Top オーディオ製品 比較2021’【音質重視】ミニコンポ40機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2021年07月13日

比較2021’【音質重視】ミニコンポ40機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回紹レビューする内容】2021年 ミニコンポの性能とおすすめ・選び方:1万円以上〜3万円:音質の違い・デザイン性など口コミと人気ランキング・セットコンポ システムコンポハイレゾ/スマホ対応 iPhone/Android対応

【評価する製品型番】SONY CMT-SX7 CMT-SBT100 CMT-SBT40 S W パナソニック SC-HC320 SC-HC300 SC-HC420 SC-HC410 SC-PMX90 SC-RS75 SC-RS60 EX-S55 JVC NX-W30 NX-W31 ケンウッドM-EB50 SANSUI SMC-300BT DENON CDレシーバーシステム D-T1 東芝 Aurex TY-AK2 EX-D6

今回のお題
スマホやハイレゾ対応の高音質ミニコンポのおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今回は、2021年7月現在、最新のミニコンポの比較をします。

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1・ミニコンポの比較 (1)
 サイズ:小型〜中型
 価格:1万円〜5万円
2・ミニコンポの比較(2)
 サイズ:主に中型
 価格:5万円〜10万円
3・おすすめミニコンポ 【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 オーディオ入門用の音楽再生機器として30年を超える歴史を持つ商品です。

 Atlasの長年の経験をふまえつつ、「音質」にこだわって比較しました。

 今回は、値段別に分けながら、「3回連続記事」でお送りします。

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 以下では、スマホやPCからの利用に便利なネットワーク対応のミニコンポや、高音質なハイレゾ音源に対応するミニコンポなど、売れ筋の人気商品を紹介します。

1・高音域再生力 ★★★★★
2・低音域再生力 ★★★★★
3・アンプ性能  ★★★★☆
4・ネットワーク ★★★★★
5・設置性の良さ ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★

 その後、最後の結論編こちら)では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。

ーー

1・PC用スピーカーの比較
2・
ミニコンポの比較
3・Bluetoothスピーカーの比較

 なお、今回は、このブログのスピーカー比較シリーズ全体としては、2回目記事として書いたものです。

1・ミニコンポの選び方の基本

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 最新ミニコンポの現状をみると、音質重視」のモデル「デザイン重視」のモデルに、二極化されてきています。

 今回は「よい音を鳴らすミニコンポ!」を探す企画ですが、その場合、とくに、次の2つの要素に注目する必要があります。

1・スピーカーの性能

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 第1にスピーカーの性能です。

 スピーカーの音質は、スピーカーの大きさ構造周波数帯域などのスペック数値から、ある程度その「音質」が予測できます

 そのため、今回の記事は、実際に試聴した結果と合わせながら、スペックを中心に比較しました。

 そして、高音域中/低音域の音について、それぞれの製品が「どの程度の実力」があるか、できるだけ客観的に分析します。

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 スピーカーのハイレゾ対応は、今回のもうひとつの注目点です。

 「CDを超える音質の音源」であり、iTunesなのでも今後5年で「主流」になっていく可能性が高い、ハイレゾ音源に対応できる実力を持つかについても、詳しく説明します。

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 なお、このほか、アンプ部分のパワーが重要ですが、ミニコンポは、筐体サイズの関係で、どれもさほど差がないです。

 だいたい、値段に比例する部分もあるので、具体的な製品紹介で、必要があれば、説明するに止めます。

2・ネットワーク部分の性能

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 第2に、スマホやパソコンからのネットワーク再生時の音質です。

 最近のミニコンポは、Bluetoothや、Wi-Fiを装備する機種がとても多いです。

 また、定額聴き放題サービスの再生に便利に利用できる機種も増えています。

 そのため、この部分も、現在は、「ミニコンポの選び方」として重要です。わかりにくい部分ですが、以下「しっかりめ」に説明します。


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 Bluetoothは、比較的安価なミニコンポでも、最近は「基本装備」になりつつあります。

 ただ、ご存じの方も多いと思いますが、圧縮規格の関係で、転送時に音質が、かなり劣化します。

 例えば、スマホに保存してある楽曲が「CD音質」でも、そのままの音質でコンポに届けられる機種はです。

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 音質は、ミニコンポが対応できる、Bluetoothコーデック(圧縮規格)の種類が大事になります。

 上表がそれにあたりますが、コーデックはかなりの数があります。

 結論的にいえば、ミニコンポの場合、iOS系のスマホで転送するならば「AAC」、Android系なら「Apt-X」に対応できていれば、「そこそこ音質に配慮がある」と判断してOKです。

 このあたりが、現行水準になります。

ーーー

 今回は、こうした側面にも注目して、信頼性の高いミニコンポを紹介していくつもりです。


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 Wi-Fiは、ミニコンポの上位機にかぎられますが、一部機種に装備されます。

 また、現行機はどれも、Apple系のAirPlay2(or AirPlay )、Google系のGoogle Castという、転送規格に対応します。

 そのため、(意識せずとも)PCやスマホの音を、アプリ設定だけで簡単にミニコンポに送れます。

 音質は、圧倒的に回線が太いので、Bluetoothより良いです。

 スマホ内にある音源をCD音質のままで転送可能ですし、CDより音質が良い、ハイレゾ音源の転送もできます。

ーーー

 結論的にいえば、スマホの楽曲を高音質で再生したいならば「Wi-Fi搭載はマスト」でしょう。


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 定額聴き放題サービスは、スマホなりPCを介せば、Bluetoothだけのミニコンポでも再生自体はできます。

