【今回レビューする製品】2025年 最新ドライブレコーダーの性能・おすすめ・選び方: 前後2カメラ・リア専用ドラレコ 360度カメラ 後方用ドラレコ 駐車監視機能対応:画質や解像度の違いと性能ランキング Car Dash Cam
【比較する製品型番】 パイオニア VREC-DZ810D REC-DZ410D VREC-DZ800DC VREC-DH301D NP1 NP-001 (3) NP-001 (1) VREC-MS700D ユピテル Y-4K-02 ZR-4K-02 SN-TW7690d Y-119d SN-TW99c WDT700c SN-TW9880d SN-TW72d SN-TW7660c Y-116c WDT510c DRY-TW7650d DRY-TW7650dp DRY-TW6000d WDT620d SN-TW9990d JVCケンウッド DRV-MR770 DRV-MR775 DRV-MR870 DRV-G50W DRV-MR570 DRV-MR575C DRV-MR480 DRV-EM4800 コムテック ZDR065 ZDR048 AZDR048 HDR965GW HDR701 HDR301 ZDR048 HDR801 ZDR045 ZDR055 ZDR035 ZDR045 ZDR045WL ZDR043 HDR967GW DR017 ZDR018 ZDR036 セルスター RD-60 RD-40 CS-93FH CS-91FH CS-92WQH CD-20 CS-72FH CS-53FH + GRO-28 CS-2000SM トランセンド DrivePro 620 TS-DP620A-32G サンコー THCADVSNA アイリスオーヤマ IDR-C121 ほか
今回のお題
最新のドライブレコーダーのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2025年5月現在最新のドライブレコーダー(ドラレコ)の比較です。
カメラの画質や画角、レコーダーの録画性能・防犯機能、あるいは、個人設置の簡単さなどに注目しながら、各社の代表的な製品を比べました。
とくに、「あおり運転対策」「車上荒らし対策」が最近の製品トレンドなので、その部分に注目して書きました。
1・前後2カメラのドラレコの比較 (1)
1-1:選び方の基本の紹介【導入】
1-2:パイオニア〈日本〉
2・前後2カメラのドラレコの比較 (2)
2-1:ユピテル〈日本〉
2-2:JVCケンウッド〈日本〉
3・前後2カメラのドラレコの比較 (3)
3-1:コムテック〈日本〉
3-2:セルスター 1 〈日本〉
4・前後2カメラのドラレコの比較 (4)
4-1:セルスター 2 〈日本〉
4-2:トランセンド 〈台湾〉
4-3:アイリスオーヤマ 〈日本〉
4-4:他の企業
5・ドラレコの比較(まとめ)【結論】
=最終的な「おすすめ」の提案
記事では、はじめに、ドラレコ全体の「選び方の基本」を説明します。
その後、2カメラ式のドラレコを、メーカーごとみていきます。
1・2カメラのドラレコの比較
記録範囲:320°前後
あおり対策:可(高度)
2・1カメラのドラレコの比較
記録範囲:160°以下
あおり対策:不可(リア専用除く)
3・360°カメラ or 3カメラのドラレコの比較
記録範囲:360°前後
あおり対策:可
4・カーナビ専用のドラレコの比較
記録範囲:320°前後
あおり対策:可
5・ドラレコの選び方とおすすめ【結論】
=目的・予算別のおすすめの提案
2カメラ式は、最も「スタンダード」なので、一連の記事の初回記事(今回の記事)で見ています。
このほか、設置が簡単な「1カメラ式」や、「360度カメラ式」などは、2回目記事以降でみます。
ただ、ドラレコ全体の「選び方の基本」を知りたい方は、とりあえず、今回記事をお読み頂いてから、各リンク記事を読んでいただくのが分かりやすいかなと思います。よろしくお願いします。
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画角の広さ ★★★★★
解像度の良さ ★★★★★
夜間の画質 ★★★★★
駐車監視機能 ★★★★★
安全運転支援 ★★★★★
後方監視 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各社のドライブレコーダーを、詳しく紹介していきます。
そして、最後の「結論」部分(こちら)では、上表のような観点から、目的別・予算別に、Atlasおすすめ機種を提案していきます。
1-1・ドラレコの選び方の基本!
