【今回レビューする内容】2022年 GPS内蔵スポーツウォッチの性能とおすすめ・選び方:ジョギングウォッチ マラソン・自転車レース・ワークアウト:GPS 心拍数計:性能の違いの説明
【評価する製品型番】ガーミン vivosport 010-01789 ForeAthlete 55 010-02562 ForeAthlete 245 Music 010-02120 ForeAthlete 745 010-02445 ForeAthlete 945 010-02063 ガーミン Enduro 010-02408 fēnix 6 Sapphire 010-02158 fenix 6 Pro Dual Power SUUNTO 9 BARO SUUNTO 9 Peak SUUNTO 7 SUUNTO 3 FITNESS
今回のお題
GPSランニングウォッチのおすすめはどの製品?
どもAtlasです。
今回は、2022年3月現在、最新のGPS内蔵ランニングウォッチを比較します。
1・ランニングウォッチの比較 (1)
1-1:フィットビット〈米国〉
1-2:ガーミン〈米国〉
1-3:スント〈北欧〉
2・ランニングウォッチの比較 (2)
2-1:ポラール〈北欧〉
2-2:ファーウェイ〈中国〉
2-3:最終的なおすすめ機種の提案
各社の製品のうち、ランニング速度・運動強度・心拍数など、データがしっかり測れるモデルを多く紹介します。
とくに、計測したデータを分析して、細かいトレーニングプランを「科学的に」計画したい方に向けた記事です。
今回は、最大手の米国のガーミンは、ほぼ全ての機種を扱います。
他社については、、EPSONが撤退した状況をふまえて、フィンランドのスント、ポラールなどの「海外勢」の製品を比較します。
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一方、GPS搭載機としては、米国のフィットビット(Fitbit)も展開しています。
1・ランニングウォッチの比較
2・スマートウォッチの比較
3・ワイヤレス活動量計の比較
4・Apple Watchの比較
そちらの機種も、ランニングウォッチとしても利用できますが、どちらかというと、カジュアルなジョギング向きで、「総合健康管理」という側面が強いです。
フィットビットの製品は、別の観点での評価が必要になります。
そのため、2回目記事となる【スマートウォッチの比較記事】のほうで多く紹介しています。
よろしくお願いします。
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GPSの精度 ★★★★★
計測データの種類 ★★★★★
本体の軽量性 ★★★★★
日常の健康管理 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各社のGPSランニングウォッチを比較します。
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案する型式で書いていきます。
0・ランニングウォッチの選び方の基本!
今回の記事では、「計測できるデータ数」と「データの信頼性」を重視してランニングウォッチを選びます。
1・GPS機能
2・ 3Dモーションセンサー
3・心拍数計
高性能といえるランニングウォッチの場合、以上2つの計器が全て内蔵されています。
しかし、格安な製品は、これらの機能が未搭載だったり、十分な機能がない場合があります。
大事なポイントとなるため、以下で詳しく説明しておきます。
0-1・GPS機能
第1に、GPS機能です。
これは、速度・距離など、ランニングウォッチとして最も重要な部分にかかわる計測器です。
GPSランニングウォッチの場合、どの製品も最低、アメリカのGPS衛星からデータを受け取れます。
一方、上位機はGPS衛星を補助する形で、日本の準天頂衛星「みちびき」や、ロシアのグロナス衛星からもデータを受け取れるモデルがあります。
実際測位できる衛星数には機種(発売時期)による部分もあるのですが、単純に言って、対応する数が多いほど計測誤差が生じにくいため、優秀な製品と言えます。
ただ、GPSチップとアンテナの配置でも受信感度は変わるため、一概に言えない部分はあります。例えば、EPSONはグロナス衛星非対応ですが、受信感度が良いことで評判です。
0-2・3Dモーションセンサー
第2に、モーションセンサーです。
スマホなどの場合、スマホ基地局からのA-GPSデータを補足的にとるため、荒天やビルの谷間でもある程度の位置情報を得ることができています。
GPSランニングウォッチの場合、(宇宙の)衛星からしかデータが取れないので、ビルの谷間やトンネルでは、正確なGPSデータが得られません。
そのため重要になるのが、モーションセンサーです。
ストライドセンサーとも呼ばれますが、身体の動きから歩幅や移動距離をかなりの精度で補正します。室内のランニングマシンなどで利用する場合も重要となります。
しかし、3Dジャイロセンサーなどの有無で、精度がことなるため、注意するべきポイントです。
0-3・心拍数計
第3に、心拍数計です。
先陣をきったエプソンをはじめ、最近は、ランニングウォッチへの「手首式心拍数計」の搭載は「常識」となっています。
心拍数計があると、心拍数からVO2max(最大酸素摂取量)が計測・表示可能です。
年齢に見合った走行能力があるか確認できるほか、VO2max推定計測結果から、フルマラソンを走った場合の予想タイム表示も可能です。
そのほか、正確な消費カロリーも計算できるため、ダイエットを兼ねて走行する方のモチベーション維持にもつながります。
