【今回レビューする内容】2025年 軽いコードレス・スティック式掃除機の性能とおすすめ・選び方: フローリング向けコードレス掃除機:人気機種の違いと性能ランキング
【比較する製品型番】シャープ RACTIVE Air EC-AR11 EC-AR9 EC-AR10 EC-AR7 EC-FR7 EC-FR9 EC-FR10 EC-KR1 EC-KR3 EC-PT1 EC-XR1 EC-FR11 EC-WR2 EC-XR2 日立 V-BL3L C PV-BL3K-N PV-BL2H PV-BL3J PV-BL30J PV-BL1K PV-BL50K N PV-BL30K N PV-BL1A1 W PVBL45E3N PV-BL50L-N PV-BL30L-C PV-BL45E4 N PKV-BK3K-V PKV-BK50L-V PV-BS1L PV-BS1M EC-PT2 PV-BL1A2 K PV-BL3M C PV-BL1C4 ラクかるパワーブーストサイクロン PV-BHL5000J N PV-BHL5000J R パナソニックMC-NS100K MC-NX700K MC-NS70F Shark CS200J CS401J CS501J 東芝 MC-NS100K VC-CLW32 VC-CLS12 VC-CLS13 VC-CLW33 アイリスオーヤマ daspo SCD-S1P SCD-L2P マキタ CL107FDSHW CL108FDSHW L3PD-HC Dyson Micro Plus SV33 FF PL Dyson Omni-glide Complete SV19 Dyson PencilVac Fluffycones SV50 FC AM Dyson PencilVac Fluffy SV50 FF AM Shark EVOPOWER SYSTEM CS401 ツインバード TC-E292W ほか
今回のお題
軽量なコードレス掃除機のおすすめはどれ?
ども!Atlasです。
今日は、2025年8月現在、最新の軽量コードレス掃除機を比較します。
本体の軽さを最重要視しつつも、しっかりした吸引力が確保される機種を探していきます。
そのほか、バッテリー持続時間、ゴミセンサーの性能、収納性など、利便性にかかわる部分も重視して比較します。

1・軽量コードレス掃除機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ〈日本〉
2・軽量コードレス掃除機の比較 (2)
2-1:日立 〈日本〉
3・軽量コードレス掃除機の比較 (3)
3-1:パナソニック〈日本〉
4・軽量コードレス掃除機の比較 (4)
4-1:東芝〈日本〉
4-2:シャーク〈米国〉
5・軽量コードレス掃除機の比較 (5)
5-1:マキタ〈日本〉
6・軽量コードレス掃除機の比較 (6)
6-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
7・軽量コードレス掃除機の比較 (7)
7-1:ダイソン 〈英国〉
7-2:AQUA〈日本〉
7-3:他の企業〈各社〉
8・おすすめのコードレス掃除機【結論】
8-1:最終的なおすすめ製品の提案
記事では、軽量タイプの掃除機の選び方の基本をはじめに示します。
その後、以上のようなメーカー順に、各製品をみていくという構成しました。
ただ、ご覧頂くにあたり、一点だけ注意をお願いします。
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1・強力なコードレス掃除機の比較
・主な使途:じゅうたん・畳も対応
・重さ: 1.5kg〜3kg
2・軽量なコードレス掃除機の比較
・主な使途:フローリング
・重さ:0.8kg〜1.5kg(主に)
今回の記事では、本体重量1.5kg未満の「超軽量」コードレス掃除機のみを対象としています。
じゅうたんには十分対応できない水準の製品になります。
厳密に言えば、一部に1.5kgを超える機種も含みますが、それらも吸引力やヘッド構造の面から「カーペット対応」とは見なしにくいと判断したモデルに限定しています。
そのため、ご自宅の「メイン機」にするつもりで、てカーペット対応機種を探している場合は、【強力なコードレス掃除機の比較】という別記事を用意しています。
近年では、2kgを切る重さでも「じゅうたん対応」と言える性能を備えたモデルも登場しています。
用途に応じて、お読みいただく記事を選択してください。
よろしくお願いします。
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吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、今回は、主にフローリング用として向く軽量なコードレス掃除機を紹介していきます。
その上で、最後の結論編(こちら)では、上表のようなポイントをふまえつつ、全機種から、目的別・価格別におすすめ機種を提案していきたいと思います。
よろしくお願いします。
1-1・軽量コードレス掃除機の選び方の基本
はじめに、軽量コードレス掃除機の「選び方の基本」の説明をしておきます。
1・吸引力(掃除機のパワー)
2・本体の軽さ(軽量性)
3・バッテリーの持続時間(稼働時間)
4・各種センサーの搭載(ゴミ検知など)
5・本体の収納方法
本編記事への「導入」をかねて、以上の要素について、順番に説明していきます。

