【今回レビューする製品】2021年 高画質で安い!ドライブレコーダーの性能・おすすめ・選び方: 激安ドラレコ・前後2カメラ・リア専用ドラレコ 360度カメラ 後方用ドラレコ 駐車監視機能対応:機能の違いとランキング
【比較する製品型番】 パイオニア VREC-DZ700DLC VREC-DZ700DSC VREC-DS500DC ユピテル Y-200R SN-TW9600d SN-TW78d SN-TW83d SN-TW81d DRY-TW8650c WDT510c DRY-TW7000c DRY-TW7600cP ケンウッド DRV-MR8500 DRV-MR760 DRV-MP760 DRV-MR740 DRV-MP740 DRV-MR450 DRV-MR745 JVC Everio GC-TR100 コムテック ZDR-026 ZDR-015 ZDR-025 セルスター CS-91FH CS-91FH
今回のお題
最新のドライブレコーダーのおすすめ製品はどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2021年2月現在、最新のドライブレコーダー(ドラレコ)の比較です。
単なるランキング形式ではなく、「画質」など比較基準を明確にして、皆さんの目的に沿った製品を提案していきます。
1万円以下の激安ドラレコから、最近流行している、前後2カメラや全方位カメラ搭載のドラレコまで、広くフォローしました。
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1・画角の広さ ★★★★★
2・解像度の良さ ★★★★★
3・夜間の画質 ★★★★★
4・駐車監視機能 ★★★★★
5・安全運転支援 ★★★★★
6・後方監視 ★★★★★
7・総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各社のドライブレコーダーを、詳しく紹介します。
そして、最後の「結論」部分では、上表のような観点から、目的別予算別に、Atlasおすすめ機種を提案していきます。
・ドラレコの選び方の基本!
ドライブレコーダーは、現在、日本メーカーであるユピテル・コムテック・ケンウッドの製品が市場の多くを占めています。
それに加えて、HP・ガーミンなどの海外勢が一定の存在感がある状況です。
ドラレコは、もともと交通事故の記録映像を残すため、商用車中心に需要がありました。
しかし、自家用車でも、交通事故の過失割合の算出の際、保険会社に証拠として提出できることなどから、万一に備えて付ける人が増えています。
そのほか、防犯カメラとして、「車上荒らし」・「当たり屋」「あおり運転」などの犯罪対策のため、買われる人も多いです。
もちろん、単純にYouTubeなどに投稿する目的での旅行記録撮影に使われる方もいます。
一方、ドライブレコーダーは、新旧モデルが氾濫しており、デンキヤやカー用品店に行っても、どの機種を選んで良いかよく分からないのが現状です。
1・衝撃センサーの有無
2・レコーダーの画質と画角
3・駐車時の防犯撮影機能
4・LED信号への対応
しかし、上記の4点に注目すれば、性能面で間違いのない機種が選べます。
大事なポイントなので、順番に確認しておきましょう。
1・衝撃センサーの有無
第1に、衝撃センサーです。
現在のドラレコで、これは「必須」の装備と言えます。
事故の際、「衝撃センサー」が衝撃を感知した場合、常時録画している映像ファイルから、事故時映像を特別な「フォルダー」に移動させ、事故前後の記録を別に保存します。
そのため、間違って、上書きされてしまうトラブルが避けられます。
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この機能がないと、ドラレコとして相当問題なので、今回紹介する機種は、最低限この機能を持つ機種を紹介しました。
2・ドラレコの画質と画角
第2に、ドライブレコーダーの画質と画角です。
これらに影響するスペックは、「カメラセンサー(撮像素子)」・「光学レンズ」です。
センサーの性能が良いと、対向車のナンバーなどの可読性が上昇します。
現状水準のドラレコでは、フルHD(フルハイビジョン)解像度が扱えるセンサーでないと、実用的とは言えないでしょう。
レンズの性能が良いと、前方だけでなく、広範囲を記録できます。
高性能機ほど、超広角レンズを採用しますが、前方150度程度の画角があるのが最近の上級機の平均値です。
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この2つの部分は、ドラレコの性能に直結する部分があるので、今回は、可能な限りスペックを示して、比較しました。
3・夜間・トンネルなどの撮影性能
第3に、暗い場所での撮影性能です。
これらに影響するスペックは、「スタービス」と「HDR・WDR」です。スタービス(スーパーナイト)は、ソニーが開発したセンサー(撮像素子)です。
例えば、同じフルHD解像度(200万画素)の同士のドラレコで比べると、夜間の視認性が格段に高くなります。
デジタルカメラでは「裏面照射型センサー」とも呼ばれるもので、防犯カメラなどにも利用されます。
HDR(ハイダイナミックレンジ)は、画像の、黒潰れ・白飛びを防止する技術です。
HDRといってもスマホ写真のような「合成」ではなく、画像のダイナミックレンジ(輝度の幅)をソフト的な計算で拡張する技術なので、(4K HDRテレビなどにちかい)動画の技術です。
搭載機だと、明暗差のあるトンネル出口や夜間の明るい街灯下などの画質が大幅に向上します。
一方、メーカーによっては、WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能を搭載する場合があります。
HDRとWDRの違いは、ドラレコの場合、(映像機器と異なり)正直「曖昧」です。
メーカーに問い合わせをしても、ハッキリ答えてくれません。ただ、実際のところは、輝度拡張は伴わず、コントラスト調整などで「HDR的な表現をなしている」というのが、最も近いでしょう。
HDR制御は、CPUパワーがかなり必要で、無理に搭載すると処理落ち(コマ落ち)するので、性能面(コストカットの面)でWDRに止めているといえます。
