、Mac版の場合、2倍以下の価格差でおさまっています。
そのため、「Office2024」が出るとして、即日に買うとしても永続版のほうが「お買得」です。
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結論的にいえば、Windowsユーザーについては「たいていの場合」、Macユーザーにつちえは「ほぼ全ての場合」アカデミックライセンスでは、永続ライセンスのOffice2021のほうが安上がりです。
次に説明する、Office 365しか付かない諸特典に興味がないならば(なおさら)永続版が良さそうです。
4・家族で共用する場合
最後に、家族アカウントで共用できる場合です。
あらかじめ「注意」です。
以下で説明するのは、家族で(しっかり)マイクロソフトのアカウントを取り、クラウドを含めて、「2ユーザー」以上で利用する場合の話です。
逆に、ご家庭に置いてある、2台までのPCを、家族でアカウントを分けず「全員用」として使っている場合は、対象外です。
そのような場合は、勘定の上では「1ユーザー」なわけですから、ここまで見てきた事例でOKです。
永久ライセンス版は、Office2021からは、しっかり「1ユーザー用」と記載されました。
アカウント単位で管理なので、例えば、家族で1台のPCのアカウントを切り替えて共用する場合も、人数分のライセンスが必要ということになります。
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
4・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥16,727 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
一方、家族「2ユーザー」以上で、アカウントもしっかり欲しい場合ですが、この場合、Microsoft Office 365 Family以上に「お得」な選択肢は、ほかにないと言えます。
家族が2人である場合、1年間のラインセンスが、表示価格の「半額」(8000円ほど)と換算できますから。
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【永久ライセンス】
【1ユーザー・Ma2台で利用可】
14・Office Mac Home and Student 2021
¥23,562 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
1・ワード(ワープロ)
2・エクセル(表計算)
3・パワーポイント(プレゼン)
Mac版の場合、2人で共有するならば、永続ライセンスの最安構成と比べて 「3年相当」の金額に換算できます。
2人家族の場合、2024年中に新製品が出るとすればだいたい同じほどの費用です。
ただ、ライセンスが多いのでPCを3台以上お持ちの場合は、Offic356のほうが「お得」です。しかも、Winでも使えるクロスライセンスになります。
3人家族以上ならば、いうまでもなく、Office3565が「お買得」ということになります。
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【1ユーザー・永久ライセンス】【Win2台で利用可】
11・Microsoft Office Personal 2021
¥29,502 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
Winの場合、最安構成の Personal 2021に対して「3.5年分相当」です。
それで、 Office 365 Familyならば、パワポからアクセスまで含めた、「フル機能」が利用できるわけです。
Windowsならば、Office2021のセキュリティ更新期間(2026年)にとらわれずに使うのでなければ、(単身以外は)どのような家族構成でも、Office 365 Familyが、最も「お買得」です。
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結論的にいえば、ご家庭のPCの数にかかわらず、家族2人以上が共にOfficeを使うならば、現状では、費用の面でMicrosoft Office 365 Familyが有利です。
Macについても、セキュリティ更新の期限の問題が生じず、「2PC 」という制約がなく、1TBのクラウドが得られる部分でプラスアルファがあります。
先ほど書いた、家族に便利な、Office 365 Family Saftyが利用できるメリット性もあります。
4・Office 365だけの特典
ここまでの記事でも、何回も触れてきましたが、永続版のOffice2021にはなく、Office 365だけの特典がいくつかあります。
順番に確認していきます。
第1に、OneDriveの1TB分のアクセス権です。
OneDriveは、インターネット上にある「自分用のハードディスク(オンラインストレージ)」です。
インターネットがあれば、どこからでも、どんなデバイスからもアクセスできる「オンラインのデータ倉庫」です。
インターネットブラウザでも操作できますが、専用アプリケーションも用意されています。
Windows用ほか、Mac用のアプリも用意されます。
専用アプリを使うと、ウェブブラウザを使わずとも、データ閲覧や移動が可能です。
写真のように、PCにあるファイルと同じ場所から、同じ感覚でファイルを開いたり、閲覧したり、保存したり、移動させたり、書き込んだりできるようになります。
詳しくは【マイクロソフトのサイト】に記載がありますが、クラウド(ネット)であることを意識せずに、ローカルな感覚で使えます。
この、OneDriveの無料利用権が得られるメリットは大きいです。
というのも、同様の機能を持つ著名なサービスであるDropboxは、1TB運用で年間利用料が1万円以上の利用料が必要だからです。
