比較2019'【グレード別】PCスピーカー53機の音質とおすすめ・選び方:ハイレゾ対応(1)

2019年08月09日

比較2019'【グレード別】PCスピーカー53機の音質とおすすめ・選び方:ハイレゾ対応(1)

【今回紹介する内容】2019年 パソコン用スピーカー人気46製品の性能とおすすめ:ハイレゾ対応アクティブスピーカー・アンプ内蔵デスクトップスピーカー・機種の違いやグレード別ランキング ONKYO JBL BOSE Fostex SONY YAMAHA マランツ DENON クリプトン

【紹介する製品型番】FOSTEX PM0.1e PM0.4c PEBBLES JEMBE JEMBEBLKJ NX-50 (B) Companion 2 Series III multimedia speaker system FOSTEX PM0.3(B) Bose Companion20 multimedia speaker system Bose M2 Computer MusicMonitor 77monitor GX-77M(B) WAVIO GX-70HD2(B) GX-D90(B) GX-100HD(B) GX-500HD SONY CAS-1 NX-N500(B) PM0.3H MACKIE CR3 Denon Professional DN-304SKRIPTON KS-3HQM KS-1HQM KS-9Multi Edifier ED-R1280T Creative GigaWorks T40 T20

今回のお題
最新のPC用スピーカーのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年8月現在、最新のPC用のデスクトップスピーカー比較です。

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 Atlasが所有したり、試聴した、最新のPC用スピーカーを「音質重視」で46機種紹介します。

 格安な機種から、ハイレゾ音源対応機まで扱います。

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1・音質の良さ  ★★★★★
2・重低音の迫力 
★★★★★
3・小音量の音質 
★★★★★
4・ハイレゾ再生 ★★★★★
5・設置スペース ★★★★★

6・総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下では、上表のような基準から、各製品を比較・紹介していきます。

 そして、最後にAtlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を書いていきます。

ーーー

1・PC用スピーカーの比較【有線】
2・Bluetoothスピーカーの比較【無線】

 なお、今回は、有線方式(29機)Bluetooth形式(24機)と多いので2回続きの記事としています。

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 そのため、Bluetoothでつなぐ方式でお考えの方は、恐れ入りますが、2番の記事【こちら】をご覧ください。

 よろしくお願いします。

1・PC用スピーカーの選び方の基本!

 「PC用のスピーカー」を選ぶ場合に最も重要なのは、「オーディオ用のスピーカーとの違い」を知ることです。

 両者は仕組みが異なるため、選び方自体も異なると言えます。特に、次の3点は必ず理解してから、具体的な購入製品を検討しましょう。

1・スピーカーにアンプが内蔵される点

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 第1に、PCスピーカーは、アンプが内蔵されたスピーカーであるという点です。

 パソコンの場合、本体で音を十分に増幅する機構がないため、アンプが内蔵されたスピーカーでないと音が出ません

 その点で、PCスピーカーとは、「ミニコンポ」の本体部分が内蔵されたスピーカー」と理解できるでしょう。

ーー

 結論的に言えば、PCスピーカーは、音質を重視する場合、アンプ部分の性能も考慮に入れながら製品を選ぶ必要があります。

2・視聴距離が近接視聴になるという点

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 第2に、PCスピーカーは、耳の近くでの近接視聴するスピーカーだあるという点です。

 机の上に設置するため、スピーカーが大きすぎると、良好なステレオ感が得られません

 とくに小音量で再生したい場合、大きなスピーカーだと中・低音域が相当「劣化」します。ボーカルの再生や、セリフのある動画の再生がひどく聴き取りにくくなってしまう場合もあります。

ーー 

 結論的に言えば、PCスピーカーは、サイズを考慮して選ぶ必要があります。

 「オーディオ用スピーカー」は「サイズが大きい」ほど音質が良いというのが基本であり「常識」ですが、PCスピーカーの場合は異なる点、注してください。

3・スピーカーユニットが小さい点

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 第3に、PCスピーカーに搭載されるユニットが小さい点です。

 PCスピーカーは小さいので、構造的な工夫がないと「低音域が弱くスカスカな音」しかでません。

 ピュアオーディオ系の音を好まれる方は、低音/高音が無理に強調される傾向のサウンドを嫌う人が多いです。

 しかし、PC用のスピーカーの場合、ボリュームを下げた場合など、(特に)低音域が足りない場合の支障が大きいです。

 そのため、ある程度「妥協」して、「PC用とはそういう類のスピーカー」だと思って楽しんだ方が、納得のいくスピーカーが選べるでしょう。

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 なお、今回の記事では、高音域の再生力が高いハイレゾ音源に対応できる高級PCスピーカーも紹介します。

 ハイレゾ対応高級機の場合も、(多少ドンシャリしても)「低音が強い」という観点で選ぶと、近接視聴に向いたスピーカーを選べると思います。

ーーー

 というわけで、PC用スピーカーの選び方において「とくに重要な部分」を3点紹介しました。

 こうした観点に基づいて、以下具体的な機種の比較に入ります。

2・格安で音質の良いPCスピーカーの比較

 最初に比較するのは、「格安」で購入できるPCスピーカーです。

 音質面で良い傾向を持つ製品を中心に選びました。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントについては赤字で、イマイチな部分については青字で書いていきます。


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 【2017年】

 1・FOSTEX アクティブスピーカー PM0.1e
  ¥7,031 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:5W
スピーカー直径:5.5cm
高音再生力:★★★☆☆ 35kHz
低音再生力:★★★☆☆ 80Hz
小音量再生:★★★★☆
ボリューム:調整可
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅8.6×高さ17.5×奥行15.2cm

