比較2019’【高画質で安い】4K液晶テレビ95機の性能とおすすめ(2)

2019年09月06日

比較2019’【高画質で安い】4K液晶テレビ95機の性能とおすすめ(2)

【今回レビューする内容】2019年 最新4Kテレビの性能とおすすめ・選び方:パナソニック ソニー編 40 42 43 49 50 55 65インチ

【比較する製品型番】ソニー ブラビア KJ-43X8000G KJ-49X8000G KJ-55X8000G KJ-65X8000G KJ-43X8500G KJ-49X8500G KJ-55X8550G KJ-65X8550G KJ-75X8550G KJ-43X8500F KJ-49X8500F KJ-55X8500F KJ-65X8500F KJ-49X9500G KJ-55X9500G KJ-49X9000F KJ-55X9000F KJ-65Z9F KJ-75Z9F パナソニック VIERA TH-43FX500 TH-49FX500T TH-43FX750 TH-49FX750 TH-55FX750 TH-43GX750 TH-49GX750 TH-43GX850 TH-49GX850 TH-55GX850 TH-43GX500 TH-49GX500

今回のお題
最新モデルの4K液晶テレビのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、2019年9月現在、最新の4K対応の液晶テレビの比較記事2回目です。

1・東芝・シャープの4Kテレビ
2・ソニー・パナソニックの4Kテレビ
3・LG・三菱の4Kテレビ

4・新興ブランドの激安4Kテレビ
5・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】

 前回の1回目記事に続いて、今回は、ソニー・パナソニックの4K液晶テレビを紹介していきます。

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 以下では、いつものように、各製品を比較したあと、最後に、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案する型式で書いていきます。

5・ソニーの4K液晶TVの比較

 つづいて、ソニーの4K液晶テレビの紹介です。

 ソニーは、バックライトの工夫で、画面の鮮やかさに優れた機種を多くラインナップします。


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 【2019年5月登場】

 【43インチ】

  29・ソニー ブラビア KJ-43X8000G   
    ¥90,863 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【49インチ】

  30・ソニー ブラビア KJ-49X8000G  
    ¥107,759 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【55インチ】

  31・ソニー ブラビア KJ-55X8000G  
    ¥147,455 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【65インチ】

  32・ソニー ブラビア KJ-65X8000G
    ¥206,988 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 X8000Gシリーズは、ソニーの「BRAVIA」の、2019年モデルの入門機です。

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 液晶パネルは、ソニーの場合、入門機から同社の「ブランド液晶」である、トリルミナスを採用します。

 正確には、パネルではなく、画像エンジンによる「広色域化技術」と、バックライトの制御技術を利用したものですが、一般的な液晶テレビよりも、色域と彩度の向上が見られます。

 ソニーは、テレビの作り方としては、「鮮やかさ重視」です。紀行番組などの自然描写はとくに得意です。

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 写真のように、通常に比べて発色が良いです。

 ハイビジョンの紀行番組などを見ると差が分かります

 とりわけの発色にこだわっているようで「鮮やかな画質」が好きな方にはおすすめできます。

 なお、色つけはメーカーごとに傾向があり、パナソニックや東芝が比較的ナチュラル志向とすれば、ソニーは「赤系が綺麗な色あざやかな」味付け、シャープは「黄系に強い色鮮やかな」味付けだと思います。

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 4Kチューナーは、こちらの機種については、搭載しません。

 そのため、BS/CS放送用の新4K放送には未対応です。

 ただし、HLGには対応するので、別売のチューナー機を買えば、高画質での再生は可能です。

 また、東芝と同じで、インターネット上の4K動画の再生や、地デジやBSなどを4K画質にアップコンバートする技術を持ちます。

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 HDR10技術は、搭載します。

 ただし、地デジなどをHDR画質へのアップコンバートする機能は未搭載です。

 倍速液晶も、未搭載です。

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 画像エンジンは、4K X-Reality PROを搭載します。

 これは、ソニーとしては一世代古いエンジンです。

 「高精細化」「ノイズ除去」は機能として持ちますが、出力や世代の関係で、HDRへのアップコンバートなどはできない、というレベルなので、やや古くさいとも言えます。

 録画機能は、対応です。

 こちらはWチューナー搭載なので裏番組録画が可能です。スマホアプリ経由での録画にも対応します。

 番組表は、下位機種同様に使いやすい仕様です

 無線LANも、内蔵です。

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 映像配信サービスは、ソニーの場合、Android TVを搭載します。

