Top PC周辺機器 比較2022' iPad専用キーボード22機の性能とおすすめ・選び方 (5)

2022年09月06日

比較2022' iPad専用キーボード22機の性能とおすすめ・選び方 (5)

【今回レビューする内容】 2022年 iPad専用キーボードの性能とおすすめ・選び方:スマートコネクタ キーボード タブレットケース型キーボード:Apple ロジクール 機種の違いと性能ランキング iPad Air iPad Proで使えるキーボードのレビュー

【比較する製品型番】ロジクール COMBO TOUCH iK1095GRA iK1176GRA iK1275GRA iK1057BKA iK1093BKA iK1094BKA Folio Touch iK1094BKA iK1175BKA RUGGED FOLIO iK1054BKA SLIM FOLIO iK1055BK iK1056BK iK1053 Slim Folio Pro iK1174A Apple Magic Keyboard MJQJ3J/A MJQJ3LL/A MXQT2J/A MXQT2LL/A MJQL3J/A MJQL3LL/A MJQK3J/A MJQK3LL/A Apple Smart Keyboard Folio MXNK2J/A MXNK2LL/ A MXNL2J/A MXNL2LL/A Smart Keyboard MX3L2J/A MX3L2LL/A

今回のお題
iPad用のキーボードのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。 

 今日は、2022年9現在、最新のiPad専用キーボードの比較です。

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1・iPad専用キーボードの比較記事
 1-1・ロジクール〈スイス〉
 1-2・Apple〈米国〉

 専用設計の製品を出している、スイスのロジクールと、Apple純正キーボードを紹介していきます。

 今回の記事は、写真のような、カバーと一体型キーボードだけの紹介です。

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2・Bluetoothキーボードの比較記事
 2-1・ロジクール〈スイス〉
 2-2・Apple〈米国〉ほか

 そのため、もし、(カバーなしの)単体のキーボードだけのモデルで、iPadでも使える製品をお探しだった場合、別に記事があります。

 お手数ですが、上記の【Bluetoothキーボードの比較記事】をご覧頂ければと思います。

 よろしくお願いします。

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad  ★★★★★
Android   ★★★★★
打ちやすさ ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 というわけで、以下では、いつものように各製品をレビューします。

 そして、最終回の「結論編」(こちら)では、上表のような観点から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

ーーー

1・Bluetooth無線キーボード
2・東プレUSBキーボード
3・FILCOマジェスタッチキーボード
4・Mac用のキーボード
5・iPad専用のキーボード
6・高性能ワイヤレス無線マウス

 なお、今回の記事は、このブログの「PC用入力デバイスの比較記事」の第5回目記事の一環として書きました。

1-1・ロジクールのキーボード

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 はじめに、スイスのロジクールの製品です。

 世界的なPC周辺機器メーカーですが、スマートコネクタ式のiPad専用キーボードも多く出しています。

 価格的には、Apple純正より「少し安い」ので、こちらから見ていくこととします。

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 なお、以下の本文では、オススメできるポイントを赤字で、イマイチな点は青字で書いていきます。


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 【2021年】

 【iPad Air 10.9】(第4世代)

 1・ロジクール COMBO TOUCH iK1095GRA
  ¥20,700 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【iPad Pro 11】(第1〜第3世代)

 2・ロジクール COMBO TOUCH iK1176GRA
  ¥20,700 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:18mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
重さ:574g

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 【iPad Pro 12.9】(第5世代)

 3・ロジクール COMBO TOUCH iK1275GRA
  ¥24,300 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:19mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
バッテリー:iPad給電
重さ:780g

 ロジクール COMBO TOUCHは、ロジクールが販売するiPad専用キーボードの上位機です。

 iPadのサイズに合わせた展開で、コネクタの関係でサイズ的な互換性がない点に注意が必要です。

 世代表記ですが、スマートコネクト対応の近年のiPadならば、基本「画面サイズ」で選べば問題ないです。

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 重さは、カバー兼用製品のため、重めです。

 iPad Pro 12.9用で780g、それ以外は574gです。

 本体と合わせると、モバイルノートPC並の重さになります。


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 スタンドは、キックスタンドで、10度〜60度で調整できます。

