【今回レビューする内容 】2022-2023年 最新のビーツのヘッドホン・イヤホンの価格・性能とおすすめ「最強機種」の選び方:機種の違いや評価・口コミランキング:ビーツバイドクタードレー
【比較する製品型番】beats Solo3 Wireless MX432PA/A MX442PA/A MP162PA/A Studio3 Wireless MX402PA/A MX412PA/A MX3X2PA/A MX3Y2PA/A Beats Flex MYMC2PA/A MYMG2PA/A MYME2PA/A MYMD2PA/A Powerbeats Pro MY582PA/A MY5D2PA/A MY592PA/A Beats Studio Buds MJ4Y3PA/A MJ4X3PA/A MJ503PA/A MMT73PA/A MMT83PA/A MMT93PA/A
今回のお題
Beatsのヘッドフォンやイヤフォンのおすすめ機種はどれ?
どもAtlasです。
今日は、2022年12月現在最新の、Beatsヘッドフォン(Beats by Dr.Dre)の比較です。
アメリカで大ヒットし、世界のスポーツ選手などを使ったコマーシャル戦略が功を奏して有名になったビーツ・エレクトロニクスのヘッドフォンを紹介します。
Appleに約3000億円で買収されたことでも話題となりました。
2022年に「かなり製品数を整理」しましたので、今回は、最新機種を全機種紹介できています。
音質の良さ ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★
防塵・防滴性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
ワイヤレス ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように、各製品を機種ごと比較します。
そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を進めていきます。
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1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】
なお、今回の記事はこのブログのヘッドホン比較シリーズの8回目記事として書きました。
1・Beats製品比較基準と選び方
ビーツのヘッドフォン・イヤフォンの比較はとても難しいです。
なぜなら、会社の方針で、ほとんどスペックデータを公開しないからです。
特に低音域・高音域の特性を知るための手がかりになる「再生周波数帯域」と、対応機器をしる手がかりになる「インピーダンス」が、ほぼ全機種で、情報非公開です。
このため、音質面での客観的データからの比較、特に他社との比較はかなり「難解」です。
それでも、試聴結果や、アメリカ本国を含めた評価・評判にあたって、今回、比較記事を書きあげました。
というわけで、以下、具体的な機種の比較に入ります。
2・Beatsのヘッドホンの比較
はじめにヘッドホンの製品から見ていきます。
2021年の展開数の整理で、有線専用のBeats EPを含めて、大規模な整理が行われ、展開数が減りました。
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なお、以下の記事では、、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記しています。
【2018年発売】
【beats by dr.dre The Beats Icon Collection】
1・ Solo3 Wireless MX432PA/A【ブラック】
2・ Solo3 Wireless MX442PA/A 【ローズG】
¥27,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【 シトラスレッド (PRODUCT)RED】
3・ Solo3 Wireless MP162PA/A
¥27,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
接続方法:Bluetooth
再生周波数帯域:
ノイキャン:非対応
制御チップ:W1
重さ: 215グラム
Solo3 Wireless は、Beatsのオンイヤー型のBluetoothヘッドホンです。
本体色は、3色です。
Appleが医療関係などに売上を寄附するお馴染みの限定色「(PRODUCT)RED」もラインナップがあります。
beats by dr.dre Club Collection
MV8T2PA/A【クラブレッド】
MV8V2PA/A【クラブホワイト】
MV8U2PA/A【クラブイエロー】
MX462PA/A 【サテンゴールド】
MX452PA/A【サテンシルバー】
一方、2020年までは、実質的な「期間限定色」といえる以上の色目もありました。
ただ、現状では冒頭に示した3色のみ、販売されています。
本体の重さは、215gです。
ワイヤレスモデルは電池を内蔵しますが、常識的な重さの範疇に収まっており優秀です。
接続方法は、Bluetoothです。
本機については、ケーブルの口がないので、Bluetooth専用となります。
