Top 掃除機・掃除用品 比較2022’【吸引力で選ぶ】掃除機95機の性能とおすすめ ・選び方 (2):サイクロン式キャニスター掃除機編

2022年10月11日

比較2022’【吸引力で選ぶ】掃除機95機の性能とおすすめ ・選び方 (2):サイクロン式キャニスター掃除機編

【今回レビューする内容】2022年 人気の小型軽量掃除機の性能の違いとおすすめ

【紹介する製品型番】シャープ EC-CT12-C EC-VS510-P EC-VS530-N EC-MS330-N 三菱電機 Be-K TC-ED2A-W TC-ED2B-S アイリスオーヤマ KIC-CTP1-S IC-CTP2-C IC-C100TE IC-C102-W KIC-CTA3-W マキタ CL501DZ

今回のお題
最新モデルの掃除機で、軽量で強力なおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今回は、2022年10月現在、最新の、キャニスター型のサイクロン式掃除機(クリーナー)の比較の2回目記事です。

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1・サイクロン式式掃除機の比較 (1)
 1-1:東芝〈日本〉
 1-2:パナソニック〈日本〉
 1-3:日立 〈日本〉
 1-4:ダイソン〈英国〉
2・サイクロン式掃除機の比較 (2)
 2-1:シャープ 〈日本〉
 2-2:三菱電機〈日本〉
 2-3:アイリスオーヤマ〈日本〉
 2-4:マキタ〈日本〉
 2-5:おすすめ機種の提案【結論】

 前回の1回目記事こちら)では、東芝・パナソニック・日立・ダイソンのキャニスター型サイクロン式掃除機を、全機種紹介しました。

 2回目記事となる今回は、シャープ・三菱・マキタの掃除機を紹介します。

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 ただ、「サイクロン式式掃除機の選び方の基本」は1回目記事で書いています。

 お時間のある方は、1回目記事こちら)からお読みいただければと思います。

掃除機の軽さ  ★★★★★
操作性の良さ  ★★★★★
静音性     ★★★★★
集塵力の強さ  ★★★★★
センサー性能  ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 というわけで、以下では、いつものように、メーカーごとに各機種を個別に比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 長い記事ですが、よろしくお願いします。

ーーー

1・サイクロン式の掃除機の比較
 ・タイプ:車輪型(キャニスター)
 ・紙パック:不要
2・紙パック式の掃除機の比較
 ・タイプ:車輪型(キャニスター)
 ・紙パック:必要
3・コードレス掃除機の比較
 ・タイプ:スティック型(手持ち)
 ・紙パック:選択可
4・ロボット掃除機の比較
 ・タイプ:ロボット型
 ・紙パック:不要
5・おすすめ掃除機の選び方 【まとめ】
 ・結論的な掃除機の選び方の解説

 なお、今回の記事は、このブログ「家電批評モノマニア」の掃除機の比較記事の1回目記事の一環として書いたものです。

2-1・シャープのサイクロン式掃除機の比較

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 はじめに、シャープのキャニスター型のサイクロン式掃除機です。

 このタイプの掃除機の展開数は、シャープは結構多く、格安の廉価版から、家庭用の高級機まで幅広く展開します。

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 以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 31・SHARP パワーサイクロン EC-CT12-C
  ¥12,919 Amazon.co.jp (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.35リットル
吸込仕事率:450W
騒音値:64〜約57db
フィルター:サイクロンHEPAフィルタ
ヘッド:エアタービン式
本体重量:3.8kg
スティック重量:1.2kg
本体サイズ:257x248x363mm

 シャープのEC-CT12-Cは、国産のサイクロン掃除機としては、最も安い機種です。

 2011年登場のロングラン機ですが、実際「売れる」ので、廃版にならず、現在まで残っています。

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 本体の重さは、3.8kgです。

 他社機と比較した場合、かなり重いです。

 スティック部(ホース+ヘッド)は1.2kgと軽いものの、総重量は5kgです。

 他機と比べてもかなりの重量なので、非力なお年寄りにはあまり向かないでしょう。

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 掃除機のパワーは、「吸込仕事率」として、450Wです。

