【今回レビューする内容】2024-2025年 大風量!強力な静音サーキュレーターの性能とおすすめ・選び方:リビング向け8畳 10畳 12畳 18畳 20畳 22畳 24畳 30畳モデル 電気代 静音性 エアコンの空気循環用:風力・性能ランキング
【比較する製品型番】シャープ PK-18S01 PK-18S01-B PK-18S01-H アイリスオーヤマ PCF-SDC15T KCF-SDC182T-W PCF-SDC18T KCF-SDC15T-EC-W PCF-SDC15T-EC-W PCF-SDC15T-W PCF-SDS15T-EC-W KCF-SDS15T-EC-W PCF-SDS15T-W PCF-SD15CH-W PCF-C15T PCF-BD15T-W PCF-BD15T-A PCF-SC15T PCF-SDC152TK-W ボルネード STRATA-JP Hybrid Air Circulator 6303DC-JP 5303DC-JP 610DC2-JP 533DC-JP 660-JP 360-JP PIVOT6-JP バルミューダ GreenFan C2 A02A 山善 YAR-WED182(W)YAR-DD253(W) YAR-W303(W) YAR-AD238(WB) AAR-JSN15(WS) YKAR-SDX15(W) ツインバード KJ-4998W KJ-D783W ドウシシャ FCZ-182DWH FCZ-182DWH cado STREAM1800F STR-1800F シロカ SH-CD131 Acer acerpure cozy AF533-20W SwitchBot W3800511 W3800510 ほか
今回のお題
高性能サーキュレーターのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2024年12月現在、最新のサーキュレーターを比較します。
リビングの空気の「かくはん」に適切なパワーがありつつ、静音性や機能性も高い機種を探していきます。
・サーキュレーターの比較 (1)
1:選び方の基本の説明
2:強風モデル (15㎥ /分〜)
2-1:シャープ
2-2・アイリスオーヤマ
2-3:ボルネード
2-4:山善
・サーキュレーターの比較 (2)
2-5:バルミューダ
2-6:CADO
2-7:ドウシシャ
3:標準モデル (10㎥ /分〜)
3-1:アイリスオーヤマ
3-2:山善
・サーキュレーターの比較 (3)
3-3:シロカ
3-4:ツインバード工業
4:他のモデル
4-1:Acer SwitchBot ほか
5:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめにサーキュレーターの選び方の基本を説明します。
その後、12畳以上のリビング向けといえる「強風モデル(15㎥ /分〜)」を総覧したあと、8畳程度に最適な標準モデル(10㎥ /分〜)を見ていくという構成になります。
ーー
パワフルさ ★★★★★★
静音性 ★★★★★
省エネ性 ★★★★★
デザイン ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の「結論編」(こちら)では、上表のような指標から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
よろしくお願いします。
---
1・高性能なDC扇風機の比較
2・1万円前後の扇風機の比較
3・タワー型スリム扇風機の比較
4・ダイソンの空調家電の比較
5・サーキュレーターの比較
なお、今回の記事は、このブログの空調家電の比較記事の5回目記事として書きました。
1・サーキュレーターの選び方の基本
はじめに、サーキュレーターの選び方の基本からです。
主に、サーキュレーターを初めて買う方に向けて、導入意義を簡単に説明したあと、特に「分かりにくい」と言える、各製品の「適用畳数」の部分について、説明します。
1-1・サーキュレーターの導入効果
たまに勘違いされている方がいますが、サーキュレーターは、(あくまで)エアコンの空気を効果的に循環させるための家電です。
初めて買う方は、直接その風で涼感を得るための手段としては、効率や騒音などの面で、全く向かない家電であることを、まず理解してください。
涼感を得る手段とエアコンの空気のかくはん効果とを1つの家電で兼ねたい場合、別のジャンルの家電製品で対応できます。
このブログの【高性能DC扇風機の比較記事】みた、立体首振りができる製品です。
ただし、より正確に言えば、こうした製品は、専用のサーキュレーターに「かくはん効果」は適いません。
なぜなら、暖かい空気、冷たい空気は、床と天近くに溜まる性質があるからです。
専用サーキュレーターの方が、ローポジションで床近くに置けるため、ハイブリッド機よりかくはん効果がだいぶ上です。
---
結論的にいえば、風で涼感を得る手段と、空気のかくはんとは「別」に考えて、専用のサーキュレーターを選ぶことを、Atlasはおすすめしています。
1・風力
:適用畳数の広さ
2・静音性
:羽根径の大きさ
:モーターの種類
:風量調整の細かさ
3・かくはん性
:上下の自動首振り範囲
:左右の自動首振り範囲
4・電気代
:モーターの種類
紹介するサーキュレーターは、現行品だけで50機種を軽く超えます。
各社とも性能を競っているわけですが、Atlasが考えるに重要な比較ポイントとなるのは、上表の4点です。
これらの部分を大事に考えつつ比較するつもりです。
1-2・おすすめの適用畳数
サーキュレーターは、各社とも「適用畳数」というスペックをだしています。
ただし、サーキュレーターの場合、適用畳数は注意が必要です。
適用畳数とは、サーキュレーターの場合、エアコンの空気のかくはんができる最大面積を示します。
上位機は、適用畳数が40畳用以上の製品もあります。