 そのため、4Kコンテンツを含むNetflixやDAZNを含めて好きなアプリをGoogle Playからダウンロードしインストールできます。

 そのため、「スマートTV」としては、東芝より非常に高度です。

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 スピーカーの音質は、ソニーの場合、音響メーカーらしく、下位機種から力を入れています。

 以前紹介したウォークマンなどの音楽機器にも使われている、音質のアップコンバート技術であるDSEEに対応します。入力ソースの音質が高解像度にするため、他社より音質は上位だと思います。

 ただし、出力は20Wで背面タイプのバスレフ型スピーカーですから、スピーカー性能自体は、東芝の下位機種と同等性能でしょう。

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 音声アシスタントサービスは、ソニーの場合、TV自体でAI(Googleアシスタント)を呼び出せるので、GoogleHomeなど【別売のスマートスピーカー】なしで、音声によるテレビ操作が可能です。

 ただし、呼び出せるには、リモコンのGoogleボタンを押した際だけです。

 これにより、音声でボリュームやオンオフの調整、または、ネット経由での天気予報などの情報検索に対応できます。

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 以上、ソニーの8000Gシリーズの紹介でした。

 最新機にもかかわらず、、BS/CS放送用の新4K放送には未対応である点がネックです。

 また、ソニーのトリルミナス技術は、パネルとエンジン処理で複合的に表現する技術であることをふまえても、同社から選ぶ場合、もう少し上のグレードの方が良いでしょう。


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 【2019年6月登場】【新4K衛星放送対応機】

 【43インチ】

  33・ソニー ブラビア KJ-43X8500G   
    ¥114,500 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【49インチ】

  34・ソニー ブラビア KJ-49X8500G
    ¥124,913 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【55インチ】

  35・ソニー ブラビア KJ-55X8550G
    ¥158,216 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【65インチ】

  36・ソニー ブラビア KJ-65X8550G
    ¥229,881 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【75インチ】

  37・ソニー ブラビア KJ-75X8550G
    ¥354,121 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:付属

 X8500Gシリーズは、ソニーの「BRAVIA」の2019年モデルの中級機です。

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 液晶パネルは、ソニーの場合、入門機と同じでトリルミナスを採用します。

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 4Kチューナーは、ソニーの場合、このグレードから搭載です。

 東芝と同じくダブルチューナーで、裏番組の録画にも対応できます。

 一方、インターネット上の4K動画の再生や、地デジやBSなどを4K画質にアップコンバートする技術は、この機種も搭載します。

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 HDR10技術は、この機種も搭載します。

 その上で、下位機種と異なり、HDR画質へのアップコンバートに対応します。他社の上位機なみの水準でしょう。

 倍速液晶は、モーションフローXR240が搭載です。

 東芝の最上位機同様に、倍速パネルを採用します。

 その上で、バックライト制御により「4倍速液晶相当」ですので、2倍速の他社よりも、動きのあるスポーツなどの映像により強い仕様です。

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 画像エンジンは、このグレード以上は、最新のHDRX1プロセッサを搭載します。

 先述のHDRアップコンバートに対応できたのは、この新型プロセッサのおかげです。

 そのほかにも、下位機種同様に、入力する画像に合わせて、ノイズを軽減したり、伝送の際にロスした画像情報を「高精細化処理」して、テレビ画像を最適化させて、より見やすくできます。

 録画機能は、対応です。

 こちらはWチューナー搭載なので裏番組録画が可能です。スマホアプリ経由での録画にも対応します。

 番組表は、下位機種同様に使いやすい仕様です

 無線LANも、内蔵です。

 201710271820.jpg

 映像配信サービスは、ソニーの場合、Android TVを搭載します。

 そのため、4Kコンテンツを含む好きなアプリをGoogle Playからダウンロードしインストールできます。「スマートTV」としては、非常に高度です。

 201905311238.jpg

 スピーカーの音質は、基本的には下位機種と同じです。

 さらに、55インチ以上のX8550Gシリーズに限っては、アコースティック マルチ オーディオに対応します。

 ソニーの最上位機は、画面自体をスピーカーにした「アコースティック サーフェス オーディオプラス」という技術を持ちます。

 この機種は、その技術を応用したもので通常下部にあるスピーカーの一部を上部に設置することで、音の定位感の上昇を狙う技術です。

 ただ、総合20Wの2ウェイ4スピーカーですので、音圧と迫力の面では、東芝の上位機に負けるでしょう。

 音声アシスタントサービスは、下位機種同様に搭載です。

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 そのほか、一部のボタンについて、赤外線だけではなく、無線伝送方式にすることで、「TVの方向にリモコンを向けなくても操作できる」ようになっています。

