比較2018'【ランク別】Bluetoothスピーカー24機の音質とおすすめ:ハイレゾ対応 (1)

2018年09月04日

比較2018'【ランク別】Bluetoothスピーカー24機の音質とおすすめ:ハイレゾ対応 (1)

【今回レビューする内容】2018年 グレード別のBluetoothスピーカーの性能とおすすめ・選び方: 無線スピーカーの違いと性能ランキング:ハイレゾ・防水/お風呂/海/野外対応のワイヤレススピーカーの口コミ:SONY JBL Bose ANKER Beats

【評価する製品型番】SONY SRS-XB10 SRS-XB21 SRS-XB41 SRS-XB60 LSPX-S1 h.ear go SRS-HG10 SRS-ZR7 SRS-X99 Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker  Revolve+ Revolve Bluetooth speaker ANKER SoundCore Boost A3145011 SoundCore2 A3143 Beats Pill+  MQ312PA/A B&O play Beoplay A1 Sport XL A3181011 パナソニック SC-MC20-W JBL FLIP3 FLIP4 CHARGE3 XTREME2

今回のお題
価格・グレード別のBluetoothスピーカーのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今回は、2018年最新モデルのポータブルBluetoothスピーカの比較をします。

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 1万円前後で買える格安モデルから、ハイレゾ音源に対応する音質重視モデルまで、24機種を紹介します。

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 もちろん、人気の防水タイプも相当数を紹介します。

 以下では、いつものように、各製品を比較・紹介したあと、最後にAtlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を書いていきます。

1・PC用スピーカーの比較
2・
ミニコンポの比較
3・Bluetoothスピーカーの比較
4・ブックシェルフ型スピーカーの比較
5・スマートスピーカーの比較

 今回の記事は、スピーカー比較シリーズ3回目記事として書きました。

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 なお、Bluetoothスピーカーでも、GoogleやAmazonなど音声Assistant付きスピーカーをお探しの方は、別記事となります。

 上記5番のリンクをご覧ください。相当数の製品の実機比較をしています。

1・Bluetoothスピーカーの選び方の基本

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 Atlasは、ここ数年、相当数のBluetoothスピーカーを試聴し、また、記事として比較してきました。

 その成果をふまえて、今のところの「結論」をいえば、「Bluetoothスピーカー選びに失敗しない」ための選び方のポイントは次の「3点」です。

1・スピーカーユニットのサイズ
2・Bluetooth圧縮規格のグレード
3・本体の重さと防水等級の高さ

 上表の「3点」を押さえておけば、予算や用途の違いはあるにせよ「的外れなスピーカーを選ぶことはまずない」と言えます。

 これらは、重要な部分なので、あらかじめ、順番に解説しておきます。

1・スピーカーユニットのサイズ

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 第1に、スピーカーユニットのサイズです。

 Bluetoothスピーカーは、他方式のスピーカーに比べて、本体の「コンパクト性」を売りにするスピーカージャンルです。

 そのため、スピーカーユニット(=音の鳴る部分)の口径(サイズ)を過度に小さくしている製品があります。

 この点から言えば、見た目のデザインの良さからだけスピーカーを選んでしまうと、音質・音圧的に満足しない「音の悪いBluetoothスピーカー」を選んでしまう危険性が高く、十分な注意が必要です。

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 ただし、(良い意味での)例外もあります。

 例えば、SONY・BOSE・JBL・Beatsなどの音響メーカーは、構造上の工夫や、バックユニットの工夫で、小型でも素晴らしい音質を実現しているスピーカーを出しています。

 こうした機種・機能は、今回の記事では個別にしっかりと説明し、また、高く評価していこうと思います。

2・対応する圧縮規格のグレード

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 第2に、対応するコーデック(圧縮規格)のグレードです。

 Bluetoothは、Wi-Fiに比べて、電力を使わない分、「回線が細い」無線方式です。

 そのため、スマホなどの再生機器から、音源を特定の圧縮規格で縮めてから、スピーカーに送っています。

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 圧縮転送規格は、上表に示したように、主に4種類あります。

 このうち、どの製品でも対応するのがSBC規格です。

 しかし、Bluetoothスピーカーとスマホなど再生機器と双方が「より上位の規格」に対応していると、上位圧縮規格が自動で使われ、音質がかなり良くなります。

 それぞれの音質面の特徴を簡単に解説すると以下のようになります。

ーー

 第1に、SBC規格は、音質がMP3並に劣化するほか、音の遅延が起こるため、動画音声の再生などに向きません

 第2に、AAC規格は、iPhone/iTunesでも採用される規格で、音質や遅延がSBCより格段に改善します。

 第3に、Apt-X規格は、Android系の多くのスマホが採用する規格で、音質がCD音源同等で転送できます。

 第4に、LDAC規格は、SONYのWalkmanやXperiaが採用する規格で、ハイレゾ音源にも対応可能です。

ーー

 結論的にいえば、iPhoneの場合は、上位規格であるAAC規格、Android系ならばApt-X規格に準じた製品を選ぶと満足度が高いでしょう。

 ただし、米国のBOSE社など、SBC規格の劣化した音質を「アップコンバート」する技術に長けるメーカーもあります。そのため、今回の記事では、音質の部分について、機種ごと個別に説明を加えます。

