【今回レビューする内容】2026年 疲れにくい!パソコンチェア・オフィスチェアの性能とおすすめ:仕事用・自宅用・テレワーク向き高級デスクチェア・ゲーミングチェア 人気機種の違いとランキング 1万円・2万円・3万円・10万円・20万円台の椅子
【評価する製品型番】スチールケース リープチェア Leap ジェスチャーチェア Steelcase Series2 オカムラ コンテッサ セコンダ CC85BR-FPG1 ハーマンミラー アーロンチェア リマスタード ポスチャーフィットSL Aサイズ Bサイズ Cサイズ AER1A13DWALPG1G1G1BBBK23103 AER1B23DWALPG1G1G1BBBK23103 プラス Presea KC-K63SL プラス Fita2 フィータ2 Fita2 フィータ2 KC-FT60MKL KC-FT50MKL KC-FT00MKLRena レナチェア KB-RN50SKL KD-RN62SKL BeneS メッシュタイプ KC-BN30MKL KD-BN30MKL オカムラ CG-M CG11WR-FZK3 sulato スラート C331GR-FSF3 C381JR-FSF3 C385JR-FSF3 フルーエントCB31ZR-FKA1 CB81ZR-FKA1 CB85ZR-FKA1 エスクード C491ZS-FHB1 C497ZS-FHB1 シルフィ C647XR-FSF1 C68CXW-FSF1 C631XR-FMP1 エルゴヒューマン2 PRO2 High Type EHP2-HAM EHP2-LPL EHP2-LAM ENJOY2 High Type EJ2-HAM EJ2-LAM TOBE2 KM-14 417560 KM-11 400727 コクヨ イング CR-G3203E6G41S-VN CR-G3403E6G4B6-V ベゼル CR-A2835E6GME6-W イトーキ スピーナ KE-757GP-Z9T1SG アイリスプラザ H-935L-2RT H-935L-2RN サンワサプライ SNC-A1B G-AIR 65090108 03 31500015 (80333) 不二貿易 ナカバヤシ KERDOM KD9060H-Black-New SIHOO M18 AKRACING NITRO V2 PRO-X V2 noblechairs EPIC NBL-PU-BLA-003 ほか
今回のお題
長時間作業に向く、PCチェアのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2026年1月現在、最新のオフィスチェア(PCチェア)の比較です。
椅子の調整機能・座り心地・通気性などに注目しつつ、特に長時間作業における「疲れにくさ」という部分を大事な観点として、各社の製品を広く比較します。
価格帯としては、3-5万円前後を中心としながらも、1万円以下の激安チェアから、10万円強の高級チェアまでみています。
Atlasが長年愛用するリープチェアをはじめとして、大手・中堅のショールーム訪問を通じて「良い!」と思った椅子を中心に、価格帯別にみていきます。
1・PC作業向きチェアの比較 (1)
1-1:格安オフィスチェア
:アイリスオーヤマ など
5千円〜
1-2:中級オフィスチェア
:プラス・オカムラ
3万円〜
1-3:高級オフィスチェア
:リープ・オカムラ・エルゴヒューマン
10万円〜
2・PC作業向きチェアの比較 (2)
2-1:高級オフィスチェア(続き)
:アーロンチェア・イトーキ・コクヨ
10万円〜
2-2:ゲーミングチェア
:AKRACING など
4.5万円〜
2-3・最終的なおすすめの提案【結論】
今回の記事では、主に価格帯で分けながら、各社の代表的な製品を順番に見ていくという構成にしています。
ただし、ゲーミング用だけはすこし「特殊」なので、最後に記事を分けています。
座りやすさ ★★★★★
リクライニング機能 ★★★★★
腰のサポート力 ★★★★★
通気性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、いつものように、最後の「結論」部分で、上表のような観点から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ商品を紹介します。
よろしくお願いします。
なお、この記事を書いているAtlasについて、少し書いて聞きます。
Atlasは、(休日以外)1日10時間以上は椅子に座って仕事をしている研究者です。
15年以上、国内外の高級チェア新品・中古を中心にいくつも購入しては失敗し、「売ったり、あげたり」して、また買うを繰り返してきました。
その結果、座ることについてある程度真剣に考えられる「椅子好き」になりました。今回は、こうした経験から書いたつもりです。
一方、椅子というものは、使用感に個人差が大きく、比較しにくい製品です。
とくに、机と椅子はセットで考えないと良い製品が選べません。

その点では、このブログはデスクの記事(上記1番)もあり、机の選び方をふまえて記事を書いていますので、安心して欲しいと思います。
なお、今回の記事は、機能・スペック面の客観的な比較のほか、Atlas個人の主観的な使用感も入ります。
この点は、このブログの家電の比較記事との「違い」として、あらかじめお断りしておきます。
今回は、比較的格安の製品も、ホームセンターや、出向先のオフィスなどで、まめに頑張って調べました。
1-1・低価格なオフィスチェアの比較

では、さっそく、紹介に入ります。
はじめに、1万円以下の低価格のオフィスチェアを比較していきます。
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なお、以下の本文では、Atlasがおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな部分を青字で書いていきます。

【2016年発売】
【低反発座面】
1・アイリスプラザ オフィスチェア H-935L-2RT
¥8,563 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【通常座面】
2・アイリスプラザ オフィスチェア H-935L-2RN
¥7,320 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
H-935L-2RTは、アイリスプラザ(アイリスオーヤマ)が販売するオフィスチェアです。
ロングセラーですが、格安品だとプレゼンスがあります。

