Top PC用液晶モニター 比較2021'【勝てる】ゲーミングモニター64機の選び方・おすすめ (1-1)

2021年08月14日

比較2021'【勝てる】ゲーミングモニター64機の選び方・おすすめ (1-1)

【今回レビューする内容】2021年 最新ゲーミングモニターの性能とおすすめ:PS5 120Hz対応 1ms 高リフレッシュレート 144Hz 165Hz 240Hz 対応:AMD FreeSync G-SYNCの違い:FPS・RPG・シミュレーション・テキストゲーム向き機種など

【比較する製品型番】Dell S2421HGF HP X24ih LG UltraGear 27GN650-B 24GN650-B BenQ ZOWIE XL2411K MOBIUZ EX2710S EX2510S

今回のお題
ゲーミングディスプレイのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2021年8月現在、最新のパソコン用モニターの比較です。

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 FPSゲームのほか、ゲームジャンル別に、ふさわしい「ゲーム用」液晶モニターの選び方を紹介します。

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1・格安ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz -165Hz
 解像度:フルHD
 予算:2万円〜
2・高速ゲーミングモニターの比較
 レート:240Hz -390Hz
 解像度:フルHD
 予算:3.5万円〜
3・2.5Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz--240Hz
 解像度:WQHD
 予算:4万円〜
4・4Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz
 解像度:4K
 予算:10万円〜
5・曲面ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz〜165Hz
 解像度:フルHD WQHD UWWQHD
 予算:3万円〜
6・ゲーミングモニターまとめ
 =最終的なおすすめ機種の提案

 今回は、記事を全6回をにわけての構成です。

 1回目記事となる、今回は、比較的格安な、フルHD解像度で165Hzまでのリフレッシュレートに対応する入門機の紹介です。

 上位機などをお探しの場合、上記リンクから該当記事への移動をお願いします。

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 ただ「ゲーミングモニター全体選び方の基本」は、今回1回目記事で説明します。

 よろしければ、初回記事からお読みください。

 よろしくお願いします。

ーー

1・液晶のみやすさ   ★★★★★
2・スタンドの性能   ★★★★★
3・応答速度      ★★★★★
4・リフレッシュレート ★★★★★
5・品質保証      ★★★★★
6・総合評価      ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

−−

1・ゲーミングモニターの比較
2・ゲーミングマウスの比較
3・ゲーミングキーボードの比較
4・東プレキーボードの比較
5・PCデスクの比較
6・PCチェアの比較
7・PC用スピーカーの比較

 なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のゲーミング環境関連記事の1回目として書きました。

0・ゲーム用モニターの選び方の基本

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0-1・FPS・アクション・スポーツ
0-2・RPG・シミュレーション
0-3・テキスト中心のゲーム
0-4・家庭用のゲーム機(PS5)

 はじめに、「ゲーム用PCモニターの選び方の基本」を書いておきます。

 重視したいゲームジャンル別の選び方の基本と、「注意するべきスペック」を順番に解説します。

0-1・FPS・アクション・スポーツなどのゲーム

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 はじめに、FPS・レース・スポーツゲームです。

 FF14など「アクション多めのRPG」も含めます。

 このカテゴリは、「求められるスペックが、ゲームの中での最もシビア」です。

 逆に言うと、これらに対応できるモニターは、他のどのゲームでも「快適にできる」といえるます。「要注目」です。

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 こうしたゲームの場合、激しい画面上の動きに対応させることが、「選び方の基本」です。

 ちまり、キャラの残像感を減らすための「応答性」と、画像を乱れずに表示させる「正確性」とが求められます。

 このために、モニター側に重要な「5つのスペック」について、順番に説明していきます。


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・応答速度
 =4mm以下ならOK

 第1に、オーバードライブ(応答速度)です。

 「オーバードライブ」は、応答速度を高めるための基本技術です。主に、残像感の軽減にと、遅延対策に効果があります。

 ゲーム用でない「一般モニター」を含めて、この機能は基本装備です。

 モニターのスペック表の「応答速度」は、多かれ少なかれ、オーバードライブをかけている状態での数値です。

 「オーバードライブ」は、電圧操作で液晶の色の切替(スイッチ)を速くすることで、文字通り「無理やり高速化」させる技術です。

 そのため、技術的な裏打ちがなく、応答速度のが不自然に高いものは、「非実用的な設定」の場合もありえます。

 そのままだ、残像・チラツキ・画質劣化など、視認性への「すさまじい副作用」が生じます。

 「オーバードライブ」は、「かかり」が設定できるので、「致命傷」にはならないです。しかし、せっかく「応答速度」を重視して選んだ意味は、消えるでしょう。

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 結論的にいえば、「ゲーミングモニター」の場合、「応答速度」の数値だけみて選ぶと「失敗」します。