しかし、これが「業務用」で、例えば、10畳程度の家庭のリビングでは「オーバースペック」というわけではないです。
なぜなら、適用畳数とは、「完全に密閉された真四角の空間」での「最大対応面積」を示す値だからです。自宅空間では、換気もありますのでなかなかそうもいかないでしょう。
---
結論的にいえば、10畳程度の続きのリビング(LDK)の場合で、「短時間での空気のかくはん」をしたい場合は、(少なくとも)「適用畳数20畳以上」の製品を買っておき、パワー調整しつつ利用するのが「おすすめ」です。
機能面でも畳数の広めのモデルを選ぶ意味はあります。
2・リビング向けのサーキュレーター
というわけで、ここからは、各社の「ハイエンド(最高性能)」となる、適用畳数20畳以上の最高性能のサーキュレーターを比較していきます。
価格としては、1万円〜2万円台で、主にマンションなどのリビング用として売れ行きの良い製品です。
上表のような順番で、メーカーごと紹介します。
2-1・シャープの製品
はじめに、シャープのリビング用サーキュレーターからです。
2024年に新規参入したばかりですが、同社の「プラズマクラスター」技術を活かした製品となります。
---
なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2024年発売】
1・シャープ サーキュレーター PK-18S01-B
1・シャープ サーキュレーター PK-18S01-H
¥19,800 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
風の強さ:〜30畳
風速調節:10段階
首振り(左右):自動140度
首振り(上下):自動120度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
PK-18S01-Bは、シャープのサーキュレーターです。
適用畳数は、30畳です。
30畳のリビングにお住みの方は「少ない」でしょう。
しかし、強力だと短時間で空気がかくはんされるので、一般的なマンションでも高性能機を選ぶのは意味があります。
サイズは、幅253×奥行197×高さ329mmです。
先行した30畳クラスの他社機とサイズは同じほどです。
この部分は研究してきたのかなと思います。
形状は最近の強風タイプでは珍しい、ダブルレバーです。
デザイン家電の類で、見映えも良いです。
風量は、数字としては無明記です。
最大畳数表記も自社基準で、JIS基準の測定基準で適用畳数ではないです。
羽根は、18cmという大きめの3枚羽根です。
シャープらしく、生き物の翼から学ぶ「ネイチャーウイング」で、今回は、フクロウから学んだとされます。後述する静音性を担保するための仕組みです。
JIS基準で書かなかったのは、おそらく風路を細くすることで、風速(風圧)を高めることを優先したためです。JIS基準で計測する場合、構造的にシンプルな他社の30畳用よりおそらく弱いのだと思います。
ただ、通しでも30畳用リビングにお住まいの方は少ないでしょう。また、サーキュレーターの場合、風圧があり、細く遠くに飛ぶ方が、空気のかくはん効果は発揮するでしょうから、問題ないように思います。
風は細くもなく(涼むのではなく)サーキュレーターとして使うならば問題ないです。
結論的にいえば、適用畳数以内ならば、中・強風あたりの段階で利用しても、しっかり、かくはん効果を発揮してくれそうな水準といえるでしょう。
自動首振り機能は、対応です。
左右は、60度・90度・120度からの範囲選択です。
上下は、最大で「上90度・下50度」で、合計140度の自動首振りです。
範囲を「上50度・下10度」「上10度・下50度」に設定もできます。
ダブルレバーですが、台座が回るので、可動域は良いと言えます。
立体首振りも対応します。
ここまで大きめだと、さほど使わないかもしれませんが、便利です。
角度調整は、完全に90度上向きにできる機種です。
風速切替は、10段階で調節可能です。
DCモーターは、微調整がうまいので、一般的に細かいです。
静音性は、風量4で34dB、風量7で44dB、風量10で49dBです。
先述の「羽根の工夫」もあっての数字ですが、30畳用の最大風量としては「静か」でしょう。ただ、風量4以下の最小音は、他社と違って開示がないです。
より緩やかに回す場合は、他社機に及ばない可能性はあります。
清潔性の部分では、同社のマイナスイオン技術、つまり、プラズマクラスターを採用します。
プラズマクラスターは発生量でランクがありますが、こちらは、最上位のプラズマクラスターNEXTです。
一方、シャープは、プラズマクラスターの適用畳数もしっかり明記しており、本機は10畳です。30畳などの広範囲の空間だと、換気部分を含めて効果は見込めないでしょう。
ただ、家庭用として、例えば、洗濯物やニオイのついた衣服の乾燥に利用する場合、一定の消臭効果は、期待できます。
リモコンは、付属です。
首振りや強制攪拌を含めて全ての操作ができます。
そのほか、最近のサーキュレーターの流行ですが、分解して掃除しやすい構造を採用します。
---
以上、シャープの PK-18S01-Bの紹介でした。
大風量で、静音性が高い上で、外観も良く、価格も外国製品に比べれば納得感があるモデルです。
風速はシャープの自社基準とはいえ、一般的なサイズのリビングで利用する場合、問題ない感じはあります。
2-2・アイリスオーヤマの製品
つづいて、アイリスオーヤマのリビング用サーキュレーターからです。
格安な生活家電に強みを持つ日本企業ですが、サーキュレーターの展開数は有数です。おそらく、シェア率は日本トップでしょう。
【2022年発売】(入タイマーあり) KCF-SDC181T同型
2・アイリスオーヤマ KCF-SDC182T-W
¥(15,900) 楽天市場 (12/9執筆時)
