比較2018'【ジャンル別】ゲーム用モニター19機の特長とおすすめ(前編)

2018年08月14日

比較2018'【ジャンル別】ゲーム用モニター19機の特長とおすすめ(前編)

【今回レビューする内容】2018年人気の ゲーミングモニター・ゲーム用PC液晶ディスプレイの性能・おすすめ・選び方:応答速度1ms・高リフレッシュレート144Hzモニター、Eスポーツ対応:ゲーム用最強モニター:アクション・FPS・RPG・シミュレーション・アドベンチャー・テキストゲームなどゲーム向けモニターの口コミランキング:HDR10対応ゲームモニター

【比較する製品型番】EIZO FORIS FS2735 FS2434-R ASUS ROG SWIFT PG258Q PG278QR PG279Q XL2411P BenQ ZOWIE XL2546 XL2540 XL2411Z XL2536 IIYAMA ProLite GB2488HSU-B3 GB2560HSU-B1 I-O DATA LCD-GC271XCVB LCD-RDT272XPB LCD-RDT242XPB K242HLbid EX-LD2071TB EX-LD2381DB Acer ET322QKwmiipx BenQ EW277HDR

今回のお題
ゲームに向くパソコンモニターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日はパソコン用モニターの比較です。

 201804121333.jpg

 FPSゲームのほか、様々なジャンルのゲームに向く、「ゲーム専用」に開発された液晶モニターを比較します。

第1回・27インチの液晶モニタ
第2回・
24インチの液晶モニタ

第3回・
23インチの液晶モニタ

第4回・
21インチの液晶モニタ
第5回・4K5K解像度の液晶モニタ   
第6回・タッチパネル式モニタ
第7回・ゲーム向けの液晶モニタ
第8回・Mac向けの液晶モニタ
第9回・液晶モニターの選び方【まとめ】

 このブログでは、以上のようなモニターに関する比較記事があります。

 201804121337.jpg

 全部で50機種以上の新製品を比較していますが、今回の記事(7回目)では、とくにゲームをプレイするのに向いたディスプレイ(ゲーミングディスプレイ)をピックアップして、比較します。

 以下では、いつものように、各機種を比較した後、最後に、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案する形式で書きたいと思います。

1・ゲーム用モニターを選ぶ場合の注意点

 さて、ゲームに最適化されたPCモニターを選ぶ場合に注意する必要があるのは、「どのようなゲームに最適なモニターが欲しいか?」という点です。

 以下、いくつかにジャンル分けして、ゲーム用モニターの選び方の基本について解説するところからはじめます。

1・FPS・アクション・スポーツなどのゲーム

 201808141405.jpg

  バトルフィールド
  ¥7,750 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 第1に、FPSゲーム(ガンシューティング)・レースゲーム・スポーツゲームです。

 これらのジャンルのゲームは、プレイ中に激しい画面上の動きがあります。

 そのため、「画面の応答速度が1ms」で、「リフレッシュレート(画面の書換)が144Hz以上」の「ゲーミングモニター」を選ぶことが必要です。

 今回の、製品比較の中心となるジャンルですので、具体的なおすすめ製品については、後ほど詳しく紹介していきます。

2・FPS・シミュレーションなどのゲーム

 201804121344.jpg

 信長の野望・大志
  ¥7,922 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 ファイナルファンタジーXIV
  ¥2,819 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 第2に、パソコン用として発売されているシミュレーションゲーム・RPGなどです。

 このジャンルのゲームは、高レベルの「応答速度」「リフレッシュレート」は不要です。

 むしろ、画質面での「目の疲れにくさ」を重視して、「IPS液晶を採用するモニター」を選ぶと満足度が高いでしょう。

 ただし、次の2点は注意してください。


 201804121347.jpg

 1点目は画面の縦横比(アスペクト比)です。

 大抵のゲームソフトは、縦横比16:9を前提にゲームを作っています。しかし、ビジネスモニターに多い24インチのモニターは、縦横比16:10で作られています。

 そのため、「全画面表示」表示すると、アスペクト比が崩れ、画面が横伸びし「顔が太って見える」ようになってしまいます。ビデオカード側で「アスペクト比固定」する方法もありますが、「絶対」ではありません。


 201804111618.jpg

  2点目は画面の大きさと解像度です。

 4K画質のモニターは、画面解像度は3840×2160です。一方、比較的最近のゲームでも、対応解像度の上限は、1280×7201920×1080のものがあります。

 こういったゲームをフル画面表示させる場合、解像度を落として表示することになりますが、そうすると、どうしても(引き延ばしたように)「画面がぼやけ、文字がにじみ」ます。

 とくに、フォントなどの視認性が悪くなるため、こういったゲームに関しては、フルHD(1920×1080)ほどのモニターのほうが「自然な感じで見やすい」です。

 一方、2K解像度4K解像度の高詳細モニターは、改造度が高いです。しかし、対応ゲームで高画質で表示させようとすると、必要なCPUとGPUのスペックが跳ね上がり、カクツクことが多くなります。

