【今回レビューする内容】2022年 最新のバイオノートPCの性能とおすすめ・選び方(バイオ株式会社・ソニー) 機種の違いやスペック おすすめのカスタマイズ構成など
【比較する製品型番】SONY VAIO S15シリーズ S15 VJS1551 VJS1541 VAIO FL15シリーズ FL15 VJFL51 VAIO SX12シリーズ SX12 VJS1241 ALL BLACK EDITION 勝色特別仕様 VAIO SX14シリーズ SX14 VJS1441 VAIO Zシリーズ Z VAIO Z VJZ142 SONY VAIO A12 VJA1211
今回のお題
VAIOの最新ノートPCのおすすめ機種とその選び方は?
ども、Atlasです。
今日は、2022年2月現在、最新のVAIOのノートPCの比較です。
1・VAIOのノートPCの比較 (1)
1-1:VAIO S15シリーズ
用途:据置用〈15.6型〉
予算;11万円〜
1-2:VAIO FL15シリーズ
用途:据置用〈15.6型〉
予算;9.5万円〜
1-3:VAIO SX12シリーズ
用途:モバイル兼用〈12.5型〉
予算;12万円〜
1-4:VAIO SX14シリーズ
用途:モバイル兼用〈14型〉
予算;12万円〜
2・VAIOのノートPCの比較 (2)
2-1:VAIO Zシリーズ
用途:モバイル兼用〈14型〉
予算;20万円〜
2-2:VAIO A12シリーズ
用途:モバイル用〈12.5型〉
予算;17万円〜
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
=予算別の選び方まとめ
SONY(現バイオ株式会社)の販売するVAIOシリーズを、2回の連続記事で比較していきます。
VAIOは、2014年にソニーから独立し、(長野県の旧ソニー社の工場を拠点に)再出発しています。
地方の家電量販店ではあまり売られなくなったため、SONYのキーボードに慣れた人や、旧VAIOユーザーは、主にネットを介して購入するという方式になりました。
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そこで、今回の記事では、同社のノートPCを、全機種紹介します。
そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を進めていきます。
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1・VAIOのノートPCの比較
2・SurfaceBookの比較
3・Macbookの比較
4・激安ノートPCの比較
なお、今回の記事は、このブログのノートPC比較シリーズの1回目記事として書きました。
0・VAIOのノートPCの選び方の基本!
0-1・シリーズ構成
0-2・販売形態
0-3・スペック
各シリーズの具体的な製品紹介にはいる前に、VAIOのノートPCの「選び方の基本」を紹介しておきます。
以上の3点について、順番に説明していきます。
第1に、シリーズ構成についてです。
現行のVAIOの場合、基本と言えるシリーズが3種類あります。
モバイル向けで12インチ画面のSX12シリーズ、自宅・モバイル兼用の14インチ画面のSX14シリーズ、自宅・職場向けの15.6インチ大画面機のS15シリーズです。
これに、主に外観面で高級な14インチのZシリーズと、タブレット形状にもできる12.5インチのA12シリーズ、そして、廉価版の入門機となる15.6インチのFL15シリーズが、「すきま」を補完していると考えれば、分かりやすいかと思います。
ユーザー目的別にかなりシンプルに整理されていて、スペックや機能でユーザーを惑わせる(悩ませる)ことがほぼないため、良い構成に思えます。
この点は、大いに評価するべきで、(偉そうに言えば)この路線で行くのが「正解」だと思います。
第2に、販売形態です。
VAIOについては、大きなデンキヤの場合、店頭在庫があります。
ただ、型番が微妙に異なるため比較しにくいほか、価格面でも(ポイントを加味しても)直販で買ったほうが安い場合が多いです。
一方、直販は、他社と異なり販売ルートが2ルートあります。
従来からあったソニーストア(こちら)での販売と、VAIO株式会社のストア(こちら)での販売です。
価格は両方で異なり、キャンペーンも異なります。
ソニーストアは、(NECのような)長期間価格が一定傾向な売り方で、VAIOのほうは(DELLのような)短期間での値動きが多い印象です。
選べる構成は基本同じです。
しかし、(時期により)パーツ選択によって割引額が大きく異なることがあるので、構成を決めたら、両方のサイトの値段をチェックしてみましょう。
第3に、スペックです。
今回の記事の主題はここです。
CPU・メモリ・ストレージ・光学ドライブほか、さまざまなスペックを比較していくつもりです。
最も重要なCPUは、ベンチマークを出しつつ見ていくつもりです。
この部分についてだけ、あらかじめ説明しておきます。
Atlasが考えるに、CPUスコアは一般的な書類仕事やウェブブラウジングに利用する場合の、現状で最低限は「3000」です。
「そこそこ快適」に使える一般水準と言えるのは「5000」、現状で十分快適と言えるのが「8000」、ハイスペックで超快適といえるのは、「10000」以上と言えます。
他社では「超快適」といえる15000以上のものもあります。
ただ、VAIOは、そもそも単独GPU(ビデオカード)を搭載する「グラフィックス・ゲーミング用」の設計ではないので、そこまでは不要かと思います。