 オーバードライブをかけない状態での、パネルの応答速度は、基本「非講評」ですので、比べることもできません。

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 加えて、一般的なGtoGほか、MPRTなど別単位しかださないモニター、先述の「副作用」が確実にでるだろう数値で「標準」とする場合も、実際ありえます。

 「いかに応答速度の数値を小さく出すか」の不毛な広告競争が業界で行われています。

 「ゲーミングモニター」のおいては「応答速度」という数値の信頼性が揺らいでいます。企業が「ゲーム化」させているとも言えます。

 好ましくない状況です。

 実際的でわかりやすい基準を、VESAなりが定めるべきだと思います。

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 さて、これではスペックからは「まともにモニター選べない」わけで、我々は困ります。

 しかし、一昔前の「4-5ms(IPS液晶・VA液晶)」「1ms(TN液晶)」という数値は、ある意味「目印」にはなります。

 これ以下の数値の機種で、「速度向上の理由」を、カタログで「言葉を濁さず、明瞭に表現できている」なら、評価できます。

 実際、LGのFast-IPSNano-IPSなど、スイッチング技術の改良で、「正常進化」させているパネルもありますので。

 逆に、そうでないならば、0.5〜4mm位の範囲内なら、数字に惑わされずに、まあ「同程度かな」と考えて、検討材料から外すのが良いかと思います。

 Atlasも、このような部分に(できるだけ)注意しつつ、今回は書いていくつもりです。

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 なお、IPS・VN・TNなどのパネルの特性の違いについては、【液晶モニターの選び方】の記事で詳しく書きました。

 今回の各モニターの比較でも書くことにします。


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・リフレッシュレート
 144Hz以上

 第2に、リフレッシュレートです。

 リフレッシュレートとは、「ざっくり」言うと、1秒間に「絵が何コマ書き換えられるか」を示す数字です。

 ゲーム用ではない「一般モニター」は、1秒間に60コマ書き換わる仕様(60Hz)が普通です。

 しかし、「ゲーミングモニター」は、上位機だと、1秒/240コマ240Hz)を超えるものもあります。

 この場合、(パラパラ漫画ではないですが)「キャラがなめらかに動く」という「映像美」的な効果が得やすいです。FPSの場合、残像感軽減のほか、コマ数が多い点で視認性(敵の発見速度)の強化につながります。

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 結論的にいえば、144Hz以上に対応する機種が、ゲーミングモニターの最低水準です。

 ただし、フルHD/144kHzならまだしも、2.5K/240z・4K/360Hzなどと、スペックを「欲張る」と、予算のほか、求められるPC(ビデオカード)のスペックも跳ね上がります。

 バランスをとって、選ぶことも重要です。


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 第3に、黒挿入技術です。

 オーバードライブと目的は同じです。ただ、高速に動くキャラの視認性(敵の発見速度)と、結果的な残像感の低減に、主眼に置いた技術です。

 テレビでも使われる技術ですが、PCモニターでも特定の企業(LG・ASUS・BenQなど)が取り入れます。

 具体的な手法としては、1フレームと1フレームの間に「真黒」なフレームを入れるか、「バックライト全消灯での疑似的な黒」を作るするのが「基本」となります。

 「人間の脳を錯覚」を利用した「残像感軽減」技術ですが、実用的な効果があります。

 ただし、「副作用」もあり、輝度低下やチラツキが増えることもあります。また、基本機能(HDR・Adaptive-Sync)と「重ね掛け」できない場もあります。

 なお、問題があれば、この機能もOFFにすることはできます。

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 結論的にいえば、黒挿入技術は「プラスアルファ」として重視してよい価値がある技術だと言えます。

 今回の記事でも注目して比較していくつもりです。



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 第4に、アダプティブシンクです。

 こちらは、「映像の正確な表示」に関わる技術といえます。

 オンラインゲームなどで、前後画像が混ざったり、画面が裂けたようにチラつく現象がたまに起こります(ティアリング)。

 これは、PC(ビデオカード)が送るコマ数(フレームレート)と、モニターで設定したコマ数(リフレッシュレート)が噛みあわないため起こる現象です。

 多くのゲームは、たいてい「可変フレームレート」なので、ビデオカードがその変化に対応できず、「処理落ち」するのが発生原因の多くです。

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 それを避けるために、フレームレートとリフレッシュレートとを強制的に同期する仕組みが、ビデオカードにはあります(VSYNC)。

 ただ、その機能を使うと、一瞬画面が「フリーズ」したかのように、画像がコマ飛びしたように、酷くカクつくという、別の「副作用」が生じます(スタッタリング)

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 チラツキ・カクツキは、いずれも、Eスポーツには、天敵です。

 対策のため、業界のVESA規格として、アダプティブシンク(Adaptive-Sync)という規格を、2015年に制定しました。

 ビデオカードも「可変リフレッシュデート技術」を使い、モニター画面の表示タイミングをカードが制御する技術です。V-SYNCの弱点を解決できます。

 アダプティブシンク(Adaptive-Sync)という規格は、Display-Portの接続規格です。

 そして、二大ビデオカードメーカーが、それをベースに「上位規格」を色々だしており、関係性が「ややこしい」です。整理しておきます。

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1・FreeSync
 =チラツキ・レスポンス改善
2・FreeSync Premium
 + カクツキ(LFC)防止
3・FreeSync Premium Pro
 +HDRにも対応