なお、手首式心拍数計は、ベルト式よりも精度がやや低いため、相当科学的にやる場合は、こうした機器に対応する製品を選ぶのも手です。ただし、肌に直付けなので、ベタベタになります・・。
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以上、「計測データ重視」で選ぶ場合に重要となる3つの計器について説明しました。
計器の優劣については、以下の記事でもしっかり説明していきたいと思います。
1-1・ガーミンのランニングウォッチ
はじめに、アメリカの大手GPS専門メーカーであるガーミンのランニングウォッチをみていきます。
EPSONが、2019年をもってWristable GPSシリーズから撤退のため、ガーミンは、日本市場のシェア1位ということになるでしょう。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2017年】
【Lサイズ】
1・ガーミン vivosport
¥17,045 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ブラック: 010-01789-72
イエロー:010-01789-73
レッド: 010-01789-71
【S/Mサイズ】
2・ガーミン vivosport
¥17,045 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ブラック:010-01789-70
イエロー:010-01789-74
レッド: 010-01789-74
文字盤:液晶(9.6x 9.2)
ケース:繊維強化ポリマー
ガラス:
バンド:シリコン
GPS:1衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:9時間
ネットワーク:Bluetooth
重さ:24g/27g
防水: プール可
vivosportシリーズは、ガーミンの販売するランニングウォッチです。
同社からは、もっと安い製品もあります。
しかし、それらは【リストバンド型活動量計の比較記事】で紹介したような、日常の健康管理や、ウォーキングに最適化された時計です。
そのため、同社の最も格安な「初心者用のランニングウォッチ」はこちらです。
リストバンドのサイズは、Lサイズは、手首周り148mm–215mmまでの対応となります。
小さめのS/Mサイズもあり、そちらは、122mm–188mmまでです。
対応するGPSはGPS、衛星のみです。
日本の「みちびき」衛星を含めて、補助衛星が利用できるのが、現在の「業界標準」です。
その点をふまえると、やや寂しいでしょう。
モーションセンサーは、搭載です。
これは、ランニングマシンなど、室内の有酸素運動を行う場合、GPS衛星は役に立たないので、搭載しています。
GPSより正確ではないですが、GPSデータ受信利用時のデータを利用し、ペース・ピッチなどを自己校正するため、搭載する意義は大きいです。
運動データは、走行速度・走行距離・ラップの測定に対応します。
ランニングウォッチとして、最低限必要な機能は網羅します。
日常生活データも、こちらも歩数計機能があり、対応します。
消費カロリーなどの表示もできます。
この用途だけならば、電池は9日間保ちます。ただ、最近標準化されてきた、睡眠レベルの分析機能はありません。
心拍数センサーは、手首内蔵式の心拍数計が内蔵されます。
心拍数の変化による客観的な運動強度の測定が可能なので、より科学的なトレーニングが可能です。
その上で、カロリー計算なども、運動強度に基づくため、一般的に言って正確さが増します。そのほか、心拍数からストレスレベルの計測も可能です。
さらに、心拍数からVO2max(最大酸素摂取量)が計測・表示可能です。
年齢に見合った走行能力があるかグラフで確認できます。
ただ、液晶モニターが非常に小さいため、データの視認性は同社の他機種に劣るでしょう。
同社の上位機と異なり、リカバリータイムや予想タイムの表示も、腕時計上ではできません。
GPSの最大稼働時間は、9時間とやや短いです。
ただ、時計の重さは27gと軽量なので、それを加味すると優秀と言えるかもしれません。
Garmin Connect Mobile
¥0 Apple iTunes Store
Garmin Connect Mobile
¥0 Google Play
スマホとの連動は、上記のアプリを用います。
Bluetoothでの接続です。もちろん、GPS機なので、走行ログを地図で見ることも可能です。
なお、パソコン経由でもデータは確認できます。
防水性は、こちらは水泳に対応できるレベルです。
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以上、vivosport Slate の紹介でした。
ファッション性が高い製品ですが、とれるデータは入門機としては高度です。
細かい走行データをみるのに興味がない方で、PCやスマホでデータを確認できれば良いと考えるならば、良い選択肢でしょう。
「スタイリッシュ」なデザインで、およそランニングウォッチと見えない部分も、逆に「オシャレ」と感じます。
【2021年】
3・ガーミン ForeAthlete 55
¥21,145 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ブラック: 010-02562-40
グレー:010-02562-43
ホワイト:010-02562-41