3・重さと防水等級の高さ

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 第3に、本体の重さと防水等級の高さです。

 本体の重さは、大部分がバッテリーの重量が占めます。そのため、重さとバッテリー寿命とのバランスがとれた製品を選ぶのがポイントです。

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 その上で、お風呂や野外で利用されたい場合は、防水性を考える必要があります。

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 防水性については、上表のように、JIS規格による等級分けがあります。

 そのため、スピーカーに「どの程度の防水性」「どの程度の防塵(砂・泥)」があるのか、消費者が分かるようになっています。

 今回は、この部分をしっかり「ランクわけ」して説明していきます。

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 結論的にいえば、Atlasとしては、少なくともお風呂や野外で利用するならば、IPX5は最低クリアして欲しいと考えます。さらに、海岸など、砂や泥が飛ぶような環境ならば、「最強クラス」のIPX67規格をオススメします。

 ただし、完全防水の製品は、シールをする関係で、本体が重くなったり、音質に悪影響を与えている場合もあります。そのため、性能のバランスが重要となるため、今回はこの点にも注意して比較します。

ーーー

 というわけで、Bluetoothスピーカーを選ぶにあたって重要視すべき点を3つ紹介しました。

 以下の記事では、これらの3点を特に重視しながら、各社のBluetoothスピーカーを比較します。

2・ソニーのXBシリーズの比較

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 SONYXBシリーズからレビューしていきます。

 SONYは複数のシリーズ展開をしていますが、こちらのXBシリーズは、重低音を強調するスタイルを特長とする機種です。

 なお、以下では、Atlasのおすすめのポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。


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 1・SONY SRS-XB10  【各色】
   ¥6.100 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピーカー出力:5W
スピーカー直径:46mm×1
高音再生力:20kHz
低音再生力:20Hz
対応コーデック: SBC
再生可能時間:16時間
本体サイズ: 75×91×75(mm)

 SONY SRS-X1は、ソニーでは最も安いスピーカーです。4色展開です。

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 手に載るほどのサイズのBluetoothスピーカーです。

 防水性は、IPX5相当です。水圧のかかる状況下には対応しませんが、、風呂にちょっと落としたり、水がかかったりする程度では壊れない等級です。

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 スピーカーの性能は、さほど良い機種ではありません。

 迫力のある音楽を鳴らすのに必要なパワーは、5Wと小さく、スピーカーの径も46mmと小さいです。音質は期待できません。また、スピーカーユニットは1機なので、ステレオ再生したい場合は、2機購入してペアリングする必要があります。

 Bluetoothも、一般的なSBC規格のみ対応です。音質は期待できないでしょう。

 バッテリーは、16時間もちます。充電は付属のMicroUSBケーブルでパソコンから行う仕様です。

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 以上、SONY SRS-X1の紹介でした。

 水に強い、というのが唯一の特長です。音質は、あまり重視されていない設計なので、基本的に、続いて紹介するような上位機種が良いでしょう。 


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 【2018】

 2・SONY SRS-XB21 【各色】
   ¥8,440 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

スピーカー出力:14W
スピーカー直径:42mm×2
高音再生力:非公表
低音再生力:非公表
対応コーデック: SBC AAC LDAC
再生可能時間:12時間
本体サイズ: 約198×68×69mm

 SONY SRS-XB20は、ソニーの入門用のBluetoothスピーカーです。

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 長さは20ンチほどで、重さも590グラムと小型・軽量なので、気軽に持ち運びんで利用するには便利な機種です。

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 防水性は、相当高い機種です。IPX67規格に対応します。

 水深1メートル×30分の耐用性があります。さらに、この規格の場合は、防塵性も保証されますから、雨天の泥水や砂被りにも強い「耐久性最強」な機種です。防錆(さび)でもあるので、海辺でも問題ないです。

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 スピーカーの性能は、総合出力が14Wです。ソニーはこのグレードから、ステレオです。

 42mmのスピーカーが左右2つ付属しており、それぞれが、低音域から高音域の音まで全てカバーする仕様です。なお、このような全レンジを1機でまかなうスピーカーユニットを「フルレンジ」と言います。

 低音の再生力は、スピーカー単体ではさほど強くないです。

 ただし、この機種は、空気振動を利用して低音を強調するパッシブラジエーターが使われているため、小型の割には迫力のある低音が出ます。

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 Bluetoothは、一般的なSBC規格のほか、音質が良く、音の遅延も少ないAACに対応します。そのため、スマホや携帯音楽プレーヤーの圧縮音源の再生力は高いといえます。

 さらに、ハイレゾ音源の転送ができるLDAC規格に対応します。しかし、スピーカー性能の関係でハイレゾ音質の再生はできず、したとしても音質は劣化します。

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 音質の再現力については、DSEEという独自技術が採用される点が注目点です。

 Bluetoothスピーカーの場合、スマホ等からBluetoothで飛ばす場合、ロスレスのCD音質の音源でも一度圧縮してから送ります。そのため、スピーカー側で劣化した音質を再現する技術が重要になります。DSEEはそのための技術で、高い音源再現力があります。

 このほか、ClearAudio+S-Masterなど、ノイズを軽減し、音をクリアにする諸技術が搭載されます。

 バッテリーは、12時間保ちます。充電はこちらも付属のMicroUSBケーブルでパソコンから行う仕様です。また、USB用のACアダプターが付属するため、コンセントからも充電できます。

