Top 自動車関係 比較2021’【高性能】ドライブレコーダー77機のおすすめ・選び方(1):前編

2021年06月07日

比較2021’【高性能】ドライブレコーダー77機のおすすめ・選び方(1):前編

【今回レビューする製品】2021年 高画質で安い!ドライブレコーダーの性能・おすすめ・選び方: 激安ドラレコ・前後2カメラ・リア専用ドラレコ 360度カメラ 後方用ドラレコ 駐車監視機能対応:機能の違いとランキング Car Dash Cam

【比較する製品型番】 パイオニア VREC-DH300D ユピテル Y-200R SN-TW9600d SN-TW78d SN-TW83d SN-TW81d DRY-TW8650c WDT510c DRY-TW7000c DRY-TW7600cP ケンウッド DRV-MR8500 DRV-MR760 DRV-MP760 DRV-MR740 DRV-MP740 DRV-MR450 DRV-MR745 JVC Everio GC-TR100 コムテックZDR-026 ZDR-015 ZDR-025 ZDR-035 セルスター CS-91FH CSD-790FHG トランセンド DrivePro 620 TS-DP620A-32G

今回のお題
最新のドライブレコーダーのおすすめ製品はどれ?  

 ども、Atlasです。

 今日は、2021年6月現在、最新のドライブレコーダー(ドラレコ)の比較です。

 単なるランキング形式ではなく、「画質」など比較基準を明確にして、皆さんの目的に沿った製品を提案していきます。

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1・前後2カメラのドラレコの比較
  あおり対策:高度
  設置: 標準
  価格:2万円〜
2・前1カメラのドラレコの比較
  あおり対策:不可
  設置: 簡単
  価格:8千円〜
3・360度カメラドラレコの比較
  あおり対策:弱い(一部)
  設置: 簡単
  価格:2.5万円〜
4・その他のドラレコの比較

 
4-1:後方撮影専用(リア専用)
  あおり対策:高度
  設置: 標準
  価格:1万円〜
 4-2:特定カーナビ連携式
  あおり対策:不可(一部可)
  設置: やや難
  価格:1.5万円〜
5・ドラレコの選び方とおすすめ【結論】
 =目的・予算別のおすすめ機種の提案

 今回は、紹介したい機種が多いので、記事は全5回の記事に分けています。

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 1回目記事となる今回は、前方・後方撮影ができ「あおり運転対策」ができる点で人気の前後2カメラのドラレコの比較です。

 昨今の事情から、現在的に「最も売れているタイプ」で、設置も個人で可能です。

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 設置が簡単で安い「1カメラ式」や、「360度カメラ式」など、そのほかの形式は2回目以降の記事でフォローします。

 上のリンクをご利用頂いても構いませんが、「ドラレコの選び方の基本」は、1回目記事に書いています。

 そのため、今回の記事からお読み頂いた方が分かりやすいと思います。

 よろしくお願いします。

1・画角の広さ  ★★★★★
2・解像度の良さ ★★★★★
3・夜間の画質  ★★★★★
4・駐車監視機能 ★★★★★
5・安全運転支援 ★★★★★
6・後方監視   ★★★★★
7・総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のドライブレコーダーを、詳しく紹介します。

 そして、最後の「結論」部分では、上表のような観点から、目的別予算別に、Atlasおすすめ機種を提案していきます。

・ドラレコの選び方の基本!

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 ドライブレコーダーは、現在、日本メーカーであるユピテル・コムテック・ケンウッドの製品が市場の多くを占めています。

  もともと交通事故の記録映像を残すため、商用車中心に需要がありました。

 しかし、自家用車でも、交通事故の過失割合の算出の際、保険会社に証拠として提出できることなどから、万一に備えて付ける人が増えています。

 そのほか、防犯カメラとして、「車上荒らし」・「当たり屋」「あおり運転」などの犯罪対策のため、買われる人も多いです。

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 一方、ドライブレコーダーは、新旧モデルが氾濫しており、デンキヤやカー用品店に行っても、どの機種を選んで良いかよく分からないのが現状です。

1・レコーダーの画質と画角
2・駐車時の防犯撮影機能
3・危険運転の検知(あおり)
4・LED信号への対応

 しかし、上記の4点に注目すれば、性能面で間違いのない機種が選べます。

 大事なポイントなので、順番に確認しておきましょう。

1・ドラレコの画質と撮影範囲

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1・センサーの画素
 標準:フルHD(200万画素)
 高度: WQHD(370万画素)
2・レンズの画角(撮影範囲)
 標準:130度前後(広角)
 高度:160度前後 (超広角)

 第1ドライブレコーダーの画質と画角です。

 これらに影響するスペックは、「カメラセンサー(撮像素子)」・「光学レンズ」です。

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 1・センサーの画素は、最近のドラレコの場合、フルHD(フルハイビジョン)解像度が普通です。

 ただ、最近は、WQHD(Quad HD)の高解像度を達成する高級機がでてきました。

 この場合、対向車のナンバーなどの可読性が格段に上昇します。

 一方、画素数だけむやみに高くした機種は、夜間画質が落ちるので、今回はこの部分もみていきます。

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 2・レンズの画角は、基本広い方が、広範囲を撮影できます。