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 以上、ソニーの8500Gシリーズの紹介でした。

 新4K放送チューナーのほか、優れたネットコンテンツ視聴機能を搭載する上で、高級パネル・HDR10・倍速液晶を搭載する機種です。

 価格も安いので、メーカーで「指名買い」するならば、この機種をオススメします。

ーーー

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 【2018年6月登場】

 【43インチ】

  38・ソニー ブラビア KJ-43X8500F  
    ¥90,200 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【49インチ】

  39・ソニー ブラビア KJ-49X8500F
    ¥104,700 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【55インチ】

  40・ソニー ブラビア KJ-55X8500F
    ¥158,777 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【65インチ】【75インチ】【85インチ】

   41・ソニー ブラビア KJ-65X8500F
    ¥265,706 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 なお、この機種については、2018年モデルとなるX8500Fシリーズの在庫が多少残っています。 

 X8500Gシリーズと比較する場合、新4K放送用のチューナーが未搭載となります。

 あとは、リモコンが赤外線発信のみ対応である点と、若干のUIが相違するだけの違いです。

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 結論的にいえば、高級パネル・HDR10・倍速液晶を搭載する点では、新機種と同じであるため、価格を重視して、この機種を選ぶのは「あり」でしょう。


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 【2019年6月発売】【新4K衛星放送対応機】

 【49インチ】

  42・ソニー ブラビア KJ-49X9500G   
    ¥154,139 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【55インチ】

  43・ソニー ブラビア KJ-55X9500G   
    ¥190,470 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【65インチ】

  44・ソニー ブラビア KJ-65X9500G
    ¥290,000 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【75インチ】

  45・ソニー ブラビア KJ-75X9500G   
    ¥478,578 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【85インチ】

  46・ソニー ブラビア KJ-85X9500G   
    ¥478,578 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:付属

 X9500Gシリーズは、ソニーの最新「BRAVIA」のうち、20万以内で買える製品がある機種では、最も上位となる機種です。

 こちらは性能的に、下位機種と多くの点で「被る」ので、X8500Gシリーズと異なる点だけを確認しておきましょう。

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 第1に、バックライトです。

 下位機種はエッジ式でしたが、こちらは、細かいコントラストの調整ができる直下型LED配置となります。

 さらに、部分駆動に対応し、きめの細かいエリアコントロールができます。明暗がハッキリ付く点で、「高級テレビ」としての特長をより増しています。

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 また、75インチ以上の機種に限っては、X-Wide Angleという、視野角の向上技術が利用されます。

 トリルミナス式の「進化形」といえ、LEDライトの光の拡散性を高めることで、大画面に必要な視野角をより向上させたようです。

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 第2に、倍速液晶です。

 バックパネル制御を利用した「4倍速相当」である点は、下位機と同じです。

 しかし、この機種の場合、部分駆動制御ができるため、利用時に画面が暗くなりにくい特性があります。

 そのため、X-Motion Clarity機能と下位機種と名前を変えています。

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 第3に、画像エンジンです。

 こちらは、ソニーの独自技術である、X-tended Dynamic Range PROが採用されます。

 先述の部分駆動と連動し、暗部に使うはずの電流を明部に利用することで、コントラスト比をさらに上げています。

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 一方、この機種は、下位機種に見られた「高精細化」「ノイズ除去」処理に加えて、東芝同様に「超解像度技術」を搭載するとの言及があります。

 ノイズ除去と組み合わされた「デュアルデータベース分析」という機能名です。

 ただ、こちらについては、前後のフレームまで解析する「フレーム間処理」ではなく、1フレーム(静止画)だけ見て解析する「フレーム内処理」に止まります。

 もちろん、機能としてあった方が良いですが、はあります。

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 以上3点が主な違いです。

 なかでも、直下型配置エリア制御に対応した点は、画質的に大きな魅力です。実売価格は高いですが、「高級テレビ」として、その高コントラスト比は十分に価格に見合う性能と言えます。

