比較2017' 最新のVAIO S Z Fit 全14機種の性能とおすすめ(前編): S11 S13 S15 VAIO Z Canvas フリップ クラムシェル

2017年08月30日

比較2017' 最新のVAIO S Z Fit 全14機種の性能とおすすめ(前編): S11 S13 S15 VAIO Z Canvas フリップ クラムシェル

今回レビューする製品:2017年:バイオノートPCの性能とおすすめの選び方(バイオ株式会社・ソニー):VAIO S11 VJS1111 VAIO Fit 15E MK2 VJF1521 VAIO S13 VJS1311 VAIO S15 VJS1511 VAIO Z Canvas VJZ12A1 VAIO Z フリップ VJZ13B1 VAIO Z クラムシェル VJZ1311 機種の違いとランキング

今回のお題
VAIO株式会社の最新VAIOのおすすめ機種と選び方は?

 ども、Atlasです。今日はVAIOのノートPCの比較です。

 なお、このブログ「モノマニア」では以下の4つのノートPCに関する記事があります。

1・VAIOのノートPCの比較 →この記事!
2・MicrosoftのSurfaceBookの比較

3・
AppleのMacbookの比較
4・激安ノートPCの比較

 今日は、1番の記事です。モバイル用のノートパソコンの話で、SONY(現バイオ社)のVAIOシリーズについて比較します。

 主に、初心者向けに書いております。VAIOシリーズは、ソニーから独立し、新設のVAIO株式会社(長野県の旧ソニー社の工場を拠点に)再出発しました。 

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 一方、地方の家電量販店ではあまり売られなくなったため、パンタグラフ式のSONY系のキーボードに慣れた人や、旧VAIOユーザーは、(直営店やテナントを除けば)主にネットを介して購入するという方法になりました。以前IBMがレノボ社に買収された際も、ThinkPadが量販店で取扱がなくなり、ユーザーは難儀しました。

 最近家電高級相談員とかしているAtlasは、新機種について相談を受けたので、ついでに新機種についての記事を執筆することにしました。

 いつものように、ラインナップを紹介した後で、最後に、目的別・予算別にAtlasのオススメ機種!を書いていきます。

推奨構成モデルのスペック比較

 さて、ここからは機種別にノートパソコンのスペックを見ていきます。2014年にVAIO株式会社になってから、ラインナップが整理され、VAIO Sシリーズ( 11 13 15)と VAIO Zシリーズの2種類の展開になりました。

 ここ10年でシェアを伸ばしたApple社もそうですが、モデルがユーザーの目的別にシンプルに整理されたので、スペックや機能でユーザーを惑わせる(悩ませる)ことがほぼなくなりました。この点は、大いに評価するべきで、(偉そうに言えば)この路線で行くのが正解だと思います。

 では、以下で、それぞれのモデルごとのラインナップを紹介していきます。

VAIO C15シリーズの紹介


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 1SONY VAIO C15 VJC1511 【各色】
  ¥61,800 ソニーストア (8/30執筆時)

 【最小構成時】

【CPU】インテルCeleron プロセッサー 3215U 1.7GHz
【メモリ】4GB(最大16GB)
【HDD】HDD 500GB
【モニター】15.5 型ワイド(1366x768)
【OS】 Windows 10, 8.1, 8.1Pro,7 Professional
【ドライブ】DVDスーパーマルチドライブ
【重さ】 約 2.5kg
【サイズ】幅380.8×高さ26.6×奥行260.8mm
【インターフェース】USB3.0 x3 USB2.0×2, HDMI SDカードスロット
【通信機能】 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/準拠)有線LAN、Bluetooth
【カメラ】HDウェブカメラ
【バッテリー持続時間】 最大9.8時間

 SONY VAIO C15 VJC1511 【各色】
  ¥100,800 ソニーストア (8/30執筆時)

 【Atlas推奨構成】

【CPU】インテル Core i3-5005U プロセッサー 2GHz
【メモリ】4GB(最大16GB)
【HDD】 Hybrid HDD 1TB
【モニター】15.5 型ワイド(1920 ×1080)
【OS】 Windows 10, 8.1, 8.1Pro,7 Professional
【ドライブ】】DVDスーパーマルチドライブ
【重さ】 約 2.5kg
【サイズ】幅380.8×高さ26.6×奥行260.8mm
【インターフェース】USB3.0 x3 USB2.0×2, HDMI SDカードスロット
【通信機能】 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/準拠)有線LAN、Bluetooth
【カメラ】HDウェブカメラ
【バッテリー持続時間】 最大9.8時間