 写真のように、タイピング、表示、スケッチ、リーディングの4モードが利用できます。

 なお右下は、リーディングモードですが、本機は、キーボードを簡単に外せるので、背面カバーだけの状態で、軽く持てます。

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 一方、 COMBO TOUCHは、形状的に、持ち運び時にはキーボード側が画面に被さる構造なので、後述するように、キーストローク(キーの沈み込み)は1mmと浅いです。

 なお、Apple純正カバーと同様の機能を持つので、フタを開ければ自動的に起動し、閉めれば自動的にオフになります。

 また、それに連動してキーボードの電源も自動的にオン・オフされます。

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 キーボードの形式は、パンタグラフ式です。

 普通のノートPCのキーボードと同じ仕組みなので、押した感じも同じです。

 キーボードとしては、可もなく不可もなしというものですが、タブレット用は基本、パンタグラフ式しかないため、比較の観点にはしにくいです。

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 文字キーのサイズ(キーピッチ)は、18mmです。(iK1275GRAは19mm)。

 普通のノートPCのキーボードは19mm(フルサイズ)ですので、普通のPC用と同じです。いずれにしても、キーピッチは十分で、打ちやすいと言えます。

 キーが沈む深さ(キーストローク)は、1mmです。

 モバイル性を担保する必要があるので、キーストロークは少し犠牲になります。

 キーストロークはある程度あったほうが打鍵は正確ですので、長時間の作業にはやや向かないとは言えます。

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 キー配列は、日本語配列です。

 「英数・かな」キーを含めてMac用の日本語キーボードと同じなので、違和感なく使えると思います。

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 充電方式は、スマートコネクタ経由で電源を取る形式ですので、バッテリーは不要です。したがって、本機は「Bluetoothレス」な仕様です。

 バックライトは、搭載です。

 16段階で明るさを調整できます。

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 以上、ロジクールのCOMBO TOUCHの紹介でした。

 基本的に短時間使う分には便利といえます。

 ただ、先述のように、キーストロークが浅い部分のほか、筐体がカバー兼用で硬化ファブリック素材で、剛性がイマイチなので、「モバイルで短時間使えれば」という方に向きます。

 長時間使う場合は、やはり、カバーとキーボードは別に考えた方が良いかと思います。このブログの【Bluetoothキーボードの比較記事】で書いた、(カバー兼用でない)製品が向くでしょう。

ーーー

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 【2020年】

 【iPad 10.2】(第7世代〜第9世代)

 4・ロジクール COMBO TOUCH iK1057BKA
  ¥18,409 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【iPad Air 10.5】(第3世代)

 5・ロジクール COMBO TOUCH iK1093BKA
  ¥(26,950) Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:18mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
バッテリー:iPad給電  
重さ:610g

 なお、本機については、iPadと旧機種のiPad Air用が先行して販売されていました。

 仕様は基本的には、上で見た他機と同じです。

 バックライトの輝度調整が5段階となる程度の違いとなります。


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 【2021年】

 【iPad Air 10.9】(第4世代)

 6・ロジクール Folio Touch iK1094BKA
  ¥17,800 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【iPad Pro 11】(第1〜第3世代)

 7・ロジクール Folio Touch iK1175BKA
  ¥17,000 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:18mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
バッテリー:iPad給電
重さ:642.5g/ 646g

 ロジクール Folio Touchも、ロジクールが販売するiPad専用キーボードです。

 キーボード部分の性能は、基本的に上で見たCOMBO TOUCHと同じです。

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 スタンドは、本機も写真のように、タイピング、表示、スケッチ、リーディングの4モードが利用できます。

 ただ、Folio Touchの場合、キーボード部分の着脱に非対応です。

 そのため、リーディングモード(右下)利用時はキーボード部分も持つことになるため、カバー一体型としては、少し重めです。

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 一方、本機だけの特長は、ミルスペックの耐落下耐性が付与されている点です。

