Top オーディオ製品 比較2022'【高音質】PCスピーカー50機の性能とおすすめ・選び方:ハイレゾ対応 (1)

2022年04月20日

比較2022'【高音質】PCスピーカー50機の性能とおすすめ・選び方:ハイレゾ対応 (1)

【今回紹介する内容】2022年 パソコン用スピーカーの性能とおすすめ・選び方:小型PCスピーカー・アクティブスピーカー・アンプ内蔵デスクトップスピーカー・性能違い・グレード別人気ランキング:ゲーム・重低音 ハイレゾ対応PCスピーカー

【紹介する製品型番】オーディオテクニカ AT-SP95 Bose Companion20 Companion 2 Series III Edifier ED-R1280T ED-S880DB S880DB ED-R1100 ED-R1280T R1380DB R1280T R1280Ts S880DB R2000DB R1850DB R1700BT R1700BTs R1280DBs CREATIVE Pebble V2 SP-PBLV2-BK Pebble Plus SP-PBLP-BK GigaWorks T20 Series II GW-T20II-R2 GW-T20II-R2A T40 GW-T40II-R2 GW-T40II-R2A T60 SP-T60-BK T100 SP-T100-BK FOSTEX PM0.1e PM0.3H PM0.4c

今回のお題
最新のPC用スピーカーのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2022年4月現在、最新のPC用のデスクトップスピーカー比較です。

 Atlasが実際聴いたPC用スピーカーを中心に、新機種を含めて「音質重視」で調査しました。

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1・PCスピーカーの比較 (1)
 1-1:オーディオテクニカ〈日本〉
 1-2:CREATIVE〈シンガポール〉
 1-3:フォスター〈日本〉
 1-4:Edifier〈香港〉
2・PCスピーカーの比較 (2)
 2-1:ロジクール〈スイス〉
 2-2:BOSE〈米国〉
 2-3:JBL〈米国〉
 2-4:Audioengine〈米国〉
 2-5:タンノイ〈英国〉
 2-6:SONY〈日本〉 
 2-7:ヤマハ〈日本〉
3・PCスピーカーの比較 (3)
 3-1:クリプトン〈日本〉
 3-2:パイオニアDJ〈日本〉
 3-3:その他〈各社〉
 3-4:最終的なおすすめの提案【結論】

 今回は、3回の連続記事の、1回目記事です。

 価格としては、1万円以下の入門機から、10万円以上の上級機まで広く見るつもりです。

 近年は、日本の老舗音響メーカーがPCスピーカーから「撤退」しており、海外メーカーが主流です。

 そのため、新興メーカーについての簡単な説明も加えつつ、各社の製品を今回は細かく比較していきます。

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 なお、今回は上の写真のように、左右にスピーカーを配置する「PC専用のステレオスピーカー」だけ扱います。

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 上の写真のような「ボックス型」のものも、PCで利用できます。

 しかし、PC専用と言うより他の用途との「兼用スピーカー」といえるため、今回は扱っていません。

 そういった製品については【Bluetoothスピーカーの比較記事】を別に用意しています。お手数ですが、そちらをご覧ください。

 よろしくお願いします。

ーー

音質の良さ  ★★★★★
重低音の迫力 ★★★★★
小音量の音質 ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★★
設置スペース ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下では、上表のような基準から、各製品を比較・紹介していきます。

 そして、最後にAtlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を書いていきます。

0・PC用スピーカーの選び方の基本!

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1・アンプの性能
2・本体サイズ
3・スピーカー口径
4・ハイレゾ対応

 はじめに、PCスピーカーの「選び方の基本」について記しておきます。

 このブログでは、色々な種類のスピーカーを比較していますが、PC用は「かなり特殊」です。

0-1・アンプの性能

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 第1に、アンプの性能です。

 PCスピーカーは、音を増幅するアンプが内蔵された特別なスピーカーです。

 専門的には「パワードスピーカー」と言います。

 「ミニコンポ」の本体部分が内蔵されたスピーカーと言えば、分かりやすいか思います。

 PCには、本体で音を十分に増幅する機構がないため、アンプが内蔵されたスピーカーでないと音が出ません

 そのため、普通のスピーカーと違う、PCスピーカーと特殊ジャンルがあるわけです。

ーーー

 結論的に言えば、音質を重視して選ぶ場合、アンプ部分の性能も考慮に入れながら製品を選ぶ必要があります。

 「キーワード」となる、30W(ワット)などの形式で示される「アンプ出力」です。この部分を含めて、今回の記事では、それをふまえて比較しています。

0-2・本体サイズ

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 第2に、本体サイズです。

 これは、「設置性」だけでなく「音質」に関わります。

 PCスピーカーは、耳の近くでの近接視聴するスピーカーだからです

 机の上に設置する場合、大きすぎると、良好なステレオ感が得られません

 また、夜など、小音量で再生したい場合、大きいスピーカーだと中・低音域が「劣化」する場合が多いです。

 ボーカルの再生や、セリフのある動画の再生がひどく聴き取りにくくなります。

ーー 

 結論的に言えば、PCスピーカーは、サイズを考慮して選ぶ必要があります。

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 「オーディオ用スピーカー」は「サイズが大きい」ほど音質が良いというのが基本であり「常識」です。しかし、PCスピーカーの場合は少し異なる点、注意してください。