【2019年発売】
3・アイリスオーヤマ PCF-SDC18T
¥10,790 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
3・アイリスオーヤマ PCF-SDC182TK-W
¥9,780 楽天市場 (12/9執筆時)
風の強さ:〜30畳
風速調節:10段階
首振り(左右):自動120度
首振り(上下):自動60度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
PCF-SDC18T は、アイリスオーヤマのサーキュレーターです。
サーキュレーターアイ DC JETというシリーズで展開される製品です。
新旧両機種ありますが、KCF-SDC182Tのみ「入タイマー」があります。
「切タイマー」はどれもあります。あとは、色以外は同じです。
サイズは、幅26.0×奥行26.0×高さ36.2cmです。
大風量モデルですのでサイズ感はあります。
適用畳数は、30畳までです。
風量はそれに応じた強力な風です。
30畳のリビングにお住みの方は「少ない」でしょう。
しかし、強力だと短時間で空気がかくはんされるので、一般的なマンションでも高性能機を選ぶのは意味があります。
なお、同社は、その下位機種を含めて、多少異なる形状の羽根とグリルを採用します。
そのため、写真のような「スパイラル気流(強めの直進風)」が起こせます。
本機の場合、新型のDCモーターを搭載したため、このようなパワーが出せました。
自動首振り機能は、左右方向に最大120度、上下方向に最大60度です。
左右は、60°・90°でも固定可能です。
立体首振りにも対応します。
機能としては問題ない水準です。なお、角度を手動で変えたい際も、自動首振りを利用して動かさないと「壊れる」ので、注意してください。
また、強制かくはん機能が搭載です。
ワンボタンで最大風速で、上向き45度で、30度の左右首振りになるため、「ターボモード」的な運転ができます。
角度調整は、一方、他社の場合、完全に90度上向きにできる機種もあります。
しかし、本機は、最大65度までの調整範囲です。
風速切替は、10段階で調節可能です。
リズムモードも3段階で搭載です。
静音性は、風量3(弱風)までは35dB以下という水準です。
DCモーター(直流:direct current)なのでそれなりに「静か」です。
ただ、強風時のデータは非開示で、この部分でより優れる他社機はある状況です。
とはいえ、パワーと羽根の径の割には騒音は少ないでしょう。
リモコンは、付属で、首振りや強制攪拌を含めて全ての操作ができます。
---
以上、アイリスオーヤマのPCF-SDC18Tの紹介でした。
1万円台の高級品として、機能がまとまっており、総合力は値段相応に高いでしょう。
ただ、同社の場合は、次に紹介する下位機種も割と性能がまとまっており、個人的にはそちらでも良いと感じます。
【2024年発売】
4・アイリスオーヤマ KCF-SDC15T-EC-W
¥13,900 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
【2024年発売】(各色)
4・アイリスオーヤマ PCF-SDC15T-EC-W
¥10,400 楽天市場 (12/9執筆時)
アッシュグレー:PCF-SDC15T-EC-AH
ブラックウッド:PCF-SDC15T-EC-TU
ホワイトウッド:PCF-SDC15T-EC-WU
風の強さ:〜28畳
風速調節:8段階
首振り(左右):自動120度
首振り(上下):自動60度
立体首振り:対応
左右首振り:最大120度
上下首振り:3D立体首振り
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
KCF-SDC15T-ECも、 アイリスのサーキュレーターアイ DC JETに属する製品です。
羽根径が15cmクラスなので、先ほどの機種(18cm)より小さい部分では下位機です。
なお、2系統の型番がありますが、以下で示す基本性能は同じです。値段で決めてOKです。
サイズは、幅21.0×奥行21.0×高さ29.4cmです。
このクラスでは一回り小型で、設置性は良いです。
適用畳数は、28畳です。
風量もそれに応じたものと言えます。
静音性は、一方、上位機より羽根が小径です。
最高強度で運転する際は静音性において差はあるでしょう。
本機も、運転強度3までは静音(最小21.5dB)とされますが、最高(ターボ)時は、うるさいでしょう。
自動首振り機能は、左右方向に120度です(60・30も可)。
上下方向は、最大60度でです。
ただ、上下は、全段ほか、上段・中段・下段がボタン設定可能です。
上下の首振り角度が調整できる機種は他社にもあります。しかし、本機のように、20度前後の狭い範囲の刻みで、しかも、1ボタンで上・中・下が指定できるような機種はないです。
ここは、衣類乾燥においてポイントで、しっかり洗濯物に風がかかります。
小径であるためとも言えますが、上位機にない工夫です。
立体首振りも可能です。
ただし、「強制攪拌機能」はありません。
性能の部分では、夜間に利用しやすいよう、消灯と操作音の消音機能があります。
そのほか、最近流行ですが、分解して全ての部分が清掃できるののを売りとします。
--
以上、アイリスオーヤマのKCF-SDC15T-ECの紹介でした。
最大風量(ターボ)は音はするでしょうから、使っても短時間用でしょう。とはいえ、弱めても、24畳クラスの風量は見込めますので、「十分パワフル」です。
その上で、衣類乾燥において、角度を限定できるのは、アナログチックですが、実際、効果はありそうです。先ほどみた18cm径だと、大きすぎるように思われるご家庭にこちらはよさそうです。
