【今回レビューする内容】2025年 大風量!強力な静音サーキュレーターの性能とおすすめ・選び方:リビング向け8畳 10畳 12畳 18畳 20畳 22畳 24畳 30畳モデル 電気代 静音性 エアコンの空気循環用:風力・性能ランキング
【比較する製品型番】シャープ PK-18S02 PK-18S01 アイリスオーヤマ WOOZOO 360 barrel KCF-CDP18TEC1-H PCF-CD15TECA-W PCF-SDC15T KCF-SDC183T-W PCF-SDC18T KCF-SDC15T-EC-W PCF-SDC15T-EC-W PCF-SDC15T-W PCF-SDS15T-EC-W KCF-SDS15T-EC-W PCF-SDS15T-W PCF-SD15CH-W PCF-C15T PCF-BD15T-W PCF-BD15T-A PCF-SC15T PCF-SDC152TK-W AZ-SDC15TEC-W ボルネード STRATA-JP Hybrid Air Circulator 6303DC-JP 5303DC-JP 610DC2-JP 533DC-JP 660-JP 360-JP PIVOT6-JP バルミューダ GreenFan C2 A02A 山善 YAR-WED182(W)YAR-DD253(W) YAR-W304(W) YAR-AD238(WB) AAR-JSN15(WS) YKAR-SDX15(W) RCRP-BZX015(C) RCRP-ZX015(C) YARP-QD15(C) YAR-DDW154(W) ツインバード KJ-4998W KJ-D783W ドウシシャ FCA-183D DWD FCA-183D NWD FCZ-182DWH FCZ-182DWH cado STREAM1800F STR-1800F シロカ SH-CD131 SF-16A251SF-15A221 SF-A161 Acer acerpure cozy AF533-20W SwitchBot W3800511 W3800510 無印良品 MJ-OCF06 MJ-OCF18 東芝 TFC-15DT28 ほか
今回のお題
高性能サーキュレーターのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2025年6月現在、最新のサーキュレーターを比較します。
リビングの空気の「かくはん」に適切なパワーがありつつ、静音性や機能性も高い機種を探していきます。
1・サーキュレーターの比較 (1)
強風モデル (15㎥ /分〜)
1-1:選び方の基本の説明【導入編】
1-2:シャープ
1-3:アイリスオーヤマ
1-4:ボルネード
2・サーキュレーターの比較 (2)
強風モデル (15㎥ /分〜)
2-1:山善
2-2:バルミューダ
2-3:CADO
2-4:ドウシシャ
2-5:シロカ
2-6:Acer・SwitchBot ほか
3 ・サーキュレーターの比較 (3)
標準モデル (10㎥ /分〜)
3-1:アイリスオーヤマ
3-2:山善
3-3:シロカ
3-4:ツインバード工業
4・サーキュレーターの比較 (4)
標準モデル (10㎥ /分〜)
4-1:シロカ
4-2:ツインバード工業
4-3:無印良品・東芝 ほか
4-4:最終的なおすすめの提案【結論編】
記事では、はじめにサーキュレーターの選び方の基本を説明します。
その後、12畳以上のリビング向けといえる「強風モデル(15㎥ /分〜)」を総覧したあと、8畳前後の空間に最適な標準モデル(10㎥ /分〜)を見ていくという構成になります。
ーー
パワフルさ ★★★★★★
静音性 ★★★★★
省エネ性 ★★★★★
デザイン ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の「結論編」(こちら)では、上表のような指標から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
よろしくお願いします。
---
1・高性能なDC扇風機の比較
2・1万円前後の扇風機の比較
3・タワー型スリム扇風機の比較
4・ダイソンの空調家電の比較
5・サーキュレーターの比較
なお、今回の記事は、このブログの空調家電の比較記事の5回目記事として書きました。
1・サーキュレーターの選び方の基本
はじめに、サーキュレーターの選び方の基本からです。
主に、サーキュレーターを初めて買う方に向けて、導入意義を簡単に説明したあと、特に「分かりにくい」と言える、各製品の「適用畳数」の部分について、説明します。
1-1・サーキュレーターの導入効果
たまに勘違いされている方がいますが、サーキュレーターは、(あくまで)エアコンの空気を効果的に循環させるための家電です。
初めて買う方は、直接その風で涼感を得るための手段としては、効率や騒音などの面で、全く向かない家電であることを、まず理解してください。
涼感を得る手段とエアコンの空気のかくはん効果とを1つの家電で兼ねたい場合、別のジャンルの家電製品で対応できます。
このブログの【高性能DC扇風機の比較記事】みた、立体首振りができる製品です。
ただし、より正確に言えば、こうした製品は、専用のサーキュレーターに「かくはん効果」は適いません。
なぜなら、暖かい空気、冷たい空気は、床と天近くに溜まる性質があるからです。
専用サーキュレーターの方が、ローポジションで床近くに置けるため、ハイブリッド機よりかくはん効果がだいぶ上です。
---
結論的にいえば、風で涼感を得る手段と、空気のかくはんとは「別」に考えて、専用のサーキュレーターを選ぶことを、Atlasはおすすめしています。