  PM0.1eは、日本の音響機器メーカーであるFOSTEX(フォスター電機)の発売するPC用スピーカーです。

 同社は、iPhoneの部品を供給するOEM企業としても有名ですが、「フォステクス」ブランドでPC用スピーカーも直売しています。

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 大きさは、幅8.6cm× 高さ17.5cm× 奥行15.2cmです。

 写真にあるように、小さいですので、耳までの視聴距離が短くても、ステレオ感が比較的得やすいです。本体は木製です。

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 PCとの接続は、アナログ方式です。

 1.5mのオーディオケーブルをパソコン本体の音声出力(ヘッドフォン端子)に接続すればそのまま使えます。ケーブルは付属しますが、音質面から市販のケーブルに替えることも可能です。

 定格出力は、5Wです。問題ないでしょう。

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 スピーカーユニットの直径は、5.5cmです。

 トゥイータなしで、全音域をならすフルレンジユニットです。素材はグラスファイバー繊維です。

 あまり大きなユニットではないですが、低音が得やすいリアバスレフ構造を採用するため、試聴の限り、このクラスでは、それなりの音圧がありました。 

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 ボリューム調節は、調整つまみが本体の裏側にあります。

 そのため、普段の音量調整はパソコン側の音量で行うのが良いでしょう。

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 以上、FOSTEXPM0.1eの紹介でした。

 1万円以下の格安スピーカー中では安定した音が得られる製品です。音質は上位機種には及びませんが、費用対効果は高いです。


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 【ブラック】

 2・JBL PEBBLES JBLPEBBLESBLKJN
 3・JBL PEBBLES JBLPEBBLESWHTJN
  ¥4,661 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:−−
スピーカー直径:5cm
高音再生力:★★★☆☆
低音再生力:★★★☆☆
小音量再生:★★★★☆
ボリューム:調整不可
PC接続方法:USB接続/アナログ
サイズ:幅7.8cm× 高さ13.2cm× 奥行15.0cm

 JBL PEBBLES は、アメリカの音響機器メーカーであるJBL発売するPC用スピーカーです。

 格安製品から超高級製品までラインナップがあり、味付けの少ない「JBLサウンド」は世界中にファンを持ちます。

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 大きさは、幅7.8cm× 高さ13.2cm× 奥行15.0cm です。

 机に無理なく置けるサイズです。

 PCとの接続は、この製品はデジタル方式です。

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 そのため、パソコン(Win&Mac)とは、付属のUSBケーブルでつなぐのが標準です。

 デジタル信号(0と1)でデータを送るためノイズに強く、雑味が少ない点で高音質です。

 ただし、デコードに使うコンバーター(D/Aコンバーター)の種類は不明です。

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 スピーカーは、直径は5cmのフルレンジユニットです。

 低音については、こちらもリアバスレフ構造を採用し、そこそこ低音がでます。入力ソースを選ばないでしょう。

 ボリューム調節は、調整つまみが本体の側面にあります(回転式)。電源スイッチもかねるので、背面にあるフォスター電機の製品より操作はしやすいでしょう。

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 以上、JBL PEBBLESの紹介でした。

 D/Aコンバーター内蔵の製品ですので、音質の劣化が少なく、クリアなサウンドが得られます。

 面白い形状をしていますが、奇をてらったものではなく、音質は良いです。価格も安いですし、音質を重視した場合、5000円前後の製品としては、この機種はおすすめです。


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 【各色】

 4・ヤマハ パワードスピーカー NX-50 (W)
 5・ヤマハ パワードスピーカー NX-50 (B)
  ¥11,485 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:7w
スピーカー直径:7cm
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 55Hz
小音量再生:★★★★★
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅8.3×高さ18.4×奥行18.4cm

 NX-50 は、日本の音響機器メーカーであるヤマハから発売されているPC用スピーカーです。

 本体色は、多様で、白・黒・オレンジ・紫・シルバーから選択可能です。

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 大きさは、幅8.3cm× 高さ18.4cm× 奥行18.4cm  です。

 多少「背の高さ」があるモデルですが、実際は写真のように、台形をしているため圧迫感はありません。

 机に無理なく置けるサイズですし、斜め上に向かう形状的に、ステレオ感が得やすいフォルムです。


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 PCとの接続は、アナログ方式です。

 付属のケーブルをPCのステレオミニジャックにつないで使いますD/A変換は、PC側任せです。

 定格出力は、7Wです。小さめモデルとしては、割と余裕があります。

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 スピーカーの直径は、7cmです。

 フルレンジを再生する7cmのユニットが下部に付き、上部のバスレフポートが低音を補う構造です。

 チューニングもさほど偏りがなく、低音域が伸びやかに強調されつつも、バランスの取れた、ヤマハらしいサウンドです。

 また、この機種には、入力音量の大小により自動で低音域の補整する機能が付属します。そのため、小音量でもボーカルや台詞などが飛ばない点で優れます。

 ただ、この機能は、オフにできない仕様なので、小音量でも、低音を強調せずフラットに再生するのを好む方は、選ばない方が良いでしょう。

 ボリューム調節は、調整つまみが本体の前面にあるため、PCのほか、本体でも音量調節が可能です。

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 以上、ヤマハのNX-50 の紹介でした。

 1万円前後のスピーカーでは、音質が良く、オススメできる製品の一つです。スピーカーのサイズを含めて、基本スペックが上位のため、5000円前後のPCスピーカーとの機能差は明確に感じられます

