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2021年05月19日

比較2021' Bluetoothスピーカー97機の音質とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2021年 新型のBluetoothスピーカーの性能とおすすめ:防水・ハイレゾ対応 軽量小型Bluetoothスピーカー 無線ワイヤレススピーカー:防水 お風呂 海 キャンプ用 重低音の違いや人気ランキング

【評価する製品型番】SONY SRS-XB13 SRS-XB01 SRS-XB22 SRS-XB23 LSPX-S2 JBL GO 3 FLIP5 CHARGE4 FLIP4 JBL CHARGE5 JBLCHARGE5BLK HORIZON 2 JBL TUNER 2 FM Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II Special Edition SoundLink Micro Bluetooth speaker SoundLink Color Bluetooth speaker II SoundLink Revolve II Bluetooth speaker Revolve+ II Beats Pill+ ML4M2PA/A Panasonic SC-MC30-K ANKER Soundcore Motion Q A3108011 Flare A3161011 Boost A3145011 AK-A3142013 Anker Soundcore Motion+ AK-A3116011 Bang&Olufsen B&O play Beoplay A1 サーモス VECLOS SPW-500WP Harman kardon ESQUIRE Mini2 BALMUDA The Speaker M01A-BK Marshall Emberton

今回のお題
最新のBluetoothスピーカーのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今回は、2021年5月現在、最新モデルのポータブルBluetoothスピーカの比較します。 

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 1万円前後で買える格安モデルから、ハイレゾ音源に対応する音質重視モデルまで、各社の製品を比較していきます。

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1・音質    ★★★★★
2・重低音   ★★★★★
3・防水性   ★★★★★
4・軽量性   ★★★★★
5・バッテリー ★★★★★
6・総合評価  ★★★★★

 というわけで、以下では、上表のような基準から、各製品を比較・紹介していきます。

 そして、最後にAtlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を書いていきます。

 長い記事ですが、よろしくお願いします。

1・今回の記事構成について

1・小型Bluetoothスピーカーの比較
 重さ:250g〜1kg
 価格:5000円〜
 音声AI:非搭載
 用途:自宅&アウトドア(軽さ重視)
2・大型Bluetoothスピーカーの比較
 重さ:1kg〜20kg
 価格:20000円〜
 音声AI:非搭載
 用途:自宅&アウトドア(音質/音圧重視)
3・スマートスピーカーの比較
 重さ:300g〜10kg
 価格:20000円〜
 音声AI:搭載
 用途:自宅(音質&利便性重視)

 Bluetoothスピーカーは、新製品だけに限定しても、100種類を優に超える数があります。

 このブログ「家電批評モノマニア」でも、90機以上はフォローしますが、一度に比較するには「数が多すぎる」ため、記事を3つに分けています。

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 1回目記事(今回)では、「重さが1kg未満」と軽く、軽量で持ち運べる、カジュアルなBluetoothスピーカーを紹介します。

 価格的にも1万円以下の製品が多く導入しやすいです。

 主に、家庭で持ち運んで使ったり、屋外で使う、小型で、防水性のあるモデルを多く紹介します。

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 2回目記事こちら)では、「重さが1.5kg以上」で、やや高額なBluetoothスピーカーを扱います。

 屋外などでの音楽、ダンス用、学校行事などのほか、家庭用でも、しっかりした低音が欲しい場合は、2回目の記事をお読み下さい。

 なかには、「ハイレゾ音源」や「空間オーディオ」に対応できる上級機もあります。

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 3回目記事こちら)では、ど音声Assistant付きのBluetoothスピーカーを紹介します。

 GoogleやAmazonのAIをネイティブで搭載するタイプです。

 音声アシスト付は、重さにかかわらず、全てそちらで紹介します。

 なお、「選び方が良く分からない」という方は、今回の記事で「選び方の基本」もフォローしますので、とりあえず、今回の1回目記事からご覧ください。

2・Bluetoothスピーカーの選び方の基本

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 というわけで、本題にはいります。

 Atlasは、ここ数年、相当数のBluetoothスピーカーを試聴し、また、記事として比較してきました。

 その成果をふまえて、今のところの「結論」をいえば、「Bluetoothスピーカー選びに失敗しない」ための選び方のポイントは次の「3点」です。

1・スピーカーユニットのサイズ
2・スピーカーユニットの配置
3・Bluetooth圧縮規格のグレード
4・本体の重さと防水等級の高さ

 上表の「3点」を押さえておけば、予算や用途の違いはあるにせよ「的外れなスピーカーを選ぶことはまずない」と言えます。

 これらは、重要な部分なので、あらかじめ、順番に解説しておきます。

1・スピーカーユニットのサイズ

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 第1に、スピーカーユニットのサイズです。

 Bluetoothスピーカーは、他方式のスピーカーに比べて、本体の「コンパクト性」を売りにするスピーカージャンルです。

 そのため、スピーカーユニット(=音の鳴る部分)の口径(サイズ)を過度に小さくしている製品があります。

 この点から言えば、見た目のデザインの良さからだけスピーカーを選んでしまうと、音質・音圧的に満足しない「音の悪いBluetoothスピーカー」を選んでしまう危険性が高いです。

 とくに、小型もデルを探している場合、十分な注意が必要です。

2・スピーカーユニットの配置

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 第2に、スピーカーユニットの配置です。

 左右にスピーカーを置く「ステレオ構成」については、一般的なので説明不要でしょう。

 ただ、音が拡がるように特殊なスピーカーユニットの配置をさせた「360度全方位スピーカー」が出ています。

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 左右にスピーカーが配置される「ステレオ構成」は、(厳密には)スピーカーとスピーカーの真ん中に人間がいないと、定位感に欠けます。