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というわけで、VAIOのノートPCの「選び方の基本」の紹介でした。
以下では、冒頭示したようなシリーズ順に、各製品を紹介していきます。
1-1・VAIO S15シリーズの比較
はじめに、自宅・職場向けのS15シリーズからです。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2022年5月発売予定モデル】
【最小構成】
1・SONY VAIO S15 VJS1551
¥159,800〜 ソニーストア (5/26執筆時)
CPU: Core i3-1215U(1.2GHz)
メモリ:8GB
ストレージ:1TB HDD
モニター:15.6型 フルHD
光学ドライブ:DVDドライブ
【Atlas推奨構成】
2・SONY VAIO S15 VJS1551
¥159,800〜 ソニーストア (5/26執筆時)
CPU: Core i3-1215U(1.2GHz)
メモリ:8GB
ストレージ:SSD(3rd) 512GB
モニター:15.6型 フルHD
光学ドライブ:DVDドライブ
【ハイスペック構成】
3・SONY VAIO S15 VJS1551
¥159,800〜 ソニーストア (5/26執筆時)
CPU:Core i7-12700H(2.3GHz)
メモリ:16GB
ストレージ:SSD(3rd) 1TB
モニター:15.6型 4K HDR
光学ドライブ:ブルーレイドライブ
【機種共通の特徴】
OS:Windows 11 Home
重量: 約 2.25kg
接続:USB-A (3.0)×3 USB-C (4.0) HDMI
通信:Wi-Fi6 Bluetooth6.1 LAN
カメラ:HDカメラ(207万画素)
バッテリー:最大7.4時間
VAIO S15シリーズは、同社の製品では唯一のオールインワン型です。
2022年5月に仕様変更があり、新しい型番になります(旧型番VJS1541)。
執筆時、カスタマイズする場合の値段などは未発表ですが、従来よりすこしグレードがあがった約16万〜30万の範囲の「高級オールインワンノート」といえます。
なお、OSは、現状でWindows 11 Home(Proも可)のみ選択できます。
15.6インチの大画面液晶を搭載する大きな筐体で、同社の製品では唯一、DVDなどの光学ドライブを内蔵します。
現行機は、2019年にフルモデルチェンジしたものがベースとなります。
本機のターゲット層は、パソコン入門者やお年寄りです。
デスクトップPCは不要だが、自宅に置く「全部入りの大画面ノートが欲しい」という方だと思います。
あまり詳しくない方への、対面販売でも売れそうなモデルで、実際そういうモデルでしょう。
本体は、タイピング時に角度が付けやすい構造になっています。
実際、全体的に丸みを帯びた「家庭向きの優しい印象」から、「できるビジネスマン」風の角張ったデザインに変更されました。
そのため、「仕事場に置くビジネス用」とも、本機は位置づけられます。
なお、ハイエンド構成についてはVAIO S15 | ALL BLACK EDITIONとして、(恒例イノ)筐体が特別仕様のモデルもでます。
「デコレーション」料金として、同じ仕様の通常モデルよりも高くなります。これについては、詳しくはSX12のところで改めて説明します。
重量は、構成にもよりますが約2.25kgです。
米袋を想定すると良いと思いますが、外に持ちだすのは辛いスペックです。
モバイル用に配慮があるPCではない点は注意してください
キーボードは、他社と比べても、VAIOは、品質が良いです。
同社の製品はどれもそうですが、ピッチもストロークも十分で、他社の格安機とは一線を画すると言えます。
本機は、大きいPCであるため、テンキー(数字キー)も付属しています。
エクセルなどの数値入力には便利でしょう。
液晶は、カスタマイズ可能です。
全モデル(1366x768)と違って、今回は、最低でもフルHD解像度(1920×1080)からです。
さすがに、現行水準ではこれほどはないと、動画を含むWeb閲覧に支障を来すので、良いかと思います。
【ハイスペック構成】を選ぶ場合、4K液晶(ノングレア)にもカスタマイズ可能です。
4K解像度の場合、高画質動画がそのままの解像度で見れるため鮮明です。
最近は、Netflixや、Amazonビデオをはじめとして4Kコンテンツも多くなっています。
なお、ビジネス用に利用する場合、4KはフルHDより相対的に文字は小さくなり、作業領域は広くなります。
ただ、Windows10以降は、(iPhoneと同じ仕組みで)文字4倍の密度で「高詳細に」表示する設定も可能なので、画質を向上させつつ、視認性も保つことが可能です。
5年以上更新がないような古いソフトの場合、この仕組みに対応できず、文字が小さく表示されてしまうのですが、現状では(まず)ないでしょう。
老眼の方を含めて問題はなくなっています。
さらに、本機の場合、4Kでも4K HDRモニタ(ノングレア)になります。
HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、輝度表現の拡張技術で、最近4Kテレビなどでも対応する機種が増えています。
コンテンツ側の対応が必要なので、PC用としては基本的に映画・ゲームなど向けです。
ただ、本機の場合、HDR仕様のモニターは、Adobe RGBカバー率100%の広色域パネルです。
そのため、デザイン関係の仕事の方は、導入意義があるでしょう。
CPUは、インテルのCore i5とCore i7から選ぶ方式です。
