Top PC周辺機器 比較2024'【目的別】NAS 56機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2024年02月15日

比較2024'【目的別】NAS 56機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする製品】2024年 家庭用・ビジネス用ネットワークHDD(NAS)の性能とおすすめ・選び方:ネットワークストレージ ハードディスク:初心者向け 小規模オフィス法人向け:機種の違いやできること 性能ランキング・録画対応のナスネ代替機

【比較する主な製品】バッファロー LinkStation LS210D0201G LS210D0301G LS210D0401G LS220D0202G LS220D0402G LS510D0201G S510D0301G LS510D0401G LS520D0202G LS520D0402G LS710D0201 LS710D0301 LS710D0401 LS720D0202 S720D0402 IODATA HDL-TA1/E HDL-TA2/E HDL-TA3/E HDL2-TA2/E HDL2-TA4/E HDL-AAX2/E HDL-AAX3/E DL-AAX4/E HDL2-AAX2/E DL2-AAX4/E HDL2-AAX6/E Synology BeeStation BST150-4T

今回のお題
最新のNAS(ネットワークストレージ)のおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2024年2月現在、最新のNAS(ネットワークHDD) の比較です。

 データ保存に適した個人向け向けTV録画特化型は、各社の製品をだいたい網羅します。

 PC並の性能をもつケースNASも(法人向けを除けば)大手の人気製品はだいたいフォローしています。

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 スペック面では、各機の転送速度ほか、DTCP+ほかの諸規格への対応、あるいは静音性などに注目して書きました。

1・一般向けのNASの比較
 用途:各種のデータ保存
 容量:1TB〜16TB
 価格:1万円〜
  = 入門者向けの格安NAS
2・マルチメディアNASの比較 
 用途:TV動画・音楽の保存・視聴
 容量:1TB〜4TB
 価格:2万円〜
  = 動画整理が大得意なTV向けNAS
3・ケースNAS NASキットの比較
 用途:上級者向け
 容量:HDD別売
 価格:2万円〜
  =高度な機能を持つ上級NAS

 今回の記事は、大きく、3回の記事に分けて構成しました。

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1・一般向けのNASの比較 (1)
 :IODATA〈LAN DISK〉
 :バッファロー〈NAS〉
 :Synology〈BeeStation〉

 1回目記事(今回)は、動画・写真・文書データの保存など、何にでも使えるハードディスク内蔵型の「初心者向けのNAS」の紹介をします。

 展開は3社のみの展開ですので、その製品を比較します。

 (あまり詳しくない方が)初めて買うならば、このカテゴリが最適です。

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2・マルチメディアNASの比較 
 :IODATA〈RECBOX〉
 :バッファロー〈ナスネ〉
 :パナソニック〈DIGA〉

 2回目記事は、テレビ番組の保存と再生に強い専用設計の製品の紹介です。

 バッファローナスネや、アイオーデータRECBOXなどですが、TV録画に主に使いたい方は、2回目記事(こちら)をお読みください。

 ただし、今回みていく(格安の)「初心者向けのNAS」でも、動画保存やTV録画はある程度までは可能です。

 1回目からお読みいただいても良いかと思います。

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3・ケースNAS・NASキットの比較
 :Synology〈台湾〉
 :QNAP〈台湾〉
 :ASUSTOR〈台湾〉

 3回目記事は、「ケースのみのNAS」の紹介です。

 このタイプは、台湾の3社が日本市場を握っています。

 どれも「上級者用・専門家用」です。初心者向けの「手加減」がないので、設定・説明書を含めてかなり複雑です。

 そういった製品をお探しの場合は、3回目記事は【こちら】をご覧ください。

 よろしくお願いします。

ーーー

アクセス速度   ★★★★★
ビジネスでの利用 ★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★★★
動画・写真の保存 ★★★★★
オフィスでの共用 ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 というわけで、以下では、各機種を1機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

1・格安な初心者向けNASの比較

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 はじめに、比較的、価格が安いといえる、入門用のNASを紹介します。

