1回目記事からの続きです→こちら
2-1・VAIO F16シリーズの比較

2回目記事のトップバッターは14インチのSX14シリーズの紹介です。
先ほどみたSX14-Rシリーズと同じ14型クラスの画面ですが、性能的には、SX14-Rの下位機と位置づけられます。
1・VAIOのノートPCの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:SX12〈12.5型〉
1-3:S13〈13.3型〉
1-4:SX14-R〈14型〉
2・VAIOのノートPCの比較 (2)
2-1:SX14〈14型〉
2-2:F14〈14型〉
2-3:F16〈16型〉
3・VAIOのノートPCの比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
以下では、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら、各機を説明していきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2025年9月発売モデル】
【最小構成】
22・VAIO SX14 VJS1479
¥249,800 VAIOストア (5/28執筆時)
23・VAIO SX14 VJS147
¥246,800 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core 5 120U
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 256GB
【標準構成】
24・VAIO SX14 VJS1479
¥294,800 VAIOストア (5/28執筆時)
25・VAIO SX14 VJS147
¥291,800 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core 7 150U
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 512GB
【ハイスペック構成】
26・VAIO SX14 VJS1479
¥364,800 VAIOストア (5/28執筆時)
27・VAIO SX14 VJS147
¥361,801 ソニーストア (5/28執筆時)
CPU: Core 7 150U
メモリ:32GB
ストレージ:SSD 1TB
【共通の特徴】
モニター:14型 フルHD 非光沢
重量:1.046kg 〜1.134kg
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (TB4)×2 HDMI
通信:Bluetooth 5.3 Wi-fi 6E LAN
カメラ:フルHD +IR(207万画素)
バッテリー:6.5〜9.5時間(JEITA3.0a)
OS:Windows 11 Home
光学ドライブ:なし
VAIO SX14(VJS147シリーズ)は、同社の14型ノートPCです。
性能面では、1回目記事の冒頭で見た、12インチのVAIO SX12とそこまで変わりません。一方、同じ14インチの(軽い)VAIO SX14-Rと比べると、サイズ感や性能は大きく変わります。
その部分を中心に見ていきます。
価格は、こちらも、SONYストアとVAIOストアでは異なります。
ただ、1回目記事で書いたような「キャンペーン」を適用させる場合、前後があるため、(繰り返しますが)同じ仕様で一度入力してみることが重要です。
上で示した価格は、他機の場合と同じで(都度変わるので)執筆時の「キャンペーン適用前」の価格です。

重量は、構成によりますがで、最小で1.046kgです。
SX14-Rにわずかに劣りますが、十分に軽いです。
素材的には、SX12と同じで、天板のみ立体成型カーボンという仕様です。
上下両面ともカーボンだったSX14-Rと比べると筐体ランクは、1ランク下でしょう。

キーボードは、SX12と同等の水準で、仕様は良いです。
キーとキーの間のピッチ(19mm)も、キーを押し下げるストローク(1.5mm)しっかり「VAIO」水準です。これらの部分では、ここまでの他機と変わりません。
しっかりバックライトも付属です。

パネルは、標準構成だと、フルHD解像度 (1920×1080)の12.5 型ワイド液晶です。
縦横比10:9のアスペクト比で、アンチグレア(非光沢)という仕様です。
先述のように、最近は、フルHDをやや縦長にしたWUXGA(1920×1200)のほうがノートPCでは主流です。その部分で言えば、(軽い)VAIO SX14-Rと比べると、ややクラシックとは言えます。

パネルカスタマイズは、一方、本機は対応です。
同じフルHDのままタッチパネルを搭載する仕様(+2万円)と、解像度を4K (3840×2160)にした上で、HDR対応させた製品(+2万円)が選べます。
第1に、タッチパネル版は、こちらの場合、光沢(グレア)表記です。
外光反射が強めになるので、タッチペンを使うかたを除けば選ばない方が良いです。

第2に、4K版は、予算に応じて、選んでも良いでしょう。
ただ、パネル種はIPSでしょうが、細かいスペック(輝度、コントラスト比、色域、HDR輝度)が、非開示なので、どのような、方面の仕事に向く画質なのかまでは言及できません。
4K HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応されている上で「鮮明で美しくリアルな画面表示」という宣伝文句なので、どちらかと言えば「映像を見る方」への訴求かなと思います。
ただ、非光沢(ノングレア)ですし、旧機の仕様をみても、輝度も無理にあげていないでしょうから、そこまで心配しなくても良いと思います。仕事用にも向くでしょう。
CPUは、インテル系の2種類から選べます。
下位機は、10コア12スレッドの Intel Core 5 120U(1.4GHz ×2 + 0.9GHz×8)です。
上位機は、10コア12スレッドの Intel Core 7 150U(1.8GHz ×2 + 1.2GHz ×8)です。
いずれも15Wクラスの省電力CPUです。
先述のように、VAIOの場合、利用するCPUは12型のSX12と同じです。そうすることで、部品調達の安定性を狙っているのでしょう。

