【今回レビューする内容】2019-2020年 最新A3カラーレーザープリンターの性能とおすすめ機種 EPSON CANON Sater 富士ゼロックス DocuPrint CCOREFIDO NEC DocuPrint 違いとランキング 人気機種の機能の違いや口コミランキング
【比較する製品型番】OKI COREFIDO C824dn C844dnw C835dnwt C835dnw LBP842C LBP841C C3450dII LP-S7160 LP-S7160Z LP-S6160 PR-L9010C2
今回のお題
コストの安いA3カラーレーザープリンターのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今回は、2019年12月現在、最新のA3対応カラーレーザープリンタの比較です。
今回は、3万円台から10万円台の予算で購入できるA3カラーレーザープリンタを紹介します。
1・印刷コスト ★★★★★
3・画質の良さ ★★★★★
4・印刷速度 ★★★★★
5・給紙量 ★★★★★
6・耐久性・保証 ★★★★★
7・総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように各社の製品を比較していきます。
そしてた、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
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1・A4インクジェット複合機(6色)
2・A4インクジェット複合機(4色)
3・A3インクジェット複合機
4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの基本的な選び方
なお、今回の記事は、このブログのプリンター比較シリーズの第7回目記事として書きました。
各社のA3カラーレーザーの比較
早速ですが、比較をはじめます。
なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2016年発売】
Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.15
【上位機種】【毎分31枚】(在庫限り)
1・CANON Satera LBP842C
¥123,999 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【下位機種】【毎分26枚】
2・CANON Satera LBP841C
¥64,800 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
カラー印刷速度:26枚/分
モノクロ印刷速度:31枚 /分
トレイ給紙枚数:350枚
大きさ:545×591×361mm
保証年数:1年
両面印刷:対応
無線LAN:非対応
耐用枚数:不明
内蔵メモリー:512MB
解像度: 1200dpi
キヤノンのSatera LBP841CとSatera LBP842Cは、A3カラーレーザープリンターの中では「売れ筋」と言って良い製品です。
ただし、上位機の LBP842Cは、ラインナップの整理のため「在庫限り」の販売です。
印刷速度は、下位機種が1分間にモノクロ26枚・カラー26枚で、上位機種が、モノクロ31枚・カラー31枚です。
4色のトナーを1回の搬送で定着できる構造のため、モノクロとカラーの速度は同じです。
紙の行き来がないため、故障も少なそうです。なお、この2機種は速度以外の点では相違点はありません。
印字品質は、能力が高いです。
カラー印刷でもあざやかに印刷できます。とくに、1200dpiでの高解像度印刷に対応している点が魅力です。スクリーン処理をする場合、最大9600dpiとなります。
また、写真のような長尺印刷にも対応です。
搭載メモリーは、標準512MBです。業務用として申し分ない量です。
キャノンはLIPS LXという圧縮転送技術を重視しているため物理メモリーは少なくても心配しなくて良いのですが、やはり、メモリー量が多い機種の方が安定することは間違いないです。
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【純正黒トナー】 CRG-335BLK (1.65万枚)
¥26,090 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正カラートナー】(3色必要)
CRG-335CYN (1.65万枚)
¥29,480 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
黒印刷のコスト
¥2.7/枚
カラー印刷のコスト
¥10.9/枚
初期付属トナー
黒3100枚・カラー4000枚
印刷コストは、上表の通りです。
今回紹介する機種の中でカラーとモノクロのバランスを考えると、最もコストパフォーマンスが良好な機種です。
10万枚毎にメンテナンスキットとITBユニットの交換も必要ですが、そこまでの量を使うことは希でしょう。なお、LBP9200は15万枚ごとです。
上表の数値は、交換を織り込んだメーカーの公称値ですから、これ以上コストが上がることはありません。
初期付属トナーは、黒が3100枚、カラーが4000枚分と量が多い点も魅力です。

550枚ペーパーフィーダ―PF-E1
¥47,520 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
給紙トレイは、250枚対応です。
増設トレイは、550枚対応のものが3段まで対応できます。フル装備すると、「コピー機」のようになります。
自動両面印刷は、標準搭載です。
ネットワークは、USB接続と有線LAN接続に対応します。
本体保証は、1年間です。
耐久性は、情報がありません。
しかし、ユニットを10万枚ごとに交換推奨していることから判断しても、他社並みの剛性はあるでしょう。
