【今回レビューする内容】2025年 食器乾燥機の性能とおすすめ・選び方: 安く高品質な食器乾燥機:機種の違いと人気ランキング:キッチンドライヤー
【比較する製品型番】象印 EY-GB50-HA EY-GB50AM-HA EY-JF50-HA EY-SB60-XH EY-JF50-HA 三菱電機 キッチンドライヤー TK-TS20A-H TK-TS10A-W 東芝 VD-V5S-W VD-V10S-W タイガー サラピッカ DHG-S400-W HG-T400-W コイズミ KDE-6001-W DE-5001-W KDE-7500/W 山善 Y180D YD-180-LH YDA-501-W サンコー SWUDTCSSL DRCHSTCSL BelleLife 食器乾燥機 ZTD30-B4
今回のお題
キッチンに便利な食器乾燥機のおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2025年4月現在、最新の食器乾燥機を比較します。
レトロなジャンルの家電ですが、「家事の時短」ができる家電の1つとして人気です。
必要な設置面積ほか、パワー・まな板を含めた収納力・清潔性(ニオイ残りのなさ)などに注目しながら各機を見ていきます。
1・食器乾燥機の比較
1-1:象印
1-2:三菱電機
1-3:東芝
1-4:タイガー
1-5:コイズミ
1-6:山善
1-7:サンコー
1-8:BelleLife
1-9:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、上表のようなメーカー順に、各機種を比較していきます。
収納力 ★★★★★
設置性 ★★★★★
デザイン性 ★★★★★
低温乾燥 ★★★★☆
光熱費 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
よろしくお願いします。
1・食器洗い乾燥機の比較
2・食器乾燥機の比較
なお、乾燥に加えて「食器洗い」も対応できる製品は別ジャンルの家電です。
このタイプをお探しだった場合、1回目の記事(こちら)をご覧ください。
1-1・象印の食器乾燥機の比較
はじめに、日本の象印の食器乾燥機の比較からです。
象印は、各社で唯一、色つきの食器乾燥機を展開している点に特長があります。
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なお、以下の本文では、Atlasがおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチと思うところを青字で書いていくことにします。
【2016年発売】
【通常型番】
1・象印 食器乾燥機 EY-GB50-HA
¥14,300 楽天市場 (4/2執筆時)
【Amazon限定型番】(性能は同じ)
2・象印 食器乾燥機 EY-GB50AM-HA
¥17,800 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
【2015年発売】
3・象印 食器乾燥機 EY-JF50-HA
¥12,204 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:食器30点(5人分)
運転時間:60分
温風温度:90度
排水方法:水受け・排水ホース
消費電力:265W
まな板:対応
サイズ:幅45×奥行き31×高さ54cm
EY-GB50は、象印マホービンの食器乾燥機です。
繰り返しますが、こちらは、食器を洗浄する機能はなく、食器の乾燥に特化した機種です。
なお、Amazon限定製品がありますが、付属品を含めて同じです。
一方、旧型は(格好良い)ブラック筐体でないほか、本体が小さいので、挿入できるまな板のサイズが小さいなどの違いがあります。
結論的にいえば、選ぶならば、新機種でしょう。
本体サイズは、幅45×奥行き31×高さ54cmです。
小型食洗機と必要な設置スペースは同じほどです。
なお、これは他社機はどれもそうですが、廃熱スペースが必要です。
本機の場合、上方向、左右と、背面にいずれも4.5cmです。
本機の場合、壁ピタはできない点だけ注意してください。
庫内容量は、食器30点までです。
まな板は、上下の段を突き通して置ける構造です。
幅25cm×長さ42cm×厚さ3cmまで置くことが可能です。
一方、食器以外のフライパンなどを入れることは想定されていないようです。
食器も、直径24cmまでの大皿が想定されています。
庫内のお手入れは、配慮があるほうです。
ただ、扉やケースを含めて簡単に分解して洗えます。
ただ、食洗機と異なり、庫内の水での洗浄を伴わない家電なので、たまmpお手入れは必要です。
清潔性は、一定の配慮があります。
水受けやはし立て部分をステンレス製にしています。ホース・水受けの銀イオン(抗菌)もなされます。
ただ、同社の上位機(横型)と違って、本体自体はステンレスではないです。
乾燥時間は、標準運転時間は40分です。
夏場などに節電したい場合は、途中でヒーターを切る送風仕上げ(55分)も選べます。
そのほか、容量の少ない場合の25分運転があります。
電気代は、食洗機に比べて安いです。
1回10円以下でしょう。これは他社も同じです。
