【今回レビューする製品】2020年 小型の家庭用シュレッダーの性能とおすすめ・選び方:アイリスオーヤマ・明光商会・フェローズ・アコブランズ・ナカバヤシ 機種の違いと人気ランキング
【紹介する製品型番】 JB-11CDM AS810SD AS662C P3GM PS5HMSD P6HMCS PS8HMI P5GCX P5GC P2HT P5HCS Silent-Duo KPS-MX100W AMKPS-MX100W RELISH NSE-T06W CBCGSHA19M P8GC P10HCS GSHA25M-G GSHA25M-S NSE-506 72253 NSE-505 72252 GSHA26M-W GSHA26M-B P6HCS-W P6HCS-B KP6HCS-S KP7HCN Bonsaii ボンサイ C221-C C204-B C206-B 3D14 C231-A サンワサプライ 400-PSD058
今回のお題
家庭用として性能の良いシュレッダーはどの機種?
どもAtlasです。
今日は、2020年11月現在、最新のシュレッダーを比較します。
なお、シュレッダーには種類が多いので、今回は以下の2つに記事を分けています。
1・業務用の中型・大型シュレッダー
2・家庭用の小型シュレッダー
今回は2番の記事で、A4対応で、デスクサイドにおける家庭用/個人用の小型機種を特集します。
小型機は、コクヨが名門でしたが、近年、生産から撤退しました。
今回は、それ以後の状況を含めて、解説します。
なお、オフィスに置く業務用をお探しの方、また、家庭用でもゴミ箱20L以上の機種をお探しの方は、お手数ですが、1番のリンク記事【こちら】をご覧ください。
一方、比較して考えたい方は、はじめにこの記事からご覧になると良いかと思います。
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1・裁断の細かさ ★★★★★
2・処理速度 ★★★★★
3・カードCD切断 ★★★★★
4・静音性 ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、シュレッダーを機種別に紹介していきます。
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別に、「Atlasのおすすめ機種」を選定していきます。
1・小型シュレッダーの選び方の基本!
小型シュレッダーは、大きな業務用と比べて、「個人で利用する」ものです。
そのため、「業務用とは異なる選び方」をするべきです。
今回の記事では、Atlasの利用経験をふまえながら、以下の5つの評価基準を設定し、該当する機種を高く評価していくことにします。
1・静音性の高さ
:動作音の静かさ
2・省スペース設計
:デスク脇に置ける小型サイズ
3・使用時の安全性
:多重の安全対策の有無
4・作業効率の高さ
:同時に切断可能な枚数
5・切断幅の細かさ
:再現不可能性のレベル
このような基準に基づきながら、各メーカーのシュレッダーを比較します。
その上で、記事の最後では、予算別・目的別に「Atlasのおすすめ機種」を提案していきます。
なお、業務用と合わせて、 このブログでは、合計で50機以上を紹介しています。
3・個人用小型シュレッダーの比較
最初に、卓上における家庭用の「超小型シュレッダー」を紹介します。
小型ですが、10リットル以上のタンク容量があるモデル(A4/100枚以上のゴミ箱容量)もあり、家庭だけではなく、オフィスでも個人用シュレッダーとして使えます。
なお、以下ではいつものように、高評価できる点については赤字で、イマイチな点については青字で書いていきます。
【2016年】
1・アイリスオーヤマ P5GCX
¥2,600 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x40mm)
最大投入枚数: 5枚
連続使用時間: 2分
裁断速度:2.2m/分
ゴミ箱容量:8.7リットル
サイズ:幅約31.0×奥行約19.0×高さ約30.0
切断種類:紙
静音性:
P5GCX はアイリスオーヤマのシュレッダーでは、最も小型といえるモデルです。
今回紹介する製品の中では、価格も最も安いです。
本体のサイズは、幅約31.0×奥行約19.0×高さ約30.0cmと小型です。
背丈は20cmないほどなので、机の上に置いても良いほどです。
裁断サイズは、A4までです。
折りたたまずにA4用紙が挿入できるため、家庭での事務仕事全般に使えるでしょう。
ゴミ箱のサイズは、8.7リットルです。
家庭用のA4サイズ対応の小型シュレッダーは8Lサイズが標準的で、この機種もそうなります。収容量は、A4コピー用紙換算でだいたい60-80枚ほどとなります。
セキュリティ | 裁断面積(縦×横) | 基準幅 |
---|---|---|
レベル4 | 160㎟ | 6mm |
レベル5 | 30㎟ | 2mm |
レベル6 | 10㎟ | 1mm |
切断方法は、クロスカットです。
後ほど紹介するように、より細かい切断方式(細密式)もあります。
しかし、クロスカットでも、国際基準であるドイツのDIN規格の「機密レベル3」という基準をクリアしており、一般的には問題ありません。
切断幅も4x40mmと平均値ですので、「安かろう・悪かろう」という商品ではありません。
切断枚数は、A4までの書類を1度に5枚まで同時に処理できます。
こちらの細断速度は2.2m/分と平均より速いので、処理速度の点で、ストレスを感じることは少ないと思います。
使用時の安全対策は、標準的で、特段強調するべき機能は見られません。
静音性は、アイリスオーヤマの場合、「静音モデル」とそうでないものに分けられますが、こちらは「静音非対応モデル」です。
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以上、アイリスオーヤマのP5GCXの紹介でした。
