比較2019'【ジャンル別!】ゲーム用モニター31機のおすすめ:曲面型モニター HDR400対応(前編)

2019年08月26日

比較2019'【ジャンル別!】ゲーム用モニター31機のおすすめ:曲面型モニター HDR400対応(前編)

【今回レビューする内容】2019年 最新ゲーミングモニターの性能とおすすめ・選び方:応答速度1ms 144高リフレッシュレート144Hz 曲面型モニター HDR400対応:Eスポーツ アクション FPS RPG シミュレーション アドベンチャー テキストゲームなどのジャンル別のおすすめ・口コミランキング

【比較する製品型番】ASUS VP228HE VG278QR VG258QR ROG SWIFT PG279Q VG279Q PG278QRPG258Q VA326H ROG Strix XG32VQR IODATA EX-LD2381DB EX-LD2383DBS EX-LD2071TB EX-LDGCQ241DB LCD-GCQ241XDB LCD-GC271XCVB IIYAMA ProLite XB2481HSU-B4 GB2560HSU-B1 Acer K242HLbid NITRO VG271Pbmiipx XV272UPbmiiprzx ET322QKwmiipx XZ321QUbmijpphzx XZ271Ubmijpphzx BenQ ZOWIE XL2536 XL2411P XL2546 LG UltraGear 34GL750-B 34GK950F-B 32GK850F-B 32GK650F-B MSI Optix MAG341CQ

今回のお題
ゲームに向くパソコンモニターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年8月現在、最新のパソコン用モニターの比較です。

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 FPSゲームのほか、様々なジャンルのゲームに向く、「ゲーム専用」に開発された液晶モニターを比較します。

1・31.5インチの液晶モニタ
2・27インチの液晶モニタ
3・24インチの液晶モニタ

4・23インチの液晶モニタ

5・21インチの液晶モニタ
6・4K5K解像度の液晶モニタ   
7・タッチパネル式モニタ
8・ゲーム向けの液晶モニタ
9・Mac向けの液晶モニタ
10・液晶モニターの選び方【まとめ】

 このブログでは、以上のようなモニターに関する比較記事がありますが、今回は8回目記事です。

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 全部で50機種以上の新製品を比較しています。

 しかs、今回の記事では、とくにゲームをプレイするのに向いたディスプレイ(ゲーミングディスプレイ)をピックアップして、比較します。

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 もちろん、各社のゲーム用曲面型モニターは網羅しますし、HDR400に対応する機種もしっかり比較しました。

ーー

1・液晶のみやすさ   ★★★★★
2・スタンドの性能   ★★★★★
3・応答速度      ★★★★★
4・リフレッシュレート ★★★★★
5・品質保証      ★★★★★
6・総合評価      ★★★★★

 以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

ゲーム用モニターを選ぶ場合の注意点

 さて、ゲームに最適化されたPCモニターを選ぶ場合に注意する必要があるのは、「どのようなゲームに最適なモニターが欲しいか?」という点です。

 以下、いくつかにジャンル分けして、ゲーム用モニターの選び方の基本について解説するところからはじめます。

1・FPS・アクション・スポーツなどのゲーム

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 はじめに、FPSゲーム(ガンシューティング)・レースゲーム・スポーツゲームです。

 これらのジャンルのゲームは、プレイ中に激しい画面上の動きがあります。

 そのため、「画面の応答速度が1ms」で、「リフレッシュレート(画面の書換)が144Hz以上」の「ゲーミングモニター」を選ぶことが必要です。

 今回の、製品比較の中心となるジャンルですので、具体的なおすすめ製品については、後ほど詳しく紹介していきます。

2・RPG・シミュレーションなどのゲーム

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 続いて、パソコン用として発売されているシミュレーションゲーム・RPGなどです。

 このジャンルのゲームは、最高レベルの「応答速度」「リフレッシュレート」は不要です。

 むしろ、画質面での「目の疲れにくさ」を重視して、「IPS液晶を採用するモニター」を選ぶと満足度が高いでしょう。

 ただし、次の2点は注意してください。

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 第1に、画面の縦横比(アスペクト比)です。

 大抵のゲームソフトは、縦横比16:9を前提にゲームを作っています。

 しかし、ビジネスモニターに多い24インチのモニターは、縦横比16:10で作られています。

 そのため、「全画面表示」表示すると、アスペクト比が崩れ、画面が横伸びし「顔が太って見える」ようになってしまいます。

 ビデオカード側で「アスペクト比固定」する方法もありますが、「絶対」ではありません。

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  第2に、画面の大きさと解像度です。

 4K画質のモニターは、画面解像度は3840×2160です。

 一方、比較的最近のゲームでも、対応解像度の上限は、1280×7201920×1080のものがあります。

 こういったゲームをフル画面表示させる場合、解像度を落として表示することになりますが、そうすると、どうしても(引き延ばしたように)「画面がぼやけ、文字がにじみ」ます。

