2-1・VAIO F16シリーズの比較
2回目記事のトップバッターは、14インチのF14シリーズの紹介です。
画面サイズは、先ほどみたSX14シリーズと同じです。
しかし。筐体素材などの見直しで「安め」で出しているラインです。
1・VAIOのノートPCの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:SX12〈12.5型〉
1-3:S13〈13.3型〉
1-4:SX14-R〈14型〉
2・VAIOのノートPCの比較 (2)
2-2:F14〈14型〉
2-1:F16〈16型〉
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
以下では、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら、各機を説明していきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2023年6月発売】
【最小構成】
23・SONY VAIO F14 VJF1418
¥114,800 VAIOストア (5/28執筆時)
24・SONY VAIO F14 VJF141
¥111,800 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core i3-1315U(1.2GHz)
メモリ:8GB
ストレージ:SSD(4th) 256GB
【標準構成】
25・SONY VAIO F14 VJF1418
¥139,800 VAIOストア (5/28執筆時)
26・SONY VAIO F14 VJF141
¥136,861 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core i5-1334U(1.3GHz)
メモリ:16 GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 512GB
【上級構成】
27・SONY VAIO F14 VJF1418
¥194,800 VAIOストア (5/28執筆時)
28・SONY VAIO F14 VJF141
¥191,799 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core i7-1355U(1.7GHz)
メモリ:32GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 1TB
【3機種共通の特徴】
OS:Windows 11 Home
モニター:14型 WUXGA
光学ドライブ:なし
重量: 1.34kg
接続:USB-A (3.0)×3 USB-C (3.1) HDMI
通信:Bluetooth 5.1 Wi-fi 6 LAN
カメラ:HDカメラ(92万画素)
バッテリー:16時間(JEITA2.0)
VAIO F14は、2023年登場のバイオの中型のノートPCです。
価格は、こちらも、SONYストアとVAIOストアでは異なります。
ただ、1回目記事で書いたような「キャンペーン」を適用させる場合、前後があるため、(繰り返しますが)同じ仕様で一度入力してみることが重要です。
上で示した価格は、他機の場合と同じで(都度変わるので)執筆時の「キャンペーン適用前」の価格です。
サイズは、14型です。
自宅、モバイル兼用に向くと言えます。
重量は、1.34kgです。
本機の場合、比較的安めの展開なので、アルミやカーボンファイバーの上位機と違い、樹脂ボディです。
そのため(重くはないにせよ)VAIO上位機で見られるような「軽量化」は見られません。同様に、堅牢性も、上位機ほどの工夫はないと言えます。
キーボードは、本機もアイソレーション式です。
作りは、このグレードでも上質です。
ストローク(1.5mm)・ピッチ(19mm)ともSシリーズと同じですので。
同社の「打ちやすさ」の理由の1つである、本体の傾斜形状などは、上位機と同じです。
また、手に触れるキーボード周り(パームレスト)には、アルミ合金を採用するなどの、気遣いは「VAIOらしい」です。
あえて言えば、SX14シリーズの凹みのある新型キーは不採用ですが、ここは発売時期に由来する部分もありそうです。キートップの字が消えにくいUV硬化塗装もSシリーズと同じでなされています。
ただし、キーのバックライトがない点と、上位機(上図)だとみられる、タッチパッド部分に物理スイッチがない点は、こだわる場合、注意点です。
パネルは、非光沢という部分以外の、情報は非公開です
ただ、他機の場合と同じで、ADSを含めたIPS系でしょう。調達価格からして、TNやVAをあえて使うことは考えにくいです。つまり、問題ないです。
もちろん、同じIPSでも、上位(SXシリーズ)とは、輝度や色域などのスペックは変わるかなとは思いますが、それは各社のスタンダード機でも同じです。
解像度は、本機も、縦横比が16:10の WUXGA(1920×1200)です。
フルHDは16:9ですのですこし縦長です。
本機も「仕事用」な製品なので、Officeソフトなどを利用する場合縦長表示できる点で、かえって便利でしょう。