 はじめに最近発売されたVAIO C15シリーズの紹介です。大画面液晶を搭載した、いわゆる「オールインワンPC」となります。ターゲット層は、おそらく、パソコン入門者やお年寄りで、デスクトップは不要だが、「全部入りのPCをできるだけ安く欲しい」という方だと思います。企業向けや、対面販売では売れそうなモデルです。
 なお、6万円台の標準スペックだと、性能がイマイチでしたので、CPU、ハードディスク・モニターをカスタマイズした場合の値段情報も加えました。価格は10万円ほどです。

 続いて、本体の性能について、いくつの点から説明したいと思います。  

 第1に、重量です。こちらは2.5kgとかなり重いPCです。家庭内での持ちはこびには支障がないでしょうが、外に持ちだすのは辛いスペックです。

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 第2に、キーボードです。キーとキーの間が空いた、アイソレーション式のキーボードで、打ちやすい仕様です。とくに大きいPCであるため、テンキー(数字キー)も付属しています。エクセルなどの数値入力には便利でしょう。

 第3に、液晶です。こちらはカスタマイズしない標準仕様ですと、解像度が1366x768となり、フルハイビジョンに満たない見にくいディスプレイです。実際的に文字の大きさは細かくできず、複数のアプリケーションの並行処理などにおいて快適ではありません。一方、追加料金で、1920 ×1080のフルハイビジョン画質にアップグレード可能です。このレベルで、電機屋で売っている「標準的」な入門用PCのレベルに到達します。

 ただし、解像度が1366x768の場合、文字が大きく表示されるというメリットがあります。多くの場合、これは不快なことなのですが、老眼がひどい方にはむしろその面が好評ですので、あえてアップグレードしなくても良いでしょう。

 第4に、CPUです。こちらは、標準だとインテルCeleron プロセッサー 3215U 1.7GHzです。「安いのが唯一の取り柄」というモデルで、性能面ではモバイル用の最新ATOMにも及ばないレベルです。ブラウジングや簡単なワープロならばこれでも良いですが、とくに初心者の方は、インテル Core i3-5005Uにアップグレードすることをおすすめします。格安PCとして考えても、これが最低水準です。

 第5に、メモリーです。こちらも、4GB・8GB・16GBからフレキシブルに選択が可能です。こちらについては、後からの増設に対応するので、とりあえずは4GBでも良いでしょう。もちろん、多い方が快適で、できれば8GBは欲しいところです。

 第6に、ストレージ(ハードディスク)です。こちらも標準では普通の500GBのHDDを採用します。最近のPCは、CPUやメモリではなく、HDDの遅さが、PC全体の遅さにつながっています。そのため、「次世代のハードディスク」である、SSDなどを搭載するPCが増えています。こちらは、明らかに「遅いHDD」ですので、OSの起動時間は長いでしょう。

 第6に、ドライブです。大きなPCということでDVDドライブが標準搭載されます。一方、こちらは、ブルーレイへのアップグレードには未対応です。

 第7に、端子類は、USBポート3.0ポートが3つとUSB2.0規格のポートが2つ、そのほかHDMI端子が搭載されます。

 第8に、通信機能はは、無線LANが搭載されます。ただ、最新の高速規格11acには未対応です。その他、Bluetooth・有線LANが搭載されます。このあたりはS11と同じですね。

 なお、VAIOに共通しますが、オフィスソフトは未搭載です。しかし、+18000円で、マイクロソフトのOffice Personal 2016を追加可能です。購入するよりも安いので、セットで買われても良いでしょう。その他、チャット用のHDカメラが搭載されます。

 以上、VAIO C15シリーズの紹介でした。自宅用の15インチの大画面PCを探している方で、予算を10万以内で考えている場合、かなりお買得なモデルです。ただ、6万円の構成だと貧弱なので、できれば、上に書いてあるように、CPU・液晶・HDDについては、カスタマイズしたいところですね。

