Top 映像機器 比較2026’【高画質】4K液晶テレビ95機の性能とおすすめ・選び方:東芝REGZA ほか (1) 前編

2026年01月02日

比較2026’【高画質】4K液晶テレビ95機の性能とおすすめ・選び方:東芝REGZA ほか (1) 前編

【今回レビューする内容】2026年 最新4Kテレビの性能とおすすめ・選び方:10万円以下〜20万円台 パナソニック シャープ東芝 ソニー LG 三菱電機 TCL ハイセンスほか:スポーツ 映画 アニメ ゲーム向け4K/120Hz 4k/120p HDMI2.1対応 人気機能の違い:40 43 49 50 55 65 75インチ

【比較する製品型番】東芝 TVS REGZA M550Rシリーズ 43M550R 50M550R 55M550R 65M550R 75M550R 85M550R M550Mシリーズ M550Nシリーズ 43M550M 55M550M 55M550M 65M550M 75M550M 85M550N E350Rシリーズ 43E350R 50E350R 55E350R 65E350R 75E350R E350R E350Mシリーズ 43E350M 50E350M 65E350M 75E350M 85E350N Z670Rシリーズ 43Z670R 50Z670R E670Rシリーズ 43E670R 50E670R 55E670R 65E670R 75E670R 85E670R Z670Nシリーズ 43Z670N 50Z670N 55Z670N 65Z670N 75Z670N Z570Lシリーズ 43Z570L 50Z570L 55Z570L 65Z570L Z770Rシリーズ 55Z770R 65Z770R 75Z770R 85Z770R Z870Rシリーズ 43Z870R 50Z870R Z770Nシリーズ 85Z770N 100Z770N Z875Rシリーズ 55Z875R 65Z875R 75Z875R 85Z875R Z870Nシリーズ 55Z870N 55Z870M 65Z870N 65Z870M 75Z870N Z970Rシリーズ 65Z970R 75Z970R 85Z970R Z970Nシリーズ 65Z970N Z970Mシリーズ 65Z970M 85Z970M Z990Rシリーズ 110Z990R ZX1シリーズ ZX1R ほか

今回のお題
最新モデルの4K液晶テレビのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、2026年1月現在、最新の4K対応の液晶テレビの比較です。

 5万円台〜50万円台で購入できる、各メーカーの4K液晶テレビを(ほぼ)全機種紹介していきます。

  201809011946.jpg

1・4K液晶テレビの比較【導入編】
 :選び方の基本の説明
 :東芝・レグザ〈日本〉
2・シャープの4K液晶TVの比較
 :アクオス〈日本〉
3・ソニーの4K液晶TVの比較
 :ブラビア〈日本〉
4・Panasonicの4K液晶TVの比較
 :ビエラ〈日本〉
5・LGの4K液晶TVの比較
 :ナノセル〈韓国〉
6・ハイセンスの4K液晶TVの比較
 :Hisense TV〈中国〉
7・TCLの4K液晶TVの比較
 :TCL TV〈中国〉
8・アイリスオーヤマの4K液晶TVの比較
 :LUCA〈日本〉
9・各社の4K液晶TVの比較
 :JVC〈日本〉
 :マクスゼン・オリオン ほか
10・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】
 =全機からのおすすめの提案

 4K液晶テレビは、新機種だけで100機近くあります。

 そのため、記事は、上記リンクにあるように、ブランド別に10回の記事に分けています。

 202003071511.jpg

 1回目記事(今回)は、全体の導入編です。

 4Kテレビの「選び方の基本」を書いたあと、TVS REGZA(東芝)の製品の紹介をします。

 最も人気のあるブランドですし、「全体の基準」として最初に紹介しています。

 その後、シャープ・ソニー・パナソニックなど、日本企業のテレビを比較したあと、LG・ハイセンス・TCLなどの海外企業の4Kテレビをみていくという構成になります。

映像の美しさ  ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★  
音質の良さ   ★★★★★
ネット動画   ★★★★★
番組表     ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 そして、最後の「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案する型式で書いていきます。

 よろしくお願いします。

ーーーー

1・10v-15v型液晶TVの比較
2・19v型液晶TVの比較
3・24v型小型液晶TVの比較
4・32v型中型液晶TVの比較
5・40v型のFHD液晶TVの比較
6・4K液晶テレビの比較 
7・有機ELテレビの比較
8・8Kテレビの比較
9・チューナーレス4Kテレビの比較
10・テレビの選び方まとめ 【結論】