スコアは、一方、、15000を超える「標準以上」の水準です。
この点で言えば、先ほどみた(軽めの) SX14-Rは、20000以上で「かなり快適」な水準なので、負けます。
GPUも同様で、NPU(AIプロセッサ)も、SX12と同じで未搭載です。
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結論的にいえば、プロセッサ処理部分だけで言えば、むしろ、14インチのVAIO SX14-Rの砲が、仕様が新しく、全体の性能からしても、このシリーズが(14型では)下位とみて良いです。

バッテリーは、フルHDの普通のパネルの機種は、動画再生時に約9〜9.5時間(JEITA3.0a)、アイドル時に約22.0〜24.5時間(JEITA3.0a)です。
4Kパネルに買える場合は、、動画再生時に約6時間(JEITA3.0a)、アイドル時に約11.5〜12時間(JEITA3.0a)です。
CPU消費電力が少なめ(15W)にもかかわらず、持続時間は、24WクラスのSX14-Rに負けます。公開されないバッテリー量の部分で、2機に差があるからかと思います。
本体の重さは両機とも「似たり寄ったり」です。しかし、筐体(外装)の重さを徹底的に「軽量化」するVAIO SX14-Rは、その分、バッテリーを多く搭載できていると言えます。
メモリーは、オンボード(増設不可)です。
DDR5ではなく、DDR4(LPDDR4X)です。
4K仕様のパネルにするにしても、16GBあれば問題ないでしょう。
ストレージは、SSDです。
こちらも第4世代(PCIe 4th)」です。
光学ドライブは、未付属です。

接続端子は、(四角い)USB-Aの端子は2つ、(丸い形状の)USB-Cも2つです。

速度は、USB-Aはいずれも、USB3.0ですので、普通の速度です。
USB-Cは、2ポートとも、USB4.0(Thunderbolt4)です。
本機も、かなり高速に書込・読込ができます。

ネットワーク機能は、Wi-Fi6EとBluetooth5に対応です。
SX12と同じ構成ですが、Wi-Fi7を搭載する VAIO SX14-R よりは、装備が劣ります。
本機も、LTEモジュール(5G)が3万円で追加可能です。
オフィスソフトは、本機も、オプションです(2.5万円)。

搭載カメラは、フルHDカメラです(207万画素)。
顔認証も、対応です。
人感センサーと顔認証を連動させたオートログオンなどの機能性は、SX12と同じで装備です。
スピーカー・マイクなどの仕様も同じです。
指紋認証機能も、搭載です。
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以上、VAIO SX14の紹介でした。
12インチの SX12とほぼ同じ仕様の14インチ機です。
ただ、14インチの画面ならば「メインマシン兼用」として考えている方もいるでしょうし、そちらと全く同じ評価とはならないでしょう。
実際、価格差を考えないならば、VAIOの14インチでは、 VAIO SX14-Rが「圧倒的におすすめ」といえます。仕様差が圧倒的なので。
CPU回りのプロセッサ性能は、現状では「メインマシン」として標準以上の性能はあります。ただ、5-6年先までの長期で見た場合、NPU(AIプロセッサ)がない部分ほか、ベンチのスコアも「20万円台」の製品としては、やや「物足りなさ」を感じます。
とはいえ、筐体の作りや、キーボードの「打ちやすさ」に関わる配慮、あるいは、製品の組立にかんして「VAIO品質」であることなどは、確かなので、そうした部分も折り込んで評価した場合、割高とは必ずしも言えないでしょう。
VAIO SX14-Rと比べても、とく(タッチパネルではない)4Kパネルが選べる部分では「プレゼンス」があります。パネル部分を重視する場合はこちらも選択肢になります。
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【特別仕様】(カスタマイズ可能)
28・ VAIO SX14 VJS 1479 ALL BLACK EDITION
¥276,800〜 VAIOストア (5/28執筆時)
CPU: Core 7 150U
メモリ:15GB
ストレージ:SSD 256GB
なお、VAIO SX14 | ALL BLACK EDITIONは、SX14の筐体を「高級仕様」にした特別版です。
性能面は、基本的には通常のSXシリーズと同じで、カスタマイズも可能です。
ただし、CPUは、Core 7 150Uのみからしか選べません。
外装は、カーボン素材の風合いを楽しめるような配色にしています。
「デコレーション料金」の部分で、少し高いと考えてくだい。
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結論的にいえば、外装重視ならば、選んでも良いでしょう。
逆にこの部分を重視しなくても良いならば、値段的に、こちらを選ぶ理由はあまりないかと思います。
2-2・VAIO F16シリーズの比較
続いて、14インチのF14シリーズの紹介です。
画面サイズは、先ほどみたSX14シリーズと同じです。
しかし。筐体素材などの見直しで「安め」で出しているラインです。。