アクア:010-02562-4
文字盤:液晶(1.04型)
ケース: 繊維強化ポリマー
ガラス:化学強化ガラス
バンド:シリコン
GPS:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:14時間
ネットワーク:Bluetooth
重さ:37g
防水:5気圧
ForeAthlete 55も、ガーミンのランニングウォッチです。
同社の本格的なモデル場合、「ForeAthlete 」と製品名に付くのですが、そういった機種の入門機となるのが、こちらです。
対応するGPSは、アメリカのGPS衛星と準天頂衛星システム「みちびき」です。
その上で、ロシアのグロナスとヨーロッパのGalileoにも対応するため、現行水準では、トップの対応度です。
測位は、一般的なGPSランニングウォッチに比べても「正確」でしょう。
モーションセンサーも、搭載です。
室内での運動でも有効でしょう。
運動データは、基本部分として、「走行距離・ペース・速度・ピッチ」が計測できます。
その上で、ラップも、「時間・距離・ペース・スピード」に対応するほか、ステップ数の記録も対応します。
そのほか、トレーニング履歴をふまえつつ、フィィットネスレベル・リカバリータイムの情報から、「おすすめワークアウト」を提案する機能もあります。
上位機にもありますが、その「LITE」版です。
日常生活データは、ステップ計測ができるので、歩数計として利用できます。
また、スリープトラッキングもできるため、装着時に睡眠量と睡眠レベル(深度)の分析も可能です。
これらは【リストバンド式活動量計の比較記事】で書いたような、活動量計の人気機能であり、それらも利用できる点で、多機能です。
心拍数センサーも、腕時計に内蔵されます。
心拍数の変化による客観的な運動強度の測定が可能なので、より科学的なトレーニングが可能です。
もちろん、心拍数からVO2max(最大酸素摂取量)が計測・表示可能です。
単純に計測できるだけでなく、フルマラソンに換算した場合の想定タイムと、リカバリータイムの表示が可能です。
GPSの最大稼働時間は、11時間です。
基本的に1回ごとに充電する必要があるでしょう。充電はUSBケーブルを用いる方式です。
スマホとの連動は、本機も、Garmin Connect Mobileを用います。
Bluetoothでの接続です。パソコン経由でもデータは確認できます。
なお、本機は、ペアリングにより、スマホの通知を受け取ること、着信を確認すること、音楽再生の操作も可能です。
また、カレンダーや天気など、簡易的な情報も表示可能です。
【スマートウォッチの比較記事】で紹介したような製品では常識といえる機能ですが、同社のGPSランニングウォッチでは、このグレードで搭載です。
また、、専門家的なアドバイスを得られるGarmin Coachや、Garmin Connect 経由で、友人・コミュニティとの競争などもできます。
ランニングを「楽しませる」機能は多いと言えるでしょう。
防水性は、5気圧防水(水深50M)で、汗で汚れても水洗い可能です。
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以上、ガーミンのForeAthlete 55シリーズの紹介でした。
同社のアスリート向け「入門機グレード」の製品です。
一昔前の製品に備わっていた、プロ用の基本機能は網羅していますので、中級者以上の買換ニーズにも良いでしょう。
【2019】
【音楽再生機能なし】
4・Garmin ForeAthlete 245
¥34,452 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ブラック:010-02120-42
イエロー:010-02120-48
【音楽再生機能あり】
5・Garmin ForeAthlete 245 Music
¥35,462 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ホワイト:010-02120-71
ブラック:010-02120-70
アクア:010-02120-72
文字盤:液晶(1.2型)
ケース: 繊維強化ポリマー
ガラス:Gorilla ガラス 3
バンド:シリコン
GPS:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:22時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
重さ:38.5g
防水: 5気圧(50M)
Fore Athlete245 は、ガーミン社のGPSウォッチの中・上位機種です。
2機種ありますが、 ForeAthlete 245 Musicは、Bluetooth以外にWi-Fiを装備します。
そのため、各社の定額聴き放題サービスを利用することが可能です。詳しくは、後ほど説明します。
なお、音楽部分の性能は全機同じなので、以下では、同時に紹介します。
本体の外観は、ForeAthlete 55と似ています。
ただ、画面密度はほぼ同等のまま、文字盤が1.2型とすこし大きいため、視認性はより良いです。
加えて、強度の部分でもガラスがスマホグレードの「ゴリラグラス3」になるなど、値段に見合う差は付けられています。
対応するGPSは、本機も、ヨーロッパのガリレオ衛星を含む4衛星フル対応です。
モーションセンサーも、もちろん搭載です。
室内でのワークアウトにも対応可能です。
運動データは、「走行距離・ペース・速度・ピッチ・ラップ」など、下位機種が計測できるデータは全て網羅します。