排水ホースは、付属です。
1mで抗菌加工があります。
ホース設置ができない場合は、水受け(排水タンク)の水を捨てることもできますので問題ないです。これは、他機もだいたい同じ仕様です。
なお、水受けにも抗菌加工があります。
騒音値は、公開がないです。
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以上、象印のEY-GB50の紹介でした。
縦型で設置性が良いのが自慢です。
この形状ならば設置できるという方は一定数いるかと思います。
大物のお皿、フライパンなどは無理ですが、これだけでもあれば便利という方は多いかと思います。
【2016年発売】
4・象印 食器乾燥機 EY-SB60-XH
¥16,799 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
【2016年発売】
5・象印 食器乾燥機 EY-JF50-HA
¥15,300 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:食器32点(6人分)
運転時間:45分
温風温度:90度(低温可)
排水方法:水受け・排水ホース
消費電力:330W
まな板:対応
サイズ:幅52×奥行き41.5×高さ46cm
EY-SB60-XH は、象印の食器乾燥機です。
なお、旧機が残りますが、庫内が少し小さいほか、乾燥モードが撰べないなどの機能差があります。値段的にも、新機種が良いでしょう。
サイズは、幅52×奥行き41.5×高さ46cmです。
形状は、横置き・上開きです。
キッチンの形状的にさきほどの機種が合わない場合には良い選択肢です。
本機も、左右、情報、後ろ向きに4.5cmの廃熱スペースが必要です。
庫内容量は、食器が32点ほどの量で、6人分です。
ただ、1つ上の製品より多少ですが庫内が大きいです。
お皿は、24cmまでの皿を、無理なくいれられる設計です。
まな板は、横入れです。
幅25cm×長さ42cm×厚さ3cmまでのものを置けます。
収納しない場合は、さらに多くの量の食器が入ります。
庫内のお手入れは、分解してしっかり洗える構造です。
とはいえ、扉やケースを含めて簡単に分解して、綺麗にできます。
清潔面は、強調できます。
本機の場合、カゴ、トレー、箸立て、ほか、本体もステンレスコートですので。
食器乾燥機は熱を使いますが、全体が除菌温度になるわけではないので、こうした工夫は多い方が、トラブルが少ないです。
乾燥時間は、標準運転時間は45分です。
比較的短いです。
熱に弱い食器用のソフト乾燥機能(100分)、夏向けに、25分のヒーター運転後、送風だけで仕上げる送風仕上げ(55分)、少ない食器用の少なめ(30分)も選べます。
とくに、耐熱温度が低めのプラスチック類が扱いやすいのは、ワンポイントでしょう。
排水ホースは、付属です。
1mで抗菌加工があります。設置がむず開始場合は、水受けを利用します。
そちらにも抗菌加工があります。
騒音値は、公開がないです。
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以上、象印のEY-SB50の紹介でした。
横型形状の製品は、ライバルが多いので、比較は必要でしょう。
ただ、抗菌加工ほか、分解洗いのしやすさなど、清潔面に高い配慮がある点がとくに評価できます。ソフト乾燥などのモード面の工夫も評価できます。
一方、課題は外観でしょう。設計年の違いもあり、外観は実用重視というか、やや「古くさい」感じはあります。
1-2・三菱の食器乾燥機の比較
続いて、三菱電機の食器乾燥機です。
同社は、横型の大きめだけの展開です。
【2022年発売】(在庫限り)
(上位機)
6・三菱電機 キッチンドライヤー TK-TS20A-H
¥21,980 楽天市場 (4/2執筆時)
(下位機)
7・三菱電機 キッチンドライヤー TK-TS10A-W
¥15,480 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:6人分
運転時間:50分
温風温度:90度
排水方法:水受け・排水ホース
消費電力:285W
まな板:対応(専用収納)
サイズ:幅48.8×奥行き42.6×高さ35.9cm
TK-TS20Aは、三菱電機から発売されている食器乾燥機です。
ただ、本機は「在庫限り」です。後継品の発表がないので、展開終了かもしれません(要調査)。 なお、三菱の場合、以前は、もう1ランク上の製品(TK-E100SA)もあったのですが、専攻して廃止になっています。
一方、現行機は2機種ありますが、下位機の場合、後述するように、抗菌加工がかなり弱いです。
安いのですが、選ぶならば上位仕様でしょう。
サイズは、幅48.8×奥行き42.6×高さ35.9cmです。
他社機より、かなり横長である点に注意してください。
とはいえ、横48.8cmならシステムキッチンに十分設置できるサイズです。
廃熱スペースは、象印同様に、上、左右、後ろ方面にそれぞれ4.5cmです。
庫内容量は、食器の点数は示されません。
ただ、実際的に約6人分の収納量です。
本体が大きい分、多少収納の「ゆとり」があります。
食器も27cmの大皿でも無理なく入ります。
