比較2019’【SNS映え】自撮り向きデジカメ19機の特長とおすすめ:初心者向けのチルト式コンデジの選び方 (1)

2019年07月01日

比較2019’【SNS映え】自撮り向きデジカメ19機の特長とおすすめ:初心者向けのチルト式コンデジの選び方 (1)

【今回レビューする内容】 2019年 自分撮り・セルフィー対応のデジタルカメラ19機の価格・性能とおすすめ:チルト・バリアングル式自分撮りデジタルカメラ・ミラーレス・SNS映え・インスタ映えする人気デジカメランキング:美肌・美白・You Tube ビデオ動画の自撮りも対応

【紹介する製品型番】Nikon デジタルカメラ COOLPIX A900 Canon PowerShot SX730 HS EOS M100 EOS Kiss X9 パナソニック LUMIX DMC-TZ90 ソニー Cyber-shot DSC-WX500 CANON PowerShot PSG7X MarkI IDJI OSMO POCKET

今回のお題
自撮りができる!デジカメのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新の自撮り向きのデジカメを比較します。

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 デジカメのうち、液晶モニターが前にチルト回転し「自撮り」ができるコンデジを選りすぐりました。

 友達との「2ショット撮影」にも利用できるため、SNSユーザーを含めて利用者が多いです。

 価格は、1万円以上5万円台の予算で購入できる製品が中心となります。

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 今回の記事は、自撮り向きカメラをできるだけ簡単に(しかし専門的に)紹介します。

1・自撮りのしやすさ ★★★★★★
2・画質       ★★★★★
3・ズーム倍率    ★★★★★
4・手ぶれ補正    ★★★★☆
5・フォーカス・連写 ★★★★★
6・スマホ連携    ★★★★☆
7・動画の撮影    ★★★★★
8・カメラの軽さ   ★★★★★
9・総合評価     ★★★★★★

 また、途中で内容が分からなくなった場合も、記事の最後で、上のような基準で、全機種から「Atlasのオススメ機種」を簡単にピックアップしますので、安心してお読みください。

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1・1万円前後の入門デジカメ
2・3万円前後の人気デジカメ
3・5万円以上の高級デジカメ
4・超高倍率ズームのデジカメ
5・水や砂に強い高耐久デジカメ
6・自分撮影ができるデジカメ

7・単焦点レンズのデジカメ
8・ミラーレス一眼の比較
9・一眼レフカメラの比較
10・デジカメ全製品からのおすすめ【結論】

 なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のデジカメ関連記事の6回目の記事として書きました。

1・自撮りカメラの選び方の基本と注意点

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 インスタをはじめとする「SNS」の流行で、「自撮り用」として売られるカメラは増えています。

 しかし、実は「自撮り機能はオマケ的」で使い勝手の悪い機種や、「自撮りしやすいが画質が悪い」といった難点のある機種も、目立ちます。

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 実際の使い勝手をふまえると、自撮りカメラを選ぶ場合、次の5つのポイントが重要になってきます。

1・カメラの画質
 ・「SNS映え」する高品質写真が撮影できるか。
2・自撮りのしやすさ
 ・手ぶれせず、上手な写真が撮れるか。
3・重さや大きさ
 ・持ち歩ける「ポケットサイズ」か。
4・SNSとの連携
 ・インスタやTwitterに簡単に転送できるか。
5・美肌効果
 ・肌の色などが美しく自動調整できるか。

 今回の記事では「誰でもかんたんにSNS映えする高品質写真が撮れるカメラ」を探していこうと思います。

 というわけで、さっそく各機種比較をしていきましょう。

2・自撮り向きのコンデジの比較

 では、具体的な製品の紹介にはいります。

 比較的「安い」機種から、割と「高めの」機種へという順番で紹介していくつもりです。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で記していきます。


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 【2016年発売】【後継機あり】

 1・Nikon COOLPIX A900BK【黒色】
 2・Nikon COOLPIX A900BK【シルバー】
  ¥34,300 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子: 1/2.3型 高感度MOS
広角側の明るさ:F3.4
画素数:2029万画素
光学ズーム: 35倍
焦点距離 :24mm〜840mm
手ぶれ補正:ハイブリッド式(2軸 4段)
ファインダー:なし
AF:9点(コントラスト式)
連写速度:5コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター: 3.0型チルト式(92万)
大きさ:約112.0×66.0×39.5mm
重さ:299g(バッテリー含む)

 COOLPIX A900 は、世界的なカメラブランドである日本のニコンが発売している、自撮り対応カメラです。


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 本体の重さは、299gです。

 最近のスマホ(iPhoneXS)の重さが180gほどだと書けば目安となるでしょうか。

 自撮りができるデジカメとしては、平均的な重さです。

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 手ぶれ補正は、強力です。

 なお、デジカメで「自撮り」する場合は、片手で不安定にカメラを持ちながらの撮影となります。

 そのため、手ぶれ補正の能力は重要です。

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 ニコンの場合、iPhoneなどでもに搭載される「光学式2軸手ぶれ補正」に、電子式という別の仕組みを組み合わせたハイブリッド式手ぶれ補正になります。