 とくに、小音量でリスニングすることが予想できる方には、続いて紹介するBoseの機種と共に、オススメしたい機種の1つです。


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 6・Creative GigaWorks T20 Series II GW-T20-IIR
  ¥7,477 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:14w
スピーカー直径:約6.8cm(実測)
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 50Hz
小音量再生:★★★★☆
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅8.46×高さ23×奥行14.3cm

 GigaWorks T20 は、シンガポールのCreativeが販売するPCスピーカーです。

 MIDI時代からサウンドカードが有名なPCオーディオブランドですね。。

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 大きさは、幅8.46×高さ23×奥行14.3cm です。

 ヤマハ以上に「背の高さ」があるモデルです。

 ただ、この製品も台形形状であり、圧迫感はありません。

 PCとの接続は、アナログ方式です。

 RCA-ステレオミニプラグ変換アダプタと両端ステレオミニプラグの2mのケーブルでつなげます。

 したがって、こちらもD/A変換は、PC側任せです。

 定格出力は、14Wです。

 サウンド面での音圧は、同社の昔からの「売り」です。純粋に迫力という部分だけとれば、ヤマハより鳴ります。

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 スピーカーの直径は、2ウェイ型を採用します。

 低音再生用のウーハーが、実測で6.8cm高音再生用のツイーターが1cmほどです。

 素材的には、ウーハーは、グラスファイバーコーン、ツイーターは、シルクコーンです。

 スピーカーが片方に2つある2ウェイ型の場合、一般的に、低音域と高音域の品質がアップします。一方で、「音の受け渡し」のある中音域(ボーカルなどの音域)は難が出る場合もあります。

 2WAY式として見ても、ツイーターが下方に配置される面白い構造ですが、ヤマハに比べると、低音域と高音域が強調される「派手め」のドンシャリした味付けですね。

 好みは分かれるでしょうが、「ファイナルファンタジーXIV推奨スピーカー」でもあるこちらは、ゲームには向くでしょう。

 ボリューム調節は、調整つまみが本体の前面にあります。

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 以上、CreativeGigaWorks T20 の紹介でした。

 個性的にスピーカーで、ユーザー評価が二分されやすいモデルです。

 小型でも、ゲームサウンドなど「ドンシャリ系」が「はまる」ジャンルに利用する場合は「向く」でしょう。

 しかし、万能選手ではなく、(オーディオ的な意味で)音楽も聴くという意味では、極端な仕上げのため、ヤマハの方がよいという機種です。

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 7・Creative GigaWorks T40 Series II GW-T40-IIR
  ¥7,853 Amazon.co.jp(8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:16w
スピーカー直径:約6.8cm×2(実測)
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 50Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅8.46×高さ23×奥行14.3cm

 なお、この機種には上位機として、ウーハーをWで搭載する、3WAY式を採用する上位機があります。

 下位機種より中音域は補完された印象で、音圧(迫力)という意味でも有利です。ただ、この構成の場合、音量がある程度ないと、音がぼやける(ばらける)傾向です。

 基本的に下位機種の構成のほうが使い勝手が良く、「同社らしい」サウンドという気がしました。


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 8・Bose Companion 2 Series III
  ¥12,420 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:ーーー
スピーカー直径:ーーー
高音再生力:★★★★☆
低音再生力:★★★★☆
小音量再生:★★★★★
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅8.0× 高さ19.0×奥行15.0cm

  Companion 2 Series III multimedia speaker systemは、アメリカの大手音響機器メーカーであるBOSEのエントリーモデルのPC用スピーカーです。

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 BOSEは、世界的な音響メーカーです。

 創業者のボーズ博士の「アコースティックマス理論」以来、伝統的に「低音の迫力を重視」した構造を社是としています。

 独特の「味付け」を嫌う人もいますが、低音を重視するべきPCスピーカーには、その傾向がマッチしていると言えます。

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 大きさは、幅8.0cm× 高さ19.0cm× 奥行15.0cm  とヤマハとほぼ同様のサイズです。

 机に無理なく置けるサイズです。また、この機種も斜め上に向かう形状で、ステレオ感が得やすいフォルムです。

 PCとの接続は、アナログ方式です。

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 スピーカーの直径は、Boseは一切非開示です。

 ただ、目測数値で、5cmほどです。低音域は、リアダクトのバスレフ式ですが、ヤマハ以上に出ている印象です。

 また、入力した音源を独自にデジタル処理しているので、明瞭感も高いです。とくに無音時のノイズのなさは、BOSEは定評があります。

 小音量の再生も、ヤマハのように、入力音量の大小により自動で低音量の補整する機能が付属します。

 さらに、「TrueSpace ステレオ・デジタル・シグナル・プロセッシング回路」を搭載しています。近接視聴時は、音の広がりを得にくいことが多いですが、 これにより、同社特有のサラウンド感を得ることができます。

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 以上、Companion 2 Series IIIの紹介でした。おそらく、ヤマハのNX-50 とどちらを選ぶか悩ましい機種です。

 優秀な機種で「BOSEサウンド」特有の「低音の味付け」も好ましい方向で作用していると思います。一方、外国ブランドである分だけ、ヤマハに比べるとやや「プレミア価格」ですね。


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 9・Edifier ED-R1280T
  ¥12,420 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:21w
スピーカー直径:10.1m+1.3cm
高音再生力:★★★☆☆
低音再生力:★★★★☆
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(フロント)  
PC接続方法:アナログ×2
サイズ:幅14.6c×高さ23.4×奥行19.6cm