音質は、他社機と比較する場合、低音域が強めに出る傾向があります。
もともとメーカーの傾向としてはストリート系の音楽に強いブランドでしたので、そのあたりは引き続き重視していると言えます。
いずれにしても、、ある程度の音を出して楽しみたい人に向くでしょう。
Bluetoothコーデックは、SBC AACに対応します。
iPhoneとの接続の場合、AAC規格での接続となりますので、音質もそこそこ良く、動画の遅延もないでしょう。
apt-xについては、以前のSolo系列は以前対応していましたが、本機は非対応です。
Android系スマホなどの場合は、SBCしか使えない部分でやや不利でしょう。
通信安定性は、AppleのBluetooth機は、全てBluetoothクラス1に対応するため、総じて良いです。
最新のH1チップが不採用(W1)なので、Apple製品として「最も安定的」というわけではないですが、大きな問題ではないかと思います。
ただし、CD音質を越える音質をほこる、ハイレゾ音源は「未対応」です。
対応したい場合は、他社の【ハイレゾ対応の有線ヘッドフォン 】を選ぶしかありません。
連続再生可能時間は、40時間です。
新しい製品ということもあり、この部分は優れます。充電は付属のUSBケーブルで行います。
再生周波数帯域は、非公開です。
音質の点では、Beatsの本線をいっており、低音が充実した重層感のあるサウンドです。
ノイズキャンセリングには、非対応です。
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以上、 Solo3 Wireless の紹介でした。
軽量で、密閉率の点で優秀な機種です。
また、軽量モデルとしては重低音がとびきりなので、最大限重視したいならば、これが良いでしょう。ただし、長時間の付け心地は、オーバーイヤー型の機種の方が上です。
【2020年発売】(一部配色欠品)
【通常モデル】
【ブルー】
4・Studio3 Wireless MX402PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【レッド】
5・Studio3 Wireless MX412PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【マットブラック】
6・Studio3 Wireless MX3X2PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ホワイト】
7・Studio3 Wireless MX3Y2PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【Beats skyline Collection】
【ミッドナイトブラック】
8・Studio3 Wireless MXJA2PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【シャドーグレー】
9・Studio3 Wireless MXJ92PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【10周年限定】
【レジスタンスブラックレッド】
10・Studio3 Wireless MX422PA/A
¥32,400 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
接続方法:Bluetooth
再生周波数帯域:
ノイキャン:1マイク式(自動)
制御チップ:W1
重さ: 260グラム
Studio 3 Wirelessは、Solo2 Wirelessの上位モデルで、ワイヤレスです。
2017年発売ですが、2020年に(フォレストグリーンを除き)型番と一部の配色が変更になりました。
本体色は、最も人気のある製品なので、相当数あります。
要するに、iPhoneの色目のほか、【Apple Watchの比較記事】で書いたような、同社の時計バンドともコーディネートできるように、揃えていると感じます。
本体の重さは、260gと、こちらも重さは、ほどほどです。
ただ、写真のように、本機は口径がやや大きなオーバーイヤー型です。
先ほどみたSoloはオンイヤー型でしたので、やや大きめになります。
Beats RemoteTalk ケーブル
¥3,080 Amazon.co.jp (2/11執筆時)
接続方法は、Bluetoothです。
加えて、有線接続(3.5mmステレオミニ)にも対応し、その際はバッテリーなしでも駆動します。
上記のRemoteTalk ケーブルが同梱です。
Bluetoothコーデックは、SBC AACのみ対応です。
通信安定性については、本機もクラス1のBluetoothは採用で十分です。
ただ、チップは、この機種も1世代前のW1チップです。
なお、(新しい)H1チップを採用したSolo Pro という製品がありましが、2021年に廃止になっています。
連続再生可能時間は、22時間です。
ノイズキャンセラをオフにした場合は、40時間です。
再生周波数帯域は、非公開です。
音質は、試聴の限り、低音域を強調しつつも、中高音もある程度まで聴ける印象です。
また、Soloより、ドライバサイズに余裕があるため、相対的な音質は高いです。
