Top 健康家電 比較2024' GPSランニングウォッチ52機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2024年01月15日

比較2024' GPSランニングウォッチ52機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2024年 GPS内蔵スポーツウォッチの性能とおすすめ・選び方:ジョギングウォッチ マラソン・自転車レース・ワークアウト:GPS 心拍数計:性能の違いの説明

【比較する製品型番】ガーミン ForeAthlete 55 Forerunner 265 Music 265S Music Forerunner 255 Music Forerunner 255S Music Forerunner 965 Forerunner 955 Dual Power Enduro Enduro 2fēnix 7 7S fenix 7 Sapphire Dual Power 7S Pro 7X Pro fenix 7 Pro Sapphire Dual Power epix Pro (Gen 2) tactix 7 AMOLED 010-02931-12 スント SUUNTO 9 BARO SUUNTO 9 Peak SUUNTO 5 PeaK pro SUUNTO 7 SUUNTO 5 Peak SUUNTO 3 FITNESS SUUNTO VERTICAL Titanium Solar SUUNTO RACE Titanium ポラール Polar Pacer Pacer Pro POLAR Ignite 3 Ignite 2 Polar Vantage M2 Polar Vantage V3 V2 Grit X Pro ファーウェイ HUAWEI WATCH GT Runner 46mm Zepp Health Amazfit Cheetah Pro Amazfit Falcon ほか

今回のお題
GPSランニングウォッチのおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。

 今回は、2024年1月現在、最新のGPS内蔵ランニングウォッチを比較します。

 ランニング速度・運動強度・心拍数など、データがしっかり測れるモデルを多く紹介します

 とくに、計測したデータを分析して、細かいトレーニングプランを「科学的に」計画したい方に向けた記事です。

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1・ランニングウォッチの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:ガーミン〈米国〉
2・ランニングウォッチの比較 (2)
 2-1:スント〈北欧〉
 2-2:ポラール〈北欧〉
3・ランニングウォッチの比較 (3)
 3-1:ファーウェイ〈中国〉
 3-2:Amazfit〈中国〉    
 3-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、ランニングウォッチの「選び方の基本」をはじめに説明します。

 その後、最大手の米国のガーミンの製品を説明したあと、フィンランドのスントポラール・ファーウェイなどの製品を比較します。

ーーー

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1・ランニングウォッチの比較
2・スマートウォッチの比較
3・ワイヤレス活動量計の比較
4・Apple Watchの比較

 なお、米国のフィットビット(現Google)の製品は、どちらかというと、カジュアルなジョギング向きで、「総合健康管理」という側面が強いです。

 そのため、【スマートウォッチの比較記事】のほうでみています。Appleも同様の理由から、別記事にしています。

 よろしくお願いします。

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GPSの精度   ★★★★★
計測データの種類 ★★★★★
本体の軽量性   ★★★★★

日常の健康管理  ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のGPSランニングウォッチを比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案する型式で書いていきます。

1-1・ランニングウォッチの選び方の基本

1・GPS(位置センサー)
2・モーションセンサー
3・心拍センサー

 具体的な製品比較にはいる前に、はじめに、GPSランニングウォッチの「選び方の基本」について書いておきます。

  今回の記事では、できるだけ「科学的」なデータがとれるという点を重視して比較するつもりです。

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 その場合、各社のアプリの出来も重要ですが、最重要となるのは、間違いなく搭載センサーの種類と質です。

 性能面で、機種間でかなりの差が付く部分といえるため、あらかじめ簡単に説明しておこうと思います。

1・GPS(位置センサー)

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 第1に、GPS(位置情報)センサーです。

 自動車やスマホにも使われるので皆さんご存じでしょう。

 ランニングウォッチでも、速度・距離の計測において最も重要な計器です。

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 GPSランニングウォッチの場合、どの製品も最低、アメリカのGPS衛星からデータを受け取れます。

 しかし、GPS衛星を補助する形で、日本の準天頂衛星「みちびき」や、ロシアのグロナス衛星からもデータを受け取れるモデルがあります。

 実際測位できる衛星数には機種(発売時期)による部分もあるのですが、単純に言って、対応する衛星の種類が多いほど、計測誤差が生じにくいと言えます。

 なお、他国のヨーロッパの衛星でも、日本の上空にいるので、意味があります。

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 加えて、選ぶ場合に注目して良いのは「マルチGNSS」への対応です。

 各衛星は、複数の周波数帯で位置情報を発信します。「マルチGNSS」は、複数の周波数帯を受信できる仕組みがあります。

 加えて、両方から同時に受信できる機種(マルチバンドGNSS)も出はじめました。

 その分、電池は食うのですが、とくに、ビルの多い都会では精度が相当伸びます。

 今回は、この部分の機能性にも注目しています。

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 そのほか、最近は、円偏波専用アンテナ(デュアルバンド円偏波GPSアンテナ)を採用し、受信感度を底上げする製品も、Zepp Health(Amazfit)からでました。

 次のトレンドとなりそうですが、測位精度がより上がります。

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 なお、一部の高級機は、GPSセンサーを利用して「道案内」をしてくれる機種があります。

