今回の結論!
高性能デジタルカメラのおすすめ機種は結論的にこれ!

1・小型の高級デジカメ(3-7倍)
1-1:キヤノン
1-2:パナソニック
1-3:ソニー
2・高倍率の高級デジカメ(8-25倍)
2-1:キヤノン
2-2:パナソニック
2-3:ソニー
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)
3-1:リコー〈Pen〉
3-2:富士フイルム
3-3:ソニー
4・超高倍率ズームのデジカメ(40倍-)
4-1:キヤノン
4-2:ニコン
4-3:パナソニック
4-4:ソニー
5・おすすめの高級デジカメ 【まとめ】
=選び方の提案と、最終的なおすすめ
というわけで、ここまでの記事では、高性能なデジカメに関するレビューをしてきました。
5回目の記事となる今回は、最後に「結論」として、ここまで見た全機種の中から、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種を提案したいと思います。
第1に、軽量で、画質も期待できるコンデジを、5万円前後で選ぶとすると、
【2017年発売】
1・CANON PowerShot G9 X PSG9X MARKII
¥75,062 楽天市場 (1/11執筆時)
光学ズーム: 3倍
撮像素子:1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:F4.9
画素数:2010万画素
焦点距離 :28mm〜84mm
手ぶれ補正:2軸+CMOS(3.5段)
液晶モニタ:3型タッチパネル(約104万)
ファインダー:なし
AF:コントラスト式(31点)
連写:(8.1コマ/秒)
動画:4K非対応
重さ:182g(電池込み206g)
画質の良さ ★★★★★★
ズーム倍率 ★★★☆☆
フォーカスと連写 ★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★★
動画撮影 ★★★☆☆
軽量性 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
キヤノンのPSG9X MARKIIでしょう。
重さは、206gと、どの機種よりも軽量です。
しかし、「高画質デジカメ」と呼ぶのににふさわしい1.0型という大きな撮像素子を搭載しており、画質は相当期待できます。
ズーム倍率は、3倍と平均的です。
しかし、デュアルセンシングIS式で3.5段分の強力と言える手ぶれ補正機能と31点オートフォーカスの採用は、強力です。
「カメラ任せでも、相当高画質な撮影が可能」という意味で、とくに、カメラに詳しくない人でも綺麗に撮影できるでしょう。
レンズも、広角側がきっちりF2.0と明るくできるため、ボケ味を持たせた芸術的写真の撮影も可能です。その点では中級者以上も安心して使えるでしょう。
さらに、「使い勝手」の部分で言えば、Bluetooth LEに対応するのは、画像確認の面で便利でしょう。
アプリ上では、シームレスにWi-Fiに移行するため、転送速度面の問題もでにくく、スマホとの連携面でも優れます。
残念なのは、GPS情報の取得がWi-Fi前提で自動化されてない部分です。ただ、そうした機種を5万円前後で手に入れるのは難しいので、そこは諦めるべき点でしょう。
全体のバランスも良く名機と呼んで良い機種です。高級デジカメは「陳腐化」の周期が遅いので、買って後悔のない機種の一つとも言えそうです。
KENKO 液晶保護フィルム
¥1.727 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
バッテリーパック NB-13L
¥5,989 楽天市場 (1/11執筆時)
対応する液晶保護フィルムとバッテリーパックはこちらです。
予備バッテリーは、通常不要ですが、海外旅行の際などはある便利でしょう。とくに、フラッシュを使いすぎて電池がなくなることは、Atlasもよくあります。
ソフトケース CSC-G9
¥7,794 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
純正の専用ケースはこちらです。
第2に、スポーツ観戦などにも有利な、高倍率ズームを搭載したカメラでおすすめできるのは、
【2015年発売】
20・Panasonic ルミックス DMC-FZ300
¥62,111 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
光学ズーム:24倍
撮像素子:1/2.3型CMOS
広角側の明るさ:F2.8 ALL
画素数:2090万画素
焦点距離 :25mm〜600mm
手ぶれ補正:2軸(レンズ)
モニター:3型液晶(92万ドット)
ファインダー:有機EL(約144万)
AF:空間認識AF(49点)
連写:6コマ/秒
動画:4K(30p)
重さ:691グラム
画質の良さ ★★★★★
ズーム倍率 ★★★★★★
フォーカスと連写 ★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★