 ドッキング機構がない分、しっかり保護できるということになります。

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 それ以外の部分は、特別な差はないと言えます。 

 充電方式も、同じく、スマートコネクタ経由です。

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 以上、ロジクール Folio Touchの紹介でした。

 基本的にドッキング機構がない分だけ安い機種と考えれば良い機種です。

 COMBO TOUCHより少し安いのですが、単体で持ち上げることがあるならば、こちらは、重さ面でやや使い勝手が悪いと言えます。


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 【iPad 10.2】(第7世代〜第9世代)

 8・ロジクール RUGGED FOLIO iK1054BKA
  ¥15,806 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:メンブレン式
キーピッチ:18mm
キーストローク:1.2mm
電池:スマートコネクタ
バッテリー:コイン電池(4年)
重さ:605g

  RUGGED FOLIOは、ここまで見た Folioタイプの製品です。

 (無印の)iPad 10.2インチ用のみ、展開がある製品です。

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 スタンドは、本機もフォリオ系なので、キーボードは外せません。

 しかし、左上の写真から、タイピング、スケッチ、リーディング、表示の4モードは同じように利用できます。

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 充電方式はもスマートコネクタ経由ですから、Folio Touchと同じです。

 Bluetoothもバッテリーも未装備ですが、iPadからの給電だけで利用できます。

 ミルスペックの耐落下性能(1.2m)もあります。

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 一方、ここまでは Folio Touchと同じですが、加えて、本機の場合、耐水・耐塵性もあります。

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 キーボードの形式は、しかし、注意が必要です。

 野外で使えるタフ性能を出すために、キーボードがメンブレン式になります。

 メンブレン式は、ストロークやピッチにかかわらず、押し味があまり良くないので、個人的にはあまりおすすめできません。

 そのほか、タッチパットとバックライトも省略です。

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 以上、RUGGED FOLIOの紹介でした。

 結論的にいえば、本機は野外で利用する人用の特殊ニーズの製品です。

 とくにタフネス性が不要の場合は、選択肢にはならないでしょう。ただ、iPadを仕事用として野外で利用したい人は多いでしょうし、ニーズはあります。


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 【iPad 10.2】(第7世代〜第9世代)

 9・ロジクール SLIM FOLIO iK1055BK
  ¥13,970 楽天市場 (9/5執筆時)

 【iPad Air 10.5】(第3世代)

 10・ロジクール SLIM FOLIO iK1056BK
  ¥16,474 楽天市場 (9/5執筆時)

 【iPad 9.7】(第5世代〜第7世代)

 11・ロジクール SLIM FOLIO iK1053 
  ¥16,251
楽天市場 (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:17mm
キーストローク:1.5mm
接続:Bluetooth 4.0 LE
バッテリー:コイン電池(4年)
重さ:495g

 SLIM FOLIOは、ロジクールのタブレット用のスマートカバー付きのキーボードです。

 格安ですが、本機は、スマートコネクタ式ではなく、Bluetooth式になります。

 詳しくは、以下で説明します。

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 現行製品では、iPad 10.2のみ対応です。

 ただ、旧型のiPad Air 10.5iPad 9.7用も残ります。

 重さは、495gです。

 軽いとは言いませんが、加減はあります。

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 スタンドは、こちらもキックスタンドです。

 モードは、左上からタイピング、リーディング、スケッチの3モードに対応します。

 上位機と違って、表示モードはないので、置いて動画などを手放しで見る場合は、タイピングモードの形態で利用します。

 スタンドの角度は10度〜58度の範囲で調整できます。


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 本機も、開閉に連動してキーボードの電源も自動的にオン・オフされます。

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 キーボードの形式は、こちらもシザー式パンタグラフです。

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 文字キーのサイズ(キーピッチ)は、17mmです。また、キーが沈む深さは、1.5mmです。

 キーストロークが上位機より深いので、打ちやすさはについては、本機の方がやや良いです。

 形状的に持ってみる「リーディングモード」の際に、キー部分が手に触れない構造なので、深くできたのかと思います。


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 キー配列は、一方、本機もMac配列ですが、英語キーボードの配列です。