座面の違いで2種類あります。
上位機のみ、8.5cmの低反発クッション座面です。
座布団を別に利用しないだろう方は、そちらを選んでも良いでしょう。
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本体色は、多色展開です。
時期によって異なりますが、現在は8種類の色が選択可能です。

椅子の調整機能は、充実します。
椅子座面の高さは、86~98cmの範囲で調整できます。また、15度の角度(ロッキング)も装備します。
さらに、もたれたときの反発力も調整が可能です。
格安品だとこの部分がイマイチな部分があるので、「ワンポイント」といえます。

腰のサポート力は、サポートバー方式です。
固定式なので、合う合わないはあるでしょうが、価格を考えれば仕方ないです。
背面と座面素材は、内面にクッション、外面にメッシュ生地です。
この組み合わせは、最近の流行で、各社ともだいたい同じです。
立体編みなので、通気性に優れます。
自宅で個人用として買う場合、長時間座っても蒸れにくいメッシュタイプを個人的には「おすすめ」しています。むろん、夏に「裸に近い」服装で利用する場合は除きますが。
背もたれは、74.5cmと大きめで、背骨に合わせたS字形状です。
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以上、アイリスプラザのH-935L-2RTの椅子の紹介でした。
事務機専門企業製品を除けば、1万円以下の製品としては十分な機能です。
椅子は、座面の上下にガス機構を利用することもあり、安全性も重要です。その点で、国内拠点のある、アイリスの製品を選ぶ価値はあるでしょう。
とはいえ、調整部分の仕組みは値段相応です。長時間座っても「疲れにくい」という点でいえば、このグレードでは不十分です。
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なお、本機と同じような形状の製品は、他にも多くあります。
目に付いたものを、以下、あげておきます。

【2015年発売】
【固定式肘かけ】
3・タンスのゲン G-AIR 65090108 03
¥6,999 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【可動式肘かけ】
4・タンスのゲン G-AIR 31500015 (80333)
¥8,999 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
第1に、タンスのゲンが販売するG-Airです。
格安機の多くがそうですが、付属工具を使う組み立て製品になります。
基本デザインは、アイリスの製品と変わりません。

2種類ありますが、上位機のみ肘掛けが立てられます。
高さ調整できるわけではないので、収納時で便利というだけです。

椅子の調整機能は、アイリス機とほぼ同じです。
座面の高さは8cmで、角度(ロッキング)も最大で20度可能です。
ただ、アイリス機と比べると、もたれたときの反発力の強弱は調整できません。
あとは、クッション式のランバーサポートや、メッシュの張り地など、アイリス機と大きくは変わりません。
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結論的にいえば、アイリス機より安いですが、ロッキングのテンションが調節できない部分ほか、座面調整のハンドルの仕様などの部分で、やや劣ると言えます。
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【2009年発売】
【アームレストあり】
5・不二貿易 オフィスチェア 90870
¥6,516 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【アームレストなし】
6・不二貿易 オフィスチェア 90866
¥5,314 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
7・ナカバヤシ オフィスチェア Z0615
¥5,280 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
第2に、不二貿易のオフィスチェアです。
事務機器大手のナカバヤシも同じ形状の製品を輸入販売します。
調整は、注意が必要です。
背もたれのリクライニングに未対応で、90度固定でです。
あとは、ランバークッションが付属する部分、背もたれがメッシュである部分を含めて、先ほどの機種と大きくは変わりません。
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結論的にいえば、リクライニングができない構造である点が注意点です。
機能性を期待する場合は、もう少し上のグレードをおすすめします。
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【2018年発売】
8・サンワサプライ OAチェア SNC-A1B
¥5,318 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
第3に、サンワサプライの製品です。
同社製に限らず、ホームセンターなどでよく見る形状の、格安オフィスチェアです。
椅子の調整機能は、座面の高さが多少(3.2cm)調節できる程度で最低減です。
背もたれも、角度(ロッキング)こそ調整できますが、もたれたときの反発力の強弱は調整できません。
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結論的にいえば、調整力とエルゴノミックな部分で大きく差があるため、このタイプは、オススメしません。

【2025年発売】
【可動式肘掛け】
9・KERDOM パソコンチェア KD9060H-Black-New
¥14,980 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
KD9060Hは、KERDOM のワークチェアです。
ノンブランドのネット専売の直輸入製品です。
エルゴノミック形状の1万円前後の製品は、海外製が強いです。
また、同じ形状の製品はこのブランドに限らず多くありますが、その代表として見ておきます。

形状は、写真のように、ランバーサポート部が独立したエルゴノミック形状です。
10万円以上の製品(アーロンチェアほか)と似た形状です。もちろん、こうした製品とは作りや可動幅は異なります。
6cmの昇降調節、30度の角度調節は可能ですが身長や体型により、合う合わないはありそうです。
背面と座面素材は、表層は通気性の良いメッシュです。
また、高反発のウレタンフォームが入っている一般的な仕様ですので、あたりの柔らかさも担保されます。