 ただ、Wi-Fi搭載機だと、やはり高音質に再生可能です。

 Apple MusicSpotify・Amazon Musicなど、どの定額サービスのアプリも、Wi-Fi経由での高音質再生に対応できますので。

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 一方、最新ミニコンポで、Wi-Fiを搭載する上で、Chromecast built-inに対応する機種は、(音質ではなく)利便性の部分で、より高度です。

 なぜなら、この場合、スマホなどで曲を選んだあとは、音源データはスマホを通らず、定額聴き放題サービスのサーバーから、ダイレクトにコンポに届くからです(上図)。

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1・スマホの電池が減りにくい
2・電話通話時、音楽が止まらない
3・スマホとコンポに別に音を出せる

 この場合、上表の3つのメリットがあります。

 先述のAirPlay2も、電話通話の部分は、影響が出ないような配慮があります。ただ、通信は必ずスマホを介すので、それ以外の部分で、対応することに意味はあります。

 Chromecast built-inは、Googleのサービスですが、iOS系でも利用可能です。アプリが【Chromecast対応アプリ】であれば、どのOSでも使えます。

 Amazon Musicも、2021年にキャストできるようになりました。

ーーー

 以上、現段階でミニコンポを買う場合、考えた方が良い部分をあらかじめ説明しました。

 今回は、こうした部分に注目しつつ、予算別に「音質や使い勝手が良いと言えるミニコンポ」を探していきたいと思います。

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1・ミニコンポの比較 (1)
 サイズ:小型〜中型
 価格:1万円〜5万円
2・ミニコンポの比較(2)
 サイズ:主に中型
 価格:5万円〜10万円
3・おすすめミニコンポ 【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 なお、今回は紹介したい機種が多いです。

 そのため、冒頭で書いたように、本体価格設置サイズの面で、記事を「3回に分けて」います。

 基本的には、安い機種から紹介していくため、順番にお読みいただければと思います。よろしくお願いします。

2・比較的価格が安いミニコンポ

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 はじめに、1万円前後の予算から買える、比較的価格が安く、売れ筋のミニコンポの比較から入ります。

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 なお、以下では、高評価できるポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で、表記していきます。


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 【2021年発売】

 1・パナソニック SC-HC320-W
 2・パナソニック SC-HC320-K
  ¥17,397 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【2018年発売】

 3・パナソニック SC-HC300-W
 4・パナソニック SC-HC300-K
  ¥16,500 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スマホ転送: Bluetooth 4.2
ラジオ: FM ワイドFM
アンプ出力:10W×2 (8Ω)
スピーカー口径:8cm
高音域再生力:★★★☆☆
低音域再生力:★★★☆☆

 SC-HC320 は、パナソニックが販売するミニコンポ(コンパクトステレオ)です。

 音響部門を持つ日本の総合家電メーカーですが、ミニコンポについてもプレゼンスがあります。

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 なお、本機については、旧機種が残ります。

 違いは、USBメモリー録音機能の有無だけです。

 音質的には、MP3なので、用途的にはラジオ録音用でしょう。それ以外は、Bluetoothのバージョンが上がった程度で、新機種と同じです。

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 本体サイズは、幅409×高さ198×奥行107mmです。

 設置性を重視した、スタイリッシュな形状です。

 本体は、40cmの幅ですし、どこにでも置けるでしょう。

 小型で設置性が良い点と、デザイン性の高さで、ミニコンポとしては最も売れているシリーズです。

 CDの再生は、一般的な「音楽CD」に対応できます。

 そのほか、MP3やWMAに圧縮して焼き付けたCD-Rの再生にも対応できる機種です。

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 スピーカー構成は、左右に1つずつスピーカーのあるステレオです。

 左と右で、低・中・高音域を1つのスピーカーユニットで慣らすという、1ウェイ方式です。

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 なお、一般的なミニコンポの場合、スピーカーネットの下には、2つのスピーカーを収容する機種が多いです。

 中・低音域の音の再生を担当する上段の「トゥイーター」と、高音域の音の再生を担当する下段の「ウーファー」です。「2ウェイ方式」と呼び、ミニコンポでは最も多い構成です。

 パナソニックの採用する「1ウェイ方式」は、「2ウェイ方式」と比較すると、高音域が出にくい難点があります。

 しかし、中音域で2つのスピーカーユニットの音の受け渡し(つなぎ目)がないため、ボーカルなどの中音域は逆に充実します。

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 結論的にいえば、「1ウェイ方式」という部分は、「欠点」ではなく、「個性」と理解して良いです。

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 スピーカーユニットは、8cmのコーン型スピーカーを搭載します。

 このパーツは、基本的に、大きなほど音は安定します。

 この製品は、スピーカー自体の奥行がない割に大きめなので「割と良く鳴る」製品です。

 ただし、サイズやユニット数の関係で、音の自然な重圧感は、やはり高級機に及びません。

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 アンプは、電流・電圧を増幅して、スピーカーに音を出させる回路です。