 これは、スマホでは出せないレベルの強力な手ぶれ補正となっています。

 デジカメの場合「段数」で「手ぶれ補整の能力」を示します。シャッター段数「4段分」の補整となるこの機種は、10万円以内の製品では「最強レベル」です。

 さらに、デジカメでの動画撮影にもつかえる、電子式5軸ハイブリッド手ブレ補正も搭載されます。

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 結論的にいえば、COOLPIX A900は、「自撮り」時のブレの補正のほか、遠くの被写体を高倍率ズームで撮影する際も、かなりの精度で手ぶれを補正できます。

 この値段ランクの製品の中では、「ブレない」綺麗な写真や動画が手軽に撮れる機種の1つです。

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 撮像素子は、1/2.3型を採用します。

 撮像素子とは、カメラに情報を取り込むパーツのことで、「画素数」などより(よぼど)重要なパーツです。

 撮像素子のサイズは、分数で示されますが、大きいほど高画質です。

 この機種の場合、1/2.3型と標準的な大きさです。

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 ただ、ニコンの場合、 裏面照射型CMOSセンサー(高感度センサー)というタイプの撮像素子です。

 この場合、夜間の撮影や、太陽に向かっての逆光撮影などの条件の悪い場所での撮影に強く 夜間など、条件の悪い時でも、普通よりキレイに撮影できます。

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 光学ズームは、35倍ズームです。

 上図のように、邸宅のレリーフまでしっかり撮れるサイズです。自撮り以外にも、旅行やスポーツ観戦などの際に相当便利に使える製品でしょう。

 なお、高倍率ズームを採用するカメラは、本体の重さ・大きさが相当増えてしまいます。

 しかし、299gとスマホより「ちょっとだけ重い」というレベルで抑えて設計しています。このバランス感覚も優秀な製品です。

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 結論的に言えば、この機種は高倍率機として、画質面での性能は良いといえます。

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 自撮りの方法は、写真のように、確認モニターを180度「チルト回転」させて行う方式をとります。

 シャッターは、自撮りの際に、前方からでも切りやすいように、配置の工夫があります。もちろん、タイマーを利用しての撮影も可能です。

 三脚用の穴を使って、自撮り棒にも設置できます。

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 また、この機種は、スマートフォン(iPhone/Android)を外部シャッターや確認モニターとして使うことも可能です。

 SNS用などに、室内などで、相当作り込んだ自撮り画像を作りたい場合などにも便利です。

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 美肌撮影機能も、搭載します。

 要するに、「プリクラ」などにも見られる肌色の補整機能です。

 ニコンの場合、顔認識機能をつかって、肌の部分の色となめらかさを自動調整します。

 「撮ってその場でSNS投稿」などの場合に向くでしょう。

 そのほか、笑顔を検出して自動でシャッターを切るスマイルシャッター機能も付属します。

 連写は、5コマ/秒まで可能です。

 この部分は、あまり速くないといえ、強調できません。

 オートフォーカスの速度(=ピントが合うまでの速度)も、標準的です。

 なお、これら「連写」と「オートフォーカス(AF)」の部分は、自撮りにはあまり関係ない数値です。ただ、子供やペットなどの動く被写体を撮るときは強いほうがよいと言えます。

 なお、後ほど紹介するように、これらの部分も強い自撮り向きデジカメもあります。

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 動画撮影は、4K動画の撮影に対応します。

 ただし、4K動画の撮影は、専用のSDカードが必要な点は注意して下さい。対応するSDカードについては、【SDカードのおすすめ記事】で別に紹介しています。

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 スマホとの連携は、充実します。

 なぜなら、Wi-Fiでなく、Bluetoothを利用する方式だからです。

 Bluetoothの場合、Wi-Fi設定をいちいちしなくても、アプリを起動するだけで外出先でスマホに画像が転送できるため、SNSなどへのアップロードが非常に楽です。

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 さらに、ニコンの場合は、Bluetooth LE(low Energy)を利用する方式です。

 そのため、一度スマホとリンクしておけば、スマホの設定なしで画像を転送させられます。新方式のため、スマホバッテリーの消費も少ないです。

 スマホへの自動転送にも対応します。

 外出先で利用しやすいように、サイズを圧縮した写真(サムネイル)をスマホに自動転送できるため、外でのSNSなどへの投稿や、友人への送付などが簡単です。

 また、ニコンのこのアプリは、スマホの位置データ(A-GPS)を自動取得できるため、iPhoneなどの写真整理ソフトでの利用にも便利です。

 なお、この機種の場合、WI-FI機能も搭載されるので、Wi-Fi経由でもスマホに転送できます。

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 さらに、デジカメで撮影した画像を、スマホ経由で20GBまで保存できるNIKON IMAGE SPACEを無料で利用できるため、家族などでのシェアも容易です。

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 以上、NikonのCOOLPIX A900の紹介でした。

 自撮りができる機種は多くあります。しかし、Bluetooth LEを搭載して、外出先でスマホ経由でSNSに「簡単に直送」できる機種はあまりありません。こうした点に注目する場合、こちらは「オススメ」と言える機種です。

 自撮りの撮りやすさにも配慮があります。特に、スマホを外部シャッター・モニターとして使う機能は、発想次第では結構便利に使えそうです。

 また、自撮り以外の部分でも、高倍率ズーム搭載機なので、旅行やスポーツ・コンサートなどの撮影にも利用したいという方に、「おすすめ」です。また、4Kに対応するなど、動画撮影機能も強力ですので、この点でもこの機種は性能が高いと言えます。