第1に、掃除機のパワー(吸引力)です。
軽量タイプでは、搭載モーターの制約から、先述のように「フローリング専用」と割り切るべき機種が多くなっています。

とくに、定格電圧が公表されているモデルにおいては、例外もありますが、DC10.6Vクラスの機種は、基本的にフローリングなどのハードフロア以外ではほとんど使えません。
18V前後であれば、「毛の短いじゅうたん」程度ならある程度吸えるレベルには達します。
ただし、吸引力を確保するには「ブースト(強運転)」が前提となり、その場合、多くの機種でバッテリー持続時間は10分前後と短くなります。
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結論的にいえば、強力な「メイン機」が別にある場合を除き、軽量機の多くはカーペットでは実用に耐えないと考えるのが妥当です。
メイン機として使いたい方には、【強力なコードレス掃除機の比較】で紹介している製品の中から、できるだけ軽量なモデルを選ぶことをおすすめします。
なお、畳に関する質問も良く聞かれますが、畳は意外と奥にゴミが沈みやすく、カーペットと同等の吸引力が必要と考えるのが適切です。
以前、軽量機で畳を掃除したあとにキャニスターでかけ直したところ、かなりの取り残しがありました。少なくとも18Vクラスの機種は必要と考えてください。

第2に、本体の軽量性です。
近年の技術進化により、「フローリング専用」でよければ、1.5kg未満はもはや当たり前となっています。
中でも、「しっかり吸う」モデルに限定すると、1.0〜1.3kg前後の範囲で、各社が最軽量を競っている状況です。
これは、モーターの軽量化や、カーボンパイプなどの新素材の採用によるものであり、「軽いから壊れやすい」というわけではありません。
ただし、製品によっては、ヘッドにブラシがないなど、ハードフロア用と考えても、吸引力が不十分なモデルも存在します。
かつては、軽量掃除機といえば「通販生活」でも知られるマキタ製が定番でしたが、最近ではシャープなどが軽量モデルを続々と投入しており、市場が活性化しています。
また、他社を含めて、操作性の良い自走式ヘッドを搭載した軽量モデルも珍しくなくなっており、軽量機の性能向上が進んでいることが分かります。

第3に、バッテリー稼働時間です。
近年の機種は、モーターやバッテリーの効率が大幅に向上しており、標準運転で30分以上の連続使用が可能なモデルも増えてきました。
さらに、バッテリーが着脱式となっている機種もあり、片方を充電しながら、もう片方で掃除を続けられるといった、使い勝手を重視した設計の製品も登場しています。
今回は、こうした「実用的でユニークな設計」のモデルもいくつか紹介しています。

第4に、掃除機のセンサー(自動運転)です。
必要なときだけ「強運転」に切り替えることで、運転時間を延ばせる「自動運転モード」は、軽量機でも、重要な機能です。
軽量化のためにバッテリー容量が抑えられているケースが多いためです。
床面検知センサー式
=床がじゅうたんと判断されたときに強運転へ切り替える
(例:日立・シャープ・東芝など)
ゴミ量センサー式
=ゴミの多さを検知して強運転へ切り替える
(例:ダイソン・パナソニックなど)
自動運転には、主に2種類の方式があります。
それぞれに一長一短があります。

