比較2019' Lightningイヤホン/ヘッドホン17機の音質とおすすめ : iPhone 向け

2019年08月20日

比較2019' Lightningイヤホン/ヘッドホン17機の音質とおすすめ : iPhone 向け

【今回レビューする内容】2019年 iPhone向け有線イヤフォン・ヘッドフォンの性能とおすすめ:ライトニング端子付きイヤホン 機種の違いと人気ランキング

【紹介する製品型番】Beats by Dr.Dre urbeats3 Apple EarPods MMTN2J/A RHA MA650i with Lightning radius HP-NHL11R HP-NHL21R HP-NHL21K パイオニア RAYZ Plus SE-LTC3R SE-LTC5R エレコム EHP-LF12CMBK EHP-LF12CMWH Razer Hammerhead for iOS LIBRATONE Q ADAPT LIGHTNING IN-EAR AZLA ORTA Lightning PHILIPS Fidelio M2L AUDEZ'E SP 675 EL8 SP634

今回のお題
Lightning端子対応イヤホン・ヘッドホンのおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年8月現在、最新のiPhone向けのヘッドフォン・イヤホンの比較です。

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 ライトニング端子で利用できるヘッドホン・イヤホンを17機紹介します。

1・音質の良さ ★★★★★
2・DAC性能 ★★★★★
3・重低音   ★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★☆☆
5・総合評価  ★★★★☆

 今回も、いつものように、各機種を比較します。

 そして、最後に「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案します。

ーーー

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 なお、今回の記事はこのブログのヘッドホン比較シリーズの9回目記事として書きました。

1・iPhoneの対応状況と選び方の選択肢

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 最新のiPhoneX系を含めて、iPhone7以降、Appleは、防水性強化のため、ヘッドフォン端子を廃止しました。

ーーー

1・スピーカー端子変換プラグの利用
2・Bluetooth対応製品の導入
3・ Lightning端子対応製品の導入

 そのため、現在は、iPhoneで音楽を聴く場合の選択肢は、上表の3つの方法に絞られました。

 はじめに、これらの接続法の「メリット」と「デメリット」の確認からはいりましょう。

1・変換プラグを利用する

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 Lightning ヘッドフォンジャック変換アダプタ
  ¥1,140 楽天市場 (8/20執筆時)

 第1に、ヘッドフォン端子変換ケーブルを用いる方法です。

 メリット性は、現在所有するイヤホンなどがそのまま利用できる点です。

 デメリット性は、外観形状です。

 変換ケーブルは端子部分が大きく、見映えが良くないです。

 加えて、ケーブル内蔵DACの性能がイマイチなので、音質面も平均レベルの期待値です。

2・Bluetooth対応製品を買う

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 第2に、Bluetooth対応のヘッドフォン/イヤフォンを購入する方法です。

 メリット性は、ラインナップがとにかく多く、音質面で優秀な機種を選びやすい点です。

 デメリット性は、定期的な充電が必要な部分と音質です。

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 特に音質については、Appleは、Bluetoothを転送する際の圧縮規格として、SBC・AACしかサポートしない状況です。

 そのため、CDレベルの音源(ロスレス)の音質でも、AACグレードまで劣化します。

 また、AACは、動画試聴時の音ズレ(=音の遅延)が多少あるので、その部分も弱点となります。

3・Lightning端子対応製品を買う

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 第3に、Lightningコネクターに接続できるイヤフォン/ヘッドホンを使う方法です。

 こちらが、今回詳しく紹介する方式です。

 メリット性は、バッテリー不要である点、Bluetoothコーデックに由来する音の劣化がない点です。

 加えて、ライトニング端子経由の場合「デジタル信号」で電送するため、左右の音声のクロストークノイズが生じにくく、アナログ製品較べて、ステレオ感が出ます。

 また、音質の割には低価格なのも、良い部分です。

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 デメリット性は、音質がイヤホン内蔵のDAC部分の性能にも左右される面が大きい点です。

 ライトニング端子は、「デジタル端子」なので、人間の耳に聞こえる「アナログ」の音にするためには、DAC(デジタルアナログコンバーター)が必要です。

 そのため、低性能なDACしか搭載しない製品の場合、純正の変換アダプタを介した方法と、音質はさほど変わらない状況となります。

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 加えて、(Appleがあまり推していないゆえに)ハイレゾ音源に対応する機種が圧倒的に少ないのも問題点です。

