比較2019'【軽量/高音質】ICレコーダー最新31機の性能とおすすめ・選び方(1):オリンパス・パナソニック・ソニー・TASCAM・ペン式・会議用・音楽用ICレコーダー

2019年03月28日

比較2019'【軽量/高音質】ICレコーダー最新31機の性能とおすすめ・選び方(1):オリンパス・パナソニック・ソニー・TASCAM・ペン式・会議用・音楽用ICレコーダー

【今回レビューする内容】2019年 メーカー別ボイスレコーダー・ICレコーダー30機の性能とおすすめ(小型ICレコーダー〜音楽用ICレコーダー)インタビュー・講義・会議・コンサート・音楽・語学学習・ネット配信・ポッドキャスト 用途別の人気ランキング:オリンパス パナソニック ソニー TASCAM リニアPCMレコーダー

【評価する製品の型番】VN-703PC VN-7300 VN-722PC RR-QR210 RR-US310WS-805 V-821 SLV V-822 V-822 WHT V-823 V-862 V-863 BLK RR-XP007-K RR-XP009-K RR-XS455-K ICD-UX533F ICD-UX543F DM-750 LS-1 LS-P2 LS-100 ICD-UX543F ICD-SX1000 ICD-TX650 PCM-D100 RR-US330-K RR-XS460 RR-XS360 ICD-UX533FA V-842 V-843 VP-10 VP-15 VN-541PC RR-QR220-W ICD-PX470F ICD-UX560F ICD-UX565F ICD-TX800 PCM-A10 PCM-D10 DR-05X DR-07X DR-40X DR-100MKIII

今回のお題
2019年最新のICレコーダーのおすすめはどの機種? 

 どもAtlasです。

 今日は、2018年3月現在、最新のICレコーダー(ボイスレコーダー)を比較します。

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 ICレコーダーは、会議・講義などのテープ起こしから、語学学習コンサートの音楽録音まで、多様なニーズがあります。

 地味な家電ですが、年間100万台以上コンスタントに売れているそうです。

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 今回の記事では、パナソニックオリンパスソニー・ティアック(TASCAM)という人気4社の最新モデルを格安の小型機から、ハイレゾ音源に対応する高級機まで、丁寧に紹介・比較します。

 以下では、それぞれの機種を詳しく紹介した後で、最後に「結論」として、「目的別・価格別」のAtlasのおすすめ機種!を提案します。

1・ICレコーダーの選び方の基本

 今回のICレコーダーの比較ですが、以下の3点を特に重要視して、評価します。

1・音質の良さ

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 第1に、音質です。

 音質の良いステレオ・リニアPCM録音に対応する機種や、ノイズキャンセル集音機能が充実している機種を評価します。

 これらは、音楽録音だけでなく、ビジネスにおけるテープ起こしの際の音質のクリアさなどにもつながる点で、最も重要です。

2・用途別の利便性

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 第2に、利便性です。

 ビジネス語学学習音楽録音などの用途に合わせて、用途に合った付加機能が充実している機種を高く評価します。

3・携帯性の良さ

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 第3に、携帯性です。

 手軽に持ち運べるサイズであるか、電池が十分持つか?などを観点としながら評価します。

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 なお、今回は、かなり多くの台数を紹介するため、以下の4つのカテゴリーにわけて、順番に紹介していきます。

1・モノラル録音の入門機
2・ステレオ録音対応の中級機
3・スティックタイプの小型機
4・ハイレゾ録音対応の高級機

 では、早速比較に入ります。

2・モノラルICレコーダーの比較

 はじめに紹介するのは、格安なモノラル録音対応のICレコーダーです。

 それほど高度な機能が不要な方に向くグレードの製品です。

 なお、以下の記事では、高評価できる部分については赤字で、イマイチな部分については青字で表記していきます。。


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 1・オリンパス ボイストレック VN-541PC
  ¥4,046 Amazon.co.jp
(3/28執筆時)

内蔵マイク:モノラル
記憶容量:4GB
電池寿命:60時間(単4電池2本)
記録形式:WMA

 ボイストレック VN-540PCは、オリンパスのICレコーダーです。

 同社はカメラ屋のイメージですが、ICレコーダーの開発も長年行っており、高性能機を多く出しています。この機種は、オリンパスのICレコーダーでは最も新しい機種で、2016年10月に登場するモデルです。

 内蔵マイクは、一方、モノラル録音しかできないモデルです。

 あくまで「ボイスメモ」を取るためのICレコーダーで、、音楽の録音には向きません。

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 音質面の技術は、上位機種にも採用される、ノイズ低減機能(ノイズキャンセリング)が搭載されます。

 また、音に反応して自動で録音を始める音声起動録音(VOC)、頭出しをしたい場所にあらかじめ「付せん」を入れられるインデックスマーク機能や、語学学習やテープ起こしに便利なA・Bリピート機能高速・低速再生機能なども搭載です。

 そのため、使い勝手の部分では、上位機種と同等の機能です。

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 その他、シーン別の録音調整機能が搭載される点が目に付きます。自分の声のメモ、会話録音、音楽録音などを選択し、状況に合わせた録音が可能です。

 ただ、声のクリアな集音に関する機能も目立った機能は付属しませんので、音質は「値段相応」でしょう。 

 記録形式は、WMAのみです。MP3に対応しないのは、ICレコーダーとして珍しいです。

 内蔵メモリーは4GBと最低限確保されています。

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 パソコンとの接続は、対応します。付属のUSBケーブルを介して接続する仕組みですね。

