比較2019’【高音質!】全31機のミニコンポの性能とおすすめ:ハイレゾ・スマホ・iPhone/Android対応(2)

2019年06月25日

比較2019’【高音質!】全31機のミニコンポの性能とおすすめ:ハイレゾ・スマホ・iPhone/Android対応(2)

前編からの続きの記事です。前編は→こちら

今回のお題
スマホ再生やハイレゾ対応する高音質なミニコンポのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、最新のミニコンポの比較記事2回目です。

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 前編記事【こちら】では、ミニコンポの最新機を比較してきました。

 後編では、引き続き、前半で紹介しきれなかった機種を紹介します。その上で、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。


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 24・DENON CDレシーバーシステム D-T1
  ¥26,972 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: FM ワイドFMAM radiko
アンプ出力:15W×2
スピーカー直径:12cm+2.5cm
高音域再生力:★★★★☆ 20kHz
低音域再生力:★★★★☆ 50Hz

 D-T1 は、日本のオーディオメーカー、DENONの販売するの一体型のミニコンポです。

 「CDレシーバーシステム」という製品名ですが、スピーカーもセットです。

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 本体サイズは、本体が、幅210 × 高さ105 × 奥行296mm、スピーカーが、幅152 × 高さ242 × 奥行255mmです。

 存在感はありますが、60cm×30cmほどあれば、設置は可能です。

 CDの再生は、市販の音楽CDのほか、MP3 WMAの圧縮音源を、CD-Rに焼き付けたメディアに対応します。

 ただし、録音には未対応です。

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 スピーカー構成は、後ろ面にバスレフポートがある「2ウェイバスレフ型」です。

  中低音域の再生に用いる12cmペーパーコーンウーファーと、高音域用の2.5cmソフトドーム型トゥイーターのセットです。

 DENONは、充実した低音が「売り」の音響メーカーです。そのため、大きめのウーファーを採用しています。

 一方、先述のように「CDレシーバーシステム」という製品名で売られていることからも分かるように、「スピーカーは脇役」扱いです。

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 とくに、この機種は、アンプ・スピーカーの周波数帯域が50 Hz 〜 20 kHzです。

 96 kHz / 24 bit 対応の光デジタル端子を持つため、ハイレゾマークは付きますが、高音域の再生能力として、現実的に対応するかは、疑問です。

 アンプは、15W×2です。

 ハイレゾ対応を銘打ったモデルとしては弱いです。

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 スマホ・PCからの再生は、 Bluetoothに対応します。

 Bluetoothは、SBCのほか音質が良いAACに対応します。

 USB端子からの再生は、一方、非対応です。

 最近のニーズから考えると謎な仕様です。

 ラジオは、FM・AMとワイドFMに対応します。

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 以上、DENOND-T1の紹介でした。

 主な魅力は、大きめのウーファーの採用でしょう。ただ、USB端子がないなどの仕様や、ハイレゾに準じるとは言えない、スピーカーの周波数帯域など、仕様面で多少疑問と思える部分も目立つ機種です。

4・高音質なミニコンポの比較

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 ここからは、実売価格で5万円を超えるグレードのハイレゾ対応コンポを紹介します。

 なお、このグレードの製品の多くは、スピーカーアンプ部分がそれぞれ「単品」で売られています。

 しかし、デンキヤの店頭では並んでおかれていますし、メーカーのカタログでも、「常にセット販売」を前提に宣伝されているモデルです。

 いずれにしても、音質面で期待できる機種が多いのが特長です。

ーー

 なお、5万円を超えるグレードの製品の購入を考えていない方は、この部分を飛ばして、今回の記事の結論部こちら】で、Atlasのおすすめ機種をご確認ください!