ーーー

 というわけで、ここまでは、3通りの接続方法に見られる、「メリット」と「デメリット」を確認してきました。

1・低価格なイヤホン
2・高音質なイヤホン
3・高音質なヘッドホン

 以下では、3つカテゴリーに記事を分けながら、ライトニングコネクターを持つ各製品を比較します。

 また、記事の最後では、全機種の分析をふまえて、Atlasのおすすめ機種を提案します。

2・低価格なLightningイヤホン

 はじめに、安価なLightning対応イヤホンをみていきましょう。

 この価格帯では、オーディオメーカーとしてはあまり聞き慣れないメーカーが製品を出しています。どちらかといえば、PC系に強いメーカーが多い印象です。

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 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめできるポイントを赤字で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。


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 1・Apple EarPods MMTN2J/A
   ¥2,901 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)  

再生周波数帯域:
入力信号:
重さ:約11g
ノイズキャンセリング:非対応

  EarPodsは、Apple純正のLightningコネクタ対応イヤフォンです。

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 iPhoneでも利用できるように改良が加えられた同社の純正品です。

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 なお、Appleは、傘下にBeatという音響メーカーを抱えますが、この性雛は(あくまで)Appleブランドとしての開発です。

 そのために、さほど音質的ないみで、高性能ではありません

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 装着方法は、オープンエアー(開放型)です。

 密閉型(カナル)ではないので、音が漏れます。

 したがって、屋外でボリュームを上げると周りに迷惑でしょう。開放型の中では音漏れしにくいとはいえ、オススメできません。

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 DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)は、内蔵です。

 ただ、おそらく、変換ケーブル内蔵タイプと性能は同じで、音質の期待値は高くはないです。

 イヤフォンの音質は、Appleの場合、品質に関するスペック情報は全て非開示です。

 そのため、データ面から特性を掴むことができない機種です。

 試聴では、従来の純正スピーカー同様に、高音・低音とも強調されないフラットな音質でした。

 ただし、逆に言えば、高音質とは決して言えないイヤフォンです。したがって、音質を期待するならば他社製品が良いでしょう。

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 以上、EarPodsの紹介でした。

 純正品の安心感はあります。しかし、恐らく、今回の比較記事をご覧頂いているかたは、「これ以上」の製品をお探しでしょう。

 実際、飛び抜けた音質は期待できない、あくまで「おまけ的」な製品です。


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 【在庫限り】

 2・リンクス IC-Earphone ICEP-LT-04
  ¥3,480 Amazon.co.jp (8/20執筆時)  

再生周波数帯域:5Hz-20kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応  

 IC-Earphoneは、日本の周辺機器輸入業者のリンクスインターナショナルが販売する製品です。

 割と歴史は古く、Lightningコネクタに直結できるイヤフォンとしては、日本初上陸、という製品でした。

 もちろん、Apple認証済み製品です。

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 シリコン製のイヤーピースが3サイズ同梱されます。

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 DACの性能は、48kHz/24bitに対応なので、こちらは、ハイレゾ音源が再生できるレベルです。

 なお、ハイレゾ音源とは、従来のCD音質よりも高音域が広く、高音質な音源で、最近流行しているものです。現在、e-onkyo などで対応音源が購入でき、iPhoneでも聴くことが可能です。

 ハイレゾは、業界での規格化がすすんでいるため、数年後には、ネット音源でも標準規格になる勢いがあります。そのため、長く使いたい場合は、イヤフォンを選ぶ際に重要視しても良い部分です。

 業界の規格では、DACとイヤフォンのドライバー(スピーカー)の再生周波数帯域の高音域が40kHz以上あれば、「ハイレゾ対応製品」となります。

 再生周波数帯域は、ただ、ユニットの部分で、高音域が20kHz表記です。

 そのため、残念ながらハイレゾ音源を再生できる基準にはなく、ハイレゾ認定マークもありません。

 「性能の良いDACは、宝の持ち腐れ」です。

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 イヤフォンの音質は、試聴の限り、この価格では「そこそこ良い音」が出ます。

 低音の音圧は一定程度期待できるでしょう。

 本体(ハウジング)は、アルミ合金製で、残響・振動対策も高いです。

 また、中間には、リモートコントローラも付属し使い勝手の部分も高いです。

 保証は、6ヶ月です。

 ライトニング端子はデリケートですが、とくに、初期の故障の際は保証が効く点は安心感もありますね。

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 以上、リンクスIC-Earphoneの紹介でした。

 2016年末と比較的早くに出た製品で、その当時は「おすすめ」にもしていた時期がある製品です。ただ、現在的には、競合機も多くなっており、必ずしもそうではない状況になりました。

 実際、販売も終息しており、投げ売り状況になっています。


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 【2019】

 3・エレコム EHP-LF12CMBK
 3・エレコム EHP-LF12CMBU
 3・エレコム EHP-LF12CMPN
 3・エレコム EHP-LF12CMRD
 3・エレコム EHP-LF12CMWH  
   ¥3,406 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
入力信号:
重さ:6g(注:コード除く)
ノイズキャンセリング:非対応  