やはり、ジャンル的には「ヒップホップやメタル、ジャズやエレクトロ・R&B」といったジャンルに強みがありそうです。
バッテリーは、22時間まで保ちます。
ノイズキャンセリング機能は、搭載です。
こちらは、1マイク式ですが、周囲の環境に応じて自動にかかりを調整するピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)です。
周囲の騒音の種類をAIが識別し、自動的にモード調整する高度な仕組みを持ちます。
また、メガネや耳の形状の装着環境を、音声信号で解析する機能もあります。
一方、外音取り込みモードがない部分で、移動中の利用には少し向かないでしょう。
なお、これらの機種は【ノイズキャンセリング対応のヘッドホンの比較記事】でも紹介しています。そちらでは、他社のノイキャン方式との違いなどを比較しています。
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以上、 Studio 3 Wirelessの紹介でした。
オーバーイヤー型で余裕のある形状なので、自宅などで音質を重視したい場合は、Solo系列より良いでしょう。
ただ、通勤通学時などの利用は、外音取り込みモードがない部分と、H1チップが不採用ない点が注意点です。
外出用途の場合、Beatsでは良い機種がなくなっているので、Apple純正を含め、【Bluetoothヘッドホンの比較記事】で紹介した製品と比較することは必要dでしょう。
3・Beatsのイヤフォンの比較
つづいて、ここからは、イヤフォンタイプの製品を紹介していきます。
【2020年発売】
11・Beats Flex MYMC2PA/A 【黒】
12・Beats Flex MYMG2PA/A 【青】
13・Beats Flex MYME2PA/A 【灰】
14・Beats Flex MYMD2PA/A 【黄】
¥9,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
接続方法:Bluetooth
再生周波数帯域:
ノイキャン:なし
制御チップ:W1
重さ: 24グラム
Beats Flexは、ネックバンド型のBeats製品です。
2017年に発売されたBeatsXの後継機で、比較的安いモデルとして人気です。
なお、このタイプは、スポーツ用というより、ウォーキングしながら聴くタイプです。
軽量性は、24グラムと高水準です。
音質面では、再生周波数帯域やドライバーについての情報は、「複層構造ドライバ」という表現以外は、非開示です。
以前、同社からは2WAY式も出ていましたが、本機については1ドライバのようです。
BeatsXとも音質が異なるので、ドライバ自体か、少なくとも、そのチューニングは異なると思います。
とはいえ、本機も、ストリート用に発展してきたブランドらしく、ハッキリとした「低音」が特徴的です。
Bluetoothコーデックは、 SBCとAACに対応です。
iPhoneなら問題ないでしょう。
通信安定性については、最新のH1チップは不採用です。
ただ、Class 1のBluetoothですので、作ほど見たBluetoothヘッドホンと同じで、一般的にいえば「安定的」なほうです。
連続再生可能時間は、12時間です。
旧機種よりパワーアップした点で、十分な時間です。
急速充電にも対応しており、50分の充電で1.5時間の再生も可能です。
そのほか、本機は、収納時のために、マグネットのようにくっつく仕様です。
この状態にすると自動的に音楽が停止、外すと再生される仕様はユニークです。
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以上、Beats FleX の紹介でした。
比較的安い価格で買える製品ですし、入門用には良いでしょう。音質も、同社の特長を感じられます。
他社機と比べても、W1チップを含めてApple製品に最適化された作りで、iPhoneとのBluetooth接続は特にスムーズです。
ただ、スポーツ用として設計されておらず、泡沫防水性能がない点と、(マイクほか)外音取り込み機能もない点が、注意点です。
とはいえ、シンプルに音楽を聴ければよいという方は、格安機の中では候補でしょう。
【2019年発売】(2021年型番変更)
【ブラック】
15・ Powerbeats Pro MY582PA/A
¥30,727 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【アイボリー】
16・ Powerbeats Pro MY5D2PA/A
¥30,727 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ネイビー】
17・ Powerbeats Pro MY592PA/A
¥30,727 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
接続方法:Bluetooth
再生周波数帯域:
ノイキャン:なし
制御チップ:H1
重さ: 20.3グラム
Powerbeats Proは、Beatsが2019年に発売したBluetoothイヤホンです。
2021年に型番だけ変わりました。
こちらは、左右の間の有線もない「完全ワイヤレスイヤホン」です。
同様の仕組みを採る、本家のApple AirPodsに半年遅れで登場しました。