その上で、このグレードから、下位機種にはない、トレーニング効果(TE)の測定と表示に対応します。
適度な運動効果を確認できるほか、オーバートレーニングの警告をしてくれる点は、重宝しそうです。
応用的に、1週間分のトレーニングの「トレーニング負荷」の表示も可能です。
日常生活データは、ステップ計測ができるので、歩数計として利用できます。
また、スリープトラッキングも対応です。
心拍数センサーは、腕時計に内蔵されます。
下位機種同様に、VO2max(最大酸素摂取量)が計測や、フルマラソンの予想タイムの表示も対応します。
一方、このグレードの機種は、アップデートで「血中酸素の常時測定」に対応します。
Apple系でも最近付きましたが、面の心拍数計にも使う光学センサーを利用して、光の反射量を測定して、血中酸素量を把握するものです。
スポーツというより、ライフログ系の機能ですが。
GPSの最大稼働時間は、最大22時間です。
下位機種と、時計の重さはほぼ同じですから、優秀と言えます。
ただし、音楽再生機能を利用する場合は最大6時間です。
基本的に1回ごとに充電する必要があるでしょう。充電はUSBケーブルを用いる方式です。
スマホとの連動は、下位機種と同じで、Garmin Connect Mobileを利用します。
一方、このグレードからは、Connect IQ ストアに対応です。
スマホのように、特定のアプリを【Garmin Connect IQ】アプリを利用することで、ダウンロード可能です。
天気アプリ・音楽アプリのほか、デフォルトにないワークアウトなども適宜ダウンロードできます。
一方、冒頭で少し書きましたが、ForeAthlete 245 Musicは、音楽再生機能があります。
また、Wi-Fiを標準装備するため、各社の定額聴き放題サービスを利用することも可能です。
Connect IQ ストアで、アプリがインストールできますので、それを利用します。SpotifyやAmazon Music Line Musicなどに対応します。
Wi-Fiでスマホにダウンロードして利用する形式なので、スマホ持ち歩きは不要です。
Amazon Musicアプリの場合の例を紹介しておきます。
Amazon Musicは、定額聴き放題サービスです。
100万曲を誇りますが、配送無料のプライム会員の付帯サービスとして、会員は無料で使えます。
体験されたい場合は、現在キャンペーン中の【Amazonプライム会員】の「30日間の無料体験登録」を利用すると良いでしょう。
大学生・専門学校生の方ならば、よりお得なPrime Student会員になれます(こちら)。
なお、4000万曲のフルサービスは、【こちら】のAmazon Music Unlimited の契約が必要ですが、こちらも、無料キャンペーン中です。
いずれも、ランニングウォッチのほか、スマホやPCでの視聴も可能です。
もちろん、こうしたサービスを使わず、手持ちの楽曲でも、500曲までの楽曲が時計にインストール可能です。
なお、イヤホンは、このブログでは【Bluetoothイヤホンの比較記事】で、スポーツタイプを含め紹介しています。
防水性は、5気圧防水(水深50M)で、汗で汚れても水洗い可能です。
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以上、Fore Athlete245J の紹介でした。
トレーニング効果(TE)の測定は、ランニングほか、ジムなどでのワークアウトを含めて、「データ重視派」のモチベーションアップにつながるでしょう。
その上で、音楽再生機能対応モデルについては、この方面での利便性も高まっているため、特に、おすすめできます。
【2020】
6・Garmin ForeAthlete 745 【赤】
¥44,345 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
レッド:010-02445-42
ホワイト:010-02445-43
アクア:010-02445-41
ブラック:010-02445-40
文字盤:液晶(1.2型)
ケース: 繊維強化ポリマー
ガラス:Gorilla ガラス DX
バンド:シリコン
GPS:4衛星
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:16時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
重さ:47g
防水: 5気圧(50M)
Fore Athlete745 は、ガーミン社のGPSウォッチの上位機種です。
下位機種と比べると、パネルサイズ、バンドやケースのランクは同じながら、ガラスがGorilla ガラス DXに強化されています。
対応するGPSは、ヨーロッパのガリレオ衛星を含む4衛星です。
モーションセンサーは、この機種の注目点です。
下位機種は「加速度センサー」でしたが、この機種から「3Dジャイロセンサー」になります。
上下動・設置時間(GCT)・GCTバランスも測定できるため、ランニング時のフォームや歩幅など、相当細かいフォーム分析が可能となります。
【ステップ計】
Running Dynamics Pod
¥7,864 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
【ボディ式心拍数計】
HRM4-Run 1099713
¥14,394 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