とびきり格安な製品ですが、クロスカットに対応し、それなりの大きさのゴミ箱がある使い勝手の良さそうな機種です。
ただ、静音性の面では期待できず、安全性に関する特段の機能もないため、小さいお子さんがいる場合や、騒音が問題となるご家庭の場合は避けた方が良いでしょう。
とくに静音非対応のシュレッダーは、掃除機の音なみにけたたましい70デシベル前後の音を発します。
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【2018年】
2・アイリスオーヤマ P8GC【各色】
¥5,664 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x40mm)
最大投入枚数: 8枚
連続使用時間: 3分
裁断速度:3.7m/分
ゴミ箱容量:8.7リットル
サイズ:幅約32.1×奥行約16.9×高さ約35.0cm
切断種類:紙
静音性:
なお、2018年に、多少大きなモデルとして P8GCが追加販売されました。
裁断枚数や裁断速度などがパワーアップしていますが、やはり静音性の部分は期待できないです。
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【販路限定】
3・アイリスオーヤマ KP7HCN
¥6,270 楽天市場 (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4×23mm)
最大投入枚数: 7枚
連続使用時間: 3分
裁断速度:2.8m/分
ゴミ箱容量:5.7リットル
サイズ:幅14.5x奥行33x高さ30.1mm
切断種類:
安全性能:
静音性:
また、やや角張ったビジネス向きの実用重視の形状の製品も販路限定で売られています。
本機は、サイズ感からしてゴミ箱容量が小さいのが欠点ですが、4×23mmと、CDなどのメディア切断機能のない機種としては、細かめに切れます。
ただ、(CDなどが切れる)小型の上位機と較べて、費用対効果は必ずしも高いとはいえず、あまりおすすめできません。
3・CD/クレカ対応の小型シュレッダー
続いて、コピー用紙などの書類の他に、CD・DVD・クレジットカードなども切断できるシュレッダーを紹介します。
【2016年】
4・アイリスオーヤマ P2HT
¥3,800 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(3×18mm)
最大投入枚数: 2枚
連続使用時間: 5分
裁断速度:1.3m/分
ゴミ箱容量:3.55リットル
サイズ:幅30×奥行14.3×高さ20.6cm
切断種類:CD/DVD/クレカ
安全性能:
静音性:
P2HT は、アイリスオーヤマの「卓上用シュレッダー」です。
本体色は、ホワイトのみです。
本体サイズは、幅30×奥行14.3×高さ20.6cmです。
奥行が短いので、デスク上でも置ける製品です。
ゴミ箱のサイズは、3.55リットルです。
A4コピー紙で30枚ほど入ります。さほど多用する人のための製品ではないですし、この程度あれば良いでしょう。ゴミ捨ても簡単な構造ですし。
切断方法は、クロスカットで、切断の裁断幅は3x18mmです。
クロスカットながら、デスクサイドにおく大きな製品よりも細かく裁断できるのは魅力です。
切断枚数は、一方A4までの書類を2枚まで、切断速度も1.3m/分と遅いです。
コンパクト化を優先する設計なので仕方ないでしょう。
使用時の安全対策は、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチなどが見られます。
ただ、多重対策は見られません。
静音性は、この機種は、アイリスオーヤマの「静音モデル」ではないため、期待できないでしょう。
カード・メディア切断は、こちらの場合、CD/DVDなどのメディアのほか、クレカの切断にも対応します。
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以上、アイリスオーヤマの「卓上用シュレッダー」の紹介でした。
現行製品で、小型でクレカの処理ができるのはこの機種だけです。家庭用で「ごくたまに使いたい」というニーズならば、この機種で良いでしょう。
【新モデル】
5・ナカバヤシ Z2736
¥5,194 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
【旧モデル】
6・ナカバヤシ NSE-T06W
¥3,364 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(3x18mm)
最大投入枚数: 2枚
連続使用時間: 5分
裁断速度:1.45m/分
ゴミ箱容量:3.6リットル
サイズ:幅300×奥行144×高さ201mm
切断種類:CD/DVD
静音性:
こちらは、事務用品メーカーのナカバヤシから発売されている、比較的価格の安いシュレッダーです。
新旧両機種ありますが、スペックは同じなので、安い方で良いでしょう。
本体色は、ホワイトのみです。
本体サイズは、幅30×奥行14×高さ20cmです。
体積で見た場合、アイリスオーヤマの「卓上シュレッダー」と同じほどの専有面積です。
ゴミ箱のサイズは、3.6リットルです。
この場合、A4コピー紙で30枚ほど入ります。アイリスオーヤマと変わりません。
切断方法は、クロスカットで、切断の裁断幅は3x18mmです。
多少アイリスオーヤマよりも粗いとは言え、十分以上でしょう。
切断枚数は、この機種も、A4までの書類を2枚まで、切断速度も1.45m/分と遅いです。
使用時の安全対策は、こちらも、ダストボックススイッチがみられる程度です。
静音性は、メーカー情報開示がなく、この部分は割り切った作りです。
カード・メディア切断は、こちらの場合、CD/DVDなどのメディアは対応しますが、クレカの切断には非対応です。