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結論的にいえば、WDRは無力ではないですが、HDRの方がこの用途では高性能で上位と言えます。
あえて言えば、WDRは(輝度をいじらない分)トンネル出口などでのナンバーの視認性は高いのですが、正直、全体の画質はHDRに劣ります。
4・駐車時の防犯機能の有無
第4に、駐車時の防犯機能です。
ドラレコを選ぶ場合、とりわけ「分かりにくい」です。
しっかりした機種は、バッテリーや人感センサーが搭載されており、人や車の動きを検知した場合、エンジンを止めた状態でも動画を撮影することができます。
これは「車上荒らし」の防犯対策になるほか、停車状態での「もらい事故」の記録にも関係してきます。
しかし、「対応」とある製品でも、実際は別売パーツが必要など、ユーザーを惑わす書き方をしている製品も多いです。
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格安機でも、種類を選べばこうした機能が付属するモデルはあるため、できるだけ詳しく説明します。
5・LED信号対応の有無
第5に、LED信号への対応です。
信号が点滅信号を発しているとき、撮影コマ数と合致してしまう場合、ドラレコは点滅状態を正確に記録できません。
結構前から、ドラレコの問題点として言われてきている部分です。
しかし、現在でも海外製を中心に、一部機種が未対応です。
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今回はこの点にも注目して比較します。
というわけで、ここまでは、選ぶ際の注意点を説明してきました。
ここらは具体的な製品の比較にはいります。
1・2カメラ式ドラレコの比較
2・1カメラ式ドラレコの比較
3・他方式のドラレコの比較
:後方撮影専用(リア専用)
:特定カーナビ連携式
:360度全方位式
ただ、今回は、80機に及ぶ数を比較するため、記事は3つに分けています。
1回目の今回は、あおり運転対策に人気の、前後の「2カメラ式」に集中します。
そのため、前方のみで比較的安い「1カメラ式」や、「その他の形式」を限定で探している方は、上のリンクから該当記事に飛んでいただいても結構です。
長い記事ですが、よろしくお願いします。
1・前後2カメラ搭載モデルの比較
はじめに、「あおり運転」対策で、最も人気のある、「前後2カメラ」タイプの製品を比較します。
以下では、いつものように、高評価できる部分は赤字で、イマイチな部分は青字で書いていきたいと思います。
1・パイオニアの2カメラモデル
【2019】
【前方+後方撮影】
1・パイオニア VREC-DZ700DLC
¥21,010 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
【前方+車室内撮影】
2・パイオニア VREC-DZ700DSC
¥22,800 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 160度+137度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis+WDR
防犯機能:バッテリー録画(最大40分)
GPS記録: 搭載
安全機能:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(128GBまで)
VREC-DZ700DLC は、カーエレクトロニクス大手のパイオニアの販売するドラレコです。
なお、このモデルは派生型として、 VREC-DZ700DSCがあります。しかし、こちらは、リアカメラではなく、室内カメラとのセットとなります。
カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。
他社同様に、後方カメラはケーブル配線となります。
設置は多少面倒ですが、「あおり運転被害」の記録用として、このタイプは、最近人気です。
画角は、前方カメラについて、対角160度です。
水平130度・垂直68度となりますので、十分な水準です。
一方、後方カメラは、対角137度なので、後方の撮影範囲は、他社上位機に少し負けます。
ただ、あおり運転の対策には、これくらいで問題ないと言えます。
画素数は、200万画素のフルハイビジョン画質です。
ちなみに、フルHD(フルハイビジョン画質)で撮影するドラレコ入門機の場合、200万画素以上は意味がないです。というより、高画素のセンサーを搭載すると感度が落ちるので、夜間撮影の画質が落ち、逆効果です。
なお、ナンバー視認性を向上するために、QUAD HD(WQHD)という超高解像度に対応するドラレコもあります。
しかし、フルHDでも、実用上は問題ありません。
ドラレコの画質は 撮像素子(センサー)に、先述のソニーのSTARVIS CMOSを採用します。
デジカメで言うところの「裏面照射型センサー」で、夜間に特に強いです。
一方、トンネル出口などの明暗のある場所の画質は、HDRではなくWDR補正なので、搭載機には少し劣るでしょう。
LED信号対策は、本機は、完備です。
問題ないです。
安全機能は、一方で、運転支援機能が省略されている機種です。
駐停車中のバッテリー録画は、パイオニアの「良い部分」です。
内蔵バッテリーを搭載するため、別売品なしで最大40分間の駐車監視に対応するからです。
衝撃センサーと連動して、衝撃の前後20秒を残すため、短時間の駐車などにおいて実用的です。
また、40分経過後は、(任意で)バッテリーを利用した監視にも移行させることも可能です。
GPSも、搭載です。
GPSがあると、走行記録を取る場合、パソコン上で、地図と連動して記録することができます。
また、GPSデータから、常時録画の際に走行速度を割り出すことも可能なため、事故などの検証のためにも、有利と言えるでしょう。
SDカードは、16GBのMicroSDカードが付いている製品です。
ネットワークは、Wi-Fiを搭載します。
パイオニアの場合、リアルタイムの録画映像の確認などに利用します。
ドラレコを利用した動画撮影には便利でしょう。
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以上、パイオニアのVREC-DZ700DLCの紹介でした。