【ボディ式心拍数計】(Bluetooth付属)
HRM-Pro F 010-12955-01
¥15,000 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ただし、測定表示には、別売の心拍数計かピッチ計測器のいずれかが必要です。
室内でのワークアウトにも対応可能です。
なお、ボディ式心拍数計については、上位機のHRM-Proもあります。こちらについては、Bluetooth搭載です。
下位機でも時計自体には転送できますが、本機の場合、スマホなどに直接データを送れます。グローブで時計が付けられない格闘技など向きとされます。ANT+にも対応です。
また、ガーミンの場合、このグレードから「マルチスポーツ対応」を表明しています。
そのため、下位機種でも対応可能な、ラン・スイムに加えて、自転車をふくむ、トライアスロン系競技にも対応します。
例えば、水泳においては、水泳時のドリルやストロークの記録まで対応します。
運動データは、下位機種と同じ、「走行距離・ペース・速度・ピッチ・ラップ」や、トレーニング効果(TE)の測定と表示にも対応します。
その上で、心拍数計を利用して乳酸閾値の計測表示に新たに対応しています。トレーニング強度が高すぎると、乳酸閾値が低下し急速に疲労するため、その状況を監視する機能となります。
また、リカバリーアドバイザーをもち、計測値に基づき、次のトレーニングまでの推奨休憩時間を表示します。
日常生活データは、歩数計・睡眠量計としての機能を持ちます。
モーションセンサーで、昇降した階段段数の記録もフォローします。
心拍数センサーは、もちろん、腕時計に内蔵されます。
GPSの最大稼働時間は、最大16時間です。
音楽を利用する場合、6時間です。
スマホとの連動や 防水性は、下位機種と同じです。
一方、この機種は、FeliCaベースのGarmin Pay対応します。
VISAと提携しており、ローソンなどでも使えます。
その上で、日本ではSuica対応となりました。
本機についても、下位機種同様にミュージックプレーヤー機能が搭載です.。
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以上、 Fore Athlete745 の紹介でした。
ガーミンは製品展開が多いので、上位機になるほど「機能が増えて」いきます。
趣味のファンラン用の場合、どこまで高度化したものを買うかは難しい部分です。ただ、こちらについては、新しいフォーム分析には、別売器具がいる点で、完全に「プロ用」に近い気がします。
ただ、【Apple Watchの比較記事】で紹介したような、一般的なスマートウォッチと比較して、トレーニング面で、明らかな差がでているのも確かです。
本格的な競技者ならば導入する価値は大きいでしょう。
【2019】【ポットなし】
7・ガーミン ForeAthlete 945
7・ガーミン ForeAthlete 945
¥67,718 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ブラック:010-02063-50
ブルー:010-02063-51
【2019】【ポット付属】
8・ガーミン Fore Athlete 945
8・ガーミン Fore Athlete 945
¥70,709 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ブラック:010-02063-52
ブルー:010-02063-53
文字盤:液晶(1.2型)
ケース: 繊維強化ポリマー
ガラス:Gorilla ガラス DX
バンド:シリコン
GPS:4衛星
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:32時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
重さ:49g
防水: 5気圧(50M)
ForeAthlete 945は、ガーミンのFore Athleteシリーズの最上位機です。
外観は、ただし、文字盤・ケース・ガラスを含めて、下位機種と同グレードです。
【ステップ計】
Running Dynamics Pod
¥7,864 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ただ、先ほど紹介した、「フォーム分析」に利用するランニングダイナミクスポッドが付属するモデルがあります。
こちらについても、本体色は、黒(010-02063-52)と青( 010-02063-53)と同じです。
なお、最上位機についても、ミュージックプレーヤー機能は、標準装備です。
対応するGPSは、しっかり、4衛星対応となります。
モーションセンサーは、この機種も「ジャイロセンサー」が搭載です。
その上で、気圧高度計・コンパス・ジャイロ・温度計も搭載されており、相当細かい走行データをとれる仕様です。
競技者用でしょう。
運動データも、下位機種同様のものが測定できます。
その上で、先述のトレーニング効果(TE)に関わる測定がより高度です。
1週間分のトレーニングの負荷が分析できるだけでなく、低強度・高強度有酸素運動ほか、無酸素運動など、負荷バランスが相当細かく分析できます。
一方、運動データ多くなると、見るのが面倒になりがちですが、左図のように、視覚的で簡単なトレーニングステータスの情報も得れるため、無駄ではないでしょう。
本機も「マルチスポーツ対応」ですが、競技の幅は寄り広いです。