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以上、ナカバヤシのNSE-T06Wの紹介でした。
アイリスオーヤマの「卓上シュレッダー」がライバルでしょう。
性能面では大差は無いですが、細断の細さとカードの対応の面では、アイリスオーヤマの方がわずかに良いでしょう。
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【2020年】
7・ サンワサプライ 400-PSD058
¥4,280 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A5まで(4x12mm)
最大投入枚数: 2枚(A4換算)
連続使用時間: 2分
裁断速度:2m/分
ゴミ箱容量:5リットル
サイズ:幅250×奥行180×高さ190mm
切断種類:
静音性:72dB
なお、サンワダイレクト(サンワサプライ)も、ほぼ同サイズの製品を販売中です。
ただ、本機は、挿入口がA5サイズで、A4は二つ折りで入れる機種です。
基本、レシートなどの始末用として売り出す新製品でしょうが、その使途でも、値段・サイズ感を含め、特段目立つ部分もないのも事実です。
【2019年11月】
【通常型番】
8・アイリスオーヤマ P6HCS-W
9・アイリスオーヤマ P6HCS-B
¥7,118 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
【販路限定】(シルバー)
10・アイリスオーヤマ KP6HCS-S
¥894 楽天市場 (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4×25mm)
最大投入枚数: 6枚
連続使用時間: 10分
裁断速度:2.2m/分
ゴミ箱容量:7.5リットル
サイズ:幅175x奥行351x高さ316mm
切断種類:CD/DVD/クレカ
安全性能:
静音性:45デシベル
超静音パーソナルシュレッダー P6HCSは、アイリスオーヤマが販売する製品です。
先述のように、コクヨがシュレッダー生産から撤退したのですが、本機は、同社の人気機種「サイレント・デュオKPS-MX100」の事実上の後継機的な製品です。
ただ、色々な部分で、能力の向上が見られ「上位」ではあります。
本体色は、ホワイト・ブラックから選択可能です。
コクヨ シュレッダー メンテナンスシート 13枚
¥894 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
一方、大手電気店などに、販路が限定されますが、シルバー色も存在します。
そちらは、 シュレッダー用のお手入れシートが「3枚」オマケで付きますが、性能はおなじです。
サイズは、幅175x奥行351x高さ316mmと、デスクサイドに置いて邪魔にならないといえるサイズです。
特に、幅が相当狭くすむ点は、本機の美点でしょう。
ゴミ箱のサイズは、7.5リットルです。
大きくないので、A4用紙60-80枚程度で「ゴミ捨て作業」となります。
とはいえ、個人用としては、十分かとは思います。
切断方法は、クロスカットです。
裁断幅は4x25mmと、クロスカットの機種として優秀です。
むろん、細密細断のできる特別な機種に比べると弱いですが、先述の「機密レベル3」は十分にクリアしています
切断枚数も、A4までの書類を6枚まで同時に処理できます。
切断速度も2.2m/分と標準レベルをクリアしており、快適性において多機種に遜色はないでしょう。
使用時の安全対策は、ふたの閉め忘れによる事故を防ぐ、ダストボックススイッチの搭載が目立つ程度です。
静音性は、その一方で、かなり気を使った機種です。
こちらは、45デシベルと小型裁断機では最低レベルの低騒音を実現しています。
この部分では、先述の旧コクヨ機よりも静かです。
カード・メディア切断については、こちらは、CD/DVDなどの切断に対応します。
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以上、アイリスオーヤマのP6HCSはの紹介でした。
静音性が重要視されている点、クレジットカードの裁断が可能な点が魅力の機種です。
家庭用や、職場の個人用として、デスクの下に置く場合に、最も良い製品だと思います。
コクヨの撤退で、このような用途の製品が市場から消えていましたので、久しぶりに嬉しい新製品でした。
【通常型番】
11・アイリスオーヤマ P5HCS
¥6,848 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4×27mm)
最大投入枚数: 5枚
連続使用時間: 12分
裁断速度:1.8m/分
ゴミ箱容量:8.8リットル
サイズ:幅16.8×奥行35.5×高さ34.9cm
切断種類:CD/DVD/クレカ
安全性能:
静音性:静音モデル
P5HCS は、アイリスオーヤマのメディアカット対応のシュレッダーです。
先ほどの製品より
本体色は、ホワイトのみ選択可能です。
サイズは、幅16.8×奥行35.5×高さ34.9cmと、ライバル機と言えるコクヨのサイレント・デュオより多少コンパクトな設計ですね。
ゴミ箱のサイズは、その分コクヨより多少小さく、8.8リットルです。
A4用紙90枚程度で「ゴミ捨て作業」となります。家庭用・個人用としては十分なサイズです。
切断方法は、クロスカットです。
裁断幅は4x27mmと、割と細かめです。細密式には及びませんが、十分でしょう。
切断枚数も、A4までの書類を5枚まで同時に処理できます。
ただ、切断速度も1.8m/分と標準よりやや遅いので、スピードは「そこそこ」です。
使用時の安全対策は、ふたの閉め忘れによる事故を防ぐ、ダストボックススイッチの搭載が目立つ程度です。
静音性は、この機種は、アイリスオーヤマの機種としては「静音性の高いモデル」です。