VAIO S11シリーズの紹介

  つづいて、VAIO S11シリーズの紹介です。


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 2SONY VAIO S11 VJS1111 【各色】
  ¥109,800 ソニーストア (8/30執筆時)
 2SONY VAIO S11 VJS1111 【SIMフリー LTE対応】
  ¥124,800 ソニーストア (8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i3-6100U プロセッサー 2.30 GHz
【メモリ】4GB(増設不可)
【HDD】SSD 約128GB
【モニター】11.6 型ワイド(1920x1080)


 3SONY VAIO S11 VJS1111 【各色】
  ¥121,800 ソニーストア
(8/30執筆時)
 3SONY VAIO S11 VJS1111 【SIMフリー LTE対応】
  ¥136,800 ソニーストア (8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i5-6200U プロセッサー 2.30 GHz
【メモリ】4GB(増設不可)
【HDD】SSD 約256GB
【モニター】11.6 型ワイド(1920x1080)


 4・SONY VAIO S11 VJS1111 【各色】
  ¥176,800 ソニーストア
(8/30執筆時)
 4SONY VAIO S11 VJS1111 【SIMフリー LTE対応】
  ¥191,800 ソニーストア (8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i7-6500U プロセッサー 2.50 GHz
【メモリ】8 GB(増設不可)
【HDD】SSD 約256GB
【モニター】11.6 型ワイド(1920x1080)

 【3機種共通の特徴】

【OS】 Windows 10, 8.1, 8.1Pro,7 Professional
【ドライブ】なし
【重さ】 約 920 g
【サイズ】幅284.0 mm x 高さ16.4〜19.1 mm x 奥行190.4 mm
【インターフェース】USB3.0 x2 USB-C, D-sub, SDカードスロット
【通信機能】 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠)有線LAN、Bluetooth
【カメラ】HDウェブカメラ
【バッテリー持続時間】 最大15.2時間

 VAIO S11シリーズは、11.9インチのモニターを搭載した小さめのVAIOになります。家庭用としては画面が小さいので不向きですが、ビジネス用に向いた機種です。

 一応大きく3種類に分けましたが、パーツは細かくカスタマイズも可能です。

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 3モデル展開ですが、こちらは、 microSIM対応スロットが付属する【SIMフリー LTE対応】モデルが用意されているのが特長です。月々の料金は必要ですが、対応モデルを購入すると、Wi-Fiルーターなしで外出先からスマホ回線経由(4G・LTE)でインターネットが利用できます。

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 続いて、本体の性能について、いくつの点から説明したいと思います。

 第1に、重量です。モバイルモデルとして設計されているこちらは、 約 920 g1kgを切るほどの軽量性を持ちます。一方、堅牢性も重視されており150kgfの圧力に対処できるという十分なスペックです

 第2に、キーボードです。キーとキーの間が空いた、アイソレーション式のキーボードで、パンタグラフの出来も良く静音性が高い仕様です。

 第3に、液晶です。低反射コートがなされた11.6 型ワイド液晶というスペックです。さらに、こちらは、TN液晶よりも視野角が広く、高級なパネルであるIPS液晶が採用されます。IPS液晶は「目に優しい」ことでも知られますから、長時間のワープロ作業などに向いています。液晶の品質は「目の疲れ」に関係してきますので、機種選びで最も重要視したい部分です。

 第4に、CPUです。5番の機種は、インテル Core i3、6番の機種はインテル Core i5、7番の機種はインテル Core i7です。

 それぞれのCPUは、出たばかりの第6世代インテルCore プロセッサーであり、VAIO FIT 15E MK2シリーズに比べても性能は高いです。VAIO S11シリーズは、11インチのモバイルですが、CPUは15インチクラスと同じCPUを採用します。そうなると排熱が心配ですが、VAIOのモバイルPCは本体の放熱設計は評判があり、温度上昇によるCPU低速化は少ないです。

 第5に、メモリーについてですが、こちらは5番のCore i3と6番のCore i5モデルは4GBの搭載(Core i5のみ8GBにカスタムメイド可能)、7番のCore i7については、8GBの搭載です。いずれも、後から増設ができない仕様なので、画像編集など多少重たい処理を考えている方は、8GB搭載モデルを選ぶとよいでしょう。それ以外の方は、4GBで十分です。

