【今回レビューする内容】2026年 PC用スピーカーの性能とおすすめ・選び方:ハイレゾ音源対応 小型PCスピーカー ゲーム向け:アクティブスピーカー:アンプ内蔵スピーカー:機種の違いと性能ランキング
【比較する製品型番】オーディオテクニカ AT-SP105 AT-SP95 AT-SP3X AT-SP3X エディファイア Edifier M60 ED-M60 Edifier ED-MR3 ED-MR4-BK R1280T ED-R1280T-A R1280Ts R1380DB R1280DBs ED-R1280T-B R990BT R980T R1000T4 R1700BTs R1850DB S880DB-A S880DB MKII ED-S880DBMK2 ED-S880DB ED-R1100 ED-R19BT A QR65 ED-QR65-BK ED-M60-BK ED-QR30 ED-MR5 Edifier HECATE G2000PRO AIRPULSE A80 AIRPULSE A60 クリエイティブ Creative Stage SE mini Creative Pebble Pro SP-PBLPRO-GR SP-PBLV3-BK SP-PBLV2-BK Creative Pebble Nova SP-PBLNV-WHA SP-PBLNV-BKA GW-T40II-R2 SP-T60-BK SP-T100-BK Pebble X SP-PBLX-BK X Plus SP-PBLXP-BK Katana SE SP-SBKSE V2X SP-SBKV2X-A Creative T20 Series II WH Quantum Duo JBL 104-BT-Y3 104-BTW-Y3 オーディオエンジン Audioengine HD4 BLK Audioengine A2+ Next Gen KRIPTON KS-33G KS-11G KS-55HG ロジクール Z313 Z150BK Z407 Z313 Z313a サンワサプライ400-SP122 400-SP107 400-SP114 FiiO SA1 SP3 BT レイザー Razer Nommo V2 Pro LEVIATHAN V2 EVE Audio SC203 ELAC Debut ConneX DCB41 FOSTEX PM0.1BD PM0.3BD PM0.4c(B) ほか
今回のお題
パソコン用スピーカーのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今日は、2026年3月現在、最新のPC用のデスクトップスピーカーの比較です。
ハイレゾ対応の小型デスクトップスピーカーから、ゲーム向けのバータイプ、DTM向けの大型アクティブスピーカーまで、各社の代表的なモデルを取り上げていきます。
アンプやスピーカーユニットの仕様を確認しながら、音質面の特徴と各機の違いを丁寧に説明していきます。

1・PCスピーカーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:オーディオテクニカ〈日本〉
1-3:Edifier 1〈香港〉
2・PCスピーカーの比較 (2)
2-1:Edifier 2〈香港〉
2-2:CREATIVE〈シンガポール〉
2-3:JBL〈米国〉
3・PCスピーカーの比較 (3)
3-1:クリプトン〈日本〉
3-2:パイオニアDJ〈日本〉
3-3:サンワサプライ〈日本〉
3-4:Razer〈米国〉
3-5:EVE AUDIO〈ドイツ〉
4・PCスピーカーの比較 (4)
4-1:ロジクール〈スイス〉
4-2:FiiO〈中国〉
4-3:Audioengine〈米国〉
4-4:ELAC〈ドイツ〉
4-5:AIRPULSE〈香港〉
4-6:フォスター〈日本〉
5・PCスピーカーの比較 (5)
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
記事は、はじめに「選び方の基本」を説明します。
そのあと、以上のような順番で、メーカーごとに各機を紹介していきます。
低音域の迫力 ★★★★★
中音域の明瞭さ ★★★★★
高音域の伸び ★★★★★
小音量再生 ★★★★★
端子構成 ★★★★★
設置性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、いつものように、最後の結論では「Atlasのおすすめ機種」を提案していきます。
よろしくお願いします。
1-1・PC用スピーカーの選び方の基本!
1・アンプの性能
2・本体サイズ
3・スピーカー口径
4・ハイレゾ対応
5・PCとの接続方法
はじめに、PCスピーカーの「選び方の基本」から説明していきます。
音楽用スピーカーに比べて、PC用は少し「特殊」で、注意するべき部分が多いです。
ポイントとなる上の5点について、以下の順番で説明していきます。
第1に、アンプの性能です。
PCスピーカーは、音を増幅するアンプが内蔵された「パワードスピーカー」です。
ミニコンポの本体部分がそのままスピーカー側に内蔵されていると考えると、イメージしやすいと思います。PC(サウンドボード)は、本体側だけで十分な音量まで増幅する機構を原則として備えていないため、このタイプでないと実用的な音量で音を出せません。
そのため、PCスピーカーという特殊なジャンルが成立しています。
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結論的に言えば、音質を重視して選ぶ場合は、スピーカー部分だけでなく、アンプ性能も考慮に入れながら製品を選ぶ必要があります。特に重要な値はアンプ出力(W)です。
今回の記事では、しっかりした音が鳴るかどうかをふまえて、各機の比較を行っています。
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第2に、本体サイズです。
これは設置性だけでなく、音質にも関わります。
PCスピーカーは、狭い机の上に置き、耳の近くで「近接視聴」するからです。
サイズが大きすぎると、良好なステレオ感が得にくくなります。
また、夜など小音量で再生したい場合、大きいスピーカーでは中・低音域のバランスが崩れ、ボーカルの再生や、セリフのある動画の再生が聴きとりにくくなる場合があります。
設置場所も、ノートPCを除けば注意が必要です。
上の図は、Atlasの経験から、スピーカーの横幅を基準に「最低限必要」と言える机の横幅の目安を示したものです。
例えば、普通の事務机(横幅80cm)に27型のモニターを置くとします。その場合、横幅が10cm前後までのスピーカーをおすすめします。それ以上になると、ステレオ感が得にくい上に、見た目の圧迫感も増してしまうからです。
もちろん、PC用として販売(宣伝)される13cm以上のスピーカーもあります。ただ、こうした製品は、机上棚を設けるなどの工夫ができる方、あるいは、Bluetoothなどで無線化するなどして、離して配置できる環境の方に向いた構成と言えます。

