Top 美容家電 比較2025' 新型くるくるドライヤー47機の性能とおすすめ・選び方:カールドライヤー (1)

2025年03月25日

比較2025' 新型くるくるドライヤー47機の性能とおすすめ・選び方:カールドライヤー (1)

【今回レビューする製品】2025年 新製品のくるくるドライヤー・カールドライヤーの人気機種の性能とおすすめ・選び方:クシ付きドライヤー ヘアスタイラー:人気機種の違いや価格・口コミランキング

【比較する製品型番】Panasonic ナノケア EH-KN0J EH-KN8J EH-KN7J EH-KN0G EH-KN9F イオニティ EH-KE2J-N EH-KE2L-W EH-KE1L-W EH-KE4L-K EH-KE4M-K テスコム カーリングドライヤー ione TIC915 TIC330A TIC530A TIC430A TC200B TC565A Dyson Airwrap スタイラー HS01 VNS FN irwrap Complete HS05 COMP FBN BNBC Complete Long HS05 COMP LG FBN BNBC HS05 COMP BCBN Dyson Airwrap i.d. HS08 SBP HS08 CPATO HS08 VLPH S08 VBTO コイズミ KHC-5050/W KHC-5040/K KHC-5130/A KHC-5230/N KHC-5304/P KHC-5404/P KHC-5404/K KDD-0053/N KHC-5070/K KHC-5060/W KDD-0054/K Shark FlexStyle HD434J VS エアスタイリングドライヤー VSD-1280/KJ cado baton BD-S1N ほか

今回のお題
最新のくるくるドライヤーのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、2025年3月現在、最新のくるくるドライヤーの比較です。

 コームの付いた変わった形状のドライヤーですが、セットが同時にできるため、根強い人気があります。

 アタッチメントが多く、より多機能な「スタイラー」を含めて、各社の製品をみていきます。

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1・カールドライヤーの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:パナソニック〈日本〉
 1-3:Dyson〈英国〉
 1-4:Shark〈米国〉
 1-5:テスコム〈日本〉
 1-6:コイズミ〈日本〉
2・カールドライヤーの比較 (2)
 2-1:VS ヴィダルサスーン〈日本〉
 2-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、はじめに、くるくるドライヤーの「選び方の基本」を説明します。

 その後、シェア率が高いパナソニックの製品をはじめ、ダイソン・シャーク・テスコム・コイズミの製品を、メーカー順にみていきます。

風温の優しさ ★★★★★
付属ブラシ  ★★★★★
イオン機能  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 また、最後に「結論」として、上表のようなポイントから、Atlasがおすすめしたいドライヤーを選んでいきます。

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1・ヘアドライヤーの比較
2・くるくるドライヤーの比較
3・ヘアアイロンの比較

 なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のドライヤー関連記事の2回目として書いています。

1-1・カールドライヤーの選び方の基本

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1・ブラシの種類
 =スタイルのバリーション
2・イオン発生機能
 = 静電気・保湿対策  
3・ブロー時の「風温」
 =速乾性 / 髪への優しさ

 具体的な製品比較にはいる前に、くるくるドライヤーの「選び方の基本」を紹介しておきます。

 構造はシンプルですが、選ぶ場合のポイントと言うべきものは3点あります。

 以下、順番にみていきます。

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1・ブローブラシ(左)
 :ストレート系ヘア
2・ロールブラシ(右)
 :カール系 ヘア

 第1に、付属ブラシの種類です。

 基本となるのは、上記2種類のブラシで、たいていの製品に付属します。

 上位機には、(簡易的なアイロンのような)挟んで伸ばせる「サロンブローブラシ」など、付属品が多くなります。

 セットしたい髪型に合った製品を選べばOKです。

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 第2に、マイナスイオンの効果です。

 一概に「マイナスイオン」といっても、発生方式の違いで、その機能性が異なります。

 基本となる「静電気対策」に加えて、どのような効果があるのかについてみると良いです。

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 第3に、ドライヤーの風温です。

 髪のケアの観点では、風温に少し注意しても良いです。

 くるくるドライヤーの場合、直に髪に熱がはいるので「低温で長時間」より、(ある程度の)「高温で短時間」のスタイリングのほうが、キューティクルを傷めない傾向があるからです。

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 以上、くるくるドライヤーの選び方の基本でした。

 こうした部分に注意しながら、以下では、各社の製品を順番にみていきます。

1-2・パナソニックのドライヤーの比較

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 はじめに、パナソニックからです。

 同社は、ナノケアシリーズ(上位)・イオニティシリーズ(下位)という、2ブランドで展開しています。

 数が多いので、最上位機から順番にみていきます。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2023年発売】

 1・パナソニック ナノケア EH-KN0J-A
  ¥19,118 Amazon.co.jp (3/25執筆時)

 【2021年発売】

 2・パナソニック ナノケア EH-KN0G-A
  ¥22,770 Amazon.co.jp (3/25執筆時)