1・風力
:適用畳数の広さ
2・静音性
:羽根径の大きさ
:モーターの種類
:風量調整の細かさ
3・かくはん性
:上下の自動首振り範囲
:左右の自動首振り範囲
4・電気代
:モーターの種類
紹介するサーキュレーターは、現行品だけで50機種を軽く超えます。
各社とも性能を競っているわけですが、Atlasが考えるに重要な比較ポイントとなるのは、上表の4点です。
これらの部分を大事に考えつつ比較するつもりです。
1-2・おすすめの適用畳数
サーキュレーターは、各社とも「適用畳数」というスペックをだしています。
ただし、サーキュレーターの場合、適用畳数は注意が必要です。
適用畳数とは、サーキュレーターの場合、エアコンの空気のかくはんができる最大面積を示します。
上位機は、適用畳数が40畳用以上の製品もあります。
しかし、こう言った機種は、例えば、10-12畳程度の家庭のリビングでの利用が「オーバースペックというわけでもない」です。
なぜなら、適用畳数とは、「完全に密閉された真四角の空間」での「最大対応面積」を示す値だからです。自宅空間では、換気もありますので、なかなかそうもいかないでしょう。
---
結論的にいえば、10畳程度の続きのリビング(LDK)の場合で、「短時間での空気のかくはん」をしたい場合は、(少なくとも)「適用畳数20畳以上」の製品を買っておき、パワー調整しつつ利用するのが「おすすめ」です。
機能面でも畳数の広めのモデルを選ぶ意味はあります。
2・リビング向けのサーキュレーター
ここからは、各社の「ハイエンド(最高性能)」となる、適用畳数20畳以上の最高性能のサーキュレーターを比較していきます。
価格としては、1万円〜2万円台で、主にマンションなどのリビング用として売れ行きの良い製品です。
上表のような順番で、メーカーごと紹介します。
2-1・シャープの製品
はじめに、シャープのリビング用サーキュレーターからです。
2024年に新規参入したばかりですが、同社の「プラズマクラスター」技術を活かした製品となります。
---
なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2025年発売】
1・シャープ サーキュレーター PK-18S02-B
1・シャープ サーキュレーター PK-18S02-H
1・シャープ サーキュレーター PK-18S02-A
¥21,462 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
【2024年発売】
2・シャープ サーキュレーター PK-18S01-B
2・シャープ サーキュレーター PK-18S01-H
¥19,800 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
風の強さ:〜30畳
風速調節:10段階
首振り(左右):自動140度
首振り(上下):自動120度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター
リモコン:付属
PK-18S03は、シャープのサーキュレーターです。
2024年旧モデルがありますが、スペック上の変更はないです。
新色(ネイビー系)は新機種だけですが、色にこだわらないならば、旧機種を選んでもOKです。
適用畳数は、30畳です。
30畳のリビングにお住みの方は「少ない」でしょう。
しかし、強力だと短時間で空気がかくはんされるので、一般的なマンションでも高性能機を選ぶのは意味があります。
サイズは、幅253×奥行197×高さ329mmです。
先行した30畳クラスの他社機とサイズは同じほどです。
この部分は研究してきたのかなと思います。
形状は最近の強風タイプでは珍しい、ダブルレバーです。
デザイン家電の類で、見映えも良いです。
風量は、数字としては無明記です。
最大畳数表記も自社基準で、JIS基準の測定基準で適用畳数ではないです。
羽根は、18cmという大きめの3枚羽根です。
シャープらしく、生き物の翼から学ぶ「ネイチャーウイング」で、今回は、フクロウから学んだとされます。後述する静音性を担保するための仕組みです。
国の定めるJIS基準で書かなかったのは、おそらく風路を細くすることで、風速(風圧)を高めることを優先したためです。JIS基準で計測する場合、構造的にシンプルな他社の30畳用よりおそらく弱いのだと思います。
ただ、通しでも30畳用リビングにお住まいの方は少ないでしょう。また、サーキュレーターの場合、風圧があり、細く遠くに飛ぶ方が、空気のかくはん効果は発揮するでしょうから、問題ないように思います。
風は細くもなく(涼むのではなく)サーキュレーターとして使うならば問題ないです。
結論的にいえば、適用畳数以内ならば、中・強風あたりの段階で利用しても、しっかり、かくはん効果を発揮してくれそうな水準といえるでしょう。
自動首振り機能は、対応です。
左右は、60度・90度・120度からの範囲選択です。
上下は、最大で「上90度・下50度」で、合計140度の自動首振りです。
範囲を「上50度・下10度」「上10度・下50度」に設定もできます。
ダブルレバーですが、台座が回るので、可動域は良いと言えます。
立体首振りも対応します。
ここまで大きめだと、さほど使わないかもしれませんが、便利です。
角度調整は、完全に90度上向きにできる機種です。
風速切替は、10段階で調節可能です。
DCモーターは、微調整がうまいので、一般的に細かいです。