床面検知センサー式は、じゅうたんを検知して自動的にパワーアップできることが利点です。
一方で、ゴミ残りの有無を把握できないのが弱点です。

ゴミ量センサー式は、カーペットの目に見えないゴミを検知して強運転にできるのが利点です。
ただし、床質を判別できないため、手動で強運転に切り替えないと奥のゴミを取り切れない部分が弱点です。
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結論的にいえば、軽量タイプのコードレス掃除機であれば、センサー方式はどちらでも構わないと考えます。
あえて選ぶなら、マット類の上などで「強めに吸わせたい」場合は、床面検知センサーが適しています。
逆に、ペットを飼っているご家庭や、アレルゲン対策を重視する場合は、目に見えないゴミに反応できるゴミ量センサー式の方が向いているでしょう。
ただし、いずれの方式であっても、軽量機の場合はフローリングなどのハードフロアが主用途となるため、センサーの違いが大きな差になる場面は限られるかもしれません。
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第5に、本体の収納方法です。
この点は各社がさまざまに工夫しており、壁に立てかけてそのまま充電できる機種や、自立して置けるモデルなども登場しています。
小型機であれば「どこでも置ける」ようにも思えますが、倒れると破損のリスクがあるため、重心バランスや収納性も意識すべきポイントです。
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1・軽量コードレス掃除機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ〈日本〉
2・軽量コードレス掃除機の比較 (2)
2-1:日立 〈日本〉
3・軽量コードレス掃除機の比較 (3)
3-1:パナソニック〈日本〉
4・軽量コードレス掃除機の比較 (4)
4-1:東芝〈日本〉
4-2:シャーク〈米国〉
5・軽量コードレス掃除機の比較 (5)
5-1:マキタ〈日本〉
6・軽量コードレス掃除機の比較 (6)
6-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
7・軽量コードレス掃除機の比較 (7)
7-1:ダイソン 〈英国〉
7-2:AQUA〈日本〉
7-3:他の企業〈各社〉
8・おすすめのコードレス掃除機【結論】
8-1:最終的なおすすめ製品の提案
以上、軽量タイプのコードレス掃除機の「選び方の基本」について書きました。
本編では、これらの観点をふまえて、各メーカーの代表機種を比較・紹介していきます。
冒頭に示した企業の順に、以下、各社の製品を見ていきます。
1-1・【軽量】シャープの機種の比較

はじめに、シャープの軽量型コードレス掃除機の機種を紹介からです。
大手家電企業だけで言えば、最も軽量なコードレス掃除機に力を入れている企業です。
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なお、以下では、いつものように、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。
【2025年発売】(ホワイト・ブラック)
1・シャープ RACTIVE Air EC-AR11-W
1・シャープ RACTIVE Air EC-AR11-B
¥60,365 楽天市場 (8/7執筆時)
【2024年発売】(ホワイト・ブラック)
2・シャープ RACTIVE Air EC-AR10-W
2・シャープ RACTIVE Air EC-AR10-B
¥39,600 楽天市場 (8/7執筆時)
【2023年発売】(ホワイトのみ)
3・シャープ RACTIVE Air EC-AR9-W
¥37,869 楽天市場 (8/7執筆時)
【2022年発売】(ホワイトのみ)
4・シャープ RACTIVE Air EC-AR8-W
¥33,499 Amazon.co.jp (8/7執筆時)
【2021年発売】(ピンクのみ)
5・シャープ RACTIVE Air EC-AR7-P
¥42,800 楽天市場 (8/7執筆時)
重さ:1200グラム
定格電圧:18V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:28分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:床面検知
充電時間: 80分
EC-AR11ラインは、シャープの軽量なコードレス掃除機です。
ラクティブエアというシリーズ名で、高性能な軽量なコードレス掃除機の「先駆け」として長年の人気があります。
一方、本機は、旧機種が一部の色目で残ります。

2024年機は、性能は新機種と変わりません。
ただ、新機種で再生プラスチックの使用比率はあがりました。
2023年機は、スティックの上段の白色LEDライトが省略です。
ただ、後に見る日立やダイソンと違いヘッド部ではないので、普通の掃除の際にすき間を照らすことはできません。そのため(ゴミを発見しやすい)緑色LEDも不採用です。
その点で言えば、あえて24年機を選ぶ必要はないです。