イオン技術:高浸透ナノイー
付属ブラシの数:5点
海外利用:
温風温度:120度(650W)
本体の重さ:385g

  EH-KN0J-Aは、パナソニックのカールドライヤーの最上位機です。

 くるくるドライヤーナノケアというシリーズ名が付けられています。

 旧機種が残りますが、性能は同じです。

 高級機だと割と競合が少ないせいか、新機能は今回付きませんでした。

 重さは、385gです。

 カールドライヤーの場合、通常、普通のドライヤーよりだいぶ軽めです。

 この部分を支持して買われる方も多そうです。

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 付属するブラシは、5本です。

 ストレート用のワイドブローブラシと、カール用の太ロールブラシは、皆さんにもお馴染みでしょう。

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 その上で、本機は、アイロンのように掴み伸ばしができるサロンブローブラシが付属です。

 両側から温風の出る構造となっており、毛を掴んで、引いていく感じで利用します。

 さらに、トップの立ち上げに使えるボリュームアップブラシと、乾燥用の「ノズル」が付属です。
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 これらを合わせて「5本」です。

 これだけの本数が付属するのは、他社ではダイソンの高級機くらいです。

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 風温は、ホットとコールドの2種類の切替が可能です。

 冷風切替は「ボタン式の冷風スイッチ」を使います。冷風固定もできますが、最後の仕上げに冷風を当てたい場合などは、切替ボタンを確認せずに、そのまま利用できます。

 温度は、最高120度です。

 なお、ダメージを受けない最大温度については、メーカーによって主張はマチマチです。

 例えば、ダイソンは100度、パナソニックは125度程度が、キューティクルを痛めないという意味での「最大温度」と言っています。 

 カールドライヤーの場合、低温で長時間髪を加熱するより、ある程度の温度で、サッとスタイリングする方が、ダメージが少ないと言えます。

 その点で、パナソニックの機種は、性能が良いと言えます。

 風速は、強風(ドライ)と弱風(セット)が選べます。

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 マイナスイオン機能は、ナノイーが搭載となります。

 「ペルチェ方式」と呼ばれる水分子を使うタイプです。

 ナノイーは、静電気抑制効果のほか、髪に水分を浸透させる働きが期待できます。

 そのほか、髪につやを出す効果地肌にうるおいをもたらすことで皮脂ケアをする効果も同社は指摘しています。

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 ナノイーは発生量でグレードがあります。本機は上位の「高浸透ナノイー」です。

 水分の発生量が、普通のナノイーより18倍と格段に多くなります。毛質水分量も、(普通の)ナノイーに対して、1.9倍というデータです。

 技術的には、下位機のコロナ放電式から、マルチリーダー放電式を換えたことによる効果となります。

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 以上、パナソニックEH-KN0J-A の紹介でした。

 機能的には文句ないです。

 冒頭で書いた、コームの種類・マイナスイオンの効果・風温という、主要な比較ポイントにおいて、値段相応に高品質ですから。

 問題は、価格が高い部分です。

 ナノイーのグレードを落としただけの下位機種があるため、そちらとの比較は必要でしょう。


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 【2023年発売】

 3・Panasonic ナノケア EH-KN8J-PN
  ¥13,036 Amazon.co.jp (3/25執筆時)

イオン技術:ナノイー
付属ブラシの数:4点
海外利用:
温風温度:120度(650W)
本体の重さ:375g

 EH-KN8J-PNは、パナソニックのナノケア中級機です。

 重さは、375gです。

 問題ないです。

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 付属するブラシは、「4点」です。

 つまり、ストレート用のワイドブローブラシ、カール用の太ロールブラシ、挟んで伸ばすサロンブローブラシ、前髪の立ち上げ用のボリュームアップブラシです。

 上位機と比べると乾燥用のノズルがないですが、あとはあります。

 風温・風量は、先ほど1つ上でみた最上位機と同じです。

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 マイナスイオン機能は、最上位機同様との唯一の違いです。

 本機は、高浸透ナノイーではない、普通の「ナノイー」です。

 水分発生量が少ないため、毛質水分量の値は少なめです。 

 ただ、最も重要な静電気対策の部分は性能が最上位機と同じです。また、水分バランスを整える効果は本機もありますし、個人的にはこれでも十分だと思います。

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 以上、パナソニックのEH-KN8J-PNの紹介でした。

 最上位機とはかなりの価格差がある一方、大きな違いはナノイーのランクのみです。

 美容家電は、ついついお金をかけてしまいがちです。ただ、冷静に費用対効果を考えると、このグレードでも十分以上でしょう。

 必要なコームがある製品のうちで、最も安いものを選べば良いかと思います。

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 【2021年発売】【海外対応】

 4・Panasonic ナノケア EH-KN9F-PN
  ¥12,418 Amazon.co.jp (3/25執筆時)