本機は、2022年に登場したばかりの第12世代のインテルのCPUを採用です。
ベンチマークを見ると、さすがに最新世代ですから、Core i3でも6コア8スレッドで、13000台であり、ビジネス用に相当快適といってよい水準で宇。
単独CPUの最大パフォーマンスは、1.2GHzなので、この部分は「入門機」ではありますが、普通の仕事や、自宅用ならこのレベルでも十分でしょう。
Core i5だと12コア、Core i7だと14コアとなります。
GPUは選択できない部分でゲーミング用ではないですが、ビジネス用などに「最高水準」を求めたいための仕様と言えます。
ただ、一般向けにはオーバースペック気味ではあります。
バッテリーは、フルHD画質のモニターを選択した場合で、最大7.5時間、4KHDRで、5.3時間です。
モバイル用ではないので、この程度でOKです。
メモリーは、8GB-64GBの範囲でフレキシブルに選択が可能です。
現状、8GBあれば、Windows11でも十分です。
ただあとからの増設には対応しませんので、仕事などで多めに必要な場合は、16GB程度に増設しておくのも良いかと思います。
ストレージ(ハードディスク)は、カスタマイズ可能です。
最近のパソコンは、CPUやメモリではなく、HDD(ハードディスク)の遅さが、PC全体の遅さにつながっています。
そのため、より速いSSDを搭載する場合が、ノートPCでは、一般的になりました。
基本構成は、OSの起動時間は長く不快でしょう。
しかし、カスタマイズでSSDに換装可能です。
この場合、読み込み速度の大幅な改善が見込めます。SSDに比べて安く、費用対効果も高いです。
なお、SSDは、昔からあるSSD(SATA)ほか、第4世代ハイスピードSSD(PCIe)が選択可能です。
256GBの場合、両者の値段差は、5000円です。
「第3世代ハイスピードSSD」は、他社的な言い方では、PCI Express 3.0対応 のことです
中身のストレージのメーカと型番が未確定なので、実効速度について、正確なところはいえません。
しかし、SATA接続が、HDDの4-5倍の速度である500MB/秒ほどの速度であるのに対して、SSD(PCIe)は、2000MB/秒以上の速度が出るものがあります。
とくに、大容量データの読出速度は、高速化が著しい傾向なので、選ぶ価値はあります。
光学ドライブは、本体が「大きなノートPC」ということで、DVDドライブが標準搭載されます。
逆説的に言えば、それゆえに、2kgを越える重さになります。
なお、+10000円で、ブルーレイドライブに換装も可能です。
接続端子は、昔からの(四角い)USB-A形状端子は3つです。
速度は、USB3.0世代なので、高速なストレージでもそこそこ高速につながります。
また、1ポートのみですが、スマホなどへの給電も可能です。ただ、USB3.0は給電力に規格的な限界があるため、高速充電は不可です。
一方、(丸い)USB-Cポートも1ポートあります。
こちらの速度規格はUSB4.0なので、高速です。(HDMIもありますが)ディスプレイのデイジーチェーンで、特に高解像モニターをつなげたい場合、こちらを使える水準です。
さらに、電源端子は別にありますが、USB-C端子は給電(USB-PD)対応なので、【USB-PDバッテリーの比較記事】で書いたような、45Wのモバイル電源を導入すれば、そちらからも充電可能です。
先述のように、(持ち歩き前提の重さではないので)さほど持続時間がないわけですが、非常時に持ち出す場合、この仕組みは利用できるでしょう。
そのほか、プレゼン用のHDMI端子・アナログVGA端子が装備されます。
いずれにしても、、端子部分で、新旧取りそろえての「全部入り」ですので、この部分で物足りなく感じる方は少ないと思います。
ネットワークは、無線LAN・無線LAN(Wi-Fi6)・Bluetooth 5.1を装備します。
とくに、無線LANについては、2020年頃に登場した高速で安定性の高いWi-Fi6に対応します。
このブログでは、【高速無線LANルーターの比較記事】と【Wi-Fi6対応ルーターの比較記事】で別に紹介しています。
近年ルーターを換えていない方は、同時に交換を考えても良いかと思います。
オフィスソフトは、未搭載です。
カスタマイズで追加購入はできます。
ただ、このシリーズについては、執筆時現在、最新は、2021年10月登場のOffice 2021ですが、そちらを選べます。
別に買う場合など、買い方については、このブログの【Office2021の選び方の記事】をご覧ください。
なお、製品版ライセンスが2台まで利用可能なのに対して、VAIOのBTOで追加する場合、購入されるノートPCに限って「1台のみ利用可能」です。
そのほか、指紋認証機能・顔認証機能が標準で付属します。
諮問は複数人の登録が可能で、指紋に応じた自動ログインに対応します。
スピーカーは、音楽を聴くという意味ではあまり高性能ではないです。
規格的に立体音響規格であるDolby Atmosには対応します。ただ、出力は弱いですし、しっかり聴くならば、【PCスピーカーの比較記事】で書いたような、外部機器が必要です。
一方、マイクを含めてですが、チャット利用時のノイキャン機能など、ビジネス方面には高度です。
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以上、VAIO S15シリーズの紹介でした。
自宅用の15インチの大画面PCを探している方で、予算を15万円前後とれる方には、選択して良いモデルです。