撮影範囲(画角)は、高級機としては平均的ですが、バッテリーを搭載した駐車監視機能の充実は、大きな見所です。
この部分を重視して上位機種を選ぶ場合は、良い選択肢となるでしょう。なお、リア用のケーブルは9mなので、SUVなど、車長がある車でも対応できます。
なお、この機種は、初期ロットでトラブルがあり評判を落としました。しかし、ファームウェアの修正など対処は終わったようです。
ちなみに、店頭頭品もいったん引き上げたようで、全品「お取り寄せ品」となっています。その部分では、ある種の安心感はあるでしょう。
今回は、問題が修正されたものとして、レビューしました。
【前方+後方撮影】
3・パイオニア VREC-DS500DC
¥26,500 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 142度+142度
液晶:3インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis+WDR
防犯機能:バッテリー録画(最大30分)
GPS記録: 搭載
安全機能:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(128GBまで)
VREC-DS500DCは、パイオニアのドラレコの中位機です。
こちらについては、前後カメラとも分離型で、3cmのモニターが別に付く仕様です。
セキュリティ用途と言うよりも、撮影用として、ダッシュボードにモニターを置き確認したい場合は便利でしょう。
カメラの画角は、前後とも、対角142度です。
最高ではないですが、問題ないと思います。
画素数は、200万画素で、フルハイビジョン解像度です。
ドラレコの画質は、下位機種と同様の水準です。
スタービス+WDRという構成です。
駐停車中のバッテリー録画は、一方、上位機と差があります。
こちらもバッテリー内蔵ですが、量が少ないため30分までの録画時間です。
衝撃後の撮影時間も前10秒、後20秒なので、上位機より短いです。
さらに、車載バッテリーを利用した録画への移行には対応しません。
そのほかの部分は、Wi-Fiを搭載しない部分を除き、上位機種に準じます。
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以上、VREC-DS500DCの紹介でした。
上位機より価格が安くなりますが、同社の魅力である駐車監視機能の部分が、「スペックダウン」している点が気になります。
一方、分離型のカメラで、撮影画像をモニターで確認しやすい利点はありますが、ダッシュボードへの設置は「邪魔」とも言えます。
Wi-Fi経由でスマホで確認できる上位機のほうが、この部分でも合理的に思えます。
2・ユピテルの2カメラモデル
【2020年末発売】
【特定カー量販店用型番】(Amazon含む)
4・ユピテル Y-200R
¥21,780 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
【一般向けルート型番】
5・ユピテル SN-TW9600d
¥22,953 楽天市場 (2/22執筆時)
【エリア限定指定店用型番】
6・ユピテル SN-TW78d
¥----- 楽天市場 (2/22執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 160度+150度
液晶:1.5インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis+HDR
防犯機能:
GPS記録: 搭載
安全機能:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(128GBまで)
SN-TW9600dは、ユピテルの2カメラ式のドラレコの最上位機です。
ただ、同社は、2021年モデルへの切替時期で、執筆時まだ手に入らない状況ではあります。
一方、流通ルートの相違で、3種類ありますが、基本的に同じ製品です。ただ、 SN-TW78dのみ、保証期間が3年と長いほか、添付されるマイクロSDカードが32GBと多めです。
カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。
他社同様に、後方カメラはケーブル配線となります。
カメラの画角は、前方160度、後方150度です。
なお、レンズ画角はより広いですが、HDR搭載機は記録画角が少し減るようで、そのスペックが出されています。
全周の記録はできませんが、一般的に、これだけあれば十分です。
なお、リアカメラとの接続はデジタル伝送なので、画質の劣化問題もありません。
画素数は、200万画素です。解像度は、フルHD画質です。
先述のように、この水準ならば、全く文句はないです。
ドラレコの画質は 夜間に強いスタービス(SUPER NIGHT)と、トンネル出口などの画質が良いHDRをダブルで搭載します。
パイオニアは、WDR水準でしたが、2カメラ式で両方にHDRを載せている点で、かなり優秀と言えます。
LED信号対応も、むろん対応します。
安全機能は、一方で、省略されている機種です。
レーンキープや前方衝突警告など、一般的なドラレコの上位機にある機能はありません。
ただ、最近は、自動車側の基本装備となっている場合もあり、「不要」との判断でしょう。
駐停車中のバッテリー録画は、注意が必要です。
なぜなら、この機種の場合、別売オプションパーツで対応でという形式だからです。
この搭載は、「車上荒らし」の防犯対策になるほか、停車状態での「もらい事故」の記録にも使えます。
A・マルチバッテリー OP-MB4000
¥23,000 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
B・電源直結ユニット OP-VMU01
¥5,642 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
設置には、別売バッテリーか電源直結ユニットが必要です。
Aは、バッテリー搭載タイプで、Bは車のバッテリーを利用するタイプです。
GPSは、本機も、付属です。
SDカードは、最初から16GBのMicroSDカードが付いている製品です。
ネットワークは、Wi-Fiは未装備です。