 EHP-LF12CMBKは、日本のPC周辺機器メーカーELECOMが販売する、Lightning端子搭載イヤホンです。

 同社は、PC周りの音響製品は出しますが、純粋には音響メーカーではありません。格安なスマホ周辺機器の一環として出していると思われます。

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 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 4種類のイヤーピースで、超小型のXSサイズも付属する点が、特色です。

 DACの性能は、しかし、非開示です。

 ただ、「JEITAによるハイレゾオーディオの定義に準拠した高音質モデル」とあるため、おそらく48kHz /24bitあたりかと思われます。

 再生周波数帯域は、ただし、高音が20kHzなので、DACはともかく、ドライブの部分で、ハイレゾ対応とは決していえません

 低音部分も20Hzですので、低音部分のスペックも高くありません。とはいえ、これは、値段的には仕方ないでしょう。

 イヤフォンの音質は、音響的な説明はほとんどありません。

 ただ、ドライバーは90mmと比較的大きなドライバー(スピーカー)ですので、値段相応の音質は期待できるでしょう。

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 以上、ELECOMの製品でした。

 Lightning式は最近需要が下火の中だしてきた、高コスパ機です。

 音質的な部分は強調できませんが、ある程度需要はあるでしょう。

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 【在庫限り】

 4・サンワダイレクト 400-HPL002W
 4・サンワダイレクト 400-HPL002SV
   ¥4,500 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応  

 なお、同じく周辺機器メーカーのサンワダイレクトもLightning端子搭載イヤホンを販売していました。

 XSサイズのイヤーピースがないほか、ほぼ仕様は似通っています。

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 イヤフォンの音質は、ドライバーが9mmとELECOMに負けるものの、振動が少ないアルミ製のハウジング(本体)を採用している点で、総合的には「ややこちらが良い」といえました。

 ただ、在庫が尽きかけて割高なので、現状では、選ぶべき機種ではないでしょう。

3・高級なLightningイヤホンの比較

 続いて、独自で音響部品が開発できるオーディオ専業メーカーが開発する製品を紹介します。

 音質を重視している分、やや価格が高い製品が多いです。ただ、ノイズキャンセリング対応機があるなど、技術的には高度です。


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 5・Razer Hammerhead for iOS
   ¥11,159 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応  

 Hammerhead for iOS は、米国のRazerが発売するイヤホンです。

 同社も、オーディオが専業ではなく、プロゲーマー向けのPC周辺機器を多く出している、ゲーム周辺機器メーカーとなります。

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 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 イヤーピースは3サイズ同梱されます。こちらは、バイフランジ型イヤーチップですから、遮音性は高いでしょう。

 要するに、ゲームなどの没入感を重視する仕様です。

 DACの性能は、未開示です。

 再生周波数帯域は、20Hz 〜 20kHzです。

 CD音源レベルならば無難に再生できるスペックですが、性能は「月並み」です。

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 イヤフォンの音質は、低音を強調させた迫力のあるタイプです。

 要するに、ゲーム用にチューンした仕様です。

 ドライバーは、ダイナミック型の10mmのドライバーです。

 イヤホンとしては決して「特大」ではないですが、DACの傾向もあわせて、低音はかなりの程度強調されます。

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 以上、Hammerhead for iOSの紹介でした。

 独特の「平麺タイプ」のケーブルを採用し、フォルムとして面白い製品です。ただ、価格面ではやや割高でしょう。



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【2017年】【Lightningコネクタ付き】

 6・Beats by Dr.Dre urbeats3  
  ¥6,335 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)
 

再生周波数帯域:
入力信号:
重さ:18g
ノイズキャンセリング:非対応  

 urbeats3は、米国のBeatsブランドのイヤフォンです。  201904241525.jpg

 ただし、同社は買収の結果、Apple傘下にになっているため、「Apple純正」と言えなくもない状況ではあります。

 実際同社のストアでは、大々的に売られています。

 本体色は、現在のところ、5色展開です。

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 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 Apple純正の EarPodsと大きく異なる部分です。