本体色は、基本色は3色です。
ただ、毎年のように限定色が限定数でます。
ファッション性重視の展開とも言えるでしょう。
重量は、(両側で)20.3gです。
イヤーフック型の形状ですから、この程度は普通で、ケーブルがない分軽量です。
フックがあるので、ジョギングを含めたワークアウトにおいて、ズレにくいと言えます。
イヤーピースは、4サイズから選択可能です。
防滴設定は、一方、等級の明記はないですが、耐汗/防沫仕様との記載であり、ある程度は耐用しそうです。
音質面では、最近のBeatsはドライバサイズを含めて技術面については、ほぼ情報非開示です。
ただ、Powerbeats3とおそらく同等で、2ドライバーで音域が広い仕様と思われます。
Bluetooth無線は、対応するコーデックの記載がないです。
しかし、iPhoneに最適化された仕様ですから、SBCと AACに対応でしょう。
通信安定性は、本機は、W1より上位のAppleH1チップを搭載です。
その部分で(iPhoneとの)通信安定性・音の遅延が減少に効果を発揮します。
また、同社の人工知能、Siriも利用可能です。
ノイズ対策については、この機種は、ノンズキャンセラは非搭載です。
同社サイトには、「ノイズアイソレーション」の記載がありますが、これは、純粋に「物理的な耳せんによる遮音」のことです。
連続再生時間は、ステレオ再生で9時間となります。
充電ケースは24時間分の電源を保ち、5分の充電で1.5時間分の再生が可能です。とにかく省エネなのは、AppleのH1チップ搭載の部分も大きそうです。
マイクは、搭載です。
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以上、Powerbeats Proの紹介でした。
「スマートで最先端」なBeats製品でコーディネートしたい場合は、この機種が選択肢です。
左右分離型は、「左右の音ズレ」が心配ですが、H1チップ搭載で、iPhone利用時の不安は(音楽については)解消したとも言えます。
とくに、ジョギングなどのワークアウトには、とくに向くでしょう。
操作系も、センサーによりワークアウトの開始と同時に音楽を再生する機能や、ワンボタンで着信拒否する機能、装着したままでのボリューム制御など、この目的に適った多くの機能があります。
【2021年7月発売】(一部配色在庫なし)
【ホワイト】
18・ Beats Studio Buds MJ4Y3PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ブラック】
19・ Beats Studio Buds MJ4X3PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【Beatsレッド】
20・ Beats Studio Buds MJ503PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【オーシャンブルー】
21・ Beats Studio Buds MMT73PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【サンセットピンク】
22・ Beats Studio Buds MMT83PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ムーングレイ】
23・ Beats Studio Buds MMT93PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
接続方法:Bluetooth
再生周波数帯域:
ノイキャン:1マイク式
制御チップ:
重さ:5g×2
Beats Studio Buds は、Appleが2021年に新展開するBeatsの新しい完全ワイヤレスイヤホンです。
価格設定としては、純正のApple AirPodsより安めに設定されていて、若者むけの入門機扱いといった感じです。
使い勝手の部分で、ワイヤレス充電ができないなどの「差」はつけていますが、大事なラインナップでしょう。
本体色は、当初から売られてる基本色が、ホワイト・ブラック・レッドです。
その後、限定色が登場しています。
重量は、5gです。
かなり軽量です。
超小型ではないですが、ファッションとして装着しても違和感がないような設計です。
イヤーピースは、3サイズから選択可能です。
音質面では、本機は、8.2mmのドライバを2基搭載する2ドライバー仕様です。
面白い構成ですが、低音域がしっかり出る同社らしい音質で、この部分をしっかり出したいための工夫かと思います。
Bluetoothコーデックは、明言はされません。
従来通りのSBC・AACの構成です。
ただ本機は、Appleの空間オーディオに本機も対応します。
仮想的なサラウンド再生ができる完全ワイヤレスイヤホンはこれまでもありました。
しかし、「空間オーディオ」の場合、7.1chまでのドルビーほか、立体音響であるドルビーアトモスにも対応できます。
ドルビーアトモスは、映画館のような上からの振り下ろし音を3D的にフォローできる新しいサラウンド規格で、ネットを含む映画コンテンツで採用が多くなってきた音響規格です。
映像に含まれるこれらのデータをそのまま利用しつつ、再計算して立体音響を再現しています。