2022年機は、静音化処理が旧世代です。
この世代だと、強運転時に68デシベル・SONE値で19.1でした。最新機は、64デシベル・SONE値で16.4まで軽減されます。実感音のSONE値で約14%静かになっています。
パワーを犠牲にせず、制振・遮音処理でなしているので、新機種では「進化した」と言えます。

2021年機は、使い勝手の部分で、それ以降の機種と異なります。
後ほど書くように、シャープ機は、従来から足で押さえながらの手元スイッチで、ハンディ(あるいは、すき間掃除)への転換が容易な構造(スグトル構造)です。
その際、取り外したヘッド(あるいはパイプ付きヘッド)が自立するようになったのが、これ以後の機種の改良点です(新スグトル構造)。
利用後、床掃除に「すばやく戻れる」ので、シンプルなようでいて、かなり便利な進化にでした。
あとは、ブラシの改良で、左右の際のゴミが取りやすく改良された点が以降との違いです。

一方、この世代は、赤外線式のグリップセンサーが付いていましたが、その後の世代でなくなりました。
床面検知で、持ち上げれば止まるので(まあ)不要との判断でしょう。ただ、ちょっと立て掛けておくときには、あればあったで「便利」だった気はします。
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結論的にいえば、この価格差ならば2022年機が最もよいでしょう。個人的には旧機でも音は気になりませんでした。
あとは、基本仕様は同じなので、新機種をベースにしながら説明していきます。

本体の重さは、1200グラムです。
RACTIVE Airという名前が示すとおりとても軽いです。
重心バランスも考えられていて、操作性はかなり良いです。
なお、パイプ素材は2021年まではドライカーボンでした。
今はアルミ系の軽量素材です。そのほか、モーターの軽量化をすることで、この重さにしています。

吸引力は、ターボモーター採用で、小型機としては強いほうです。
仕事率は、非公開ながら、定格電圧ベースではDC 18Vの水準はありますので。

多気筒式のサイクロンではなく、同社の大風量高圧3Dファンモーターを使った、2段式ですが、、しっかり吸います。

掃除機のヘッドは、自走式(パワーヘッド )です。
下部に接触センサーがあり、床にブラシが接触した状態で、ブラシがモーターの力で回ります(自走パワーアシスト)。
アシスト力はさほどは強くないですが、きちんと「吸い」ますし、操作性も軽いです。
このほか、編み方でブラシへの毛絡みを防止する工夫(からみにく〜いブラシ)もあります。これは、近年の「トレンド」でシャープも2021年から取り入れました。

操作性も、良いです。
壁際のゴミがとりやすい「ペタッとヘッド」構造など、日本企業らしく、細かい配慮があります。
2022年機からは、ヘッドの隅までブラシを拡がったので、壁ぎわの吸引力はさらに良くなりました。
センサーは、床面検知センサーが付属です。
冒頭書いたように、吸引圧の変化から床面を検知するという掃除機独特のセンサーです。
「自動(オート)」を選択する場合、強弱調整してくれます。軽量型は、どれも「じゅうたん対応水準ではない」(=使い分けが少ない)ので、この部分は過度に重視しなくてよいです。
ただ、例えば、キッチンマットなどはあるでしょうし、センサーがあればあったで、便利です。
このほか、このセンサーは、スティックを床から持ち上げた際の自動停止のためにも使われます。
バッテリー持続時間は、床面検知センサーを利用した自動運転で最大28分です。
運転強度は低い方から、標準(40分)、自動(28分)、強(11分)です。
強モードでも11分ですので、軽量機と考えれば長いです。
ただ、毛の長いカーペットを吸わせる場合、(強ボタン長押しの)フルパワーでつかう必要はあるでしょう。その場合の持続時間は非公開ですが、5分程度かと思います。
いずれにしても、カーペット対応を主要目的にする機種ではないです。
標準モードは、一方、40分(ヘッドなしならば60分)です。
ただ、シャープの場合「標準」は事実上の「弱運転」で、自動運転より弱いモードです。
フローリング用としても、こちらの持続時間は、実用上あまり参考にできません。
一方、シャープの良い部分は、充電器が「外付け」である点です。
簡単に着脱できるので、2個バッテリーを用意すれば、「充電忘れ」などのトラブルを避けられます。
個人的にこのシリーズを使っていますが、バッテリーは2個あるほうが利便性が格段に良いです。