 スピーカーの部分は、下位機種と同じ構成です。つまり、55インチ以上のみ、音の定位感が高いアコースティック マルチ オーディオに対応となります。

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 【2018年】

 【49インチ】

  47・ソニー ブラビア KJ-49X9000F  
    ¥119,000 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【55インチ】

  48・ソニー ブラビア KJ-55X9000F  
    ¥155,544 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 なお、この機種も、2018年発売の旧機種にあたるX9000Fシリーズの在庫があります。

 新機種に比べると、新4K放送チューナーが内蔵されない点が大きな違いです。

 ただ、直下型LEDの採用をはじめ、画質にかかわる部分では同じなので、新機種の登場で値段の下がっている現在は、かなりお買い得感が高いです。


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 【2018年】

 【65インチ】

  49・ソニー ブラビア KJ-65Z9F
    ¥368,000 楽天市場 (9/5執筆時)

 【75インチ】

  50・ソニー ブラビア KJ-75Z9F
    ¥645,840 楽天市場 (9/5執筆時)

モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 Z9Fシリーズは、2018年末にソニーが追加販売した「液晶テレビの最高峰モデル」です。

 液晶方式としては同社の最上位機であり、フラッグシップ機です。

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 液晶パネルは、ただし、下位機種と同じ、同社の「ブランド液晶」であるトリルミナスを採用しています。

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 画像処理は、さすがに「フラッグシップ機」らしく、X1 Ultimateという新しいプロセッサの力で、下位機種にない機能が多く搭載します。

 例えば、X-tended Dynamic Range PROをより高度にして、最大輝度を2倍(×12)にしています。

 さらに、「超解像度技術」の部分を、「オブジェクト型超解像に強化しています。

 下位機種と同じく「フレーム内処理」ではあるものの、画面内のより細かい要素に分解して処理するため、徹底度が上昇しています。

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 音声アシスタントサービスは、一方、この機種はハンズフリー対応です。

 リモコンを利用せず、声だけでボリュームや電源操作を完了できます。この点では、下位機種より便利です。

 その他の部分は、下位機種に準じます。

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 以上、Z9Fシリーズの紹介でした。

 新しいプロセッサの力を借り、画像処理の部分で新技術を導入している点が光ります。この部分は東芝が従来強かったのですが、この機種に限っては、ソニーも相当力強い進歩を感じます。

 ただ、問題は値段新4K放送チューナーが付属しない点でしょう。

 なお、ソニーは【有機ELテレビの比較記事】で紹介した機種が「実際はフラッグシップ機」です。スピーカーなど良いものを搭載していることからも、(予算を考えず)選ぶならばそちら(A9Fシリーズ)かなと感じます。

6・パナソニックの4K液晶TVの比較

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 続いて、パナソニックの4K液晶テレビの紹介です。


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 【2019年7月】【新4K衛星放送対応機】

 【43インチ】

  51・パナソニック TH-43GX500
   ¥82,697 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【49インチ】

  52・パナソニック TH-49GX500
   ¥95,790 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【2019年1月】

 【43インチ】

  53・パナソニック TH-43FX500
   ¥59,990 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【49インチ】

  54・パナソニック TH-49FX500
   ¥69,990 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターパネル:IPS(RGBW)
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:なし
コンバート;4K
BS/CS 4K用チューナー:付属機あり

 FX600シリーズGX600シリーズは、パナソニックの4KテレビVIERA では最も安価な「入門機」となります。

 同社は、高性能なテレビもありますが、こちらは、「激安液晶ブランド」と対抗するための「激安入門モデル」の位置づけです。

 画面サイズは、43インチ・49インチがあります。

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 液晶パネルは、いずれもIPS液晶を採用します。

 テレビの場合、最上位機種には、各社とも上位ラインの「ブランド液晶」に、VA液晶を採用する場合が多いです。

 VA液晶は、コントラストがあげやすく、メリハリが付けやすい特性あるからです。

 ただ、10万円前後の製品で、メーカー固有の「ブランド名」が付いていない普通の液晶パネルについては、VAより「IPS液晶のほうが視認性が良い」と言えます。

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 ただし、注意点があります。

 それは、この機種の場合、IPS液晶といっても、色の三原色に白を加えた4色パネル(RGBW型)である点です。

 ここ数年で出現した廉価製品のIPSとなります。

 したがって、「黒の締まりの良さ」はさほどレベルが高くないです。

 バックライトは、エッジ型です。

 前編でも出てきましたが、エッジ型は、直下型に比べると、本体が薄くできる一方で、明暗の差を出すのが苦手です。お買得なので、価格的に仕方のない部分です。

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 4Kチューナーは、後発のGX600シリーズについては付属します。

