比較2017' 家庭用の電気ポット18製品の性能とおすすめ(電気魔法瓶・電動ポット):象印・タイガー・との違いや電気代・蒸気レスモデル・省エネ性や沸騰時間ランキング

2017年06月09日

比較2017' 家庭用の電気ポット18製品の性能とおすすめ(電気魔法瓶・電動ポット):象印・タイガー・との違いや電気代・蒸気レスモデル・省エネ性や沸騰時間ランキング

今回レビューする製品 2017年 最新の電気ポット・電気まほうびん18機種の性能とおすすめ・選び方:象印 電動ポット 優湯生 タイガー とく子さん 蒸気レスVE電気まほうびん 優等生 CV-TW22 CV-TW30 CV-TW40 CD-WU22 CD-WU30 CD-WU40 CD-WN22 CD-WN30 CD-WN40 CD-PB50 PDR-G221 PDR-G301 PDR-G401 PDN-A400 PDN-A500 PIB-A220 PIB-A300 PIF-A220 PIF-A300 CV-TU22 CV-TU30 CV-TU40 CV-DM22 CV-DM30 CV-DM40 CV-VT22 CV-VT30 CV-VT40 CV-VW22 CV-VW30 PIB-A220 PIB-A300 PIE-A500 PIA-W220 PIA-W300 PIA-A220 PIA-W300 PIG-A220 PIG-A300 CV-DN22 CV-DN30 CV-DN40-TA PIM-A300-T CV-WK22 CV-WK30 CV-WK40 CV-WA22 CV-WA30 PIG-S300 機種の違いや口コミランキング

今回のお題
2017年モデルの家庭用の電気ポット(魔法瓶)のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。今日は、魔法瓶(電気ポット)の最新モデルを18製品ほど比較します。  

 

 歴史のある家電ですが、最近は、インバウンド消費で外国人旅行者のお土産品としても売れています。たしかに、外国の電気店で見る電気ポッドより、日本の「まほうびん」は、多機能で便利だと思います。

 なお、本ブログモノマニアには、「湯沸かし」に関連する家電については、次の3つの記事があります。

1・小型の電気ケトルの比較
2・電気ポット(魔法瓶)の比較→この記事!
3・コーヒーメーカーの比較

 今回は上記2番の記事です。

 

 なお、一人暮らしの方で、卓上で使う小型のケトルを探している方は、上記1番の記事【こちら】で多くの機種を紹介しています。よろしければ、そちらの記事をご覧ください。

 というわけで、電気ポットの比較にはいります。なお、生産している大手家電メーカーは、象印タイガーです。そのため、以下では2社の商品を順番に紹介・比較したいと思います。その上で、最後に「結論」として、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

電気ポットの比較基準と選び方

 市場を調べたところ、電気ポッのサイズは、2.2リットル3リットル4リットル5リットルが一般的です。家庭用のヤカンの適正水量は2リットルほどですので、選ぶ際は、それを目安に考えてください。一般的に、2.2リットルは2人まで、3-4リットルは、それ以上の人数の世帯用になります。

 また、その他比較基準になりうるのは、沸騰に要する時間保温や沸騰に要する電気代です。これらに着いては、機種ごとの調査結果を、以下で詳しく解説していこうと思います。

 ちなみに、ガスで湯沸かししてから魔法瓶に保温する場合(2リットルで0.8円ほどのコスト)と、電気まほうびんで湯沸かしする場合(2リットルで0.9円ほど)の光熱費の差はわずかです。

 また、「電気ポット」は、従来よりも省エネなモデルも出ています。したがって、電気まほうびんに替え買えた結果光熱費が激増することはありえません

価格の安い電気ポット

 はじめに、本体価格が安めの1万円以下のモデルを中心に、その機能を比較していきたいと思います。、以下ではいつものように、評価できるポイントを赤字で、イマイチな点を青字で書いていきます。

  

 1・象印・電動ポット CD-WU22 【2.2リットル】
  ¥6,999 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 1・象印・電動ポット CD-WU30 【3リットル】
  ¥7,658 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 1・象印・電動ポット CD-WU40 【4リットル】
  ¥8,990 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :905W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :未搭載 