 今回の記事では「クリエーター向けの大きめのアクティブスピーカー」も比較していますが、個人用とはしっかり分けて考えています。

0-3・スピーカーの口径

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 第3に、スピーカーの口径です。

 ざっくり言えば、スピーカーの音質はスピーカー数・口径の大きさで決まります。

 PCスピーカーは、しかし小型ですから、(いくらお金を積んでも)大きなユニットが載りません。

 それでは、特に低音域が「弱くスカスカな音」になってしまうので、高品質なものほど、音響工学的・電気的な別の手段で、強化しています。

ーー 

 結論的に言えば、PCスピーカーの場合、こうした部分の工夫もポイントとなってきます。

 音楽好きのなかには、音源の自然さ(ピュアオーディオ)を重視したい方も多く、低音/高音が無理に強調される傾向のサウンドを嫌う人が多いです。  

 しかし、PCスピーカーの場合、ボリュームを下げた場合など、(特に)低音域が足りない場合の支障が大きいです。

 そのため、ある程度「妥協」して、「PCスピーカーとはそういう種類のスピーカー」だと思って楽しんだ方が、納得のいくスピーカーが選べるでしょう。

0-4・ハイレゾ対応

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 第4に、ハイレゾ音源への対応です。

 Amazon Musicをはじめ、定額聴き放題でも最近、高音質なハイレゾ音源が増えています。

 ただ、高音質で再生するためには、スピーカー側の対応が必要です。

ハイレゾ音源:対応
高音再生力:★★★★☆ 40kHz

 業界団体が定める基準としては、高音再生力の値が40kHz以上であるスピーカーが「ハイレゾ対応機」です。

 今回の記事では、各機の対応状況が分かるようにしています。

 なお、PCスピーカーの場合、(多少ドンシャリしても)「低音域も強い」という観点で対応機を選んだ方が、近接視聴に向いたハイレゾスピーカーが選べます。

ーーー

 というわけで、PC用スピーカーの選び方において「とくに重要な部分」を4点紹介しました。

 こうした観点に基づいて、以下、具体的な機種の比較に入ります。

1・PCスピーカーの比較 (1)
 1-1:オーディオテクニカ〈日本〉
 1-2:CREATIVE〈シンガポール〉
 1-3:フォスター〈日本〉
 1-4:Edifier〈香港〉
2・PCスピーカーの比較 (2)
 2-1:ロジクール〈スイス〉
 2-2:BOSE〈米国〉
 2-3:JBL〈米国〉
 2-4:Audioengine〈米国〉
 2-5:タンノイ〈英国〉
 2-6:SONY〈日本〉 
 2-7:ヤマハ〈日本〉
3・PCスピーカーの比較 (3)
 3-1:クリプトン〈日本〉
 3-2:その他〈各社〉
 3-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 冒頭書いたように、以上のような順番で、メーカーごと紹介していきます。

1-1・オーディオテクニカのPCスピーカー

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 はじめに、日本のオーディオテクニカのPCスピーカーです。

 老舗の音響メーカーですが、PCスピーカーの販売もあります。


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 【2021年発売】

 1・オーディオテクニカ AT-SP95
  ¥3,600 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:4W
スピーカー直径:約5.2cm
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★☆☆ 100Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ式
サイズ:幅8×高さ28×奥行8.1cm

 AT-SP95 は、オーディオテクニカが販売するPCスピーカーです。

 比較的安価な製品としては、人気のある製品です。近年まで売られていたAT-SP93というロングセラー機の後継機です。

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 大きさは、幅8×高さ28×奥行8.1cmです。

 PCスピーカーとしては小型で、テレワーク時、ノートPCとのコンビでも使える小型機です。ここが人気の秘密でしょう。

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 PCとの接続は、付属のステレオケーブルを利用するアナログ方式です。

 ステレオケーブルでPCとつなげます。サイズ的には、ノートPC向きでしょう。

 なお、電源は、USBから取ります。スマホの充電などに使うUSB充電器ほか、PCのUSB端子からもとれます。

 ただし、PCにつなげた場合でも、USBでの音楽データの転送は不可です。

 ステレオケーブルは必ず必要です。

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 一方、USBについていえば、本機は4W出力の製品ですので、一部の格安ノートPCにあるマウス接続用のUSB2.0規格の端子だと性能を活かせません

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 ただ、通信帯域の広いUSB3.0規格の端子(四角いUSB-A形状)は、デスクトップはもちろん、格安ノートPCでも1つは必ずあるものなので、問題ないと思います。

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 【2個セット】

 Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ
  ¥999 Amazon.co.jp (1/13執筆時)

 ただし、Apple系は(丸い)USB-C形状ですので、変換アダプタが必要です

 アンプ出力は、先述のように、左右総合4Wです。

 みかけは本格的な製品に見えますが、パワーは、市販の格安モニター搭載のスピーカーとあまり変わらないです。

 これは、USB給電ゆえの限界です。

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 スピーカーの直径は、約5.2cmです。

 1つのスピーカーにつき、スピーカーは1つのフルレンジ型です。

 この部分は、モバイル用PCや格安モニター搭載のスピーカーなどよりだいぶ大きく、音質の向上を見込めます。

 なにより、左右に離して置けるので、内蔵スピーカーより、良好なステレオ感を得れます。低音については、後部にバスレフポートがあり、それなりには拡がります。

 ただし、先述のように、パワーの限界などで、よりグレードの高い他機とは(値段差分の)音質の差はあります。

 ボリューム調節は、調整つまみが本体の前面にあります。

 ヘッドホン端子も付属です。

---

 以上、オーディオテクニカ AT-SP95 の紹介でした。

 シンプルな製品ですが、5000円以下のスピーカーに限っていえば、音質は期待できる水準です。

 ただ、出力の限界はあるので、十分な音圧を得られるとはいいにくいところはあります。次にみていく、CREATIVEの商品を含めて、(少し高めの)上位機と見比べることは必要でしょう。