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 【ネットワークCDレシーバ】

 25・YAMAHA CRX-N470
  ¥42,238 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【スピーカー2本組】

 25・YAMAHA NS-BP182
  ¥11,296 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: 有線LAN/無線LAN
ラジオ:   FM・radiko
アンプ出力:22W×2
スピーカー直径:12cm+3cm
高音域再生力:★★★★★ 100kHz
低音域再生力:★★★☆☆ 60Hz

 こちらは、YAMAHAのネットワークCDレシーバのCRX-N560NS-BP182のセットです。

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 本体サイズは、本体の幅が27cmで、スピーカーが15.4cmです。幅70cm×奥行40cmほどのボードが必要でしょう。

 CDの再生は、市販のCDと、MP3 WMAなどの圧縮音源を、CD-Rに焼き付けたメディアにも対応します。

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 スピーカー構成は、2WAY方式です。

 中低音域の再生に用いる12cmコーン型のウーファーと、高音域用の3cmのソフトドーム型トゥイーターが別に用意される「2ウェイバスレフ型」を採用します。

 ウーファーは、A-PMDという紙と樹脂を混合した特性を持つ素材が使われます。ヤマハの高級機でも使われるもので、「ヤマハサウンド」の重要な構成要素です。

 再生周波数帯域をみると、60Hzと低音域の弱さがやや気になる部分です。

 しかし、実際、ペア1万円前後の単品スピーカーとしてもやや迫力は抑え気味かな、と感じました。ただ、ナチュラルで、味付けの少ない点で、ヤマハらしいとはいえます。

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 スマホ・PCからの再生は、Bluetooth・Wi-Fiにて対応します。

 Bluetoothは、SBCのみ対応で、圧縮音源クラスの音質です。 

 USB端子からの再生も、対応できますが、同じようにハイレゾ音源は非対応です。

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 音楽ストリーミング配信は、SONYと同じく「対応」します。

 ヤマハの場合、MusicCast CONTROLLERというアプリを使います。

 ただし、サービスの対応幅は、Spotify Connect・Deezer HiFi・radiko.jpに止まります。Airplayには対応しますが、イマイチ数が少ないです。

 ラジオは、ワイドFMに対応です。

 また、ネットラジオについては、vTunerサービスが利用できます。また、radiko.jpについても、一度プリセットすれば、リモコンでチャンネル操作ができるため、SONYよりこの部分は充実します。コアなラジオ好きには良いでしょう。

---

 以上、YAMAHAのネットワークCDレシーバのCRX-N560とスピーカーNS-BP182のセットの紹介でした。

 「無個性の個性」というか、ヤマハらしい音作りが好感できるモデルです。

 難点は、アンプ部分でハイレゾに非対応である点でしょう。ただ、ハイレゾが不要で、多少本格的なコンポを狙うならば、選んで良いモデルの一つだと思います。


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 【2017年】【ネットワークCDレシーバー】

 26・ONKYO CR-N775-S【シルバー】
 27・ONKYO CR-N775-B【ブラック】
  ¥48,417 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【2017年】【スピーカー2本組】

 26・ONKYO D-112NFX(D)
 27・ONKYO D-112NFX(B)
    ¥32,800 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Wi-Fi+USB
ラジオ:   FM AM Radiko Spotify
アンプ出力:40W×2
スピーカー直径:10cm+3cm
高音域再生力:★★★★★ 100kHz
低音域再生力:★★★★☆ 60Hz

 こちらは、ONKYOのセット販売のミニコンポです。

 以前は、 D-112EXTというスピーカーが推奨構成でしたが、最近は、こちらのD-112NFXがカタログ的に同社の推奨となっています。今回は、そのコンビで紹介します。 

 本体サイズは、アンプの幅が21.5cmで、スピーカーが 19.1cmです。

 そのため、設置スペースは、幅65cm×奥行50cmほどは欲しいです。

 なお、こちらは、スピーカーとレシーバーがそれぞれ2色展開なので、色の組み合わせとしては4通り考えられるのが「売り」です。

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 その上で、パイオニアと同じように、大きなカラー液晶を採用し、ハイレゾ音源販売サイト(e-onkyo)からの直接ダウンロードにも対応します。

 ちなみに、パイオニアとオンキヨーは現在「同会社」なので、スペック的に似通った機種が多くなっています。

 CDの再生は、市販の音楽CDのほか、MP3 ・WMAなどの圧縮音源をCD-Rに焼き付けたメディアにも対応します。

 ただし、ONKYOのFRシリーズと異なり、録音には未対応です。

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 スピーカー構成は、中低音域の再生に用いる10cmのウーファーと、高音域用の3cmのリング型トゥイーターという構成の、「2ウェイバスレフ型」です。

