【今回レビューする内容】2024年 頑丈で焦げないフライパンの性能とおすすめ・選び方(ガス用・IH兼用)テフロンフッ素加工・鉄・取って付きフライパン
【比較する製品名】T-Fal エクスペリエンス+ フレーバーストーン 北陸アルミ センレンキャスト IHハイキャストプレミアム センレンキャストFAN Vita Craft ソフィアII フライパン パール金属 軽いねストロングマーブル ブルーダイヤモンドコート スーパーブルーマーブル 軽いね エバークック evercookα 京セラ セラブリッドフライパン Fissler アダマント クラシック コンフォート プレミアム turk(ターク) クラシックフライパン 遠藤商事 ビタクラフト スーパー鉄フライパン マイヤー ヘスタン ナノボンド バーミキュラ FP24-OK FP24-WN FP26-OK FP26-WN PENTA 王様フライパン サーモス デュラブルシリーズ KFM-026 プラズマ超硬質コート KFC-026 MDB Ballarini バッラリーニ フェラーラ 75001-783 75001-782 75001-781 75001-780 5001-778 サリーナ 75002-808 75002-820 75002-823 和平フレイズ 燕三条 鉄 フライパン 中華鍋 enzo EN-012 ほか
今回のお題
焦げ付かずに丈夫なフライパンのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2024年11月現在、最新のフライパンの比較です。
基本となる「耐久性」を重視しながら、お手入れの容易さなどを視野にいれつつ各機をみていきます。
また、フッ素加工のフライパンについては「すべりの良さ」を、鉄製・セラミック製フライパンは、熱伝導性などについても解説するつもりです。
1・フライパンの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:T-Fal〈仏国〉
1-3:フレーバーストーン〈加国〉
1-4:北陸アルミ〈日本〉
1-5:ビタクラフト〈米国〉
2・フライパンの比較 (2)
2-1:パール金属〈日本〉
2-2:エバークック〈日本〉
2-3:サーモス〈日本〉
2-4:Ballarini〈イタリア〉
2-5:王様フライパン〈日本〉
2-6:京セラ〈日本〉
2-7:フィスラー〈ドイツ〉
3・フライパンの比較 (3)
3-1:ターク〈ドイツ〉
3-2:マイヤー〈米国〉
3-3:バーミキュラほか〈日本〉
3-4:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめに、フライパンの「選び方の基本」を説明します。
その上で、T-Falほか各社が出すアルミ製フライパン(=フッ素加工パン)をメーカー順に比較していきます。
そのあと、若干「特殊ジャンル」といえる、京セラとフィスラーのセラミックパン及び、ターク・マイヤ・バーミキュラなどの鉄製のフライパンをみていきます。
コーティング品質 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
お手入れしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ製品!を提案していきます。
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一方、一点だけ「お願い」です。
1・インジニオ・ネオのセット【T-Fal】
2・取っ手の取れるフライパン【全社】
このブログでは、各社から発売される、人気の「ハンドル部分が取れる」フライパンのセットは、別記事での扱いです。
これらは、ランク・グレードのラインナップ構成が「特殊」のため、今回の記事とは「完全に別の記事」として紹介しています。
恐れ入りますが、上記の3つのリンク記事をご覧ください。
よろしくお願いします。
1-1・フライパンの選び方の基本!