静音性は、風量4で34dB、風量7で44dB、風量10で49dBです。
先述の「羽根の工夫」もあっての数字ですが、30畳用の最大風量としては「静か」でしょう。
最小音は22dBですが、寝室では4あたりがシャープの「おすすめ」のようです。
清潔性は、同社のマイナスイオン技術、つまり、プラズマクラスターを採用します。
プラズマクラスターは発生量でランクがありますが、こちらは、最上位のプラズマクラスターNEXTです。
一方、シャープは、プラズマクラスターの適用畳数もしっかり明記しており、本機は10畳です。30畳などの広範囲の空間だと、換気部分を含めて効果は見込めないでしょう。
ただ、家庭用として、例えば、洗濯物やニオイのついた衣服の乾燥に利用する場合、一定の消臭効果は、期待できます。
リモコンは、付属です。
首振りや強制攪拌を含めて全ての操作ができます。
そのほか、最近のサーキュレーターの流行ですが、分解して掃除しやすい構造を採用します。
---
以上、シャープの PK-18S01-Bの紹介でした。
大風量で、静音性が高い上で、外観も良く、価格も外国製品に比べれば納得感があるモデルです。
風速はシャープの自社基準とはいえ、一般的なサイズのリビングで利用する場合、問題ない感じはあります。
2-2・アイリスオーヤマの製品
つづいて、アイリスオーヤマのリビング用サーキュレーターからです。
格安な生活家電に強みを持つ日本企業ですが、サーキュレーターの展開数は有数です。おそらく、シェア率は日本トップでしょう。
【2019年発売】(25年追加)
(入タイマーあり)
3・アイリスオーヤマ KCF-SDC183T-W
¥20,372 楽天市場 (6/11執筆時)
(入タイマーなし)
3・アイリスオーヤマ PCF-SDC18T
¥10,200 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
3・アイリスオーヤマ PCF-SDC182TK-W
¥10,208 楽天市場 (6/11執筆時)
風の強さ:〜30畳
風速調節:10段階
首振り(左右):自動120度
首振り(上下):自動60度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
KCF-SDC183T は、アイリスオーヤマのサーキュレーターです。
サーキュレーターアイ DC JETというシリーズで展開される製品です。
新旧両機種ありますが、KCF-SDC183Tのみ「入タイマー」があります。
「切タイマー」はどれもあります。あとは、色以外は同じです。
サイズは、幅26.0×奥行26.0×高さ36.2cmです。
大風量モデルですのでサイズ感はあります。
適用畳数は、30畳までです。
風量はそれに応じた強力な風です。
30畳のリビングにお住みの方は「少ない」でしょう。
しかし、強力だと短時間で空気がかくはんされるので、一般的なマンションでも高性能機を選ぶのは意味があります。
なお、同社は、その下位機種を含めて、多少異なる形状の羽根とグリルを採用します。
そのため、写真のような「スパイラル気流(強めの直進風)」が起こせます。
本機の場合、新型のDCモーターを搭載したため、このようなパワーが出せました。
自動首振り機能は、左右方向に最大120度、上下方向に最大60度です。
左右は、60°・90°でも固定可能です。
立体首振りにも対応します。
機能としては問題ない水準です。なお、角度を手動で変えたい際も、自動首振りを利用して動かさないと「壊れる」ので、注意してください。
また、強制かくはん機能が搭載です。
ワンボタンで最大風速で、上向き45度で、30度の左右首振りになるため、「ターボモード」的な運転ができます。
角度調整は、一方、他社の場合、完全に90度上向きにできる機種もあります。
しかし、本機は、最大65度までの調整範囲です。
風速切替は、10段階で調節可能です。
リズムモードも3段階で搭載です。
静音性は、風量3(弱風)までは35dB以下という水準です。
DCモーター(直流:direct current)なのでそれなりに「静か」です。
ただ、強風時のデータは非開示で、この部分でより優れる他社機はある状況です。
とはいえ、パワーと羽根の径の割には騒音は少ないでしょう。
リモコンは、付属で、首振りや強制攪拌を含めて全ての操作ができます。
---
以上、アイリスオーヤマのKCF-SDC183Tの紹介でした。
1万円台の高級品として、機能がまとまっており、総合力は値段相応に高いでしょう。
ただ、同社の場合は、次に紹介する下位機種も割と性能がまとまっており、個人的にはそちらでも良いと感じます。
【2024年発売】
4・アイリスオーヤマ KCF-SDC15T-EC-W
¥13,988 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
【2024年発売】(Amazon限定型番:白)
4・アイリスオーヤマ AZ-SDC15TEC-W
¥11,800 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
【2024年発売】(各色)
4・アイリスオーヤマ PCF-SDC15T-EC-W
¥8,999 楽天市場 (6/11執筆時)
アッシュグレー:PCF-SDC15T-EC-AH
ブラックウッド:PCF-SDC15T-EC-TU
ホワイトウッド:PCF-SDC15T-EC-WU
風の強さ:〜28畳
風速調節:8段階
首振り(左右):自動120度
首振り(上下):自動60度
立体首振り:対応
