Top PC周辺機器 比較2025'【速度別】micro SDカード74点の性能とおすすめ・選び方 (1)

2025年05月12日

比較2025'【速度別】micro SDカード74点の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2025年 マイクロSDカードの性能とおすすめ・人気製品の選び方:スマホ・カメラ・ビデオカメラ向け高速マイクロSDカード:ドライブレコーダー・監視カメラ向け高耐久マイクロSDカードほか:読出・書込速度の違いや性能ランキング:U3 V30 V90 対応 Nintendo Switch 2向けのSD Express MicroSDカード対応:microSDHC microSDXC 32GB 64GB 128GB 256GB 512GB 1TB 1.5TB 2TBモデル

【比較する製品型番】 サンディスク SDSQUA4-032G-GN6MN SDSQUAB-128G-GN6MN SDSQUAC-256G-GN6MN SDSQUAC-512G-GN6MN SDSQUAC-1T00-GN6MN SDSQXCD-1T00-GN6MA SDSQXCD-256G-GN6MA SDSQXCD-512G-GN6MA SDSQXCD-128G-GN6MA SDSQXCU-064G-GN6MA SDSQQNR-256G-GN6IA SDSQXAA-128G-GH3MA SDSQXAV-256G-GH3MAA SDSQXAV-512G-GH3MA SDSQXAV-1T00-GH3MA SDSQQNR-128G-GH3IA SDSQQNR-256G-GH3IA DSQQVR-256G-JN3ID SDSQQVR-128G-JN3ID SDSQXAV-2T00-GH3MA SDSQXAV-2T00-JN3MD SDSQXAA-128G-GN6MS SDSQXAV-256G-GN6MS SDSQXFN-128G-GN4NN SDSQXFN-128G-JN4NP SDSQXFN-256G-GN4NN SDSQXFN-256G-JN4NP Lexar LMSXPS0256G-BNNNG LMSXPS0512G-BNNNG LMSXPS0001T-BNNNG キオクシア EXCERIA PLUS G2 KMUH-B064GKLMPB064G KMUH-B128G KLMPB128G KMUH-B256G KLMPB256G KMUH-B512G KLMPB512G KMUH-B001T KLMPB001T G2 KMUH-B002T KLMPB002T サムスン MB-MY128SA-IT/EC MB-MY256SA-IT/EC MB-MY512SA-IT/EC MB-MD128SA-IT/EC MB-MD256SA-IT/EC MB-MC64SA-IT/EC MB-MC128SA-IT/EC MB-MC512SA-IT/EC MB-MC1T0SA-IT/EC トランセンド TS128GUSD340S TS256GUSD340S TS512GUSD340S TS1TUSD300S-AE TS1TUSD300S-A ほか

今回のお題
高品質なMicroSDカードのおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。

 今回は、2025年5月現在、最新のMicroSDカードの比較です。

 カードの速度・耐久性に注目して各製品を比べます。

 今だと、スマホ・カメラほか、ドラレコ・音楽プレーヤー・ゲーム機・監視カメラなど、色々なジャンルでこの種のカードは使われます。

 今回は、各用途にどのタイプのカードが「おすすめ」か、選び方を含めて解説するつもりです。

 201809061059.jpg

1・Micro SDカードの比較記事 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:高速タイプ(V30)
  用途:スマホ・4K動画撮影
2・Micro SDカードの比較記事 (2)
 2-1:超高速タイプ(SD Express)
  用途:ゲーム機(Nintendo Switch 2)
 2-2:高耐久タイプ
  用途:ドラレコ・監視カメラ
3・Micro SDカードの比較記事 (3)
 3-1:標準タイプ
  用途:ゲーム機・コンデジほか
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、はじめに、マイクSDカードの「選び方の基本」を説明します。

 そのあと、速度を必要とする使い方(スマホなど)に向くカードから、タイプ別に順番に解説を進めます。

スピード ★★★★★
4K対応 ★★★★★
価格   ★★★★★
耐久性  ★★★★★
保証期間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★

 その上で、最後に「結論」部分では、上表のような観点から、Atlasのおすすめ製品を提案していきます。

ーー

  201801261538.jpg

1・ SDカードの比較
2・ MicroSDカードの比較

 なお、今回の記事は、一連のSDカード比較シリーズの2回目記事として書いたものです。

1-1・MicroSDカードの選び方の基本

 201809051113.jpg

 具体的な製品比較にはいる前に、「マイクロカードの選び方の基本」について、説明しておきます。

1・書込速度の速さ (write)
2・読込速度の速さ (read)
3・耐久性・耐水性の高さ
4・十分な記憶容量
5・国内正規品であること

 ポイントとなる、上表の5つの要素について紹介します。

1・書込速度の速さ(write)