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 【2019年】

 3・Nikon COOLPIX A1000BK【黒】
 4・Nikon COOLPIX A1000SL【シルバー】
  ¥49,000 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子: 1/2.3型 高感度MOS
広角側の明るさ:F3.4
望遠側の明るさ:F6.9
画素数:1604万画素
光学ズーム: 35倍
焦点距離 :24mm〜840mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:0.2型 116万ドット
AF:9点(コントラスト式)
連写速度:5コマ/秒
動画:4K(30p)
大きさ:約114.2×71.7×40.5mm
重さ:バッテリー・メモリ含む330g

 なお、ニコン機については、2019年に、この機種の後継機となるNikon COOLPIX A1000が発売されています。

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 (のぞき込んで撮る)ファインダーやタッチパネルが装備された点が「新しい」です。

 しかし、自撮りに最も重要な「手ぶれ補正機能」が弱体化し、1段低い3段となりました。

 結論的にいえば、自撮りを中心に考える場合はとくに、新機種の登場で値下がりしたA900を選ぶのが、現状では「正解」です。 


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 【2017年型番】

 5・Canon PowerShot SX730 HS BK
 6・Canon PowerShot SX730 HS SL
  ¥37,749 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子: 1/2.3型 高感度MOS
広角側の明るさ:F3.3
画素数:2030万画素
光学ズーム: 40倍
焦点距離 :24mm〜960mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:なし
AF:9点(コントラスト式)
連写速度:5.9コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター: 3.0型チルト式(46万)
大きさ:110.1 × 63.8 × 39.9mm
重さ:バッテリー・メモリ含む300g

 PowerShot SX730 は、キヤノンの自撮りに使えるコンデジです。

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 本体の重さは、300gです。

 上で紹介したニコンの機種とほぼ同じ重さです。こちらは後から出した製品なので、明らかに「ライバル視」して出してきた製品です。

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 撮像素子のサイズは、ニコンと同じ1/2.3型です。

 夜間に強い裏面照射型を採用するなど、画質にかかわる部分は、基本的にニコンと差がありません。

 レンズの明るさ(F値)も、1倍ズーム側でF3.3なので、F3.4のニコンよりわずかに明るいレンズとなりますが、大きな差ではないでしょう。

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 光学ズームは、一方で、40倍ズームという超高倍率ズームの搭載です。

 自撮りに対応するコンデジに限って言えば「最高水準」です。35倍ズームのニコン機よりも良いです。

 手ぶれ補正は、普通の光学式の2軸手ぶれ補正を採用します。

 補正量は、シャッター段数3段までとなり、弱めの水準です。自撮りやズーム撮影において「手ぶれ補正」は重要なので、もうすこし能力があっても良かったと思います。

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 自撮りの方法は、ニコンと同じで、モニターを180度回転させるチルト方式です。

 ボタンの配置はニコン同様に全面からでも押せるような工夫はあります。

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 美肌撮影機能は、キャノンも搭載です。

 こちらは、3段階で肌をなめらかにする機能です。

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 なお、キヤノンの場合、自分撮りモードで、美肌効果や明るさ、背景のぼかし具合を自動的に調整できるため、「おまかせ」でやってもらう場合の仕上がりは良いです。

 スマイルシャッターも搭載です。

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 連写は、5.9コマ/秒です。ペットなど、動く被写体にもそれなりに対応できます。

 オートフォーカス性能は、9点の測距点を持つコントラストAFです。

 合焦速度(=ピントが合うまでの速度)は0.12秒と速めですから、動く被写体もそれなりに対応できます。

 動画撮影は、4K動画に対応するニコンに比べると弱く、フルハイビジョン画質です。

 動画専用の5軸手ブレ補正を搭載しますが、総合力としてはニコンを下回るでしょう。

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 スマホとの連携は、ニコンの場合と同じです。

 低電力でスマホと連携できるBluetooth LEに対応します。また、WI-FI機能も搭載されます。

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 この機種も、いったんリンクすれば、カバンにしまった状態でもカメラのSDカードにアクセスできます。また、んだ写真をSNSに投稿可能です。スマホのA-GPSデータの位置情報も取得もできます。

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 以上、キヤノンのPowerShot SX730 の紹介でした。

 高倍率ズーム搭載で、遠くまで撮れるという点で、ニコンCOOLPIX A900と似ているカメラです。

 比較する場合、独自の自分撮りモードは魅力です。しかし、4K動画に対応しない点や、手ぶれ補正の多少の弱さがネックでしょう。

 こうした点で、高倍率ズーム搭載機で選ぶならば、ニコンが優ると言えます。


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 【2017年型番】

 7・パナソニック LUMIX DMC-TZ90-K
 8・パナソニック LUMIX DMC-TZ90-S
  ¥37,780 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1/2.3型高感度MOS
広角側の明るさ:F3.3
画素数:2030万画素
光学ズーム: 30倍
焦点距離 :24mm〜720mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:なし
AF:49点(空間認識AF)
連写速度:10コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター: 3.0型チルト式(104万)
大きさ:約112.0 x 67.3 x 41.2mm
重さ:280g (バッテリー・メモリ含む322g)

 DMC-TZ90は、パナソニック自撮り対応のデジカメです。

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 本体の重さは、322gです。

 こちらも30倍と高倍率ズームを搭載しますが、同じ高倍率ズームを搭載するキヤノン・ニコンなどに比べると多少重めです。

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 撮像素子のサイズは、ニコン・キヤノンと同様に、1/2.3型 と普通サイズの撮像素子です。