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 以上、SONY SRS-XB21 の紹介でした。

 1万円前後で買える小型Bluetoothスピーカーとしては良いスピーカーを搭載します。また、DSEEをはじめとする音質再現技術も高度です。大きさも小型で、気軽に持ち運びできますし、1万円前後の予算で選ぶならば、良いスピーカーでしょう。

 説明書もわかりやすく、スマホ(iPhone/android)や音楽プレーヤと簡単につなげられると思います。その点、「初心者に優しい」モデルです。


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 【2018】

 3・SONY SRS-XB31 【各色】
  ¥14,758 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

スピーカー出力:30W
スピーカー直径:48mm×2
高音再生力:非公表
低音再生力:非公表
対応コーデック: SBC AAC LDAC
再生可能時間:24時間
本体サイズ: 約 231×87×81 mm

 SONY SRS-XB30 は、先ほどの機種の上位機種です。

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 このグレードの製品からは、外観的に12種類のLEDライティング機能を持ちます。

 本体の重さは、先ほどの機種と比較すると、重さが890グラムと、ノートパソコンほどの重量の機種です。

 もちろん、持ち運べる重さですが「気軽に」と形容詞をつけるのはやや難しい重さでしょう。 

 防水性は、下位機種同様に、IPX67規格に対応します。防水・防塵・防さび対応で、他社モデルを含めて最高クラスです。

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 スピーカーの性能は、総合出力が40Wと下位機種よりも力強いです。

 こちらには、下位機種よりも大きな48mmのフルレンジスピーカーが左右2つ付属しているため、比較的大きな音量に対応すると共に、とくに低音の力強さが増しています。

 バッテリーは、24時間持ちます。

 充電はや付属のMicroUSBケーブルでパソコンから行う仕様です。また、XBシリーズはこの機種から、野外でのスマホへの給電に対応できます。結構ユニークな機能ですね。

 一方、その他の技術はSRS-XB21と同じです。

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 以上、SONY SRS-XB30の紹介でした。

 下位機種よりもスピーカーユニットが大きい点が魅力です。「音質重視」で家で日常的に聴くならば、この程度のサイズは最低限欲しいでしょう。

 ただ、次に紹介する同型の上位機とどちらを選ぶべきかは、難しいところですね。


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 4・SONY SRS-XB41  
   ¥25,520 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

スピーカー出力:50W
スピーカー直径:58mm×2
高音再生力:非公表
低音再生力:非公表
対応コーデック: SBC AAC LDAC
再生可能時間:24時間
本体サイズ: 約291×104×105mm

 SONY SRS-XB41は、ここまで紹介しているソニーのXBシリーズの上位機です。

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 本体の重さは、重さが1500グラムと、それなりに重量のあるスピーカーです。持ち歩けないこともないですが、基本的には室内か、車での持ちはこび用でしょう。

 防水性は、下位機種同様に、IPX67規格に対応し、最高クラスです。

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 イルミネーションにも対応しますが、こちらはFiestable対応で、スマホでライティングの制御も可能です。

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 スピーカーの性能は、総合出力が50Wと、このグレードの製品としては良いです。

  50mmのフルレンジスピーカーが左右2つ付属します。本体構造はXBシリーズで共通なので音の傾向は同じですが、重低音はこの機種が最も強調されます。ソニーは、EXTRA BASSモードも搭載するので、迫力面で優れます。

 バッテリーは、24時間持ちます。充電はやはり付属のMicroUSBケーブルでパソコンから行う仕様です。こちらも、野外でのスマホへの給電に対応できます。

 一方、その他の技術はSRS-XB31と同じです。

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 以上、SONY SRS-XB41の紹介でした。

 大きめのスピーカーユニットを搭載しており、音質の上では期待できます。ハイレゾに対応する必要がないならば、特に低音域の迫力を重視するならば、音質面で期待できます。


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 5・SONY SRS-XB60  
   ¥33,846 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

スピーカー出力:150W
スピーカー直径:130+50mm×2
高音再生力:非公表
低音再生力:非公表
対応コーデック: SBC AAC LDAC
再生可能時間:14時間
本体サイズ:約264×552×272mm

 SONY SRS-XB41は、ソニーのXBシリーズの最上位機です。

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 本体の重さは、8kgですから、持ち運ぶ手段を考えなければいけない製品です。ストリート用のモデルですが、同じスピーカーを2つ購入すると、ステレオ再生させることも可能です。

 防水性は、ただし、この機種は明示的な記載がないため、雨天などでは利用できない機種です。

 スピーカーの性能は、総合出力が150Wと、さすがに良いです。

 ユニットは、中音・低音域を担当する13cmウーファーと高音域を担当する5cmのツイーターを装備する2WAY式です。ソニーが「得意」な構成で、特に高音と低音は強調できます。

 バッテリーは、14時間持ちます。

 一方、その他の技術はSRS-XB41と同じです。

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 以上、SONY SRS-XB60の紹介でした。

 最上位機ですが「特殊用途」の製品です。家庭で普段使うにはユニットが大きめで、小音量再生の品質はイマイチです。ストリートで「ガンガン鳴らす」用途の製品です。


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 6・SONY LSPX-S1
  ¥69,800 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピーカー出力:13W
スピーカー直径:45mm×2+62mm
高音再生力:40kHz
低音再生力:60Hz
対応コーデック: SBC AAC aptX LDAC
再生可能時間:4時間
本体サイズ:82mm×303mm