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以上、CANONのSateraの紹介でした。
トナーの販売価格が安く、カラーの印刷速度も実用性を持っている点で、売れているのが分かる機種です。
本体価格は高いですが、両面印刷ユニットが標準装備されている点で、お買得度は高いです。
【2017年発売】
Windows 7〜10 Mac 10.5〜10.15
3・FUJIXEROX DocuPrint C3450dII
¥82,489 楽天市場 (12/2執筆時)
カラー印刷速度:32枚/分
モノクロ印刷速度:32枚 /分
トレイ給紙枚数:305枚
大きさ:幅499.5×奥行538×高さ422mm
保証年数:1年
両面印刷:標準対応
無線LAN:非搭載
耐用枚数:90万ページ
内蔵メモリー:256MB(最大1.25MB)
解像度: 1200dpi(速度低減有)
富士ゼロックスのDocuPrint C3450dは、企業や官公庁でよく見かけるA4カラーレーザーです。
本体の大きさは、幅499.5×奥行538×高さ406 mmですので、多少ですが他社よりも小型な機種です。
また、メンテナンスが前面から可能なので、設置場所の融通は利きそうです。
印刷速度は、モノクロ32枚・カラー32枚です。
キャノンの上位機種よりも少し高速です。
印字品質については、1200dpiでの高解像度印刷に対応している点で、キャノンと同等と言えます。
搭載メモリーは、256MBと余裕の容量です。
両面印刷は、この機種は標準対応です。
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【純正黒トナー】
CT202459 (5000枚)
¥9,953 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正カラートナー】(3色必要)
CT202460 (6000枚)
¥14,820 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正ドラム】(4本必要)
CT350812 (2.4万枚)
¥9,100 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【定着ユニット】
CWAA0787 (10万枚)
¥17,910 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
黒印刷のコスト
¥3.0/枚
カラー印刷のコスト
¥15.5/枚
初期付属トナー
3000枚
印刷コストは、実売価格からコストを算出すると、上表のようになります。他社機に比べるとやや高めです。
初期付属トナーは、3000枚分とトナー量は多いですね。
増設1段カセット QL300017(670枚)
¥49,019 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
給紙トレイは、標準トレイで305枚対応と多いです。増設トレイはこちらも3段まで追加できます。
ネットワークは、USBと有線LANとなります。ギガビットは未対応です。
本体保証は1年間です。
耐久性は、90万ページと十分です。
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以上、富士ゼロックスのDocuPrint C3450の紹介でした。
印刷スピードの他、比較的安く増設メモリーや増設トレイが手に入る点が魅力でしょう。
一方、本体はややコンパクトで設置性も良いですが、その分、トナー容量が少なく、モノクロ印刷のコストはやや悪い点がネックでしょう。
【2019年発売】
Windows 7〜10 Mac 10.10〜10.15
4・OKI COREFIDO C824dn
¥46,614 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
カラー印刷速度:26枚/分
モノクロ印刷速度:26枚 /分
トレイ給紙枚数:320枚
大きさ:449×552×360mm
保証年数:5年
両面印刷:標準対応
無線LAN:オプション
耐用枚数:60万枚
内蔵メモリー:1GB
解像度: 600dpi
沖電気(OKI)のCOREFIDO C824dnは、同社のA3カラーレーザーでは最も安いモデルです。
本体の大きさは、449 x 552 x 360 mmです。
小さくはないですが、A3対応のカラーレーザーでは「世界最小サイズ」という触れ込みです。
印刷速度は、モノクロ26枚・カラー26枚です。
また、新開発のヒーターの効用で、ファーストプリントも20秒と短縮しています。
印字品質は、定評があります。
とくにカラー文書の印刷力は優秀です。Atlasも(コーヒーをかけてぶっ壊すまでは)OKIのカラーレーザーを使っていましたが、インクの「乗り」が素晴らしかったです。
搭載メモリーは、2019年登場と新しいこともあり、1GBが標準装備です。
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【純正黒トナー】
TC-C3BK1 / (5000枚)
¥12,206 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正カラートナー】(3色必要)
TC-C3BC1 (5000枚)
¥13,265 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正ドラム】(4本必要)
DR-C3BK (3万枚)
¥12,613 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
黒印刷のコスト
¥3.1枚
カラー印刷のコスト
¥13.1/枚
初期付属トナー
2500枚
印刷コストは、上表の通りです。
モノクロ印刷は標準的ですが、カラー印刷のコストは優秀です。