 第1に、AMD(RADEON)を採用するビデオカードの場合です。

 同社の場合、Free-syncという機能名です。

 アダプティブシンク規格に準拠しますが、DPほか、HDMI接続もサポートします。

 「FreeSync Premium」など、上位規格に対応するモニターがあります。

 HDMIで利用したい場合、ないし、上位機能を利用したい場合は、AMD FreeSync対応の同社のビデオカードと、対応モニターを組み合わると良いでしょう。

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1・G-SYNC compatible
 =チラツキ・カクツキ改善
2・G-SYNC
 +上記に高度に対応(黒挿入)
3・G-SYNC Ultimate
 +HDR 600にも対応

 第2に、NVIDIA(GeForce)を採用するビデオカードの場合です。

 同社の場合、G-syncという名前です。

 アダプティブシンク規格に準拠し、DPで動作します。しかし、HDMIについては、上表2番目のG-SYNCに対応する場合は、動作します。

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 最下位のG-SYNC compatibleは、実際的には「AMD FreeSync互換」と言ってOKです。

 一方、上位の「G-sync」場合、モニターに専用チップが内蔵する必要があるので、対応モニターは少ないです。

 ただ、こ先ほどみた黒挿入技術(ULMB)などをチップ自体が備えるなど、高度です。

ーー

 以上、AMD RadeonとNvidia GeForceの状況の説明でした。

 簡単に言えば、各社の「最下位グレード」は、DPでつなげる限りにおいて「アダプティブシンク」互換であり「同じ」といってOKです。

 PCがどちらの社のビデオカードでも、「最下位グレード」の機能は使えるでしょう。

 ただし、動作保証はないです。つまり、ノンサポートになるリスクがあります。

 結論的にいえば、この部分は簡単で、「自分のPCのビデオカードに対応する方を選ぶ」ということで、OKでしょう。また、これからPCを買い直すという方は、「両方に対応」を表明しているものを選ぶと良いかと思います。

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 以上、FPS・アクション・スポーツにあったほうが良い機能を説明してきました。

 他にもありますが、具体的な製品紹介の部分で、おいおい説明することにします。

0-2・RPG・シミュレーションなどのゲーム

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 第2に、PC用のシミュレーションゲームやRPGです。

 言いかえれば「反応の遅れが致命傷にならない」類のゲームです。

 こうしたジャンルの場合、応答速度(遅延対策)リフレッシュレートは、不要です。 

 ただし、「映像美」という観点で、「キャラのなめらかな動き」を体感したいならば、リフレッシュレートを重視し、モニターを選ぶのは「あり」です。

 そうでもない場合は、普通の60Hzの「一般モニター」で「質の良いもの」を選んだほうが、満足度は高いと思います。

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 機能を「欲張る」と価格だけが上がっていきます。

 個人的には、リフレッシュレートより、2.5K・4Kなど「モニター解像度」の高さや、「HDR(高輝度表示技術)」対応を優先したほうが、費用対効果は高いです。

 (リフレッシュレートの高い)ゲーミングモニターが果たして必要かは、再検討しても良いかと思います。

ーー

 一方、「一般モニター」を選ぶ場合も、次の2点は注意してください。

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 第1に、画面の縦横比(アスペクト比)です。

 ゲームソフトは、縦横比16:9を前提に作っています。

 現状で24.1インチ、22.5インチのモニターは縦横比16:10(WUXGAとなるので、ゲーム目的には選ばないようにしましょう。

 PC側で「アスペクト比固定」もできますが、「絶対」ではありません。少なくとも、フル画面時の左右の「黒帯」は無駄に長くなります。

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  第2に、画面の大きさと解像度です。

 4K高解像度モニターが欲しい人は、多いと思います。

 しかし、レトロゲーは、Windowsの場合、デフォルトで4K(高DPI)表示に対応していないので、OSが代わりにアップスケーリング(仮想化DPI)をしています。

 その場合、全画面表示をむくめ、拡大表示をすると、画像や文字が「ぼやける」難点があります。

 目安としては、だいたい2015年以前のものはそうなる可能性が高いです。

ーー

 結論的に言えば、古いソフトを使わないならば、2.5K・4Kでも好きな解像度の製品を選んでOKです。

 MMO RPGなどで、エリアを広く、ステータスなどを細かく出したいなどの目的があれば、3840x2160(4K)や、2560x1440(WQHD 2.5K)を選ぶ意義はありそうです。