1-2・CreativeのPCスピーカー

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 続いて、シンガポールの「Creative」です。

 PC音楽機器(DTM)の老舗で「サウンドブラスター」は、PC用サウンドカードの草分けです。

 PCスピーカーも昔から展開していて、値段の安さ質の良さも兼ね備えた製品もあります。

 低価格帯の製品展開数は、後ほどみるロジクールと双璧であり、デンキヤでもよく見かけます。


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 【2020年発売】

 【8W出力(4W+4W】

 2・CREATIVE Pebble V2 SP-PBLV2-BK
  ¥3,036 Amazon.co.jp (4/20執筆時)  

 【4.4W出力(2.2W+2.2W】

 3・Creative Pebble SP-PBL-BK
 3・Creative Pebble SP-PBL-WH
  ¥1,980 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:上記参照
スピーカー直径:5cm
高音再生力:★★★☆☆
低音再生力:★★★☆☆
小音量再生:★★★★☆
ボリューム:調整不可
PC接続方法:アナログ式
サイズ:12.2x11.6x11.5cm

 Creative Pebble は、Creativeが販売するPCスピーカーです。

 同社は、20年以上前のPCオーディオの黎明期からある、世界的なDTM企業です。

 2機種ありますが、上位機は8W出力(高ゲインモード)が可能です。

 音質重視ならばそちらでしょう。

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 大きさは、12.2x11.6x11.5cm です。

 ペブル型(丸石型)で、ノートPCなどと合う超小型サイズです。

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 PCとの接続は、アナログ式です。

 ステレオケーブルでPCとつなげます。サイズ的には、ノートPC向きでしょう。

 本機も、音楽データは送れませんが、USBから電源は取れます。

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 とくに、上位機は、総計10W出力ができます。

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 そのため、ノートPCの(丸っこい)USB-C端子や(四角い)普通のUSB-A端子で、USB3.1以上の速度規格をもつPCならば、音圧を10W(ピーク16W)まで上げられます。

 なお、Window系はノートPCによるのですが、MacBookユーザーならばUSB-C端子を持つ機種ならば、どれでも最高音質を得られるでしょう。

 USB3.0など対応しない場合は、規格上、最大4.5Wまでなので、音圧が下がります。やや宝の持ち腐れでしょう。

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 スピーカーは、1つだけ搭載のフルレンジ(1ウェイ)です。

 サイズは直径5cmですので、大きくはないです。

 後ろ側には、他社のようなバスレフポートではなく、パッシブラジエータ(電気回路がないスピーカー)装備する形式です。

 効果はともかく、部品としては少々こちらのほうが高級だと思います。

 また、ドライバーが上向きな部分も、超小型スピーカーでは良い方向に作用しそうです。

 いずれにしても、サイズ感からすると、クラス以上の低音域再生を可能にします。

 ボリューム調節は、調整つまみが本体の右前面にあります。

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 以上、Creative Pebble の紹介でした。

 USB給電できる、ノートPC用に手軽な製品を探している場合の選択肢です。

 後ほど見る、ロジクールの格安機がライバルになりますが、特にUSB-C端子を持つ機種で利用できる環境ならば、こちらの方が音質は良いでしょう。

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 【8.0W出力】

 4・CREATIVE Pebble Plus SP-PBLP-BK
  ¥4,048 Amazon.co.jp (4/20執筆時)  

ハイレゾ音源:
アンプ出力:4W+4W(RMS)
スピーカー直径:5cm
高音再生力:★★★☆☆
低音再生力:★★★★☆
小音量再生:★★★★☆
ボリューム:調整不可
PC接続方法:アナログ
サイズ:12.2x11.6x11.5cm

 なお、本機は、低音強化のためにサブウーファーを搭載して2.1chにした製品も販売があります。

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 幅15cm、高さ20.2cm、奥行19.5cmの小型サイズなので、机の下に邪魔にならず設置できるでしょう。

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 サブウーファーは小型で、ユニットは10cmです。

 このサイズならば、階下に影響することもないでしょう。こちらも、USB電源から電源は取れ、それで、サブウーファーの電源もまかなえます。割とすごく思います。

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 ただし、総計8W出力を得る場合は、本機の場合も、PC側がUSB3.1以上に対応しなければ無理です。

 それ以外は、「荒業的」ですが、スマホ用のUSBコンセントを使って、コンセントから電源をとる迂回手段は考えられます。

 いずれにしても、このタイプで音質を重視したい方は、本機を選ぶのは意味があるでしょう。価格差も小さいです。


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 【2021年発売】

 【通常型番】

 5・Creative T20 Series II GW-T20II-R2
  ¥10,392 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

 【特定店向け型番】(性能は同じ)

 5・Creative T20 Series II GW-T20II-R2A
  ¥11,000 楽天市場 (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:14W+14W(RMS)
スピーカー直径:約6.8cm(実測)
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 50Hz
小音量再生:★★★★☆
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅8.46×高さ23×奥行14.3cm

 Creative GigaWorks T20 Series IIは、Creativeが販売するPCスピーカーです。

 ベースは2014年発売のGW-T20-IIRです。2021年に型番だけ変わりました。

 同時に、特定店向けに別型番の製品も出ましたが、性能は同じです。

 一方、先ほどの製品に比べると、かなり「本格的」です。

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 大きさは、幅8.46×高さ23×奥行14.3cm です。