ーー

 結論的に言えば、こうしたゲーム用に選ぶ場合、(4K画質対応などを必須と考えないならば)液晶画面の大きさはどれでも良いので、タテヨコの比率が10:9で、解像度が1920×1080(フルHD)のモニターが最適です。

 その上で、レースゲームやスポーツゲームなどにも広く対応させるため「5ms以上の応答速度」をもつ点を考えて、また、視認性を重視するために、IPS液晶採用モニターを選ぶと良いでしょう。

 具体的なおすすめ製品は、後ほど紹介してきます。

3・テキスト中心のゲーム

   

 第3に、静止画中心のテキストゲームゲーム(読みゲー)です。

 このジャンルのゲームは、基本的には、1つ上の、シミュレーション・RPGと同じ選び方で構いません。

  201411061749.jpg

 ただ、その基準に加えて、「文字を見つめるのは意外と疲れる」ので、「目線とモニターを水平に保てる高性能なモニターアームを採用した製品が良いでしょう。

 加えて、長時間ゲームをする方は、「モニター輝度が十分に落とせる」製品を選ぶのもポイントとなります。なお、「PCゲームを中心に考えているが、ワープロその他でも使いたい」という方にもこれらの指標は重要です。

 液晶方式としては、こちらの場合も、静止画表示に定評のあるIPS液晶が良いと言えます。

4・家庭用ゲーム機のソフト

  201808141347.jpg

  PS4 FIFA 18
  ¥5,954 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 第4に、家庭用ゲーム機のソフトです。

 このジャンルのゲームは、激しい動きのあるものでも、高レベルの「リフレッシュレート」は不要です。

 なぜなら、ゲーム機側が高速の画面切替に対応していないからです。ただ、動きのあるジャンルのゲームは、応答速度は、5ms程度はあった方が良いでしょう。

 201801141036.jpg

 また、HDR10という高輝度表示技術の対応の有無は、重視しても良い部分です。最近のゲーム機で対応しつつあるからです。

  

 なお、家庭用の4K画質のゲームをPC用モニターでプレイしたい場合は、モニター側がHDCP2.2という規格とHDMI2.0という規格に対応しているかについては注意してください

 4Kのデータ量と著作権プロテクトの関係でこれらは必須となります。

ーーー

 というわけで、ジャンル別の選び方の基本を紹介しました。

1・低価格モニター
2・高画質モニター
3・高速対応モニター
4・HDR10対応モニター

 これをふまえて、以下では、次の3つの区分でゲーム用モニターを紹介していくことにします。

 とくに、2番では、「IPS液晶」を採用した高画質モニターを、3番では「応答速度とリフレッシュレートが高い」高速モニターを紹介します。

2・低価格のゲーム用モニター

 では、ここから、ゲーム用として「デンキヤで売れている機種」を価格の安いものから比較していきたいと思います。

 なお、以下では、おすすめできるポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で書いていきます。


  201808141356.jpg

 【23.6インチ】

 1・IODATA EX-LD2381DB
  ¥12,980 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート: 最大75.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: ADSパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:14ms
倍速液晶: 6.1ms
接続端子:アナログRGB DVI-D HDMI
スタンド: チルトのみ【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(1w×2)
保証期間: 3年間

 はじめに紹介するのは、IO-DATA社のEX-LD2381DBです。

 23.6インチの小型モニターですが、1.5万円を切る価格で人気があります。電気街の専門店では「ゲーム用激安機」として売っていました。

 201804121448.jpg

 モニター解像度は、1920×1080です。最も一般的な「フルハイビジョン画質」で、16;9の縦横比です。PC用ゲームはもちろんのこと、家庭用ゲーム機を含む、多くのゲームに汎用的に使える性能です。

 リフレッシュレートは、この機種は最大75Hz(1秒に75回画面を書き換える回数)です。そのため、ファイナルファンタジーやFPSゲームのような高速描画対応ソフトには対応しません

 201804121417.jpg

 液晶パネルは、ADS液晶パネルを採用します。

 ADS液晶パネルは、視野角が178度と広いパネルで、目が疲れにくい特性があります。一方、応答速度とコントラスト比が出しにくい難点があるので、FPSゲームなどには不向きです。

 なお、ADS液晶パネルは、「目に優しい液晶パネル」としてビジネス用で人気な「IPS液晶パネル」の「ジェネリック」製品です。(正確には電界の利用法が異なりますが)特許の関係でIPSを名乗れない中国企業が製造しているものです。性能はIPS液晶に準じますが、完成品の総合的な品質はイマイチです。

 201804121423.jpg

 応答速度は、14m/秒です。

 応答速度とは、つまり、画面の色変化に要する速度です。こちらは、使用するソフトに依存せず、どのソフトにも関係するスペックです。応答速度が早いほど、遅延が少なくなり、ゲームや動画視聴の上で快適です。