 SONY LSPX-S1は、若干特殊なBluetoothスピーカーです。

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 LEDのランタン(ライト)としても使える、デザイン家電です。

 そして、表面のガラスが振動板の役割をしているユニークな機種です。

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 ただ、単なる「色物」ではなく、音質的にも考えられた機種です。加振器が円状に音を発生させるため、音が広がりやるく、臨場感が高いスピーカーです。

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 Bluetoothは、この機種はaptXというコーデックにも対応します。そのため、CD音質ならば、圧縮しないでやり取りが可能です。ただ、これには、スマホや音楽プレーヤなどの側の対応が必要です。

 対応再生機器は、LDACよりも多くなり、例えばAndroid系のスマホの多くが対応します。

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 以上、SONY LSPX-S1のスピーカーでした。

 インテリア性重視とは言え、360度広がるスピーカーとしておもしろい製品です。ただ、最近は360度スピーカーは、より安い製品が出てきたため、スピーカーとしてみると、市場的な役割は終えたとも言える製品です。

3・ソニーのハイレゾ対応機の比較

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 つづいて、SONYのハイレゾ音源対応の高級ワイヤレススピーカーを紹介します。h.ear goシリーズとして、売られる機種です。

 音の特長としては、低音域と高音域が充実する「ジャパニーズサウンド」です。 

 なお、ハイレゾ音源とは、E-ONKYOMoraなどで入手可能な高音質の音源です。

 ハイレゾの場合、CDではカットされてしまう高音域まで再生できるものです。急速に広まりつつある次世代の音源規格ですが、対応するには、スピーカーもその規格に対応する必要があります。


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 7・SONY h.ear go SRS-HG10 【各色】
   ¥19,595 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

スピーカー出力:24W
スピーカー直径:35mm×2
高音再生力:40kHz
低音再生力:60Hz
対応コーデック:SBC AAC LDAC
再生可能時間:12時間
本体サイズ: 約204×62×60mm

 SONY h.ear go SRS-HG1 は、ソニーのハイレゾ音源対応の高音質なポータブルスピーカーです。

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 ハイレゾ未対応の下位機種と比較して、(イルミネーションがないなど)デザイン的に落ち着いています。落ち着いた大人向けのテーストですね。

 本体の重さは、重さも790グラムとなります。長さは20センチほどで、持ち運べるサイズですね。

 防水性は、一方、音質重視の機種であり、防塵・防滴性能性能はなく、お風呂などでの利用は無理な製品となります。

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 スピーカーの性能は、総合出力が24Wです。

 また、35mmのスピーカーが左右2つ付属する構造です。これらの数値を見ると分かりますが、スピーカーについてだけ言えば、上で紹介したSRS-XB2よりこちらの方が能力が下位です。

 ただ、こちらは、スピーカーユニットの構造が下位機種と異なる新型です。また、パッシブラジエーターが前後に2つ付く仕様です。そのため、下位機種に比べての低音のパワー不足は感じないでしょう。もちろん、Atlasの試聴の限り、音質の面でも上位です。

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 高音域については、再生周波数帯域が40kHzまでなので、こちらの方がスペックが上です。

 再生周波数帯域が40kHz以上だと、スペック的に言えば、CDより音質の良い「ハイレゾ音源の再生に対応」することになります。最近ハイレゾ音源はブームで、今後は増えていくと思いますので、重視しても良い部分です。

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 Bluetoothは、下位機種同様に、SBCとAAC規格に対応します。

 また、ハイレゾが伝送可能なLDAC規格にも対応します。ただし、再生機器側がLDACに対応している必要があります。iPhoneは未対応であり、最新のSONY製のスマホやソニーのウォークマン以外は難しい状況です。
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 ただし、ハイレゾレベルの音質を得たい場合、Wi-Fi経由ならどのスマホやPCからも再生できます。その場合、SongPalというスマホアプリ(iPhone/Android)を使えば、簡単にリンクできます。

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 音質の再現力については、DSEEをさらに強化したDSEE HXが採用されます。

 通常のDSEEは、圧縮した音源をCD音質に高めるための技術でした。しかし、こちらは、40kHzまで対応できるこの機種のスピーカーの能力をフルに生かすため、ハイレゾ音質まで高めます(=アップコンバート)。そのため、ハイレゾ音源ではない普通の音楽データについても、高レベルで再生可能です。

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 バッテリーは、この機種は12時間保ちます。充電方式は下位機種と同じです。

 以上、SONY h.ear go SRS-HG1 の紹介でした。

 ハイレゾ音源の再生に対応する高性能スピーカーです。また、低音域についても、デュエルパッシブラジエーターの搭載で、再生能力が高いと言える機種です。音質的には、期待できる技術が多く搭載されているため、音質を重視したい方ならば、「選んで後悔の少ない」機種でしょう。


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 8・SONY SRS-ZR7 【各色】
   ¥31,530 Amazon.co.jp  
(5/14執筆時)

スピーカー出力:92W
スピーカー直径:45mm×2+62mm
高音再生力:40kHz
低音再生力:60Hz
対応コーデック:SBC AAC LDAC
再生可能時間:-----
本体サイズ:約300×93×86mm