音楽コンテンツは、iPadを含むiOS系のデバイスを利用して、itunesで配信されるDolby Atomos対応コンテンツのみ限定で、「空間オーディオ」が使えます。
映像コンテンツは、Apple TVアプリ中のドルビーアトモスなどの対応コンテンツのみです。
しかし、Netflixも対応予定とのことです。
接続安定性の面では、本機はBeats系のワイヤレスとしては例外的ですが、Apple製チップが非搭載です。
従来通りiPhoneとのペアリングはできますし、Siriにも対応しますが、Apple IDに連動する一部機能(デバイス自動切替など)には対応しません。
どうも、本機は、Android向きにも売る製品で、そちらのアプリとの兼ね合いからのようです。
ノイズ対策は、本機は、搭載です。
詳しい情報はないですが、1マイク式で、値段相応の実力でしょう。
なお、タッチ操作による外音取込には対応します。
連続再生時間は、8時間となります。
かなりの長寿命です。
また、充電ケースは24時間分の電源を保ち、5分の充電で1時間分の再生が可能です。
マイクは、デュアルビームフォーミング対応のマイクが搭載です。
防水性は、IPX4水準です。
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以上、Beats Studio Buds oの紹介でした。
購入しやすい価格に抑えつつ、ノイキャンを搭載した機種です。
ドライバーを2基並行配置する仕組みは、オープンエア型の格安機にも見られる音域の拡げ方です。
本機も、それらと同じで、構造的に(微細ながら)ベント(エアダクト)があるので、そこからの(ごくわずかな)音漏れはありえます。
【2022年発売】
【ブラック】
24・Beats Fit Pro MK2F3PA/A
¥22,544 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【セージグレイ】
25・Beats Fit Pro MK2J3PA/A
¥22,544 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ホワイト】
26・Beats Fit Pro MK2G3PA/A
¥22,545 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ストーンパープル】
27・Beats Fit Pro MK2H3PA/A
¥22,263 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク式
防水性能:
重さ:5.6g×2
Beats Fit Pro も、Beatsの完全ワイヤレスイヤホンです。
Beatsはもともと別のメーカーでしたが、だいぶ前にApple傘下になっています。
本体色は、ブラック(MK2F3PA/A)ほか、セージグレイ(MK2J3PA/A)・ホワイト(MK2G3PA/A)・ストーンパープル(MK2H3PA/A)という構成です。
装着方法は、ウイングを利用するインイヤー型です。
イヤーチップほか、ウイングチップで引っかけて固定する方式です。
チップ部分は柔軟性があるエストラマー系の素材でフィット感重視で、長時間付けていても疲れにくいよう工夫されます。
しっかり固定もされるので、ワークアウトでの利用やも対応します。
重量は、5.6gです。
Apple純正のAirPods Proとだいたい同じ重さであり、軽いです。
フックがあるので、運動していてもズレにくいと言えます。
イヤーピースは、3サイズから選択可能です。
他社だとウイング部分も複数のサイズが同梱されるものがありますが、本機については先述のように、ウイング部分が柔軟なのでこれで問題ありません。
音質面では、情報非開示です。
方式としては、同社が伝統的に採用してきた2ドライバー仕様です。サイズは8mm強だと思われます。
本家のAirPodsと比較すると、やや低音域が充実した音質です。
一方、本機も、それらと同じで、構造的に(微細ながら)ベントがあるので、そこからの(ごくわずかな)音漏れはありえます。
極度の静粛性の求められる図書館ほかでは少し気をつけた方が良いでしょう。
一方、本機については、「ヘッドトラッキング機能」が利用でき、Appleが最近力を入れる「空間オーディオ」に公式対応します。
内蔵される加速度・ジャイロセンサーを利用し、利用者の頭の向きに連動して、立体音響の方向性を正しく調整する技術です。要するに、普通のスピーカーのように、自分が首を振ったりしても、音が正しく定位します。
Bluetoothコーデックは、対応するコーデックの記載がないです。
ただ、iPhoneに最適化された仕様ですから、SBC・ AACに対応でしょう。
接続安定性の面では、Apple H1チップを搭載するため、(iPhoneとの)通信安定性・音の遅延が減少に効果を発揮します。
同社の人工知能、Siriも利用可能です。
ノイズ対策は、本機は搭載です。
一方、Apple純正品はフィードフォワード式(Wマイク式)であることを明示しますが、本機については、書き方が不明瞭です。
これまでの製品も1マイク式で、効きも甘めなので、おそらく1マイク式かと思います。
外音取り込みは可能で、マイクも付属ですが、ソニーやアンカーにみられる、自動でのレベル調整は不可です。
連続再生時間は、6時間となります。