 この機種は、14msと非常に遅く、オーバドライブ機能(倍速液晶)を使って6.1msに止まります。この点で、ゲームに向いたモニターとは言いがたい面があります。

 暗部補整については、取り立てて技術はありません。また、ADS液晶の特性として、コントラスト比が1000:1と低いのも多少難点でしょう。

 接続端子は、 DVI-DのほかHDMIが付属します。HDMI端子があるので、PCのほかゲーム機もつなげたい場合には有利でしょう。

 ディスプレイスタンドは、「価格なり」の性能です。上下移動はできず、画面の角度を上下に変えられるだけです。

 以上、IO-DATAのEX-LD2381DBの紹介でした。格安なので、自作PCショップでよく見かける国産モニターです。ただ、「ゲーム」という用途で考えた場合、応答速度などの点で、あまりオススメできる機種ではないですね。

ーーー

 201808141356.jpg

 【20.7インチ】

 2・IODATA EX-LD2071TB
  ¥12,980 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート: 最大75.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶: 5ms
接続端子:アナログRGB DVI-D HDMI
スタンド: チルトのみ【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(1w×2)
保証期間: 3年間

 なお、姉妹品として、サイズが小さなEX-LD2071TBが売られています。

 ほぼ同じ大きさですが、画面は、視野角の狭いTNパネルです。その割には、倍速時の応答速度も5msに止まるため、総合的な品質はあまり期待できない機種です。

 「安いのが唯一の魅力」といえ、あまりオススメはできません。


  201808141359.jpg

 【23.8インチ】

 3・IIYAMA ProLite XB2481HSU-B3
  ¥21,500 Amazon.co.jp (8/14執筆時)  

リフレッシュレート: 最大75.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: VAパネル
コントラスト比: 3000:1
応答速度:非公開
倍速液晶: 4ms
接続端子:アナログRGB DVI-D HDMI
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(1w×2)
保証期間: 3年間

 XB2481HSU-B3は、イイヤマの小型23.8インチディスプレイです。

 同社は、日本のディスプレイメーカーとしては古株ですが、現在はマウスコンピュータの傘下です。

 201804121501.jpg

 モニター解像度は、1920×1080です。こちらも「フルハイビジョン画質」で、16;9の縦横比ですから、問題ないです。

 加えて、このモニターは、モニター側でのアスペクト比の固定に対応するので、ワイド画面時代以前の「レトロゲーム」とは、親和性が高いでしょう。(未対応でも、OSでソフト的に対応できるので問題ないですが、こちらのが楽)

 リフレッシュレートは、ただし、最大75Hzです。そのため、FPSなどの高速描画対応ゲームで、描画速度を上げたい場合はこれがボトルネックになります。

 201804121431.jpg

 液晶パネルは、VA液晶パネルを採用します。

 VA液晶パネルは、178度とIPS液晶並の視野角がありつつ、コントラスト比が非常に高く設定できる点がメリットです。高級TVによく使われる形式で、「引き締まった黒」が再現できます。

 一方、PC用モニター(としては「ギラツブ」などと言われる独特の粒状感がネックで、長時間のワープロなどは、目が疲れやすいという欠点があります。

 ただ、コントラスト比が高い点で、映像美を楽しむゲームには向いています。目の疲れが問題となるのは、テキストを見つめるような「読みゲー」の類でしょう。

 201804121436.jpg

 応答速度は、通常の値は非公開です。ただし、オーバードライブ利用時で4m/秒です。5msを切っており、低価格機としては優秀な部類です。

 接続端子は、こちらも、DVI-DのほかHDMIが付属します。HDMI端子があるので、PCのほかゲーム機もつなげたい場合には有利でしょう。

 201607301026.jpg

 ディスプレイスタンドは、イイヤマはかなり高機能です。

 上下左右の移動や回転が可能です。基本的に、モニターは目とモニターを90度の角度で合わせると疲れにくく、見やすいと言われます。フレキシブルに調整できるこの機種は、長時間プレイするゲーマーには良い選択肢です。

 以上、イイヤマのモニターの紹介でした。

 高性能なスタンドを搭載し、コントラスト比も高い良機種と言えるでしょう。リフレッシュレートを高く設定できない点で、「真のゲーミングモニター」と言えない部分はあります。また、VA液晶ということで、テキスト系のゲームには向かないでしょうが、それ以外の総合力は非常に高いモニターです。


 201808141400.jpg

 4・Acer K242HLbid 【24インチ】
  ¥13,980 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート:最大75.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比:1000:1
応答速度
倍速液晶:5ms
接続端子: アナログRGB DVI-D HDMI
スタンド:チルトのみ【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(1w×2)
保証期間: 1年間

 K242Hは、台湾のACERの24インチのモニターです。視野角が狭い代わりに、格安のTN液晶を利用したお買得モデルですね。

 モニター解像度は、1920×1080で、フルハイビジョン対応です。

 ただ、リフレッシュレート・応答速度ともTN液晶としては並であり、また、視野角・コントラスト比は、イイヤマのモデルと比しても低いため、性能面で強調する部分は少ないです。