 ED-R1280T は、中国の音響メーカーのエディファイヤーが販売するマルティメディアスピーカーです。

 日本では、PC周辺機器メーカーのプリンストンが代理店となっています。米Amazonで売れ筋となり、ワールドワイドで知名度が上がりました。

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 大きさは、幅14.6cm× 高さ23.4cm× 奥行19.6cmです。

 幅が10cmを超えており、机におくと多少圧迫感があるかもしれません。棚などに置きたいところです。

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 PCとの接続は、アナログ方式です。

 付属のケーブルをPCのステレオミニジャックにつないで使います。また、こちらの機種の場合は、アナログRCAケーブルにも対応します。RCAポートは2つあるため、複数の機器が同時に利用できます。

 まお、ステレオジャックとの接続は、付属の3.5mm-RCAケーブルで利用する形式です。

 定格出力は21Wです。本体が大きいこともあり、PC用スピーカーとしてはパワーがあります

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 スピーカーの直径は、2WAY式ですので、低音再生用のウーハーが10.1cm高音再生用のツイーターが1.3cmです。

 素材的には、ツイーターがシルクコーンで、ウーハーがPPコーンです。割とよく見られる構成です。

 前面に大きめのバスレフポートがあります。このタイプの場合、低音域の音抜けがよくなるのでPC向きです。ただ、小さめなツイーターとも合わせて、キレは多少悪い印象で、もっさり感は多少あります。

 小音量での再生は、一方、ここまで大きなスピーカーユニットの場合、夜間など、近接して小音量で再生する場合に、バランスが取れなくなる(もわっとした感じになりやすい)傾向です。

 ある程度の音量で聴く「デイタイム用」のPCスピーカーです。

 ボリューム調節は、サイド及びリモコンで可能です。こちらの場合、高音域と低音域のバランスもダイヤル調整できるので、しっかり調整し、じっくり使い込めば、Atlasの印象も変わるかも知れません。

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 以上、エディファイヤのED-R1280Tの紹介でした。

 試聴の限り、米国Amazonで人気が火がついた、という理由が分かる気がする製品でした。低音の重層感は、1万円前後の製品としては良いです。

 その点で人気があった、マランツのStudio Scope 3が終売気配なので、代替機として割とよさげです。

 ただ、デスクトップ用として、日本の環境で利用する場合、本体サイズの点と、特に小音量で再生をする場合は、慎重になるべき部分もあります。


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 【2014】

 10・MACKIE マッキー CR3 ペア
  ¥11,968 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:50w
スピーカー直径:7.6cm+2.5cm
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★☆☆ 80Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(フロント)  
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅14.0×高さ20.8×奥行15.8cm

 CR3 は、MACKIEの販売するマルチメディア対応スピーカーです。

 マッキーは、ミキサーなどスタジオの音響機器の会社で、この機種もDTM用のスピーカーという位置づけです。

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 大きさは、幅14.0cm× 高さ20.8cm× 奥行15.8cm となります。

 こちらも、幅が10cmを超えており、机におくと多少圧迫感があるかもしれません。もちろん、DTM用として、スピーカーが「主要な仕事」をすべき環境ならば、良いでしょう。

 PCとの接続は、アナログ方式です。

 付属のケーブルをPCのステレオミニジャックにつないで使います。

 また、こちらの機種の場合は、アナログRCAケーブルにも対応します。

 仕組み上面白いのは、アンプや電源が搭載される側のスピーカーを左右どちらでも選べる仕様である点です。このための切替スイッチがあります。

 定格出力は、DTM用の音楽専用機と言うことで、かなり強めの50Wです。

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 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーが7.6cm高音再生用のツイーターが1.9cmです。

 「ツイン構造」である点で、マランツと同じ特長欠点を抱えるでしょう。

 小音量での再生は、とくに、音圧を重視した設計であるため、得意ではない仕様です。ワンルームマンションなど、隣人がいる環境では、夜中に使わない方が良いでしょう。

 ボリューム調節は、調整つまみが本体の表面にあるため、便利です。

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 以上、マッキーのCR3 の紹介でした。

 ホームスタジオを作ろうと考えている方向けの実用モデルでしょう。

 ただ、「聴き疲れしやすい」仕様とも言えますので、ゲームなど普段使い用・長時間再生用に向いている機種ではないと言えます。


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 【2019】

 11・JBL 同軸パワードステレオモニター 104-Y3
  ¥17,496 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:30W
スピーカー直径:11.4cm+1.9cm
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★☆☆ 60Hz
小音量再生:★★★★☆
ボリューム:調整可(フロント)  
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅15.4×高さ12.5×奥行12.5cm

 104-Y3は、アメリカのJBLの販売するマルチメディア対応スピーカーです。

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 大きさは、幅15.4×高さ12.5×奥行12.5cmとなります。

 写真では多少小さめに見えますが、実際は、結構大きいです。

 PCの脇と言うより、左右の専用スペースに広く置きたい製品です。

 実際「パワード・スタジオモニター」として、プロが、「サブスピーカー」として利用することを想定しています。

 PCとの接続は、こちらもアナログ方式です。

 マスタースピーカーには、全面にヘッドホン端子があり、やはり、スタジオモニターとして便利です。

 定格出力は、30Wです。

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 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーが11.9cm高音再生用のツイーターが1.9cmです。

