今回の結論
自転車用ライトのおすすめは結論的にこの機種!
1・自転車用LEDライトの比較 (1)
1-1:キャットアイ〈日本〉
1-2:パナソニック〈日本〉
1-3:ガーミン〈日本〉
2・自転車用LEDライトの比較 (2)
2-1:ライト&モーション〈米国〉
2-2:KNOG〈英国〉
2-3:レザイン〈米国〉
2-4:クロップス〈日本〉
2-5:ジェントス〈日本〉
2-6:ブリヂストン〈日本〉
3・自転車用LEDライトの比較 (3)
=用途・値段別の「おすすめ機種」の提案
というわけで、今回は、各社の電池式の自転車用ライトを紹介してきました。
3回目記事では、いつものように「結論」として、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
第1に、ロードバイク用に、比較的格安で、軽量な前照灯を選ぶならば、
【ボルト200】
4・キャットアイ VOLT200 HL-EL151RC
¥3,173 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:200ルーメン(3000カンデラ)
サイズ:90 x 34 x 35 mm
重量:58g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:Li-ion 3.7V 1000mAh
持続:ハイ 2時間 ロー 6時間 点滅 30時間
充電: 約3時間
充電回数:標準300回
直線上の明るさ ★★★★☆
明るさの広がり ★★★☆☆
バッテリーの保ち ★★★★☆
軽量性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★☆
充電式の「ボルト200」が良いでしょう。
本体重量が、58グラムと最も軽いです。
しかし、3000カンデラで200ルーメンと、明るさと照射範囲が良いモデルです。
電池の持ちがさほど良くないのが難点です。
ただ、USBで簡単に充電できるタイプで、マウンターへの取付もワンタッチで手軽ですから、さほど問題にはならないでしょう。
給電用のmicroUSBケーブルも付属しています。
第2に、自転車用の前照灯を、安全性を重視して選ぶとすれば、
【LEDスポーツかしこいランプ】
【2021年発売】(1500カンデラ)
19・パナソニック NSKL154
¥2,799 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
方式:乾電池式
明るさ:1500カンデラ
サイズ:110 x 42.0 x 40mm
重量:135g (本体・電池)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:単3形乾電池 3本
持続:点灯32時間 点滅160時間
直線上の明るさ ★★★☆☆
明るさの広がり ★★★☆☆
バッテリーの保ち ★★★★★
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
【2021年発売】
【LEDかしこいランプ】
20・パナソニック NSKL153
¥2,699 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
方式:乾電池式
明るさ:1500カンデラ
サイズ:110 x 42 x 40mm
重量:135g (本体・電池)
光源:ハイパワーホワイトLED 1個
電池:単3形乾電池 3本
持続:点灯32時間 点滅160時間
直線上の明るさ ★★★☆☆
明るさの広がり ★★★★☆
バッテリーの保ち ★★★★★
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
パナソニックの「かしこいランプ」シリーズでしょう。
乾電池式ですが、高級機を除いてオートライト対応は、これらが唯一です。
自動点灯できる点で、お子さん用などにも向くでしょう。
明るさも、法的基準の400カンデラまで20時間以上走れる点でも安心感は高いです。
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【NSKR606】
Panasonic LEDかしこいテールライト
¥3,217 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
なお、より安全性に配慮したい場合、リアライトをLED点滅式に交換するのがオススメです。
こちらの商品は単4電池2本で100時間持つタイプの点滅式リアライトです。
照度センサー搭載で、自動的に点灯しますので便利です。これは、ほかのLEDとのコンビで利用しても良いかと思います。
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【シンクコア】
17・キャットアイ シンクコア HL-NW100RC
¥6,373 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:500ルーメン(約5000カンデラ)
サイズ:93.5 x33.5 x 93.5 mm
重量:94g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED1個
電池:Li-ion 3.7V 2200mAh
持続:ハイ2時間 ロー9時間 点滅130時間
充電: 約3-5時間
充電回数:標準300回
直線上の明るさ ★★★★★
明るさの広がり ★★★★☆
バッテリーの保ち ★★★★★
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、リアライトの増設も考えている方で、もう少し予算が出せそうならば、シンクコア HL-NW100RCを選ぶと良いかと思います。