初期付属トナーは、2500枚分とトナー量も比較的多いですね。

増設ユニット TRY-C3J1(580枚)
¥43,034 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
給紙トレイは、標準トレイで320枚対応と大容量です。
また、増設トレイは580枚までと大きいですが、5段まで追加できます。価格は他社よりも安めです。
両面印刷は、この機種は標準装備です。
ユニットは別に買うと高いですが、この本体価格で付属するのは優秀だと思います。
本体保証は、沖電気の場合5年間無償保証です。
レーザープリンターは、壊れた場合の修理費が3万円台になることも多く、その点で5年保証が付くのは安心です。装置寿命も60万枚までと、頑丈さも保証されています。
さらに、定着器ユニット、転写ローラー、ベルトユニット、給紙ローラーセットなど、通常は「消耗品」とみなされるパーツについても、OKIは、5年間の無償提供となります。
同社は、搬送構造をシンプルに作ることで、ユーザーでもこれらの部品を容易に交換できるようにした結果です。
ネットワークは、USB接続と有線LAN接続に対応します。
オプションで無線LANモジュール(WL-A1)が用意されますが、メーカー直で頼む必要がありそうです。
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以上、OKIのCOREFIDO C824dnの紹介でした。
印刷スピード・印字品質・両面対応・多めのメモリー・低価格なカラー印刷コストなど、見所の多い機種です。
他社にも良い機種はありますが、コスト面で、5年間無償保証はかなり大きく、60万枚という耐久性をフルに行かせると思います。
【2019年発売】
Windows 7〜10 Mac 10.10〜10.15
5・OKI COREFIDO C835dnw
¥83,800 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【増設トレイ1段セット】
6・OKI COREFIDO C835dnwt
¥117,973 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
カラー印刷速度:36枚/分
モノクロ印刷速度:36枚 /分
トレイ給紙枚数:320枚
大きさ:449×552×360mm
保証年数:7年
両面印刷:標準対応
無線LAN:オプション
耐用枚数:100万枚
内蔵メモリー:1GB
解像度: 600dpi
C835dnwは、OKIのCOREFIDOシリーズの上位機です。
やや価格は高いですが、OKIの上位機も10万円以内で射程圏に入ります。
本体の大きさは、下位機種と同じです。
したがって、A3対応のカラーレーザーでは「世界最小サイズ」です。
【純正黒トナー】
TC-C3BK2 (1万枚)
¥35,910 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正カラートナー】(3色必要)
TC-C3BC2 (1万枚)
¥22,055 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正ドラム】(4本必要)
DR-C3BK (3万枚)
¥12,613 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
黒印刷のコスト
¥2.7枚
カラー印刷のコスト
¥11.1/枚
初期付属トナー
2500枚
印刷コストは、しかし、同じ筐体サイズながら、1万枚の大容量トナーの利用を「開放」しているため、今回紹介する他社機を含めて「最安」水準です。
印刷速度は、モノクロ36枚・カラー46枚ですから、搬送性能も向上しています。
ファーストプリントも9.9秒とさらに短いです。
本体保証は、さらに、耐用枚数が100万枚・保証期間が7年間に伸びています。
その上で、下位機種は「オプション」だった、無線LANモジュールが「標準装備」になっていますし、価格差以上に性能差は大きいと言えます。
その他の部分は、下位機種に準じます。
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以上、 C835dnwの紹介でした。
10万円以内の予算で業務用で考えた場合、保証面・性能面で1ランク上位です。
他社機を含めても、業務用に考えている方は、ワンランク上のこの機種は「良い選択肢」となるでしょう。
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【2019年発売】
Windows 7〜10 Mac 10.10〜10.15
7・OKI COREFIDO C844dnw
¥139,164 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
カラー印刷速度:36枚/分
モノクロ印刷速度:36枚 /分
トレイ給紙枚数:320枚
大きさ:449×552×360mm
保証年数:7年
両面印刷:標準対応
無線LAN:オプション
耐用枚数:100万枚
内蔵メモリー:1GB
解像度: 600dpi
なお、このシリーズの「最上位機」は、C844dnwです。
やはり同じ筐体を採用しますが、C835dnwと比較して、印刷解像度について、1200dpi(True1200)をフォローしつつ、ポストスクリプト3互換性能がプラスされます。
ただ、いずれも、印刷業(DTP)以外の方は不要でしょうし、基本的には選ばなくて良いと思います。
【2015年発売】
Windows XP〜10 Mac 10.6〜10.15
8・EPSON A3カラーレーザー LP-S7160
¥79,800 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【増設トレイ付属】
9・EPSON A3カラーレーザー LP-S7160Z