 どちらかと言えば、ビジネス向きに設計されているNASですが、ご家庭で動画や音楽データの保存もある程度まで快適にできます。

1・一般向けのNASの比較 (1)
 1-1:IODATA
 1-2:バッファロー
2・一般向けのNASの比較(2)
 2-1:Synology
 2-2:目的別のおすすめの提案【結論】

 冒頭で書いたように、以上のような企業順で書いていきます。

1-1・バッファローのNAS

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 はじめに、日本のバッファローが販売するNASです。

 格安品では、後ほどみるライバルのアイオーデータよりも、とくに家庭向きの機能が充実している印象です。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

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【2018年発売】

【HDD1台モデル】

【1TB】

 1・バッファロー LS210D0101G
  ¥11,400 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【2TB】LS210D0201G 同等品

 2・バッファロー LS210D0201N
  ¥14,330 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【3TB】LS210D0401G 同等品

 3・バッファロー LS210D0301N
  ¥17,400 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【4TB】LS210D0501G 同等品

 4・バッファロー LS210D0401N
  ¥21,689 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【6TB】LS210D0601G 同等品

 5・バッファロー LS210D0601N
  ¥30,700 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

HDD容量:1-6TB
読出速度:57MB/秒
動画のムーブ:対応
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

【HDD2台モデル】

【2TB】LS220D0202G同等品

 6・バッファロー LS220D0202N
  ¥23,791 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【4TB】LS220D0502G同等品

 7・バッファロー LS220D0402N
  ¥28,680 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【6TB】LS220D0602G同等品

 8・バッファロー LS220D0602N
  ¥32,770 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【8TB】LS220D0802G同等品

 9・バッファロー LS220D0802N
  ¥45,102 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【12TB】LS220D1202G同等品

 10・バッファロー LS220D1202N
  ¥72,650 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

HDD容量:2-12TB
読出速度:57MB/秒
動画のムーブ:対応
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 これらは、バッファローリンクステーションシリーズに属するNAS入門機です。

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 バッファローの場合「N」で終わる型番が、Amazon限定製品となります。、「G」で終わる型番が「通常モデル」でデンキヤで売られるものです。

 限定製品は、軽度の論理障害の復旧に関して「保証期限内無償対応」というサービスが未付属です。ただ、重度の呼称は別料金ですし、1年限定ですから、業務用に考えていないならば、値段の安い方で良いと思います。

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 本体のサイズは、「横長形状」と「スリム形状」の2種類があります。

 このうち、「横長形状」のNASは、1機にハードディスクが2台入っています。

 1機にハードディスクが2台の場合、主に2つのメリットがあります。

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 第1に、同じデータを2台にバックアップできる点です(ミラーリング RAID 1)

 自動的に2つのハードディスクにバックアップを取っていくので、片方のHDDが壊れた際でもデータが復旧できます。

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 第2に、2倍速で書き込みができる点です(高速化 RAID 0)。

 1つのデータを分割して2カ所に書き込むので、ハードディスクに2倍で読み込み/書き込みができます。

 ただし、これらは、仕組み上、どちらかの機能しか選択できない点は注意してください。

ーー

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 ハードディスクの容量は、12TBまであります。


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 HDDへの転送速度は、読み出しで57MB/秒というスペックです。

 HDD2台モデルもおなじスペックです。Raid 0を組んだ場合の数字かは不明ですが、入門機の場合、CPU処理面で限界があるので、速度面で高い期待はできないと思います。