 外出先で利用するならば、(迷惑にならない)密閉型である必要があります。

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 イヤーチップは、4サイズ入っています。

 耳の大小にかかわらず、快適に聴けるでしょう。遮音性も高めです。

 DACの性能は、しかしながら、「非開示」です。

 Beatsは伝統的にスペックを公開しないブランドですが、Appleになっても、それは同じです。

 イヤフォンの音質は、他社と比べた場合、音質的にはフラットです。

 同社の強みである重低音をやや強調しつつも、あまり冒険していないフラットな感じです。

 なお、本体はアルミの削り出し立体成型が得意なAppleの技術を採用します。

 制振性がたかくノイズが乗りにくいです。

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 ドライバーは、新形状の軸合わせドライバです。

 2つのドライバーを積層的に配置して、小型機のスケールを超える低音域を実現します。

 ただ、試聴の限り、バランス重視で、高音も中音も素直に聴けるスタンダードなイヤフォンです。

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 以上、Beatsurbeats3の紹介でした。

 Apple純正の安心感がある製品です。音質的にフラットで、どんな音源でも利用しやすくなっているので、5000円前後の入門用として「Atlasが現在オススメ」するならば、これですね。


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 【2019年】

 7・RHA MA650i with Lightning
   ¥7,902 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応  

  RHA MA650i は、UK・スコットランドの音響メーカーRHAのイヤフォンです。

 音響技術が伝統的に高い国ですが、代理店のナイコム経由で、最近日本市場で存在感を増しています。

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 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 イヤーピースは、かなり充実します。

 3サイズの標準イヤーピース(デュアルデンシティシリコンイヤーチップ)が各サイズ2組、それに、遮音性の高いダブルフランジイヤーチップが2サイズです。

 さらに、大手メーカーで、別に買うパワーユーザーも多い、Complyのフォームイヤーチップも「おまけ」で試せます。

 相当充実しますが、このクラスのイヤホンの音質は、イヤーピースのフィット性による部分も大きいため、良い構成に思えます。

 DACの性能は、未開示です。

 音響メーカーなので、下手なことはしていないと思いますが、この部分は難点です。

 再生周波数帯域は、16Hz 〜 20kHzです。

 ハイレゾに対応しないスペックながら、低音域の周波数特性は「少し良い」と言えます。

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 Lightningではない、MA650などと同じ、カスタムダイナミックドライバー(380.1)を採用します。

 バランスが良く評判が良いので、問題ないでしょう。

 イヤフォンの音質は、イヤーピースのこだわりの部分もあり、低音がこの値段としては充実します。

 CD音質ならば満足がいくでしょう。

 なお、「ノイズアイソレーション」の記述がありますが、これは、機械的なノイズキャンセルではなく、「耳せん」による物理的な遮断を意味するため、他社機と同等です。

 ただ、同社のエアロフォニック形状は、静粛性の評価が高いのは確かです。

 ドライバーは、サイズ非公開ですが、形状的に、小さいと言うことはないでしょう。

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 以上、RHA MA650i の紹介でした。

 Aerophonicの採用など、最近発売されたLightning対応イヤホンでは、音響的な面白さ・音の主張を最も感じる製品です。イヤーチップを含めた、総合力は高いでしょう。

 Beatsが強力なライバルとなりますが、1万円以下の価格の製品としては、現状でおすすめできる機種の1つです。

 イヤーピースをしっかり選べば、静粛性もある程度あるため、高度なノイキャンが不要ならば、選んで良いでしょう。


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 8・radius HP-NHL11R
  ¥15,780 Amazon.co.jp (8/20執筆時)  

再生周波数帯域:5Hz〜24kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:14g
ノイズキャンセリング:非対応  

 HP-NHL11R は、米国の音響メーカーのRadiusが発売するイヤフォンです。

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 アップル出身の技術者が設立した会社となります。デジタルオーディオの面では最近強みのある会社です。

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 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 イヤーピースのフィット感もよく、遮音性もある程度まであります。

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 DACの性能は、48kHz/24bitですから、ハイレゾ対応水準です。

 再生周波数帯域は、しかし、イヤホン側 (ドライバ側)として24kHzまでの性能なので、ハイレゾ認証マークは持ちません。

 同社の(別売DACを通して使う)普通のイヤホン(HP-NHR31など)は、再生周波数帯域の部分でハイレゾ対応(40KHz)です。

 しかし、こちらの場合は、出口のドライバの部分でハイレゾ対応しない製品で、「宝の持ち腐れ」です。

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 NePLAYERという同社のハイレゾ専用プレーヤー(iPhoneアプリ)がこの製品をつなげた場合に、無料で使えるという特典がある機種ですが、肝心のイヤフォン部分が対応していないのは多少「謎」です。