【18V・2500mAh】BY-5SB25後継品
SHARP バッテリー BY-5SC25
¥9,569 Amazon.co.jp (8/7執筆時)
【18V・1730mAh】
SHARP バッテリー BY-5SC17
¥8,918 Amazon.co.jp (8/7執筆時)
SHARP バッテリー BY-5SB
¥5,280 楽天市場 (8/7執筆時)
一方、バッテリーは1個のみ付属です。
ただ、商品展開があるので簡単に増設できます。なお、2023年に型番が変更されましたが、確認したところ、新旧で同じバッテリーです。
容量の少ないものは、持続時間が添付のものより短い割に安くないので、おすすめしません。
バッテリーの充電時間は、100分です。
後ほど見るマキタはもっと(劇的に)短いですが、先述のように、バッテリーを複数用意すれば、問題ないです。

遠心分離サイクロンは、ゴミが圧縮できる圧縮サイクロンは非採用です。
またフィルターレスではないので、ゴミ掃除の必要なフィルタは2箇所です。とはいえ、本機の場合フィルターのメンテが度々必要なわけでもないので、問題ないです。
ただ、軽量機はどれもそうですが、カップは小さいので、掃除が終わったら、1回毎「ポイ」するのが原則になります。このタイプのサイクロンは、ゴミが多くなると、若干吸引が弱くなる形式なので、その部分でもそう言えます。
清潔性も、問題ないです。
ゴミ捨ては、他社にもっと容易なモデルはありますが、2ボタンで手を汚さずゴミが捨てられる構造です。また、開ける際に、毛絡みがとれる構造(スルッとポイ)もあります。
まめにゴミを捨てる必要があるものの、その点で苦ではありません。

本体の収納は、小型軽量機種としては考えられていると言えます。
専用スタンドなしに壁際にに立て掛けるだけで完全に安定するからです。
重心構造を工夫しており、このあたりの設計も素晴らしいです。もちろん、フックも付くので、カウンターなどにちょっとかけておけるのも便利です。
一応、スタンド台も付属します。

付属品は、ヘッド内蔵で外すだけで利用できる「スグトルブラシ」が便利です。
ちょっと掃除したい場合、脚で押さえて手元レバーを引くだけで、ヘッドが外れ、ブラシが使えるからです。ハンディノズルも付属します。
そのほか、すき間や壁際の掃除がしやすい「ペタッとヘッド構造」など、日本企業らしい、使い勝手の工夫も目立ちます。
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以上、シャープのラクティブエアの紹介でした。
軽量機は次に見ていく、自走式ヘッドの日立や、業務用から派生した、短時間充電のマキタも良いです。
ただ、フローリング用には十分な吸引力がある上で、着脱式バッテリーと床面検知センサーをしっかり採用し、なにより重心バランスのよい軽い操作感である本機は、それらと比べても、優秀に思います。
小型機では久しぶりの「名機」だと思います。Atlasも愛用しています。
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なお、このシリーズは、いくつか下位機(旧機)があります。
順番に「ざっと」みておきます。

【2025年8月発売】
6・シャープ RACTIVE Air EC-FR11-B
¥49,042 楽天市場 (8/7執筆時)
【2024年発売】
7・シャープ RACTIVE Air EC-FR10-B
¥27,247 楽天市場 (8/7執筆時)
【2023年発売】
8・シャープ RACTIVE Air EC-FR9-B
¥22,300 Amazon.co.jp (8/7執筆時)
重さ:1200グラム
定格電圧:18V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:21分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:床面検知
充電時間: 4時間
第1に、EC-FR9ラインです。
先ほどの機種の下位機と言えます。
旧機が残りますが、本機も、23年機において「どこでもライト」が省略なのが目立つ程度です。