 とくに、フォントなどの視認性が悪くなるため、こういったゲームに関しては、フルHD(1920×1080)ほどのモニターのほうが「自然な感じで見やすい」です。

 一方、2K解像度4K解像度の高詳細モニターは、改造度が高いです。しかし、対応ゲームで高画質で表示させようとすると、必要なCPUとGPUのスペックが跳ね上がり、カクツクことが多くなります。

ーー

 結論的に言えば、こうしたゲーム用に選ぶ場合、(4K画質対応などを必須と考えないならば)液晶画面の大きさはどれでも良いので、タテヨコの比率が10:9で、解像度が1920×1080(フルHD)のモニターが最適です。

 その上で、レースゲームやスポーツゲームなどにも広く対応させるため「5ms以上の応答速度」をもつ点を考えて、また、視認性を重視するために、IPS液晶採用モニターを選ぶと良いでしょう。

 具体的なおすすめ製品は、後ほど紹介してきます。

3・テキスト中心のゲーム

   

 次に、静止画中心のテキストゲームゲーム(読みゲー)です。

 このジャンルのゲームは、基本的には、1つ上の、シミュレーション・RPGと同じ選び方で構いません。

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 ただ、その基準に加えて、「文字を見つめるのは意外と疲れる」ので、「目線とモニターを水平に保てる高性能なモニターアームを採用した製品が良いでしょう。

 加えて、長時間ゲームをする方は、「モニター輝度が十分に落とせる」製品を選ぶのもポイントとなります。

 なお、「PCゲームを中心に考えているが、ワープロその他でも使いたい」という方にもこれらの指標は重要です。

 液晶方式としては、こちらの場合も、静止画表示に定評のあるIPS液晶が良いと言えます。

4・家庭用ゲーム機のソフト

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 最後に、家庭用ゲーム機のソフトです。

 このジャンルのゲームは、激しい動きのあるものでも、高レベルの「リフレッシュレート」は不要です。

 なぜなら、ゲーム機側が高速の画面切替に対応していないからです。ただ、動きのあるジャンルのゲームは、応答速度は、5ms程度はあった方が良いでしょう。

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 また、HDR10という高輝度表示技術の対応の有無は、重視しても良い部分です。最近のゲーム機で対応しつつあるからです。

 なお、家庭用の4K画質のゲームをPC用モニターでプレイしたい場合は、モニターのスペックがHDCP2.2という規格と、HDMI2.0という規格に対応しているかについては注意してください

 4Kのデータ量と著作権プロテクトの関係で対応が必要となります。

ーーー

 というわけで、ジャンル別の選び方の基本を紹介しました。

1・低価格モニター
2・高画質モニター
3・高速対応モニター
4・HDR対応モニター
5・曲面型モニター

 これをふまえて、以下の記事では、上表のような順番で、ゲーム用モニターを順番に紹介していくことにします。

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 なお、HDR対応モニターと、曲面型モニターについては【後編記事】での紹介となります。お急ぎの方は、そちらからお読み頂いても分かるように書きました。

1・低価格のゲーム用モニター

 では、ここから、ゲーム用として「デンキヤで売れている機種」を価格の安いものから比較していきたいと思います。

 なお、以下では、おすすめできるポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で書いていきます。


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 【23.6インチ】

 1・IODATA EX-LD2381DB
  ¥11,480 Amazon.co.jp (5/20執筆時)

 【23.6インチ】【上下移動対応】

 2・IODATA EX-LD2383DBS
  ¥19,170 Amazon.co.jp (5/20執筆時)

リフレッシュレート: 最大75.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: ADSパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:14ms
倍速液晶: 6.1ms
接続端子:アナログRGB DVI-D HDMI
スタンド: チルトのみ【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(1w×2)
保証期間: 3年間