高度計などを利用し、スキー・トレッキング・ゴルフなどのアウトドアスポーツに対応するほか、自転車・水泳・トライアスロンに高度に対応します。
日常生活データも、歩数計機能・睡眠レベルの分析機能など、しっかり持ちます。
心拍数センサーは、この機種も、手首内蔵式の心拍数計が内蔵されます。
GPSの最大稼働時間は、心拍数計も利用する場合、約32時間です。
ただし、音楽再生機能を利用する場合、10時間です。
スマホとの連動は、下位機種同様の仕組みです。
ただし、このグレードから、地図のインストールに対応するため、トレイルランなどに割と有効です。
なお、こちらも、Garmin Pay サービスに対応しますが、Suicaは発売時期の関係で非対応です。
アプリのインストールも可能です。
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以上、 Fore Athlete 945の紹介でした。
マルチスポーツウォッチとして魅力ある製品です。相当価格が高い製品ですが、本体の作りもしっかりしていますし、高級感もあるので、この点で不満に感じる方はいないでしょう。
ランニング以外のスポーツにマルチに対応するのは面白い部分で、様々なスポーツで使ってみたい人には向くでしょう。
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【2021】
【チタン】
9・ガーミン Enduro
¥114,345 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
グラファイト:010-02408-31
【スチール】
10・ガーミン Enduro
¥92,718 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
グレー:010-02408-30
文字盤:液晶(1.4型)
ケース:ステンレス/チタン
ガラス:パワーグラス
バンド:ナイロン
GPS:4衛星
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:70時間+10時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
重さ:61g/71g
防水: 10気圧(100M)
なお、トレイルランなどに向く、ロングバッテリー機が2021年に登場しました。
次にみていく、スントが従来得意とする分野ですが、GPS+心拍数計利用時で70時間です。
さらに、ソーラーグラスを採用していて、晴天下(5万ルクス)3時間で、10時間分のチャージができるという触れ込みとなります。
重さは61g(チタンは71g)ですし、この手のモデルだと、かなり優れると言えます。
ソーラーパネル(パワーグラス)を採用することもあり、文字盤を1.4型と少し大きくしています。強度は問題ないでしょう。
基本的な計測項目は、(Wi-Fi音楽機能がない)Fore Athlete 945とほぼ同じです。
【2019】
【スチールバンド】
11・ガーミン fēnix 6 Sapphire
11・ガーミン fēnix 6 Sapphire
¥88,182 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ブラック:010-02158-430
レッド:010-02158-53
【DLCナイロンバンド】
12・ガーミン fēnix 6 Sapphire
¥113,850 楽天市場 (3/28執筆時)
ブラック: 010-02158-63
文字盤:液晶(1.3型)
ケース:FRP
ガラス:サファイアクリスタル
バンド:上記参照
GPS:4衛星
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:60時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
重さ:82g
防水: 10気圧(100M)
ガーミン fēnix 6は、ガーミンの別ラインのGPSウォッチです。
Fore Athlete 945とは別のビジネスアスリートというラインの製品で、「最高級機」になります。
ただ、計測できるデータや機能は、Fore Athlete 945とほぼ同様です。ガラス部分に、高級時計でもお馴染みな「サファイアクリスタル」を採用するなど、高級感をだしています。
「ビジネスアスリート」の意味は、「プロアスリート」というより「ビジネス&アスリート」という意味で、両方に使えるという意味でしょう。
本体の重さは、バンド込みの重さが、82gです。スチールバンドのモデルは93gです。
いずれにしても、「重めの腕時計を気軽にできるスポーツ」向けであり、ランニングウォッチとしてみると異質です。
スキー場やゴルフ場の地図、トレッキングに便利な機能も付属するため、主たる用途はそちら、という方向けの製品です。
ただ、この機種からの新機軸としての「PACE PRO」は一定の魅力があります。
高度計と心拍数計(VO2Max)のデータを利用しつつ、無理なくゴールに届くための、スプリットペースを表示可能です。
GPSの最大稼働時間は、心拍数計も利用する場合、約60時間です。
さらに、音楽再生を使って、16時間です。
そのほか、下位機種と比較する場合、10気圧防水にパワーアップしています。
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以上、ガーミン fēnix 6の紹介でした。