 ウーハーの中にツイーターが内蔵される同軸型です。最近の新設計では珍しい構成ですが、この方式は昔からあります。

 音の発生源が分散しないため、定位感(ステレオ感)が良くなると言われます。

 音質的には、JBLらしく、中音域を充実させつつ、聴き疲れしない程度の低音がなる構成です。意外とモダンな形状ですが、実際は味付けの少なめの音です。

 小音量での再生は、JBLもわりと優秀です。

 ボリューム調節は、調整つまみが本体の表面にあるため、便利です。

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 以上、JBLの104-Y3の紹介でした。

 新設計で、形状的に「格好良い」オーディオです。

 音も「同軸型」という他社にはない「ワンポイント」があるため、そちらが「選ぶ理由」になると思います。

 1万円前後の製品としは「哲学」を感じる、面白い機種です。


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 12・FOSTEX アクティブスピーカーPM0.4c
  ¥21,230 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:30w
スピーカー直径:1.9cm+10cm
高音再生力:★★★☆☆ 20kHz
低音再生力:★★★★☆ 20Hz
小音量再生:★★☆☆☆
ボリューム:調整可(フロント)  
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅13× 高さ22× 奥行16.9cm

  PM0.4cは、日本のフォスター電機が発売するステレオスピーカーです。

 本体色は、白と黒から選択可能です。

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 大きさは、スピーカーユニット単体で、幅13× 高さ22× 奥行16.9cmです。

 アンプ内蔵スピーカーですが、机の幅で納めるには大きすぎるでしょう。近接視聴には向きません。

 PCとの接続は、アナログ方式です。

 アナログRCAケーブルのみ付属します。

 定格出力は30Wです。

 ほぼ同じサイズのマッキーと比べると出力は控えめです。

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 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーが10cm高音再生用のツイーターが1.9cmです。

 ウーハーは、割と大きめですので低音は充実するでしょう。ただし、音場を作るにはある程度スピーカーを離さないと行けないため、やはり、デスクトップ用ではないですね。

 ボリューム調節は、後部にあります。

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 以上、フォスター電機のPM0.4cの紹介でした。

 今回はPC用スピーカーと銘打った比較なので、残念ながら選外とはなりそうです。ただ、アンプ搭載型のアクティブスピーカーと考えれば、値段以上の働きをしてくれそうです。

 近接視聴をする必要がない環境ならば、こちらを導入するのも手でしょう。


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 13・Bose Companion20
  ¥27,494 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:ーーー
スピーカー直径:7.0cm
高音再生力:★★★★☆
低音再生力:★★★★★
小音量再生:★★★★★
ボリューム:調整可(コントールポッド)
PC接続方法:アナログ(オーディオケーブル)
サイズ:幅9.0× 高さ22.0×奥行14.7cm

 BOSECompanion20 multimedia speaker systemは、アメリカのBOSEのPC用スピーカーの最上位機です。

 なお、以前は、Bose M2 Computer MusicMonitorというハイエンド製品がありました。

 しかし、2018年2月に生産終了となっており、これが「最上位」です。

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 大きさは、幅9.0cm× 高さ22.0cm× 奥行14.7cmとなります。

 先ほど紹介したBoseのスピーカーより僅かに大きいです。ただ、机に無理なく置けるサイズである点では同じです。

 PCとの接続は、他社同様に、ステレオミニケーブルを使うアナログ方式です。

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 スピーカーの直径は、直径7cmです。

 下位機種と同じく、ウーハーとツイーターを分けない、フルレンジタイプです。

 低音域は、Bose独自の「カタツムリ型」バスレフ構造とあわせて、省スペースモデルの能力を越えた音圧です。

 中・高音域の再生力についても、優れており、音潰れが少ないと言えます。綿密な筐体設計をするBOSEらしく、無音時のノイズもなく、また、再生時の臨場感もかなり高いです。

 小音量での再生は、もちろん、バランス感があり高レベルです。

 PCとの接続は、アナログ方式です。ただ、入力してからはやはりDSP技術でデジタル処理がなされ、音質は高いです。

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 ボリューム調整は、丸いコントローラーで行います。こちらは、電源ボタンとしても機能するほか、ヘッドホン端子も付属します。

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 以上、Bose Companion20の紹介でした。

 下位機種と2万円ほどの差がありますが、そもそもスピーカーユニットのサイズや構造が異なるため、聞き比べてもその違いは明確に分かります。

 PC用として音質は相当良いので、予算があれば、選んで良い機種だと思います。

3・ハイレゾ対応のPCスピーカーの比較

 つづいて、ハイレゾ音源に対応するタイプのPC用スピーカーについて書きます。

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 ハイレゾとは、業界ではSONYなどが主導している、CDを超える音質の音源です。

 CD音源や無圧縮音源は、音楽メーカーが録音したマスター音源などを加工する際、高域帯の原音については約20kHzで切られてしまいます。データ容量を節約するためです。

 しかし、アーティストがスタジオで録音する際のマスターテープは、これ以上のクオリティで取るのが普通です。電子化される以前のものも然りで、クラシックやジャズの名盤が、最近ハイレゾで再編集されて販売されています。

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 例えば、E-ONKYO やSONYのMoraどが有名で、多くのアーティストの作品がハイレゾ音源で入手できます。