 「@マーク」などの記号の配置が違うほか、「英数・かな」キーがないなど、下段のショートカットの配列は、(MacBookなどの)日本語キーボード配列と違います。

 この部分は、ワープロ打ちなどで多用しそうな方は注意してください。

 なお、本機もタッチパッドはないです。

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 充電方式は、コイン電池交換式ですが、4年のバッテリー寿命です。 

 Bluetoothのバージョンは、Bluetooth.4.1 LEです。

 省電力対応なので、この寿命が出せます。

 バックライトは、ただし、バッテリー量の関係で、省略です。

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 以上、ロジクールのSLIM FOLIOの紹介でした。

 iPad用の製品は同社の上位機でもあります。

 ただ、本機はキーピッチが十分にありますし(無印)iPad本体の値段とのバランスを考えても、こちらが良いかと思います。


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 【2020年】

 【iPad Pro 11】(第1〜第3世代)

 12・ロジクール Slim Folio Pro iK1174A
  ¥15,000 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:17mm
キーストローク:1.6mm
接続:スマートコネクタ+Bluetooth
バッテリー:充電式(3ヶ月)
重さ:552.4g

  Slim Folio Proは、ロジクールの製品です。

 現行のiPad Pro 11専用で、本機もBluetooth式です。

 重さは、552.4g です。

 許容範囲の重さです。

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 スタンドは、こちらもキックスタンドです。

 モードは、上からタイピング、スケッチ、リーディングの3モードに対応します。

 本機の場合、さきほどみた「Folio Touch」などと同じ「フォリオ系」なので、リーディング利用時、「コンボ系」とちがって、キーボードだけ外すことは不可です。

 加えて、構造的に、キックスタンドが角度固定で、10度と58度だけです。

 動画などの閲覧にむく、表示モードもないので、置いて動画などを手放しで見る場合は、タイピングモードの形態で利用することになります。

 フレキシブルな利用という意味では、「プロ」とも言えない部分があります。


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 キーボードの形式は、こちらもシザー式パンタグラフです。 

 文字キーのサイズ(キーピッチ)は、17mmです。また、キーが沈む深さは、1.6mmです。

 キーストロークが深めなので、打ちやすさについては「プロ」の名前にふさわしいです。

 先ほどフォリオ型で、1mmの製品もみましたが、タイピング優先設計といえるのはこちらです。

 キー配列は、本機もMac配列ですが、英語キーボードの配列です。

 したがって、「@マーク」などの記号の配置が違う点は、日本語配列になれたかたには注意点です。

 加えて、タッチパッドも未装備です。

 この部分は、実質上画面が「タッチパネル」なので、マストではないかもしれません。

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 充電方式は、本機は、スマートコネクタ式ではないく、バッテリー内蔵式です。 

 Bluetoothのバージョンは、Bluetooth.4.1 LEです。

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 バックライトは、3段階の明るさ調整ですが、搭載です。

 ただ、多用する場合、バッテリーはかなり消費するでしょう。

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 以上、ロジクールのSlim Folio Proの紹介でした。

 iPadの場合、スマートコネクタ式が一般的には便利ですが、Bluetooth式は単独に電池を積むので、iPadの電池を減らしたくない方はこちらも選択肢になるでしょう。

 また、カバーつきで持ち運べる製品としては、打鍵感の部分に配慮があり「プロ」という名前は、ここに主にある機種です。

 このブログの【Bluetoothキーボードの比較記事】で書いた、(カバー兼用でない)製品には、より打鍵感が良い製品もありますが、どうしても、フォリオ型のカバーつきが良い場合は、本機が良いかと思います。

 その場合、英語配列であること、キックスタンドの稼働性が他機より少し弱いことが注意点となります。

 iPad用の製品は同社の上位機でもあります。

 ただ、本機はキーピッチが十分にありますし(無印)iPad本体の値段とのバランスを考えても、こちらが良いかと思います。

1-2・Appleのキーボード

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 続いて、Apple純正の「iPadのためのキーボード」を見ていきます。