 結論的にいえば、ある程度速度が欲しい場合は、次にみる「中級機」を選択する意味があります。

ーー

 NASとしてできることは、この機種の場合、次の5つです。

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 第1に、ファイルサーバー機能です。

 言いかえれば、ワードで作ったテキストファイルなどファイル全般の保存とアクセスに関わる機能です。

 NASとして最も重要な機能ですが、この機種はは「十分」なレベルの機能を搭載します。

 アクセス可能な端末は、パソコン(Win Mac)のほか、タブレットやスマホ(iOS Android)です。

 有線LANで、ご自宅に無線ルーターとつなげれば、これらの端末でつながります。

ーー

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 第2に、メディアサーバー機能です。

 「ビジネス用」として紹介していますが、この機種も、スマホでメディア再生が可能です。

 この製品の場合、iOS・Android双方にWebAccessというアプリが用意されます。

 これを使って、屋内でも、外出先でも遠隔視聴が可能です。Windows Macも、対応するDLNAソフトを利用することで、遠隔再生が可能です。

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 第3に、テレビの録画ムーブ機能です。

 業界規格のDTCP-IP規格対応しますので、地デジやBSなどの著作権保護コンテンツでも、録画した番組の転送(ムーブ)ができます。

 ご自宅のレコーダーで録画した番組を、LAN経由でNASに移動できます。

 映像は、スマホでの視聴のほか、DTCP-IP規格対応のソフトさえあれば、PCでも再生対応できます。

 ただし、この機種は、DTCP-IP+(plus)規格には非対応ですので、ムーブしたTV映像(著作権のある番組)は、「自宅のネットワーク内」でしか見れません。

 「外出先」では、自分で撮った動画などを除けば、視聴不可能です。

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 第4に、外出先からのファイルへのアクセスです。

 この機種はビジネス用なので、(著作権が保護された動画以外)、自宅ネットワーク外の外出先でもアクセス可能です。

 利用にあたりに追加料金が不要である点が、Dropboxをはじめとするクラウドディスクとの相違です。 

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 第5に、自動バックアップ機能です。

 Macについては、OS標準のタイムマシン機能が利用できます。

 Windowsについては、差分アップデートなどができる、ソフトが付属しないので、他社製ソフトを利用することになります。

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 一方、面白いのは、ソニーのナスネリンクさせ、新しい番組だけを差分でダビングできる機能です。

 「共存共栄」という点でも面白いと感じます。

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 そのほか、プリンター共有機能が搭載されますが、Windowsのみ対応になります。

 Macの場合は、Time Machineのバックアップ用として、また、iTUnesが自動でNAS上のデータを発見できるiTunesサーバー機能も利用できます。

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 以上、バッファローのエントリーモデルのNASの紹介でした。

 ビジネス用ならば、外出先からファイルに自由にアクセスできる」こういった機種が良いでしょう。

 一方、初心者向けのメディア・動画サーバーとしては、TVチューナーを独自に搭載しないため、限界はある機種です。

 なお、最終的な「おすすめ」については、記事の最後で、改めてまとめるつもりです。


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 【2018年発売】

 【HDD1台モデル】

 【1TB】

 11・バッファロー LS510D0101G
  ¥14,380 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【2TB】

 12・バッファロー LS510D0201G
  ¥18,500 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【3TB】

 13・バッファロー LS510D0301G
  ¥19,500 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【4TB】

 14・バッファロー LS510D0401G
  ¥27,166 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

HDD容量:2-12TB
読出速度:100MB/秒(最大)
動画のムーブ:対応(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 【HDD2台モデル】

【2TB】

 15・バッファロー LS520D0202G
  ¥23,527 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【4TB】

 16・バッファロー LS520D0402G
  ¥29,873 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【6TB】

 17・バッファロー LS520D0602G
  ¥34,673 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

【8TB】

 18・バッファロー LS520D0802G
  ¥40,400 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

HDD容量:2-12TB
読出速度:100MB/秒(最大)
動画のムーブ:対応(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 LS510GシリーズLS520Gシリーズは、バッファローリンクステーションシリーズ中級機です。

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 1つ上でみた機種と比べると、CPUが2コアとなる、CPU部分の性能が良いのが大きな特長です。

 処理が高速なので、実際に出せるスピードが1つ上でみた入門機よりも速くなります。

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 ハードディスクは、本機も、HDDが1台のモデルと、2台のモデルが選べます。

 2台内蔵されるモデルは、2台同時バックアップ(RAID 0)や、同時利用による高速書込(RAID 1)に対応します。

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 HDDへの転送速度は、100Mb/秒いう数値が公開されます。