最近は、各社ともこの仕様が増えています。
CPUは、3種類から選択可能です。
下位構成は、6コア8スレッドの Core i3-1315U (1.2GHz×2 + 0.9GH ×4)です。
中位構成は、10コア12スレッドのCore i5-1334U (1.3GHz ×2 + 0.9GHz×6)です。
上位構成は、10コア12スレッドの Core i7-1355U (1.7GHz×2 1.2GHz×8)です。
構成は、すでにみたS13シリーズと同じです。
スコアは、繰り返せば「Atlas基準」だと、core-i3でも入門機の「標準」はクリアします。
ご家庭での一般用としては、これくらいで十分でしょう。
ただ、長く使いたい場合は、core-i5機を選択した方が安心感はあります。
GPUは、下位構成だと64EUs、中位構成だと80EUs、上位構成だと96EUsです。
CPU統合型なので、S13シリーズと同じです。
この世代のインテル系だと、だいぶGPUが改善しているので、ここは問題ないです。
メモリーは、8GB・16GB・32GBから選択が可能です。
ストレージ(ハードディスク)は、第4世代ハイスピードSSDです。
最大で1TBまで選択できます。
光学ドライブは、未搭載です。
接続端子は、(四角い)USB-A(USB3.0)形状の端子が3つと、(丸い)USB-C(USB 3.1)が1つです。
速度は、USB-Aは全てUSB3.0です。
USB-Cは、USB3.1ですので「ちょっと速い」です。
USB3.0だと、625メガバイト/秒にボトルネックがあるので、高速な外付けストレージが活かせませんが、本機は大丈夫です。
ストレージ量を外付けで増やそうと考えている方の場合も問題ないです。
ネットワークは、Wi-Fi6とBluetooth5.1とLANです。
ルータ側の対応も必要ですが、上表の「アンテナ2本」の速度が各帯域で出ます。
最大となるのは、5GHz帯の1201Mbps(=150メガバイト/秒)です。
ただし、ルーターが古い場合は、他機同様、Wi-Fi5の「アンテナ2本」の速度が最大です。Wi-Fi6自体、普及は近年です。
5年以上買い替えた記憶がない場合はこの速度になります。おすすめルーターなど、詳しくは、記事の最後で改めて説明します。
バッテリーは、16時間保ちます。
オフィスソフトは、未搭載です。
ただ、2.5万円でOffice 2024は、プリインストール可能です。
カメラは、92万画素のHDカメラです。
顔認証はできますが、TV会議などでは、画質は上位機ほどではないです。
ただ、本機も、ビデオ会議に向く、自動フレーミングや、ちらつき低減機能、顔優先AE機能など「便利」といえる上級装備は、備えます。
このあたりの仕様は、各社の格安ノートPCに比べても良いです。
マイクも、ステレオですが、付属です。
やはり、TV会議に便利なAIノイズキャンセリングは備えます。
そのほか、人感センサーは(さすがに)未装備ですが、指紋認証は対応です。
本機のカメラ(顔認証)は、そこまで精度が出せなそうなので、付けている部分はあるでしょう。
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以上、VAIO F14シリーズの紹介でした。
筐体グレードの違いはありますが、「打ちやすさ」の部分は、他社の同級機や、上位機に比べても、遜色ない仕様にしている製品です。
外観ほかにコストカットの跡はありますが、値段からすれば筐体も見映えがしますし、「上手にコストカットした」エントリー機に思えました。
もちろん、ベテランのVAIOファンは、(少し追加投資しても)上位シリーズが良いでしょう。ただ、新しいVAIOのファン層の開拓には、こう言った機種も重要です。
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29・SONY VAIO F14 ムーミンモデル VJF1418
¥129,800〜 VAIOストア (5/28執筆時)
CPU: Core i3-1315U(1.2GHz)
メモリ:8GB
ストレージ:SSD(4th) 256GB
なお、VAIOからは、ムーミンモデルの販売もあります。
こちらも、カスタマイズ可能です。
天板にレーザー刻印があるほか、特性の壁紙が付きます。20,000円ほどの版権&装飾コストになります。バイオストア限定ですが、ソニー系は(ウォークマンなど)レーザー刻印のオリジナル製品が多いので、似た発想に思いました。
スタマイズできる部分を含め通常機と変わりません。
2-2・VAIO F16シリーズの比較
続いて、16インチのF16シリーズの紹介です。
2023年登場の新ラインのVAIOでは、すこし「安め」のラインです。
同社曰く「定番のノートPC」です。
【2023年6月発売】
【最小構成】
30・SONY VAIO F16 VJF1618
¥116,800 VAIOストア (5/28執筆時)
31・SONY VAIO F16 VJF161
¥136,800 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core i3-1315U(1.2GHz)