はじめに、自分に最もあったフライパンを探す際の「選び方の基本」を書いて置きます。
フライパンを選ぶ場合、何よりも大事なのは、「基材の特長と欠点」を理解することです。
上表のように、「フッ素加工のパン」・「セラミックパン」・「鉄製フライパン」と素材で分類できます。
はじめに、その特長と欠点を紹介していきます。
1・フッ素加工のフライパン
第1に、フッ素加工のフライパンです。
誰でも知っている日本で最も普及しているタイプです。
材質は、アルミ(アルミ合金)をベースに、その上に、フッ素などを多層コーティングしたものです。
これにより、フライパンのすべりと耐久力をよくする加工をなしています。油をさほど引かずに料理が可能であり、ダイエット向きです。
安いものだと1000円程度から、高級品だと1万円近いものもあります。
耐久性は、製品によって異なります。
とくにコーティングの材質と層の多さが重要で、この点で優れるものは、5年以上保ちます。
一方、金属のフライ返しなども使えますが、長く使いたい場合は、プラスチック系が良いでしょう。
なお、多くの国内メーカーは、耐摩耗性試験「50万回クリア」などという宣伝をします。
ただ、「JISの計測の耐摩耗性試験」の数値は、機械でひたすら削り、本体の「アルミベースが露出するまでの時間」です。
ふつう、そこまでは使えばすべりが取れるので「使えるけど、使いたくない」状態です。
正直、重要なのはフィニッシュ層近くのコーティングの質(すべりの持続性)であり、数値としてほぼ意味がないなので、今回はあまり重視して比較していません。
重さは、他の方式に比べて、比較的軽量です。
軽量性ゆえに、この素材を選ぶ人も多いと言えます。
2・セラミックのフライパン
第2に、セラミック加工のフライパンです。
材質は、こちらもアルミ等の金属をベースにします。
その点では「アルミパン」の仲間ですが、その上に、硬質セラミックやカーボンを塗布して層にした製品です。
こうしたものを一般的に「セラミックパン」と呼びます。
フッ素加工のフライパンは、熱伝導率の関係で、お肉など「こんがり、クリスピーに」焼き上げる緒が不得意です。
しかし、セラミック加工のフライパンは、その弱点をカバーしており、焼き目を付ける料理が得意です。
他方、フッ素加工のフライパンと比較すると、強火で焦げ付きやすく、汚れ落としがやや面倒で、ひき油が多めに必要という難点があります。
とくに、強火での継続過熱、油をひかない状況での利用は、焦げ付くので(事実上)無理と考えてください。
フッ素系のフライパンも、トップコートの傷みを防ぐため、各者とも「中火推奨」としています。ただ、実際強火で使っても、そこまで「くっつく」わけではないのは、皆さんもご存じの通りです。
こうした点から言えば、セラミックは、どちらかといえば「お肉専用・目玉焼き専用」などとして、サブセットとして揃えるのに向いた製品だと思います。
耐久性は、こちらも製品によって異なります。
ただし、コーティングはフッ素加工よりも強靱なので、金属ヘラなどを利用してもそれなりに長く保つでしょう。
重さは、製品によります。
ただし、最軽量はフッ素のフライパンです。
3・鉄製のフライパン
第3に、鉄製フライパンです。
鉄製フライパンは、「クロウト」に非常に人気があります。
材質は、もちろん鉄製です。
コーティングは、例外はありますが、高級機は基本なされません。
そのため、調理には多めの油が必要で、調理後には洗剤を使わず手入れし、さらに、その後に油を引く必要があります。
セラミック製品同様に、熱伝導率が高いフライパンですが、手入れには根気がいります。
耐久性は、ここまで紹介した製品に比べると長く、大抵が「一生使える」強度です。
とくに、鍛鉄成形の一体型の高級モデルは、溶接による継ぎ目が無いので、大事に使えば何世代も保つでしょう。
重さは、製品によります。鍛造技術を駆使して、相当に薄く軽量化した製品もありますが、平均値でいえば、重めです。
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以上、「フライパンの選び方の基本」でした。
あとは、フライパンのサイズです。
この部分は、皆さんの料理スタイルの「こだわり」もあるでしょうから、自由で良いです。
あえて、Atlas自身の好みを言えば、上表の通りです。油の飛び散りが嫌いなので、炒め物は、ウォックパンを利用する場合が多いです。
Atlasは、あまり大量には作らないので、26cmを使っていますが、人数の多いご家庭は、ウォックパンについて28cmあっても良いかと思い、以上の「おすすめ」にしました。
1-2・T-Falのフッ素加工パン
というわけで、比較をはじめます。
はじめに、T-Falのフライパンです。
後述するセラミック採用の例外もありますが、同社の場合、ほぼ全ての製品がアルミ基材のフッ素加工フライパンです。
同社の製品は、ほぼ全ての製品でフライパンの真ん中に印があります。これは、十分に鍋が暖まると中心の印が消える「おしらせマーク」となります。
フッ素加工のフライパンは強火で使いすぎると痛みが早いので、わりと重宝します。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思うポイントを青字で記していきます。
【2021年発売】
【26cmフライパン】〈 24 28cmもあり〉
1 ・T-Fal ハードチタニウム・インテンス
1 ・T-Fal ロイヤルブルー・インテンス
¥3,501 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
【28cmウォックパン(炒め用の深め)】
2 ・T-Fal ハードチタニウム・インテンス
2 ・T-Fal ロイヤルブルー・インテンス
¥3,573 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