 この部分を比較する場合、ワット数で示される出力が重要です。

 しかし、本機は、10W×2と出力が弱めです。

 ただ、LincsD-Amp Vの採用で、旧機種に比べてノイズ対策の部分では進化が見られます。

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 スマホ・PCからの再生は、いずれも対応します。

 本機は、Bluetoothを用います。そのため、iOS系でもAndroid系でも、スマホから接続が可能です。

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 なお、Bluetoothは、帯域が狭いので、デジタル音声信号を「圧縮」してミニコンポに送っています。

 上表のように圧縮規格は複数あります。

 しかし、本機は、低音質のSBC規格のみ対応です。

 例えば、iPhone(itunes)が標準採用するAACの圧縮音源も、劣化した音での再生となるでしょう。

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 ただし、本機はMP3リマスター機能という、圧縮音源のアップコンバート機能があります。

 そのため、音質はそれなりには向上するでしょう。

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 USB端子からの再生は、この機種は対応できます。

 このブログの【USBメモリーの比較記事】で紹介したような製品にいれた音楽データも再生可能です。

 この方法だと、曲名が選べない(基本シャッフル再生)ので、BGM用とは言えます。

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 ラジオは、FMのほか、高音質でAMが受信可能なワイドFMに対応します。

 ただし、インターネットラジオは未対応です。

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 以上、 パナソニックSC-HC320の紹介でした。

 思想的には「薄型スピーカーでどれだけ音質を高めるか」という哲学のもとで設計された機種と言えます。

 そのため外観のデザイン性は「抜群」です。

 音質面でも、XBS Masterの効用で低音はそれなりに出ていますので、1万円前後で、CDやスマホからの再生がメインならば、選択肢にできますです。


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 【2021年発売】

 5・パナソニック ミニコンポ SC-HC420-S
 6・パナソニック ミニコンポ SC-HC420-K
  ¥21,934 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【2019年発売】

 7・パナソニック ミニコンポ SC-HC410-W
 8・パナソニック ミニコンポ SC-HC410-T
  ¥17,567 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スマホ転送: Bluetooth 4.2
ラジオ: FM ワイドFM
アンプ出力:20W×2 (8Ω)
スピーカー口径:
高音域再生力:★★★☆☆
低音域再生力:★★★★☆

  SC-HC420 は、1つ上で紹介した同社の製品の上位機です。

 新旧ありますが、下位機種同様に、ラジオなどのUSBメモリへの録音に対応した点が大きな違いです。

 そのほかは、配色に変更があった程度なので、値段で決めて良いでしょう。

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 本体サイズは、420mm×225mm×102 mmです。

 下位機種と較べると、やや高さはあります。

 しかし、幅は42cmで済むので、設置性は良いです。

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 CDの再生は、通常の音楽CD・CD-Rの再生が可能です。

 一方、本機の「売り」は、デジタル5チェンジャーです。

 本機は、4GBフラッシュメモリを内蔵しており、そこにCDを録音する機能があります。

 CD音質で5枚(MP3音質で25枚)まで録音でき、お気に入りボタンでそのCDが再生できる仕組みがあります。

 昭和時代の「ジュークボックス」的な機能で、年配の方の受けが良さそうです。

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 スピーカー構成は1ウェイ方式です。

 ユニットは、8cmのコーン型スピーカーです。下位機種と同じです。

 ただ、低音域を強化するため、225mmのツイステッドポートが装備されています。

 音質は、この部分が活かされるので、小型のユニットでも膨らみのある低音が実現されます。

 上位機として良い工夫でしょう。ノイズ対策としてLincsD-Amp Vも装備です。

 アンプも、20Wです。

 下位機種より2倍になっており、この部分でも、主に低音域への効果が期待できます。

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 スマホ・PCからの再生は、SBC規格のみ対応です。

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 ラジオは、FMのほか、高音質でAMが受信可能なワイドFMに対応します。

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 以上、パナソニックのSC-HC420 の紹介でした。

 デジタル5チェンジャー機能が魅力の製品です。

 音質的にも、ツイステッドポートの採用で、小型機の弱点である低音がある程度でます。

 この点で言えば、スタイリッシュな小型機でも、低音域が豊かな製品が欲しい方は、有力な候補でしょう。


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 【2018年発売】

 9・JVC NX-W30 【木調】
  ¥14,980 楽天市場 (7/15執筆時)

 10・JVC NX-W31 【ブラック】
  ¥18,000 楽天市場 (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スマホ転送: Bluetooth 4.2
ラジオ: FM ワイドFM
アンプ出力:10W×2 (8Ω)
スピーカー口径:8cm
高音域再生力:★★★☆☆
低音域再生力:★★★☆☆

 NX-W30 は、JVCケンウッドが販売するミニコンポです。

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 昭和を意識させる最近にない「渋い」デザインで、デンキヤ店頭でも「異彩を放つ」存在です。

 本体色は、ブラックモデルもありますが、特定量販店限定です。

 本体サイズは、幅405×高さ123×奥行284mmです。

 奥行はありますが、最も問題の幅は40cmなので、設置性は良いです。

 CDの再生は、普通の音楽CDのほか、CD-Rなどに焼き付けたMP3に対応します。

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 スピーカー構成は、この製品も、ユニット1つの1ウェイ方式です。

 スピーカーユニットは、5cm強です。

 あまり大きくないです。しかし、キャビネットを、単品スピーカーのような木製(MDF)にすることで、音質表現としての「木のあたたかみ」を出そうという工夫は評価できます。