 入門機と違ってCPUが2コアなので、処理の高速化で、中身のHDDの潜在能力を引き出せています。

 一方、HDD2台搭載するモデルも、同じ100MB/秒というスペックです。

 Raid0での測定ならば、もう少し伸びるかもしれません。

 ただ、それでも125MB/秒にボトルネックがあります。これは、LAN規格(1000Base-T)に由来する限界からです。

 ハードディスクのメーカーは、本製品も非開示です。

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 NASとしてできることは、下位機とほとんど変わりません。

 とはいえ、バッファロー機は、TVのムーブについて 追加料金なしでDTCP-IP規格に対応ですから、この部分は、あとで見るアイオーデータより良いです。

 ただ、クラウドとの連携機能がないなど、機能面でやや面白みが欠ける、という感じの製品です。

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 以上、バッファローLS510GシリーズLS520Gシリーズの紹介でした。

 2コアCPU搭載の高性能な機種として、後ほどみるアイオーデータのHDL-AAシリーズの「ライバル」です。

 BUFFALO機の場合、ファイルサーバー機能のブラウザ上のインターフェースなどは、こなれていてバッファローは使いやすいです。


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 【2020年発売】

 【HDD1台モデル】

【1TB】

 19・バッファロー LS710D0101
  ¥15,190 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【2TB】LS710D0201同級品

 20・バッファロー LS710D0201/N
  ¥17,557 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【3TB】LS710D0301同級品

 21・バッファロー LS710D0301/N  
  ¥20,475 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【4TB】LS710D0401同級品

 22・バッファロー LS710D0401/N  
  ¥22,320 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【6TB】LS710D0601同級品

 23・バッファロー LS710D0601/N
  ¥34,600 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【8TB】LS710D0801同級品

 24・バッファロー LS710D0801/N
  ¥56,090 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

HDD容量:1-12TB
読出速度:188.4MB/秒
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 LS710Dシリーズは、バッファローのNASの上級モデルです。

 1つ上で紹介した、IO-DATA上位機と同じで、HDD1台と2台の構成が選べる、高速モデルという位置づけです。

 こちらも、末尾「/N」はネット限定型番ですが、通常のデンキヤ販売のモデルと性能は同じです。

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 HDDへの転送速度は、読出速度が、188.4MB/sです。

 先述のように、普通のギガビットLAN(1000BASE-T)だと、125MB/秒で回線のボトルネックがあります。

 しかし、本機は、LANが高性能で、2.5GBASE-T(マルチギガビット)です。

 そのため、ケーブルの部分でボトルネックが生じず、この速度が出せます。

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 ただし、このブログの【無線ルーターの比較記事】で比較した諸製品のうち、有線LAN端子が2.5GBASE-T対応である必要はあるでしょう。

 少し高めのルーターしか対応しないので、気をつけてください。

 普通の1000BASE-Tの機器ならば、下位機種と同じで、最大125MB/秒(=1000Mbps)ボトルネックです。

 ハードディスクのメーカーは、非開示です。

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 NASとしてできることは、本機も、下位機種と同じです。

 バッファローは、DLNAほか、DTCP-IP規格に対応なのが良い部分です。

 とくに、あとで見るアイオーデータと比較する場合、ライセンス料が不要(込み)なのは良い部分でしょう。解除した場合は、自宅内に限りですがテレビのムーブと、ストリーミング再生が可能です。

 一方、アイオーデータは、同時録画・再生・ダビング数は2ストリームまでですが、バッファローの場合は、3ストリームまでいけます。

 家族が多い場合、自動ムーブしつつ、最大で2台のテレビで再生も可能です。

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 自動バックアップ機能は、Appleのタイムマシンなどを含めて、本機も対応します。

 ただ、Dropbox・Amazon S3・Microsoft Azureなど、仕事向け・法人向けのサービスは、未対応です。

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 以上、バッファローLS710DシリーズLS720Dシリーズは、紹介でした。