 今回の記事は、TVを紹介した一連の記事としては「6回目記事」として書きました。

 なお、(TV)チューナーレスタイプの4Kは、このブログでは、9回目記事で完全に別にして書いています。

1-1・4Kテレビの選び方の基本

 はじめに、「4Kテレビの選び方の基本」の紹介です。

 4Kテレビは新世代のテレビであり高画質だと、我々は日々のCMで「すり込まれて」います。しかし、「4Kテレビ」なら、どれでも、高画質に見れるとは必ずしも言えません

 なぜなら、テレビの画質を決めるのは、解像度だけではないから」です。

1・TVの画質を決める要素

 202003071618.jpg

1・液晶パネルとバックライト
 :画質を決める基本要素
2・画像エンジン
 :画質補整・リモコン操作の速度向上
3・超解像技術
 
:低画質映像の画質の底上げ
4・ 倍速パネル
 :動きのある映像への対応

 結論的に言えば、以下の4要素の性能が、液晶テレビの画質を「ほぼ」決めます

 今回の記事では、これらの要素や、4K HDRを含む最新の状況をふまえて(少なくとも)「5年以上は使えそうなテレビ」を探していきます。

ーーー

 202406241637.jpg

 液晶パネルの性質などを含め、スペック面での「テレビ選び方の基本」は、このブログの別記事となる【おすすめテレビのまとめ】で、かなり詳しく書いています。

 ただ、細かいスペックの「意味」まで興味のある方は別ですが、今回の記事だけでも、ある程度「しっかり分かる」ように書きました。

 ここでは、1点、「画面サイズの選び方」についてだけ、詳しく解説しておきます。

 なぜなら、この点を間違って選ぶと「目が相当疲れるテレビ」を選んでしまうからです。

2・画面サイズの選び方

 201809012006.jpg

 4K解像度のTVの最小サイズは、最近だと43インチです。

 PC用を除けば、これ以下のサイズの4Kテレビは発売されていません。

 4Kテレビを選ぶ場合、はじめに考えるべきは、TVまでの視聴距離です。

 202406291531.jpg

 上表は、業界団体が示す、適切な最低視聴距離(メートル単位)を示したものです。

 4Kテレビは、高詳細ですから、地上波デジタル放送など、画像の粗いHD(フルHD)の映像も4K相当」にアップコンバートするため、画面に近づいても粗く見えません。

 そのため、視聴距離は、フルHDテレビの半分ほどの距離で良くなります。

 201809012013.jpg

 しかし、画面全体を視野に入れる必要があるゲームなどに対応させる場合は、視点の移動による「目の疲れ」を考慮するべきです。

 目が疲れやすい方は、上表の「普通のHD画質のテレビの基準」を使い、その上で、サイズも最大で、50インチ前後で収めた方が良いでしょう。

 ゲーム以外でも、ご家族に目が疲れやすい方がいる場合は、上表の「普通の液晶テレビ(HD)の基準」に合わせた方が良いです。

 結論的に言えば、8-10畳間に置くならば、43インチ〜55インチがオススメです。

 55インチ以上でも、8畳間の長辺に置くならば置けます。ただ、部屋のバランスとの兼ね合いになりますし、一般的には、あまりオススメしません。

ーー

 というわけで、4Kテレビの「選び方の基本」の紹介でした。

1・4K液晶テレビの比較【導入編】
 :東芝・レグザ〈日本〉

 先述のように、今回の1回目記事は、レグザ(東芝)の紹介です。

2・シャープの4K液晶TVの比較
3・ソニーの4K液晶TVの比較
4・パナソニックの4K液晶TVの比較
5・LGの4K液晶TVの比較
6・ハイセンスの4K液晶TVの比較
7・TCLの4K液晶TVの比較
8・アイリスオーヤマの4K液晶TVの比較
9・他社の4K液晶TVの比較
10・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】

 前提となる選び方の情報はお伝えしました。「決め打ち」のメーカーや製品がある方は、以上のリンクをご利用ください。

 順番に読まれなくても分かるように書いています。

1-1・東芝の4K液晶テレビの比較

 202304201150.jpg

 というわけで、東芝(TVS REGZA)のREGZAからです。4K液晶だと最も人気なブランドなので、最初に見ることにしました。

 正確には、現在は、TVS REGZA株式会社です。企画・製造は、東芝映像ソリューション(Toshiba Visual Solutions)が引き続きやっています。

 入門機から順番で紹介していきます。

---

 なお、以下では、いつものように、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書きます。


 202512221055.jpg

 【2025年9月発売】

 【43インチ】

  1・東芝 REGZA 43M550R
   ¥65,428 楽天市場 (1/2執筆時)

 【50インチ】

  2・東芝 REGZA 50M550R
   ¥74,700 楽天市場 (1/2執筆時)

 【55インチ】

  3・東芝 REGZA 55M550R
   ¥116,221 楽天市場 (1/2執筆時)

 【65インチ】

  4・東芝 REGZA 65M550R
   ¥109,980 楽天市場 (1/2執筆時)

 【75インチ】

  5・東芝 REGZA 75M550R
   ¥146,741 楽天市場 (1/2執筆時)

 【85インチ】

  6・東芝 REGZA 85M550R
   ¥344,100 楽天市場 (1/2執筆時)

パネル:VA / ADS(広色域)
バックライト:直下型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:
ネット動画:自社方式
フレームレート: 4K/ 60p
新4K放送チューナー:搭載(2)

 M550Rシリーズは、レグザの代表的な入門機(エントリーモデル)です。

 これより安いグレード(E350R)もありますが、本機を説明してからのが説明しやすいため、、後ほど説明します。

 202406241637.jpg

 液晶パネルは、レグザは、2020年からパネル種が非開示です。

 25年モデルは43型・50型・85型がVAで、それ以外がADSのようです。ただし、調達時期による変更はありえます。

 VAは、テレビ向けの液晶です。

 コントラストがあげやすく、メリハリが付けやすいため、黒が締まります。同社を含めて高級機でこの種の上位パネルの採用は多いです。

 ADSは、大手のBOEが生産する、IPSとほぼ同じ性質のパネルです。

 TV採用歴も多くIPSと信頼性も変わらないです。

 黒の締まり(コントラスト比)はVAに及ばないですが、標準クラスのIPSと比べる場合、Aコントラスト比が(少し)高めのパネルが多いです。実際の視野角もVAより少し優ります。

 大画面パネルについて言えば、色域も広めです。

 先述のように、現在のレグザは細かい種類の特定は無理ですが、「高コントラスト」(黒の締まり)を宣伝文句の1つにしているので、IPSを含む3種のどれかでしょう。

 202406241215.jpg

 色域は、広色域パネルとの明言があります。

 広色域化は、新開発パネルと広色域LEDの組み合わせによるものです。

 後ほど見る上位機と違い、QLED(量子ドット)やmini-LEDによるものではなく、また、「ハイセンス」のブーストフィルム方式でもないです。

 見本写真だと、特に赤色が強化されているようなので蛍光体の工夫でしょう。

 いずれにしても、広色域でない普通のパネルは、色域(NTSC・DCI-P3)カバー率で80%程度ですが、DCI-P3で90%は超える可能性があります。

 入門機としては贅沢な仕様です。さらにソフト的な処理で、色域を自然にする処理(カラーリマスター)の工夫もあります。。

 202406251711.jpg

 バックライトは、直下型です。

 液晶は有機ELと違い自発光しないので、後ろからライトで照らす構造です。直下型は、一部他社が使うエッジ型に比べ、均一に画面を照らせるので色ムラが生じにくい 方式です。