とくに、ドライブはもちろん、接続端子は「全部入り」、ネットワークも最新世代ですから、買った後で問題になることが少ない、まさに「オールインワン」といえる製品です。
CPUのスコアも高いため、大事に使えば、かなり長い年月を現役で使えるでしょう。
【Atlas推奨構成】
1・SONY VAIO S15 VJS1551
¥159,800〜 ソニーストア (5/26執筆時)
CPU: Core i3-1215U(1.2GHz)
メモリ:8GB
ストレージ:SSD(3rd) 512GB
モニター:15.6型 フルHD
光学ドライブ:DVDドライブ
カスタマイズについては、CPUは、ハードに使わないならば Core i3-1215Uで十分です。
むしろ、ストレージを第4世代のSSDドライブとした上で、容量を512GBほどにアップさせた方が、全体的な満足度は高くなると思います。
また、液晶は、画面が大きめと言うこともあり、予算があれば4Kのが良いですが、価格部分も考えると、フルハイビジョンで良いでしょう。
1-2・VAIO FLシリーズの比較
続いて、VAIOのFLシリーズです。
同じく、15.6インチの大画面用ですが、「格安ノート」として10万円を割る価格で出しています。
こちらは、VAIO直販のみで、ソニーストアでは取扱がないです。
【2021年現行モデル(2019年〜)】
【最小構成】
4・SONY VAIO FL15 VJFL51
¥79,200〜 VAIOストア (5/26執筆時)
CPU: AMD Ryzen3 4300U (2.7GHz)
メモリ:8GB(増設不可)
ストレージ:256GB (SSD)
モニター:15.6型 フルHD
光学ドライブ:
OS:Windows 10 Home
重量: 約1.85kg
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.1) HDMI
通信:Bluetooth 5.1 Wi-fi 6
カメラ:HDウェブカメラ
バッテリー:最大7.5時間
VAIO FL15シリーズは、VAIOの大画面格安ノートです。
15.6インチの大画面液晶を(カスタマイズできなくする代わりに)「できるだけ安く」というコンセプトで、「みんなのPC」というキャッチフレーズで売っています。
形状的は本機も、本体に角度を付けることでタイピングへの配慮もあります。
日本国内製造という部分も同じですが、外観のデザインはビジネス用というより、ファミリー用に見えます。
重量は、約1.85kgです。
持ち運びにはあまり適さないサイズであり、重さです。
キーボードは、少し特殊です。
本機は、キーピッチ(キー間隔)を犠牲にせず、テンキー(数字キー)を備えます。
それは良いのですが、無理に押し込んだので、矢印キーなどの配置がかなり特殊で、打ちにくい仕様です。ブラインドタッチをしない方向けと言えます。
バックライトもないですし、この部分は、あまりパソコンを使い込まないような、ファミリー向けに完全に特化したと思われます。
液晶は、フルHDのノングレア(非光沢)の液晶です。
家庭用の入門機として、特段問題はないでしょう。
CPUは、本機はAMD系のRyzen3 4300Uです。
4コア4スレッドのCPUで、スコアは8000近くで、十分な「快適水準」です。
年配の方は、インテル系に安心感を求めますが、AMDは近年大幅に技術水準を上げていて、格安PCだと、省エネ性と費用対効果が高いので、各社とも採用しています。
バッテリーは、最大7.5時間です。
メモリーは、8GBです。
大事な部分で「ケチらない」仕様です。長く使えるでしょう。
ストレージ(ハードディスク)は、256GBのSSDです。
高速タイプではないですが、十分でしょう。
HDDの4-5倍の速度である500MB/秒ほど出せます。
光学ドライブは、本機は未付属です。
ただ、最近は3000円位で外付けが買えますし問題ないです。
必要そうならば【Windows向けDVD・ブルーレードライブの比較記事】があります。
よろしければご覧ください。
接続端子は、昔からの(四角い)USB-A形状端子が3つです。
速度は、USB3.0世代なので、そこそこ高速です。
また(丸い)USB-C端子も付きます。こちらの速度はUSB3.1なので、より高速で外付けストレージがつながります。また、USB-PD対応なので、スマホなどへの高速充電もできます。
なお、後ほど見るSXシリーズと違い、USB-C端子以外に充電端子は別にあるので、USB-C端子は、充電中でもフリーに使えます。
ネットワークは、無線LAN(Wi-Fi)・Bluetooth5.1という構成です。
注目は、Wi-Fiの部分で、最新の高速規格11ax(Wi-Fi 6)に対応します。2019年頃から登場してきたものですが、最高速度を得たい場合、ルータ側の対応も必要です。
なお、対応ルーターなどについて、このブログでは、【高速無線LANルーターの比較記事】と【Wi-Fi6対応ルーターの比較記事】で別に紹介しています。
導入すれば、速度面のほか、通信安定性も改善します。家族が多く、同時通信が多い方は、この際、ルーターも合わせて見直すと良いでしょう。
オフィスソフトは、未搭載です。
ただ、最新のOffice2021の付属モデルもあり、それでも10万円以内におさまります。
そのほか、指紋認証機能・顔認証機能は、ビジネス用ではないため、オプションでも省略です。
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以上、VAIO FL15シリーズの紹介でした。
国内製造のPCという安心感がありつつ、10万円を切る点でお買得感があります。