 その上で、目が疲れないIPSパネル採用モニターで、HDR対応なら言うことはありません。

 昔のソフトを含めて考えたい場合、解像度の部分でフルHDのモニターに止めるのが無難です。整数アップスケーリングに対応するビデオカードを選ぶと、さらに対応させやすいでしょう。

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1・フルHDのPCモニターの比較
2・4K解像度PCモニターの比較
3・2.5K解像度PCモニターの比較

 そういった製品でよさそうならば、以上のリンクで、たくさん紹介しています。

0-3・テキスト中心のゲーム

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 第3に、静止画中心のテキストゲームゲーム(読みゲー)です。

 このジャンルのゲームは、なおさらゲーミングモニターである必要性はないです。

 また、静止画メインなら、HDR対応パネルである必要性も薄いです。

1・フルHDのPCモニターの比較

 結論的にいえば、「文字を見つめるのは意外と疲れる」点をふまえて、上の記事で紹介した機種から、静止画表示(写真表示)に定評のある、IPS液晶採用機を選ぶと良いでしょう。

 「映像美」を追求したい場合、sRGB100%級の、デザイナー向け「広色域化パネル」でも良いです。

 ただ、輝度を標準より上げている「動画デザイナー向け」は、テキストを読む場合の「目の優しさ」の部分で、短所になります。

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 結論的にいえば、テキスト視認性が良いIPS液晶採用機を「マスト」としつつ、「目の優しさ」と「色域」に配慮があるモニターを選ぶと満足度が高いです。

 なお、解像度は、2015年以前のレトロゲーの対応などを考えると、2.5K・4Kよりも、1920×1080(フルHD)のモニターを基本にすると良いです。

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 加えて、「目線とモニターを水平に保てる」稼働性の高いスタンドを装備するモニターが良いでしょう。

 「目への優しさ」は、このブログが最も注目するところなので、【液晶モニターの選び方】で、この点について、もう少し詳しく書いています。

0-4・家庭用ゲーム機のソフト

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 第4に、家庭用ゲーム機のソフトです。

 PS5は、4K/120Hzの高リフレッシュレートに対応します。

 そのため、「高リフレッシュレート」の「ゲーミングモニター」を導入するのは、「あり」な状況になっています。

 しかし、ゲーム機とモニターの相性(仕様)があり、確実性がない状況です。

 ざっと見た感じ、(DPではなく)モニター側のHDMIで、フルHD/120Hz4K/120Hz(120コマ)が通ることがカタログで示されている機種、また、165Hz以下のリフレッシュレート機が、現状では好ましいです。

 2.5K(WQHD)は対応できない機種があるようです。動かない報告の事例もわりとあります。

 結論的にいえば、基本的に商売なので、「PS5 120fps Ready!」みたいな広告を各社ともだしてくると思うので、そこまで待つのも手かとは思います。

 例えば、ASUSは、対応情報をだしはじめました。

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 一方、4K解像度について言えば、PS4 Pro以降、4K HDR表示に対応しています。

 つまり、現状で「最強」なのは、「高リフレッシュレート対応」で、しかも、「4K・HDR」にも対応する液晶モニターです。

 ただ、現状で「10万円以上」です。

 そのため、予算面で「どの要素かを諦める」のがよいでしょう。

 この場合、高リフレッシュレートを取るよりも、4KとHDR部分を優先したほうが、全体的な画質向上効果は高いでしょう。

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 また、別の角度から言えば「4K HDR」で「120Hz」対応の大画面テレビが既に出ています。

 したがって「あえてPCモニターを選ぶ必要性があるのか」も、考えるべきです。

 いくつか比べて見ましょう。

 第1に、応答速度は、遅延・残像を含めて、テレビよりPCモニターは有利です。

 第2に、画質は、PCモニターはノングレア(非光沢)なので、「映像美」という観点で、テレビに負けます。

 第3に、安定性は、ゲーム機は、DPでなくHDMIでつなげる部分で、動作の不確実性があります。

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1・4K液晶テレビの比較 
 予算:7万円〜
2・有機ELテレビの比較
 予算:13万円〜

 結論的にいえば、家庭用ゲーム機で「映像美」を楽しみたいならば、現状では、大画面テレビの方が、一般的に無難です。

 ただし、その場合、40型以上の大画面機にはなります。

 机で使える小型・中型が欲しい場合、今回紹介するゲーミングモニターを探す意味はあるでしょう。

 ただ、同じソフトがPC用にあるなら、そっち環境を整備した方が確実ではあります。

0-5・以下の記事構成

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1・格安ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz -165Hz
 解像度:フルHD
 予算:2万円〜
2・高速ゲーミングモニターの比較
 レート:240Hz -390Hz
 解像度:フルHD
 予算:3.5万円〜
3・2.5Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz--240Hz
 解像度:WQHD
 予算:4万円〜
4・4Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz
 解像度:4K
 予算:10万円〜
5・曲面ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz〜165Hz
 解像度:フルHD WQHD UWWQHD
 予算:3万円〜
6・ゲーミングモニターまとめ
 =最終的なおすすめ機種の提案