基本的な性能は、 Fore Athlete 945を踏襲します。ただ、先述のように、重さがあるため、GPSランニングウォッチのカテゴリーでは多少異質といえます。
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【2020】
13・ ガーミン fenix 6 Pro Dual Power
13・ ガーミン fenix 6 Pro Dual Power
¥95,040 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ホワイト:010-02410-34
ブラック:010-02410-35
14・ ガーミン fenix 6S Pro Dual Power
14・ ガーミン fenix 6S Pro Dual Power
¥108,900 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ゴールド:010-02409-21
パープル 010-02409-22
【2019】
15・ ガーミン fenix 6X Pro Dual Power
¥114,900 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ブラック: 010-02157-53
なお、ガーミン fēnix 6 proというより上位の製品も発表されています。
3機種ありますが、いずれも強靱なゴリラガラスになっています。昔iPhoneにも採用されていました。
その上で「Dual Power」ということで、本機はパネル内蔵です。晴天下では6時間の寿命を延ばせます。
短いようですが、普段の出勤・通学に時計代わりに使う場合、晴天下毎日3時間で、24時間の充電となるため、充電頻度は減るでしょう。
:fenix 6 Pro Dual Power
:1.3インチ・62g
:fenix 6S Pro Dual Power
:1.2インチ・61g
:fenix 6X Pro Dual Power
:1.4インチ・82g
一方、3機種の違いは、文字盤のサイズと重さです。
fenix 6X Proは、ベゼルもDLCコーティングとした、「高級ウォッチ」ですが、基本的に中身は同等です。
また、6S以外は、チタンバンド(010-02157-5A)とDLCチタニウムバンド(010-02157-5D)のモデルもあります。ただし、15万ほどです。
結論的にいえば、こちらは、ファッション性を重視したシリーズで、主に重さとストラップ素材の機能性の面で、純粋なランニングウォッチとも言えない部分が合います。
3・スントのランニングウォッチ
続いて、フィンランドのスントのランニングウォッチの紹介です。
並行輸入品を合わせるとかなりの数がありますが、今回は正規輸入品の紹介です。
【2018年】
16・SUUNTO 9 BARO
¥48,318 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ブラック:SS050019000
ホワイト:SS050021000
グラファイト:SS050407000
カッパー:SS05025500
文字盤:液晶(1.92型)
ケース:ガラス繊維強化ポリアミド
ガラス:サファイアクリスタル
バンド:シリコン
GPS:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載
最大稼働時間:25時間
ネットワーク:Bluetooth
重さ:81g
防水: 10気圧(100M)
SUUNTO 9 BARO は、スントの最新モデルで、最上位機です。
ただし、日本市場では最も売れている機種の1つです。
文字盤は、大きめの1.97インチ( 320 x 300 )で、ガラスは、サファイアクリスタルです。
仕様的に言って、トレイルランなどに向くもので、ガーミン Enduroのライバルです。
対応するGPSは、海外ブランドの製品ですが、GPS以外に、欧州のガリレオと、ロシアのグロナスと日本のみちびきに対応可能です。
モーションセンサーは、値段相応に、3Dモーションセンサーが付属です。
運動データは、走行速度・走行距離・ラップの測定に対応します。
ランニングウォッチとして必要な機能を網羅します。
また、ガーミンの上位機のように、気圧高度計・コンパス・ジャイロ・温度計も搭載されています。測れるデータは上位機だけに、「フル装備」です。
日常生活データも、こちらも歩数計・カロリー計算機能があります。
その上で、睡眠量計機能もあります。 睡眠深度などは計測できませんが、睡眠中の心拍数なども計測可能です。
心拍数センサーは、したがって、手首内蔵式の心拍数計が内蔵されます。
こちらは、VO2 MAXの推定値は出ませんが、リカバリータイムの表示には対応です。
GPSの最大稼働時間は、25時間です。
他社と比べて相当長いですが、モーションセンサー連動型の省エネ機構が充実していることが理由です。長時間モードでは、心拍数センサーを利用しても40時間です。
これらの点や、高度計・気圧計などの搭載で、登山や山岳競技を行うアスリートにも人気です。
スマホとの連動は、この機種も対応です。iOS, Android双方に対応します。
また、アプリは、他社製のトレーニングアプリ、例えば、 Strava TrainingPeaks MapMyFitnessなどの人気アプリともデータリンクできます。
防水性は、もうひとつの「売り」で、100M耐水です。
これは、ダイビングにも使える、という意味だけでなく、時計自体の頑強性の指標でもあるため、相当堅牢な時計と言えます。