1・カメラの画質と画角
2・夜間・トンネルの対応力
3・駐車時の防犯撮影
4・危険運転の検知(あおり)
5・LED信号への対応
ドラレコは「単純」に見えて結構複雑な家電です。
「カメラ」・「センサー」・「レコーダー」と複数のメカを合わせた家電だからです。
性能面で間違いのない機種を選びたい場合 少なくとも、上記の5点について理解しておくとよいでしょう。
以下、(できるだけ簡単に)説明してきます。
1・カメラの画質と画角
1・センサーの画素
標準:フルHD(200万画素)
高度: WQHD(370万画素)
2・レンズの画角(撮影範囲)
標準:130度前後(広角)
高度:160度前後 (超広角)
はじめに、ドライブレコーダーの画質と画角に対です。
これらに影響するスペックは、「カメラセンサー(撮像素子)」・「光学レンズ」です。
順番に、解説します。
第1に、センサーの画素です。
最近のドラレコの場合、フルHD(フルハイビジョン)解像度が普通です。
ただ、最近は、WQHD(Quad HD)ほか4K解像度を達成する高級機がでてきました。
この場合、対向車のナンバーなどの可読性が格段に上昇します。
なお、フルHDで必要な解像度は200万画素です。
ドラレコの場合、フルHDで200万画素以上あると感度が落ちるので、夜間撮影の画質が落ち、逆効果です。部品の調達価格の関係で、こうした(無意味な)機種もあるので、注意して説明するつもりです。
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第2に、レンズの画角です。
基本広い方が、広範囲を撮影できます。
前後ともに160度前後の画角がある製品だと「高性能」と言えます。
一方、最近は、全周360度が1カメラで撮れる製品もあるのですが、そういったカメラは、ナンバーの可読性に難があるので、基本的におすすめしていません。
また、むやみに画角だけあげると、レンズが暗くなり、夜間対応力が落ちるので、こちらもバランスが重要です。
この部分も今回、注意してみていきます。
2・夜間・トンネルなどの撮影性能
1・センサーの種類
標準:普通のCMOS
高度: スタービス(高感度)
2・ソフト的な補整
標準:WDR
高度:HDR
3・レンズの明るさ
標準:F値2.0以上
高度:F値1.8以下
つづいて、暗い場所での撮影性能です。
これらに影響するスペックは、「センサーの種類」・「ソフト的な補整機能」・「レンズの明るさ」です。
こちらも、順番に確認していきます。
第1に、センサーの種類です。
スタービス(スーパーナイト)の採用の有無が重要です。
ソニーが開発したセンサー(撮像素子)で、 デジタルカメラでは「裏面照射型センサー」とも呼ばれるもので、防犯カメラなどにも利用されます。
採用機の場合、未対応の通常センサーのドラレコで比べると、夜間の視認性が格段に高くなります。
スタービスは、上表のようにグレードがあります。ドラレコで重要なのは、対応解像度ほか、低照度感度(SNR1s/ lux)です。
値が小さいほど優れるのですが、画質の良い高解像度のドラレコ(WQHD)は、WQHD動画に適切な動画解像度(370万画素)を出せる製品がないので、一般的に言って、照度は少し落ちます。
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第2に、ソフト的な補正です。
こちらは、HDR(ハイダイナミックレンジ)の有無が重要です。
HDRは、画像の、黒潰れ・白飛びを防止する技術です。
HDRといってもスマホ写真のような「合成」ではなく、画像のダイナミックレンジ(輝度の幅)をソフト的な計算で拡張する技術なので、(4K HDRテレビなどにちかい)動画の技術です。
搭載機だと、明暗差のあるトンネル出口や夜間の明るい街灯下などの画質が大幅に向上します。
夜の場合、センサーやレンズの性能で「何とかなる」場合が多いですが、昼間で逆光となるトンネル出口については「HDR機能」の有無は大きさ差になりやすいです。
一方、メーカーによっては、WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能を搭載する場合があります。
HDRとWDRの違いは、ドラレコの場合、(AV家電と異なり)正直「曖昧」です。
メーカーに問い合わせをしても、ハッキリ答えてくれません。
ただ、実際のところは、輝度拡張は伴わず、コントラスト調整などで「HDR的な表現をなしている」というのが、最も近いでしょう。
HDR制御は、CPUパワーがかなり必要で、無理に搭載すると処理落ち(コマ落ち)するので、性能面(コストカットの面)でWDRに止めているといえます。
WDRは無力ではないですが、HDRの方がこの用途では高性能で上位と言えます。
あえて言えば、WDRは(輝度をいじらない分)トンネル出口などでのナンバーの視認性は高いとも言われますが、正直、全体の画質はHDRに劣ります。
とはいえ、そもそも、WDR自体搭載しない製品もありますので、搭載していること自体は評価できます。
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第3に、レンズの明るさです。
F値というスペックが重要です。
F値は「明るさ(光の透過量)」を示す数値です。
この値が低ければ低いほど、夜間に強いです。
わりと地味なスペックですが、ドラレコも「カメラ」なので、光学部品の品質はかなり重要です。
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というわけで、夜間走行やトンネル出口などの撮影について説明しました。
昨今起きた「あおり運転事件」がトンネルシーンだったので、関心の高い部分でもあるでしょう。この部分のスペックについても、今回詳しく書くつもりです。
3・駐車時の防犯機能
つづいて、駐車時の防犯機能(撮影機能)についてです。