 以上、かなり長かったですが、「ゲーミングモニターの選び方の基本」でした。

 ここからは、具体的な製品比較に入ります。

 今回の記事は、記事を6つに分けて説明します。

 主に、リフレッシュレート解像度の違いから分けましたが、実質的には「最低予算」でみることになるでしょう。

 なお、ここまで読まれれば、「どこから読んでも同じ」なので、決め打ちのサイズなどがある場合は、以上のリンクをお使いください。

1・格安ゲーミングモニターの比較

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 ここからは、フルハイビジョン(フルHD)解像度のリフレッシュレート144Hz-165Hzクラスのゲーミングモニターを紹介します。

 比較的低予算で買えるゲーミングモニターです。

1・格安ゲーミングモニターの比較 (1)
 1-1:DELL〈米国〉
 1-2:HP〈米国〉
 1-3:LG〈韓国〉
 1-4:BenQ〈台湾〉  
2・格安ゲーミングモニターの比較 (2)
 2-1:ASUS〈台湾〉
 2-2:アイオーデータ〈日本〉
 2-3:イイヤマ〈米国〉
 2-4:ACER〈台湾〉
 2-5:その他の製品〈各社〉
3・ゲーミングモニターの比較  【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 今回は、上表のようなメーカー順に、製品を紹介していきます。

1-1・デルのモニターの比較

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 はじめに、米国デルのゲーミングモニターです。

 同社はデスクトップに強いPCメーカーなので、ゲーミングモニターも多く展開します。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2020年】【23.8インチ】

 1・Dell 23.8インチ S2421HGF
  ¥21,870 Amazon.co.jp (8/13執筆時)

周波数: 最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:350cd/m2
液晶方式: TNノングレア
コントラスト比: 1000:1
認証: FreeSync Premium
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:
USB給電:  
接続端子: HDMI×2 DP
スタンド:上下高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 S2421HGFは、DELLが販売する格安なゲーミングモニターです。

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 モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。

 横から見るとフレームはやや膨らみがあります。

 しかし、正面からだと、3辺フレームレスで、それなりに格好良いです。

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 液晶パネルは、TN液晶です。

 液晶はパネルにより性質が変わります。

 TNパネルは、視野角が170度と狭いほか、画面に黄色系の色味がかかるでるので、「視認性(=目の疲れにくさ)」と「映像美」という2点において、一般モニターとしては不人気です。

 基本ゲーム時は、(1人でやるなら)左右からみることはないのですが、TNは、上下の垂直視野角も特に狭い(160°)です。

 そのため、大画面でかつスタンドが低性能な場合は、視認性が劣る場合があります。

 ただ、比較的安く、応答速度とリフレッシュレートを上げやすいので、ゲーム用の入門機ではわりと使われます。

 仕事や動画などの視聴にはおすすめしませんが、ゲーミングモニターとしては、「あり」だと思います。

 輝度は、350cd/m2です。 

 悪くはないですが、最近のモニターとしては「平凡」です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 書換速度が速いため、高リフレッシュレートに対応するゲームの場合、残像感が大幅に軽減されます


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 チラツキ対策は、AMD FreeSync Premiumに対応します。

 なお、「NVIDIA G-SYNC Compatible」のAMD FreeSync Premiumとの記載ですので、両対応ということのようです。

 応答速度は、オーバードライブ時に1msです。

 TNパネルはもともと高速なので、ゲーミングモニターではこれが「平均値」です。言うまでもなく「良い部分」です。

 画質面での補整機能は、基本「PC側任せ」です。

 例えば、先述の「黒挿入技術」をふくめて、特段の補正がないです。

 「目の優しさ」については、チラツキ防止のフリッカー対策はありますし、最低限の性能はあります。

 なお、モードは、標準ほか、FPSMOBA/RTSモード程度です。

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 接続端子は、HDMI2つDisplayPort(DP)が付属します。

 HDMIは、HDMI1.4規格ですので、120Hzまでです。ゲーム機用でしょう。

 正確には、利用する色空間でHDMI1.4でも144Hz対応という場合もありますが、確実な標準対応は上表になります。DELLみ言及がないです。

 なお、PC(ビデオカード側)が、高リフレッシュレートをDP接続の利用を前提に開発してきた経緯があります。

 そのため、他機を含め、可能な限りにおいてPCとはDPポートをつなげた方がよいです。

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 ディスプレイスタンドは、上下とチルト角度が調整できます。

 格安としては、この部分でも「目に優しい」機種です。

 VESA規格も説明書によると対応で、アーム交換は可能です。

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 保証は、3年です。

 DELLのモニターは、上位機もそうですが、普通の保証以外に、「3年間のプレミアムパネル交換保証(無輝点保証)」があります。

 常時消灯(黒点)こそ保証されませんが、この部分も、同社の「売り」と言えます。

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 以上、DELLS2421HGFの紹介でした。

 個性的な機能はないですが、FreeSyncに対応しつつ、フリッカー対策・性能の良いスタンド・応答速度など、大事な部分は押さえた製品です。

 TNパネルなので、仕事や動画視聴には必ずしも向きませんが、ストイックにゲームだけに使うならば、本機は「あり」かと思います。

1-2・HPのモニターの比較

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 つづいて、米国のHP(ヒューレットパッカード)のゲーミングモニターです。