 160度前後の画角がある製品だと「高性能」と言えます。

 一方、最近は、全周360度が1カメラで撮れる製品もあるのですが、そういったカメラは、ナンバーの可読性に難があるので、基本的におすすめしていません。

 また、むやみに画角だけあげると、レンズが暗くなり、夜間対応力が落ちるので、こちらもバランスが重要です。

 この部分も今回、注意してみていきます。

3・夜間・トンネルなどの撮影性能

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1・センサーの種類
 標準:普通のCMOS
 高度: スタービス(高感度)
2・ソフト的な補整
 標準:WDR
 高度:HDR
3・レンズの明るさ
 
標準:F値2.0以上
 高度:
F値1.8以下

 第3暗い場所での撮影性能です。

 これらに影響するスペックは、「センサーの種類」・「ソフト的な補整機能」・「レンズの明るさ」です。

 1・センサー種類は、スタービス(スーパーナイト)の採用の有無が重要です。

 スタービスとは、ソニーが開発したセンサー(撮像素子)です。

 同じドラレコで比べると、夜間の視認性が格段に高くなります。

 デジタルカメラでは「裏面照射型センサー」とも呼ばれるもので、防犯カメラなどにも利用されます。

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 2・ソフト的な補正は、HDR(ハイダイナミックレンジ)の有無が重要です。

 HDRは、画像の、黒潰れ・白飛びを防止する技術です。

 HDRといってもスマホ写真のような「合成」ではなく、画像のダイナミックレンジ(輝度の幅)をソフト的な計算で拡張する技術なので、(4K HDRテレビなどにちかい)動画の技術です。

 搭載機だと、明暗差のあるトンネル出口や夜間の明るい街灯下などの画質が大幅に向上します。

 夜の場合、センサーやレンズの性能で「何とかなる」場合が多いですが、昼間で逆光となるトンネル出口については「HDR機能」の有無は大きさ差になりやすいです。

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 一方、メーカーによっては、WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能を搭載する場合があります。

 HDRとWDRの違いは、ドラレコの場合、(映像機器と異なり)正直「曖昧」です。

 メーカーに問い合わせをしても、ハッキリ答えてくれません。

 ただ、実際のところは、輝度拡張は伴わず、コントラスト調整などで「HDR的な表現をなしている」というのが、最も近いでしょう。

 HDR制御は、CPUパワーがかなり必要で、無理に搭載すると処理落ち(コマ落ち)するので、性能面(コストカットの面)でWDRに止めているといえます。

 WDRは無力ではないですが、HDRの方がこの用途では高性能で上位と言えます。

 あえて言えば、WDRは(輝度をいじらない分)トンネル出口などでのナンバーの視認性は高いとも言われますが、正直、全体の画質はHDRに劣ります。

 なお、そもそも、WDR自体搭載しない製品もありますので、搭載していること自体は評価できます。

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 3・レンズの明るさは、F値が重要です。

 F値は、カメラではお馴染みの「明るさ(光の透過量)」を示す数値です。

 この値が低ければ低いほど、夜間に強いです。

 わりと地味なスペックですが、ドラレコも「カメラ」なので、光学部品の品質はかなり重要です。

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 というわけで、夜間走行やトンネル出口などの撮影について説明しました。

 昨今起きた「あおり運転事件」がトンネルシーンだったので、関心の高い部分でもあるでしょう。この部分のスペックについても、今回詳しく書くつもりです。

2・駐車時の防犯機能

 第3に、駐車時の防犯機能(撮影機能)です。

 これは「車上荒らし」の防犯対策になるほか、停車状態での「もらい事故」の記録にも関係してきます。

 各社とも、(トランセンドを除けば)たいてい「オプション装備」にしているため、機能が分かりにくいです。

1・常時撮影(連続撮影)
2・衝撃検知で撮影
3・動体検知で撮影
3・タイムラプスで撮影

 しかし、まず、重要なのは撮影形態です。4種類あります。

 順番にみていきましょう。

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 1・「常時撮影は、各社ともだいたいは装備する「オーソドックス」な撮影方法です。

 名前の通り、走行時と同じ方式で記録を続ける形式です。

 なにかしらイベント(衝撃)があった場合、その時間のファイルを「上書き禁止」にして保存する方式です。どの会社も、この機能は通常あります。

 ただ、SDカードの書込寿命が短くなる(1-2年で交換)点、車載バッテリーが減りやすい点などネックです。

 そのため、続く諸方式が考案されていきました。

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 2・「衝撃検知方式は、コムテックなどが採用します。

 Gセンサーが衝撃を検出した際に動作しますが、衝撃前の記録ができない点、風などの誤反応が多い点がネックです。

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 3・「動体検知方式は、ユピテル・セルスターなどが採用します。

 カメラが人影(動体)を検知すると記録がはじまるため、イベント前の記録が可能な点で衝撃検知よりは実用的です。ただ、(逆に言えば)人が少ない場所(夜間用)とは言えます。

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 4・「タイムラプス方式は、ユピテル・コムテックなどが採用します。

 この場合、撮影間隔を1コマ/秒くらいにして、SDカード寿命やバッテリーの減りを抑えます。ただ、画質が落ちるので、確認性が悪くなります。

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 結論的にいえば、基本的にこの部分は「発展途上」です。

 導入する場合カード寿命を度外視して「常時撮影」できさえすれば、現状では良しとするべきでしょう。あえて言えば、ユピテルの「動体検知方式」が、最も実用度が高いと言えるでしょう。

 同社の場合、専用バッテリーも選べるので、この部分だけでいえば高度です。

 このあたりはややこしいので、今回は、できるだけ詳しく説明しています。

3・危険運転の検知

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1・あおり運転対策
 標準:後続車検知
 高度:AIセンシング
2・安全運転支援機能
 標準:3種類
 高度:5種類