これは「車上荒らし」の防犯対策になるほか、停車状態での「もらい事故」の記録にも関係してきます。
そのほか、悪者にドラレコを持ち去られる可能性を除けば、車上荒らしの防犯にもなります。
各社とも、(トランセンドを除けば)たいてい「オプション装備」にしているため、機能が分かりにくいです。
1・常時撮影(連続撮影)
2・衝撃検知
3・動体検知(カメラ)
4・動体検知(マイクロ波)
5・タイムラプス撮影
しかし、まず、重要なのは撮影形態です。5種類あります。
順番にみていきましょう。
第1に、常時撮影方式です。
各社ともだいたいは装備する「オーソドックス」な撮影方法です。
名前の通り、走行時と同じ方式で記録を続ける形式です。
なにかしらイベント検知(=衝撃)があった場合、その時間のファイルを「上書き禁止」にして保存する方式です。
ただ、SDカードの書込寿命が短くなる(1-2年で交換)点、車載バッテリーが減りやすい点などがネックです。
そのため、ほかの諸方式が考案されていきました。
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第2に、衝撃検知方式です。
ケンウッドほか多くのメーカーが採用します。
常時記録はせず、Gセンサーが衝撃を検出した際にだけ記録します。
衝撃前の記録ができない点、風などの誤反応が多い点がネックです。
振動がある立体駐車場や雨天など誤動作が起きやすいのも難点といえます。
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第3に、動体検知方式(カメラ)です。
ユピテル・セルスターなどが採用します。
カメラが人影(動体)を検知すると記録がはじまるため、イベント前の記録が可能な点で衝撃検知よりは実用的です。
ただ、人通りの多い場所は用をなさないので、人が少ない場所用(夜間用)とは言えます。
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第4に、動体検知方式(マイクロ波)です。
ユピテルの上位機が採用します。
専用のマイクロ波(ドップラー式)を設置する必要があります。
しかし、カメラ式と異なり、車の周囲のみで検知が可能です。
この点で、人通りが多い場所でもある程度精度が期待できる上で、暗さに影響されない部分で、夜間の対応水準も高いと言えます。
最近登場したての仕組みなので、問題点の洗い出しは今後で、導入費用も高めとはいえ、技術的に言えば、カメラ式・衝撃検知式の「上位互換」と言えます。
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第5に、タイムラプス方式です。
ユピテル・コムテックなどが採用します。
この場合、撮影間隔を1コマ/秒くらいにして、SDカード寿命やバッテリーの減りを抑えます。ただ、画質が落ちるので、確認性が悪くなります。
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やや強引ですが、以上のことをまとめれば、上表のようになります。
結論的にいえば、駐車監視については、全てにおいて完璧な動作を期待できるシステムはないです。
そのため、それぞれ欠点を補うため、上で書いたようなモードが「複数用意されている機種」を選ぶのが現状は良さそうです。
あえて言えば、バッテリー残量や、SDカードへの負担を重要視しない場合は常時録画が、そでもない場合は、「動体検知方式」と「タイムラプス方式」が併用可能な機種が実用度が高いと言えるでしょう。
このあたりはややこしいので、今回は、できるだけ詳しく説明しています。
4・危険運転の検知
1・あおり運転対策
標準:後続車検知
高度:AIセンシング
2・安全運転支援機能
標準:3種類
高度:5種類
つぎに、危険運転の検知(安全運転支援機能)についてです。
こちらについては、昨今関心のむく「あおり運転対策」と、自分自身の運転技術に関わる「安全運転支援機能」が重要です。
こちらも、順番にみていきます。
第1に、あおり運転対策についてです。
020年頃から各メーカーの2カメラモデルで進化が進んだ部分です。
高精度といえるのは、ケンウッドのAIセンシング機能です。
単純に、後続車の接近を警告するだけなら他社にもあります。しかし、こちらの場合、最大3台まで、後方車両を認識しつつ、蛇行や急接近を範囲検知できます。
自動運転技術とAIの進歩の産物ですが、この部分も重要です。
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第2に、安全運転支援機能についてです。
いわゆるセーフティドライブ機能ですが、自分自身の運転技術への警告機能です。
基本となるのは、前方車発進警告・車線逸脱警告(レーンキープ)・前方車接近警告です。
充実する機種は、これ以外に速度警告などが付属し、後方車検知も含め、5種類ある機種もあります。
ただ、車載ナビや自動車自体の基本装備と「かぶる」場合もあるので、こちらについては、マストではない方もいると思います。
5・LED信号対応の有無
最後に、LED信号への対応です。
信号が点滅信号を発しているとき、撮影コマ数と合致してしまう場合、ドラレコは点滅状態を正確に記録できません。
結構前から、ドラレコの問題点として言われてきている部分です。
しかし、現在でも海外製を中心に、一部機種が未対応です。
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この機能がないと、ドラレコとして相当問題なので、今回紹介する機種は、最低限この機能を持つ機種を紹介しました。
今回はこの点にも注目して比較します。
以上、ここまでは、選ぶ際の注意点を5点説明してきました。
このほか、事故時ファイルを上書きさせないための衝撃検知センサー(Gセンサー)や、位置情報(緯度・軽度・走行速度)を記録するためのGPS精度など、重要な部分はまだあります。