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 第6に、ストレージ(ハードディスク)です。こちらは、高速タイプのSSDの搭載です。OSやソフトの起動速度などの点で快適に使いたい場合、SSDが搭載されていることはこの上ないメリットです。

 というのも、現在のパソコンの場合、CPUやメモリーよりもハードディスクの読み速度がパソコンの性能におけるボトルネックになっているからです。OSやソフトの起動が遅くて、PCの買い換えを考えているような方は、SSDが搭載されるVAIO Sシリーズの購入を強くオススメします。

 なお、SSDは現在「第1世代(SATA)」第2世代(PCI Express)」が併存しています。VAIO S11シリーズの場合、 5番のCore i3シリーズと6番の Core i5シリーズが「第1世代」、7番の Core i7シリーズが「第2世代」です。(ただし、6番の Core i5シリーズは「第2世代」にカスタマイズ注文可能)

 もちろん「第2世代」の方が高速ですが、第1世代でもハードディスクに比べると相当速いので、世代の違いはさほど重視しなくても良いと思います。

 ただ、容量は余裕を持って、256GB以上のSSDドライブを選びたいところです。その点、5番のCore i3のモデルは、128GBとやや物足りないです。それ以上のサイズが良いと思います。

 

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  ¥2,797 Amazon.co.jp (8/30執筆時)

 なお、これらの機種はオールインワンノートではないために、DVDドライブが付属しません。しかし、ポータブルなDVDドライブ(読み込み対応)は3000円ほどで入手可能ですし小型です。この際、ポータブルブルーレイドライブを導入するのも良いでしょう。ドライブについて【こちら】で紹介してありますので、よろしければご覧ください。

 その他の装備は、各機種共通です。

 端子類は、USBポート3.0ポートが2つと、最新のUSB-C規格のポートが1つ、SDカードスロット、アナログVGA端子が搭載されます。HDMI端子は未搭載なので、これを利用したい方は、USB-C端子-HDMIの変換プラグが必要です。

 通信は、無線LANが、従来の規格にプラスして最新の高速規格11acに対応します。す。なお、高速規格11acで最高速度のスピードでつなげたい場合、ルータ側の対応も必要です。【こちら】で別に紹介しました。その他、Bluetoothが搭載されます。

 オフィスソフトは未搭載です。しかし+18000円で、マイクロソフトのOffice Personal 2016を追加可能です。その他、チャット用のHDカメラが搭載されます。

 以上、VAIO S11シリーズの紹介でした。microSIMに対応する点で、最近雑誌等で話題のモバイルパソコンです。ただ、本体の性能や堅牢性も十分で、「目に優しい」高品質な液晶パネルを搭載していること高速なSSDドライブを搭載していることなど、それ以外にも多くの魅力を持ったモバイルノートだと思います。バッテリーの持続時間も最大15.2時間と長い点も嬉しい部分です。

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 3SONY VAIO S11 VJS1111 【各色】
  ¥121,800 ソニーストア
(8/30執筆時)
 3SONY VAIO S11 VJS1111 【SIMフリー LTE対応】
  ¥124,800 ソニーストア (8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i5-6200U プロセッサー 2.30 GHz
【メモリ】4GB(増設不可)
【HDD】SSD 約256GB
【モニター】11.6 型ワイド(1920x1080)

  いくつかのバリエーションがありますが、CPU性能やSSDのサイズを考えると、Core i5搭載のモデルが最もバランスが取れていると思います。Core i7モデルは多くの人にはオーバースペックでしょうし、価格も割高です。

 価格がやや高めなのがネックですが、キーボードはタイピングもしやすく、3年保証も付くため、長く快適に使えると思います。

VAIO S13シリーズの紹介


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 5SONY VAIO S13 VJS1311 【各色】
  ¥114,800 ソニーストア (8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i3-6100U プロセッサー 2.30 GHz
【メモリ】4GB(増設不可)
【HDD】SSD 約128GB
【モニター】13型ワイド(1920x1080)