重さは、電池の保ちの良さを反映して、重い81gです。
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以上、SUUNTO 9 BARO の紹介でした。
ランニングウォッチとして搭載される機能は、他社のあらゆる上位機に負ける部分はないでしょう。また、スタミナに相当優れるので、登山を含めた長時間トレーニングには向きます。
一方、その分81gと重さがあるので、一般的なランニングには不向きな部分もあります。
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【2021年】
【ステンレス+GF 62g】
17・SUUNTO 9 Peak
¥71,390 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
オールブラック:SS050522000
モス:SS050524000
17・SUUNTO 9 Peak
¥82,390 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ホワイト:SS050519000
ブルー:SS050520000
文字盤:液晶(1.62型)
ケース:上記参照
ガラス:サファイアクリスタル
バンド:シリコン
GPS:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載
最大稼働時間:25時間
ネットワーク:Bluetooth
重さ:52g/62g
防水: 10気圧(100M)
なお、SUUNTO 9 Peakという機種が2021年も出ています。
基本的に本機の「新型後継機」といえ、で、主な改良点は「軽量化」と言えます。ケース・ストラップのなどの見直しと、液晶の若干の小型化で、20g軽くなりました。
とくにチタン採用モデルは、相当の軽量化です。
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【2020年】
18・SUUNTO 7
¥43,410 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
ホワイト:SS050380000
Wローズ:SS050381000
グラファイト:SS050382000
オールブラック:SS050378000
ライム:SS050379000
文字盤:液晶(1.39型)
ケース:ステンレス+GF
ガラス:ゴリラガラス
バンド:シリコン
GPS:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載
最大稼働時間:12時間
ネットワーク:Bluetooth
重さ:70g
防水: 5気圧(50M)
SUUNTO 7 は、2020年に追加された中位機です。
本機の場合、OSをGoogle系のWear OSとしています。
またBluetoothのほかWi-Fiを装備したことで、Google Playストアからコンパス・お天気アプリなどのアプリをインストールできる仕様です。
そのため、同社のランニングウォッチとしては、最もスマートウォッチ的な使い方ができます。活動量については、Google系のGoogle Fitアプリで管理する方式ですね。
無料のオフラインマップもインストール可能です。
一方、方式を変えたことで、ベルト式の心拍数ベルトなど従来の外部機器の一部が非対応であるほか、GPS利用時の持続時間が12時間となっています。
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【2018年】
19・SUUNTO 3 FITNESS
¥23,000 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
GPS:A-GPS
モーションセンサ:
心拍数計:搭載
最大稼働時間:30時間
ネットワーク:Bluetooth
重さ:72g
防水: 10気圧(100M)
SUUNTO 3 FITNESSは、スントでは「入門機」的扱いの製品です。
こちらについては、コネクテッドGPS搭載機で、スマホがないとGPSの取得ができない機種です。
今回の趣旨から言えば、選ばない方が良いでしょう。
後編に続く!
GPSランニングウォッチのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、GPSランニングウォッチを紹介しました。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
1・ランニングウォッチの比較 (1)
1-1:フィットビット〈米国〉
1-2:ガーミン〈米国〉
1-3:スント〈北欧〉
2・ランニングウォッチの比較 (2)
2-1:ポラール〈北欧〉
2-2:ファーウェイ〈中国〉
2-3:最終的なおすすめ機種の提案
GPSの精度 ★★★★★
計測データの種類 ★★★★★
本体の軽量性 ★★★★★
日常の健康管理 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
つづく、2回目記事(こちら)では、ポラール・HUAWEIの製品を追加で紹介したあと、今回紹介した全機種から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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