動画撮影 ★★★★★
軽量性 ★★★☆☆
スマホ連携 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
パナソニックのルミックスDMC-FZ300でしょう。
防塵防滴設計がある機種で、光学ズーム24倍という高倍率搭載機ですが、光学側もズーム側もF2.8 ALLと相当明るいレンズを採用します。
その上で、重さも700gを切るという、高級ズームコンデジとしてバランスが最も取れています。
撮像素子の大きさは、さすがに限定的ですが、All2.8のレンズを搭載する魅力はそれに替えられないでしょう。
また、その部分は、ビオンズXエンジンの効果で、ある程度補整できると感じます。
ズームコンデジということで、運動会やスポーツ観戦などで動く被写体に使う方も多いと思います。
その場合も、定評ある空間認識AFと、強力な手ぶれ補正が効果的に手助けしてくれるでしょう。
顔検出機能の部分でも、顔・瞳認識AFに対応します。
そのほか、条件の悪い場所での撮影を補助する星空AFやローライトAFなど、この部分も強いです。
連写速度は、スペック的には6コマと並です。
メカシャッターで、最大12コマ/秒ですし、問題ありません。
やや大きめの「ファミリー機」としてオススメできる機種です。また、ズーム撮影は、旅行時に面白いので、そうした用途にも向きます。
一方、本機がここまで安いのは、2015年設計であるゆえです。
新機種と大きな違いが出る部分は、4K動画の部分なのですが、パナソニックは相当最初期から4Kに力を入れていたので、本機は4K動画にも対応できています。
動画専用の手ぶれ補正も搭載です。
GPSの位置情報が手動取得になる点を除けば、余りスキが無いです。かなりお買得だと思います。
バッテリーパック DMW-BLC12
¥6,110 楽天市場 (1/11執筆時)
純正バッテリーはこちらです。
液晶保護フィルム
¥1,280 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
Panasonic MCプロテクター DMW-LMC52
¥1,909 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
なお、この機種の液晶とレンズのプロテクターはこちらが対応します。
高価な製品ですので、傷を付けなくない場合はこれらがあると良いでしょう。
レンズプロテクターは、大きな製品の場合、使わないときにレンズが収納されないこともあり、こういったガードが売られています。
ーーー
【2022年発売】(184万ドット)
18・パナソニック LUMIX DC-TX2D-K
¥88,209 楽天市場 (1/11執筆時)
【2018年発売】(124万ドット)
18・パナソニック LUMIX DC-TX2-K
¥92,000 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
光学ズーム: 15倍
撮像素子:1型高感度MOS
広角側の明るさ:F3.3
望遠側の明るさ:F6.4
画素数:2010万画素
焦点距離 :24mm〜360mm
手ぶれ補正:2軸(レンズ)
モニター:3型タッチパネル(約104万)
ファインダー:有機EL(233万)
AF:空間認識AF(49点)
連写:6コマ/秒
動画:4K(30p)
重さ:340g(電池込)
画質の良さ ★★★★★★
ズーム倍率 ★★★★★
フォーカスと連写 ★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★
動画撮影 ★★★★★
軽量性 ★★★★☆
スマホ連携 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
なお、あまり重さのあるモデルは無理!と言う方は、同社のDC-TX2Dが良いでしょう。
340gと軽量ですが、15倍ズームありますから。
その上で、本機は、撮像素子が1型と大きいです。
オートフォーカスその他の性能も高いですし、4K動画にも対応します。これらの点で、価格さえ折り合えば、こちらでしょう。
また、パナソニック機は、オート撮影(おまかせiA)が優れるので、単にシャッターを押すだけならば、本機は、(おそらく)最も綺麗に撮れるコンデジの1つです。
ある程度のズーム力がある機種を、(カメラ好きでもない)家族が共有するのにも向きます。
なお、発売が新しいため、本機ならば、BluetoothでのGPSの位置情報の自動取得も対応します。
バッテリーパック DMW-BLG10
¥6,120 楽天市場 (1/11執筆時)
KENKO 液晶保護フィルム
¥842 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
Panasonic ソフトケース DMW-CTX2-K
¥7,172 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