 はじめに紹介するのは、IO-DATA社のEX-LD2381DBです。

 23.6インチの小型モニターですが、1.5万円を切る価格で人気があります。

 電気街の専門店では「ゲーム用激安機」として売っていました。

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 モニター解像度は、1920×1080です。

 最も一般的な「フルハイビジョン画質」で、16;9の縦横比です。PC用ゲームはもちろんのこと、家庭用ゲーム機を含む、多くのゲームに汎用的に使える性能です。

 リフレッシュレートは、この機種は最大75Hz(1秒に75回画面を書き換える回数)です。

 そのため、ファイナルファンタジーやFPSゲームのような高速描画対応ソフトには対応しません

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 液晶パネルは、ADS液晶パネルを採用します。

 ADS液晶パネルは、視野角が178度と広いパネルで、目が疲れにくい特性があります。

 一方、応答速度とコントラスト比が出しにくい難点があるので、FPSゲームなどには不向きです。

 なお、ADS液晶パネルは、「目に優しい液晶パネル」としてビジネス用で人気な「IPS液晶パネル」の「ジェネリック」製品です。

 (正確には電界の利用法が異なりますが)特許の関係でIPSを名乗れない企業が製造しているものです。

 性能はIPS液晶に準じますが、信頼性については、最近評価を高めてはいますが、多少劣ります。

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 応答速度は、14m/秒です。

 応答速度とは、つまり、画面の色変化に要する速度です。

 こちらは、使用するソフトに依存せず、どのソフトにも関係するスペックです。応答速度が早いほど、遅延が少なくなり、ゲームや動画視聴の上で快適です。

 この機種は、14msと非常に遅く、オーバドライブ機能(倍速液晶)を使っても、最大6.1msに止まります。この点で、ゲームに向いたモニターとは言いがたい面があります。

 暗部補整については、取り立てて技術はありません。

 また、ADS液晶の特性として、コントラスト比が1000:1と低いのも多少難点でしょう。

 接続端子は、 DVI-DのほかHDMIが付属します。

 HDMI端子があるので、PCのほかゲーム機もつなげたい場合には有利でしょう。

 ディスプレイスタンドは、「価格なり」の性能です。

 上位機でも、上下移動ができるだけですし、下位機種に至っては、画面の角度を上下に変えられるだけです。

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 以上、IO-DATAのEX-LD2381DBの紹介でした。

 格安なので、自作PCショップでよく見かける国産モニターです。ただ、「ゲーム」という用途で考えた場合、応答速度などの点で、あまりオススメできる機種ではないですね。

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 【20.7インチ】

 3・IODATA EX-LD2071TB
  ¥10,480 Amazon.co.jp (5/20執筆時)

リフレッシュレート: 最大75.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶: 5ms
接続端子:アナログRGB DVI-D HDMI
スタンド: チルトのみ【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(1w×2)
保証期間: 3年間

 なお、姉妹品として、サイズが小さなEX-LD2071TBが売られています。

 ほぼ同じ大きさですが、画面は、視野角の狭いTNパネルです。その割には、倍速時の応答速度も5msに止まるため、総合的な品質はあまり期待できない機種です。

 「安いのが唯一の魅力」といえ、あまりオススメはできません。


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 【21.5インチ】

 4・ ASUS ゲーミングモニター VP228HE
  ¥10,707 Amazon.co.jp (5/20執筆時)

リフレッシュレート:最大75.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: TNパネル ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度
倍速液晶:1ms
接続端子: アナログRGB HDMI
スタンド:チルトのみ【VESA100mm】
スピーカー:
保証期間: 3年間

 VP228HE は、台湾のASUSの発売するゲーミングモニターです。

 2018年発売で、その値段設定の絶妙さから、21.5インチの小型入門用ゲーミングモニターとして、すぐに名が知られました。

 モニター解像度は、1920×1080です。

 一般的な「フルハイビジョン画質」で、16:9の縦横比です。

 リフレッシュレートは、この機種は最大75Hz(1秒に75回画面を書き換える回数)です。

 そのため、ファイナルファンタジーやFPSゲームのような高速描画対応ソフトには対応しません

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 液晶パネルは、ノングレアのTNパネルを採用します。

 TNパネルは、格安パネルです。視野角が狭く、正確な色味が出せない点で、仕事用としては「不評」です。

 ただ、21.5インチほどの個人用ならば、視野角の部分は問題にならないと言えます。また、色味の部分は、(利益が果たして出ているか不思議な)激安価格の製品ですし、ここは「妥協するべき部分」と言えます。

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 応答速度は、一方で、オーバードライブ時、1msと「超高速」です。

 低価格モニターでこの速度というのは「驚き」で、このモニターが売れている最も大きな理由です。TN液晶は、画質がイマイチな反面、応答速度が出しやすいからです。

 このあと紹介していく高級機でも、この点でTN液晶を採用する場合があります。

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 暗部補整については、ASCRテクノロジーが搭載です。

 バックライト制御ではなく、映像の解析処理ですが、このグレードならば十分でしょう。

 接続端子は、アナログ端子のほか、HDMIが付属します。

 ディスプレイスタンドは、この機種も画面の角度を上下に変えられるだけです。

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 以上、ASUSVP228HEの紹介でした。

 応答速度が必要なゲームを行う場合、有利な格安モニターです。一方、液晶はTN液晶なので、過度の応答速度が不要ならば、ADS液晶やIPS液晶を採用するタイプの方が満足度が高いでしょう。

 人気のモニターですが、冒頭に書いたように、全てのゲームに向いているわけではない点、注意しましょう


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 【モデル番号:XB2481HSU-4 】

 5・IIYAMA ProLite XB2481HSU-B4
  ¥21,610 Amazon.co.jp (5/20執筆時)  