ただ、これらは、本文中でおいおい詳しく書きます。
1・2カメラのドラレコの比較
2・1カメラのドラレコの比較
3・360度カメラのドラレコの比較
4・カーナビ用のドラレコの比較
5・ドラレコの選び方とおすすめ【結論】
冒頭書いたように、今回は記事を分けています。
1回目記事(今回)は、以下、前後の「2カメラ式」に集中します。
他形式に限定してお探しの方は、以上のリンクをご利用ください。
よろしくお願いします。
1-2・パイオニアのドラレコ(2カメラ)
はじめに、日本のパイオニアの前後2カメラ式のドライブレコーダーです。
2カメラモデルにわりと力を入れていて、特長ある良い製品を展開しています。
1・前後2カメラのドラレコの比較 (1)
1-1:選び方の基本の紹介【導入】
1-2:パイオニア〈日本〉
2・前後2カメラのドラレコの比較 (2)
2-1:ユピテル〈日本〉
2-2:JVCケンウッド〈日本〉
3・前後2カメラのドラレコの比較 (3)
3-1:コムテック〈日本〉
3-2:セルスター 1 〈日本〉
4・前後2カメラのドラレコの比較 (4)
4-1:セルスター 2 〈日本〉
4-2:トランセンド 〈台湾〉
4-3:アイリスオーヤマ 〈日本〉
4-4:他の企業
5・ドラレコの比較(まとめ)【結論】
=最終的な「おすすめ」の提案
パイオニア紹介以後は、以上のような企業順で、2カメラ式のドラレコを説明していきます。
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以下では、いつものように、高評価できる部分は赤系の文字色で、イマイチな部分は青字で書いていきたいと思います。
【2024年発売】
1・パイオニア VREC-DZ810D
¥38,000 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:830万画素+200万画素
記録画角: 139度+150度
液晶:3インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis F1.9 WDR (HDR)
防犯機能:(別売)
GPS記録: 搭載
安全運転支援:3種
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 32GB(128GBまで)
VREC-DZ810Dは、パイオニアが販売するドラレコです。
2カメラ式では、現行の上位機になります。
カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。
前カメラは、3インチのタッチパネルで見やすいですが、本体は大きめです。
後方カメラはケーブル配線となります。
なお、スモークガラスの場合も、画質を調整できるため、設置可能です。
画角は、前カメラは対角139度、後カメラは、対角150度です。
全周に近い記録という部分では、他社の2カメラ式の上位機にやや負けます。
画素数は、前方カメラが注目点です。
830万画素のセンサーで、フルHDを超える4Kでの記録ができます。
解像感(画質の細かさ)が良くなるため、逆にナンバーなどの可読性が高まります。
後方カメラは、200万画素のフルHD(フルハイビジョン画質)です。
「並な性能」ですが、ナンバーは記録できます。
撮像素子は、前カメラは、ソニーのスタービスという記述です(ウルトラナイトサイト)。
型番は非公開ですが、おそらく、IMX415でしょう。
ユピテルほかも同時期に採用しています。
後カメラは、先述のように、フルHDですが、やはりソニーのスタービスです。
ドラレコの画質は、したがって、夜間に強い仕様です。
レンズの明るさ(F1.9)も十分です。
一方、画像処理の部分は、フロントはWDRです。
リアはHDRです。
ただ、同社の場合、AI-ISPとして、ビッグデータを機械学習したAIによる画質処理に言及があります。これで、夜間の映像再現力を強化したとのことです。
この機能搭載を優先した可能性はあるかもしれませんが、トンネル出口などの急激な明るさの変化については、対応機には負ける部分はあるかもしれません。
LED信号対策は、本機は、完備です。
問題ないです。
安全運転支援機能は、レーン逸脱警告、前方車両発進おしらせ、前方車両接近警告と、基本的なものはあります。
ただ、リアカメラを利用した、後方の「あおり警告」がないのは、今どきだと残念です。
駐車監視ユニット RD-DR002
¥2.045 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、本機は別売ケーブルで対応します。
車載バッテリーから電源をとるタイプです。
本機の場合、上表だと基本的には「衝撃検知」になります。
駐車開始時から設定時間(1-12時間)は通常監視モードで、画像記録を常時します。
そのため、衝撃前の20秒を含めて40秒の記録がのります。
一方、設定時間経過後は、省電力監視モードとして、衝撃があった後、3秒以内に、起動後1分の検知をするというモードに変わります。
いずれのモード利用時も、バッテリーがあがってしまうのを防ぐため、指定した電圧を下回ると、録画が止まる仕様で「安全」です。
一方、この方式は、振動が多い立体駐車場などに向かないほか、街中でも誤動作は多そうですので、主には、近所の買い物時の「お守り」てきなレベルです。
GPSも、搭載です。
GPSがあると、走行記録を取る場合、パソコン上で地図と連動して記録することができます。
また、GPSデータから常時録画の際に走行速度を割り出すことも可能なため、事故などの検証のためにも、有利と言えるでしょう。
なお、本機は、日本のみちびき衛星の対応は示されません。米国のGPS衛星のみです。
ただ、ナビではないですし、必要十分には思います。
[128GB](70万時間)
・サムスン MB-MJ128KA-IT/EC