左右首振り:最大120度
上下首振り:3D立体首振り
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
KCF-SDC15T-ECも、 アイリスのサーキュレーターアイ DC JETに属する製品です。
羽根径が15cmクラスなので、先ほどの機種(18cm)より小さい部分では下位機です。
なお、3系統の型番がありますが、以下で示す基本性能は同じです。
値段で決めてOKです。
サイズは、幅21.0×奥行21.0×高さ29.4cmです。
このクラスでは一回り小型で、設置性は良いです。
適用畳数は、28畳です。
風量もそれに応じたものと言えます。
静音性は、一方、上位機より羽根が小径です。
最高強度で運転する際は静音性において差はあるでしょう。
本機も、運転強度3までは静音(最小21.5dB)とされますが、最高(ターボ)時は、うるさいでしょう。
自動首振り機能は、左右方向に120度です(60・30も可)。
上下方向は、最大60度でです。
ただ、上下は、全段ほか、上段・中段・下段がボタン設定可能です。
上下の首振り角度が調整できる機種は他社にもあります。しかし、本機のように、20度前後の狭い範囲の刻みで、しかも、1ボタンで上・中・下が指定できるような機種はないです。
ここは、衣類乾燥においてポイントで、しっかり洗濯物に風がかかります。
小径であるためとも言えますが、上位機にない工夫です。
立体首振りも可能です。
ただし、「強制攪拌機能」はありません。
性能の部分では、夜間に利用しやすいよう、消灯と操作音の消音機能があります。
そのほか、最近流行ですが、分解して全ての部分が清掃できるののを売りとします。
--
以上、アイリスオーヤマのKCF-SDC15T-ECの紹介でした。
最大風量(ターボ)は音はするでしょうから、使っても短時間用でしょう。とはいえ、弱めても、24畳クラスの風量は見込めますので、「十分パワフル」です。
その上で、衣類乾燥において、角度を限定できるのは、アナログチックですが、実際、効果はありそうです。先ほどみた18cm径だと、大きすぎるように思われるご家庭にこちらはよさそうです。
ーーー
このほか、アイリスオーヤマは、ここまでみた製品と同型状で、15㎥ /分を超えるといえる、広めのリビング用として、以下のようなラインナップがあります。
順番にみておきます。
ーー
【2022年発売】(25年追加)
(入タイマーあり:白)
5・アイリスオーヤマ KCF-SDCC152T-W
¥18,480 楽天市場 (6/11執筆時)
(入タイマーなし:白)
6・ アイリスオーヤマ PCF-SDC152TK-W
¥10,800 楽天市場 (6/11執筆時)
6・アイリスオーヤマ PCF-SDC15T-W
¥9,880 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
(廉価版)ACモーター タイマーなし 風量3段階:灰
7・ アイリスオーヤマ YCF-NSD15TY5H
¥10,800 楽天市場 (6/11執筆時)
風の強さ:〜24畳
風速調節:10段階
首振り(左右):自動120度
首振り(上下):自動60度
立体首振り:対応
左右首振り:最大120度
上下首振り:3D立体首振り
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
第1に、KCF-SDCC152Tなどです。
1つ上のKCF-SDC15T-ECの1つ前の世代の製品です。
複数ありますが、2019年モデルは、入タイマーがないモデルがあります。
また、YCF-NSD15TY5H(ヤマダ系限定)も、同社の24畳です。
ただ、そちらだけACモーターですので、風量が3段階で、静音性も期待できません。
リモコンとスイッチ部分の仕様にコストカットも見られます。さして安くもないので、これは除いて考えた方が良いでしょう。
サイズは、1つ上でみた機種とほぼ同じです。
15cm径の羽根である部分も同じです。
一方、こちらは、上方向の首振りの3段階固定がない代わりに、 写真のように中心を弱めの風にする方式の「衣類乾燥モード」があります。
大量の衣類をムラ無く乾かすという方向性でしょう。発送は、新型違います。
一方、最大風量は、新機種に及ばない24畳クラスで、省エネ性も若干ですが、新機種のが良いです。
--
結論的にいえば、衣類乾燥は新型の方が効率的に思います。さほど安いわけでもないので、新型が良いでしょう。
ーーーー
【2024年発売】
8・ アイリスオーヤマ PCF-SDS15T-EC-W
¥8,980 楽天市場 (6/11執筆時)
9・ アイリスオーヤマ KCF-SDS15T-EC-W
¥12,001 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
グレー:PCF-SDS15T-EC-H
イエロー:PCF-SDS15T-EC-Y
ピンク:PCF-SDS15T-EC-P
グリーン: PCF-SDS15T-EC-G
風の強さ:〜22畳
風速調節:6段階
首振り(左右):自動80度
首振り(上下):自動65度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
第2に、 PCF-SDS15T-ECなどです。
流通ルートで型番が変わりますが、基本性能は変わりません。
こちらも同じ15cm羽根径ですが、適用畳数は22畳です。
本機は「サーキュレーターアイ DC silent」という特別なシリーズ名です。。