 8色カラーの液晶を装備する安い対応機だと、シンプルな案内(左図)ですが、高級機だと、フルカラー液晶で、詳細な地図(右図)を表示できるものもあります。

 こうした、計器の優劣については、以下の記事でもしっかり説明しています。

2・モーションセンサー

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 第2に、モーションセンサーです。

 ストライドセンサー、3Dジャイロとも呼ばれますが、このセンサーも重要です。

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 GPSだけでも移動(速度)は把握できます。

 ただ、歩幅や上下動などのデータはそれだととれないので上位機の場合積んでいます。

 また、室内のランニングマシン、屋外での天候不順や、地形的な問題がある場合など、(お空の)GPSが意味をなさない場合の測定にも重要になります。

 今回紹介する機種は、どれもモーションセンサーを搭載しています。

 ただ、格安な機種は、ジャイロがなく、加速度センサーだけで距離しか見れないモデルがありますので、注意を要します。

3・心拍数計

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 第3に、心拍数計です。

 ランニングウォッチへの「手首式心拍数計」の搭載は「常識」となっています。 

 以前は、光学部品の差で結構な性能差がありました。

 今でも、スマートウォッチの場合は注意するべき点の1つです。しかし、「GPSランニングウォッチ」と呼べるような製品に限れば、精度の差は減っています。

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 今回紹介する機種は、どれも、心拍センサーのデータから、VO2max(最大酸素摂取量)が計測・表示可能です。

 年齢に見合った走行能力があるか確認できるほか、VO2max推定計測結果から、フルマラソンを走った場合の予想タイム表示なども可能です。

 そのほか、正確な消費カロリーも計算できるため、ダイエットを兼ねて走行する方のモチベーション維持にもつながります。

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 なお、手首式心拍数計は、ベルト式よりも精度がやや低いため、相当科学的にやる場合は、こうした機器に対応する製品を選ぶのも手です。

 ただし、肌に直付けなので、ベタベタになります・・。

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 以上、「計測データ重視」で選ぶ場合に重要となる3つの計器について説明しました。

 そのほか、センサーとしては、気圧高度計・電子コンパスも重要です。

 坂道などの負荷が分かるので、トレーニング強度の計算がより緻密になりますから。

1-2・ガーミンのランニングウォッチ

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 というわけで、比較を始めます。

 はじめに、アメリカの大手GPS専門メーカーであるガーミンのランニングウォッチをみていきます。

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 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。


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 【2021年発売】

 1・ガーミン ForeAthlete 55
  ¥28,800 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

ブラック: 010-02562-40
グレー:010-02562-43
ホワイト:010-02562-41
アクア:010-02562-4

パネル:8色カラー液晶(1.04型)
ケース: 繊維強化ポリマー
ガラス:化学強化ガラス
バンド:シリコン
GPS:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:14時間
ネットワーク:Bluetooth
重さ:37g
防水:5気圧

  ForeAthlete 55は、ガーミンランニングウォッチです。

 同社の本格的なモデル場合、「ForeAthlete 」あるいは「ForeRunner」などの製品名に付くのですが、そういった機種の入門機となるのが、こちらです。

 なお、同社にはもう少し安めのGPS搭載機(vivosport)もあります。しかし、ターゲット層が異なるため、このブログでは【リストバンド型活動量計の比較記事】でみています。

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 液晶は、1..4型のカラーディスプレイです。

 フルカラーではなく、8色カラーです。

 例えば、地図表示など、細かい表示はできません。あくまで、視認性を助けるためのカラーです。

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 対応するGPSは、アメリカのGPS衛星と、日本の準天頂衛星システム「みちびき」です。

 その上で、ロシアのグロナスとヨーロッパのGalileoにも対応するため、高精度です。

 ただ、上位機と比べるとGNSSマルチバンドは非対応なので、実用水準以上とは言え、上には上があるとも言えます。

 モーションセンサーは、搭載です。

 これは、ランニングマシンなど、室内の有酸素運動を行う場合、GPS衛星は役に立たないので、搭載しています。

 GPSより正確ではないですが、GPSデータ受信利用時のデータを利用し、ペース・ピッチなどを自動修正するため、搭載する意義は大きいです。

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 運動データは、基本部分として、「走行距離・ペース・速度・ピッチ」が計測できます。

 その上で、ラップも、「時間・距離・ペース・スピード」に対応するほか、ステップ数の記録も対応します。

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 そのほか、トレーニング履歴をふまえつつ、フィィットネスレベル・リカバリータイムの情報から、「おすすめワークアウト」を提案する機能もあります。

 上位機にもありますが、その「LITE」版です。

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 日常生活データは、ステップ計測ができるので、歩数計として利用できます。

 また、スリープトラッキングもできるため、装着時に睡眠量と睡眠レベル(深度)の分析も可能です。

 これらは【リストバンド式活動量計の比較記事】で書いたような、活動量計の人気機能であり、それらも利用できる点で、多機能です。

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 心拍数センサーも、腕時計に内蔵されます。

 心拍数の変化による客観的な運動強度の測定が可能なので、より科学的なトレーニングが可能です。

 カロリー計算なども、運動強度に基づくため、一般的に言って正確さが増します。そのほか、心拍数からストレスレベルの計測も可能です。

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  もちろん、心拍数からVO2max(最大酸素摂取量)が計測・表示可能です。

 単純に計測できるだけでなく、フルマラソンに換算した場合の想定タイムと、リカバリータイムの表示が可能です。

 GPSの最大稼働時間は、11時間です。

 基本的に1回ごとに充電する必要があるでしょう。充電はUSBケーブルを用いる方式です。

 201808211758.jpg

 Garmin Connect Mobile
  ¥0 Apple iTunes Store
 
Garmin Connect Mobile
  ¥0 Google Play

 スマホとの連動は、上記のアプリを用います。

 Bluetoothでの接続です。パソコン経由でもデータは確認できます。

 Bluetoothでの接続です。もちろん、GPS機なので、走行ログを地図で見ることも可能です。

 なお、パソコン経由でもデータは確認できます。

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 なお、本機は、ペアリングにより、スマホの通知を受け取ること、着信を確認すること、音楽再生の操作可能です。