 こちらは、象印の電気ポッドでは最も安いモデルです。格安ですが、蒸気カット機能が搭載されます。

 ただ、こちらの蒸気カット機能は、沸騰温度以下でお湯を沸かすことで蒸気をセーブするという仕組みです。

 水道水のカルキを抜くには、沸騰温度以上で沸かす必要があるため、水道状況によっては利用できない仕様です。蛇口取付式の活性炭などを用いたカルキ除去機を使っておらず、沸騰によるカルキ抜きが必要な方は注意してください。

 201506171219.jpg

 一方、保温温度は98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。お茶や紅茶の最適温度に合わせられるだけでなく、ほ乳瓶用にも使えるでしょう。

 また、写真のように、珈琲ドリップ用にお湯を細めに出す機能も搭載しています。珈琲ドリップをする人にはオススメと言えます。

 こちらは省エネモデルであり、消費電力量が700Wと低消費です。そのため、1日2回お湯を沸かして、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は、2.2リットルで9800円、3リットルで11700円、5リットルで13,600円です。したがって、1番のモデルに比べると、年間で1000円ほど電気代が安いと言えます。

 一方、 湯沸かし完了まで時間は、2.2リットルが26分、3リットルが33分、4リットルが42分です。省エネモデルと言うことで、電気代は安いですが、満容量で湯が沸くまでの時間は5分ほど長めですね。

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 2・象印・CD-WN22【2.2リットル】
  ¥11,297 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 2・象印・CD-WN30【3リットル】
  ¥10,250 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 2・象印・CD-WN40【4リットル】
  ¥8,940 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :700W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :未搭載 

 なお、こちらには【在庫限り】で、旧機種が売られています。色目以外は同じですので、こちらを選んでもよいでしょう。


 

 3・象印・電動ポット CD-PB50【5リットル】
  ¥8,875 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :985W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :未搭載 

 こちらは象印の大容量5リットルモデルです。

 201506171219.jpg

 機能的には、カフェドリップ給湯など下位機種にあった機能は搭載されますが、保温温度は、98℃・90℃・80℃のみからの選択になります。また、カルキ抜きは付きますが、こちらも蒸気セーブ機能との併用はできません

 そのかわり、この機種は、水容量が500mL以下になったときお知らせしてくれるブザーと、カップ麺などに便利な3分タイマーが付属します。

 用途的には、大人数のオフィスの備品として使うものでしょうね。1日2回お湯を沸かして、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は15200円で、沸騰に要する時間は35分となります。


 

 4・タイガー・マイコン電動ポット PDR-G221【2.2L】
  ¥5,418 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 4・タイガー・マイコン電動ポット PDR-G301 【3.0L】
  ¥7,045 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 4・タイガー・マイコン電動ポット PDR-G401 【4.0L】
  ¥8,144 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :700W
 保温温度  :98℃・90℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :未搭載
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :未搭載 

 こちらは、タイガーの入門機です。2番で紹介した象印の省電力モデルと同様の700Wの魔法瓶です。

 そのため、湯沸かし完了まで時間は、2.2リットルが26分、3リットルが33分、4リットルが42分です。スペック的に、象印と全く同じ時間です。電気代も同じですね。ただ、1日に使う消費電力量については象印にやや劣ります。年間電気代の推定合計額は、2.2リットルで10,500円3リットルで12,100円、4リットルで14,500円ほどです。

 本体価格は安いですが、保温温度も3種類で、珈琲ドリップ給湯などもありません。また、カルキ抜き機能はありますが、蒸気カット機能は未搭載です(なお、仕様書に書いてある「蒸気セーブ機能」は、消費電力量を抑えることで蒸気が減らすという機能で、蒸気カット機能ではないようです)。 


 

 5・タイガー・PDN-A400【4リットル】
  ¥7,657 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 5・タイガー・PDN-A500【5リットル】
  ¥9,580 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :905W
 保温温度  :98℃・90℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :未搭載
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :未搭載 

 5番目に紹介するのは、タイガーのPDNシリーズです。こちらは、4リットルと5リットルのみの展開です。

 省電力でない代わりにパワーが強い魔法瓶で、905Wあります。湯沸かし完了まで時間は、4リットルが34分、4リットルが40分です。年間電気代の推定合計額は、4リットルで11,200円、5リットルで15,800円ほどです。やはりスペック的に見ると、年間電気代は、象印の方がやや有利ですね。