【2025年6月発売】
【最小構成】
29・VAIO F14 VJF1429
¥134,800 VAIOストア (10/3執筆時)
30・VAIO F14 VJF1421
¥131,800 ソニーストア(10/3執筆時)
CPU: Core 3 100U
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 256GB
【標準構成】
31・VAIO F14 VJF1429
¥169,800 VAIOストア (10/3執筆時)
32・VAIO F14 VJF1421
¥166,800 ソニーストア (10/3執筆時)
CPU: Core 5 120U
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 512GB
【上級構成】
33・VAIO F14 VJF1429
¥209,800 VAIOストア (10/3執筆時)
34・VAIO F14 VJF1421
¥211,801 ソニーストア (10/3執筆時)
CPU: Core 7 150U
メモリ:32GB
ストレージ:SSD 1TB
【3機種共通の特徴】
モニター:14型 WUXGA 非光沢
重量: 1.23kg
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.1)×2 HDMI
通信:Bluetooth 5.3 Wi-fi 6E LAN
カメラ:HDカメラ+IR(92万画素)
バッテリー:7.7時間(JEITA3.0a)
OS:Windows 11 Home
光学ドライブ:なし
VAIO F14は、2025年登場のバイオの14インチのエントリークラスです。
同社では最も「値ごろ感」がある、ラインです。

サイズは、14型です。
自宅、モバイル兼用に向くと言えます。
重量は、1.23kgです。
本機の場合、比較的安めの展開なので、アルミやカーボンファイバーの上位機と違い、樹脂ボディです。
とはいえ、天板はインモールド転写などによるなどの加飾で、見た目への配慮もなされます。
ただ、カーボン不採用なので、VAIO上位機で見られるような徹底的な軽量化は見られません。堅牢性も、上位機ほどの工夫はないと言えます。

キーボードは、本機もアイソレーション式です。
作りは、このグレードでも上質です。
ストローク(1.5mm)・ピッチ(19mm)ともSシリーズと同じですので。
同社の「打ちやすさ」の理由の1つである、本体の傾斜形状などは、上位機と同じです。
また、手に触れるキーボード周り(パームレスト)には、アルミ合金を採用するなどの、気遣いは「VAIOらしい」です。
キーも、0.3mmの凹みのあるディッシュ形状です。キートップの字が消えにくいUV硬化塗装もSシリーズと同じでなされています。

ただし、キーのバックライトがない点と、上位機(上図)だとみられる、タッチパッド部分に物理スイッチがない点は、こだわる場合、注意点です。

パネルは、非光沢という部分以外の、情報は非公開です。
ただ、他機の場合と同じで、ADSを含めたIPS系パネルとみてよいです。調達価格からして、TNやVAをあえて使うことは考えにくいです。つまり、問題ないです。
もちろん、同じIPSでも、上位(SXシリーズ)とは、輝度や色域などのスペックは変わるかなとは思いますが、それは各社のスタンダード機でも同じです。
解像度は、縦横比が16:10の WUXGA(1920×1200)です。
VAIO SX14-Rシリーズと同じです。
フルHDは16:9ですので、すこし縦長です。
本機も「仕事用」な製品なので、Officeソフトなどを利用する場合縦長表示できる点で、かえって便利でしょう。
最近は、各社ともこの仕様が増えています。
CPUは、インテルの「13.5世代」で、3種類から選択可能です。
下位構成は、6コア8スレッドの Core 3 100U (1.2GHz×2 + 0.9GHz×4)です。
中位構成は、10コア12スレッドの Core 5 120U(1.4GHz ×2 + 0.9GHz×8)です。
上位構成は、10コア12スレッドの Core 7 150U(1.8GHz ×2 + 1.2GHz ×8)です。
今年は、中位構成以上は、先ほどみたSX12とCPUは「共通」します。
2025年発売のVAIOは、上位シリーズを含めてこのシリーズを使っています。
先ほども書いたように、共通化することでコスト削減と、部品の安定供給を狙ってのことかと思います。