アクセサリー類は、以上のものが対応です。
第3に、旅行からスナップまで、様々なシーンで対応できる高級カメラとしておすすめしたいのは、
【2018年発売】
7・パナソニック LUMIX DC-LX100M2
¥132,000 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
光学ズーム: 3.1倍
撮像素子:フォーサーズ(高感度)
広角側の明るさ:F1.7
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2166万画素
焦点距離 :24mm〜75mm
手ぶれ補正:2軸(レンズ)
モニター:3型タッチパネル(約124万)
ファインダー:液晶(約276万)
AF:空間認識AF(49点)
連写:5.5コマ/秒
動画:4K(30p)
重さ:350g(電池込392g)
画質の良さ ★★★★★★★
ズーム倍率 ★★★☆☆
フォーカスと連写 ★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★
動画撮影 ★★★★★
軽量性 ★★★★☆
スマホ連携 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★★
パナソニックの DC-LX100M2でしょう。
撮像素子は、広角側F1.7と最大級に明るいレンズを採用している点を評価しました。
重さが350gと、軽量と言える最低限の水準を守りつつ、1型より相当大きなフォーサーズの撮像素子を持つ点が評価できます。
ズームは最低限の3倍ですが、この価格グレードの製品としては、最も画質部分の性能が「まとまって」いると感じます。
動く被写体については、フォーカスの部分で性能が上回る、ハイブリッドAF採用のソニー上位機のが優れます。
しかし、本機も、空間認識AFと10コマ/秒という速い連写性能で、平均値以上の性能は期待できます。
画質面も、流行のローパスレスで、風景写真などにおいてクリアな品質を期待できるほか、優れた画像エンジンの補整機能で、ソフト面の事後処理は、他社と比較しても高レベルです。
ネットワークの部分も、BluetoothLEの搭載で、全く問題ないです。
その上で、パナソニックは、4K動画関係の性能が良いですし、撮影を楽しめる要素は相当盛り込まれ、飽きのこない作りの製品だと言えます。
欠点は、さほどないですが、あえて言えば、液晶がチルト式ではないので「自分撮影ができない点」は注意点です。
やや高いですが、間違いない性能があるため、買って後悔する可能性は少ないでしょう。
バッテリーパック DMW-BLG10
¥6,120 楽天市場 (1/11執筆時)
KENKO 液晶保護フィルム
¥814 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
Panasonic ソフトケース DMW-CLXM2-K
¥7,209 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
対応する周辺機器は、こちらです。
自動開閉キャップ DMW-LFAC1-K
¥4,428 Amazon.co.jp
なお、レンズが大きいコンデジは、キャップ式です。
しかし、パナソニックは自動開閉キャップも安価で用意されます。
第5に、子どもやペットなど動く被写体に強い、ファミリー向けの高級コンデジとしては、
【2019年発売】
15・SONY Cyber-shot DSC-RX100M7
¥148,018 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
光学ズーム: 8.3倍
撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F4.5
画素数:2010万画素
焦点距離 :24mm〜200mm
手ぶれ補正:2軸(4段補正)
モニター:3型タッチパネル (92万)
ファインダー:有機EL(約235万)
AF:ハイブリッドAF(425点)
連写:10コマ/秒
動画:4K HDR(30p)
重さ:約275g(電池込み302g)
画質の良さ ★★★★★★
ズーム倍率 ★★★★☆
フォーカスと連写 ★★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★
動画撮影 ★★★★★★
軽量性 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★★
SONYのDSC-RX100M7でしょう。
ファミリー向けに重要な、「動く被写体の撮影」において、飛び抜けた能力を持つ点が評価できます。
オートフォーカスは、コントラスト式(425点)と、像面位相差式(357点)を併用する「ファストハイブリッドAF」です。
測距点の点だけ見ても、コンデジでは「最強の合焦速度」と言えます。
連写に関する基礎能力も、メカシャッター利用時10枚/分というスペックだけでも不満はないです。