 レンズの明るさ(F値)は、1倍ズーム側でF3.3と、他社とほぼ同じです。

 しかし、パナソニックは、信頼性の高いドイツライカ社DC VARIO-ELMARレンズを採用しますので、画質は評判が良いです。

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 また、iPhoneの写真アプリにも使われるHDR技術に加えて、低レベルの画質を補完するための超解像度技術が搭載されます。

 撮った跡の写真を、最適な画像処理を自動で行うため、細部までの高い解像感を得られます。

 結論的にいえば、パナソニックは、TVメーカーの利点を活かした高度なソフト補整を行っており、最終的な写真の仕上がりにおいて、他社に負けていないと言えます。

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 光学ズームは、30倍ズームです。

 この部分では、他社の高倍率ズームに及びません。ただし、実用的に30倍もあれば、下手な一眼レフよりも大きく取れますし、問題点ではないでしょう。

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 自撮りの方法は、ニコンやキヤノンと同じで、180度回転させるチルト方式です。

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 一方、使い勝手の部分では、この機種は、液晶がタッチパネルなので、スマホのようなタッチ操作で、画像のズームや、ピント合わせも可能です。

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 シャッターもタッチパネルで切れます。

 また、カウントダウン機能を使って、指でピントを設定したあと数秒後にシャッターを切る自分撮りモードも利用可能です。自分撮りモードは、モニターを裏返すと自動的にONになります。

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 結論的にいえば、この機種は、自撮り操作の利便性においては全機種の中でも「トップクラス」と言えます。

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 ファインダーは、図のような「覗いて撮れる」ライブビューファインダーが付属します。

 約116万ドット相当と、ミラーレス一眼に比する品質のファインダになります。自撮りとは関係ないですが、本格的にコンデジを楽しみたい方に向く機種です。

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 美肌撮影機能は、他社同様に搭載です。

 その他、スリムモードや、自撮りパノラマモードなど、多彩な機能があり、この部分の機能性も優れます。

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 ハイキー・レトロ・トイフォトなど、自撮り用のフィルター効果も多彩なので、この点も魅力です。

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 連写は、最大10コマ/秒とかなり高速です。

 加えて、4K動画の性能を利用した4Kフォト×自分撮りモードを利用すると、秒間30コマという超高速撮影が可能です。

 「SNS映え」という視点から評価すれば、決定的瞬間の写真が撮りやすい優れた製品と言えるでしょう。

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 オートフォーカス性能も、この機種の優れる部分です。

 コンデジの場合、一般的には「コントラスト式AF」という仕組みが使われます。

 しかし、パナソニックは独自改良した空間認識AFという新しい仕組みを採用しており、オートフォーカス(ピント合わせ)が速いです。その点で言えば、子どもなどの動く被写体に「強い」でしょう。

 実際、合焦速度は、0.11秒という速度を出せています。

 手ぶれ補正は、キャノンと同じで、一般的な光学式2軸手ぶれ補正のみです。

 補整力は、決して弱くはありませんが、かといって強調もできないですね。

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 動画撮影は、解像度の良い4K動画が撮影できるのが特長です。

 また、フルハイビジョン画質で60コマ/秒で撮影撮影できるハイスピード撮影に対応します。一方、動画専用で強力な5軸手ブレ補正が搭載され、フルHDまでならば補整が有効です。

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 スマホとの連携は、外出先でもWi-Fiを通して可能です。

 ただ、低電力でスマホと連携できるBluetooth LEに非対応です。撮った画像を簡単に管理したり、シームレスにスマホに送ることはできません。Wi-Fとスマホをつなげてから、アプリで転送する画像を選択する手間があります。

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 以上、パナソニックのLUMIX DMC-TZ70-Sの紹介でした。

 タッチスクリーンの搭載で、自撮りの操作性はニコンやキヤノンよりも上位です

 また、「高速連写」自撮りパノラマモードなど、SNS向きに「面白い写真」が撮りやすいという点で、撮影者の想像力をかき立てる製品でしょう。

 一方、外出先でスマホに転送する場合に便利な、Bluetoothを装備せず、Wi-Fiのみというのはネックです。

 ただ、自撮りをした写真は、「ホテルや自宅に帰ってからしか見ないし、誰にも送らない」という方ならば、多彩な写真が簡単に撮れるこの機種は、かなりオススメです。


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【2017年発売】(後継機あり)

 9・ソニー Cyber-shot DSC-WX500
  ¥35,473 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1/2.3型高感度MOS
広角側の明るさ:F3.5
画素数:2110万画素
光学ズーム: 30倍
焦点距離 :24mm〜720mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:なし
AF:9点(ファストインテリジェントAF)
連写速度:10コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター: 3.0型チルト式(46万)
大きさ:101.6 x 58.1 x 35.5mm
重さ:209g(バッテリー含む236g)

 DSC-WX500は、ソニーが発売する自撮り向きのコンデジです。

 同社のサイバーショットWXシリーズでは、唯一の自撮り対応機です。

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 本体の重さは、236gです。

 30倍の高倍率ズーム機ですが、軽量性と小ささの面では、ここまで紹介してきた機種の中では「図抜けて優秀」と言って良い機種です。

 キレイに自撮りできる機種が欲しいけれども、重いのは嫌!という方は、スマホレベルの軽さのこの機種はオススメです。 

 撮像素子は、他社と同様に、1/2.3型の撮像素子です。

 夜間に強い裏面照射型で、他社と同様のレベルのモノです。

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 レンズの明るさは、しかし、1倍ズーム側でF3.5と少し暗めです。