ここは、他社に比べても良い部分でしょう。
まな板は、専用の収納室があります。
幅25cm×長さ42cm×厚さ3cmまで対応します。
まな板は、庫内だと風経路を妨害する要素で、食器の乾燥を妨げる要素になります。
乾燥室があるのはワンポイントでしょう。
庫内のお手入れは、分解できる部分はやや少ないです。
そのため、一部は拭き掃除にての対応になります。
清潔面は、上位機と下位機で変わります。
下位機は、箸立て(樹脂製)とホースに抗菌加工はありますが、シンク、水受けを含めて全体の抗菌はないです。
上位機は、これに加えて、シンクとカゴがステンレスです。また、ダイヤル部分に抗菌加工がなされます。
象印(横型)ほど徹底はしないですが、これだけ対策があれば十分でしょう。
乾燥時間は、標準で50分です。
庫内が大きい部分で、象印より標準運転時間が5分長いです。
最大60分までダイヤル設定できますが、乾燥温度を抑えるような運転はできません。
電気代は、象印機と変わりません(1回10円ほど)。
排水方法も、ホース(1m)か、水受け方式が選べます。
騒音値は、三菱も非公開です。
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以上、三菱電機のTK-TS20Aの紹介でした。
まな板が別収納である点と、庫内に大皿が入れやすいのが良い部分です。
一方、抗菌対策の程度と温度設定面での融通は、象印に及ばない感じがあります。
ただ、抗菌(ニオイ)は(問題発生源になりやすい)まな板が別室である部分と、基本的に温度高めで仕上げる仕組みもあり、そこまで問題にならないように思います。
1-3・東芝の食器乾燥機
続いて、東芝の食器乾燥機です。
同社は、設置性や節電性にこだわった食器乾燥機を展開しています。
【2023年発売】
8・東芝 食器乾燥機 VD-V5S(W)
¥11,500 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:6人分
運転時間:40分
温風温度:90度
排水方法:水受け・排水ホース
消費電力:260W
まな板:
サイズ:幅44.4×奥行き37×高さ36.9cm
VD-V5S-Wは、東芝の食器乾燥機の入門機です。
サイズは、幅44.4×奥行き37×高さ36.9cmです。
シンク脇に無理におけるサイズです。
各社通しても、横型の1弾収納の製品では、かなりコンパクトな作りです。
廃熱スペースは、上下・側面・後面に4.5cmです。
東芝機の場合、側面の片方は、スペース不要です。
庫内容量は、このサイズでは意外ですが、6人分です。
大手は日本工業会の自主基準に基づく人数、枚数表記なので(基本)他社と比べられる指標です。大皿は24cmまでの皿を入れての計算です。
まな板は 一方、収納スペースはないです。
一方、包丁用の収納ケースが端にあるのが特徴でしょう。
刃渡り18cm、柄を含めて30cmの包丁が入ります。
このほか、水筒やほ乳瓶の中まで乾燥させられる水筒温風スタンドが付属です。
筒ものの洗浄には一工夫あります。
庫内のお手入れは、やや面倒ですが、ふたを取り外して洗えます。
清潔面は、配慮があります。
内装トレイはステンレスで、箸立て、包丁ケース、温風スタンドは抗菌加工です。
本体まで抗菌の象印を除けば、優秀でしょう。
乾燥時間は、目安の標準運転時間は40分とされます。
庫内容積が他社より狭い関係で他社より少し短いです。
タイマーで最大60分まで設定できます。
一方、熱風90℃で連続運転する形です。
耐熱温度が低めのプラスチック類は、象印と違って不可です。
排水ホースは、付属です。
水受けでの排水もできます。
静音性は、一方、東芝は約32dBとしっかり騒音値を示します。
他社の横型の場合、未記載の場合、扇風機ほど(50dB)の騒音はあるので、本機の騒音値は言及に値します。
台所でもこの部分に配慮したい方は、本機は良いといえます。
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以上、東芝のVD-V5Sの紹介でした。
コンパクトで設置性が良い上で、静かというのが良い点です。
一方、6人分という収納量は、まな板収納を前提としないものです。まな板まで乾燥させたい場合は注意点でしょう。
こうした点に問題を感じる場合は、象印(横型)か、次に見る東芝上位機が選択肢になってきます。
【2023年発売】
9・東芝 食器乾燥機 VD-V10S(W)
¥14,446 楽天市場 (4/2執筆時)
容量:6人分
運転時間:60分
温風温度:90度
排水方法:水受け・排水ホース
消費電力:320W
まな板:対応
サイズ:幅49.5×奥行き37.5×高さ44.4cm
VD-V10S-Wは、東芝の食器乾燥機の上位機です。
機能も大きさも下位機種とかなり異なります。
サイズは、幅49.5×奥行き37.5×高さ44.4cmです。
象印の横型とだいたい同じです。
ただ、背面の片側だけは廃熱スペースが不要という部分は違いです。
システムキッチンの規格もあり日本製だと似る部分もありそうです。
庫内容量は、本機も6人分です。
まな板は、対応です。
ようするに、本体が少し大きめで、下位機と同じ6人分になっている理由は、まな板対応にあるでしょう。