静音性は、「サイレント」の名前通り配慮がある機種です。
風量調整を6段階のうち、3段階までを35dB以下に抑えています。
その上で、ターボ時で20畳までなので、強風時の運転音も控えめとはいえます。
むろん、その分、最大風量は劣るので、一長一短ですが。また、強をふくめて、全体が「静音」というわけでもないです。
自動首振り機能は、左右方向に最大90度、上下方向に最大65度です。
立体首振りも対応できますが、左右・上下とも、角度の制限は不可です。
したがって、衣類乾燥・強制かくはんモードともないです。
リモコンは付属です。
--
結論的にいえば、風量はある程度あれば良い場合で、むしろ夜間など小風量で静音性を重視したい場合、こちらを選べば良いといえます。
ただ、次に見ますが、旧機がのこるのでそちらとの比較は必要です。
ーーー
【2023年発売】(リズム風モード)
10・ アイリスオーヤマ PCF-SDS152T-W
¥11,280 楽天市場 (6/11執筆時)
【2023年発売】(性能は同じ)
10・ アイリスオーヤマ PCF-SDS15T-W
¥10,443 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
ホワイト:PCF-SDS152T-W
グレー:PCF-SDS152T-H
ピンク:PCF-SDS152T-P
グリーン:PCF-SDS152T-G
【2023年発売】(強制かくはんモード)
11・ アイリスオーヤマ KCF-SDS151T-W
¥7,900 楽天市場 (6/11執筆時)
ホワイト:KCF-SDS151T-W
グレー:KCF-SDS151T-H
ピンク:KCF-SDS151T-P
グリーン:KCF-SDS151T-G
風の強さ:〜20畳
風速調節:8段階
首振り(左右):自動90度
首振り(上下):自動65度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
第3に、PCF-SDS152Tなどです。
1つ上で見た製品の旧機になります。
同じ15cm羽根径ですが、最大風量は多少弱く20畳用です。
なお、この世代場合、選択式ですが、「リズムモード」搭載機と「強制かくはんモード」が搭載でした。
その上で、風量段階が8段階とより細かく、5段階目までが35dB以下だったので、貞風領事の設定が、新機種より「細やか」だったとは言えます。
角度調整も、左右については少し広かったと言えます。
---
結論的にいえば、現状では1つ上で見た新機種より、こちらのほうが良いように思えます。風量は、新機種のがやや強いですが、その分うるさいとはいえますから。
なお、静音性の部分では、後ほど見るVORNADOの製品も見どころがあるため、比較する必要はあります。
ーー
【2023年発売】
(バッテリー搭載)
12・ アイリスオーヤマ PCF-SD15CH-W
12・ アイリスオーヤマ PCF-SD15CH-H
¥12,380 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
風の強さ:〜20畳
風速調節:6段階
首振り(左右):自動90度
首振り(上下):自動65度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
第3に、KCF-SDS151Tシリーズです。
こちらも、15cm径の羽根の20畳用です。
DCコードレスという独自名がありますが、名前通りバッテリー搭載機です。
持続時間は、最大運転・首振りありで3時間、風量1・首振りなしで50時間との表記です。
主モーターはファン用なので、首振りなしでもあまり持続時間は伸びないと思います。
ただ、本機は外部バッテリー対応です。
10000mAhあたりの製品につなげれば、だいぶ延長できるでしょう。
内蔵バッテリーは2,200mAhなので、約4倍にできます。バッテリーは15W(5V 3A)出せるならば、このブログの【USBモバイルバッテリーの比較】で書いたものならば、どれでも問題ないです。
充電は、USB-C to USB-Cケーブルです。約4時間で満充電です。
なお、付属のコンセント用のUSBアダプタを含めて、専用設計との表記です。(おそらく)ケーブル・アダプタの対応電圧の部分があるので、初心者向けにそう書いているのでしょう。
---
結論的にいえば、モバイルバッテリーでの運用考えると、停電時の備えをふくめ、意外と「使えるシーンはある」ように思えました。
ーーー
【2025年発売】
13・ アイリスオーヤマ WOOZOO PCF-BD15TEC-W
¥6,979 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
13・ アイリスオーヤマ WOOZOO KCF-BD151TEC-W
¥19,690 楽天市場 (6/11執筆時)
風の強さ:〜20畳
風速調節:5段階
首振り(左右):自動90度
首振り(上下):自動70度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
第4に、PCF-BD15TECシリーズです。
同じく20畳ですが、「バッテリー非搭載」になります。
流通ルートの違いで型番が変わりますが、性能は同じです。
バッテリーがない部分で台座がやや薄めですが、性能面でそこまでの個性はないです。
立体首振りはできますが、特殊な風質は、リズム風ほどで、あとは、切タイマーとおやすみモードが付くほどです。
【2025年発売】