 低音域のウーファーのコーンは、セルロースナノファイバーを配合したONF(Onkyo Nano Fiber)振動板です。同社の素材としては新しいです。

 ただ、砲弾型のイコライザーや、リング型トゥイーターの採用など、同社らしさを残します。

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 ダクトも十分なサイズがあるので、ブックシェルフスピーカーとしては十分低音が響きます。ただ、口径の関係で、低音域の音圧は、平均よりやや弱めです。再生周波数帯域で見ても、60Hzに止まっています。

 傾向としては耳疲れせず、飽きの来ない音だと思います。1本1万円の低価格ながら、きっちり設計されたスピーカーです。

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 スマホ・PCからの再生は、Bluetooth・Wi-Fi・USB・有線LANとフル対応します。

 Bluetoothを除けば、ハイレゾ音源が伝送できます。

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 音楽ストリーミング配信は、基本的にパイオニアと同じで、DTS Play-Fi を利用する方式です。

 こちらも、「音楽プレーヤーのような感覚」で操作できるため便利です。加えて、Chromecast built-in系のAirplayにも対応します。

 その上で、YAMAHAで紹介したハイレゾ音源の定額配信サービスのDeezer HiFiにもアップデートで対応するため、ハイレゾ音源好きには良い構成です。

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 ラジオは、FMとAMに対応します。

 その上で、この機種は、スマホに依存せずとも、ネットワークラジオ(Radiko.jpとtunein)の操作が可能です。Spotify Conectも同様なので、この部分は力強い構成です。

 Radiko.jpの場合は、PCで登録したメアドを入力するだけです。プレミアムにも対応です。 いずれにしても、ラジオ周りの使い勝手の部分では、ONKYOは優れています。

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 以上、ONKYOCR-N775D-112NFXの紹介でした。

 単品で売られているものをセットにした製品ですが、低音・高音のバランスが良く飽きの来ないONKYO的なサウンドが得られる商品だと思います。単品のアンプとスピーカーとを別に購入するのは、「オーディオマニアへの入り口」とも言え、本格的なオーディオへの入門用としても良いと思います。

 また、ワイヤレスでハイレゾが扱える点でも「今どき」なので、長く便利に使えるでしょう。なお、スピーカーケーブルもセットされていますので、別に買わなくても使えます。

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 【2017年】【ネットワークCDレシーバー】

 28・ONKYO CR-N775-S【シルバー】
  ¥48,417 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【2017年】【スピーカー2本組】

 28・ONKYO D-012EXT(D)
  ¥15,580 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Wi-Fi+USB
ラジオ:   FM AM Radiko Spotify
アンプ出力:40W×2
スピーカー直径:10cm+3cm
高音域再生力:★★★★★ 100kHz
低音域再生力:★★★★☆ 60Hz

 なお、CR-N775は、下位グレードのスピーカーとなる、D-012EXTとのセットも推奨されています。

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 スピーカー構成は、中低音域の再生に用いる10cmのウーファーと、高音域用の3cmのリング型トゥイーターという構成で、要するにサイズは上位機と同じです。

 ただ、ウーファーの素材が、同社が昔からこのグレードに利用するアラミド繊維のN-OMF振動板となります。トゥイーターは、同じくリング型ですが、内部のパーツ構成が異なります。

 ただ、同じ構造のバスレフダクトがあり、音質的な傾向は、上位機とあまり変わりません。費用対効果の高さから言えば、この高性能ほうがおすすめです。


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 【2019年】

 29・marantz CDレシーバー M-CR612
  ¥41,256 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

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 29・DALI SPEKTOR1  【ウォルナット】
 29・DALI SPEKTOR1 B   【ブラック】
 29・DALI SPEKTOR1 W   【ホワイト】
  ¥23,598 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送:BT+Wi-Fi+USB対応
ラジオ: FM ワイドFM AM radiko
アンプ出力:60W×2
スピーカー直径:10cm+2.7cm
高音域再生力:★★★★☆
低音域再生力:★★★★☆