【20cmミニフライパン】
3 ・T-Fal ハードチタニウム・インテンス
3 ・T-Fal ロイヤルブルー・インテンス
¥2,400 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:732グラム(26cm)
コーティング:チタン5層
IHヒーター:
ハードチタニウム・インテンスと ロイヤルブルー・インテンスは、ガス火用のスタンダードモデルです。
また「ヴィンテージボルドー・インテンス」という赤茶系の限定色もあります。ただ、アウトレットなどにあるT-Fal直営店限定の企画商品で、ネットでは売られません。
タイプは、ガス火専用です。
IHヒーターでは使えないタイプです。
・ハードチタニウム・インテンス
20cm D51902 24cm D51904
26cm D51905 28cm D51906
28cmウォックパン D51919
・ロイヤルブルー・インテンス
20cm D52102 24cm D52104
26cm D52105 28cm D52106
22cmディープパン D52183
26cmディープパン D52185
28cmウォックパン D52119
エッグロースター D52118
サイズは、5サイズの展開です。
冒頭で「おすすめ」にした、「3つのサイズ」は、両色とも網羅します。
ただ、商品展開数が多いのは、ロイヤルブルー・インテンスです。
各サイズとも、ウォックパンほか、深めの「ディープパン系」が用意されます。
コーティングは、同社5位のチタンインテンスです。
最新モデルでは「ガス火専用では最高峰」で、チタンの2倍の耐久性です。
技術的には、2層目のトップコートを改良した結果です。構造は4層になるのですが、表面近くの強化は、最初の「すべりの持続性」に大きく関わるので、この順位です。
重さは、標準的な26cmのフライパンで732gです。
本機は、IHヒーターに対応できない機種なので、底部にステンレスの張り地が不要です。そのため、この重さが実現できています。
外装は、エナメル(琺瑯)仕上げです。
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以上、T-falのハードチタニウム・インテンスなどの紹介でした。
コーティング面で下位機種よりも優秀ですが、重さは変わらないという優れた製品です。
なお、同社の場合これより上位機は、耐久性はアップしますが、「IH兼用」となるためやや重くなります。
そのため、(耐久性より)軽量性を特に重視して選びたいならば、このグレードは選択肢です。
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なお、ガス火用のT-Falのフライパンはほかにも何シリーズかあります。
以下、違いを確認しておきます。
【2021年発売】
【27cm】〈21 25 29cmあり〉
4・T-Fal マスタードブラック
¥2,280 楽天市場 (11/26執筆時)
【27cm】〈21 25 29cmあり〉
4 ・T-Fal マリーゴールドイエロー
¥2,280 楽天市場 (11/26執筆時)
【26cm】〈20 24 28cmあり〉
4 ・T-Fal クランベリーレッド
¥2,840 楽天市場 (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:767グラム(27cm)
コーティング:チタン4層
IHヒーター:
第1に、マスタードブラックなどです。
これらは、(専門店ではない)スーパーなどの日用品コーナーでよく見かける製品で、先ほどの機種の1グレード下位になります。
・T-Fal マスタードブラック
21cm B56003 25cm B56005
27cm B56006 29cm B56007
・T-Fal マリーゴールドイエロー
21cm B56103 25cm B56105
27cm B56106 29cm B56107
・T-Fal クランベリーレッド
20cm B55902 24cm B55904
26cm B55905 28cm B55906
22cmマルチパン B55975
26cmマルチパン B55977
28cmウォックパン B55919
カラフルで展開数も多いです。
なお、レッドだけは、フライパンの取っ手形状が上位機の形状に近い点で、この中では「プチ上位機」ともいえます。
ただ、全色ともコーティングが6位のチタンコーティングです。さほど値段差もないので、選択肢にしなくて良いかと思います。
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【26cm】〈20 24 28cmあり〉
5・T-fal グレーオーク・インテンス
¥6,050 楽天市場 (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:732グラム(26cm)
コーティング:チタン6層
IHヒーター:
20cm D51702 24cm D51704
26cm D51705 28cm D51706
エッグロースター D51718
第2に、グレーオーク・インテンスです。
百貨店など限定で、「ガス用のプレミアム」として売られる製品です。
サイズは、普通のフライパンが29〜28センチまでの展開です。
20cm-28cmで選択可能です。
いずれも浅めでウォックパン(中華鍋)タイプはないです。エッグロースターはあります。
コーティングは、本機も「チタン・インテンス」です。
その上で、外面に耐炎性の高い超硬度のシリカ系コーティングをなし、色ヤケを防ぎます。
性能面ではいうことはない製品ですが、限定流通で高いのがネックです。
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【2024年発売】
【26cm】D53405