 こちらも保温温度は3段階のみです。蒸気セーブ運転はできませんが、カルキ抜き機能は付属します。

省エネタイプの高機能魔法瓶

 さて、ここからは省エネ性能が高い、高機能な魔法瓶を紹介していきます。

 201506171321.jpg

 いずれの機種もVE構造(バキュームand エレクトリック)を採用します。ここまで紹介してきた機種は、真空構造(魔法瓶構造)を持たず、断熱材を利用する電動ポッドでしたが、ここから紹介する機種は、魔法瓶構造を持つため保温性が高いです。

 したがって、年間電気代がとても安いモデルと言えます。


 


 6・タイガー・VEとく子さん PIB-A220 【2.2リットル】
  ¥10,645 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 6・タイガー・VEとく子さん PIB-A300 【3リットル】
 
  ¥10,131 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :700W
 保温温度  :98℃・90℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :未搭載 

 6番目に紹介するこちらは、タイガーPIBシリーズ(愛称は、蒸気レスVE電気ポット とく子さん)です。先ほど書いたように、真空構造で断熱する魔法瓶構造をもつ電気ポッドになります。

 したがって、年間電気代の推定合計額は、2.2リットルで7,300円、3リットルで8,300円ほどです。魔法瓶構造を持たない電気ポッドに比べると30%ほど安い計算です。

 ただし、こちらは消費電力も抑えた省エネモデルのため、沸騰に要する時間はやや長めです。2.2リットルが24分、3リットルが、31分です。

 また、沸騰後に電気を使わずに魔法瓶で保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合87度、3リットルが91度になります。魔法瓶としての性能は上々だと思います。電気を使った保温温度は、下位機種と同様に3段階の設定です。

 また、カルキ抜き沸騰と蒸気カット機能はWで搭載されます。また、この機種の蒸気カット機能は、沸騰温度の判定プログラムを強化し、沸騰後の加熱を停止するもので、下位機種よりも精度が高いでしょう。

 そのほか、給湯時のお湯の飛びチリを押さえる「なめらか給湯」機能が付属します。

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 6’・タイガー・PIF-A220【2.2リットル】【在庫限り】
  ¥7,600 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 6’・タイガー・PIF-A300 【3リットル】
【在庫限り】
  ¥8,280 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :700W
 保温温度  :98℃・90℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :未搭載 

 なお、タイガーPIBシリーズには【在庫限り】で旧デザインの機種があり、格安で売られています。ステンレス調ではない通常のボディですが、魔法瓶構造を含めて性能はほとんど変わりません。

 年間電気代の推定合計額は、100円ほどですがわずかに高く、2.2リットルで7,400円、3リットルで8,500円ほどです。魔法瓶の保温温度は、2.2リットルの場合84度、3リットルが87度になります。

 違いはわずかなので、魔法瓶タイプとしてはこの製品はかなりお買得です。省エネ性を重視したいが、本体価格は抑えたい人には最適です。


 

 7・優湯生(ゆうとうせい) CV-TW22 【2.2リットル】
  ¥9,122 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 7・優湯生(ゆうとうせい) CV-TW30 【3リットル】
  ¥8,780 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 7・優湯生(ゆうとうせい) CV-TW40 【4リットル】
  ¥9,680 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :905W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :未搭載 

 7番目に紹介する象印のCV-TUシリーズは、象印のVE電気まほうびんタイプでは最も安い機種です。タイガーの機種と比べた場合、905Wtと消費電力が多くパワーが強いのが特徴です。湯沸かし完了まで時間は、2.2リットルが21分、3リットルが26分、4リットルが32分と優秀です。

 パワーが強い分、年間電気代の推定合計額はタイガーよりも500円弱劣ります。2.2リットルで7,600円、3リットルで8,900円、4リットルで9900円です。

 ただ、保温については魔法瓶構造を持つため、相対的に省エネ性が高い機種です。また、2時間動作しないと、自動的に電気保温を停止する機能も付属します。

 また、断熱については、真空断熱層の内側に空気断熱層を持つ構造(スーパーVE方式)です。これはタイガーに採用されているVE方式よりも断熱力が高い方式です。

 そのため、電気を使わない保温でも、2時間後に、2.2リットルの場合88度、3リットルが91、4リットルが93度になります。タイガーよりも温度保持率が優秀であることがわかります。