イオン技術:ナノイー
付属ブラシの数:5点
海外利用:可能
温風温度:125度(650W)
本体の重さ:440g

 なお、この製品と同グレードの姉妹機として EH-KN9F-PN があります。

 付属するブラシは、こちらはコームも付いての5本です。

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 違いは、海外対応の部分です。

 AC100V-120VAC200-240Vの電圧でも利用できる仕様です。

 アメリカ(ハワイ含む)は、プラグの形状は日本と同じですが、AC120Vなので、加熱機器の温度が高めになります。そういった場合の対処がある製品です。

 欧州など200W圏にも対応できます。

 日本(100V)で利用する際の温度を約105度とすることで、海外(120V)でも利用可能な温度(約125度)に収まるようにしています。

 パナソニックの美点の1つは、120度で使える部分にあるため、「海外旅行専用」と考えないならば、普通のモデルの方が良いでしょう。


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 【2023年発売】EH-KN7G-W後継機

 5・Panasonic ナノケア EH-KN7J-W
  ¥8,891 Amazon.co.jp (3/25執筆時)

イオン技術:ナノイー
付属ブラシの数:1点
海外利用:
温風温度:120度(650W)
本体の重さ:375g

 EH-KN7J-W は、パナソニックのナノケアシリーズの入門機です。

 ナノケアシリーズでは、最も安いモデルです。

 重さは、本機も375gです。

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 付属するブラシは、ストレート用のワイドブローブラシのみ付属です。

 風温は、ホットとコールドの2種類の切替が可能です。

 温風は、最高120度です。

 マイナスイオン機能は、こちらもナノイーとなります。

 機能面の変化はありません。

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 以上、EH-KN7B-PPの紹介でした。

 くるくるドライヤーを愛用しているが「ブラシを交換した記憶が一度もない」という方は、こちらで良いでしょう。

 こうした点で、ブラシの数が不要な方向けのお買得な機種と言えます。


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 【3点セット】〈サロンブローブラシ〉

 (2024年発売)EH-KE4J-K後継機

 6・Panasonic イオニティ EH-KE4L-K
  ¥5,291 Amazon.co.jp (3/25執筆時)

 【3点セット】〈ボリュームアップブラシ〉

 (2024年発売)EH-KE4K-K後継機

 7・Panasonic イオニティ EH-KE4M-K
  ¥5,200 Amazon.co.jp (3/25執筆時)

イオン技術:無名のイオン
付属ブラシの数:3点
海外利用:
温風温度:120度(700W)
本体の重さ:335g(ブラシ込)

  EH-KE4Jなどは、パナソニックの「イオニティ」シリーズのドライヤーです。

 後述するようにナノケアとは、主にイオンの部分でがあります。

 なお、後述するようにこちらは、付属するブラシの種類が2系統あります。

 重さは、本機も335gです。

 軽めと言えます。

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 EH-KE4Lは、ストレート用のブローブラシと、カール用の太ロールブラシ、挟んで髪を伸ばすサロンブローブラシの「3点」です。

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 一方、このシリーズのサロンブローブラシは、上位のナノケアシリーズと異なり、温風が片側のみからの構造です。毛先はやや散りやすいでしょう。

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 EH-KE4Mは、サロンブローブラシがない代わりに、髪の立ち上げに利用できるボリュームアップブラシが付く構成です。

 ともに3点セットである点では同じです。

 風温は、ホットとコールドの2種類の切替が可能です。

 ホットの際の風温は120度です。

 この温度に700Wを必要とする部分で、ナノケアよりあまり優れません。

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 マイナスイオン機能は、通常のマイナスイオンです。

 ナノイーではないため、髪の保湿やキューティクルの保護機能はないです。

 静電気の低減効果以外の効果は期待できないです。

 ブロー後の仕上がりや、機能性を重要視するならばやや物足りないと言えます。

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 以上、パナソニックのEH-KE4Jの紹介でした。

 イオニティシリーズは、ナノケアより安い一方で、マイナスイオン機能がイマイチです。

 他社と比べた場合のパナソニックの特長が削がれるので、オススメしかねる部分はあります。

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 【2点セット】ブロー+太ロールブラシ

 (2024年発売)

 8・Panasonic イオニティ EH-KE2L-W
   ¥4,255 Amazon.co.jp (3/25執筆時)
 

 【1点セット】ブローブラシ

 (2024年発売)

 9・Panasonic イオニティ EH-KE1L-W
   ¥3,573 Amazon.co.jp (3/25執筆時)

イオン技術:無名のイオン
付属ブラシの数:1-2点
海外利用:
温風温度:120度(700W)
本体の重さ:335g(ブラシ込)

 なお、このシリーズについては、以上の下位機種もあります。

 上位機との相違点は、付属するブラシの数とあとは色だけです。

 ブラシの要不要だけみて、あとは値段で決めても良いかと思います。

1-3・ダイソンのAirwarp スタイラー

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 つづいて、イギリスのダイソンの新製品です。

 高額ですが、今までにない新しさが見られ、たいへん面白い製品です。


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 【2022年発売】(後継機あり)

 【30mmカーラー】

 10・Dyson Airwrap Complete HS05 COMP FBN
 11・Dyson Airwrap Complete HS05 COMP BNBC  
  ¥32,340 楽天市場 (3/25執筆時)