リフレッシュレート: 最大75.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: VAパネル
コントラスト比: 3000:1
応答速度:非公開
倍速液晶: 4ms
接続端子:アナログRGB DVI-D HDMI
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(1w×2)
保証期間: 3年間

 XB2481HSU-B4は、イイヤマの小型23.8インチディスプレイです。

 同社は、日本のディスプレイメーカーとしては古株ですが、現在はマウスコンピュータの傘下です。

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 モニター解像度は、1920×1080です。

 こちらも「フルハイビジョン画質」で、16;9の縦横比ですから、問題ないです。

 加えて、このモニターは、モニター側でのアスペクト比の固定に対応するので、ワイド画面時代以前の「レトロゲーム」とは、親和性が高いでしょう。(未対応でも、OSでソフト的に対応できるので問題ないですが、こちらのが楽)

 リフレッシュレートは、ただし、最大75Hzです。

 そのため、FPSなどの高速描画対応ゲームで、描画速度を上げたい場合はこれがボトルネックになります。

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 液晶パネルは、VA液晶パネルを採用します。

 VA液晶パネルは、178度とIPS液晶並の視野角がありつつ、コントラスト比が非常に高く設定できる点がメリットです。高級TVによく使われる形式で、「引き締まった黒」が再現できます。

 一方、PC用モニター(としては「ギラツブ」などと言われる独特の粒状感がネックで、長時間のワープロなどは、目が疲れやすいという欠点があります。

 ただ、コントラスト比が高い点で、映像美を楽しむゲームには向いています。目の疲れが問題となるのは、テキストを見つめるような「読みゲー」の類でしょう。

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 応答速度は、通常の値は非公開です。

 ただし、オーバードライブ利用時で4m/秒です。5msを切っており、低価格機としては優秀です。

 接続端子は、こちらも、DVI-DのほかHDMIが付属します。

 HDMI端子があるので、PCのほかゲーム機もつなげたい場合には有利でしょう。

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 ディスプレイスタンドは、イイヤマはかなり高機能です。

 上下左右の移動や回転が可能です。

 基本的に、モニターは目とモニターを90度の角度で合わせると疲れにくく、見やすいと言われます。フレキシブルに調整できるこの機種は、長時間プレイするゲーマーには良い選択肢です。

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 以上、イイヤマのモニターの紹介でした。

 高性能なスタンドを搭載し、コントラスト比も高い良機種と言えるでしょう。

 リフレッシュレートを高く設定できない点で、「真のゲーミングモニター」と言えない部分はあります。また、VA液晶ということで、テキスト系のゲームには向かないでしょうが、それ以外の総合力は非常に高いモニターです。


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 6・Acer K242HLbid 【24インチ】
  ¥13,972 Amazon.co.jp (5/20執筆時

リフレッシュレート:最大75.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比:1000:1
応答速度
倍速液晶:5ms
接続端子: アナログRGB DVI-D HDMI
スタンド:チルトのみ【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(1w×2)
保証期間: 1年間

 K242Hは、台湾のACERの24インチのモニターです。

 視野角が狭い代わりに、格安のTN液晶を利用したお買得モデルです。

 モニター解像度は、1920×1080で、フルハイビジョン対応です。

 ただ、リフレッシュレート・応答速度ともTN液晶としては並であり、また、視野角・コントラスト比は、イイヤマのモデルと比しても低いため、性能面で強調する部分は少ないです。

 ディスプレイスタンドも、固定式で、角度のみ調節可能な仕様です。

 同社は、ゲーミングモニターに力を入れていて優秀なディスプレイも多いです。しかし、こちらは例外的なので、(できれば)もうすこし予算をかけた方が良いと思います。

2・高画質なゲーム用モニター

 続いて、高リフレッシュレート未対応ながら、それなりの応答速度を持ち、画質も良い製品を紹介します。

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 アクションゲームはやらず、シュミレーションゲーム・テキストゲームなどが「メイン」ならば、このカテゴリがおすすめです。

 ネットワーク上でプレイするRPGの場合もこのグレードの製品のほうが目が疲れにくいので良いと思います。


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 【2018年】

 【3年保証モデル】

 7・IODATA EX-LDGCQ241DB
  ¥26,900 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

 【5年保証モデル】

 8・IODATA LCD-GCQ241XDB
  ¥34,998 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

リフレッシュレート:最大60.0Hz
解像度:2560×1440
輝度:300cd/m2
液晶の方式:ADS液晶・ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:14ms
倍速液晶:5ms(GTG)
接続端子: HDMI×3 DP×1
スタンド:上下左右角度のみ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

  LCD-RDT242XPB は、日本のアイ・オー・データ機器が発売している23.8インチモニターです。

 「GigaCrysta」という同社のゲーム用シリーズの一角を占める製品で、ゲームや映像再生に強い機種です。リモコンも付属します。

 なお、3年保証モデルは、事実上の「Amazon限定」モデルと言えます。保証機関とHDMIケーブルを未付属とすることで、かなり価格をさげておりお買い得感があります。