 201809061115.jpg

 第1に、機器からマイクロSDカードに書き込む際の書き込み速度です。

 SDカードや、マイクロSDカードの場合、カタログには、「メーカーが自主公表する速度」が載ります。

 上のカードだと90MB/秒です。

 ただ、カードの「最大速度」ですので、撮影方法次第で遅くなる場合があります。

 202505121553.jpg

 書込速度は、一方、業界のカンファレンス(SDアソシエーション)が定めた速度表示規格(UHSスピードクラス)という統一基準があります。

 2010年に定められたUHSスピードクラス(U1 U3)や、2017年のビデオスピードクラス(V30 V60 V90)です。

 これらの数字は、「最大書込速度」ではなく、これ以上は書込速度が落ちないことを証明する「最低書込速度」です。

 201809061105.jpg

 4K動画撮影をする場合、書込が落ちて、コマ落ちが発生すると「困る」ので、「最大書込速度」は(ほぼ)どうでも良く、「最低書込速度の保証」が重要です。

 コマ落ち防止のために、4KではV30以上が推奨されています。

 ちなみに、8KではV90(60MB/秒)ですが、マイクロSDカードには対応製品はないので、関係ありません。 

 なお、V30は、U3とカード選びにおいては「同義」と考えてOKです。

  201809061115.jpg

 先述のカードで言えば、「メーカーが自主公表する速度」は90MB/秒です。

 しかし、認定アイコンはV30 U3(30MB/秒)なので、使用状況によっては、その速度までは落ちることを示しています。

 201809051116.jpg

・4K動画
 =V30/ U3(30MB/秒)

 この部分に注意するべき人は、ビデオ・スマホなどにかかわらず、4K動画を撮影する人です。

 ただ、対応機(V30/U3)と、その下位機(U1)とはあまり価格差がないので、信頼性を含めて、それ以外の用途の場合も、V30(U3)対応機を選ぶと安心でしょう。


 202505121838.jpg

 スマホ用に、MicroSDカードを探している場合、ここまで見たビデオスピードクラス(V30 V60 V90)とは、また別の規格指標があります。

 A1 A2規格(アプリケーション・パフォーマンス・クラス)とです。

 201910091816.jpg

 こちらも、書込速度に関わる規格で、スマホアプリ操作時の「快適度」を示すものです。

 A2規格は、スマホの書込の実体に近い、4K IOPSのランダムリードと2K IOPSのランダムライトについても、規格上の最低速度の保証があります。

 しかし、A2規格は、V30対応のMicro SDカードなら、普通全機ともクリアします。

 その点で言えば、V30岳見ていれば、選ぶ際に「みなくても良い」指標だいえます。


 202505121807.jpg

 ゲーム機用Nintendo Switch 2)に、MicroSDカードを探している場合、SD Expressスピードクラスに注目してください。

 2018年の規格制定以後、(ニーズがなく)全く普及していませんでししたが、同機が対応したことで、にわかに注目をあつめています。

 202505121912.jpg

 こちらも、書込速度に関わる規格です。

 ビデオスピードクラス(V30 V60 V90)ではフォローできない、高速領域の書込保証をなすものです。

 202505121833.jpg

  [128GB]

 ・SANDISK SDSQXFN-128G-GN4NN
   ¥9,585 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

  [256GB]

 ・SANDISK SDSQXFN-256G-GN4NN
   ¥12,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

読出:最大880Mb/秒
書込:最大480Mb/秒

 現在、E600規格600MB/秒)に規格対応した製品が、サンディスクや、レキサーから出ています。従来のMicroSDカードとは、下位互換性をもたせています。

 202505121805.jpg

 SanDisk PRO-READER SD Express Dual Card
   ¥15,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 しかし、カメラなどは機器側がSD Express規格に未対応です。

 PCで使う場合も、専用リーダーがマストです。

 そのため、現状では、Nintendo Switch 2ユーザーにほぼニーズは限定されるでしょう。しかし、注目するべき速度規格ではあるため、今回の記事(3回目記事)でも、SD Expressスピードクラス対応カードを紹介するつもりです(→こちら)。

2・読出速度の速さ(read)