 同社は、ジョブズ以来、入力デバイスについては、あまり力を入れない傾向なのですが、最上位機については、(高いですが)一定の見どころもあります。


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 【2021年発売】

 【iPad Pro 11 】(第1〜第3世代)
 【iPad Air 10.9】(第4世代)

 【本体白】

 13・Apple Magic Keyboard MJQJ3J/A【日本語】
 13・Apple Magic Keyboard MJQJ3LL/A【英語】
  ¥41,379 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【本体黒】

 14・Apple Magic Keyboard MXQT2J/A【日本語】
 14・Apple Magic Keyboard MXQT2LL/A【英語】
  ¥41,915 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【本体白】

 【iPad Pro 12.9 】(第3〜第5世代)

 15・Apple Magic Keyboard MJQL3J/A【日本語】
 15・Apple Magic Keyboard MJQL3LL/A【英語】
  ¥49,880 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【本体黒】

 16・Apple Magic Keyboard MJQK3J/A【日本語】
 16・Apple Magic Keyboard MJQK3LL/A【英語】
  ¥49,880 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:19mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
重さ:600g/700g

 Apple Magic Keyboardは、アップルが販売する純正キーボードです。

 ロジクールの最上位機に比べて高いのですが、使えばその価値はわかる、という製品です

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 重さは、本製品も重いです。 

 iPad Pro 12.9用で約700g、それ以外向けのもので約600gです。

 ロジクールのコンボ型やフォリオ型に比べて、この部分の有利不利は少ないです。


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 スタンドは、写真のように、本機はユニークなフロー構造です。

 画面の下部が比較的高い位置にあるので、この部分で使い勝手が良いです。

 角度調整も柔軟に可能で、目と画面を平行できます。こうした点で「目が疲れにくい」のは、本機の良い部分です。

 一方、先ほど見た、ロジクールの言い回しで言えば、本機は、タイピング・リーディングモードのみに特化した製品と言えます。

 スケッチや、表示(動画視聴)は、特段機能性がないのが、違いと言えそうです。

 とくに、スケッチ的な利用にはあまり向かないでしょう。

 なお、iPadはマグネットで付いているだけなので、リーディングモード(=iPad単体利用)への移行は簡単だと言えます。

 一方、リーディングモードですが、本機は、キーボードを簡単に外せるので、背面カバーだけの状態で、軽く持てます。

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 キーボードの形式は、シザー式のパンタグラフです。

 ロジクールの最上位機と比べても遜色ないです。

 文字キーのサイズ(キーピッチ)は、19mm前後です。

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 キーが沈む深さ(キーストローク)は、1mmです。

 やはり、収納時に突起があるとまずいので、この部分は犠牲になっています。

 また、これは、ロジクールにも言えますが、ノートPCに比べてもキートップの高さが低い上、キーボード部分の角度調整もできないため、打ちやすいかと言われると微妙です。

 最近は、iPadの反応性が良く、入力遅延がなくなってきているので、(値段からすると)この部分にもう一工夫欲しい感じはあります。

 やはり、30分も打っていると疲れます。 

 キー配列は、日本語配列・英語配列などが選べます。

 一方、Fキーは不要でしょうが、ロジクール機と違って、(Fキー部分の)最上段の機能キー列が省略です。

 そのため、画面の輝度調整や音量調整などの面で少し不便があります。

 フロー構造にするため、前方面のスペースが有効に使えないための省略に思えます。

 タッチパットも 同じ理由で、小さめです。

 ただ、画面は「タッチパネル」でフロー構造で角度調整も容易なので、多くの場合は、そちらで処理できるとも言えます。

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 充電方式は、本機も、スマートコネクタ経由で電源を取る形式ですので、充電は不要です。

 なお、本機にUSB-C端子がありますが、これはiPad本体に対する充電用です。スマートコネクタを通して、充電します。

 なお、給電量は非開示なのですが、高速充電はしていないように思えます。

 バックライトは、搭載です。

 16段階で明るさを調整できます。

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 以上、Apple Magic Keyboardの紹介でした。