 ライバルは、同じく2.5GBASE-T対応のアイオーデータ製品でしょう。

 比較する場合、仕事に便利な機能は、アイオーデータに負ける部分があるものの、こと家庭用として、動画などを保存する使途については、わずかに本機が優勢に思えます。

 バッファローは、次に紹介するように、この筐体で法人用を「別モデル」として出したため、家庭用の部分で機能を充実できた側面はありそうです。

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 【2020年発売】

 【HDD2台モデル】

 【2TB】

 25・バッファロー LS720D0202/N
  ¥26,680 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【4TB】

 26・バッファロー LS720D0402/N
  ¥27,991 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【6TB】

 27・バッファロー LS720D0602/N
  ¥43,408 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【8TB】

 28・バッファロー LS720D0802/N
  ¥47,012 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【12TB】

 29・バッファロー LS720D1202/N
  ¥73,490 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【16TB】

 30・バッファロー LS720D1602/N
  ¥104,200 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

HDD容量:2-16TB
読出速度:271.3MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 なお、バッファローの上位機も、HDDが2台になるLS720Dシリーズの展開があります。

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 2台HDDモデルの場合、RAID1で、260.7MB/sです、RAID 0時には、271.3MB/sとなります。

 測定環境の差があるので、IO-DATAと単純に比較はできないですが、数値としては、やはり、速度については、全般的に後発だったバッファローのが高いです。

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 結論的にいえば、こちらの場合も、2台同時で運用して、速度を稼ぎたいなどの理由があるならば、本機を選ぶ意義はあります。

 その場合は、やはり後ほどみる、アイオーデータの同級機と比較になるでしょう。先述のように、仕事用だと、そちらのがやや良さそうですが、動画などを保存する使途については、バッファローが、わずかに優勢に思えます。


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 【2022年発売】

 【法人向け3年保証:HDD1台】

 【2TB〜8TB】

 31・バッファロー LS720NDシリーズ
   ¥17,557〜 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

2TB:LS710DN0201/N LS710DN0201B
2TB:LS710DN0301/N LS710DN0301B
4TB:LS710DN0401/N LS710DN0401B
6TB;LS710DN0601/N LS710DN0601B
8TB:LS710DN0801/N LS710DN0801B

HDD容量:1-12TB
読出速度:188.4MB/秒
動画のムーブ:
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 【法人向け3年保証:HDD2台】

 【2TB〜16TB】

 32・バッファローLS710NDシリーズ
   ¥26,680〜 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

2TB:LS720DN0202/N LS720DN0202B
4TB:LS720DN0402/N LS720DN0402B
6TB:LS720DN0602/N LS720DN0602B
8TB:LS720DN0802/N LS720DN0802B
12TB:LS720DN1202/N LS720DN1202B
16TB:LS720DN1602/N LS720DN1602B

HDD容量:2-16TB
読出速度:271.3MB/秒(最大)
動画のムーブ:
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 LS720NDシリーズは、バッファローの法人向けモデルです。

 本機の場合も、末尾に「/N」が付くものがネット型番、そうでないものが通常版ですが、性能は同じです。

 性能面では、1つ上でみた、同社の家庭向けの上級機と変わりません。

 しかし、保証面が3年と手厚くなるほか、中身のHDDの品質が良くなります。

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 保証は、後ほどみる、アイオーデータの法人向け製品の保証(5年)と比べると、保証期間が3年であるほか、軽度な論理保証を除けば、データ復旧サービスは有料な部分で負けています。

 もちろん、サービスの違いで値段差はあるため、バッファローが劣るという意味ではないです。

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 一方、中身のHDDは、サーバー用の高耐久モデル(WD RED・Seagate IronWolf・東芝 MNシリーズ)のいずれかであることが、保証されます。