 本格的なオーディオシステムなら良いのですが、小型のBluetoothスピーカーの場合、リスニングポイントが狭く、ステレオ感を得にくいという欠点がありました。

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 それならば、ということで登場したのが、「360度全方位スピーカー」です。

 音の方向性(指向性)をなくし、部屋の全方位に向けて音を拡散させる仕組みで、基本的にスピーカーをどこにおいても、良質なサラウンド感を得れる、という製品です。

 格安で小型のスピーカーについては、(ステレオより)この方向性のが、現実的な音質が良いので、各社とも、(ステレオのラインナップを減らしても)こうした製品を増やしています。

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 音楽コンテンツについても、こうしたスピーカーへの「対応」が今後すすみます。

 「水平方面」だけでなく「高さ方面」の音データの情報を持つ「空間オーディオ音源(3Dオーディオ)」が、今後かなり流行する兆しがあるからです。

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 これは、もともと、映画用の音声技術(ドルビーアトモス)だったのですが、2021年以後は、Amazonに加えて、Appleも、「通常の音楽コンテンツ」で対応を増やす予定です。

 高さ方面「サラウンド感」を表現しやすい「360度全方位スピーカー」は、こうした状況に適合的なので、ますます流行するでしょう。

3・スマートスピーカーの比較
 重さ:300g〜10kg
 価格:20000円〜
 音声AI:搭載  

 なお、現状では、「360度全方位スピーカー」は、どちらかというと、3回目記事で紹介するような、AI搭載型でかなり流行しています。

 (普通の)Bluetoothスピーカーにもいくつかありますが、「決め打ち」で探すならば、そちらの記事も、後ほどご確認ください。

3・対応する圧縮規格のグレード

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 第3に、対応するコーデック(圧縮規格)のグレードです。

 Bluetoothは、Wi-Fiに比べて、電力を使わない分、「回線が細い」無線方式です。

 そのため、スマホなどの再生機器から、音源を特定の圧縮規格で縮めてから、スピーカーに送っています。

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 圧縮転送規格は、上表に示したように、主に6種類あります。

 このうち、どの製品でも対応するのがSBC規格です。

 しかし、Bluetoothスピーカーとスマホなど再生機器と双方が「より上位の規格」に対応していると、上位圧縮規格が自動で使われ、音質がかなり良くなります。

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 結論的にいえば、iPhoneの場合は、上位規格であるAAC規格、Android系ならばApt-X規格に準じた製品を選ぶと満足度が高いでしょう。

 ただ、米国のBOSE社など、SBC規格の劣化した音質を「アップコンバート」する技術に長けるメーカーもあります。

 そのため、今回の記事では、音質の部分についてはとくに、機種ごと個別に説明を加えました。

4・重さと防水等級の高さ

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 第4に、本体の重さと防水等級の高さです。

 本体の重さは、大部分がバッテリーの重量が占めます。そのため、重さとバッテリー寿命とのバランスがとれた製品を選ぶのがポイントです。

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 その上で、お風呂や野外で利用されたい場合は、防水性を考える必要があります。

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 防水性については、上表のように、JIS規格による等級分けがあります。

 そのため、スピーカーに「どの程度の防水性」「どの程度の防塵(砂・泥)」があるのか、消費者が分かるようになっています。

 今回は、この部分をしっかり「ランクわけ」して説明していきます。

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 結論的にいえば、Atlasとしては、少なくともお風呂や野外で利用するならば、IPX5は最低クリアして欲しいと考えます。

 さらに、海岸など、砂や泥が飛ぶような環境ならば、「最強クラス」のIPX67規格をオススメします。

 ただし、完全防水の製品は、シールをする関係で、本体が重くなったり、音質に悪影響を与えている場合もあります。そのため、性能のバランスが重要となるため、今回はこの点にも注意して比較します。

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 というわけで、Bluetoothスピーカーを選ぶにあたって重要視すべき点を4つ紹介しました。

 以下の記事では、これらの点を特に重視しながら、各社のBluetoothスピーカーを比較します。

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4・PC用スピーカーの比較
5・TV用サウンドバーの比較

 なお、PC専用・TV専用と考えている方は、専用設計のスピーカーを紹介している、以上の記事もあります。

 とくに、TVで使う場合は、(普通のBluetoothだと)映像に帯する音の遅延問題があるため、専用設計のスピーカー利用が望ましいです。

 音質的にも、中音域が充実しないと聞きにくいので、「音楽兼用」でもTV近くに置くならば、5番の記事で紹介するタイプが適当です。そちらの記事をご覧ください。

3・ソニーのBluetoothスピーカー

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 はじめにSONYのBluetoothスピーカーを紹介します。

 なお、以下では、Atlasのおすすめのポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。


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 【2021年発売】

 1・SONY SRS-XB13【各色】
   ¥7,700 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 【2019年発売】

 1・SONY SRS-XB12【各色】
   ¥6,800 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

スピーカー出力:5W
スピーカー直径:46mm×1
高音再生力:20kHz
低音再生力:20Hz
対応コーデック: SBC/AAC
再生可能時間:16時間
サイズ: 直径75×高さ95mm
重さ: 253g

1・音質    ★★☆☆☆
2・重低音   ★★☆☆☆
3・防水性   ★★★★★
4・軽量性   ★★★★★
5・バッテリー ★★★★★
6・総合評価  ★★★☆☆