 ただし、他社機と比較する場合、チューナー数が1つで裏番組も録画ができない仕様なのは、注意点です。

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 HDR10技術は、このグレードでも採用があります。

 ただし、通常画像のHDR画像へのアップコンバートは非対応です。パナソニックの場合、入門機には省略されるようです。

 倍速液晶も、こちらには、搭載されません

 倍速液晶は、先ほども説明しましたが、映像のコマのフレームとフレームの間を補完して、残像感を軽減させる技術です。

 対応しないモデルは、スポーツなどの動きのある映像に弱いと言えます。反面、紀行番組やドラマなど、動きのない番組については、あまり重要ではありません。

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 画像エンジンは、注意が必要です。

 この機種は、特別な名前のエンジンを搭載しないからです。

 そのため、「高精細化」「ノイズ除去」にかんして、「パナソニック水準」とは必ずしも言えません

 4Kテレビは、解像度が高いため、地デジなど解像度が4Kの水準に及ばない映像を拡大して表示しています。

 例えるならば、画素の低いカメラで撮ったスナップ写真を、A3サイズまで引き延ばして投影しているようなものです。そのため、画質を適切にアップコンバートして、画像のアラを取り除く画像エンジンの性能がものを言うところがあります。

 その点、この機種については、やや残念感があります。

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 【1TBモデル】

 ・バッファロー HDV-SQ1.0U3/VC
  ¥13,000 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)

 録画機能は、備わっています。

 USB外付ハードディスクを購入した場合、そこに録画できる機能を備えています。裏番組録画に対応し、見ている番組の他、1つの裏番組の録画が可能です。

 録画時間は通常のハードディスクを使用した場合は、2TBで約241時間の録画ができる計算です。

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 番組表は、Panasonicの場合、多少課題です。

 番組表のメイン画面の視認性やフォントの見やすさの点では、無理に押し込んだ感じがあり、大手ではイマイチなところもあります。

 ただ、操作性は良いですし、便利機能を含めた実用度はさすがに高く総合力は高いです。

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 無線LANも、搭載です。

 また、パナソニックがブルーレイなどで採用する「外からどこでもスマホで視聴」に対応します。

 放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます。予約も可能ですね。

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 映像配信サービスは、パナソニックの場合、同社のスマートTVアプリを利用します。

 DAZN・Netflix・Amazonビデオ・ひかりTV・YouTube・dTV・アクトビラ・HULU・ツタヤTVなど、日本でサービスインしている動画サービスはソニー並みに網羅されます。

 この点で不満を感じる方は少ないでしょう。

 YouTubeをはじめ、Netflix dTV DAZN ひかりTVなどメジャーなサービスは全て対応です。契約があれば、PCなどの介在なしで自由に見れます。

 NetflixやひかりTVなどの4K配信にも対応するため、TVの実力を手軽に確かめられるでしょう。

 スピーカーの音質は、他社同様の20Wで、あまり工夫がないです。

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 音声アシスタントサービスは、未搭載です。

 TVの音声によるON/OFF操作などを希望する場合は、【スマート学習リモコンの比較記事】で紹介したような、別の機器が必要です。

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 以上、パナソニックの4Kテレビ、FX500シリーズの紹介でした。

 日本メーカー製では格安な機種です。ただ、激安モデルとして見た場合、「RGBW」仕様のIPSパネル、超解像技術・倍速液晶・HDRアップコンバートの不採用と、画質面で重要な部分で秀でた部分が少ないです。

 日本ブランドである点と、値段を重視する場合以外は、あまり選択肢とはならなそうな製品です。


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 【2018年1月】【後継機あり】

 【43インチ】

   55・パナソニック TH-43FX750
   ¥86,184 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【49インチ】

  56・パナソニック TH-49FX750
   ¥118,670 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【55インチ】

  57・パナソニック TH-55FX750
   ¥149,990 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型+Wエリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 こちらは、パナソニックの4Kテレビ、VIERA 4KFX750シリーズです。