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 以上、 VN-540PCの紹介でした。

 PC接続が可能など、見所はある機種です。

 ただ、音質がイマイチのため、性能面からはおすすめしがたい機種です。マイクに向けて自分の声を発生するようなボイスメモとしては良いですが、取材で使うなどの用途にはあまり向かない感じがします。


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 2・パナソニック RR-QR220-W
  ¥3,556 Amazon.co.jp
(3/28執筆時)

内蔵マイク:モノラル
記憶容量:2GB
電池寿命:22時間(単4電池2本
記録形式:MP3
本体重量:66グラム

 RR-QR220は、パナソニックの入門機です。

 内蔵マイクは、こちらもモノラル録音しかできないモデルです。

 音質面の技術は、オリンパスと比べた場合性能は似ています。

 シーン別の自動録音調整機能が搭載されます。ほかに、ノイズ低減機能や音声起動録音(VOC)インデックスマーク機能A・Bリピート機能高速・低速再生機能など使い勝手の部分では、同等の機能です。

 オリンパスと同じく、声のクリアな集音に関する機能は、こちらも非搭載です。

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 語学学習用の機能は、オリンパスより充実しています。A・Bリピートの間に無音時間を入れるシャドーイング再生ができるからです。

 パソコンとの接続は、こちらの場合非対応です。その点で、メモ録音や、語学学習用に特化しての利用形態に限定される機種と言えそうです。

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 以上、パナソニックのRR-QR220の紹介でした。

 オリンパスの入門機に比べると、語学学習の面でシャドーイング再生ができる点が評価できます。一方、パソコンと接続できないなど、こちらはあくまで自分の声を取る端末です。「ボイスメモ」機能以上の使い方をするならば、こちらより上位機種が良いでしょう。

3・ステレオICレコーダーの比較

 さて、ここからはステレオ録音に対応する「中級機」と呼べる機種を紹介してきます。

 ビジネス用途でもクリアで聞き取りやすい音質にこだわるならば、このグレ−ドが良いでしょう。


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 【2017】

 3・オリンパス ボイストレック V-862
  ¥5,634 Amazon.co.jp (3/28執筆時) 

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:4GB: MicroSD対応
電池寿命:37時間(単四1本)PC充電
記録形式:リニアPCM非対応
重さ:57g(本体のみ)

 こちらは、 オリンパスボイストレック V-862です。

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 内蔵マイクは、このグレードの機種から、ステレオ録音に対応する製品となっています。

 仕事用のICレコーダーにステレオ機能は無駄な機能か?というとそうではありません。会議など、多人数の声を録音する場合、距離感をふまえた録音ができるため、総じて音声が聞き取りやすくなるからです。

 とくに、オリンパスは、全指向性マイクではなく、指向性マイクを使っているため、環境雑音を拾いにくく、1対1のインタビューにも向きます。

 ステレオの音質は、音楽CD並の音質で記憶できるリニアPCM録音に非対応です。

 この価格帯の製品では、リニアPCM機種もあります。その点で、多少魅力に欠けると言えますね。

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 音質面の技術は、最適な録音シーンを調整する機能が搭載されます。

 このほか、エアコンの音などを拾いにくいローカットフィルターノイズキャンセリング機能はも搭載されており、こうした部分では十分に良い機種と言えそうです。

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 また、下位機種と較べた場合、この製品は、「ボイスチェイサー」が搭載で、部屋の広さに応じて感度を自動修正する機能があります。

 広い講義室での利用などの集音性は良好だと思います。似た機能に、離れた前方の集音性を高めるズームマイクモードというものがありますが、こちらは、これとほぼ同様の機能と言えます。

 語学学習用としては、オリンパスの場合、この機種から、語学学習のためのシャドーイング再生に対応します。

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 PCとの接続は、また収納式のUSB端子が付属し、PCへのデータ転送が可能です。MicroSDカードは、別売りですが、32GBまで対応できます。ただ内蔵メモリも4GBあるため、十分な容量です。

 電池寿命も、37時間と長めですので、ビジネス用としても実力を持つ機種ですね。

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 以上、ボイストレック V-862の紹介でした。

 ビジネス用に考える場合、快適に使いたいならばこのグレードが最低限だと思います。リニアPCM録音に非対応な点が使い勝手の幅という意味で、多少残念とは言えそうです。


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 【2017】

 4・オリンパス ボイストレック V-863
  ¥6,768 Amazon.co.jp
(3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:4GB MicroSD対応
電池寿命:41時間(単四1本PC充電
記録形式:リニアPCM非対応
重さ:57g(本体のみ)

 V-863 は、オリンパスのボイストレックの上位機種です。

 大きさや形は、V-862 と変わりません。ただし、こちらはメモリーが2倍の8GB搭載され、録音時間が倍に増加しています。

 下位機種に較べて、重要な追加機能と言えるのは、次の2点です。

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 第1に ボイスバランサー再生への対応です。

 ステレオ再生は距離感まで録音できて高性能なのですが、遠くの人の声は遠く聞こえるため、テープ起こしがやりにくい部分があります。しかし、この機能がある場合、再生時にそれを聞きやすいレベルに自動調整します。

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 第2に USB充電機能です。

 こちらの機種はUSB端子を経由してデータをやり取りするだけではなく、ニッケル水素電池を使うことで、ICレコーダーをUSB経由で充電することもできます。

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 以上、V-863の紹介でした。

 一方、下位機種と同じく、こちらはリニアPCM録音に未対応です。その点で高機能なのですが、あくまでビジネス用に限定される機種であり、音質面では、あまり期待できません。