食器サイズも、大皿(26cm)前提の数字ですし、実収納量は、下位機種よりだいぶあると言えます。
ただし、まな板は、幅23cm×長さ41cm×厚さ1.5cmまでです。
専用収納部がある他社機に比べると、サイズがシビアである点と、風経路が邪魔しがちな部分はありそうです。この部分は、三菱の方式が良いです。
一方、下位機種と同じで、包丁ケースと、水筒用スタンド(×2個)があります。
庫内のお手入れは、下位機種と仕様は変わりません。
清潔面も、ステンレストレイを含めて、下位機と同じです。
ある程度の配慮はある機種です。
乾燥時間は、60分です(室温20度)。
庫内が広めで、まな板対応もするため、少し長めです。
時間はボタン選択式です。
ただ、象印のように温度センサーがあるわけではないので、ダイヤル式と(見映え以外)は変わりません。プラスチックなども非対応です。
この仕組みにしているのは、「気配りの風」として、送風終了時に、ヒーターを切った風で、食器を冷やす仕組みがあるからです。
乾燥が終わったらすぐ片付ける派にはよいでしょう。「朝に片付け派」は、逆に「乾きのこり」を余熱で処理されにくい部分はあるので、一長一短です。
静音性は、約34dBとの説明です。
大きいですが、引き続き「静か」と思います。
そのほかは、下位機と同じです。ホースも付属です。
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以上、東芝のVD-V10Sの紹介でした。
下位機種の「弱点」だった、節電性とまな板非対応が改善されている良機種です。
そうなると、水筒・ほ乳瓶用のスタンド・包丁スタンドが付属する点は、他メーカーに比しても「売り」と言えてくると思います。まな板スタンドがもう少し大きければ「満点」だったでしょう。
1-4・タイガーの食器乾燥機
続いて、タイガーの食器乾燥機です。
象印のライバルで、両者は、だいたい同じ製品ジャンルの家電を生産しています。
【2016年発売】
【上位機種】DHG-S400-W
10・タイガー サラピッカ DHG-S400
¥13,666 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
【下位機種】DHG-T400-W
11・タイガー サラピッカ DHG-T400
¥10,331 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:6人分
運転時間:50分
温風温度:100度
排水方法:水受けのみ
消費電力:305W
まな板:対応
サイズ:幅50.2×奥行き37.2×高さ37.6cm
DHG-S400Wは、タイガーが販売している食器乾燥機です。
DHG-T400Wは下位機です。
ただ、上位機のみステンレス製の受け皿・はしたてが付属です。
この値段差ならば、間違いなく上位機が良いでしょう。
あとは同じなので、以下は、上位機ベースで説明を進めます。
サイズは、幅50.2×奥行き37.2×高さ37.6cmです。
他社の横型タイプとそこまで変わりません。あえて言えば、奥行と高さ方面にコンパクトです。
本機も、上・左右、後面それぞれに4.5cmの廃熱スペースが必要です。
庫内容量は、6人分までです。
まな板は、対応です。
スタンドの奥に収納する象印・東芝と同じ方式です。
40.0×22.5×3.0cmまでのまな板が利用可能です。
なお、箸立てはありますが、東芝のような包丁ケース類はないです。
一方、着脱式の「ふきんかけ」があります。
ふきんは「臭いが移る」ので、利用する場合は「ふきんだけで乾かす」必要があります。
庫内のお手入れは、この機種も細かい部分まで分解できるので清潔です。
清潔面は、トレイがステンレスで、水受けが抗菌加工です。
あとは、吸気口にAG+抗菌フィルターがありますが、食器乾燥機の場合、庫内自体が雑菌の発生源にもなるという部分では、イマイチでしょう。
ただ、本機の場合、庫内熱風の温度が100度です。
他社(90℃)より高くできる点で言えば、この程度の工夫で十分でしょう。
乾燥時間は、標準で50分です。
横置きでは標準的です。
設定はシンプルなダイヤル式です。常に100度出して乾燥させる方式ですので、止まってから、30分は取り出せない点が注意点です。
もちろん、プラスチック類は使えません。
排水ホースは、一方、タイガーは未付属です。
この仕様の理由はすこし不明ですが、庫内温度高い点関係しているかもしれません。
定期的に水は捨てないと溢れますし、不潔でしょう。
静音性は、騒音値が非開示です。
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以上、タイガーの製品の紹介でした。
注意点は、低温乾燥と、排水ホースが未付属になる部分です。一方、もともとこの仕様が不要と考えている場合は問題ないでしょう。
ポイントは、やはり100度の高温風で加熱する部分で、ニオイ残りが少なそうな部分が評価できます。冷めるまで時間がかかるのが難点ですが、片付けるのは「次の日の朝」という方は、本機の仕様は合うでしょう。
この部分は、先ほどみた東芝機(上位機)とは真逆の発想で、面白いです。
1-5・コイズミの食器乾燥機
つづいて、日本のKOIZUMIです。