 SONY SRS-XB13は、ソニーでは最も安いスピーカーです。

 本機については、旧機種 SRS-XB12が残ります。

 主な相違点は、充電端子がUSB-Cになった部分と、ステレオ入力端子が新機種で「省略」になった部分です。

 音質面は、同じなので、基本的に値段で決めて良いでしょう。

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 本体の重さは、253gです。

 サイズも直径75×高さ95mmで、手に載るほどの超小型のBluetoothスピーカーです。

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 防水性は、IPX67規格に対応します。

 水深1メートル×30分の耐用性があります。

 さらに、この規格の場合は、防塵性も保証されますから、雨天の泥水や砂被りにも強い「耐久性最強」な機種です。防錆(さび)でもあるので、海辺でも問題ないです。

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 スピーカーの性能は、さほど良い機種ではありません。

 迫力のある音楽を鳴らすのに必要なパワーは、5Wと小さく、スピーカーの径も46mmと小さいです。音質は期待できません。

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 マルチペアリングは、対応します。

 そのため、どちらかと言えば、2台購入してステレオ化するべき製品です。

 Bluetoothは、SBCほか、音質が多少良いAACも対応です。

 バッテリーは、16時間もちます。

 なお、充電端子は本体側は(丸い)USB-C端子です。付属のUSB-C to USB-Aケーブルを利用して、充電を行う仕様です。

 充電器は未付属ですが、スマホ用などとしてお持ちの方は多いかと思います。

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 以上、SONY SRS-XB13の紹介でした。

 水に強い、というのが唯一の特長です。

 音質は、(1台では)あまり重視されていない設計なので、2台分買うならば、基本的に、続いて紹介するような上位機種がコスパは良いでしょう。 

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 2・SONY SRS-XB01 【各色】
   ¥4,182 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

スピーカー出力:3W
スピーカー直径:37.5mm×1
高音再生力:20kHz
低音再生力:20Hz
対応コーデック: SBC
再生可能時間:6時間
サイズ: 幅81.5×高さ57.5×奥行56.5mm
重さ: 160g

 なお、SONYからは、さらに小口径のSRS-XB01という製品も出ています。

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 160gと軽量で、なにより小さいので、発想次第で色々な用途に使えそうです。

 ただ、その場合、IPX5相当水没や砂ホコリなどに負ける耐久性なので、注意が必要です。音質面を期待して導入する機種でもないでしょう。


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 【2020年発売】

 3・SONY SRS-XB23 【各色】
   ¥12,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 【2019年発売】

 3・SONY SRS-XB22 【各色】
   ¥9,760 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

スピーカー出力:14W
スピーカー直径:42×51mm×2
高音再生力:非公表
低音再生力:非公表
対応コーデック: SBC AAC LDAC
再生可能時間:12時間
サイズ: 約218×76×76mm
重さ: 580g

1・音質    ★★★★☆
2・重低音   ★★★★☆
3・防水性   ★★★★★
4・軽量性   ★★★★☆
5・バッテリー ★★★★☆
6・総合評価  ★★★★☆

 SONY SRS-XB23は、ソニーの入門用のBluetoothスピーカーです。

 昨年モデルのSRS-XB22が残っています。ただ、旧機種はスピーカーの口径が小さいです。すでに値段差もないため、新機種を選ぶべきでしょう。

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 本体の重さは、580グラムです。

 先ほどの製品より重量感はありますが、スマホ2台と少しの重さですから、まだまだ「軽量」と言えます。 

 本体の長さは、20センチほどですから、気軽に持ち運びんで利用するには便利な機種です。

 なお、置き方は、縦でも横でも音質は変わらないような設計です。

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 防水性は、相当高い機種です。IPX67規格に対応します。

 水深1メートル×30分の耐性があります。

 さらに、この規格の場合は、防塵性も保証されますから、雨天の泥水や砂被りにも強い「耐久性最強」な機種です。防錆(さび)でもあるので、海辺でも問題ないです。

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 スピーカーの性能は、総合出力が14Wです。ソニーはこのグレードから、ステレオです。

 また、今回のモデルチェンジで、左右のスピーカーが楕円形形状の新型ユニットに変わりました。

 サイズは、42×51mmという変則的なサイズです。スピーカーは、口径(面積)が大きなほど音圧が確保できます。

 軽量性を維持したまま、サイズを大きくする工夫は、この形状のスピーカーならば効果的でしょう。

 なお、トゥイーターがなく、全レンジを1機でまかなうスピーカーユニットを「フルレンジ」と言います。

 低音域の再生力は、スピーカー単体ではさほど強くないです。

 ただし、この機種は、空気振動を利用して低音を強調するパッシブラジエーターが左右に2機あるので、小型の割には迫力のある低音が出ます。

 さらに、定評のあるEXTRA BASSモードを利用すれば、バランスを崩さずに重低音を強調することも可能です。

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 Bluetoothは、一般的なSBC規格のほか、音質が良く、音の遅延も少なめなAACに対応します。そのため、スマホや携帯音楽プレーヤーの圧縮音源の再生力は高いといえます。

 さらに、ハイレゾ音源の転送ができるLDAC規格に対応します。しかし、スピーカー性能の関係でハイレゾ音質の再生はできず、したとしても音質は劣化します。

 マルチペアリングは、この機種も対応します。

 そのため2台購入して左右の「ステレオ」、ないし「ダブルモード」での試聴が可能です。

 ただし、その場合は、コーデックは、SBCの利用に限定化されます。

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 「パーティ」機能は、ソニーのXBシリーズの得意とするところです。

 他社機にも見られるライティング機能のほか、同時に100台までチェーン(数珠つなぎ再生)できる、ワイヤレスパーティーチェーン機能も搭載です。

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 音質の再現力については、DSEEという独自技術が採用される点が注目点です。