メモリ:8GB
ストレージ:SSD(4th) 256GB
【標準構成】VJF16190411L VJF16190311W
32・SONY VAIO F16 VJF1618
¥144,800 VAIOストア (5/28執筆時)
33・SONY VAIO F16 VJF161
¥166,800 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core i5-1334U(1.3GHz)
メモリ:16 GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 512GB
【上級構成】VJF16190111L VJF16190211N
34・SONY VAIO F16 VJF1618
¥199,800 VAIOストア (5/28執筆時)
35・SONY VAIO F16 VJF161
¥196,800 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core i7-1355U(1.7GHz)
メモリ:32 GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 1TB
【3機種共通の特徴】
OS:Windows 11 Home
モニター:16型 WUXGA
光学ドライブ:なし
重量: 1.65kg
接続:USB-A (3.0)×3 USB-C (3.1) HDMI
通信:Bluetooth 5.1 Wi-fi 6 LAN
カメラ:HDカメラ(92万画素)
バッテリー:16時間(JEITA2.0)
VAIO F16は、バイオの大画面ノートです。
同社では、画面サイズとしては、同社では最も大きなモデルです。
同社は、仕事用に向くノートPCの展開が多いですが、こちらは、家庭用の「据置き」需要も狙ったものかと思います。
重量は、1.65kgです。
持ち運べない訳ではないですが、基本的には据置用です。
筐体は、F14と同じく、樹脂ボディでで、アルミ合金の採用は、キーボード周りのみです。
Fシリーズは、この部分で、上位シリーズと差があります。
キーボードは、1つ上で見たF14と基本的に同じ仕様です。
繰り返せば「打ちやすさ」に関わる部分は、上位機と比べても、機能の省略が最小限です。
キーピッチ(19mm)も、ストローク(1.5mm)も同じです、傾斜角度がつく本体構造も同じです。
なお、本機は、キーボードにテンキー(数字キー)があります。
このタイプは、(キーを押し込むため)通常キーがおかしな配置になることも少なくないです。しかし、本機は、変則的な配置も最小限に思います。
なお、キーボードのバックライトとタッチパッドの物理キーがない部分は、Fシリーズの共通仕様なので、注意してください。
パネルは、本機も(推定ですが)IPS系と考えて良いです。
解像度は、 WUXGA(1920×1200)ですので、F14と同じです。
繰り返せば、フルHDの画面を、縦長にして書類表示しやすくしたものです。
最近はこの解像度の方が、フルHDより多くなりました。
動画などをフルスクリーン表示する場合、隅に黒帯がやや多めにでますが、普通、アスペクト比は維持できるでしょうし、問題ないです。
CPUとGPUは、1つ上のF14シリーズ、あるいは、S13シリーズと全く同じ構成です。
詳しいスペックは、そちらをご覧ください。
結論だけ繰り返せば、core-i3でも、スコア10000を超えるので、ハードに使わない家庭用ならば、これでも十分です。
ただ、長く使いたい場合は、core-i5の方が、陳腐化せずに長く使えるでしょう。
ここに投資する価値はあります。
メモリーは、8GB・16GB・32GBから選択が可能です。
ストレージ(ハードディスク)は第4世代ハイスピードSSDです。
最大で1TBまで選択できます。
光学ドライブは、本機も、未搭載です。
接続端子は、(四角い)USB-A形状の端子が3つと、(丸い)USB-Cが1つです。
本体は大きくなりますが、仕様はF14と変わりません。
速度規格も、USB-AはUSB3.0で、USB-CはUSB3.1でので同じです。
なお、これで足りないという方は少ないと思いますが、純正のType-C ドッキングステーションは、別売で用意があります。
ネットワークは、Wi-Fi6とBluetooth5.1とLANです。
やはり、Fシリーズと同じです。
ルータ側の対応があれば、理論上、上表の「アンテナ2本」の速度が各帯域で出ます。
バッテリーは、16時間保ちます。
画面は大きめですが、F14と変わりません。
オフィスソフトは、未搭載です。
ただ、2.5万円でOffice 2024は、プリインストール可能です。
カメラは、92万画素のHDカメラです。
マイクを含めて、仕様はF14と同じです。
したがって、カメラ解像度が必要最低限な部分は除けば、TV会議用の仕様は高度です
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以上、VAIO F16シリーズの紹介でした。