 このほか、カルキ抜き・蒸気カット・5段階の保温温度・珈琲ドリップ給湯のなどの機能は、下位機種と同様に搭載です。

 以上、象印のCV-TUシリーズの紹介でした。電気代とパワーが両立した機種で、実用性からはオススメしたい機種の1つです。


 

 8・優湯生(ゆうとうせい) CV-DN22 【2.2リットル】
  ¥8,561 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 8・優湯生(ゆうとうせい) CV-DN30 【3リットル】
  ¥9,483 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 8・優湯生(ゆうとうせい) CV-DN40 【4リットル】
  ¥10,072 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :905W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :未搭載 

 8番目に紹介するのは、象印のCV-DMシリーズです。こちらは、1つ上で紹介した、7番のCV-TUシリーズの別デザインモデルと言って良いと思います。性能の差はさほどありませんから。真空断熱層の内側に空気断熱層を持つ構造(スーパーVE方式)を持つ優秀な電気魔法瓶です。付属する機能も同一です。

 201506171351.jpg

 改良点は、水量計です。こちらのほうがワイドで見やすくなっています。また湯沸かし完了時に音でお知らせしてくれる機能(オフにすることも可能)が付属します。

 また、7番の機種と消費電力は同じく905Wです。したがって、お湯の沸くスピードは同様です。ただ、ワイドな水量計を採用したせいか、魔法瓶だけの保温温度の低下は、2時間後に、2.2リットルの場合86度、3リットルが90度、4リットルが92度と、わずかですが能率が悪いです。

 しかし、年間の消費電力量はこちらのほうがやや低くおさえられています。2.2リットルで7,200円、3リットルで8,000円、4リットルで9000円になります。

 以上、象印のCV-DMシリーズの紹介でした。1万円前後の機種としては、1つ上で紹介した機種と同じくオススメです。どちらを選ぶかは難しいですが、普段魔法瓶保温しか使わないならば、温度低下率が低い7番のCV-TUシリーズの方が良いでしょう。一方、電気保温を使うならば、消費電力量が優秀なこちらがオススメです。



 

 【2015年発売開始モデル】

 9・優湯生(ゆうとうせい) CV-WK22  【2.2リットル】
  ¥12,095 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 9・優湯生(ゆうとうせい) CV-WK30 【3リットル】
  ¥12,417 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 9・優湯生(ゆうとうせい) CV-WK40 【4リットル】
  ¥16,000 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 【2014年発売開始モデル】

 9'・優湯生(ゆうとうせい) CV-VT22 【2.2リットル】
  ¥11,700 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 9'・優湯生(ゆうとうせい) CV-VT30【3リットル】
  ¥9,800 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :1300W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :搭載あり

 9番目に紹介するのは象印のCV-WKシリーズです。1万円以上する高級機ですが、パワーは1300Wとかなり強力な機種です。なお、昨年モデルのCV-VTシリーズがありますが、色以外は同じです。

湯沸かし完了まで時間は、2.2リットルが13分3リットルが16分4リットルが21分とここまで紹介した機種の半分近い時間で済みます。


 201506171413.jpg

 その上、必要な年間電気代は安いです。2.2リットルで7,000円、3リットルで8,000円、4リットルで9000円と、消費電力が低い下位機種の水準をキープします。これは、スーパーVE方式の採用に加えて、下位機種よりも、高性能な温度センサー・蒸気センサー(エコ湯沸かし見張り番)を搭載しているためです。

 一方、魔法瓶だけの保温温度の低下は、2時間後に、2.2リットルの場合86度、3リットルが89度、4リットルが92度です。こちらも、大きめの水量確認窓と、赤玉水量計が搭載されている機種です。

 ほかにも、この機種はコードレス電動給湯対応機種のため、コンセントを外した状態でも電動給湯が可能です。

 以上、象印のCV-VTシリーズの紹介でした。高速にお湯が沸かせる点コードレスに対応する点など、下位機種にない機能が多く搭載されている機種です。予算があれば、高機能なこの機種は良い選択肢です。