 多少ですが「背の高さ」があるモデルです。

 ただ、台形形状であり、圧迫感はありません。

 PCとの接続は、アナログ方式です。

 ステレオケーブルでPCとつなげる最もシンプルな形式です。

 2mのケーブルが付属するので、すぐ使えるでしょう。

 アンプ出力は、28Wです。

 この価格帯では、 RMS(総合出力)表記で片側14Wというのは強力です。

 サウンド面での音圧は、同社の昔からの「売り」です。

 純粋に迫力という部分だけとれば、この価格帯では強調できます。

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 スピーカーの直径は、上図の様にユニットが片側2つの2ウェイ型を採用します。

 低音再生用のウーハーが、実測で6.8cm高音再生用のツイーターが1cmほどです。

 素材的には、ウーハーは、グラスファイバーコーン、ツイーターは、シルクコーンです。

 スピーカーが片方に2つある2ウェイ型の場合、一般的に、低音域と高音域の品質がアップします。

 一方で、「音の受け渡し」のある中音域(ボーカルなどの音域)は難が出る場合もあります。

 2WAY式として見ても、ツイーターが下方に配置される面白い構造ですが、低音域と高音域が強調される「派手め」の味付けです。

 好みは分かれるでしょうが、「ファイナルファンタジーXIV推奨スピーカー」でもあるこちらは、ゲームには向くでしょう。

 ボリューム調節は、調整つまみが本体の前面にあります。

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 以上、CreativeGigaWorks T20 の紹介でした。

 個性的にスピーカーで、ユーザー評価が二分されやすいモデルです。

 小型でも、ゲームサウンドなど、低音域の迫力が欲しいジャンルに利用する場合は「向く」でしょう。

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 【2021年発売】

 【通常型番】

 6・Creative T40 Series II GW-T40II-R2
  ¥12,281 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

 【特定店向け型番】(性能は同じ)

 6・Creative T40 Series II GW-T40II-R2A
  ¥13,200 楽天市場 (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:16W+16W(RMS)
スピーカー直径:約6.8cm×2(実測)
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 50Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅8.46×高さ23×奥行14.3cm

 なお、この機種には上位機として、ウーハーをWで搭載する、3WAY式を採用する上位機があります。

 下位機種より中音域は補完された印象で、音圧(迫力)という意味でも有利です。ただ、この構成の場合、音量がある程度ないと、音がぼやける(ばらける)傾向です。

 基本的に下位機種の構成のほうが使い勝手が良く、「同社らしい」サウンドという気がしました。


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 【2021年発売】

 7・Creative T60 SP-T60-BK
  ¥9,800 Amazon.co.jp (4/20執筆時) 

 7・Creative T60 SP-T60-BK
  ¥9,119 楽天市場 (4/20執筆時) 

ハイレゾ音源:
アンプ出力:15W+15W (RMS)
スピーカー直径:約7cm
高音再生力:★★★★☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 50kHz
小音量再生:★★★★☆
ボリューム:調整可(リモコン)
PC接続方法:アナログ USB-C Bluetooth
サイズ:幅9.2× 高さ19.9×奥行14.7cm

 Creative T60は、ここまで見た製品とは、別のラインとなる、Creativeの製品です。

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 大きさは、幅9.2× 高さ19.8×奥行14.7cmです。

 本機については、上方面を含めて比較的コンパクトで、設置性は良いです。

 なお、コントロール側は1cmだけ奥行がよけいにあります。

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 PCとの接続は、本機の注目点です。

 本機については、アナログ接続以外に、USB-C端子を使ったデジタル転送にも対応だからです。

 DAC(デジタル信号をアナログ信号に変換する装置)の性能は不明ですが、PCオーディオですし、アナログよりこの方でつなげた方が、ノイズの乗りにくさを含め、音質は良いでしょう。

 なお、USB-Cケーブルほか、USB-A変換アダプタも付くので、基本的にどのPCともつながります。

 加えて、PCとの接続方法について、アナログのほかBluetoothも選択できます。

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 Bluetoothは、ただ、圧縮コーデックが音質の悪いSBCですので、「おまけ」レベルです。

 そのほか、USB端子もありますが、これは、USBメモリ再生を想定していて、PCには使えない点に注意してください。

 アンプ出力は、総合で30Wです。

 弱くはないですが、強くもないです。ただ、サイズからしても、問題はないでしょう。

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 スピーカーの直径は、7cmです。

 先ほどの製品とちがって、フルレンジ(1ウェイ)です。

 ただ後面にバスレフポート(BasXPort)があり、低音域を増幅します。

 小型機によく見られる工夫です。

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 音質強化技術としては、Sound Blasterオーディオ処理技術の言及があります。

 オーディオ分析し、サラウンド感を高める工夫です。同社が、PC用カードで培った技術の応用とのことです。

 人間の声(中音域)を識別して強化できる機能(Clear Dialog)もあるため、テレワークなどのチャットほか、映画などにも有効です。

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 一方、テレワークの部分で言えば、本機は、マイク端子を備えます。

 有線ヘッドセットをつなげられます。その際は、連動して、発言時のみマイクをオンにする機能(VoiceDetect)と、エアコンなどの環境ノイズの低減(NoiseClean)も利用できます。