仕様は、画面サイズとキーボードにテンキーがある部分を除けば、F14と変わらないです。ただ、据置用で主に、自宅や会社に置いて使うならば、このくらいのサイズがあった方が、作業効率は良いでしょう。
日本製のノートPCを探している方で、そこまでハードな処理をしない方ならば、家庭用の据え置きとして選択肢の1つにできます。
カスタマイズは、CPUだけは、core-i5にしたほうが良いようには思います。
あとは要不要で良いでしょう。ストレージも、外付けを増設すれば高速に運用できますので。
物価高と円高で、ミドルクラスのノートPCの値上がりは「危機的」な感じはあり、その対応策として出てきた機種と言えます。
今回の結論
最新VAIOのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回はVAIOの現行機種の紹介でした。
最後に、いつものように、目的別・用途別にAtlasのオススメ機種を書いていきます。
第1に、家庭用あるいは、モバイル兼用PCとして、性能面で最もおすすめできるVAIO製品と言えるのは
【2024年11月発売】
【最小構成】
17・VAIO SX14-R VJS4R18
¥239,800 VAIOストア (5/28執筆時)
18・VAIO SX14-R VJS4R1
¥239,800 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core Ultra 5 125H
メモリ:16GB(増設不可)
ストレージ:SSD(3rd) 256GB
モニター:14型 WUXGA 非光沢
【標準構成】
19・VAIO SX14-R VJS4R18
¥289,800 VAIOストア (5/28執筆時)
20・VAIO SX14-R VJS4R1
¥289,800 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core Ultra 7 155H
メモリ:16GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 512GB
モニター:14型 WUXGA 非光沢
【ハイスペック構成】
21・VAIO SX14-R VJS4R18
¥344,800 VAIOストア (5/28執筆時)
22・VAIO SX14-R VJS4R1
¥344,801 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core Ultra 7 155H
メモリ:32 GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 1TB
モニター:14型 WQXGA 非光沢
【共通の特徴】
OS:Windows 11 Home
光学ドライブ:なし
重量: 約999g
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (4.0)×2 HDMI
通信:Bluetooth 5.1 Wi-fi 7 LAN
カメラ:フルHD(929万画素)
バッテリー:14.5時間(JEITA3.0)
VAIO SX14シリーズでしょう。
構成的には、一般的な仕事用ならば、Core-i5の最小構成で問題ないです。
【2023年6月発売】
14・VAIO SX14-R VJS4R18
¥259,800 VAIOストア (5/28執筆時)
15・VAIO SX14-R VJS4R1
¥259,800 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core Ultra 5 125H
メモリ:8GB(増設不可)
ストレージ:SSD(3rd) 256GB
モニター:14型 WQXGA 非光沢
マシンパワー ★★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★☆
軽量性 ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
ただ、個人的には、この構成から、モニターのみ、2.5K相当(WQXGA)に、カスタマイズした仕様が良いように思います。
作業効率が高まり、使い勝手が大幅に向上すると思います。
CPUは、2種類からの選択です。
下位機は、14コア18スレッドのIntel Core Ultra 5 125H (3.3GHz ×4 + 2.3GHz ×10)です。
上位機は、16コア22スレッドのIntel Core Ultra 7 155H (3.8GHz ×6 + 2.3GHz? ×10 )となります。
Core-i5でも、スコアは20000を超えますし、一般的な仕事用としては十分以上です。
ただ、Core-i7だと、VAIO独自のチューニング(VAIO TruePerformance)が入ります。
その部分をふまえると、上位仕様を選んでも良いですが、14型で、最大でも2.5KのノートPCに、そこまでのパフォーマンスを期待する方は、レアでしょう。
GPUは、下位機でArc7-Core、上位機でArc8-Coreです。
インテルのultra系の場合、AI対応世代のCPUなので、GPUも十分な性能です。