6・T-fal ブラックミラー・インテンス フライパン 20cm
¥3,609 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
【20cm】D53402
6・T-fal ブラックミラー・インテンス フライパン 20cm
¥2,948 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:655グラム(26cm)
コーティング:チタン6層
IHヒーター:
第2に、ブラックミラー・インテンスです。
2024年に登場した新しい色のシリーズです。
コーティングは、本機も「チタン・インテンス」です。
インテンス系列として、若干形が異なる関係で少し軽いです。
深さは同じですし、それに伴う機能性は悪くなっていないように見えます。ただ、アルミベースの厚みなどの差は分かりません。
サイズは、2サイズのみの展開です。
外装は、通常ラインと同じ、光沢があるエナメルコートです。
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結論的にいえば、通常機より10%ほど軽いので、そこを評価する場合、選んでも良いかとは思います。
【2023年発売】
【26cmフライパン】〈 24cm 28cmもあり〉
7・T-Fal IHインスパイア・ジェットグレー
7・T-Fal IHチタンエクセレンス モカ
7・T-Fal IHエクセレンス バニラベージュ
¥3,364 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
【28cmウォックパン(炒め用の深め)】
8・T-Fal IHインスパイア・ジェットグレー
8・T-Fal IHチタンエクセレンス モカ
8・T-Fal IHエクセレンス バニラベージュ
¥4,245 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
【20cmミニフライパン】
9・T-Fal IHインスパイア・ジェットグレー
9・T-Fal IHチタンエクセレンス モカ
9・T-Fal IHエクセレンス バニラベージュ
¥3,300 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:1015グラム(26cm)
コーティング:チタン5層
IHヒーター: 対応
T-Fal IHインスパイア・ジェットグレーなどは、ティファールの中位機種です。
このグレードは、2021年にアップデートされ「IHココアブラウン」という機種が出ていました。そちらに変わり、2023年に色の変更があり、今は3色構成になっています。
タイプは、ガス火とIHヒーターの兼用となります。
・l IHインスパイア・ジェットグレー
20cm G30402 24cm G30404
26cm G30405 28cm G30406
28cmウォックパン G30419
・IHチタンエクセレンス モカ
20cm G17202 24cm G17204
26cm G17205 28cm G17206
28cmウォックパン G17219
・IHバニラベージュ
20cm G18202
26cm G18205
28cmウォックパン G18219
サイズは、上表のような展開です。
IHバニラベージュだけは、ネット限定でラインナップが少なめです。
ただ、便利な深型のウォックパン(中華鍋風)は、全ラインナップにあります。
コーティングは、同社4位の5層のチタンフォースです。
表面に近いフィニッシュ層が2層となるので、単純に耐久性が(チタンの)3倍というだけでなく、滑りやすさを含めた当初の品質の持続性も上です。
重さは、ただし、標準的な26cmのフライパンで1015gです。
先述のように、IHヒーターの兼用となう製品は、底面にステンレスの張り地があるので、30%ほど重量がかさましなります。
ただ、(アジアのように)重さがないとフライパンは振りにくい人もいますし、(欧米のように)そもそもフライパンをあまり振らない使い方なら、重さは過度に気にする必要はないかと思います。
「軽量じゃないとどうも駄目」という方以外は、あまり気にしなくてOKです。耐久性ほか、蓄熱性(加熱ムラ)の部分でも多少利点があるでしょうし。
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以上、T-Fal IHインスパイア・ジェットグレーなどの紹介でした。
コーティングのグレードと本体価格のバランスを考えると、格安でも性能が期待できる製品と言えます。
バランスも良いですし、重さもあまり気にしなくて良いでしょう。ただ、次に見るコーティンググレード上位の製品との値段差はみてください。
【2021年発売】
【26cmフライパン】〈24 28cmもあり〉
10・T-fal IHルージュ・アンリミテッド
10・T-fal IHハードチタニウム・アンリミテッド
¥3,836 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
【28cmウォックパン】
11・T-fal IHルージュ・アンリミテッド
11・T-fal IHハードチタニウム・アンリミテッド
¥4,436 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
12・T-fal IHルージュ・アンリミテッド
12・T-fal IHハードチタニウム・アンリミテッド
¥3,391 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:1159グラム(26cm)
コーティング:チタン5層
IHヒーター: 対応
IHルージュ・アンリミテッドとIHハードチタニウム・アンリミテッドは、市販品ではT-Falの最上位機です。