 加えて、スリープタイマーほか、故障(修理)に至らないための工夫も充実します。

 ただ、ソフト的な部分で、同社の上級機と違い、DTCP-IP DLNAが未対応です。ストイックな仕事向である部分は注意してください。

1-2・アイオーデータのNAS

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 続いて、日本のアイオーデータが販売するNASです。

 このグレードだと、同社は「仕事向け」につよい印象である一方、家庭向け機能については、すこしバッファローに「負ける」感じがあります。


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 【2018年発売】

 【HDD1台モデル】

 【1TB】

 33・IODATA HDL-TA1
   ¥13,525 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【2TB】

 34・IODATA HDL-TA2
  ¥16,700 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【3TB】HDL-TA3同等品

 35・IODATA HDL-TA3/E
  ¥20,558 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【4TB】HDL-TA4同等品

 36・IODATA HDL-TA4/E
  ¥22,800 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

HDD容量:1-4TB
読出速度:97MB/秒(最大)
動画のムーブ:非対応
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

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 【HDD2台モデル】

 【2TB】HDL2-TA2同等品

 37・IODATA HDL2-TA2/E
  ¥24,309 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【4TB】HDL2-TA4同等品

 38・IODATA HDL2-TA4/E
  ¥29,800 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【6TB】HDL2-TA6同等品

 39・IODATA HDL2-TA6/E
  ¥29,800 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【8TB】HDL2-TA8同等品

 40・IODATA HDL2-TA8/E
  ¥40,620 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

HDD容量:2-8TB
読出速度:約86MB/秒(最大)
動画のムーブ:非対応
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 HDL-TAシリーズは、アイオーデータの入門機です。

 伝統ある同社のがLAN DISKシリーズの1つで、主にビジネス向けになります。

 なお、上で紹介している型番は、すべて「/E」で終わっていますが、「ネット限定型番」です。通常は「/E」がない型番ですが、性能は同じです。

 ただ、LANケーブル(1M)が未付属なので、ネット型番は安めの場合が多いです。

 本体のサイズは、HDD1台内蔵の「スリムタイプ」と、2台内蔵の「横長形状」があります。

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 HDDへの転送速度は、HDD1台モデルの場合、メーカーによる実測値の表記は以上です。

 バッファローの入門機と比較すると、速度は速いです。

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 HDD2台モデルは、CPU制御の関係で速度が落ちます。

 高速なRaid0の1対1接続時の数字である部分をふまえても、並以下の数字です。

 CPU部分の限界からです。

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 結論的にいえば、とくに速度を追い求めない利用法で、消費電力や設置性から「1台モデル」を選ぶ場合、ライバルのバッファローの入門機よりも、すこし良さそうと言えます。

 NASとしてできることは、これらの機種の場合、次の5つです。

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 第1に、ファイルサーバー機能です。

 アクセス可能な端末は、パソコン(Win Mac)タブレットやスマホ(iOS Android)です。

 機能面について言えば、ライバルのバッファローができることはほぼ可能です。

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 第2に、メディアサーバー機能です。

 この機種もメディア再生が可能です。

 スマホの場合、Remote Link Filesという自社アプリを利用します。

 こちらは、ファイルの閲覧だけでなく、動画のストリーミング再生にも対応します。また、対応するDLNAアプリを用意すれば、PC等でもメディアの視聴が可能です。

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 第3に、テレビの録画ムーブ機能です。

 この部分はこの製品の注意点です。

 なぜなら、DTCP-IP規格対応非対応だからです。そのため、地デジなど著作権保護コンテンツは転送も再生もできません。

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 第4に、外出先からのファイルへのアクセスです。

 その部分は、先述のRemote Link Filesを使えば、スマホから簡単にアクセスできます。

 PC/Macも同様に、Remote Link PC Syncという自社アプリを通して、実行可能です。

 第5に、自動バックアップ機能です。

 この機種は、バッファローもありますが、「無料ソフト」という点では、こちらが充実しています。

 Windows系では、指定部分や差分ファイルのアップデートができるEasy Saver4LESync Withも利用できます。Macはタイムマシンがあるので、差分アップデート用のSync Withのみ利用します。

 その他の部分は、プリンター共有機能がない点以外は、BUFFALOと同じです。

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 以上、アイオーデータ−HDL-TAシリーズの紹介でした。