 また、カレンダーや天気など、簡易的な情報も表示可能です。

 【スマートウォッチの比較記事】で紹介したような製品では常識といえる機能ですが、同社のGPSランニングウォッチでは、このグレードで搭載です。

 また、、専門家的なアドバイスを得られるGarmin Coachや、Garmin Connect 経由で、友人・コミュニティとの競争などもできます。

 ランニングを「楽しませる」機能は多いと言えるでしょう。

 防水性は、5気圧防水(水深50M)で、汗で汚れても水洗い可能です。

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 以上、ガーミンのForeAthlete 55シリーズの紹介でした。

 同社のアスリート向け「入門機グレード」の製品です。

 一昔前の製品に備わっていた、プロ用の基本機能は網羅していますので、中級者以上の買換ニーズにも良いでしょう。


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 【2023年発売】

 2・ガーミン Forerunner 265 Music
  ¥56,627 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

ブラック:010-02810-40
ホワイト:‎010-02810-41
アクア: 010-02810-42

パネル:有機EL(1.3型)
重さ:47g


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 3・ガーミン Forerunner 265S Music
  ¥55,273 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

ブラック:010-02810-43
ホワイト:‎010-02810-44
ピンク:010-02810-45

パネル:有機EL(1.1型)
重さ:39g

ケース: FRP
ガラス:Gorilla ガラス 3
バンド:シリコン
GPS:4衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:20時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
防水: 5気圧(50M)

 Forerunner 265 Musicは、ガーミンの中級のGPSランニングウォッチです。

 Fore Athleteというブランド名ではないですが、水泳・バイクを含めた30種類のスポーツに利用できます。純粋に先ほどの機種の上位機と考えてください。

 名前を変えたのは、主な利用者が「ランナー」だったからでしょう。

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 一方、今回のラインナップは、2種類あります。

 Forerunner 265は、バンド幅が22mmで、液晶が1.3型です。

 Forerunner 265Sは、バンド幅が18mmで、液晶が1.1型です。

 重さが10g前後変わるので、このあたりは好みです。

 ただ、後ほど見る同社の上位シリーズでも50g前後はあるので、一般的には普通サイズ(Forerunner 265)を基本に考えて良いでしょう。視認性も含めてです。

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 一方、末尾にMusicとあるのは、各社の定額聴き放題サービスを利用することが可能だからです。

 Bluetooth以外にWi-Fiも装備するためです。

 詳しくは、後ほど説明します。

 本体の外観は、ForeAthlete 55と似ています。

 ただ、画面密度はほぼ同等のまま、(特に265は)文字盤が大きいため、視認性はより良いです。

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 強度もガラスがエントリークラスのスマホ用と言えるコーニングの「ゴリラグラス3」を採用するなど、値段に見合う差は付けられています。

 パネルは、本機は、AMOLED(有機EL)です。

 高級スマホではお馴染みの素材で、フルカラー表示ができます。

 有機ELはフルカラー液晶に比べると、日差し対応の部分で有機ELは少し弱いと言えます。

 ただ、最近はこのタイプの時計を普段使いする方も多いですし、黒を基調とするUIを採用することで、視認性は問題ないです。タッチパネルなので、操作性も良いです。

 環境光センサーを装備することで、照度の部分で最適化する仕組みもあります。

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 対応するGPSは、ヨーロッパのガリレオ衛星を含む4衛星フル対応です。

 その上で、GNSSマルチバンド(マルチGNSS・デュアルバンドGPS)対応です。

 2021年頃から、GPS機器に増えてきた規格で、1つの衛星から、2つの周波数で位置情報が同時受信できます。

 ビルなどの密集地帯での受信に強くなるため、GPSウォッチの精度の向上が見込めます。この部分の仕様は「力強い」です。

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 ただし、バッテリーの減りは早くなるので、測位精度が高い通常モードのほか、マルチGNSSを補足するが受信は片方とするモードと、普通のGPSモードと、合計3種類のモードに分けています。

 なお、ガーミンの場合、スマホアプリでリンクさせた時、今後数日間の衛星の位置情報を取得する(A-GPS)ので、その間は、GPS受信が少し速くなります。

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 モーションセンサーは、この機種の注目点です。

 下位機種は「加速度センサー」でしたが、この機種から「3Dジャイロセンサー」になります。

 上下動・設置時間(GCT)・GCTバランスも測定できるため、ランニング時のフォームや歩幅など、相当細かいフォーム分析が可能となります。

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 【ステップ計】

 Running Dynamics Pod
  ¥8,156 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

 【ボディ式心拍数計】(2022年発売)

 HRM-Pro Plus 010-13118-10
  ¥18,000 Amazon.co.jp (1/15執筆時)  

 測定表示には、別売の心拍数計かピッチ計測器のいずれか、あるいは両方が必要です。

 室内でのワークアウトにも対応可能です。

 なお、ボディ式心拍数計はBluetooth搭載で、スマホなどに直接データを送れます。グローブで時計が付けられない格闘技など向きとされます。ANT+にも対応です。

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 また、ガーミンの場合、このグレードから「マルチスポーツ対応」を表明しています。