この部分を含めて、基本スペックは、値段相応に優れます。
画面サイズは、14インチです。
重さも約1kgを切る水準で、軽量である点も評価できます。
本編で書いたように、カーボンファイバーを採用したためで、軽量化に堅牢性が犠牲になっていないと言えます。ここが、本機が、高額な理由でもあります。
キーボードも、VAIOに共通しますが、かなり品質が良く、打ちやすいです。
この世代だと、新しくキーの凹みの工夫を加わったので、さらに良い感じです。
持ち運ぶのに手軽な重さと、作業に支障がない画面サイズであり、「1台で全てをまかなう」には、最適な機種です。
液晶パネルも、本編で書いたように、IPS系とみて問題ないでしょう。
そのほか、Wi-Fi部分も、最新のWi-Fi7ですし、USB-C端子も、USB4.0(Thunderbolt4)を採用するなど、値段相応に装備が充実します。
加えて、同級の他機に比べても、カメラとスピーカー周りの工夫は充実するほうです。
そのほか、人感センサーの搭載など、他社高級機と比べての独自性は多く、選ぶ理由に個と書かない、仕事用に「完成度の高い」製品見見えます。
ストレージは、必要に応じた量を選べば良いでしょう。
ただ、本機の場合、USB-Cが高速で、また、Wi-Fiも速いので、ある程度は、上のリンクで示したような外付け、あるいは、クラウドでの保存を考えても良いように思います。
第2に、2台目のサブノートとしてモバイルで使う場合に、最もおすすめできる機種は、
【2025年3月発売】
【最小構成】
8・VAIO S13 VJS1358
¥172,800 VAIOストア (5/28執筆時)
9・VAIO S13 VJS1369
¥169,800 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core i3-100U (1.2GHz)
メモリ:8GB(増設不可)
ストレージ:SSD(3rd) 256GB
【中位構成】VJS13690411T VJS13690311B
10・VAIO S13 VJS1358
¥197,800 VAIOストア (5/28執筆時)
11・VAIO S13 VJS1369
¥194,800 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core i5-120U(1.4GHz)
メモリ:16GB(増設不可)
ストレージ:SSD(3rd) 512GB
【ハイスペック構成】VJS13690211T VJS13690111B
12・VAIO S13 VJS1358
¥252,800 VAIOストア (5/28執筆時)
13・ VAIO S13 VJS1369
¥249,801 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core i7-150U(1.8GHz)
メモリ:32 GB(増設不可)
ストレージ:SSD(3rd) 1TB
【共通の特徴】
OS:Windows 11 Home
モニター:13.3型 フルHD
光学ドライブ:なし
重量: 最大1.02kg
接続:USB-A (3.0)×3 USB-C (3.1)×2 HDMI
通信:Bluetooth 5.1 Wi-fi 6 LAN
カメラ:HDカメラ(92万画素)
バッテリー:21時間(JEITA2.0)
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★☆
軽量性 ★★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★★
画面の見やすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
サブノートとして考えた場合、やはりVAIO SX12がダントツでおすすめです。
構成は、若干、Core-i5の標準構成が良いでしょう。
CPUは、一般的な家庭用ならば、core i3でも十分です。
ただ、仕事用に考える場合、core i5を導入する価値はあると思います。
corei7は、本編で書いたように、クロック数的に上位な「はず」ですが、ベンチマーク自体あまり高くなっていません。
実際、コア数・スレッド数も変わらないですし、そこまで差は付くとも思えないので、core i7は「あえて選ばなくても良い」かと思います。
重さは、1.02kgです。
14型が軽量化したので、目立たなくなった部分はありますが、筐体自体がより小さいので、収納しやすさも含めて、モバイル用に良いです。
パネルは、12.5 型のフルHDです。
本編で書いたようにIPS系で間違いないですし、解像度もこの画面サイズならば、フルHDで問題ないです。
周辺装備も、ネットワークはWi-Fi6Eですし、フルHDカメラ、高速なUSB-C端子など、欲しい装備が揃います。
その上で、打ちやすいキーボード、TV会議用に充実する機能、カーボンファイバー採用の、堅牢な筐体など、SXシリーズに共通する利点もあり、高度にまとまっていると言えます。
第3に、シニア世代ほかが、据置で利用する大画面の16インチノートとしておすすめの機種は、