ノートPCの場合は、設置面でより自由度が高くなります。
しかし、不釣り合いに大きいスピーカーは邪魔になりやすい上に、座りながらの近接視聴(小音量視聴)にも必ずしも向かないため、バランスが悪いです。
やはり、一般的には、横幅が10cm前後のスピーカー、長くても13cmまでのスピーカーが一般的な机だと扱いやすいと言えます。
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結論的に言えば、PCスピーカーを購入する場合、まずは「サイズ」をみてから、選ぶ必要があります。
スピーカーは「サイズが大きいほど音質が良い」というのが原則であり、ある種の「常識」です。しかし、「近接視聴」が前提になるPCスピーカーの場合は、状況が少し異なる点に注意してください。
もちろん、本体のサイズ感は、特に低音のボリューム感(量感)を得るためには重要です。「クリエーター向けの大きめのアクティブスピーカー」をお探しの方で、そうした要素を重視したい場合もあるでしょう。
今回の記事では、この部分も踏まえつつ、目的別に「おすすめ機種」を提案していく予定です。
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第3に、スピーカーの口径です。
アクティブスピーカーの場合、先述のアンプ出力に加えて、搭載されるスピーカーの数や口径の大きさで音質が(だいたい)決まると言っても過言ではありません。
ただし、PC用スピーカーは特に小型です。そのため、搭載できるユニットサイズにはどうしても制限があります。
このため、高性能機では、振動板の素材や配置、あるいはDSP技術など、音響工学的・電気的な手段を組み合わせて音質を補強しています。
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結論的に言えば、PC用スピーカーの場合は、こうした部分でどの程度工夫しているかが特に重要になります。
音楽好きのなかには、音源の自然さ(ピュアオーディオ的な方向)を重視したい方も多く、低音や高音が無理に強調されがちな「味付け」を好まない人も少なくありません。
しかし、PC用の場合は、音圧不足のほうが音への悪影響が大きくなることも多いため、これらの要素は無視できません。今回の記事でも、こうした工夫の有無を含めて、重要なポイントとして説明していきます。
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第4に、ハイレゾ音源への対応です。
最近は、Amazon Music Unlimitedをはじめ、定額聴き放題で高音質なハイレゾ音源が増えています。
しかし、高音質で再生するためには、スピーカー自体がハイレゾ規格に対応している必要があります。
日本の業界基準では、高音側の再生周波数帯域が40kHz以上であるスピーカーを「ハイレゾ認証機」と見なします。海外製でも、日本の認証を取得してこのロゴを使っている例が見られます。す。
今回の記事では、各機の規格対応の状況も重要視して、説明していきます。
一方で、海外製の高級機では、この数値目標をあえて追わない例も少なくありません。無理な高域延長は歪みや設計上の副作用を招く場合があるからです。
加えて、人間の可聴域上限(およそ〜20kHz)をふまえると、40kHzという基準値は安全マージンが大き過ぎるという見方もあります。
実際には、20〜25kHz程度の上限でも優れた音を聴かせるスピーカーは多いです。とくにハイレゾ・リマスター音源では、「なめらかさ」「残響の自然さ」「帯域起因の窮屈さの少なさ」といった改善を感じられる場合が少なくありません。言い換えれば、「CDでは埋もれがちな微細な成分を探せる」ようになると言えます。
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結論的にいえば 「ハイレゾ認定」は先ほど書いた留意点があります。
ただ、PC用スピーカーの場合は、格安の入門グレードの製品も多いため、認証対応であることは品質面の一つの安心材料になり得ます。今回も、その意味で一定程度重視しながら説明していきます。
そのほか、デジタル接続を行う場合は、Bluetoothの規格やUSB-DACの仕様も、ハイレゾ再生を考える上で重要です。本編では、それらの情報についても丁寧に解説していくつもりです。
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1・アナログ端子
2・デジタル端子(USB・光・同軸)
3・ワイヤレス接続(Bluetooth)
PCスピーカーは、基本的に上のいずれかの方法でPCと接続します。

アナログ端子を使う方法は、最もオーソドックスです。
付属のステレオケーブルを用いて、PC側のステレオミニ端子やRCA端子に接続します。
PC側のサウンドカード(またはオンボード音源)の性能によって音質が変わる部分はありますが、最も簡単で、トラブルも生じにくい接続方法です。
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デジタル端子は、一部の機種に搭載例が見られます。
USB端子・光デジタル・同軸接続と、いくつかの種類に分けられます。
いずれの場合も、スピーカー側でデジタル信号の変換(D/A変換)を行います。お使いのPCのサウンドカードの性能があまり高くない場合でも、スピーカー側の設計に応じてきちんと鳴らせる利点があります。また、アナログ接続に比べると、ノイズの影響を受けにくい点もメリットです。
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結論的にいえば、PC側のサウンドカードの性能が「かなり高性能」というケースを除けば、デジタル接続のほうが音質面で有利なことが多く、対応スピーカーならば、「アナログ」接続以上におすすめできる接続方法です。
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ワイヤレス接続は、PC用だとBluetooth接続が中心です。
PCスピーカーでWi-Fiを搭載するタイプは、現状ではほとんど見られません。この場合は、上の図で示したBluetoothの圧縮転送規格(コーデック)が重要になります。
SBCは、、Bluetooth機器であれば基本的にどの製品も対応します。
しかし、PCスピーカーとPC双方が上位規格に対応していると音質は良くなります。
ただし、PCスピーカーとPCの双方が上位のコーデックに対応している場合は、音質面でより有利になる場合が多いです。
上の表では、数字(ms)が大きいほど「ズレ量が増える」ことになります。ゲームや動画視聴では、口パクのズレなどにつながるため、この点も今回の比較では注意しながら説明していきます。

一方、今回の記事では、接続方法がBluetoothだけというスピーカーは、基本的には扱いません。
PCゲーム用・PC用として専用設計され、Bluetoothも併用できるモデルに絞って紹介します。
1・小型Bluetoothスピーカーの比較
2・大型Bluetoothスピーカーの比較
音楽だけ聴ければ「多少音が遅れても気にならない」という方で、特に机上に置く必要もない場合は、PCスピーカーではなく音楽用スピーカーを選んでも良いでしょう。
その場合は、上のリンク記事をご覧ください。
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というわけで、ここまでは、PCスピーカーの「選び方の基本」の説明でした。
こうした観点にもとづいて、以下では、冒頭で書いたメーカーの順番で、各社の製品を見ていきます。
1-2・オーディオテクニカのPCスピーカー