 201809061115.jpg

 第2に、機器からマイクロSDカードに書き込む際の読み出し速度の速さです。

 202505121554.jpg

 こちらも、カンファレンスが定めた統一規格があります。

 以前は「クラス10・クラス4」など、業界団体が決めた速度基準が利用できました。

 しかし、現在は、ほぼ全てのカードが最高の「クラス10を上回る状況」なので、基準としてさほど意味がなくなっています。

 性能の悪い製品を買った場合、カードへの転送速度が遅くなります。その結果、動画の読出しや音楽データの読み出しなどでは、遅延が起こることもあります。

 201805141620.jpg

 高品質なカードは、メーカーが自主的に、「読出速度」の「理論値」を宣伝記載する場合が多いです。ただし、理論値と実測値にも差があります。

 格安のカードは、一方で、同じ製品でも個体差が著しいという問題もあります。正しいスペックを掴むのは容易ではない状況です。

 こうした点をふまえると、現状では、「信頼できるメーカーの正規品」を買うのが最も「間違いのない方法」です。詳しくは、具体的な製品比較の中で書きたいと思います。


 202304021248.jpg

 加えて、超高速タイプを狙う方への注意です。

 スマホ・カメラ・PCともに、機器側のIF(インターフェース)にも「ボトルネック」があります。

 202505121718.jpg

 多くの場合、UHS-1(SDR104)の水準なので、104MB/秒あたりが限界です。

 また、信頼性のあるブランドの製品同士で比べる場合、限界より「余裕」があるスピードが出せるカードの方が、実効速度が「速かった」という話もあまり聞かないです。

  202211081617.jpg

 【UHS-2】〈1250MB/秒〉

 ・ProGrade Digital PG08
  ¥13,200 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 これ以上の速度が出せる製品もあります。

 しかし、基本的に「専用リーダー」を介した場合の速度です。

 つまり、「PCなどでの書込/読出」の高速化を狙う用途以外では(現状で)104MB/秒以上だせるカードを選んでも「高いだけ」と言えます。

3・耐久性・耐水性の強さ

 201805141624.jpg

 第3に、McroSDカードの、耐久性・耐水性です。

 これは、特に、雨天対応のデジカメやスマホなどにおいては、重要視したい部分です。格安製品だと、完全防水に非対応なものもありますので、注意が必要です。

 201808190936.jpg

 また、ドラレコ・音楽プレーヤーでの利用などは、耐衝撃性や繰り返しアクセス時の耐久性にも注意が必要です。

 一部機種(産業向け)では、堅牢なSLCを内蔵する製品だったり、TLC NANDにそのふりをさせる「SLCモード」に対応させることで、繰り返し書込を高度に処理できる製品もあるので、該当機では詳しく解説するつもりです。

4・記憶容量の多さ

 202505121552.jpg

 第4に、McroSDカードの、記憶容量です。 

 64GBのMicroSDカードで、だいたい記憶できるのは、平均的には、上表の通りです。

 4K動画に使うならば、256GBあっても良いかと思います。

 202505121722.jpg

 音楽データだと、だいたい以上のような曲数です。

 ただし、お使いの機器によっては、256GB、512GB、1TBなどの大容量カードだと、機器側が認識しない場合があります。

 大容量のmaikuroSDカードを買う予定の場合、利用する機器側の説明書を確認しておくと良いでしょう。

5・国内正規品であること

 201809061158.jpg

 第5に、国内正規品を選ぶことです。

 MicroSDカードは、世界で流通しているため、正規流通ルート以外に、並行輸入品やバルク品が多く出回っています。

 これらは国内正規品に比べて低価格ながら、発売元で「5年間などの長期保証が受けられない」ほか、とくに高価格なカードは、(見かけから真贋がつかないため)「偽物リスクが高い」と言えます。

 201809061201.jpg

 国内正規品は、しっかりとしたパッケージに入り、保証書(規定)が入るのが普通です。

 今回は、Amazon本体が直輸入するような、「出所が明瞭な並行輸入品」を除いて、可能な限り、正規代理店を経由した国内正規品を取りあげます。

ーーー

 というわけで、以上の4点のポイントをふまえて、ここからは具体的な製品を比較していきましょう。

1・Micro SDカードの比較記事 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:高速タイプ(V30)
  用途:スマホ・4K動画撮影
2・Micro SDカードの比較記事 (2)
 2-1:超高速タイプ(SD Express)
  用途:ゲーム機(Nintendo Switch 2)
 2-2:高耐久タイプ
  用途:ドラレコ・監視カメラ
3・Micro SDカードの比較記事 (3)
 3-1:標準タイプ
  用途:ゲーム機・コンデジほか
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 冒頭でも書いたように主に速度順で、速いものから順番に、各製品を見ていきます。

1-2・高速なマイクロSDカード

 はじめに、高速なマイクロSDカードの比較からです。

 PC用ほか、スマホ・カメラでの「4K動画撮影」を考える場合に選ぶと良いカードです。

 202505121553.jpg

 書込速度は、ここでは、V30(U3)規格をクリアする機種に限定して紹介します。

 これ以上ならば、4K 5.7K動画に対応できる水準ですから。

 読出速度も、100Mb/秒以上の上位製品に限ってみていくつもりです。

--

 なお、以下の説明では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記します。



 202502031507.jpg

 【2022年発売】 【国内正規品】

 ・SANDISK EXTREMEシリーズ

 [32GB]

 1・ SANDISK SDSQXAT-032G-GH3MA
    ¥1,412 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 1・ SANDISK SDSQXAT-032G-JN3MD
   ¥2,500 楽天市場 (5/12執筆時)