 ただし、レンズはドイツのカールツァイス製の高品質レンズです。定評のあるバリオ・ゾナーT*レンズのコーティングです。

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 一方、写真を合成するHDR技術は、4枚合成となり、パナソニックより豪華です。そもそもこの技術は、ソニーが開発したものであり、性能も期待できます。

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 結論的にいえば、やはり利用する技術は異なるものの、画質の総合力の面では、ニコンやキヤノンに負けません

 光学ズームは、30倍ズームです。

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 手ぶれ補正は、こちらも光学式2軸手ぶれ補正のみの採用です。

 自撮りは手ぶれしやすいので、もうすこし能力があっても良い部分でしょう。

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 オートフォーカス性能は、一般的なコントラストAFです。

 ただ、SONYの場合、ファストインテリジェントAF採用で、シャッターを半押しした状態の際に、ピント位置を予測する機能が付属します。

 この場合、合焦速度は0.09秒と空間認識AFのパナソニック並の速度であり、動く被写体への強さは見られます。

 連写は、10コマ/秒とパナソニック並の水準があります。

 この点も、動物や子どもなどの動く被写体には「強い」でしょう。

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 自撮りの方法は、こちらも、180度回転させるチルト方式です。

 ただし、この機種はタッチパネルが非採用である部分で、パナソニックに比べると使い勝手においてやや物足りないです。

 加えて、ファインダーもない機種です。

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 美肌撮影機能は、搭載です。

 面白いのは、歯や目などにポイントを絞って、エフェクトをかけられる部分でしょう。ただし、機能面での充実度は、パナソニックにやや負けています。

 動画撮影は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)までの対応です。4Kは未対応ですね。

 スマホとの連携は、Wi-Fiのみの対応です。利便性において、対応するニコン・キヤノンに及びません。

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 以上、ソニーのDSC-WX500でした。

 他の自撮り対応機と較べた場合、200gという軽量性とポケットインできる携帯性は、おおきな魅力です。

 自撮りに関する機能は「オマケ的」であり、外出先でのSNS発信もさほど得意ではないです。ただ、夜間に強く、動く被写体にも強いため、「バッグにいれても邪魔にならない自撮り機」として普段携帯したい方にはオススメできます。

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 【2018年】

 【ファインダーなし】

 10・ソニー Cyber-shot DSC-WX800
  ¥44,028 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

 【ファインダーあり】

 11・ソニー Cyber-shot DSC-HX99
  ¥54,297 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
広角側の明るさ:F3.5
望遠側の明るさ:F6.4
画素数:2110万画素
光学ズーム: 28倍
手ぶれ補正:光学式(2軸)  
ファインダー:上位機のみ
AF:25点 ファストインテリジェントAF
連写速度:10コマ/秒
動画:4K対応
焦点距離 :24mm〜720mm
大きさ:101.6 x 58.1 x 35.5mm
重さ:207g(バッテリー含む233g)

 なお、これらの機種には、後継品として DSC-WX800DSC-HX99が発売されています。 

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 WX500と比較すると、ズーム倍率が28倍と少し低いですが、オートフォーカス (ファストインテリジェントAF)の測距点が9点から25点まで増えているほか、4K動画に対応する点が、新機軸です。

 ただ、自撮りにかかわる部分に進化は見られないので、現在的には選ばずとも良いでしょう。


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 【2016】 

 12・CANON PowerShot PSG7X MarkII
  ¥56,760
Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 4.2倍
焦点距離 :24mm〜100mm
手ぶれ補正:デュアルセンシングIS(2軸 4段)
ファインダー:なし
AF:31点(コントラスト式)
連写速度:6コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター: 3.0型チルト式タッチパネル(46万)
重さ:319グラム(バッテリー込)

 Power Shot G7X MarkIIは、キヤノンのパワーショットシリーズの上位機です。

 本体の重さは、電池込みで319グラムです。

 あまり軽くはないですが、これは、この機種の画質の良さに由来します。

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 撮像素子は、1.0型です。

 一眼レフなどに採用されるAPS-C型よりは小さいですが、ここまで見てきた1/2.3型を採用する「普通のデジカメ」よりだいぶ大きく、画質面で一線を画する画質です。

 2倍以上大きな撮像素子ですから。

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 この機種は、相当の光を引き込めるため、画質は、ここまで紹介してきた下位機より「ワンランク上」です。美しいボケ味を出すことも可能です。

 裏面照射型センサーで、夜間や逆光時の撮影にも強いです。

 レンズの明るさについても、広角側でF1.8、望遠側でもF2.8と相当明るいです。

---

 結論的にいえば、「ヘタウマ」という意味ではない、芸術的な「上手さ」のある写真を撮りたい場合は、少なくともこのグレード以上がオススメです。

 201804291206.jpg

 ズーム倍率は、光学4.2倍ズームです。

 撮像素子とレンズの明るさを最優先する設計なので、光学ズームは最低限です。

 201808241638.jpg

 スポーツなどの望遠撮影は無理ですが、ポートレートや風景写真の画質は期待できます。

 201804291147.jpg

 手ぶれ補正は、シャッター速度4段分と、かなり強力です。

 キヤノンの場合、ジャイロセンサー以外に、撮像素子からも手ぶれ情報を得るデュアルセンシングISを採用するので、一般的な光学式2軸手ぶれ補正より安定した補整が得られます。