はじめに、日本のオーディオテクニカのPCスピーカーです。
老舗の音響メーカーですが、PCスピーカーの販売もあります。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントは赤系の文字色で、イマイチな部分については青字で書いていきます。

【2024年発売】AT-SP93後継機
1・オーディオテクニカ AT-SP105
¥9,000 Amazon.co.jp (3/22執筆時)
ハイレゾ:
出力:3W+3W
スピーカー:約5.8cm
周波数帯域: 80Hz-20kHz
接続:USB・アナログ(3.5mm)
サイズ:幅8,8×高さ29×奥行9.1cm
AT-SP105 は、オーディオテクニカのPCスピーカーです。
テレワーク時にノートPCと組み合わせても使いやすい小型機で、同社の人気モデル「AT-SP93」の後継にあたります。

大きさは、幅8,8×高さ29×奥行9.1cmです。
小型でオーソドックスな形状ですが、最近はこのタイプの製品が少ないこともあり、かえって目立つ存在と言えます。

PCとの接続は、アナログ接続ほか、USB-Aでのデジタル接続が選べます。
ノイズ問題を考えれば、小型の格安機のUSB接続が良いでしょう。

一方、本機は、USBを介してPCから給電も同時に行える仕様です。
その部分で注意するべき点派あります。
必要な電力は、5W(5V 1A)以上が推奨とされています。
USB 2.0端子は規格上2.5Wまで、一般的なUSB 3.0端子も規格上4.5Wまでが目安です。
そのためUSB 3.0端子であっても「給電対応(Energy Charge)」など、1A以上の給電に対応することが明記された端子でないと、仕様どおりの5W以上は取り出しにくいと言えます。
音がまったく出ないということは考えにくいですが、電源に余裕がない場合、最大音量付近や低音再生時の音質や挙動に影響が出る可能性があります。
もっとも、最近のノートPCであれば(ノンブランド品を除けば)大きな問題は起きにくいとは思われます。しかし、例えばPCモニターのUSBハブを介して接続したい場合や、USB機器をハブ経由で複数接続する場合などは、とくに注意しておきたいポイントです。
なお、こうした給電仕様もあり「テレビでは使えない」と明記されています。

ケーブルは、長さ1.2mのUSBケーブルが付属します。
一方、PCや、提案のあるレコードプレーヤーを含めてアナログ接続もできます。
その場合でも、電源は付属のUSBケーブルから何らかの手段で確保する必要があります。
アンプ出力は、左右総合で最大6Wです。
先述のように、接続に使うUSB端子側には、できるだけ電源の余裕が欲しいところです。

スピーカーの直径は、約5.8cmです。
片側に1つのスピーカー(振動板)だけのフルレンジ型です。
ノートPCやモニター内蔵スピーカーよりは明らかに大きく比べれば音質の向上は見込めます。
音質は、全体としてそこまで特徴的ではありません。
中音域はある程度の明瞭さがありますが、高音域はやや平凡で、低音域の量感も控えめです。ただし、左右をしっかり離して設置できれば、音場感や定位感はそれなりに確保できます。
ボリューム調節は、調整つまみが本体の前面にあります。
低音レベルの調整も可能です。
ヘッドホン端子も前面に用意されます。リモコンは付属しません。
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以上、オーディオテクニカのAT-SP105 の紹介でした。
今だと希少なスクエア型の小型機ですが、後ほどみるCreativeなどの競合品と比べると、音質面での工夫において一歩及ばない印象です。
あえて言えばフラット寄りで聴き飽きにくい音質ですが、音楽をじっくり聴く目的においては、積極的に評価できるレベルとは言いにくいでしょう。
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【2021年発売】
2・オーディオテクニカ AT-SP95
2・オーディオテクニカ AT-SP95 WH
¥3,273 Amazon.co.jp (3/22執筆時)
ハイレゾ:
出力:2W+2W
スピーカー:約5.2cm
接続:アナログ(3.5mm)
サイズ:幅11.5×高さ19.7×奥行11.5cm
なお、本機の下位機(旧機)となるのが、AT-SP95です。
新機種の登場で、値下がりしており、値ごろ感があります。

大きさは、幅11.5×高さ19.7×奥行11.5cmです。
本機も小型です。

PCとの接続は、一方、こちらは、付属のステレオケーブルを利用するアナログ方式です。
ステレオケーブルでPCとつなげます。
電源は、USBから取ります。スマホ用USB充電器ほか、PCのUSB端子からもとれます。
新機種と違い、PCにつなげた場合でも、USBでの音楽データの転送は不可です。
ステレオケーブルは必ず必要です。
一方、電源は、4Wあれば稼動します。相当古いノートPCでない限り、USB3.0端子はあります。
この部分の仕様については、新機種と違って、心配はないです。
アンプ出力は、ただし、左右総合で4Wです。
新機種以上に弱いです。

スピーカーの直径は、約5.2cmです。
形状や仕組みは新機種と同じですが、スピーカーの径がすこし小さくなります。
ボリューム調節は、調整つまみが本体の前面にあります。
ヘッドホン端子も付属ですが、低音レベルの調整はできません。
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結論的にいえば、音楽を聴くという音質面では評価しがたい製品です。
ノートパソコンのスピーカーが物足りない感じで「もう少しまともに」したいような用途に限られるでしょう。音楽を常にBGM的に再生したいならば、もう少し上でのグレードの製品を推します。

【2024年発売】
3・オーディオテクニカ AT-SP3X
3・オーディオテクニカ AT-SP3X WH
¥26,500 Amazon.co.jp (3/22執筆時)
ハイレゾ:
出力:15W+15W
スピーカー:約7.6cm+2.7cm
周波数帯域: 55Hz-20kHz
接続:Bluetooth アナログ
サイズ:幅11,3×高さ20×奥行13.6cm
AT-SP105 も、オーディオテクニカのPCスピーカーです。
本機は「パワードブックシェルフスピーカー」としての販売ですがPC用にも使える仕様で、同社もそのような提案をしています。
大きさは、幅11,3(突起部込12.5cm)×高さ20×奥行13.6cmです。
「選び方の基本」で書いたように、横幅のあまり取れない机にむくかは微妙です。