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 【2020年】【23.8インチ】

 2・ヒューレットパッカード HP X24ih
  ¥22,000 楽天市場 (8/13執筆時)

周波数: 最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:350cd/m2
液晶方式: IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
認証: FreeSync Premium
応答速度:1ms
HDR:
接続端子: HDMI2.0 DP
USB給電:  
スタンド:上下高さ回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 1年間

 HP X24ihは、HPが販売する格安なゲーミングモニターです。

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 モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。

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 液晶パネルは、非光沢のIPS液晶です。

 IPS液晶は、視野角が広く、視認性も良い点で、近接視聴のPC用としては「目に優しい」と言えるパネルです。

 仕事用として最も向くパネルです。

 一方、ゲーム用として言えば、「黒の締まり」に関係するコントラストがやや弱いので、補正により、この部分に特段の対策があるかどうかが、性能を分けます。

 輝度は、350cd/m2です。 

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 チラツキ対策は、AMD系のFreeSync Premiumに対応します。

 応答速度は、オーバードライブ時に1msです。

 高速です。単位表記(GtoG)がないですが、おそらくGtoGだとは思います。

 視野角も狭めていませんので、次に紹介するLG提供の新パネルでしょう。

 画質面での補整機能は、HPも基本「PC側任せ」です。

 とくに「黒挿入技術」をふくめて補正がないです。

 IPSはコントラスト比を高める制御が重要になりますが、この部分は弱いです。

 「目の優しさ」はフリッカー対策はありますし、問題ないです

 接続端子は、HDMIDisplayPortが1つずつ付属します。

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 ディスプレイスタンドは、チルト角度ほか、高さ調整と90度回転が可能です。

 上下可動幅は110cmでさほどでもないですが、実用的です。

 保証期間は、HPは、1年と他社より短いです。

 この部分は注意点です。

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 以上、HPHP X24ihの紹介でした。

 本機についてはIPS液晶なので、仕事との兼用で、ゲームもしたい場合に割と良いでしょう。

 ただ、コントラスト強化の部分はさほど性能が良くないので、映画や動画の「映像美」については、ビデオカードの性能に依存する部分はあります。

 格安モニターは、なにかしらを「諦めない」とこの価格にはならないので、皆さんが「何を重視したいか」を考えるのが重要です。

1-3・LGのモニターの比較

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 続いて、LGエレクトロニクスのモニターです。

 同社は、自社で(部品としての)IPSパネルが生産できる世界的企業です。性能の良い機種が割安の場合が多いです。


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 【2020年】

 【27インチ】

 3・LG UltraGear 27GN650-B
  ¥34,623 Amazon.co.jp (8/13執筆時)

 【23.8インチ】

 4・LG UltraGear 24GN650-B
  ¥34,310 Amazon.co.jp (8/13執筆時)

周波数: 最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:350cd/m2
液晶方式: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
認証: FreeSyn & G-Sync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:  
接続端子:HDMIx2 DPx1
スタンド:上下左右高さ回転
VESA: 100mm  
スピーカー:
保証期間: 3年

 27GN650-Bは、韓国のLGが販売するゲーミングモニターです。

 23.8インチ機もありますが、輝度が300cd/m2になる以外は同じなので、同時に紹介します。

 モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。 

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 液晶パネルは、IPS液晶です。

 視認性が良い高級パネルです。

 自社でパネルを生産できるメーカーなので、性能の割に価格は安いです。

 一方、スイッチングの改良で、応答速度の強化もはかった、Fast-IPSという最新世代のパネルです。

 上位に、広色域化した「nano-IPSパネル」もありますが、本機もゲーム向きです。

 リフレッシュレートは、最大165Hzです。

 カタログスペックは144Hzとしているのですが、DPだとこの数字なので、他社と表記を合わせると、こうなります。

 チラツキ対策は、カクツキにも対応できるAMD FreeSync Premiamに対応します。

 そのほか、「NVIDIA G-SYNC Compatible」表記もあります。

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 HDRは、HDR10に対応です。

 多くのゲームで対応する、輝度表現に関する新規格です(ハイダイナミックレンジ)。

 「映像美」に関わる技術で、対応コンテンツを再生する場合、明暗差がハッキリつきます。

 応答速度は、オーバードライブ時に1msとなります。

 仕様をみても、利用時の機能制限がないので、優秀だと思います。

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 画質面での補整機能は、LGは充実します。

 第1に、「ゲーム」については、黒挿入技術(1ms Motion Blur Reduction)がまず強調できます。

 フレームとフレームの間に「真黒」なフレーム(常時消灯)を挿入することで、残像感の低減を目指す技術です。

 ただし、利用する場合は、FreeSyncが利用できない点、その点で、若干チラツキが発生する可能性があること、120Hz以上のリフレッシュレート時のみ動作する点に注意が必要です。