 Bluetoothスピーカーの場合、スマホ等からBluetoothで飛ばす場合、ロスレスのCD音質の音源でも一度圧縮してから送ります。

 そのため、スピーカー側で劣化した音質を再現する技術が重要になります。DSEEはそのための技術で、高い音源再現力があります。

 このほか、ClearAudio+S-Masterなど、ノイズを軽減し、音をクリアにする諸技術が搭載されます。

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 スマホアプリは、SONYのMusic Centerアプリ(iOS/Android)に対応します。

 そのため、楽曲の再生・停止だけでなく、イコライザーなどの操作も、スマホだけで可能です。

 バッテリーは、12時間保ちます。

 充電は本機も、充電器がない仕様です。スマホの充電器やPCのUSB端子で充電します。

 なお、2020年機からは、本体側が(丸い端子の)USB-Cですので、付属ケーブルはUSB-C to USB-Aになっています。

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 以上、SONY SRS-XB23の紹介でした。

 1万円前後で買える小型Bluetoothスピーカーとしては良いスピーカーを搭載します。

 また、DSEEをはじめとする音質再現技術も高度です。大きさも小型で、気軽に持ち運びできますし、1万円前後の予算で選ぶならば、良いスピーカーでしょう。

 説明書もわかりやすく、スマホ(iPhone/android)や音楽プレーヤと簡単につなげられると思います。その点、「初心者に優しい」モデルです。


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 【2019年】

 4・SONY LSPX-S2
  ¥39,922 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

スピーカー出力:11W
スピーカー直径:35mm+α
高音再生力:40kHz
低音再生力:60Hz
対応コーデック: SBC AAC LDAC
再生可能時間:8時間
サイズ:90mm×277mm
重さ: 1100g

1・音質    ★★★★★
2・重低音   ★★★☆☆
3・防水性   ★★☆☆☆
4・軽量性   ★★☆☆☆
5・バッテリー ★★★☆☆
6・総合評価  ★★★★★

 SONY LSPX-S1は、若干特殊なBluetoothスピーカーです。

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 本体の重さは、1100gです。

 バッテリー式のLEDランタン(ライト)としても使える、デザイン家電ですから、その分重さはあります。

 1kgを超えますが、Φ9cm×28cmというサイズのため、用途的な部分で、小型機として紹介しています。

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 スピーカーの性能は、総合出力が11Wです。

 表面のガラスが振動板の役割をしているユニークな製品です。2016年に発売された初代に続き、2世代目となりますが、初号機の音質はかなり高かったです。

 楽器と同じ振動方法で、静かなところで聴くと、つややかな音を奏でていました。寝室BGM向きです。

 加振器が円状に音を発生させるため、音が広がりやるく、臨場感が高いスピーカーです。

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 高音域の再生力については、一方、再生周波数帯域が40kHzまでなので、スペックが上位です。

 再生周波数帯域が40kHz以上だと、スペック的に言えば、CDより音質の良い「ハイレゾ音源の再生に対応」することになります。

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 構造的には、ガラスの部分が有高域を再生するトゥイーターとなっているため、結構特徴的な高音域が楽しめます。

 低音域の再生力は、60Hzからですので、スペック的に強調する部分ではありません。

 ただ、用途的に考えると、「響く重低音」というのは、かえって「邪魔」でしょう。

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 Bluetoothは、下位機種同様に、SBCとAAC規格に対応します。

 また、ハイレゾが伝送可能なLDAC規格にも対応します。

 ただし、再生機器側がLDACに対応している必要があります。iPhoneは未対応であり、最新のSONY製のスマホやソニーのウォークマンや、Xperia以外は難しい状況です。

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 音質の再現力については、DSEEをさらに強化したDSEE HXが採用されます。

 通常のDSEEは、圧縮した音源をCD音質に高めるための技術でした。

 しかし、こちらは、40kHzまで対応できるこの機種のスピーカーの能力をフルに生かすため、ハイレゾ音質まで高めます(=アップコンバート)。

 バッテリーは、8時間ですが、ランタンの輝度を最大/音量半分にした状態の数値です。

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 以上、SONY LSPX-S2のスピーカーでした。

 従来よりも小型化し、ガラスの部分をハイレゾ対トゥイーターとした機種です。初代とは、音の傾向が結構変わっているので、気に入っていた方は、一度試聴すると良いかと思います。

 Atlasは(自宅がスピーカーだらけなのですが)、なんとか導入を検討しています。

4・BOSEのサウンドリンクの比較

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 つづいて、BoseBluetoothスピーカーの紹介です。

 Boseは、アメリカ初の世界的な音響メーカーです。

 独特の音響哲学があり、「小さなスピーカーでどれだけ低音を膨らませるか」を重視しています。

 「BOSEサウンド」は、Bluetoothスピーカーのようにサイズの限られるスピーカーにおいて特に力を発揮します。


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 【2017年発売】

 5・Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker
  ¥14,020 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

対応コーデック:SBC
再生可能時間:6時間
サイズ: 98(W) x 98(H) x 35(D)mm
重さ: 290g

1・音質    ★★★☆☆
2・重低音   ★★★★☆
3・防水性   ★★★★★
4・軽量性   ★★★★☆
5・バッテリー ★★★☆☆
6・総合評価  ★★★★☆

 Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker は、アメリカのBOSEの小型Bluetoothスピーカーです。