 なお、JVCは、音響における木材の使い方が上手で、後ほど紹介する上位機は、コーンまで木で作られています。

 アンプは、15W×2です。

 パナソニックよりもわずかですが、強めです。

 音質は、サイズ感からすれば「聴ける音質」です。

 一方、後ろにバスレフポートがある仕様ですが、スピーカーサイズの限界から低音域はイマイチです。

 スマホ・PCからの再生は、Bluetoothで対応できます。

 ただし、パナソニック機と同じで、SBC規格ですので、音質はMP3並です。

 USB端子からの再生は、MP3に限定ですが、対応します。

 ラジオは、ワイドFMを含めて、対応です。

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 以上、JVCNX-W30 の紹介でした。

 レトロな雰囲気で、パナソニックの製品とは対照的あり、面白さを感じます。

 一方、音質面で言えば、工夫はイマイチで、とくに、低音域方面には、いっそうの限界を感じました。


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 【2020年】

 11・ケンウッド ミニコンポ M-EB50-S
  ¥15,723 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: FM ワイドFM
アンプ出力:25W×2(6Ω)
スピーカー口径:11cm
高音域再生力:★★★☆☆ 20lHz
低音域再生力:★★★★☆ 60Hz

 M-EB50 は、JVCケンウッドが販売するミニコンポです。

 同社は、高性能品は、JVCブランドで売りますが、本機は「ケンウッド」ブランドで売ります。

 おそらく、日本の年配の方に「通る名前」だからです。

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 本体サイズは、幅200mm×奥行241×高さ119 mmです。

 スピーカーの幅は、134mmですから、設置には、最低55cm程の幅が必要です。

 CDの再生は、通常の音楽CDのほか、CD-Rの再生が可能です。

 そのほか、前方に付くUSB端子を利用しての、MP3の再生可能です。

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 スピーカー構成は、2ウェイ方式です。

 この方式は、左右それぞれに、「トゥイーター」と「ウーファー」と呼ばれる2つのスピーカーユニットがあります。なお、適当な写真がなかったので、これは、同社のKシリーズの写真です。

 第1に、ウーファーは、中・低音域の音の再生を担当します。

 この機種は11cmサイズと、このクラスでは大きめです。

 第2に、トゥイーターは、高音域の音の再生を担当します。

 サイズは、4cmとなります。

 音質は、2ウェイでありつつ、スピーカーユニットがセパレートで大きいのが魅力です。

 ただ、コーンの素材などにとくに工夫もなく、音質を重視した造りではないでしょう。

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 スマホ・PCからの再生は、SBC規格のみ対応です。

 ラジオは、FMのほか、高音質でAMが受信可能なワイドFMに対応します。

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 以上、JVCケンウッドM-EB50の紹介でした。

 音響的には、オーソドックスで面白みに欠ける製品です。

 ただ、ボックス型のこうした形状で、1万円台の製品は最近市場から消えかけていたので、その穴を埋める存在として重要でしょう。

 JVCブランドではなく、年配の方の知名度が高い「ケンウッド」ブランドを利用している点からも、そうした方への訴求を狙っての製品と言えます。


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 【2014年】

 12・SONY CMT-SBT100
  ¥19,620 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: FM ワイドFM
アンプ出力:25W×2(6Ω)
スピーカー口径:10cm+2.7cm
高音域再生力:★★★☆☆
低音域再生力:★★★★☆

 CMT-SBT100 は、SONYが販売するミニコンポの格安機です。

 2014年発売機ですが、現在も生産されているロングセラー機です。

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 本体サイズは、幅290mm×奥行221×高さ106 mmです。

 スピーカーの幅は、150mmですから、設置には、60cm以上の幅は必要です。

 CDの再生は、通常の音楽CDのほか、CD-Rの再生が可能です。

 そのほか、USB端子を利用しての音源再生(MP3・WMA・AAC)も可能です。

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 スピーカー構成は、本機は2ウェイ方式です。

 低音域を担当するウーファーが10cm、高音域のトゥイーターは、4cmです。

 アンプの出力を含めて、ケンウッド機とだいたい同じ位です。

 やはり、コーンの素材などにとくに工夫もなく、音質を重視した造りではないです。

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 スマホ・PCからの再生は、複数の方法が提案されます。

 Bluetoothは、本機は、SBCのほか、iOS系スマホが対応するAACと、Android系の多くが対応するApt-Xに対応です。

 格安機ですが、上位のコーデックに対応する部分は、良いかと思います。

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 一方、本機は、USB部分にDACがあり、iOS系に限っては有線でのデジタル接続に対応できます。なお、

 特段の音質へのこだわりはないですが、利便性の部分ではよいでしょう。なお、充電もされますが、低速です。

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 その他本機は、専用端子があるので【ウォークマンの比較記事】で紹介したような、同社の音楽プレーヤーに対して、充電やCDのダビングなどに対応します。

 ただ、先述のように、本機は2014年発売モデルなので、後発のウォークマン全てに対応できるわけではないです。【こちら】に、対応機能の説明があります。

 ラジオは、FM(AM)のみです。

 やはり、発売年の影響です。

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 以上、SONYCMT-SBT100 の紹介でした。

 すでに発売から時間が経っている部分で、陳腐化した部分が結構あります。

 さすがに、そろそろシステム全体の更新が必要でしょう。

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 13・SONY CMT-SBT40 S
 14・SONY CMT-SBT40 W
  ¥18,369 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: FM ワイドFM
アンプ出力:25W×2(8Ω)
スピーカー口径:10cm+2.7cm
高音域再生力:★★★☆☆
低音域再生力:★★★★☆