 なお、これらの機種には後継機としてGX750シリーズが登場していますが、ある部分「改悪」されたところがあるため、(在庫がまだある)こちらを先に紹介します。

 画面サイズは、43・49・55インチから選択可能です。

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 液晶パネルは、視野角が広く、高品質なIPS液晶です。

 下位機種と異なり、従来通りのRGBカラーの高品質IPSです。

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 バックライトは、こちらも、エッジ型です。

 ただし、こちらはエリア制御(グローバルディミング)に対応します。より正確には、より細かいエリアコントラスト制御ができるWエリア制御に対応です。

 これにより、バックライトの輝度を部分部分で制御できるため、本体の薄さをキープしつつ、直下型に比べての難点(色ムラ)をある程度克服できています。

 4Kチューナーは、この機種は未搭載です。

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 HDR10技術は、こちらも、対応するモデルです。

 また、「高輝度対応色補正処理/適応型色補正」という名称ですが、事実上のHDR画質へのアップコンバート的機能もこのグレードから備えいます。

 したがって、通常画質のTVについても、画像のクオリティが上がります。

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 画像エンジンは、4Kファインリマスターエンジンを搭載します。

 機能としては、「高精細化」「ノイズ除去」機能を持ちますが、「超解像度技術」については、明確な言及はないです。

 しかし、同社の画像処理技術の総称としての「ヘキサクロマドライブ」の機能として使われている可能性はあります。ただし、東芝のような、高度なフレーム間解析ではないです。

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 一方、パナソニックが強調するのは、ソニー・シャープ同様に「広色域化技術」です。

 色再現性に力を入れています。とくに、HDRに重要な輝度の適正化は、信頼性が高いです。

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 倍速液晶は、倍速表示/クリアモーションを搭載し、他社的な表現では、4倍速相当で対応します。

 録画機能も搭載です。この機種の場合、見ている番組以外に2つの番組が同時録画できる仕様です。こちらも、ダビング10に対応です。

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 番組表は、下位機種と同じです。

 映像配信サービスは、こちらも、同社のスマートTVアプリを利用できます。4Kコンテンツを含めて充実度は高いです。

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 無線LANも、搭載です。

 また、下位機種と同じで、「外からどこでもスマホで視聴」に対応します。

 放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます。予約も可能です。

 スピーカーの音質は、下位機種と同じで、総計30Wとアンプが高出力で、基本スペックが高いです。

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 以上、パナソニックFX750の紹介でした。

 ヘキサクロマドライブによる彩度などの補整が魅力です。

 パナソニックの場合、色の三原色について全体的にナチュラルな補整なので、IPS液晶の採用とあいまって、目が疲れにくいと思います。

 また、倍速液晶を搭載し、下位機種よりもスポーツなどの動きに強く、高輝度対応色補正処理液晶の高度なバックライト制御で陰影のコントラストがはっきり出ます。

 この点で、紀行番組や映画などにも強いといえる製品です。

 一方、難点は、昨年モデルであるゆえに、新4K放送用のチューナーが別売となる点でしょう。現在の水準だと、やや陳腐化しているため、「確実に不要」でないならば、上位機を選んだ方がよいです。

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 【2019年1月発売】【新4K衛星放送対応機】

 【43インチ】

  58・パナソニック TH-43GX750
   ¥107,000 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【49インチ】

  59・パナソニック TH-49GX750
   ¥111,595 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:付属

 なお、先述のように、GX750シリーズという後継型番が登場しています。

 こちらは、先ほどと異なり新4K衛星放送対応機です。

 201902181237.jpg

 しかし、高画質化回路のヘキサクロマドライブが未搭載で、かつ、バックライトのエリア制御をせず、エリアコントラスト制御のみと「改悪」されました。

 さらに、適応型色補正はなされますが、HDRへのアップコンバート(リマスター)は、2019年モデルについては、次に紹介する上位機以上に搭載となりました。

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 新4K衛星放送対応機として、他社と価格的競争力を持たせるためのやむを得ない措置と思いますが、新旧機種を選ぶにあたっては注意が必要です。


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 【2019年1月】【新4K衛星放送対応機】

 【43インチ】

  60・パナソニック TH-43GX850
   ¥113,750 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【49インチ】

  61・パナソニック TH-49GX850
   ¥155,393 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【55インチ】

  62・パナソニック TH-55GX850
   ¥174,614 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【65インチ】