スコアは、Atlas基準だとCore 3 100U でも「標準以上」の水準です。

GPUは、下位構成だと64EUs、中位構成だと80EUs、上位構成だと96EUsです。
同じCPUなので、ここもS13シリーズなどと同じです。
この世代のインテル系だと、だいぶGPUが改善しているので、ここは問題ないです。
NPU(AIプロセッサ)は、同じく非搭載です。
メモリーは、8GB・16GB・32GBから選択が可能です。
速度は、DDR5ですので、問題ないです。
ストレージは、こちらも「第4世代」です。
同社は、2025年機からは全機ともこの世代です。
光学ドライブは、未搭載です。

接続端子は、USB-Aが2つと、USB-C(USB 3.1)が2つです。

速度は、USB-Aは全てUSB3.0ですが、USB-CはUSB3.1ですので「ちょっと速い」です。
ストレージ量を外付けで増やそうと考えている方の場合も問題ないです。
なお、USB-Cは本体充電にも利用しますが、充電時も1ポートは自由に使えます。
また、USB-C PD対応なので、65W給電ができるモバイルバッテリー、あるいは、一部のPCモニターなどから給電することもできます。
このほか、LAN端子もあります。

ネットワーク機能は、Wi-Fi6EとBluetooth5に対応です。
ルータ側の対応も必要ですが、上表の「アンテナ2本」の速度が各帯域で出ます。
最大となるのは、5GHz帯の1201Mbps(=150メガバイト/秒)です。

ただし、ルーターが古い場合は、他機同様、Wi-Fi5の「アンテナ2本」の速度が最大です。Wi-Fi6自体、普及は近年です。
5年以上買い替えた記憶がない場合はこの速度になります。おすすめルーターなど、詳しくは、記事の最後で改めて説明します。

バッテリーは、動画再生時に約7.7時間(JEITA3.0a)、アイドル時に約12.5時間(JEITA3.0a)です。
同じ基準で測定している 上位機よりやや短めですので、長時間のモバイ利用には必ずしも向かないです。

オフィスソフトは、未搭載です。
ただ、2.5万円でOffice 2024は、プリインストール可能です。
カメラは、92万画素のHDカメラです。
IR対応なので、顔認証はできますが、TV会議などでは、画質は上位機ほどではないです。
ただ、本機も、ビデオ会議に向く、自動フレーミングや、ちらつき低減機能、顔優先AE機能など「便利」といえる上級装備は、備えます。
このあたりの仕様は、各社の格安ノートPCに比べても良いです。

マイクも、ステレオですが、付属です。
TV会議に便利なAIノイズキャンセリングは備えます。
そのほか、人感センサーは(さすがに)未装備ですが、指紋認証、電源スイッチと兼用ですが対応です。
本機のカメラ(顔認証)は、そこまで精度が出せなそうなので、付けている部分はあるでしょう。
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以上、VAIO F14シリーズの紹介でした。
筐体グレードの違いはありますが、「打ちやすさ」の部分は、他社の同級機や、上位機に比べても、遜色ない仕様にしている製品です。
外観ほかにコストカットの跡はありますが、値段からすれば筐体も見映えがしますし、「上手にコストカットした」エントリー機に思えました。
もちろん、ベテランのVAIOファンは、(少し追加投資しても)上位シリーズが良いでしょう。ただ、新しいVAIOのファン層の開拓には、こう言った機種も重要です。
2-3・VAIO F16シリーズの比較
続いて、16インチのF16シリーズの紹介です。
2023年登場の新ラインのVAIOでは、すこし「安め」のラインです。
同社曰く「定番のノートPC」です。

【2025年6月発売】
【最小構成】
35・VAIO F16 VJF1628
¥139,800 VAIOストア (10/3執筆時)
36・VAIO F16 VJF1621
¥136,801 ソニーストア(10/3執筆時)
CPU: Core 3 100U
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 256GB
【標準構成】
37・VAIO F16 VJF1628
¥174,800 VAIOストア (10/3執筆時)
38・VAIO F16 VJF1621
¥171,800 ソニーストア (10/3執筆時)
CPU: Core 5 120U
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 512GB
【上級構成】
39・VAIO F16 VJF1628
¥214,800 VAIOストア (10/3執筆時)
40・VAIO F16 VJF1621
¥216,801 ソニーストア (10/3執筆時)
CPU: Core 7 150U
メモリ:32GB
ストレージ:SSD 1TB
【機種共通の特徴】
モニター:16型 WUXGA 非光沢
重量: 1.57kg
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.1)×2 HDMI
通信:Bluetooth 5.3 Wi-fi 6E LAN
カメラ:HDカメラ+IR(92万画素)
バッテリー:6.0時間(JEITA3.0a)
OS:Windows 11 Home
光学ドライブ:なし
VAIO F16 VJF1629は、バイオの大画面ノートです。
同社では、画面サイズとしては、同社では最も大きなモデルです。
同社は、仕事用に向くノートPCの展開が多いですが、こちらは、家庭用の「据置き」需要も狙ったものかと思います。