読出:最大100Mb/秒
書込:最大60Mb/秒

 [64GB]

 2・ SANDISK SDSQXAH-064G-GH3MA
    ¥1,924 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 2・SANDISK SDSQXAH-064G-JN3MD
   ¥1,980 楽天市場 (5/12執筆時)

読出:最大170Mb/秒
書込:最大80Mb/秒

 [128GB]

 3・ SANDISK SDSQXAA-128G-GH3MA
    ¥2,946 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 3・ SANDISK SDSQXAA-128G-JN3MD
   ¥4,983 楽天市場 (5/12執筆時)

読出:最大190Mb/秒
書込:最大90Mb/秒

 [256GB]

 4・ SANDISK SDSQXAV-256G-GH3MAA
    ¥4,694 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 4・SANDISK SDSQXAV-256G-JN3MD
   ¥16,250 楽天市場 (5/12執筆時)

 [512GB]

 4・ SANDISK SDSQXAV-512G-GH3MA
    ¥8,983 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 4・ SANDISK SDSQXAV-512G-JN3MD
   ¥25,130 楽天市場 (5/12執筆時)

 [1TB]

 4・ SANDISK SDSQXAV-1T00-GH3MA
    ¥15,201 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 4・SANDISK SDSQXAV-1T00-JN3MD
   ¥20,373 楽天市場 (5/12執筆時)

読出:最大190Mb/秒
書込:最大130Mb/秒

 [2TB] (24年追加)

 5・ SANDISK SDSQXAV-2T00-GH3MA
    ¥40,718 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 5・SANDISK SDSQXAV-2T00-JN3MD
   ¥136,377 楽天市場 (5/12執筆時)

読出:最大240Mb/秒
書込:最大150Mb/秒

クラス:U3 V30
保証:無期限保証

 SANDISK EXTREMEシリーズは、アメリカのSanDiskMicroSDカードです。

 型番が、デンキヤルートの日本国内型番と、Amazonのグローバル型番に分かれますが、値段差がありますが、性能は同じです。

 恒例ですがSandisk/WD連合の製品をグローバルで調達するらしいAmazonは、売価が相当安いです。

  202502031551.jpg

【英語パッケージ】
 256GB:SDSQXAV-256G-GN6MN
 512GB:SDSQXAV-512G-GN6MN
 1TB:SDSQXAV-1T00-GN6MN
 2TB:SDSQXAV-2T00-GN6MN

 なお、同じ速度の英語パッケージ版が、PCショップ系に並行輸入されています。

 上記の型番になります。こちらは、メーカー保証対象外(独自の1年保証をつける店はあり)ですので、注意が必要です。

 転送速度は、256GB以上は、読み 190MB/秒 書き130MB/秒という水準です。

 24年追加された2TBだと、さらに高速です。

 129MB以下は速度が落ちますが、それでもV30はクリアしますので、優秀です。

 202505121718.jpg

 一方、冒頭で書いたように、スマホやカメラなどの機器側のインターフェースの「限界」から、104MB/秒規格上のボトルネックがあります。

 202211081542.jpg

 ・Sandisk PRO-READER SDPR5A8-0000-GBAND
    ¥10,692 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 本機の場合、この速度を得るには、自社の「SanDisk QuickFlowテクノロジー」対応リーダーが必要になります。ようするに「PC専用で速くなる」という感じで捉えてください。

 202207261646.jpg

 製品保証は、正規品であり、無期限保証になります。

 サンディスクの充実する国内保証は、サンディスクの保証対象説明に書いてあるように、正規品のみに対応します。

 Amazonで売っているグローバル型番の製品も、しっかり保証対象です。

 201809051137.jpg

 堅牢性は、海外製品なのでJIS規格では示されないものの、耐衝撃性・温度耐性・防水・X線耐性は示されており、安定感があります。

 その他、SDカードが壊れてしまったときに使える「レスキュープロ」というソフトの1年間無料利用権も付属します。

---

 以上、SanDiskエクストリームシリーズの紹介でした。

 同社は「高級カードメーカー」として品質の高さはお墨付きです。耐久性も高いですし、メモリーの品質も長期的に評判の良い企業です。そのため、多少高くても「サンディスクを指名買い」する方は多いです。

 4K動画用に確実性と信頼性を重んじて選ばれる場合は、こちらは良い製品です。

 ただし、104MB/秒の問題がありますし、PCなどで高速処理をする必要がない場合は「オーバースペック」です。

ーーー

 このほか、同社の高速タイプとしては、以下のような製品展開があります。

 順番にみていきます。

 202502031522.jpg

 【2024年発売】(並行輸入注意)

 ・SanDisk Creatorシリーズ

 [128GB]