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 イヤフォンの音質は、高級機として魅力があります。

 低音域については、とくに、背圧を逃がせるバスポート構造になっており、低音域のクリアさ・再現性は高レベルです。

 実際、周波数帯域をみても、低音域は5Hzと力強いです。

 とくに、ボリュームのある音が好きな人は、投資する価値がありそうです。

 ドライバーも、前方にマグネットを装備する同社独自のHigh-MFD構造を採用し、高音域・低音域にわたり、音のキレ味も良いです。。

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 以上、Radiusイヤフォンの紹介でした。

 DAC・イヤフォン共に、性能は十分で、1万円代の(Lightning対応でない)イヤフォンと較べても音質は上々です。

 イヤフォンがハイレゾ基準に達していないのは残念ですが、今後もしばらく、ハイレゾ音源を導入する予定がないならば、この機種はとても良い選択肢です。


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 9・radius HP-NHL21R  【赤】
 9・radius HP-NHL21K  【黒】
 
  ¥26,870 Amazon.co.jp (8/20執筆時)  

再生周波数帯域:5Hz〜24kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:14g
ノイズキャンセリング:非対応  

 HP-NHL21K も、米国の音響メーカーのRadiusイヤフォンです。上位機種となります。

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 相違点は、コントローラーに、イコライザーやサラウンドを手元で調整できるノズルが装備された点です。

 これに伴い、DACも新型になっています。

 しかし、スペック部分は、下位機種と変化がありません。こちらも、イヤフォン部分ではハイレゾ未対応です。これ以外の点は、ドライバの口径を含めて下位機種と同じです。

 利便性は高いですが、価格も高いので、基本的には下位機種でよいでしょう。


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 【生産完了】

 10・JBL REFLECT AWARE JBLAWARETELI
   ¥9,980 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:10Hz〜22kHz
入力信号::48kHz/16bit
重さ:30g
ノイズキャンセリング:対応  

 JBLは、アメリカ西海岸の世界的な音響メーカーです。

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 1946年創業の老舗メーカーで、独特の「JBLサウンド」と呼ばれる音響哲学を持つ有名ブランドです。

 こちらREFLECT AWAREは、同社唯一のLightningコネクタ対応イヤフォンとなります。ただ、現在のところ、後継機がないまま、生産完了になり、在庫限りです。

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 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)ですが、イヤーフックが付くタイプです。

 多少アクティブに動いても落ちにくい仕様です。

 DACの性能は、48kHztとハイレゾ対応です。

 再生周波数帯域は、10Hz 〜 22kHzと、残念ながらハイレゾ音源には未対応で、ハイレゾ認定マークもありません。

 一方、低音域は、10Hzと、Radiusイヤフォンに較べれば弱いものの、低音は十分出ます

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 ノイズキャンセリングは、この機種の魅力の1つで、特長です。

 マイクを利用したハイブリッド式ノイズキャンセリングに対応できます。

 騒音のある通勤・通学で利用することを考えると、ハイレゾ対応よりも、こちらを重視した方が、総合的な音質は上でしょう。

 イヤフォンの音質も、ドライバーが、14.6mmという相当大きいため、全レンジに余裕のある「JBLサウンド」を実現しています。聴きやすい音質なので、通勤・通学時には性能が期待できます。

 また、こちらはIPX5等級の防水機能があります。スイミングなど、水中で利用しない限り防水されますので、スポーツ紙ながらの利用などにも向きます。

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 以上、JBLのREFLECT AWAREの紹介でした。

 ハイレゾ対応とは異なる方向で、高スペックなイヤフォンです。

 イヤフォンを外出先で主に使うならば、周波数域特性の面でハイレゾに対応しているよりも、ノイズキャンセリングや防水に対応するこの機種のほうが、満足度は高そうですね。良い機種だと思います。


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 【2017年】

 11・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC3R
  ¥12,730 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:10Hz〜22kHz
入力信号::48kHz/24bit
重さ:5g(コード含まず)
ノイズキャンセリング:対応   

 SE-LTC3R は、パイオニアが発売するノイズキャンセリングイヤフォンです。

 こちらについては、第2世代Lightning Audio技術に対応する新型モジュール(LAM2)を採用します。

 これにより、電力消費効率は他機種よりも良くなっています。

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 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 DACの性能は、24bit/48kHzとハイレゾ対応水準です。