CPU・メモリ量・SSD・ネットワーク(Wi-Fi)・接続端子(USB-C)という大事な部分で「ケチっていない」ので、大事にすれば、長く使えるでしょう。
ただ、キー配列が特殊なので、ブラインドタッチはしにくいし、覚えにくくもあります。実際、あえて、テンキーを載せる意味は乏かったような気はします。
1-3・VAIO SX12シリーズの比較
つづいて、モバイル兼用向けとなる、12インチ画面のSX12シリーズの紹介です。
【2021年10月発売モデル】
【最小構成】
5・SONY VAIO SX12 VJS1241
¥127,600 ソニーストア (5/26執筆時)
5・SONY VAIO SX12 VJS1241
¥137,000 VAIOストア (5/26執筆時)
CPU:Celeron -6305(1.8GHz)
メモリ:4GB(増設不可)
ストレージ:SSD 128GB
モニター:12.5型 フルHD
【Atlas推奨構成】
6・SONY VAIO SX12 VJS1241
¥191,500 ソニーストア (5/26執筆時)
CPU:Core i5-1155G7(2.5GHz)
メモリ:8GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 256GB
モニター:12.5型 フルHD
【ハイスペック構成】
7・SONY VAIO SX12 VJS1241
¥218,000 ソニーストア (5/26執筆時)
CPU:Core i7-1195G7(2.5GHz)
メモリ:16 GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 512GB
モニター:12.5型 フルHD
【共通の特徴】
OS:Windows 11 Home
光学ドライブ:なし
重量: 約 887-897g
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.1) HDMI SD
通信:Bluetooth 5.1 Wi-fi 6 LAN
カメラ:HDウェブカメラ
バッテリー:最大30時間
VAIO SX12シリーズは、12.5インチのワイドモニターを搭載した小さめのVAIOになります。
OSは、このシリーズも現状でWindows 11 Home(Proも可)のみ選択できます。
家庭用としておいて使う場合は、画面が小さいので不向きです。しかし、ビジネス用に持ち運んで利用するのには向いた機種です。
こちらも、CPUやストレージなどをカスタマイズ可能です。
予算別に「Atlasのおすすめ構成」を3パターン提案しておきました。
重量は、構成によって多少左右されますが、最大でも906g以下です。
他社のモバイル用と比較しても、十分に軽いといってよい水準です。
キーボードは、こちらもキーとキーの間が空いた、アイソレーション式のキーボードです。
キーピッチも19mmフルサイズですから、小型とは言え、VAIOは打ちやすいです。というよりも、この部分を重視するのが、VAIOの「コアファン」なので、メーカーとしても、軽視できない部分はありそうです。
キーは、パンタグラフ式ですが、静音仕様です。
液晶パネルは、12.5 型ワイド液晶です。
以前あったS11シリーズよりも、やや大きくなりました。重さはほぼ変わっていないので「進化」と言えます。
アンチグレア(非光沢)仕様で、日光の下でも視認性が良いため、ビジネスに向きます。
ただ、今回の機種では、液晶パネルの視野角・形式の記載がなく、「非開示」になりました。
こうした場合、通例に従うと、価格重視で「TN液晶」を利用していると思われます。
視野角の広いIPS液晶の未採用は残念ですが、11インチの場合は、正面からの視認がメインなので、さほど大きな問題はないでしょう。
なお、TN液晶は画面応答速度が速いため、ゲームなど動きのある映像には、逆にやや強いです。
CPUは、上表の4種類から選択可能です。
ただし、最小構成のCleronは、2コア2スレッドの超廉価版です。スコアが、下手な格安ノートより悪く、モバイル用の「最低水準」と言える3000にも未到達です。
Core i3は、モバイル用の「そこそこ快適」いえる5000をクリアします。
ただ、2コア4スレッドですし、完全にサブマシンとして使う用途に限定して向きます。
Core i5は、4コア8スレッドのCPUを利用するため、明らかに結構性能は良いです。
Core i7は、 Core i5と同じコア・スレッド数なので、CPUとしては、性能差は見られません。ベンチマークも(調査母数の違いもあり)逆転しています。
ただ、CPU統合型GPU(グラフィックス)の性能はこちらが良いので、用途によっては、導入する価値は、まずますあります。
なお、Corei5以上については「VAIO TruePerformance」という独自のチューニングをして、パフォーマンス向上を図っています。
これは、ようするに、余裕のある放熱構造と電力を供給し(熱問題による)CPUの処理能力低下を防ぐ、構造を採用しているという意味です。
おそらく熱を逃がすシンク・パイプなどが追加でつけられているのでしょう。
バッテリーは、最大で30時間と長寿命です。
旧モデルのほぼ倍になり、評価できる部分です。CPUは上位でも12Wの低消費電力のため、実現できた部分もあります。
メモリーは、4GB・8GB・16GBから選択可能です。
また、ハイエンドCPUを利用する場合は32GBもOKです。
ただし、Core i5とCore i7モデルは、8GB以上が必須です。
本機も、メモリーが直付けとなるため、後から増設ができない仕様です。