ただ、コクヨのようにデシベル単位での騒音値を公開するほどは突き詰めていません。
カード・メディア切断については、こちらも、CD/DVDのほか、クレジットカードの切断機能も対応します。ただ、カードのカット枚数は3カットで、コクヨより少ないです。
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以上、P5HCSの紹介でした。
コクヨのコクヨのサイレント・デュオのライバル機で、どちらを選ぶか難しい機種です。
性能面では、正直甲乙付けがたいですが、外観のデザイン性は、ややコクヨが優るでしょう。
アイリスオーヤマのこの機種は、どちらかといえば、実用重視のオフィス向けのデザインですね。
12・オーロラ AS810SD
¥9,122 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:ストレートカット
裁断サイズ:A4まで(6ミリ×長辺)
最大投入枚数: 6枚
連続使用時間: 3分
裁断速度:2m/分
ゴミ箱容量:12リットル
サイズ:幅16.5x奥行33.0x高さ32.5cm
切断種類:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:
静音性:62デシベル
こちらは、オーロラの小型シュレッダーです。
なお、このブランドの製品は、かつてAmazonベーシックでも色違いがありました。その場合、かなり安く、通常3980円で売られていた製品です。
本体色は、ブラックのみ選択可能です。サイズは、幅16.5x奥行33.0x高さ32.5cmと、デスクサイドやデスクの下に問題なく置けるサイズですね。
ゴミ箱のサイズは12リットルと大きめで、A4用紙120枚ほどまで対応できる機種です。
切断方法は、しかしながら「ストレートカット」です。
長辺に切れ目を入れずに長い紙片を作るだけのタイプなので、シュレッダーとしての機密保持能力は低いです。
カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応する点で、他社の低価格機と同等です。
静音性と安全性対策は、他社に比べても、特段の言及はないです。
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以上、オーロラの小型シュレッダの紹介でした。
カード・CD類を切断できる機種としては、比較的価格が安く、値頃感の高い機種です。
その点で人気もありますが、やはり、ストレートカットしかできない点は、シュレッダーの用途から考えるとややマイナスでしょう。
その点を承知して購入する必要があります。
13・アイリスオーヤマ P10HCS
¥10,889 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(3.9x32mm)
最大投入枚数: 10枚
連続使用時間: 10分
裁断速度:2.3m/分
ゴミ箱容量:約17リットル
サイズ:幅230x奥行490x高さ360mm
切断種類:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:ダストボックススイッチ
静音性:45db
10HCS は、アイリスオーヤマのやや大型のシュレッダーです。
本体色は、ホワイトのみ選択可能です。
サイズは、幅230x奥行490x高さ360mmと小型のゴミ箱ほどのサイズがあります。
ただ、キャスターがついており、動かすことができます。
ゴミ箱のサイズは、相当大きめな17リットルで、A4用紙180枚程度までゴミ捨てが不要です。
切断方法は、クロスカットです。
裁断幅は、3.9x32mmとクロスカットとしては多少細かく、コクヨやAmazonより細かく裁断できるのが「売り」でしょう。
切断枚数の点でも、A4までの書類を8枚とAmazonベーシックの製品と同等で、作業効率が良いです。
裁断速度も、2.3m/分と優秀です。
使用時の安全対策は、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチが見られる程度です。
静音性は、デシベル単位での騒音値は45dbと水準は高いです。アイリスオーヤマの機種としては「超静音モデル」で売られている機種です。
カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応する点で、こちらもコクヨと同機能です。裁断幅も5カットと同等です。
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以上、アイリスオーヤマのPS8HMIの紹介でした。
カード類を裁断できる機種としては最も大型の機種です。
オフィス用に考えれば、この機種はオススメです。ただし、家庭に置くことを考える場合も、静音性が高い部分は評価できるでしょう。
4・マイクロシュレッド対応機の比較
つづいて、マイクロシュレッド(細密切断)に対応するセキュリティ性の高い小型機種を紹介します。
14・アイリスオーヤマ P3GM【ホワイト】
15・アイリスオーヤマ P3GM【イエロー】
16・アイリスオーヤマ P3GM【グリーン】
¥4,550 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x11mm)
最大投入枚数: 3枚
連続使用時間: 3分
裁断速度:2.5m/分
ゴミ箱容量:約8.9リットル
サイズ:幅32.1×奥行16.9×高さ35cm
切断種類:紙
安全性能:
静音性:
PS5HMSDは、アイリスオーヤマの「 細密シュレッダー」です。
本体色は、ホワイトのほか、グリーン・イエローから選択可能です。非常にカラフルで、家庭向けに作られたことが分かります。
サイズは、幅18×奥行38×高さ40.8cmと、背は高いですが、幅は狭いので、隙間を上手く利用できそうなデザインです。