 なお、現在的には、こうした音源をお持ちでない方が大半でしょう。しかし、この先数年で、Apple itunesその他が導入するという観測もあります。

 また、通常音源の再生についても、音質が期待できるモデルですから、よろしければ、引き続きご覧ください。

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高音再生力:★★★★☆ 40kHz

 なお、規格値としては、各製品の「スペック表」で出している高音再生力の値が40kHz以上であるスピーカーが「ハイレゾ対応機」となります。

 以下では、こうした機種だけを選りすぐって紹介していきます。


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 14・FOSTEX PM0.3H(B) 【黒】
 14・FOSTEX PM0.3H(W)【白】
  ¥11,661 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スピーカー出力:15w
スピーカー直径:7.5cm+1.9cm
高音再生力:★★★★☆ 40kHz
低音再生力:★★★☆☆ 110Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(リア)  
PC接続方法:アナログ
サイズ:幅10.0× 高さ18.5×奥行13.0cm

 PM0.3Hは、FOSTEX(フォスター電機)が販売するハイレゾ音源対応スピーカーです。

 全メーカー通してみても、ハイレゾに対応するスピーカーとしては最安レベルです。

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 大きさは、幅10.0cm× 高さ18.5cm× 奥行13.0cm  となります。

 同社の下位シリーズと異なり新しく設計した本体で、全体的にコンパクトです。こちらも、机に無理なく置けるサイズです。

 PCとの接続は、アナログ方式です。付属のケーブルをPCのステレオミニジャックにつないで使います。ケーブルは、1.5メートルのものが付属します。

 定格出力は15Wです。

 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーは7.5cm高音再生用のツイーターは1.8cmです。

 同社の下位機と同じですが、改良により、ハイレゾに最低限必要な40kHzに対応させています。

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 13・FOSTEX PM-SUBmini2
  ¥14,186 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

 なお、メーカーでは、上図のような出力50Wのサブウーハーとのセットも提案されています。

 配線は、PCからサブウーハーのRCA(アナログ端子)に付属ケーブルでつなぎ、そこから付属ケーブルで、PCスピーカーに接続する方法です。難点は、配線が複雑で、机上の美観の維持が難しい点ですね。

 ボリューム調節は、同社の下位機種と同じで、調整つまみが本体の裏面にあるため、レベル設定後は、PC本体で調整するのが通常の使用法です。

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 以上、フォステックスPM0.3Hの紹介でした。

 ハイレゾ対応の「入門機」としてコスパが圧倒的に良い製品です。

 DTMでのハイレゾ再生を試してみたい方に良いでしょう。ただ、イレゾ再生に重要な高音再生力は、40kHzと最低限である点で、入門機の域を脱してはいません。


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【各色】

 15・ONKYO WAVIO GX-70HD2(B)
 16・ONKYO WAVIO GX-70HD2(W)
  ¥15,980 Amazon.co.jp(8/9執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スピーカー出力:11w
スピーカー直径:10cm+2cm
高音再生力:★★★★ 100kHz
低音再生力:★★★★☆ 48Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ×2
サイズ:幅12.3×高さ22.5×奥行20.3cm

 GX-70HD2は、ONKYOのハイレゾ対応スピーカーです。

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 スピーカーの大きさは、幅12.3m× 高さ22.5cm× 奥行20.3cm  となります。

 幅が10cmを超えます。ギリギリの水準で机に置けないこともないですが、書棚やスピーカースタンドなどに置くのが望ましそうです。

 PCとの接続は、アナログ方式です。ハイレゾ音源の再生については、PCのDACの品質に左右される部分もあるでしょう。

 定格出力は、11Wです。サイズ感からすれば、平均値より低いでしょうか。

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 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーが10cmで、高音再生用のツイーターが2cmです。

 ツイーターとウーハーのツイン構造です。ハイレゾに多く見られる構成ですが、高音域の解像感は高いです。

 ただ、低音は、スピーカー出力が11Wと小さいことや、オンキヨースピーカーの「売り」であるA-OMFコーン素材をウーファーに採用していない点が作用して、イマイチです。

 小音量での再生も、イマイチです。

 ボリューム調節は、こちらも、前面で調整が可能です。また、ボリューム以外に、高音と低音のトーンの調整も可能です。

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 以上、ONKYOGX-70HD2の紹介でした。

 あまり小さいとは言えないため、机上ではステレオ感は得られないでしょう。ただ、比較的広めの机で利用する、デスクトップPC用の中型スピーカーとしては、優秀なモデルの1つだと思います。


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 17・ONKYO WAVIO GX-D90(B)【黒】
 18・ONKYO WAVIO GX-D90(Y)【木目】
  ¥19,281 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スピーカー出力:15w
スピーカー直径:9cm+2cm
高音再生力:★★★★☆ 90kHz
低音再生力:★★★★☆ 48Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ+光デジタル
サイズ:幅12.3×高さ22.9×奥行19.5cm

 GX-D90(B) も、ONKYOの中位モデルのハイレゾ対応スピーカーです。

 スピーカーの大きさは、幅12.3m× 高さ22.9cm× 奥行19.5cm となります。

 サイズ感は、1つ上の製品とほぼ同じです。無理なく机における「ギリギリ」でしょう。

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 PCとの接続は、この製品は、アナログ方式デジタル方式が選べます。

 ただし、デジタル入力は、光デジタル入力を利用します。

 この場合、内蔵されるDAC(デジタル方式の際に、信号をスピーカーに出力するためアナログに変換する回路)は、24bit/96kHz対応となり、「ハイレゾ基準」です。