本体の重さは、1200グラムです。

【18V・1730mAh】
SHARP バッテリー BY-5SC17
¥10,800 Amazon.co.jp (8/7執筆時)
SHARP バッテリー BY-5SB
¥5,280 楽天市場 (8/7執筆時)
バッテリー量は、明らかに少ないです。
先ほど書いた量の少ない方を搭載です。
充電器の仕様もことなり、充電時間が4時間と使い勝手が悪いです。
バッテリーも、先ほどみた量の少ない方です。
付属品も、スタンドほか「スグトルブラシ」がないなど、機能差が相当あります。
また、発売年は2023年ですが、上位機と違って、静音化技術は不採用です。
騒音値は開示がないですが、旧機と同じ構造ですので、68デシベルでしょう。
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結論的にいえば、これら3機については、最新機種に対して性能差が激しいため、あまりオススメしません。
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【2024年発売】
9・シャープ マイルームスティック EC-PT2-H
9・シャープ マイルームスティック EC-PT2-P
¥17,429 楽天市場 (8/7執筆時)
【2023年発売】
10・シャープ マイルームスティック EC-PT1-H
10・シャープ マイルームスティック EC-PT1-P
¥16,880 楽天市場 (8/7執筆時)
重さ:1200グラム
定格電圧:10.8V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:25分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド: エアタービン式
センサー:
充電時間: 3.5時間
第2に、EC-FT2ラインです。
廉価版と言えます。
新旧ありますが、性能は同じです。

同じ1200gと言う軽さですが、こちらは自走式ヘッドではないです。
パワー面も、こちらは18Vではなく、10.8Vクラスのバッテリーなので、そもそもの吸引力は他機よりだいぶ劣ります。
「スグトルブラシ」などの工夫もないですし、床面検知センサーもないので、自動運転もしません。
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結論的にいえば、本機より上位の製品とは吸引力の部分でかなり大きな差があると言えます。ターゲット層は、「1ルームをちょっと掃除したい感じの、若い1人暮らし」な方に思えます。
本機のみ、シリーズ名が「RACTIVE Air」でないのは、このような理由です。

【2025年発売】
11・シャープ RACTIVE Air EC-KR3-B
¥57,337 楽天市場 (8/7執筆時)
【2024年発売】
12・シャープ RACTIVE Air EC-KR2-B
¥39,769 楽天市場 (8/7執筆時)
【2023年発売】
13・シャープ RACTIVE Air EC-KR1-B
¥40,890 楽天市場 (8/7執筆時)
重さ:1200グラム
定格電圧:18V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:24分
集塵方式:紙パック式(0.37L)
ヘッド:自走式
センサー:床面検知
充電時間: 4時間
EC-KR3ラインは、シャープの「紙パック式」のコードレス機です。
24年機は、機能面での性能差はないです。
23年機は、こちらも「どこでもライト」の有無と、ダストカップ部分の抗菌加工が省略です。
ただ、価格差をふまえても、基本的には旧機で良いでしょう。

重さは、1200gです。
後ほど書くライバルの日立の紙パック式に較べて多少ですが重さはあります。
しかし、一般的に言って軽めです。
機能的にも「端までブラシ」や「ペタッとヘッド」など、サイクロン式で説明した、シャープ独自の利便性は完備です。

【5枚入り】
シャープ純正 抗菌3層紙パック EC-330PN
¥1,248 楽天市場 (8/7執筆時)
消耗品は、1枚あたり1.5ヶ月の保ちで、5枚でこの価格です。
後ほど見る、同じ紙パック式の日立機より、若干吸塵量が少ないですが、消耗品費自体は少し安めなので、ランニングコストは悪くなさそうです。

吸引力は、仕事率は非公開です。
ただ、本機も、18Vクラスなので、同社の軽量のサイクロン式並には吸うと思います。
しかし、紙パック式共通の弱点となる、紙パック式が満量近く担った際の吸引力の低下の部分について、本機は具体的な対策がないです。
この部分で対策のある日立機と比べて、どうかという部分はあります。