【2023年6月発売】
【最小構成】
30・SONY VAIO F16 VJF1618
¥116,800 VAIOストア (5/28執筆時)
31・SONY VAIO F16 VJF161
¥136,800 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core i3-1315U(1.2GHz)
メモリ:8GB
ストレージ:SSD(4th) 256GB
【標準構成】VJF16190411L VJF16190311W
32・SONY VAIO F16 VJF1618
¥144,800 VAIOストア (5/28執筆時)
33・SONY VAIO F16 VJF161
¥166,800 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core i5-1334U(1.3GHz)
メモリ:16 GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 512GB
【上級構成】VJF16190111L VJF16190211N
34・SONY VAIO F16 VJF1618
¥199,800 VAIOストア (5/28執筆時)
35・SONY VAIO F16 VJF161
¥196,800 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core i7-1355U(1.7GHz)
メモリ:32 GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 1TB
【3機種共通の特徴】
OS:Windows 11 Home
モニター:16型 WUXGA
光学ドライブ:なし
重量: 1.65kg
接続:USB-A (3.0)×3 USB-C (3.1) HDMI
通信:Bluetooth 5.1 Wi-fi 6 LAN
カメラ:HDカメラ(92万画素)
バッテリー:16時間(JEITA2.0)
マシンパワー ★★★★☆
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★☆☆☆
バッテリーの保ち ★★★★☆
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
F16シリーズが良いと思います。
構成は、ネットや、たまの動画程度で、さほどハードに使わない方ならば、「最小構成」でも十分です。
ただ、本機の場合も、CPU部分で、core-i5にした方が、処理にストレスを感じない状況で、長年使えるといえます。
サイズは、16インチです。
筐体も総じて大きくなりますが、自宅で利用するならば、サイズが大きいに越したことはないでしょう。
作業効率もですが、目が疲れにくいですので。
解像度も、縦長のWUXGAです。
書類仕事ほか、ウェブブラウンジング(ネットサーフィン)にも使いやすいでしょう。
本編で書いたように、動画視聴時も、黒帯が少し出るだけであり、問題ないです。
パネル種類は、表記がないです。
ただ、本編で書いたように、広視野角のIPS系であることは、確定で良いでしょう。
ドライブは、未付属です。
いまだと、いわゆる、オールインワン型は、バイオからは出ていません。
ここは、必要に応じて、外付けを買えば良いでしょう。
あとで、紹介します。
CPUも、core-i5ならば、スコアは13000に到達します。
仕事用のノートPCとしては「標準以上」といえる水準ですので、問題ないです。
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【2023年6月発売】
【最小構成】
23・SONY VAIO F14 VJF1418
¥114,800 VAIOストア (5/28執筆時)
24・SONY VAIO F14 VJF141
¥111,800 ソニーストア(5/28執筆時)
CPU: Core i3-1315U(1.2GHz)
メモリ:8GB
ストレージ:SSD(4th) 256GB
【標準構成】
25・SONY VAIO F14 VJF1418
¥139,800 VAIOストア (5/28執筆時)
26・SONY VAIO F14 VJF141
¥136,861 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core i5-1334U(1.3GHz)
メモリ:16 GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 512GB
【上級構成】
27・SONY VAIO F14 VJF1418
¥194,800 VAIOストア (5/28執筆時)
28・SONY VAIO F14 VJF141
¥191,799 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core i7-1355U(1.7GHz)
メモリ:32GB(増設不可)
ストレージ:SSD(4th) 1TB
【3機種共通の特徴】