 【30mmロングカーラー】

 12・Airwrap Complete Long HS05 COMP LG FBN
 13・Airwrap Complete Long HS05 COMP LG BNBC  
  ¥47,800 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:6点+
海外利用:
温風温度: 最大100度(1200W)
本体の重さ:658g(ブラシ込)

 Dyson Airwrap スタイラー は、ダイソンの「ヘアスタイラー」です。

 多機能ですが、「くるくるドライヤー」としての性格も持ち合わせる製品です。

 なお、同社は、本機の後継シリーズを既に出しています。ただ、かなり仕様が変わるため、後ほど別に観るつもりです。

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 重さは、658gです。

 地に這うケーブルが長め(2.7m)である部分はありますが、カールドライヤーとしては、しっかり重みがあります。

 ちょっと洗面台で朝使うというより、カーラーなどを含めて、座ってじっくり取り組むのに向くタイプです。

 付属するブラシは、(数え方にもよりますが)6点です。

 かなり工夫のあるアタッチメントなので、ドライヤーではなく、「スタイラー」という商品名を付けています。

 順番に説明します。

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 第1に、ブラシ系です。

 ブラシ系は、スムージングブラシ(ハードとソフト)と、立ち上げのためのラウンドボリュームブラシの総計3つが付属です。

 前者は、一般的なブロー用ですが、コアンダ効果を利用して、なめらかな仕上げていきます。扇風機でも有名な同社らしい、空力に配慮したものです。

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 第2に、ドライヤーヘッドです。

 スムージングドライヤーという、速乾性の高いヘアドライヤーとして利用するパーツが付きます。

 もちろん(本職より)ピンポイントのブローで、あまりパワーは期待できないのですが、浮き毛抑制モードとして、いわゆる「アホ毛」を防止するモードを持ちます。

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 第3に、カーラーです。

 くっきりしっかり目に巻く30mmと、ゆる巻きの40mmのセットです。

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 ただし、Airwrap CompleteLONG」とある製品は、30mm40mmのカーラーが通常(左図)より5cmほど長い、13.4cm(右図)となります。

 別売ですが、20mmもラインナップにあります。

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 いずれの製品も、カーラー利用の場合、アイロンとは違って、ドライヤーとは逆向きの風でドライヤーに引きつけて、中温で乾かしてアレンジしていく方式です。

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 風温は、3種類の切替が可能です。

 ダイソンは125度が「臨界点」と考えるパナソニックと異なり、100度以上の熱は髪に悪いという思想です。そのため、その枠内で中間の温度が出せるような配慮をしています。

 風量も、カールドライヤーとしては、珍しく調整できます。

 3段階切り替えます。

 カーラー利用時は、150度まで出せる能力があります。

 この部分も、温度センサー搭載で、毎秒40回のセンシングで髪にダメージが伝わらないように配慮されます。

 マイナスイオン機能は、重視していません。

 静電気対策という名目で付与させているのみです。

 この部分の効果は論争的なので、そういった方針もありでしょう。

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 このほか、不定期ですがダイソン限定色がでます。

 この場合、たていおまけ付き(ポーチ・コーム・ブラシ・トートなど)です(左図)。どれもさほど高価なものではありませんので、重視しなくて良いと思います。

 収納ボックス(右図)は、通常モデルを含めて、全機種どれでもつきます。

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 以上、ダイゾンのAirwrap スタイラー の紹介でした。

 同社の美容家電の新製品で、得意とする「風量」を活かした新しい提案があって面白いです。

 スタイリングの方法は、細かい動画による説明があるので、それを見ながらやることになります。

 「ダイソン流スタイリング」を覚えることに楽しさを感じられるならば、かなりオススメできます。

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 なお、このシリーズは、以下のような製品もあります。

 順番にみておきます。

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 【2018年発売】

 14・Dyson Airwrap スタイラー HS01 VNS FN
  ¥37,700 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:4点
海外利用:
温風温度: 1200W
本体の重さ:330g(ブラシ込)

 第1に、 HS01 VNS FNです。

 最初期に出ていたモデルで、実質的な下位機になります。

 新機種と比べる場合、付属するブラシが異なります。

 順番に説明します。

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 第1に、ブラシ系です。

 こちらは、ソフトタイプのスムージングブラシが1つのみです。

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 第2に、プレスタイリングドライヤーです。

 新機種と形状が異なります。

 こちらは、髪の毛を乾かすことしかできません。

 普通の「ドライヤー」と比べると、むろんパワーはないです。

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 第3に、カーラーです。

 こちらは、ロングがないだけで、新機種と変わりません。

 くっきりしっかり目に巻く30mmと、ゆる巻きの40mmのセットです。

 あとは、目に付く違いはないです。

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 結論的にいえば、現状で、新モデルがかなり安くなっていますので、こちらを選ぶ意味はあまりないです。

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 【廉価版】

 【2024年発売】

 【30mmロングカーラー】

 15・Dyson Airwrap HS05 BNBC ENT JP
  ¥29,406 楽天市場 (3/25執筆時)