 純粋に「タイピング」に使う場合、画面の下端高い位置にあるので、無理のない姿勢で使えるのが良いところです。

 逆に言うと、ロジクール機に比べると、タイピング以外の用途には少し使いにくいともは言えます。

 また、タイピングに使うにしても、ノートPCや単独のBluetoothキーボードと違い、キーボード部分厚みがなく、角度がない上で、ストロークが1mmなので、長時間の本格的な入力は、(実用水準ではあるにせよ)値段に見合うほど快適か、といわれると微妙なところです。

 本体の入力遅延は、英語ならばほぼなく、日本語でも問題を感じない水準になったので、あと、一工夫、欲しいようには思います。

 いずれにしても、長時間の作業をする場合は、【Bluetoothキーボードの比較記事】で書いた、(カバー兼用でない)製品のが疲れないと言えます。


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 【2021年】(執筆時在庫切れ)

 【iPad Pro 11 】(第1〜第3世代)
 【iPad Air 10.9】(第4世代)

 【日本語配列】

 17・Apple Smart Keyboard Folio MXNK2J/A
  ¥(20,919) Amazon.co.jp (
9/5執筆時

 【英語配列】

 18・Apple Smart Keyboard Folio MXNK2LL/ A
  ¥(20,710) Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【iPad Pro 12.9 】(第3〜第5世代)

 【日本語配列】

 19・Apple Smart Keyboard Folio MXNL2J/A
  ¥(23,560) Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【英語配列】

 20・Apple Smart Keyboard Folio MXNL2LL/A
  ¥(23,798) Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:17mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
重さ:297g/407g

 Apple Smart Keyboard Folio は、アップルの販売するiPad純正キーボードの中位機です。

 ただ、本機については、終売ではないですが、どのサイズも執筆時在庫切れでした。世界情勢の影響かと思います。

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 重さは、このシリーズは軽量です。

 iPad Pro 12.9用で約407g、それ以外向けのもので約297gです。

 上位機と違ってフローしない構造で、単純な仕組みですし、当然と言えばそうです。

 ロジクールのコンボ型やフォリオ型に比べて、この部分の有利不利は少ないです。

 スタンドは、ロジクール機にもあったフォリオ型です。

 ただ、角度調整が2段階のみしかできないシンプルな構造です。

 キーボードの形式は、シザー式のパンタグラフです。

 ロジクールの最上位機と比べても遜色ないです。


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 文字キーのサイズ(キーピッチ)は、実測で17mmです。

 キーが真四角でないのでなんとも言えませんが、フルサイズ(19mm)より多少小さく思います。

 キーが沈む深さ(キーストローク)は、実測で1mmです。

 やはり、カバー兼用はこの部分がネックとなります。

 キー配列は、日本語配列・英語配列などが選べます。

 ただ、本機も、最上段のFキー列(機能キー)がないです。

 加えて、矢印キーの部分がやや窮屈な感じです。

 タッチパットも 未装備です。

 充電方式は、本機も、スマートコネクタ経由です。

 バックライトは、非搭載です。

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 以上、Apple Smart Keyboard Folio の紹介でした。

 機能的には平坊で、2万円という価格を考えると、もう少し機能性が欲しい気がします。

 キーについても、特段押しやすい配慮はないので、ちょっと残念感はあります。

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 【2021年】

 【iPad Air 10.5】(第3世代)

 【iPad 10.2】(第7世代〜第9世代)

 【日本語配列】

 21・Apple Smart Keyboard MX3L2J/A
  ¥22,549 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【英語配列】

 22・Apple Smart Keyboard MX3L2LL/A
  ¥(18,480) Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:17mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
重さ:245g

 なお、iPad用などとしてApple Smart Keyboardという下位機もラインアップがありあます。

 機能性は、 Smart Keyboard Folioとほぼ同じですが、キックスタンドの角度調整ができない製品です。

今回の結論
iPad用のキーボードのおすすめはどの機種?