 本機は、CPUが2コアではないので入門機の範疇は超えません。ただ、速度は、バッファローの入門機より速いでしょう。

 一方、価格は、バッファローの入門機はもちろん、2コアCPUのバッファローの中級機と比べて必ずしも安くないため、値段は見比べてください。

 また、家庭用で考える場合、録画した番組の転送(ムーブ)に対応できない点も注意点です。


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 【2020年発売】

 【HDD1台モデル】

 【1TB】

 41・IODATA HDL-AAX1
  ¥15,500 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【2TB】HDL-AAX2 同等品

 42・IODATA HDL-AAX2/E
  ¥19,190 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【3TB】HDL-AAX3 同等品

 43・IODATA HDL-AAX3/E
  ¥22,250 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【4TB】HDL-AAX4 同等品

 44・IODATA HDL-AAX4/E
  ¥19,277 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【6TB】HDL-AAX5 同等品

 45・IODATA HDL-AAX6/E
  ¥34,490 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【8TB】HDL-AAX8 同等品

 46・IODATA HDL-AAX8/E
  ¥55,920 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【12TB】

 47・IODATA HDL-AAX12
  ¥69,800 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

HDD容量:1-12TB
読出速度:173.5MB/秒
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 HDL-AAXシリーズは、IO-DATAのNASの上級機です。

 HDD1台モデルになります。2台モデルもありますが、次に分けて紹介する予定です。

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 HDDへの転送速度は、上図の通りです。

 アイオーデータの場合、CPUが2コアになるのは本機からです。

 バッファローの中級機・上位機もそうでしたが、CPUが良いと、転送速度の値が良くなります。

 同時並行して、HDDに同時アクセスが生じるような場合に処理が速くなるため、数値としても、実感としても、高速性を感じられるでしょう。

 こうした部分があり、読出速度が、1台モデルながら173.6MB/sと高速です。

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 なお、有線LAN(1000BASE-T)ケーブルの対応速度は、最大1000Mpbs(125MB/秒)なので、事実上そのあたりがボトルネックです、

 しかし、本機は、LANポートが 2.5GBASE-T(マルチギガビット)対応です。

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 先述のように、この速度を得るには、少なくとも、【Wi-Fi6対応の無線LANルーターの比較記事】などで紹介した2.5GBASE-T・10GBASE-Tに対応のルーターはマストでしょう。

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 TP-Link TX401
  ¥8,880 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 ミヨシ 5e対応 LANケーブル
  ¥198〜 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 その上で、経路全体でその速度という場合は、「5e対応LANケーブル」と、対応する「イーサネットアダプタ」も必要です。

 201711281217.jpg

 ハードディスクのメーカーは、非開示です。

 以前は(旧機種)は、信頼性の高いWD採用との情報がありましたが、新シリーズになり消えました。

 ただ、引き続き、保証は3年で、筐体は日本での製造です。

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 NASとしてできることは、1つ上でみた同社の入門機とほとんど同じです。