¥3,680 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
SDカードは、16GBのMicroSDカードが付いている製品です。
基本それでOKですが、先述の駐車監視をする場合で、24時間の長時間記録も使う場合は、128GBを導入する方が良いでしょう。
なお他社のMicroSDカードを買う場合、「どれでもOK」ではなく、ドラレコのように激しく書き換えが生じるカードの場合、監視カメラやドラレコ専用の高耐久カードを使います。
詳しくは、【MicroSDカードの比較記事】で、詳しく紹介しています。
上記のカードもそのようなものです。
パイオニア CD-MSD128G
¥12,800 楽天市場 (5/30執筆時)
なお、パイオニアの純正カード(CD-MSD128G)も別売であるのですが、同社は、カードを自社製できないため、3倍以上割高です。
純正利用時は(正確な)耐久期限を知らせてくれる利便性はありますが、「実質的には割高なサブスクリプション」のようですし、普通に高耐久タイプの市販のカードでOKだと思います。
ネットワークは、Wi-Fiなどは未装備です。
設置は、基本的に、他社機と同じで、シガーライターです。
駐車監視ユニットを利用する場合は、先ほど出した図のような配線です。
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以上、パイオニアのVREC-DZ810Dの紹介でした。
同時期に、後ほど見るユピテルなどからも4K機が出てきたので、それらがライバルでしょう。
比較する場合、AIによる画像解析補正(AI-ISP)が本機の独自要素であり見どころに思います。夜間対応力はかなり評価できそうです。
ただ、(前カメラが)HDR非対応でWDRですので、昼間のトンネル出口などの強さは(多少ですが)課題が残るかもしれません。
また、記憶画角も上位機としては狭めで、側面記録がイマイチであること、、安全運転支援の部分で「あおり警告」が内のも、すこしネックです。
甲乙ありますので、最終的な「おすすめ」は記事の結論で、改めて考えてます。
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なお、同社からは、次のような下位機、あるいは旧機の展開もあります。
順番にみておきます。
【2024年発売】
2・パイオニア VREC-DZ410D
¥20,836 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 139度+150度
液晶:3インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis F1.8 WDR (HDR)
防犯機能:(別売)
GPS記録: 搭載
安全運転支援:3種
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 32GB(128GBまで)
第1に、VREC-DZ410Dです。
こちらは、同じ世代の下位機です。
比較する場合、前カメラがフルHD解像度です。
ここは必要十分ですが、おそらく、(コスト面で)先ほどの上位機とユニットを共通化するため、本体が、4K機と同じに大きいです。
先述のAI-ISPに対応させるため「大きい」とも言えなくはないですが、少なくとも、タッチパネルを大型(3インチ)にするためではないでしょう。
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結論的にいえば、価格差はあるの「損した気分」にはならないものの、「残念感」は感じなくもないので、これを選ぶならば、上位機がよいでしょう。
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【2022年発売】
3・パイオニア VREC-DZ800DC
¥25,003 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角:160度+137度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis F2 WDR
防犯機能:(別売)
GPS記録: 搭載
安全運転支援:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(128GBまで)
第2に、VREC-DZ800DCです。
上位機の旧機です。
こちらも、前後ともフルHD解像度です。
液晶は2インチと小さいですが、本体自体は、世代の違いもあり、小型ではないです。
画角は、一方、前方カメラは対角160度、後方カメラは、対角137度です。
この世代だと、前方は良いですが、後方側面がイマイチな感じです。
加えて、HDR非対応である上で、AI-ISPに対応しないので、夜間視認性は(悪くないにせよ)新世代以下です。
安全面では、一方、この世代は「あおり運転対策」機能がありました。
40km以上の速度で運転中、昼間・夜間に応じた「危険距離」に近づいた後方車がる場合、音と液晶パネルで注意が促されます。
その上で、「イベント記録」として、別フォルダ保存もなされるため、普通の常時記録となる、同社の現行機と比べて優れます。
イベント記録は、前方車の急ブレーキ、強引な割り込みも、「イベント記録」で別ファイル保存になるので、(自分のではなく)誰かの危険運転には「厳しくチェック」してくれる機種でした。
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結論的にいえば、「後方車監視」においては、同社の新世代より、機能が充実します。
ただ、画角に課題はありますし、値段を含めてあえて本機を今選ぶ理由は乏しいでしょう。この部分を重視したい場合も、他社機を含めた機能面の比較は重要です。