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 モニター解像度は、こちらについては、フルHDより1.8倍細かいWQHD(2560x1440)解像度です。

 高解像度モニターは、テキストをより細かく表示できます。

 ゲーム用としても、特に、MMORPGなど情報をある程度表示したい場合に効果を発揮します。表示には、4Kほどのマシンパワーが不要なので、このグレードでは良い選択肢です。

 リフレッシュレートは、最大60Hzと高速対応しません。

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 液晶パネルは、同社の下位機種同様に、IPS系列のジェネリック的製品といえる、ADSパネルを採用します。

 IPSやADS液晶パネルは、先ほど紹介したVA液晶パネルと比較すると、一般的に、コントラストが弱めで「引き締まった黒表現」は苦手です。

 しかし、家庭用のTVでも、「20万以上グレード」の各社の「ブランド液晶」を搭載する超高級TVを除き、10万円グレードまでの信頼性のおける高級TVは、IPSを採用します。

 ゲーム用でも、高リフレッシュレートに対応していない「普通のゲーム」ならば、むしろ「目が疲れにくい」点で定評のある、ADS ISP系列が使い勝手は良いでしょう。

 応答速度は、オーバードライブ(倍速液晶)時、5msです。

 ゲーム用としては、平均的ですが、問題ないでしょう。

 オーバードライブは、かかりのレベルを選べる仕様ですから、使い勝手が良いです。

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 画質面での補整機能は、この機種の「売り」です。

 ギガクリアエンジン2という三菱由来の超解像度技術が採用されており、ノイズリダクションに強いです。

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 色の濃さや黒つぶれについても、「エンハンストカラー」・「Night Clear Vision」という独自機能をもち、IPS・ADS系の弱い部分のフォローもなされます。

 接続端子は、HDMIが3系統と、DisplayPortが1系統ですから、ゲーム向きでしょう。

 ディスプレイスタンドは、こちらも、上下左右の角度調整のみ対応で、高さの調節もできません。

 別売りのモニターアームが欲しくなります。

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 以上、アイオーデータのEX-LDGCQ241DBの紹介でした。

 高リフレッシュレートに未対応のため、動きの激しいゲームへの対応は標準的です。

 ただ、ゲーム向きのあまり高くない機種として、ジェネリックながら、IPS系列のADSを装備する点と、画質調整の部分で、テレビ的な機能が多い点は魅力です。

 高リフレッシュレートに対応するようなアクションゲームをやらないならば、性能のバランスがとれた良い製品と言えます。

 また「普段はワープロなどだが、大画面で、時々ゲームをしたい」という場合には向くと言えます。

3・高リフレッシュレート対応機の比較

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 続いては、144Hz以上のリフレッシュレートが出せるEスポーツ用と言えるゲーミングモニターを紹介してきます。

 なお、メーカーによっては、AMDのビデオカードが必須のFreeSyncテクノロジーか、NVIDIAG-SYNCテクノロジーを用いた場合リフレッシュレートが落ちる場合があります。その場合は註記する予定です。


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 【24.5インチ】

 9・IIYAMA ProLite GB2560HSU-B1
  ¥29,091 Amazon.co.jp (8/26執筆時)   

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:400cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:5ms
倍速液晶:1ms
接続端子: DP×1 HDMI ×1
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(2w×2)
保証期間: 3年間

 GB2560HSU-B1は、イイヤマの24.5インチの「ゲーミングディスプレイ」です。

 メーカーが「ゲーム用」と明言する機種としては、格安と言える製品です。

 モニター解像度は、ここまで見た機種と同じ、フルHDで1920×1080です。問題ありません。

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 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 絵の書き換え速度が速いため、高リフレッシュレートに対応するゲーム・ソフトの場合、残像感が大幅に軽減されます

 現在の標準では、このレートをクリアしている機種を「ゲーミングモニター」と言うようです。

 また、こちらはAMD FreeSyncテクノロジー対応しますが、リフレッシュレートは変わりません。

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 応答速度は、通常5ms、オーバードライブ時1msと、現状では最も高速なスペックです。

 高いリフレッシュレートと合わせて、「ゲーム向き」な仕様です

 液晶パネルは、TN液晶パネルです。

 このTN液晶パネルは、応答速度とリフレッシュレートを上げやすい点で、ゲーム用の中級モニターに多く採用されます。こちらは、輝度も450cd/mと高いため、映画のような高解像度のゲームでも力を発揮するでしょう。

 一方、視野角が170度とやや犠牲になります。また、画面に黄色系の色味がかかる点で、静止画などの液晶の見やすさ「映像美」の部分でも劣ります。

 その点で言えば、FPSゲームなどの「高速ゲー」専用なゲーマーな方にのみオススメできるタイプです。また、視野角の狭さは、なるべく正面から見るようにすれば、ゲームの場合、問題ありません。