 なお、兄弟機として、CMT-SBT40という型番の製品もあります。

 スピーカーは、ウーファーが9.5cm、トゥイーターが5.7cmになります。

 先ほどの機種とは構成が異なりますが、本機は、アンプの部分でMEGA BASS搭載なので、低音域は先ほどの機種より強めに調整されています。

 一方、ソニー機の大国搭載されるS-Masterフルデジタルアンプではない部分も含めて、一般的な意味での音質は、先ほどの機種のが良いでしょう。

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 本体サイズは、幅170×高さ132.5×奥行222mmです。スピーカー部分13cmなので、設置性は本機の方が良いでしょう。

 一方、本機については、iPhoneとのダイレクト接続に非対応で、BluetoothもSBCだけとなります。それ以外の部分は、アンプのパワーをふくめて、同じです。

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 どちらが上位機とも言えない部分がありますが、本機についても、発売から時間が経っており、「そろそろ更新が必要」な時期な製品であるのは確かです。


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 【2014年】

 15・SANSUI SMC-300BT
  ¥22,568 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: FM ワイドFM
アンプ出力:30W×2 (6Ω)
スピーカー口径:8cm
高音域再生力:★★★☆☆
低音域再生力:★★★☆☆

 SMC-300BT は、サンスイのミニコンポです。

 老舗のオーディオメーカーです。

 昔はBOSEの供給元だったりしましたが、倒産のあと、現在はドウシシャの傘下のブランドになっています。

 なお、本機の上位機として、SMC-500BT SMS-850BTもありましたが、それらは終売となっており、これだけ残りました。

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 本機は、ネットでは「プリアンプ部に真空管を採用」したアンプとして、一時注目を集めました。

 真空管を利用するアンプは、(解像感や立ち上がりの悪さから)一般市場では「ほぼ駆逐」されて久しいです。

 しかし、独特な「柔らかい音質」で、コア的なファン層がいるオーディオジャンルです。

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 本体サイズは、幅250×奥行243×高さ146mmです。

 スピーカーは16cmの幅なので、60cmの設置幅が必要です。

 とはいえ、十分コンパクトです。

 CDの再生は、音楽CDのほか、CD-Rなどに焼き付けたMP3 WMAに対応します。

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 スピーカー構成は、この機種は、2ウェイ方式です。

 この方式は、左右それぞれに、11cmの「トゥイーター」と3.8cm「ウーファー」を搭載します。

 ケンウッド機とほぼ同じです。

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 ウーファーの素材は、一般的なペーパーコーンです。

 しかし、和紙素材W-RPM)である点に、わずかに面白みがあります。表面と裏側で弾性の異なる素材を貼り合わせることで、音質を高める工夫です。

 ただ、「和紙」素材自体の一般的なコーン素材に対する優位性は、議論がある部分です。

 他社の高級機でも和紙製造技術を利用する場合がみられます。しかし、その場合でも原料素材の部分で、工夫し剛性などを担保しています。

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 アンプは、先述のように、プリアンプ部に真空管を採用します。

 上図の様に「しっかり見える」ようにしている部分が、デザイン的に良いです。

 一方、本機は、パワーアンプ部はデジタルアンプです。

 そのため、完全な真空管アンプではないです。パワー自体は、30Wですし、十分でしょう。

 スマホ・PCからの再生は、Bluetoothにて対応します。

 ただし、圧縮規格がSBC規格ですので音質がMP3並に劣化します。

 USB端子からの再生は、MP3とWMAのみですが、対応です。

 ラジオは、この機種もFMワイドFMに対応です。

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 以上、 サンスイのSMC-300BTの紹介でした。

 ペーパーコーンと真空管の相性の良さもあって、「暖かみのある良い音」が聴ける質の良いオーディオです。

 良い音と言うより「個性的な音」を望む場合、良い選択肢になるでしょう。

 一方、この製品は、相当に「味のある音」なので、ネットレビューでは、(それへの驚きから)「高い評価(満足感)」が目立ちます。

 ただ、聴き疲れしにくい一方、解像感が不足気味のレトロな音調です。この点は理解して選ぶべきでしょう。

3・ハイレゾ音源対応のミニコンポ

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 つづいて、ここまで紹介した製品より「少しグレードが上」の製品を紹介します。

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 具体的には、(CDには州力できない高音域の音を収録した)ハイレゾ音源に対応できる水準のミニコンポです。音源は、 ハイレゾ音源は、E-ONKYO や、MORA など売られています。

 そこまで高解像度の音源をミニコンポで聴く方は「少ない」でしょう。

 しかし、対応させるためには、スピーカーやレシーバー本体の性能を上げないといけないので、「CD音源」程度でも、ここまで紹介した機種よりも、実際の音質は良いです。

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 あまり詳しくない方は、音源にかかわらず「音が良い上位機」とシンプルに考えていただけばOKです。


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 【2019年】

 16・パナソニック SC-PMX90-S
  ¥27,162 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: FM ワイドFM
アンプ出力:60W×2
スピーカー口径:14cm+1.9cm+1.5cm
高音域再生力:★★★★☆ 50kHz
低音域再生力:★★★★★ 41Hz