 同社は、バックライトの多い機種を「全面直下型」と記しますが、本機もそうです。

 制御も、中級機とは別の簡易的な方式ですがエリア制御(グローバルディミング)を伴います。やはり、入門機と考えると贅沢です。

 4Kチューナーは、内蔵します。

 2018年末にはじまったBS/CSの4K新放送を受信可能です。

 2機内蔵でですので、裏番組録画もできます。

 202406241151.jpg

 HDR(ハイダイナミックレンジ)は、対応です。

 HDR10(通称HDR)は、最近の4KTVでは対応が標準となっている規格です。

 画像の立体感や解像感を高める4K向きの技術です。

 簡単に言えば、HDRは、眼鏡なしでも奥行感を感じられるように進化していく必要な技術です。夜間など暗いシーンでも明晰感を得るのに必要な技術とも言えます。

 メディア側の対応も必要です。

 しかし、最近は、Ultra HD ブルーレイ、新4K放送(HLG形式)、定額動画サービス(Netflix, Amazn VIDEO)、ゲームソフトなど、対応コンテンツは多いです。

 201809012212.jpg

 なおレグザの場合、圧縮情報からの輝度の再計算(HDR復元)と、コントラスト制御(HDRリアライザー)により、HDR映像の強化もなしています(HDRオプティマイザー)。

 HDR復元は通常のTV番組(SD画質)で有効で、画像のクオリティをHDR水準に近づける仕組みもあります。

 倍速液晶は、非搭載です。

 効果について諸説ありますが、スポーツなどの速い映像ほか、コマ数の少ないアニメ、映画のガタつきには効きます。

  202311091501.jpg

 画像エンジンは、レグザエンジンZR(23年登場)です。

 このパーツはテレビの「頭脳」です。スマホのプロセッサ(SOC)のように、CPU・GPU・ネットワーク機能などから構成されます。

 処理能力の高いエンジンを装備する製品は、計算で画像を高度に処理する技術が多く採用できます。

 202406241217.jpg

 レグザの特長と言えるのがクラウドAI高画質テクノロジーです。

 ネット経由で視聴中の番組ジャンル情報を取得し、上図の諸データを適切に調整します。

 他社に対する独自性で、入門機でのレグザの画質の良い理由の1つです。

 他社機の場合、TV映像の情報を、記憶されたプログラム(またはAI)で処理するだけです。レグザは、映像情報だけでなく、クラウドで視聴中の番組情報も参考にして処理するので、この部分で精度が期待できます。

 伝統的に、同社は画像エンジンについて「最もこだわる」メーカーですが、本機もこの部分で特長があります。

 そのほか、映像処理の部分で特徴的な機能を上げておきます。

 202104020959.jpg

 第1に、美肌フェイストーンです。

 他社にも似た機能がありますが、同社は伝統的に肌色にこだわった開発です。 

 レグザは、日本だけの展開なので、そのあたりの「ガラバゴス」性を感じます。

 第2に、地デジAIビューティです。

 4Kにアップスケーリングする際の画質強化技術としてまとめられます。

 クラウド情報ほか、AIに深層学習させたデータなどを利用して、フレーム内処理ながら同社が得意の超解像処理、ノイズ抑制などを行います。

 第3に、ネット動画ビューティです。

 低解像度のネット動画のノイズ除去に注目した高画質化のための処理です。

 結論的にいえば、4K液晶の入門機としては、後ほどみるパナソニック同様に、エンジン周りの処理は強めです。

 202406241227.jpg

 画質の自動調整も、対応です(おまかせAIピクチャー)

 コンテンツの内容をみて、ジャンルに合わせて調整します。

 また、本機は環境光センサーを内蔵するので、部屋の明るさと照明色が把握し、それをふまえて調整してくれます。

 最近は、天井照明も調色できるのが普通なので、良い機能です。

 録画機能は、別売の外付けHDDを増設することで、搭載です。

 トリプルチューナー搭載なので2番組録画が可能です。

 ただ、TVの録画機能は、別売レコーダーの場合違って長時間モードがないです。

 この仕様は各社とも同じです。だいたい、2TBのHDDで約241時間です。

 SeeQVaulも非対応ですので、他のテレビにHDDををつなげても再生できません。

 202003071635.jpg

 録画の使い勝手の部分では、レグザはかなり充実します。

 ジャンルや時間帯などのテーマを設定することでおまかせ録画してくれる「みるコレ」機能は、とくに力を入れて宣伝します。

 また、録画した番組だけで、専用の番組表が自動生成されるため、使い勝手が良いです。同社が昔から保っていた、タイムシフト技術の進化形でしょう。

 簡単に連ドラが予約できる機能や、自動のチャプター分割(マジックチャプター)など、使い勝手は他社と比べても良いです。

 番組表は、カラフルで情報量が多く、視認性も良いです。

 全く問題なく、見やすく便利に作られています

 番組表からすぐに録画に入ることができます。

 202512221338.jpg

 無線LANも、内蔵です。

 Wi-Fi5に対応し、速度面も十分です。

 なお、2025年機のレグザは上位機を含めて、対話形式でのLINE予約に対応しました。

 旧機も1世代前ならばアップデートで対応できます。

 202406281413.jpg

 映像配信サービスは、自社方式の独自のシステムです。

 コンテンツは、YouTube・Netflix・Amazon Video・DAZNなどメジャーなサービスは対応です。

 他社テレビは、Google TVFire TV(Amazon)など大手のシステムを内装する場合も多いです。それらは、自由にアプリ(視聴アプリ・ゲームなど)の入替ができる部分で便利です。