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 画質面での補整機能は、充実します。

 特に魅力なのは、スポーツゲームモード、シューティングゲームモード、シミュレーションゲームモードなどの各種自動調整機能が充実する点です。手動調整するのが面倒な「ライトなゲーマー」には良いでしょう。

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 また、超解像度技術(X-Res Tech)も対応しています。そのほか、黒つぶれに対処できるBlackTuner調整も、搭載です。

 接続端子は、HDMIとDisplayPortが付属します。

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 ディスプレイスタンドは、イイヤマらしく、柔軟性に富む仕様です。

 先ほども書きましたが、モニターと目線の高さ・角度を合わせることが、長時間プレイ時の疲れ目の低減には重要です。このモニターは、その点で優れます。

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 以上、イイヤマのゲーミングモニターの紹介でした。

 多少価格は高いですが、ゲームに向いた諸機能が網羅されており、お買得感は高いです。ゲーム中心に考えた場合、最も良い選択肢の1つでしょう。


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 【2019年】

 【27インチ】

 10・ASUS VG278QR
  ¥32,531 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 【24.5インチ】

 11・ASUS VG258QR
  ¥29,827 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

リフレッシュレート:最大165.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:400cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms
接続端子: DP DVI HDMI ×1
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(2w×2)
保証期間: 3年間

 VG278QR は、台湾のASUSが販売するモニターです。

 モニターのサイズのみが違う同一仕様のVG258QRも同時に紹介します。

 モニター解像度は、この機種も、フルHDで1920×1080です。 

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 リフレッシュレートは、最大165Hzです。

 単純にスペック面で言えば、イイヤマよりも対応度は高いです。AMD FreeSyncテクノロジーにも対応します。

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 応答速度は、一方カタログでは、0.5msの表記です。

 ただ、これは、メーカー独自の計測値であり、他社表記(GtoG)では、オーバードライブ時に1msと同じです。

 なお、ASUSは、フレーム間に黒画面を挿入するEXTREME LOW MOTION BLURテクノロジーの利用を明言しています。

 「黒挿入」は、オーバードライブ(倍速液晶)を補完する動きのある映像の残像感を減らす技術として、TVにも使われる技術です。

 液晶パネルは、この機種も、TN液晶パネルです。


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 画質面での補整機能は、この機種も充実します。

 ゲーム用には、FPS・RTS RPG・Racing・MOBAの4モードが、それに映画用・写真用・sRGBモードで総計7個の調整が可能です。

 イイヤマ同様に、この部分で「初心者向け」です。一方、超解像技術は採用されず、黒レベルの調整も機能としてとくに強調はされません。

 接続端子は、HDMI DisplayPort DVIが付属します。

 201905201448.jpg

 ディスプレイスタンドは、イイヤマと同様に、稼働性が良いです。

 この部分では不満に感じないでしょう。

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 以上、ASUSのVG278QRの紹介でした。

 応答速度が「売り」な機種です。ただ、その部分は、比較基準が違うため「割り引いて考える」必要はあります。

 とはいえ、スタンドの稼働性も良く、画像調整機能も充実するため、3万円前後のモデルでは、今後、イイヤマのライバルになるでしょう。


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 【24インチ】

 12・BenQ ZOWIE XL2536
  ¥45,841 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:320cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
接続端子: DVI-D DP×1 HDMI ×2
スタンド:前後左右高さ【VESA100mm】
スピーカー:なし
保証期間: 3年間

 XL2356は、台湾のBenQの発売する24インチのゲーミングモニターです。

 独特の形状は没入感を高めるための「アイシールド」ですが、不要ならば着脱可能です。

 モニター解像度は、ここまで見た機種と同じ、フルHDで1920×1080です。問題ありません。

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 リフレッシュレートは、最大144Hzです。やはり対応するゲーム・ソフトの場合、残像感が大幅に軽減されます

 また、BenQは、独自のDyAc機能を搭載します。

 これは、フレームとフレームの間に「真黒」なフレームを挿入することで、残像感の低減を目指す技術です。認知科学の成果を活かして「人間の脳を騙す」系の技術ですが、FPSゲームなどに「明瞭さ」を加えます。

 これは、高画質なTVにも使われる手法で、動画全般の「ブレ」の軽減ができます(黒挿入の効果についてはこちら)。

 そのほか、他社も搭載する、黒つぶれの補整機能(Black eQualizer)を搭載します。一方で、低解像画質のアップコンバートを目指すような超解像技術については言及がないです。

 液晶パネルはTN液晶パネルです。

 この利点と欠点については、先ほど書いたとおりです。

 接続端子は、こちらも、DVI-D・HDMI・Display portです。

 HDMI端子があるので、PCのほかゲーム機もつなげたい場合には有利でしょう。なお、高リフレッシュレートに対応する場合は、DVI-DかDisplayPortを選ぶ必要があります。