そのため、画像編集など多少重たい処理を考えている方は、8GB以上を選ぶとよいでしょう。
ストレージ(ハードディスク)は、基本構成でも、SSD(SATA)の搭載です。
先ほども書きましたが、HDDより速いので、OSやソフトの起動速度などの点で快適です。
なお、本機は、SATAのほか、第4世代ハイスピードSSD(PCIe)が選択可能です。
最新のPCI Express 4.0対応の製品で、第3世代よりさらに読込速度が上がっています。
中身のSSDは不定ですが、7000MB/s出るものもあります。
VAIOも、標準のSSDより3倍近くは実効速度にメリット性があると言いますし、交換をおすすめします。
容量は、128GBがデフォルトです。PCIeは、256GBから2TBとなります。
光学ドライブは、未付属です。
しかし、USB接続のポータブルなDVDドライブ(読み込み対応)は3000円ほどで入手可能です。
この際、ポータブルブルーレイドライブを一緒に購入するのが良いでしょう。
なお、ドライブについては、このブログには、【Windows向けDVD・ブルーレードライブの比較記事】があります。
よろしければご覧ください。
接続端子は、昔ながらの(四角い)USB-A形状の端子は2つです。
速度は、USB3.0世代なので、ストレージでもそこそこ高速につながります。
加えて、高速対応の(丸い形状の)USB-C端子も2ポート付属です。
こちらは、速度的にUSB3.1なので、より高速に書込・読込ができます。
例えば、以上のリンク記事で紹介したようなモデルで、USB3.0の限界値(625MB/秒)を超えるものにも対応します。
なお、USB-Cについては、1ポートは充電にも使えます。
付属のUSBアダプタは65Wなので、【PC用USB-PDモバイルバッテリーの比較記事】で書いたようなモバイルバッテリーならば、フルスペック充電もできるでしょう。
ただ、先述のように内蔵バッテリーだけで「最大30時間」の電池の保ちなので、不要と言えばそうですが。
むしろ、例えばiPhoneならば【Lightningケーブルの比較記事】で書いたLightningt o USB-Cケーブルを用意した場合、スマホに対して高速充電できるメリット性のが強いでしょう。
そのほか、USBポート3.0ポートが2つ(1つは給電対応のUSB3.1)と、SDカードスロット・アナログVGA・HDMI端子が搭載されます。
ネットワークは、有線・無線LAN(Wi-Fi)・Bluetooth5.1という構成です。
本機も、2019年頃に登場した高速規格11ax(Wi-Fi 6)に対応します。
なお、対応ルーターなどについて、このブログでは、【高速無線LANルーターの比較記事】と【Wi-Fi6対応ルーターの比較記事】で別に紹介しています。
導入すれば、速度面のほか、通信安定性も改善します。
加えて、こちらは、 15000円の追加で、microSIM対応スロットが任意で増設できる【SIMフリー LTE対応】です。
月々の料金は必要ですが、対応モデルを購入すると、Wi-Fiルーターなしで外出先からスマホ回線経由(4G・LTE)でインターネットが利用できます。
オフィスソフトは、本機も未搭載です。
本機の場合も、Office2021はオプションで選べます。
ただ、ライセンスは本機のみ使えるものにはなります。2PC以上のフリーライセンスでお考えならば、【Office2021の選び方の記事】をご覧ください。
なお、格安の互換ソフト(WPS Office 2)をオプションとして選ぶこともできます。正規品との違いなどについても、上のリンク先で書いています。
そのほか、チャット用のHDカメラが搭載されるほか、指紋認証機能も利用できます。
また、3000円のオプションで、搭載カメラを207万画素のFull HDカメラに変更可能です。
その場合、「Windows Hello対応」となるので、顔認証も可能です。
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以上、VAIO SX12シリーズの紹介でした。
本機は、microSIMに対応する点を含めて、人気のVAIOを代表するモバイルパソコンです。
ただ、最新のCPUを導入するなど本体の性能や堅牢性も十分ですし、なにより抜群に軽量です。
多くの魅力を持ったモバイルノートだと思います。バッテリー持続時間が長い点も嬉しい部分です。
キーボードはタイピングもしやすく、3年保証も付くため、長く快適に使えると思います。
一方、15インチに比べると、CPUパワーは価格に比して割高になります。
その点で、持ち運ばず、かつ、ゲームなどCPUを多く消費するような使い方をするならば、S15シリーズのほうが良いでしょう。
【Atlas推奨構成】
6・SONY VAIO SX12 VJS1241
¥191,500 ソニーストア (5/26執筆時)
CPU:Core i5-1155G7(2.5GHz)
メモリ:8GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 256GB
モニター:12.5 型フルHD
なお、カスタマイズについては、CPU性能・SSDのサイズ・メモリ量、そして現在の値段からして、おすすめは以上の構成です。
ただ、時期によって、corei3構成が、相当安いならば、その部分で予算を節約してもOKです。モバイル用ならば、それくらいでも大丈夫です。
もちろん、Core i5は、モバイルPCで、処理の重いグラフィック処理などを行う場合は、(値段差にかかわらず)選択する意義はあります。