 比較する場合、アプリ式ではないレグザは強いとも言えない部分はあります。

  201804051657.jpg

 ただ、映像配信サービスは、このブログの【STB機器の比較記事】で紹介したような、他社製端末を導入しても、十分な使い勝手が得られると言えます。

 202406241244.jpg

 スピーカーは、普通のリビング向けとしては、内蔵スピーカーでも足ります。

 ただ、音質に注目したい場合、このクラスだとイマイチに感じる方は多そうです。

 平均的な20Wの出力のステレオスピーカー(バスレフ型フルレンジ)に止まるからです。85型のみは30Wですが、仕組みは同じです。

 最近流行する3D立体音響規格であるドルビーアトモスには非対応です。仮想的に3D立体サラウンドを実現する工夫もないです。

 機能面では、先述の「クラウド情報」は、音声でも使われ、おまかせAIサウンドとして、コンテンツに合わせて音質(モード)を自動調整させることもできます。

 圧縮送信された地デジの音源を適切に復元する機能(レグザ サウンドプロセスVIR)で音質の底上げもしています。他社でも採用するEilex PRISMを使っています。

 ニュース番組などに向く「クリア音声」も対応なので、シニア世代への配慮もあります。

 マイクを利用したオーディオキャリブレーションも入門機から備わります。

  201909141821.jpg

 ただし、高レベルな音質が欲しい場合、また、あとから欲しくなった場合は、このブログの【サウンドバーの比較記事】で書いたような製品を購入するとよいでしょう。

 eARCに対応なので、接続も楽です。

 音声アシスタントサービスは、Amazon Alexa・Googleアシスタントに対応します。

 【Amazon Echoの比較記事】で書いたような対応スピーカーを購入した場合、Wi-Fi経由で、テレビの入/切、ボリューム、チャンネルなどの操作が音声にて可能です。

 一方、付属リモコンのボイスボタンを押しての音声操作は、独自の「レグザボイス」を利用できます。ただ、テレビ操作を超えての情報取得はそちらには無理です。

  202107192121.jpg

 HFR(ハイフレームレート)は、未対応です。

 上位機だと、120フレーム/秒(4K/120Hz)の表示に対応でき、PS5(プレステ5)など次世代ゲーム機を利用する場合、「なめらかな動き」が楽しめます。

 同社の場合、もう1グレード上からの対応です。

---

 以上、レグザ550Rシリーズの紹介でした。

 入門機とはいえ、同社の画質を決めると「画像処理」の部分でかなり力強いスペックです。

 基本となるパネルも、広色域・高輝度・高コントラストパネル採用で、実際このクラスでは映像美の部分で優れると言って良いです。

 ただ、後ほど見る中級機に比べると倍速液晶と4K/120Hz非対応で、画質処理も高度なエリア制御や、超解像処理などが加わります。

 しかし、リビング向けとして十分な能力はあるので、さほどまでは「こだわり」がない場合、本機も入門機として「まとまった性能」はあるので、おすすめできます。

ーーー

 なお、本機には、旧機と下位機が存在します。

 先ほどの製品との違いを確認しておきます。

 202311091425.jpg

 【2023年発売】

 【43インチ】

  7・東芝 REGZA 43M550M
   ¥62,340 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【50インチ】

  8・東芝 REGZA 55M550M
   ¥72,460 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【55インチ】

  9・東芝 REGZA 55M550M
   ¥82,800 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【65インチ】

  10・東芝 REGZA 65M550M
   ¥114,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【75インチ】

  11・東芝 REGZA 75M550M
   ¥147,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【85インチ】(24年追加)

  12・東芝 REGZA 85M550N
   ¥262,416 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

パネル:VA / ADS(広色域)
バックライト:直下型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:
ネット動画:自社方式
フレームレート: 4K/ 60p
新4K放送チューナー:搭載(2)

 第1に、M550Mシリーズ・M550Nシリーズです。

 先ほどの機種の旧機になります。

 202406241637.jpg

 液晶パネルは、旧機は50型と85型がVAで、それ以外がBOEのADSでした。

 43型は新機種はVAになった(ように見受けられる)ので変わりそうです。

 バックライト・エンジンほかの基本仕様は、新機種と変わりません。

 なお、新機種は「新開発のレグザ専用広色域LED」採用とリリースにありますが、同じ宣伝は旧機でもあったので、おそらく同じだと見立てます。

 画質補正は、旧機のみ、超解像技術の利用の明記があります。

 ただ、新機種においてその機能性が省略されたというより、上位機の差別化のために対応表記が消されただけに思います。示される具体的な機能性は同じですから。

 その他の部分は、あまり新機種と変わりません(親切ヘッドホンほど)。仕様表上の、機能面での追加要素(番組こねくと、親切ヘッドホン)は、前者はアップデート対応で、後者も機能に名前を付けたものになるでしょう。

 給電用USB端子は、旧機だと7.5W(5V 1.5A)でした。新機種は4.5W(5V 0.9A)より強めです。ただ旧機水準でもFireTV Stick 4Kなどの給電は難しかったので、そこまで仕様差は感じません。

---

 結論的にいえば、メイン性能部分では、新旧の差は感じません。

 少なくとも安いうちは、こちらを選んでも良いでしょう。

ーーー

 202512221242.jpg

 【2025年10月発売】

 【43インチ

  13・東芝 REGZA 43E350R
   ¥76,535 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【50インチ】

  14・東芝 REGZA 50E350R
   ¥87,800 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【55インチ】

  15・東芝 REGZA 55E350R
   ¥98,680 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【65インチ】

  16・東芝 REGZA 65E350R
   ¥(108,900) Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【75インチ】

  17・東芝 REGZA 75E350R
   ¥168,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【85インチ】

  18・東芝 REGZA 85E350R
   ¥233,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