  SC-PMX90は、パナソニックのミニコンポです。

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 本体サイズは、中型サイズです。

 アンプ部分の横幅が21.1cmで、スピーカーが16.1cmです。

 したがって、60cm×30cmほどのボードならば設置可能です。見かけより「小型」ですね。

 CDの再生は、音楽CDのほか、CD-Rなどに焼き付けたMP3に対応します。

 ただし、録音(焼付)には、未対応です。

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 スピーカー構成は、独特です。

 本機は、片方のスピーカーに3つのユニットがある「3ウェイシステム」を採用するからです

 低音域用14cmのウーファー中音域用1.9cmのドーム型ツイーター高音域用1.5cmのピエゾ型スーパーツイーターという構成です。

3ウェイシステム」は、高音と低音が伸びやかに出やすいメリット性があります。

 一方、ユニット間で、音の受け渡しが2カ所で発生するため、つなぎ目になる中音域の音質が犠牲になる場合があります。

 ただ、うまくバランス設計したスピーカーの場合、メリット性の方が上回ります。

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 なお、素材としては、孟宗竹の竹炭材を利用した紙素材のPPコーンを使っています。

 この部分に「こだわり」があるのも嬉しいです。特性としては、スピーカーの応答性の向上に奏功するようです。

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 再生周波数帯域は、同社は公開しています。

 本格的なオーディオ機器の場合、上表のようなスペックが、各社の音楽製品のカタログに載ります。

 この数値を見ると、その能力や、開発思想が、一定程度分かります。

 本機の場合は、41Hz〜50kHzです。

 第1に、高音域の周波数帯域(数値が高いほど高音が出る)は、50kHzです。

 50kHz以上でハイレゾ音源に対応となるので、しっかり、ハイレゾ音源に対応できるスペックです。

 第2に、低音域の周波数帯域(数値が低いほど低音が出る)は、41Hzです。

 大きめのウーファを搭載するため、高レベルです。

 音質は、これらの傾向をふまえると、ハイレゾにも対応する高音域の製品です。

 ただ、実際聴くと、どちらかといえば、「重低音重視」の作りではあります。

 アンプ出力は、60W×2と相当強力です。

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 スマホからの再生は、Bluetoothのみ対応です。

 ただし、圧縮規格はSBCのみ対応ですので、再生音質は悪いです。

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 PCからの再生は、Bluetoothのほか、本体後面のUSB端子からの接続が選べます。

 また、USB接続でも、FLACのほか、DSD 2.8MHzまでのハイレゾ音源に対応できます。

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 USB端子からの再生も、対応します。

 前面端子でも、MP3・AAC・AIFF・FLAC・WAV・DSDと主要規格をほぼ網羅するため、初心者でもあまり考えずに便利に使えるでしょう。ハイレゾ音源の再生も、この方法で対応します。

 ラジオは、一方で、FMAMに対応です。ワイドFMにも対応です。

---

 以上、パナソニックSC-PMX70の紹介でした。

 USBケーブル経由でハイレゾに本格対応できる機種としては、最も安価な機種です。

 一方、音質部分では、スピーカー構成で、高音域と低音域が強調されやすい傾向があります。

 その点で言えば、小音量で、高音質を楽しむと言うよりも、通常音源を大きめの音量で、重低音を強調しながら聞きたい方に向いたミニコンポです。

 そのような使い方(聴き方)が好みならば、かなり良い選択肢です。


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 【2018】

 17・パナソニック SC-RS60-K
 18・パナソニック SC-RS60-W
  ¥25,515 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Bluetooth+Wi-Fi
ラジオ: FM/AM
アンプ出力:40W×2
スピーカー口径:6.5cm+4cm+
高音域再生力:★★★☆☆ 50kHz
低音域再生力:★★★★☆

  SC-RS60 は、パナソニックのミニコンポです。

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 本体サイズは、幅45x高さ10.7x奥行24.5cmです。

 「外観デザイン重視の小型設計」ながら、ハイレゾ音源に対応できるミニコンポです。

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 CDの再生は、対応します。

 また、本体に内蔵する4GBのメモリーに、CDを5枚分自動録音し、「お気に入りボタン」で呼び出せるデジタル5チェンジャーも採用です。

 スピーカー構成は、他社でも見られた「2ウェイ方式」です。

 低音域と中音域再生につかう6.5cmのウーファーと、高音域用4cmのドーム型ツイーターという構成です。

 再生周波数帯域は、非公開です。

 ただし、ハイレゾ音源に対応を表明していることから、規格上、高音域については、50kHzはあるでしょう。

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 低音域は、スペック不明です。 

 ただし、曲線型のツイステッドポートの採用で、本体の大きさの割には、低音を響かせる構造です。

 コーン素材としては、こちらも孟宗竹の竹炭材を利用した紙素材のPPコーンを使っています。

 音質は、試聴の限り、スピーカーの大きさ以上の迫力は感じます。

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  Panasonic Music Streamin‪g
  ¥0 Apple App Store 

  Panasonic Music Streamin‪g
  ¥0 Google Play 

 スマホからの再生は、Bluetooth出力のみ対応です。

 USB端子からの再生は、ハイレゾ音源をふくめて、こちらも「対応」です。

 ラジオは、FMAMに対応し、ワイドFMにも対応しています。

---

 以上、パナソニックの SC-PMX70の紹介でした。

 ハイレゾに対応する機種としては、小型で設置性が良い機種です。デジタル5チェンジャーなど「面白く実用的」な機能も目をひきます。

 ただ、スピーカーのスペックが非公開ですし、じっくり音楽を聴くため音質を追求した機種ではないです。

 キッチンに置いたり、営業店舗でBGM利用するなどの用途には向くでしょう。


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 19・DENON CDレシーバーシステム D-T1
  ¥30,250 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: FM ワイドFMAM radiko
アンプ出力:15W×2
スピーカー直径:12cm+2.5cm
高音域再生力:★★★★☆ 20kHz
低音域再生力:★★★★☆ 50Hz