 6SONY VAIO S13 VJS1311 【カスタマイズ】
  ¥151,800 ソニーストア
(8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i5-6200U プロセッサー 2.30 GHz
【メモリ】8 GB(増設不可)
【HDD】SSD 約256GB
【モニター】13 型ワイド(1920x1080)


 7・SONY VAIO S13 VJS1311 【カスタマイズ】
  ¥226,800 ソニーストア
(8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i7-6500U プロセッサー 2.50 GHz
【メモリ】16 GB(増設不可)
【HDD】SSD 約512GB
【モニター】13 型ワイド(1920x1080)

 【3機種共通の特徴】

【OS】 Windows 10, 8.1, 8.1Pro,7 Professional
【ドライブ】なし
【重さ】 約 1.06kg
【サイズ】幅322 mm x 高さ13.2 mm(最厚部17.9 mm) x 奥行216.5 mm
【インターフェース】USB3.0 x3 HDMI, D-sub, SDカードスロット
【通信機能】 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠)有線LAN、Bluetooth
【カメラ】HDウェブカメラ
【バッテリー持続時間】 最大10.5時間

 VAIO S13シリーズの紹介です。S11シリーズの画面を多少大型化し、出先でも、自宅でも使える中間サイズにした新機種です。こちらも、パーツについては、いくつかの組み合わせが撰べます。高性能なCore i7にカスタマイズすると20万円を越えますね。    モバイル特化型として設計されていない一般向きモデルのために microSIM対応スロットが付属する【SIMフリー LTE対応】モデルはありません。この点は残念ですね。

 続いて、本体の性能について、いくつの点から説明したいと思います。  

 第1に、重量です。こちらは1.06kgと13インチのパソコンとしてはかなり軽量です。筐体も薄型設計であり、多少画面が大きいPCを持ち運びたいというニーズにはS13は最適です。剛性については、S11同様、この機種の「売り」であり、堅牢です。

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 第2に、キーボードです。こちらもキーとキーの間が空いた、アイソレーション式のキーボードで、パンタグラフの出来も良く静音性が高い仕様です。Fキーが多少小さいですが、打ちにくいということはありません。

 第3に、液晶です。こちらも、全機種IPS液晶が採用されます。ノート用としては最上位といえるグレードで目にも良いものです。なお、このモデルは、+13000円でタッチパネル式も選択できます。ただ、多少ながら本体が重くなりますし、あえてタッチパネルにしなくてもよいでしょう。

 第4に、CPUです。こちらは、かなりフレキシブルに生産されているので、インテル Core i3インテル Core i5インテル Core i7から、自由に選んで選択できます。

 それぞれのCPUは、S11と同じように、出たばかりの第6世代インテルCore プロセッサーで、全く同じものが採用されています。つまり、画面の大きさ以外の能力は、小型のS11シリーズとS13シリーズは同等です。

 第5に、メモリーです。こちらも、4GB・8GB・16GBからフレキシブルに選択が可能です。ただ、オンボード使用で、あとから増設には対応できない仕様なので、画像処理やゲームなどをする方は、最低8GBモデル以上にしたほうが良いでしょう。ただし、インターネットを見たり、動画を閲覧したり、ワープロをする程度ならば、4GBで十分です。

 第6に、ストレージ(ハードディスク)です。こちらもやはり、高速タイプのSSDの搭載です。SSDも126GB・256GB・512GBからフレキシブルに選択が可能です。    ただ、この部分は注意が必要で、上で書いた値段構成の場合、「第1世代(SATA)」の構成価格です。S11の上位モデルのように、「第2世代(PCI Express)」を選択する場合は、128GBの場合5000円、256GBの場合10000円、512GBの場合25000円の追加投資が必要です。

 先ほども書きましたが、第1世代でも今までSSDを使ってこなかった人には信じられないほどのスピードがでますので、この部分で予算を節約するのは「あり」でしょう。ただし容量は256GB以上をおすすめします。

 

 【DVD再生ソフトなし】

 BUFFALO USB2.0用 DVSM-PT58U2V-BKC
  ¥3,140 Amazon.co.jp
(8/30執筆時)

 【DVD再生ソフトあり】
 BUFFALO USB2.0用 DVSM-PTS58U2-BKC
  ¥4,350 Amazon.co.jp (8/30執筆時)