パネル:VA or ADS?
バックライト:直下型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:
ネット動画:自社方式
フレームレート:4k/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)

 第2に、E350Rシリーズです。

 現行機では、最も安い「廉価版」ラインです。

 パネルは、種類が非開示です。

 おそらく、550Rシリーズと同じ、VAADSからの構成でしょう。

 ただし、広色域LEDが不採用で、色域(鮮やかさ)の部分で差があります。

 バックライトは、本機も全面直下型です。

 簡易的なエリア制御もあります。

 202311091346.jpg

 画像エンジンは、レグザエンジンZR(23年開発)搭載です。

 ただ上位機とは、処理面で差があります。

 肌色補正(ナチュラルフェイストーン)とクラウドAI高画質テクノロジー非対応です。

 いずれも「REGZA画質」を出すためには重要な技術であり、大きな差です。

 補正は、いずれも自動画質調整も、AI技術も使わないものになります。

 あとは、目に付く違いはないです。

---

 結論的にいえば、レグザの「売り」といえるエンジン処理部分の工夫と、広色域パネルではない部分でが付きます。

 とくに、パネルは、一口にVA(ADS)と言っても、その中で、色域・輝度などのグレード差があるため、実際、店頭で、両機を見ても差は感じます。

 同社から選ぶなれば、型落ちを含めた先ほどの上位機が良いでしょう。

ーーー

 202311091310.jpg  

 【2023年11月発売】

 【43インチ】43C350M同型

  19・東芝 REGZA 43E350M
   ¥62,280 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【50インチ】50C350M同型

  20・東芝 REGZA 50E350M
   ¥75,000 楽天市場 (1/2執筆時)時)

 【65インチ】65C350M同型

  21・東芝 REGZA 65E350M
   ¥110,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【75インチ】(24年追加)

  22・東芝 REGZA 75E350M
   ¥125,818 楽天市場 (1/2執筆時)

 【85インチ】(25年追加)

  23・東芝 REGZA 85E350N
   ¥225,500 楽天市場 (1/2執筆時)

パネル:VA or ADS
バックライト:直下型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:
ネット動画:自社方式
フレームレート:4k/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)

 第3に、E350Mシリーズです(85型のみE350N)。

 1つ上のE350Rシリーズの旧機です。

 の世代だとリモコンでの音声入力(レグザボイス)ボタンがなく、番組検索などに非対応です。

 スピーカーも、55型以下は現行機より弱い(20W→14W)です。

 そのほか、マイクを利用してのテストトーン発信(オーディオキャリブレーション)での最適化も、この世代だとありませんでした。

 あとは、アップデート仕様が並ぶ部分が主であり、大きな違いは見られません。

 あえて言えば、この世代だとレガシーのビデオ端子がありました。

---

 結論的にいえば、本機もパネルの色域と、エンジン部分の補正が下位です。

 特にエンジンはこのクラスの補正ならば、レグザと同系列のハイセンスのテレビなどと比べてそこまで優位ではないため、それらと比べても良いでしょう。


 202504111322.jpg

 【2025年4月発売】

 【43インチ】(エリア制御 別仕様)

  24・東芝 REGZA 43Z670R
   ¥114,890 楽天市場 (1/2執筆時)

 【50インチ】

  25・東芝 REGZA 50Z670R
   ¥122,800 楽天市場 (1/2執筆時)

パネル:VA
バックライト:直下型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:自社方式
フレームレート: 4K/ 144p
新4K放送チューナー:搭載(2)