 そのため、下位機種でも対応可能な、ラン・スイムに加えて、自転車をふくむ、トライアスロン系競技にも対応します。

 例えば、水泳においては、水泳時のドリルやストロークの記録まで対応します。

 センサーは、そのほか、気圧高度計・電子コンパス・温度計を備えます。

 とくに、高度計の採用で、上昇/下降速度と昇降速度の測定が可能になるため、「山系・自転車系」のワークアウトで、アップダウンに注目したい場合、良いかと思います。

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 運動データは、「走行距離・ペース・速度・ピッチ・ラップ」など、下位機種が計測できるデータは全て網羅します。

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 その上で、このグレードから、下位機種にはない、トレーニング効果(TE)の測定と表示に対応します。

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 適度な運動効果を確認できるほか、オーバートレーニングの警告をしてくれる点は、重宝しそうです。

 応用的に、1週間分のトレーニングの「トレーニング負荷」の表示も可能です。

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 その上で、心拍数計を利用して乳酸閾値の計測表示にも対応しています。

 トレーニング強度が高すぎると、乳酸閾値が低下し急速に疲労するため、その状況を監視する機能となります。

 また、リカバリーアドバイザーをもち、計測値に基づき、次のトレーニングまでの推奨休憩時間を表示します。


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 このグレードからのユニークな機能は他にも多くあります。

 主要な物を順番に見ておきます。

 第1に、負荷比の表示です。

 現在的な負荷(短期的負荷)と中期的な負荷を比較して、追い込み状況に活かすほか、オーバートレーニングを防ぐための機能です。

 第2に、トレーニングレディネスです。

 トレーニングデータ・睡眠データほかを総合的に分析し、その日に最適な負荷をお知らせしてくれる機能です。

 第3に、リアルタイムスタミナです。

 競技開始前に、自分の「スタミナ量」の推定値を出してくれるものです。

 第4に、ランニングパワーです。

 心拍数計と連動させつつ、地面にどれだけのパワーを伝えられているかを計測する機能です。

 先述の周辺機器(HRM-Pro )を用いる場合、より正確ですが、手首だけの計測もできます。

 そのほか、トレーニングの準備状態をお知らせするモーニングレポート、日常のトレーニングデータと、コース・天気を付き合わせて、レース予想タイムを表示できる「レースウィジェット」なども面白い機能です。

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 そのほか、「PACE PRO」も魅力があります。

 高度計と心拍数計(VO2Max)のデータを利用しつつ、無理なくゴールに届くための、スプリットペースを表示可能です。

 日常生活データは、ステップ計測ができるので、歩数計として利用できます。

 高度計があるので、階段などの上下移動した距離(階数)も記録します。

 そのほか、スリープトラッキングも対応です。

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 心拍数センサーは、腕時計に内蔵されます。

 下位機種同様に、VO2max(最大酸素摂取量)が計測や、フルマラソンの予想タイムの表示も対応します。

 一方、「血中酸素の常時測定」にも対応します。

 Apple系でも最近付きましたが、心拍数計にも使う光学センサーを利用して、光の反射量を測定して、血中酸素量を把握するものです。

 スポーツというより、ライフログ系の機能ですが。

 GPSの最大稼働時間は、最大20時間です。

 マルチGNSSを稼動しておくと16時間、それをマルチバンドで受信する場合14時間です。

 音楽再生機能を利用する場合は、さらに短くなります。

 基本的に1回ごとに充電する必要があるでしょう。充電はUSBケーブルを用いる方式です。

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 スマホとの連動は、下位機種と同じで、Garmin Connect Mobileを利用します。

 一方、このグレードからは、Connect IQ ストアに対応です。

 スマホのように、特定のアプリを【Garmin Connect IQ】アプリを利用することで、ダウンロード可能です。

 天気アプリ・音楽アプリのほか、デフォルトにないワークアウトなども適宜ダウンロードできます。

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 一方、冒頭で少し書きましたが、本機は音楽再生機能があります。

 また、Wi-Fiを標準装備するため、各社の定額聴き放題サービスを利用することも可能です。

 Connect IQ ストアで、アプリがインストールできますので、それを利用します。SpotifyやAmazon Music Line Musicなどに対応します。

 Wi-Fiでスマホにダウンロードして利用する形式なので、スマホ持ち歩きは不要です。

 Amazon Musicアプリの場合の例を紹介しておきます。

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 Amazon Musicは、定額聴き放題サービスです。

 100万曲を誇りますが、配送無料のプライム会員の付帯サービスとして、会員は無料で使えます。

 体験されたい場合は、現在キャンペーン中の【Amazonプライム会員】の「30日間の無料体験登録」を利用すると良いでしょう。

 大学生・専門学校生の方ならば、よりお得なPrime Student会員になれます(こちら)。

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 なお、4000万曲のフルサービスは、【こちら】のAmazon Music Unlimited の契約が必要ですが、こちらも、無料キャンペーン中です。

 いずれも、ランニングウォッチのほか、スマホやPCでの視聴も可能です。

 もちろん、こうしたサービスを使わず、手持ちの楽曲でも、500曲までの楽曲が時計にインストール可能です。

 なお、イヤホンは、このブログでは【Bluetoothイヤホンの比較記事】で、スポーツタイプを含め紹介しています。

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 電子決済は、本機はSuicaに対応します。

 そのほか、一部の銀行(PAYPAY・三菱UFJ・ソニー)ならば、VISAタッチと連携したGarmin Payに対応できます。 そのほか、ミュージックプレーヤー機能は、基本搭載です。