 なお、13インチと多少大きめですが、これらの機種もDVDドライブが付属しません。別に買う必要があります。ドライブについて【こちら】で紹介してありますので、よろしければご覧ください。

 端子類は、USBポート3.0ポートが2つと、給電対応のUSB3.0規格のポートが1つとHDMI端子とアナログVGA端子が搭載されます。出先でプロジェクターなどに出力する場合も便利な仕様ですね。

 通信は、無線LANが高速規格11acに対応します。その他、Bluetooth・有線LANが搭載されます。このあたりはS11と同じですね。

 オフィスソフトは未搭載です。しかし、やはり+18000円で、マイクロソフトのOffice Personal 2016を追加可能です。購入するよりも安いので、セットで買われても良いでしょう。その他、チャット用のHDカメラが搭載されます。

 以上、VAIO S13シリーズの紹介でした。1台で、自宅でも、仕事でも使えるPCをを探したい場合は、このサイズが最も良いです。他社の同価格帯のWindows系のPCと比べても、堅牢性と軽量性のバランスが取れた良い機種といえ、過度にソフトなどが入っていない分、価格も割安だと思います。

 バッテリーも最大10時間保ちますし、この点でも問題ありません。

VAIO S15シリーズの紹介


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 SONY VAIO S15 VJS1511 【各色】
  ¥89,800 ソニーストア (8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i3-6100H プロセッサー 2.70 GHz
【メモリ】4GB
【HDD】500GB
【モニター】15.5型ワイド(1920x1080)


 9SONY VAIO S15 VJS1511 【各色】
  ¥99,800 ソニーストア
(8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i5-6300HQ プロセッサー 2.30 GHz
【メモリ】4GB
【HDD】500GB
【モニター】15.5型ワイド(1920x1080)


 10・SONY VAIO S15 VJS1511  【各色】
  ¥124,800 ソニーストア
(8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i7-6700HQ プロセッサー 2.50 GHz
【メモリ】8GB
【HDD】500GB
【モニター】15.5型ワイド(1920x1080)

 11・SONY VAIO S15 VJS1511  【各色】
  ¥135,800 ソニーストア
(8/30執筆時)

【CPU】インテル Core i7-6700HQ プロセッサー 2.50 GHz
【メモリ】16 GB
【HDD】SSD 約128GB
【モニター】 15.5型ワイド(1920x1080)


 【3機種共通の特徴】

【OS】 Windows 10, 8.1, 8.1Pro,7 Professional
【ドライブ】DVDドライブ
【重さ】 約 2.5kg
【サイズ】約 幅380.3 mm x 高さ25.1 mm x 奥行260.8 mm
【インターフェース】USB3.0 x3 HDMI, D-sub, SDカードスロット
【通信機能】 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠)有線LAN、Bluetooth
【カメラ】HDウェブカメラ
【バッテリー持続時間】 最大7.6時間

 続いて、VAIO S15シリーズの紹介です。Sシリーズの15インチの大画面タイプです。最初に紹介した15インチのCシリーズに比べると、こちらのほうが外観デザインとしてビジネスを意識した作りですが、中身の性能はCシリーズとさほど変わらないのが、正直な感想です。ただ、カスタマイズ性はこちらの方が高いです。

 いずれにしても、この価格帯の15インチの大画面は、性能よりも価格を重視したモデルが多いのが、各社に見られる共通の傾向で、Sシリーズもそうなります。

 こちらも、本体の性能について、いくつの点から説明したいと思います。  

 第1に、重量です。こちらの機種は、重さが約2.5kgと、重量があります。基本的には、自宅(職場)に置いて、自宅(職場)内でのみ使うことに適するモデルです。このサイズを持ち運ぼうとするのは、多少無謀でしょう。

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 第2に、キーボードです。こちらは、テンキー(数字キー)も装備されるフルキーボードが搭載されます。ただ、その分、キーピッチは13インチと比べても広くなく、打ちやすさは下位機種と変わりません。なお、左右手前は、ボックススピーカーが内蔵され、低音が効いたサウンドの再生が可能です。