 大きな相違点は2点です。

 第1に、DTCP-IP規格に対応する点です。

 同社の下位機種は未対応でしたが、これにより、著作権が保護されたテレビ番組のムーブに対応できます。

 ただし、この製品の場合、対応には、追加の1000円のライセンス料が必要です。

 解除した場合は、自宅内に限りですが、テレビのムーブと、ストリーミング再生が可能です。ただし、公式アプリは用意されません

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 第2に、自動バックアップ機能の充実です。

 下位機種同様に、便利なバックアップソフトが付いた上、Dropboxのほか、Amazon S3・Microsoft Azureなどと同期させることができます。

 そのほか、法人向けですが、端末認証機能があるため、セキュリティレベルの向上にも寄与しそうです

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 以上、HDL-AAXシリーズとの紹介でした。

 ポイントは、「NASとしての便利機能の充実」というより、アクセス速度など基本となる能力が向上している点です。

 その上で、DTCP-IP規格に対応し、各種クラウドとの連携するなど、利便性も高めています。

 2.5GBASE-Tについては、導入までのしきいは高いですが、導入しないとしてもスピード重視な上級者には、結構良さそうな製品です。

 ただ、中身のハードディスクのメーカーが本機から消えたので、耐久性にこだわる場合は、空ケースモデルを購入し、自分で納得のできるHDDを入れると良いと思います。

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 【2020年発売】

 【HDD2台モデル】

 【2TB】HDL2-AAX2同等品

 48・IODATA HDL2-AAX2/E
   ¥26,330 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【4TB】HDL2-AAX4同等品

 49・IODATA HDL2-AAX4/E
  ¥30,410 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【6TB】HDL2-AAX6同等品

 50・IODATA HDL2-AAX6/E
  ¥42,660 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【8TB】HDL2-AAX8同等品

 51・IODATA HDL2-AAX8/E
  ¥46,740 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【12TB】HDL2-AAX12同等品

 52・IODATA HDL2-AAX12/E
  ¥73,260 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【16TB】HDL2-AAX16同等品

 53・IODATA HDL2-AAX16/E
  ¥98,182 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

 【ケースのみ】

 54・IODATA HDL2-AAX0/E
  ¥23,270 Amazon.co.jp (2/15執筆時)

HDD容量:2-16TB
読出速度:226.6MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 なお、アイオーデータのCPU2コア上位機の場合も、HDD2台搭載のHDL2-AAXシリーズの展開があります。

201904121858.jpg

 横長形状」になりますが、ハードディスクを2台搭載する場合、2台同時バックアップや、同時利用による高速書込が可能です。

 先ほど説明した製品と同じです。

 202005011325.jpg

 HDDへの転送速度は、上段の図のほうです。

 2台搭載する利点で、RAID 0時に226.6MB/sとなります。

 本機の場合も、 2.5GBASE-T対応ですので、速度はしっかり活かせます。ほかの部分は、HDD1台の製品と同じです。


  201904121854.jpg

 【2022年発売】

 【法人向け3年保証:HDD2台】

 55・IODATA HDL2-AAX2WB
   ¥37,590 楽天市場 (2/15執筆時)

 HDL2-AAX2WB【1TB】
 HDL2-AAX4WB【2TB】
 HDL2-AAX6WB 【3TB】
 HDL2-AAX8WB 【4TB】
 HDL2-AAX12WB 【6TB】
 HDL2-AAX16WB【8TB】

HDD容量:2-16TB
読出速度:226.6MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 HDL2-AAX2WBは、アイオーデータの販売する、法人向けモデルです。

 本体の仕様は、1つ上でみたHDL2-AAXシリーズと同じです。

 しかし、保証期間を5年に延長するなど、法人向けサービスの部分で、少し異なります。

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 標準保証のほか、1年1回(計5年)のデータ復旧サービスが5年間付属します。

 有料だけに、論理障害ほか、ディスクを開ける必要のある一部の重度障害までフォローです。

 法人しか使えないサービスというわけではないので、個人でも、アクセス量の部分で、相当ハードにLANを使う場合、「約2万円」での保証加入は「あり」かもしれません。

 ただ、このような製品ならば、中身のHDDも「高耐久のサーバー用」の利用を保証するなどの記載があれば、なお良かったかと思います。その部分が、先ほどみた、バッファローの法人モデルとは異なります。

次回に続く!
最新のNASのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今日は、最新の一般向けNASの比較1回目記事でした。

 しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

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1・一般向けのNASの比較 (1)
 1-1:IODATA
 1-2:バッファロー
2・一般向けのNASの比較(2)
 2-1:Synology
 2-2:目的別のおすすめの提案【結論】

アクセス速度   ★★★★★
ビジネスでの利用 ★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★★★
動画・写真の保存 ★★★★★
オフィスでの共用 ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 続く2回目記事(こちら)「結論編」です。

 今回紹介した一般向けNAS全ての機種から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続き、どうかよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 17:23 | PC周辺機器

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