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 本体の重さは、290グラムです。

 長さは10センチほどですので、完全に持ちはこび用です。

 写真のように、「登山時の熊よけの提案」はおもしろいですね。完全防水にも対応します。

 防水性は、こちらも、JBLと同じでIPX7準拠です。お風呂やプールで安全に使えます。

 泥や砂などの粉じんに関する指標はないものの、上位機的な範囲なら、野外でも問題ないでしょう。

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 スピーカーの性能は、注意が必要で、単体ではステレオに非対応です。

 ユニットは、高音域から低音域までカバーする1つのフルレンジスピーカーに、低音を補うための電磁気回路がないスピーカー(パッシブラジエーター)を2つという構成です。

 低音域の音質は、BOSEの製品らしく、小型でも充実します。

 大音量の再生には向きませんが、適度な音量ならば、バランス良く聴けます。1万円以下の防水スピーカーと比較すると、明らかに音質の程度が異なります。

 高音域の音質は、同社の製品は、(鳴らないわけではないですが)従来からさほど強調されません。

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 マルチペアリングは、対応します。

 2台用意して、左右の「ステレオ再生」や、同じ音を鳴らす「パーティモード」に対応します。同社の場合、スマホでペアリング対応するため、利便性は良いです。

 Bluetoothは、一般的なSBC規格のみ対応です。

 BOSEは、アップコンバート技術が高いため、伝統的にSBC以上の上位のコーデックに非対応です。

 ただ、本機はステレオではない小型機ですし、音質の部分を重視した機種とも言いにくいです。

 バッテリーは、6時間のバッテリーと長くは持ちません。

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 以上、Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker の紹介でした。

 アウトドアでの利用を考えていて、できるだけ軽量で、防水性が期待できる製品を選ぶならばこれでしょう。ただし、ステレオではない点は注意です。


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 【2017年発売】

 6・SoundLink Color Bluetooth speaker II
   ¥14,671 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

対応コーデック:SBC
再生可能時間:8時間
サイズ: 127(W) x 1321H) x 56(D)mm
重さ: 540g

1・音質    ★★★★☆
2・重低音   ★★★★☆
3・防水性   ★★★☆☆
4・軽量性   ★★★☆☆
5・バッテリー ★★★☆☆
6・総合評価  ★★★★☆

 BOSESoundLink Color Bluetooth speaker II は、BOSEの中位機で、こちらはステレオです。

 高価なBOSE製品としては値頃感があり、人気もあります。

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 本体の重さは、540グラムです。

 長さも12センチほどです。こちらは、片手でも持ち運べるポータブルサイズです。

 防水性は、一方で、等級情報がなく「防滴仕様」とだけあります。

 おそらくIPX4かそれ以下でしょう。とはいえ、水に沈没させない限りは、お風呂でも使えそうなグレードです。

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 スピーカーの性能面では、Bose社はスペックの多くが非公開です。

 しかし、この製品も、少なくとも2つのスピーカーユニットと2つのパッシブラジエータを搭載する機種です。

 低音域の再生力は、短時間ですが静かな環境で視聴しましたが、音質的にはしっかり低音が強調されるBoseサウンドを踏襲しており、大音量再生時の音割れも少ないです。

 高音域の再生力も、分離構造が作用してそれなりに高いです。

 しかし、やはり強調するべきは「豊かな低音」という機種です。

 Bluetoothは、SBCのみに対応です。

 ただ、Boseは、DSP(デジタル・シグナル・プロセッシング)技術に伝統的に優れます。同社は、圧縮音源の失われた音の再現や、ノイズの軽減力については格段にうまいです。

 音質がさほど良くないSBC音源を綺麗に再生する用途に向くため、遅延はともかく、音質は期待できます。

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 マルチペアリングは、こちらも、対応します。

 2台用意して、左右の「ステレオ再生」や、同じ音を鳴らす「パーティモード」に対応します。設定は、この機種の場合も、スマホアプリが利用できるため、容易です。

 バッテリーは、一方で、8時間のバッテリーとさほど長くは持ちません。

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 以上、SoundLink Color Bluetooth speaker II の紹介でした。

 音質は、最近流行の「ワイドに広がる」感じです。BOSE製品として、同じほどの価格の防水スピーカーに比べると、低音の厚みが感じられるスピーカーです。


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 【2019年発売】

 7・Bose SoundLink Mini II Special Edition
   ¥22,208 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

対応コーデック:SBC
再生可能時間:10時間
サイズ: 180(W) x 51(H) x 58(D)mm
重さ: 680g

1・音質    ★★★★★
2・重低音   ★★★★★
3・防水性   ★★☆☆☆
4・軽量性   ★★★☆☆
5・バッテリー ★★★☆☆
6・総合評価  ★★★★☆

 BOSESoundLink Mini Bluetooth speaker II は、同社の定番製品で、2015年以来、息の長いロングセラーです。

 2019年に Special Editionとして新型番となり、充電方式がUSB-C端子に変わりました。

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 本体の重さは、680グラムです。

 軽いとも言えませんが、長さは18センチほどですから、持ち運べるサイズです。

 防水性は、一方で、等級情報がない製品です。

 頑丈ですが、保証がなくなるため、酷使はできない機種です。

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 スピーカーの性能面は、やはり多くの情報が非公開です。

 ただ、左右に1つずつのフルレンジ型ウーファーに、低音を補うパッシブラジエータが前後1機ずつです。

 音質は、やはり強調するべきは「豊かな低音」という機種です。縦長の形状が奏功して、下位機種よりも、全音域のステレオ感は良好です。

 Bluetoothは、やはり、SBCのみに対応です。

 マルチペアリングは、機能として持ちません。

 バッテリーは、10時間となります。

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 以上、BoseSoundLink Mini II Special Edition の紹介でした。