その上で、電子シャッター利用で20コマ/秒まで伸びますし、ブラックアウト現象の回避も考えられており性能が期待できます。
電子シャッターは、シャッター音を消せるので、子どもの寝顔などを取る場合にも有利でしょう。
その上で顔検出機能も、本機はかなり強いです。
「瞳AF」の精度はコンデジでは最高で、「物体認識アルゴリズム」で動く被写体への対応力も高いです。
さらに、一部の動物の目にも対応できます。
動画撮影も、「動く被写体」の撮影には有利です。
その面で言えば、4K動画に対応する上で、強力な手ぶれ補正が利用できる部分も見所といえます。
その上で、(抜群に良いわけではないですが)比較的大きな「1型の撮像素子」と「明るめのレンズ」を採用した上、そこそこ実用的と言える、「8.3倍ズーム」を搭載します。
重さも300g前後に収まりますし、コンパクトなので、総合力で考えれば、相当良い機種だと思いました。
自分撮影用のチルト式液晶も、高性能ファインダーも付きますし、あまり穴がない製品です。
さらに、本機もBluetoothを搭載でGPSの位置情報の自動取得もできます。
SONY バッテリーパック NP-BX1
¥4,683 楽天市場 (1/11執筆時)
KENKO 液晶保護フィルム
¥1,139 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
対応する周辺機器は、こちらです。
第4に、一眼ユーザーなどで画質面を最も重視したサブ機を選びたい場合は、
【2017年発売】
6・CANON Power Shot G1 X Mark III
¥127,000 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
光学ズーム: 3倍
撮像素子:APS-C
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F5.6
画素数:2420万画素
焦点距離 :24mm〜172mm
手ぶれ補正:2軸+CMOS(4段)
モニター:3型タッチパネル(104万)
ファインダ:有機EL(236万)
AF:デュアルピクセルCMOSAF (49点)
連写:約7コマ/秒
動画: 4K非対応
重さ:399g(バッテリーなし375g)
画質の良さ ★★★★★★★★
ズーム倍率 ★★★☆☆
フォーカスと連写 ★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★★
動画撮影 ★★★☆☆
軽量性 ★★★☆☆
スマホ連携 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★★
パナソニックの DC-LX100M2より、撮像素子が大きく、APS-Cサイズという点を評価した結果です。
撮像素子は、カメラの全ての基礎となる部分ですので、最も重要視して良い部分です。それに加えて、広角側F値は2.8ですし、芸術的なボケ味のある写真も得意でしょう。
また、改良版の位相差AF(デュアルピクセルCMOSAF)を採用する部分も面白いです。
合焦は一眼レフなどに及ばない部分でしたが、相当程度こちらは期待できます。ハイブリッドAFを除けば、この部分で、最も性能が良いと思います。
連写も速いです。
その上で、携帯性が良く、かつ軽量ですから、気軽に持ち運べるのが良いです。Bluetooth LEも採用です。
電子ビューファインダー(EVE)も付きますし、液晶はバリアングル対応ですし、最近のデジカメの「良いとこ取り」したような名機といえるでしょう。
欠点は、4K動画に対応しない部分くらいです。
こうした点で、「写真美」を楽しめる高級機としては、最も完成度が高いと言えます。
ただ、同じグレードのパナソニックのDC-LX100M2と比較すると、スマホとの連携面と動画撮影面でわずかに弱い部分があるのと、風景写真については、ローパスレスであることに意味があるため、「旅行用」に気軽に持ち運びたい場合は、パナソニックでしょう。
逆に、「本格的」「芸術的」な方向性なら、こちらです。
Kenko 液晶保護フィルム
¥1,727 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
バッテリーパック NB-13L
¥5,989 楽天市場 (1/11執筆時)
対応する液晶保護フィルムとバッテリーパックはこちらです。
予備バッテリーは、通常不要ですが、海外旅行の際などはある便利でしょう。とくに、フラッシュを使いすぎて電池がなくなることは、Atlasもよくあります。
第5に、単焦点レンズを使って「ボケ味」のある芸術的な写真を撮影したい方向けにおすすめの高級カメラは、
【2020年発売】
26・富士フイルム X100V X100V-S
27・富士フイルム X100V X100V-B
¥233,700 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
光学ズーム:1倍
撮像素子:APS-C