 

 【2015年発売開始モデル】

 10・優湯生(ゆうとうせい) CV-WA22 【2.2リットル】
 10・優湯生(ゆうとうせい) CV-WA30 【3リットル】
  ¥14,500 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 【2014年発売開始モデル】

 10・優湯生(ゆうとうせい) CV-VW22【2.2リットル】
 10・優湯生(ゆうとうせい) CV-VW30【3リットル】
  ¥14,094 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :1300W/700W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :搭載あり

 10番目に紹介するのは、象印のCV-WAシリーズです。こちらも色違いの旧モデルがありますが、いずれも一般的な魔法瓶では象印の最上級機です。ただ、9番目に紹介した象印のCV-VTシリーズとの相違点はわずかです。

 201506171422.jpg

 こちらの場合、使用するワット数が1300Wだけでなく、700Wでも利用が可能です。こうした機能は一件便利そうですが、実際のところ、最終的に毎回使うのは1300Wに固定されていくと思います。また、1300W使用時の消費電力量などは下位機種と同じです。

 その他、液晶がオレンジライトで見やすくなっている点が改良点として上げられますが、基本的には下位機種で重文だと思います。

蒸気レスのVE方式魔法瓶

 つづいても、真空断熱層(VE方式)を持つ魔法瓶で、沸騰時に蒸気が出ない構造の機種を紹介します。

 


 11・タイガー・PIB-A220 【2.2リットル】
  ¥10,645 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 11・タイガー・PIB-A300 【3リットル】

  ¥10,131  Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :700W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃
 カルキ抜き :未搭載 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:搭載あり
 コードレス :搭載あり

 こちらは、タイガーのPIB-Aシリーズです。蒸気レス式の魔法瓶です。蒸気レスモデルとしては最も安価な標準機ですね。

 201506171453.jpg

 蒸気レスということで、こちらは蒸気が出ない構造です。図のように蒸発した蒸気を一旦冷やして水滴に戻すという仕組みです。蒸気レス炊飯器と似たような構造ですね。ただ、炊飯器と違って水を沸かすだけなので、お手入れも普通の魔法瓶と同じく簡単です。

 蒸気が出ないと、結露の防止になるほか、子どもなどの安全対策にもなります。これはタイガーが力を入れている機能ですね。

  一方、蒸気を押さえるため、消費電力は700Wとかなり低いです。そのため、湯沸かし完了まで時間は、2.2リットルが25分3リットルが31分とお湯を沸かす時間は、象印の同価格帯のハイパワーモデルに比べると2倍時間がかかります。その分 消費電力量は優れており、1年間で、2.2リットルで6,000円、3リットルで7,100円になります。    また、蒸気レスにするために沸騰温度を押さえているため、カルキ抜き沸騰はできません

 したがって、タイガー社の蒸気レスの利便性を取るか、象印社の沸騰速度を取るかを選ぶかは、2択ということになります。  

 ちなみに、魔法瓶だけの保温温度の低下は、2時間後に、2.2リットルの場合87度、3リットルが91度です。この点では、メーカーの差はあまり見られません。

 201506171504.jpg

 なお、この機種は、昔ながらのエアー給湯もできるため、コンセントにつながずにコードレス給湯することも可能です。


 

 12・タイガー・PIE-A500【5リットル】
   ¥12,913  Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 消費電力  :905W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃
 カルキ抜き :未搭載
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:搭載あり
 コードレス :未搭載

 こちらは、タイガーのPIE-Aシリーズです。

 サイズは、5リットルの大型モデルですが、VE方式の魔法瓶構造と、蒸気レス機能を併せ持つ機種です。家庭用にはやや大きすぎる機種で、オフィス用でしょうね。

 また5リットルという水量を沸かすため、蒸気レス方式ですが905Wのパワーを持ちます。沸騰に要する時間は36分、魔法瓶保温だけの場合、2時間後の湯温は92度になります。大きめの機種としては優秀なスペックです。1年間の電気代は10,400円です。

201506171511.jpg  

 なお、大きめの機種と言うことで、左右どちら側にも給湯レバー(ワイドレバー式電動給湯)が付きます。ただ、コードレス給湯やエアー式は採用されないため、給湯にはコンセントが必要です。