 どのカメラもそうですが、自撮り時には手ぶれしやすいので、この点は安心でしょう。

 201506070950.jpg

 オートフォーカス性能は、一般的なコントラストAFで、測距点は31点です。合焦速度は0.14秒です。飛び抜けて優秀ではないですが、及第点です。

 連写速度も、6コマ/秒で、他社に比べても並の水準です。

 こうした点から言えば、動く被写体については、さほど強くない(標準レベル)の製品です。

 201808241642.jpg

 自撮りの方法は、こちらも、180度回転させるチルト方式です。

 さらに、タッチパネルを採用するため、ピント合わせなどが楽です。

 先述のようにこの機種は質の良い撮像素子とレンズを使っているので、背景を芸術的にぼかすのが大得意です。自撮りの場合もそれは同じであり、芸術的な意味で「SNS映え」する写真が撮りやすいでしょう。

 美肌撮影機能は搭載です。明るさも含めて5段階で調整できます。ただ、パナソニックなどに比べると、エフェクトは多機能ではないですね。 

 201804291218.jpg

 動画撮影機能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)までです。

 4Kに対応しない点はイマイチでしょう。なお、動画専用の「5軸手ぶれ補正」は付属です。

 ネットワーク機能は、一方、Wi-Fiのみとなり、Bluetoothは不採用です。この部分は、イマイチと言えます。

---

 以上、Power Shot G7X MarkIIの紹介でした。

 5万円台までのコンデジで自撮りができる製品だけを比較する場合、この機種は、画質的に最も良いと思います。自撮りでも、画質を重視したい場合は、この機種は間違いのない選択肢と言えます。


  201808250933.jpg

 【2016】 

 12・CANON PowerShot PSG7X MarkII
  ¥56,760
Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 4.2倍
焦点距離 :24mm〜100mm
手ぶれ補正:デュアルセンシングIS(2軸 4段)
ファインダー:なし
AF:31点(コントラスト式)
連写速度:6コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター: 3.0型チルト式タッチパネル(46万)
重さ:319グラム(バッテリー込)

 Power Shot G7X MarkIIは、キヤノンのパワーショットシリーズの上位機です。

 本体の重さは、電池込みで319グラムです。

 あまり軽くはないですが、これは、この機種の画質の良さに由来します。

 201804291146.jpg

 撮像素子は、1.0型です。

 一眼レフなどに採用されるAPS-C型よりは小さいですが、ここまで見てきた1/2.3型を採用する「普通のデジカメ」よりだいぶ大きく、画質面で一線を画する画質です。

 2倍以上大きな撮像素子ですから。

 201808241634.jpg

 この機種は、相当の光を引き込めるため、画質は、ここまで紹介してきた下位機より「ワンランク上」です。美しいボケ味を出すことも可能です。

 裏面照射型センサーで、夜間や逆光時の撮影にも強いです。

 レンズの明るさについても、広角側でF1.8、望遠側でもF2.8と相当明るいです。

---

 結論的にいえば、「ヘタウマ」という意味ではない、芸術的な「上手さ」のある写真を撮りたい場合は、少なくともこのグレード以上がオススメです。

 201804291206.jpg

 ズーム倍率は、光学4.2倍ズームです。

 撮像素子とレンズの明るさを最優先する設計なので、光学ズームは最低限です。

 201808241638.jpg

 スポーツなどの望遠撮影は無理ですが、ポートレートや風景写真の画質は期待できます。

 201804291147.jpg

 手ぶれ補正は、シャッター速度4段分と、かなり強力です。

 キヤノンの場合、ジャイロセンサー以外に、撮像素子からも手ぶれ情報を得るデュアルセンシングISを採用するので、一般的な光学式2軸手ぶれ補正より安定した補整が得られます。

 どのカメラもそうですが、自撮り時には手ぶれしやすいので、この点は安心でしょう。

 201506070950.jpg

 オートフォーカス性能は、一般的なコントラストAFで、測距点は31点です。合焦速度は0.14秒です。飛び抜けて優秀ではないですが、及第点です。

 連写速度も、6コマ/秒で、他社に比べても並の水準です。

 こうした点から言えば、動く被写体については、さほど強くない(標準レベル)の製品です。

 201808241642.jpg

 自撮りの方法は、こちらも、180度回転させるチルト方式です。

 さらに、タッチパネルを採用するため、ピント合わせなどが楽です。

 先述のようにこの機種は質の良い撮像素子とレンズを使っているので、背景を芸術的にぼかすのが大得意です。自撮りの場合もそれは同じであり、芸術的な意味で「SNS映え」する写真が撮りやすいでしょう。

 美肌撮影機能は搭載です。明るさも含めて5段階で調整できます。ただ、パナソニックなどに比べると、エフェクトは多機能ではないですね。 

 201804291218.jpg

 動画撮影機能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)までです。4Kに対応しない点はイマイチでしょう。なお、動画専用の「5軸手ぶれ補正」は付属です。