 第3に、液晶です。こちらは、下位機種から、フルハイビジョン画質の液晶が装備されます。ただ、Cシリーズと同じで、視認性のよいIPS液晶は不採用です。公式にスペックは明らかにされませんが、おそらくIPS液晶の次に見やすいといえる、中級のVA液晶を採用しています。VA液晶も視野角はIPSと同等で、最近は性能が良いため、費用対効果は高いです。また、ノングレア処理がなされており、画面への写り込みが起こりにくいです。こちらも+13000円でタッチパネル式も選択できます。

 第4に、CPUです。こちらは、4モデルで、インテル Core i3インテル Core i5インテル Core i7の3種類に分けられます。ただし、S11やS13とは異なるCPUです。

 というのも、15インチの場合は、CPUから発する熱をさほど気にする必要が無いため、ハイスペックのCPUを搭載できるからです。そのため、処理速度だけでみると、S15は、Core i3Core i5Core i7で比べると、いずれもS13などより優秀です。ただし、Core i3<Core i5<Core i7の序列は変わりません。

 現在は、低消費電力化の方が技術コストがかかるため、CPU本体の価格は、S11やS13に搭載される高性能小型CPUの方が高いという「逆転現象」がみられます。いずれにしても、ハイスペックCPUが搭載されるため、ゲームなどにも向いた機種の1つです。

 第5に、メモリーです。こちらも、4GB・8GB・16GBからフレキシブルに選択が可能です。また、この機種については、メモリースロットにユーザーがアクセスできるため、後からのメモリー増設も可能です(16GBまで)。

 もちろん、インターネットを見たり、動画を閲覧したり、ワープロをする程度ならば、4GBで十分です。

 第6に、ストレージ(ハードディスク)です。こちらは、128GBのSSDを搭載する最上位機種を除けば、昔ながらのHDD(ハードディスク)を500GB搭載します。そのため、OSやソフトの起動速度はさほど期待できません。

 ただ、+7000円で1TBのハイブリッドHDDに換装可能です。こちらは、SSDのような、高速フラッシュメモリーを搭載したHDDであり、読み込み速度の大幅な改善が見込めます。SSDに比べて安く、費用対効果も高いです。

 第7に、ドライブです。こちらは、いずれのモデルもDVDドライブが付属します。逆説的に言えば、付属するから、2kgを越える重さになります。なお、+8000円で、ブルーレイドライブに換装も可能です。

 端子類は、USBポート3.0ポートが3つとHDMI端子とアナログVGA端子が搭載されます。外部ディスプレイなどに出力する場合に特に便利でしょう。

 通信は、無線LANが高速規格11acに対応します。その他、Bluetooth・有線LANが搭載されます。

 オフィスソフトは未搭載です。必要な場合は、+18000円で、マイクロソフトのOffice Personal 2016を追加可能です。その他、チャット用のHDカメラが搭載されます。

 以上、VAIO S15シリーズの紹介でした。重量面で言えば、持ちはこびを前提にしない場所で使うべきオールインワンノートです。その分、価格は安いですし、ドライブも付属なので、デスクトップPCの代わりに自宅に置こうと考えている方にはおすすめできる機種です。

VAIO Zシリーズ



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    12SONY VAIO Z クラムシェル VJZ1311 【各色】
  ¥156,800 ソニーストア (8/30執筆時)
【CPU】インテル Core i5-6267U プロセッサー 2.90 GHz
【メモリ】4GB
【HDD】SSD 約128GB
【モニター】13.3型ワイド(1920x1080)
【バッテリー持続時間】 最大27時間
 13SONY VAIO Z フリップ VJZ13B1 【各色】
  ¥199,800 ソニーストア (8/30執筆時)
【CPU】インテル Core i5-6267U プロセッサー 2.90 GHz
【メモリ】4GB
【HDD】SSD 約128GB
【モニター】13.3型ワイド(1920x1080)
【バッテリー持続時間】 最大19.7時間

  【2機種共通の特徴】
【OS】 Windows 10, 8.1, 8.1Pro,7 Professional
【ドライブ】
【重さ】 約 1.17kg/ 1.35kg
【インターフェース】USB3.0 x2 HDMI, (mini-display), SDカード
【通信機能】 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠)有線LAN、Bluetooth
【カメラ】HDウェブカメラ
 