 16・Dyson Airwrap HS05 BPR ENT
  ¥34,788 楽天市場 (3/25執筆時)

 【40mm通常カーラー】HS05VLPEN

 17・Dyson Airwrap HS05 VLP ENT
  ¥52,360 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:3点
海外利用:
温風温度: 1200W
本体の重さ:330g(ブラシ込)

 第2に、Airwrap HS05 BNBC ENT JPなどです。

 こちらは、現行機ですが、付属アタッチメントを減らすことで、安めにしているものです。

 付属品は、スムージングドライヤー・ソフトスムージングブラシの3点のみとなります。

 それに、30mmロングカーラーか、40mmロングカーラーどちらかが付属するだけです。

 カール・ブロー・乾燥、一応すべて対応ですが、応用の幅は少ないと言えます。

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 結論的にいえば、値段もそう安いわけでもないですし、選ぶならばさきほどの上位機でしょう。


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 【2024年発売】

 【ストロベリーブロンズピンク】(期間限定色)

 18・Dyson Airwrap i.d. HS08 SBP
  ¥46,939 楽天市場 (3/25執筆時)

 【セラミックパティーナ/トパーズ】(定番色)

 19・Dyson Airwrap i.d. HS08 CPATO
  ¥56,000 楽天市場 (3/25執筆時)

 【セラミックピンク】(日本限定色)

 20・Dyson Airwrap i.d. HS08 VLP
  ¥58,000) 楽天市場 (3/25執筆時)

 【ビンカブルー/トパーズ】(直販限定色) 

 21・Dyson Airwrap i.d. HS08 VBTO
  ¥63,720 楽天市場(ダイソン直営)(3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:4点
海外利用:
温風温度: 最大100度(1200W)
本体の重さ:658g(ブラシ込)

 Dyson Airwrap i.d. マルチスタイラー&ドライヤーは、2024年に登場した、マルチスタイラーの新世代機です。

 同社の上位機で、ここまで見た製品の後継機と考えてください。

 重さは、658gです。 

 先ほどの機種と同じ機構であり、カールドライヤーとしては、重めです。

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 付属するブラシは、4点です。

 40mmのカーラーと、スムージングドライヤースムージングブラシは、先ほどみました。

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 それに新開発のConical Airwrap カーラーが加わります。

 先端に向けて細くなる円すい形のカーラーです。

 根元近くまで細巻きできるような新形状になります。

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 パーツ互換性は、従来機との担保があります。

 従来ユーザー向けにアップグレードキットも直販(こちら)で出ています。

 ロングカーラーでのセットもあります。

 風温は、下位機と仕様は変わりません。

 この場合も、カーラー利用時は、150度以下に抑えられる髪ケア重視の設計です。

 温風は3段階の温度です。

 やはり、センサーで、毎秒40回のセンシングで髪にダメージが伝わらないように配慮されます。

 風量も、本機は、3段階で変更が個別にできます。

 下位機と同じですが、吸い寄せ式のカーラー機能など、オプションがあるからでしょう。

 マイナスイオン機能は、本機も重視していません。

 静電気対策という名目で付与させているのみです。

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 ネットワークは、Bluetoothが搭載です。

 専用アプリ(MyDyson) が用意されます。自分の髪質、長さなどのパーソナルデータを入力することで、利用時、タイミングモニターとして、スマホが利用できるという方向です。

 iOSとAndroid双方に対応できます。

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 以上、Dyson Airwrap i.d. マルチスタイラー&ドライヤー の紹介でした。

 登場から結構な時間が経ったダイソンのカールドライヤーですが、発売以来の「メジャーアップデート」になるかと思います。

 どちらかといえば、エアカーラーとしての部分の進化ですが、新機軸だったので改良の余地が大きかったからでしょう。

1-4・シャークのヘアスタイラー

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 つづいて、米国のシャークの新製品です。

 米国での掃除機の販売台数でダイソンで追撃したことでも有名ですが、おなじモーター家電と言うことで、カールドライヤーもだしました。


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 【2023年発売】

 22・Shark FlexStyle HD434JSL
 23・Shark FlexStyle HD434JPK
 24・Shark FlexStyle HD434JBR
  ¥20,789 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:4点
海外利用:
温風温度:87度(1200W)
本体の重さ:370g(本体のみ)