 第3危険運転の検知(安全運転支援機能)です。

 こちらについては、昨今関心のむく「あおり運転対策」と、自分自身の運転技術に関わる「安全運転支援機能」が重要です。

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 あおり運転対策は、2020年頃から各メーカーの2カメラモデルで進化が進んだ部分です。

 高精度といえるのは、ケンウッドのAIセンシング機能です。

 単純に、後続車の接近を警告するだけなら他社にもあります。しかし、こちらの場合、最大3台まで、後方車両を認識しつつ、蛇行や急接近を範囲検知できます。

 自動運転技術とAIの進歩の産物ですが、この部分も重要です。

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 安全運転支援機能(セーフティドライブ機能)は、自分自身の運転技術への警告機能です。

 基本となるのは、前方車発進警告・車線逸脱警告(レーンキープ)・前方車接近警告です。

 充実する機種は、これ以外に速度警告などが付属し、後方車検知も含め、5種類ある機種もあります。

 ただ、車載ナビや自動車自体の基本装備と「かぶる」場合もあるので、こちらについては、マストではない方もいると思います。

4・LED信号対応の有無

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 第4LED信号への対応です。

 信号が点滅信号を発しているとき、撮影コマ数と合致してしまう場合、ドラレコは点滅状態を正確に記録できません

 結構前から、ドラレコの問題点として言われてきている部分です。

 しかし、現在でも海外製を中心に、一部機種が未対応です。

 第1に、衝撃センサーです。

 現在のドラレコで、これは「必須」の装備と言えます。

 事故の際、「衝撃センサー」が衝撃を感知した場合、常時録画している映像ファイルから、事故時映像を特別な「フォルダー」に移動させ、事故前後の記録を別に保存します。

 そのため、間違って、上書きされてしまうトラブルが避けられます。

---

 この機能がないと、ドラレコとして相当問題なので、今回紹介する機種は、最低限この機能を持つ機種を紹介しました。

 今回はこの点にも注目して比較します。


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 というわけで、ここまでは、選ぶ際の注意点を説明してきました。

 このほか、事故時ファイルを上書きさせないための衝撃検知センサー(Gセンサー)など、重要な部分はまだありますが、本文中で詳しく書きます。

1・前後2カメラのドラレコの比較
  あおり対策:高度
  設置: 標準
  価格:2万円〜
2・前1カメラのドラレコの比較
  あおり対策:不可
  設置: 簡単
  価格:8千円〜
3・360度カメラドラレコの比較
  あおり対策:弱い(一部)
  設置: 簡単
  価格:2.5万円〜
4・その他のドラレコの比較

 
4-1:後方撮影専用(リア専用)
  あおり対策:高度
  設置: 標準
  価格:1万円〜
 4-2:特定カーナビ連携式
  あおり対策:不可(一部可)
  設置: やや難
  価格:1.5万円〜
5・ドラレコの選び方とおすすめ【結論】
 =目的・予算別のおすすめ機種の提案

 というわけで、異常の注意点をふまえながら、具体的な製品の比較にはいります。

 冒頭でも、書いたように、今回は記事を分けています。

 1回目の今回は、あおり運転対策に人気の、前後の「2カメラ式」に集中します。

 他の形式に限定してお探しの方は、以上の記事をご覧ください。

 よろしくお願いします。

1・前後2カメラ搭載モデルの比較

 はじめに、「あおり運転」対策で、最も人気のある、「前後2カメラ」タイプの製品を比較します。

 以下では、いつものように、高評価できる部分は赤字で、イマイチな部分は青字で書いていきたいと思います。

1・パイオニアの2カメラモデル

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 はじめに、日本のパイオニアのドライブレコーダーです。

 2カメラモデルにわりと力を入れていて、特長ある良い製品を展開しています。


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 【2021年発売】

 【前方+後方撮影】

  1・パイオニア VREC-DH300D
  ¥27,242 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

画素数:370万画素+200万画素
記録画角135度+128度
液晶:3インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis F1.4レンズ
防犯機能:(別売)
GPS記録: 搭載
安全運転支援:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(128GBまで)

 VREC-DH300Dは、カーエレクトロニクス大手のパイオニアの販売するドラレコです。

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 カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。

 他社同様に、後方カメラはケーブル配線となります。

 設置は1カメラ式より面倒ですが、個人でも可能です。「あおり運転被害」の記録用として、このタイプは、最近人気です。

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 画角は、前方カメラについて、対角135度で、後方カメラは、対角128度です。

 実は範囲については、(上図の)同社の旧機種より狭くなりました。

 記録できる範囲では、他社上位機に少し負けます。

 ただ、あおり運転の対策には、これくらいで問題ないとは言えます。

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 画素数は、前方カメラが注目点で370万画素で、解像度は、フルHDを超えるQUAD HD(WQHD)です。

 後方カメラは普通に200万画素のフルHD(フルハイビジョン画質)です。

 前方は、他社と比べても「優秀」です。

 フルHD(フルハイビジョン画質)で撮影するドラレコ入門機の場合、200万画素以上は意味がないです。というより、高画素のセンサーを搭載すると感度が落ちるので、夜間撮影の画質が落ち、逆効果です。

 しかし、解像度が、QUAD HD(WQHD)と高い場合は例外で、解像感(画質の細かさ)が良くなるため、逆にナンバーなどの可読性が高まります。

 後方カメラは「並な性能」ですが、(そもそもカーナビは前方カメラからはじまったことから分かるように)この部分の性能を優先的に高める方向性は、実用上も良いかと思います。