 SONY SRS-ZR7  は、ソニーのハイレゾ音源対応の上位のスピーカーです。

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 こちらは、充電に対応しない据え置き型のモデルで、長さも30cmある機種です。自宅などに置きぱなしで使うのがデフォルトです。

 防水性は、こちらも、防塵・防滴性能性能がありません。

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 Bluetoothは、下位機種同様に、SBCとAAC規格に対応します。

 また、ハイレゾ音源を利用する場合は、こちらもLDAC形式に対応しており、Bluetooth無線でハイレゾデータの転送が可能です。ただ、LDACに対応するのは、現在こちらで比較したSONYのウォークマン などの一部端末に限られます。

 そのため、スマホなど一般的な端末の場合、同時搭載されているWi-Fiを利用して接続することになります。

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 スピーカーの性能は、下位機に比べて格段に向上します。

 ここまで紹介した機種は、「フルレンジ式」スピーカーをパッシブラジエーターで補完する方式でした。しかし、この機種は、42mmのフルレンジスピーカー2つの他、中央部分に、低音専用の62mmのサブウーファーが2つ搭載されます。

 低音域は、このサブウーファーと、後部に搭載される大型のパッシブラジエータの力でより豊かで余裕のある再生が可能です。

 高音域も、サブウーファーと再生音質の役割分担ができる関係で、音質は高まっています。もちろん、ハイレゾ音源対応機種であり、再生周波数が40kHzまで対応です。


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 入力端子は、下位機種にも搭載されるBluetoothWi-Fiのほか、背面にUSB端子が付属します。

 そのため、USB経由でiPhoneなどのスマホや、音楽ファイルをインストールしたUSBメモリーにつなげて、音楽を再生することも可能です。他に、HDMI端子LAN端子も配備されており、TVやNASなどの運用・再生にも対応します。

 その他の部分は、下位機種と同じです。もちろん、音質を向上させるDSEE HXも搭載されます。

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 以上、SONY  SONY SRS-ZR7 の紹介でした。

 自宅で使うBluetoothスピーカーとしては、同社の中では、最も音質が良いモデルでしょう。価格が高いのがネックですが、TVなどでも使えますし、予算が許せば購入を検討したい機種です。


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 9・SONY SRS-X99
   ¥64,130 Amazon.co.jp(5/14執筆時)

スピーカー出力:154W
スピーカー直径:5mm×2+19mm×4+94mm
高音再生力:40kHz
低音再生力:45Hz
対応コーデック: SBC AAC LDAC
再生可能時間:-----
本体サイズ:約430mm×133mm×125mm

 SONY SRS-X99 は、ソニーのハイレゾ音源対応の最高級モデルです。

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 先ほどの機種に較べて、サイズが一回り大きく、その分、相当大きなスピーカーを搭載する機種となります。

 ハイレゾ音源は、Bluetooth・Wi-Fiにて対応できます。ただし、下位機種同様に、Bluetoothの場合は、LDAC対応の機種に限定されるため、基本的にはWi-Fiを利用します。

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 スピーカーの性能は、下位機種に較べて、スピーカーユニットが総計7個と非常に複雑な構成です。

 多くのスピーカーを小さな本体に組み合わせるのは難しいことですが、培われた高度な技術で、バランスの取れたサウンドを実現しています。低音域・中音域・高音域をそれぞれ分担して鳴らすため、音質もクリアです。

 低音域は、94mmのサブウーファーと、2つのパッシブラジエータで、小型機種では音圧を最高に高める仕組みです。

 高音域は、高音を担当する4つのトゥイーターと中音を担当する2つの磁性流体スピーカーで分担する仕組みです。

 とくにハイレゾに重要なトゥイーターについては、本体の前面のほか、上部にも2つ配置する面白い形で、音の広がりに配慮しています

 その他の部分は、下位機種と同じです。入力端子も、下位機種と同じで、背面にUSB端子・HDMI端子LAN端子も配備されます。

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 以上、SONY  SONY SRS-X99 の紹介でした。

 音質面はもちろん、デザイン性も高いため、予算が許せば是非欲しい機種です。ただ、価格面では他機種に比して高い部分が悩みどころでしょう。その点で、入門向けには下位機種が良いでしょう。

4・JBLの防水スピーカーの比較

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 続いて、アメリカのJBL社が発売している防水タイプのスピーカーを紹介します。

 JBLは、世界的な音響メーカーです。「JBLサウンド」と呼ばれる独特の音響哲学をもち、味付けの少なめな、中音域が充実するサウンドが得意です。


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【2017年】

 10・JBL BluetoothスピーカーFLIP4  【各色】
   ¥9,272 Amazon.co.jp(5/14執筆時)

スピーカー出力:16W
スピーカー直径:40mm×2
高音再生力:20kHz
低音再生力:70Hz
対応コーデック: SBC
再生可能時間:12時間
本体サイズ: 64×169×64(mm)

 FLIP4は、JBLが出しているBluetoothスピーカーです。

 本体の重さは、440グラムで、長さは16センチほどで、かなり小型です。

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 防水性は、こちらはIPX7準拠です。

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 ソニー同様に、「水に30分浸けても壊れない」性能です。浴室で質の良い音楽が聴きたい場合や、屋外で利用したい場合は、良い選択肢でしょう。