 FlexStyle HD434Jは、シャークの販売する「ヘアスタイラー」です。

 ベンチマークは、先述のDyson Airwrapでしょう。

 こちらは、ブラシレスDCモーター採用で、形はだいぶ異なりますが「できること」は似ています。

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 重さは、本題が370gです。

 これにコーム類を持ち歩く必要はありますが、旅行にも収納性はよさそうです。

 ただ、ブラシレスDCモーターを利用する性質上、海外対応しないのは、ダイソン同様です。

 付属するブラシは、4種5点です。

 順番にみておきます。

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 第1に、ロールブラシです。

 他社に比べてもわりと太巻きのロールです。

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 第2に、エアカーラーです。

 35mmのものが2個付きます。

 ダイソンと同じで、風の力で引きつけて、中温で巻いていく方式です。

 シャークの場合、2個付属させていて、左右同時に処理することを提案します。

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 第3に、つるツヤローラーです。

 コアンダ効果を利用したもので、髪の表面をなでるだけでツヤ感と滑らかさをアップさせるものです。

 こちらも、ダイソンが先行したツールで、先ほどみた浮き毛処理用のパーツ(スムージングドライヤー)の上級品です。

 ただ、構造的にダイソンの場合【イオンドライヤーの比較】でみたモデルでないと搭載が難しいのか、カールドライヤーだと、いまとのころシャークだけです。

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 第4に、ワイドノズルです。

 これは、説明不要でしょう。乾燥用です。

 一方、シャークの場合、いわゆるコーム(ストレートブラシ)は未付属です。

 その部分で言えば、一般的なカールドライヤーとは多少異なります。普通のブローは、ワイドノズルとコームで行うような方向性でしょう。

 マイナスイオン機能は、無名ですが、搭載はあります。

 ダイソンと同じで、さほどこだわってはいないです。

 風温は、4段階の切替が可能です。

 温度は、90度以上にならないように、温度センサーによるセンシングをしています。

 中温(78度)・低温(55度)および、冷風と、一時的なクールショットも可能です。

 風量も3段階の調整です。

 ダイソンは125度が「臨界点」と考えるパナソニックと異なり、100度以上の熱は髪に悪いという思想です。

 そのため、その枠内で中間の温度が出せるような配慮をしています。

 カーラー利用時は150度まで出せる能力があります。この部分も、温度センサー搭載で、毎秒40回のセンシングで髪にダメージが伝わらないように配慮されます。

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 以上、シャークのFlexStyle HD434Jの紹介でした。

 ダイソンより「ちょっと安めに」似たような機能性を持つ製品を出してきたと言えます。マルチスタイラーとして「できること」はダイソンと似ています。熱ダメージを防止する仕組みを含めて(ある種真面目に)ベンチマークしたなと思います。

 普通のコームがないので、カールドライヤーとしてはある意味特殊ですが、値段面で選択肢にはなりそうな気配です。

1-5・テスコムのカールドライヤーの比較

 202105151615.jpg

 つづいて、日本のテスコムのカールドライヤーの紹介です。

 比較的低価格ラインの美容家電に強みを持つ会社です。


  202210221342.jpg

 【2022年発売】

 【豚毛:2ブラシ】

 25・テスコム TC530A-P
 26・テスコム TC530A-N
  ¥4,813 楽天市場 (3/25執筆時)

 【豚毛:1ブラシ】

 27・テスコム TC430A-W
 28・テスコム TC430A-V
  ¥3,599 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:2点
海外利用:
温風温度:115度(700W)
本体の重さ:265g(ブラシ除く)

  TIC530Aは、テスコムの販売するカールドライヤーです。

 2022年登場で、ブラシ部分に個性があります。

 本体の重さは、265gです。

 ブラシを除いた重さですが、それでも軽めです。

 付属するブラシは、2種類です。

 202210221347.jpg

 TIC530Aは、「豚毛ロールブラシ」「豚毛ブローブラシ」が付属です。

 ブローブラシとロールブラシに、ナイロンピンのほか、硬さの異なる2種類の豚毛を植毛しています。

 コームでもお馴染みの素材ですが、しっかり掴んだ感じのクシ通りを重視したい場合、良いと言えます。

 202210221350.jpg

  TIC430Aは、「豚毛ブローブラシ」のみ付属です。

 なお、両機種とも、ブローブラシには椿オイルの成分配合です。マイクロカプセル式なので、少しずつ経年変化で効果は弱くなります。

 202407201613.jpg

 風温は、ホットとコールドのボタン切替が可能です。

 クールショットのような方式ではなく、ボタンで切り替える方式になります。

 風量は2段階で切替となります。

 一方、ホットの風温は115度となります。。

 マイナスイオン機能は、通常のマイナスイオンです。

 吹き出し口も1カ所と価格相応の機能です。

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 以上、テスコムのTIC530Aの紹介でした。

 豚毛をつかって掴みやすくしているのが唯一のポイントです。実際キャッチコームがつくタイプより、抜本的な対策と言えます。

 逆に絡みつきやすい部分と、この部分は好き好きですが、従来タイプについて不満を感じていた場合はこちらでしょう。クシのへたりは、ただ早めかとは思います。

ーーー

 なお、テスコムからは以下のような製品の発売もあります。

 順番にみておきます。

  202407201618.jpg

 【2024年発売】

 【豚毛:1ブラシ】

 30・テスコム TC565A
  ¥3,610 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:2点
海外利用:対応
温風温度:120度(700W)
本体の重さ:360g(ブラシ除く285g)