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 ドラレコの画質は 撮像素子(センサー)に、先述のソニーのSTARVIS CMOSを採用します。

 デジカメで言うところの「裏面照射型センサー」で、夜間に特に強いです。

 一方、ソフト的な補正については、本機は、冒頭で説明した「HDR・WDR」とも不採用です。おそらく、本機の画素数の高さから、HDR処理に割り当てるマシンパワーがなかったのだと思います。

 ただ、代わりに、前方F値1.4、後方F値1.8という、かなり性能が良い(明るい)レンズを採用しました。

 HDRは先述のように弱点もありますし、「全部入り」は無理なので、解像度や光学レンズ部分を高めた本機の方向性は、個人的には良いかと思います。

 同社も「ナイトサイト対応」と言いますが、本機は「夜間に強い機種」と言えるでしょう。

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 LED信号対策は、本機は、完備です。

 問題ないです。

 安全機能は、一方で、運転支援機能が省略されている機種です。

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 駐車監視ユニット RD-DR00
  ¥6,600 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 駐停車中のバッテリー録画は、本機は別売ケーブルで対応します。

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 上図の様にエンジン停止中も電源をとる方式で、最大12時間(1時間からのタイマー設定も可)です。

 電圧監視機能があるので、バッテリーについてはわりと安心です。

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 パイオニア機の場合、最大12時間の常時記録(動画)ができます。

 また、8段階の衝撃センサーと連動でき、衝撃の前後の記録だけ、イベント記録として別ファイルで保存されていきます。

 なお、駐車監視は、車上荒らしの防犯になるものの、対策にはなりにくい(=悪者にドラレコを持ち去られる)ですが、駐車場の当て逃げ対策に有効だ、個人的には思います。

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 GPSも、搭載です。

 GPSがあると、走行記録を取る場合、パソコン上で、地図と連動して記録することができます。

 また、GPSデータから、常時録画の際に走行速度を割り出すことも可能なため、事故などの検証のためにも、有利と言えるでしょう。

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 【2020年】

 [128GB](1万時間)

 ・SANDISK SDSQQNR-128G-GHEIA
   ¥3,549 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 SDカードは、16GBのMicroSDカードが付いている製品です。

 基本それでOKですが、先述の駐車監視をする場合、長時間記録(12時間)で残すには、128GBが必要です。

 なお他社のMicroSDカードを買う場合、「どれでもOK」ではなく、ドラレコのように激しく書き換えが生じるカードの場合、監視カメラやドラレコ専用の高耐久カードを使います。

 詳しくは、【MicroSDカードの比較記事】で、詳しく紹介しています。

 上記のカードもそのようなものです。

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 パイオニア CD-MSD128G
   ¥3,549 楽天市場 (5/20執筆時)

 なお、パイオニアの純正カード(CD-MSD128G)も別売であるのですが、同社は、カードを自社製できないため、3倍以上割高です。

 純正利用時は(正確な)耐久期限を知らせてくれる利便性はありますが、「実質的には割高なサブスクリプション」のようですし、普通に高耐久タイプの市販のカードでOKだと思います。

 ネットワークは、Wi-Fiなどは未装備です。

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 設置は、基本的に、他社機と同じで、シガーライターです。

 パイオニア RD-010
   ¥1,420 Amazon.co.jp (5/20執筆時)

 ただ、別売ケーブルを使うと、オーディオ電源からとることは可能です。

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 以上、パイオニアVREC-DH300Dの紹介でした。

 QUAD HD(WQHD)と高い解像度を持つ前面カメラで、撮像素子やレンズスペックも高い点で「基本部分に忠実な作り」の高級機という印象です。HDR不採用の部分は、先述のように、問題なく、夜間でも明るく撮れるでしょう。

 画角的に撮影範囲は狭めとは言え、自家用車ならばこれで良いかと思います。わりと「まとまった性能」の機種なので、他社の2カメラと比較する場合に基準とするのに、ふさわしい良質な製品です。

2・ユピテルの2カメラモデル

 202106061704.jpg  

 続いて、日本のユピテルのドライブレコーダーです。

 ドラレコ販売の老舗で、どこでも見かけるブランドです。

 ただ、販路によって仕様を換えているので、ラインナップが相当複雑で、一般ユーザーには、性能からの選択難易度が極めて高いブランドです。 

 (とはいえ)できるだけ、分かりやすく書いてみます。


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 【2021年】

 【家電量販店モデル】(32GB)

  2・ユピテル SN-TW99c
  ¥30,580 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 【WEB限定モデル】(16GB)

  3・ユピテル WDT700c
  ¥24,800 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

  4・ユピテル Y-300r
  ¥-------  (6/6執筆時)

 【特定カー量販店】(16GB)

  5・ユピテル Y-300c
  ¥22,000 楽天市場 (ユピテル直販) (6/6執筆時)

 【一般業者むけ】(32GB)

  6・ユピテル SN-TW9900d
  ¥28,000 楽天市場 (6/6執筆時)

画素数:200万画素×2
記録画角: 162度+155度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis F2.2 HDR
防犯機能:
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(5種類)
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 32GB(128GBまで)

 SN-TW99cは、ユピテルの2カメラ式のドラレコの上位機です。

 ユピテルは、流通ルート違いで、同じ製品を4つの型番で出しており、かなり分かりにくいです。

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 第1に、SN-TW99cは、(家電)量販店向けに売られる型番です。