このほか、アイリスオーヤマは、15㎥ /分を超えるといえる、広めのリビング用として、以下のようなラインナップがあります。
順番にみておきます。
ーー
【2022年発売】(入タイマーあり)(白のみ在庫)
5・アイリスオーヤマ KCF-SDCC152T-W
5・アイリスオーヤマ KCF-SDCC152T-B
¥15,126 楽天市場 (12/9執筆時)
【2019年発売】(入タイマーなし)
6・ アイリスオーヤマ PCF-SDC152TK-W
¥8,980 楽天市場 (12/9執筆時)
7・アイリスオーヤマ PCF-SDC15T-W
¥9,470 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
風の強さ:〜24畳
風速調節:10段階
首振り(左右):自動120度
首振り(上下):自動60度
立体首振り:対応
左右首振り:最大120度
上下首振り:3D立体首振り
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
第1に、KCF-SDCC152Tなどです。
1つ上のKCF-SDC15T-ECの1つ前の世代の製品です。
複数ありますが、2019年モデルは、入タイマーがないです。
サイズはほぼ同じで、15cm径の羽根である部分も同じです。
一方、こちらは、上方向の首振りの3段階固定がない代わりに、 写真のように中心を弱めの風にする方式の「衣類乾燥モード」があります。
大量の衣類をムラ無く乾かすという方向性でしょう。発送は、新型違います。
一方、最大風量は、新機種に及ばない24畳クラスで、省エネ性も若干ですが、新機種のが良いです。
--
結論的にいえば、衣類乾燥は新型の方が効率的に思います。さほど安いわけでもないので、新型が良いでしょう。
ーーーー
【2024年発売】
8・ アイリスオーヤマ PCF-SDS15T-EC-W
¥9,480 楽天市場 (12/9執筆時)
9・ アイリスオーヤマ KCF-SDS15T-EC-W
¥11,800 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
グレー:PCF-SDS15T-EC-H
イエロー:PCF-SDS15T-EC-Y
ピンク:PCF-SDS15T-EC-P
グリーン: PCF-SDS15T-EC-G
風の強さ:〜22畳
風速調節:6段階
首振り(左右):自動80度
首振り(上下):自動65度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
第2に、 PCF-SDS15T-ECなどです。
流通ルートで型番が変わりますが、基本性能は変わりません。
こちらも同じ15cm羽根径ですが、適用畳数は22畳です。
本機は「サーキュレーターアイ DC silent」という特別なシリーズ名です。。
静音性は、「サイレント」の名前通り配慮がある機種です。
風量調整を6段階のうち、3段階までを35dB以下に抑えています。
その上で、ターボ時で20畳までなので、強風時の運転音も控えめとはいえます。
むろん、その分、最大風量は劣るので、一長一短ですが。また、強をふくめて、全体が「静音」というわけでもないです。
自動首振り機能は、左右方向に最大90度、上下方向に最大65度です。
立体首振りも対応できますが、左右・上下とも、角度の制限は不可です。
したがって、衣類乾燥・強制かくはんモードともないです。
リモコンは付属です。
--
結論的にいえば、風量はある程度あれば良い場合で、むしろ夜間など小風量で静音性を重視したい場合、こちらを選べば良いといえます。
ただ、次に見ますが、旧機がのこるのでそちらとの比較は必要です。
ーーー
【2023年発売】(リズム風モード)
10・ アイリスオーヤマ PCF-SDS152T-W
¥8,980 楽天市場 (12/9執筆時)
【2023年発売】(性能は同じ)
10・ アイリスオーヤマ PCF-SDS15T-W
¥8,970 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
ホワイト:PCF-SDS152T-W
グレー:PCF-SDS152T-H
ピンク:PCF-SDS152T-P
グリーン:PCF-SDS152T-G
【2023年発売】(強制かくはんモード)
11・ アイリスオーヤマ KCF-SDS151T-W
¥7,980 楽天市場 (12/9執筆時)
ホワイト:KCF-SDS151T-W
グレー:KCF-SDS151T-H
ピンク:KCF-SDS151T-P
グリーン:KCF-SDS151T-G
風の強さ:〜20畳
風速調節:8段階
首振り(左右):自動90度
首振り(上下):自動65度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
第3に、PCF-SDS152Tなどです。
1つ上で見た製品の旧機になります。
同じ15cm羽根径ですが、最大風量は多少弱く20畳用です。
なお、この世代場合、選択式ですが、「リズムモード」搭載機と「強制かくはんモード」が搭載でした。
その上で、風量段階が8段階とより細かく、5段階目までが35dB以下だったので、貞風領事の設定が、新機種より「細やか」だったとは言えます。
角度調整も、左右については少し広かったと言えます。
---
結論的にいえば、現状では1つ上で見た新機種より、こちらのほうが良いように思えます。風量は、新機種のがやや強いですが、その分うるさいとはいえますから。
なお、静音性の部分では、後ほど見るVORNADOの製品も見どころがあるため、比較する必要はあります。
ーー
【2023年発売】
12・ アイリスオーヤマ PCF-SD15CH-W
12・ アイリスオーヤマ PCF-SD15CH-H
¥13,843 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