 ロングセラーだけあり、小型機としてはBoseらしい豊かな低音を鳴らせる機種です。

 一方、設計がやや古いため、防水性の部分が弱いほか、スピーカー部分の「個性」が、同社の最近の機種と比較すると薄く、「昔ながらのステレオ」という感じはあります。

 個人的には、「音の革新性」という点で、BOSEから選ぶとしたら、続く上位機のほうがおすすめです。


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 【2021年】

 8・BOSE SoundLink Revolve II Bluetooth speaker
   ¥25,300 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

対応コーデック:SBC
再生可能時間:12時間
サイズ:直径82x高さ152mm
重さ: 660g

1・音質    ★★★★★★★
2・重低音   ★★★★★
3・防水性   ★★★★☆
4・軽量性   ★★★☆☆
5・バッテリー ★★★☆☆
6・総合評価  ★★★★★

 SoundLink Revolve II Bluetooth speaker は、BOSEの小型スピーカーの上位機です。

 Bose SoundLink Revolveの後継機となる2世代目で、バッテリー持続時間と防水スペックが強化されました。

 202105191528.jpg

 本体の重さは、670gです。

 超軽量ではないですが、軽量です。

 サイズも、直径8cm・高さ15cmほどの円筒形です。

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 防水性は、IP55です。

 この場合、防水等級はIPX5に準じ、水没しない限りOKです。

 その上で、防塵性は、完全防塵ではないもの「配慮はある」ということになります。

 ただ、お風呂やプールはともかく、砂浜での利用は避けた方が良いでしょう。

 高額ですが、モダンなデザインで本体の質感と格好良さは圧倒的です。

 202105191533.jpg

 一方、本機は、各社の音声AIは未装備です。

 ただ、上部のマルチファンクションボタンの長押しで、スマホのAIアシスタントの呼び出しは可能です。

 出先で、ニュースや天気予報を聞くなどの使い方が考えられます。

 201804221640.jpg

 面白い部分では、一般的なカメラ三脚に取り付けられるユニバーサルマウントに対応する点です。

 カメラ三脚はどれも共通企画なので、安いもので構いません。なお三脚はこのブログの【カメラ・ビデオ用三脚の比較記事】で特集しています。

 その場合、多少凝った利用法も可能です。

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 スピーカーの性能面は、この機種もスペック非公開です。

 一方、仕組みは、冒頭でも詳しく説明した「全周囲360度スピーカー」です。

 左右にスピーカーが配置される「ステレオ構成」と比べると、リスニングポイントが広く、音の広がり(サラウンド感)は良好です。

 本機の場合、ウーファーが下向きで、下部のデフレクターを利用して拡散させるという仕組みをとります 

 低音は2つのパッシブラジエータを搭載するものの、BOSE製品としては、さほど強調されないレベルです。

 逆に言えば、「聴き疲れない」ので、持ち出して使うだけでなく、抜群のインテリア性を活かしワンルームマンションなどに気軽に備えるのに向く気がします。

 Bluetoothは、SBC規格です。

 しかし、下位機種で説明したように、Boseは「音を独自色で作り直す」ような部分があるので、この部分のクオリティは度外視しても良いでしょう。

 マルチペアリングは、こちらも、対応します。

 ステレオ的に本機を構成したい場合には良いでしょう。 

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 バッテリーは、最大で13時間持ちます。

 充電は、専用クレードルを使いますが、この出来も良くデザイン性は高いです。

---

 以上、SoundLink Revolve II Bluetooth speakerの紹介でした。

 「部屋の真ん中に置けるスピーカー」というのはこれまであまりなかったジャンルで、個人的にもより長い期間試したいと思える機種です。

 持ちはこび向きに作られたモデルですが、自宅でも便利に使えそうです。

ーーー

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 9・Bose SoundLink Revolve+ II Bluetooth speaker
   ¥25,300 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

対応コーデック:SBC
再生可能時間:16時間
サイズ:直径105x高さ1845mm
重さ: 910g

1・音質    ★★★★★★★
2・重低音   ★★★★★★
3・防水性   ★★★★☆
4・軽量性   ★★☆☆☆
5・バッテリー ★★★★☆
6・総合評価  ★★★★★★

 なお、本機の上位機として、Bose SoundLink Revolve+ II Bluetooth speakerという製品があります。

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 比較する場合、やや大型で、重さも910gに増加しています。

 そのため「ハンドル」が付いています。

 スピーカーユニットのサイズは、仕組みとしては同じですが、ユニットが大きいので音圧が増しています。

 大きめのリビングや野外での利用ならば、これくらいのパワーがあっても邪魔ではないでしょう。

 あとはほとんど同じで、あえて言えば、バッテリー持続時間が17時間と少し長いです。

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 本機については、重さがある点をどう評価するかで、評価が分かれそうな機種です。

 その場合、ハンドルを装備する点はプラスに働くでしょうが、見かけはイマイチスマートさに欠けますね。選ぶならば、下位機種だと思います。

5・JBLの防水スピーカーの比較

 201805141110.jpg 

 続いて、アメリカのJBL社が発売している防水タイプのスピーカーを紹介します。

 JBLは、世界的な音響メーカーです。

 BOSEよりは価格帯が低い製品が多いですが、やはり「JBLサウンド」と呼ばれる独特の音響哲学をもちます。味付けの少なめな、中音域が充実するサウンドが得意です。


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 【2020年発売】

 10・JBL GO 3
  ¥4,164 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 【2018年発売】