 続いて、VAIO Zシリーズの紹介です。Zの型番は旧VAIOの小型ノートの高級ラインに付される名称でしたが、新会社になって以後、満を持して登場したのが、このモデルです。

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 2種類あります。VAIO Z クラムシェルは、普通のノートパソコンタイプですが、バッテリーが最大27時間と、高寿命です。VAIO Z フリップは、バッテリーの保ちが19.7時間と多少短い代わりに、キーボードを取り外して、タブレットとしても使えるタイプです。専用のデジタルペンも付属します。

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 また、VAIO Z フリップは、スキャナ機能も「売り」にしています。本体背面に内蔵されたCMOSセンサーを使い、会議資料等を撮影し、その場でOCR(文字認識)まで処理できます。これは便利です。なお、VAIOは「スキャナ」と書いていますが、スキャナではなくこれは「799万画素のカメラ」で撮影する「書画カメラ」の類です。なお、書画カメラとスキャナの違いはこちらで以前解説しましたが、保存用には使えないにせよ、こうした用途で使うならば、かなり便利な「発明」だと思います。

 続いて、本体の性能について、いくつの点から説明したいと思います。    第1に、重量です。2機種で異なりますが、いずれも1kg台前半であり、手軽に持ち運べる重さをキープしています。苦に感じることは少ないでしょう。

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 第2に、キーボードです。こちらもキーとキーの間が空いた、アイソレーション式のキーボードで打ちやすいです。また、英語配列キーボードが+5000円で選択できる点は、プログラマなどには嬉しいかもしれません。

 第3に、液晶です。VAIO Z クラムシェルは、IPS液晶が採用されます。S13と同じフルHD画質のIPSタイプの13.3型ワイド(1920x1080)が採用されます。こちらも十分に性能が良いですが、VAIO Z フリップはさらに解像度の高い2560x1440の高詳細ディスプレイが採用されています。ただ、+17500円払えば、VAIO Z クラムシェルVAIO Z フリップと同程度に性能が良い液晶に交換できます。

 第4に、CPUです。いずれも、省電力タイプのCore i5-6267U プロセッサー 2.90 GHzを採用します。Sシリーズに搭載されるCPUよりも、クロック数やキャッシュが多少多く高性能です。なお、+20000円で、Core i7-6567Uにアップグレード対応します。モバイルノートとしてはそこまでのCPUは不要でしょうが、画像処理などを考えている場合は、検討しても良いでしょう。

 第5に、メモリーです。こちらも、4GB・8GB・16GBからフレキシブルに選択が可能です。あとから増設には対応できない仕様です。画像処理やゲームなどをする方は、最低8GBモデル以上、普通にビジネス用ならば4GBで足ります。

 第6に、ストレージ(ハードディスク)です。こちらは最新の、第2世代のSSDの搭載です。サイズは126GB・256GB・512GBから選択できます。デフォルトは128GBですが、容量不足に感じる方は+20000円だして、256GBに増設するのも手でしょう。後から換装できませんので。

 端子類は、USBポート3.0ポートが2つとHDMI端子が付属します。

 通信は、無線LANが高速規格11acに対応します。その他、Bluetooth・有線LANが搭載されます。

 オフィスソフトは未搭載です。+18000円で、マイクロソフトのOffice Personal 2016を追加可能です。

 DVDドライブ付属しません。別に買う必要があります。ドライブについて【こちら】で紹介してありますので、よろしければご覧ください。

 以上、VAIO Zシリーズの紹介でした。大体同じサイズのS13シリーズに比べると、高級ですが、高品質の液晶を採用しているのが一番の魅力です。もちろん、Sシリーズも良い液晶を採用しますが、視認性をより重視したい場合は、この機種はよいと思います。

 とくに、VAIO Z フリップは、スキャナ機能など、タブレットPCとしても従来にない機能があり、魅力的です。

後編に続く!
新しいVAIOのおすすめ機種は結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、VAIOの新モデルについて書いてきました。

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 続く後編記事【こちら】では、、VAIOの現行機種14機種の中から、目的別・用途別にAtlasのオススメ機種!を選定して行きたいと思います!

 後編記事は→こちら!

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posted by Atlas at 15:15 | Comment(0) | ノートPC・タブレット

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