 ネットワーク機能は、一方、Wi-Fiのみとなり、Bluetoothは不採用です。この部分は、イマイチと言えます。

---

 以上、Power Shot G7X MarkIIの紹介でした。

 5万円台までのコンデジで自撮りができる製品だけを比較する場合、この機種は、画質的に最も良いと思います。自撮りでも、画質を重視したい場合は、この機種は間違いのない選択肢と言えます。

3・自撮り動画向きのカメラの比較

 つづいて、自撮り写真も撮れるが、You TubeやVlogなどのため、カジュアルな「自撮り動画」を撮りたい方向けの製品を紹介します。


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 【2018年】

 13・DJI OSMO POCKET ジンバルカメラ
  ¥41,499 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1/2.3型CMOS
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:-----
画素数:1200万画素
光学ズーム: 1倍
焦点距離 :26mm
手ぶれ補正:3軸ジンバル
ファインダー:なし
AF:
連写速度:
動画:4K対応/60p
液晶モニター: 1型確認用パネル
重さ:116グラム(バッテリー込)

 DJI OSMO POCKETは、DJIが販売する新しいタイプのカメラです。

 海外で話題となっていましたが、最近日本に入ってきました。

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 本体の重さは、電池込みで116グラムです。

 圧倒的に軽い作りですが、写真のように超小型のカメラ部と、リモコンような胴体かならる、面白い形状です。

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 撮像素子は、1/2.3型です。

 本体価格からすれば、サイズとしては普通です。

 ズーム倍率は、この製品は「単焦点」というジャンルの製品で、ズームレンズは未搭載です。

 レンズの明るさは、その代わりに、F値は2.0と明るいです。

 ズームを搭載しない場合、小型でもレンズを明るくできるからです。

---

 結論的にいえば、画質の部分では、レンズは明るいものの、撮像素子が裏面照射型でない部分を含めて、どちらかと言えば、日中や明るい屋内に向く製品です。

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 手ぶれ補正機能は、他社の用にカメラには付属しません。

 しかし、リモコンのような棒の部分に、一般的にジンバルと呼ばれる、3軸のスタビライザーが付属します。

 これは、大きな揺れを吸収してくれるため、主に「歩きながら」などの動画撮影時に、超強力な補正力を得られます。

 冒頭に「動画向き」とかいたのは、この部分が強力だからです。

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 オートフォーカス性能は、一応機能としてはありますが、複数の測距点はもたない単純なものです。

 ただ、撮影時に、被写体をタップするだけで追尾するAFアクティブトラック)など、動画撮影時に便利な機能が多いです。

 連写は、機能としてありません。

 201904041710.jpg

 自撮りの方法は、単純にカメラを回せば可能です。

 モニターは小さいので完全なピントの確認は難しいでしょう。ただ、その部分は、アクティブトラックなどで、追尾してくれるので、目の悪くない若い方ならば、問題なく思います。

 美肌撮影機能は、「美顔モード」という名前ですが、搭載です。

 一方、他社が標準搭載してきている「スマイルシャッター」など一般的な機能はさほどないです。

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 動画撮影機能は、一方、今回紹介する機種の中でも優れており、60コマ/秒4K画質の録画ができます。

 他社機でも、30コマ/秒で4K記録ができる機種はありますが、テレビのように「ぬるぬる動く」には、画質を一段階落としてフルHDにする必要がありました。

 しかし、この機種は、4K動画でも60コマなのでとても優秀です。

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 ネットワーク機能は、一方、Wi-Fiなどを内蔵しない機種です。

 ただ、iPhoneとは付属のライトニング端子、AndroidとはUSB-C端子でつなぐことが可能です。

 また、スマホアプリは、画像フィルタと音楽を自動で組み合わせて投稿用動画を作る「ストーリーモード」も搭載します。

 要するに、「自撮りビデオのストーリー編集」がやりやすく、この点でも評判です。

---

 以上、DJI OSMO POCKETの紹介でした。

 写真の部分に関する機能は、ズームもないので正直なところ「低スペックのスマホ」というレベルです。

 しかし、動画に限っていえば、60コマの4K動画が撮れる上で、強力な3軸ジンバル補整が使えます。また、この製品は説明書が「かなり薄い」のですが、それは、基本的に感覚的に使えてしまうからです。

 そういった意味で、動画中心に考える方には、特に向く製品です。現状、類似の製品はなく、この目的の場合「一強」です。116gと軽量なのも良い部分です。

4・自撮り向き一眼カメラの比較

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 続いて、画質的に「ワンランク上」である、レンズ交換式の一眼で、自撮りに対応できる格安機を紹介します。

 「レンズ交換」に抵抗感がある方もいるかもしれません。しかし、「交換しなくても便利に使える点」、「むしろ初心者であるほどこちらの方が簡単キレイに撮れる点」は、あらかじめ補足しておきます。


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 【2017】

 【標準レンズキット】

 14・CANON EOS M100BK
 15・CANON EOS M100GL
  ¥53,870 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

 【ダブルズームキット】

 16・CANON EOS M100BK-WZK
 17・CANON EOS M100GL-WZK
  ¥55,980 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

 【ダブルレンズキット】

 18・CANON EOS M100BK-WLK
 19・CANON EOS M100GL-WLK
  ¥54,960 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:APS-C
画素数:2420万画素
手ぶれ補正:2軸(レンズ)
ファインダー:なし
AF:デュアルピクセルCMOSAF(49点)
連写速度:6.1コマ/秒
動画: 4K未対応
液晶モニター:3型タッチパネル(104万)
大きさ:108.0×67.1×35.1mm
重さ:302グラム