 「吸込仕事率」とは、掃除機本体の集塵力を示す値です。

 掃除機本体の「風量と真空度」から計算したもので、掃除機のパワーを示す数値と考えてください。

 ただ、この値は、掃除機のヘッド部分の性能が考慮されない値です。

 特に、サイクロン式については、複数のサイクロン(気筒)をもつ高級機の場合、スペックが低く出てしまうので、吸込仕事率は、(サイクロン式の場合)過度には信用できません。

 とはいえ、この機種のサイクロン機構は中位機以上と比しても遜色はなく、カーペットを含めて十分対応できる製品です。

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 掃除機のヘッドは、「弱点」です。

 「高級機」といわれる掃除機のヘッドは、一般的に極小モーターが搭載された自走式です。

 しかし、この機種は、風の力だけで回すエアタービン式です。

 その点で、「すいすい動く」掃除機とはいえず、操作性はいくぶん劣るでしょう。

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 ダストボックスは、0.35Lサイズです。

 他機種と比較すると大きめですが、本機は、ゴミ圧縮機能が付属しない製品です。

 この場合、ゴミ捨ての頻度が多くなります。

 また、ダストカップのカバーを外してから捨てる構造のため、ゴミ捨ての際の衛生面で劣ります。構造的にほこりが手につくことは避けられないでしょう。

 お手入れは、水洗いに非対応です。

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 以上、シャープのEC-CT12-Cの紹介でした。

 パワーに比して、価格はかなりお買い得のため、1万円前後の予算ならば選択肢にできます。

 特に重さは気にならない方で、フローリングなどのワンルームを掃除するならこの機種でも十分でしょう。

 ただし、上位機種に比べると機能面に差があるため、予算に都合がつくならば上位機が良いと思います。


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 【2020年6月発売】

 32・シャープ サイクロン掃除機 EC-VS530-N
  ¥ 28,582 楽天市場 (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率:200W
騒音値:68〜約64db
フィルター:ウレタンフィルター
ヘッド:自走式
本体重量:2.4kg
スティック重量:1.3kg
本体サイズ: 219×378×253mm

 EC-VS530は、シャープのサイクロン式掃除機です。

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 掃除機の重さは、2.4kgです。

 その上で上位機については、ドライカーボン製のスティックを採用し、重さは1.3kgとかなり軽量です。

 台湾の鴻海との提携効果の1つで、高性能軽量素材を利用できました。

 そのため、総重量では4.7kgと、トルネオミニとほとんど同じで、業界最軽量の部類です。

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 掃除機のパワーは、200Wです。

 数値としては低いですが、この機種の場合、10気筒の小型サイクロンが付属するため、実際は「強力」です。

 気筒の多いサイクロンは、実際のパワーよりも、仕事率が相当低くでます。

 また、大きなゴミを処理する旋回分離式のサイクロンが付くため、小型機としては強力で、吸引力の持続性も高いと言えます。「フィルターレス」なので、メンテ性も良いです。

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 掃除機のヘッドは、自走式です。

倍トルヘッド」という名前です。

 モーターとサイクロンの力を活かすため、ブラシの回転数を上げて、じゅうたんのゴミを取りきる力を重視しています。

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 強力すぎると、マットなどの張り付きが心配ですが、自動モードだと床面検知センサーが働くので、過度な心配は不要かと思います。 