この写真のような設置イメージでは、実際(どう考えても)使いにくいでしょう。
PCとの接続は、本機は、アナログ接続が前提です。
Bluetoothも使えますが、SBCのみなので、音質は最低減です。
アンプ出力は、左右総合で30Wです。
他社でも書いたように、デスク用ならばこれだけあれば文句はないです。
スピーカーは、2ウェイのバスレフ型です。
低中音域を担当する7.6cmのウーファーと、高音域用の2.7cmのトゥイーターのコンビからなる構成で、ブックシェルフ型などでもお馴染みの形式です。
トゥイーターはグリルが目立ちますが、「指向性の強い音を拡げる」目的製が強調されます。本体ユニットは普通のMDFですが、剛性を含めて堅実な構成で問題ないです。

音質は、宣伝どおり、本機も味付けの少ないフラットな性質と言えます。
PCほか、レコードプレーヤーとのコンビを想定したの製品になりますので、それもあってのことです。
なお、周波数帯域の部分では、ハイレゾには非対応です。
ボリューム調節は、サイドに調整つまみがあります。
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以上、オーディオテクニカのAT-SP105 の紹介でした。
幅11-13cm前後の「大きめ」は結構な展開数があり、ライバルも多めです。
そういった機種と同じで、近接視聴で良好な音質を得たい場合にはあまり向かないように思います。
レコード用を含めて、ある程度離して利用してこその製品に見えます。なんとなく、同社のレコードプレーヤーとセットで、通販番組で見かけることになりそうな製品に見えました。
1-3・EDIFIERのPCスピーカー

続いては、香港のEdifier(エディファイヤー)のPCスピーカーを紹介します。
日本では、PC周辺機器メーカーのプリンストンが代理店を務めています。米国のAmazonで売れ筋となったことで、世界的な知名度が高まりました。

【2025年発売】
4・Edifier ED-MR3-BK 【黒】
4・Edifier ED-MR3-WH【白】
¥14,980 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
ハイレゾ:対応
出力:18W+18W
スピーカー:8.9cm+2.5cm
周波数帯域: 52Hz-40kHz
接続:Bluetooth アナログ
サイズ:幅12.5×高さ22.0×奥行18.5cm
Edifier ED-MR3は、エディファイヤの入門機です。
同社はかなり多くのPC向けを販売しますが、本機はスタジオ向けで「味付け少なめ」のモニタースピーカー系の入門機です。
一般家庭のPC向きに値ごろ感のあハイレゾ対応機ともいえ、2025年のVGP受賞で注目されている機種でもあります。

サイズは、幅12.5×高さ22.0×奥行18.5cmです。
それなりに幅に加減があるので、幅100cm以上の机ならば、27型のモニター設置するような環境でも設置できる感じです。
PCとの接続は、一方、有線だとアナログ(RCAほか)のみです。
ミニプラグ(AUX)ほかスタジオ向けにバランスTRSはありますが、USBほかのデジタル接続端子はない構成です。
ネットワークは、Bluetooth 5.4です。
コーデックはSBCのみなので、音質部分の期待値は、そこまで高くはないです。
スピーカーは、背面にバスレフポートを備えた2WAY式です。
ウーファーは8.9cmで、トゥイーターは2.5cmです。
本体の横幅サイズからして十分大きいです。

音質面は、モニタースピーカー系の同社の上位機と同じで全レンジでナチュラルな傾向です。
ツイーターはシルクドームで、周囲にディンプルツイーターウェイブガイドが備わります。指向性を拡げてリスニングポジションを拡げることを目指す工夫です。高音域の伸びの良さに寄与する工夫とも言えます。
ウーファーは銅色です。ただ、音質と言うより、意匠面の工夫でしょう。
格好良いですが。
アンプ出力は、総合36Wです。
やはり、キャビネットのサイズからすれば、しっかりパワフルです。
ハイレゾは、対応です。
本機は、再生周波数帯域が52Hz-40kHzとされており、日本の業界団体によるHi-Res Audio認証を取得しています。
一方、本機は有線のデジタル入力がなく、アナログ入力のみです。
それでもハイレゾ対応とされるのは、スピーカー自体が40kHzまでの再生に対応し、本体内部の音声処理・変換系が24bit/96kHz対応とうたわれているためです。
つまり、本機は外からハイレゾのデジタル信号をそのまま入れて処理する機能性はないので、有線で使う場合は、パソコン側の音声出力の質も、最終的な音に影響しやすい仕組みと言えます。
この部分で、USB・光デジタル・同軸などを備える同社の上級機とははっきり異なります。
なお、Bluetooth入力には対応しますが、対応コーデックはSBCのみなので、Bluetoothではハイレゾ再生には対応しません。
小音量での再生は、問題ないです。
本機は、バックの部で、高音域と低音域のチューニングもできるので、適切なレベルに調整できるでしょう。
ボリューム調節は、後部です。
ただ、リモコンが付属するので、問題ないでしょう。
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以上、エディファイヤーのEdifier ED-MR3の紹介でした。
ハイレゾ再生を重視するなら、入力まわりの仕様が弱いため、その点ではおすすめしにくいです。一方、そこを除けば、幅12.5cmクラスのPC向けスピーカーとしては、評価できる性能を持つ製品です。
近接視聴に向くサイズでありながら、レンジは比較的広く、モニタースピーカーらしい味付けの少ない、自然な音を楽しめます。高音域と低音域の調整もできるため、しっかり設定を詰めれば、この価格クラスとしては良い音が期待できます。