14・アイリス WOOZOO 360 barrel PCF-CD15TECA-W
¥12,979 楽天市場 (6/11執筆時)
風の強さ:〜32畳
風速調節:8段階
首振り(左右):自動360度
首振り(上下):自動90度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
PCF-CD15TECAも、アイリスオーヤマのサーキュレーターです。
WOOZOO 360 barrel という先ほどとのサーキュレーターアイとは別シリーズの製品で、2025年からの新展開になります。
サイズは、直径19.5×高さ32.5cmです。
使用時は斜めになるわけですが、収納時の面積はコンパクトと言えます。
適用畳数は、32畳までです。
羽根形状は従来とそこまで変わりませんが、「スパイラル風」という宣伝文句はないです。
実機を見てもパワーを含めて問題なさそうでしたし、到達距離が最大23Mというスペックもそれを示します。
自動首振り機能は、左右方向に最大360度、上下方向に最大90度です。
シリーズ名にもありますが、360度に送風できる部分が本機の売りです。
シングルバーで全周回る製品は、後ほど見る山善や無印良品が先行していました。しかし、大畳数用はあまりみかけず、新味はあります。
形状的にも無印は普通の「扇風機」に近かったので、「キヤノン型」の見かけを含めて、「二番煎じ」な感じはあまりないです。
角度調整は、左右は、60°・90°・180でも固定可能です。
上下も、0-30度、30-60度、60-90度、0-60度、30-90度、0-90度で設定できます。
立体首振りも対応します。
モード設定は、先述のエアコンの空気循環向きの風質に1ボタンでかえる強制攪拌モードとリズム風に対応です。
この部分は、「サーキュレーターアイ」系と変わりません。
一方、衣類乾燥モードはないですが、むしろ360度送風で下から乾かすならば、広範囲の衣類がすぐ乾くでしょう。
風速切替は、8段階です。
タイマーや、段階的に風量を下げるおやすみモードほか、一通りの装備もあります。
静音性は、最小20dBとされます。
かなり静かですが、それなりにしっかり風を感じたい場合は、30dBほどでしょう。
ただし、最大風量時の運転音は非公開ですが、特段防防音処理設計はなされていませんし、それなりの稼働音はします。
メンテ性も、工具不要でばらせる構造です。
その上で、本体を除けば水洗いもできます。サーキュレータは最近この仕様が標準化してきました。
リモコンは、本機も付属です。
---
以上、アイリスオーヤマのPCF-CD15TECAの紹介でした。
形状的に、雨の日などに「部屋中」に衣類を干す場合は割と良さそうです。
一方、部屋でのエアコンの風の循環程度の用途ならば、首を振らせず「壁あて」のほうが(回転に伴う「うざったさ」もないので)360度送風は不要でしょう。
ただ、天井が高い場所や、形状が複雑なリビングなどには、360度送風以外に段階調整をできる部分を含めて、良い部分もありそうです。
ーーー
【2025年発売】
15・アイリス WOOZOO 360 barrel KCF-CDP18TEC1-H
¥39,820 楽天市場 (6/11執筆時)
風の強さ:〜40畳
風速調節:8段階
首振り(左右):自動360度
首振り(上下):自動90度
立体首振り:対応
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
なお、KCF-CDP18TEC1も、350度送風できる同社のWOOZOO 360 barrelに属する製品です。
先ほどの製品と同じ形状ですが、羽根径を大きくして40畳対応にしたモデルです。
もちろん、360度送風できます。
サイズは、直径22.5×高さ32.5cmです。
先ほどの機種よりやや大きめですが、邪魔になるというほどではないです。
外観は、ファブリック調で、こちらは高級感があります。
風量は、一方、本機は、20Mとの評価値です(下位機23M)。
羽根の口径は大きいですが、風速よりも(短距離での)風の拡散性を重視した風質に思います。
定格消費電力は、34Wです(下位機は22W)。
畳数を考慮しても、DCモーターにしてはそこまで省エネではない感じです。
静音性は、最小21dBと、下位機種と変わりません。
ただ、最大風量時の騒音はだいぶ違うでしょう。
あとは、先ほどの機種に対して、言及した違いはないです。
---
結論的にいえば、家庭用として言えば、(エアコンの空気循環に使う)サーキュレーターというより、リビングで、ファン(扇風機)として使いたい向けのラインに思います。
しかし、羽根径の小さなサーキュレーターをその用途でを使うのは、「風のあたり心地」の部分で、個人的にはおすすめできません。
ーーー
【2025年発売】
【30畳】(上向き90度対応)
16・アイリス STF-DC18T
¥14,800 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
16・アイリス KSF-DC183T-W
¥31,790 楽天市場 (6/11執筆時)
【28畳】
17・アイリス WOOZOO STF-SDC15TEC-W
¥12,500 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
17・アイリス WOOZOO KSF-SDC151TEC-W
¥28,800 楽天市場 (6/11執筆時)
【20畳】
18・アイリス WOOZOO AZSF-DC15TEC-B