¥121,098 楽天市場 (12/2執筆時)
カラー印刷速度:30枚/分
モノクロ印刷速度:35枚 /分
トレイ給紙枚数:305枚
大きさ:499.5×610×452
保証年数:1年
両面印刷:標準対応
無線LAN:非対応
耐用枚数:60万枚
内蔵メモリー:1GB
解像度:最大 1200dpi
LP-S7160 は、エプソンのA3カラーレーザープリンタです。
2機種ありますが、後者は670枚分の増設トレイが付属するモデルです。
大きさは、499.5×610×452mmと、多少背が高めです。やはり、オフィス向けの製品と言えます。。
一方、この機種もフロントオペレーションなので、室内の隙間に入れることが可能です。
印刷速度は、1分間にモノクロ・カラー共に30枚です。
印字品質は、エプソンは定評があります。
純正トナーを使う場合は、独自開発のEAトナーを使うため、画質の鮮明度が高いです。解像度的にも1200dpiまで対応できるため、OKIに引けをとらないでしょう。
また、エプソンの場合、RITとPGIという、解像度・階調を強化する機能があるので、600dpiの通常印刷時も、2,400dpi相当で印刷します。そのため、文字の明瞭さなどが向上します。
いずれにしても、エプソンは、富士ゼロックスのように、オイルレストナーを使うため、文字印刷は得意です。
搭載メモリーは、1GB付属です。大きな画像ファイルの印刷でも余裕でこなせるでしょう。
自動両面印刷は、対応します。
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【純正黒トナー】
LPC3T33KV (4700枚)
¥9,508 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正カラートナー】(3色必要)
LPC3T33CV (5300枚)
¥11,923 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【感光体ユニット】
LPC3K17 (2.4万枚)
¥8,660 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
黒印刷のコスト
¥2.9/枚
カラー印刷のコスト
¥12.9/枚
初期付属トナー
1400枚
印刷コストは、エプソンの公称値によると、上表の通りです。
コスト的には、カラー印刷が多少高めですね。
【増設トレイ付属】
9・EPSON A3カラーレーザー LP-S7160Z
¥121,098 楽天市場 (12/2執筆時)
給紙トレイは、305枚まで対応です。増設トレイが必要な場合、最初から付属したモデルを購入すると良いでしょう。
ネットワークは、USB接続と有線LAN接続に対応します。
本体保証は1年間です。
本体の耐久性は、60万枚と安定しています。
実際60万台まで印刷が想定されない方も、この数値が多いほど、本体が頑丈だと判断できるので、重要視したい部分です。
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以上、エプソンの LP-S7160 の紹介でした。
両面印刷対応で、印刷速度も速く、印字性能も高いといえる機種です。
ただ、印刷コストは現在のところ「高め」です。そう考えると、耐久性など同様の能力を持つOKIのほうがおすすめと言えるかもしれません。
【2016年発売】
Windows XP〜10 Mac 10.6〜10.15
10・EPSON A3カラーレーザー LP-S6160
¥36,468 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
カラー印刷速度:25枚/分
モノクロ印刷速度:25枚 /分
トレイ給紙枚数:190枚
大きさ:499.5×537×452
保証年数:1年
両面印刷:オプション
無線LAN:非対応
耐用枚数:60万枚
内蔵メモリー:1GB
解像度: 最大1200dpi
LP-S6160 はエプソンから販売される格安のA3カラーレーザープリンタです。
価格的にA4カラーレーザーよりも安い価格で売られているため人気のある機種です。
大きさは、499.5×537×452となります。しっかりとした設置場所が必要な機種です。
印刷速度は、1分間に、カラー・モノクロ・25枚です。
多くはないですが、本体価格が安いことを勘案すれば、この速度は健闘していると言って良いでしょう。
印字品質は、先述のような同社の技術がLP-S6160には採用され、RITとPGIという技術が採用された上、ドライバーの改良で、文字のクリアさが一段と高まっています。
普通紙に写真の多い文書を印刷するのはOKIのが得意ですが、文字については、EPSONに強みがあります。。
搭載メモリーは、1GBと十分で、増設の必要ないでしょう。
両面印刷ユニット LPA3CRU10
¥19,410 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
自動両面印刷機能は、オプション対応です。
この価格帯の製品では標準対応のメーカーがあることを考えるとやや物足りないでしょう。
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【純正黒トナー】
LPC3T35KV (4100枚)
¥9,151 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正カラートナー】(3色必要)
LPC3T35CV (3700枚)
¥8,342 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【感光体ユニット価格】(4本必要)
LPC3K17K (1.4万枚)
¥8,904 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
黒印刷のコスト
¥2.3/枚
カラー印刷のコスト