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:-----
画素数:2610万画素
焦点距離 :23mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
モニター:3型タッチパネル(162万)
ファインダー:有機EL(369万)+OVF
AF:ハイブリッドAF(425点)
連写:約11コマ/秒
動画:4K対応(30p)
重さ:428グラム(電池込478g)
画質の良さ ★★★★★★★★
ズーム倍率 ★☆☆☆☆
フォーカスと連写 ★★★★★★
手ぶれ補正 ★☆☆☆☆
動画撮影 ★★★☆☆
軽量性 ★★☆☆☆
スマホ連携 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
富士フイルムのX100Vでしょう。
価格は高いです。
しかし、大きな撮像素子と明るいレンズを採用した上で、フォーカス速度・連写機能・動画の画質など、基本機能がかなり充実しています。
その上で、ファインダーが、便利な、アドバンスト・ハイブリッドビューファインダーである点も評価できます。
また、オートフォーカス性能については、位相差AFとのハイブリッドAFが功を奏しており、合焦が快適です。
高いですが、初心者の方でも綺麗にとれやすいカメラです。
液晶プロテクター X70用 KLP-FX100F
¥982 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
FUJIFILM 充電式バッテリー NP-W126
¥5,480 楽天市場 (1/11執筆時)
液晶プロテクターや予備のバッテリーはこちらです。
ーーーー
【2019年発売】
【焦点距離28mm】
24・リコー RICOH GRIII 15041
¥121,479 楽天市場 (1/11執筆時)
焦点距離 :28mm(単焦点)
重さ:232グラム(電池込262g)
【焦点距離40mm】
25・リコー RICOH GR IIIx
¥126,629 楽天市場 (1/11執筆時)
焦点距離 :40mm(単焦点)
重さ:227グラム(電池込258g)
光学ズーム:1倍
撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:-----
画素数:2424万画素
手ぶれ補正:3軸(4段補正)
モニター:3型液晶(約123万)
ファインダー:なし
AF:ハイブリッドAF (25点)
連写:約4枚/秒
動画:4K非対応
画質の良さ ★★★★★★★★
ズーム倍率 ★☆☆☆☆
フォーカスと連写 ★★★★☆
手ぶれ補正 ★☆☆☆☆
動画撮影 ★★★☆☆
軽量性 ★★☆☆☆
スマホ連携 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
少し予算を節約する場合、リコーのGRIIIも良い機種です。
比較した場合、レンズの明るさやオートフォーカス精度を含めた、カメラとしての基本スペックは、(値段差のぶん)富士フイルムに負けます。
・リコー RICOH GV-1 172780
¥22,320 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
ファインダーも、別売で付属しません。
しかし、Bluetooth LEを使って高度にスマホと連携できる点や,、タッチパネルを採用して、タッチシャッターが切れる点など、カメラ初・中級者に便利な機能が充実します。
とくに、単焦点としては珍しい強力な手ぶれ補正機能もありますし、普段持ち歩くぶんには、その軽量性を含めて、こちらが良いかと思います。
いわゆる「ガジェット」として持ち歩いて、日常的に利用する場合は、この機種は相当優れます。
イメージコントロール系も多彩なので、いわゆる「芸術的な写真」が楽しめるでしょう。使い込めば、その便利さが分かってくる類の機種として、オススメできます。
なお、本文でも書いたように、遠くの被写体を大きく撮りたい場合、専ら人物撮影や小物撮影に使う場合は、GR IIIxが良いかと思います。
第6に、デジカメでの4K動画撮影機能を重視して選ぶ場合におすすめできるのは、
【2019年発売】
21・Panasonic ルミックス DC-FZ1000M2
¥95,088 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
光学ズーム: 16倍
撮像素子:1型高感度MOS
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F4.0
画素数:2090万画素
焦点距離 :25mm〜400mm
手ぶれ補正:2軸(レンズ)
ファインダー:有機EL (約236万)
AF:空間認識AF(49点)
連写:7コマ/秒
動画:4K(30p)
モニター:3型液晶(124万ドット)
重さ:810グラム
画質の良さ ★★★★★★
ズーム倍率 ★★★★★
フォーカスと連写 ★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★★