 M-CR611 は、マランツのネットワークレシーバーです。

 こちらは単体ですが、ダリZENSOR 1や、その事実上の後継機であるSPEKTOR1 が、デンキヤではセットで並んでいます。

 本体サイズは、アンプ部分が幅29.2cmで、スピーカーが16.2cmです。したがって、70×40cmほどのスペースは最低限必要です。

 CDの再生は、市販のCDのほか、MP3MMAの圧縮音源を、CD-Rに焼き付けたメディアに対応します。

 録音には未対応です。

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 スピーカー構成は、「2ウェイバスレフ型」です。

 SPEKTOR1 は、11.5cmコーン型のウーファーと、高音域用の2.1cmドーム型トゥイーターの構成です。

 ウーファーは、一般的なパルプ製ですが、微粒子パルプを利用するウッドファイバーコーンです。ツイーターは、新開発の高速振動タイプのです。

 ただ、周波数特性は59Hz〜26.0kHzと、高音域においてハイレゾに満たないため、推奨セットとはいえ、物足りないです。

 アンプは、60W×2です。

 かなり余裕のあるスペックです。

 ただ、周波数帯域は、アンプ側も5Hz 〜 40 kHzと「ギリギリ」ハイレゾ水準となるため、この用途には向かないかもしれません。

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 スマホ・PCからの再生は、BluetoothWi-Fi(無線LAN)USB接続・有線LANにてフル対応します。

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 その上で、【Amazon Alexa対応端末の比較記事】で紹介したようなAlexa対応端末による音声操作に対応します。

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 Bluetoothは、音質が良いAACに対応しますが、ハイレゾ音源には未対応です。

 Wi-Fiは、ハイレゾ音源に対応できます。

 iPhone系はAirplayに対応です。また、Android系でも、Denon Hi-Fi Remoteという再生アプリで対応可能です。こちらも、ハイレゾ音源の規格として、WAVやFlacのほか、DSDに対応しています。

 USB端子からの再生は、この機種の場合も、ハイレゾ再生対応です。

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 音楽ストリーミング配信は、マランツは、HEOS というアプリを使います。

 ちなみに、マランツと経営統合をした音響機器メーカーのDENONも同じものを使っています。

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 使途は、DTS Play-Fiと、基本に同じです。

 ただし、対応する配信サービスは、Amazon Music・Spotify・Tunes inなどは網羅されますが、Radiko.jpなど、日本ローカルのサービスには、弱いです。

 ただし、AppleのAirplayには対応します(Airplay2)。

 ラジオは、FM・AMに対応します。

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 以上、マランツのM-CR612 の紹介でした。

 単体のアンプ兼CDレシーバーと考えると、60Wの出力を含めて実力がある製品です。

 ただ、ハイレゾに実質非対応な部分と、この値段を出すとすると、単品のアンプ(プリ/メイン)+スピーカーも買えそうなので、選択肢としては多少微妙でしょうか。


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 【2018年】【ネットワークCDレシーバー】

 30・DENON CEOL RCD-N10-W 【ホワイト】
 31・DENON CEOL RCD-N10-K 【ブラック】
  ¥41,256 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【2018年】【スピーカー・2本】

 30・DENON CEOL SC-N10-WTEM  【ホワイト】
 31・DENON CEOL SC-N10-BKEM  【ブラック】
  ¥12,132 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送:BT+Wi-Fi+USB対応
ラジオ: FM ワイドFM AM radiko
アンプ出力:65W×2
スピーカー直径:12cm+1.2cm
高音域再生力:★★★★☆
低音域再生力:★★★★☆

  RCD-N10は、デノンの販売するネットワークCDレシーバーです。

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 同社では、SC-N10というスピーカーが同時発表され、実質的に「セットコンポ」で売られています。

 本体色は、黒モデルもあり、組み合わせも可能です。

 本体サイズは、アンプ部分が幅28cmで、スピーカーが15.4cmです。

 マランツとだいたい同じですが、70×30cmほどのスペースがあると、設置可能でしょう。

 CDの再生は、市販のCDのほか、MP3MMAの圧縮音源を、CD-Rに焼き付けたメディアに対応します。

 録音には未対応です。

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 スピーカー構成は、「2ウェイバスレフ型」です。

 12cmコーン型のウーファーと、高音域用の1.2cmドーム型トゥイーターの構成です。

 周波数特性は50Hz〜20kHzです。デノンの場合、やや大きめのウーファーを採用することで、低音域を無理なく再生できる用にしています。この部分が、同社のサウンドの特長です。