 定格出力は15Wです。

 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーが9cmで、高音再生用のツイーターが2cmです。

 こちらも、A-OMFコーン素材をウーファーに採用していない機種は残念です。

 ハイレゾ再生については、高音再生力90kHzと余裕があります。一方、低音については、フロントのバスレフ式で、わりと充実します。

 小音量での再生は、ある程度の距離をとらないと、音質的には、やや「厳しい」でしょう。

 ボリューム調節は、こちらも、前面で調整が可能です。また、ボリューム以外に、高音と低音のトーンの調整も可能です。

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 以上、ONKYOGX-D90の紹介でした。

 デジタル接続に対応する本格的な機種です。

 お持ちのPCに光出力端子がある場合は、良い選択肢でしょう。ハイレゾ用と考えた場合も高音再生力90kHzと十分なスペックです。


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 【在庫限り】

 19・ONKYO 77monitor GX-77M(W)
 20・ONKYO 77monitor GX-77M(B)
  ¥23,544 楽天市場 (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スピーカー出力:15w
スピーカー直径:10cm+2cm
高音再生力:★★★★ 100kHz
低音再生力:★★★★☆ 40Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ+光デジタル
サイズ:幅13.7× 高さ22.9×奥行19.6cm

  GX-77M も、日本の音響機器メーカーであるONKYOのハイレゾ対応スピーカーです。

 スピーカーの大きさは、幅13.7m× 高さ22.9cm× 奥行19.6cm と、こちらも幅がある機種です。

 大きいため、長さ1〜1.2メートルほどの標準的な学習机・事務机ほどのサイズだと、ステレオ感が若干得にくいと思います。どちらかと言えば、机上棚などのラックに入れて、机に向けて音楽を流すのに向くサイズです。

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 PCとの接続は、こちらも、アナログ方式デジタル方式が選べます。

 内蔵されるDACは、イギリスのWolfson社の高性能DACが採用されています。ソニーのアンプなどにも採用されている実績のあるDACです。24bit/192kHzの音源まで対応できます。

 定格出力は、15Wです。それなりのパワーです。

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 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーが10cmで、高音再生用のツイーターが2cmです。

 下位機種と見比べて貰うと分かりやすいですが、こちらは、ツイーターがウーハーの真ん中に内装されており、同心円構造になっています。ONKYOの上位機にも搭載される方式です。

 音波の到達距離が一致することなどから、「ツイン方式」の難点である、音を受け渡す「中音域の音質のつながりの違和感」が緩和できています。

 また、ツイーターにイコライザーを搭載することで、再生周波数範囲が広く100kHzという広い再生域を持ちます。ハイレゾ再生機として十分なスペックです。

 低音域40Hzまで再生可能です。ONKYOらしく、4重構造のA-OMFコーンを採用しており、低音域の再生力は高いです。

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 小音量での再生は、意外に大丈夫です。

 口径の大きなスピーカーですが、キチンと調整したら小音量でも聴かせてくれます。同社の最上位機のスピーカー(50万クラス)で培ったTAS方式(同心円構造)であるからでしょうか。

 ボリューム調節は、前面で調整が可能です。また、ボリューム以外に、高音と低音のトーンの調整も可能です。

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 以上、ONKYOGX-77Mの紹介でした。

 ハイレゾに高度に対応するスピーカーとしては価格も安く、導入しやすいスピーカーです。ONKYOのスピーカー限定で考えても、このグレードから「A-OMFコーン」や「TAS方式」など、独自技術が使われます。

 ただ、サイズ的な問題で、一般的なサイズの机の上にスピーカーを置いて利用する場合、(ギリギリまで)両脇によせるなどの工夫は必要でしょう。


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 21・ONKYO GX-100HD(B)
  ¥28,012 Amazon.co.jp  (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スピーカー出力:15w
スピーカー直径:12cm+3cm
高音再生力:★★★★★ 100kHz
低音再生力:★★★★☆ 50Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ+光デジタル
サイズ:幅14.0×高さ26.0×奥行18.0cm

 GX-100HDは、ONKYOのハイグレードなハイレゾ対応スピーカーです。

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 スピーカーの大きさは、幅14.0m× 高さ26.0cm× 奥行18.0cmです。

 ここまで紹介してきた機種よりも一回り大きいです。机で置く場合は、幅と高さについてよくよく注意してください。

 PCとの接続は、こちらはデジタル方式が可能です。内蔵されるDACは、24bit/96kHz対応GX-D90と同じです。

 定格出力は12Wです。

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 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーが12cmで、高音再生用のツイーターが3cmです。

 下位機種と比べた場合、こちらは「ツイン方式」です。また、ツイーターが高性能なリングツィーターです。

 そのため、ノイズレスで伸びやかな高音を得ることができます。実際、高音再生力も100kHzとなります。さらに伸びやかですね。 高音域のボーカルなどがより鮮明に聞こえるでしょう。低音域についても4重構造のA-OMFコーンを採用し、十分な音量が出ます。

 小音量での再生は、一方で、あまり向かない仕様で、昼間限定に利用したいものです。

 ボリューム調節は、こちらも、前面で調整が可能です。また、ボリューム以外に、高音と低音のトーンの調整も可能です。

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 以上、ONKYOGX-100HDの紹介でした。

 価格は高いですが、高性能なリングツィーターと性能の良いA-OMFコーンを採用している点で、下位機種と明確な性能差があると言える機種です。「ちょっと高級な」ハイレゾ対応スピーカーを選びたいならば、選んで良い機種です。

 ただし、サイズの面と音量の面で、完全に「音楽再生用途にPCを利用する方」以外は「邪魔」でしょう。


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 22・ONKYO GX-500HD
  ¥44,125 Amazon.co.jp
  (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スピーカー出力:40w
スピーカー直径:10cm+3cm
高音再生力:★★★★★ 100kHz
低音再生力:★★★★★ 50Hz
小音量再生:★★★☆☆
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:アナログ+光デジタル
サイズ:幅16.9×高さ26.3× 奥行24.0cm