 CANON EOS M100は、2017年に発売された比較的新しいミラーレス一眼の入門機です。

 そして、自撮りに対応できるミラーレスとしては「最も安い」と言える製品です。

 201804280924.jpg

 本体色は、ブラックのほか、ホワイトグレーが選択可能です。

 各社とも比較的格安な製品には「かわいい」感じの色の機種をそろえています。

 また、別売のフェイスジャケットも豊富です。

 201804301721.jpg

 撮像素子は、PS-Cサイズという大型の撮像素子を採用しています。

 先ほど見た1.0型より、さらに倍ほど大きな素子で、小型軽量なデジカメの中では最も画質に期待ができる機種です。

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 オートフォーカス性能は、この機種はかなり強いです。

 コンデジと異なり、ミラーレスは合焦が速く正確な位相差AFという仕組みをとります。

 一方、キヤノンは、さらに、位相差AFをデュアルピクセルCMOSAFに進化させて、位相差AFだけで高速に合焦できるようにしています。

 201711141621.jpg

 これにより、合焦するまで「行ったり来たり」がほぼなくなっており、相当ピント合わせの精度が高いです。

 オートフォーカスで自動でピントが合うので、「初心者でもそれなりにキレイに撮れてしまう」カメラです。

 201804280922.jpg

 連写は、ワンショットAFでも6.1コマ/秒と遅いです。

 動く被写体を連写するのは得意ではないです。これは、下位機から共通する欠点ですね。

 201711141818.jpg

 自撮りの方法は、こちらも、180度回転させるチルト方式です。

 美肌撮影機能は、この機種も搭載です。

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1・EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
2・EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
3・EF-M22mm F2 STM

 レンズは、ミラーレス一眼本体とセットで売られています。

 この製品の場合標準のレンズキットは1のみ、ダブルズームキットは1と2、ダブレンズキットは1と3が付属します。

 201808241217.jpg

 EF-M15-45mmは、標準的な3倍ズームの中望遠レンズです。

 35mm換算値で24-72mmですので、倍率はさほど高くなく、スポーツなどの望遠撮影は対応できません。ぎゃくに、風景写真やポートレートなどが得意です。重さは130gでソニーほどではないですが、割と軽量でしょう。

 カメラの本体+レンズの重量は、約440gですから、持ちはこびも苦ではないでしょう。

 201808241220.jpg

 EF-M55-200mmは、遠くが撮影できる望遠レンズです。ダブルズームキットに付属するレンズです。

 倍率的に、野外コンサートやスポーツなどの望遠撮影にも対応できるため、必要に応じてセットされるモデルを選んでも良いでしょう。重さは260gとわりと軽量です。

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 EF-M22mmは、1倍ズームの単焦点レンズです。ズームが付かないので、脚で歩いて画角を合わせないといけませんが、その分、F2.0と明るいレンズで、重さも105gと軽量なので、ボケ味を楽しみたい場合に向きます。

 201804280929.jpg

 手ぶれ補正は、キヤノンのミラーレスは、本体に2軸(水平・縦回転)の手ぶれ補正機能が内蔵されます。

 加えて、レンズにも手ぶれ補正機能があり、3.5段分の補整があるため、手ぶれ補整は強力です。

 動画撮影は、あまり重視しておらず、4K動画に未対応です。フルHDで60フレーム秒までの対応ですね。

 キヤノンはビデオカメラの開発も縮小傾向で、この部分は余り力を入れていません。動画専用のボディー手ブレ補正は付属しますが、3軸補整に止まるため、やはり動画については高機能とは言えません。

 201711141649.jpg

 ネットワーク機能は、Wi-FiとBluetoothが双方付属します。

 消費電力が低いBluetooth smart方式ですので、スマホのバッテリーの心配も不要です。ネットワーク連携は高度と言えます。

---

 以上、EOS M100の紹介でした。5万円台の予算で購入できる格安な自撮り対応ミラーレスとして需要があると思います。

 撮像素子がAPS-C型で大きく、その部分だけで画質は相当水準が上です。一方、小型モデルとはいえ、レンズ込みで400gを超えるます。そのため、携帯性はイマイチでしょう。

 ただ、「自撮りをしたい!」に加えて、「カメラがうまくなりたい!」という方は、入門用としては本当に良い機種だと思います。長い休みの際などに挑戦するにはもってこいですね。

次回に続く
自撮り(自分撮り)に対応するおすすめのデジカメはこの機種!

 ということで、今回は、最新モデルのデジタルカメラから、「自分撮影(自撮り)」に向いた機種を紹介しました。

 記事はもう少し続きます。

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1・自撮りのしやすさ ★★★★★★★
2・画質       ★★★★★
3・ズーム倍率    ★★★★★
4・手ぶれ補正    ★★★★☆
5・フォーカス・連写 ★★★★★
6・スマホ連携    ★★★★☆
7・動画の撮影    ★★★★★
8・カメラの軽さ   ★★★★★
9・総合評価     ★★★★★★

 次回の後編記事(こちら)では、ここまで紹介した全ての機種から、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編は→こちら

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posted by Atlas at 13:43 | カメラ

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