美容家電に強いイメージですが、「ドライヤーつながり」で食器用ドライヤーもだします。
【2023年発売】
【上位機種】
12・コイズミ KDE-6001/W
¥7,980 楽天市場 (4/2執筆時)
【下位機種】
13・コイズミ KDE-5001/W
¥6,240 楽天市場 (4/2執筆時)
容量:6人分
運転時間:45分
温風温度:90度
排水方法:水受けのみ
消費電力:270W
まな板:
サイズ:幅48×奥行47×高さ43cm
KDE-6001/Wは、コイズミが発売している食器乾燥機です。
下位機として KDE-500の販売もあります。
ただ、上位機種がステンレス製カゴ、下位機種が樹脂製カゴです。
下位機種でも、樹脂かごに抗菌加工はありますが、やはりステンレスの方が清潔で、手入れもしやすいでしょう。
この値段差ならば上位機の方が良いように思います。
サイズは、幅48×奥行47×高さ43cmほどです。
多少コンパクトな横型です。本機も、(下以外)全面に4.5cmの廃熱スペースが必要です。
庫内容量は、6人分までの容量が乾燥が可能です。
ただ、他社機にもありましたが、まな板が非対応での6人用です。
庫内のお手入れは、構造は単純なので、手入れは楽な方でしょう。
清潔面は、上位機は、箸立てが抗菌で、食器かごもステンレスです。
一方、水受けの抗菌加工がないほか、本機は下部のトレイ自体がないので、全体として言えば、値段相応です。
乾燥時間は、標準で45分です。
逆に言えば、ダイヤル式で最大45分までしか設定できません。
冬場で少し多めに洗った場合などの「保険」はかけられないです。
温風は、平均的な90度です。
静音性は、非開示です。
排水ホースも、未付属です。
水受けの水をまめに確認するべき製品です。
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以上、コイズミの製品の紹介でした。
値段が目をひく製品です。ただ、装備面は全般的に平凡です。
まな板の部分はともかく、タイマー設定時間の部分と、下部トレーもない仕様である点は注意点でしょう。
【2023年発売】KDE-0500W後継機
14・コイズミ KDE-7500/W
¥10,018 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:2人分
運転時間:60分
サイズ:幅20.2×奥行き44.5×高さ32.8cm
排水方法:水受け・排水ホース
まな板:
消費電力:220W
KDE-7500/Wも、コイズミが発売している食器乾燥機です。
設置に必要なスペースは、幅20.2×奥行き44.5×高さ32.8cmです。
主に正面置きで省スペースというタイプです。
ただし、廃熱に後面4.5cm、側面4.5cmは開けないといけない点、注意してください。
庫内容量は、2人分までの容量です。
食器は23cmを最大サイズとして見ていますが、そこまでの収納量はないです。
まな板もむろん入りません。
一方、面白いのは、ラックが収縮式で、水切りラックとしても使える点です。
なお、耐荷重は5kgです。もちろん、食器をいれた状態で乾燥機にいれることは想定しません。37〜48cmの間でとっては伸縮します。
庫内のお手入れは、上フタを含めて、分解できます。
清潔性は、箸立てのみ抗菌です。
乾燥時間は、標準で60分です。
一般的なダイヤル式です。乾燥温度は本機も90度ですのでしっかりです。
排水ホースは、一方、こちらは付属です。
水受けもつきますが、シンク脇ならば排水ホースを使う方が便利でしょう。
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以上、コイズミのKDE-7500/Wの紹介でした。
食洗機の設置は難しいが、これなら置けるという方は多そうです。
食器をまめに拭いている方は、それなりに時短になるため、導入を考えても良いとおもいます。しっかり乾かしたほうが清潔ですし。
1-6・山善の食器乾燥機
続いて、日本の山善の食器乾燥機です。
東証上場企業で、ジェネリック家電を得意とする商社です。
【2006年発売】
15・YAMAZEN Y180D YD-180(LH)
¥9,880 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
【2022年発売】YDA-500(W)後継
16・YAMAZEN YDA-501(W)
¥8,882 楽天市場 (4/2執筆時)
容量:5人分
運転時間:(最大120分)
温風温度:
排水方法:水受けのみ
消費電力:180W
サイズ:幅41.0×奥行き40.5×高さ34.5cm
YD-180は、日本の山善が発売している食器乾燥機です。
なお、本機と同一仕様で、特定店向けのYDA-501(W)という製品があります。
多少外観は違うだけで仕様は同じですので、値段で決めてOKです。
設置に必要なスペースは、幅41.0×奥行き40.5×高さ34.5cmです。
各社の横置き型と比べる場合、コンパクトなほうです。
庫内容量は、5人分です。
コンパクト型でも6人表記の機種もある点から言えばイマイチです。
これくらいの収納量があればよいという方は多そうですが、食器は23cmまでの計算です。
まな板は、収納を前提にしません。
また、構造的に「ごちゃっ」と置かざるを得ないため(怪我の原因になるので)包丁は不可です。
庫内のお手入れは、全体の分解はできます。
清潔面は樹脂性ですが、カゴと箸立ては抗菌加工があります。
ただ、トレイはないタイプです。
乾燥時間は、標準時間が未記載です。
ダイヤル自体は120分まであります。
30分以下の場合は、一度60分まで回してから戻すようにとの指示です。終盤に送風時間があるからかもしれませんが、謎仕様です。
一方本機は、消費電力(180W)からしてヒーターが弱い可能性が高いです。また、温風式ではなく、自然対流式です。
実際、120分までの設定は必要だったと言えるかもしれません。
庫内のお手入れは、一応全体が分解できます。
一方、コンパクトなので、構造的に「ごちゃっ」と置かざるを得ないため、まな板のほか、(怪我の原因になるので)包丁は不可となります。
なお、食器かごとはしたては、防かび・抗菌加工がなされ、この部分では優秀です。
排水ホースは、未付属です。
騒音値は、公開がないです。
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以上、山善の YD-180の紹介でした。
パワー面で難がありそうです。他社に比べてかなり弱いので、この部分がやはりネックでしょう。
1-7・サンコーの食器乾燥機
続いて、日本のサンコーの食器乾燥機です。
秋葉原の「レアものショップ」で有名なファブレス企業で、長年ユニークな家電を自社ブランドで輸入販売しています。
【2024年発売】
17・サンコー SWUDTCSSL
¥9,097 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:2人分
運転時間:45分
温風温度:90度
排水方法:水受けのみ
消費電力:170W
まな板:
サイズ:幅22.5×奥行き37.5×高さ33.5cm
SWUDTCSSL は、秋葉原のサンコーが発売している食器乾燥機です。
シンク横に置ける食器乾燥機Slimという別名もあります。
設置に必要なスペースは、幅22.5×奥行き37.5×高さ33.5cmです。
コイズミにもありましたが、幅が狭めでシンク脇に置きやすいタイプです。
コイズミ同様に、左右と後ろに4.5cmの廃熱スペースが必要です。
庫内容量は、2人分です。
目安収納量は、コイズミ機と変わりません
先述のように、対応人数は、日本工業会の自主基準があるので、比較できます。
まな板は、非対応です。
乾燥時間は、45分です。自動で電源が止まります。
かなり短いのですが同じ小型のコイズミよりヒーターが弱め(160W)で45分です。
断熱性の違いはあるものの、寒冷地で乾ききるのかは、微妙です。
90度の温風ですが、時間設定ボタンがなく、稼動すると常に45分動く形式なので、寒冷地の寒いキッチンには不向きでしょう。
清潔面では、ただUV殺菌灯が付属します。
本機は、ヒーター熱だけだと乾ききるか微妙なので、この部分で生乾き臭の防止を狙っていそうです。
UV灯の利用は中国の家電には多いのですが、最近はわりと日本でも一般化してきました。
なお、UVランプは寿命があって、経年変化で効果が衰えていくこと、また、UVランプ部分の性能(波長や強さ・効果)についてしっかりした説明がない部分がすこしマイナスです。
庫内のお手入れは、問題なさそうです。
なお、UVランプは直視してはならないのですが、本機については、開閉センサーで開けた際に目に入らないように、この部分を制御しているようです。
静音性は、約50dBという表記です( 50±5dB)。
東芝(約32dB)あたりと比較するとかなりの騒音です。
扇風機の強運転ほどの値なので、食器乾燥機としてはかなりうるさいです。
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以上、サンコー のS-STD21S の紹介でした。
小型機としてコイズミのライバルです。その上で、UVランプを使用するなど点で個性があります。
ただ、食器乾燥機はシンプルな家電で、耐久性も高いので、交換できないUVランプを採用するより、温風でしっかり乾かすような方式のが良いような気はします。
静音性も弱点です。
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【2022年発売】
18・サンコー DRCHSTCSL
¥3,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:
運転時間:
サイズ:直径10.2cm×高さ20.2cm
なお、ユニークな食器乾燥機が同社からでているので紹介しておきます。
写真からわかるように、食器ではなく、箸やスプーンなど専用のカトラリードライスタンドになります。「 水切り乾燥でいつでも清潔」という宣伝文句です。
仕組みは、吸気ファンの回転で、水を水切りに落とし込む方式です。
ヒーターを使わないので、内蔵バッテリーで稼動できます。
3時間のUSB充電で満充電になります。
使用可能時間は、説明書を含めて未記載です。
類例がないので想像つきません。
ただ、バッテリーは2000mAhの容量です。
同じくファンを使うUSB扇風機などの事例からすれば10回強で充電かなと思います。
45分の稼動で自動的に切れる仕組みです。
本体サイズは、直径10.2cm×高さ20.2cmです。
量的にもそれなりの量が一度で入るようです。
庫内容量は、2人分です。
容量に限りがありますが、2人くらいで毎食後にしっかり洗い物をするならば、問題ないでしょう。
乾燥時間は、30分、あるいは、45分です。自動で電源が止まります。
清潔面は、ステンレス素材を使うなど配慮があります。
ただ、熱は使いませんし、構造的にファンの部分を含めて、不十分な手洗いで、かつ、濡れたまま放置すると臭いなどは生じるでしょう。
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結論的にいえば、お弁当などに付属する竹や木の箸などを再利用し、料理時などに活用されているエコな方で、自然乾燥だとすこし乾きにくいものを乾かすには、良いかなと思いました。
ユニークな家電が得意なサンコーらしい面白い製品に思えます。
1-8・BelleLifeの食器乾燥機
続いて、BelleLife(ベルライフ)の食器乾燥機です。
ベルライフは、フードドライヤーなども展開する果動株式会社のブランド名です。
日本での、中国企業向けの物流の仲介・通関、日本での認証取得やアフターサービスなどの代行などを展開するサービス業の会社となるようです。
【2024年発売】B0BK8MBR29
19・BelleLife 食器乾燥機 ZTD30-B4
¥10,980 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:食器30点(5人分)
運転時間:60分
温風温度:70度±10
排水方法:水受けのみ
消費電力:340W
まな板:対応(外側)
サイズ:幅369×奥行319×高さ406mm
BelleLife 食器乾燥機は、ベルライフが販売する食器乾燥機です。
原型機は中国にあるもので、それを日本仕様にして販売している感じです。
サイズは、幅369×奥行319×高さ406mmです。
奥行がやや浅めで、その部分に特徴があります。
庫内容量は、5人分です。
2層式の最大30Lで収納量を増やしているタイプです。
一方、注意点は、2段収納なので、食器のサイズに若干制限がある点です。
サラダプレートでも少し大きいものだと、若干厳しいものはありそうなので、普段使う、ご自宅の食器のサイズはみたほうが良いかと思います。
あとは、上段に大物をいれる構造なので、水滴は下に落ちる部分をどう評価するかとなるでしょう。
この部分は、象印の縦型・2段収納と逆の構造と言えます。
包丁の収納スペース(17cmまで)があるのがユニークです。
東芝と違い外から差し込む形ですので、使い勝手は良いでしょう。
まな板は、ただ、外付けです。
本体からの廃熱風を利用して乾燥する方式なので、片側にしか風はいかないでしょう。
庫内のお手入れは、一見複雑そうです。
ただ、ナイフケースの部分も、取り外して洗える仕様ですし、配慮はあります。
清潔面では、(波長は不明ですが)UV光があるようです。
いわゆる殺菌灯です。家庭用家電の場合目に触れると害があります。ケースをスモークにしているのはそのためでしょう。なお、UVランプは、先述のように寿命はあります。
カゴほか内部の抗菌加工もなされますし、一番この部分で問題になりがちな、まな板は、庫外なので、問題になりにくいでしょう。
乾燥時間は、標準で60分です。
55分のヒーター+UB運転と5分の送風です。
乾燥温度は、一方、70度±10度です。
他者より温度が低いのですが、一般的に他者が公開するのは温風温度で、こちらは、(庫内の)乾燥温度としてなので、低いのかは正確には分かりません。
ただ、本機は、保管(55分+24時間)コースがあります。
ようするに、55分の標準運転以後、最大24時間まで、2時間後と短時間の乾燥+UV運転をして、ニオイ防止する感じです。
このモードが必要とされる部分から推測すると、温度がやはり他機ほど高くないかもしれません。UV灯による殺菌がある関係で、高くできないのかもしれません。
モードは、このほか、乾燥のみの運転(45分)、15分のみの除菌(UV)運転が選べます。
排水ホースは、未付属です。
水受けで水を捨てる方式です。
静音性は、約55dBという表記です。
おそらく、まな板乾燥のため、横廃熱になる関係もあって、静かな値ではないです。
結構音がするほうですの。 排水は、下部の水受けに落ちる形式になります。
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以上、BelleLife 食器乾燥機の紹介でした。
示される収納量を含めて、冒頭見た象印機のライバルでしょう。ナイフ用、まな板用の収納スペースがあるなど、他社にないユニークな工夫があります。
一方、標準稼働時間が1時間で、その間の騒音値が少し大きめな値なのと、置き場所にもよりますが、包丁収納の高さが、設置場所+40cmほど上なので、出し入れしやすいと感じるかは、チェックしてみてください。
あとは、本編で書いたUV灯に関わる部分の仕様がよく分からないのが、難点です。
今回の結論
食器乾燥機のおすすめ機種は結論的にこれ!
というわけで、今回は、各社の食器乾燥機について書いてみました。
最後に、いつものようにAtlasのおすすめ機種!をあげておきます。
第1に、設置スペースがさほど必要なく、コンパクトな食器乾燥機としておすすめできる機種は、
【2016年発売】
【通常型番】
1・象印 食器乾燥機 EY-GB50-HA
¥14,300 楽天市場 (4/2執筆時)
【Amazon限定型番】(性能は同じ)
2・象印 食器乾燥機 EY-GB50AM-HA
¥17,800 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:食器30点(5人分)
運転時間:60分
温風温度:90度
排水方法:水受け・排水ホース
消費電力:265W
まな板:対応
サイズ:幅45×奥行き31×高さ54cm
収納力 ★★★★★
設置性 ★★★★★
静音性 ★★★★☆
低温乾燥 ★★★★☆
清潔性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
象印の EY-GB50が良いでしょう。
価格によっては同性能の、Amazon機でも良いです。
本体サイズは、幅45×奥行き31×高さ54cmです。
必要な廃熱スペースを考えてもこれなら設置できるという方は多いでしょう。本編で書いたように、観音開きですが、レール式なので、前方に空きスペースは不要です。
収納量も、まな板対応である上での6人用です。
皿も24cmまで入るならば十分でしょう。
設置も、水受け式ほか、ホース排水にしっかり対応します。
清潔面も、メイン部分に抗菌加工・ステンレス加工がありますし、問題を感じません。
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【2023年発売】KDE-0500W後継機
14・コイズミ KDE-7500/W
¥10,018 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:2人分
運転時間:60分
サイズ:幅20.2×奥行き44.5×高さ32.8cm
排水方法:水受け・排水ホース
まな板:
消費電力:220W
収納力 ★★★☆☆
設置性 ★★★★★★
静音性 ★★★☆☆
低温乾燥 ★★★★★
清潔性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
一方、これより小型となると、コイズミのKDE-0500/Wでしょう。
容量は、1-2人分までです。
ただ、23cmまでの皿ならば、結構な数を乾かせますし、これでも十分な方は多いでしょう。
このサイズで、排水ホース対応という部分を含めて、日本のキッチンには合いそうです。
第2に、比較的デリケートなプラスチック系食器なども乾燥させたい場合は、
【2016年発売】
4・象印 食器乾燥機 EY-SB60-XH
¥16,799 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:食器32点(6人分)
運転時間:45分
温風温度:90度(低温可)
排水方法:水受け・排水ホース
消費電力:330W
まな板:対応
サイズ:幅52×奥行き41.5×高さ46cm
収納力 ★★★★★★
設置性 ★★★★☆
静音性 ★★★★☆
低温乾燥 ★★★★★★
清潔性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
象印のEY-SB60-が良いでしょう。
温度面で、ソフト乾燥機能(100分)を持つのは本機だけなので。
ジップロックコンテナなどだと120℃あたりの耐熱性なので、普通モードで良いです。
ただ、水筒などのパッキン類や、子供用を含めて100均で売っているプラケースは熱に弱いものはあるので、その部分に対応できる部分が良い点です。
清潔面も、低温利用でも問題ないように、ステンレスパーツが多く、そこも見どころと言えます。
収納量の部分でも、問題ないです。
大きめのまな板に対応できますし、家庭用として問題ないです。
第3に、室内環境の部分で、静音性を重視したい方に向く、家庭用食器乾燥機は、
【2023年発売】
9・東芝 食器乾燥機 VD-V10S(W)
¥14,446 楽天市場 (4/2執筆時)
容量:6人分
運転時間:60分
温風温度:90度
排水方法:水受け・排水ホース
消費電力:320W
まな板:対応
サイズ:幅49.5×奥行き37.5×高さ44.4cm
収納力 ★★★★★★
設置性 ★★★★☆
静音性 ★★★★★★
低温乾燥 ★★★★☆
清潔性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
東芝の VD-V10S でしょう。
静音性は、約34dBです。
この部分を公開している企業は少ないですが、東芝は実際「静か」です。
ダイニングキッチンなどの場合で、静かさを重視したい場合、候補です。
収納量も、6人分と十分です。
まな板も乾かせますし、26cmクラスの大皿も入ります。
ナイフ類や、水筒用のスタンドが付く部分もワンポイントと言えます。
乾燥は、しっかり90度の温風です。
これは他社機もそうですが、東芝は仕上げに食器を冷やすので、その日のうちに食器を棚に片付けたいような「まめ」な方には特に向くでしょう。
排水ホースも、しっかり付きます。
第4に、仕組み上、ニオイ残りが最も少なそうな食器乾燥機は、
【2016年発売】
10・タイガー サラピッカ DHG-S400
¥13,666 Amazon.co.jp (4/2執筆時)
容量:6人分
運転時間:50分
温風温度:100度
排水方法:水受けのみ
消費電力:305W
まな板:対応
サイズ:幅50.2×奥行き37.2×高さ37.6cm
収納力 ★★★★★★
設置性 ★★★☆☆
静音性 ★★★★☆
低温乾燥 ★★★☆☆
清潔性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★☆
タイガーのDHG-S400でしょう。
本機の場合、温風温度が100度です。
かなり強力なので、除菌力が高いと言えます。
とくに大型の場合で、まな板を中に入れる場合、熱周りが悪くなる場合があるのですが、サイドから温風を回す本機の構造を含めて、清潔面は力強い仕様でしょう。
内装も、トレイがステンレスで、水受けが抗菌加工です。
庫内容量は、6人分でかなり広く、まな板も対応です。
ただ、本機は、水受け式のみで、排水ホースに非対応です。
いくら高温でも、洗ったばかりの食器を「水切り」するわけで、この部分のメンテが必要となります。選ぶ場合、ここだけは注意してください。
補足:このブログの関連記事の紹介
というわけで、今回は、食器乾燥機の紹介でした。
1・食器洗い乾燥機の比較
用途:食器の洗浄・乾燥
2・食器乾燥機の比較
用途:食器の乾燥のみ
なお、パナソニックのプチ食洗や、最近流行しつつある「水タンク式」で、上水ホース不要の食洗などについては、別に記事があります。
比較したいと考えている方、よろしければ、上記の記事もご覧ください。
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ではでは!