 10・JBL GO 2
  ¥4,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

スピーカー出力:4.2W
スピーカー直径:43×47mm×1
高音再生力:20Hz
低音再生力:110Hz
対応コーデック: SBC
再生可能時間:5時間
サイズ:幅87,5 x高さ75x 奥行41.3mm
重さ: 209g

1・音質    ★★☆☆☆
2・重低音   ★★☆☆☆
3・防水性   ★★★★★
4・軽量性   ★★★★★
5・バッテリー ★★☆☆☆
6・総合評価  ★★★☆☆

 GO 3 は、JBLが2018年に販売した初級者向けのBluetoothスピーカーです。

 新旧両機種あります。

 新機種は、すこしだけ大きくなり、重さも増えました。しかし、出力ほか、スピーカーユニットのサイズが大型化したため、新機種の方が音質は上位です。今選ぶなら新機種でしょう。

 本体色は、黒(JBLGO3BLK)・青(JBLGO3BLU)・赤(JBLGO3RED)・白(JBLGO3WHT)・ピンク(JBLGO3PINK)・オレンジ(JBLGO3ORG)と多色構成です。

 これは、人気機種ゆえでしょう。

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 本体の重さは、209グラムで、長さは9センチほどです。

 要するに、スマホ並みの重さで、「手のひらサイズ」というコンセプトのスピーカーです。 

 防水性は、IPX7準拠です。

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 この点がこの機種の2つめの「売り」で、「水に30分浸けても壊れない」性能です。

 ただし、IPX67基準は示されないため、防塵・防錆については対応度が不明です。とはいえ、野外でも常識的な範囲では使えます。

 スピーカーの性能は、本体のサイズ感が反映されます。

 なぜなら、43×47mmの変則的な形状野スピーカーが1つ内蔵であり、ステレオではないからです。

 出力も4.2Wなので、音圧も低めです。

 周波数帯域をみても、低音域を鳴らしきる実力はないでしょう。

 Bluetoothは、一般的なSBC規格のみに対応です。

 マルチペアリングは、この機種は非対応です。

 バッテリーは、5時間保ちます。

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 以上、JBL GO 2 の紹介でした。

 音質を重視する場合、あまり向かない機種です。ただし、圧倒的に小型で、持ち運びやすいので、相当なニーズが生じている状況です。

 音質重視の今回のコンセプトでは「選外」とせざるを得ないものの、コンパクト機として存在感のある機種です。ハンズフリー通話にも対応します。

ーーー

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 【2021年発売】

 11・JBL CLIP 4
  ¥4,455 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

スピーカー出力:5W
スピーカー直径:40mm×1
高音再生力:20Hz
低音再生力:100Hz
対応コーデック: SBC
再生可能時間:3時間
サイズ:幅86,4 x高さ50x 奥行46mm
重さ: 239g

 なお、音質を比較する今回の記事からは少し外れますが、JBLの防水タイプで最小となるのは、JBL CLIP4です。

 本機は、IPX67準拠ですので、防塵性もあります。ただ、サイズ感に比して、バッテリー量が少ないので、使途はより選ぶでしょう。


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【2019年発売】【各色】

 12・JBL BluetoothスピーカーFLIP5
  ¥9,873 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

スピーカー出力:20W
スピーカー直径:44×80mm
高音再生力:20kHz
低音再生力:65Hz
対応コーデック: SBC
再生可能時間:12時間
サイズ: 69×181×74(mm)
重さ: 540g

1・音質    ★★★☆☆
2・重低音   ★★★★☆
3・防水性   ★★★★★
4・軽量性   ★★★★☆
5・バッテリー ★★★★☆
6・総合評価  ★★★★☆

 FLIP5は、JBLが出しているBluetoothスピーカーです。

 本体の重さは、440グラムです。

 長さは18センチほどで、(下位機種ほどではないにせよ)かなり小型です。

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 防水性は、こちらはIPX7準拠です。

 浴室で質の良い音楽が聴きたい場合や、屋外で利用したい場合は、良い選択肢でしょう。

 ただし、IPX67基準は示されないため、防塵・防錆については対応度が不明です。とはいえ、野外でも常識的な範囲では使えます。

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 スピーカーの性能は、総合出力が20Wです。

 先述のように、旧機種のFLIP4から仕様面では大きな変更がありました。

 FLIP5は、楕円形の44×80mmのドライバーが1機搭載され、それを2つのパッシブラジエーターが補うという方式です。

 FLIP4は、40mmのスピーカーが左右2つ内蔵されるステレオ構成でしたので、大きな変化です。

 もともと小ユニットでは、ステレオ感は得にくいですから、その部分を「捨てて」、珍しい楕円形の大きなトランスデューサーを搭載したという形になります。

 したがって、新型は、単機ではステレオ再生はできないですが、ユニットサイズの利点で、総合的な音質は向上していそうです。

 低音域の音質は、従来機より豊かです。

 スペック的にも、65Hzからと従来より5Hz性能の向上が見られます。

 マルチペアリングは、対応します。

 2機つなげた場合は、ステレオ再生も可能です。

 複数のスピーカーにコネクトできるJBLパーティブーストに対応するため、最大100機までつなげます。

 Bluetoothは、しかし、SBC規格のみに対応です。

 ただ、携帯して屋外で利用したり、お風呂で利用するタイプの製品なので、この面はさほど重視しなくて良いでしょう。

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 バッテリーは、12時間保ちます。

 本体サイズは、550gなので、スマホ2台ほどの重さです。

 屋外で利用するには最適な機種だと思います。

---

 以上、FLIP5の紹介でした。

 新型ユニットで、従来より低音域を強調した製品です。中・低音域のバランスの良さは同社の特徴でそれを活かす形です。

 「完全防水」ですので、ソニーよりも水辺やお風呂での利用に向くでしょう。

 一方、2.0chのステレオ構成には単機ではなりませんが、屋外で1機立てて使うような使い方ならば、(定位も何もないので)この方式で良いでしょうし、音も拡がるでしょう。