こちらも2021年にアップデートされました。旧来の「IH ハードチタニウム・プラス」と「IHルビーエクセレンス」の後継品です。
なお、このグレードも、アウトレットなどにあるT-Fal直営店限定の色目が2種類あります。
IHカフェノワール・アンリミテッドとIHローズ・アンリミテッドの2種類ですが、後者は多少明るく、汚れやすいかなと思います。
こだわる方向けでしょう。
タイプは、本機も、ガス火とIHヒーターの兼用です。
IHルージュ・アンリミテッド
20cm G26202
26cm G26205 28cm G26206
22cmマルチパン G26275
26cmマルチパン G26277
28cmウォックパン G26219
エッグロースター G61018
IHハードチタニウム・アンリミテッド
20cm G26502 24cm G26504
26cm G26505 28cm G26506
28cmウォックパン G26519
サイズは、普通のフライパンが21〜28センチまでの展開です。
そのほか、下位機種でも見た、注ぎ口がある「マルチパン」、深い「ウォックパン」などがあります。
充実するのは、IHルージュ・アンリミテッドのほうですが、普通のフライパン構成はIHハードチタニウム・アンリミテッドが充実します。
コーティングは、同社1位の5層のチタンアンリミテッドです。
チタンフォースと比較すると、こちらは、フィニッシュ層の1層目に、「ハードクリスタル素材」を採用します。
そのため、標準の「チタン」コーティングの比で6倍の耐久性とのことです。
なお改良前の最上位機は、現状同社2位の「チタンエクセレンス」でした。
こちらは、6層コートですので、単純に層は多いのですが、表層に近いフィニッシュ層(1層)の改良をなした新方式のほうが、耐久性評価は高いです。
JIS基準の評価試験や、雑誌でたまに見る「機械で無理に削るような実験結果」は知りません。ただ、普通に使う分にはそのようにいえるでしょう。
重さは、こちらは、26センチのフライパンで1159gと重さがある製品です。
頑丈さと重さはバーターですし、仕方ないでしょう。
ただ、個人的にこの重さ以上のパンも使っていますが、T-Falはバランスが良いので不便は感じません。
重くないフライパンは振れないという方もいますし、例えば、26センチの鉄製のフライパンは1.4kgほどあることをふまえれても、こちらが極度に重いわけでもありません。
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以上、IHルージュ・アンリミテッドとIHハードチタニウム・アンリミテッドの紹介でした。
耐久性を最も重視して考える場合、こちらのモデルが、フッ素加工では「最強に頑丈」と言って良いでしょう。
ある程度高くても、耐久性のあるフライパンを使いたい方はこの機種がオススメです。
【2021年発売】
【26cm】〈20 24cmあり〉
13・T-fal オプティスペース IHステンレス
¥3,464 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:1215グラム(26cm)
コーティング:チタン4層
IHヒーター: 対応
オプティスペース IHステンレスは、T-Falの製品としては、少し特殊な製品です。
タイプは、本機も、IH対応です。
ただ、鍋が重ねて収納できるようになっているのが特長です。
一方、その用途に堪えるため、取っ手が使い勝手や耐久性を優先した形状とは必ずしも言えない部分はあります。
実際、両立できるならば、他のシリーズもそのようしているでしょう。
・オプティスペース IHステンレス
20cm(G72902)24cm(G72904)
26cm(G72905)
サイズは、フライパンだけでいえば、以上の展開です。
コーティングは、4層のチタンインテンスです。
この部分だけでいえば「イマイチ」といわざるを得ないでしょう。
重さは、26センチのフライパンで1215gと重さがある製品です。
外装の部分で、アルミより重いステンレスを利用するので、この重さです。
その関係もあって、(さらに重くなる)上位のコーティングは採用できなかったのでしょう。
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以上、オプティスペース IHステンレスの紹介でした。
省スペース性はAtlasも重視しています。ただ、それを重視したいならば【T-Falの取っ手の取れるインジニオネオの比較記事】で紹介した製品のほうが合理的ですし、値段も安いかと思います。
加えて本機は、外装ステンレスになるため、美観の面で「ステンレス焼け」に気をつける必要もあります。
【26cm】〈22 24cmもあり〉
14・ティファール エクスペリエンス+
¥14,300 楽天市場 (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:1245グラム(26cm)
コーティング:チタン5層
IHヒーター: 対応
エクスペリエンスプラスは、IH対応モデルの「プレミアムグレード」となる製品です。
基本的には、(各地のアウトレットなどにある)T-Fal直営店の限定モデルです。
ただ、一部セレクトショップにも卸しているので、楽天市場でも正規価格で入手可能です。
タイプは、本機も、IHヒーターとの兼用です。
・ティファール エクスペリエンス+
22cm E49803 24cm E49804
26cm E49805
28cmウォックパン E49819
エッグロースター E22818
サイズは、普通のフライパンが20〜26センチまでの展開です。
その上で、28cmのウォックパン(中華鍋)とエッグロースターもあります。
コーティングは、しっかり、同社1位の5層のチタンアンリミテッドです。
その上で、ハンドルがリベット留めの格好良い仕様です。滑り止めもあり、使いやすいです。