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 ダストボックスは、0.25Lです。

 小型ですが、ゴミ圧縮機構が付くため、2LDKあたりまでなら対応できます。

 また、ゴミが固まるため、ゴミ捨ても、清潔で楽です。

 お手入れは、この機種も手軽であり、ダストカップごと丸洗いできる清潔仕様です。

 フィルターは、ウレタンフィルターです。 

 抗菌消臭加工はないですが、水洗いできます。

 静音性は、68〜約64dbです。

 騒音値は、他社よりやや高めです。

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 以上、シャープのEC-VS530の紹介でした。

 多気筒のサイクロンは、「メカ好き」にはある種「憧れ」です。東芝のトルネオ ミニに比べると掃除機としてのパワーは、1ランク上でしょう。

 重さもそれなりに軽いため、「2LDKあたりまでのメイン機」として、できるだけ軽量な機種で「パワフルな機種」を探している場合は、良い選択肢の1つです。

 ただ、静音性の部分でややスペックが悪いので、その部分を重視したい方は気をつけましょう

ーーー

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 【2021年11月発売】

 33・シャープ EC-MS330-N
  ¥ 24,286 楽天市場 (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率:300W
騒音値:68〜約61db
フィルター:高性能プリーツフィルター
ヘッド:自走式
本体重量:2.4kg
スティック重量:1.4kg
本体サイズ: 177×304×239mm

 また、シャープからは「デカ車輪」モデルとして、やや形状が異なる製品も売られます。

 しかし、この機種の場合、遠心分離サイクロンが2段階ではなく、ゴミ圧縮もなされません。

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 ヘッドは、発売年が新しいため、「毛絡み防止」を重視した新型の「からみにく〜いブラシ」を採用しますが、総合的にはEC-VS530のほうが性能は上と言えます。

2-3・三菱のサイクロン式掃除機の比較

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 続いて、三菱電機の紙パック式掃除機を比較していきます。 

 紙パック式では、個性的な機種をだしますが、キャニスター型サイクロン式は、軽量機を除いて、最近規模を縮小しました。


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 【2022年2月発売】

 34・三菱電機 Be-K TC-ED2B-S
  ¥28,300 楽天市場 (6/29執筆時)

 【2021年2月発売】

 35・三菱電機 Be-K TC-ED2A-W
  ¥31,879 楽天市場 (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.6リットル
吸込仕事率 :320W
騒音値:64dB〜約58dB
ヘッド:自走式
本体重量:2.4kg
スティック重量:1.4kg
本体サイズ: 323×210×220mm

 TC-ED2Bは、三菱のBe-Kシリーズのサイクロン掃除機です。

 2022年機が登場しました。

 詳しくは後述しますが、ヘッド部分の使い勝手が改良されました。割と変化はあるので、性能重視ならば、新機種の方が良いかと思います。

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 本体の重さは、2.4kgです。

 スティックとヘッドの部分は、1.4kgですから、家庭用としては、十分な軽量機と言えます。

 掃除機のパワーは、仕事率としては320Wです。

 本機も日立と同じで多気筒ではないので、そのままの値を信じて良いでしょう。

 絨緞にも対応できるスペックです。

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 掃除機のヘッドは、本機も自走式ブラシが搭載されます。

 「快速からみにくい自走ブラシ」という名前です。

 最近の掃除機の「流行」ですが、ペットなどの毛がからみにくいような特殊な植毛を採用しています。

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 三菱の場合、ブラシに付いた毛自体から毛をこしとるバンパー(らくリーニングヘッド)もあるので、他社機と比べても、この点に工夫があるほうだと言えます。

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 毛絡みの処理も、ブラシを引き抜くだけで、処理できるような構造を採用します。

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 そのほか、ローラー前方のバンパーの工夫で、壁際のゴミ処理を改善させています。

 ただ、この点については、ヘッド自体を根本的に設計し直し、「吸いつき対策」まで組み入れた日立機に比べると、従来機の延長といえ、まだ工夫の余地はありそうです。

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 ダストボックスは、0.6Lです。

 目を引くスペックですが、本機はゴミ圧縮機能が付属しないので、実際はあまり強調できません。

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 お手入れは、ダストボックス洗浄は可能ですが、フィルタがあるためメンテフリーではないです。