¥14.9/枚
初期付属トナー
1400枚
印刷コストは、上表の通りです。
純正のトナーと感光体ユニットを別に使う方式です。
それを勘案しての価格とは言え、コスト的にはカラー・モノクロの印刷がやや悪いです。
増設1段カセット LPA3CZ1C12(670枚)
¥40,830 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
給紙トレイは、305枚対応です。
ただ、増設トレイが3段まで追加できますので、A3用紙とA4用紙の併用も可能です。最大で3段まで増設可能です。
ネットワークは、USB接続と有線LAN接続に対応します。
本体保証は1年間です。
本体の耐久性は、60万枚と安定しています。
実際60万台まで印刷が想定されない方も、この数値が多いほど、本体が頑丈だと判断できるので、重要視したい部分ですね。
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以上、エプソンのLP-S6160 の紹介でした。
本体価格の安さが人気の機種ですね。ただ、次に紹介するNECのレーザープリンターとこの機種はほぼ同型であり、購入の場合は要比較検討です。
【2018年発売】
Windows 7〜10 Mac 10.5〜10.13
11・NEC color MultiWriter PR-L9010C2
¥39,800 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
カラー印刷速度:25枚/分
モノクロ印刷速度:25枚 /分
トレイ給紙枚数:350枚
大きさ:499.5×538×406
保証年数:1年
両面印刷:オプション
無線LAN:非対応
耐用枚数:60万枚
内蔵メモリー:256MB(最大1.25GB)
解像度: 最大1200pi
PR-L9010Cは、NECが発売されているA3レーザープリンターです。
流通が一部に限られているようですが、本体価格は現行品のA3プリンターでは最安レベルです。
なお、1つ上で紹介したエプソンのプリンターとおそらく供給元が共通です。
トナーなどの量を除けば、性能はほとんど同じですから。なお、近日中に型番が変更される予定です。
印刷速度は、1分間にカラー・モノクロ25枚と、この機種は、エプソンと同じスピードです。
印字品質については、EAトナーをつかう仕様のため、エプソンと同様に画質の鮮明度が高いです。
PPR-L9100C-M2 (512MB)
¥87,710 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
搭載メモリーについては、NECも対応します。
しかし、標準で256MBが標準搭載ですので、不要かもしれません。ただ、エプソンが1GBである点をふまえれば、やや少なめですね。
両面印刷ユニット PR-L9100C-DL
¥29,628 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
自動両面印刷は、オプション対応です。
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【純正黒トナー】
PR-L9010C-14 (4500枚)
¥11,786 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正カラートナー】(3色必要)
PR-L9010C-13 (4500枚)
¥14,030 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
【純正ドラム】(4本必要)
PR-L9100C-31 (2.4万枚)
¥10,740 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
黒印刷のコスト
¥2.8/枚
カラー印刷のコスト
¥12.4/枚
初期付属トナー
2100枚
印刷コストは、上表の通りです。
エプソンに較べると、インクコストは安いです。多少トナー量が多いことが影響しているのかもしれません。
増設ユニット PR-L9100C-02(670枚)
¥34,765 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
給紙トレイは、同じく305枚対応です。増設トレイはこちらも3段まで追加できます。
ネットワークは、USB接続と有線LAN接続に対応します。
本体保証は1年間です。
本体の耐久性は、この機種も60万枚です。
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以上、NECの MultiWriter の紹介でした。
エプソン同様に本体価格が格安な点が魅力です。
ただ、両面印刷機能が不要ならば、5万円以内で手に入りますから。トナーも、エプソンのエコトナーをOEMで利用しますので、品質が期待できるでしょう。価格も、ほぼ同型のエプソンの LP-S6160より安価です。
後編に続く!
A3カラープリンタのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回の、10万円以内の予算で購入できるA3カラーレーザープリンタを比較しました。
1・印刷コスト ★★★★★
3・画質の良さ ★★★★★
4・印刷速度 ★★★★★
5・給紙量 ★★★★★
6・耐久性・保証 ★★★★★★
7・総合評価 ★★★★★★
続く後編【こちら】では、ここまで紹介してきた機種全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。
後編は→こちら!
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前編は最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマーク などで話題を共有していただければ嬉しいです。