Top 自転車関係 比較2023’【明るい】自転車LEDライト51機のおすすめ:ロード・マウンテン対応(3)

2023年02月20日

比較2023’【明るい】自転車LEDライト51機のおすすめ:ロード・マウンテン対応(3)

今回の結論
自転車用ライトのおすすめは結論的にこの機種!

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1・自転車用LEDライトの比較 (1)
 1-1:キャットアイ〈日本〉
 1-2:パナソニック〈日本〉
 1-3:ガーミン〈日本〉
2・自転車用LEDライトの比較 (2)
 2-1:ライト&モーション〈米国〉
 2-2:KNOG〈英国〉
 2-3:レザイン〈米国〉
 2-4:クロップス〈日本〉
 2-5:ジェントス〈日本〉
 2-6:ブリヂストン〈日本〉
3・自転車用LEDライトの比較 (3)
 =用途・値段別の「おすすめ機種」の提案

 というわけで、今回は、各社の電池式の自転車用ライトを紹介してきました。

 3回目記事では、いつものように「結論」として、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。


 第1に、ロードバイク用に、比較的格安で、軽量な前照灯を選ぶならば、

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 【ボルト200】

 4・キャットアイ VOLT200 HL-EL151RC
  ¥3,173 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

電源:バッテリー式
明るさ:200ルーメン(3000カンデラ)
サイズ:90 x 34 x 35 mm
重量:58g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:Li-ion 3.7V 1000mAh
持続:ハイ 2時間 ロー 6時間 点滅 30時間
充電: 約3時間  
充電回数:標準300回

直線上の明るさ  ★★★★☆
明るさの広がり  ★★★☆☆
バッテリーの保ち ★★★★☆
軽量性      ★★★★★★  
総合評価     ★★★★☆

 充電式の「ボルト200」が良いでしょう。

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 本体重量が、58グラムと最も軽いです。

 しかし、3000カンデラ200ルーメンと、明るさと照射範囲が良いモデルです。

 電池の持ちがさほど良くないのが難点です。

 ただ、USBで簡単に充電できるタイプで、マウンターへの取付もワンタッチで手軽ですから、さほど問題にはならないでしょう。

 給電用のmicroUSBケーブルも付属しています。


 第2に、自転車用の前照灯を、安全性を重視して選ぶとすれば、

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 【LEDスポーツかしこいランプ】

 【2021年発売】(1500カンデラ)

 19・パナソニック NSKL154
  ¥2,799 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

方式:乾電池式
明るさ:1500カンデラ
サイズ:110 x 42.0 x 40mm
重量:135g (本体・電池)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:単3形乾電池 3本
持続:点灯32時間 点滅160時間

直線上の明るさ  ★★★☆☆
明るさの広がり  ★★★☆☆
バッテリーの保ち ★★★★★
軽量性      ★★★★☆  
総合評価     ★★★★☆

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 【2021年発売】

 【LEDかしこいランプ】

 20・パナソニック NSKL153
  ¥2,699 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

方式:乾電池式
明るさ:1500カンデラ
サイズ:110 x 42 x 40mm
重量:135g (本体・電池)
光源:ハイパワーホワイトLED 1個
電池:単3形乾電池 3本
持続:点灯32時間 点滅160時間

直線上の明るさ  ★★★☆☆
明るさの広がり  ★★★★☆
バッテリーの保ち ★★★★★
軽量性      ★★★☆☆  
総合評価     ★★★★☆

 パナソニックの「かしこいランプ」シリーズでしょう。

 乾電池式ですが、高級機を除いてオートライト対応は、これらが唯一です。

 自動点灯できる点で、お子さん用などにも向くでしょう。

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 明るさも、法的基準の400カンデラまで20時間以上走れる点でも安心感は高いです。

ーーー

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 【NSKR606】

 Panasonic LEDかしこいテールライト
   ¥3,217 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 なお、より安全性に配慮したい場合、リアライトをLED点滅式に交換するのがオススメです。

 こちらの商品は単4電池2本で100時間持つタイプの点滅式リアライトです。

 照度センサー搭載で、自動的に点灯しますので便利です。これは、ほかのLEDとのコンビで利用しても良いかと思います。

ーーー

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 【シンクコア】

 17・キャットアイ シンクコア HL-NW100RC
  ¥6,373 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

電源:バッテリー式
明るさ:500ルーメン(約5000カンデラ)
サイズ:93.5 x33.5 x 93.5 mm
重量:94g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED1個
電池:Li-ion 3.7V 2200mAh
持続:ハイ2時間 ロー9時間 点滅130時間
充電: 約3-5時間  
充電回数:標準300回