 こちらについては、4mのシガープラグケーブルが標準装備で、個人でも付けやすい仕様にしています。

 第2に、 Y-300cは、Amazonで売られるWEB限定モデルの型番です。

 MicroSDカードが16GBと半量になるだけでの違いです。

 量販店用のよりかなり安いです。なお、Y-300rも同様の仕様です。

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 12/24V車対応 OP-E1138
  ¥24,800 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 第3に、 Y-300cSN-TW9900dは、一般向け(業者むけ)としてして売られる型番です。

 こちらについては、シガープラグは未付属で、通常別売の電源直結コードが標準で付属します。

 それ以外は、MicroSDカードの容量以外、両者は同じです。設置業者向けでしょう。

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 結論的にいえば、カードは別に買ってもさほど高くないので、Y-300cWDT700cあたりが、家庭向きにはお買得です。

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 カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。

 他社同様に、後方カメラはケーブル配線となります。

 後方カメラは、角度調整できるため、目立たない場所に付けやすいです。

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 カメラの画角は、前方162度、後方155度です。

 超広角レンズで、撮影範囲はパイオニアの最上位機よりも広いです。

 全周の記録はできませんが、一般的に、これだけあれば十分以上です。

 なお、リアカメラとの接続はデジタル伝送なので、画質の劣化問題もありません。

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 画素数は、200万画素です。解像度は、フルHD画質です。

 この部分は、前方カメラがQUAD HDだったパイオニアに負けます。

 前方車のナンバーの可読性は及ばないでしょう。

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 ドラレコの画質は 夜間に強いスタービス(SUPER NIGHT)と、トンネル出口などの画質が良いHDRをダブルで搭載します。

 HDRに対応する点はパイオニアより良いです。夜間と言うより、逆光になるようなトンネル出口などでは本機の方が強そうです。

 一方、レンズのF値は、それぞれ、前方F2.2・後方F2.0なので、光学的な部分はパイオニアに及びません。

 単純に、単純な夜間走行ならば、パイオニアの方が優秀です。一長一短です。

 LED信号対応も、むろん対応します。

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 安全機能は、本機は搭載です。

 わりと力も入っており、前方発進警告・車線逸脱警告・前方車接近警告を網羅する上で、(前方車がいない状況で)青信号を検知して知らせる「信号発信警告」も付属です。

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 また、後方カメラが、後方からの異常接近を検知すると、お知らせした上で自動的にイベント記録をはじめる「後方異常接近 記録・警告」は見どころです。

 あおり運転対策は、かなり高度と言え、本機の見どころです。

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 駐停車中のバッテリー録画は、本機も別売オプションパーツで対応です。

 先述のようにこの機能は、「車上荒らし」の防犯対策としては限定的ながら、停車状態での「もらい事故」の記録には、有効に使えます。

 設置には、別売バッテリーか電源直結ユニットが必要です。

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 A・電源直結ユニット OP-VMU01
  ¥5,642 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 Aは、車のバッテリーを利用するタイプです。

 12時間まで利用できる点や、電圧監視がある点、また接続方法を含めて、基本的にパイオニアと同じです。

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 B・マルチバッテリー OP-MB4000
  ¥23,000 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 Bは、ニッケル水素電池を内蔵するタイプです。

 直結型は電圧監視機能はありますが、各社とも完璧ではないので、電池式を好む方はいるでしょう。

 仮に事故が起こってエンジンが止まった場合も、バッテリーがあれば録画が続けられるメリットもあります。

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 なお、ユピテルの場合、駐車監視時に常時撮影するモードがあります。本機も、衝撃検知センサーが検知した場合、上書きできない別ファイルになる仕様です。短時間ならば、それでOKでしょう。

 一方、駐車時間が長くなる場合、ボタンをあらかじめ押す必要がありますが、自動で1コマ/秒と間隔をあけて撮影するタイプラプスモードと、動体をカメラが検知した際に撮影する動体検知モードを選択できます。

 パイオニア機は、常時記録のみ(衝撃イベント検知時に別フォルダに保存)だけの選択でしたので、方式が異なります。

 このうち、動体検知モードはわりと有効に思えます。

 常時記録は、MicroSDカードの寿命にあまり良くないですし、タイムラプスモードも「コマ送り」なので画質面で差が出ますので。

 結論的にいえば、完璧を期して「12時間の連続録画」をしたいならば(画質面でも有利な)パイオニアが、カード寿命を考えてセンサー録画をするならば、ユピテルが良いかと思います。

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 GPSは、本機も、付属です。

 SDカードは、最初から32GBのMicroSDカードが付いている製品です。

 ユピテルは、SDカードのフォーマットが必要ないため、この点では有利です。

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 ネットワークは、Wi-Fiは未装備です。

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 以上、ユピテルのSN-TW99cの紹介でした。

 パイオニア機と比較する場合、記憶範囲は広く、HDR対応で(逆光になる)トンネル出口などの撮影が強い一方、夜間撮影と前方車のナンバー可読性は、及ばない機種です。

 どちらが明確に上、というのはないですし、本機も夜間走行に対応しますが、夜間走行がメインの場合はパイオニアのほうが画質は良いでしょう。

 ただ、あおり運転対策をふくめ、安全運転支援機能が相当充実するため、自家用車の基本装備においてそのあたりが不足気味の場合は、本機が良いかと思います。

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 【2021年発売予定】

 【量販店取扱いモデル】(16GB)

  7・ユピテル Y-210R
  ¥18,800 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 【指定店モデル】(32GB)

  8・ユピテル SN-TW84d
  ¥------- (6/6執筆時)

 【2021年10月発売】

 【量販店取扱いモデル】(16GB)