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 【上位機種】

 5・パナソニック RR-XS470
  ¥9,603 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
 

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:4GB MicroSD対応
電池寿命:38時間(単四1本)PC充電
記録形式:リニアPCM/MP3
重さ:55グラム

 RR-XS470は、パナソニックのステレオ対応のICレコーダーです。

 ステレオの音質は、この機種の場合、リニアPCM音源に対応する点が魅力です。

 CDと同じクオリティでの録音が可能です。これは、音楽の録音だけでなく、声や会議の録音でも効果的で、リニアPCM音源で録音すると非常に明快かつクリアに録音できます。

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 音質面の技術は、指向性マイクを採用するオリンパスと異なり、全方向性マイクを採用します。

 全方向性マイクは、ステレオ感をより得やすく、インタビュー以外に音楽録音などより強くなります。

 一方で、インタビューなど1対1の録音時は、(広く音を拾いすぎるので)環境雑音系のノイズを拾いやすい点が難点です。

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 ただし、パナソニックの場合、「センター強調クリアズーム録音」に対応するため、全方向性マイクの欠点が、ある程度緩和できています。そのため、インタビューもそつなくこなせます。

 さらに、ノイズキャンセル技術は、録音時に周囲の雑音を低減させるローカットフィルターと、再生時に、雑音を低減させるノイズキャンセリングがダブルで搭載されます。

 また、シーン選択もより細かくできるため、録音ミスが少なくできます。 

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 その他にも優れる点は多いです。

 例えば、オリンパスと比べて、マニュアル調整がより緻密にできます。

 録音レベルを調整して、最適に録音する機能は、特定の場所で同じものを取る人(歌など)にはメリット性が高いと言えます。

 また、録音や再生時の自動音質調整や、より細かい周波数別の録音レベルの調整ができるため、コンサートなどの録音にも向く機種だと思います。

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 また、オリンパスのボイスバランサー再生に似た機能として、フォーカス再生機能が搭載されます。これは、再生時に、前方、右、左から発生される音声を強調して再生する機能です。

 語学学習用としては、語学学習のためのシャドーイング再生に対応します。

 テープ起こし用としては、再生速度の調整機能がこの機種は充実しています。この機種は1/2倍速から2倍速まで21段階でスピードが調整できます。ICレコーダーで直接テープ起こしをする場合、とくに便利だと思います。

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 PCとの接続は、対応します。また、付属のニッケル水素電池を利用する場合、パソコンで充電が可能な点など利便性も持ち合わせています。このほか、AMラジオも受信できるワイドFM対応ラジオが搭載されます。

 電池寿命も、最大38時間ですし、32GBまでのmicroSDHCカードにも対応するため、ヘビーユーザーにも向くでしょう。

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 以上、パナソニックRR-XS470の紹介でした。

 1対1のインタビューの音質は、指向性マイクではない点で、オリンパスより多少劣ります。ただし、ズームマイクモードの搭載で、ある程度緩和できています。また、会議などの他人数の録音には、全方向性マイクはむしろ「向き」ます

 その上で、高級機とそうではない機を分けると言える、リニアPCMへの対応と高度なノイズキャンセリングとに対応している点がこの機種の魅力です。

 ビジネス面では、スピード調整機能が充実し、語学学習面では、シャドーイング再生などを装備し、音楽録音面でも、ステレオ感を出すのが得意な全方向性マイクです。しかも、マニュアルでの録音感度の調整が細かくできるため、「とりあえず色々使いたい」という方にも満足できる汎用モデルとして、オススメできます。

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 6・パナソニック RR-XS360【下位機種】
  ¥7,000 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

 なお、多少価格が安い機種として、下位機種のRR-XS360が発売されています。

 こちらについては、上で説明した機能のうち、FM受信機能が付属しない点指向性ズームマイクやフォーカス再生機能が付属しない点が異なります。

 とくに、前方集音は、ICレコーダーの音質に影響する部分ですので、多少高くても、上位機種をおすすめしたいところですね。


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 7・SONY ICD-PX470F
  ¥6,922 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:4GB MicroSD対応
電池寿命:40時間(単四1本)PC充電
記録形式:リニアPCM/MP3
重さ:58グラム

 ICD-PX470F は、ソニーから発売されているICレコーダーです。

 ステレオの音質は、この機種も、CD並の音質のリニアPCM音源に対応するモデルです。

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 音質面の技術は、搭載されるマイクは、パナソニックと同じで、全指向性マイクです。

 そのため、会議など多人数の録音は得意な反面、講義など遠くから一点の音声を収集するのはやや苦手です。

 ソニーの場合、この部分を補うためにS-Mic(Sマイクシステム)という独自技術で、遠くの音を聴きやすくする補整ができます。

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 ノイズキャンセリングについては、ソニーも、再生時と録音時双方で補整を行います。

 とくに、録音時の「クリアボイス機能」は定評があり、人の自然の声を減衰させずに、環境ノイズを減少できる点でかなり強力と言えます。

 その他の機能面では、ローカットフィルターシーンセレクト、音声起動録音など、他社の中級機に搭載される主な機能は搭載されます。

 語学学習用としては、シャドーイング再生に未対応で、この方面に特化した技術は少ないです。

 テープ起こし用としては、0.5倍から2.倍の間で細かく調節できるDPC機能を持ちます。パナソニック同様に便利に使えるでしょう。

 PCとの接続は、対応します。マイクロSDカードにも対応です。電池寿命も、最大40時間と長いですね。その他、ワイドFMラジオにも対応します。

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 以上、ソニーのICD-PX470F の紹介でした。

 全方向性マイク搭載機で、どちらかといえば、1対1よりも、会議などの録音が得意な機種です。この点で言えば、パナソニックのRR-XS470がライバルでしょう。

 それと比較する場合、ソニーは、ズームマイクモードがないので、遠くや前方の集音性にやや難ありといえます。その点で言えば、同社から選ぶならば、次に紹介する上位機ですね。