 第1に、 TC565A です。

 先ほどの機種を「海外対応」としたモデルと言えます。

 202407201619.jpg

 電圧は、コインなどで切り替える仕様で、間違って動かないような配慮があります。

 ブラシは、豚毛ですが、ロールブラシ付きはないです。 

 あとは、ボタン配置として独立のクールボタンがないほどの違いです。

 温度は、アタッチメントを付けない状況で120度との表記です。

 電圧による変化はないようです。

ーーー

  202403291503.jpg

 【2024年発売】

 【1ブラシ】

 31・テスコム TC360A-P
 31・テスコム TC360A-W
  ¥2,659 楽天市場 (3/25執筆時)

 【2ブラシ】

 32・テスコム TC365A-N
 32・テスコム TC365A-K
  ¥3,118 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:2点
海外利用:
温風温度:115度(700W)
本体の重さ:245g(ブラシ込)

 第2に、TC360ATC365Aです。

 新しい下位機です。

 202403291507.jpg

 ブローブラシは、「ワイドキャッチブラシ」という名前です。

 豚毛ではなく、通常のナイロン系素材で、サイドコームでキャッチさせる従来式です。

 202403291509.jpg

 カールブラシは、「ロールブローブラシ」という名前です。

 TC365Aのみの付属ですが、やはり上位機と違い豚毛ではなく、ナイロンです。

 ピンとの相乗効果で、髪のキャッチ力を向上させる工夫があります。

 その他の部分は、外観形状を除いて、先ほどと同じです。

 こちらも、クールボタンは、独立していません。

ーーー

  202210221401.jpg

 【2022年発売】

 33・テスコム TC330A-P
 33・テスコム TC330A-N
  ¥3,916 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:2点
海外利用:
温風温度:115度(700W)
本体の重さ:260g(ブラシ込)

 第3に、TC330Aです。

 1つ上で見た製品の旧機となる下位機です。

 202210221404.jpg

 違いはブラシです。

 ブローブラシは、「ワイドキャッチブラシ」です。

 新型と変わりません。

 202210221405.jpg

 カールブラシは、一方、熱を入れやすくするためアルミ素材を採用したロールアイロンブラシです。

 構造的にアイロンの代用になるものではなく、簡易的なものになります。メーカーによると、髪のキャッチ力については、新機種に負けるとの評価です。

 その他の部分は、1つ上で見た製品と同じです。

ーーー

 202011101209.jpg

【2020年発売】(2023年追加)

 【ワイドキャッチブラシ】

 34・テスコム TIC325-P
 34・テスコム TIC325-N
  ¥5,902 楽天市場 (3/25執筆時)

 【キャッチアクションブラシ】

 35・テスコム TC200B-W
 35・テスコム TC200B-P
  ¥1,709 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:1点
海外利用:不可
温風温度:115度(700W)
本体の重さ:250g(ブラシ込)

 第4に、TIC325などです.

 廉価版と言えます。

 2種類ありますが、TIC325は、サイドのコームの数が少し多く、伸ばしやすい仕様です。

 なお、これより下位機として、TC105B-Wという機種もありますが、イオン機能が省略されるかなりシンプルなモデルとなります。

1-6・コイズミのカールドライヤーの比較

 202105151618.jpg

 続いて、日本の美容家電メーカー、コイズミのカールドライヤーです。

 VS(ヴィダルサスーン)ブランドのドライヤーも展開しますが、サロンセンスシリーズなど、自社での展開もあります。


 202503251649.jpg

 【2025年発売】

 【ブラシ3点】(黒)

 36・ コイズミ KHC-5070/K
  ¥8,891 Amazon.co.jp (3/25執筆時)

 【ブラシ2点】(白)

 37・ コイズミ KHC-5060/W
  ¥8,382 Amazon.co.jp (3/25執筆時)

 【2021年発売】

 【ブラシ3点】(白)

 38・ コイズミ KHC-5050/W
  ¥5,480 楽天市場
(3/25執筆時)

 【ブラシ2点】(黒)

 39・ コイズミ KHC-5040/K
  ¥4,600 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:ツインマイナスイオン
付属ブラシの数:3点
海外利用:
温風温度:不明(1000W)
本体の重さ:350g(本体のみ)

  KHC-5070は、日本の小泉成器が販売するカーリングドライヤーです。

 202503251656.jpg

 新旧両機種ありますが、色構成が以外は変わりません。

 新機種のみ、モーター部分に絡まった毛を切るカッターの言及があります。

 ただ、この技術はだいぶ前のコイズミ機からあるので、改めて言及されただけでしょう。

 202503251655.jpg

 本体の重さは、350gです。

 同社の場合、ブラシを除いた重さですが、問題ない重さでしょう。

 202201151149.jpg

 付属するブラシは、3種類です(下位機種は2種)。

 ストレートに仕上げやすい「ブローアイロンブラシ」と、通常のコーム付に相当する「先玉ワイドボリュームブラシ」そして、クセを付けやすい「ロールキャッチブラシ」です。

 なお、下位機種は、ブローアイロンが未付属となります。

 202201151135.jpg

 風温は、ホットとクールの2種類です。

 なお、本機は、温冷自動切替モードも搭載です。1000Wの出力を活かしたとも言えますが、温風と冷風を交互に出して、速乾性とダメージケアを同時に行う仕組みです。

 コームのないドライヤーではお馴染みの機能ですが、カールドライヤーだと珍しいです。

  202201151125.jpg

 マイナスイオン機能は、こちらは普通のマイナスイオンです。

 ただ、発生装置が2つ付属するので「ツインマイナスイオン」と呼んでいます。

 ただ、あてすぎで効果が減じるとするサロンセンス300の発想とは逆です。ただ、本機については、1000Wとして、風量を上げていますので、2つある理由はあります。


---

 以上、コイズミの KHC-5070の紹介でした。

 5000円前後のカールドライヤーとしては多機能で、独自性がある製品に思えます。

 多少太めで重さはあるとは言えますが、パワフルな風温冷自動切替モードなど、見どころが多いように思えます。

ーーー

 なお同社からは、本機の下位機種と言えるモデルがいくつかあります。

 順番に紹介します。

 202309111842.jpg

 【2022年発売】

 【ブラシ3点】

 40・ コイズミ KHC-5130/A
  ¥4,330 楽天市場 (3/25執筆時)

 【ブラシ2点】

 41・ コイズミ KHC-5230/N
  ¥3,932 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:ツインマイナスイオン
付属ブラシの数:3点
海外利用:(対応機あり)
温風温度:115度(700W)
本体の重さ:310g(本体のみ)

 第1に、 KHC-5130/Aです。

 先ほどの機種の下位機になります。

 すこし軽量ですが、先述の温風自動切り替えモードが未付属です。

 202011101225.jpg

 付属するブラシは、KHC-5130/Aだと、3種類です。

 ストレートに仕上げやすい「ブローアイロンブラシ」と、通常のコーム付に相当する「先玉ボリュームキャッチブラシ」そして、クセを付けやすい「ロールキャッチブラシ」です。

 なお、KHC-5230/Nは、この仕様から、ブローアイロンを省略としたもでるになります。

ーーー

 202503251700.jpg

 (海外対応)

 【2025年発売】(黒:ブラシ2点)

 42・ コイズミ KDD-0054/K
  ¥5,390 楽天市場 (3/25執筆時)

 【2022年発売】(ゴールド:ブラシ1点)

 43・ コイズミ KDD-0053/N
  ¥3,934 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:ツインマイナスイオン
付属ブラシの数:2点
海外利用:対応
温風温度:115度(700W)
本体の重さ:310g(本体のみ)

 第2に、KDD-0054/Kです。

 旧機種が残ります。

 新機種は、先玉らく巻きアイロンブラシが付きますが、旧機は、通常ブラシに相当する「先玉ボリュームキャッチブラシ」のみになります。

 202312181858.jpg

 一方、両機とも海外対応で、電圧切替スイッチがある製品です。

 便利ですが、こういったモデルは地域によっては、少し温度が変わるので、長期に同じ国に行く場合は、そちらのモデルを買った方が良いです。

 あくまで旅行用です。

ーーー

 202309111903.jpg

 【2022年発売】

 【ブラシ2点】

 44・コイズミ KHC-5304/P
  ¥2,860 楽天市場 (3/25執筆時)

 【ブラシ1点】

 45・コイズミ KHC-5404/P
 45・コイズミ KHC-5404/K
  ¥3,300 楽天市場 (3/25執筆時)

イオン技術:マイナスイオン
付属ブラシの数:2点
海外利用:
温風温度:120度(700W)
本体の重さ:290g(本体のみ)

 第3に、KHC-5304などです。

 さらに安いグレードの製品です。

 202309111857.jpg

 本体の重さは、290gと軽量です。

 先述のように、コイズミの場合、本体は太めなのですが、こちらは、テスコムとだいたい同じで、最小幅38mmとスリムになります。

 同社の他機や他社機は50cm前後の系の場合が多いので実際、そのように言えます。好みですが、手の小さい方向けに出しているようです。

 付属するブラシは、2種類です。

 通常のコーム付に相当する「ワイドスタイリングブラシ」と細巻き用の「ロールキャッチブラシ」です。下位機は、後者が未付属です。

 通常コームは、先玉仕様ではないので、若干上位機と差はあります。

 マイナスイオンも発生口が1つになります。

今回の結論
くるくるドライヤーのおすすめは結論的にこの機種! 

 というわけで、クルクルドライヤー(カールドライヤー)の比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

 202109131832.jpg 

2・カールドライヤーの比較 (2)
 2-1:VS ヴィダルサスーン〈日本〉
 2-2:最終的なおすすめの提案【結論】

風温の優しさ ★★★★★★
付属ブラシ  ★★★★★★
イオン機能  ★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 続く2回目記事こちら)では、VSの製品を追加で見たあと、いつものように、目的別・予算別にAtlasのオススメ機種を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

ーー

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 ではでは。

posted by Atlas at 17:50 | 美容家電

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