 ただし、IPX67基準は示されないため、防塵・防錆については対応度が不明です。とはいえ、野外でも常識的な範囲では使えます。

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 スピーカーの性能は、総合出力が16Wです。

 本体の中に、40mmのスピーカーが左右2つ内蔵され、パッシブラジエーターが補うという、ソニーにもみられた構造です。小型・防水モデルですが、口径が小さい割に良く「鳴る」モデルです。

 Bluetoothは、一般的なSBC規格のみに対応です。ただ、携帯して屋外で利用したり、お風呂で利用するタイプの製品なので、この面はさほど重視しなくて良いでしょう。

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 バッテリーは、12時間保ちます。

 本体サイズも小型で450gと軽量で、屋外で利用するには最適な機種だと思います。

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 以上、FLIP4の紹介でした。

 「完全防水」ですので、ソニーよりも水辺やお風呂での利用に向くでしょう。AtlasもJ(類似の)BLの円筒タイプを1機所有中です。「ドンシャリ」せずに、ボーカルなどの中音域が聴きとりやすいので、気に入っています。


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 11・JBL Bluetoothスピーカー CHARGE3 【各色】
   ¥13,638 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピーカー出力:20W
スピーカー直径:50mm×2
高音再生力:20kHz
低音再生力:65Hz
対応コーデック: SBC
再生可能時間:20時間
本体サイズ: 88.5×213×87(mm)

 CHARGE3 は、JBL防水スピーカーの最新機種です。

 「チャージ」の名前の由来は、この機種のバッテリーから、USB経由でスマホの充電に対応するためです。

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 防水性能は、こちらも、IPX7に対応します。万一水没してしまっても安心な完全防水です。

 スピーカーの性能は、総合出力が20Wで、50mmのスピーカーが左右2つ付属している製品です。

 音響思想は下位機種と同じですので、鳴る音の傾向は同様です。ただし、ユニットが大きな分、とくに低音域の方向により迫力がある仕様です。

 Bluetoothは、やはりSBC規格のみに対応ですね。

 バッテリーは、20時間と下位機種に較べると2倍に増量しています。その分、重さは800gと多少重量が増していますので、この部分では一長一短ですね。


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【2018年】

 12・JBL XTREME 2(エクストリーム2) 【各色】
   ¥59,480 Amazxon.co.jp
(5/14執筆時)

【2016年】【在庫限り】

 12・JBL XTREME(エクストリーム) 【各色】
   ¥29,043 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

スピーカー出力:40W
スピーカー直径:63mm×2+35mm×2
高音再生力:20kHz
低音再生力:65Hz
対応コーデック: SBC
再生可能時間:15時間
本体サイズ: 126×282×122(mm)

 XTREME2は、円筒タイプでは、JBLの「最高級」の防水スピーカーです。

 こちらは「チャージ」の上位機種にあたるため、USB経由でスマホの充電に対応します。

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 防水性能は、IPX7に対応します。万一水没してしまっても安心な完全防水です。なお、前モデルの2015年発売機は、IPX5等級だったので、新機種では進化したことになります。

 スピーカーの性能は、総合出力が40Wと下位機種の2倍です。

 こちらは、低音を担当する63mmのウーファーが2つと、中高音を担当するトゥイーターが2つという構成で、さらにパッシブラジエーターが搭載されるという、本格的な2ウェイスピーカーです。音質の点では、下位機種を凌駕します。

 Bluetoothは、ただし、こちらもSBC規格のみに対応です。

 バッテリーは、15時間と2ウェイ方式を利用しているため多少短くなっています。重さも2.39kgと、大きなノートPCほどの重さがあるため、基本的には自動車などで持ち運んでアウトドアで利用する機種ですね。

 ーー

 以上、XTREME2の紹介でした。

 大きなスピーカーユニットを搭載するJBL機ですね。屋外仕様ではありますが、味付けが少なめで、中音域が充実するJBLサウンドが好きな方には、カジュアルな室内用としても良いでしょう。

 なお、旧機種XTREMEは、防水水準が少ないほか、電話として使う場合のマイクにノイズキャンセラがない点、Bluetooth4.1でやや転送速度が落ちる点が相違点ですね。

5・BOSEのサウンドリンクの比較

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 つづいて、BoseBluetoothスピーカーの紹介です。

 Boseは、JBLと同じくアメリカ初の世界的な音響メーカーです。

 やはり独特の音響哲学があり、「小さなスピーカーでどれだけ低音を膨らませるか」を重視しています。「BOSEサウンド」は、Bluetoothスピーカーのようにサイズの限られるスピーカーにおいて特に力を発揮します。


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 【2017】

 13・Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker
   ¥13,770 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

対応コーデック:SBC
再生可能時間:6時間
本体サイズ: 98(W) x 98(H) x 35(D)mm

 Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker は、BOSEの小型モデルです

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 本体の重さは、290グラムです。

 長さは10センチほどですので、完全に持ちはこび用です。写真のように、「登山時の熊よけの提案」はおもしろいですね。完全防水にも対応します。

 防水性は、こちらも、JBLと同じでIPX7準拠です。お風呂やプールで安全に使えます。

 泥や砂などの粉じんに関する指標はないものの、上位機的な範囲なら、野外でも問題ないでしょう。

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 スピーカーの性能は、注意が必要で、単体ではステレオに非対応です。ステレオ再生するには2台必要な機種です。