直線上の明るさ  ★★★★★
明るさの広がり  ★★★★☆
バッテリーの保ち ★★★★★
軽量性      ★★★★★  
総合評価     ★★★★★

 一方、リアライトの増設も考えている方で、もう少し予算が出せそうならば、シンクコア HL-NW100RCを選ぶと良いかと思います。

 こちらは、バッテリー式です。

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 17・シンクキネティック TL-NW100K
  ¥5,427 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 17・シンクウェアラブル SL-NW100
  ¥3,491 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 記事内でも書いたように、特にテールランプの性能が良いです。

 加速度センサーを内蔵し、減速時に自動的にハイモードになるなど、配慮があります。

 明るさセンサーはないので、自動点灯がしませんが、点灯はフロント制御可能ですし、問題ないです。

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 明るさも500ルーメンですし、問題ないでしょう。

 ただし、連動設定にスマホが必要なので、その部分だけ注意しましょう。


 第3に、安心して夜間走行できる、明るめのLEDライトとしてオススメなのは、

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 【ボルト400】

 6・キャットアイ Volt400 HL-EL461RC
  ¥6,604 楽天市場 (2/20執筆時)

電源:バッテリー式
明るさ:400ルーメン(3500カンデラ)
サイズ:111.5 x 31.0 x 38.0 mm
重量:120g (本体・充電池のみ)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:Li-ion 3.7V 2200mAh
持続:ハイ3時間 ロー18時間 点滅60時間
充電: 約6時間  
充電回数:標準300回

直線上の明るさ  ★★★★★
明るさの広がり  ★★★★☆
バッテリーの保ち ★★★★★
軽量性      ★★★★★  
総合評価     ★★★★★

 「ボルト400」が良いと思います。

 明るさは、3500カンデラと、 ルーメン単位では400ルーメンとかなり明るく、また広く照らせると思います。

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 重さも120gとロードバイクでも使える重さです。

 201511031540.jpg

 534-2710 BA-2.2 カートリッジバッテリー
  ¥1,845 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 534-2720 急速充電クレードル HL-EL460RC
  ¥1,122 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 電池の持ちは、ハイモードで3時間とさほど長くないですが、このモデルは、予備バッテリーを利用できる点で、「充電し忘れ」という自体は防げそうです。


 第4に、電灯がない真っ暗な夜道でも安全に走行できる、高性能LEDライトとしてオススメなのは、

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 【ボルト800】

 8・キャットアイ VOLT800 HL-EL471RC
  ¥12,699 楽天市場 (2/20執筆時)

電源:バッテリー式
明るさ:800ルーメン(6500カンデラ)
サイズ:116 x 31.2 x 43.2 mm
重量:140g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:Li-ion 3.7V 3100mAh
持続:ハイ2時間 ロー8時間 点滅80時間
充電: 約5-11時間  
充電回数:標準300回

直線上の明るさ  ★★★★★★
明るさの広がり  ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★☆
軽量性      ★★★★☆  
総合評価     ★★★★★

  ハイパワータイプの「Volt800」でしょう。

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 明るさ6500カンデラで、ルーメン単位で800ルーメン照射範囲も約23度で、明るく、かつ、広範囲に照らせます

 ライバル機のライトアンドモーションのアーバンシリーズも良い機種です。

 ただ、前方に広がるように明るい点では、キャットアイのほうが有利です。街頭がない真っ暗闇の夜道でも対応できるでしょう。

ーーー

  201905131334.jpg

 【ボルト1700】

 11・キャットアイ Volt1700 HL-EL1020RC
  ¥21,882 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

電源:バッテリー式
明るさ:1700ルーメン(11000カンデラ)
サイズ:119.3 x 56.0 x 47.3 mm
重量:260g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED2個
電池:Li-ion 3.7V 6200mAh
持続:ハイ2時間 ロー15時間 点滅100時間
充電: 約5.5-15時間  
充電回数:標準300回

直線上の明るさ  ★★★★★★★
明るさの広がり  ★★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★☆
軽量性      ★★★☆☆  
総合評価     ★★★★★★

 なお、この写真の明るさでも不安のある方は、volt1700 を選ぶのも良いです。

 201511031616.jpg   

 ただ、重さが260g ですので、スポーツサイクルにはあまり向かないでしょう。


 第5に、マウンテンバイクなどでの悪路や雨天走行に耐える、高耐久モデルとしておすすめなのは、

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 【ライトアンドモーション】

 24・URBAN500 856-0615-A
 24・URBAN500 856-0642-A
 24・URBAN500 856-0580-A
   ¥5,649 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

電源:バッテリー式
明るさ:500ルーメン(約5240カンデラ)
サイズ:長さ100mm×直径30mmmm
重量:121g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED1個
持続:ハイ 1.5時間 ロー5時間 点滅 12時間
充電: 約4.5時間  