 201804121636.jpg

 ディスプレイスタンドは、イイヤマ同様に高機能です。

 また、イイヤマに較べるとゲームに特化した仕様です。高さや角度の調節ができるほか、ヘッドホンフックが付属します。台座も大きめで、キーボードなどの入力振動でモニターがずれないような配慮が成されます。

 そのほか、S-Switchという、手元操作で、ディスプレイの画質設定が1ボタンで変えられる、有線リモコンも付属です。

---

 以上、BenQゲーミングモニターの紹介でした。

 事実上のイイヤマのGB2488HSU-B2のライバル機種です。

 両者を比較すれば、補正性能やディスプレイスタンドなどの点で、より、ゲームに特化された仕様です。ゲーム専用機として購入する場合は、比較優位がありそうです。

ーーー

 201808141415.jpg

  【24インチ】

 13・BenQ XL2411P 【24インチ】
  ¥25,800 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 なお、BenQ には、XL2411というリフレッシュレート最大144Hz対応の廉価版の24インチモニターもあります。

 また、こちらは、DyAc機能を搭載しないほか、旧式のディスプレイスタンドです。使い勝手がよく、安定感のあるスタンドはBenQの「最大の売り」の1つなので、こちらはあまりオススメできません。


  201808141416.jpg

 【24.5インチ】

 14・BenQ ZOWIE XL2546 【Dyac搭載】
  ¥58,813 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

リフレッシュレート:最大240.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:320cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
接続端子: DVI-D DP×1 HDMI ×2
スタンド:上下・高さ【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 XL2540は、台湾のBenQの発売する24.5インチのゲーミングモニターです。

 201804121649.jpg

 基本的には、1つ上の機種のスペックを踏襲しますが、リフレッシュレートは、最大240.0Hzとさらに高く設定できます。

 この価格でこのレートは貴重で、(対応するソフトの場合)画面のなめらかさはより上位でしょう。

 201804121651.jpg

 その他、色の彩度を数値調整できる機能が搭載されましたが、基本的にはマイナーチェンジです。

 接続端子は、DVIとHDMIが2系統に加えてDisplayPortです。こちらも、高リフレッシュレートに対応する場合は、DVI-DかDPを選ぶ必要があります。

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 以上、BenQゲーミングモニターXL2546の紹介でした。

 高リフレッシュレート対応が魅力の機種です。

 ただ、ここまでのリフレッシュレートは対応するビデオカードも限られるため、相当本格的にEスポーツなどに取り込む人以外は不要そうです。


  201808141419.jpg

 【27インチ】

 15・ASUS ROG SWIFT PG279Q
  ¥98,891 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

リフレッシュレート:最大165.0Hz
解像度:2560×1440(2K)
輝度:350cd/m
液晶方式:IPSパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:4ms (GtoG)
接続端子:HDMI・DisplayPort
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 ROG SWIFT PG279Qは、台湾のASUSの発売する27インチゲーム専用モニターです。

 「超高価格」ですが、根強い人気がある機種です。

 201804121712.jpg

 モニター解像度は、この機種は、2560×14402K(WQHD)です。縦横比は、16:9の比率です。アスペクト比の問題はありません。

 201804121714.jpg

 リフレッシュレートは、最大165Hzです。IPS液晶採用機としては「最速」でしょう。レートの変更もワンボタンで可能で、便利です。

 補整面でも、ビデオカードの対応が必要ですが、NVIDIA G-SYNCに対応します。ただ、それを利用しない場合の、リフレッシュレートも同じです。

 液晶パネルは、こちらは、IPS液晶パネルを採用します。

 高級なゲーム専用でIPSを採用するのは珍しいです。高リフレッシュレートでも「高品質で美麗な液晶」を望む方に売れているのだと思います。「目への優しさ」や「映像美」も追求できる点が、人気のある理由でしょう。

 応答速度は、こちらは、オーバードライブ時4msとなります。

 先述のように、IPS液晶パネル応答速度が出しにくい特性があるなかで、十分に健闘しています。

 201804121721.jpg

 画質面での補整機能は、RPGやFPSなどゲームのタイプに合わせた、画面の自動調整機能や、FPSゲームに便利なカウンタータイマーが搭載されています。

 一方、超解像技術などの画質のアップコンバートについては、記載がないです。

 接続端子は、HDMI・DisplayPortが付属します。

 201804121723.jpg

 ディスプレイスタンドは、角度や高さ回転に対応する、フルスペックの高機能アームが搭載されます。

---

 以上、ASUSのゲーミングモニターの紹介でした。

 応答速度が1ms非対応と言うことで、プロ用のEスポーツには対応しきれない部分のあるモニターです。

 ただ、画質が良いIPS液晶搭載機としては、応答速度が高く、輝度も優れる製品です。リフレッシュレートの点からもガンシューティンなどにも十分快適な製なので、「プロレベルは求めないが、色々なゲームを高画質でやりたい」方には最適な製品でしょう。もちろん、値段はネックです。