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以上、ユピテルのDRY-TW9100dの紹介でした。
パイオニア機と比較する場合、画角が広いのが売りでしょう。2つのカメラで「ほぼ全方向」撮影できるといえます。
また、スタービスか、しっかりHDRを搭載する点でも、性能は上と言えます。ただ、駐車機能はオプションですので、車上荒らしなどの対策は、パイオニア機に少し及ばないでしょう。
一長一短があり、全てにおいて「最強のドラレコ」というわけでもないので、じっくり比較する必要はあります。
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【2020年末発売】
【指定店専用】
7・ユピテル SN-TW83d
¥----- 楽天市場 (2/22執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 163度+158度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・HDR
防犯機能:
GPS記録: 搭載
安全機能:
通信機能: Wi-Fi
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(32GBまで)
なお、カーショップなど【指定店専用】モデルについては、別に「 SN-TW83d」という製品があります。
本機の方が、記録画角が広いため「上位機」という部分もあります。
ただ、本機は、動画の記録形式がWindowsと相性が良いMP4ではなく、Mac標準のMOV形式です。
本機は、ビューアがWindows 10用しか用意されていないので、仕様面で少し謎です。
旧機種は、全機ともMOV形式だったので、おそらく残った在庫部品で作られた「プチ上位機」のような機種でしょう。値段にもよりますが、あえて本機を選ぶ意義は薄いでしょう。
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【2020年末発売】
【指定店モデル】
8・ユピテル SN-TW81d
¥----- 楽天市場 (2/22執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 158度+158度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・HDR
防犯機能:
GPS記録: 搭載
安全機能:
通信機能: Wi-Fi
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(32GBまで)
一方、SN-TW81dという機種もあります。
本機については、フロントカメラのユニットが大きめです。
これは、とくに記録画角の広さに影響するものでなく、ネットワーク機能を搭載するためです。
ネットワークは、Wi-Fiが搭載されています。
GPS搭載ですから、地図と連動させて動画を見ることも可能です。
一方、本機も、動画の記録はMOV形式ですが、これは、スマホ(iPhone)との相性を考慮したものかもしれません。
いずれにしても、ユピテルで、スマホと連動できる2カメラ機種は「本機のみ」なので、この部分に魅力を感じる方は、本機を選ぶことになります。
【2020年末発売】
【WEB専売モデル】
9・ユピテル DRY-TW8650c
¥16,500 楽天市場 (2/22執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 160度+160度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応:HDR(前面のみ)
防犯機能:
GPS記録: 搭載
安全機能:レーンキープ・前方衝突・発進遅れ
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(32GBまで)
DRY-TW8650cは、ユピテルの2カメラ式ドラレコの中位機となります。
ユピテルのWEB専売モデルです。
カメラの画角は、前方160度、後方160度です。
この部分についてだけ言えば、上位機以上の性能です。
ドラレコの画質は、一方、本機は前後ともフルハイビジョン画質です。
ただし、HDRは前面のみ、スタービスは前後とも非搭載なので、夜間やトンネル出口対応は、水準が低いです。
安全機能は、しかしながら、本機は「装備」です。
本機は、発進遅れ警告・車線逸脱警告(レーンキープ)・前方衝突警告と、他社搭載機も含めて「基本」といえるものは網羅されます(=アクティブセーフティ)。
駐停車中のバッテリー録画は、本機の場合も、別売オプション対応です。
GPSは、本機も、付属です。
SDカードは、最初から16GBのMicroSDカードが付いている製品です。
ネットワークは、Wi-Fiは未装備です。
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以上、DRY-TW8500dの紹介でした。
上位機種と比較する場合、安全運転支援機能をとるか、夜間などの視認性をとるかという選択です。
どちらを選ぶかは難しい部分ですが、ドラレコの本質的な用途から言えば、画質重視で選ぶべきでしょう。
なお、両立した機種がユピテルにないのは、両方制御できるエンジンがないためだと思われます。
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【2020年末発売】
【Amazonモデル】
10・ユピテル WDT510c
¥16,800 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
【WEB専売モデル】
11・ユピテル DRY-TW7000c
¥16,500 楽天市場 (2/22執筆時)
12・ユピテル DRY-TW7600cP
¥------ 楽天市場 (2/22執筆時)
画素数:200万画素(前面のみ)
記録画角: 160度+150度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応:HDR(前面のみ)
防犯機能:レーンキープ・前方衝突・発進遅れ
GPS記録: 搭載