 6・SANDISK SDSQXAA-128G-GN6MS
    ¥6,433 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [256GB]

 6・SANDISK SDSQXAV-256G-GN6MS
    ¥8,522 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [512GB]

 6・SANDISK SDSQXAV-512G-GN6MS
    ¥14,102 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [1TB]

 6・ SANDISK SDSQXAV-1T00-GN6MS
    ¥26,004 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

読出:最大190Mb/秒
書込:最大130Mb/秒
クラス:U3 V30
保証:

 第1に、SanDisk Creatorシリーズです。

 1つ上でみた製品と(128GB)を除き同速度の製品です。

 202502031156.jpg

 若干値段が高め設定なのは、Adobe CCの1ヶ月無料利用権が付くからです。

 このブログだと【Adobe CCの価格面からの選び方の記事】で書いていますが、通常版の年契約を1ヶ月単位で考えると、だいたい6,500円あたりの価値はあります。

 Adobeの場合、既に契約中の場合も残余期間の1ヶ月増しはできます。1つ上の製品と比べて、安いようならば、わりとお得かと思います。

 ただ、並行輸入品が入っている感じがあるので、保証、ラインセンス面で、その部分は注意してください。

ーーー

 202406151600.jpg

 【2023年発売】 【並行輸入のみ】

 ・SANDISK EXTREME PROシリーズ

 [32GB]

 7・ SANDISK SDSQXCG-032G-GN6MA
    ¥1,424 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

読出:最大100Mb/秒
書込:最大90Mb/秒

 [64GB]

 8・ SANDISK SDSQXCU-064G-GN6MA
    ¥1,393 楽天市場 (5/12執筆時)

 [128GB]

 8・ SANDISK SDSQXCD-128G-GN6MA
    ¥2,270 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

読出:最大190Mb/秒
書込:最大90Mb/秒

 [256GB]

 9・ SANDISK SDSQXCD-256G-GN6MA
    ¥3,820 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [512GB]

 9・ SANDISK SDSQXCD-512G-GN6MA
    ¥6,268 楽天市場 (5/12執筆時)

 [1TB]

 9・ SANDISK SDSQXCD-1T00-GN6MA
    ¥14,998 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

読出:最大200Mb/秒
書込:最大140Mb/秒

クラス:U3 V30
保証:

 第2SDSQXCG-032G-GN6MAなどです。

 SANDISK EXTREME PROシリーズの海外仕様で、日本展開が見られないものです。

 長期保証のない海外からの並行輸入版のみです。

 速度が速くて安いとは言えますが、速度と品質の保証は自己責任になるタイプです。Amazon本体が直輸入しているモデルもないので、保証面にリスクはあります。

 リスクを承知の上級者以外は、日本正規モデルが展開されるものが良いでしょう。


 202310310741.jpg

 【2023年発売】

 [128GB] MB-MY128SA-IT 同型

 10・サムスン PRO Ultimate MB-MY128SA-IT/EC
    ¥3,490 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [256GB] MB-MY256SA-IT 同型

 10・サムスン Pro Ultimate MB-MY256SA-IT/EC
    ¥5,030 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [512GB] MB-MY512SA-IT 同型

 10・サムスン Pro Ultimate MB-MY512SA-IT/EC
    ¥9,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

クラス:U3 A2 V30
読出:最大200Mb/秒
書込:最大130Mb/秒
保証:10年間限定保証

 Samsung microSD PRO Ultimateは、サムスンの高速MicroSDカードの最上位製品です。 

 転送速度は、読み 200MB/秒 書き130MB/秒という水準です。

 ただし、Sandiskで説明したように、スマホ・カメラだと、インターフェース速度の関係で104MB/秒規格上のボトルネックがあります。

 PCも、この速度を得たい場合、専用リーダーが必要です。

 202211081550.jpg

 Delkin DDREADER-55
    ¥2,270 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 一方、このシリーズは、自社規格ではなく、SDアソシエーションの新規格(UHS-I DDR200)での対応です。

 そのため、他社製の対応リーダーでもこの速度が出るでしょう。

 保証期間は、こちらも、国内正規品で10年限定保証です。

 防犯カメラなど繰り返し書込以外は保証、という感じです。

 202201241320.jpg

 耐久性は、JIS 防水保護等級7(IPX7)準拠で、防水、耐熱、耐X線、耐磁、耐落下、耐摩耗が表明されます。

 防磁は珍しいですが、最大15,000ガウスまでとのことです。

 ただし、あとでみる、ドラレコ専用モデルに比べると耐衝撃性・繰り返し耐久性・EEC機能は備えませんので、ドラレコ向きではないです。

---

 以上、サムスンEVO Plusの紹介でした。

 大容量かつUHS-3 V30規格に対応ということで、4K動画を撮る場合におすすめできます。

 価格面では上のサムスン(グローバル型番)より少し高め水準ですが、汎用規格(DDR200)に対応している部分で、将来性はあると評価できるかもしれません。

 ただ、現状では機器側のMicro-SDカードスロットの速度限界もあるので、4K動画利用でもスペックを追わないならば、後で見るような、V30に対応しつつも、少し安い下位モデルなどでも良いかと思います。