 というわけで、今回はiPad専用設計のキーボードを紹介してきました。

 最後に、Atlasのおすすめ機種を改めて提案しておきます。


 第1に、タイピングを最優先して考える場合におすすめなカバーつきケースとしては、

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 【2021年発売】

 【iPad Pro 11 】(第1〜第3世代)
 【iPad Air 10.9】(第4世代)

 【本体白】

 13・Apple Magic Keyboard MJQJ3J/A【日本語】
 13・Apple Magic Keyboard MJQJ3LL/A【英語】
  ¥41,379 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【本体黒】

 14・Apple Magic Keyboard MXQT2J/A【日本語】
 14・Apple Magic Keyboard MXQT2LL/A【英語】
  ¥41,915 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【本体白】

 【iPad Pro 12.9 】(第3〜第5世代)

 15・Apple Magic Keyboard MJQL3J/A【日本語】
 15・Apple Magic Keyboard MJQL3LL/A【英語】
  ¥49,880 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【本体黒】

 16・Apple Magic Keyboard MJQK3J/A【日本語】
 16・Apple Magic Keyboard MJQK3LL/A【英語】
  ¥49,880 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:19mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
重さ:600g/700g

打ちやすさ ★★★★★
重さ    ★★★☆☆
角度調整  ★★★★★
電池の保ち ★★★★★
耐衝撃性  ★★★★☆
総合評価  ★★★★★

 Apple Magic Keyboardでしょう。

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 先述のように、一体型タイプは、ロジクール機も含めて、構造的にキーストロークを犠牲にせざるを得ないため、単体のキーボード並の環境を得るのは難しいです。

 そうした部分をふまえながらですが、現状で選ぶ場合、Apple Magic Keyboardだと思います。

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 先述のように、本機は、独特なフロー構造で、下端が高めです。

 角度調節も容易なので、この部分でタイピングしやすいと言えます。

 キーについても、本編では(普通のキーボードと比べたので)辛口だったと思いますが、兼用では十分以上の完成度です。

 あまり、長時間作業をしないならば、本機が良いかと思います。


 第2に、タイピングほか、いろいろなスタイルで使う方に便利なキーボードは、

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 【2021年】

 【iPad Air 10.9】(第4世代)

 1・ロジクール COMBO TOUCH iK1095GRA
  ¥20,700 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【iPad Pro 11】(第1〜第3世代)

 2・ロジクール COMBO TOUCH iK1176GRA
  ¥20,700 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:18mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
重さ:574g

打ちやすさ ★★★★★
重さ    ★★★★☆
角度調整  ★★★★☆
電池の保ち ★★★★★
耐衝撃性  ★★★★☆
総合評価  ★★★★★

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 【iPad Pro 12.9】(第5世代)

 3・ロジクール COMBO TOUCH iK1275GRA
  ¥24,300 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:19mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
バッテリー:iPad給電
重さ:780g

打ちやすさ ★★★★★
重さ    ★★★☆☆
角度調整  ★★★★☆
電池の保ち ★★★★★
耐衝撃性  ★★★★☆
総合評価  ★★★★☆

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 【2020年】

 【iPad 10.2】(第7世代〜第9世代)

 4・ロジクール COMBO TOUCH iK1057BKA
  ¥18,409 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【iPad Air 10.5】(第3世代)

 5・ロジクール COMBO TOUCH iK1093BKA
  ¥(26,950) Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:18mm
キーストローク:1mm
接続:スマートコネクタ
バッテリー:iPad給電  
重さ:610g

打ちやすさ ★★★★★
重さ    ★★★☆☆
角度調整  ★★★★☆
電池の保ち ★★★★★
耐衝撃性  ★★★★☆
総合評価  ★★★★☆

 ロジクール COMBO TOUCHでしょう。

 202111051314.jpg

 アップルのようなフロー構造ではないので、タイピング時の使い勝手は少し負けます。

 ただ、、タイピング、表示、スケッチ、リーディングとわりと使い回せる点は、逆に本機が有利でしょう。

 一方、ロジクールには「フォリオ型」もありますが、やはり、キーボードが着脱式の「コンボ型」が利便性の上では、良いかと思い、こちらにしました。

 202111051224.jpg

 その上で、アップル純正にはない、Fキー列の機能キーで、画面の明るさや、音量調整などができます。

 タイピング利用時は、ノートPC的に使うわけですから、これらのキーが合った方が実際便利でしょう。

 価格も、AppleのMagic Keyboardより「手加減」がありますし、費用対効果ではこちらかと思います。


 第3に、iPad用のカバーつきケースとしておすすめできるのは、

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 【iPad 10.2】(第7世代〜第9世代)