重さは、26センチで、1245gですので、ハンドルのデザイン性のぶん、少し重めです。
形状としても、フライパンを回すような使い方は素人にはしにくい気がします。
【2024年発売】(加筆予定)
【26cm】〈20 28cm・深鍋26cmもあり〉
15・IHセラミックグライド アースグレー
¥3,464 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/セラミック
重さ:1,010グラム(26cm)
コーティング:1層
IHヒーター: 対応
IHセラミックグライド アースグレー フライパンは、同社のIH対応モデルでは、少し特殊なモデルです。
タイプは、本機もIHでもガス火でも使えるIH兼用です。
コーティングは、本機は、セラミックです。
アルミ合金ベースの上で、セラミック被膜を極厚で塗装した製品です。
さきほど「選び方の基本」で書いたように、(フッ素に比べ)フライパンのすべりが多少悪く焦げ付きやすいという弱点があります。
その代わりに、目玉焼きやベーコンなどをクリスピーに焼きたい場合に、しっかり焼き目が付けられる熱周りの良さが利点です。コート自体が取れるまでの時間も長めで、耐久性も良いのも土岐町です。
後ほど(セラミック専門企業と言える)京セラの製品もみますが、そうした製品のライバルです。
T-Falの場合、イノセラム(Inoceram)という新しいセラミック素材です。
具体的な工夫がどこにあるかは、非開示です。
しかし、こびり付きにくさ、すべりの良さを改善した素材です。この部分で言えば、同社がだいぶ前に出していたセラミックパン(終売)とは異なることになるでしょう。
食洗機も、対応です。
IHセラミックグライド アースグレー
20cm C44202 26cm C44205
28cm C44206
28cmディープパン C44277
サイズは、以上の展開です。
28cmのディープパンは深さ72mmです。
T-Falの場合、ウォックパンとディープパンの用語の使い分けは説明がありません。
しかし、実際には、ディープパンのほうが傾斜がキツく、西洋風な煮込み料理向き、ウォックパンは、傾斜が緩くフライパンが振りやすいので、中華鍋のような炒め物向きとは言えます。
T-Falは、コーティングにかかわらず、コートを傷めないためフライパンは「中火推奨」です。しかし、強火耐性という点では、事実上、フッ素のが上(=焦げ付きにくい)とはいえるでしょう。
重さは、26センチで、1010gです。
少し重めです。
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以上、IHセラミックグライド アースグレーの紹介でした。
個人的にもう少し調査した上で、比較した場合の感想を改めて書きます。しかし、T-Falは愛用者がおおいだけに、ユーザーレビューは割れる製品かな、と思います。
対策があっても、T-Falのフッ素パンの感覚で強火でガンガン使うと、こびり付くでしょうから。
なお、公平をきして言えば、セラミックパンは、しっかり油をひけば、中火の火加減調整でも焦げ目はつきます。気持ち加減して火を使えば、焦げ目を付けたいタイプの料理には便利に使えると思います。
逆に強火でさっと炒めるような、中華料理には向かないフライパンです。このシリーズの深鍋を、ウォックパン(中華鍋風)にせず、ディープパンにしているのはその部分もありそうです。
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以上、T-Falの製品を、思いつく限り「全製品」紹介しました。
1・インジニオ・ネオのセット 【T-Fal】
2・インジニオ・ネオの単品 【T-Fal】
3・取っ手の取れるフライパン【全社】
なお、冒頭でも書いたように、ティファールのフライパンでも、人気の「ハンドル部分が外せる」インジニオ・ネオシリーズについては、かなり数があるため、別記事としています。
申し訳ありませんが、上記、1番目の【インジニオ・ネオの比較記事】をご参照ください。
他社モデルについても、ハンドルが取れるタイプは、3番目の記事で全てまとめています。
1-3・フレーバーストーンの比較
続いて、通販(ダイレクトテレショップ)でもお馴染みの「フレーバーストーン」の紹介です。カナダのThane社のブランドです。
【24cm 3点セット】
16・フレーバーストーン グランド 4点セット
¥13,764〜 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
【24cm単品】
16・フレーバーストーン フライパン レッド
16・フレーバーストーン ディープパン レッド
¥4,773 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:900グラム(24cm)
コーティング:3層(ストーン)
IHヒーター: 対応
フレーバーストーンは、無油調理ができるフライパンとして、TV通販を通して有名になったフライパンです。
サイズは、グランド 4点セットの場合は、24センチのフライパン・ディープパン・キャセロールパンとガラス蓋が4点セットになっています。
フライパン・ディープパン・キャセロールパンいずれも、単品販売があります。
タイプは、IH兼用です。
ガス火でも、IHヒーターでも利用できます。
コーティングは、特長のある外観ですが、スーパーストーンコーティングというオリジナルの3層コートがなされます。
詳しい説明はありませんが、外面素材になにかしらの石材・鉱物を含有させることで、滑りやすくしています。
試しましたが、卵を焼く際など、T-Falの上位機種とほぼ同じほどたしかに「すべり」ました。
ベース3層(底面)は、3層構造にして、IHヒーターに対応させています。