【2024年発売】
(直販系型番)各色
5・Edifier M60
¥23,980 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
(代理店経由型番)各色
6・Edifier ED-M60-BK
6・Edifier ED-M60-WH
6・Edifier ED-M60-CD
6・Edifier ED-M60-LP
¥22,636 楽天市場 (11/9執筆時)
ハイレゾ:対応
出力:33W+33W
スピーカー:10.1cm+1.9cm
周波数帯域: 59Hz-40kHz
接続:USB Bluetooth アナログ
サイズ:幅10.0×高16.8×奥行14.7cm
ED-M60は、エディファイヤーのアンプ付きPCスピーカーの中位機です。
Amazonではメーカーのダイレクト販売もありますが、性能は同じです。

大きさは、幅10.0×高さ16.8×奥行14.7cmです。
同社の製品、あるいは他社も含めても、ハイレゾ対応機としては最も幅が狭い部類と言える製品です。。
このサイズならば、横幅があまりない机でも、大画面モニターを使っている方を含めて左右配置がしやすいでしょう。
PCとの接続は、アナログのほかUSB-Cが選べます。
「選び方の基本」でも書きましたが、PCとの接続の場合はノイズ対策の面も含めて、基本的にはUSB-C接続が良いでしょう。昔は質の良いサウンドボードを使っている場合は例外でしたが、今ではそれほど関係ないと感じます。

ハイレゾは、USB-C接続で対応できます。
USB-DACは24bit/96kHz対応ですので、市販のFLAC音源なら問題なく再生できます。
ハイレゾ入門機として標準的な水準ですし、このレベルであれば多くの方には十分でしょう。

ネットワークは、Bluetooth 5.3です。
コーデックは、SBCとLDACに対応します。
機器側の対応は必要ですが、LDACでもハイレゾ再生に対応できます。
アンプ出力は、総合66Wです(クラスD)。
本機のサイズ感を考えれば、十分以上のパワーといえます。

スピーカーは、2WAY式です。
低音再生用のウーハーが7.6cm、高音再生用のツイーターが2.7cmです。
ウーファーのサイズ自体は標準的ですがアルミ製です。ツイーターは一般的なシルクドームながらやや大きめで、この点にはしっかりとした特徴があります。
バスレフポートは、左右で場所が変わります。
右は背面上部、左は前面下部に配置されています。
やユニークな構成ですが、音響設計上の理由によるものと思われ、実用上の問題は感じません。同社は同様の仕様の製品を他にも展開しています。
ただし、右側は背面ポートの関係で、壁からは少し離して設置したほうが良いでしょう。背面にバスレフポートがあるタイプは、どの製品でも共通して言える点です。
音質は、良好です。
高音域はハイレゾ対応機ではありますが、きらびやかさ」よりは、自然さ(耳あたり)重視した傾向です。PC用では、あまり「聴き疲れない」ほうが使いやすいため、個人的にはこの仕様が好ましく感じられます。中音域は明瞭さをしっかり確保でき、ボーカルもしっかり前目に出ます。
低音域も、量感・質感(スピード感)ともに、このクラスとしては良い部類です。
重低音については、周波数帯域(59Hz)からですがPC用途ならば「まずまず」な水樹陰で、やはり問題ないでしょう。映像視聴用としても十分です。
小音量での再生も、特に問題は感じません。
ボリューム調節は、リモコンは未付属です。
ただし、本体上部で手元から調整できるので、実用上は大きな不便はないでしょう。
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以上、エエディファイヤー ED-M60の紹介でした。
ハイレゾ対応機では、設置性に優れた製品です。スピーカーやアンプの質、接続手段も、この価格帯としては充実しており、まとまりの良いスペックと言えます。
音質は、ハイレゾ機としては、ややウォームで「自然さ」重視のキャラクターです。ただ、PC用としては、BGM用途で考えている方も多いでしょう。ハイレゾ音源の解像感も楽しみつつ、聴き疲れにくい音質を求める場合には有効な選択肢です。
一方で、低音のボリューム感は映画用途でも十分ですが、ミッドサブを含む「重低音」はそれほど強くありません。別にサブウーファーを使わない場合で、そこを重視したい場合は、次に見る、もう少し本体が大きなモデルを検討しても良いでしょう。
とはいえ、価格にも一定の値ごろ感がありますし、PC向けスタンダードクラスの製品としては、現状かなりおすすめしやすいモデルです。

【2024年発売】
7・Edifier ED-R1280T ED-R1280T-B
¥17,253 楽天市場 (11/9執筆時)
(サブウーファ端子付)B0D3Q8FHJF
7・Edifier R1280Ts B087CP5JB2
¥13,799 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
【2018年発売】(在庫限り)ED-R1280T-A同等品
7・Edifier R1280T
¥14,418 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
ハイレゾ:
出力:21W+21W
スピーカー:11.6cm+1.3cm
周波数帯域: 52Hz-20kHz
接続:アナログ×2(RCA/3.5mm)
サイズ:幅14.5×高さ23.4×奥行19.6cm
ED-R1280T-Bも、香港のエディファイヤーが販売するPCスピーカーです。
ここまでの製品に比べると、やや本体幅がありますが、そのぶん少し大きめのスピーカーを搭載しており、より余裕のある鳴り方が期待できる機種です。
一方、複数の型番があります。
ED-R1280Tは、日本の代理店であるプリンストンが扱うモデルです。
同社の場合「ED」ではじまる型番は全て颯で、それ以外は、Edifierの直販か並行輸入になる場合が多いです。
R1280Tsは、AmazonのEdifier直販モデルです。
サブウーファ出力用の端子が追加されています。
R1280Tは、直販モデルの旧仕様です。
こちらはユニット径がやや小さく(10.1cm+1.3cm)、筐体サイズも多少異なります。
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結論的にいえば、改良」と考えてよく、基本的には2024年発売機のうちから最も安いものを選べば良いでしょう。
あとは、同じなので、一緒に見ていきます。

大きさは、幅14.5×高さ23.4×奥行19.6cmです。
幅が15cm近くありますから、PC用としてはやや大きめです。
27インチのPCモニターの脇に置くならば、机の幅は120cm欲しいところです。
ノートPCなら100cm以下でも大丈夫でしょうが、奥行も70cm程度は必要です。
PCとの接続は、ステレオケーブルを使うアナログ方式です。
付属の3.5mm-RCAケーブルを使う形式です。
RCA端子は2系統あるので、複数の機器からの入力にも対応できます。
アンプ出力は、総合42Wです。
PC用スピーカーとしては、しっかりパワーがある部類といえるでしょう。