 防水性は、5気圧防水(水深50M)で、汗で汚れても水洗い可能です。

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 以上、ガーミンのForerunner 265 の紹介でした。

 シンプルに計測できるだけでなく、準備状態や走行状態について、他種のアナウンス・アドバイスをしてくれるまさに「ランナー向き」の製品です。

 特に、トレーニング効果(TE)の測定は、ランニングほか、ジムなどでのワークアウトを含めて、「データ重視派」のモチベーションアップにつながるでしょう。

 趣味のファンランを超えた競技用としても、2022年機から、(別売器具を利用した)フォーム分析などに対応するようになりました。

 本格的な競技者でも、このグレードで問題ないと言えます。

 一方、カジュアルな方面でも、音楽再生機能があるほか、睡眠分析、活動量分析など、毎日の生活に便利な方向性での機能も充実します。

 全方位的にそつのない「中級機」と言えます。

 あえて言えば、有機ELの採用もありややバッテリーの保ちが悪い点がありますが、1日1回充電する習慣があれば、フルGPS利用でも問題なさそうです。

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 【2022年発売】

 【音楽再生機能なし】

 4・ガーミン Forerunner 255
  ¥44,800 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

グレー:010-02641-42
ブルー:010-02641-52

 【音楽再生機能あり】

 5・Garmin Forerunner 255 Music
  ¥47,980 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

ホワイト:010-02641-57
ブラック:‎010-02641-47

パネル:8色カラー液晶(1.3型)
重さ:49g

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 【音楽再生機能なし】

 6・ガーミン Forerunner 255S
  ¥46,182 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

グレー:010-02641-62
ピンク:010-02641-72

 【音楽再生機能あり】

 7・Garmin Forerunner 255S Music
  ¥46,182 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

ブラック:010-02641-67
ホワイト:‎010-02641-77

パネル:8色カラー液晶(1.1型)
重さ:39g

ケース: 繊維強化ポリマー
ガラス:Gorilla ガラス 3
バンド:シリコン
GPS:4衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:30時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
防水: 5気圧(50M)

 なお、本機の旧機種となるのが、Forerunner 255です。

 もっとも大きな違いは、パネル部分で、旧機の場合、フルカラータッチパネルのOLED(有機EL)である新機種と異なり、8色カラー液晶でした。その分、バッテリー持続時間は旧機のが長いとはいえ、明確なです。

 機能面では、負荷比・トレーニングレディネスの表示が非対応であるほか、ランニングパワーの計測には、別売のハートレートセンサーが(必ず)必要である部分が、目につく主な違いです。

 その上で、旧機の場合、「Music」と末尾にない機種は、Wi-Fi未搭載で、各社の定額聴き放題サービスが利用できない点が違いとなります。

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 結論的にいえば、GPS性能などコア部分は同じなので、納得できる値段差がついているようならば、(プチ下位機)としても選んでも良いかと思います。

 ただ、各機とも1万円以上の差がなければ、新機種が良いようには思います。


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 【2023年発売】

 8・ガーミン Forerunner 965
  ¥77,016 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

ブラック:‎010-02809-60
ホワイト:010-02809-61
イエロー: 010-02809-62

パネル:有機EL(1.4型)
ケース: チタン
ガラス:Gorilla ガラス DX
バンド:シリコン
GPS:4衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:22時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
重さ:53g
防水: 5気圧(50M)

  ForeAthlete 965は、ガーミンのFore Runnerシリーズ最上位機です。

 従来は中間グレード(Fore Athlete745)がありましたが、現行製品では出ていません。

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 パネルは、本機も、タッチパネル式の有機ELです。

 ただし、文字盤は1.4型と広めです。

 本機は地図内蔵(Japan DKG map)なので、それを操作する際の利便性に配慮して大きくしています。

 なお、地図は、国土地理院の日本詳細地形図を基にしたものなので、スマートウォッチのものと違って、コンビニや観光情報を示すようなものではないです。

 あくまでストイックにトレーニングの道順を把握するために利用します。

 もちろん、道案内機能はあります。

 外装は、ベゼルはチタン合金で、ガラスは強固な Gorilla Glass DXです。

 値段差分、これらにも差をつけています。

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 対応するGPSは、本機も4衛星対応(マルチGNSS)です。

 モーションセンサーも、下位機種と同じ水準です。

 しっかりと、気圧高度計・コンパス・ジャイロ・温度計も搭載されており、相当細かい走行データをとれる仕様です。

 運動データも、下位機種同様のものが測定できます。

 逆に言えば、先ほどみた下位機(Forerunner 265 )と比べて、こちらのみ対応する上位機能というのはありません。

 日常生活データ・マルチスポーツ対応の部分でも同じです。

 心拍数センサーも、精度を含めて変わりません。

 GPSの最大稼働時間は、最大31時間です。

 マルチGNSSを稼動しておくと19時間、音楽再生機能も利用する場合、8.5時間です。

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 スマホとの連動は、下位機種同様の仕組みです。

 ただし、このグレードから、先述のように地図のインストールに対応するため、トレイルランなどには割と有効です。

 また、地図でコースを把握できるため、これまで、これからの勾配や距離上昇量をデータ表示させるClimbPro機能も利用可能です。(右図)