¥13,599 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
STF-DC15TEC-A(青)
STF-DC15TEC-DA(紺)
STF-DC15TEC-W(白)
このほか、アイリスオーヤマからは、上図の様な「ハイポジション」タイプのDCモーター採用のサーキュレーターもわりと多く出ています。
洗濯物の乾燥などにも利用する「ハイブリッド」利用が想定されています。
ただ、冷気は床に、暖気は天井に向かうわけです。
部屋の効果的な空気循環のためには、サーキュレーターを床近くにおくことは「意味のあること」なので、この種の「ハイブリッド化」は、個人的にはあまりオススメしません。
また、先述のように、扇風機代わりに使って「心地よい風質」ではないので、その用途の場合は、さらにオススメしません。
2-3・ボルネードのサーキュレーター
つづいて、米国のボルネードのサーキュレーターです。
昔は、「とにかくパワフル」な部分だけが「売り」でしたが、最近は、DCモーターの利点を活かして「静かでもあるよ」という訴求もはじめました。
【2017年発売】
【〜35畳】【風量12.5m3/分】
19・VORNADO DCモーター 6303DC-JP
¥24,242 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
風の強さ:〜35畳
風速調節;99段階
左右首振り:手動
上下首振り:手動(上向き可)
立体首振:
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
6303DC-JPは、米国のボルネードの製品です。
サーキュレーターを初めて発売した企業で、世界的な知名度があります。
サイズは、幅30×奥行21,5×高さ37cmです。
奥行がなく設置性は良さそうです。
適用畳数は、35畳程度です。
風速は、26メートルの直進風とされます。
強力な製品ですが、6畳から利用できます。いずれにしても、1台のサーキュレーターでカバーするならば、この機種は良いと思います。
スペック的に言えば、風量が最高12.5㎣/分なので、さほど目立たないです。
しかし、日本メーカーは扇風機の計測法、米国メーカーはサーキュレーターの計測法を用いるため、実際はボルネードが圧倒します。
風速切替は、99段階で、実質的に「無段階」と言って良いです。
デジタルパネルを見ながら数値設定可能です。
これは、DCモーターを採用したメリット性の1つです。同社としては「超微風」といえる2.9立方メートル/分まで、出せるようになりました。
静音性は、もうひとつのポイントです。
DCモーター採用で、微風時に30dB(未満)となりました。
ターボ時はただ、57dBです。
こちらは、30畳用ながらシャープの大畳数モデルに比べるとやや負けます。
とはいえ、サーキュレーターは長時間「全力運転」させるものでもないので、さほどのは問題ないでしょう。
角度調整は、水平から90度までの調節が可能です。
自動首振り機能は、非搭載です。
ただ、この機種は、強力な風で、壁の跳ね返り風を利用しつつ、「強引に」かくはんさせるコンセプトなので、一概にマイナスとは言えません。
リモコンは、付属です。
最大12時間のオフタイマーも付属です。
そのほかDCモーター採用の恩恵で、従来機のより80%省エネです。
----
以上、ボルネードの6303DC-JPの紹介でした。
従来機のパワフルだが「うるさい」という同社の従来機の欠点を修正した機種です。
その分、わずかに巻き込める風量は減りましたが、性能には影響ないでしょう。実際、日本の家庭には、このモデルのほうがフィットするでしょう。
ターボ時は確かに音はしますが、長時間使うものでもないでしょう。先述のように、シャープ機のが静かではありますが、シャープ機の場合、適用畳数表記でやや劣る上で、風量計測が自社基準ですので、こちらと単純に比較はできません。
実際、こちらは多少弱めて利用してもパワフルでした。
ーーー
なお、VORNADOは、下位機種が相当数あります。
順番にみておきます。
【〜30畳】【風量10.87m3/分】
20・VORNADO DCモーター 610DC2-JP
¥30,800 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
【〜16畳】【風量6.8m3/分】
20・VORNADO DCモーター 533DC-JP
¥19,800 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
風の強さ:〜30畳
風速調節;無段階
左右首振り:手動
上下首振り:手動(上向き可)
立体首振:
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:
第1に、「エナジー・スマートエア・サーキュレーター」シリーズです。
静音モーター採用の中位機です。
上位機と比較すると、ターボ運転ができない関係で適用畳数が30畳となり、最大風量も落ちます。
そのほか、リモコンが付属しない点、温度コントロールがアナログのダイヤル式になり、オフタイマーも利用できない点が違いです。
値段差をふまえても、選ぶならば上位機でしょう。
ーーー
【〜35畳】【風量14.86m3/分】
21・VORNADO サーキュレータ 660-JP
21・VORNADO サーキュレータ 660-JP
¥20,349 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