 一方、「ティッシュdeガード」というフィルタメンテの頻度を軽減する仕組みがあります。

 ただ、セットすると、吸引力や騒音に悪影響があるほか、ダストサインの表示が早くなるなどの弊害があります。

 センサーは、 特に付属しません。

 静音性も、特に強調できないです。

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 以上、三菱のTC-ED2B の紹介でした。

 サイクロン式ですが、単気筒で、ゴミ圧縮機能もない機種です。

 同社のBe-Kシリーズは、パック式では一定の見どころがあるのですが、こちらのサイクロン式は、突出した部分もなく、ややオススメしにくいです。

2-4・アイリスのサイクロン掃除機の比較

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 続いて、アイリスオーヤマのサイクロン式掃除機です。

 格安機は、シャープにもありますが、同社の製品も安いです。


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 【2018年発売】

 36・ アイリスオーヤマ KIC-CTP1-S
  ¥25,080 楽天市場 (6/29執筆時)

 【特定店用型番】(ホコリ検知なし)

 37・ アイリスオーヤマ IC-CTP2-C
  ¥11,000 Amazon.co.jp (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.4リットル
吸込仕事率: 100W
最大騒音値:68db
ヘッド:モーターヘッド
本体重量:1.9kg
スティック重量:1.2kg
本体サイズ:191×352×195mm

  KIC-CTP1は、アイリスオーヤマのサイクロン式掃除機です。

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 本体の重量は、1.8kgで、総重量は、3.1kgです。

 軽量自慢の小型機です。

 掃除機のパワーは、しかし、100Wです。

 先述のように、サイクロン式は、仕事率が必ずしも正確にでません。

 ただ、本機については、ほぼ同じ仕組みの紙パック式(110W)があり、そちらを参考に考えても、パワーは弱いです。

 フローリングなどのハードフロアでないと、十分には吸わないでしょう。

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 掃除機のヘッドは、モーターヘッドです。

 自走ではないですが、ブラシ部分がモーターで回る仕様です。

 一方、本機は、ヘッド部分でも渦状の縦回転の気流(サイクロン)を巻き起こす仕組みがあります。

 これにより、比重の重いゴミを浮き上がらせて吸引させる仕組みです。

 ただ、目の細かいじゅうたんのゴミを拾うような仕組みではないので、基本的には「フローリング向け」です。

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 センサーは、高感度ではないですが、 KIC-CTP1 については、ゴミセンサーが付属です。

 ダストボックスは、0.4リットルです。

 圧縮機構がないですが、大きさはそれなりです。

 お手入れは、ワンタッチでゴミ捨てができるなど、配慮はあります。

 ただ、分解洗いする際の部品点数は少なくはないです。

 静音性も、(最大)68デシベルと、かなり悪いです。

 この部分はかなりの弱点なので、注意してください。

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 以上、アイリスオーヤマの IC-CTP1 の紹介でした。

 フローリング向けの格安機と言えます。

 値段ではシャープがライバルですが、ヘッド部分の工夫をふまえても、本機はパワーはないです。

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 38・ アイリスオーヤマ IC-C100TE
  ¥ 11,223 Amazon.co.jp (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.6リットル
吸込仕事率: 200W
最大騒音値:68db
ヘッド:エアタービン式
本体重量:3.8kg
スティック重量:1.4kg
本体サイズ:341×240×281mm

 39・ アイリスオーヤマ KIC-CTA3-W
  ¥ 12,453 楽天市場 (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.6リットル
吸込仕事率: 100W
最大騒音値:68db
ヘッド:エアタービン式
本体重量:1.9kg
スティック重量:1.3kg
本体サイズ:W195×H252×D328mm

 40・ アイリスオーヤマ IC-C102-W
  ¥ 9,180 Amazon.co.jp (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.6リットル
吸込仕事率: 200W
最大騒音値:
ヘッド:エアタービン式
本体重量:3.8kg
スティック重量:1kg
本体サイズ:341×240×281mm

 なお、同社には、ほかに下位機種がいくつかあります。

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 第1に、KIC-BTA4は、ヘッドを、自走式からエアタービン式にした下位モデルです。