風の強さ:〜20畳
風速調節:6段階
首振り(左右):自動90度
首振り(上下):自動65度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
第3に、KCF-SDS151Tシリーズです。
こちらも、15cm径の羽根の20畳用です。
DCコードレスという独自名がありますが、名前通りバッテリー搭載機です。
持続時間は、最大運転・首振りありで3時間、風量1・首振りなしで50時間との表記です。
主モーターはファン用なので、首振りなしでもあまり持続時間は伸びないと思います。
ただ、本機は外部バッテリー対応です。
10000mAhあたりの製品につなげれば、だいぶ延長できるでしょう。
内蔵バッテリーは2,200mAhなので、約4倍にできます。バッテリーは15W(5V 3A)出せるならば、このブログの【USBモバイルバッテリーの比較】で書いたものならば、どれでも問題ないです。
充電は、USB-C to USB-Cケーブルです。約4時間で満充電です。
なお、付属のコンセント用のUSBアダプタを含めて、専用設計との表記です。(おそらく)ケーブル・アダプタの対応電圧の部分があるので、初心者向けにそう書いているのでしょう。
---
結論的にいえば、モバイルバッテリーでの運用考えると、停電時の備えをふくめ、意外と「使えるシーンはある」ように思えました。
ーーー
【2023年発売】
【24畳】
13・アイリスオーヤマ STF-DC152T-W
¥11,828 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
【30畳】
13・アイリスオーヤマ STF-DC182T-W
¥13,599 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
STF-DC15T STF-DCC15T
STF-DC18T STF-DCC18T
STF-DCD18T-B STF-DCD18T-T
STF-DCD18T-W ほか
このほか、アイリスオーヤマからは、上図の様な「ハイポジション」タイプのサーキュレーターもあります。
洗濯物の乾燥などにも利用する「ハイブリッド」利用が想定されています。
ただ、冷気は床に、暖気は天井に向かうわけです。
部屋の効果的な空気循環のためには、サーキュレーターを床近くにおくことは「意味のあること」なので、この種の「ハイブリッド化」は、個人的にはあまりオススメしません。
2-3・ボルネードのサーキュレーター
つづいて、米国のボルネードのサーキュレーターです。
昔は、「とにかくパワフル」な部分だけが「売り」でしたが、最近は、DCモーターの利点を活かして「静かでもあるよ」という訴求もはじめました。
【2017年発売】
【〜35畳】【風量12.5m3/分】
14・VORNADO DCモーター 6303DC-JP
¥23,311 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
風の強さ:〜35畳
風速調節;99段階
左右首振り:手動
上下首振り:手動(上向き可)
立体首振:
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
6303DC-JPは、米国のボルネードの製品です。
サーキュレーターを初めて発売した企業で、世界的な知名度があります。
サイズは、幅30×奥行21,5×高さ37cmです。
奥行がなく設置性は良さそうです。
適用畳数は、35畳程度です。
風速は、26メートルの直進風とされます。
強力な製品ですが、6畳から利用できます。いずれにしても、1台のサーキュレーターでカバーするならば、この機種は良いと思います。
スペック的に言えば、風量が最高12.5㎣/分なので、さほど目立たないです。
しかし、日本メーカーは扇風機の計測法、米国メーカーはサーキュレーターの計測法を用いるため、実際はボルネードが圧倒します。
風速切替は、99段階で、実質的に「無段階」と言って良いです。
デジタルパネルを見ながら数値設定可能です。
これは、DCモーターを採用したメリット性の1つです。同社としては「超微風」といえる2.9立方メートル/分まで、出せるようになりました。
静音性は、もうひとつのポイントです。
DCモーター採用で、微風時に30dB(未満)となりました。
ターボ時はただ、57dBです。
こちらは、30畳用ながらシャープの大畳数モデルに比べるとやや負けます。
とはいえ、サーキュレーターは長時間「全力運転」させるものでもないので、さほどのは問題ないでしょう。
角度調整は、水平から90度までの調節が可能です。
自動首振り機能は、非搭載です。
ただ、この機種は、強力な風で、壁の跳ね返り風を利用しつつ、「強引に」かくはんさせるコンセプトなので、一概にマイナスとは言えません。
リモコンは、付属です。
最大12時間のオフタイマーも付属です。
そのほかDCモーター採用の恩恵で、従来機のより80%省エネです。
----
以上、ボルネードの6303DC-JPの紹介でした。
従来機のパワフルだが「うるさい」という同社の従来機の欠点を修正した機種です。
その分、わずかに巻き込める風量は減りましたが、性能には影響ないでしょう。実際、日本の家庭には、このモデルのほうがフィットするでしょう。
ターボ時は確かに音はしますが、長時間使うものでもないでしょう。先述のように、シャープ機のが静かではありますが、シャープ機の場合、適用畳数表記でやや劣る上で、風量計測が自社基準ですので、こちらと単純に比較はできません。
実際、こちらは多少弱めて利用してもパワフルでした。
ーーー
なお、VORNADOは、下位機種が相当数あります。
順番にみておきます。
【〜30畳】【風量10.87m3/分】