 再生周波数帯域は、10Hz 〜 22kHzです。

 高音域については、ハイレゾ音源には未対応なスペックです。

 低音域については、クラス平均よりスペックが良く10Hzですから、期待値は高いでしょう。

 イヤフォンの音質は、割と良いです。

 ドライバーは、9.2mmのダイナミック型ドライバーの搭載です。

 やや小さめですが、そこそこ低音はでており、ノイズキャンセリングに高度に対応できる部分を考えれば、優秀だと思います。

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 ノイズキャンセリングは、この機種の「売り」です。

 パイオニアは、イヤホンの内外に6つマイクを配置する「ダブル式のアクティブノイズキャンセル」に対応します。

 一般的な、他社のノイズキャンセル付きの上位機と比較しても「引けをとらない」仕様です。

 その上で、駅や飛行場などでアナウンスを聴きたい場合、外音を取り込めるHearTrueモードを搭載するなど、実用部分も優れます。

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 以上、SE-LTC3R の紹介でした。

 注目点は、性能の期待できるノイズキャンセラーの搭載です。

 ドライバーはさほど大きくないため、全体の音圧は標準的ですが、通勤・通学用として考えた場合、実際的には、この機種が最適です。

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 【2017年】

 12・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC5R
  ¥15,660 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:10Hz〜22kHz
入力信号::48kHz/24bit
重さ:5g(コード含まず)
ノイズキャンセリング:対応

 なお、上位機種として SE-LTC5Rも同時に発売されています。

 下位機種との相違点は、ケーブルの中間に充電用Lightningポートがあり、iPhoneを充電しながら利用できる点です。

 これ以外は下位機種と同じです。


 

 13・LIBRATONE Q ADAPT LIGHTNING IN-EAR
  ¥21,868 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応

 Q Adapt は、デンマークの音響メーカーLibratoneが販売する製品です。

 同社は、比較的新興の会社でデジタル音響機器に強みのあるメーカーです。独特の北欧風なデザインが魅力です。

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 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

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 独特の形状ですが、イヤーチップ自体は多数から選択できるので、たいていの耳に合うでしょう。

 DACの性能は、この製品は未開示です。

 再生周波数帯域は、20Hz 〜 20kHzです。

 AKGと同様で帯域幅は狭く、バランスを重視したタイプです。

 ノイズキャンセリングは、この機種は、シングルマイクの普通タイプのものながら搭載します。

 また、パイオニア同様に、外音を取り込めるCityMix機能もあります。

 イヤフォンの音質は、傾向としては、同じく欧州系のAKGと同等で聴き疲れしないタイプです。

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 以上、Q Adapt の紹介でした。

 誤解を恐れずに言えば、AKGと同じ傾向で、ノイズキャンセリングに対応させた製品です。

 輸入商社を通すので価格は割高ですが、落ち着いたサウンドが好きな方は有効な選択肢となるでしょう。


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 14・AZLA ORTA Lightning 【各色】
  ¥17,980 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応

 ORTA Lightningは、新興音響メーカーのAZLAが販売するLightning対応イヤホンです。

 もともと、アイリバーにいた技術者が起業した高級音響ブランドで、日本でも数点のラインナップがあります。

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 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 構造的に、フックしても問題ないです。

 イヤーピースは、6サイズで、それぞれ2ペア付属です。

 SednaEarfit Lightという同社開発のシリコンイヤーチップで、装着性が自慢です。

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 イヤフォンの音質は、技術的なこだわりの部分では「最もレベルが高い」です。

 AZLA自体、音の直進を邪魔せず、伝送ロスを防ぎつつ、スピード感をだしていく、ALC(アクティブロスコントロール)を売りにしていますが、この機種も採用です。

 ドライバーは8mmですが、40μ厚アルミ合金製振動板を採用し、素材特有の透明感を出せています。

 そのほか、ヨリ線のハイブリッド4芯構造ケーブルや、防振性に関する工夫など、技術的に「語るべきポイントの多い」製品です。

 その上で、周波数特性が8Hz 〜 40kHzですから、イヤホン部分については、ハイレゾ水準です。

 DACの性能は、一方、この製品は未開示です。

 ハイレゾに対応できるスペックであるかは不明で、こちらが大きな弱点となっています。

 ノイズキャンセリングは、この機種は、非対応です。

---

 以上、ORTA Lightningの紹介でした。

 普通にCD音質までの音源だけを聴くとすると、1万円台の製品では、音質的な部分の工夫が最も高度と言える製品です。

 ノイズキャンセル不要ならば、良い選択肢に思います。

4・Lightning端子対応ヘッドホンの比較

 つづいて、ヘッドホンタイプのLightningコネクタ対応製品を紹介します。

 かなり「ニッチ」なジャンルですから、機種のバリエーションは、イヤフォンほどないです。


  

 15・PHILIPS Fidelio 密閉型ヘッドホン M2L
   ¥12,800 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

インピーダンス:16Ω
再生周波数帯域:7Hz〜25kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:195g
ノイズキャンセリング:非対応