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 8・SONY ICD-UX560F【4GB】
  ¥10,962 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

 9・SONY ICD-UX565F【8GB】
  ¥12,762 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:4GB MicroSD対応
電池寿命:29時間 PC充電
記録形式:リニアPCM/MP3
重さ:58グラム

  ICD-UX560Fはソニーの上位機です。こちらには、録音容量が8GBのモデルもあります。

 ステレオの音質は、リニアPCM音源に対応するモデルですね。

 なお、1つ上で見た下位機種よりもパワーアップしている点は、主に3点です。

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 第1に、内蔵リチウムイオン電池を採用し、PC経由で充電できる点です。

 こうしたモデルの場合、乾電池が使えないため「まさかの場合」が心配ですが、こちらのモデルは3分の充電で1時間使えるように急速充電が可能です。そのため、それほど問題にはならないでしょう。

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 第2に、フォーカス録音機能に対応する点です。

 これは、全方向性マイクの左右の音をカットすることで、前方集音性を高める技術です。この機種も指向性ズームが未装備ですが、その欠点を緩和するための技術と言えるでしょう。

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 第3に、おまかせボイス機能です。

 こちらは、シーン指定をしなくても最適に感度を調整してくれる機能です。録音のスイッチを押す以上のことをしたくない人、または、そのような人が利用することが想定される場合は、この機種を選ぶのは「あり」でしょう。もちろん、こだわりたい場合は、細かいシーンの調節も可能です。

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 その他、ディスプレイは視認性のよい有機ELディスプレイを採用している点が目立つ違いです。視認性の点では、他社製品と較べても良いですね。

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 以上、 ICD-UX560Fの紹介でした。

 リニアPCM音源強力なノイズキャンセル対応に加え、下位機種の弱点だった、遠くや前方の集音性が改善している点が魅力と言える機種です。

 自動録音機能も優れますので、初心者があまり考えず、ボタン一つで録音する場合、音質に最も期待できる機種でしょう。会社に置いて、あまり使い慣れていない人に都度貸すような使い方をするならば、最も向いている機種だと思います。


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 10・オリンパス ボイストレック DM-750【黒】
 11・オリンパス ボイストレック DM-750【銀】
  ¥9,771 Amazon.co.jp(3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:4GB MicroSD対応
電池寿命:31時間 PC充電
記録形式:リニアPCM/MP3
重さ:72グラム

 ボイストレック DM-705は、オリンパスのビジネス向けのハイスペック機です。

 ステレオの音質は、オリンパスの下位機種と異なり、CD音質のリニアPCM音源に対応します。

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 音質面の技術は、下位機種とは異なります。こちらは、左右に全方向性マイク、中央に無指向性マイク搭載する「3マイク方式」だからです。

 つまり、ステレオ感を得やすく、会議などの録音に向く全方向性マイク、前方の離れた話者の録音に強い、指向性センターマイクという、互いの欠点を補う、ある意味「最強の組み合わせ」です。

 もちろん、それぞれのシーンに合わせて、最適なマイクを選びます。。

 このほか、録音時の環境雑音を低減するローカットフィルターと、録音時と再生時双方のノイズキャンセリングに対応します。他社と比べても引けをとらないでしょう。

 語学学習用としては、それに特化した機能は未搭載です。

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 テープ起こし用としては、6段階の速度調節ができるほか、音声カット再生に対応する点が魅力です。

 他のICレコーダーには、「音声起動録音」という機能が搭載される場合があります。この方式は、ビジネスなどの重要な録音で、実際は発話があったのに、音声が録音されていない、といった事態が考えられます。

 その点、音声カット再生は、「再生時に、音声のない部分をカットして再生する」機能であるため、機械のミスによる録音ミスを避けられます

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 PCとの接続は、端子経由のダイレクトな接続に対応します。

 電池寿命については、こちらの機種は、乾電池を利用しないリチウムイオン充電池の製品です。

 稼働時間は通常録音で31時間、リニアPCM形式でも22時間です。カラー液晶の分多少短いですが、使い勝手の部分では問題ないでしょう。パソコンからでも、コンセントからでも給電可能です。

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 以上、オリンパスのボイストレック DM-750の紹介でした。

 リニアPCM・指向性/全方向性マイク・Wのノイズキャンセリングという、とくにビジネス利用において、音質上重要な要素を兼ね備えている点で、他社の上位機と較べて、かなり優れます。

 最終的な「オススメ機種」については、最後で改めて考えますが、レベルが高いと言わざるを得ないでしょう。

4・小型のICレコーダーの比較

 続いてここからは、スティック式のペン型のICレコーダーを含めた小型機を紹介します。

 ここまで通常のICレコーダーも、パンツなどにポケットインできる点で十分小型の機種ですが、こちらはさらに小型な機種になります。


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 12・オリンパス ボイストレック VP-15 【黒】
 13・オリンパス ボイストレック VP-15 【白】
  ¥7,844 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:4GB
電池寿命:24時間(単四1本PC充電
記録形式:リニアPCM/MP3
重さ:37.5g(電池含む)