スピーカーは、2WAY式です。
低音再生用のウーハーが11.6cm、高音再生用のツイーターが1.3cmです。
ツイーターはシルクコーン、ウーハーはPPコーンを採用しています。
音質は、中音域の明瞭さと、中低音の厚みを重視した傾向です。
高音域は「きらびやかさ」よりも自然さを重視した中庸な印象です。
重低音や低音の質感(スピード感)はそこまで強調せず、中音域のボーカルはしっかりと浮かび上がります。総じて、PCでのBGM用途には及第点レベルで、聴き疲れにくい音質です。
小音量での再生は、あまり得意とはいえません。
小音量だと低音は少し痩せて聞こえます。
ボリューム調節は、本体サイドと付属リモコンの双方で可能です。
高音域と低音域のバランスもダイヤルで調整できるので、しっかり追い込めばAtlasの印象も変わるかもしれません。
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以上、エディファイヤのED-R1280T-Bの紹介でした。
低音の重層感は、1万円前後の製品としては良好です。
一方、設置面では、デスクの幅と奥行は、JISの事務机程度(幅100×奥行70cm)だとやや窮屈ですし、過度な近接視聴にならないように、あらかじめ設置方法を考えてくべき機種です。
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なお、本機に前後するグレードの製品がほかにあります。
以下、確認しておきます。

【2022年発売】
8・Edifier ED-R1100 ED-R1100-A
¥8,979 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
ハイレゾ:
出力:21W+21W
スピーカー:11.6cm+1.3cm
周波数帯域: 65Hz-20kHz
接続:アナログ(RCA/3.5mm)
サイズ:幅14×高さ22.6×奥行19.7cm
第1に、ED-R1100です。
先ほどのED-R1280T-Bの1グレード下位にあたる製品です。
ユニットサイズは、先ほどと同じです。アンプ出力も同様です。
ただし、低音域のスペックはやや劣ります。
利便性の面では、リモコンが付属しません。
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結論的にいえば、、外観のグレードも含めて、価格差以上に上位機より見劣りする印象です。低音域側のスペックにも差があるため、可能であれば上位機を選ぶほうが良いでしょう。
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【2013年発売】
(Bluetoothあり)
9・Edifier R990BT
¥10,980 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
(Bluetoothなし)
9・Edifier R980T
¥9,999 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
出力:12W+12W
スピーカー:10.16cm+1.27cm
周波数帯域: 60Hz-18kHz
接続:アナログ×2 (BT)
サイズ:幅14.0×高さ22.6×奥行19.7cm
第2に、R990BTです。
ほどのED-R1100よりも、さらに下位にあたるモデルです。
ユニットは、ウーファー・ツイーターともやや小さくなります。
そのうえで、出力も総合24Wとほぼ半減し、リモコンも省略された仕様です。
やはり、あまりおすすめしにくいモデルです。
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【2022年発売】 ED-R19U2後継
10・Edifier R19BT ED-R19BT
¥7,101 楽天市場 (11/9執筆時)
ハイレゾ:
出力:2W+2W
スピーカー:6.98cm
周波数帯域: 80Hz-19kHz
接続:USB Bluetooth アナログ
サイズ:幅8.4×高さ17.5×奥行10.5cm
第3に、ED-R19BTです。
同社の製品としては例外的に小型なモデルです。Bluetoothは搭載しています。
ユニットは、6.98cmのフルレンジです。
サイズ感からすると仕方がない部分もありますが、低音域は出にくい傾向です。
アンプも、総合4Wと控えめです。
USB 3.0給電(約4W)で動作するため、その点に由来する限界といえます。
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結論的にいえば、同クラスの他社機と比べても、出力の弱さはやはり気になります。
おすすめしにくい機種です。

【2022年発売】R1380DB-BR
11・Edifier R1380DB-BR-A
¥16,727 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
スピーカー:11.6cm+2.5cm
サイズ:幅14.6×高さ23.4×奥行19.6cm

【2020年発売】
12・Edifier R1280DB 【黒】
¥16,142 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
(改良版)51Hz〜
12・Edifier R1280DBs 【茶】
12・Edifier R1280DBs 【黒】
¥16,999 Amazon.co.jp (11/9執筆時)
スピーカー:10.1cm+1.3cm
サイズ:幅15.2×高さ24.1×奥行20.0cm
ハイレゾ:
出力:21W+21W
スピーカー:11.6cm+2.5cm
周波数帯域: 55Hz-20kHz
接続:Bluetooth 光 同軸 アナログ
R1380DBは、Edifierの中級機です。
同社の入門機グレードより1ランク上の製品で、接続方法を多様化させた「上位版」という位置づけです。
R1280DBは、ネットワーク部分の仕様がほぼ同じ下位機です。
スピーカーユニットはやや小さめで、入門機相当の構成(10.1cm+1.3cm)です。
R1280DBs は、下位機種の機能改良版です。
同じ筐体ですが、簡易的なサラウンド機能(Sound field extension)と、サブウーファー出力はこちらだけ付属です。そのほか、低域側の周波数帯域が51Hzと多少ですが、深まっています。
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結論的にいえば、ウーファーが大きめのR1380DBが、音質部分の基本性能の部分でやや良くみえる印象です。価格差はあまりない状況ですし、そちらを推します。
あとは、ほぼ同じなので、上位機をベースに説明をしてきます。
サイズは、幅15.2×高さ24.1×奥行20.0cmです。
幅が広めなので、設置スペースはあらかじめ確認してください。
PCとの接続は、アナログ入力に加えて、光デジタル端子と同軸端子も備えます。
アナログ接続を避けた方が、音質面では有利です。
ネットワークは、Bluetooth 5.1です。
コーデックはSBCほか、上位機のみですがaptXへの対応表記があります。
スピーカーは、バスレフポートを備えた2WAY式です。
先ほどの下位シリーズと比べると、ウーファーは同じサイズ(11.6cm)ですが、トゥイーターが2.5cmと大きめです。
周波数帯域もわずかに広く表記されている点から、音域の広さの面で上位に位置づけていると言えます。
アンプ出力は、総合42Wなので、下位機と同じ水準です。
ハイレゾは、非対応です。
96kHzクラスまではデジタル入力としては通せますが、ハイレゾ基準には届きません。
先ほど見た同社の入門機(ED-R1280T)と比べて、大きく言及したい違いはありません。
小音量での再生は、そこまで得意とは言えないでしょう。
ボリューム調節は、後部です。
ただ、リモコンが付属するので、問題ないでしょう。
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以上、エディファイヤーのR1380DBの紹介でした。
アナログ接続での音質は、先ほどの入門機と比べて大きく変わる印象ではありません。
しかし、デジタル接続を使う場合、音質面では下位機よりかなり有利といえます。価格は高めですが、この部分で追加投資する価値はあるモデルです。
ただし、幅方向の設置スペースだけは、あらかじめしっかり確認しておいてください。