 ユニットは、高音域から低音域までカバーする1つのフルレンジスピーカーに、低音を補うための電磁気回路がないスピーカー(パッシブラジエーター)を2つという構成です。

 大音量の再生には向きませんが、適度な音量ならば、バランス良く聴けます。1万円以下の防水スピーカーと比較すると、明らかに音質の程度が異なります。

 Bluetoothは、一般的なSBC規格のみ対応です。

 バッテリーは、6時間のバッテリーと長くは持ちません。

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 以上、Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker の紹介でした。

 アウトドアでの利用を考えていて、できるだけ軽量で、防水性が期待できる製品を選ぶならばこれでしょう。ただし、ステレオではない点は注意です。


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 【2017】

 14・SoundLink Color Bluetooth speaker II
   ¥16,200 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

対応コーデック:SBC
再生可能時間:8時間
本体サイズ: 127(W) x 1321H) x 56(D)mm

 BOSESoundLink Color Bluetooth speaker II は、BOSEの中位機で、こちらはステレオです。高価なBOSE製品としては値頃感があり、人気もあります。

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 本体の重さは、540グラムです。長さも12センチほどです。こちらは、片手でも持ち運べるポータブルサイズです。

 防水性は、一方で、等級情報がなく「防滴仕様」とだけあります。おそらくIPX4かそれ以下でしょう。とはいえ、水に沈没させない限りは、お風呂でも使えそうなグレードです。

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 スピーカーの性能面では、Bose社はスペックの多くが非公開です。

 しかし、少なくとも2つのスピーカーユニットと2つのパッシブラジエータを搭載する機種です。短時間ですが静かな環境で視聴しましたが、音質的にはしっかり低音が強調されるBoseサウンドを踏襲しており、大音量再生時の音割れも少ないです。

 高音の再生力は、分離構造が作用してそれなりに高いです。しかし、やはり強調するべきは「低音」という機種ですね。

 Bluetoothは、SBCのみに対応です。

 ただ、Boseは、DSP(デジタル・シグナル・プロセッシング)技術に伝統的に優れます。同社は、圧縮音源の失われた音の再現や、ノイズの軽減力については格段にうまいです。

 音質がさほど良くないSBC音源を綺麗に再生する用途に向くため、遅延はともかく、音質は期待できます。

 バッテリーは、一方で、8時間のバッテリーとさほど長くは持ちません。

 以上、SoundLink Color Bluetooth speaker II の紹介でした。

 音質は、最近流行の「ワイドに広がる」感じで、次に説明する上位機を踏襲します。BOSE製品として、同じほどの価格の防水スピーカーに比べると、低音の厚みが感じられるスピーカーです。


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 15・Bose SoundLink Revolve Bluetooth speaker
   ¥27,000 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

  対応コーデック:SBC
  再生可能時間:12時間
  本体サイズ:82x 152x 82 mm

 Revolve Bluetooth speaker は、BOSEの小型スピーカーの上位機です。

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 本体の重さは、670gです。軽くはないですが、持ち運べますね。サイズも、直径8cm・高さ15cmほどの円筒形です。

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 防水性は、IPX4です。防滴性はありますが、水没や強烈な水流には耐えられない水準です。とはいえ、お風呂程度ならば、全く問題ないでしょう。ただし、お風呂は、規格基準外の「お湯」なので、Atlas的にはメイン利用ならば、IPX5以上は欲しいと考えています。

 高額ですが、モダンなデザインで本体の質感と格好良さは圧倒的です。また、「今どき」なのは、マイクを利用し、iOSのSiriやGoogleの音声コマンド入力に対応できる点です。また、スマホとリンクした場合、スピーカーをスピーカーフォンとして利用することもできます。

 面白い部分では、一般的なカメラ三脚に取り付けられるマウンターが付属しているため、多少凝った利用法も可能です。

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 スピーカーの性能面は、この機種もスペック非公開です。

 仕組みは、最近流行の「全周囲360度スピーカー」なので、音の広がり(サラウンド感)は相当期待です。このタイプは、部屋の中央でもどこでも置けるため、大手音響メーカーは、このタイプのスピーカーの研究をかなり進めています。

 ユニットは、1つのフルレンジスピーカーを反響を利用し拡散させる方式です。一方、低音は2つのパッシブラジエータを搭載するものの、BOSE製品としては、さほど強調されないレベルです。

 逆に言えば、聴き疲れないので、持ち出して使うだけでなく、抜群のインテリア性を活かしワンルームマンションなどに気軽に備えるのに向く気がします。

 Bluetoothは、SBC規格です。しかし、下位機種で説明したように、Boseは「音を独自色で作り直す」ような部分があるので、この部分のクオリティは度外視しても良いでしょう。

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 バッテリーは、12時間持ちます。充電は、専用クレードルを使いますが、この出来も良くデザイン性は高いです。

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 以上、SoundLink Revolve Bluetooth speakerの紹介でした。

 「部屋の真ん中に置けるスピーカー」というのはこれまであまりなかったジャンルで、個人的にもより長い期間試したいと思える機種です。持ちはこび向きに作られたモデルですが、自宅でも便利に使えそうです。


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 16・SoundLink Revolve+ Bluetooth speaker
   ¥37,800 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

  対応コーデック:SBC
  再生可能時間:16時間
  本体サイズ:105x 184x 105mm

 Revolve+ Bluetooth speaker は、上で紹介した機種の上位モデルです。先ほどの機種と似た形状ですが、こちらは直径10cm・高さ18cmほどとやや大きい円筒形です。