重量は、1.57kgです。
持ち運べないわけではないですが、基本的には据置用です。
筐体は、F14と同じく、樹脂ボディでで、アルミ合金の採用は、キーボード周りのみです。
Fシリーズは、この部分で、上位シリーズと差があります。

キーボードは、1つ上で見たF14と基本的に同じ仕様です。
繰り返せば「打ちやすさ」に関わる部分は、上位機と比べても、機能の省略が最小限です。
キーピッチ(19mm)も、ストローク(1.5mm)も同じです、傾斜角度がつく本体構造も同じです。
なお、本機は、キーボードにテンキー(数字キー)があります。
このタイプは、(キーを押し込むため)通常キーがおかしな配置になることも少なくないです。しかし、本機は、変則的な配置も最小限に思います。
なお、キーボードのバックライトとタッチパッドの物理キーがない部分は、Fシリーズの共通仕様なので、注意してください。

パネルは、本機も(推定ですが)IPS系と考えて良いです。
解像度は、 WUXGA(1920×1200)ですので、F14と同じです。
繰り返せば、フルHDの画面を、縦長にして書類表示しやすくしたものです。
最近はこの解像度の方が、フルHDより多くなりました。
動画などをフルスクリーン表示する場合、隅に黒帯がやや多めにでますが、普通、アスペクト比は維持できるでしょうし、問題ないです。
CPUとGPUは、1つ上のF14シリーズ、あるいは、S13シリーズと全く同じ構成です。
詳しいスペックは、そちらをご覧ください。

結論だけ繰り返せば、Core 3 100Uでも、スコア10000を超えるので、ハードに使わない家庭用ならば、これでも十分です。
ただ、長く使いたい場合は、Core 5 120Uの方が、陳腐化せずに長く使えるでしょう。
ここに投資する価値はあります。
メモリー、ストレージも、世代を含めて、F14と同じです。
容量は、メモリが16GB、ストレージが512GBあれば安心して使えそうです。
光学ドライブは、本機も、未搭載です。

接続端子は、USB-A(USB 3.0)が2つ、USB-C(USB3.1)が2つです。
この部分の構成は、F14と同じです。

ただ、LAN端子ほか、F16だけは、SDカードスロットもあります。
なお、本機もUSB-C端子を、PC自体の充電にも使う仕様です。
消費電力は、本体は大きいわりに65Wクラスにとどまるので、それに対応する、USB-C PDに対応するモバイル充電器、あるいは、一部のPCモニターのUSB-C端子からの給電もできそうです。

ネットワークは、Wi-Fi6EとBluetooth5.1とLANです。
やはり、F14シリーズと同じです。
ルータ側の対応があれば、理論上、上表の「アンテナ2本」の速度が各帯域で出ます。

バッテリーは、動画再生時に約6時間(JEITA3.0a)、アイドル時に約11.5時間(JEITA3.0a)です。
JEITA30基準とはいえ、短めです。
ただ、16型のノートPCですし、ふだん持ち運ぶかたは少ないでしょうし、これでも良いでしょう。
オフィスソフトは、未搭載です。
2.5万円でOffice 2024は、プリインストール可能です。
カメラは、92万画素のHDカメラです。
本機も、IRカメラなので顔認証には対応できます。ただ、この解像度のカメラだと精度は期待しにくいので、指紋認証もやはり付属させています。
あとは、マイク部分を含めて、仕様はF14と同じです。
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以上、VAIO F16シリーズの紹介でした。
仕様は、画面サイズとキーボードにテンキーがある部分を除けば、F14と変わらないです。ただ、据置用で主に、自宅や会社に置いて使うならば、このくらいのサイズがあった方が、作業効率は良いでしょう。
日本製のノートPCを探している方で、そこまでハードな処理をしない方ならば、家庭用の据え置きとして選択肢の1つにできます。
カスタマイズは、予算があれば、CPUはCore 5 120Uにしても良いでしょう。ただ、それなりに価格差はありますし、仕事用と言うより、「おうちパソコン」として備えたい感じならば、Core 3 100Uで全く構いません。
次回に続く!
最新VAIOのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、VAIOの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

3・VAIOのノートPCの比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く3回目記事【こちら】は、結論編です。
今回紹介した全機種から、目的別・用途別にAtlasのオススメ機種!を選定していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら!