充電ケースは17時間分の電源を保ち、5分の充電で1.5時間分の再生が可能です。
マイクは、こちらも搭載です。
指向性がある、デュアルビームフォーミングマイクで、風切り音対策もあるので、この部分は配慮があります。
防水性は、IPX4等級です。
耐汗/防沫仕様といえますが、完全に防雨ではないグレードです。
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以上、Beats Fit Pro の紹介でした。
装着については、従来のタイプであるPowerbeats Proよりフィット感が高く、その部分も含めて、音質に安定感がありました。
ノイキャンについては、本家のAppleのほうが精度やかかりは良いのです、普通に通勤通学用ならば、そちらかと思います。また、ベント(孔)がある部分も、逆の意味で注意してください。
ただ、装着したときのデザイン性(格好良さ)は純正よりこちらが良いです。また、ワーク合うつとで動いても外れにくいともいえるので、総合的にバランスは決して悪くない、良製品だと感じます。
今回の結論
ビーツ製品のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、Beats by Dr.Dreのイヤフォンとヘッドホンを10機種紹介しました。
最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。
第1に、主に自宅で利用する場合に向くと言えるヘッドホン型のおすすめは、
【2020年発売】(一部配色欠品)
【通常モデル】
【ブルー】
4・Studio3 Wireless MX402PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【レッド】
5・Studio3 Wireless MX412PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【マットブラック】
6・Studio3 Wireless MX3X2PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ホワイト】
7・Studio3 Wireless MX3Y2PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【Beats skyline Collection】
【ミッドナイトブラック】
8・Studio3 Wireless MXJA2PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【シャドーグレー】
9・Studio3 Wireless MXJ92PA/A
¥47,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【10周年限定】
【レジスタンスブラックレッド】
10・Studio3 Wireless MX422PA/A
¥32,400 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
接続方法:Bluetooth
再生周波数帯域:
ノイキャン:1マイク式(自動)
制御チップ:W1
重さ: 260グラム
音質の良さ ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★☆
防塵・防滴性 ★★☆☆☆
疲れにくさ ★★★★☆
ワイヤレス ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
Studio3 Wirelessでしょう。
Soloと異なり、小型化していないオーバーイヤー型ですが、その分、音質や没入感は上です。
通信安定性の部分で、H1チップの不採用は残念ですが、クラス1Bluetoothですし、自宅なら、ほぼ問題ないでしょう。
ノイズキャンセラーは、外音取り込みモードはないですが、キャンセル力自体は、Solo Proと同様の水準です。
そのため、例えば、自宅のほか、飛行機での出張時など「たまに」外出先で使う程度ならば、「音質とつけ心地重視」でこちらでも良いと思います。
1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・ノイキャンヘッドホンの比較
ただ、iPhone以外のユーザーは、コーデックの面でapt-xの非採用がやや痛い部分です。
また、通勤通学時に使う場合については、「外音取り込みモード」がないのが少し不便です。
Beats製品にこだわりがないならば、他メーカーの製品と比較して考えた方が良いでしょう。
その場合、上記2つのリンク記事をお使いください。
第2に、通勤通学時に利用するのに向くイヤホンとしては、
【2021年7月発売】(一部配色在庫なし)
【ホワイト】
18・ Beats Studio Buds MJ4Y3PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ブラック】
19・ Beats Studio Buds MJ4X3PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【Beatsレッド】