15・VORNADO DCモーター 610DC2-JP
¥30,800 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
【〜16畳】【風量6.8m3/分】
16・VORNADO DCモーター 533DC-JP
¥19,800 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
風の強さ:〜30畳
風速調節;無段階
左右首振り:手動
上下首振り:手動(上向き可)
立体首振:
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:
第1に、「エナジー・スマートエア・サーキュレーター」シリーズです。
静音モーター採用の中位機です。
上位機と比較すると、ターボ運転ができない関係で適用畳数が30畳となり、最大風量も落ちます。
そのほか、リモコンが付属しない点、温度コントロールがアナログのダイヤル式になり、オフタイマーも利用できない点が違いです。
値段差をふまえても、選ぶならば上位機でしょう。
ーーー
【〜35畳】【風量14.86m3/分】
17・VORNADO サーキュレータ 660-JP
17・VORNADO サーキュレータ 660-JP
¥21,558 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
【〜30畳】【風量9.20m3/分】
18・ボルネード PIVOT6-JP
¥(22,000) 楽天市場 (12/9執筆時)
【〜14畳】【風量8.33m3/分】
19・VORNADO サーキュレータ 360-JP
¥9,029 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
風の強さ:上記参照
風速調節;4段階
左右首振り:手動
上下首振り:手動(上向き可)
立体首振:
モーター:ACモーター(51dB)
リモコン:
第2に、「ボルネード・サーキュレーター・モダン」シリーズです。
デザイン性重視の下位シリーズです。
ここまで紹介した上位機には、風速は及ばない(25M)ですが、風量自体は最も強く、上位機以上に「パワフル」です。
ただ、本機は、旧来のACモーターで弱風でも51dBで、うるさいです。
パワフルなので昔から人気があったのですが、DCモーター機が登場したので、存在感は薄くなりました。
ACモーターですから、風量の調節が4段階のみとなります。
・VORNADO ベーシック 630-JP
・VORNADO ベーシック 633-JP
・VORNADO ベーシック 533-JP
そのほか、モダンシリーズは以上の機種もありますが、いずれもACモーター機です。
とくに、 630-JPは、ACモーター機としても電力が必要な機種ですので、選ぶならば上位機です。
【2024年発売】(加筆予定)
【〜35畳】
20・ボルネード STRATA-JP
¥39,800 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
風の強さ:〜35畳
風速調節;5段階
左右首振り:手動(180・90度)
上下首振り:記事参照
立体首振:
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
STRATA-JP Hybrid Air Circulatorも、米国のボルネードの製品です。
同社の家庭用の最新上位機といえるのが本機です。
サイズは、幅30.5×奥行30,5×高さ47cmです。
正面からみると巨大なドライヤーのような独特の外観です。
風量は、調査時データとしては非開示でした。
ただ、適用畳数とすると35畳程度です。
本機は、プロペラではなく、シロッコファンで空気を回し出す方式のようです。
【タワーファンの比較記事】で見たような羽根無し扇風機と同じ方式です。
この場合、風速は相当速い一方、風量はおそらく限られると言えます。
角度調整は、180度(あるいは90度)回転しながら壁や天井に風を打ち付けて、最大35畳という広めの畳数に対応させる方式です。
言いかえれば、首振りさせないと、効果は低いのが注意点に思えます。つまり、人に対して「風よけ」するような配置にしがたい部分がありそうです。
なお、この部分は、不定のことが多いです。今夏見れるか微妙なのですが、現物をしっかり見てから、加筆します(加筆予定)
風速切替は、5段階です。
DCモーターですが、切替幅は少なめです。
静音性は、最小29dB・弱で35dB・中43dBです。
さすがに、強50dBで、ターボ53dBですので、普通のファンと同じほどの音はあります。
自動首振り機能は、左右のみです。
ただ、上下は、振らずとも広範囲に風が行くので、問題ないです。
リモコンは、付属です。
マグネット式で、本体に収納もできる格好良いリモコンです。
----
以上、ボルネードのストラータの紹介でした。
面白い発想の、静音強力モデルです。
一方、従来に類似機がないので、もう少し様子見しないと「おすすめとも、イマイチとも言えない」ので、現物を確認しつつ調査したあと加筆予定です。
ただ、先ほど書いたように、どこに置いても、人に「風はあたる」部分はあるので、夏はともかく、利用する季節は選ぶでしょう。また、風速が強い結構な強風に思えるので、無造作に置いた紙の書類などはどうなのかも、少し調査したい部分です。
また、大は小を兼ねる感じではなく、実際、35畳に近いような、本当に広い空間に向く機種のように思います。
2-4・山善のサーキュレーター
つづいて、山善のサーキュレーターです。
商社ですが、比較的格安の季節家電に強みのある、古くからの日本企業です。
販売規模では、アイリスオーヤマと匹敵するでしょう。ただ、季節展開に近いので、時期によっては在庫がなく、割高価格なので、性能と価格が比例しない場合があるのが注意点です。