201910301151.jpg

 なお、最上位機も、ミュージックプレーヤー機能は、標準装備です。

 Wi-Fiも装備するので、定額音楽サービスも利用できます。ダウンロードして、オフラインで曲も聴けるでしょう。

 メモリ量が多いので、圧縮音源で最大2000曲(下位機種は500曲)です。

 あとは、Garmin Pay (Suica)対応の部分を含めて、下位機と同じです。

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 以上、 ガーミンの Forerunner 965の紹介でした。

 下位機のForerunner 265と較べる場合、地図表示とそれに連動するコース把握(ClimbPro)ができる部分が大きな違いです。あとは、外装の高級感(堅牢性)が主な違いです。

 したがって、これらの部分に魅力を感じれば本機、そうでもないならば下位機と、シンプルに決められるかと思います。

ーーー

  202207041208.jpg

 【2022年発売】

 【通常製品】

 9・ガーミン Forerunner 955
  ¥74,800 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

ブラック:010-02638-E0
ホワイト:010-02638-E1

 202207041209.jpg

 【屋外充電対応】

 10・ガーミン Forerunner 955 Dual Power
  ¥72,991 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

ブラック:010-02638-D0
ホワイト:010-02638-D1

文字盤:フルカラー液晶(1.2型)
ケース: 繊維強化ポリマー
ガラス:Gorilla ガラス DX
バンド:シリコン
GPS:4衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:22時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
重さ:53g
防水: 5気圧(50M)

 なお、本機の旧機種となるのが、Forerunner 955です。

 旧機の場合OLEDではなく、フルカラー液晶でした。

 先述のように、この2社だと一長一短があるので、どちらが上とは言えません。ただ、外装部分で、新機種はチタン合金ですので、それなりにはつけています。

 機能面では、新機種と大きく変わりません。

 地図も見れますし、GPSも同等水準です。あえて言えば、負荷比の表示ができない点と、手首だけの計測では、ランニングパワーが見れない部分が、新機種との違いです。

 一方、旧機種の場合、仕様面の上位版として「Forerunner 955 Dual Power」という製品がありました。

 202207041217.jpg 

 ソーラーグラスを採用し、ソーラー充電に対応するものです。

 通常だとGPS利用で22時間の電池の保ちです。ただ、ソーラー充電を併用する場合、最大49時間まで延びます。ただし、晴天下(5万ルクス)で利用した場合の数字です。

 スマートウォッチとしての利用は、1日3時間の晴天の場合、20日の保ちです。使わない場合は15時間です。

 結論的にいえば、普段の日常生活でも使うつもりならば、ソーラー充電は有効な場合は「ある」でしょう。

 そうでないならば(山などの用途を除けば)普通のモデルで良いかと思います。

ーーーー

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 【2022年発売】

 【チタン】

 11・ガーミン Enduro 2
  ¥141,691 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

ブラック:010-02754-11

文字盤:フルカラー液晶(1.4型)
ケース:チタン
ガラス:パワーグラス
バンド:ナイロン
GPS:4衛星
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:110時間+40時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
重さ:61g/71g
防水: 10気圧(100M)

 このほか、ガーミンからは、トレイルランなどに向く、ロングバッテリー機の発売があります。

 202108191650.jpg

 こちらも、ソーラーグラスを採用していて、晴天下(5万ルクス)の常時利用では、10時間分のチャージ量になるとされます。

 GPS・心拍数系を利用しないスマートウォッチモードならば、3時間の充電で15日分の充電が可能ということなので、実用性はあります。

 ソーラーを勘案せずとも、GPSモードで約110時間ですから、超タフと言えます。

 また、時計としてだけ使うならば、(原理上)約111日間 +約1年間、GPSオフで、スマートウォッチとして利用するならば、約34日間 + 約12日間ですので、長期間の登山などには良さそうです。

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 重さは70g(ケースのみで64g)ですし、この手のモデルだと、かなり優れると言えます。

 ソーラーパネル(パワーグラス)を採用することもあり、文字盤を1.4型と少し大きくしています。強度は問題ないでしょう。

 基本的な計測項目は、(Wi-Fi音楽機能がない)Fore Athlete 945とほぼ同じです。

 先述の「レディネス」に関わる機能が未付属となりますが、用途的に問題ありません。

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 GPSは、本機もマルチGNSS対応できます。

 マルチバンドで利用する場合でも、約68時間 + 約13時間の電池の保ちですし、十分でしょう。

 加えて、地図についても、ダウンロードではなく、最初から日本詳細地形図(2500/25000)がプリインストールです。詳細道路地図・日本登山地図なども、他機と同様、有料ですがダウンロードできます。


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 【2022年発売】

 12・ガーミン fēnix 7
  ¥84,980 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

文字盤:フルカラー液晶(1.3型)
最大稼働時間:57時間
重さ:79g (本体56g)

ブラック:010-02540-29
シルバー:010-02540-04

 13・ガーミン fenix 7S
  ¥73,536 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

文字盤:フルカラー液晶(1.2型)
最大稼働時間:37時間
重さ:63g (本体47g)

ホワイト: 010-02539-07
シルバー:010-02539-04

ケース:FRP
ガラス: Gorilla Glass DX
バンド:シリコン
GPS:4衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
防水: 10気圧(100M)

  ガーミン fēnix 7は、ガーミンの別ラインのGPSウォッチです。

 画面が少し小さなだけの、 fenix 7Sも含めて紹介します。

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 あらかじめお断りしておけば、fēnixシリーズは、主に、アスリート向けではなく、ビジネスアスリート向けです。