重さは、24センチのソテーパンで900gで、その他の製品もほぼ1000g前後です。
フライパンのサイズから言えばやや重めですが、実際に振ることを考えると、標準的で扱いやすい重さですね。
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以上、フレーバーストーンの紹介でした。
セットモデルしかない点と、独特なモダンなデザインは人を選びますが、セットで揃えることを考えるならば、こちらを選ぶ手もあるでしょう。
1-4・北陸アルミのフライパンの比較
続いて、日本の北陸アルミです。
アルミ鋳物の企業で、日本製である部分が「売り」です。
【26cm】〈20 22 24 28 30cmあり〉
17・北陸アルミ IHハイキャストプレミアム
¥4,750 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:1000グラム(26cm)
コーティング:3層
IHヒーター: 対応
【26cm】〈20 24cmあり〉
18・北陸アルミ IHハイキャストグルメタイプ
¥5,792 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:1086グラム(26cm)
コーティング:3層
IHヒーター: 対応
【26cm】〈20 22 24 28cmあり〉
19・北陸アルミ IHベルサージュ
¥6,646 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:マグネシウム合金/フッ素
重さ:890グラム(26cm)
コーティング:3層
IHヒーター: 対応
IHハイキャストプレミアムは、北陸アルミのIH対応のフライパンです。
複数の機種がありますが、基本となるのが「IHハイキャストプレミアム」です。
タイプは、いずれの製品も、IH兼用です。
ガス火でも、IHヒーターでも利用できます。
「IHハイキャストグルメタイプ」は、底面のセラミック耐熱塗装がない仕様です。
「 IHベルサージュ」は、軽量化モデルです。
ベースにマグネシウム合金にすることで、100g前後軽くしています。
また、内そこがダブルウェーブ加工で油の拡散性がよいです。
なお、後ほどみるガス火用にもウェーブ加工がありますが、そちらは熱拡散性を高める工夫なので、本機と意味合いが異なります。
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結論的にいえば、現状では「IHハイキャストプレミアム」を基本に考えると良いでしょう。
以下も、このモデルを前提に紹介します。
サイズは、小型だと18センチ、大型だと30センチと選択肢の幅が広いです。
加えて、30cmのいため鍋(ディープパン)があります。本機については、普通のフライパンも深めの構造ですが、いため鍋については、86mmの高さとより深くなります。
コーティングは、「テフロン」加工です。
デュポンの系譜を継ぐ、米国のケマーズ加工の場合のみこの名称が名乗れます。
複数のグレードがありますが、こちらは「テフロンプラチナ加工」です。3層フッ素コーティングの下層部に超硬質セラミックを配合することでコートの強化をしています。
多層構造のT-Fal最上位機を除けば、品質信頼性はある方でしょう。
テフロンクラシック ★★☆☆☆
テフロン(無印) ★★★☆☆
テフロンプラチナ ★★★★☆
プラチナプラス ★★★★★
プロファイル ★★★★★★
ただし、同社の場合、後述する「ガス火用」の場合、プラチナプラス以上を使うので、そちらのほうが、耐摩耗性のグレードは上です。
重さは、26センチのフライパンで、IH用が1kgとなります。
いずれも僅かですが、T-Falよりも軽いです。
ベースがアルミ鋳物なので、IH式でも軽さができます。剛性については、ホーローの調理器具ように鋳造加工ですので、熱変形は少なそうです。ただし、蓄熱性は、アルミですので低いです。
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以上、IHハイキャストプレミアムの紹介でした。
国内製造のアルミ鋳物である部分の信頼性と、IH対応としてはそこそこ軽い部分が評価できます。
一方、フッ素加工に注目する場合、次にみる上位機の方が性能が良い部分は注意してください。
そのほか、ハンドルを含めた外観は、あまりシンプルとは言えないのと、外観のミラー仕上げは、経年変化で外装が汚れてくると、見映えがしなくなるのが欠点に思えます。
【26cm】〈20〜30cmあり〉
20・北陸アルミ センレンキャスト
¥3,594 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:620グラム(26cm)
コーティング:3層
IHヒーター:
21・北陸アルミ センレンキャストプロ
¥4,730 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:600グラム(24cm)
コーティング:3層
IHヒーター:
22・北陸アルミ センレンキャスト閃
¥3,300 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:645グラム(20cm)
コーティング:3層
IHヒーター:対応
23・北陸アルミ キャストスタイルライト
¥2,782 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ/フッ素
重さ:760グラム(26cm)
コーティング:3層
IHヒーター:
センレンキャストも、北陸アルミのフライパンです。
複数のモデルがありますが、こちらは一部を除き、木製の取っ手です。
タイプは、ガス火専用です。
IHヒーターでは使えませんが、底のはり地が不要な部分で、(多少)軽めになります。