 13・タイガー・ PIM-A300-T ブラウン【3リットル】
  ¥15,243 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
 消費電力  :700W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:搭載あり
 コードレス :搭載あり

 こちらは、タイガーのPIM-Aシリーズです。タイガーの魔法瓶では最上位機種になります。

 魔法瓶としては、相当カジュアルなデザインで、エスプレッソメーカーの風もあり、デザイン家電として台所に映えそうな優れたデザインです。

 こちらも、蒸気を冷却して戻す蒸気レス方式VE方式の魔法瓶構造を併せ持つ高機能な機種です。さらに、この機種は、蒸気レス方式を採用しますが、こちらが沸騰温度は100度に達するため、カルキ抜き沸騰に対応します。約8分の運転でほぼ完全に除去が可能です。さらに、象印と同様に、98℃・90℃・80℃・70℃の4段階の保温温度調整が可能です。

 消費電力は蒸気レス方式のため700Wとさほど強くありません。そのため、湯沸かし完了まで時間は3リットルが30分とお湯を沸かす時間は、象印の高級機に遠く及びません。その分 消費電力量は優れており、1年間で6,800円と、魔法瓶では最安クラスの電気代です。

 魔法瓶だけの保温温度は、2時間後に、2.2リットルの場合89度、3リットルが92度です。こちらはVE構造ですが、空気層が1段多いスーパーVE構造を採用する象印に比べてもスペック的にこちらが上です。蒸気レス構造を採用するため、上部の密閉性が高いからでしょうか。

 201506171523.jpg

 なお、電動給湯のスイッチが左右両側に付くワイドレバー式電動給湯機能も付属します。また、停電時などに対応するために、昔ながらの手押し式のエアー給湯も付属します。また細かい所では、水量計にバックライトが仕込んでありお湯の残量がかなり見やすくなっています。

 以上、タイガーのPIM-Aシリーズの紹介でした。非常にデザイン性が高い上、蒸気レス構造というメリット性がある機種です。魔法瓶としての保温性能も高く、また、レバー周りの使い勝手も上々です。難点は、沸騰に要する時間が長いことですが、これは蒸気レス方式を採用する以上仕方ない部分でしょう。少々長めの沸騰時間でもよければ、欠点がみあたらず、お手入れも楽なのでオススメしたい機種です。  



 14・タイガー・とく子さん PIG-S300  【3リットル】
  ¥15,800 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 消費電力  :700W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :未搭載
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:搭載あり
 コードレス :搭載あり

 14番目に紹介するのは、タイガーのPIG-Sシリーズです。こちらは、1つ上の13番で見たタイガーのPIM-Aシリーズを標準的なデザインの魔法瓶にしたモデルです。したがって、蒸気レス機能、エアー給湯機能、ワイドレバー式給湯など、機能面は同じです。

 ただ、スペックはやや異なります。

 湯沸かし完了まで時間は、3リットルが31分とほぼ同等ですが、年間電気代は、3リットルで5,600円と、年間電気代が1000円ほど安いです。電気代で選べばこの機種がダントツです。なお、魔法瓶だけの保温温度は、3時間後に、90度をキープします。

 断熱性の高いステンレス素材を使い、高真空二重瓶を使うため、省エネ性能が高まっているのだと思います。

201609271537.jpg

 また、この機種は、電動給油に二種類の選択肢があり、ゆっくり給湯するモードが付属します。

 実用性で省エネモデルを選ぶとすると、この機種が最も良いですね。デザインも従来的ではありますが、ステンレス素材やオレンジライトの液晶を使うなど高級感があり良いと思います。ただ、この機種は、カルキ抜き沸騰は不可能なので、その点は気をつけてください。

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 14・タイガー・PIG-A220【2.2リットル】
  ¥14,600 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
 14・タイガー・PIG-A300 【3リットル】
  ¥13,800 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 なお、この機種は旧機種が二種類併売されています。旧機種の場合、2.2リットルモデルもあります。

 ただ、新機種に較べると機能面で多少差があり、断熱構造が相違するため、電気代が、2.2リットルで4,700円、3リットルで5,800円わずかですが高いです。また、エアー給湯は付属するものの、じっくり給湯が付属しません。

 あまり買い換える類の製品ではないので、電気代の安さを重視して新機種を選んでもよいかもしれません。

今回の結論
最新モデルの「電気ポット」のおすすめはこの機種!