 ディスプレイスタンドも、固定式で、角度のみ調節可能な仕様です。

 同社は、ゲーミングモニターに力を入れていて優秀なディスプレイも多いです。しかし、こちらは例外的なので、(できれば)もうすこし予算をかけた方が良いと思います。

3・高画質なゲーム用モニター

 続いて、高リフレッシュレート未対応ながら、それなりの応答速度を持ち、画質も良い製品を紹介します。

 201804121344.jpg

 アクションゲームはやらず、シュミレーションゲーム・テキストゲームなどが「メイン」ならば、このカテゴリがおすすめです。

 ネットワーク上でプレイするRPGの場合もこのグレードの製品のほうが目が疲れにくいので良いと思います。


 201808141401.jpg

 【23.8インチ】

 5・I-O DATA LCD-RDT242XPB
   ¥28,932 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート:最大75.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: IPSパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:14ms
倍速液晶:3.2ms (GtoG)
接続端子: アナログRGB DVI-D HDMI
スタンド:チルトのみ【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(2w×2)
保証期間: 5年間

 LCD-RDT242XPBは、アイオーデータの23.8インチ中型モニターです。

 201804121506.jpg

 同社のモニターでは「高級ライン」になります。フレームが薄いので、マルチモニターにも向きます。

 モニター解像度は、1920×1080です。24インチ前後は、縦横比の異なる製品もありますが、このサイズならば、問題ないです。

 リフレッシュレートは、こちらについては、、最大75Hzと高速対応しません。

 201804121507.jpg

 液晶パネルは、視野角が広く、視認性のよいIPS液晶パネルを搭載しています。

 先ほど紹介したVA液晶パネルに比較すると、コントラスト比は出せないです。

 しかし、家庭用のTVでも、「20万以上グレード」の各社の「ブランド液晶」を搭載する超高級TVを除き、10万円グレードまでの信頼性のおける高級TVは、IPS液晶パネルを採用します。

 ゲーム用でも、高リフレッシュレートに対応していない「普通のゲーム」ならば、むしろ「目が疲れにくい」点で定評のある、こちらの方が使い勝手は良いでしょう。

 201804121513.jpg

 応答速度は、オーバードライブ(倍速液晶)時、3.2msと確保されます。IPS液晶搭載機としてはかなり高速で、動きのあるゲームも「得意」といえます。

 201804121516.jpg

 画質面での補整機能は、この機種の「売り」です。

 ギガクリアエンジン2という三菱由来の超解像度技術が採用されており、とくに黒つぶれや、ノイズリダクションに強いです。ただ、この側面については、他社の追い上げもあるため、昔に較べると突出してよいというレベルではなくなっている印象です。

 接続端子は、こちらも、DVI-DのほかHDMIが付属します。HDMI端子は4つあるので、複数のゲーム機につなげたい場合は有利です。

 ディスプレイスタンドは、三菱時代からあまりよい印象がないのですが、こちらも、上下の角度調整のみ対応で、高さの調節もできません。別売りのモニターアームが欲しくなります。

 以上、アイオーデータのLCD-RDT242XPBの紹介でした。

 有名なシリーズの後継機ですが、高リフレッシュレートに未対応のため、動きの激しいゲームへの対応は標準的です。

 ただ、IPS液晶を採用するのは大きな魅力です。高リフレッシュレートに対応するようなアクションゲームをやらないならば、性能のバランスがとれた良い製品と言えます。

 また「普段はワープロなどだが、大画面で、時々ゲームをしたい」という場合には向くと言えます。


 201808141402.jpg

 【23.8インチ】

 【通常型番】

 6・EIZO FORIS FS2434-R
  ¥37,326 Amazon.co.jp
(8/14執筆時)

 【Amazon限定型番】

 7・EIZO FORIS FS2434-RAZ
  ¥43,482 Amazon.co.jp
(8/14執筆時)

リフレッシュレート:最大61.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:
倍速液晶:4.9ms(GTG)
接続端子: DVI-D、HDMI×2
スタンド:上下左右高さ【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(0.5w×2)
保証期間:5年

 FS2434-R は、老舗のディスプレイメーカーEIZOから発売されている、23.8インチのゲーム用ディスプレイです。「ゲーム用」と銘打った製品では、10万円以下では唯一の同社製品でしょう。

 なお、Amazon限定型番は、性能は同じですが、クリーナーがオマケで付きます。

 3monit.jpg

 写真のように超狭額で、画面の縁が殆ど無い、オシャレで没入感の得やすいディスプレイです。

 モニター解像度は、1920×1080です。縦横比の問題は怒らないでしょう。

 リフレッシュレートは、こちらも、最大71Hzと高速対応しません。

 201804121528.jpg

 液晶パネルは、こちらも視認性のよいIPSディスプレイを搭載します。「目が疲れにくい」良質なディスプレイです。

 一方、EIZOは、自社でパネル生産はしませんが、到着後のパネルの検品と色ムラのチェックなどをかなり厳しくやっています。そのため、個体差が少ない品質の高さが「売り」です。