第1に、「 センレンキャスト」は、スタンダードといえるガス火用モデルです。
テフロン(無印) ★★★☆☆
テフロンプラチナ ★★★★☆
プラチナプラス ★★★★★
プロファイル ★★★★★★
フッ素加工は、先ほどみた機種よりよい、2位のテフロンプラチナプラスとなります。
加えて、本機のみ内底と外側がウェーブ加工(リップルウェーブ加工)で熱伝導性を増す加工がなされます。
第2に「センレンキャストプロ」は、部分的に「上位機」といえるガス火用モデルです。
ただ、26cmほか、既に在庫がない製品が多いので、生産完了かもしれません。
コートは、ただテフロンで最高1位の「Teflon Profile(テフロンプロファイル)」で、耐摩耗性が高いのが売りです。
ただそ、アルミ鋳物の部分でリップルウェーブ加工の記載はないです。
第3に、「 センレンキャスト閃」は、このシリーズのIH兼用モデルです。
底面にステンレス張り地があるので、同サイズの製品に対して約200g位重くなります。
性能は、リップルウェーブ加工ありの、プラチナプラスコートなので、基本的には「 センレンキャスト」をIH化したものです。
第4に、「 キャストスタイルライト」は、廉価版です。
こちらについては、「ライト」とありますが、実際は他機より軽量ではないです。
ベースにマグネシウム合金を使わないためです。コートも3位の「テフロンプラチナ」です。
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結論的にいえば、この製品については、ガス火用がやはり魅力ですから、「 センレンキャスト」を基本に選ぶと良いでしょう。
以下でも、このモデルを中心にみていきます。
サイズは、同社の製品でも人気があるモデルですので、15種類から選べます。
普通のフライパンは、18cmから2cm刻みで36cmまで、いため鍋(ウォックパン)が30と32cmです。
なお、普通のフライパンも平均より深めですが、より深めが良い方に、22cm 24cm 26cmの深型フライパンも用意されます。
小さめの「炒め鍋」として使いたい方向けですが、キッチンへの油の飛び散りが嫌な方は、こちらが良いかと思います。
コーティングは、テフロンでは2位の「テフロンプラチナプラス」です。
先ほどみた3位のテフロンプラチナの「セラミックダブル配合」に加えて、特殊硬質下地処理が加わります。
先述のように、熱の伝わりのためにリップルウェーブ加工もありますので、(格安ながら)同社の製品では一番「工夫がある」ように思えます。
重さは、26センチのフライパンで620gです。
アルミ製のガス火モデルですので、この部分はダントツで強いです。
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以上、北陸アルミのセンレンキャストの紹介でした。
同社の製品の中では、その値段の安さと軽さで人気のあるシリーズです。
本文で述べたように、製品としての工夫も高度ですので、格安製品に限っていえば「選べる」といえる製品です。ただ、ハンドルが木製の部分は、少し気を使うとは言えます。
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【ガス専用】〈20cm〜30cmあり〉
24・北陸アルミ センレンキャストFAN
¥3,155 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
基材:アルミ合金/フッ素
重さ:610グラム(26cm)
コーティング:3層
IHヒーター:
このほか、北陸アルミは、以上のシリーズのフライパンもあります。
センレンキャストFANは、テフロン系ではなく、空調機器でお馴染みのダイキンのSilkware EZコートとのことです。
フライパンのコートとしての知名度はテフロンに劣ります。★は5つなので「テフロンプラス」と同じですので、同社としてはそのあたりと同等との評価かもしれません。
実際の強度は不明ですが、同社でも定価ベースで安いフライパンにだけ採用しているのは事実です。他社の「マーブルコート系」の格安機も、実際はそうしたフッ素コートの場合は多いようです。
次回につづく
丈夫なフライパンのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今日は、フライパンの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はもう少し続きます。
2・フライパンの比較 (2)
2-1:パール金属〈日本〉
2-2:エバークック〈日本〉
2-3:サーモス〈日本〉
2-4:Ballarini〈イタリア〉
2-5:王様フライパン〈日本〉
2-6:京セラ〈日本〉
2-7:フィスラー〈ドイツ〉
3・フライパンの比較 (3)
3-1:ターク〈ドイツ〉
3-2:マイヤー〈米国〉
3-3:バーミキュラほか〈日本〉
3-4:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の2回目記事(こちら)では、残りのアルミパンを紹介したあと、京セラなどの「セラミック製フライパン」を紹介します。
コーティング品質 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
お手入れしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、結論編(こちら)では、いつものように、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案してきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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