  9・ユピテル Y-200R
  ¥18,800 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

画素数:200万画素×2
記録画角: 162度+155度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis+HDR
防犯機能:
GPS記録: 搭載
安全運転支援:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 32GB(128GBまで)

 なお、本機については、今後、以上の下位機種が発売予定です。

 下位機種についても、2機種あります。

 こちらも、量販店用は「シガープラグ接続」付属で、指定店向けは「電源直結ケーブル」と仕様がことなります。あとは、付属のMicroSDカードの容量以外同じです。

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 一方、利用するユニットは、1つ上で見た上位機種と同じです。

 違うのは、安全運転支援機能が全部「省略」される点です。

 したがって、これに伴って、「後方異常接近 記録」もできない仕様です。

 それ以外は、基本的に上位機と同じ仕様です。

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 また、この製品については、通常よりもかなり短期間の新機種登場だったので、 Y-200Rという昨年の秋モデルが残ります。

 新機種と比較する場合、わずかに画角が狭いほか、駐車時の長時間記録の際に、動体検知が不採用で、タイムラプスと衝撃検知の選択になります。

 この点をふまえると、選ぶならば新機種か、先ほど見た上位機種でしょう。


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 【2021年発売】

 【量販店取扱いモデル】(16GB)

  10・ユピテル Y-400di
   ¥----- 楽天市場 (6/6執筆時)

 【一般業者向けモデル】(16GB)

  11・ユピテル TW90di
   ¥----- 楽天市場 (6/6執筆時)

画素数:200万画素×2
記録画角: 158度+158度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・HDR
防犯機能:
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(4種類)
通信機能: Wi-Fi
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(32GBまで)

 Y-400diは、ユピテルが2021年に展開する予定の最上位機です。

 2機種ありますが、本機についても、量販店用は「シガープラグ接続」付属で、指定店向けは「電源直結ケーブル」という付属接続ケーブルの違いです。

 一方、先ほどの上位機と比較する場合、カメラ部分の性能は、画角・レンズの明るさ・撮像素子の品質・HDR対応などの点で、ほぼ同クラスです。

 実用上の差はないでしょう。

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 安全運転支援機能の部分で、本機は、「信号発信警告」がない代わりに、後方接近についてはより高度です。

 本機は、あおり運転検知後5秒で1回目の警告、さらに5秒続くと、サイドのお知らせと「イベント記録」をはじめる「2段構え」です。

   201507131738.jpg

 ネットワークは、Wi-Fiが搭載されています。

 GPS搭載ですから、事後に、地図と連動させてスマホで動画を見ることも可能です。

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 そして、「あおり運転」を含む異常運転を完治した際、スマホに自動で記録を転送させることで、「データ保護」を計れます。

 ただ、【同社の注意事項の説明サイト】にあるように、画質面でフルHDで転送されないなどの制限がありますので、あくまで「保険」です。

 利用したい場合、本機は、Wi-Fiを「常時オン」にもできるので、スマホのWi-Fiを「自動接続」にしておけば、あまり面倒なくつなげられるでしょう。

 一方、接続はWi-Fiで直接(アドホック)でスマホに常時つなげる方式なので、スマホバッテリーが減りやすいと言えます。充電しながらの利用が基本でしょう。

 また、接続中に、モバイルWi-Fiルーターなどともつながない部分も、人によっては注意点です。

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 また、本機については、駐車監視機能を利用する場合、動体をカメラが検知した際に撮影する動体検知モードが不採用です。

 この機能を利用する場合、不利なので、選ばない方が良いでしょう。

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 結論的にいえば、かなり実験的な機能なので、現状で「便利」に感じるシーンは少ないと思います。

 撮影した映像をスマホで気軽に観たいような方を除けば、不要でしょう。


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 【2020年発売】

 【WEB専売モデル】

  12・ユピテル DRY-TW8650c
   ¥14,800 楽天市場 (6/6執筆時)

画素数:200万画素×2
記録画角: 160度+160度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応:HDR(前面のみ
防犯機能:
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(3種類)
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(32GBまで)

 DRY-TW8650cは、ユピテルの2カメラ式ドラレコの中位機となります。

 ユピテルのWEB専売モデルです。

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 カメラの画角は、前方160度、後方160度です。

 画角の部分についてだけ言えば、上位機以上の性能です。

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 ドラレコの画質は、一方、本機は前後ともフルハイビジョン画質です。

 ただし、HDRは前面のみ、スタービスは前後とも非搭載なので、夜間やトンネル出口対応は、水準が低いです。

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 安全機能は、発進遅れ警告・車線逸脱警告(レーンキープ)・前方衝突警告と、他社搭載機も含めて「基本」といえる3種類は、網羅されます(=アクティブセーフティ)。

 ただ、ユピテルの特色である、信号発信警告と後方異常接近警告は、未装備です。

 駐停車中のバッテリー録画は、本機の場合も、別売オプション対応です。

 ただし、ユピテルの売りと言える、動体検知モードは本機も搭載がありません。

 GPSは、本機も、付属です。

 SDカードは、最初から16GBのMicroSDカードが付いている製品です。

 ネットワークは、Wi-Fiは未装備です。

---

 以上、DRY-TW8500dの紹介でした。

 上位機とは実際的にかなりの値段差があるので、おなじ基準では選べないでしょう。。

 できるだけ安く2カメラモデルが欲しい場合は選択肢にはなります。ただ、事故が多いと言える 夜間などの視認性は、かなり能力が削がれるのは承知の上で選ぶ必要があります。