 また、5年間の長期保証がつく家、大手メーカーでは唯一、「6ヶ月の無輝点保証」が付きます。買ったモニターに、輝点(常時点灯するドット)があっても、他メーカーは「不良ではない」として「交換対象」にならないので、この点はかなりの魅力です。

 etypistfafsarga-23.png

 画質面での補整機能は、EIZOも頑張っています。

 例えば、高級テレビでも利用される超解像度技術や暗部視認性向上技術である「Smart Insight 2」が採用されます。

 とくに、「静止画を綺麗にみれる」製品として定評があります。動きの少ないテキスト系のゲームなどとの相性は「折り紙付き」です。また、ワープロや写真を扱う仕事やブラウジングにも向くでしょう。

 応答速度は、オーバードライブ時4.9msと、アイオーデータに比べて多少弱めの水準です。

 ただ、5msという水準は超えるため、高性能TVの2倍速液晶程度の力は期待できるため、(相当こだわりがない限り)動きのあるゲームでも十分対応できる水準です。

 接続端子は、こちらも、DVI-DのほかHDMIが2系統付属します。

 201804121533.jpg

 ディスプレイスタンドは、上下・左右の角度調整及び、モニタースタンドの高さを最大6センチ幅で変えられるスタンドが付属しています。VESA規格に対応しているので、別売りの高性能アームに付け替えることもできます。

 以上、EIZO FORIS FS2434 の紹介でした。見やすいIPS液晶パネルを採用する機種は他社にもあります。ただ、その検品体制の充実度と、5年保証・無輝点保証は、(安い買い物でない点をふまえても)相当な魅力です。

 動くゲームには十分な応答速度が、テキスト系のゲームには、静止画に強い画質調整機能が魅力です。後者はゲームだけでなく、ワープロなど仕事にも使う場合も、良いでしょう。

 色々迷ったら「これを買っておけばとりあえずOK」な機種はこれでしょう。 


  201808141404.jpg

 【27インチ】

 8・I-O DATA LCD-GC271XCVB
  ¥40,250  Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:400cd/m
液晶方式: VAパネル
コントラスト比:3000:1
応答速度:21ms
倍速液晶:6ms (GtoG)
接続端子: DisplayPort×1 HDMI×2
スタンド:前後・左右・高さ【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 5年間

 LCD-GC271XCVB は、アイオーデータが2017年に発売した新しいGigaCrystaシリーズの27インチの大きめゲーミングモニターです。

 201804121544.jpg

 この機種は、LGから提供を受けた湾曲液晶ディスプレイを採用します。事務作業には全くオススメできないですが、ゲームや動画視聴に特化した機種なら、まあ「あり」でしょう。

 モニター解像度は、こちらも、1920×1080です。問題ありません。

 リフレッシュレートは、一方、最大144Hzとなります。その点で言えば、「高画質機」ではなくて、「高リフレッシュレート機」と紹介するべき機種でもあります。

 201804121547.jpg

 液晶パネルは、曲面タイプのVA液晶パネルを利用します。

 IPSパネルに比べると「長時間見つめた際に疲れ」ますが、視野角は同等で、コントラスト比はこちらが上位です。

 そもそも、「曲面タイプ」ですから、「文字をあまりみない」ゲームならば、むしろ「黒が引き締まって見える」映像美重視のVAは相性が良いかもしれません。

 応答速度は、さほど突き詰めておらず、オーバードライブ(AMA 倍速液晶)利用時で6msです。

 高リフレッシュレート対応機種として紹介しなかったのはこのためで、向くのはRPGレベルまでで、ガンシューティングなどのアクションゲームにはやや不向きでしょう。

 201804121551.jpg

 画質面での補整機能は、超解像技術に対応するほか、VAの優れたコントラスト性能を活かしたエンハンストコントラスト機能も搭載です。

 明るさの自動調整機能も付属するので、EIZOと比べても、全体の総合性能は劣りません。

 接続端子は、 DisplayPortとHDMIが付属します。HDMI端子は2つあります。

 201804121554.jpg

 ディスプレイスタンドは、前後・左右・高さ方向に稼働できるため、便利に使えそうです。

 以上、アイオーデータのLCD-GC271XCVBの紹介でした。

 没入感のある湾曲液晶ディスプレイを採用するのが魅力です。画面の隅から隅まで注意する必要のあるゲームには向くと思います。

 一方、コントラスト比に優れるVA液晶パネルは、事務作業や「読みゲー」には向かないため、それ以外のゲームコンテンツや、映画などを中心に楽しみたい人に向く製品です。

4・高リフレッシュレート対応機の比較

 201808141405.jpg

 続いては、144Hz以上のリフレッシュレートが出せるEスポーツ用と言えるゲーミングモニターを紹介してきます。


  201808141407.jpg

 【24.5インチ】

 9・IIYAMA ProLite GB2560HSU-B1
  ¥28,922 Amazon.co.jp (8/14執筆時)   