 D-T1 は、日本のオーディオメーカー、DENONの販売するの一体型のミニコンポです。

 「CDレシーバーシステム」という製品名ですが、スピーカーもセットです。

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 本体サイズは、本体が、幅21cm、スピーカーが、幅15.2cmです。

 存在感はある製品ですが、60cm×30cmほどあれば、設置自体は可能です。

 CDの再生は、音楽CDのほか、MP3 WMAの圧縮音源を、CD-Rに焼き付けたメディアに対応します。

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 スピーカー構成は、後ろ面にバスレフポートがある「2ウェイバスレフ型」です。

  中低音域の再生に用いる12cmペーパーコーンウーファーと、高音域用の2.5cmソフトドーム型トゥイーターのセットです。

 DENONは、充実した低音が「売り」の音響メーカーです。そのため、大きめのウーファーを採用しています。

 一方、先述のように「CDレシーバーシステム」という製品名で売られていることからも分かるように、「スピーカーは脇役」扱いです。

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 ハイレゾ音源は、メーカーとしては対応とします。

 実際、レシーバー側のサンプリング周波数(96 kHz / 24 bit 対応)は対応しています。

 ただ、本機はスピーカーの周波数帯域が、50 Hz〜20 kHzです。

 高音域の再生能力として、現実的に対応していると言えるかは、少し疑問です。

 アンプは、両側で30Wです。

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 スマホ・PCからの再生は、 Bluetoothに対応します。

 Bluetoothは、SBCのほか音質が良いAACに対応します。

 USB端子からの再生は、一方、非対応です。

 最近のニーズから考えると謎な仕様です。

 ラジオは、FM・AMとワイドFMに対応します。

---

 以上、DENOND-T1の紹介でした。

 主な魅力は、大きめのウーファーの採用でしょう。

 ただ、USB端子がないなどの仕様や、ハイレゾに準じるとは言えない、スピーカーの周波数帯域など、仕様面で多少疑問と思える部分も目立つ機種です。


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 【2015年】

 【メーカー欠品中】(継続生産)

 20・SONY CMT-SX7
  ¥47,800 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 20・SONY CMT-SX7
  ¥45,800 楽天市場 (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送:BT+Wi-Fi+USB対応
ラジオ: FM ワイドFMAM radiko
アンプ出力:50W×2
スピーカー口径:10cm+2.7cm
高音域再生力:★★★★★
低音域再生力:★★★★☆

 CMT-SX7は、ソニーの一体型のミニコンポです

 ソニーは、ハイレゾにかなり力を入れてきていますが、ミニコンポも良い製品を出しています。

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 本体サイズは、アンプ部が22.5cmで、スピーカーが14.5cmです。

 設置は、したがって50cm×30cmほどのボードで置ける、コンパクトな小型機です。

 CDの再生は、市販の音楽CDのほか、MP3 の圧縮音源を、CD-Rに焼き付けたメディアに対応します。

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 スピーカー構成は、「2ウェイバスレフ型」です。

  中低音域の再生に用いる10cmコーン型のウーファーと、高音域用の2.7cmドーム型トゥイーターのセットです。

 音質は、試聴の限り、過度に低音が過度に強調されず、中音域がむしろ充実していました。

 同社の製品としては、ボーカルが聴きとりやすい音質です。

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 高音域は、ソフトドームトゥイーターの出来がよいようで、高音域が重要なハイレゾ音源が十分活かせると思います。

 また、比較的、小音量での再生も綺麗に聞こえました。

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 なお、SONYは独自技術として、DSEE HXという技術が採用されています。

 これは、TVで言うところの「超解像度技術」の音楽版のようなものです。

 他社にもありましたが、CDグレードの音質を再計算でハイレゾグレードにアップスケール(高音質化)させる技術です。

 同社では、ウォークマンなどにも採用される技術です。

 通常音源のアップグレードができるため、音質重視派にはオススメです。

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 スマホ・PCからの再生は、Bluetooth・USB接続・Wi-Fiにて対応します。

 Bluetoothは、SBCのほか、音質が少し良いAACに対応します。

 さらに、LDAC規格にも対応します。

 LDACは、従来の4倍の情報量を伝送できる規格です。そのため、Bluetoothでも例外的にハイレゾ対応できます。

 ただ、、LDAC対応する周辺機器が少なく、ソニーのXperia系端末のほか、【おすすめウォークマンの比較記事】で紹介しているハイレゾ対応のウォークマンやソニー製のスマホに止まります。

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 Wi-Fiは、iOS系のAirplayと、Android系のGoogle Castにも対応できます。