【2020年発売】
【BT5 サブウーファ端子付】
13・Edifier R1700BTs
¥22,491 Amazon.co.jp (3/22執筆時)
【2015年発売】
13・Edifier R1700BT
¥18,232 Amazon.co.jp (3/22執筆時)
ハイレゾ:
出力:33W+33W
スピーカー:10.1m+1.9cm
周波数帯域: 52Hz-20kHz
接続:Bluetooth アナログ
サイズ:幅15.4×高さ25.6×奥行18.2cm
R1700BTsも、香港のエディファイヤーのアンプ付きPCスピーカーの中位機です。
こちらは、Amazonでの直販限定モデルです。
R1700BTという旧機種も残っていますが、Bluetoothのバージョンが古いため、接続の安定性の面では新機種のほうが有利と考えられます。
以下では、新機種をベースに紹介を進めます。

大きさは、幅15.4×高さ25.6×奥行18.2cmです。
PCデスク上への設置は(ノートPCを除けば)本機も難しいでしょう。
机の両側で合計30cmほどスペースが取られても問題ないか、あらかじめ確認してください。
PCとの接続は、アナログ式です。
入力端子は2系統あります。

ネットワークは、加えて、Bluetooth 5.0です。
本機はコーデックとして、SBCほか、aptXからaptX HDまでに対応するため、Android系スマホとは特に相性が良さそうです。
一方で、AACは非対応です。iOS端末の場合はSBC接続になりますので、逆にあまり向きません。
アンプ出力は、総合66Wです(RMS)。
よりパワフルな機種もありますが、価格とのバランスを考えると優秀な部類です。
PCスピーカーとして使う場合も、十分な奥行を確保できるならば、出力面で不満は出にくいでしょう。

スピーカーは、2WAY式です。
低音再生用のウーハーが10.1cm、高音再生用のツイーターが1.9cmです。
ツイーターがやや大きめです。低音を強化する、バスレフポートは前面にあります。
一方、素材を含めて基本的には先ほど見たED-R1280Tと同等グレードで、音質傾向も近いです。
ただ、アンプ部分の性能はこちらのほうが上位で、本体形状も含めて、こちらのほうがが素直なステレオ感は得やすそうです。
小音量での再生は、PC用途という意味では、それほど得意とは言えないでしょう。
ボリューム調節は、本体側面と付属リモコンの双方で可能です。
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以上、エディファイヤーの R1700BTsの紹介でした。
音質は、下位機種よりも一段上のクオリティです。この点ははっきりと感じられます。
ただ、今回は「PCデスク上で使える機種」を主に紹介していますが、その用途だとサイズ感からおすすめはやや難しくなります。
一方で、机上棚での運用や、かなり幅広な机(幅120cm超)で使う前提ならば、十分に選択肢に入るモデルと言えるでしょう。
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なお、本機は、同型の上位機があります。

14・Edifier R1850DB
¥24,822 Amazon.co.jp (3/22執筆時)
ハイレゾ:
出力:35W+35W
スピーカー:10.1m+1.9cm
接続:Bluetooth 光 同軸 アナログ
サイズ:幅15.5×高さ25.4×奥行22.3cm
第1に、R1850DBです。

先ほど見たR1700BTsと比べて、奥行きを除けばほぼ同じ大きさです。
しかし、こちらは、アナログ入力に加えて、同軸デジタルと光デジタルでの接続にも対応します。
一方でBluetoothも搭載しますが、Bluetooth 5.0には対応しない旧世代の規格で、対応コーデックも公称では不明です。位置づけとしては、近いうちに後継機や発展版が登場してもおかしくないクラスと言えるでしょう。
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15・Edifier R2000DB
¥86,527 Amazon.co.jp (3/22執筆時)
ハイレゾ:
出力:33W+33W
スピーカー:12.7m+2.5cm
接続:Bluetooth 光 アナログ
サイズ:幅17.5×高さ28.8×奥行23.0cm
第2に、R2000DBです。
さらに本体が大きくなり、スピーカーの口径も一回り大きくなります。

トゥイーターは25mmです。
同じシルクドームながら「Eagle Eye」と名付けられた、同社の看板的なユニットです。ウーハーもおおよそ13cmクラスと、1サイズ上の構成です。
ただし、Bluetoothのバージョンは古く、対応コーデックの詳細も公称では分かりません。
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結論的にいえば、PC用の近接視聴を前提とする場合は、どちらの機種についても設置スペースには十分注意してください。いずれも、その用途では、一般的向けにおすすめしかねます。
【2024年発売】
16・Edifier ED-S880DBMK2
¥41,525 楽天市場 (3/22執筆時)
【直販型番】
16・Edifier S880DB MKII
¥44,982 Amazon.co.jp (3/22執筆時)
ハイレゾ:対応
出力:44W+44W
スピーカー:8.9cm+3.2cm
周波数帯域: 40Hz-50kHz
接続:USB Bluetooth 光 同軸 アナログ
サイズ:幅14.7× 高さ23.7×奥行19.2cm
ED-S880DBMK2 は、日本の代理店プリンストンが扱う、Edifierの上位機の1つです。。
2024年に約5年ぶりにモデルチェンジしました。旧機も後ほど見ますが、スピーカーユニットからして刷新されており、ほぼ別機種と言って良い内容です。
なお、本機もAmazonで直販型番が用意されていますが、性能は同じです。ページ内クーポン割引が適用される時期も多いので、購入時は価格をよく確認してください。