こちらは、バッテリー式です。
17・シンクキネティック TL-NW100K
¥5,427 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
17・シンクウェアラブル SL-NW100
¥3,491 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
記事内でも書いたように、特にテールランプの性能が良いです。
加速度センサーを内蔵し、減速時に自動的にハイモードになるなど、配慮があります。
明るさセンサーはないので、自動点灯がしませんが、点灯はフロント制御可能ですし、問題ないです。
明るさも500ルーメンですし、問題ないでしょう。
ただし、連動設定にスマホが必要なので、その部分だけ注意しましょう。
第3に、安心して夜間走行できる、明るめのLEDライトとしてオススメなのは、
【ボルト400】
6・キャットアイ Volt400 HL-EL461RC
¥6,604 楽天市場 (2/20執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:400ルーメン(3500カンデラ)
サイズ:111.5 x 31.0 x 38.0 mm
重量:120g (本体・充電池のみ)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:Li-ion 3.7V 2200mAh
持続:ハイ3時間 ロー18時間 点滅60時間
充電: 約6時間
充電回数:標準300回
直線上の明るさ ★★★★★
明るさの広がり ★★★★☆
バッテリーの保ち ★★★★★
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
「ボルト400」が良いと思います。
明るさは、3500カンデラと、 ルーメン単位では400ルーメンとかなり明るく、また広く照らせると思います。
重さも120gとロードバイクでも使える重さです。
534-2710 BA-2.2 カートリッジバッテリー
¥1,845 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
534-2720 急速充電クレードル HL-EL460RC
¥1,122 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
電池の持ちは、ハイモードで3時間とさほど長くないですが、このモデルは、予備バッテリーを利用できる点で、「充電し忘れ」という自体は防げそうです。
第4に、電灯がない真っ暗な夜道でも安全に走行できる、高性能LEDライトとしてオススメなのは、
【ボルト800】
8・キャットアイ VOLT800 HL-EL471RC
¥12,699 楽天市場 (2/20執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:800ルーメン(6500カンデラ)
サイズ:116 x 31.2 x 43.2 mm
重量:140g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:Li-ion 3.7V 3100mAh
持続:ハイ2時間 ロー8時間 点滅80時間
充電: 約5-11時間
充電回数:標準300回
直線上の明るさ ★★★★★★
明るさの広がり ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★☆
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ハイパワータイプの「Volt800」でしょう。
明るさは6500カンデラで、ルーメン単位で800ルーメン、照射範囲も約23度で、明るく、かつ、広範囲に照らせます。
ライバル機のライトアンドモーションのアーバンシリーズも良い機種です。
ただ、前方に広がるように明るい点では、キャットアイのほうが有利です。街頭がない真っ暗闇の夜道でも対応できるでしょう。
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【ボルト1700】
11・キャットアイ Volt1700 HL-EL1020RC
¥21,882 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:1700ルーメン(11000カンデラ)
サイズ:119.3 x 56.0 x 47.3 mm
重量:260g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED2個
電池:Li-ion 3.7V 6200mAh
持続:ハイ2時間 ロー15時間 点滅100時間
充電: 約5.5-15時間
充電回数:標準300回
直線上の明るさ ★★★★★★★
明るさの広がり ★★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★☆
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
なお、この写真の明るさでも不安のある方は、volt1700 を選ぶのも良いです。
ただ、重さが260g ですので、スポーツサイクルにはあまり向かないでしょう。
第5に、マウンテンバイクなどでの悪路や雨天走行に耐える、高耐久モデルとしておすすめなのは、
【ライトアンドモーション】
24・URBAN500 856-0615-A
24・URBAN500 856-0642-A
24・URBAN500 856-0580-A
¥5,649 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:500ルーメン(約5240カンデラ)