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:400cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:5ms
倍速液晶:1ms
接続端子: DP×1 HDMI ×1
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(2w×2)
保証期間: 3年間

 GB2560HSU-B1は、イイヤマの24.5インチの「ゲーミングディスプレイ」です。

 メーカーが「ゲーム用」と明言する機種としては、格安と言える製品です。

 モニター解像度は、ここまで見た機種と同じ、フルHDで1920×1080です。問題ありません。

 201607301103.jpg

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 絵の書き換え速度が速いため、高リフレッシュレートに対応するゲーム・ソフトの場合、残像感が大幅に軽減されます。現在の標準では、このレートをクリアしている機種を「ゲーミングモニター」と言うようです。

 201804121602.jpg

 応答速度は、通常5ms、オーバードライブ時1msと、現状では最も高速なスペックです。

 高いリフレッシュレートと合わせて、「ゲーム向き」な仕様です

 液晶パネルは、TN液晶パネルです。

 このTN液晶パネルは、応答速度とリフレッシュレートを上げやすい点で、ゲーム用の中級モニターに多く採用されます。こちらは、輝度も450cd/mと高いため、映画のような高解像度のゲームでも力を発揮するでしょう。

 一方、視野角が170度とやや犠牲になります。また、画面に黄色系の色味がかかる点で、静止画などの液晶の見やすさ「映像美」の部分でも劣ります。

 その点で言えば、FPSゲームなどの「高速ゲー」専用なゲーマーな方にのみオススメできるタイプです。また、視野角の狭さは、なるべく正面から見るようにすれば、ゲームの場合、問題ありません。

 201808141414.jpg

 画質面での補整機能は、充実します。

 特に魅力なのは、スポーツゲームモード、シューティングゲームモード、シミュレーションゲームモードなどの各種自動調整機能が充実する点です。手動調整するのが面倒な「ライトなゲーマー」には良いでしょう。

 201804121611.jpg

 また、超解像度技術(X-Res Tech)も対応しています。その他、黒つぶれに対処できるBlackTuner調整も、搭載です。

 そのほか、対応するビデオカードが必要ですが、AMD FreeSyncテクノロジーにも対応します。

 接続端子は、HDMIとDisplayPortが付属します。

 201607301026.jpg

 ディスプレイスタンドは、イイヤマらしく、柔軟性に富む仕様です。

 先ほども書きましたが、モニターと目線の高さ・角度を合わせることが、長時間プレイ時の疲れ目の低減には重要です。このモニターは、その点で優れます。

 以上、イイヤマのゲーミングモニターの紹介でした。多少価格は高いですが、ゲームに向いた諸機能が網羅されており、お買得感は高いです。ゲーム中心に考えた場合、最も良い選択肢の1つでしょう。


 201804121617.jpg

 【24インチ】

 10・BenQ ZOWIE XL2536
  ¥51,000 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:320cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
接続端子: DVI-D DP×1 HDMI ×2
スタンド:前後左右高さ【VESA100mm】
スピーカー:なし
保証期間: 3年間

 XL2356は、台湾のBenQの発売する24インチのゲーミングモニターです。

 独特の形状は没入感を高めるための「アイシールド」ですが、不要ならば着脱可能です。

 モニター解像度は、ここまで見た機種と同じ、フルHDで1920×1080です。問題ありません。

 201804121627.jpg

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。やはり対応するゲーム・ソフトの場合、残像感が大幅に軽減されます

 また、BenQは、独自のDyAc機能を搭載します。これは、フレームとフレームの間に「真黒」なフレームを挿入することで、残像感の低減を目指す技術です。認知科学の成果を活かして「人間の脳を騙す」系の技術ですが、FPSゲームなどに「明瞭さ」を加えます。

 これは、高画質なTVにも使われる手法で、動画全般の「ブレ」の軽減ができます(黒挿入の効果についてはこちら)。

 そのほか、他社も搭載する、黒つぶれの補整機能(Black eQualizer)を搭載します。一方で、低解像画質のアップコンバートを目指すような超解像技術については言及がないです。

 液晶パネルはTN液晶パネルです。この利点と欠点については、先ほど書いたとおりです。

 接続端子は、こちらも、DVI-D・HDMI・Display portです。HDMI端子があるので、PCのほかゲーム機もつなげたい場合には有利でしょう。なお、高リフレッシュレートに対応する場合は、DVI-DかDisplayPortを選ぶ必要があります。

 201804121636.jpg

 ディスプレイスタンドは、イイヤマ同様に高機能です。

 また、イイヤマに較べるとゲームに特化した仕様です。高さや角度の調節ができるほか、ヘッドホンフックが付属します。台座も大きめで、キーボードなどの入力振動でモニターがずれないような配慮が成されます。