 ただし、この部分だけは、同社のアプリを介すので、現状でWindows10のみ対応です。

  ボリューム調節は、右のフロント部分にあります。

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 以上、CreativeT60 の紹介でした。

 大手がだす「しっかりした製品」に限定して言えば、久しぶりの新製品です。

 音質はスピーカー・アンプ部分は「及第点程度」の構成ですが、USBでつなげられる部分で、少し加点できます。

 その上で、テレワーク時代にあった諸機能があるため、このニーズに合う方には、相当良い製品と言えます。選んで良いでしょう。


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 【2019年発売】

 8・Creative T100 SP-T100-BK
  ¥11,800 Amazon.co.jp (4/20執筆時) 

ハイレゾ音源:
アンプ出力:20W+20W (RMS)
スピーカー直径:約7cm
高音再生力:★★★★☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 50kHz
小音量再生:★★★★☆
ボリューム:調整可(リモコン)
PC接続方法:アナログ/Bluetooth
サイズ:幅9.3× 高さ20.8×奥行13.0cm

 Creative T100 は、T60 の上位機です。

 ただし、USB-C接続に非対応で、先述のテレワーク系の機能は「省略」なので、完全に上位機というわけではないです。

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 大きさは、幅9.3× 高さ20.8×奥行13.0cm です。

 設置性は本機も良いです。

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 PCとの接続は、アナログ方式です。

 一方、端子としては、USBがない代わりに、光デジタル端子を持ります。

 そのためゲーム機などともつながります。

 Bluetoothは、搭載ですが、やはりSBCですので、「おまけ」レベルです。

 アンプ出力は、総合で40Wです。

 この部分では、先ほどみたT60のよりも上位です。

 冒頭書いたように、PCスピーカーではこの部分が特に重要です。

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 スピーカーの直径は、同じ7cmで、フルレンジ(1ウェイ)です。

 アンプの性能が良いほか、後面のバスレフポート(BasXPort)のサイズなどから、T60より低音域を強いです。

 音質強化技術としてはゲーム、コンサート、音楽、映画などのイコライザーモードが利用できます。

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 ボリューム調節は、調整つまみが本体の上面にあります。

 また、リモコンも付属します。

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 以上、CreativeT100 の紹介でした。

 テレワークに使うならば、基本的に下位機種のが利便性が高いでしょう。

 音質部分はUSBが利用できないので、比較が難しいところです。ただ、アンプの性能が本機の方がよいので、実際的な音質は本機のがやはり良いでしょう。

 音質は、フルレンジなので、派手さはないにせよ、聴き疲れしにくい音質です。BGM的に聴くような一般向けには、2ウェイ式の同社機も含めて、本機が最も良さそうです。

 小音量時再生時のバランスは特段表明がないですが、そもそも、ユニットはあまり大きくないので、過度な心配は不要でしょう。

1-3・フォステックスのPCスピーカー

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 続いては、日本のフォスターのPCスピーカーの紹介します。

 同社は、iPhone用の音響部品を供給するOEM企業としても有名ですが。

 しかし「フォステクス」ブランドで、昔からPC用スピーカーを直売しています。


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 【2017年】

 9・FOSTEX アクティブスピーカー PM0.1e
  ¥13,000 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:5W+5W
スピーカー直径:5.5cm
高音再生力:★★★☆☆ 35kHz
低音再生力:★★★☆☆ 80Hz
小音量再生:★★★★☆
ボリューム:調整可
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅8.6×高さ17.5×奥行15.2cm

  PM0.1eは、FOSTEX(フォスター電機)の発売するPC用スピーカーです。

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 大きさは、幅8.6cm× 高さ17.5cm× 奥行15.2cmです。

 小型ですので、耳までの視聴距離が短くても、ステレオ感が比較的得やすいです。

 本体は木製です。

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 PCとの接続は、アナログ方式です。

 1.5mのオーディオケーブルをパソコン本体の音声出力(ヘッドフォン端子)に接続すればそのまま使えます。

 ケーブルは付属しますが、音質面から市販のケーブルに替えることも可能です。

 アンプ出力は、総合10Wです。

 この部分で全てが決まるわけでもないですが、あまり大きくはないです。

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 スピーカーユニットの直径は、5.5cmです。

 トゥイータなしで、全音域をならすフルレンジユニットです。素材はグラスファイバー繊維です。

 あまり大きなユニットではないですが、低音が得やすいリアバスレフ構造を採用するため、試聴の限り、超小型機としては、それなりの音圧があります。 

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 ボリューム調節は、調整つまみが本体の裏側にあります。

 そのため、普段の音量調整はパソコン側の音量で行うのが良いでしょう。

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 以上、FOSTEXPM0.1eの紹介でした。

 他社機と比べるとややユニットが小さいです。

 ただ、設置性は良いですし、奥行のない机でノートPCと合わせて使いたい場合などは、選択肢にできそうです。


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 【2017年】(在庫わずか)

 10・FOSTEX PM0.3H(B) 【黒】
 10・FOSTEX PM0.3H(W)【白】
  ¥16,830 楽天市場 (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:対応
アンプ出力:15W+15W
スピーカー直径:7.5cm+1.9cm
高音再生力:★★★★☆ 40kHz
低音再生力:★★★☆☆ 110Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(リア)  
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅10.0× 高さ18.5×奥行13.0cm

 PM0.3Hは、FOSTEXのハイレゾ音源対応スピーカーです。

 全メーカー通してみても、ハイレゾに対応するスピーカーとしては最安レベルです。

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 大きさは、幅10.0cm× 高さ18.5cm× 奥行13.0cmです。