OneDriveに1万円の価値があるとすれば、Microsoft Office 365は、Officeソフトが無料で手に入るようなものと考えることもできます。
そのため、オンラインストレージを利用されたい方は、Microsoft Office 365が良いかもしれません。
OneDriveは、パソコンのほか、スマホやタブレットからもアクセス可能です。
それぞれに専用アプリも用意されます。
Office書類に限定されず、写真でも、音楽でもなんでも好きなデータを1TBまで保存可能です。
第2に、スマホ用・タブレット用オフィスの利用権です。
先述のように、Office 365は、1ユーザーが「同時使用台数5台まで」という規約です。
これには、Windows・Macほか、スマホ用・タブレット用のOfficeも含みます。
Microsoftは、iOS系・Android系ともに、Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNoteなどのアプリをリリースしています。
基本無料提供なのですが、無料版だと機能が限定されます。
例えばパワポでは、発表者ノートが表示できないほか、ワードでは、ヘッダー・フッターを改編できないなどです。
そういった制限を「解除」できる点で、このライセンスを得る意義があります。
1ユーザー、総計で「5台まで」というのは豪華に思えますが、モバイル機器を合わせるならば、有効活用できるでしょう。
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そのほかにも、Skypeの60分間(1ヶ月)の無料通話サービスや、Microsoft エディターの利用権、Microsoft Teamsの連携機能などが、Microsoft Office 365だけの特典です。
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結論的にいえば、とくにOneDriveの利用権については、相当価値のある「おまけ」です。 これを利用したいと考える場合、ほぼ全ての事例において、Office2021よりMicrosoft Office 365のほうがお買得です。今回の結論
定額制のOffice365は、このような場合におすすめ!
というわけで、今回は、Microsoft Office 365の紹介でした。
最後に、利用するOSや、必要なライセンス数の観点から、Atlasのオススメモデル!を提案しておきます。
第1に、家族2人以上でラインセンスを共用できる場合は、
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
【1年版】
4・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥16,560 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
5・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥18,400 マイクロソフト直販 (1/28執筆時)
【15ヶ月版】
6・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥20,977 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
Microsoft Office 365 Familyでしょう。
本編で書いてきたように、家族2人以上で共用する場合は、Windowsでも、Macでも、これ以上、費用対効果の面で「お得」になる構成はないです。
お子さんがいる家庭などでは、Microsoft Office 365 Familyが特典利用できるメリット性もあります。
価格面では、次期Office(2024)が発売されてすぐ買い替えるならば、WindowsでもMacでも、この契約のほうが安いです。
セキュリティパッチの更新期限(2026年)ギリギリまで粘る場合も、Windowsならばこちらが安いですし、Macの場合も「誤差範囲」です。
Office365はクラウド利用権ほか「オマケ」が多い点も含めて、家族がいる場合は(永続版の)Office Personal 2021をあえて選ぶ理由は乏しいように思えます。
むろん、「家族3人以上でシェア」できるならば、(問答無用で)こちらが「おすすめ」です。
ただし、1つだけ「注意」を要する部分があります。
契約期間(1年)終了後、Microsoftまかせの自動更新にしてしまう「少し高くなる」部分です。
自動更新せず、1年ごと定期的にAmazonほかでライセンス額を調べ、安いようならば購入し、契約期限を延長していくのが良いでしょう。
最近のサブスクはたいがいそうですが、Microsoftも、既存の契約期間が終わる前に、新しく店で買ったライセンスキーを入力しての「重ねがけ(延長)」は可能です。
この方法に「損」な部分はみられません。
なお、15ヶ月版は、通常ではさほど価格的メリットはないですが、【リンク先】のキャンペーン製品と同時に買う場合、結構お得です。
第2に、Windowsの個人ユーザーに、費用の部分でオススメできる構成は、
【1ユーザー・Mac/Win計5台で利用可】
【1年版】
1・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥11,682 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
Windowsユーザーの場合、(アカデミック版を除いて)ほぼ全ての条件において、Office365のほうが総合的に「お買得」に思えます。