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 一方、高音域が20kHzですので、「ハイレゾ認証」マーク付き機種ながら、しっかり音源を鳴らせる水準にあるとも言えないです。

 ただ、充実する低音域・無理のない中・高音域というのが同社の「個性」なので、その傾向が好きな方が選ぶべきでしょう。「きらびやか」な音が苦手、という方にはむしろマッチします。

 アンプは、60W×2です。

 マランツ同様、かなり余裕のあるスペックで、本格的です。

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 スマホ・PCからの再生は、BluetoothWi-Fi(無線LAN)USB接続・有線LANにてフル対応します。

 その上で、【Amazon Alexa対応端末の比較記事】で紹介したようなAlexa対応端末による音声操作に対応します。

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 Bluetoothは、SBCのみの対応です。

 Wi-Fiは、ハイレゾ音源に対応できますが、先述のように、スピーカーとアンプのスペックの部分で、「フル対応」というのは疑問符が付きます。

 iPhone系はAirplay 2に対応です。ハイレゾ音源の規格として、WAVやFlacのほか、DSDに対応しています。

 USB端子からの再生は、この機種の場合も対応です。

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 音楽ストリーミング配信は、DENONも、HEOS というアプリを使います。

 先述のようにマランツと経営統合をしたので、この部分は、上で紹介したマランツ機と同じです。

 ラジオは、FM・AMに対応します。

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 以上、デノンのRCD-N10の紹介でした。

 「兄弟ブランド」のマランツの場合と同じで、65Wの出力を含めて本体部分に実力がある製品です。その上で、セットスピーカーのウーファーを強化して、低音域を充実させた部分が「個性」です。

 引き続き、ハイレゾ対応マークが表示される点は「疑問」ながら、特に高音域にはこだわらず、小型スピーカー構成で音の迫力を求めるならば、こちらは選択肢でしょう。

今回の結論
高音質なミニコンポのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、ミニコンポの最新機を比較でした。

 最後に、ここまで見た全機種のなかから、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきます。


 第1に、「音質重視」でミニコンポを選ぶ場合に、最もおすすめと言える機種は、

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 23・SONY CMT-SX7
  ¥43,533 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送:BT+Wi-Fi+USB対応
ラジオ: FM ワイドFMAM radiko
アンプ出力:50W×2
スピーカー直径:10cm+2.7cm

1・高音域再生力 ★★★★★★★
2・低音域再生力 ★★★★★
3・アンプ性能  ★★★★☆
4・ネットワーク ★★★★★★
5・設置性の良さ ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★★★

 SONYCMT-SX7でしょう。

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 最新のミニコンポとして「これは備わって欲しい」という機能が、全て網羅できている点が評価できます。

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 最も重要なスピーカーの部分の性能も、3WAYシステムを取り入れるなどの工夫が見られ、ユニットの大きさ的にも、低温の迫力は十分でしょう。

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 高音域については、特に、2.7cmドーム型トゥイーターは、「ハイレゾ」にこだわるソニーらしく高品質を期待できます。

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 その上で、Bluetoothを含めてハイレゾ音源の再生に対応できるため、スマホやPCからのワイヤレスでも高音質で楽しめます。

 冒頭でも書きましたが、CDを超える音質のハイレゾ音源は、ここ5年スパンで考えた場合、CD音質にとって代わる可能性が高いです。その際に、先んじてこの規格に対応するこの機種を導入することは、意味があるでしょう。

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 さらに、CD音源しか持っていない方も、ハイレゾ音源でない音源をアップスケールする技術を搭載するため、「宝の持ち腐れ」にはならないでしょう。

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 音楽ストリーミング配信も、他社と比較して、高度な再生対応が可能です。

 セットコンポでは最も充実し、Music Centerを通して、Yout Tube Spotify Amazon Music radiko.jpなど各種サービスの再生が可能なので、この部分で不便はないでしょう。

 やや高価ですが、長く使い込んでも楽しそうなコンポなので、大事に使えば、十分もとがとれるでしょう。


 第2に、3万円以内で音質を重要視した場合、おすすめできるハイレゾ対応機は、

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 【2019】

 10・パナソニック SC-PMX90-S
  ¥33,734 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【2017】