機能性は、同社のサイクロン式と同じです。
センサーは、本機も床質検知センサーが搭載です。
バッテリー持続時間は、センサー利用の自動運転で、最大24分です。
そのほか、標準(=弱運転)で35分、強で9分です。
先ほどみた、同社のサイクロン式に比べると、多少(15%前後)ですが、紙パック式の方が、バッテリー持続時間が短いです。
バッテリーの充電時間も、本機は、約4時間ですので、長いです。
本機の場合も、バッテリーは増設し、2個で運用した方が良いでしょう。
種類は、サイクロン式で紹介したものと同じです。
本体の収納は、スタンドが付属です。
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以上、シャープのEC-KR1の紹介でした。
紙パック式が便利に感じる方は選べる機種です。基本の吸引力自体は、サイクロン式と大きく変わらず、静音性も同等ですから。
ただ、他社(日立)と比べると、紙パック式の弱点となる、ゴミが溜まった際の、吸引力の低下についての対策が見られない点はあります。ただ、(その分)紙パック式自体が安めではあるのですが、比べた場合の弱点とはいえるかと思います。
なお、個人的には、シャープ機で選ぶ場合、ゴミ捨てが楽で、メンテもさほど手間ではないので、サイクロン式をおすすめします。

【2025年8月発売】
14・シャープ RACTIVE Air STATION EC-XR2-H
¥87,912 楽天市場 (8/7執筆時)
【2024年発売】
15・シャープ RACTIVE Air STATION EC-XR1-H
¥56,950 楽天市場 (8/7執筆時)
重さ:1600グラム
定格電圧:14.4V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:22分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:床面検知
充電時間: 80分
RACTIVE Air STATION EC-XR1も、シャープのコードレス掃除機です。
2024年に登場した新形態の製品です。ただし、ここまでの機種の上位機というより「別ライン」と考えてください。
むしろ、後で見るパナソニック機の「後追い」で、そちらの方に酷似します。

本体の重さは、1600グラムです。
シングルハンドの製品ですが、後述する「自動ゴミ収集ステーション」が付きます。
それらの部分もあり、重心バランスはよいですが、フローリング専用ですが、極限まで軽くはないと言えます。

吸引力は、ただ、シャープの通常モデルの軽量機とは差があります。
こちらは、18V の3Dファンモーターではなく、14.4Vモーターだからです。
むしろ、パワーよりも静音性の部分の工夫が見どころです。55〜52dBという水準は、スティック型としては最小クラスの静音性です。ヘッドも制振構造です。
そのぶん、吸引力は「そこそこ」ですが、フローリング専用とすれば問題ないです。

掃除機のヘッドは、自走式(パワーヘッド )です。
大きめのソフトローラーで、こちらも、毛絡みしにくい工夫があります。
LEDライトも白色ながら本機は、ヘッド搭載なので、すき間掃除に良いでしょう。
操作性も、先述の「ペタッとヘッド」を採用するなど工夫があります。
センサーは、本機も、床面検知センサーが付属です。
バッテリー持続時間は、自動運転で最大22分です。
マニュアル運転時は、標準(=弱運転)で35分、強運転は9分と、短時間の、フルパワー運転が選べます。
強運転でも「毛の短い絨毯」ならば「まあ吸う」水準ですので、絨毯用に設計された製品ではないです。
バッテリーは、本機も、ユーザーでの交換可能です。
ただ、先ほどの機種と違い、構造的にネジで外しての入替ですので、構造として想定していないと言えます。

バッテリーの充電時間は、100分です。
一方、充電ステーションは先述のように、「ゴミ収集ステーション」です。
後ほどみる、先行したパナソニックと同じで、ステーションに戻した際に、ゴミをステーション側のモーター(ファン)で吸いこむ形です。ステーション自体は、紙パック式です。