 ただ、自宅で利用するならば「2台」用意してステレオ再生を楽しんで欲しいかな、と思います。


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 【2021年発売】

 13・JBL Bluetoothスピーカー CHARGE5
   ¥14,652 Amazon.co.jp (5/19執筆時

 【2019年発売】

 13・JBL Bluetoothスピーカー CHARGE4
   ¥10,494 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

スピーカー出力:40W
スピーカー直径:52×90mm+20mm×2
高音再生力:20kHz
低音再生力:60Hz
対応コーデック: SBC
再生可能時間:20時間
サイズ:幅223×高さ96.5×93×奥行94mm
重さ: 960g

1・音質    ★★★★☆
2・重低音   ★★★★☆
3・防水性   ★★★★★
4・軽量性   ★★★★☆
5・バッテリー ★★★★☆
6・総合評価  ★★★★★

 CHARGE5は、JBL防水スピーカーの最新機種です。

 なお、旧機種が残りますがただ、スピーカー構成が異なります。

 新機種は、従来の1ユニットのフルレンジ式から、20mmのトゥイーターを加えた2ウェイ式になったので、音質の差はあるでしょう。

 パワーも10W上がっているため、新機種のほうが良いかと思います。

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 なお、「チャージ」の名前の由来は、本機のバッテリーから、USB経由でスマホの充電に対応するためです。(四角い普通の)USB-A端子ですから、手持ちのスマホの充電ケーブルで使えると思います。

 本体の重さは、主にバッテリー充電機能の搭載が理由で、995gと増しています。

 本体色は、ブラック(JBLCHARGE5BLK)ほか、レッド(BLCHARGE5RED)・ブルー(JBLCHARGE5BLU)など、5色から選べます。

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 防水性能は、こちらも、IPX67に対応します。

 防水・防塵性を兼ね備えており、ビーチでの利用も可能です。


 202105191735.jpg

 スピーカーの性能は、総合出力が40W(RMS)です。

 同社の場合、RMS表記ですので、他社基準にあわせれば、数字以上に音圧は評価できるでしょう。

 ユニットは、52×90mmのウーファー1基と20mmのトゥイーターを2基装備した製品です。

 さらに低音を強化するため、パッシブラジエータを2基備えるため、1kg未満の機種としては、音圧がそれなりに期待できます。

 一方、変則的な構成で、(単機では)ステレオではないですが、サイズ感からすると、この構成でも良いかと思います

 低音域の音質は、周波数特性をみても60Hzからですので、多少下位機種より伸びています。

 マルチペアリングは、対応します。

 2台をBluetoothでペアリングして、ステレオ機にすることも可能です。

 Bluetoothは、やはりSBC規格のみに対応です。

 ただ、先述のように、BOSE同様、JBLの場合も、あまりこの部分は気にしなくてOKです。

 Bluetooth 5.1にも対応するので、通信安定性は高いです。

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 バッテリーは、20時間と下位機種に較べると2倍に増量しています。

 なお、チャージ用の端子は本体充電用とは別です。

 本体の充電用は(丸い)USB-C端子で、付属のUSB-C to USB-Aケーブルを利用して行います。

 USB充電器は未付属ですが、スマホのものを使うか、PCで充電すれば問題ないでしょう。

---

 以上、CHARGE5の紹介でした。

 やや重いですが、JBLのこの形状の製品は、スピーカーユニットサイズが大きさが、音質にかなり依拠するところがあります。

 その点で言えば、豊かな低音がありつつ、ボーカルなどの音の帯域である「中音域」を邪魔しない、いわゆるJBLサウンドとしての完成度はこちらのほうが高いでしょう。

 重さは難点ですが、予備的なスマホバッテリーとしても使えますし、欠点とも言えません。

 ちなみに、Atlasとしては、自宅では、ステレオ再生用に2台欲しいので、軽量なFLiP4と、外出に便利なCHARGE41台ずつ欲しいかな?と、当初考えていました。

 ただ、ユニットサイズが異なるので、そのような使い方は止めた方が良いでしょう。

後編につづく!
Bluetoothスピーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、Bluetoothスピーカーを紹介してきました。

 記事はもう少し続きます。

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・JBL
 :TUNER 2 FM
 :HORIZON 2JBLHORIZON2BLKJN
・beats by dr.dre
 :Beats Pill+ ML4M2PA/A
・Anker
 :SoundCore 2 A3105011
 :Soundcore Mini 2 A3107011
 :Soundcore Motion Q A3108011
 :Soundcore Flare A3161011
 :Soundcore Flare Mini A3167011  
 :Soundcore Motion+ AK-A3116011
 :SoundCore Boost A3145011

・harman kardon
 :ESQUIRE MINI 2
・Bang&Olufsen
 :B&O play Beoplay A1 2nd Gen
・サーモス
 :VECLOS SPW-500WP
・バルミューダ
 :The Speaker M01A-BK
・パナソニック
 :SC-MC30-K
セイコークロック
 :SS201
・マーシャル
 :Marshall Emberton

 次回の後編記事こちら)では、米国のBeatsAnkerや日本のサーモスやパナソニックなどの人気スピーカーをさらに紹介します。

 その上で、紹介した全機種から、最終的な、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。

 予算別・目的別に提案するのでぜひご覧ください。

 後編記事は→こちら

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posted by Atlas at 17:54 | オーディオ製品

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