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【2022年発売】VREC-DH300D後継機
4・パイオニア VREC-DH301D
¥19,178 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:370万画素+200万画素
記録画角: 135度+128度
液晶:3インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis F1.4レンズ
防犯機能:(別売)
GPS記録: 搭載
安全運転支援:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 32GB(128GBまで)
第3に、VREC-DH301Dです。
本機も旧機です。
1つ上の製品と同じほどにでたものですが、この世代は、上位機は「2トップ」的な感じの展開でしたので、総合的なグレードは1つ上の製品と同じでした。
解像度は、前カメラのみ、WQHD(370万画素)でした。
そのかわり、前後カメラの画角が狭く、全周の監視力がイマイチでした。
加えて、「後方車監視」を含めた、安全運転支援機能が全省略です。
記録方式は、本機は、常時録画のみです。
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結論的にいえば、解像度を重視する場合、現在では4K機が出たので、本機を選ぶ理由は乏しいと言えます。
とくに、この世代の搭載CPUの限界もあり、前カメラの解像度を上げるために、それ以外の機能が「上位機」とは言いがたい仕様といえ、バランスが悪いです。
あまりおすすめしません。
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【2024年発売】
5・パイオニア VREC-DZ210D
¥15,300 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 132度+139度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: F2.4
防犯機能:(別売)
GPS記録: 搭載
安全運転支援:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 32GB(128GBまで)
第3に、REC-DZ210Dです。
2024年に出た、現行の下位機です。
価格は安いのですが、画角が狭い上に、スタービス非搭載、HDR・WDR非搭載です。
安全運転支援機能もないです。
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結論的にいえば、本機は、日中専用機といえます。
発売時期を考えると、なぜ大手が(いまさら)出したのか謎な製品といえます。
あえて言えば、1カメラ式とそこまで値段は変わらず、そちらと比べると、記録範囲(全周)が広いので、日中用なら「選べる」とは言えます。
【2022年発売】
【自分で取付】
6・パイオニア NP1 NP-001 (3)
¥28,600 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
【取付出張料込み】
7・パイオニア NP1 NP-001 (1)
¥53,550〜 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 159度+151度
液晶:
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis F1.4レンズ
防犯機能:(別売)
GPS記録: 搭載
安全運転支援:
通信機能:Wi-Fi4
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 32GB(512GBまで)
NP1 NP-001も、パイオニアの販売するドラレコです。
値段が高いですが、後述するクラウドサービスの年間利用が込みの価格になるためです。
本機は、スマホを利用しつつの(音声だけの)ナビ機能もある点で、面白い機種です。
カメラは、前方のみに設置する形式です。
ただし、本体の裏側に車内・後方撮影用カメラがあるので、後方監視もできるタイプです。
取付が楽である一方、後方監視については、後述する限界があります。
画角は、前方カメラについて、対角159度で、後方カメラは、対角151度です。
撮影範囲としては広く、全周囲に近いです。
ただ、リアカメラを配線せず、ドラレコ本体の裏面カメラから撮影する方式になるため、後方車についてナンバーの撮影までは実際的には、無理です。
【リア用オプション】
・パイオニア NP1 NP-RDR001
¥24,200〜 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素
記録画角: 127度
液晶:
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis F2.1 WDR
通信機能:Wi-Fi4
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 32GB(512GBまで)
ただ、この点については、2023年に本機のオプションとして、別付のリアカメラがでました。
こちらを併設するならば、リアのナンバーも確認もできます。スタービスですし、夜間でも大丈夫でしょう。
設置については「別のドラレコをもう一台買う」感じになのですが、本機は、後述宇する用に、Wi-Fi経由でスマホアプリで管理する仕組みなので、そこまで不便ではないです。増設は「あり」かなと思います。
画素数は、全カメラとも200万画素です。