サイズ:長さ100mm×直径30mmmm
重量:121g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED1個
持続:ハイ 1.5時間 ロー5時間 点滅 12時間
充電: 約4.5時間
直線上の明るさ ★★★★★★
明るさの広がり ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★☆☆
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ライトアンドモーションのURBAN700 が、良いと思います。
防水・防塵基準は、IP67です。
ダイビング用のライトを製造しているメーカーだけあって非常に高いです。
バッテリーを交換できない構造にしていないキャットアイはIPX4が最高ですし、ライバルと言えるレザインも防塵性はないので、同社がもっとも「堅牢」と言えます。
多数のラインナップがありますが、価格面の値頃感とライトの明るさの両立しているという点では、URBAN500が最も良いかなと思います。
性能面だけでなく、デザインも、日本に従来なかったアメリカ的なデザインで好感が持てます。
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【ライトアンドモーション】
25・RANDO500 856-0689-A
¥7,843 楽天市場 (2/20執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:500ルーメン(約5240カンデラ)
サイズ:長さ100mm×直径30mmmm
重量:120g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED1個
持続:ハイ 3時間 ロー12時間 点滅 24時間
充電:
なお、スタミナ部分を重視したい場合は、上位機のRANDO500が選択肢です。
明るさ・重さはそのままで、点灯時間だけ2倍です。
第6に、センサーと連動して高度に制御できる高級機としておすすめできるのは、
【2018年発売】
23・Garmin Varia UT-800
¥19,190 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:800ルーメン
サイズ:96 x33.5 x 29.6 mm
重量:130g (本体・充電池)
光源:LED1灯
電池:
持続:ハイ1.5時間 ロー6時間 点滅6時間
充電:
充電回数:
直線上の明るさ ★★★★★★
明るさの広がり ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★☆☆
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
ガーミンのVaria UT-800でしょう。
【おすすめサイクルコンピューターの比較記事】で紹介した、ガーミンのサイコンと連動させて、照度やスピードで明るさ・スタミナ制御ができるなど、そうとう高度です。
【2020年発売】
ガーミン Varia RTL515
¥29,700 楽天市場 (2/20執筆時)
後方車両を検知できるリアレーダーと連動させれば「ライティング」において、ほぼ「無敵」状態となれます。
明るさは、800ルーメンと十分ですし、広範囲を照らす工夫もあります。
第7に、とにかく明るいハイエンド機としておすすめできるのは、
【2019年発売】
【1800ルーメン】
40・LEZYNE MEGA DRIVE1800i
¥24,750 楽天市場 (2/20執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:1800ルーメン
サイズ:
重量:237g
光源:LED3灯
電池:6000mAh
持続:ハイ1.4時間 点滅33時間
充電時間:4.5時間
充電回数:
直線上の明るさ ★★★★★★★
明るさの広がり ★★★★★★★
バッテリーの保ち ★★★☆☆
軽量性 ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
一方、レザインのDRIVE1800iも良い機種です。
明るさは、LED3灯でとびきり明るいです。
最大光量の持続時間と重さは課題ですが、このあたりは、ハイエンド機ですし、仕方ないでしょう。
Lezyne LED Ally
¥0 Apple App Store
Lezyne LED Ally
¥0 Google Play
その上で、スマホでボタンがカスタマイズできるので、作り込める部分でも魅力です。
一方、機器連動性は、ガーミンの方が良い部分があります。
KTV PRO SMART REAR
$39.99
KTV PRO SMART REAR
¥15,058 Amazon.co.jp (2/20執筆時)
ただ、搭載される「明るさセンサー」を活かす形で、上記のリアライトを(個人輸入か何かで)手に入れられるならば、より良い機種に変身するかと思います。
補足:このブログの自転車関連記事
というわけで、今回は、バッテリー式LEDライトを紹介してきました。
また、このブログには、それ以外にも、自転車や自転車用品関連では、次のような比較記事もあります。
1・自転車用LEDライトの比較
2・サイクルコンピューターの比較
3・自転車用フロアポンプの比較
4・自転車用ヘルメットの比較
5・電動アシスト自転車の比較
6・子ども乗せ電動自転車の比較
これらの記事もよろしくお願いします。
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ではでは。