 また、暗部補正のブラックスタビライザーに対応します。

 ゲーム用の「暗部補正」機能として、各社とも付属します。

 先述のように、IPSはコントラストに少しがあるため、こうした対策は効果があるでしょう。

 第2に、「目の優しさ」の部分でも、フリッカー対策があります。

 そのほか、DASモードなど、FPSではお馴染みの低遅延化機能も網羅です。

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 ディスプレイスタンドは、高性能です。

 高さや角度調節が自在のフレキシブルタイプです。

 接続端子は、HDMIx2 DisplayPortx1という構成です。

 本機については、HDMIだと144Hzまで、DPだと165Hzまでのフォローです。

 付属ケーブルは、1.5mのDisplayPortケーブルのみが付属です。

---

 以上、LG27GN650の紹介でした。

 IPS液晶ですので、仕事にも向きます。

 また本機は、その弱点となるコントラストの部分を補正で強化できる点で、動画視聴などを含めた、マルチな用途で高品質とも言えます。

 軽視されがちな「目の優しさ」の部分に、IPS液晶・高性能スタンド・フリッカー対策と、欲しい部分は網羅的です。

 バランスが良く、値段もそれなりに抑えられているため、かなり良い選択肢に思えます。

1-4・ベンキューのモニターの比較

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 続いて、台湾のベンキューのモニターです。

 ゲーミングモニターには、台湾勢は強いですが、同社もその傾向があります。


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 【24インチ】

 【2020年】

 5・BenQ ZOWIE XL2411K
  ¥26,820 Amazon.co.jp (8/13執筆時)

周波数:最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:320cd/m2
液晶方式: TNノングレア
コントラスト比: 1000:1
認証:
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:
USB給電:  
接続端子:HDMI2.0 HDMI DP
スタンド:上下左右高さ回転
VESA: 100mm   
スピーカー:なし
保証期間: 1年(本体は3年)

 XL2411K は、台湾のBenQの発売する24インチ・ゲーミングモニターです。

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 画面サイズは、24.0インチです。

 TNだけ存在するサイズですが、23.8インチとほぼ同じです。

 モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。

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 液晶パネルはTN液晶パネルです。

 視野角が狭い一方で、応答速度が高めやすいパネルです。

 一方、本機はフレームがゴツいです。

 これは、画面下部からの光反射を防ぎ、視認性を高めるためのゲーム用の工夫です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 チラツキ対策は、 FreeSyncなどには未対応です。

 設定が必要なので、やや初心者には向かない構成でしょう。

 応答速度は、オーバードライブ時に1msとなります。

 TNパネルですし、標準です。

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 画質面での補整機能は、強調する部分は多いです。

 第1に、「ゲーム」に関わる部分では、残像感軽減のための、DyAc技術(Dynamic Accuracy)を搭載します。

 LGの「黒挿入」同じで、バックライト制御で、LEDをオフにして「黒画面」を作る方式です。 

 方式の限界で、利用中の輝度の低下と、フリッカー対策がオフになるなど限界がありますが、効果は結構あります

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 そのほか、ゲーム向けの暗部補正(Black eQualizer)・色域強化(Color Vibrance)などの機能を搭載です。

 なお、Black eQualizerは、主にゲームの暗部補正用なのでオフにできますが、IPSのコントラストの弱さを補う部分で、普通の映像(映画)にもおそらく使えると思います。

 第3に、「目の優しさ」の部分では、フリッカー対策があります。

 接続端子は、HDMI2.0・HDMI・DPです。

 片側はHDMI1.4ですが、HPの場合、フルHDならHDMIでも144Hzまではいけるようです。

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 ディスプレイスタンドは、上下左右高さ回転と対応できる「パーフェクトスタンド」です。

 高さはとくに、155mm幅なので、柔軟性は高いです。

 保証期間は、ベンキューは、本体は3年ですが、パネルは1年です。

---

 以上、BenQXL2411Kの紹介でした。

 TNパネルである部分で、ゲーム特化型ですが、その用途だけで言えば、スタンド部分や映像の調整力を含めて高度と言って良い製品です。

 ただ、FreeSyncなどに対応していない部分と、TNパネルとしては多少高めの価格設定ではあります。


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 【2021年】

 【27インチ】

 6・BenQ MOBIUZ EX2710S
  ¥37,091 Amazon.co.jp (8/13執筆時)

 【24.5インチ】

 7・BenQ MOBIUZ EX2510S
  ¥33,000 Amazon.co.jp (8/13執筆時)