【2023年発売】
【熱中症警戒機能なし】
21・YAMAZEN YAR-BD182(W)
¥11,800 楽天市場 (12/9執筆時)
【熱中症警戒機能あり】
22・YAMAZEN YAR-WED182(W)
¥(10,482) Amazon.co.jp (12/9執筆時)
風の強さ:〜26畳
風速調節:5段階
首振り(左右):自動90度
首振り(上下):自動80度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
YAR-BD182は、日本の山善のサーキュレーターです。
本機は、同社の今年度の最上位機です。旧機は台座形状がかわりますが、ランプとピープ音による熱中症警戒機能がありました。
熱中症の危険があると判断した場合、音と光で知らせつつ、運転速度を自動調整します。
あとの、基本性能は同じです。シニア世代がいる方については、在庫があるうちは旧機種のが良いかと思います。
サイズは、幅22.5×奥行21×高さ32.5cmとなります。
他社の大風量モデルと比べると、多少ですが大きめです。
適用畳数は、26畳まで対応できます。
風量は、風速を含めて、情報がないですが、適用畳数程度の力はあります。
18cmの3枚羽根とDCモーターが、直進性のあるトルネード風を起こします。
適用畳数はそれをふまえてのものです。
プロペラ吸引部を小型化しないため、取り込める風量が多いという構造です。
角度調整は、上下について、最大90度、左右について80度です。
自動首振り機能は、上下左右同時の立体首振り対応です。
この部分でもかくはん性は高いでしょう。
風速切替は、5段階切替です。
リズム風などは対応しません。
静音性は、本機は、DCモーター採用です。
騒音値は最大値は示されません。ACモーターを採用する格安機より静かでしょう。
最弱運転は26dBです。
リモコンは、この機種には付属します。
タイマー設定なども可能です。
一方、ユニークな部分と言えるのは、温度センサーが付属する点です。
24度・26度・28度の3段階で温度を設定し、指定温度に達した際に「オン/オフ」の自動制御がなされます。
エアコンの温度設定に合わせて、不要な際に止められるので、冷えすぎ予防のほか、「静音化」にも寄与するでしょう。
---
以上、山善のYAR-BD182の紹介でした。
他社に比べての魅力は、温度・湿度センサーの搭載でしょう。快適性の部分ほか、節電にも寄与しそうですから。
DCモーターですし、静音性もあるていど期待できます。この価格帯で、立体首振り搭載は貴重でもありますし、割と良いです。
ーーー
同社も大畳数モデルが、他にもあります。
順番にみておきます。
【2024年発売】YAR-DD252(W)後継機
23・YAMAZEN YAR-DD253(W)
¥13,248 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
風の強さ:〜40畳
風速調節:8段階
首振り(左右):自動90度
首振り(上下):自動80度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
第1に、YAR-DD253-Wです。
40畳対応で、同社では、2番目に大風量です。
本体サイズは、幅28×奥行25×高さ38cmとなります。
シングルレバー方式ですが、相当大きなモデルです。
DCモーター機で、羽根径が25cmと大きめの径なので「爆音」ということはないでしょうが、静かでもないと思います。
なお、本機は山善の「お手入れ簡単サーキュレーターシリーズ」に属します。
ネジなしで羽根が簡単に取り外せるので、シーズンオフ時の手入れなどが楽です。
リモコンはありますが、先述の温度センサーは省略となります。
いずれにしても、位置づけは、格安な「業務用」という感じです。
ーーー
【2024年発売】YAR-W302(W)後継機
24・YAMAZEN YAR-W303(W)
¥14,300 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
風の強さ:〜45畳
風速調節:3段階
首振り(左右):自動60度
首振り(上下):手動
立体首振り:対応
モーター:ACモーター
リモコン:付属
第2に、YAR-W302です。
山善というか、業界でもおそらく「風量最強モデル」の1つです。
30cmの3枚羽根モデルで適用畳数だけならば、「ボルネードを超える」スペックです。
ただ、本機は、ACモーター(交流)です。
他のDCモーター(直流)にくらべて消費電力が高いほか、騒音部分、風量の調整力、首振りのスペックなど、全体で「不利」です。
業務用と考えても選ぶならば、同社の40畳用のほうが良いと言えます。
ーーー
【2024年発売】YAR-AD237(WB)後継機
【30畳:両袖固定】
25・YAMAZEN YAR-AD238(WB)
¥11,360 楽天市場 (12/9執筆時)
【30畳:シングル】
25・YAMAZEN YKAR-EDW18(W)
¥8,505 楽天市場 (12/9執筆時)
風の強さ:〜30畳
風速調節:8段階
首振り(左右):自動55度
首振り(上下):自動85度
立体首振り:対応
上下首振り:3D立体首振り
モーター:ACモーター
リモコン:付属
※YAR-AD238のスペック
第3に、AR-AD237です。
適用畳数は、30畳です。
立体首振りができるタイプで、大口径(23cm)の羽根を装備するタイプです。
一方、普通の三枚羽根ですし、羽根の径は静音性の向上というより、直進風の強化を狙ったものです。どちらかといえば、職場などに置いて、持ち運びやすい、という訴求の製品でしょう。
なお、30畳用は、シングルレバーのYKAR-EDW18-Wの販売もあります。