ーーー

 なお、サムスンからは、高速タイプといえるカードがほかにも出ています。

 順番にみていきます。

 202307201807.jpg

 【2023年発売】

 [128GB] MB-MD128SA-IT

 11・サムスン PRO MB-MD128SA-IT/EC
    ¥2,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [256GB] MB-MD256SA-IT

 11・サムスン PRO MB-MD256SA-IT/EC
    ¥3,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [512GB] MB-MD512SA-IT

 11・サムスン PRO MB-MD512SA-IT/EC
    ¥9,490 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [1TB] MB-MD1T0SA-IT

 11・サムスン PRO MB-MD1T0SA-IT/EC
    ¥17,180 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

クラス:U3 A2 V30
読出:最大180Mb/秒
書込:最大130Mb/秒
保証:10年間限定保証

 第1に、 Samsung PRO Plusです。

 あまり値段が変わりませんが、この製品の1グレード下のモデルです。

 読出速度が、180Mb/秒と10%遅くなります。

 あとは同じです。

 用途と値段によってはこちらでも良いかなと思います。

ーー

202502031604.jpg

 【2024年発売】

 [64GB]

 12・サムスン EVO PLUS MB-MC64SA-IT/EC
    ¥1,599 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

クラス:U1 A1 V10

 [128GB]

 13・サムスン EVO PLUS MB-MC128SA-IT/EC
    ¥1,799 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [256GB]

 13・サムスン EVO PLUS MB-MC256SA-IT/EC
    ¥3,780 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [512GB]

 13・サムスン EVO PLUS MB-MC512SA-IT/EC
    ¥7,999 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [1TB]

 13・サムスン EVO PLUS MB-MC1T0SA-IT/EC
    ¥17,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

クラス:U3 A2 V30

読出:最大160Mb/秒
書込:
保証:10年間限定保証

 第2に、EVO Plus です。

 2024年にリニューアルされました。一部サイズだと旧機が残ってますが、読込速度が遅いので注意してください。上表からは除いています。

128GB:MB-MC128SA/CO
256GB:MB-MC256SA/CO
512GB:MB-MC512SA/CO
1TB:MB-MC1T0SA/CO

 一方、Amazon以外だと以上の型番で売っていますが、性能は同じです。

 サムスンの場合は、だいたいの時期で、Amazon直販のが安いです。

 202505121718.jpg

 転送速度は、読出160MB/秒という水準です。

 スマホ・カメラでの利用の場合、104MB/秒規格上のボトルネックがあります。

 書込は、非開示です。

 DDR200はもちろん、SDR104の接続時の速度は上位機に少し及ばないでしょう。

 ただ、実用水準(60-90MB/秒)はありそうです。

 少なくとも、64GBを除けばV30にはしっかり対応する水準なので、4K動画などでの利用では問題ありません

 価格も安めなので、同社の上位機ほか、書込100MB/秒前後の値を出している、1クラス上の製品より安いようならば、4K動画用として、選択肢にして良いかと思います。


 202307201715.jpg

 【2020年発売】

 ・Transcend Ultra Performanceシリーズ

 [64GB](書込80Mb/s)

 14・トランセンド 340S TS64GUSD340S
   ¥1,800 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [128GB](書込90Mb/s)

 14・トランセンド 340S TS128GUSD340S
   ¥3,480 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

速度規格:UHS-II
クラス:U3 V30 A2
読出:最大160Mb/秒
書込:最大80-90Mb/秒
保証:5年保証

 [256GB]

 15・トランセンド 340S TS256GUSD340S
   ¥5,273 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 [512GB]

 15・トランセンド 340S TS512GUSD340S
   ¥9,080 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

クラス:U3 V30 A2
読出:最大165Mb/秒
書込:最大125Mb/秒
保証:5年保証

 Ultra Performance 340Sは、台湾のトランセンドのMicroSDカードです。

 同社では最も高速なモデルです。

 202505121718.jpg

 転送速度は、読み 165MB/秒 書き125MB/です。

 ただし、128GBモデル以下はスペックダウンです。

 本機の場合も、リーダーによっては104MB/秒で通常ボトルネックがあります。

 202211081721.jpg

 Transcend 6-in-1 TS-HUB5C
 ¥4,280 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 同社の場合、SDアソシエーションの新規格(UHS-I DDR200)の対応表明はなく、上記の自社リーダーを利用した場合のみこの速度との表記です。