ーーー

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 【2021年発売】

 【量販店取扱いモデル】(16GB)

  13・ユピテル Y-110c
   ¥----- 楽天市場 (6/6執筆時) 

 【一般業者むけ】(32GB)

  14・ユピテル SN-TW9600dP
  ¥18,980 楽天市場 (6/6執筆時)

画素数:200万画素×2
記録画角: 160度+150度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応:HDR
防犯機能:
GPS記録: 搭載
安全運転支援:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(32GBまで)

 なお、本機については、下位機種として、以上の型番の製品が新しく、登場予定です。

 2機種ありますが、本機についても、量販店用は「シガープラグ接続」付属で、指定店向けは「電源直結ケーブル」という付属接続ケーブルの違いです。 

 比較する場合、リアカメラの画角が多少落ちますが、撮影に関わる部分はさほど差がないです。

 ただし、安全運転支援機能がざっくりと全部省略です。

ーーー

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 【2021年発売】

 【Amazonモデル】

  15・ユピテル WDT510c
  ¥15,990 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 【WEB専売モデル】

  16・ユピテル DRY-TW7000c
  ¥14,850 楽天市場 (6/6執筆時)

  17・ユピテル DRY-TW7600cP
  ¥−−− (6/6執筆時)

画素数:200万画素(前面のみ)
記録画角: 160度+150度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応:HDR(前面のみ
防犯機能:
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(3種類)
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(32GBまで)

 また、さらに下位機種として、以上の型番の製品があります。

 ただ、本機は、リアカメラがフルHD画質でない機種です。

 実用性を担保するためには、リアカメラの精度もある程度必要ですし、あまりおすすめはできません。

 というより、ユピテルは(無駄に)ラインナップ数が多くて、ユーザー利便性を却って削ぐので、もう少し整理して売ればよいのにと最近思います。

3・JVCケンウッドの2カメラモデル

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 続いて、日本のJVCケンウッドの2カメラモデルです。

  同社もカーエレクトロが強い企業ですが、ドラレコでは「画質重視」のユニークなモデルを展開します。


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【2020】【前方+後方カメラ】

 18・ケンウッド DRV-MR8500
  ¥39,980 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

画素数:500万画素×2 (WQHD)
記録画角:131+131度
液晶:2.7インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・HDR・F1.6
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(AIセンシング)
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(128GBまで)

 DRV-MR8500は、ケンウッドカーナビの最上位機です。

 本機も、2カメラ式では性能面に見どころの多い製品です。

 なお、本機については「無償交換(こちら)」がありました。レビューなどで指摘された問題点が改善された改良機なので、レビューには注意してください。今回も改善されたとしての評価です。

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 カメラの画角は、前方対角133度、後方対角133度です。

 他社より狭めですが、それでも(ほぼほぼ)必要な方位はカバーします。

 また、スモークガラスなど後方ガラスの色に応じて明るさを調整できる「スモークシースルー」は、パイオニアが後追いしましたが、同社のオリジナル技術でした。

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 画素数は、500万画素です。

 本機は、2カメラ式として最も最初にWQHD解像度(368万画素)に対応しました。

 パイオニア機もそうですが、前後双方ともこの解像度である点で、本機が上位です。

 画質はフルハイビジョン画質の1.8倍詳細なので、ナンバーの可読性は前方・後方とも性能を期待できます。

 ただし、必要案記録画素数(368万画素)に対して、有効画素は500万画素と無駄に高めの数字ですので、少し(ノイズの部分で)詰めは甘い部分はあります。

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 (他社もですが)ユピテルが言うように、不必要に画素の高いセンサーを利用すると、全体が暗くなるため、性能を無駄にする部分はあるかもしれません。

 ただ、過度に気にするレベルでもないでしょう。

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 ドラレコの画質も、スタービスとHDRに対応します。

 夜間もトンネル出口などの画質も期待できます。

 その上で、本機は、F値1.6という明るいレンズを採用します。

 レンズが明るいと、光学面で画質の向上が期待できるため、総合的に見て、この部分で「死角が見られない製品」です。

 LED信号対応は、むろん、本機もクリアします。

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 安全機能は、もうひとつの見どころです。

 本機は、レーンキープ・前方衝突・発進遅れといった基本的な機能に加えて、定期的な休憩を促すリフレッシュ通知など、割と充実します。

 その上で、バックカメラについてAIセンシング機能が装備されます。

 これは、後方車の、蛇行や急接近を範囲検知するものです。他社機も検知機能を搭載する機種はありますが、それらと比較しても、「あおり運転」対策としては、一段と良い装備でしょう。

 最大3台まで、後方車両を認識して処理できます。むろん、警告と同時に録画もします。

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 B・ 電源ケーブル CA-DR100
   ¥1,991 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 駐停車中のバッテリー録画は、別売オプションパーツで対応します。

 こちらは、車載バッテリーに直接ケーブルでつなげるタイプのみです。ただ、バッテリーについては「微小な暗電流を利用」することで、あがりにくくはなっているようです。

 一方、記憶方法はパイオニア機と同じ、常時撮影です。

 Gセンサーが衝撃を検知すると1分間の録画を(消さないように)別フォルダに保存する仕組みです。

 動体検知は、同社の下位機種の一部にはありますが、本機はないです。

 GPSは、付属するモデルになります。

 SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。

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 ネットワークは、Wi-Fi未搭載です。

 ただ、SDカードに記憶した画像は、同社のPCビューアソフト(ENWOOD DRIVE REVIEWER DC)をとおして、見ることは可能です。Mac版も用意されます。