 こちらは、オランダフィリップスのヘッドホンです。

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 本体の形状は、密閉型です。

 音漏れの心配のないので、屋外でも使える仕様です。重さも軽量で、ラテックス製のマフは、長時間つなげても疲れにくいでしょう。

 DACの性能は、48kHztと、ハイレゾに対応できる水準です。

 再生周波数帯域は、しかし、高音域の最大値が約25kHzと、現状のハイレゾ規格を満たしていない製品です。

 ただ、低音域の充実度は、さすがに「ヘッドホン」であり、音質は良いです。

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 ヘッドフォンの音質は良いです。

 ドライバーは、40mmという大きめのもので、ネオジウム磁石を利用します。40mmというサイズは、(Lightning端子ではない)普通のヘッドホンでも標準的なサイズであり、余裕があります。

 また、密閉構造ゆえに、外部の音を遮断できるため、ノイズ対策の面でも優れた機種です。

---

 以上、フィリップスヘッドホンの紹介でした。

 Lightningコネクタ対応で、比較的格安なヘッドフォンとしては、現状唯一の選択肢です。性能は、十分高いので、密閉型が欲しい方は投資する価値があると思います。


 

 16・AUDEZ'E オーデジー SP 675
   ¥39,913 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

インピーダンス:20Ω
再生周波数帯域:10Hz〜50kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:230g
ノイズキャンセリング:非対応

 オーデジーは、米国の高級ヘッドホンメーカーです。

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 高級ヘッドホンだけ出しているメーカーで、原音の再現性にとくに力を入れていることで知られます。

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 本体の形状は、密閉型です。

 230gと比較的軽量なので、外出先でも使えます。

  201401261031.jpg

 ACの性能は、48kHz/24bitと、ハイレゾ対応水準です。

 再生周波数帯域も、ドライバーの部分で、高音域が50kHz対応ですから、ハイレゾ基準を満たしています。

 したがって、名実共に「ハイレゾ対応水準」と言えます。

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 ヘッドフォンの音質は、高級なだけあり、抜群です。

 同社は、平面駆動型という方式のドライバーを独自開発しています。この機種もかなり大きな、80mm×70mmの長方形ドライバーを採用し、出力に余裕があるダイナミックな音響を実現しています。

---

 以上、オーデジーヘッドフォンの紹介でした。

 今回紹介する中では、数少ない(真の意味で)ハイレゾに対応するヘッドフォンです。

 また、単にハイレゾに対応するだけでなく、音質向上技術も相当高度なので、予算さえ許せば、買って後悔のない機種でしょう。


 

 17・AUDEZ'E EL8 SP634
   ¥73,152 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

インピーダンス:30Ω
再生周波数帯域:10Hz〜50kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:460g
ノイズキャンセリング:非対応

 SP634 も、オーデジーヘッドフォンです。

 先ほどの機種に較べると、自宅利用に向いた大きめの機種であり、耳を被うように使う製品です。

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 本体の形状は、こちらも密閉型ですが、重さは460gあります。

 DACの性能は、48kHztとこちらも、ハイレゾ対応です。

 再生周波数帯域も、50kHz対応と、先ほどの機種と同じように、ハイレゾ基準を満たしています。


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 ヘッドフォンの音質は、こちらも、平面駆動型です。

 また、通常よりも磁束密度が高いネオジウムドライバーは、高音質化に貢献しています。

 そのほか、空気の対流を制御し、音質のバランスを整えるFazor Technologyなどの、高音質化技術が網羅されます。

---

 以上、オーデジーの大きめのヘッドフォンの紹介でした。

 かなり高いですが、自宅用に、大きいサイズのヘッドフォンを探している場合は、充分な予算があれば、この機種がおすすめです。

今回の結論
ライトニングヘッドホン/イヤホンのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ライトニング端子に対応するヘッドホンを紹介しました。

 最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、通勤通学時向けの製品で、音質面で最も期待できるのは、

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 【2017年】

 11・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC3R
  ¥12,830 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:10Hz〜22kHz
入力信号::48kHz/24bit
重さ:5g(コード含まず)
ノイズキャンセリング:対応

1・音質の良さ ★★★★★
2・DAC性能 ★★★★★
3・重低音   ★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★★★
5・総合評価  ★★★★★

 パイオニアのSE-LTC3R が良いでしょう。

  201810081105.jpg

 ドライバーのサイズは、9.2mmのダイナミック型ドライバーほどほどサイズです。

 しかし、ノイズキャンセリングはマイクを6つ搭載する新方式ですし、第2世代Lightning Audio技術に対応し、バッテリー消費効率が高いなど、独自の魅力があります。

 価格以上に性能は期待できるので、この機種を買うのも良いと思います。こちらも、日本にしっかりとした販売網があるので、断線時のサポートなども期待できます。


 第2に、イヤホンタイプで、低価格ながら信頼できる音質を持つのは、

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【2017年】 【Lightningコネクタ付き】

 6・Beats by Dr.Dre urbeats3  
  ¥6,335 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)
 