 Z670Rシリーズは、最新のレグザの中級機(スタンダードモデル)です。

 なお、このクラスだと旧機が安めに残ります。

 後ほど見ますが、本機の説明をお読みになってからのほうが違いが分かりやすいかと思います。

 202406241637.jpg

 液晶パネルは、種類が非開示です。 

 ただ、搭載グラフィックカード側情報だとVAで、Atlasの確認と一致します。

 43型もTV用144Hz対応のVAパネルはある(AUO)ので。

 202406241427.jpg

 バックライトは、全面直下型です。

 下位機種より高輝度の上位版です(新開発全面直下型高輝度LEDパネル)です。

 明暗表現がより巧みと言え、HDRコンテンツを見る場合、特に違いを感じられそうです。

 202406251711.jpg

 50型は、高度なエリア制御を伴います。

 リアルブラックエリアコントロールという名称で、下位仕様(グローバルディミング表記)より上位です。

 明かりの点滅制御の高度化で、輝度調整を高度化させており、より「黒が締まる」と考えてください。

 4Kチューナーは、しっかり2つ搭載です。

 HDR10技術も、補正を含めて、下位機と同じ水準搭載です。

 地デジなどのSD画質をHDR水準に底上げする技術(HDR復元)も対応です。

 202209281133.jpg

 倍速液晶は、4K倍速パネルです。

 ここは、入門機との大きな違いです。

 LEDバックライトの点滅制御ではなく、本物の倍速パネルです。

 倍速液晶とは、放送局から送られてくる信号(絵)の2倍にあたる毎秒120枚のフレームの表示を可能にするパネル技術です。

 テレビ側で、2枚のフレームの中間画像を生成することで可能にします。

 モータースポーツや球技など動きの速い画像の画質が格段に上昇します。画面の大きな、大画面液晶では重要な技術です。

 202406241440.jpg

 画像エンジンは、レグザエンジンZRです。

 補正技術は、クラウドAI高画質テクノロジーを含め、下位機の機能性は全て持ちます。

 一方、このグレードは、バンディングノイズの抑制機能が加わります。

 圧縮されたネット動画に多いバンディングノイズ(シマシマ)の抑制機能で、いまどきだと有効でしょう。

 最近各社とも注目して、対策を加えている部分です。

 画質の自動調整も、下位機と同じで、おまかせAIピクチャーに対応できます。

 環境光センサーで明かさと部屋の照明色をみれるので、自動最適化の精度は高いです。

 録画機能は、基本的に下位機と同様です。

 あえて言えば、録画番組の自動分類(俳優・ジャンル)と、AIがよく見る番組から「おすすめ」を教えてくれる機能が加わります(新ざんまいスマートアクセス)。

 SeeQVaultは非対応です。2021年機以降、各社とも非対応機が増えています。

 番組表の部分などの機能は、冒頭の入門機と同じ仕様なので、説明は省略します。

 202406241449.jpg

 スピーカーは、総合出力60Wです。

 同じほどの価格の他社中級機と比べても、音圧は割と強力です( 重低音立体音響システムZ)。

 構成は、2.1.2chです。

 ミドルレンジ(中音域)とトゥイーター(高音域)からなる2WAY式スピーカーに、低音域を強調するウーファーが真ん中に内蔵されます。なお、43型のみですが、上部のトップトゥイーターが2WAYになります(50型はフルレンジ)。ここは画面サイズに由来するものかと思います。

 上下方向の立体サラウンド感を表現するための配置で、TVスピーカーの構成として「今どき」です。

 ゲームや映画コンテンツなどに採用される、3D立体音響技術の規格であるドルビーアトモスに「リアルに」対応させるために付けています。

 部屋の形状などに合わせて設定しないと効果が少ないのですが、本機は、内蔵マイクを利用する調整にも対応するため、高度です。

 別に、スピーカーを買わない場合も対応できるのは、見どころです。

 202406241503.jpg

 ・REGZAサウンドシステム TS216G
  ¥20,400 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 外部スピーカーの増設を希望する方もいるでしょう。

 その場合、本機は台座の固定位置が2段階で調整できます。24年機からの新機軸なのですが、60mmまで上がるようになります。

 レグザは下方のすき間が狭めでしたので、壁掛けでなくても、バータイプが接続しやすくなったといえます。

 改良にともない、このブログの【サウンドバーの比較記事】で書いたように、レグザ純正のサウンドシステムの販売も始まりました。

 HDMI端子がeARC対応できるので、接続も容易です。

 なお、スタンドは、画面が左右15度に向けられる仕様です。スタンドが稼働するのは、レグザほかは、シャープくらいで、近年だとわりと珍しいです。

 202304201541.jpg

 HFR(ハイフレームレート)は、4K/120Pに対応です。

 PS5など次世代ゲーム機に関係ある規格で、あると「なめらかな動き」が楽しめます。

 また、AMD FreeSync Premium対応なので、ゲーム用PCモニターとしても評価できる水準です。

 FPSゲーム向けだとカクツキを減らす、VRR(バリアブル・リフレッシュ・レート)と、自動的に遅延時間を短縮するALLM設定もフォローです。

 ゲーム関係のスペックにつなので、こうした部分は、このブログの(PC用)【ゲーミングモニターの比較】のほうを参考にしてください。

 なお、ゲームはレグザは高度なエンジン処理をするので、(本格的な)ゲーム用だと遅延が問題になります。

 しかし、処理をスルーする瞬速ゲームモードがあり、この部分は対策されます。

 逆に、レトロなゲーム(2K)は、とくに不満が高いだろう、文字部分の視認性に補正(自己合同性超解像技術で)がかかるので、そちら目的でも良い仕様です。 

 202504111121.jpg

 音声アシスタントサービスは、下位シリーズと同じ対応幅です。

 ただ、リモコンの「ボイス」ボタンを押した際、Googleの生成AI(Gemini)を呼び出し、対話型で、放送中の番組・録画した番組・未来番組・YouTubeなどのおすすめコンテンツを探して貰える機能が追加です(レグザAIボイスナビゲーター)

 AI方式のポイントは、ネット上の情報とTV内に保存された録画情報と双方から、AIが分析する点です。

 一方、ボイス機能を旧機同様Amazon Alexaに割り当てられるかは、調査中です。発売後補足します。

 あとの部分は、既に見た入門機(M550M)と目立つ仕様の違いはないです。

---

 以上、レグザのZ670Rシリーズの紹介でした。

 最初に見た入門機(M550M)と比べて、全方位で性能がアップしています。

 例えば、画質面では「高輝度パネル+エリア制御」「倍速パネル」、音響面では、「ドルビーアトモス」の出力の大きなスピーカー、端子面では、「4K/120P入力対応」で、ゲームをするに利便性の良い仕様、などです。

 価格面でも性能に比して納得感はあるので、新機種だけから選ぶならば、10万円台ではまとまった性能の機種です。

ーーー

 なお、東芝の中級機(Z670系)には、下位機と旧機が残ります。

 違いを順番にみておきます。

202512221346.jpg  

 【2025年10月発売】

 【43インチ】(エリア制御 別仕様)

  26・東芝 REGZA 43E670R
   ¥99,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【50インチ】(エリア制御 別仕様)

  27・東芝 REGZA 50E670R
   ¥108,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【55インチ】(エリア制御 別仕様)

  28・東芝 REGZA 55E670R
   ¥128,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【65インチ】

  29・東芝 REGZA 65E670R
   ¥160,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【75インチ】(エリア制御 別仕様)

  30・東芝 REGZA 75E670R
   ¥192,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【85インチ】100E670Rもあり

  31・東芝 REGZA 85E670R
   ¥272,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

パネル:VA
バックライト:直下型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:自社方式
フレームレート: 4K/ 144p
新4K放送チューナー:搭載(2)

 第1に、E670Rシリーズです。

 1つ上で見たZ670Rシリーズの下位機ですが、パネルサイズは本機の方が展開が多めでSう。

 パネル制御は、リアルブラックエリアコントロールが全機とも不採用です。

 大画面機だとゾーンを細かくしないと副作用(ハロー現象)も逆に目立つので、コスト面で普通の制御(グローバルディミング)にしているのでしょう。実際、その分、やや安めです。