 仕事率は200Wとなります。

 ただ、少し幅広なので、フローリングなどハードフロアだけで利用するならば、同社の製品だけで比べれば、むしろこちらでしょう。

 ただし、騒音値は高いですし、おすすめはしません。

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 第2に、KIC-CTA3です。

 特定のデンキヤに出しているモデルです。

 本機のみ、さきほどみた上位機と、本体形状は似ており、重さも軽量です。

 しかし、細めで柔らかいホースを採用しているので、吸込仕事率が100Wです。

 その上で、ヘッドがエアタービン式になりますし、吸引力は弱いです。

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 第3に、KC-B102は、最下位機種です。

 ヘッドがブラシももない仕様で、エアタービン以下の性能です。

 ヘッド性能が悪いので、吸込仕事率が示す数字によらず、吸わないでしょう。

2-5・マキタのサイクロン掃除機の比較

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 続いて、マキタのサイクロン式掃除機です。

 世界的なモーター生産企業で、日本より、海外のが有名ともいえる大企業です。

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 掃除機は、このブログでは、【軽量コードレス掃除機の比較】でみたような、業務用向けのスティック型が有名です。

 しかし、キャニスター型サイクロン式も展開しています。


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 【2016年発売開始】

 【本体】

 41・ マキタ サイクロンクリーナー CL501DZ
  ¥ 35,113 Amazon.co.jp (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率:75W
騒音値: 
フィルター:
ヘッド:
本体重量:(3.8kg)
本体サイズ: 352×189×252mm

 CL501DZは、電動工具などの世界的なモーターメーカーのマキタが販売する、キャニスター式のサイクロン掃除機です。

 本機は、充電池が内蔵されている製品です。

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  マキタ BL1860B 18V 6.0Ah A-60464
  ¥15,000 Amazon.co.jp (6/29執筆時)

 マキタ 2口充電器 DC18RD
  ¥12,900 楽天市場 (6/29執筆時)  

 バッテリー持続時間は、標準運転で77分です。

 強運転でも35分とかなり優秀です。

 一方、バッテリーは、換装式で、別に充電器が付くので、複数のバッテリーを用意して、間断なく使える利点があります。

 ただし、いずれも別売です。

 本体の重さは、この機種の場合、ホースやヘッドを入れて3.8kgです。

 普通のコンセント式と比べても、重さ面で負けていない機種です。

 掃除機のパワーは、仕事率として75Wです。

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 掃除機のヘッドは、この機種は、内部にエチケットブラシのみが付く単純構造です。

 そのため、カーペットなどに使えず、フローリングなどのゴミ取りが主な用途です。

 モーターヘッドなどが搭載されない分、スティックとヘッドは1kgを切る軽量性なので、持ち手の軽さを優先したい方に向くでしょう。

 ダストボックスは、0.25Lです。ゴミ圧縮機構は明示されません。

 センサーは、未付属ですね。

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 以上、 CL501DZの紹介でした。

 家屋用と言うよりも、電源の取れないような事務所などの、リノリウムの廊下などを広く掃除したい場合に向きそうです。

 家庭用としては、やや不利でしょうが、その「無骨な」デザインは魅力ですね。

今回の結論
サイクロン式掃除機のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、サイクロン掃除機の比較でした。

 最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。


 第1に、ワンルームに便利な、小型軽量掃除機として、もっともオススメできるのは、

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 【2022年6月発売】VC-CF31(R)

 1・東芝 トルネオ ミニ VC-CF31-R
  ¥25,435 楽天市場 (6/29執筆時)

 【2020年6月発売】

 2・東芝 トルネオ ミニ VC-CF30-R
  ¥33,000 楽天市場 (6/29執筆時)

 【2019年2月発売】【ネット限定】

 3・東芝 トルネオ ミニ VC-C7-R
  ¥25,780 Amazon.co.jp (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率: 290 W
騒音値: 63dB〜約58dB
フィルター:高集塵プリーツフィルタ
ヘッド:自走式
本体重量:2.2kg
スティック重量:1.4kg
本体サイズ:220x295x255 mm