動画撮影 ★★★★★★
軽量性 ★☆☆☆☆
スマホ連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
パナソニックのルミックス DC-FZ1000M2でしょう。
4K動画に対応する高画質デジカメは多くありますが、光学ズームを含めて専用設計した機種というのは希少で、これのみです。
ズーム時の像揺れ・像飛びは、デジカメでの動画撮影の「難敵」でしたが、だいぶ改善するでしょう。ビデオカメラには撮れない面白い映像を撮ってみたい方はこちらでしょう。
ーーー
【2017年発売】
17・SONY デジタルカメラ DSC-RX10M4
¥175,291 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
光学ズーム: 25倍
撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F2.4
望遠側の明るさ:F4.0
画素数:2010万画素
焦点距離 :24mm〜600mm
手ぶれ補正:2軸(レンズ)
モニター:3型(140万ドット)
ファインダー:有機EL(約235万)
AF:ハイブリッドAF(315点)
連写:10コマ/秒
動画:4K (30p)
重さ:1095グラム
画質の良さ ★★★★★★
ズーム倍率 ★★★★★★
フォーカスと連写 ★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★
動画撮影 ★★★★★★
軽量性 ★☆☆☆☆
スマホ連携 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
一方、ソニーのDSC-RX10M4 も間違いなくオススメできる機種です。
重さや、ズーム時のブレ補正はパナソニックに負けますが、手ぶれ補正自体はソニーも強力です。
さらに、XAVC Sという独自の圧縮フォーマットの採用もポイントで、かさみがちなSDカードの容量を効果的に削減してくれるでしょう。
その上で、この機種は防塵・防滴性能があるので、ハードに使えるという意味でも優れます。
補足:SDカードの選び方など
最後におまけと注意です。
【4K動画 高速連写対応】【64GB】
サンディスク SDSDXDK-064G-GHJIN
¥15,277 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
【アマゾン限定】【32GB】
トランセンド TS32GSDC500S-E
¥2,690 Amazon co.jp (1/11執筆時)
SDカードについてです。
今回紹介したカメラには、撮影用のSDカードが付きません。SDカードは1000円程から売っていますが、格安のモデルは読み込み速度が遅くカメラ本来の性能を活かせません。
おすすめは、アメリカのSanDisk社の32ギガのカードです。読み込み/書き込み速度が速く、2000枚程度の写真が保存できますので。ただ、価格的には、同じ位のスピードを出せるトランセンド社のSDカードもお買得で良いです。
また、4K動画を撮影する場合の注意ですが、スペックの低いカードだと、録画ができません。対応するカードを買う必要があります。
なお、これらのデジカメ向きのSDカードについては、高性能モデルや格安モデルを含めて【こちら】で別に紹介しています。よろしければご覧ください!
【UHS-1】〈104MB/秒〉
・ANKER SDカードリーダー
¥1,490 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
【UHS-2】〈312MB/秒〉
・ソニー SDカードリーダー MRW-S1
¥2,973 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
なお、PCなどにSDカードリーダーがない場合は、別売のUSB接続のカードリーダーがあります。
こちらについては、頻度と容量からしても、さほど速度は不要だと思います。
ーーー
というわけで、今回は、明るく高性能なコンパクトデジカメの紹介でした。
1・1万円前後の入門デジカメ
2・3万円前後の人気デジカメ
3・5万円以上の高級デジカメ
4・超高倍率ズームのデジカメ
5・防水防塵・高耐久デジカメ
6・Vlog撮影向きデジカメ
7・単焦点レンズのデジカメ
8・ミラーレス一眼の比較
9・一眼レフカメラの比較
10・デジカメ全製品からのおすすめ【結論】
なお、 このブログ「モノマニア」には、デジカメ関連記事が全部で9本あります。
とくに、10番の記事は、デジカメ全般の選び方について基本的な情報をまとめました。興味のある方はぜひご覧ください。
また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。
(今回は連続記事、1回目記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)
ではでは。