 というわけで、今回は、最新モデルの電気ポット(電気魔法瓶)を18製品ほど比較しました。最後にいつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。

 なお、適切なサイズについては、先ほども書きましたが、一般的に、2.2リットルは2人まで、3-4リットルが世帯用の標準サイズです。必要以上に大きいモデルを買うと年間電気代が上がりますので、4人ほどの世帯用でも3リットルほどが適切ではないかな?とアトラスは思います。


第1に、家庭用の電気魔法瓶として最もバランスが取れており、おすすめといえるのは、


 13・タイガー・ PIM-A300-T ブラウン【3リットル】
  ¥15,243 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
 消費電力  :700W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:搭載あり
 コードレス :搭載あり

 タイガーPIA-W220でしょう。魔法瓶とは思えないデザイン性の高い本体を持つだけでなく、蒸気レス機構を初めとする機能性も高水準にまとまっています。

 年間電気代の点でも1年間で6,800円と、魔法瓶では最安クラスの電気代であることも評価のポイントですね。

 とりあえず、迷ったらこの機種を選んでおけば間違いないでしょう。蒸気が出ないので、結露の問題もないし、子どもやお年寄りの安全対策にも良いと思います。


 第2に、沸騰に要する時間がとにかく短い方が良いと考えている方は、

 

 【2015年発売開始モデル】

 9・優湯生(ゆうとうせい) CV-WK22  【2.2リットル】
  ¥12,095 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 9・優湯生(ゆうとうせい) CV-WK30 【3リットル】
  ¥12,417 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 9・優湯生(ゆうとうせい) CV-WK40 【4リットル】
  ¥16,000 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 【2014年発売開始モデル】

 9'・優湯生(ゆうとうせい) CV-VT22 【2.2リットル】
  ¥11,700 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)
 9'・優湯生(ゆうとうせい) CV-VT30【3リットル】
  ¥9,800 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)

 消費電力  :1300W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :搭載あり 
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:未搭載
 コードレス :搭載あり

 9番目に紹介した象印の「優湯生シリーズ」の最上位モデルが良いと思います。

 湯沸かし完了まで時間は、2.2リットルが13分、3リットルが16分、4リットルが21分と、ここまで紹介してきたダントツに短く、高性能です。

 また、年間の電気代も、2.2リットルで7,000円、3リットルで8,000円、4リットルで9000円と、1300Wのハイパワーにもかかわらず、950Wクラスに止まっています。

 象印独自のスーパーVE方式を採用し、魔法瓶としての性能も高いですし、湯沸かしのスピード重視ならばこの機種は最高の選択肢です。


 第3に、1年間の電気代を最重要視した場合に最もオススメできる機種は、


 14・タイガー・とく子さん PIG-S300  【3リットル】
  ¥15,800 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 消費電力  :700W
 保温温度  :98℃・90℃・80℃・70℃
 カルキ抜き :未搭載
 蒸気カット :搭載あり
 蒸気レス機能:搭載あり
 コードレス :搭載あり

 タイガーの最上位機であるPIG-Sシリーズでしょう。2016年にでた新型機種だけあって、年間電気代は、3リットルで5,600円と省エネ性能は最高です。

 注意するべきはカルキ抜き機能がない点です。

 

 三菱レイヨンクリンスイMONO MD101-NC
  ¥2,980 Amazon.co.jp
(6/9執筆時)


 ただ、蛇口の段階でカルキを活性炭で除去してしまえば、実はとくにカルキ抜き機能は不要です。また、カルキを電気ポットで処理させていると、経年変化で付着物がつきますし、こちらの方式の方が良いです。

 なお、蛇口取付式のクリンスイなどは【こちら】で10製品ほど比較しました。よろしければご覧ください。

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 というわけで、今回は、魔法瓶(電動ポット)の紹介でした。

 最後になりましたが、もしこの記事がお役に立てたようならば、Twitter・Faceboook・はてなブックマークなどでこの記事を共有していただければと思います。よろしくお願いします。

posted by Atlas at 11:43 | Comment(0) | 調理家電

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