 9・ロジクール SLIM FOLIO iK1055BK
  ¥13,970 楽天市場 (9/5執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
キーピッチ:17mm
キーストローク:1.5mm
接続:Bluetooth 4.0 LE
バッテリー:コイン電池(4年)
重さ:495g

打ちやすさ ★★★★★
重さ    ★★★★★
角度調整  ★★★☆☆
電池の保ち ★★★★☆
耐衝撃性  ★★★★☆
総合評価  ★★★★☆

 SLIM FOLIOでしょう。

 (無印)iPadは、コスパが良いのが売りなので、周辺機器でお金を掛けすぎたら本末転倒でしょう。

 202111051346.jpg

 本機は、スマートコネクタ式ではなく、Bluetooth式ですが、専用設計なので、違和感なく使えるでしょう。

 電池の保ちも、Bluetooth LEの採用で悪くないですし、問題ないです。


 202111051357.jpg

 キー入力については、逆に本機は、ストロークが(そこそこ)深めです。

 キーの質も悪くなく、この値段では打ちやすいと言えます。

 本編でも書いたように、キー配列などで気をつけるべき部分がありますが、やはり、本体と値段的に見合うのは、本機かと思います。

ーーー

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 【iPad 10.2】(第7世代〜第9世代)

 8・ロジクール RUGGED FOLIO iK1054BKA
  ¥15,806 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

キー方式:メンブレン式
キーピッチ:18mm
キーストローク:1.2mm
電池:スマートコネクタ
バッテリー:コイン電池(4年)
重さ:605g

打ちやすさ ★★☆☆☆
重さ    ★★★☆☆
角度調整  ★★★★☆
電池の保ち ★★★★☆
耐衝撃性  ★★★★★
総合評価  ★★★★☆

 ただし、iPadを仕事用などで、野外でハードに使う方は、RUGGED FOLIOが良いかと思います。

ーーーー

 というわけで、今回の前編では、Bluetoothキーボード比較でした。

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1・Bluetoothキーボードの比較 (1)
 形状:小型キーボード(汎用)
 予算:2,000円〜1万円
2・Bluetoothキーボードの比較 (2)
 形状:PC専用キーボード(テンキー無)
 予算:3,000円〜3万円
3・Bluetoothキーボードの比較 (3)

 形状:PC専用キーボード(テンキー有)
 予算:3,000円〜3万円
4・Bluetoothキーボードの比較 (4)

 形状:超小型キーボード
 予算:2,000円〜1万円

5・iPad専用キーボードの比較 (5)
 形状::iPad専用キーボード
 予算:1万円〜3万円
6・Bluetoothキーボードの比較 (6)
 =最終的な「おすすめ機種」の提案

 なお、本編中にも書きましたが、打ちやすさを主軸に考える場合、(カバーつきでない)単体のキーボードで、iPadに対応するものを選ぶのも手です。

 今回紹介したロジクール機など、わりと安めのものもありますので、同時に見られても良いかと思います。

 以上のリンク記事をご利用ください。

ーーー

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1・ 最新のiPadの比較 (1)
 1-1:iPad〈10.2インチ〉
  価格:4万円〜
 1-2:iPad mini〈7.9インチ〉
  価格:6万円〜
 1-3:iPad Air〈7.9インチ〉
  価格:7万円〜
2・ 最新のiPadの比較 (2)
 2-1:iPad Pro〈11インチ
  価格:9.5万円〜
 2-2:iPad Pro〈12.9インチ〉
  価格:13万円〜
 2-3:全機種からの「おすすめ」の提案

 そのほか、iPad自体をお探しの方には、別に記事もあります。

 これらもよろしくお願いします。

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 最後になりましたが、この記事が皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければうれしいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 19:48 | PC周辺機器

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