掃除機の軽さ  ★★★★★★
操作性の良さ  ★★★★★
静音性     ★★★★☆
集塵力の強さ  ★★★★☆
センサー性能  ★★★☆☆
ゴミ箱のサイズ ★★★★☆
総合評価    ★★★★☆

 東芝トルネオ ミニでしょう。

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 先述のように、新機種は「隙間ノズル」が未付属になりました。

 先述のように、「不要だから」と言える部分もあります。ただ、あって損はないでしょうし、2021年機か2020年機が、現状では(値段面をふくめ)オススメです。

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 性能面では、小型機ですが、本機は、ゴミ圧縮機構が付属です。

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 その上で、2.5キロと非常に軽いボディであり、また、自走式ヘッドを備える製品です。

 利便性の部分で、必要な性能を網羅しており、小型機としては最も使いやすいと言えます。

 もちろん小型機なので、一軒家のメイン機としてはおすすめできません

 しかし、サブ機として、また、1ルーム〜1DK程度の部屋で利用するならば、本機が良いでしょう。


 第2に、小型軽量なサイクロンでも「よく吸う」掃除機としておすすめなのは、

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 【2022年6月発売】

 7・東芝 TORNEO V VC-SG930X-R
 7・東芝 TORNEO V VC-SG930X-N
  ¥51,924 楽天市場 (6/29執筆時)

 【2021年7月発売】

 8・東芝 TORNEO V VC-SG920X-R
 8・東芝 TORNEO V VC-SG920X-N
  ¥40,280 楽天市場 (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.2リットル
吸込仕事率: 180 W
騒音値:64dB〜約58dB
フィルター:(マイナスイオン)
ヘッド:自走式
本体重量:2.3kg
スティック重量:1.4kg
本体サイズ: 180×300×276mm

掃除機の軽さ  ★★★★★★
操作性の良さ  ★★★★★
静音性     ★★★★☆
集塵力の強さ  ★★★★★
センサー性能  ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 東芝VC-SG920Xをおすすめします。

 新旧機種ありますが、本機も旧機種にだけ「隙間ノズル」が付くだけです。

 本体性能は同じですので、値段で選んでOKです。

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 重さは、本体が2.3kg、スティックとヘッドが1.4kgです。

 現在の掃除機の平均値よりかなり軽量で、この部分は問題ありません。

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 性能面では、自走式ヘッドのほか、本機は、10気筒のサイクロンを搭載します。

 (重い)ダイソンを除けば最も多気筒であり、仕事率も十分です。

あくまで軽量機であり、スティックも細身ですので「最高の吸引力」とは言えないものの、「一部がじゅうたん」の2DK程度のマンション程度ならば、十分過ぎるでしょう。

 床面検知センサーで、じゅうたんなども適切に自動運転できますし、吸引力もは、あまり心配しなくて良いでしょう。

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 清潔性の部分でも、ゴミ量センサーでゴミのとれ具合を確認できます。

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 ダストボックスは、0.2Lです。

 大きくないですが、ゴミの圧縮率は1/7ですから、2DK程度までならば問題ありません。

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 一方、本機には下位機種にもあります。しかし、さほど価格が変わらず、こちらは、電動ふとんブラシロングアタッチメントが付属します。

 大掃除の際などには便利ですし、選ぶならばこの機種でしょう。


 第3に、戸建ての「メイン機」として、パワー重視で選ぶ場合は、

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 【2021年8月発売】

 12・パナソニック MC-SR590K-W
  ¥46,500 Amazon.co.jp (6/29執筆時)

 【2020年8月発売】

 13・パナソニック MC-SR580K-T
  ¥61,800 Amazon.co.jp (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率: 60W
騒音値:62〜約59dB
フィルター:抗菌消臭フィルター
ヘッド:自走式
本体重量:2.6kg
スティック重量:1.5kg
本体サイズ:238×327×290mm