 11・パナソニック SC-PMX80
  ¥25,255 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Bluetooth+Wi-Fi
ラジオ:   FM/ワイドFM
アンプ出力:60W×2
スピーカー直径:14cm+1.9cm+1.2cm

1・高音域再生力 ★★★★★★ 100kHz
2・低音域再生力 ★★★★★ 41Hz
3・アンプ性能  ★★★★★
4・ネットワーク ★★★★☆
5・設置性の良さ ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★

 パナソニックSC-PMX90でしょう。

 もちろん、価格差がある場合、基本性能が変わらない SC-PMX80でも構いません。

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 スピーカーの音質は、14cmと大きめのウーファーを使っており、低音の再現性は今回紹介した中では最も高いと思います。

 高音部についても、スーパーツイーターの性能が良く、バランスが取れています。高音域も50kHzですので、USB経由とはなるものの、ハイレゾ音源に対応できます。

 なお、3WAY方式は、音域間の受け渡しが「3箇所」発生するため、必ずしも音質が向上するわけでもない、難しい技術です。

 ただ、パナソニックは3WAY式を昔からかなり「頑張って」おり、利点である音場表現の豊かさを十分に引き出しています。

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 【2017年】

 12・パナソニック SC-PMX150-S
  ¥53,728 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Bluetooth+Wi-Fi
ラジオ:   FM/ワイドFM
アンプ出力:60W×2
スピーカー直径:14cm+1.9cm+1.2cm
高音域再生力:★★★★★
低音域再生力:★★★★★ 41Hz

1・高音域再生力 ★★★★★★ 100kHz
2・低音域再生力 ★★★★★ 41Hz
3・アンプ性能  ★★★★★
4・ネットワーク ★★★★★
5・設置性の良さ ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★★

 一方、パナソニックには3WAY式の上位機もあり、こちらはWi-Fiでのハイレゾにも対応し、Wi-Fiに関する諸サービスが利用できます。

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 音楽ストリーミング配信は、ソニーほどは対応度が高くないですが、Spotifyは利用可能です。

 AirPlayにも対応できます。

 ただ、ネット部分の利便性をふまえても、本体はやや高額です。費用対効果を考えると、オススメなのは、SC-PMX80でしょう。


 第3に、小型で設置性がよく、かつ格安のスピーカーとしておすすめできるのは

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 【2018】【各色】

 1・パナソニック コンパクトステレオ SC-HC300-W
 2・パナソニック コンパクトステレオ SC-HC300-K
  ¥14,369 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: FM/ワイドFM
アンプ出力:10W×2 (8Ω)
スピーカー直径:8cm

1・高音域再生力 ★★★☆☆
2・低音域再生力 ★★★☆☆
3・アンプ性能  ★★★☆☆
4・ネットワーク ★★★☆☆
5・設置性の良さ ★★★★★★
6・総合評価   ★★★★☆

 パナソニックSC-HC300でしょう。

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 本体サイズは、幅409×高さ198×奥行107mmです。

 スピーカー込みで40cmの幅があれば設置できるので、この点この製品は優秀です。

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 同価格帯の他社製品には、単体のスピーカー独立型もあります。

 しかし、限られたスペースで、上図の様に「近接して」利用せざるを得ない場合、ステレオ感を出しにくく、共振などで、かえって音質が悪いです。

 その点で、スピーカーが一体で、音の拡がる方向性を含めてセットアップされたSC-HC300の方が、音質を期待できる側面があります。

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 スピーカーは、1ウェイ方式(フルレンジ)です。

 格安機でも2ウェイ式は、あります。ただ、部品コストの関係で(工夫のない)格安のユニットを使わざるを得ないため、音質がさほど高くないです。

 その点で言えば、低価格機では「1ウェイ式のほうが安定」していると言えます。また、2ウェイ式より中音域が充実することもあり、方式としても決して劣らないでしょう。

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 スマホ音源の再生は、Bluetoothで対応できます。

 SBC規格のみの対応ですが、MP3リマスター機能でアップコンバートされるため、この部分の性能も一定程度期待できます。

 こうした点で、この製品は、価格以上の音質は期待できます。

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 【2019】【各色】

 5・パナソニック ミニコンポ SC-HC410
  ¥24,467 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: FM/ワイドFM
アンプ出力:20W×2 (8Ω)
スピーカー直径:

1・高音域再生力 ★★★☆☆
2・低音域再生力 ★★★★☆
3・アンプ性能  ★★★★☆
4・ネットワーク ★★★☆☆
5・設置性の良さ ★★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 ただし、十分に予算のある場合は、上位機のSC-HC410でも良いでしょう。

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 下位機種と比較する場合、4GBのメモリーを内蔵し、ジュークボックス的に利用できる部分が目立ちます。

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 しかし、むしろ注目したいのは、音を強化するため225mmのツイステッドポートが装備されている点です。小型機の弱点をかなりの程度緩和できる工夫であり、音質面では、下位機種より強化されています。

 とはいえ、1万円の価格差は大きいので、(ジュークボックス的に利用しないならば)基本的には下位機種で良いと思います。


 第4に、デスクサイドやキッチン用として、最も音質が期待できるコンパクトな機種は、

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 【2018】

 【上位機種】

 15・JVC コンポ EX-S55-T【茶】
 16・JVC コンポ EX-S55-B【黒】
  ¥43,546 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【下位機種】

 17・JVC コンポ EX-S5-T
  ¥29,940 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Bluetooth +USB
ラジオ: FM/ワイドFM
アンプ出力:25W×2 (4Ω)
スピーカー直径:8.5cm

1・高音域再生力 ★★★★☆ 40kHz
2・低音域再生力 ★★★★★ 30Hz
3・アンプ性能  ★★★★☆
4・ネットワーク ★★★☆☆
5・設置性の良さ ★★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 JVCEX-S55-Tでしょう。

 幅40cm×奥行30cmほどの設置スペースで設置できる小型機ですから。

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 先ほど書いたように、スピーカーは大きければ大きいほど良いわけではなく、十分な幅が取れなかったり、近くで聴く場合は、小型スピーカーの方が、ステレオ感は得やすいです。

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 小型スピーカーにもかかわらず、スピーカー部分がかなり作り込まれているこちらの機種は、そういった用途に最も向く機種だと思います。

 とくに1WAY方式のスピーカーは、2WAYと違って「ユニット間での音の受け渡し」がないため、歌のボーカルを含む中音域が割と充実します。

 聴き疲れしにくい高級ミニコンポとして、非常に優秀だと思います。なお、ハイレゾに対応する必要がないならば、下位機種を選んでもよいでしょう。

ーー

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 【2019年】

 18・JVC コンポ EX-HR55
  ¥76,800 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Bluetooth +USB
ラジオ: FM/ワイドFM
アンプ出力:50W×2 (4Ω)
スピーカー直径:8.5cm

1・高音域再生力 ★★★★★ 40kHz
2・低音域再生力 ★★★★★ 30Hz
3・アンプ性能  ★★★★☆
4・ネットワーク ★★★☆☆
5・設置性の良さ ★★★★★★
6・総合評価   ★★★★★★

 一方、もう少し予算があるならば、EX-HR55を選んでも良いと思います。

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 同じウッドコーン機ですが、CD音質をハイレゾ並みに拡張するNEW「K2テクノロジー」を搭載した点で、性能が優れます。

 なお、先ほど書いたように、執筆時現在、Amazonでは、「後継機」として EX-NW1が提示されています。しかし、EX-NW1は、CD再生機能がない別製品ですから注意してください。この機種はまだ「現行機」です。


 第5に、外付けHDDを接続し、ミュージックサーバー的に利用する場合におすすめできるのは、

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 【2017年】【ネットワークCDレシーバー】

 28・ONKYO CR-N775-S【シルバー】
  ¥48,417 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【2017年】【スピーカー2本組】

 28・ONKYO D-012EXT(D)
  ¥15,580 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:対応
スマホ転送: Wi-Fi+USB
ラジオ:   FM AM Radiko Spotify
アンプ出力:40W×2
スピーカー直径:10cm+3cm
高音域再生力:★★★★★ 100kHz
低音域再生力:★★★★☆ 60Hz

1・高音域再生力 ★★★★★★ 100kHz
2・低音域再生力 ★★★★★ 60Hz
3・アンプ性能  ★★★★★
4・ネットワーク ★★★★★★
5・設置性の良さ ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★★