 スピーカーは、総合出力60Wです(43型のみ50W)。

 トップスピーカー付の2.1.2chで構成は上位機とほぼ同じです。

 ただ、メインスピーカーが2WAYではなくフルレンジなので層数としては5つ(上位機は7つ)です。とはいえ、そこまで決定的な差ではないです。

---

 結論的にいえば、50型だけは、さきほどのZ670Rが良いでしょう。

 あとは、エリア制御を除けば、1つ上の製品と大きな差はない印象です。ただ、次に見る旧機の方が性能が良い部分があるので、値段差は見てください。

ーーー

 202406241417.jpg

 【2024年6月発売】

 【43インチ】(エリア制御 別仕様)

  32・東芝 REGZA 43Z670N
   ¥89,060 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【50インチ】

  33・東芝 REGZA 50Z670N
   ¥99,999 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【55インチ】

  34・東芝 REGZA 55Z670N
   ¥117,800 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【65インチ】

  35・東芝 REGZA 65Z670N
   ¥135,105 楽天市場 (1/2執筆時)

 【75インチ】

  36・東芝 REGZA 75Z670N
   ¥256,000 楽天市場 (1/2執筆時)

パネル:VA/ADS
バックライト:直下型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:自社方式
フレームレート: 4K/ 144p
新4K放送チューナー:搭載(2)

 第2に、Z670Nシリーズです。

 2024年登場の製品で、Z670Rシリーズの1世代前の同級機と考えてください。

 主な違いは、パネルとバックライト周りです。

 202406241637.jpg

 液晶パネルは、この世代は、55インチまでがVAで、65インチ以降がADSです。

 バックライトは、全面直下型です。

 その上で(上位クラスのZ670Rの旧機なので)43型を除けば、全機種ともリアルブラックエリアコントロールは備えます。

 一方、パネル名は(全面直下型「広色域」LEDパネルモジュール)でした。

 細かいスペックは非開示ですが(輝度より)色域を強調する書き方ですので、その部分の性能はこの世代のが(むしろ)上だった可能性はあります。

 あとは、先述の「レグザAIボイスナビゲーター」が利用できない点、2画面表示ができない点を除けば、明示的な違いは見られません。

---

 結論的にいえば、性能面では(1つ上の)E670Rよりで、(2つ上の)Z670Rにむしろ近いと言えます。

 新しい上位機と比べて安いようならば、選んで良いでしょう。

ーー

 202209281102.jpg

 【2022年8月発売】

 【43インチ】

  37・東芝 REGZA 43Z570L
   ¥90,707 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【50インチ】

  38・東芝 REGZA 50Z570L
   ¥103,612 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【55インチ】IPS系

  39・東芝 REGZA 55Z570L
   ¥119,912 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【65インチ】IPS系

  40・東芝 REGZA 65Z570L
   ¥174,398 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

パネル:VA / IPS
バックライト:スリム直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:自社方式
フレームレート: 4K/ 120p
新4K放送チューナー:搭載(2)

 第3に、Z570Lシリーズです。

 2022年発売で、Z670よりは下位の旧機ですが、同じく倍速パネル搭載のテレビです。

 液晶パネルは、55インチまでがVAで、55型以上はIPSです。

 バックライトは、全面直下型配置ですが、エリア制御は対応しません。

 高輝度・広色域パネル採用の明言もないので、この部分では、冒頭で見た現行世代の下位機(M550M)より劣ります。

 スピーカーは、トップトゥイーターが不採用な40W構成です。

 入門機(300番台)よりは良いですが、立体音響は仮想的な再現になります。

---

 結論的にいえば、「倍速パネル」搭載をマストとしつつ安いレグザを探している場合、選択肢になります。

 ただ、パネル・バックライト部分がやはり中級機の中では劣るので、いまだと若干選びにくい気はします。


 202504111324.jpg

 【2025年4月発売】

 【55インチ】

  41・東芝 REGZA 55Z770R
   ¥139,800 楽天市場 (1/2執筆時)

 【65インチ】

  42・東芝 REGZA 65Z770R
   ¥178,944 楽天市場 (1/2執筆時)

 【75インチ】

  43・東芝 REGZA 75Z770R
   ¥260,961 楽天市場 (1/2執筆時)

 【85インチ】

  44・東芝 REGZA 85Z770R
   ¥367,040 楽天市場 (1/2執筆時)

パネル:VA/ADS
バックライト:MiniLED+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:自社方式
フレームレート: 4K/144P
新4K放送チューナー:搭載(2)

 Z770Rシリーズも、レグザの中級機です。

 画面サイズは、55型からです。

 1つ上で見たZ670Rシリーズは、50型までの展開でした。

 後述するように55型以上は、バックライト強化ができるので、シリーズ名ををかえている感じに理解してください。機能的には、中級機の範疇です。

 202504111154.jpg

 液晶パネルは、55インチのみVAで、後はBOEの高コントラストタイプのADSです。

 視認と搭載グラフィックカード側の情報で確定できています。

 202406251711.jpg

 バックライトは、このグレードから強化されます。

 直下型Mini LEDを採用するからです(新開発高輝度Mini LED液晶パネル)。

 テレビの輝度強化には欠かせない上位技術です。65型で言えば、未搭載の直下型の中級機(65Z670N)に対して、5倍のピーク輝度とされます。

 エリア制御も細かい分、5倍の細かさになるので、この方式だと黒表現が高まります。

 一方、後ほど見る上位機と違って、量子ドット技術は使われないので、色域は(3次元カラーリマスターにての強化はあるとは言え)下位機と変わらないと言えます。

 あとの部分は、1つ上で見たZ670Rシリーズと変わりません。

----

 以上、東芝Z770Rシリーズの紹介でした。

 液晶テレビにおいてMini LEDは、テレビの高画質化に(今や)必須装備ですので、輝度表現は下位機種と大きなが付くでしょう。

 一方、色域は(もうひとつ重要な要素と言える)量子ドット技術が不採用なので、次に見る上位機とは差が付くといえます。

 その点で言えば、今のところ、上位機の24年モデルのが安いので、値段差が逆転しない限り、そちらを選べば良いとも言えます。


 202507301114.jpg

 【2025年7月発売】(55型以上は後ほど記載)