安全機能:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: microSD 16GB(32GBまで)
なお、本機については、下位機種として、以上の型番の製品があります。ただ、いずれもリアカメラがフルHD画質でない機種です。
実用性を担保するためには、リアカメラの精度もある程度必要ですし、あまりおすすめはできません。
3・他社の2カメラモデル
【2020】【前方+後方カメラ】
13・ケンウッド DRV-MR8500
¥42,955 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
画素数:500万画素×2 (WQHD)
記録画角:131+131度
液晶:2.7インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・HDR・F1.6
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載
安全機能:多機能(下で解説)
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(128GBまで)
DRV-MR8500は、ケンウッドのカーナビの最上位機です。
本機も、2カメラ式では性能面に見どころの多い製品です。
カメラの画角は、前方対角133度、後方対角133度です。
他社より狭めですが、それでも(ほぼほぼ)必要な方位はカバーします。
また、スモークガラスなど後方ガラスの色に応じて明るさを調整できる「スモークシースルー」は、同社のオリジナル技術として面白いです。
画素数は、500万画素です。
本機は、2カメラ式として最も最初にWQHD解像度(368万画素)に対応しました。
画質はフルハイビジョン画質の1.8倍詳細なので、ナンバーの可読性は前方・後方とも性能を期待できます。
ただし、必要案記録画素数(368万画素)に対して、有効画素は500万画素とすこし高めの数字です。
(他社ですが)ユピテルが言うように、不必要に画素の高いセンサーを利用すると、全体が暗くなるため、性能を無駄にする部分はあるかもしれません。
ただ、過度に気にするレベルでもないでしょう。
ドラレコの画質も、スタービスとHDRに対応します。
夜間もトンネル出口などの画質も期待できます。
その上で、本機は、F値1.6という明るいレンズを採用します。
レンズが明るいと、光学面で画質の向上が期待できるため、総合的に見て、この部分で「死角が見られない製品」です。
LED信号対応は、むろん、本機もクリアします。
安全機能は、もうひとつの見どころです。
本機は、レーンキープ・前方衝突・発進遅れといった基本的な機能に加えて、定期的な休憩を促すリフレッシュ通知など、割と充実します。
その上で、バックカメラについてAIセンシング機能が装備されます。
これは、後方車の、蛇行や急接近を範囲検知するものです。「あおり運転」対策としては、かなり良い装備でしょう。
最大3台まで、後方車両を認識して処理できます。むろん、警告と同時に録画もします。
B・ 電源ケーブル CA-DR100
¥1,991 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、別売オプションパーツで対応します。
こちらは、車載バッテリーに直接ケーブルでつなげるタイプのみです。ただ、バッテリーについては「微小な暗電流を利用」することで、あがりにくくはなっているようです。
Gセンサーが衝撃を検知すると1分間の録画をする仕組みです。
GPSは、付属するモデルになります。
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。
ネットワークは、Wi-Fi未搭載です。
ただ、SDカードに記憶した画像は、同社のPCビューアソフト(ENWOOD DRIVE REVIEWER DC)をとおして、見ることは可能です。Mac版も用意されます。
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以上、ケンウッドのDRV-MR8500シリーズの紹介でした。
カメラの部分の性能は、スタービス・HDR・明るいレンズを完備している上、WQHD解像度に対応する点で、性能だけで言えば、他社と比べても最高クラスです。
その上で、独自のAIセンシング機能は、相当の見どころと言えます。
あえて言えば、記録画角が少し狭めで、、駐車録画とWi-Fi未搭載の部分は課題と言えますが、現状の2カメラ式では最も完成度が高い製品の1つと言えるでしょう。
【2021年発売モデル】
【前方+後方カメラ】
14・ケンウッド DRV-MR760
¥33,800 楽天市場 (2/22執筆時)
【前方+室内カメラ】
15・ケンウッド DRV-MP760
¥34,690 楽天市場 (2/22執筆時)
画素数:207万画素
記録画角:150+150/180度
液晶:2.7インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: HDR・F1.8レンズ
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載
安全機能:下で説明
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(64GBまで)
DRV-MR760とDRV-MP760は、ケンウッドの2カメラのカーナビの中位機です。
先ほど紹介した機種の1つ下位機種となります。
本機については、姉妹品を含めて、2機種あります。
カメラの画角は、2機とも前方は、対角150度です。
しかし、リアカメラの構成が異なります。
DRV-MR760は、画角150度の後方設置のリアカメラが付属する機種です。
DRV-MP760は、(車の後方ではなく)室内を撮影できる、画角180度の赤外線LEDカメラを搭載する機種です。商品の性質上、こちらについては、室内撮影用はHDR非対応です。
画素数は、210万画素です。
したがって、解像度は、フルハイビジョン画質ですので、上位機DRV-MR8500シリーズより劣ります。
そのほか、「スモークシースルー」に対応しない部分も差となります。
ドラレコの画質は、一方注意が必要です。
なぜなら、裏面照射型センサー(Starvis)が不採用だからです。