 ONKYO CR-N775-SD-012EXTのセット購入が良いでしょう。

 201805101828.jpg

 本体にカラー液晶が付く点で、音楽の管理がしやすい点を評価しました。スマホをリモコンにもできますし、外付けHDDに貯めた音楽の検索・再生もこれなら比較的容易でしょう。

 スマホをリモコンにできるという利便性を含め、実用的だと思います。

 201906251110.jpg

 スピーカーについては、上位構成もありますが、ユニットサイズや構造、バスレフポートの構造がほぼ同一なので、むしろお得感があるのは、下位構成でしょう。

 「下位」といっても、ミニコンポとしては相当良いユニットなので、音質的には「ワンランク上」を期待できます。

 ハイレゾ対応ですし、アンプの出力も強力です。さらに、Radiko対応や、Spotify対応も、便利な部分と言えます。

   

 【アマゾン限定】

 【2TB】バッファロー HD-AD2U3
  ¥8,480 Amazon.co.jp
(6/25執筆時)

 なお、外付けハードディスクは「別売」になります。ないと「宝の持ち腐れ」といえる機種なので、できれば入手しましょう。なお、ポータブルHDDだと、安定しない場合もあるので、ファンレスで静かな電源付きHDDが良いでしょう。

 もし同時にお探しの方がいれば、このブログに比較記事があります。このブログの【おすすめのハードディスクの比較記事】をご覧ください。


 第6に、個性的で暖かみのある真空管式を試して見たい場合は、

  201812161006.jpg

 【2018】【各色】

 7・SANSUI SMC-300BT
  ¥29,800 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

ハイレゾ音源:未対応
スマホ転送: Bluetooth
ラジオ: FM/ワイドFM
アンプ出力:30W×2 (6Ω)
スピーカー直径:8cm
高音域再生力:★★★☆☆
低音域再生力:★★★☆☆

1・高音域再生力 ★★★☆☆
2・低音域再生力 ★★★☆☆
3・アンプ性能  ★★★★☆
4・ネットワーク ★★☆☆☆
5・設置性の良さ ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★☆

 サンスイSMC-300BT が候補でしょう。

 真空管とペーパーコーン特有の「個性的で暖かみのあるサウンド」が期待できます。今お持ちのミニコンポと明確な音の違いを楽しみたい場合は、このシステムは良いでしょう。

 最初聴いたときの「驚き」は、とびきりです。

 ただ、立ち上がりの悪さ解像感不足などを考えると、やはり「レトロジャンル」な製品です。CD音質でも、細かい部分の音のニュアンスは省略されるでしょう。

 スピーカー部分も、再生周波数帯域の情報は、この価格帯の国産品にしては珍しく一切非開示です。

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 その点で言えば、とくに真空管である必要がなく、「落ち着いた暖かい音」を聴きたいだけなら、むしろ、上でオススメにした、ウッドコーンの【JVC コンポ EX-S55-T】を選んだ方が良いでしょう。

補足:ミニコンポのオルタナティブについて

 というわけで、今回は、ミニコンポの話でした。

 最後に、ミニコンポ以外に「とり得る選択肢」について、補足しておきます。

1・小型スピーカーの比較
2・プリメインアンプの比較
3・ミニコンポの比較
4・PC用スピーカーの比較
5・Bluetoothスピーカーの比較

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 第1に、「CDの再生機能は不要で、スマホからだけ再生できれば良い!」とお考えならば、ミニコンポよりも、Bluetoothスピーカーを選ばれたほうが良いかもしれません。

 これについては、上記5番のリンク記事で紹介しています。

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 第2に、オーディオ中級者のように、スピーカーとアンプを自分で組み合わせたい!とお考えならば、「プリメインアンプ」+「小型スピーカー」の構成を考えましょう。

 もし、CDレシーバーが不要なら、こちらの方が同じ予算で、高音質なオーディオが入手できる可能性があります。

 その場合、上記1番・2番の記事をご覧ください。合わせて5万円前後の予算から購入できるでしょう。

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 最後になりましたが、今回の記事が皆さんのお役に立ったようならば幸いです。Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 12:56 | オーディオ製品

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