 ボイストレック VP-10は、オリンパスの小型ICレコーダーです。

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 サイズは、13cm×1.7cmと携帯性の良いスティックタイプです。重さも37グラムと軽量です。

 ステレオの音質は、小型機種ながら音質のよいリニアPCM録音に対応します。

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 音質面の技術は、ノイズ対策についても、録音時のローカットフィルターと再生時のノイズキャンセリングダブルで対応し、小型タイプとはいえ、あなどれない性能があります。

 とくに、雑音については、ポケットに入れた際のワイシャツなどとのカスレを防止する擦れ音フィルターが搭載されます。また再生時のノイズキャンセリングについても、新しいアルゴリズムの新型が搭載されており、機能に優れます。

 一方、音質の面では、指向性ズームマイクなど、遠くの離れた場所の録音に便利な機能は搭載されません。どちらかといえば、会議などではなく、1対1での取材向きのレコーダーです。講義室などには向きません。

 語学学習用としては、それに特化した機能は未搭載です。

 テープ起こし用としては、残念ながら、オリンパス社の「売り」である音声カット再生にも非対応です。ただし、15段階の再生速度調整は可能です。

 PCとの接続は対応できます。ただし、小型化を追求したため、MicroSDカードには対応しません

 電池寿命については、最大録音時間は24時間まで可能です。これだけあれば問題ないと思います。ニッケル水素電池で、USB充電にも対応します。

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 以上、ボイストレック VP-15の紹介でした。

 リニアPCM録音に対応するなど、スティック式ながら侮れない機種です。小型、軽量ですので、普段に常備してもよいですね。ただ、基本的に、講義などの録音には不向きで、1対1のインタビュー向けの製品になると思います。


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 【2018年】

 14・パナソニック RR-XP009-S 【各色】
  ¥9,000 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

 【在庫限り】

 15・パナソニック RR-XP008-K 【各色】
  ¥7,476 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:8GB
電池寿命:22時間(単四1本)PC充電
記録形式:リニアPCM/MP3
重さ:33グラム(電池含む)

 パナソニックのRR-XP009は、パナソニックの小型ICレコーダーです。

 旧モデルのRR-XP008も併売中ですが、記憶容量が4GBですので、選択肢にせずとも良いでしょう。

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 サイズは、サイズは12.6×1.4cm、重さも33グラムとオリンパスのスティックタイプよりも小型です。

 とくに、録音ボタンが上部にあるため、ポケットに入れたまま操作できます。探偵のような使い方には向く機種?ですね。

 ステレオの音質は、高音質なリニアPCM録音に対応です。

 音質面の技術は、オリンパス同様にノイズキャンセリングに対応します。ただ、こちらも、ステレオ用の全方向性マイクのみ搭載し、指向性ズームマイクや、音声カット機能は未搭載です。

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 面白い機能としては、左右のマイクの距離差を利用してステレオ感を強調できるモードが搭載されます。録音シーンを選択して最適化するシーン選択機能も搭載です。

 語学学習用としては、語学学習のためのシャドーイング再生に対応します。

 テープ起こし用としては、通常タイプのパナソニックの機種にも見られましたが、自然な音で、21段階で再生速度をコントロールできる技術が光りますね。

 PCとの接続は対応です。ただ、こちらも小型化を追求したため、MicroSDカードには対応しません。内蔵メモリーは、他社より割と重質しており、8GBです。

 電池寿命については、最大録音時間は22時間まで可能です。

 これだけあれば問題ないと思います。この機種もUSB充電に対応しますが、非常時にはアルカリ電池でも使えます。

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 以上、パナソニックのRR-XP009の紹介でした。

 オリンパスのボイストレック V-823 とどちらを選ぶか難しいところです。

 ただ、このクラスで重要なのは、携帯性であることを考えると、パナソニックがやや有利かもしれません。


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 16・SONY ICD-TX650 (B) [ブラック]
 17・SONY ICD-TX650 (S) [シルバー]
 18・SONY ICD-TX650 (T) [ブラウン]
  ¥14,305 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:16GB
電池寿命:15時間・PC充電
記録形式:リニアPCM/MP3
重さ:29グラム

 ICD-TX650 は、ソニーの高級機です。

 やはり収納性を最重要視したモデルです。他社に比べると記憶容量が16GBと多めの機種ですね。

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 サイズは、携帯性で言えば、大きさ10cm、薄さ0.74cm、重さは29グラムと、パナソニックやオリンパスよりもだいぶ小型軽量です。

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 液晶も有機ELディスプレイ採用で、視認性が良いです。本体デザインもスティックタイプの中では突出して良いと思います。所有して持ち歩きたくなるデザインです。

 ステレオの音質は、高音質なリニアPCM録音に対応です。


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 音質面の技術は、独自のパラボラ形状のデジタルマイクを採用している点が注目に値するでしょう。

 この機能に加えて、左右のスピーカーの音を分離するステレオ強調録音機能も搭載されるため、複数の人の声が重なりにくいというメリットもあります。

 一方、こちらの機種も、全方向性マイクのみ搭載し、指向性マイクは搭載されません

 テープ起こし用としては、再生速度を0.5倍から2倍の間で21段階で調整できる再生速度調整が搭載されます。

 PCとの接続は対応です。やはり、マイクロSDカードには非対応ですね。

 電池寿命については、電源は、リチウムイオン充電池でフル充電で15時間稼働します。

 小型機種のため、他社よりも多少短めですね。ただ、パソコンからは充電可能で、急速充電にも対応し3分の充電で1時間の録音が可能です。

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 以上、ICD-TX650 の紹介でした。

 スティックタイプとしては最も小型ですが、記憶容量は多く、急速充電にも対応するなど使い勝手はワンランク上の印象です。

 デザインも良くオススメしたい機種ですが、ネックは価格でしょう。ただ、値段に見合う性能はあると思います。


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 【2017年】

 19・SONY ICD-TX800 (B) [ブラック]
 20・SONY ICD-TX800 (S) [ホワイト]
  ¥16,601 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:16GB
電池寿命:15時間・PC充電
記録形式:リニアPCM/MP3
重さ:22グラム