羽根は18cm径で余裕があり、7段階の風量調整ができるDCモーター機です。
立体首振りもできます。
特段穴はないですが、逆に言えば、個性もないです。
ーーー
【2024年発売】
【左右360度回転】
26・YAMAZEN YKAR-SDX15(W)
¥11,240 楽天市場 (12/9執筆時)
風の強さ:〜24畳
風速調節:10段階
首振り(左右):自動360度
首振り(上下):自動90度
立体首振り:対応
上下首振り:3D立体首振り
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
※YKAR-SDX15(W) のスペック
第3に、YKAR-SDX15-Wです。
適用畳数は、24畳クラスですが、360度首振りに特徴がある製品です。
自動首振り機能は、左右が最大360度で、180度・90度・45度の刻みです。
上下も30度・60度・90度の刻みです。
発想は面白いように思いますが、最大360度だと、風方向が調整できないのと同じなので、紙など、不要にものが舞うような気がします。
また、サーキュレーターの場合、天井や壁を利用して空気を循環させるので、ここまで稼動しても意味がないですし、回って戻ってくるまでの時間を考えても、あまり効率的に循環できるかは微妙です。
衣類乾燥において、部屋中に洗濯物を干すような場合は、意外と便利かなと思います。
ただ、普通のご家庭がお持ちだろう1-1.5Mの室内物干しの乾燥ならば、むしろ、回す角度を細かく制限できる、先ほどみたアイリスオーヤマ機のが便利でしょう。
ーー
【2024年発売】
【コードレス対応】(調査予定)
27・YKAR-BZX151(GG)
¥15,660 楽天市場 (12/9執筆時)
【コンセントタイプ】
27・YAMAZEN YKAR-ZX151(W)
¥8,720 楽天市場 (12/9執筆時)
風の強さ:〜24畳
風速調節:10段階
首振り(上下):自動75度
首振り(上下):自動90度
立体首振り:対応
上下首振り:3D立体首振り
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
※YKAR-BZX151(GG) のスペック
第4に、YKAR-BZX151-GGです。
適用畳数は、こちらも24畳クラスです。
ただ、バッテリー内蔵で、単独可動できるのが特徴です。
バッテリーの保ちは、風量最大で2時間、最小で40時間です。
2時間は短いように思えます。とはいえ、24畳クラスがバッテリーで動くのは仕様が良いとも言えます。360度は回りませんが、立体首振りも可能です。
充電時間は、3時間です。
充電は、お持ちのスマホなどの充電器を使います。本体側はUSB-C端子で、ケーブルは付属です。
重さは、2kgですし、キャンプに持っていくには割と良いかもしれません。
ただ、実用水準(弱・中あたり)の持続時間が不明瞭なので、補足調査をする予定です。意外と長いようならば、おすすめできます。
ーー
【2019年発売】
28・山善 AAR-JSN15(WS)
¥7,479 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
【2024年発売】(調査予定)
28・山善 YKAR-EDW15(W)
¥6,796 楽天市場 (12/9執筆時)
風の強さ:〜20畳
風速調節:6段階
首振り(左右):自動50度
首振り(上下):自動90度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(22db)
リモコン:付属
第5に、AAR-JSN15です。
適用畳数は、20畳です。
他機より多少風量は落ちますが、代わりに静音性を強調する製品です。
サイズは、幅21×奥行19.5×高さ29.5cmです。
シングルレバー式として小型で、設置性は良いです。
一方、本機は、15cmの羽根径なので、DCモーターで静かだとしても、強運転の場合ではないです。モーターをフルパワーで回すターボ運転時は、他機よりうるさいでしょう。
あとは、立体首振りもできますし、問題ないです。
なお、YKAR-EDW15(W)は、形状的に新型の20畳用になります。
こちらも、DCモーターで、立体首振り対応ですが、首振角度などの情報が現段階で不明なので、後ほど加筆予定です。
次回につづく
最新のサーキュレーターのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今日は、サーキュレーターの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。
・サーキュレーターの比較 (2)
2-5:バルミューダ
2-6:CADO
2-7:ドウシシャ
3:標準モデル (10㎥ /分〜)
3-1:アイリスオーヤマ
3-2:山善
・サーキュレーターの比較 (3)
3-3:シロカ
3-4:ツインバード工業
4:他のモデル
4-1:Acer SwitchBot ほか
5:最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)では、今回紹介できなかった、日本のバルミューダやCadoなどの強風タイプをみたあと、パワー控えめの標準モデルを追加で紹介します。
パワフルさ ★★★★★★
静音性 ★★★★★
省エネ性 ★★★★★
デザイン ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の3回目記事(こちら)で、ここまで紹介してきた全機種から、目的別、予算別にAtlasのオススメ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
---
この前編記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。