レンズはF1.8と明るめで、HDRも搭載しますが、搭載する上位機とは差はあるでしょう。
LED信号対応は、本機も問題ない仕様です。
安全機能は、上位機と比べると、AIセンシング機能が未装備です。
一方、レーンキープ・前方衝突・発進遅れという基本のほか、本機は、前方割込警告・前方蛇行運転警告・後方急接近警告を搭載します。
この点で、前方の通知については、上位機より性能が良い部分もありますが、現状重要なリアカメラについては、複数の車体認識はできず、急接近検知だけとなる点で、やはり上位機と価格並みの差はあります。
一方、そういった部分で、「AIが頼りない」部分もあるので、本機は、音声コマンドでの録画操作に対応します。
これは、わりと面白く、有効な機能でしょう。
B・ 電源ケーブル CA-DR350
¥4,659 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、別売オプションパーツで対応します。
こちらは、車載バッテリーに直接ケーブルでつなげるタイプのみです。
GPSは、付属です。
なお、旧機種は、ロシアのグロナスにも対応しましたが、本機はGPSだけになっています。
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。
ネットワークは、Wi-Fi未搭載です。
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以上、DRV-MR760とDRV-MP760の紹介でした。
解像度スペックが上位機より落ちるほか、ケンウッドの魅力であるAIの部分が省略という機種です。
ただ、「単なる上位機の低機能化」ではなく、音声入力に対応させたり、新しい警告機能を付けたり、値段なりに改良を加えている部分で、評価できます。
後方監視の部分で上位機はやはり魅力ですが、発売から時間が経ち、上位機と値段差がついてきた時期ならば、十分に選択肢になるでしょう。
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【2018年発売モデル】
【前方+後方カメラ】
16・ケンウッド DRV-MR740
¥17,800 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
【前方+室内カメラ】
17・ケンウッド DRV-MP740
¥24,791 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
なお、本機の旧機種となる2機がこちらです。
解像度などは同じですが、前方後方とも画角が狭い(対角110度)ほか、先述の「前方割込警告・前方蛇行運転警告・後方急接近警告」が未装備です。
現状の2カメラ機と全体としてみても、値段相応に能力が高いとも言えないため、候補にはならないでしょう。
【2020】【前方+後方カメラ】
18・ケンウッド DRV-MR450
¥20,000 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
【2019】【前方+後方カメラ】
19・ケンウッド DRV-MR745
¥22,750 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
画素数:207万画素
記録画角:150+111度
液晶:2.0インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: HDR・F1.8レンズ
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載
安全機能:レーンキープ・前方衝突・発進遅れ
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(64GBまで)
DRV-MR450は、ケンウッドの2カメラのカーナビの下位機種です。
旧機種が残っています。新機種と比較すると、フロントカメラが小型化し、設置性が良くなりました。一方、新型は液晶はすこし小さくなりましたが、大まかな仕様は変わらないです。
値段差もないので、素直に新機種を選べば良いでしょう。
カメラの画角は、前方対角150度、後方対角111度です。
価格差があるため、上位機や他社機と単純に比較はできませんが、画角は少し狭めです。
一方、リアカメラの、スモークシースルーは、DRV-MR450は、最上位機と同じで装備です。
画素数は、210万画素です。
したがって、解像度は、本機も、フルハイビジョン画質です。
ドラレコの画質は、基本的に中位機と同じです。
したがって、レンズはF1.8と明るめで、HDRも搭載しますが、スタービスは未装備です。
LED信号対応は、問題ない仕様です。
安全機能は、一方、「レーンキープ・前方衝突・発進遅れ」こそ装備されます。
他社の上位機標準はあるので優秀ですが、同社の上位機のような独自機能はないです。
B・ 電源ケーブル CA-DR350
¥4,659 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、別売オプションパーツで対応します。
こちらは、車載バッテリーに直接ケーブルでつなげるタイプのみです。
GPSは、米国のGPS衛星のみですが、付属です。
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。
ネットワークは、Wi-Fi未搭載です。
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以上、DRV-MR450の紹介でした。
同社の上位機を先に紹介したので能力部分でやや「霞む」製品ですが、2カメラモデルとしては値頃感がある機種ではあります。
予算が限られる場合は、割と良い選択肢であり、コスパは良いです。
【2019】【前方+後方カメラ】
20・JVC Everio GC-TR100
¥23,008 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
画素数:213+219万画素
記録画角:167+151度
液晶:3インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・WDR