 同社の下位シリーズと異なり新しく設計した本体で、よりコンパクトです。

 こちらも、机に無理なく置けるサイズです。

 PCとの接続は、アナログ方式です。

 付属のケーブルをPCのステレオミニジャックにつないで使います。

 ケーブルは、1.5メートルのものが付属します。

 アンプ出力は総合30Wです。

 本体のサイズ感からすれば、納得のできる数字です。

 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーは7.5cm高音再生用のツイーターは1.8cmです。

 本機については、2ウェイ式です。

 高音域を専用のツイーターにして、ハイレゾに最低限必要な40kHzに対応させています。

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 ・FOSTEX PM-SUBmini2
  ¥21,373 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

 なお、メーカーでは、上図のような出力50Wのサブウーハーとのセット利用も提案されています。

 配線は、PCからサブウーハーのRCA(アナログ端子)に付属ケーブルでつなぎ、そこから付属ケーブルで、PCスピーカーに接続する方法です。

 難点は、配線が複雑で、机上の美観の維持が難しい点ですね。

 ボリューム調節は、調整つまみが本体の裏面にあるため、レベル設定後は、PC本体で調整するのが通常の使用法です。

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 以上、フォステックスPM0.3Hの紹介でした。

 ハイレゾ対応の「入門機」としてコスパが圧倒的に良い製品です。

 DTMでのハイレゾ再生を試してみたい方に良いでしょう。

 ただ、イレゾ再生に重要な高音再生力は、40kHzと最低限である点で、入門機の域を脱してはいません。


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 【2016年】

 12・FOSTEX アクティブスピーカー PM0.4c
  ¥35,640〜 楽天市場 (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:30W+30W
スピーカー直径:1.9cm+10cm
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 20Hz
小音量再生:★★☆☆☆
ボリューム:調整可(フロント)  
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅13× 高さ22× 奥行16.9cm

  PM0.4cは、日本のフォスター電機が発売するステレオスピーカーです。

 本体色は、(`M0.4CBJPN)と( PM0.4CWJPN)から選択可能です。

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 大きさは、スピーカーユニット単体で、幅13× 高さ22× 奥行16.9cmです。

 アンプ内蔵スピーカーですが、机の幅で納めるには大きすぎるでしょう。

 近接視聴には向きません。

 PCとの接続は、アナログ方式です。

 アナログRCAケーブルのみ付属します。

 アンプ出力は総合60Wです。

 ほぼ同じサイズのマッキーと比べても、この部分では負けておらず、JBLと同等です。

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 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーが10cm高音再生用のツイーターが1.9cmです。

 ウーハーは、割と大きめですので低音は充実するでしょう。ただし、音場を作るにはある程度スピーカーを離さないといけないため、やはり、デスクトップ用としては大きいです。

 ボリューム調節は、後部にあります。

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 以上、フォスター電機のPM0.4cの紹介でした。

 やや大きめでも構わない、ということならば、選択肢にはなります。

 アンプにも余裕があるので、近接視聴をする必要がない環境ならば、こちらを導入するのも選択肢の1つでしょう。

1-4・EDIFIERのPCスピーカー

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 続いては、中国香港のエディファイヤーのスピーカーを紹介します。

 日本では、PC周辺機器メーカーのプリンストンが代理店となっています。米Amazonで売れ筋となり、ワールドワイドで知名度が上がりました。


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 【2018年】

 【通常型番】

 13・Edifier ED-R1280T
  ¥11,924 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

 【直販用型番】

 13・Edifier R1280T
  ¥10,030 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

 【サブウーファ端子付】

 13・Edifier R1280Ts
  ¥11,262 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:21W+21W
スピーカー直径:10.1m+1.3cm
高音再生力:★★★☆☆ 18Hz
低音再生力:★★★★☆ 75Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(リモコン/サイド)  
PC接続方法:アナログ×2
サイズ:幅14.6×高さ23.4×奥行19.6cm

 ED-R1280T は、中国香港の音響メーカーのエディファイヤーが販売するマルティメディアスピーカーです。

 こちらが、日本の代理店(プリンストン)が販売するモデルですが、ほかにいくつか型番があります。

 第1に、R1280Tは、Amazonで、Edifier本体がうる直販モデルで、性能は同じです。

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 第2に、R1280Tsは、直販用のみの展開で、「プチ上位機」となります。

 本機のみサブウーファ出力があるほか、リモコンにサラウンドボタンも付属です。

 なお、再生周波数帯域は52Hz-20KHzと少し異なる表記ですが、ユニットは同じなので、音質は変わらないと思います。

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 結論的にいえば、本質的には同じスピーカーなので、これら3機種から値段で決めて良いかと思います。

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 大きさは、幅14.6cm× 高さ23.4cm× 奥行19.6cmです。

 幅が10cmを超えており、机におくと多少圧迫感があるかもしれません。

 棚などに置きたいところです。

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 PCとの接続は、アナログ方式です。

 付属のケーブルをPCのステレオミニジャックにつないで使います。

 また、こちらの機種の場合は、アナログRCAケーブルにも対応します。RCAポートは2つあるため、複数の機器が同時に利用できます。

 まお、ステレオジャックとの接続は、付属の3.5mm-RCAケーブルで利用する形式です。

 アンプ出力は、総合42Wです。

 PC用スピーカーとしては、かなりのパワーがある製品です

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 スピーカーの直径は、2WAY式です。

 低音再生用のウーハーが10.1cm高音再生用のツイーターが1.3cmです。

 素材的には、ツイーターがシルクコーンで、ウーハーがPPコーンです。割とよく見られる構成です。

 前面に大きめのバスレフポートがあります。このタイプの場合、低音域の音抜けがよくなるのでPC向きです。ただ、小さめなツイーターとも合わせて、キレは多少悪い印象で、もっさり感は多少あります。