 【43インチ】

  45・東芝 REGZA 43Z870R
   ¥160,324 楽天市場 (1/2執筆時)

 【50インチ】

  46・東芝 REGZA 50Z870R
   ¥151,800 楽天市場 (1/2執筆時)

パネル:VA
バックライト:MiniLED+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:自社方式
フレームレート: 4K/144P
新4K放送チューナー:搭載(2)

 Z870Rシリーズは、レグザの2025年モデルの中級機の上位モデルです。

 55型以上は、別シリーズ(Z875R)で、エンジンとパネル品質がより上位です。

 そのため、あとで別に見ることにします。

 液晶パネル・バックライトは、1つ上で見たZ770Rシリーズと仕様はほぼ変わりません。

 繰り返せば、直下型Mini LEDを採用し、細かいエリア制御を「自慢」とする機種です。

 ただ、50型・43型の展開はZ770にはなかったので、このサイズ展開がある、2グレード回のZ670Rシリーズと比べると、画質はだいぶ良いといえます。

 実際、4K HDR時代で輝度は最も重要ですから。

 画像エンジンも、同じですので、画質調整も変わりません。

 付け加えたい部分はないです。

 202406241605.jpg

 録画機能は、ただ、このシリーズから、中級機までとは、大きく異なります。

 「全録」対応のタイムシフト機となるからです。

 別売の外付けHDDの大きさに応じて、地上波デジタル放送最大6チャンネルを自動で録画し、「過去番組表」から「過去数日分の番組」を振り返って見ることができます。(通常録画も可能)

 チューナー数は、4Kチューナー2基ほか、地デジ用を9基、BS/CS用を3基搭載し、同時録画に対応するようにしています。

 一方、ハードディスクは「別売」となる点、注意してください。

 番組表自体も、タイプシフト対応機は、4K表示なので、情報量が多くなります。

 202107211056.jpg

 本機は、合計2台までハードディスクを取り付けられます。

 6チャンネルを24時間録画すると、4TBのHDDで3日間です。

 時間やチャンネルを限定すれば、1週間分も余裕です。

 202411021221.jpg

 【タイムシフト対応】

 【HDDタイプ:4TB】(3TB・6TBもあり)

 ・IODATA AVHD-AS4/E
  ¥20,980〜 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【SSDタイプ:1TB】(2TBもあり)

 ・ IODATA AVSSD-RS1
  ¥21,159〜 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 なお、24時間(ほぼ)常時稼動になるタイムシフト録画を運用する場合、タイムシフト機に対応表明のあるストレージを選ぶのが無難です。

 容量・コスパ・設置台数を重視する場合は外付けHDD型、設置性を重視する場合、超小型のSSD型があります。PC周辺機器メーカーのアイオーデータが積極的に出します。

1・外付けHDDの比較記事
2・ポータブルSSDの比較記事
3・東芝ブルーレイレコーダーの比較

 興味のある方は、後ほど、以上の記事で、対応機をご覧ください。

 映像配信サービスは、中位機までと同じ仕様です。

 GoogleTVなどではなく独自の仕組みですが、主要なサブスクには対応できます。

 スピーカーは、55型は同じ画面サイズの展開があるZ670Rと同じ60Wです。

 43型は、トップツィーターの出力がやや弱い関係で50Wですが(まあ)問題ないです。

 あとは、下位機と変わりません。

----

 以上、東芝Z870Rシリーズの紹介でした。

 画面サイズ的に、43型、50型以下しか入らないご家庭で「映像美」を楽しみたい方はこちらでしょう。Mini LED採用で輝度表現が高まるため、4K HDRを楽しみたい場合選択肢にできます。

 その上で、録画部分でタイムシフト機ですし、「全録」を楽しみたい場合も有利でしょう。

後編に続く!
4K液晶テレビのおすすめ機種はこちら!

 というわけで、今回は、東芝レグザの4K液晶テレビの比較の1回目記事でした。

 しかし、東芝(TVS REGZA)の製品は多いため、記事は後編に「続き」ます。

 202512221451.jpg

1・4Kテレビの比較 (レグザ:後編)

 つづく、1回目の後編記事こちら)では、上位シリーズとなる、Z770N・Z875・Z870N・Z970R・Z970N・Z970Mシリーズを引き続き紹介します。

 また、家庭用としてはだいぶ高いのですが、最上位のZ990R・ZX1シリーズをみる予定でアス。

2・シャープの4K液晶TVの比較
3・ソニーの4K液晶TVの比較
4・パナソニックの4K液晶TVの比較
5・LGの4K液晶TVの比較
6・ハイセンスの4K液晶TVの比較
7・TCLの4K液晶TVの比較
8・アイリスオーヤマの4K液晶TVの比較
9・他社の4K液晶TVの比較
10・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】
 =全機からのおすすめ機種の提案

 その上で、次回記事からシャープなど、東芝以外の各社のテレビの紹介に移っていきます。 

映像の美しさ  ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★  
音質の良さ   ★★★★★
ネット動画   ★★★★★
番組表     ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 また最終回の10回目記事こちら)では、全機種から、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案します。

 ひきつづき、よろしくお願いします。

 レグザ4Kの後編記事は→こちら

 ーーー

 また、今回の記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 11:09 | 映像機器

 このブログ家電批評モノマニアには家電やモノの比較記事が約400本あります。

 よろしければ、各記事へのリンク集をご利用ください!

 家電批評モノマニアは、「家電ブログランキング」に参戦中です。右のリンクから「クリックで応援」お願いします!  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「家電批評モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!





          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png