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8・VAIO SX12 VJS1241 ALL BLACK EDITION
¥215,000 ソニーストア (5/26執筆時)
9・VAIO SX12 VJS1241 勝色特別仕様
¥222,499 ソニーストア (5/26執筆時)
なお、SX12シリーズは、以上の「限定モデル」も用意されます。
基本的に中身は、通常モデルと同じで、「デコレーション」料金として、同じ仕様の通常モデルよりも高くなります。
ALL BLACK EDITIONは、単純なブラック塗装ではなく、VAIOの筐体が利用するカーボン素材の風合いを楽しめるような配色にしたものです。
勝色特別仕様は、最近復活したパープル系の塗装の製品です。
こちらは、VAIOのコーポレートカラーとなる塗装を施しています。
なお、ALL BLACK EDITIONだと、通常より5000円ほどの追加投資です。
1-4・VAIO SX14シリーズの比較
続いて、自宅・モバイル兼用に向く、14インチ画面のSX14シリーズの紹介です。
こちらの場合、構成によっては、4Kディスプレイも選べる仕様です。
【2021年10月発売モデル】
【最小構成】
10・SONY VAIO SX14 VJS1441
¥128,000 ソニーストア(5/26執筆時)
10・SONY VAIO SX14 VJS1441
¥142,300 VAIOストア (5/26執筆時)
CPU:Celeron -6305(1.8GHz)
メモリ:4GB(増設不可)
ストレージ:SSD 約128GB
モニター:14型 フルHD
【Atlas推奨構成】
11・SONY VAIO SX14 VJS1441
¥201,200 ソニーストア(5/26執筆時)
11・SONY VAIO SX14 VJS1441
¥205,500 VAIOストア (5/26執筆時)
CPU:Core i5-1155G7(2.5GHz)
メモリ:8GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 256GB
モニター:14型 4KHDR
【ハイスペック構成】
12・SONY VAIO SX14 VJS1441
¥247,700 ソニーストア(5/26執筆時)
12・SONY VAIO SX14 VJS1441
¥262,000 VAIOストア (5/26執筆時)
CPU:Core i7-1195G7(2.5GHz)
メモリ:16 GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 512GB
モニター:14型 4KHDR
【共通の特徴】
OS:Windows 11 Home
光学ドライブ:なし
重量: 最大1.13kg
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.1) HDMI SD
通信:Bluetooth 5.0 Wi-fi 6 LAN
カメラ:HDウェブカメラ
バッテリー:最大30時間
VAIO SX14 は、2018年末に登場した、同社の「中くらいサイズ」のVAIOです。
今回で、第4世代となりました。
OSは、このシリーズも現状でWindows 11 Home(Proも可)のみ選択できます。
サイズ感は、一般的な13インチPCと「ほぼ同じ」です。
重量は、構成で異なるものの、最大でも1.13kgです。
そこそこ作業面積が広い画面サイズですが、かなり軽量です。
筐体も薄型設計であり、多少画面が大きいPCを持ち運びたいというニーズにはSX14は最適です。
キーボードは、本機も性能は良いです。
キーピッチも通常キーはフルサイズです。パンタグラフの出来も良く、静音性が高い仕様です。Fキーが多少小さいですが、打ちにくいということはありません。
さらに、本機は、フッ素含有UV硬化塗装を施すため、経年変化によるテカリは軽減されるでしょう。
液晶パネルは、3種類から選べます。
標準は、一般的なフルHD解像度(1920×1080)です。
一方、写真のようなフルHDのタッチパネルも選べます。
タッチパネルは他社機を含めて基本的にグレア(光沢)ですので、注意が必要です。
なお、外部モニターの記事ですが、タッチパネル液晶については【タッチパネル液晶モニターの比較記事】にその特性部分を含めて説明を書きました。
選びたい方は、ご覧ください。
ただ、個人的には、タッチペンを利用しないならば、HDR対応の4K (3840×2160)にした方が良いかと思います。
こちらはアンチグレア処理もなされます。
ビジネス向けを意識したと言える仕様で、映り込みは少なく快適でしょう。
先述のように、Windows10以降は(iPhoneなどと同じ仕組みで)文字4倍の密度で「高詳細に」表示する設定も可能なので、字を細かくしすぎずに視認性を保つことも可能です。
老眼の方でも、予算に都合がつけば、4Kがおすすめです。
CPUは、上表の4種類から選択可能です。
簡単にいってしまうと、1つ上でみたSX12シリーズと全く同じCPUです。
おそらく調達価格を下げるためのでしょう。したがって、ベンチマーク評価はそちらと同じです。
詳しくはそちらで説明しましたが、Cleronだけは選ばないようにした方が良いです。
本機は、SX12より画面が大きいので、家庭用のメイン機として使う人も多いでしょう。
メイン機として使う場合は、4コア8スレッドのCPUを採用するインテル Core i5以上を選ぶほうが良いかと思います。