 ハイレゾを含めスマホに保存してある楽曲のほか、定額のストリーミング聴き放題の再生にも対応できます。

 これについては、後述します。

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 USB端子からの再生は、この機種も対応します。

 もちろん、ハイレゾ音源も対応です。

 そのほか、CDから、USBメモリやウォークマンへの録音(ダビング)にも対応できます。

 録音はMP3音源に限定されるとはいえ、便利だと思います。

 本機は、ヘッドホン再生でもハイレゾ音源に対応します。

 ネットワークは、有線LANにも対応します。

 DLNA規格にも対応するので、ミュージックサーバを組んでいる方にオススメできる機種です。

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 音楽ストリーミング配信は、Wi-Fiを利用して複数のサービスの再生が可能です。

 例えば、You Tube・Spotify・Amazon Music・ radiko.jp・Apple Musicなどは、スマホやPCの「外部スピーカー」として、音質劣化なしでミニコンポで再生できます。

 また、今回の記事で説明した、Chromecast built-in対応でもあります。

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   Sony Music Center
   ¥0
Apple App Store 

   Sony Music Center
   ¥0 Google Play

 なお、ストリーミングを含め、諸々の設定は、ソニーは、Music Centerに一元化できています。

 Music Centerは、ハイレゾ音源にも対応できるため、上級者まで便利に使えるでしょう。

 ラジオは、FM・AMとワイドFMに対応します。

---

 以上、ソニーのCMT-SX7の紹介でした。

 Bluetooth無線や、ハイレゾの音質に関わる部分で新技術を多く取り入れており、最先端といえるミニコンポだと思います。

 スピーカーの部分も、専業メーカーの銅製品にくらべて劣らないので、予算があればオススメできる機種の一つと言えます。


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 【2020】

 21・東芝 Aurex TY-AK2
  ¥24,800 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: AM FM ワイドFM
アンプ出力:20W×2
スピーカー口径:6.4cm+2cm
高音域再生力:★★★★★
低音域再生力:★★★★☆

 TY-AK2 は、東芝のミニコンポです。

 ハイレゾ音源対応の「最新機」ですが、レガシー的要素もある、ニッチな製品です。

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 本体サイズは、幅350×奥行218×高さ126mmです。

 基本的に、壁際にならどこでも置けるサイズで、小さめです。

 CDの再生は、市販の音楽CDに対応し、CD-Rなどに焼かれたMP3にも対応します。

 一方、本機は、カセットテープレコーダーが搭載です。

 ノーマルテープのみですが、録音にも対応です。

 昭和レトロな仕様ですが、テープの再ブームも起こってるようです。

 少なくとも「断捨離」の部分を含めて、需要はあるでしょう。

 スピーカー構成は、小型機ですが「2ウェイバスレフ型」です。

 中低音域の再生に用いる6cmウーファーと、高音域用の2cmのトゥイーターです。

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 再生周波数帯域については、正確な値を出しません。

 しかし、高音域が40kHzを超え、ハイレゾ対応という記載があります。そのための2WAY式でしょう。

 その上で「売り」と言えるのは、ハイレゾ音質への「アップスケーリング機能」です。

 パナソニック機でも、同様の機能を紹介しました。

 CDやカセットテープなどの「レトロ音源」を高解像度化できる部分が、本機の一番の特長です。

 アンプ実用最大出力が40Wです。

 「レトロ」なラジカセはパワー重視でしたが、こちらは控えめです。

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 スマホからの再生は、Bluetooth 4.2を利用します。

 コーデックは、SBCのみですので、あまり重視しない部分でしょう。

 USB端子からの再生も、対応します。

 MP3のほか、FLAC・WAVも通るので、ハイレゾ音源もです。

 そのほか、SDカードスロットもあり、USB同様の規格で再生できます。

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMに対応します。

----

 以上、東芝のTY-AK2の紹介でした。

 基本的に、過去の音源を「断捨離」したい、「昭和を知る大人」の方向けの製品です。

 その部分で、アップコンバート機能など「プラスアルファ」もありますし、気が利いた製品だという印象です。

 メーカーとしては、昔から「ラジカセ」を販売していた経緯が生きた形だと思います。

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1・ SDカードの比較
2・USBメモリーの比較

 本機の場合、カセットやCD音源を、アップコンバートさせつつ、USBフラッシュメモリーや、SDカードに「最新のハイレゾ音質」で保存していくというのが、メインの用途でしょう。

 具体的な、USBメモリーやSDカードについては、以上のリンク記事で紹介しています。

 なお、USBメモリは32GBまで、SDカードは1GBまでの対応です。

次回に続く!
高音質なミニコンポのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、ミニコンポの最新機を比較してきました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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・JVC
 :EX-HR55 EX-HR5
 :EX-HR99
 :EX-S55-T EX-S55-B
 :Victor WOOD CONE EX-D6
・パナソニック
 :SC-PMX150-S
 : SC-PMX900-S
・DENON
 :RCD-N10
 :RCD-M41-SP
 :RCD-M41-K
・YAMAHA
 :CRX-N470
・marantz
 :M-CR612/FN
 : M-CR612/FN
・BOSE
 :Wave SoundTouch music system IV
・テクニクス
 :OTTAVA f SC-C70MK2-S SC-C70MK2-K

 続く2回目記事こちら】では、前編で紹介しきれなかった上表のシステムコンポを紹介します。

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1・高音域再生力 ★★★★★
2・低音域再生力 ★★★★★
3・アンプ性能  ★★★★☆
4・ネットワーク ★★★★★
5・設置性の良さ ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★

 その上で、3回目記事となる結論編こちら】で、今回紹介する全機種のなかから、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 21:00 | オーディオ製品

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