 おそらく、SandiskのQuickFlowのような自社テクノロジーを利用してのことでしょう。

 202102031520.jpg

 なお、本機は、V30(U3)規格に対応するほか、スマホ用のSDカードの規格となる「A2規格」に対応します。

 製品保証は、国内正規品であり、5年保証になります。

 耐久性は、温度耐性、防水性、耐衝撃性、耐X線、耐静電性が示されています。

 同社の下位機種と同じです。

---

 以上、トランセンドのUltra Performance 340Sの紹介でした。

 サンディスクの超高速カードは正規品が高いので、実際的な値段で買えるカードしては有力候補です。

 重要規格にはしっかり対応しますので、速度重視ならば、選んで良い製品でしょう。

ーー

 202406151429.jpg

 [1TB]

 16・Transcend S300 TS1TUSD300S-AE
   ¥13,800 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 16・Transcend S300 TS1TUSD300S-A
   ¥13,800 楽天市場 (5/12執筆時)

クラス:U3 A2 V30
読出:最大100Mb/秒
書込:最大85Mb/秒
保証:5年間

 なお、1TBの展開はトランセンド場行きはないです。

 ただ、後ほど紹介する下位の300Sシリーズの1TBはV30クラスの速度が出ます。

 容量が必要な場合は、選択肢になるでしょう。


  202409201748.jpg

 【2024年発売】

 【64GB】

 17・ キオクシア EXCERIA PLUS G2 KMUH-B064G
  ¥5,350 楽天市場 (5/12執筆時)

 17・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KLMPB064G
    ¥5,480 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 【128GB】

 18・ キオクシア EXCERIA PLUS G2 KMUH-B128G
  ¥9,750 楽天市場 (5/12執筆時)

 18・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KLMPB128G
    ¥9,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

書込:最大65Mb/秒

 【256GB】

 19・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KMUH-B256G
  ¥13,480 楽天市場 (5/12執筆時)

 19・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KLMPB256G
    ¥12,834 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 【512GB】

 20・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KMUH-B512G
  ¥24,239 楽天市場 (5/12執筆時)

 20・ キオクシア EXCERIA PLUS G2 KLMPB512G
    ¥24,800 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 【1TB】

 21・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KMUH-B001T
  ¥48,799 楽天市場 (5/12執筆時)

 21・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KLMPB001T
    ¥48,800 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 【2TB】

 22・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KMUH-B002T
  ¥67,014 楽天市場 (5/12執筆時)

 22・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KLMPB002T
    ¥68,801 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

書込:最大90Mb/秒

クラス:U3 V30 A1
読出:最大100Mb/秒
保証:5年間

 EXCERIA PLUS G2 は、キオクシア(旧東芝メモリー)の販売するUHS-3対応カードです。同社の「4K動画対応製品」です。

 なお、流通ルートの違いで型番が変わりますが、性能は同じです。

 202409201753.jpg

 速度は高速タイプとしてはですが、2TBモデルの市販があるのが目立ちます。

 ただ、1TB以上だと機器側が対応を保証している事例は希なので、一応確認してみてください。

 転送速度は、読出最大100Mb/秒、書込最大90Mb/秒となります。

 128GB以下は、書込は60MB/sです。

 202007251323.jpg

 堅牢性は、下位機種同様で問題ないです。

 つまり、JIS 防水保護等級7(IPX7)準拠で、耐温度性・静電耐性・耐X線・5M落下耐性の明記があります。

 また、東芝は、破損時の発火や加熱を防ぐ、ヒューズについては明記があります。

 保証期間は、5年と割と長いです。

 このほか、SDカードアダプタがおまけで付属します。

---

 以上、キオクシアのEXCERIA PLUSの紹介でした。

 4K動画対応で、速度面の心配はしなくて良い機種です。耐衝撃性も高いですし、四日市工場生産の安心感もあります。

 ただ、先述のサンディスクの製品に比べると、スピードに比して価格は高めです。


 202211081526.jpg

 【2022年発売】

 [128GB] 書込100Mb/秒

 23・旭東エレクトロニクス SE-MS2128G26G1F
    ¥14,800 楽天市場 (5/12執筆時)

 [256GB]   書込180Mb/秒

 23・旭東エレクトロニクス SE-MS2256G26G1F
    ¥26,800 楽天市場 (5/12執筆時)

 [512GB] 書込200Mb/秒

 23・旭東エレクトロニクス SE-MS2512G26G1F
    ¥49,800 楽天市場 (5/12執筆時)