 小音量での再生は、一方、ここまで大きなスピーカーユニットの場合、夜間など、近接して小音量で再生する場合に、バランスが取れなくなる(もわっとした感じになりやすい)傾向です。

 ある程度の音量で聴く「デイタイム用」のPCスピーカーです。

 ボリューム調節は、サイド及びリモコンで可能です。

 こちらの場合、高音域と低音域のバランスもダイヤル調整できるので、しっかり調整し、じっくり使い込めば、Atlasの印象も変わるかも知れません。

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 以上、エディファイヤのED-R1280Tの紹介でした。

 試聴の限り、米国Amazonで人気が火がついた、という理由が分かる気がする製品でした。低音の重層感は、1万円前後の製品としては良いです。

 その点で人気があった、マランツのStudio Scope 3が終売気配なので、代替機として割とよさげです。

 ただ、デスクトップ用として、日本の環境で利用する場合、本体サイズの点と、特に小音量で再生をする場合は、慎重になるべき部分もあります。

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 【2022年発売】R1380DB

 14・Edifier R1380DB-BR
  ¥14,545 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

 【2020年発売】

 14・Edifier R1280DBs
  ¥16,440 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:21W+21W
スピーカー直径:10.1m+1.3cm
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 55Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(リモコン/サイド)  
PC接続方法:アナログ×2 光 同軸 BT
サイズ:幅15.2×高さ24.1×奥行20.0cm

 なお、このグレードの1ランク上となるのがR1380DBです。接続方法を多様化させた「上位版」があります。

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 音質面では、スピーカーユニットの配置が変わります。

 ただ、サイズはほとんど同じですし、配置は、次に見る上位機にむしろ近い展と、周波数帯域も多少広く表示している点から言って、音質面では、先ほどの機種より(ごくわずか)上の製品とみて良いでしょう。 

 202201210210.jpg

 加えて、通常のアナログ入力ほか、光デジタル端子と同軸端子が付属です。

 主にデスクトップPCになりますが、サウンドカードなどに端子がある場合、あるいはTVほかと強要したい場合、便利です。リモコンで切替もできます。

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 また、Bluetooth 5.1も搭載です。

 コーデックはSBCほか、Apt-Xへの対応が明記されます。

 なお、2020年旧型も残りますが、こちらについては、スピーカー構成がED-R1280Tを踏襲する部分と、Bluetoothユニットが旧式です。値段面を含めて、選ぶならば新機種でしょう。

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 結論的にいえば、PC利用をメインとしつつも、スマホなどからも音楽を転送したいという方には、本機が良いでしょう。


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 【2020年】

 【BT5 サブウーファ端子付】

 15・Edifier R1700BTs
  ¥17,990 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

 【2015年】

 15・Edifier R1700BT
  ¥13,592 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:33W+33W
スピーカー直径:10.1m+1.9cm
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 52Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(リモコン/サイド)
PC接続方法:アナログ×2 BT
サイズ:幅15.4×高さ25.6×奥行18.2cm

 R1700BTsは、香港のエディファイヤーのアンプ付きPCスピーカーの中位機です。

 こちらは、代理店のプリンストンでの取扱がないので、Amazonでの直販限定の製品です。

 R1700BTという旧機種が残りますが、Bluetoothのバージョンが古く、通信安定性が欠けるため、新機種が良いかと思います。

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 大きさは、幅15.4×高さ25.6×奥行18.2cmです。

 アンプ内蔵なので、PC用の「大型アンプ内蔵スピーカー」とも言えますが、設置する場合は、とくに机の両側で合計30cmが取られても問題ないかみてください。

 かなり大きいです。

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 PCとの接続は、アナログ式です。

 2系統あります。

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 加えて、Bluetooth 5.0搭載なので、スマホとの無線接続も対応できます。

 コーデックは、Apt-Xを含むApt-X HDまでの対応なので、Android系スマホからの転送には合うでしょう。

 ただ、AACについては、本機のSocはQualcomm 3031/V5.0なので非対応です。iOS系だとSBCです。

 アンプ出力は、総合66Wです(RMS)。

 もっとパワフルな機種はありますが、値段としては優秀です。

 ただ、PCスピーカーとして使う場合近接視聴ですが、この程度なら問題ないです。

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 スピーカーの直径は、2WAY式で、低音再生用のウーハーが10.1cm高音再生用のツイーターが1.9cmです。

 先ほどの機種と配置は違い、ツイーターが大きめで、また、バスレフが前にありますが、素材を含めて基本的には、ED-R1280Tと同等です。

 ただ、むろんアンプの部分で性能は良いですし、配置的にも本機の方が、素直なステレオ感はは得やすそうです。

 ツイーターとウーファーを近接させるデザインは、(PC用ではないですが)某社のスピーカーを思い出させます。

 小音量での再生は、(PC用という意味では)本機もあまり得意とは言えないでしょう。

 ボリューム調節は、サイド及びリモコンで可能です。

---

 以上、エディファイヤの R1700BTs の紹介でした。

 音質は、下位機種機種よりも上です。これは間違いないです。

 今回はPCデスク上で使える機種を主に紹介していますが、机上に置くとすると、大きさ的に少し難しいです。机上棚や、PCを真ん中にして左右にスペースがある場合、選択肢にできるサイズと言えます。

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 16・Edifier R1850DB
  ¥21,920 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:35W+35W
スピーカー直径:10.1m+1.9cm
PC接続方法:アナログ×2 光 同軸 BT
サイズ:幅15.5×高さ25.4×奥行22.3cm