 ICD-TX800 は、2017年冬に発表されたソニーの新コンセプトのICレコーダーです。

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 サイズは、3.8cmの正方形という超小型の本体で、付属リモコンかスマホからBluetooth無線にて操作が可能な仕様です。

 ステレオの音質は、高音質なリニアPCM録音に対応し、コーデックなども下位機種と同じです。

 音質面の技術は、新開発の高性能デジタルマイクを搭載します。

 ただし、こちらも、全指向性マイクです。小型の無線端末であることを活かして、ボイスメモや、講演者などの近くに設置するのが基本的な使い方です。

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 なお、こちらは、インタビューや前方の離れた場所の録音に強い指向性ズームマイクは不採用です。

 しかし、先ほど紹介したICD-UX560Fシリーズ にも見られたフォーカス録音機能に対応し、全方向性マイクながら、ある程度離れた場所の録音にも対応できます。

 同じく、ICD-UX560Fシリーズ に見られた、おまかせボイス機能も搭載し、シーン指定をしなくても最適に感度を調整してくれる利便性もあります。

 テープ起こし用としては、再生速度を0.5倍から3倍の間で調整できる再生速度調整が搭載されます。また、10秒の先送り、3秒の早戻しなど、利用時に便利な機能も付属です。

 PCとの接続は対応です。小型化を優先するため、マイクロSDカードには非対応ですね。

 201805161157.jpg

 電池寿命は、先ほどと同じく、リチウムイオン充電池でフル充電で15時間稼働します。こちらも、急速充電にも対応し3分の充電で1時間の録音が可能です。

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 以上、ICD-TX800 の紹介でした。

 久しぶりの「新型」ですが、スマホアプリからの操作に対応するなど、現代的な利便性があります。

 ステレオの臨場感の得やすい全方向性マイクですが、フォーカス録音機能と、おまかせボイス機能で、あまりコツ要らずに、遠くの話者の会話にも対応できる柔軟性があるため、小型機ながら出番は多そうです。

 リモコンは付属しますが、スマホで操作できるので、個人で買って、ビジネスバッグに普段携帯するには、その小型性が生きるでしょう。

5・音楽録音用のICレコーダーの比較

 ここからは、音楽録音に向いたICレコーダー紹介します。


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 【2019年】

 21・TASCAM リニアPCM DR-05X
  ¥12,378 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

 【2016年】

 22・TASCAM リニアPCM DR-05VER2-JJ
  ¥8,908 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:8GB MicroSD対応
電池寿命:46時間(単三2本)
記録形式:リニアPCM対応(96kHz/24bit)
フォーマット: WAV/MP3
重さ:164グラム

 TASCAMリニアPCMレコーダーDR-05Xは、音楽録音に特化したICレコーダーです。

 同社は、音響ブランドの「TEACティアック」の業務用音響ブランドの名称で、割と昔からICレコーダーを作っていました。

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 なお、現在のところ2016年モデルが残っています。

 こちらは、バックライトの色が旧色で視認性が「イマイチ」なオレンジであるほか、入出力用のUSB端子が1組(新機種は2組)である点と、文字起こし用の再生モードが搭載されない点、iOSでUSBインターフェースが利用できない点などが相違点です。

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 2019年モデルの多くの改良は、ネット配信用のマイクとして利用したい方向けに思いますが、時代に合っていると思います。現在選ぶならば、新機種でしょう。

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 ステレオの音質は、リニアPCM録音対応の製品ですが、より音楽に特化した製品です。

 というのも、こちらは、サンプリング周波数が、96kHz/24bitだからです。そのため、CDより高音質なハイレゾ音源の温室で録音が可能な製品です。

 マイクは、左右に全方向性のステレオマイクを装備した製品です。

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 音楽録音の場合、耐音圧というスペックも重要で、これが低いと音割れします。この製品は、125dBですので、音楽用としては、ややスペックが低いと言えるでしょう。

 ただし、大きすぎる音の録音レベルをピークレベルで自動調整する機能があるため、この弱点は緩和されます。少なくとも、価格以上の音は期待できるでしょう。

 対応フォーマットは、リニアPCM録音対応以外は、無圧縮のWAVMP3に対応します。ただ、基本WAVで録音し、PCなどで加工するべきでしょう。

 PCとの接続にも、対応します。2GBまでのMicroSDカードに対応できます。

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 電池寿命は、ハイレゾ音源で録音する場合最大10時間です。通常だと16時間程まで録音できます。長いとは言えませんが、電池が交換できるため大きな問題ではないでしょう。

 単三電池2本使う機種ですので重さは164gとスマホ並の重さはあります。充電は、USB給電にも対応できます。

 インターフェースは、音楽用としては重要でしょう。

 こちらは、3.5mmのステレオミニジャックがIN/OUT1系統のほか、USB端子が2系統装備されます。

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 以上、TASCAMDR-05Xの紹介でした。

 音楽録音用として音質を期待する場合、価格帯としてこのレベルが最低限でしょう。耐音圧などやや弱い部分は確かにありますが、入門用と考えれば十分です。

 演奏者用としても、最低限度のスペックはあると考えます。


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  【2019年】

 23・TASCAM リニアPCM DR-07X
  ¥14,184 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