ゴミ箱のサイズは10リットルで、A4用紙120枚程度まで裁断できるタイプです。
ゴミ箱のサイズに比して細断枚数が多いのでは、細密カット式はゴミの「かさ」が減るからです。
セキュリティ | 裁断面積(縦×横) | 基準幅 |
---|---|---|
レベル4 | 160㎟ | 6mm |
レベル5 | 30㎟ | 2mm |
レベル6 | 10㎟ | 1mm |
切断方法は、この機種の特長です。細密カット(マイクロシュレッド)が可能です。
2x11mmまで非常に細かく裁断できるため、国際基準であるドイツのDIN規格のセキュリティLV5をクリアしています。
個人情報・企業情報などのセキュリティを重要視したい場合に重宝するでしょう。
切断枚数の点では、A4までの書類を1度に3枚と、かなり少ないです。
ただ、裁断速度は2.5m/分と高速ですので、総合的な処理能力はキープします。
使用時の安全対策は、この機種も、ダストボックススイッチが付属します。
静音性は、言及がありません。この面では、期待できないでしょう。
カード・メディア切断については、この製品は対応できません。
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以上、PS5HMSDの紹介でした。
細密切断ができる機種としては、最も安価な機種です。
カラフルで、家庭向きとしても良さそうな機種です。ただ、カード類の切断ができない点と、静音性が保証されない点は、家庭向けとしてはネックでしょう。
17・アイリスオーヤマ PS5HMSD【ホワイト】
18・アイリスオーヤマ PS5HMSD【ブラウン】
¥9,480 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x10mm)
最大投入枚数: 5枚
連続使用時間: 5分
裁断速度:2.0m/分
ゴミ箱容量:約10リットル
サイズ:幅18×奥行38×高さ40.8cm
切断種類:CD/DVD/クレカ
安全性能: ーー
静音性:静音モデル
PS5HMSDは、アイリスオーヤマの細密シュレッダーです。
本体色は、ホワイトのほか、ブラウンも選べます。
サイズは、幅18×奥行38×高さ40.8cmと、背は高いですが、幅は狭いので、隙間を上手く利用できそうなデザインです。
ゴミ箱のサイズは10リットルで、A4用紙160枚程度まで裁断できるタイプです。
切断方法は、こちらも、細密カット(マイクロシュレッド)が可能です。
先ほどの機種より細かめの2x10mmまで裁断できるため、個人情報・企業情報などのセキュリティを重要視したい場合に重宝するでしょう。
切断枚数の点では、A4までの書類を1度に5枚と多めです。また、裁断速度は2.0m/分をキープしますすので、総合的な処理速度は良いでしょう。
使用時の安全対策は、この機種についても、ダストボックススイッチが見られます。
静音性は、騒音値の公開はありませんが、「静音モデル」として売られています。割と静かに裁断できます。
カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。ただし、カット数は3枚までと少なめですね。
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以上、PS5HMSDの紹介でした。
細密切断のほか、カード類の切断ができる点、静音性が高い点が「売り」です。
アイリスオーヤマから選ぶ場合は、この機種が最もバランスがとれていそうですね。家庭用としても、デザイン面で優れます。
19・アイリスオーヤマ P6HMCS
¥8,572 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x10mm)
最大投入枚数: 6枚
連続使用時間: 5分
裁断速度:1.7m/分
ゴミ箱容量:約10,.8リットル
サイズ:幅17.8×奥行38.3×高さ40.0cm
切断種類:CD/DVD/クレカ
安全性能:
静音性:静音モデル
P6HMCSも、アイリスオーヤマの細密シュレッダーです。
サイズは、幅17.8×奥行38.3×高さ40.0cmですので、先ほどの機種とだいたい同じです。デザイン的にはオフィス用として設計されたものですね。
ゴミ箱のサイズは10リットルで、A4用紙200枚程度までゴミが収納できるサイズです。
切断方法は、先ほどと同じ、細密カット(マイクロシュレッド)が可能で、2x10mmまで対応します。
切断枚数は、A4までの書類を1度に5枚とこの点では先ほどと同じです。
しかし、裁断速度が1.7m/分と遅いので、処理速度としてはイマイチです。
使用時の安全対策は、こちらもダストボックススイッチが目立つ程度です。
静音性は、「静音モデル」として売られていますが、騒音値の公開はないです。
カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。
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以上、P6HMCSの紹介でした。
先ほどの製品同じで細密カットができる機種です。ただ、裁断速度がやや遅いので、選ぶとすれば、先ほどのPS5HMSDのが良さそうです。ゴミ箱サイズも変わりませんので。
【2019年】
20・アコ・ブランズ・ジャパン GSHA25M-G
21・アコ・ブランズ・ジャパン GSHA25M-S
¥10,980 楽天市場 (11/9執筆時)
切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x14mm)
最大投入枚数: 7枚
連続使用時間: 5分
裁断速度:1.8m/分
ゴミ箱容量:約9リットル
サイズ:幅340×奥行190×高さ324mm
切断種類:カード
安全性能:インターロック
静音性:
GSHA25Mは、米国のアコ・ブランズ・ジャパンが発売しているシュレッダーです。