Corei5以上は、「VAIO TruePerformance」という独自のチューニングをして、パフォーマンス向上をはかっており、期待値は(ベンチマークスコアより)高めです。
メモリーは、4GB・8GB・16GBからフレキシブルに選択が可能です。
CPUを最上位構成にした場合は、32GBも選択できます。
ストレージ(ハードディスク)は、普通のSSD(S-ATA)と第4世代ハイスピードSSDと選ぶことが可能です。
SX12シリーズの場合と同じで、導入効果は高いと言えます。この部分は優先してアップグレードすると良いでしょう。
光学ドライブは、本機も未搭載です。
別に買う必要があります。
接続端子もSX12シリーズと構成は同じです。
USBは、昔ながらの(四角い)USB-A形状の端子が2つと、高速対応の(丸い形状の)USB-C端子も2ポート付属です。
USB-Cは、速度的にUSB3.1なので、高速の外部ストレージに対応できる水準です。
ただし、2ポートのうち1つはACアダプタからの給電にも使います。
より、詳しくは(1つ上の)SX12シリーズのところで書きました。
ネットワークは、有線LAN・Wi-Fi 6・Bluetooth 5.1の構成です。
SX12シリーズと同じです。やはり、先述の最新の高速規格Wi-Fi6に対応する点が注目点です。
本機も、+15000円で、SIM対応となりLTE/4G回線が利用可能です。
オフィスソフトは、本機も未搭載です。
本機の場合も、Office2021はオプションで選べます。
ただ、ライセンスは本機のみ使えるものにはなります。2PC以上のフリーライセンスでお考えならば、【Office2021の選び方の記事】をご覧ください。
バッテリーは、最大で30時間保ちます。
ただし、4K液晶を選択した場合は、17時間です。
その他、チャット用のHDカメラが搭載される点、上位のフルHD解像度のカメラに変えると顔認証が付けられる点など、仕様はSX12シリーズと共通します。
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以上、VAIO SX14シリーズの紹介でした。
自分用のメイン機(一台目)として、自宅でも、職場でも、持ち運んでも利用するならば、本機が選択肢となります。
一方、SX12シリーズと同じCPU構成ですが、自宅用なので、この部分はすこし張り込んでも良いでしょう。
【2021年秋冬発売新モデル】
【Atlas推奨構成】
11・SONY VAIO SX14 VJS1441
¥201,200 ソニーストア(5/26執筆時)
11・SONY VAIO SX14 VJS1441
¥205,500 VAIOストア (5/26執筆時)
CPU:Core i5-1155G7(2.5GHz)
メモリ:8GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 256GB
モニター:14型 4KHDR
なお、カスタマイズする場合のオススメ構成は、こちらです。
CPUはモバイルと自宅兼用ならば、少なくともCore i5の水準は欲しいところです。4Kもできればあった方が良いです。
「自宅でもメイン機」として使うならば、長期間の使用でのCPU性能などの陳腐化を避ける意味でも、この構成以上が良いでしょう。
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13・VAIO SX14 VJS1441 ALL BLACK EDITION
¥242,200 ソニーストア (5/26執筆時)
14・VAIO SX14 VJS1441 勝色特別仕様
¥236,700 ソニーストア (5/26執筆時)
なお、SX14シリーズにも、以上の「限定モデル」も用意されます。
SX12シリーズの場合と同じで基本的に中身は、通常モデルと同じで、「デコレーション」料金として、同じ仕様の通常モデルよりも高くなります。
後編につづく!
新しいVAIOのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、VAIOの新モデルについて書いてきました。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
1・VAIOのノートPCの比較 (1)
1-1:VAIO S15シリーズ
用途:据置用〈15.6型〉
予算;11万円〜
1-2:VAIO FL15シリーズ
用途:据置用〈15.6型〉
予算;9.5万円〜
1-3:VAIO SX12シリーズ
用途:モバイル兼用〈12.5型〉
予算;12万円〜
1-4:VAIO SX14シリーズ
用途:モバイル兼用〈14型〉
予算;12万円〜
2・VAIOのノートPCの比較 (2)
2-1:VAIO Zシリーズ
用途:モバイル兼用〈14型〉
予算;20万円〜
2-2:VAIO A12シリーズ
用途:モバイル用〈12.5型〉
予算;17万円〜
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
=予算別の選び方まとめ
続く2回目記事【こちら】では、今回紹介できなかった、ZシリーズとA12シリーズを追加で紹介します。
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、今回紹介した全機種から、目的別・用途別にAtlasのオススメ機種!を選定していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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