 そのほか、S-Switchという、手元操作で、ディスプレイの画質設定が1ボタンで変えられる、有線リモコンも付属です。

 以上、BenQゲーミングモニターの紹介でした。事実上のイイヤマのGB2488HSU-B2のライバル機種です。両者を比較すれば、補正性能やディスプレイスタンドなどの点で、より、ゲームに特化された仕様です。ゲーム専用機として購入する場合は、比較優位がありそうです。

ーーー

 201808141415.jpg

  【24インチ】

 11・BenQ XL2411P 【24インチ】
  ¥30,799 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 なお、BenQ には、XL2411というリフレッシュレート最大144Hz対応の廉価版の24インチモニターもあります。

 また、こちらは、DyAc機能を搭載しないほか、旧式のディスプレイスタンドです。使い勝手がよく、安定感のあるスタンドはBenQの「最大の売り」の1つなので、こちらはあまりオススメできません。


  201808141416.jpg

 【24.5インチ】

 13・BenQ ZOWIE XL2546 【Dyac搭載】
  ¥64,404 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート:最大240.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:320cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
接続端子: DVI-D DP×1 HDMI ×2
スタンド:上下・高さ【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 XL2540は、台湾のBenQの発売する24.5インチのゲーミングモニターです。

 201804121649.jpg

 基本的には、1つ上の機種のスペックを踏襲しますが、リフレッシュレートは、最大240.0Hzとさらに高く設定できます。この価格でこのレートは貴重で、(対応するソフトの場合)画面のなめらかさはより上位でしょう。

 201804121651.jpg

 その他、色の彩度を数値調整できる機能が搭載されましたが、基本的にはマイナーチェンジです。

 接続端子は、DVIとHDMIが2系統に加えてDisplayPortです。こちらも、高リフレッシュレートに対応する場合は、DVI-DかDPを選ぶ必要があります。

 以上、BenQゲーミングモニターXL2546の紹介でした。高リフレッシュレート対応が魅力の機種です。

 ただ、ここまでのリフレッシュレートは対応するビデオカードも限られるため、相当本格的にEスポーツなどに取り込む人以外は不要そうです。


  201808141419.jpg

 【27インチ】

 14・ASUS ROG SWIFT PG279Q
  ¥101,528 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート:最大165.0Hz
解像度:2560×1440(2K)
輝度:350cd/m
液晶方式:IPSパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:4ms (GtoG)
接続端子:HDMI・DisplayPort
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 ROG SWIFT PG279Qは、台湾のASUSの発売する27インチゲーム専用モニターです。「超高価格」ですが、根強い人気がある機種です。

 201804121712.jpg

 モニター解像度は、この機種は、2560×14402K(WQHD)です。縦横比は、16:9の比率です。アスペクト比の問題はありません。

 201804121714.jpg

 リフレッシュレートは、最大165Hzです。IPS液晶採用機としては「最速」でしょう。レートの変更もワンボタンで可能で、便利です。補整面でも、ビデオカードの対応が必要ですが、NVIDIA G-SYNCに対応します。

 液晶パネルは、こちらは、IPS液晶パネルを採用します。

 高級なゲーム専用でIPSを採用するのは珍しいです。高リフレッシュレートでも「高品質で美麗な液晶」を望む方に売れているのだと思います。「目への優しさ」や「映像美」も追求できる点が、人気のある理由でしょう。

 応答速度は、こちらは、オーバードライブ時4msとなります。

 先述のように、IPS液晶パネル応答速度が出しにくい特性があるなかで、十分に健闘しています。

 201804121721.jpg

 画質面での補整機能は、RPGやFPSなどゲームのタイプに合わせた、画面の自動調整機能や、FPSゲームに便利なカウンタータイマーが搭載されています。一方、超解像技術などの画質のアップコンバートについては、記載がないです。

 接続端子は、HDMI・DisplayPortが付属します。

 201804121723.jpg

 ディスプレイスタンドは、角度や高さ回転に対応する、フルスペックの高機能アームが搭載されます。

 以上、ASUSのゲーミングモニターの紹介でした。応答速度が1ms非対応と言うことで、プロ用のEスポーツには対応しきれない部分のあるモニターです。

 ただ、画質が良いIPS液晶搭載機としては、応答速度が高く、輝度も優れる製品です。リフレッシュレートの点からもガンシューティンなどにも十分快適な製なので、「プロレベルは求めないが、色々なゲームを高画質でやりたい」方には最適な製品でしょう。もちろん、値段はネックです。


 201808141420.jpg

 【27インチ】

 15・ASUS ROG SWIFT PG278QR
  ¥82,393 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート:最大165.0Hz
解像度:2560×1440(2K)
輝度:350cd/m
液晶方式:TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
接続端子:HDMI・DisplayPort
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 PG278QR も、台湾のASUSの発売するROG SWIFTシリーズの27インチのゲーム専用モニターです。