掃除機の軽さ  ★★★★★
操作性の良さ  ★★★★★
静音性     ★★★★★
集塵力の強さ  ★★★★★★
センサー性能  ★★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価    ★★★★★★

 パナソニック「ダブルメタル プチサイクロン」が良いでしょう。

 新旧両機種ありますが、先述のように抗菌加工の部分だけなので、旧機種でも良いかと思います。

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 吸引力は、仕事率としては低いです。

 しかし、一次遠心分離ユニットと、メタルコートがされた8気筒の2次遠心分離ユニットをダブル搭載する「ダブルメタル」ですから、実際のパワーは強力です。

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 自走式ヘッドはもちろん、(子ノズルを含めた)LED照明、ふき掃除を再現できるヘッドなど、他社が装備する機能は、ほぼ網羅されます。

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 その上で中央で2つ分かれる円錐型ダブルローラー構造の「からまないブラシ」は、掃除をする上での「嫌な部分」に効果的にメスを入れたと言えます。

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 絨緞の対応力も、高いです。

 十分なパワーを持ちつつ、評価の高いハウスダスト発見センサーを搭載します。

 パナソニックは、20 μmまで対応の高感度なハウスダスト発見センサーですから、精度は他社機より良いです。

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 清潔性も高いです。 

 ゴミにふれずに捨てられるダストボックス構造や、掃除機自体の丸洗い対応構造は、この部分を重要視するひとには、最適でしょう。

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 いずれにしても、メイン機として一戸建てに使うのには、総合的に最も適した機種だと言えます。

 とくに、ペットを飼っている方には、「からまないブラシ」と「ハウスダスト発見センサー」は有利です。

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 【2022年6月発売】

 【上位機種】【レッド】

 18・日立 CV-SP900K-R
  ¥50,800 楽天市場 (6/29執筆時)

 【2021年6月発売】

 【上位機種】【レッド】

 20・日立 CV-SP900J-R
  ¥34,958 楽天市場 (6/29執筆時)

 【2020年6月発売】

 【上位機種】【ゴールド】

 16・日立 CV-SP900H-N
  ¥(44,800) Amazon.co.jp (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率: 300W
騒音値:59〜約54dB
ヘッド:自走式
本体重量:2.5kg
スティック重量:1.5kg
本体サイズ: 300×224×287mm

掃除機の軽さ  ★★★★★
操作性の良さ  ★★★★★
静音性     ★★★★★★
集塵力の強さ  ★★★★★★
センサー性能  ★★★☆☆
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 一方、絨緞にも強力に対応できる機種でありつつ「静音性」を重視したい場合は、日立のパワーブーストサイクロンが選択肢になります。

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 先述のように、2021年機・2022年機は小型の新型ヘッド(左)、2020年機は、ワイドヘッド(右)を装備します。

 本編で書いたように、一長一短はあるので、値段で決めて良いかと思います。

 ただ、2020年機は、22年の夏まで在庫がありましたが、現在はないので「復活したら」ということになります。大きなモデルチェンジがあった年の前年モデルなので(保守用の在庫部品の状況によれば)アウトレットとして「再登場」はあるかなと思います。

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 ただ、素早く広範囲を掃除したい場合は2020年機が、すみまでしっかり掃除したい方は、2021年機以降が良いとは(傾向として)言えます。

 実際、2021年機以降だけゴミが見えやすい緑色LEDを採用しますし、そういったニーズもふまえていると言えます。

 静音性は、最小運転時54デシベルで、最大運転時でも59デシベルです。

 騒音に最も配慮されたキャニスター掃除機と言えるでしょう。

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 パワーは、先述のように、最近の軽量化で落ちたのですが、それでも絨緞に対応できる十分な能力はあります。

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 ヘッドも自走式で、さらに、吸付きすぎを防ぐダブルシンクロフラップ構造なので、カーペットの上での操作性は、本機は良いでしょう。