 16・Edifier R2000DB
  ¥15,984 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:33W+33W
スピーカー直径:12.7m+2.5cm
PC接続方法:アナログ×2 光 BT
サイズ:幅17.5×高さ28.8×奥行23.0cm

 なお、本機については、同型の上位機があります。

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 R1850DBは、先ほどみたR1700BTsと(奥行以外)ほぼ同じ大きさですが、同軸接続と光デジタルに対応できる製品です。

 一方、Bluetoothも搭載ですが、Bluetooth 5.0に対応しない旧式で、対応コーデックも不明です。なんとなく、「進化版」が遠からずでそうです。

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  R2000DBは、さらに大きな本体で、アンプ出力、スピーカーの口径も大きくなります。

 ツイーターは、25mmとかなり大きいです。同じくシルクドームですが「Eagle Eye」として、特別な名前を付けた同社の「看板」となります。ウーファーも12.6mmと大きいです。

 ただし、こちらについても、Bluetoothのバージョンが古く、コーデックも不明です。

--

 結論的にいえば、近接視聴を旨とするPC用としてはですが、すこし大きすぎるでしょう。


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 【2018年】

 【通常型番】

 17・Edifier ED-S880DB
  ¥29,427 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

 【直販用型番】

 17・Edifier S880DB
  ¥32,880 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:対応
アンプ出力:42W+42W
スピーカー直径:9.5cm+1.9cm
高音再生力:★★★★☆ 40kHz
低音再生力:★★★☆☆ 55Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(リア/リモコン)  
PC接続方法:アナログ/USB/光/Bluetooth
サイズ:幅13.7× 高さ23.0×奥行16.8cm

 ED-S880DBは、日本の代理店のプリンストンが仲介するEdifierの高級機です。

 本機も、EdifierがAmazonで直販しているモデルがありますが、性能は同じです。

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 大きさは、幅13.7× 高さ23.0×奥行16.8cm  となります。

 こちらについては、小型機ではないですが、デスクトップと合わせるならば、許容できるサイズでしょう。

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 PCとの接続は、アナログをふくめ、複数選べますが、一般的にデジタル方式を利用します。

 そうなると光デジタル端子・USB端子・同軸ということになりますが、どれでも、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応できます。

 一方、本機はBluetoothも搭載するのですが、コーデック記載がなく、おそらくSBC規格のみです。

 この部分の実用性はありません。

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 なお、その他、本機は、DAC(PCM9211)オペアンプ(TAS5754M)の品番も公開しています。米国のTexas Instruments製です。

 アンプ出力は88Wです。

 もちろん、最大出力ですが、アクティブスピーカーとして優秀であることは変わりません。

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 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーは9.5cm高音再生用のツイーターは1.8cmです。

 とくにツイーターはチタンラミネート加工をなし、高音域の振動制御に好影響を与えています。

 小音量再生については、本当の最小音量という意味ではなく、日中「小さめ」で聴くという意味では、このクラスでも問題ない出来です。

 ボリューム調節は、ただし、調整つまみが本体の裏面です。

 ただ、リモコンが付属するため、問題ありません。

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 以上、EdifierED-S880DBの紹介でした。

 ONKYOが、PC用スピーカーから撤退して以来、このグレードの選択肢が減っており、本機は構成等して「かなり貴重」です。

 アンプ出力、大きなスピーカーユニット、デジタル接続、ハイレゾと、欲しい部分は網羅されているので、現在選ぶとすると、かなり良い選択肢です。

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 18・Edifier ED-R1100
  ¥8,610 Amazon.co.jp (4/20執筆時)

ハイレゾ音源:
アンプ出力:21W+21W
スピーカー直径:11.6m+1.3cm
高音再生力:★★★☆☆ 20Hz
低音再生力:★★★★☆ 65kHz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(背面)
PC接続方法:アナログ×2
サイズ:幅14×高さ22.6×奥行19.7cm

 なお、プリンストンで取扱がある正規輸入モデルで、最も安い機種は、ED-R1100です。

 正確に言えば、ウーファーは11.6cmとこのクラスでは大きいので、低音域方向では同社の中位機と比較しても、性能がやや上です。

 ただ、利便性の部分では、リモコンが未付属で、音量や電源が背面にある構成なので、総合的には、やはり「入門機」であり、劣ると言えます。

次回に続く
パソコンスピーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、PC用スピーカーの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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1・PCスピーカーの比較 (1)
 1-1:オーディオテクニカ〈日本〉
 1-2:CREATIVE〈シンガポール〉
 1-3:フォスター〈日本〉
 1-4:Edifier〈香港〉
2・PCスピーカーの比較 (2)
 2-1:ロジクール〈スイス〉
 2-2:BOSE〈米国〉
 2-3:JBL〈米国〉
 2-4:Audioengine〈米国〉
 2-5:タンノイ〈英国〉
 2-6:SONY〈日本〉 
 2-7:ヤマハ〈日本〉
3・PCスピーカーの比較 (3)
 3-1:クリプトン〈日本〉
 3-2:パイオニアDJ〈日本〉
 3-3:その他〈各社〉
 3-4:最終的なおすすめの提案【結論】

 続く2回目記事こちら)では、上記の製品をさらに紹介します。

音質の良さ  ★★★★★
重低音の迫力 ★★★★★
小音量の音質 ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★★
設置スペース ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 その上で、3回目記事こちら)では、今回紹介する全機種から、目的別・予算別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 11:15 | オーディオ製品

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