20・ Beats Studio Buds MJ503PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【オーシャンブルー】
21・ Beats Studio Buds MMT73PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【サンセットピンク】
22・ Beats Studio Buds MMT83PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ムーングレイ】
23・ Beats Studio Buds MMT93PA/A
¥19,818 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
接続方法:Bluetooth
再生周波数帯域:
ノイキャン:1マイク式
制御チップ:
重さ:5g×2
音質の良さ ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★☆
防塵・防滴性 ★★★★☆
疲れにくさ ★★★★☆
ワイヤレス ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
Beats Studio Buds で良いでしょう。
形状的にアクティブな利用にはさほど向きませんが、この用途では最適です。
完全ワイヤレスの問題点(音ズレや雑音)は、数世代の改良で、既に解決したと言えます。
その上で、移動中の利用に便利な、外音取り込みや、ノイキャンを搭載し、充電なしに8時間(充電ケースを利用して24時間)と、電池寿命も十分です。
音質面を含めて、通勤通学時に使う製品をBeatsで選ぶならば、本機でしょう。
低音を出すためベント(空気穴)があるので、極小の音漏れが伴うとは言えますが、通勤通学時ならば問題ないかと思います。
第3に、ジョギングなどワークアウトの利用時に向く、ワイヤレスイヤフォンとしては、
【2022年発売】
【ブラック】
24・Beats Fit Pro MK2F3PA/A
¥22,544 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【セージグレイ】
25・Beats Fit Pro MK2J3PA/A
¥22,544 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ホワイト】
26・Beats Fit Pro MK2G3PA/A
¥22,545 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
【ストーンパープル】
27・Beats Fit Pro MK2H3PA/A
¥22,263 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク式
防水性能:
重さ:5.6g×2
音質の良さ ★★★★★
ノイズキャンセル ★★☆☆☆
防塵・防滴性 ★★★★☆
疲れにくさ ★★★★★
ワイヤレス ★★★★★
総合評価 ★★★★★
Beats Fit Proでしょう。
イヤーフックのPowerbeats Proもありますが、ずれ落ちにくいフィット感の部分で、本機は好感触でした。
ワークアウトに使う場合、ずれ落ちにくいフィット感が大事になります。
その部分で、柔軟で簡単に合わせられるウイングチップを開発し、不快にならず長時間付けられる部分で、本機は優れます。
Atlasが装着した中では、フィット感と外れにくさの部分で、本機が最も良く感じました。
スポーツ用で考える場合、IPX4相当の防水は、あまり強いとも言えないのですが、必要十分でしょう。
あとは、落とさないような安定した形状、外でも危険なく利用できる外音取り込みモード、風切り音対策などの必要な要素は網羅します。。
その上で、 本機は、ノイズキャンセラーが搭載ですので、室内トレーニングなどで集中したい場合にも利用可能です。
トレーニング室内などの雑音やBGMを打ち消したい場合に向きます。
音質面では、先述のように、ベントがあるので、音漏れの部分で図書館などでは向かない機種ですが、ワークアウト用ならば問題ありません。
むしろ、本機の低音の力強さと、音抜けの良さがプラスに作用するでしょう。
補足:イヤホン・ヘッドホン関連記事の紹介
というわけで、今回は、Beatsのヘッドホンの紹介でした。
なお、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン・イヤホンについて、他に、以下のような比較記事があります。
1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】
よろしければ、これらの記事をご覧ください。
とくに、11番の記事は、全記事の「まとめ」として、どのようにイヤホンを選ぶべきか、スペック表の読み方などをまとめています。
よろしければご覧ください。
1・アップルの iPod touchの比較
2・ソニーのウォークマンの比較
3・ハイレゾ対応ポータブルアンプ
また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。
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ではでは。