 ゴミ圧縮機構も装備しますので、戸建てでも対応できます。

 一方、ゴミセンサーがない点のほか、メンテの部分で、フィルターレスでない点など多少の欠点が見られます。

 そのため、総合力として言えば、今年はパナソニック機が少し上でしょう。


 第5に、1人暮らし初心者などによい、1万円前後のモデルとしてオススメと言えるのは、

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 31・SHARP パワーサイクロン EC-CT12-C
  ¥12,919 Amazon.co.jp (6/29執筆時)

集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.35リットル
吸込仕事率:450W
騒音値:64〜約57db
フィルター:サイクロンHEPAフィルタ
ヘッド:エアタービン式
本体重量:3.8kg
スティック重量:1.2kg
本体サイズ:257x248x363mm

掃除機の軽さ  ★★★★☆
操作性の良さ  ★★★☆☆
静音性     ★★★★☆
集塵力の強さ  ★★★★☆
センサー性能  ★★★☆☆
ゴミ箱のサイズ ★★★★☆
総合評価    ★★★★☆


 シャープのEC-CT12-Cでしょう。

 ここで紹介しなかった、激安の「ジェネリック掃除機」を含めて、1万円前後までの予算で買うならば、素直にこちらを買うのが良いでしょう。

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 吸引力は、本機の場合、自走式ヘッドを採用していない部分がネックです。

 とはいえ、フローリングや畳の部屋ならこれで十分ですし、カーペットについても、賃貸のワンルームマンションなどに見られる毛の短い絨毯ならば、対応できます。

 ただ、掃除機は「なかなか壊れない」ので、できれば2万円前後の自走式ヘッド搭載機を買った方が、長く快適に使えるとは思います。

補足:掃除機関連の記事の紹介!

 というわけで、今回は、キャニスター式のサイクロン掃除機について比較しました。

1・サイクロン式式掃除機の比較 (1)
 1-1:東芝〈日本〉
 1-2:パナソニック〈日本〉
 1-3:日立 〈日本〉
 1-4:ダイソン〈英国〉
2・サイクロン式掃除機の比較 (2)
 2-1:シャープ 〈日本〉
 2-2:三菱電機〈日本〉
 2-3:アイリスオーヤマ〈日本〉
 2-4:マキタ〈日本〉
 2-5:おすすめ機種の提案【結論】

 もう一度、スペックなどを確認されたいかたは、以上のリンクをご利用ください。

 また、このブログには、以下のような掃除機に関係する比較記事がほかにもあります。

  201807131321.jpg

1・サイクロン式の掃除機の比較
 ・タイプ:車輪型(キャニスター)
 ・紙パック:不要
2・紙パック式の掃除機の比較
 ・タイプ:車輪型(キャニスター)
 ・紙パック:必要
3・コードレス掃除機の比較
 ・タイプ:スティック型(手持ち)
 ・紙パック:選択可
4・ロボット掃除機の比較
 ・タイプ:ロボット型
 ・紙パック:不要
5・おすすめ掃除機の選び方 【まとめ】
 ・結論的な掃除機の選び方の解説

 とくに5番の記事は、紙パック式を含めた「まとめ記事」なので、よろしければ、引き続きご覧ください。

 201808151233.jpg

6・高圧洗浄機の比較
7・スチームクリーナーの比較

 そのほか、「大掃除」関連製品としては、以上の比較記事もあります。

 201803121523.jpg

8・1人暮らしに必要な家電の紹介記事

  また、このブログ「モノマニア」では、1人暮らし向けに必要な家電や家具類20ジャンル以上まとめた記事もあります。

 新生活をはじめる方で、掃除機のほかに色々お探しのものがありましたら、このリンク記事もよろしくお願いします。

ーー

 最後になりましたが、今回の記事がお役になったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続き記事なので、前半記事をご紹介いただけると、なお嬉しいです!)

posted by Atlas at 18:08 | 掃除機・掃除用品

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