  63・パナソニック TH-65GX850
   ¥299,225 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型+Wエリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:付属

 こちらは、パナソニックの4Kテレビ、VIERA 4KGX850シリーズです。

 液晶テレビのカテゴリーでは、2019年モデルで最上位の製品で、新4K衛星放送対応機となります。

 画面サイズは、43・49・55・65インチから選択可能です。

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 液晶パネルは、視野角が広く、高品質なIPS液晶です。

 201902181304.jpg

 バックライトは、こちらも、エッジ型です。

 さらに、2019年最新モデルに限っては、この機種が唯一バックライトのエリア制御に対応です。

 その上でエリアコントロール制御(プロ)にも対応するため、HDR10などのコンテンツにより向く仕様です。Panasonicは、Wエリア制御と呼んでいます。

 とくに、エリアコントロール制御は新型であり、実物を見ても、直下型に比するといえる品質を実現できています。

 コントラストがより鮮明です。

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 4Kチューナーは、この機種については付属します。

 ただし、東芝などと比較した場合、チューナー数が1つで裏番組も録画ができない仕様です。

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 HDR10技術は、こちらも対応するモデルです。

 この機種の場合、AI HDRリマスターという名前で、はっきりと通常画質のHDRへのアップコンバートを表明しています。

 Panasonicの場合、AI学習を使った変換アルゴリズムを売りにしています。既存技術の「言い換え」だと思いますが、精度の向上が見込めます。

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 画像エンジンは、素材解像度検出4Kファインリマスターエンジンを搭載します。

 明確な言及はないですが、ソニーのオブジェクト超解像のような手法で、フレーム内の高詳細化(高画質化)をなしています。

 したがって、地デジなどのソースの表現は、巧みでしょう。

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 一方、「広色域化技術」については、2019年モデルは、この機種のみヘキサクロマドライブに対応します。

 三次元カラーマネジメント回路で、発色を良くする技術で、デンキヤで「Panasonicのテレビの綺麗さ」を実感するのは、大程度、この部分が好影響しています。

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 倍速液晶は、倍速表示/クリアモーションを搭載し、他社的な表現では、4倍速相当で対応します。

 録画機能も搭載です。この機種の場合、見ている番組以外に2つの番組が同時録画できる仕様です。こちらも、ダビング10に対応です。

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 番組表は、下位機種と同じです。長細いメイン画面の視認性はイマイチながら、実際の利便性は高い、という傾向ですね。

 映像配信サービスは、こちらも、同社のスマートTVアプリを利用できます。

 4Kコンテンツを含めて充実度は高いです。

 無線LANも、搭載です。また、下位機種と同じで、「外からどこでもスマホで視聴」に対応します。

 放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます。予約も可能です。


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 スピーカーの音質は、下位機種と同じで、総計30Wとアンプが高出力で、基本スペックが高いです。

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 以上、パナソニックGX850の紹介でした。全体の総合性能は、他社の上位機と比するものがあり、十分です。

 現状では、ヘキサクロマドライブと4倍速相当の液晶を搭載する2018年旧モデルのFX750シリーズがあるので、コスパを優先するならそちらでしょう。

 ただ、そちらは4Kチューナーがないので、将来を見こして今選ぶならばこちらでしょう。とはいえ、チューナー数が他社より少ないのは、注意点です。

次回記事の予告
4K液晶TVのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、4Kに対応する40インチ以上の液晶テレビ紹介してきました。

 しかし、記事は、もう少しだけ「つづき」ます。

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1・東芝・シャープの4Kテレビ
2・ソニー・パナソニックの4Kテレビ
3・LG・三菱の4Kテレビ

4・新興ブランドの激安4Kテレビ
5・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】

 次回の第3回目の記事では、LGと三菱電機から発売されている4K液晶テレビを、4回目は、海外の激安4Kテレビを比較します。

1・映像の美しさ  ★★★★★
2・目の疲れにくさ ★★★★★  
3・音質の良さ   ★★★★★
4・ネット動画   ★★★★★
5・番組表     ★★★★★
6・総合評価    ★★★★★

 その上で、5回目の結論(こちら)で、ここまで紹介してきた全機種を対象に、上表のようなポイントから、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!について書きたいと思います。 

 引き続き、よろしくお願いします。

 第3回目の記事は→こちら

posted by Atlas at 13:13 | 映像機器

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