GBCというブランド名ですね
本体色は、ゴールドとシルバーがあります。
サイズは、幅340×奥行190×高さ324mmです。
30cmと背が低いので、作業机の上の設置でも邪魔にならないでしょう。
ゴミ箱のサイズは、その分、小さめの9リットルです。小さめですね。
ただ、マイクロシュレッドタイプで、紙自体が細かくなるため、120枚ほどは処理可能です。
切断方法は、この機種も細密カットに対応です。
サイズは、2x14mmですので、「レベル4」の機密処理に対応できます。
切断枚数は、しかしながら、A4までの書類を1度に7枚です。
小型機としてはそれなりに処理能力があります。
細断速度は、1.8m/分と、平均レベルをクリアします。
使用時の安全対策は、ダストボックスの開閉を感知するインターロックスイッチが付属です。
静音性は、騒音値の開示はないですが、従来品よりも騒音をおさえた、という記述はあります。
一般的に、同社は、静音性を重視するモデルが多いため、本機も(騒音値を出さない製品内では)ある程度期待できます。
カード・メディア切断は、専用の投入口はないです。
しかし、通常の投入口については、プラスチック製のカードの処理に対応します。
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以上、アコ・ブランズ・ジャパンのGSHA25Mの紹介でした。
小型のシュレッダーを探している方で、細密切断ができる機種を探している場合に有力候補になります。
家庭用としても、カードが切れますし、設置性がよくデザイン性も配慮があるので、選んで良い機種だと思います。
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【2019年】
22・アコ・ブランズ・ジャパン GSHA26M-W
23・アコ・ブランズ・ジャパン GSHA26M-B
¥5,436 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x12mm)
最大投入枚数: 5枚
連続使用時間: 3分
裁断速度:1.5m/分
ゴミ箱容量:約10リットル
サイズ:幅32.5×奥行17×高さ32cm
切断種類:紙
安全性能:
静音性:
なお、同社からは、同じくマイクロシュレッドが可能な下位機種も販売されます。
10Lクラスの小型機で、カードが非対応である部分で、アイリスオーヤマの下位機(PS5HMSD)が「ライバ」ルとなるでしょう。
比較すると、本体サイズが小さい割に、ゴミ箱は大きいので、こちらの方がやや優秀です。
一方、切断速度はやや遅めで、裁断幅も負けていますので、一長一短はあります。
【2018年】
【上位機種】【2×15mm】
24・ナカバヤシ NSE-506 72253
¥13,303 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
【下位機種】【4×30mm】
25・ナカバヤシ NSE-505 72252
¥8,973 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x15mm)
最大投入枚数: 8枚
連続使用時間: 15分
裁断速度:1.5m/分
ゴミ箱容量:約13リットル
サイズ:幅324×奥行228×高さ439mm
切断種類:
安全性能:インターロック
静音性:
NSE-506は、日本の事務器メーカーのナカバヤシが販売するシュレッダーです。
なお、同型の下位機としてNSE-505もありますが、こちらはクロスカット機です。
サイズは、幅324×奥行229×高さ439mmです。
机の下には無理なく置けますが、家庭用と考えると「やや大きめ」でしょう。
ゴミ箱のサイズは、13リットルです。
ほどほどのサイズですが、マイクロシュレッドタイプですから、A4用紙で約240枚まで処理可能なので、十分でしょう。
切断方法は、この機種も細密カットに対応です。
サイズは、2x15mmですので、「レベル4」の機密処理に対応できます。
切断枚数は、最大で、A4までの書類を1度に8枚です。
実用面で問題のない水準で、処理能力があります。
また、定格使用時間が15分と本機は長めです。ただし、休止時間も60分と長めです。
細断速度は、1.5m/分と、他社よりも遅めです。
値段の部分もありますが、この部分でスペックが落ちます。
使用時の安全対策は、ダストボックスの開閉を感知するインターロックスイッチが付属です。
静音性は、こちらは、工夫はなく、非対応です。
カード・メディア切断については、非対応です。
ただし、他社同様、ステープラーについては、10/11号針には対応です。
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以上、ナカバヤシのNSE-506の紹介でした。
小型ですが、同時処理枚数が多い製品として、フェローズのライバルでしょう。
比較した場合、値段面でやや有利ですが、裁断速度が遅めで、カード類の処理も対応できない点で、不利と言えます。
【新機種】【2x15mm】
26・フェローズ JB-11CDM
¥24,102 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
【旧機種】【3x10mm】
27・フェローズ JB-10CDM
¥15,488 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x15mm)
最大投入枚数: 8枚
連続使用時間: 10分
裁断速度:1.8m/分
ゴミ箱容量:約17リットル
サイズ:幅360×奥行250×高さ500mm
切断種類:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:オートリバース機能
静音性:
JB-11CDMは、米国のフェローズが発売しているシュレッダーです。