 GX-100HDは、ONKYOの、最も高級なハイレゾ対応PCスピーカーです。

 スピーカーの大きさは、幅16.9m× 高さ26.3cm× 奥行24.0cmです。

 GX-100HDに比べても一回り大きなスピーカーです。PC用スピーカーの部類とは言え、専用スタンドが必須の機種と言えます。

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 PCとの接続は、こちらについてもデジタル方式が可能です。内蔵されるDACは、24bit/96kHz対応GX-100HDと同じです。

 定格出力は40Wとかなり強力です

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 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーが10cmで、高音再生用のツイーターが3cmです。 

 ウーハーについては、この機種は一体成形の新型ユニットを採用します。

 そのため、低音域の力強さは、下位モデルと明確な機能差があります。また、電源周りも高性能部品を使うなど強化されており、低ノイズ化と強力なパワーを両立させています。

 小音量での再生は、近接視聴を前提とした機種ではないので比較できません。ただ、スタンド利用など、ある程度離れた場所から聴く場合は、それなりです。

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 以上、ONKYOGX-500HD の紹介でした。

 GX-100HDとは5000円ほどの価格差ですが、とくに低音再生に影響する部分の強化が見られます。ある程度広い部屋で、スタンドなどで運用するつもりならば、この機種を選ぶのもありでしょう。

 ただし、下位機種と同じく、USB接続非対応なので、デジタル接続には、光デジタル端子が必要な点は注意してください。


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 23・SONY CAS-1 W
 24・SONY CAS-1 B
  ¥78,427 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スピーカー出力:24w
スピーカー直径:6.2cm+1.4cm
高音再生力:★★★★★ 50kHz
低音再生力:★★★★★ 60Hz
小音量再生:★★★★★★
ボリューム:調整可(フロント)
PC接続方法:USB/アナログ/光デジタル/無線
サイズ:幅9.5× 高さ17.8×奥行17.2cm

 CAS-1コンパクトオーディオシステムは、SONYから発売されているハイレゾ対応スピーカーです。

 ONKYO同様に、SONYもハイレゾに力を入れているメーカーです。

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 スピーカーの大きさは、幅9.5m× 高さ17.8cm× 奥行17.2cm  です。

 こちらについてはかなり小さく机の上に置いても、ステレオ感を得られるサイズです。

 こちらの場合、写真のように、幅5.5cm×高さ17.8mm×奥行き21.0mmのコントロールユニットが別に必要です。

 ただ、それを加味しても、写真のように机に十分置けるサイズです。70センチほどスピーカーから距離が取れれば十分です。

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 PCとの接続は、複数選べますが、デジタル方式をオススメします。

 WindowsやMacから付属のUSBケーブルで接続すれば、ハイレゾ音質のデータ転送が可能です。

 また、こちらはブルトゥース接続にも対応します。ただし、ハイレゾ音質で転送したい場合、LDACという圧縮規格に機器側が対応する必要があります。PCで対応しているものはありませんので、現状はUSB接続を選ぶ必要があります。

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 定格出力は、24Wと強力です

 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーが6.2cmで、高音再生用のツイーターが3.4cmです。

 下部にバスレフ用ダクトがある設計です。長めのスパイクを採用し、空いた空間を上手に利用しています。特にウーハーは、カーボンファイバー製で低音の響きが良いです。

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 小音量再生については、ON/OFF式のLow Volume Modeが採用されます。

 これが結構良くできており、BOSEのスピーカーなどと同じく、音量を下げてもボーカルなどが隠れずに再生してくれます。この部分の性能はONKYOよりもだいぶ良いと思います。

 ボリューム調節は、コントロールユニットが付属するため、こちらも前面で調整が可能です。また、この機種はリモコンも付属するため、リモコンでの操作も可能です。

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 以上、SONYCAS-1の紹介でした。

 現在的にデスクトップで近接視聴できるハイレゾスピーカーとしては唯一の選択肢です。音質も良く、小音量再生も対応できるため、「ハイレゾ対応スピーカーとして買って間違いない機種」だと思います。

 なお、AtlasもiMacをハイレゾに対応させるため、このスピーカーを導入しています。

 Boseとの音質の違いになれるまで1週間ほど費やしましたが、導入した甲斐がありました。通常音源(CD音源や圧縮音源)の再生も、スピーカーに搭載されるDSEE HXにより、ハイレゾ音質までアップスケーリングしているためか、音質が高いです。

後編の予告!
パソコンスピーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、PC用スピーカーを比較・紹介しました。

 記事はもう少し続きます。

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ヤマハ パワードスピーカー NX-N500(B)
クリプトン KRIPTON KS-3HQM
クリプトン KRIPTON KS-1HQM
クリプトン KRIPTON KS-9Multi

 続く後編記事(こちら)では、今回紹介が漏れたヤマハ製品のほか、日本のオーディオブランド「クリプトン」の製品を紹介します。

1・音質の良さ  ★★★★★
2・重低音の迫力 
★★★★★
3・小音量の音質 
★★★★★
4・ハイレゾ再生 ★★★★★
5・設置スペース ★★★★★

6・総合評価   ★★★★★

 その上で、今回紹介した全機種から、目的別・予算別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編は→こちら

 最後になりましたが、今回の前編記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 11:04 | オーディオ製品

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