 本体の重さは、下位機種の670gから910gに増加しています。

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 防水性は、IPX4です。高水準な防水ではありませんが、(泥を伴わない)雨などならば濡れても壊れない水準です。

 スピーカーの性能面は、やはりスペック非公開ですが、スピーカーユニットのサイズが大型化しており、とくに低音方向に音圧が増しています。大きめのリビングや野外での利用ならばこれくらいのパワーがあっても邪魔ではないでしょう。

 Bluetoothは、こちらもSBC規格だと思います。その他の点は、下位機種と同様ですね。

 バッテリーは、16時間持ちます。充電は、こちらも専用クレードルを使います。

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 以上、Revolve+ Bluetooth speaker の紹介でした。

 重さがある点をどう評価するかで、評価が分かれそうな機種です。その場合、ハンドルを装備する点はプラスに働くでしょうが、見かけはイマイチスマートさに欠けますね。選ぶならば、下位機種だと思います。

7・BeatsのBluetoothスピーカー

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 続いて、アメリカのBeatsのBluetoothスピーカーの紹介です。現在は、Appleの傘下企業です。

 音質的には、最近はBluetoothスピーカーについては、高音域と低音域を強調したサウンドです。ソニーに割と近いタイプですが、高音域は過度には重視しません。


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 【2017年】【各色】

 17・beats by dr.dre Beats Pill+ MQ312PA/A
   ¥18,323 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

対応コーデック:SBC AAC
再生可能時間:7時間
本体サイズ:約高さ62mm

 こちらは、BeatsBluetoothスピーカーPill+の紹介です。

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 本体の重さは、約740gで、長さ21cmです。

 防水性は、意外とこの製品は記載がなく、屋外やお風呂での使用は不可です。

 スピーカーの性能は、Bose以上に情報非開示です。

 ただ、視認の限り、高音域用のツイーターと低音域用のウーファーを4つ並べた、2Way方式です。高音域が意外とでているのは、このためでしょう。

 一方、同社のヘッドホンに比べれば、低音の厚みは軽めで、多少、バランス重視のように思います。スピーカーの場合は、聴き疲れのしにくさを重視しているのかもしれません。

 Bluetoothは、一般的なSBCのほか、遅延の少ないAAC規格に対応します。

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 バッテリーは、12時間保ちます。

 充電はUSB経由で、ACアダプターも同梱され3時間で充電可能です。また、ライトニングケーブル経由でiPhoneが充電できる点は、この機種のユニークな部分です。

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 以上、Pill+の紹介でした。

 コーデックAAC対応ということで、このコーデックに対応するiPhoneとの相性は良さそうです。また、iPhoneの予備バッテリーとしても利用できる点もユニークですね。音楽を聴く際に、スマホのバッテリーが切れてしまったという事態は避けられそうです。

5・ANKERのスピーカーの比較

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 つづいて、米国のANKERBluetoothスピーカーを紹介します。

 同社は、音響メーカーではなく、世界的なバッテリーメーカーです。しかし、最近は、Bluetoothスピーカーの展開もはじめました。性能に比して、比較的価格が安いので人気です。


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 18・Anker SoundCore2 A3105011【各色】
   ¥4,999 Amazon.co.jp(5/14執筆時)

スピーカー出力:12w
対応コーデック:SBC
再生可能時間:24時間
本体サイズ:165 × 45 × 54mm

 Anker SoundCore は、バッテリーメーカーのアンカーが発売する激安Bluetoothスピーカーです。


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 本体の重さは、414gと軽量で持ちはこびやい機種です。

 防水性は、IPX5等級です。したがって、こちらは、風呂や水場で利用できるものの、完全防水ではないため、水没は不可です。また、泥が飛び跳ねるような場所での利用もできません。

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 スピーカーの性能は、一方、情報開示が不十分です。

 仕組みとしては、左右の1ウェイスピーカーに、低音を補うカタツムリ型のバスポートが付属する「ラジカセ」以来の伝統的な構造です。価格的には頑張っていますが、それでも出力は総計12Wですので、1万円前後の高級機に較べるとやや非力です。

 Bluetoothは、SBC規格のみです。

 バッテリーは、メーカの特長が最も出ている部分で、最大24時間持ちます。

---

 以上、Anker SoundCoreの紹介でした。

 持ち運べる軽量機としては「ダントツ安い」のが特長ですね。音質は他社ほど期待できないにせよ、5000円前後の予算で考えるならば、他にノンブランド品しかないので、大手のANKERという安心感はあるでしょう。

後編につづく!
Bluetoothスピーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、Bluetoothスピーカーを12機種紹介してきました。

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Anker SoundCore Sport A3182011
Anker SoundCore Sport XL A3181011
Anker SoundCore Boost A3145011
・Anker SoundCore Pro+ AK-A3142013

 次回の後編記事こちら)では、ANKERの上位機をさらに4機種紹介します。

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・パナソニック SC-MC20-W
・Bang&Olufsen B&O play Beoplay A1

 また、ここまで紹介しできなかったパナソニックやB&OのBluetoothスピーカーも紹介します。

 その上で、紹介した全機種から、最終的な、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。

 予算別・目的別に提案するのでぜひご覧ください。

 後編記事は→こちら

 また、前半記事は最後になりましたが、今回の前編記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 19:43 | オーディオ製品

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