 接続は、本機は、4mのシガープラグが付属する、個人設置向きの製品です。

---

 以上、ケンウッドのDRV-MR8500シリーズの紹介でした。

 カメラの部分の性能は、スタービス・HDR・明るいレンズを完備している上、WQHD解像度に対応する点で、性能だけで言えば、他社と比べても最高クラスです。

 その上で、独自のAIセンシング機能は、相当の見どころと言えます。

 あえて言えば、記録画角が少し狭めで、、駐車録画とWi-Fi未搭載の部分は課題と言えます。

 ただ、現状の2カメラ式では最も完成度が高い製品の1つと言えるでしょう。


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【2021年発売】

【前方+後方カメラ】

 19・ケンウッド DRV-MR760
  ¥26,900 楽天市場 (6/6執筆時) 
 

【前方+室内カメラ】

 20・ケンウッド DRV-MP760
  ¥32,780 楽天市場 (6/6執筆時) 

画素数:207万画素
記録画角:150+150/180度
液晶:2.7インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: HDR・F1.8レンズ
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(5種類)
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(64GBまで)

 DRV-MR760DRV-MP760は、ケンウッド2カメラのカーナビの中位機です。

 先ほど紹介した機種の1つ下位機種となります。

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 本機については、姉妹品を含めて、2機種あります。

 カメラの画角は、2機とも前方は、対角150度です。

 しかし、リアカメラの構成が異なります。

 DRV-MR760は、画角150度の後方設置のリアカメラが付属する機種です。

 DRV-MP760は、(車の後方ではなく)室内を撮影できる、画角180度の赤外線LEDカメラを搭載する機種です。商品の性質上、こちらについては、室内撮影用はHDR非対応です。

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 画素数は、210万画素です。

 したがって、解像度は、フルハイビジョン画質ですので、上位機DRV-MR8500シリーズより劣ります。

 そのほか、「スモークシースルー」に対応しない部分も差となります。

 ドラレコの画質は、一方注意が必要です。

 なぜなら、裏面照射型センサー(Starvis)が不採用だからです。

 レンズはF1.8と明るめで、HDRも搭載しますが、搭載する上位機とは差はあるでしょう。

 LED信号対応は、本機も問題ない仕様です。


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 安全機能は、上位機と比べると、AIセンシング機能が未装備です。

 一方、レーンキープ・前方衝突・発進遅れという基本のほか、本機は、前方割込警告・前方蛇行運転警告・後方急接近警告を搭載します。

 この点で、前方の通知については、上位機より性能が良い部分もあります。

 現状重要なリアカメラについては、複数の車体認識はできず、急接近検知だけとなる点で、やはり上位機と価格並みの差はあります。

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 一方、そういった部分で、「AIが頼りない」部分もあるので、本機は、音声コマンドでの録画操作に対応します。

 これは、わりと面白く、有効な機能でしょう。

 B・ 電源ケーブル CA-DR350
   ¥4,659 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 駐停車中のバッテリー録画は、別売オプションパーツで対応します。

 こちらは、車載バッテリーに直接ケーブルでつなげるタイプのみです。録画形態は上位機と同じです。

 GPSは、付属です。

 なお、旧機種は、ロシアのグロナスにも対応しましたが、本機はGPSだけになっています。

 SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。

 ネットワークは、Wi-Fi未搭載です。

---

 以上、DRV-MR760DRV-MP760の紹介でした。

 解像度スペックが上位機より落ちるほか、ケンウッドの魅力であるAIの部分が省略という機種です。

 ただ、「単なる上位機の低機能化」ではなく、音声入力に対応させたり、新しい警告機能を付けたり、値段なりに改良を加えている部分で、評価できます。

 後方監視の部分で上位機はやはり魅力ですが、発売から時間が経ち、上位機と値段差がついてきた時期ならば、十分に選択肢になるでしょう。

ーー

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【2018年発売モデル】

【前方+後方カメラ】

 21・ケンウッド DRV-MR740
  ¥17,800 Amazon.co.jp (6/6執筆時)  

【前方+室内カメラ】

 22・ケンウッド DRV-MP740
  ¥23,980 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 なお、本機の旧機種となる2機がこちらです。

 解像度などは同じですが、前方後方とも画角が狭い(対角110度)ほか、先述の「前方割込警告・前方蛇行運転警告・後方急接近警告」が未装備です。

 現状の2カメラ機と全体としてみても、値段相応に能力が高いとも言えないため、候補にはならないでしょう。

後編につづく!
ドラレコのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、各メーカーの2カメラモデルのドライブレコーダーを紹介しました。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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・JVCケンウッド
 DRV-MR450
 JVC Everio GC-TR100
・コムテック

 ZDR-026 ZDR-015 ZDR-025
 ZDR-035
・ セルスター
 CS-91FH CSD-790FHG
・トランセンド
 DrivePro 620 TS-DP620A-32G

 つづく、後編記事こちら)では、今回紹介できなかった、前後2カメラのドラレコを追加で紹介します。

1・画角の広さ  ★★★★★
2・解像度の良さ ★★★★★
3・夜間の画質  ★★★★★
4・駐車監視機能 ★★★★★
5・安全運転支援 ★★★★★
6・後方監視   ★★★★★
7・総合評価   ★★★★★

 その上で、最終回となる結論編こちら】で、今回紹介した全機種から「目的別・予算別」にAtlasのおすすめ機種!を提案してみたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

posted by Atlas at 17:40 | 自動車関係

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