直線上の明るさ  ★★★★★★
明るさの広がり  ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★☆☆
軽量性      ★★★★☆  
総合評価     ★★★★★ 

ライトアンドモーションURBAN700 が、良いと思います。

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 防水・防塵基準は、IP67です。

 ダイビング用のライトを製造しているメーカーだけあって非常に高いです。

 バッテリーを交換できない構造にしていないキャットアイはIPX4が最高ですし、ライバルと言えるレザインも防塵性はないので、同社がもっとも「堅牢」と言えます。

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 多数のラインナップがありますが、価格面の値頃感とライトの明るさの両立しているという点では、URBAN500が最も良いかなと思います。

 性能面だけでなく、デザインも、日本に従来なかったアメリカ的なデザインで好感が持てます。

ーーー

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 【ライトアンドモーション】

 25・RANDO500 856-0689-A
   ¥7,843 楽天市場 (2/20執筆時)

電源:バッテリー式
明るさ:500ルーメン(約5240カンデラ)
サイズ:長さ100mm×直径30mmmm
重量:120g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED1個
持続:ハイ 3時間 ロー12時間 点滅 24時間
充電:

 なお、スタミナ部分を重視したい場合は、上位機のRANDO500が選択肢です。

 明るさ・重さはそのままで、点灯時間だけ2倍です。


 第6に、センサーと連動して高度に制御できる高級機としておすすめできるのは、

  201908181525.jpg

 【2018年発売】

 23・Garmin Varia UT-800
  ¥19,190 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

電源:バッテリー式
明るさ:800ルーメン
サイズ:96 x33.5 x 29.6 mm
重量:130g (本体・充電池)
光源:LED1灯
電池:
持続:ハイ1.5時間 ロー6時間 点滅6時間
充電:  
充電回数:

直線上の明るさ  ★★★★★★
明るさの広がり  ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★☆☆
軽量性      ★★★★☆  
総合評価     ★★★★★★ 

 ガーミンのVaria UT-800でしょう。

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 【おすすめサイクルコンピューターの比較記事】で紹介した、ガーミンのサイコンと連動させて、照度やスピードで明るさ・スタミナ制御ができるなど、そうとう高度です。

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 【2020年発売】

 ガーミン Varia RTL515
  ¥29,700 楽天市場 (2/20執筆時)

 後方車両を検知できるリアレーダーと連動させれば「ライティング」において、ほぼ「無敵」状態となれます。

  201908181524.jpg

 明るさは、800ルーメンと十分ですし、広範囲を照らす工夫もあります。


 第7に、とにかく明るいハイエンド機としておすすめできるのは、

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 【2019年発売】

 【1800ルーメン】

 40・LEZYNE MEGA DRIVE1800i
  ¥24,750 楽天市場 (2/20執筆時)

電源:バッテリー式
明るさ:1800ルーメン
サイズ:
重量:237g
光源:LED3灯
電池:6000mAh
持続:ハイ1.4時間 点滅33時間
充電時間:4.5時間
充電回数:

直線上の明るさ  ★★★★★★★
明るさの広がり  ★★★★★★★
バッテリーの保ち ★★★☆☆
軽量性      ☆☆☆☆☆  
総合評価     ★★★★★ 

 一方、レザインのDRIVE1800iも良い機種です。

  202204101436.jpg

 明るさは、LED3灯でとびきり明るいです。

 最大光量の持続時間と重さは課題ですが、このあたりは、ハイエンド機ですし、仕方ないでしょう。

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  Lezyne LED Ally
 ¥0 Apple App Store  

  Lezyne LED Ally
 ¥0 Google Play

 その上で、スマホでボタンがカスタマイズできるので、作り込める部分でも魅力です。

 一方、機器連動性は、ガーミンの方が良い部分があります。

 202109161310.jpg

 KTV PRO SMART REAR
  
$39.99

 KTV PRO SMART REAR
  ¥15,058 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 ただ、搭載される「明るさセンサー」を活かす形で、上記のリアライトを(個人輸入か何かで)手に入れられるならば、より良い機種に変身するかと思います。

補足:このブログの自転車関連記事

 というわけで、今回は、バッテリー式LEDライトを紹介してきました。

 201809111245.jpg

 また、このブログには、それ以外にも、自転車や自転車用品関連では、次のような比較記事もあります。

1・自転車用LEDライトの比較
2・サイクルコンピューターの比較
3・自転車用フロアポンプの比較
4・自転車用ヘルメットの比較
5・電動アシスト自転車の比較
6・子ども乗せ電動自転車の比較

 これらの記事もよろしくお願いします。

---

 ではでは。

posted by Atlas at 20:48 | 自転車関係

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