 201804121727.jpg

 モニター解像度は、2560×14402K(WQHD)で、リフレッシュレート最大165Hzです。

 液晶パネルは、しかしながら、この機種は、TN液晶パネルです。視野角が狭く、映像の美麗さの点でもIPS液晶を採用する上位機種に敵いません

 応答速度は、しかしながら、こちらはオーバードライブ時1ms高速です。TN液晶のメリット性を活かした形で、2K解像度では唯一1msを切るので、Eスポーツ用として高度ではあります。

 補整機能は、ビデオカードの対応が必要ですが、NVIDIA G-SYNCに対応します。その他、ゲームのタイプに合わせた、画面の自動調整機能は同様に搭載されています。

 接続端子は、こちらも、DVI-D・DisplayPortが付属します。

 201804121729.jpg

 ディスプレイスタンドは、上位機同様に、角度や高さ回転に対応する、フルスペックの高機能アームが搭載されます。

 以上、ASUSのゲーミングモニターPG278QR の紹介でした。

 液晶画面の品質はPG279Qに及びません。その点を考慮すれば、1msという高速応答や恋うリフレッシュレートを得たいハイレベルなゲーマーで、かつ、2K解像度の27インチの大画面モデルが欲しい方にふさわしいモデルですね。

ーーー

  201808141421.jpg

 【24.5インチ】

 16・ASUS ROG SWIFT PG258Q
  ¥70,450 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート: 最大240.0Hz
解像度:1920x1080
輝度:400cd/m
液晶方式:TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
接続端子:HDMI・DisplayPort
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 なお、PG258Qという同シリーズの下位モデルがあります。

 スペック面では、パネルがフルHD1,920×1,080解像度の劣る24.5インチパネルを採用している点で、PG278QR に劣ります。液晶は、同じく、視野角の狭いTN型です。 

 一方で、輝度400cd/mリフレッシュレートは、最大240.0Hzとさらに高く設定できるため、画面のなめらかさはより上位でしょう。それ以外のスペックは同等です。

 画面サイズからすると、スペック的にやや「割高」感があるので、選ぶならば、27インチでしょう。


 201808141422.jpg

 【27インチ】

 17・EIZO FORIS FS2735
  ¥109,304 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:2560×1440(2K)
輝度:350cd/m
液晶方式:IPSパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:4ms (GtoG)
接続端子: DisplayPort×1 HDMI×2
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: 内蔵(1w×2)
保証期間: 3年間 

 FORIS FS2735は、日本のディスプレイ専業メーカーであるEIZOゲーム専用の2Kモニターです。

 モニター解像度は、この機種は、Asusの場行きと同じで、2560×14402K(WQHD)です。縦横比は、16:9の比率です。アスペクト比の問題はありません。

 なお、こちらは、ASUSのROG SWIFT PG279Qと恐らく同じパネルを利用した2K対応のIPS液晶採用の製品です。そのため、サイズ・応答速度・輝度・視野角などは同じスペックです。

 201804121734.jpg

 リフレッシュレートは、ただし、オーバドライブできず、最大144Hzまでと、ASUSよりはスペック的にダウンしています。

 201607301205.jpg

 補整機能は、しかしながら、EIZOの場合は、ソフト的な画像補正機能が充実しています。

 例えば、明暗両方に補整に強い力を発揮するSmart Insight Demolitionの能力は高いです。

 シネマ的な映像効果の再現性はASUSよりも高いと感じます。また、バックライトの制御で高リフレッシュレート時の残像感を軽減するMotion Blur Reductionも搭載します。遅延も、0.05フレーム(0.35ms)未満とかなり優秀です。

 一方、ビデオカードと連動する補整は、AMD FreeSyncに対応します。AsusはNVIDIA系でしたので、この点も異なります。

 接続端子は、HDMI・DisplayPortが付属します。

 201804121734.jpg

 ディスプレイスタンドは、EIZOは品質の良さや堅牢性に定評があり、角度や高さ回転にはもちろん対応します。

 以上、EIZO高級ゲーミングモニターの紹介でした。

 ほぼ同一スペックと言える、ASUSに較べると多少高いのがネックですね。ただ、EIZOは国内工場で生産し、色ムラなどの検品体制がしっかりしているという安心感があります。保証も5年間あるため、その点も、比較優位のポイントですね。

後編につづく!
ゲームに向いたモニターのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、ゲーム用のパソコンモニターの比較でした。

   201808141423.jpg

18・BenQ EW277HDR
19・Acer ET322QKwmiipx

 続き後編記事(こちら)では、HDR10対応機種など、前半に紹介しきれなかった機種をさらに紹介します。

 その上で、今回紹介した製品を含めて、ゲームのジャンル別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編は→こちら

ーー

 最後になりましたが、この前編記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで、話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 14:49 | 研究上の道具(資料の電子化)

今回の記事はいかがだったでしょうか?

モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約350記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png