OS:Windows 11 Home
モニター:14型 WUXGA
光学ドライブ:なし
重量: 1.34kg
接続:USB-A (3.0)×3 USB-C (3.1) HDMI
通信:Bluetooth 5.1 Wi-fi 6 LAN
カメラ:HDカメラ(92万画素)
バッテリー:16時間(JEITA2.0)
マシンパワー ★★★★☆
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★★☆
バッテリーの保ち ★★★★☆
画面の見やすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
一方、設置場所の関係で、そこまで大きなノートPCである必要がないならば、F14シリーズでも構いません。
あるいは「たまには持ち運ぶかも?」という方も含みます。
本編で書いたように、Fシリーズについては、画面サイズ以外は、キーボード配置(テンキーの有無)以外は変わりません。
個人的には、(どうしてもアームを置くポジションが左にずれるので)ノートPCにテンキーは「不要」と思う派なので、こちらがむしろ良いような気はします。
ただ、「シニア世代」の場合は、やはり、画面が大きな先ほどの16型サイズを推します。
本機の場合も、(できれば)core-i5にカスタマイズすると良いでしょう。
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一方、これ以上安いモデルは、VAIOでは考えられません。
1・小型ノートPCの比較
サイズ:13.3・12.4インチ
重さ:1.25kg前後
予算:9万円〜
用途:モバイル/自宅兼用(軽め)
2・中型ノートPCの比較
サイズ:14インチ
重さ:1.5kg前後
予算:6万円〜
用途:モバイル/自宅兼用(重め)
3・大画面ノートPCの比較
サイズ:15.6・16インチ
重さ:1.6kg以上
予算:6万円〜
用途:自宅・職場用の据置用
その場合は、以上の記事で、割と安めの製品をフォローしています。
よろしければ、ご確認ください。
1・Surface Bookの比較
2・MacBookの比較
3・iMacの比較
4・Mac Miniの比較
5・iPadの比較
6・Android系タブレットの比較
そのほかの他社PCなどの記事は、以上になります。
補足:ノートPC関連記事の紹介
というわけで、今回はVAIOの最新機種の紹介でした。
最後に、周辺機器について何点か補足しておきます。
第1に、Officeソフトです。
VAIOのノートPCは、Office ソフトについてはオプションです。
Office Home Business 2024
・word excel outlook powerpoint
¥25,000
価格は、パワポも付属する以上のセットで、2.5万円です。
パッケージ版を別に買う場合よりも、安いです。
ただし、複数のPCには使えないので、2台同時にインストールしたい場合は、別に買った方が良いかもしれません。
その場合は、このブログの【Office2024の選び方の記事】をご覧ください。
第2に、光学ドライブです。
VAIOは、全機種とも光学ドライブが未搭載です。
そのため、必要な場合、別途購入する必要があります。
ドライブを購入する場合ですが、Windows10以降は、OS標準のWindows Media Playerに再生機能が付属しなくなっています。
そのため、再生ソフトが付属する機種を選んだ方が良いでしょう。
詳しい「おすすめ機種」については、このブログの【Windows用のDVDドライブとブルーレイの比較記事】をご覧ください。
第3に、無線LANルーターです。
先述のように、VAIOのSXシリーズなどは、近年登場した11ax(Wi-Fi6)という新しい高速無線LAN規格に対応します。
2019年頃に定まった規格なので、最近ルーターを換えた記憶がない方は、(速度と言うより)通信安定性の改善になる可能性があります。
1・標準の無線LANルーターの比較
速度: 2402Mbps(最大)
予算:7500円〜
用途:2LDK・一戸建て
2・安めの無線LANルーターの比較
速度:1300Mbps(最大)
予算:3千円〜
用途:1LDK・ワンルーム向け
3・高速なWi-Fi 6ルーターの比較
速度: 4803Mbps(最大)
予算:1.5万円〜
用途:大家族・ゲーマー・トレーダー
4・最速なWi-Fi 7 ルーターの比較
速度: 11520Mbps(最大)
予算:3万円〜
用途:高速10G回線ユーザー
5・メッシュWi-Fiルーターの比較
速度: 11520Mbps(最大)
予算:3万円〜
用途:旅館・自営業・3F建ての家庭
長いのですが、さしあたって、1回目から読んでいただければ、しっかり分かるかと思います。
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1・マウスの比較
2・プリンターの比較
3・PC用スピーカーの比較
4・ウイルス対策ソフトの比較
5・PC対応ビジネスバッグの比較
そのほか、一緒に周辺機器やバッグの購入を考えている方は、上記記事をご覧ください。
ではでは。