普通のフルHD画質の解像度となり、この値段の高級ドラレコとして言えば「並」です。
これは、あとで説明するクラウド対応で、データ転送量の制限がうまれるからかなと思います。
ドラレコの画質は 、先述のソニーのSTARVIS CMOSを採用します。
HDRとWDRは本機も不採用ですが、それなりに夜間に強いと言えます。
なお、パイオニアで夜間撮影の強い機種は「ナイトサイト」と記しますが、これはスタービス搭載と同義で、HDRを意味しないです。
LED信号対策は、完備です。
安全機能は、限定的です。
あおりを受けた際の、後続車異常接近通知機能だけです。
最近では、もっとも「あって欲しい」機能であり良いかと思います。
ただし、車内方向を向く可動式カメラが、しっかり水平に向いていて、後ろに人や荷物やヘッドレストがない状況という、厳しい制限はあります。
また、最近は、複数車両の検知ができる機種も現れてきましたが、本機は未対応です。
駐車監視ユニット NP-BD001
¥3,960 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、本機は別売ケーブルで対応します。
先ほどみた機種の場合、駐車後一定時間は(事故前後の記録も撮れる)常時録画をしましたが、本機は、起動後最初から衝撃センサーが振動を検知した直後から、撮影が始まる仕様です。
衝撃前の記録がない部分では、(多少)徹底度が劣るとは言えそうです。
本機も、設定した電圧でのカットオフができるので、バッテリー面では安心でしょう。
駐停車時に異常を検知した場合、スマホに通知が届きます。
クラウド保存なので、マイクロSDカードの容量不足でもデータは残りまし、かなり便利です。
検知後の録画時間は約10秒と短く、月60回までとなります。これは、通信量(通信料)からの限界でしょう。
ただ、通知を受けたら、さっさと画像を確認し、必要そうならば、さっさと自車に「飛んで」行けるわけですから、効果的な安心保険にはなるでしょう。この機能はオフにもできます。
なお、ドア開閉時の衝撃については、センサー作動開始時間の調整で、スルーできます。
[128GB](70万時間)
・サムスン MB-MJ128KA-IT/EC
¥3,680 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付いている製品です。
クラウド保存もできますが、運転中の常時監視をしたい場合は、(ドラレコ用の)高耐久カードを買う意味はあるでしょう。
設置は、基本的に、シガーライターです。
なお、本機については、出張取付込みのタイプがAmazonでも購入できます。
国産機だけに取り付け説明書も丁寧ですし、リアカメラが別でないタイプなので、個人設置で良いかと思います。
ネットワークは、ドコモのLTEほか、Wi-Fi(Wi-Fi4)を装備です。
クラウド(LTE)利用する関係で、契約年数(ベーシックなら1年)が終わると、15.840円の年間サービス利用料が発生します。
更新しない選択もできます。
ただ、その場合は、ナビ機能は意味がなくなりますし、ドラレコとしても、先述の通知機能などが使えないわけで、性能比で「相当割高」な買い物となります。
先述のような「通知機能」を活かす部分もありつつ、スマホのLTE(5G)を使うようなことは不可としています。
結論的にいえば、ご自身の乗換(買い換え)周期の年数を勘案したトータルコストで考えるべき製品です。
クラウド対応の部分では、本機は便利な機能を幾つか持ちます。
第1に、Wi-Fiサービスです。
通信用がドコモのLTE回線(docomo in Car Connect)であることを利用して、Wi-Fiのアクセスポイントが作れます。
この部分も有料で、13,200円/年です。
ただ、1ヶ月(1650円)、あるいは1日のスポット利用も550円で可能なので、(スマホのギガを消費したくない家族旅行時など)使い道はあるかと思います。
第2に、画像のシェアです(ドライブコール)。
後述するスマホアプリを利用する形で、家族と画像共有と音声通信が可能です。
ドラレコにマイクとスピーカーがあるので手放しで通信できますし、受けて側もアプリで画像も確認できるので、結構、高度な道案内ができるでしょう。
あまり使う機会はないでしょうが、面白いかと思います。
第3に、情報取得です(ドライブトピック)。
時間や位置情報を取得できるため、それに応じた情報を得ることができます。
大手の音声AIについては、AmazonのAlexaが呼び出せます(2022年実装予定)
こうなると、かなり広範な情報の取得が車から可能になるでしょう。このAIにできることについては、詳しくは【AmazonのAlexaデバイスの比較】で詳しく書きました。
ただし、AlexaについてはWi-Fiでの接続ではなく、Bluetoothでスマホ経由です。
GPSも、搭載です。
スマホと連携させ、本体のマイクを通じて音声ナビを利用できるので、GPS部分は贅沢です。
スマホの基地局の位置情報をとれるA-GPSに対応するほか、中国のBeiDou(北斗)を除く全衛星情報を取得可能です。
6軸ジャイロも搭載なので、トンネルなどGPS域外移動でもある程度正確に案内してくれると思います。
ナビ機能は、My NP1というスマホアプリを利用して設定可能です。
地図自体は、同社の車載ナビ(カロッツェリア)と同じで、MapFanをベースにしているようです。
一般的なカーナビと違って、自分の利用状況(よく行く店やよく使う道)や、社会の状況(道路の開通、新しい施設の営業)で情報が進化する点で、クラウド型が今後メインになるように思いました。
本体にスピーカーほか、マイクもあるので、スマホを介さずに言葉の設定も可能です。
AIの音声分析の「賢さ(=認識力)」については、今後の検証が待たれるところですが。
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以上、パイオニアのNP1 NP-001の紹介でした。