  【2016年】

 24・TASCAM リニアPCM DR-07MK2-JJ
  ¥9,854 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:8GB MicroSD対応
電池寿命:46時間(単三2本)
記録形式:リニアPCM/ WAV/MP3
重さ:177グラム(電池込み)

 リニアPCMレコーダーDR-07Xは、TASCAMのICレコーダーの中位機種です。

 こちらも旧機種が残っています。新機種との違いは、こちらもUSB端子の数や、液晶の視認性などで、下位機種と同じです。値段差はあるものの、基本的には新機種が良いでしょう。

 ステレオの音質は、スペック的には下位機種と同等で、耐音圧も125dBです。

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 ただ、このタイプの場合、2つのステレオマイクが可動式です。

 そのため、広範囲の音を収録できる、ワイドな臨場感を出せるA-B方式と、マイクをクロスさせることで、自然なステレオ感を出せるX-Y方式に、対応します。

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 ICレコーダーに対して演奏者が広範囲にいる場合は、この方法を用いると、中央部の音が抜けて不自然になりにくいというメリットがあります。

 その他のスペックは、重さが10g程増えた以外は、インターフェースをふくめ基本的に下位機種と同じです。

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 以上、TASCAMDR-07の紹介でした。

 TASCAMは、2マイク方式なので、X-Y方式に対応するこの機種は、明らかに利点があると思います。とくに、音の出所(楽器)が複数あるような場合は、この方式のが安心感があります。

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 【2019年】

 25・TASCAM DR-40X
  ¥19,996 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

 【2016年】

 26・TASCAM DR-40VER2-J
  ¥15,173 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

 なお、TASCAMからは、上位機として DR-40Xも発売されています。

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 インターフェースが主な相違点です。

 下位機種同様の、ステレオミニジャックとUSB端子のほか、XLR/TRS入力が加わっています。そのため、外部のミキサーやマイクからの入力に対応する機種です。

 その分、本体のみで213g、電池3本込みで282gと重量はありますが、20時間以上駆動するようになっています。

 ただ、耐音圧などのスペックは下位機種に準じるため、外部機器を入力しないのならば、あえてこの機種を選ばなくても良さそうです。


  

【2017年】

 27・オリンパス リニアPCM LS-P4
  ¥16,72 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:8GB MicroSD対応
電池寿命:46時間(単三2本)
記録形式:リニアPCM(96kHz/24bit)
重さ:170グラム

 オリンパスリニアPCMレコーダーLS-P2は、同社の音楽録音に特化したICレコーダーです。

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 ステレオの音質は、96kHz/24bit対応で、CDより高音質なハイレゾ音源の音質で録音が可能です

 一方、TASCAMと比較すると、WAV以外に、ハイレゾ規格の圧縮形式となるFLACでの録音に対応します。その面では、利便性は高いです。

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 また、TASCAMと較べた場合の大きな違いは、全方向性マイクを2機のほか、指向性マイクを1機中央に持つ3マイクシステムを採用する点でしょう。

 X-Y方式のようにクロスさせずとも、中間の音の欠如が少なく、より自然です。

 耐音圧は、情報非開示ですが、TASCAM水準でしょう。

 この機種も録音レベルのリミッターがあるため、音割れの危険は少ないです。

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 このほか、録音レベルが細かくマニュアル調整できる点も、こちらの魅力です。コンサート中でも、左右の録音レベルメーターを見ながら、レベル合わせが容易に行えます。

 PCとの接続は対応できます。内蔵メモリーのほか、MicroSDカードに対応できます。32GBのカードを購入すれば、データ容量の多いハイレゾ録音でも14時間30分の録音が可能です。

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 また、この機器は音楽プレーヤーとして再生も可能で、録音したデータを試聴可能です。

 また、簡易的ですが、イコライザーも付属します。Bluetooth搭載なので、録音した機器をBluetooth対応の無線ヘッドホンに転送することも可能です。なお、【Bluetooth対応ヘッドホンの比較記事】はこちらで別に書きました。

 電池寿命は、最大46時間の録音に対応します。なお、音楽用ということで、単三電池2本使う機種ですので、TASCAMと同じで、重さは170gとスマホ並の重さはあります。充電は、USB給電にも対応できます。

 インターフェースは、3.5mmステレオミニジャック(in/out)が1系統です。

 音楽用のUSBインターフェースがない点がTASCOM機との相違点でしょう。

 なお、搭載するBluetoothを使って、スマホをリモコン代わりに利用できますが、Android系のみしかアプリがなく、この点は課題です。

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 以上、オリンパスLinear PCM Recorder LS-P2の紹介でした。

 音楽録音に特化したモデルとしては、機能が充実したモデルです。特に、ハイレゾやBluetoothなど最新のトレンド機能を搭載し、マイクも上位機種と同様の3マイク形式です。

 こういった点で、コンサートなどの録音を考えている「聴き手」側の音楽録音初心者が安心して購入できるモデルでしょう。


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 【2018年】

 28・SONY リニアPCM PCM-A10
 
 ¥16,760 Amazon.co.jp (1/7執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:16GB MicroSD対応
電池寿命:15時間 PC充電
記録形式:リニアPCM(96kHz/24bit)MP3
重さ:280グラム