再生周波数帯域:
入力信号:
重さ:18g
ノイズキャンセリング:非対応  

1・音質の良さ ★★★★★
2・DAC性能 ★★★★★
3・重低音   ★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★☆☆
5・総合評価  ★★★★☆

 米国のBeatsブランドのurbeats3でしょう。  201904241525.jpg

 実質上「Apple純正」ですが、 EarPodsとことなり、開放型でないため音漏れの心配がないです。

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 音質面でも、同社の製品としては、どの音域もフラットなので使いやすいですし、入門用として良いと思います。

 なお、新形状の軸合わせドライバの採用で、サイズ感に比して低音域は出ているので、その部分も安心です。


 第3に、1万円台の製品で、最も音質面に工夫のある製品としておすすめなのは、

 201908201123.jpg

 14・AZLA ORTA Lightning 【各色】
  ¥17,980 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応

1・音質の良さ ★★★★★★
2・DAC性能 ★★★★☆
3・重低音   ★★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★☆☆
5・総合評価  ★★★★★★

 AZLAが販売するORTA Lightningでしょう。

 201908201133.jpg

 Lightning機では、例外的に、ドライバー部分に高度な工夫がある機種として評価できます。

 ALC(アクティブロスコントロール)40μ厚アルミ合金製振動板は、音響に関する明確な方針に基づく採用であり、Lightning搭載イヤホンでは、「例外的なプレミアムイヤホン」といえます。

 その他の部分も工夫がなされるため、ノイズキャンセルが不要ならばこれで良いでしょう。

 DACがハイレゾに対応すればなお良いですが、現実的にそのような機種は他社にもないため、その部分は「あきらめる」べきでしょう。


 第4に、ライトニングに対応するヘッドホンとしておすすめなのは、

  

 15・PHILIPS Fidelio 密閉型ヘッドホン M2L
   ¥12,800 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

インピーダンス:16Ω
再生周波数帯域:7Hz〜25kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:195g
ノイズキャンセリング:非対応

1・音質の良さ ★★★★★
2・DAC性能 ★★★★★
3・重低音   ★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★☆☆
5・総合評価  ★★★★★

 オランダフィリップスのM2L でしょう。

 2万円前後として十分大きなドライバーを搭載しますし、後に対応モデルが増えていっても陳腐化することは少ないでしょう。

 外出先で使う場合も密閉型で音漏れもしません。音質的にはやはり低音に迫力があるタイプとなりますが、高音も、それなりに「聴かせる」スペックで、物足りなさはないでしょう。


 第5に、ハイレゾに対応するヘッドホンとしておすすめなのは、

 

 16・AUDEZ'E オーデジー SP 675
   ¥39,913 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

インピーダンス:20Ω
再生周波数帯域:10Hz〜50kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:230g
ノイズキャンセリング:非対応

1・音質の良さ ★★★★★★
2・DAC性能 ★★★★★★
3・重低音   ★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★☆☆
5・総合評価  ★★★★★

 オーデジーのヘッドフォンです。

 相当高いですが、ハイレゾに対応できるタイプは、これ以下ではありません。

 201904241647.jpg

 音質的には、同社独自の平面駆動型80mm×70mmの長方形ドライバーを採用しており、音の広がり、豊かさは、価格相応、価格以上の満足感が期待できると思います。

1・ハイレゾヘッドホンの比較
2・ハイレゾイヤホンの比較

 なお、イヤホンでは、ハイレゾ音源のスペックに完全に対応できるスペックを持つのは、皆無です。

 そのため、ハイレゾ音源に対応させる方は、Lightningコネクタにこだわらないほうが良いでしょう。

 有線でiPhoneにつなげるならば、上記2番の【ハイレゾイヤホンの比較】で書いたような、対応製品を購入し、変換ケーブルを利用する方式の方が音質が期待できるでしょう。

補足:イヤホン・ヘッドホン関連記事の紹介

 というわけで、今回は、ライトニング端子対応ヘッドホンの紹介でした。

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 なお、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン・イヤホンについて、他に、以下のような比較記事があります。

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 よろしければ、これらの記事をご覧ください。

 とくに、11番の記事は、全記事の「まとめ」として、どのようにイヤホンを選ぶべきか、スペック表の読み方などをまとめています。

 よろしければご覧ください。

 201809170924.jpg

アップルの iPod touchの比較
2・
ソニーのウォークマンの比較
3・ハイレゾ対応ポータブルアンプ

 また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。

 最後になりましたが、この記事がお役に立ったようでしたら幸いです。Twitter Facebook はてなブックマークボタンから記事を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 11:57 | オーディオ製品

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