少なくとも、次期Officeが2024年に出るとして、すぐ「新品が欲しい」ならば、(おまけが付く部分を含めて)Office365を契約し、それを更新していくのが良いでしょう。
なお、Amazonの場合、時期により、限定クーポンによる割引の可能性があるので、選ぶ場合は、チェックしてみてください。
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【永久ライセンス】
【1ユーザー・Mac/WIn 2台で利用可】
12・Microsoft Office Home and Business 2021
¥34,452 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
一方、2026年のセキュリティ更新期限まで粘る場合は、Home and Business 2021ならば、永続版のほうが、約1万円ほどはお買得と言えます。
パワポもこちらの場合なら、付属します。
第2に、Macの個人ユーザーに、費用の部分でオススメできる構成は、
【永久ライセンス】
【1ユーザー・Ma2台で利用可】
14・Office Mac Home and Student 2021
¥23,562 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
1・ワード(ワープロ)
2・エクセル(表計算)
3・パワーポイント(プレゼン)
永続版のHome and Student 2021でしょう。
多くの場合、メールソフトのOutlookは「不要」でしょうし、このバージョンで良いかと思います。
新OSが2024年に出るとして、すぐに更新するにしてもOffice365を導入するより、安上がりです。
セキュリティ更新期限の2026年まで使う場合は、「さらにお得」というのは言うまでもありません。
【1年版】
【1ユーザー・Mac/Win計5台で利用可】
1・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥11,682 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
ただ、Office365がおすすめの場合も複数あります。
第1に、Windowsやタブレット用・スマホ用Officeとのクロスライセンスが欲しい場合です。
Home and Business 2021でも良いですが、「おまけ」を考えれば、Office365でしょう。
第2に、先述の1TBストレージ利用権(OneDrive)が欲しい場合です。
ただ、Macの場合は、AppleのiCloudもあるため、プライオリティは下がる化もしれません。
そのほか、企業的事情などで、Outlookが欲しい方も、(オマケをふまえれば)こちらの方が良いでしょう。
第3に、アカデミック版の対象者におすすめなのは、
【永久ライセンス アカデミック版】
【1ユーザー・Win2台で利用可】
16・Office Professional Academic 2021
¥59,202(27,800)Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
Windows版ユーザーの場合は、(次期オフィスがでそうな)2024年に特段買い替えず、2026年のセキュリティサポート期限まで使うならば、Office Professional Academicで良いかと思います。
とくに、PublisherとAccessを利用する場合には、アカデミック版は価値がありそうです。
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【1ユーザー・Mac/Win計5台で利用可】
【1年版】
1・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥11,682 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
ただ、Office 365 Personalは、(ストレージなどおまけが付く部分をふくめて)、2024年にOfficeを即座に新Officeを導入するだろう方は、やはり、こちらが良いかと思います。
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【永久ライセンス アカデミック版】
【1ユーザー・Mac2台で利用可】
18・Microsoft Office Academic 2021 for Mac
¥34,800(16,800) Amazon.co.jp (1/28執筆時)
※カッコ内はAmazon Prime Student加入割引実施時の価格
1・ワード(ワープロ)
2・エクセル(表計算)
3・パワーポイント(プレゼン)
4・アウトルック(スケジュール管理)
5・ワンノート(高性能メモ帳)
一方、Macについては、 アカデミック版が安いです。
そのため、Windowsなどとのクロスライセンスが不要ならば、アカデミック版を買って良いかと思います。
先述のように、ストレージについては、Macの場合はAppleのiCloudを使うという選択肢もありますので、優先度は下がります。
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というわけで、今日は、はMicrosoft Office 365 の紹介でした。
1・Win版Office2021の格安購入
2・Mac版Office2021の格安購入
なお、公費などで、一括購入する必要がある方や、Office365導入にメリット性を感じない方は、以上のリンク先で、パッケージ版(永久ライセンス版)についても書いています。
一部内容が被りますが、よろしければ、ご覧ください。
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ではでは。