 SONYPCM-A10は、ソニーの音楽用の「リニアPCMレコーダー」シリーズの入門機です。

 こちらは、音楽録音用端末ですが、会議などの録音についても無難にこなせると言う意味では、ビジネス用の最上位機とも言えます。

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 ステレオの音質は、96kHz/24bitCDより高音質なハイレゾ音源としてリニアPCM録音が可能です。

 また、容量の面では、オリンパスのように、ハイレゾの圧縮規格であるFLACに対応します。

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 マイクの数は、全方向性マイクが2つであり、可動式です。先ほど見たTASCAMと同じで、マイクをクロスさせることで、中央部の音抜けを減らし自然なステレオ感にするX-Y式に対応します。

 また、マイクを前方に向けるズームポジションに対応しますが、これは、全方向性マイクの弱点だった、後援会など、距離が離れた前方の音の収集に効果を発揮します。指向性ズームマイクなしに、同様の効果を狙ったもので、ビジネス向けの使い方です。

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 耐音圧は、123dBと明記があります。

 バンド演奏を含めて、それなりに対応できる機種です。

 その上で、録音レベルのリミッターは付属しますので、音割れは防げるでしょう。

 また、自動でマイク感度を調整できる「おまかせボイス」機能も装備しており、機能面での充実度は高いですね。

 201903281300.jpg

 PCとの接続は対応です。

 内蔵メモリーは16Gありますが、さらにMicroSDカードで追加できます。

 Bluetooth経由で、ICレコーダーがスマホで遠隔再生できる点でも、利便性が高いです。iOSでもAndroidでも対応できます。

 なお、オリンパスは、iOS用のスマホ用アプリがありませんでしたが、ソニーの場合は、iOS・Android双方にアプリがあり、レコーダーの遠隔操作が可能です。

 電池寿命については、LPCMによるハイレゾ録音の場合15時間となります。充電は、USB充電です。

 インターフェースは、3.5mmのステレオミニジャックが2系統のほか、TASCOM機のように、USBインターフェースも付属します。

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 以上、 PCM-A10 の紹介でした。

 どちらかといえば、ビジネス用の最上位機で、ハイレゾ録音も試してみたいというタイプの方に向きそうです。

 また、講演会と演奏会のセットのようなシーンでの録音用として常備するものと考えると、企業・学校ではかなりニーズがありそうで、その目的でおすすめできます。

 ただ、音楽をメインに録音するのであれば他機種が良いです。一方、音楽を録音しないならば、ビジネス専用機の方がよさそうです。


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 【2018年】

 29・SONY リニアPCM PCM-D10
 
 ¥41,563 Amazon.co.jp (1/7執筆時)

内蔵マイク:ステレオ
記憶容量:16GB MicroSD対応
電池寿命:26時間 PC充電
記録形式:リニアPCM(192kHz/24bit)MP3
重さ:480グラム

 SONYPCM-D10は、ソニーの音楽用の「リニアPCMレコーダー」シリーズの高級機です。

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 だいたいこの程度の価格から、ICレコーダーは情報家電から音響家電に「変化」し、パーツダイヤルなどのこだわりが増していきます。

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 ステレオの音質は、この機種もハイレゾ対応です。

 その上で、192kHz/24bit対応となるため、「音楽を録る」というより「ハイレゾ音源を作る」こと自体を目的化しる上級者にも対応できます。

 コーデックは、LPCMのほか、FLACにも対応します。

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 マイクポジションについては、下位機種のA10と同じで、X-Y式に対応します。

 音楽用にも、インタビュー用にも使える機種と言えます。

 耐音圧は、この機種も123dBと明記があります。

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 その上で、2系統のA/Dコンバータを使ったデジタルリミッタを搭載します。下位機種と比べても、高度に(拍手など)の音割れ時の調整がなされるため、使い勝手は良いです。

 なお、ADコンバータの恩恵で「高S/Nモード」利用できるのも特色で、楽器などの小音再生時に、周りのノイズに埋もれてしまう音を拾い出す仕組みもあります。

 アナログ音声をデジタルに変換する場合、ノイズが問題になるのですが、その部分も、高級オーディオようのコンデンサの採用や、ソフト的な対応で、クリアなサウンドが実現しています。

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 PCとの接続は対応です。

 内蔵メモリーは、16GBですが、さらにMicroSDカードで追加できます。

 また、この機種も、Bluetooth経由で、ICレコーダーがスマホで遠隔操作・遠隔再生できます。ただし、音楽の場合は、コーデックがSBCのみですので、あくまで「試し聴き」用です。

 電池寿命については、LPCMによるハイレゾ録音の場合26時間となります。充電は、USB充電です。

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 インターフェースは、3.5mmのステレオミニジャックとUSBのほか、TASCOMの上位機と同じく、XLR/TRS入力端子も装備します。

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 以上、 PCM-D10 の紹介でした。

 現状で「音楽用の専門的なICレコーダー」と言えるのは、ソニーの場合、このグレードからでしょう。オリンパスが音楽用から「ほぼ撤退」の状況にあるため、貴重な機種と言えます。

後編記事につづく!
最新モデルでオススメのICレコーダーは結論的にこの機種!

 以上、今回の前編記事では、ICレコーダーを紹介してきました。

  201712181633.jpg

30・SONY PCM-D100
31・TASCAM DR-100MKIII

 続く後編記事こちら】では、音楽録音に向くハイスペック機種を紹介します。

 その後、今回紹介してきたビジネス用・語学学習用を含めて、全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめできる機種をあげていこうと思います。

 後編は→こちら

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posted by Atlas at 14:06 | 情報家電

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