【〜30畳】【風量9.20m3/分】
22・ボルネード PIVOT6-JP
¥22,00) 楽天市場 (6/11執筆時)
【〜14畳】【風量8.33m3/分】
19・VORNADO サーキュレータ 360-JP
¥8,723 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
風の強さ:上記参照
風速調節;4段階
左右首振り:手動
上下首振り:手動(上向き可)
立体首振:
モーター:ACモーター(51dB)
リモコン:
第2に、「ボルネード・サーキュレーター・モダン」シリーズです。
デザイン性重視の下位シリーズです。
ここまで紹介した上位機には、風速は及ばない(25M)ですが、風量自体は最も強く、上位機以上に「パワフル」です。
ただ、本機は、旧来のACモーターで弱風でも51dBで、うるさいです。
パワフルなので昔から人気があったのですが、DCモーター機が登場したので、存在感は薄くなりました。
ACモーターですから、風量の調節が4段階のみとなります。
・VORNADO ベーシック 630-JP
・VORNADO ベーシック 633-JP
・VORNADO ベーシック 533-JP
そのほか、モダンシリーズは以上の機種もありますが、いずれもACモーター機です。
とくに、 630-JPは、ACモーター機としても電力が必要な機種ですので、選ぶならば上位機です。
【2024年発売】(加筆予定)
【〜35畳】
20・ボルネード STRATA-JP
¥39,800 Amazon.co.jp (6/11執筆時)
風の強さ:〜35畳
風速調節;5段階
左右首振り:手動(180・90度)
上下首振り:記事参照
立体首振:
モーター:DCモーター(静音)
リモコン:付属
STRATA-JP Hybrid Air Circulatorも、米国のボルネードの製品です。
同社の家庭用の最新上位機といえるのが本機です。
サイズは、幅30.5×奥行30,5×高さ47cmです。
正面からみると巨大なドライヤーのような独特の外観です。
風量は、調査時データとしては非開示でした。
ただ、適用畳数とすると35畳程度です。
本機は、プロペラではなく、シロッコファンで空気を回し出す方式のようです。
【タワーファンの比較記事】で見たような羽根無し扇風機と同じ方式です。
この場合、風速は相当速い一方、風量はおそらく限られると言えます。
角度調整は、180度(あるいは90度)回転しながら壁や天井に風を打ち付けて、最大35畳という広めの畳数に対応させる方式です。
言いかえれば、首振りさせないと、効果は低いのが注意点に思えます。つまり、人に対して「風よけ」するような配置にしがたい部分がありそうです。
なお、この部分は、不定のことが多いです。今夏も見れるか微妙なのですが、現物をしっかり見てから、加筆します(加筆予定)
風速切替は、5段階です。
DCモーターですが、切替幅は少なめです。
静音性は、最小29dB・弱で35dB・中43dBです。
さすがに、強50dBで、ターボ53dBですので、普通のファンと同じほどの音はあります。
自動首振り機能は、左右のみです。
ただ、上下は、振らずとも広範囲に風が行くので、問題ないです。
リモコンは、付属です。
マグネット式で、本体に収納もできる格好良いリモコンです。
----
以上、ボルネードのストラータの紹介でした。
面白い発想の、静音強力モデルです。
一方、従来に類似機がないので、もう少し様子見しないと「おすすめとも、イマイチとも言えない」ので、現物を確認しつつ調査したあと加筆予定です。
ただ、先ほど書いたように、どこに置いても、人に「風はあたる」部分はあるので、夏はともかく、利用する季節は選ぶでしょう。また、風速が強い結構な強風に思えるので、無造作に置いた紙の書類などはどうなのかも、少し調査したい部分です。
また、大は小を兼ねる感じではなく、実際、35畳に近いような、本当に広い空間に向く機種のように思います。
次回につづく
最新のサーキュレーターのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今日は、サーキュレーターの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。
2・サーキュレーターの比較 (2)
強風モデル (15㎥ /分〜)
2-1:山善
2-2:バルミューダ
2-3:CADO
2-4:ドウシシャ
2-5:Acer・SwitchBot ほか
3 ・サーキュレーターの比較 (3)
標準モデル (10㎥ /分〜)
3-1:アイリスオーヤマ
3-2:山善
3-3:シロカ
3-4:ツインバード工業
4・サーキュレーターの比較 (4)
標準モデル (10㎥ /分〜)
4-1:シロカ
4-2:ツインバード工業
4-3:無印良品
4-4:最終的なおすすめの提案【結論編】
続く2回目記事(こちら)では、今回紹介できなかった各社の「強力タイプ」を引き続きみていきます。
パワフルさ ★★★★★★
静音性 ★★★★★
省エネ性 ★★★★★
デザイン ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の3回目記事(こちら)で、ここまで紹介してきた全機種から、目的別、予算別にAtlasのオススメ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
---
この前編記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。