周波数:最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/m2
液晶方式: IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
認証: FreeSync Premium
応答速度:2ms (GtoG)
HDR:HDR 10
USB給電:  
接続端子:HDMI2.0×2 DP
スタンド:上下左右高さ
VESA: 100mm
スピーカー: 2.5W×2
保証期間: 1年(本体は3年)

 EX2710Sも、BenQの発売するゲーミングモニターです。

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 モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。

 画面サイズは、24.0インチ27インチがあります。

 結構なサイズ差ですが、値段はあまり変わりません。

 設置スペースが許すならば、27インチでしょう。

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 液晶パネルは、IPS液晶です。

 TNパネルと比較すると、「目が疲れにくい」特性があります。

 また、TNのように不自然な色味がでないので、長時間利用する場合の眼精疲労軽減の部分で、高いメリットがあります。

 応答速度は、2ms(GtoG)です。

 スペックシートでは、MPRT値で1msと出ています。あまり浸透していない規格なので、比較する場合は、2msと考えた方が良いです。

 いずれにしても、IPS液晶としては相当数値が良く、何らかの対処がなされています。

 リフレッシュレートは、最大165Hzです。

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 HDRは、HDR10対応です。

 ゲーム側がHDR対応ならば、輝度表現が向上します。

 さらに、本機は、HDRiという独自技術を入れています。

 内蔵の明るさセンサーを利用しつつ、周囲の明るさに合わせてディテールを調整するので、暗部表現などに配慮しつつのHDR画質強化が行われます。

 標準画質のコンテンツも「HDRiエミュレート」で疑似的にHDRを再現できます。

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 チラツキ対策は、 AMD FreeSync Premiumに対応します。

 上位対応なので、通常のチラツキとレスポンス改善効果のほか、低フレームレート表示時のカクツキの改善効果もあります。

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 画質面での補整機能は、下位機と構成がことなります。

 第1に、「映像美」は、ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)が注目点です。

 輝度の調整技術の1つですが、露出オーバーにならない範囲で輝度を的確に調整します。

 結果的に、映像のコントラストを鮮明にする効果も期待できます。

 また、明るさセンサーで、環境光も感知できるので、実空間における調整力は本機は高いでしょう。

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 第2に、「目の優しさ」の部分では、明るさセンサーで、を利用して、室内光の状況に応じて輝度が調整されます。フリッカー対策もあります。

 結論的にいえば、明るさセンサーが本機のポイントで、それを活かして、機能を強化している部分が良い部分です。

 ちなみに、テレビにも似たような機能があります。そちらh、最近は、環境光センサーで、照明の色も見れる機種が出てきたので、同社もその方向で進化させるかもしれません。

 一方、「ゲーム」は、各種モードなどが充実しますが、黒挿入などの残像感軽減に関する補正はないです。

 接続端子は、HDMI2.0×2 DPです。

 HDMI端子は、2つともHDMI2.0なので、高リフレッシュレート対応です。

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 ディスプレイスタンドは、多機能スタンドです。

 縦表示(ピボット)はできませんが、それ以外は可動幅も平均以上あり、優秀です。

 スピーカーは、本機は2.5Wのステレオスピーカーです。

 他社も同じですが、出力が弱いので、基本的にはヘッドホンほか、【PCスピーカーの比較記事】で紹介したような製品を利用する方が良いでしょう。

---

 以上、BenQEX2710Sの紹介でした。

 しかし、「目によいIPS液晶」で、高リフレッシュレートに対応し、スタンドの稼働性もあり、しかもこの価格という点で、費用対効果はある機種と言えます。

 とくに、明るさセンサーを利用する方向性は、本機の独自性で、良い高価をもたらしそうです。

 結論的にいえば、普段は普通のゲームをするが、たまにFPSなどもするという方に向くでしょう。

 解像度の面で、フルHDで十分ならば、本機を「指名買い」でもよさそうです。

次回につづく!
ゲーミングモニターのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ゲーム用のパソコンモニターの比較でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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1・格安ゲーミングモニターの比較 (1)
 1-1:DELL〈米国〉
 1-2:HP〈米国〉
 1-3:LG〈韓国〉
 1-4:BenQ〈台湾〉  
2・格安ゲーミングモニターの比較 (2)
 2-1:ASUS〈台湾〉
 2-2:アイオーデータ〈日本〉
 2-3:イイヤマ〈米国〉
 2-4:ACER〈台湾〉
 2-5:その他の製品〈各社〉
3・ゲーミングモニターの比較  【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 続く2回目記事こちら)では、今回紹介できなかった各社の製品をみていきます。

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1・液晶のみやすさ   ★★★★★
2・スタンドの性能   ★★★★★
3・応答速度      ★★★★★
4・リフレッシュレート ★★★★★
5・品質保証      ★★★★★
6・総合評価      ★★★★★

 その上で、最終回となる結論編こちら)で、今回紹介した製品を含めて、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

ーー

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posted by Atlas at 19:37 | PC用液晶モニター

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