椅子の調整機能は、しっかりしています。
座面調整(8.1cm)と、リクライニングのロッキング(=張力・締め付け具合)の調整、肘の角度と肘の収納は可能です。
リクライニングは、3段階で調整でき、角度ロックも可能です。ただし、120度にフルバックした状況では、ロッキングできません。
また座面と背中は連動して上下しない仕様だから、135度という深くまで倒せると言えます。
この構造の場合、リクライニング部分の耐久性とバーターな部分はあります。
また、角度に合わせて、座面の前後が調整されないため、あまり倒して使うと、太もも部分に圧迫感は生じると言えます。そのほか、構造的に、手動でも座面の前後は調整できません。
剛性面では、耐荷重は120kgとされています。
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以上、KERDOMのワークチェアの紹介でした。
調整力は、項目として言えば、問題ない水準です。
ただ、形状が特殊で、合う合わないはあるでしょう。一方、今後見ていく、メーカー製の中級機と比べると、比較的多様な調整機能が備わるだけに、座面調整ほかリクライニング部分の耐久性に若干不安は感じます。
その部分で言えば、10年前後長く使いたい場合は、もう少し予算を足して、大手事務機メーカーの製品を選ぶ方が良いでしょう。
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なお、このタイプのヘッドレスト付きの格安製品が他にもいくつか見られます。
代表的なものを、順番にみておきます。

【通常製品】
10・ SIHOO M18 デスクチェア
¥19,799 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
第1に、SIHOOのデスクチェアです。

形状的に、本機は、背もたれ部分がメッシュのみです。
上半身の通気性はかなり良いです。
支柱とテンションのみで支える構造で、一見するとサポート力(支持性)が弱く見えます。ただ、この仕様は高級機でも見られる方式で、過度に体重をかけるような姿勢で使わない限りですが、問題ない仕様といえます。

先ほどの製品と同じようなエルゴノミック形状ですが、ランバーサポートは動かせるので、体型に合わせた調整力はこちらのが多少上に思えます。アームレストも昇降調整できる仕様です。
稼動範囲は、ロッキング、ヘッドレスト、稼動肘とも先ほどの機種とだいたい同じレベルです。
倒しすぎて使う場合、太ももに圧迫感を感じやすい部分と、構造的に、リクライニング機構が、荷重がかかる分、耐久性が短くなりうそうなのは、本機もやはり懸念材料です。
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【調整力強化版】85181 85182
11・ 不二貿易 マスターIII 82530
¥13,073 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
第2に、不二貿易のデスクチェアです。
同社の製品は先ほどもみましたが、ヘッドレスト付きのハイバック型になります。
海外仕様のヘッドレスト付きの製品のなかでは安いですが、
調整幅は、座面の高さ(10cm)で、ロッキング(16度)もできます。
しかし、リクライニングに非対応です。
角度を指定してロックして利用するタイプになるため、不便だと思います。
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結論的にいえば、同じ構造の他社機を含めて、このグレードの輸入格安製品だと、リクライニングは深くできますが、耐久性と、快適面で課題があります。
この部分が、次から見ていく「ミドルクラス」の製品との大きな違いであり、快適性の部分での大きな差が付く部分といえます。
1-2・ミドルクラスのPCチェアの比較

続いて、3万円以上10万円以下ほどの、中級のオフィスチェアの人気製品を紹介します。

【2013年発売】
12・プラス Presea KC-K63SL
¥37,950 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
12・ループ肘 KB-KLA
¥8,140 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
12・アジャスト肘
¥15,070 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
オフィスチェア Preseaは、日本の事務機メーカーのプラスの人気製品です。

デザインは、曲線を上手に使った綺麗なフォルムです。
座面は少し浅めですから、長時間座っていると太ももが痛くなる方は向いているかもしれません。
格安機と比べると、とくにフレーム部分の作りがしっかりしており、見映えも良くなります。

一方、こちらは、アームが別売になります。
固定肘と可動肘が選べます。また、個人で取付可能です。

椅子の調整機能は、ミドルクラスとして必要な気候は装備します。
8.6cm(89-97.6cm)と十分な座面の高さの調節幅があるほか、背もたれの反発力、ロッキング、アーム高さの調整が可能です。
一方、背ロッキング利用時に座面は連動しては動かない仕様です。
この部分に対応させたい場合、もう1グレード上(5万円クラス)の予算が必要です。
腰のサポート力は、特に工夫は無いです。
背面と座面素材は、内面が低反発素材で、外面が一般的なファブリックです。
薄いメッシュ素材に較べると、通気性は乏しいです。
ただ、自宅で「薄着」で利用する際は、メッシュは「背中が痛い」ですから、このタイプが良いでしょう。
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以上、ブラスの Preseaの紹介でした。
座面と背面がファブリックタイプの製品としては、信頼性が高い高品質製品だと思います。自宅で「薄着」で利用する方は、このタイプが良いです。
一方、ランバーサポートは、取り立てて工夫がないため、腰の部分を重視するならば、イマイチです。

【2016年発売】
13・オカムラ CG-M CG11WR-FZK3
¥39,572 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
14・オカムラ CG-M 固定肘セット CG21ZR-FZK3
¥54,545 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
15・オカムラ CG-M 可動肘セット 8VCM19-GB85
¥59,455 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
オフィスチェア CG-Mシリーズは、岡村製作所の販売するオフィスチェアの入門機です。
同社は日本のオフィス家具専門メーカーで、企業・大学・官公庁向けにはかなりのシェアをもっている大企業です。自社の国内生産工場を持ち、品質も高いです。
なお、基本、レストアームの有無と種類で、大きく分けて3種類あります。