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載
安全機能:レーンキープ・前方衝突・発進遅れ
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 16GB MicroSD(32GBまで)
GC-TR100-Bは、JVCが販売する2カメラのカーナビです。
会社としてはJVC KENWOODなので、同じ会社の別ブランド名とも言えるでしょう。
本機も、2カメラ式です。
カメラの画角は、前方対角167度、後方対角151度です。
かなりの超広角レンズを採用しており、この部分ではケンウッドブランドより良いです。
画素数は、210万画素前後です。
したがって、前後とも、フルハイビジョン画質です。
ドラレコの画質は、本機も、センサーに、スタービスは採用で夜間には強いです。
ただし、HDRは採用されず、WDR(ワイドダイナミックレンジ)が搭載ですので、トンネル出口などの画質は弱いでしょう。
なお、同社のサイトでは、「WDR=HDR」と書いています。等号をつかって、このような説明をするのはJVCだけで、このような説明は、無理があるように思います。
LED信号対応は、本機も対応です。
安全機能は、レーンキープ・前方衝突・発進遅れなど充実します。
B・ 電源ケーブル CU-BC100
¥4,840 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、別売オプションパーツで対応します。
車載バッテリーに直接ケーブルでつなげるタイプです。
GPSは、付属です。
SDカードは、16GBのMicroSDカードが付属です。
ネットワークは、Wi-Fi未搭載です。
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以上、GC-TR100-Bシリーズの紹介でした。
画角も広く、レンズも明るく、スタービス搭載であり、割と良い機種に思えます。ただ、その部分にスペックを費やしたせいか、HDRが非搭載なのは、もう少し丁寧な説明が欲しい、と思います。
【2019年】
21・コムテック ZDR-026
¥29,321 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
画素数:500万画素(WQHD)×2
記録画角: 133度×2
液晶:2.7インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・F2レンズ HDR
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全機能:レーンキープ・前方衝突・発進遅れ
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:16GB MicroSD(32GBまで)
ZDR-026は、コムテックの2カメラモデルの最上位機です。
同社は、レーダーで有名な日本企業で、カー用品店ではお馴染みのブランドです。
カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。
画角は、前方カメラ・後方カメラ、いずれも対角135度です。
他社にはさらに広い画角の製品もありますが、十分な性能でしょう。
画素数は、前後とも、総画素数500万画素で、有効画素数は、フルHDを越えるWQHD(370万画素)です。
相手ナンバーの視認性を含めて、画質面での性能は、かなり期待できます
ただ、WQHD解像度(370万画素)に対して利用するセンサーが総画素500万画素と大きいです。気にするレベルではないかもしれませんが、夜間利用時に少し暗くなるかもしれません。
ドラレコの画質は、画素数以外の部分でも「期待」できます。
センサーは、裏面照射型のソニーのStarvisであり、光学レンズも(ケンウッドに及ばないものの)F2.0と十分明るいからです。
一方、HDRは、前面カメラのみです。ただ、トンネル出口などの画質でリアカメラはあまり重要でないといえばそうなので、総合力は十分以上でしょう。
実際、後方の「あおり運転対策」にも、十分に実用度があると言えます。
LED信号対応は、この機種も、信号画像が飛んでしまう現象を回避する機能がつきます。
安全機能は、レーンキープ・前方衝突・発進遅れ警告など、この機種については、全て網羅します。
その上で、本機は、後続車を検知する機能が付きますが、ケンウッドと比較する場合、蛇行や急接近を警告するわけではないです。
HDROP-14
¥2,505 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、この機種もオプションで対応です。
GPSは、付属するモデルになります。
SDカードは、16GBのMicroSDカードが付属です。
ネットワークは、Wi-Fi未搭載です。
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以上、コムテックのZDR-026の紹介でした。
2カメラモデルは、多くのメーカーから出ています。ただ、解像度の面でWQHD対応は、少なく貴重です。
解像度は、ナンバーなど細かい部分の視認性において決定的に影響する部分ですから、この機種の明らかな優位点です。
ただ、最終的にどれが「オススメ」かについては、最後に改めて考えます。
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22・コムテック ZDR-015
¥18,700 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
23・コムテック ZDR-025
¥23,645 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
なお、下位機種として、コムテックのZDR015とZDR025も併売中です。
ZDR-015は、レンズが旧世代です。
とくにリアカメラの品質が劣るため、価格差をふまえたとしても、現状ではさほど魅力はありません。
ZDR-025も、上位機と比較する場合、能力が劣る部分があります。
例えば、夜間に強いStarvisがリアカメラのみで、画素数もフルハイビジョンです。