 これは「運動(ジョギング)もしたいビジネスマン」向けという意味ではないです。

 競技用に使えないわけではないですが、重さや仕様から言って、登山やゴルフ、スキーと言った感じのスポーツに限定されるように思います。

 実際、コーチとか監督とかそのような方をターゲットにした高級ラインに思えます。

 外観は、時計のベゼル部分は、ミドルクラスらしく、ステンレススチールです。

 ただ、ガラスは一般的なゴリラガラスで、バンドもシリコンなので、このシリーズの中だけで言えば「エントリークラス」と言えます。

 パネルはタッチパネルになります。

 本体の重さは、バンド込みの重さが、79gです。

 画面が若干小さめのfenix 7Sのほうでも63gですので、軽量化は重視しません。

 いずれにしても、「重めの腕時計を気軽にできるスポーツ」向けであり、ランニングウォッチとしてみると異質です。

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 計測できるデータは、Fore Athlete 955とほぼ同様です。

 センサーが同じ構成なので、目立った部分でできることの差はありません。

 新機種になって、「レース準備(レディネス)」に関わる「トレーニングレディネス」「リアルタイムスタミナ」もしっかり対応しましたので。

 別売機器の対応もあります。

 ただ、スキー場やゴルフ場の地図、トレッキングに便利な機能が(ダウンロードではなく)標準付属する点で言えば、用途性は少し異なります。

 地図は、海外大陸地図(TopoActive)は無料で、日本の詳細道路地図・日本登山地形図(は、有料ですがダウンロード利用できます。

 GPSには、しっかり、マルチGNSS対応です。

 GPSの最大稼働時間は、最大37時間です。

 マルチGNSSを稼動しておくと26時間、音楽再生機能も利用する場合、7時間です。

 そのほか、下位機種と比較する場合、10気圧防水にパワーアップしています。

 あとは、スポーツ用と大まかな部分は変わりません。

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 音楽データのインストール(圧縮音源で2000曲)とGarmin Payも対応です。

---

 以上、ガーミン fēnix 7の紹介でした。

 ランニングウォッチの部類ですが、重さがある部分を含めて、多少用途は特殊です。

 先述のように競技者向けと言うより、コーチなどに向く製品と言え、実際、その用途ならば向くでしょう。

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 なお、 fēnix 7シリーズは、上位モデルがいくつか展開されます。

 順番にみておきます。

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 【2022年発売】

 14・ fenix 7 Sapphire Dual Power
  ¥84,980〜 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

文字盤:フルカラー液晶(1.3型)
ケース:FRP
ガラス: サファイアグラス
最大稼働時間:57時間+16時間
重さ:73g (本体50g)

シリコン(灰):010-02540-29
シリコン(黒): 010-02540-46
レザー: 010-02540-43
メタル: 010-02540-48

 15・ fenix 7S Sapphire Dual Power
  ¥84,980〜 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

文字盤:フルカラー液晶(1.2型)
ケース:FRP
ガラス: サファイアグラス
最大稼働時間:37時間+9時間
重さ:58g (本体42g)

シリコン(灰):010-02539-48
シリコン(茶):010-02539-52

 第1に、fenix 7 Sapphire Dual Powerです。

 小型モデルの7Sを含めて、ソーラーパネル採用になります。

 先ほど書いたように、天候に左右されますが、晴天下では最大で16時間(9時間)稼働時間が延長されます。

 そのほか、ガラスが時計グレードのサファイアグラスになるのが目立つ違いです。重さは、一方、多少ですが、先ほどの機種より軽めになっています。

 そのほかの中身の性能は同じですが、バンドについて、レザーメタル(チタン)があとから追加発売されています。価格は、シリコンバンドより高めです。

ーーー

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 【2022年発売】

 16・ fenix 7X Sapphire Dual Power
  ¥98,182 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

文字盤:フルカラー液晶(1.4型)
ケース:FRP
ガラス: サファイアグラス
最大稼働時間:89時間+33時間
重さ:89g (本体61g)

シリコン(灰): 010-02541-43
シリコン(黒):010-02541-31
メタル:010-02541-47

 第2に、 fenix 7X Sapphire Dual Powerです。

 ソーラーパネルサファイアグラスを装備させた上で、バッテリー量を強化したモデルです。登山用などを想定していそうです。

 外観的にも

 202308311510.jpg

 機能面では、こちらだけ「LEDフラッシュライト」が付きます。

 光量やパターンを調整できるので、山などでの救難信号用を兼ねます。

ーーー

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 【2023年発売】

 17・ fenix 7 Pro Sapphire Dual Power
  ¥110,000 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

文字盤:フルカラー液晶(1.3型)
ケース:FRP
ガラス: サファイアグラス
最大稼働時間:57時間+16時間
重さ:89g (本体61g)

シリコン(黒):010-02777-52
レザー: 010-02777-82

 18・ fenix 7S Pro Sapphire Dual Power
  ¥110,000 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

文字盤:フルカラー液晶(1.2型)
ケース:FRP
ガラス: サファイアグラス
最大稼働時間:37時間+9時間
重さ:58g (本体42g)

シリコン(灰):010-02776-52
シリコン(白): 010-02776-62

 19・ fenix 7X Pro Sapphire Dual Power
  ¥151,950 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

メタル:010-02778-92
レザー:010-02541-39

文字盤:フルカラー液晶(1.4型)
ケース:FRP
ガラス: サファイアグラス
最大稼働時間:89時間+33時間
重さ:89g (本体61g)