本体色は、同社の標準的な製品ということで、7類の選択肢があります。
フレームもブラックとホワイトが選べるため、好みに合わせて選べるのが良いところです。

背面と座面素材は、メッシュ以外に、普通のメッシュタイプも選べます。
ただ、夏場を考えると、個人的にはメッシュがおすすめです。
座面は、座る位置で硬度を変える工夫がああります。
腰のサポート力は、特に工夫は無いです。
ただ、メッシュでも腰部分に支持構造はあるので、そこは問題ないです。

椅子の調整機能は、1つ上で見た Preseaと同等です。
機能性として、高さ調節(9.2cm幅)、ロッキング機構(最大10度)、アームの高さの調節(6段階)と、最近の事務椅子に装備される機能は全て網羅されます。
作りもしっかりしており、格安品に見られる、「きしみ」や「異音」もありません。品質に期待するならば、このクラス以上が良いでしょう。
もちろん、反発力の強弱の調整も可能です。
ただ、本機は座面が連動して調整する機能(シンクロロッキング機構)はないです。この部分は、ここから見ていく上位モデルとの違いです。
そのため、背ロッキングの角度が10度程度にしているとも言えます。
いずれにしても、ここは、疲れにくさにおける大きなポイントですので、その部分では差があります。
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以上、オカムラのオフィスチェア CG-Mシリーズの紹介でした。
ミドルクラスの大手企業の製品で、通気性が良いメッシュを選ぶ場合、本機は候補です。
機能面では、プラスのPreseaとほぼ同じ機能性で、3万円台の日本企業の製品として問題ないです。

【2025年発売】
【アジャスト肘なし】(黒・白・グレーフレーム)
16・プラス Fita2 フィータ2 KC-FT60MKL
16・プラス Fita2 フィータ2 KC-FT50MKL
16・プラス Fita2 フィータ2 KC-FT00MKL
¥56,870 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【ループ肘付属】
17・プラス Fita フィータ2 KD-FT60MKL
¥60,200 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【アジャスト肘付属】
18・プラス Fita フィータ2 KD-FT60MKL
¥80,080 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
オフィスチェア FITAは、 プラスの販売する(アーム付きで)「5万円強」クラスのPCチェアです。
ランクとしては、これまで見てきたものより「少し上」で、10万円以上のチェアに装備される高等技術の一部が採用されてきます。

デザインは、こちらも曲線的なフォルムです。
フレームは、黒・白・ライトグレーが選べます。
白モデルは、かなり「やわらかい」印象です。個人的には「引き締まった黒フレーム」も良くみえます。
背面と座面素材は、座面が低反発素材で、背もたれは、蒸れにくいメッシュ生地です。
透けにくい素材を採用しています。通気性は良いです。

椅子の調整機能は、充実します。
高さは9cm幅で調整可能で、背もたれの反発力、ロッキング、アーム高さの調整が可能です。

背もたれは、体重感知によるロッキング強度の自動調整にも対応です。
座面にかかる荷重から、体格に合わせてロッキング強度に自動調整されます。
格安なデスクには見られない「疲れにくさ」における大きなポイントです。

加えて、シートスライドロッキング機能が搭載です。
後述する10万円以上のチェアに見られるもので、リクライニング時に座面が前に連動して動くので、PCに対する目線の移動が最小で済み、疲れにくいという特長があります。
また、オフィスで利用する場合、リクライニング時でも、通行者の邪魔になりにくいという特性もあります。

腰のサポート力は、特別なランバーサポートはないです。
ファブリックのテンションでホールドはします。
しかし、次に見るBeneSなど、ランバーサポートがある製品に比べると、腰痛対策の要素は普通です。

可動肘は、付属モデルが選べます。
やや高額ですが、高さ、上下、左右とアジャスト機能は充実します。
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以上、ブラスのFITA 2の紹介でした。
このクラスでAtlasが「試し座り」した経験のある椅子の中ではかなり良かった製品です。
とくに、このグレードで、メッシュ生地で、体重感知とシートスライドロッキング機能が搭載はわりと「貴重」です。
「PCチェア」として、探している場合に、特に重要な機能なので、5万円前後の予算があれば、この機種を選んで良いと思います。
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【2024年発売】
【アジャスト肘なし】KC-BN30MKL
19・プラス BeneS メッシュタイプ
¥85,180〜 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【アジャスト肘付属】 KD-BN30MKL
20・プラス BeneS メッシュタイプ
¥88,220〜 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
一方、FITAの上位機となるのがBeneS (ベネス)です。

こちらの場合、メッシュ生地である上で、かなりしっかりしたランバーサポートがあります。
しっかり骨盤をサポートするので、(姿勢を崩さず)しっかり座って作業する場合、疲れにくく、腰回りを支えやすいです。
この部分の機能性で言えば、他社の10万円以上クラスの実力はあります。

機能面では、こちらも、体重感知によるロッキング強度の自動調節に対応です。
一方、座面と背もたれが連動する機能性もあります。その状態で3段階で固定できるので「シンクロロッキング固定 」という機能名になります。
加えて、座面を独立して前後させられるので、長時間作業の際の太ももの圧迫感はより軽減できます。
---結論的にいえば、5万円以上10万円前後のクラスで、ランバーサポートを重視したい場合、また、太ももの圧迫感が気になりがちな方に、本機は、かなり良い選択肢に思えます。
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【2023年発売】
【肘なし】
(樹脂脚 樹脂シェル)
21・プラス Rena レナチェア KB-RN50SKL
¥45,760〜 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
(樹脂脚 背クッション )
21・プラス Rena レナチェア KD-RN62SKL
¥52,360〜 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【可動肘付属】
(樹脂脚 樹脂シェル)
22・プラス Rena レナチェア KB-RN50SKL
¥62,810〜 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
(樹脂脚 背クッション )
22・プラス Rena レナチェア KD-RN62SKL
¥45,760〜 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
逆に、FITA2の若干安めのラインとなるのが、RENAです。