仕組み上、「サブスクリプション型」ではありますが、それでなければできない機能が多いですし、良いサービスかと思います。
先述のように、サブスク契約を切る場合、ほとんど意味のない端末になる点と、後方監視面の限界は注意点です。
とはいえ、クラウド部分に面白みを感じる「新しもの好き」の方は試してOKな、近未来的な製品と言えます。
【2024年発売】
8・パイオニア VREC-MS700D
¥41,289 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:370万画素×2
記録画角:160度+160度
液晶:11インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis 2 F2.2 HDR
防犯機能:(別売)
GPS記録: 搭載
安全運転支援:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 32GB(256GBまで)
VREC-MS700Dもパイオニアが販売するドラレコです。
こちらは、ケンウッドほかでも見ますが、スマートルームミラー型です。
電源を入れたときのみ、映像を透過する素子を使っており、画面を消せば、アナログミラーとして利用できる共用です。もしもの時も安全です。
カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。
前カメラは既存のミラーにバンド固定する方式です。
後カメラは、同梱ケーブルによる配線です。また、ミラーガラスも対応です。
パネルは、11型で、視野角の広いIPSです。
高輝度とされますが、輝度・解像度などの具体的なスペックは非公開です。
画角は、前後とも対角160度です。
問題ないでしょう。
画素数は、有効画素数(記録画素数)は370万画素です。
つまり、フルHDより鮮明なWQHD(2560× 1440)です。
ドラレコの画質は、ソニーのスタービス 2です。
夜間に強い仕様でよいですが、撮像素子は500万画素のIMX675を採用でしょう。
実際必要な画素数より多い部分と、そもそもの低照度感度は、フルHDタイプのスタービスより弱いのとで、(スペック的に言えば)詰めは甘いです。ただ、WQHDちょうどの素子はないので仕方ないでしょう。
実際、HDR対応で、レンズもF2.2上で、スタービスなので、総合的には「夜間に強い」といえるでしょう。
前後ともこの仕様というのも良い部分です。
LED信号対策は、対応です。
安全機能は、本機も、運転支援機能が省略されている機種です。
駐車監視ユニット RD-DR003
¥4,791 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、別売の駐車監視ユニットが必要です。
記録方法は「衝撃検知録画」です。
設定時間(1・3・ 9・ 24時間)の間は待機し、衝撃があった場合、衝撃前20秒の記録を含めて、保存します。
ただ、指定した電圧低下以後は、長時間待機できる、衝撃後のみの録画(=イベント検知録画)にも移行せず、記録終了です。
ようするに、買い物時などの短時間の駐車用ですが、立体駐車場などの振動がある場所では、電圧低下が早まる可能性があるのでOFF推奨など、そこまでここは充実しません。
GPSは、搭載です。
みちびきなど、GPS以外の対応衛星の情報はないです。
[128GB](140万時間)
・サムスン MB-MJ256KA-IT/EC
¥5,480 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付いている製品です。
長時間残す場合は、256GBまで対応します。
ドラレコ専用の高耐久SDカードでもこのサイズはあります。
ネットワークは、Wi-Fiなどは未装備です。
設置は、シガープラグ非対応で、上記のような配線です。
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以上、パイオニアのVREC-MS700Dの紹介でした。
このタイプはケンウッド機などもあるので、そちらとの比較は必要です。ただ、本機も、夜間対応力や、解像度を含めて、カメラ記録の部分のスペックは優秀です。
安全運転支援と駐車監視の部分の仕様に目をつぶるならば、ほかに問題点は感じませんので、本機を選んでも良いかと思います。
次回につづく!
ドラレコのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、2カメラのドライブレコーダーの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。
2・前後2カメラのドラレコの比較 (2)
2-1:ユピテル〈日本〉
2-2:JVCケンウッド〈日本〉
3・前後2カメラのドラレコの比較 (3)
3-1:コムテック〈日本〉
3-2:セルスター 1 〈日本〉
4・前後2カメラのドラレコの比較 (4)
4-1:セルスター 2 〈日本〉
4-2:トランセンド 〈台湾〉
4-3:アイリスオーヤマ 〈日本〉
4-4:他の企業
5・ドラレコの比較(まとめ)【結論】
=最終的な「おすすめ」の提案
つづく、2回目記事(こちら)では、ユピテルほかの前後2カメラのドラレコを追加で紹介します。
画角の広さ ★★★★★
解像度の良さ ★★★★★
夜間の画質 ★★★★★
駐車監視機能 ★★★★★
安全運転支援 ★★★★★
後方監視 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回となる結論編【こちら】で、今回紹介した全機種から「目的別・予算別」にAtlasのおすすめ機種!を提案してみたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事記事は→こちら