シャープ EC-330PN(5枚入り)
¥955 Amazon.co.jp (8/7執筆時)
紙パックに触らずに捨てられる構造を含めて、パナソニックと同じです。
5枚煎りで、1.5ヶ月に1回ほどの交換とされます。
こちら明示的な抗菌加工がありますが、後述するパナソニックと比べるとゴミ捨て頻度と、消耗品価格は、先行するパナソニックに少し負ける感じです(後日補足調査予定)。
清潔性の部分では、先述の紙パックほか、ステーションのダストカップも抗菌加工です。
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以上、シャープのEC-XR1-H の紹介でした。
後で見る、先行したパナソニック機と似ているのでOEMかと思ったほどです。ただ、全体として独自開発のようです。
機能は似ますが、ステーションの消臭・抗菌対策の部分で、マイナスイオン(ナノイー)を使っているパナソニックに対して、シャープ機は、同社のマイナスイオン(プラズマクラスター)を使わないなど差があります。消耗品費も少し高めです。
本体価格も先発していたパナソニックの方が安めである部分ほか、ローラー部分の工夫や、センサー性能、あるいは、モーターやヘッド由来吸引力も、一から専用開発をしたと思われるパナソニック機に比べると、少なくともスペック面で「後発の利点」といえる部分は乏しいです。
一方、パナソニック側が数字を公開しないので正確な比較はできませんが、ステーション吸引時を含めた騒音対策(静音性)は、シャープの他機同様、力強いといえます。
ステーション吸引時の騒音もパナソニック(65dB)よりよい60dBです。
ここは、シャープ機の見どころでしょう。
一般的に静音性は吸引力とバーターにはなります。ただ、フローリング掃除専用機と考えれば十分とは言えるので、静音性を重視する場合、選択肢にはなりそうです。
ただ、バッテリー交換構造を含め、同じシリーズ名でもシャープの他機とはだいぶ異なります。個人的には、(ゴミ収集ステーションがなくても)ここまでみてきたような従来機の方が便利には思います。
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【2025年8月発売】
16・シャープ RACTIVE Air STATION EC-WR2-W
¥74,725 楽天市場 (8/7執筆時)
重さ:1500グラム
定格電圧:14.4V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:床面検知
充電時間: 80分
なお、2025年にこのグレードの下位機として、EC-WR2が発売になりました。
バッテリー量は、1730mAhと若干少ないです。
自動運転では20分と先ほどの機種とあまり変わりませんが、強運転じに7分ですので、駆動時間は、25%ほど短いと言えます。
モーターのパワー・ヘッドは同じなので、吸引力自体は「同水準」とみて良いでしょう。

静音性は一方、本体部分の防振処理が一部省略になっています。
ヘッド部分は同じ工夫があるものの、その関係で、静音値は最大62dB(最小56dB)と、やや悪化します。それでも、この手のスティック式としては「静か」な方です。
ただ、ステーションも、遮音構造ですが、防振と排気音の低減の工夫がないですし、差はあります。
あとは、ヘッドのLEDライトがないのが目立つ程度の違いです。
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結論的にいえば、静音化の部分はシャープが力を入れる特長である点をふまえると、選ぶならば上位機でしょう。
ゴミステーション付のこのタイプが気に入った方ならば、新機種の型落ちならわりと安めに手に入りますので、そちらでしょうか。
次回に続く!
コードレス掃除機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、軽量なコードレスの掃除機の比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

2・軽量コードレス掃除機の比較 (2)
2-1:日立 〈日本〉
3・軽量コードレス掃除機の比較 (3)
3-1:パナソニック〈日本〉
4・軽量コードレス掃除機の比較 (4)
4-1:東芝〈日本〉
4-2:シャーク〈米国〉
5・軽量コードレス掃除機の比較 (5)
5-1:マキタ〈日本〉
6・軽量コードレス掃除機の比較 (6)
6-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
7・軽量コードレス掃除機の比較 (7)
7-1:ダイソン 〈英国〉
7-2:AQUA〈日本〉
7-3:他の企業〈各社〉
8・おすすめのコードレス掃除機【結論】
8-1:最終的なおすすめ製品の提案
続く、2回目記事(こちら)では、日立の販売する「軽量なコードレス掃除機」を追加で紹介します。
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
ひきつづき、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