ーー

  201808141419.jpg

 【2019年】

 【27インチ】

 16・ASUS VG279Q
  ¥56,672 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:400cd/m
液晶方式:IPSパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms(MPRT)
接続端子:HDMI DisplayPort DVI
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 なお、この機種については、下位機種となるVG279Qが追加で発売されています。

 上位機と比較して、リフレッシュレートが144Hzに落ちるほか、モニター解像度が、2Kではなく、フルHDとなっています。

 一方、応答速度は、オーバードライブ時に1msと速いのですが、最近Asusが使い始めたMPRTという別単位での速度となるため、上位機より速いかは、微妙です。 

 こうした点で、AcerのハイエンドシリーズであるROG SWIFTを名乗れない機種ですし、やや選びにくいと言えます。


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 【27インチ】

 17・ASUS ROG SWIFT PG278QR
  ¥83,751 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

リフレッシュレート:最大165.0Hz
解像度:2560×1440(2K)
輝度:350cd/m
液晶方式:TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
接続端子:HDMI・DisplayPort
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 PG278QR も、台湾のASUSの発売するROG SWIFTシリーズの27インチのゲーム専用モニターです。

 201804121727.jpg

 モニター解像度は、2560×14402K(WQHD)で、リフレッシュレート最大165Hzです。

 液晶パネルは、しかしながら、この機種は、TN液晶パネルです。

 視野角が狭く、映像の美麗さの点でもIPS液晶を採用する上位機種に敵いません

 応答速度は、しかしながら、こちらはオーバードライブ時1ms高速です。

 TN液晶のメリット性を活かした形で、2K解像度では唯一1msを切るので、Eスポーツ用として高度ではあります。

 補整機能は、ビデオカードの対応が必要ですが、NVIDIA G-SYNCに対応します。

 そのほか、ゲームのタイプに合わせた、画面の自動調整機能は同様に搭載されています。

 接続端子は、こちらも、DVI-D・DisplayPortが付属します。

 201804121729.jpg

 ディスプレイスタンドは、上位機同様に、角度や高さ回転に対応する、フルスペックの高機能アームが搭載されます。

---

 以上、ASUSのゲーミングモニターPG278QR の紹介でした。

 液晶画面の品質はPG279Qに及びません

 その点を考慮すれば、1msという高速応答や恋うリフレッシュレートを得たいハイレベルなゲーマーで、かつ、2K解像度の27インチの大画面モデルが欲しい方にふさわしいモデルですね。

ーーー

  201808141421.jpg

 【24.5インチ】

 18・ASUS ROG SWIFT PG258Q
  ¥70,800 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

リフレッシュレート: 最大240.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:400cd/m
液晶方式:TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
接続端子:HDMI・DisplayPort
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 なお、PG258Qという同シリーズの下位モデルがあります。

 スペック面では、パネルがフルHD1,920×1,080解像度の劣る24.5インチパネルを採用している点で、PG278QR に劣ります。液晶は、同じく、視野角の狭いTN型です。 

 一方で、輝度400cd/mリフレッシュレートは、最大240.0Hzとさらに高く設定できるため、画面のなめらかさはより上位でしょう。それ以外のスペックは同等です。

 画面サイズからすると、スペック的にやや「割高」感があるので、選ぶならば、27インチでしょう。

後編につづく!
ゲームに向いたモニターのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、ゲーム用のパソコンモニターの比較でした。

   201811211829.jpg

・Acer NITRO VG271Pbmiipx
・Acer NITRO XV272UPbmiiprzx
・Acer ET322QKwmiipx
・LG 32GK850F-B
・LG 32GK650F-B
・I-O DATA LCD-GC271XCVB
・ASUS VA326H 31.5インチ
・Acer XZ321QUbmijpphzx
・Acer XZ271Ubmijpphzx
・ASUS ROG Strix XG32VQR
・LG UltraGear 34GL750-B
・LG UltraGear 34GK950F-B
・MSI Optix MAG341CQ  

 続き後編記事(こちら)では、HDR400対応機種や曲面型モニターなど、前半に紹介しきれなかった面白い機種をさらに紹介します。

1・液晶のみやすさ   ★★★★★
2・スタンドの性能   ★★★★★
3・応答速度      ★★★★★
4・リフレッシュレート ★★★★★
5・品質保証      ★★★★★
6・総合評価      ★★★★★

 その上で、今回紹介した製品を含めて、ゲームのジャンル別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編は→こちら

ーー

 最後になりましたが、この前編記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで、話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 13:42 | 研究上の道具(資料の電子化)

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