最近試座して、かなり見た目が良かったので、書き加えた製品です。

背面素材は、こちらは、通気性重視の樹脂シェルほか、普通のクッションタイプも選べます。
本体色や足の種類も無数に選べるので、外観では「セミオーダーメイド」に近いような注文もできる来です。
機能性の部分では、ただ、本機は、体重感知によるロッキング強度の自動調節に未対応です。
体重により座面のたわみである程度の体格差は吸収しそうでしたが、試し座りしないで選ぶのはあまりおすすめしません。それならば、調整が割と効きそうな、さきほどのFITA 2のほうが良い感じがあります。

リクライニングは、、座面と背面のシンクロロッキングによる連動はしますが、固定はできないのも注意点です。曲線部の(軽めの)ランバーサポートも、体重と身長のバランスだと、あまりフィットしない場合はある気がします。
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結論的にいえば、Officeで周りの視線があるところで(たまにリクライニングする程度で)キッチリ座って利用するには見た目を含めて良い一方、自宅の個人用として使う場合は、やはりFITA 2のほうが良いように感じました。

【2016年発売】
【可動肘なし・ローバック・ハイバック】
23・オカムラ sulato スラート C331GR-FSF3
¥48,290 楽天市場 (1/16執筆時)
【可動肘あり・ローバック】
24・オカムラ sulato スラート C381JR-FSF3
¥75,533 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【可動肘あり・ハイバック】
25・オカムラ sulato スラート C385JR-FSF3
¥77,556 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
スラートシリーズは、オカムラの5万円クラスの代表的製品です。
1つ上のブラスのFITA 2に相当するグレードのモデルと言えます。

本体色は、多色から選べます。
フレームの色も白と黒から選べます。
背面と座面素材は、底面が低反発素材で、背もたれは一般的なファブリックです。
夏に涼しいメッシュの張り地は選べません。

背もたれは、ローバックとハイバックが選べます。
ここは好みで良いですが、175cm以上の背の方は、ハイバックのが楽でしょう。
いずれも、エルゴノミクスデザインで、長時間座っても疲れない仕様です。

椅子の調整機能は、本機も5万円以上クラスとして充実します。
基本となる、座面の高さ調節(9.2cm幅)、背もたれ角度・強度調整(最大20度)、アームの高さ・角度の調節(10cm)などは全て網羅されます。

その上で、アンクルチルトリクライニングに対応です。
本機は20度の可動幅ですが、背もたれと座面がシンクロしてスライドする仕様です。この機能があると、角度を付けても太ももの圧迫感が少ないため、(無理なく)20度までリクライニングできます。
一方、体重に合わせてリクライニング強度を調整する機能(オートフィットシンクロリクライニング)は、次に見るプラスのFit 2と違って言及がないです。
ただ、ハイバックとローバックの2種の背もたれサイズを用意しているため、(このグレードの製品としては)問題ないとも言えます。
腰のサポート力は、背もたれ形状の工夫もあり、5万円クラスでは上々です。
これ以上を望む場合、(10万円前後ほど)もう少し予算が必要とも言えます。
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以上、オカムラのスラートシリーズの紹介でした。
1つ上のブラスのFITA2のライバルです。
比べる場合、大柄な方はハイバックが選べる部分で、こちらも良いように思います。
そうでもない場合、あるいは共用の椅子の場合は、背もたれがメッシュで、体重に合わせてリクライニング強度を調整できるブラスのFitの方が、少し良く見えます。
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なお、オカムラは、本機と機能性が似る上位モデルが2種類あります。
順番にみておきます。

【2017年発売】
【可動肘なし・ローバック・ハイバック】
26・オカムラ フルーエントCB31ZR-FKA1
¥62,150 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【可動肘あり・ローバック】
27・オカムラ フルーエント CB81ZR-FKA1
¥76,694 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【可動肘あり・ハイバック】
28・オカムラ フルーエント CB85ZR-FKA1
¥90,310 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
第1に、フルーエントです。
先ほどの機種より少し高いですが、背もたれの張り地の部分でメッシュを希望する場合、こちらが候補になります。
機能面では、むろん、アンクルチルトリクライニングに対応します。

背もたれは、本機は(Fitと違い)ハイバックとローバック選べます。
ただし、ランバーサポートがなく、張り地でホールドするタイプです。
そのため腰痛対策という部分では、先ほどみたプラスのBeneSと比べるとやや不利です。
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【2015年発売】
【可動肘・ランバーサポートあり・ローバック】
29・オカムラ エスクード C491ZS-FHB1
¥93,069 楽天市場 (1/16執筆時)
【可動肘あり・ランバーサポートあり・ハイバック】
30・オカムラ エスクード C497ZS-FHB1
¥98,244 楽天市場 (1/16執筆時)
第2に、エスクードです。
しっかりした、ランバーサポートがあるタイプで、プラスのBeneSのライバルと言えます。
こちらは、同じシリーズに複数の展開があるのですが、こちらは、60cmの稼動幅のランバーサポートがあるモデルです。
本機の場合、メッシュである上で、腰の部分にしっかりしたランバーサポートがあります。
むろん、アンクチルトリクライニングにも対応です。
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結論的にいえば、予算があれば、オカムラの10万円以下だと、この製品が最も良さそうです。
ただ、価格的に言えば、プラスのBeneSより若干高めです。
また、この価格だと、次に見ていく高性能オフィスチェアも射程にはいるのが、選ぶにあたっては難しいところと言えます。
1-3・高性能オフィスチェアの比較

続いて、いわゆる「高級チェア」をいくつか紹介します。
もう少し、下位のグレードを狙っている場合も、上位機種の機能を知っておけば、「どのような機能が重要か」わかるため、購入する際の参考になるでしょう。
なお、高級チェアは「受注生産」「倉庫在庫」の場合が多く、ネットでも「納期は長め」です。店頭で買ってもこれは同じです。

【2014年発売】
【ハイバック】
31・オカムラ シルフィ C647XR-FSF1
¥100,430 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【エクストラハイバック】(アームレスト付)
32・オカムラ シルフィ C68CXW-FSF1
¥132,990 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
【ローバック】
33・オカムラ シルフィ C631XR-FMP1
¥81,620 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
シルフィは、オカムラの発売する製品です。
後ほど見る、同社の最上位機のコンテッサよりグレードが下で、「高級機の入口」といえる位置づけの製品となります。
ちなみに、本機を理解するためのキーワードは「フィット」です。

割と人気がある機種で、背もたれの違いだけで3種類あります。
背面と座面素材は、張地もクッションとメッシュが選べます。
脚やアームの選択を含めると、相当な「カスタマイズ」が可能です。

椅子の調整機能は、背もたれに大きな工夫が見られます。
リープチェアにも似たような機能がありましたが、バックカーブアジャスト機構が搭載されます。
背もたれのカーブを換えることで、体系に合わせてフィットさせる仕組みです。
その上で、本機の場合、横方向のカーブのフィット感についてもこだわりがあり、圧に合わせて変形するような仕組み(ベンディング機能)が備わります。
意外と横方向のフィット感に注目した製品はほかになく、独自です。
このほか、シンクロリクライニングと座面の高さ・奥行調節に対応し、リクライニングの強弱などもしっかり調整できます。

また、座面は、本機はクッション性ですが、凹みを付け、また中のウレタンの硬度を部分で変えることで、フィット感と太ももへの圧迫感を軽減する工夫があります。
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以上、オカムラのシルフィの紹介でした。
腰痛対策のような機能性より、気持ちよさ、心地よさを重視する作りです。
冒頭に書いたように、椅子の「フィット感」を高めるための工夫が各所に見られます。
ターゲット層は「女性」でしょうが、利用時の「心地よいフィット感」を重視したい方にはとくに向くでしょう。

【2023年発売】
(ヘッドレストあり)
34・ エルゴヒューマン2 PRO2 High Type EHP2-HAM
¥112,728 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
(ヘッドレスト+オットマン)
35・ エルゴヒューマン2 PRO2 Ottoman EHP2-LPL
¥128,000 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
(ヘッドレストなし)
36・ エルゴヒューマン2 PRO2 Low Type EHP2-LAM
¥107,723 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
ergohuman 2 Pro 2は、エルゴヒューマンの高機能オフィスチェアです。
九州の家具産地である大川市の「関家具」が展開しているブランドで、日本企業の製品して、この価格帯だと、長年人気のあるモデルです。

諸タイプありますが、ヘッドレストと、収納式のオットマン(足置き)の有無で3種類です。
オットーマンはともかく、ヘッドレストモデルが、設計上のスタンダードモデルと言え、そちらが良いかと思います。

2023年にモデルチェンジがなされ2世代目(ergohuman 2 )になりました。
旧機と同じく、3パーツの独立ランバーサポート構造ですが、この部分のテンションが背中と独立して調整できまるようになったのが、目立つ改良点です。
1・座面の高さ
2・座面の前後調整
2・背面のテンション調整
3・ランバーサポートの位置・強度
4・アームの高さ・角度・前後
5・ヘッドレストの位置調整
椅子の調整機能は、コンテッサを基準にした場合、シンクロリクライニング機構を含めて、主要な調整機能は網羅します。
座面の幅は51.5cmです。従来少し狭かった印象ですが、拡大しました。
高さは、日本の高級機(オカムラのコンテッサ)より少し高めの調整幅(45.5-54cm)背の高い人には合いやすいでししょう。
背面と座面素材は、現状だとメッシュ素材のみの展開です。
初代で「エラストメリックメッシュ」と呼ばれた、通気性重視の記事かと思います。
初代は、アメリカのMatrex社の生地でしたが、同じかは不明です。
一方、従来あった、モールドウレタン座面と、3Dファブリックメッシュ(エストラマー)のモデルは、今のところですがみられません。
、座面のみ張地を低反発ウレタンにしたものです。

腰へのサポートは、先述のように、同社は独立したランバーサポートが付きます。
写真のような構造で、圧をかけると沈み込むというユニークな方式です背面のダイヤルでテンションも調整できます。
仮に経年劣化でテンションが緩んでも、ある程度調整ダイヤルで修正できそうです。
なお、こちらは組み立て式ですが、さほど難しくなく、工具も付属です。
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以上、Ergohuman22 オフィスチェアの紹介でした。
旧機に座って問題と感じた部分が改良されて、わりと良い機種になったように思えます。
このタイプは、しっかり調整し、ある程度「良い姿勢」で座らないと、機能性を活かせず、座り心地に影響するのですが、そこが問題とならないのならば、国産機に限定して言えば、費用対効果も高く良いように思います。
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なお、同社からは、以上のような下位機種の展開があります。
順番にみておきます。

【2023年発売】
(ヘッドレストあり)
37・ エルゴヒューマン2 ENJOY2 High Type EJ2-HAM
¥79,623 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
(ヘッドレストなし)
38・ エルゴヒューマン2 ENJOY2 Low Type EJ2-LAM
¥93,500 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
第1に、ergohuman 2 ENJOY2 です、
同社の中級機になります。

写真を見て分かるように、独立したランバーサポートがなく、背面のステルスランバーサポートに止まるの部分が差です。
あとは、別売のジャケットハンガーに対応できない程度の違いです。
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結論的にいえば、とくに背中や腰に問題がない方は、こちらでも良いようにみえます。また、姿勢を崩した際もこのタイプならば、ある程度快適ですので、その部分を重視したい場合は、こちらかと思います。
ただし、似た形状の製品は、オカムラのシルフィを含めて、競合する大手の製品も割とある点では、上位機ほどは個性的ではないかもしれません。
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(肘あり)緑はKM-14 417563
39・Ergohuman2 TOBE2 KM-14 417560
¥56,700 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
(肘なし)緑はKM-11 40073
40・Ergohuman2 TOBE2 KM-11 400727
¥46,800 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
第2に、ergohuman 2 ENJOY2 ENJOY TOBE2 KM-14 です。
シリーズ名から分かるように、同社の入門機です。
同社のカタログには載らない製品ですが、Amazonなどで売られています。

外観は、中級機に似ますが、こちらは、座面が連動して動くシンクロリクライニングしない製品です。
この値段ならば、対応する国内大手の製品も多いのであまりおすすめしません。

41・スチールケース リープチェア Leap
¥187,000〜 楽天市場(くろがね) (1/16執筆時)
Leap(Leap V2)は、米国のオフィス家具メーカー「スティールケース」の販売する高級チェアです。
日本ではいくつかのオフィス会社が代理店として販売しています。
上記については、事務機大手のくろがね工作所を経由し、国内保証がえられる正規品となります。

高機能チェアとしては、後ほど紹介するアーロンチェアと双璧と言える、有名ブランド椅子です。
Atlasはリープチェアは、今まで各時代に3機仕事用に購入した経験があります。
現在は、配色などを変更したヘッドレストのない派生モデルを利用しています。
1・座奥の調節
2・背もたれ強度
3・背もたれ下部の変形
4・ナチュラル グラインド機構
椅子の調整機能は、充実します。
座面の高さ調節(13cm)・ロッキング機能など、他社の格安製品で見られる基本装備は網羅します。
その上で、「高級機独自」といえるのが、上表の4つの機能です。

第1に、座奥の調節機能です。
座面の出が調整できるため、長時間座った際に太ももが痛くなるのを効果的に防止してくれます。

第2に、背もたれの反発強度の調節機能です。
後ろに寄りかかった際に、どの程度の反発力を得たいのか選択できます。
これは、標準機でもある機能ですが、無段階でかなり細かく調整できるのは、リープチェア独自です。

第3に、背もたれの下部の変形機構です。
腰骨のあたりは、背骨がカーブしています。そして、そのカーブの具合は、個人個人体格によって異なります。
リープチェアの場合、ダイヤル調整で、背骨のカーブに合わせた形状に背もたれを変形できます。

第4に、ナチュラルグラインド機能です。
他社のシンクロロッキング機構は、リクライニング時に、単に背もたれと座面が連動しないだけの工夫でした。
リープチェアは、リクライニング時に、座面角度を自動調整する機構があるため、リクライニングしても、通常状態と同じ目線の高さでパソコンに向かえます。
そのため、たまにリクライニングで作業をする際も、PC使用時の違和感が少ないです。

腰のサポート力は、定評のランバーサポートが利用できるほか、諸機能の複合効果で非常に良いです。
とくに、リクライニングを多用するなど「姿勢が悪い」方については、姿勢の変化に合わせて、背もたれの形状が柔軟に変化する「ライブバック」機能」も効果的です。
パソコン、タブレット、書類仕事にあわせて、かなり柔軟に姿勢が取れるのが「売り」です。
背面と座面素材は、ただし、普通のスポンジ入りのファブリックです。
背もたれに廃熱機構はありますが、メッシュのアーロンチェアなどと較べると、廃熱面は多少不利でしょう。
ちなみに、法人向けには、特注でメッシュ仕様に変更できますが、追加料金がかかります。
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以上、スチールケースのリープチェアの紹介でした。
長く座った経験のある椅子の中では、個人的には最も腰へのサポートが期待できる椅子です。
ただ、サイズ的には中型の作りなので、小柄な方には多少使い勝手が悪い椅子かもしれません。なお、この製品は一部受注生産なので、納期は長めです。
また、以前は、日本仕様の小型版がありましたが、現在は売られていません。
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なお、スチールケースは、このほかにもいくつか別シリーズのラインナップがあります。順番にみておきます。

【2021年発売】
42・Steelcase Gesture(ジェスチャー)
¥220,000 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
第1に、Gestureシリーズです。
設計としては、リープチェアよりこちらの方がだいぶ「新しい」製品です。

360度動くアームなど、PCというより、タブレットやスマホを崩した姿勢で利用しやすくした製品になります。
姿勢の部分で融通が利くので、最近(21年機)だと「オフィス ゲーミングチェア」として売られています。
疲れにくさは、ただ、ランバーサポート周りについて、リープチェアのが上です。
その部分で、一般的なオフィスワークでは、リープチェアが良いように思います。
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43・スチールケース(Steelcase) Series2
¥102,980 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
第2に、Steelcase Series2 です。
スチールケースでは少し安めの「ミドルクラス」です。
いくつかある下位機のうち、形状ではLeapに割と近いと思えた製品です。
こちも座面と背もたれが連動する「ライブバック」など、リープチェアの一部技術があるほか、全体的な座り心地も良いです。
座面の奥行はこちらでも調整できますし、背もたれのエッジもしっかりしているので、安定的にリクライニングできます。

ただ、こちらの場合、ライブバックが「AirLiveBackテクノロジー」です。
(メッシュ仕様のモデルは)背もたれ部分の通気性が良い一方、背骨のラインに沿ったサポート(支持性)の部分でが、リープと値段差分の差が見られます。
背もたれに荷重をかけず(綺麗な格好で)使うならば結構良いのですが、姿勢を崩した際は、やはりリープに適わないかな、という座り心地です。
もちろん、この値段からすると、だいぶ良いです。(物価高で)リープも値上がり傾向なので、代案としてはこれも良いかなとも思えました。
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そのほか、最近ではSILQなど、新シリーズもあるのですが、SteelCaseの新作は、「多様な動きに対応する」方向性です。
Atlasの場合(かなり)「愛用者補正」はあると思うのですが、疲れにくさの部分では(それでも)「傑作機のリープ」を越さないと思います。

【2017年発売】CC85BR-FPG1
44・オカムラ コンテッサ セコンダ-FPG1
¥257,620 Amazon.co.jp (1/16執筆時)
コンテッサ・セコンダは、オカムラの販売する、超高級オフィスチェアの「第2世代」です。
日本を代表するシリーズですが、2017年に、約15年ぶりにフルモデルチェンジしました。

1・座面の高さ
2・座面の前後調整
2・背面の反発力・硬さ
3・ランバーサポートの位置・強度
4・アームの高さ・角度
5・ヘッドレストの位置調整
椅子の調整機能は、他社の上位機に見られる機能は(ほぼ)網羅します。
また、リープチェアのナチュラルグラインド機能に似た、シンクロリクライニング機構も搭載します。
好みに合わせた調整力は、初代と同様に、最大級の柔軟性があります。

背面と座面素材は、メッシュ地を採用します。
ただ、イトーキと同じで、オプション設定でクッション布地にも変更対応が可能です。
他の高級機と較べると、調整可能なヘッドレストがデフォルトな点が特色です(未付属モデルもあり)。
頭部を含めて全体的に体圧が分散できるので、疲れの軽減には非常に効果的でしょう。
全体のサイズは、従来のコンテッサの弱点でした。

しかし、今回、グローバル対応し、背が大きなAtlasでも無理なく座れるように改良されています。
また、同じメッシュ地のアーロンと較べると、太ももの部分のあたりが弱めで、この点で、疲れにくい仕様です。
腰へのサポートは一方、ランバーサポートはオプションで対応します。
しかし、背骨のS字カーブへのサポートについては、他社の高級機ほどは、配慮がありません。
フレームは柔らかめですので、しっかりとしたホールド感を重視する場合は、やや不利でしょう。
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以上、コンテッサ・セコンダの紹介でした。
久々の改良は、身体の大きな人には特に嬉しい方向性の改良でした。
一方、ヘッドレストが付属する構造で、また、座面が湾曲している独特なフォルムのため、「身体に合う人はとことん合うが、合わない人は合わない機種」です。
とくに、姿勢の悪い方は、アーロンもそうですが、座面のどこか無理がかかりやすいでしょう。スピーナや、リープチェアに較べると、姿勢の柔軟性はさほどないので、姿勢の悪い方は、(矯正しない限り)多少疲れやすいでしょう。
逆に、ピシッとした姿勢で仕事をするエグゼクティブには、品質を含めて最高でしょう。変な姿勢をとらないならば、長時間座ってタイピングしていても疲れにくいです。
次回に続く
疲れにくいPC向けオフィスチェアのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今日は、オフィスチェアの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

2・PC作業向きチェアの比較 (2)
2-1:高級オフィスチェア(続き)
:アーロンチェア・イトーキ・コクヨ
10万円〜
2-2:ゲーミングチェア
:AKRACING など
4.5万円〜
2-3・最終的なおすすめの提案【結論】
続く、2回目記事(こちら)では、アーロンチェアやイトーキのオフィスチェアを確認した後、各社の「ゲーミングチェア」を見ていきます。
そちらは、基本的にゲーム用ですが、姿勢を崩してもわりと使いやすく、高耐久でフィット感も強いので、仕事用としても利用可能です。
座りやすさ ★★★★★
リクライニング機能 ★★★★★
腰のサポート力 ★★★★★
通気性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、ここまで紹介してきた全てのPCチェアから、予算別・目的別に「Atlasのおすすめ機種」を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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