結構古くから日本に進出していた企業で、創業は1917年、イリノイ州です。
本体色は、シルバーのみです。
サイズは、幅360×奥行250×高さ500mmです。
家庭用と考えると「やや大きめ」です。デザイン的にはオフィス用として設計されたものですが、「アメリカぽい」デザインです。
ゴミ箱のサイズは、17リットルです。
アイリスオーヤマの機種よりも余裕があります。A4用紙280-340枚程度まで裁断できることになります。同時切断枚数も8枚と刃も強力です。
切断方法は、この機種も細密カット(マイクロシュレッド)に対応です。
新機種からは2x15mmに対応となりました。ただ、それでもアイリスオーヤマに比べるとわずかに粗いです。
一方、この機種の場合は、ホチキス(11号針)までの細断に公式対応するため、頑丈度は高いでしょう。
切断枚数は、A4までの書類を1度に8枚と処理能力が高いです。
一方、裁断速度が1.8m/分と遅めなので、総合すると、「やや早い」といったところです。
使用時の安全対策は、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチ(インターロックスイッチ)のほか、紙詰まりによる事故を防ぐ、オートリバース機能が付属します。
他機種に較べて、安全性は高いと言える機種です。
静音性は、しかしながら、こちらも言及がありません。
カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。ただし、5カットに対応するコクヨなどに比べて、4カットになります。
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以上、フェローズのJB-11CDMの紹介でした。
デスクサイドにおける大きめのシュレッダーで、細密切断ができる点が魅力です。
安全性も高レベルですので、アイリスオーヤマの細密切断ができる機種が多少小さく感じている場合は、こちらを選ぶと良いと思います。
28・ボンサイ 細密シュレッダー C221-C
¥10,999 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x15mm)
最大投入枚数: 8枚
連続使用時間:12分
裁断速度:1.5m/分
ゴミ箱容量:約20リットル
サイズ:幅368×奥行265×高さ510mm
切断種類:クレジットカード
安全性能:オートリバース
静音性:55dB
C221-Cは、中国・広東省のBonsaii(盆景)がAmazonで販売しているシュレッダーです。
Amazon倉庫の委託販売の製品であり、日本の代理店は通さない販売形態です。
サイズは、幅368×奥行265×高さ510mmです。
やや背が高いので、設置場所は考える必要があります。
ゴミ箱のサイズは、20リットルです。
多めですが、サイズ感としてはこれほどでしょう。A4用紙で約400枚まで処理可能です。
切断方法は、この機種も細密カットに対応です。
サイズは、2x15mmですので、本機も「レベル4」の機密処理に対応できます。
切断枚数は、最大で、A4までの書類を1度に8枚です。
定格使用時間は、12分となります。
細断速度は、一方、他社製品とことなり、情報がないです。
使用時の安全対策は、入れすぎた場合に自動で逆回転するオートリバース機能が付属です。
他社も(大きめの)業務用機には基本装備ですが、本機も搭載です。
静音性は、55dBという数値が開示されます。
静音モデルとは言えないですが、開示される点は親切です。
カード・メディア切断については、クレジットカードについては対応です。
ただし、他社同様、ステープラーについては
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以上、Bonsaii(盆景)のC221-Cの紹介でした。
マイクロシュレッド対応の小・中型としては安いモデルです。また、オートリバース機能など安全性の部分にも一定の配慮があります。
一方、(デンキヤなど)一般の流通に乗らない輸入品で、PSE法などの日本の安全基準を満たすかは、少し不明瞭な部分があります。電話サポートや保証情報もないため、リスクを許容し、管理できる方にオススメします。
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【15L 5枚クロスカット 4×20mm】
29・ボンサイ 細密シュレッダー C204-B
¥3,399 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
30・ボンサイ 細密シュレッダー C206-B
¥5,999 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
【14L 8枚クロスカット 4×30mm】
31・ボンサイ 細密シュレッダー 3D14
¥8,799 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
【21L 7枚クロスカット 4×38mm】
32・ボンサイ 細密シュレッダー C231-A
¥7,399 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x20mm)
最大投入枚数: 5枚
連続使用時間:5分
裁断速度:1.5m/分
ゴミ箱容量:約15リットル
サイズ:幅302×奥行182×高さ387mm
切断種類:クレジットカード
安全性能:
静音性:58dB
※上記はC204-B のスペック
なお、ボンサイは、小型機のラインナップが多いです。
ただ、これらの機種は、クロスカット機であるほか、静音性のスペックがC221-Cと比較する場合、そちらのほうが良いです。選ぶならば、C221-Cのほうが良いと思います。
今回の結論
家庭用としておすすめできる小型シュレッダーはこちら!