その分、F1.8と明るめのレンズを採用し、フロントカメラの対角も172度(リア167度)と広いですが、総合的には上位機と値段差以上の差があります。
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結論的にいえば、同社製品で選ぶならば、上位機が良いでしょう。
【2020年】
24・ セルスター CS-91FH
¥18,700 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
【2018年】
25・ セルスター CSD-790FHD
¥25,170 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
画素数:200万画素
記録画角:147+141
液晶:2.4インチ(タッチ)
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・F2レンズ HDR
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載(みちびき対応)
安全機能:下で説明
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(64GBまで)
CS-91FH は、日本のセルスター工業が販売するドラレコです。
国内で一括生産(組立)の安心感と3年保証を売りにしたカーエレクトロの会社です。
なお、本機については、CSD-790FHDという製品も併売されますが、先行して販売していたことで、スタービスが旧型でフロントのみ、付属するMicro-SDカードがが16GBです。
現状では、 CS-91FHを選ぶべきでしょう。
ZDR-026は、コムテックの2カメラモデルの最上位機です。
同社は、レーダーで有名な日本企業で、カー用品店ではお馴染みのブランドです。
カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。
画角は、前方カメラ147度・後方カメラ141度です。
いずれも「そこそこ」ですが、必要十分です。
画素数は、前後とも、200万画素でフルHDです。
本機については、同社の最上位機ですが、同社の場合、解像感は追っていません。
ドラレコの画質は、画素数以外の部分でも「期待」できます。
センサーは、裏面照射型のソニーのStarvisです。
この部分は、最新のSTARVIS IMX327(ナイトビジョンVer.3)であるほか、F値2.0のレンズに、HDRも対応と、夜間対応は万全です。
LED信号対応は、日本製ですし、問題ないです。
安全機能は、レーンキープ・前方衝突・発進遅れ警告と基本を網羅します。
その上で、3台把握できるケンウッドの最上位機ほど高度ではないですが、後方接近警告が装備されるてんもワンポイントです。
常時電源コードGDO-10
¥4,700 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
常時電源コードGDO-24
¥6,900 Amazon.co.jp (2/22執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、この機種もオプションで対応です。
車載バッテリーから電気をとるタイプですが、起動時間をタイマー設定できるほか、電圧低下時に自動でオフになる機能が付きます。
なお、コードは2種類ありますが、違いは、GDO-10のDC OUTケーブルが5mとGDO-24の9mより少し短いだけです。
GPSは、付属するモデルになります。
この部分は、本機の良い部分で、準天頂衛星みちびき対応です。ナビでは普通ですが、ドラレコ単体で対応するのは珍しく、測位は良いでしょう。
本機については、オービス警告や、各種安全運転ポイント(ゾーン30や事故多発エリア)の警告機能があるので、みちびき対応で測位が良いのは、意義が大きいです。
データは、MicroSDスロットがある、PC/MacやAndroidスマホで、これらのデータが無料更新できます。
そのほか、ロシアのグロナスと、欧州のガリレオ衛星に対応しますが、後者についてはあまり意味はないです。
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。
他者にもありますが、カードは、メンテナンスフリーの対策があります。
ネットワークは、Wi-Fi未搭載です。
そのほか、(押しやすさはともかく)2.0インチの液晶がタッチパネルです。
ケンウッドのような音声入力には対応できませんが、クイック録画ボタンは扱いやすいです。
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以上、セルスターのCS-91FHの紹介でした。
最上位機としては、解像度が他社機に及ばない部分があるものの、GPSがみちびき対応で、位置情報が重要なオービス情報などの安全運転支援機能の精度は良いでしょう。
後方監視の部分も、ケンウッド機を除けば高度な方ですし、機能をバランス良くまとめた日本製らしい製品に思えます。
こうした部分で、選んで後悔することはないでしょう。
次回の予告
ドラレコのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、各メーカーのドライブレコーダーを紹介しました。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。
1・2カメラ式ドラレコの比較
2・1カメラ式ドラレコの比較
3・他方式のドラレコの比較
4・ドラレコのおすすめ 【結論】
続く2回目記事【こちら】では、1万円以下の激安ドラレコを含め、今回紹介した製品より少し安めの製品を紹介します。
1・画角の広さ ★★★★★
2・解像度の良さ ★★★★★
3・夜間の画質 ★★★★★
4・駐車監視機能 ★★★★★
5・安全運転支援 ★★★★★
6・後方監視 ★★★★★
7・総合評価 ★★★★★
その上で、最終回となる結論編【こちら】で、今回紹介した全機種から「目的別・予算別」にAtlasのおすすめ機種!を提案してみたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら