Top PC用液晶モニター 比較2020'【高品質/安い】4K液晶モニター55機の性能とおすすめ(2)28型 31.5型

2020年01月08日

比較2020'【高品質/安い】4K液晶モニター55機の性能とおすすめ(2)28型 31.5型

【今回レビューする内容】 2019-2020年 PC用4K液晶ディスプレイの価格・性能とおすすめ・選び方: 31.5・32型編

【比較する製品型番】フィリップス 328P6VUBREB/11 328P6VJEB/11 LG 32UL750-W JAPANNEXT JN-IPS322UHDR JN-T2888UHDR Acer ET322QKwmiipx ET322QKAbmiipx BenQ EW3270U PD3200U EIZO FlexScan EV3285 IIYAMA B2875UHSU-B1B B2875UHSU-B1 KG281KAbmiipx Apple Pro Display XDR iiyama ProLite XB3288UHSU

今回のお題
最新4K液晶ディスプレイのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2020年1月現在、最新のパソコン用4K 5K対応モニターの比較の、「2回目記事」です。

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第1回・4Kモニター(23.8型 27型)
第2回・4Kモニター(28型 31.5型)
第3回・4Kモニター(40型以上)

 記事は、画面サイズ別に、3つに分けています。

 今回2回目記事では、28インチと31.5インチの4Kモニターを紹介していきます。

 なお、1回目記事には、基本的な選び方についての情報があります。

 検索エンジンから来ていただいた方は、【1回目記事】からお読みいただくとわかりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

1・液晶パネルの品質 ★★★★★
2・スタンドの性能  ★★★★★
3・動画の再生技術  ★★★★★
4・品質保証     ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

1・中型28型の4Kモニターの比較

 ここからは、28インチの前後のサイズの4Kモニターを紹介します。

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 28インチモニターのサイズは、27インチとさほど変わりません。 

 例えばDELLの場合、27インチが「高さ: 37.9cm× 幅:64cm× 奥行: 5.1cm」、28インチが「高さ:38.2cmx 幅66.1cm×奥:56.2 mm」です。

 なお、以下では、イマイチな部分は青字で、高評価できる部分は赤字で、本文を書いていきます。


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 【2019年 モデル名:B2875UHSU-1B】

 21・IIYAMA ProLite B2875UHSU-B1B
  ¥48,889 Amazon.co.jp
(1/8執筆時)

 【2017年 モデル名:B2875UHSU-1】

 22・IIYAMA ProLite B2875UHSU-B1
  ¥48,730 Amazon.co.jp
(1/8執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/m2
液晶方式:TN液晶 ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:1ms (オーバドライブ時)
接続端子:HDMI2.0 DP DVI D-sub x1
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2.5w×2)
保証期間:3年

 B2875UHSU-B1Bは、日本のディスプレイメーカーのイイヤマが発売するモニターです。

 新旧両機種ありますが、型番のみの変更なので、値段で決めて良いでしょう。

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 解像度は、4K画質です。

 液晶の品質は、TN液晶を採用しています。

 TN液晶は、IPS液晶に較べると視野角がやや狭く、正面以外から見にくいという欠点があります。正確な色味も得にくく、「眼が疲れやすい」モニターである点は留意が必要です。

 液晶の輝度は、300cd/m2と標準的です。

 LEDバックライトの工夫もなされ、こちらは、フリッカーフリーLEDバックライトが搭載です。「ちらつき」防止性能としては高機能で、最近の最新モデルで採用されつつあるものです。頭痛、眼精疲労等の軽減が期待できます。

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 応答速度は、オーバードライブ(倍速液晶)を利用した場合、1ms(GTG)と速いです。倍速は5段階で調整可能です。

 そのため、動きのあるゲームや動画にとくに強いモニターといえます。先述のように、TN液晶は視野角が狭いのが欠点ですが、IPS液晶より応答速度があげやすい特性があるため、ゲーム用として利用される場合があります。

 その場合は、TN液晶は「単なる廉価版」ではなく、速度的な目的のため採用されている点は重要です。

 画質調整機能は、国産メーカーらしく、使い勝手の面で優位です。

 例えば、Picture in Picture機能という、画面の四隅のどこかに別の入力ソースを表示させることができる機能も付きます。  

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 i style colorという画像調整技術も搭載します。

 「テキストモード」「ゲームモード」など、作業時に、輝度・コントラストを控えめにしたモードを自動に選択でき、(画質の数値をマニュアルでいじらない)初級者向きの機種でもあります。色温度も設定できます。

 そのほか、AMD FreeSyncテクノロジーに対応し、フレームレートの高いゲームのチラツキが抑えられる仕様です。対応GPUが必須ですが、ゲーム向きですね。

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 スタンドの品質は、この機種の場合、高さの調節と上下左右の調節が可能です。縦表示は非対応ですが、画面のサイズを考えるとこれで十分です。

 接続端子は、DVIのほか、HDMI2.0端子ディスプレイポートD-sub端子が1つずつ付属します。

 付属ケーブルは、DisplayPortケーブル(1.8m)/Mini DisplayPort - DisplayPort(1.5m)/ DVIケーブル(1.5m)/VGAケーブル(1.5m)/ HDMIケーブル(1.5m)とフルセットで付属します。

 HDCP2.2にも対応です。

 スピーカーは、2.5wの簡易的なステレオスピーカーが搭載です。

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 以上、イイヤマのB2875UHSU-B1の紹介でした。 

 魅力は、4K液晶ながら、1ms(GTG)と速い応答速度が出せる点です。画質調整や画質モードなどソフトな調整力も優れていると思います。この点で言えば、動きの激しいゲームや動画の視聴をメインに考えるならば、有力な選択肢となるでしょう。

 一方、仕事メインで考えるならば、やはりIPS液晶を選びたいところです。


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 【Amazon限定】

 23・Acer KG281KAbmiipx
  ¥32,800 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:330cd/m2
液晶方式:TN液晶 ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:1ms(オーバードライブ時)
接続端子: :HDMI2.0x2 HDMI Dx1
スタンド:前後角度のみ【VESA100mm】
スピーカー:2W
保証期間:3年(パネル/バックライト1年)

 CB281HKは、台湾のディスプレイメーカーASUSのゲーム向け4Kモニターの上位機です。

 解像度は、こちらも4K画質です。

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 液晶の品質は、イイヤマと同じで、視野角の狭いTN液晶です。

 応答速度は、やはり、TN液晶の利点で、最大1ms(GTG)と動画・ゲームに強いモニターです。

 画質調整機能は、Acerは充実します。

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 下位機種にも搭載されていたスーパーシャープネステクノロジーは、引き続き搭載です。4Kに満たない映像を拡大表示した場合も、「ぼやけにくく」表示できます。

 そのほか、ゲームなどの暗いシーンでの黒つぶれを防ぐため、10段階の調整ができるブラックブーストや、チラツキ対策となるフリッカーフリー機能が搭載となります。

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 スタンドの品質は、この機種の難点です。

 上下のチルトのみ対応で、稼働性がイマイチだからです。

 接続端子は、ディスプレイポート、HDMIが2ポートと、ディスプレイポートが1ポートです。

 HDCP2.2には、対応ですので、汎用的な利用が可能です。

 保証期間は、一方、Acerについては注意して良い部分です。

 というのも、国内・国外メーカーとも、最近は、パネル・バックライトを含む3年以上の保証が定例化しています。

 Acerはしかしながら、パネル・バックライトは1年保証と旧来の業界水準のままです。やや物足りないでしょう。

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 以上、Acerの28インチの4Kモニターの紹介でした。

 画像補正の部分では、多芸ではないものの、スーパーシャープネステクノロジーは目をひきます。また、モニタースタンドについては、イイヤマを凌駕する水準の機種です。

 ただ、先ほど紹介したAcerの27インチモデル(CB271HK)とこちらを較べると、IPS液晶で、4msを達成できている下位機種のほうがバランスは良いと感じました。


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 【2019年】

 24・JAPANNEXT JN-T2888UHDR
  ¥27,980 楽天市場 (1/8執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/m2
液晶方式:TN液晶 ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:2ms(GTG)
接続端子:HDMI 2.0 x1 HDMI DisplayPor tx1
スタンド:前後チルトのみ【VESA100mm】
スピーカー;2w×2
保証期間:1年

 JN-T2888UHDRは、JAPANNEXTが販売する、24インチの格安4Kディスプレイです。

 日本の新興ファブレス企業で、工場を持たない輸入商社形態にすることで、(パネルを作れる)LGに迫る価格を実現しています。

 サポートや保証期間は大手ほど期待できないとはいえ、値段の面でLGに迫れる珍しい企業です。

 液晶の品質は、こちらも視野角の狭いTN液晶です。

 応答速度は、一方、TN液晶ですが、オーバードライブ時に最大2ms(GTG)と、既存の液晶モニター専門メーカーより、水準が低いです。

 輝度は、こちらも、300カランです。

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 画質調整機能は、FPSゲーム用の3つの画質調整モードを持つほどです。

 ただし、フリッカーセーフなど、基本は抑えています。カクツキについては、AMD系のビデオカード搭載機ならば、Free-syncに対応します。

 接続端子は、HDMIが2つと DisplayPortという構成です。

 ただし、HDMI2.0に対応できるのは、1ポートのみです。

 HDCP2.2には、対応です。 

 保証期間は、1年のみです。

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 以上、JN-T2888UHDRの紹介でした。

 FPSゲームや、レースゲームなどをするため、ある程度、応答速度が欲しく、その上で、安い機種を探しているならば、候補でしょう。

 ただ、ゲーム用としても、【ゲーミングモニターの比較記事】で書いた製品ほどリフレッシュレートは高められない点は注意点です。

 また、TN液晶ですので、やはり書類仕事には向かないでしょう。

2・大型31.5型の4Kモニターの比較

 つづいて、31.5インチの4Kモニターを紹介します。

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 サイズとしては、27インチに較べると、横に5cm程伸びたサイズです。もちろん、4Kなので、縦横比は10:9で他と同じです。パソコン用としては、ご家庭のデスクで作業をする場合の「最大サイズ」と言えるでしょう。

 ただ、通常の事務机程度の奥行で利用すると、近接視聴過ぎて眼が疲れると言えます。ただ、事務作業用というよりも、TVを兼ねて買うならば、このサイズはおすすめです。

 いずれにしても、個人的には、奥行き70cmほどの事務机ならば、27-28インチあたりがベストサイズだと考えます。


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 【2018年】

 25・フィリップス 328P6VUBREB/11
  ¥58,560 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

解像度:4K HDR600(3840×2160)
輝度:400cd/m2(ピーク600cd/m2)
液晶方式:VAノングレア
コントラスト比:3,000 : 1
応答速度:4ms (GTG)
接続端子:HDMI2.0×2 VGA DP USB-C
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(3w×2)
保証期間:5年

 328P6VUBREB/11は、オランダのフィリップスが出している31.5インチの4Kモニターです。

 たいへん人気のあるモデルです。 

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 解像度は、こちらも4K画質です。

 また、LGなどと同じく、HDR600(ハイダイナミックレンジ)に対応します。ピーク輝度が600ニトと高いからです。

 もちろん、対応するためには、コンテンツ側(ゲーム・ブルーレイ・ネットTV)の対応が必要です。

 一方、次に紹介するLG機と比較する場合、SDR標準画質の映像をHDRにアップコンバートする機能は未付属です。

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 液晶の品質は、こちらはVA液晶です。

 VA液晶は、視野角はIPS液晶と同じです。しかし文字(静止画)の視認性が劣るため、仕事用PCモニターとしては「二流」です。

 しかし、VA液晶は、他の方式よりも、コントラスト比が高くできるため、映像コンテンツには向いています。そのため、家庭用TVの高級機には、あえてVA液晶を採用する場合もあります。

 こちらも、通常時で4000:1のコントラスト比ですから、1000:1の他機より性能が良く、映像の奥行感を感じられる仕様です。映画などの暗部、には強いと言えるでしょう。

 応答速度は、オーバードライブ時に4msと速いです。

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 なお、フィリップスは、Ultra Wide Colorという広色域技術が搭載です。

 画面との間にフィルターを挟み込んで色域を拡張する仕組みで、最近の4Kテレビにも一部見られます。

 10bitカラーの表示に対応するため、やはりTVとしての利用にも向く仕様ですね。

 画質調整機能は、SmartImageというカラー調整モードが目立ちます。

 そのほか、4画面までの分割利用も可能です。

 目の優しさの部分では、フリッカー対策への言及があります。

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 スタンドの品質は、上下左右角度回転と全てフォローするフレキシブル仕様ですから、問題ないでしょう

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 接続端子は、アナログ端子のほか、HDMIx2DisplayPortx1 USB-C×1という構成です。

 HDMI2.0に対応する端子が2つですので、ゲーム機やレコーダーなどの接続にも便利です。

 USB-Cは、EIZOなども搭載していましたが、対応機の場合、データ転送もできるために配線上、便利です。

 HDCP2.2は、この機種の唯一の弱点といえ、非対応です。

 家庭用の4K対応ゲームなどは(現状)問題ないですが、著作権保護された4K映像コンテンツを再生する場合に支障があります。TV兼用として考えている場合は注意が必要です。

 ちなみに、PC上で、例えばNetflixの4Kコンテンツなどは見れるため、あくまで、TVとして利用する場合の話です。

 付属ケーブルは、1.4mのDisplayPortケーブルのみ付属です。

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 以上、フィリップスの328P6VUBREB/11の紹介でした。

 大画面HDR600対応と言うことで、パソコンで動きのあるゲームをする場合、家庭用ゲーム機もつなげたい場合などには優秀と言える機種です。保証期間もフル保証で5年と長めです。

 応答速度も速く、VA液晶の特性として、コントラスト比も高いので、映像美を優先するならば良い機種です。

 ただし、VA液晶は、ワープロ作業などの事務作業にはあまり向かないので、エンターテイメント重視の方以外はIPS液晶採用モデルが良いでしょう。

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 26・フィリップス 328P6VJEB/11
  ¥51,202 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

 なお、フィリップスからは廉価版として328P6VJEB/11が発売されています。

 VA液晶を採用し、上位機に似た構成ですが、輝度が300ニトでHDRに対応しない製品です。価格差を考えても、選ぶべきは、上位機でしょう。


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 【2019年】

 27・ フィリップス 326M6VJRMB/11
  ¥64,255 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

解像度:4K HDR600(3840×2160)
輝度:400cd/m2(ピーク600cd/m2)
液晶方式:VA(MVA)ノングレア
コントラスト比:3,000 : 1
応答速度:4ms (GTG)
接続端子:HDMI2.0×3 DP
スタンド::前後・高さ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(5w×2)
保証期間:5年

  326M6VJRMB/11も、オランダのフィリップスが出している31.5インチの4Kモニターです。

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 解像度は、こちらも4K画質です。

 HDR600(ハイダイナミックレンジ)に対応するVA液晶ですから、基本的にパネルの部分の性能は、下位機種と同じです。

 ただし、写真のように、この機種は、モニター下部に、画面と同調するLEDライトが数機、備わっています。同色の光を出すことで、映像への没入感を高められる工夫です。

 要するに、ゲームや動画向けの「演出」で、この機能を「Ambiglow」と呼んでいます。

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 画質調整機能は、この機種も、SmartImageというカラー調整モードを搭載します。

 その上で、Adaptive-Sync(Free-sync)に対応するほか、入力ラグを軽減するLow Input Lag機能もあるため、より、「ゲーム向き4K」になっています。

 フリッカー対策もなされます。

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 スタンドの品質は、左右の調整はできないですが、前後と高さは調整できるので、問題ないでしょう。

 接続端子は、アナログ端子のほか、HDMI 2.0x3DisplayPort 1.4x1という構成です。

 HDCP2.2は、対応表明がないです。

 付属ケーブルは、1.8mのDisplayPort/HDMIケーブルが付属です。

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 以上、フィリップスの326M6VJRMB/11 の紹介でした。

 間違いなく、「動画・ゲーム向け」の製品です。とくに、没入感を高める「Ambiglow」の工夫を評価する場合、選択肢となってきます。

 割と暗い空間でゲームなどをする場合で、没入感を高めたいならば、良い選択肢でしょう。ただし、その部分が不要ならば、割高とも言えます。


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 【2019年】

 28・LGエレクトロニクス 32UL750-W
  ¥63,042 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

解像度:4K HDR600
輝度:400cd/m2
液晶方式:VAノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:4ms (オーバードライブ時)
接続端子:HDMIx2 DPx1 USB-Cx1
スタンド:チルトのみ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(5w×2)
保証期間:3年

 32UL750-Wは、LGエレクトロニクスが販売する31.5インチのモニターです。 

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 解像度は、こちらも4K画質です。

 その上で、HDRに対応します。また、輝度ピークはHDR600なので、この点で言えば、現状では「最強」でしょう。

 さらに、この機種は、SDR(標準)画質のソースをHDRにアップコンバートする「HDR効果」モードを搭載します。LGは「テレビ屋」でもありますが、その技術をPC用にも搭載したと言えます。

 液晶の品質は、こちらもVA液晶です。

 したがって、テレビ兼用に向く仕様です。

 応答速度は、Over Drive時には4msですから、IPSパネルとしては上出来です。

 液晶の輝度400カランとより明るいです。

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 画質調整機能も、高レベルです。

 同社の下位機同様に、暗部の視認性を高めるブラックスタビライザーを搭載するほか、TVに使われる超解像度技術が採用されます。画質の粗い動画などを補整できるため、画像全般が高画質化します。

 スタンドの品質は、ただ、前後のチルトのみ対応と弱いですね。

 接続端子は、HDMIx2 DisplayPortx1に加えて、USB-C規格の接続にも対応します。

 HDCP2.2には、対応です。

 付属ケーブルは、USB-C/ HDMI /DisplayPort /全てのケーブルは付属します。

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 以上、LGの32UL750の紹介でした。

 IPSパネルを採用したモデルを除けば、32インチ前後の製品では、最も「TVとの兼用向きな仕様」です。

 とくに、超解像技術に加えて、HDRアップコンバートに対応する点が大きく、アップコンバートと超解像技術は、ダブルで搭載してこそ、という部分があるので、この点は重要でしょう。

 ただ、VAパネルですから、こちらも、ビジネス仕事には全く向かない製品です。おそらく、主にゲーム用に売れています。


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 【2019年】

 29・JAPANNEXT JN-IPS322UHDR
  ¥40,990 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

解像度:4K HDR10
輝度:350cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:6ms(GTG)
接続端子:HDMIx2 DisplayPortx1 VGA
スタンド:固定【VESA100mm】
スピーカー:3W×2
保証期間:1年

  JN-IPS322UHDRは、JAPANNEXTが販売する、32インチの格安4Kディスプレイです。

 生産を海外に委託する日本のファブレス企業の製品で、最近「激安」価格帯で存在感が出ています。

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 液晶の品質は、IPS液晶です。

 正確には、台湾のAUOの製造するIPS-AHVAですが、間違いなくIPSです。

 正確には、台湾のInnoluxが製造するIPS-AASです。聞き慣れない名前ですが、問題ないでしょう。

 格安ですが、HDR10に対応するなど、新しい部分もあります。

 応答速度は、オーバードライブ時6msで、輝度は、350カランです。いずれも、値段を考えると問題のない水準です。

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 画質調整機能は、超解像技術の搭載が目に付きます。

 カタログに寄れば、UHD(4K)対応で、4K画質に最適化する「4K超解像」ということになります。

 4K対応の場合、テレビでも割と高級機にのる技術です。ただ、本体価格からすると、それらと同等の技術かは多少疑問で、もう少し丁寧な説明が欲しいところです。いずれにしても、「要調査」です。

 ただ、フリッカーセーフブルーライト軽減モードなど、基本は抑えており、単なる格安ディスプレイではないです。

 接続端子は、HDMIが3つと DisplayPort VGAという構成です。

 HDCP2.2にも、対応です。 

 保証期間は、 引き続きこのメーカーの問題点で、1年のみです。

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 以上、JN-IPS322UHDR の紹介でした。

 32インチクラスでは、安いので、価格競争力はあると思われます。液晶パネルもIPS系列であり、HDR10にも対応しますので、問題ないでしょう。

 問題は保証期間の短さと、生産における信頼性ですが、IPSをこの値段で買えるのは、逆らいがたい「魅力」があります。


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 【2017年】

 30・Acer ET322QKwmiipx 【背面白】
 31・Acer ET322QKAbmiipx【背面黒】
  ¥46,012 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

解像度:4K HDR10
輝度:300cd/m2
液晶方式:VAノングレア
コントラスト比:3,000 : 1
応答速度:4ms (GTG)
接続端子:HDMI2.0x2 DPx1
スタンド:前後角度のみ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年(パネル/バックライト1年)

 T322QK、台湾のAcerが出している31.5インチの4Kモニターです。たいへん人気のあるモデルですね。 

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 解像度は、こちらも4K画質です。

 なお、HDRには対応しますが、HDR400など、ピーク輝度の明示はないです。

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 液晶の品質は、こちらはVA液晶です。

 VA液晶は、視野角はIPS液晶と同じです。しかし文字(静止画)の視認性が劣るため、仕事用PCモニターとしては「二流」です。

 しかし、VA液晶は、他の方式よりも、コントラスト比が高くできるため、映像コンテンツには向いています。そのため、家庭用TVの高級機には、あえてVA液晶を採用する場合もあります。

 こちらも、通常時で3000:1のコントラスト比ですから、1000:1の他機より性能が良く、映像の奥行き感を感じられる仕様です。映画などの暗部、には強いと言えるでしょう。

 応答速度は、オーバードライブ時に4msと速いです。

 液晶の輝度も、300カランです。

 ピーク輝度の点でHDR400の水準には満たないですが、現状では充分でしょう。

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 画質調整機能は、同社の27インチ・28インチ機種と比べると、超解像技術・アップコンバート系の技術は未搭載です。

 ただ、色再現性については、sRGB比100%の再現性ですので、美麗なモニターではあります。フリッカーフリーにも対応です。また、利便性の面では、2画面表示も対応します。

 スタンドの品質は、しかしながら「オマケ程度」です。上下に角度が変えられるだけなので、場合に寄っては市販のモニターアームに交換したほうが良いでしょう。これについては、最後に紹介します。

 接続端子は、HDMIx2 DisplayPortx1という構成です。HDMI2.0に対応する端子が2つですので、ゲーム機やレコーダーなどの接続にも便利です。

 HDCP2.2には、対応ですので、HDMIを通して、汎用的な4K対応機器の利用が可能です。

 付属ケーブルは、1.4mのDisplayPortケーブルのみ付属です。

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 以上、AcerT322QKの紹介でした。

 大画面HDR10対応と言うことで、パソコンで動きのあるゲームをする場合、ゲーム機もつなげたい場合、TVとして利用したい場合などには優秀と言える機種です。

 応答速度も速く、VA液晶の特性として、コントラスト比も高いので、映像美を優先するならば良い機種です。

 ただし、VA液晶は、ワープロ作業などの事務作業にはあまり向かないので、エンターテイメント重視の方以外はIPS液晶採用モデルが良いでしょう。


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 【2018年】

 32・BenQ EW3270U
  ¥55,349 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

解像度:4K(3840×2160)HDR
輝度:300cd/m2
液晶方式:VAノングレア
コントラスト比:3,000:1
応答速度:4ms (オーバードライブ時)
接続端子:HDMIx2 DPx1
スタンド:前後角度のみ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

 EW3270Uは、台湾のBenQが出している31.5インチのモニターです。 

 解像度は、こちらも4K画質です。

 また、この機種も、HDRには対応します。 

 しかし、ピーク輝度の明示は、発売時期の関係でありません。

 輝度は、300ニト表記です。

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 液晶の品質は、この機種は、VA液晶です。

 IPS液晶に比べてコントラスト比が高めやすく、引き締まった黒の表示ができる点で動画やゲーム向きとして優れます

 ただ、先述のように、独特の粒状感があるため、ビジネス用としては、やや視認性が悪く、目が疲れやすいです。

 応答速度は、Over Drive時には4msと優秀です。

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 画質調整機能は、超解像技術を採用するなど、VA液晶採用機だけあって、動画などエンターテイメント系重視の構成です。

 そのほか、チラツキを軽減するフリッカーフリー機能を搭載しているため、目に優しいディスプレイとして、おすすめできる機種です。

 また、明るさセンサーが搭載されており、周囲の明るさを検知して、「目に優しい」明るさに自動調整してくれる機能も搭載します。

 スタンドの品質は、一方「価格なり」で、前後の角度調整のみ対応です。

 接続端子は、HDMIx2 DisplayPortx1 という標準的な構成です。

 HDCP2.2には、対応です。

 付属ケーブルは、DVI-DL/ HDMI /DisplayPort /全てのケーブルが付属します。

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 以上、BenQが出しているEW3270Uの紹介でした。

 ゲームや動画の視聴目的で買うとすると優れた機種の一つです。書類仕事には液晶の種類的に向きませんが、用途をしっかり考えれば、これを選んでも良いと思います。


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 【2019年】

 33・iiyama ProLite XB3288UHSU
  ¥64,500 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

解像度:4K(3840×2160)HDR
輝度:300cd/m2
液晶方式:VAノングレア
コントラスト比:3,000:1
応答速度:3ms (オーバードライブ時)
接続端子:HDMIx2 DPx1
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

 XB3288UHSUは、日本の飯山電機が出している31.5インチの4Kモニターです。 

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 解像度は、こちらも、4K画質です。

 また、この機種も、HDR10に対応します。 

 しかし、ピーク輝度の明示はありません。

 輝度は、300ニト表記です。

 液晶の品質は、この機種も、VA液晶です。

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 応答速度は、Over Drive時には3msと、他社より少し優秀です。

 かかりは、5段階で調整できます。

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 画質調整機能は、日本企業らしく、画面モードは多彩です。

 一方、同社の格安機はフリッカー対策がない機種もアルのですが、こちらはしっかり装備します。

 また、低解像度画質を底上げする超解像についても「X-Res Tech」を備えます。

 そのほか、ゲームについては、AMD系のFree syncに対応します。

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 スタンドの品質は、同社の「売り」の部分で、上下左右高さ回転と、フル稼働します。

 接続端子は、HDMIx2 DisplayPortx1 という標準的な構成です。

 HDCP2.2には、対応です。

 付属ケーブルは、DVI-DL/ HDMI /DisplayPort /全てのケーブルが付属します。

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 以上、iiyamaのXB3288UHSUの紹介でした。

 32インチのVA液晶採用モニターは「激戦区」であり、ライバルが多いです。

 そのため、選ぶ場合は「メーカー独自のワンポイント」を重視するべきです。イイヤマの場合は稼働性の高いスタンドがそれにあたります。

 ただ、こちらは、書類仕事には向かない、エンターテイメント向けのVA液晶モデルだけに、ここまでの性能のスタンドは不要な気もします。


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 【2017年】

 34・BenQ PD3200U [32インチ]
  ¥80,727 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/m2
液晶方式:IPSノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:4ms (オーバードライブ時)
接続端子:HDMIx2 DPx1 miniDPx1
スタンド:上下左右高さ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(5w×2)
保証期間:3年

 台湾のBenQが出しているPD3200Uは、32インチのモニターです。

 31.5インチよりやや大きい表記ですが、可視領域はおそらく31.5インチで同じです。

 解像度は、こちらも4K画質です。 HDRはしかし対応しません。

 液晶の品質は、こちらはIPSパネルを採用しています。

 色精度についてもsRGB100%カバーと価格並みにスペックは高いと言って良い機種ですね。

 応答速度は、Over Drive時には4msと、速度の出しにくいIPS液晶ながら高水準です。

 液晶の輝度350カランとより明るく、スペック上ではかなり優秀です。

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 画質調整機能は、充実します。とくに、Adobe系のソフトとの相性を考慮した独自モードが多いです。

 例えば、暗室モード・CAD・CAMモード・アニメーションモードなど、用途に応じて、ディテールを最適化させるモードを搭載します。

 チラツキを軽減するフリッカーフリー機能を搭載しているため、目に優しいディスプレイとして、おすすめできる機種です。また、明るさセンサーが搭載されており、周囲の明るさを検知して、「目に優しい」明るさに自動調整してくれる機能も搭載します。

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 スタンドの品質は高性能です。上下左右に自由度高く動かせ、縦表示にも対応します。ワードやエクセルの作業にはとくに向いているでしょう。

 接続端子は、HDMI 2.0 x2 DisplayPort x1 miniDisplayPort x1という標準的な構成です。基本的にはそれ以外の方法でつなげてください。

 HDCP2.2には、対応です。

 付属ケーブルは、DVI-DL/ HDMI /DisplayPort /全てのケーブルは付属します。

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 以上、BenQが出しているPD3200Uの紹介でした。

 IPS液晶の採用、フリッカーフリー機能、高性能なモニターアームの採用など、「眼が疲れにくい」大型モニターとしておすすめできる機種です。書類仕事やウェブ閲覧、静止画の作業などに向くビジネス用と言えるでしょう。


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 【2018年】

 35・EIZO FlexScan EV3285-BK
 36・EIZO FlexScan EV3285-WT
  ¥183,251 Amazon.co.jp (1/8執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,300:1
応答速度:5ms (オーバードライブ)
接続端子: HDMI×2 Display port, USB-C×1
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年

 EV3285は、日本のEIZOの31.5インチの製品です。

 同社の27インチモデルの兄弟機で、スペックはほぼ同じです。

 解像度は、こちらも4K画質です。

 一方、 HDR(ハイダイナミックレンジ)は未対応です。

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 液晶の品質は、高級なIPSパネルを採用しています。

 こちらも、コントラスト比が1300:1と他社よりも有利です。コントラスト比が高くできるVA液晶を採用する機種を除けば、現状で最高レベルでしょう。

 また、EIZOは、最低輝度も明示しており、輝度が1ニトまでしっかり落とせます。長時間目をつかれなく利用するために、この部分は重要です。

 とくに、HDR400に対応する高輝度パネルの場合、輝度バランスの点で、ビジネス用に向かない場合がありますが、EIZOは問題ありません。

 応答速度は、オーバードライブ時に5msとそこそこです。

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 画質調整機能は、アプリケーションごとに表示モードを自動で切替える機能も利用可能です。

 明るさセンサーなども付属し、基本能力は高いです。ただし、超解像技術など、動画向きの機能はとくに搭載しません。


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 スタンドの品質も高いです。

 上下左右に角度調節と高さ調節・縦表示ができる仕様です。こちらは上向き35度までの角度調整、最大139 mmまでの高さ調整が可能です。

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 接続端子は、HDMI端子が2系統のほか、DisplayPortがとUSB-Cポートがあります。

 USB-C搭載のPCを利用する場合は、データの転送も、映像の転送も、ノートPCの充電も1ケーブルでできます

 ケーブルも、2mのケーブルが、全て用意されています。

 HDCP2.2には対応です。

 スピーカーは、1wの簡易的なものが付属です。

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 保証期間は、27インチの場合と同様で、5年の長期保証に加えて、6ヶ月の無輝点保証も付属します

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 以上、EIZOのEV3285の紹介でした。

 20万円に近い価格の製品ですが、信頼性が高い高品質モニターです。

 HDR400に対応しない点で、「ビジネスより」なオールマイティ機とはなりますが、HDIMIなど端子も多いので、画質重視のマルチ用途のモニターとして活躍すると思います。

 輝度調整が巧みなほか、色ムラなどの検品もしっかりしているため、品質重視の場合は最良の選択肢でしょう。

3・高解像度モニターの比較

 続いて、4K解像度を超える、高解像度モニターを紹介します。


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 【2019年】【31.5インチ】

 37・Apple Pro Display XDR
  $ 4999(約55万円) Apple (1/8執筆時)

解像度:6K(6016×3384)
輝度:1000cd/m2
液晶方式:IPS
コントラスト比:1,300:1
応答速度:
接続端子:Thunderbolt 3
スタンド:上下高さ回転【VESA120mm】
スピーカー:非搭載  
保証期間:3年

 Apple Pro Display XDRは、アップルが2019年に発表した新型ディスプレイです。

 純正で出されるモニターとしては、ほぼ10年ぶりな製品です。実質的には、(ほぼほぼ)Mac Proの周辺機器として出されたものです。

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 液晶の品質は、IPS液晶を採用します。

 とくに輝度は、1000ニトです(SDRでは500ニト)。

 HDR表記はないものの、輝度ピークは1600ニトですので、「モンスター級」でしょう。少なくとも、HDR1000クラスです。

 Appleの場合、バックライトのW-LED(白色LED)や広色域LEDではなく、ブルーLEDを採用する、新しい形式です。それを色変換シートを通すことで白色に変換する仕組みで、コントラストを高めます

 一方、B-LEDに量子ドットフィルムを被せる方式は、例えば、PC用でもフィリップスなども採用します。ただ、制御技術などを含めた技術は、アップル独自仕様です。

 色ムラについても、画面ギリギリまでLEDを背面配置することで、配慮があります。

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 一方、パネルは低反射パネルとの表記ですが、iMac同様にガラス仕上げです。

 ただ、環境光の映り込み問題がある人向けに、マット仕上げのNano-textureガラス仕様にもできるオプションを表明しています。

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 スタンドの品質も、高いです。

 新開発のPro Standは、高さ調整、角度調整、回転が可能なスタンドです。

 Appleは従来的にこの部分に力を入れていなかったので、個人的には「革命的変化」と感じます。

 画質調整機能は、用途に合わせたリファレンスモードを備え、自動調整がなされます。

 明るさセンサーも前面と背面にダブルで搭載(True Tone)であり、こだわりがあります。

 また、一台一台、出荷前にキャリブレーションがなされることが保証されます。

 接続端子は、Thunderbolt 3(USB-C)となります。

 接続用のThunderbolt 3 Proケーブル(2m)も付属です。

 HDCP2.2には、言及がないです。

---

 以上、Apple Pro Display XDRの紹介でした。

 性能部分や技術の新しさは、繰り返すまでもないでしょう。グラフィック界の基本仕様といえるMac Proという専用の高性能機がある同社だからこそ、発売できたとも言えそうです。

 もちろん、値段の上では、個人用とは到底言いがたいのですが、スペック表を眺めているだけで、Atlasとしては「わくわくしてくる」製品です。


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 38・Dell 8K液晶モニターUP3218K  
  ¥550,260 楽天市場 (1/8執筆時)

解像度:8K(7680×4320)
輝度:400cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,300:1
応答速度:6ms(GTG)
接続端子:Display Portx2
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー:非搭載  
保証期間:3年

 UP3218K は、デル31.5インチモデルです。

 こちらは、2017年に新発売された家庭用のPC向けとしては初の8K対応モニターです。高額ですが、映像編集用などに購入する人もおり、かなり評判です。

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 液晶の品質は、こちらも高品質・高詳細で「目に優しい」IPS液晶を採用します。

 応答速度、6ms(GTG)と標準的です。

 ただ、解像度を考慮に入れればこれは仕方ないでしょう。

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  輝度も、400cd/m2と高めのスペックです。

 Adobe RGBのカバー率で100%であり色域が広いです。この点で言っても、高度な画像編集にも向くハイエンドモデルです。

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 スタンドの品質も、高さ調整、角度調整、左右/縦横への回転が可能なスタンドです。

 ディスプレイと目線の高さを合わせることができます。縦表示機能もありますし、VESA規格にも対応です。

 画質調整機能は、デルの下位機種に比べると柔軟です。

 カスタムカラーモードなど、マニュアル操作で融通が効きます。

 もちろん、キャリブレーションなども可能です。一方自動補整などの機能は目立ちませんが、輝度は十分な範囲で調節できるため、眼の疲れの心配はなさそうです。

 接続端子は、DisplayPortx2となります。

 miniDisplayPortがあるため、Mac系とも相性が良いと言えるでしょう。DP-DPケーブルも付属します。

 一方、8Kは情報量が多すぎるため、HDMIは非対応です。

---

 以上、DELLの8Kモニターの紹介でした。

 かなり特殊な用途に使う人向けの製品です。価格も高いですし、当面は「プロ用」と考えたほうがよさそうです。保証面では、プレミアムパネル保証(輝点ゼロ保証)が付く点も良い部分ですね。

ーー

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 なお、ここまで高い製品を買う場合、Amazonギフト券を利用すれば、多少安く買えるでしょうAmazonでは、「Amazonギフト券チャージタイプ 」の販売があります。

 銀行経由でプリペイドしておけば、年間ライセンスならば、実質で最大2%引で購入可能です。クレジットカードのポイント割を除けば、この方法での購入が一番安い価格だと思います。詳しくは、「Amazonギフト券チャージタイプ 」の説明をご覧ください。

次回に続く
4K液晶ディスプレイのおすすめ結論的にこれ!

 というわけで、今回は、31.5インチ以上の4K液晶モニターを紹介しました。

 記事はもう少し続きます。

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第1回・4Kモニター(23.8型 27型)
第2回・4Kモニター(28型 31.5型)
第3回・4Kモニター(40型以上)
第4回・おすすめの4Kモニター 【結論】

 つづく3回目は、さらに大画面の、40インチ以上の4Kモニターを紹介します。 

1・液晶パネルの品質 ★★★★★
2・スタンドの性能  ★★★★★
3・動画の再生技術  ★★★★★
4・品質保証     ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 また、結論編となる、4回目記事こちら】は、最後の「まとめ」です。 

 ここまで紹介した全てのモデルから、予算別・目的別のAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 3回目記事は→こちら 

 引き続きよろしくお願いします。

posted by Atlas at 13:43 | PC用液晶モニター

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