サイズは、幅14.7× 高さ23.7×奥行19.2cmです。
いわゆる小型機というほどではありません。
ただし、27型のPCモニターの横に置く場合でも、幅120cmの机であれば、なんとか左右に配置できそうなサイズ感です。ノートPCや、より小型のモニターと組み合わせる場合は問題になりにくく、机上棚などに置く場合も同様です。
PCとの接続は、アナログを含めて複数の方式から選べますが、一般的にはデジタル接続を使う前提で考えてよいでしょう。
光デジタル端子・USB端子・同軸デジタルに対応します。
USBや同軸であれば、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源を扱えます。
Bluetoothは、SBCほか、LDACに対応です。
機器側がLDACに対応していれば、Bluetooth経由でもハイレ相当の音源再生を狙えるでしょう。接続方式の選択肢が多いことは、本機の「売り」の1つです。
アンプ出力は、総合88Wです。
定格か、最大かの表記はメーカー基準によりますが、アクティブスピーカーとして見ても余裕のある出力と言えます。

スピーカーの直径は、低音再生用のアルミ製ウーハー(ミッドバス)は8.9cm、高音再生用のチタンドームツイーターは3.2cmです。
第2世代になり、ツイーターのサイズは初代と比べておよそ1.25倍に拡大しています。
一方で、ウーハーは若干小さくなりましたが、周波数帯域としてはむしろ低域側がわずかに伸びています。スペックだけで音質が決まるわけではないものの、しっかりとした低音を維持しながら、中音域・高音域を強化し、ハイレゾ再生を意識してブラッシュアップした構成と考えられます。
音質面は、高音域は金属系素材の大きめのツイーターらしく、ハイレゾ再生向きの「きらびやかさ」を感じる音です。ただし、同社の「自然さ」を重視する傾向はそのままで、刺激的になり過ぎないバランスです。
単体のブックシェルフスピーカーと比較しても、「ハイレゾ入門機」としての水準はしっかり感じられます。
中音域は明瞭で、ボーカルも適度に前に出ます。低音域も量感は十分で、質感(スピード感)もこのクラスとしては良い部類です。
重低音も、サイズ感からするとそれなりに「沈み込む」感触があります。
小音量再生は、つまみを完全に絞り切るレベルではさすがに低音が痩せますが、日中に「やや小さめ」で聴くような使い方であれば、このクラスとして十分にバランスの取れた鳴り方です

ボリューム調節は、調整つまみが本体の裏面です。
ただし、リモコンが付属するため、日常使用で大きな不便を感じることはないでしょう。
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以上、EdifierのED-S880DBMK2の紹介でした。
ONKYOがPC用スピーカー市場から撤退して以降、このグレードのハイレゾ対応機は選択肢が減っており、本機は構成面でも「かなり貴重な」1台です。
アンプ出力、大きめのスピーカーユニット、デジタル接続、ハイレゾ対応と、欲しい要素は一通り揃っています。現在のラインアップから選ぶのであれば、PC用のハイレゾ対応スピーカーとしてかなり有力な選択肢と言えるでしょう。
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【2018年発売】
【直販型番】ED-S880DB
17・Edifier ED-S880DB
¥29,499 Amazon.co.jp (3/22執筆時)
ハイレゾ:対応
出力:42W+42W
スピーカー:9.5cm+1.9cm
周波数帯域: 55Hz-40kHz
接続:USB Bluetooth 光 アナログ
サイズ:幅13.7× 高さ17.0×奥行23.6cm
なお、このグレードの旧機が残ります。
本機にもAmazon向け型番のモデルがありますが、性能は同じです。

大きさは、幅13.7× 高さ17.0×奥行23.6cm です。
新機種より、わずかにスリムなサイズ感です。
PCとの接続は、本機も、同軸はないですが、USBや光デジタルを含めて多様な手段で行え、ハイレゾ音源の再生に対応します。
ただし、BluetoothについてはLDACに対応しないため、基本的には有線接続を前提に考えたほうが良い機種です。

スピーカーは、低音再生用のウーハーは9.5cm、高音再生用のツイーターは1.8cmです。
先述のように、旧機はウーハーがやや大きめです。ツイーターは同じくチタンラミネート加工ながら、小ぶりなサイズだったと言えます。
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結論的にいえば、現状の値段差で見ると、新機種とは上位機・下位機の関係です。
新機種はユニット回りの変更で、よりハイレゾ音源に最適化された構成になっているため、予算に余裕があれば上位機を狙う選択になるでしょう。
一方で、LDAC自体がそれほど普及したコーデックではないこと、旧機もハイレゾ向きのスペックをすでに備えていることを踏まえると、コストパフォーマンスの面では現状、旧機のほうがおすすめしやすいと感じます。
次回に続く
PC用スピーカーのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、PC用スピーカーの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

2・PCスピーカーの比較 (2)
2-1:Edifier 2〈香港〉
2-2:CREATIVE〈シンガポール〉
2-3:JBL〈米国〉
3・PCスピーカーの比較 (3)
3-1:クリプトン〈日本〉
3-2:パイオニアDJ〈日本〉
3-3:サンワサプライ〈日本〉
3-4:Razer〈米国〉
3-5:EVE AUDIO〈ドイツ〉
4・PCスピーカーの比較 (4)
4-1:ロジクール〈スイス〉
4-2:FiiO〈中国〉
4-3:Audioengine〈米国〉
4-4:ELAC〈ドイツ〉
4-5:AIRPULSE〈香港〉
4-6:フォスター〈日本〉
5・PCスピーカーの比較 (5)
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)では、Edifierの上位機をみたあと、CREATIVEなど海外の大手企業の製品をさらに紹介していきます。
低音域の迫力 ★★★★★
中音域の明瞭さ ★★★★★
高音域の伸び ★★★★★
小音量再生 ★★★★★
端子構成 ★★★★★
設置性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、5回目記事(こちら )では、今回紹介する全機種から、目的別・予算別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