というわけで、今回の前編記事では、現在最新機種のシュレッダーを紹介しました。
最後に、いつものように、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種をあげておきたいと思います。
第1に、卓上で使うコンパクトサイズのシュレッダーを探している方ですが、
【2016年】
4・アイリスオーヤマ P2HT
¥3,800 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(3×18mm)
最大投入枚数: 2枚
連続使用時間: 5分
裁断速度:1.3m/分
ゴミ箱容量:3.55リットル
サイズ:幅30×奥行14.3×高さ20.6cm
切断種類:CD/DVD/クレカ
安全性能:
静音性:
1・裁断の細かさ ★★★☆☆
2・処理速度 ★★★☆☆
3・カードCD切断 ★★★★★
4・静音性 ★★★☆☆
5・総合評価 ★★★★☆
アイリスオーヤマのP2HTが良いでしょう。
卓上において、簡単な書類の処理や、クレジットカード明細や、葉書の類の個人情報の処理を考えているならば、小型で卓上にも置ける本機がおすすめです。
細断の細さも、クロスカットではありますが、3ミリ×18ミリと細かく、個人情報の保護の点でレベルが高い製品です。
また、カード以外に、CDメディアのカットもできるため、使い途は多いでしょう。
個人用のシュレッダーとして、職場に備えておく用途にも、コンパクトに配置できるこの機種は向いています。
ただし、配置スペースが確保できる場合は、処理速度・静音性、安全性などで卓上モデルよりメリット性がより高い「デスクサイドに置く」シュレッダーの方が良いでしょう。
卓上モデルは、定期的な書類の処理には向きませんので。
第2に、デスクの下に置ける、家庭や職場の個人用におすすめなシュレッダーは、
【2019年11月】
【通常型番】
8・アイリスオーヤマ P6HCS-W
9・アイリスオーヤマ P6HCS-B
¥7,118 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
【販路限定】(シルバー)
10・アイリスオーヤマ KP6HCS-S
¥894 楽天市場 (11/9執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4×25mm)
最大投入枚数: 6枚
連続使用時間: 10分
裁断速度:2.2m/分
ゴミ箱容量:7.5リットル
サイズ:幅175x奥行351x高さ316mm
切断種類:CD/DVD/クレカ
安全性能:
静音性:45デシベル
1・裁断の細かさ ★★★★☆
2・処理速度 ★★★★★
3・カードCD切断 ★★★★☆
4・静音性 ★★★★★★
5・総合評価 ★★★★★
アイリスオーヤマの超静音パーソナルシュレッダー でしょう。
小型機は、他社を含めて多くあります。
ただ、45デシベルと静かに切れる機種は、現状他にありません。
歴代の小型機より静かなので、この部分だけでも買換える意味はあります。
切断方法は、クロスカットながら4x25mmと割と細いですし、メディアの切断もできるので、不便に感じることはないでしょう。
いずれにしても、家庭で使うには、総合力に優れたシュレッダーなので、「どれにすれば迷ったらこの機種を選ぶとよい」と言える製品です。
第3に、個人情報の保護を最重要視し、マイクロシュレッドに対応できる製品を選ぶならば、
17・アイリスオーヤマ PS5HMSD【ホワイト】
18・アイリスオーヤマ PS5HMSD【ブラウン】
¥9,480 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:細密カット
裁断サイズ:A4まで(2x10mm)
最大投入枚数: 5枚
連続使用時間: 5分
裁断速度:2.0m/分
ゴミ箱容量:約10リットル
サイズ:幅18×奥行38×高さ40.8cm
切断種類:CD/DVD/クレカ
安全性能:
静音性:静音モデル
1・裁断の細かさ ★★★★★★
2・処理速度 ★★★★★
3・カードCD切断 ★★★★★
4・静音性 ★★★☆☆
5・総合評価 ★★★★★
家庭用・個人用として、小型のモデルを選ぶならば、アイリスオーヤマのPS5HMSDでしょう。
単純にマイクロシュレッドに対応するだけでなく、カード・メディアの切断に対応し、静音性・裁断速度も高い機種と言えます。
デザイン面も、清潔感のあるホワイトモデルのほか、高級感のあるブラウンモデルも用意され、コクヨに次いでレベルが高いです。
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【新機種】【2x15mm】
26・フェローズ JB-11CDM
¥24,102 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
【旧機種】【3x10mm】
27・フェローズ JB-10CDM
¥15,488 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(3x10m)
最大投入枚数: 8枚
連続使用時間: 7分
裁断速度:1.8m/分
ゴミ箱容量:約17リットル
サイズ:幅360×奥行250×高さ500mm
切断種類:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:インターロック
静音性:
1・裁断の細かさ ★★★★★★
2・処理速度 ★★★★☆
3・カードCD切断 ★★★★★
4・静音性 ★★★★☆
5・総合評価 ★★★★★
ただし、家庭用というより「個人オフィス」などで、毎週ある程度の容量を処理するならば、フェローズのシュレッダーを選ぶのがよい気がします。
大きめのゴミ箱と、ホチキス対応の強靱さを併せ持っている点が評価できます。
補足:シュレッダーのメンテナンス
最後に「おまけ」で、メンテナンスシートの話です。
コクヨ シュレッダー メンテナンスシート 13枚
¥894 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
アイリスオーヤマ シュレッダー 簡単お手入れシート
¥712 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
シュレッダーの「命」である刃のキレ味を守るためには、定期的なメンテナンスシートの利用が重要です。
メンテナンスシートを入れて裁断するだけの手軽さなので、できれば購入しておきましょう。
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というわけで、今回は家庭用のシュレッダーを紹介しました。
1・業務用の中型・大型シュレッダー
2・家庭用の小型シュレッダー
なお、このブログには、もう少し大きなシュレッダーを紹介した記事も別にあります。上記2番の記事になりますが、オフィス用としてお探しならば、2番の記事もご覧ください。
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