クラス:U3 A2 V30
読出:最大280Mb/秒
書込:上記参照
保証:5年間

 SE-MS2128G26G1などは、大阪の旭東エレクトロニクス(SUNEAST)が販売するULTIMATE PROシリーズのカードです。

 同社は、工場を持たない企業なので、調達して販売している形です。

 転送速度は、読込が280MB/秒で、書込は、512GBで200MB/秒です。

 202505121718.jpg

 この速度を得るためには、UHS-IIに対応する水準のリーダーが必要です。

 202502031654.jpg

 ProGrade Digital ‎PGRWCFXSDAJP
    ¥11,2000 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 したがって、本機の場合も104MB/秒以上で利用したい場合は、対応リーダーを買ってください。SDカードアダプタも必要だと思います。

 保証期間は、国内正規品で、5年間です。

 耐久性は、特に示されません。

---

 以上、SUNEASTSE-MS2128G26G1などの紹介でした。

 アクションカメラ用として売られていますが、GoProなどを含めて機器側でこの速度に対応しないので、その部分ではオーバースペックです。

 ただ、公称スペックが出るとする場合、データの読出は速いのでその部分は評価できます。一方、保証は長めですが、中身の半導体の生産元が不明な部分はあるため、十分に値ごろ感がある場合、選択肢になると言えます。

ーーー

 202211081526.jpg

 【2022年発売】

 [32GB] (V10)

 24・旭東エレクトロニクス SE-MSDU1032C180
    ¥2,090 楽天市場 (5/12執筆時)

 [64GB]

 24・旭東エレクトロニクス SE-MSDU1064B185
    ¥3,630 楽天市場 (5/12執筆時)

 [128GB]

 24・旭東エレクトロニクス SE-MSDU1128B185
    ¥6,050 楽天市場 (5/12執筆時)

 [256GB]

 24・旭東エレクトロニクス SE-MSDU1256B185
    ¥10,230 楽天市場 (5/12執筆時)

クラス:U3 A2 V30
読出:最大185Mb/秒
書込:最大150Mb/秒
保証:3年間

 なお、実効速度がやや落ちる下位機(旧機)も売られます。

  202211081550.jpg

 Delkin DDREADER-55
    ¥2,399 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
 

 転送速度は、読込が185MB/秒で、書込も150MB/秒です。

 上位機より落ちますが、速いです。

 DDR200ならリーダーも安めにあるので、値ごろ感はあるかなと思います。

 保証期間は、国内正規品で、3年間です。

 耐久性は、ただ書込耐久(3000回)以外、情報がないです。

---

 結論的にいえば、高速型では値ごろ感があるので、サムスンなどの同級機より安い場合、選択肢になるでしょう。

 ただ、ノンブランド系で保証が短い点と、ベンチマーク系のユーザーレビューが少ないので、ある程度の値段差がないならば、選択肢にはしにくいです。

ーーー

 202402281720.jpg

【2023年発売】

 [1TB]】

 25・Lexar LMSPLAY001T-B1NNJ
    ¥45,520 楽天市場 (5/12執筆時)

128GB
 :LMSPLAY128G-B1NNJ
256GB
 :LMSPLAY256G-B1NNJ
512GB 
 : LMSPLAY512G-B1NNJ

クラス:U3 A2 V30
読出:最大160Mb/秒
書込:最大100Mb/秒
保証:5年間

 このほか、レキサーも高速マイクロSDカードをだします。

 レキサーメディアはプロ用のカードで定評のある米国老舗でしたが、マイクロンを経て、今は中国のLongsysのブランドです。

 旭東が輸入していた記憶がありますが、2022年からは加賀電子(加賀ソルネット)が代理店のようです。レキサーの日本オフィスはまだありますが、販売は、という話です。

 オールドファンに名前が通るので、カメラ系デンキヤで取り扱いがみられますが、それにしても高めに思います。

次回につづく!
おすすめのMicroSDカードは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、MicroSDカードの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ続きます。

  201801261538.jpg

2・Micro SDカードの比較記事 (2)
 2-1:超高速タイプ(SD Express)
  用途:ゲーム機(Nintendo Switch 2)
 2-2:高耐久タイプ
  用途:ドラレコ・監視カメラ
3・Micro SDカードの比較記事 (3)
 3-1:標準タイプ
  用途:ゲーム機・コンデジほか
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

  次回の2回目記事こちら)では、SD Express対応の「超高速モデル」を見たあと、「高耐久モデル」のSDカードを見ていきます。

スピード ★★★★★
4K対応 ★★★★★
価格   ★★★★★
耐久性  ★★★★★
保証期間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★

 その上で、最終回の3回目記事こちら)で、ここまで紹介してきた全機種から、いつものように、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!について提案していきます。

 2回目記事は→こちら

 引き続き、よろしくお願いします。

---

 この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 21:41 | PC周辺機器

 このブログ家電批評モノマニアには家電やモノの比較記事が約400本あります。

 よろしければ、各記事へのリンク集をご利用ください!

 家電批評モノマニアは、「家電ブログランキング」に参戦中です。右のリンクから「クリックで応援」お願いします!  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「家電批評モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!





          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png