 第3に、 fenix 7 Pro Sapphire Dual Powerなどです。

 画面サイズと重さの違いで3系統あります。

 ここまでの製品と比べると、性能面で「上位」です。

 どの機種も、ソーラーパネルサファイアグラスほか、先述の「LEDフラッシュライト」が装備です。

 202308311523.jpg

 機能面では、ヒルスコア持久力スコアの計測に新対応したほか、対応するアクティビティも増加しました。主に、サッカー・野球・バスケ・バレーボールなどの球技の計測です。

 202308311524.jpg

 ただ、最も大きな「差」といえるのは、光学式心拍数センサーの進化です。

 ガーミンでは初めて、第5世代光学式心拍計を搭載しました。

 センサー数を増やしているので、多少の動きでもその精度が担保されることになります。

---

 結論的にいえば、 Proシリーズは、値段差の割に進化の度合いは少ないです。ソーラーパネルにしても、普通に利用する分にはランニングウォッチにはマストではないと言えます。

 このシリーズから選ぶにして、登山などを除けば、最もオーソドックなfenix 7で良いような気はします。

ーーー

 このほか、若干、今回の比較の趣旨から外れる感がある上位機が、2機あります。

 ざっとだけ、説明しておきます。

 202207041331.jpg

 【2022年発売】010-02704-34

 20・Garmin tactix 7 PRO Sapphire Dual Power
  ¥187,000 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

 第1に、 tactix 7 PRO Sapphire Dual Powerです。

 どちらかと言うと、高級な「ミリタリーウォッチ」ようなモデルです。

 ケースはFRPすが、ベゼルはチタンで、重さは89gです。

 GPSは、しっかり、マルチGNSS対応です。

 202207041336.jpg

 ソーラー充電の時間を強化したほか、暗視用の緑色LEDライト、ナイトビジョンを装備するほか、航空情報の取得など、そちら系統の製品です。

 今回の記事の趣旨からは、すこし外れる製品と言えますが(Appleはこの系統の上位機も独自路線の腕時計デザインということもあり)プレゼンスはあります。

 なお、発売時期の関係で、こちらは、第4世代の心拍数計です。

ーーー

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 【2023年発売】

 21・ガーミン tactix 7 AMOLED 010-02931-12
  ¥180,000 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

 第2に、 tactix 7 AMOLEDです。

 こちらも、「ミリタリーウォッチ」系です。

 ソーラー充電がない点で、tactix 7 PROの下位機ですが、発売年の違いで、上位といえる部分があります。

 パネルは、液晶ではなく1.4型有機EL(AMOLED)パネルとします。

 解像度も倍増しており、表示品質はむしろ上位です。

 心拍数計も、ダイオード6つの第5世代光学式心拍計になります。

 重さは、ただ、96gと増加するので、この部分が考えどころです。

 センサーは、こちらだけ環境光センサーがあります。

 これは、低輝度常時表示ほか、日光に弱い部分がある有機ELの弱点を補うものでしょう。

 202312041045.jpg

 機能面では、1/25000の日本詳細地形図が標準搭載です。

 海外大陸地図の無料ダウンロードも可能です。別売で買わなくても良い点を含めれば、お買得感があります。

 あとは、ナイトシフトを赤表示にできるレッドシフトモードがついた程度です。

--

 結論的にいえば、「Pro」が付かないのですが、発売年の違いから、ソーラー不要ならば、こちらの方が機能性は良いと言えます。

ーーー

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 【2023年発売】

 22・ガーミン epix Pro (Gen 2)
  ¥118,909〜 Amazon.co.jp (1/15執筆時)

42mm: 010-02803-52
47mm: 010-02803-52
51mm: 010-02804-51 010-02804-71

 第3に、EPIX PROです。

 パネルサイズに応じて、3種類あります。1.2型・1.3型・1.4型という刻みは、ここまでみた fenix 7と変わりません。

 重さも、パネルサイズが同じならば、fenix 7とだいたい同じです。

 値段の違いは、ベゼルの品質(ダイヤモンドライクカーボンコーティングチタン)と、ケース素材など、中身と言うより、腕時計としての部分が主です。 

 202308311557.jpg

 一方、ソーラーパネル不採用になるほか、パネルもOLEDなので、(有機EL)です。

 先述のように太陽下の下での視認性を考えて、同社は、スポーツ用にOLEDを使っていないことからしても、こちらは、ビジネスアスリートモデルというより、100%の「ビジネスウォッチ」でしょう。

 先ほど、「fenix 7」は、少なくとも現場には入るコーチ向きと書きました。こちらになると、さらに、オーナーとか、GMとか、解説者とか、そんな感じの方向きに見えます。

 「格好良い」ですけどね。

 202305271438.jpg

 なお、これ以上だと、「MARQコレクション」が同社の最高級ラインですが、30万円を超えますし、ニーズとしてはだいぶ特殊でしょう。

次回に続く!
GPSランニングウォッチのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、GPSランニングウォッチ1回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

 201808211816.jpg

2・ランニングウォッチの比較 (2)
 2-1:スント〈北欧〉
 2-2:ポラール〈北欧〉
3・ランニングウォッチの比較 (3)
 3-1:ファーウェイ〈中国〉
 3-2:Amazfit〈中国〉    
 3-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 つづく、2回目記事こちら)では、ポラールやスントの製品を追加で紹介します。

GPSの精度   ★★★★★
計測データの種類 ★★★★★
本体の軽量性   ★★★★★

日常の健康管理  ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 その後、3回目記事こちら)で、今回紹介した全機種から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 10:58 | 健康家電

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