Top PC用液晶モニター 比較2024' 勝てる!ゲーミングモニター86機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2024年02月08日

比較2024' 勝てる!ゲーミングモニター86機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2024年 最新ゲーミングモニターの性能とおすすめ:PS5 120Hz対応 1ms 高リフレッシュレート 144Hz 165Hz 180Hz 対応:AMD FreeSync G-SYNCの違い:FPS・RPGほか

【比較する製品型番】Dell G2422HS G2722HS G2723HN LG 24GN650-B 24GQ50F-B 27GQ50F-B 27GN650-BAJP 24GN65R-B 27GN65R-B BenQ XL2411K EX2710S EX2510S XL2731K HP OMEN by HP 24 ASUS VG259QR VG279QR VG279Q1R VG258QR-R VG278QR-R VG258QR-J VG278QR-J XG256Q XG276Q XG16AH XG16AHPE XG16AHPE-W VG249QL3A VG249Q3A IODATA EX-LDGC243HDB KH2470V-ZX LCD-GC243HXDB IIYAMA G-Master GB2470HSU-B5 GB2470HSU-W5 GB2770HSU-B5A GB2470HSU-B5A Acer NITRO XV0 XV240YM3bmiiprx XV240YM3bmiiprfx XF243YM3bmiiprx XV270M3bmiiprx   XV270M3bmiiprfx VG240YM3bmiipx VG270M3bmiipx QG241YM3bmiipx QG271M3bmiipx KG242YS3bmiipx XF243YS3bmiiprx AOC G2490VX/11 24G2SPE/11 27G2SPE/1 GH-GLCC238AZ-WH GH-GLCC238AZ-BK MSI Optic G272 MSI G251 G241 G2722 JAPANNEXT JN-27Gi144FHDR JN-IPS27F144-H-Y JN-238Gi144FHDR-HSP JN-238Gi144FHDR JN-238Gi165FHDR-HSP JN-238Gi165FHDR JN-238i165FHDR-HSP JN-238i165FHDR JN-G24T165FHDR-HSP JN-GT24FHDR165 JN-G24T165FHDR 富士通 VTA24021BT シャオミ Xiaomi G27i ほか

今回のお題
最新ゲーミングモニターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2024年2月現在、最新のゲーミングモニターの比較です。

 リフレッシュレートほか、パネル品質応答速度、あるいは、チラツキ対策などの部分にに注目して各機を比較しました。

  202108112004.jpg

1・格安ゲーミングモニターの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:DELL〈米国〉
 1-3:LG〈韓国〉
 1-4:BenQ〈台湾〉  
2・格安ゲーミングモニターの比較 (2)
 2-1:ASUS〈台湾〉
 2-2:アイオーデータ〈日本〉
 2-3:イイヤマ〈日本〉
 2-4:HP〈米国〉
 2-5:AOC〈台湾〉
3・格安ゲーミングモニターの比較 (3)
 3-1:ACER〈台湾〉
 3-2:JAPANNEXT〈日本〉  
 3-3:その他の製品〈各社〉
4・ゲーミングモニターの比較  
 4-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、ゲーミングモニター特有の「選び方の基本」をはじめに紹介します。

 そのあと、入門者向けのフルHD(144Hz前後)のゲーミングモニターから、メーカー順に比較していきます。

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  202302261656.jpg

格安ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz -180Hz
 解像度:フルHD
 画面:平面
高速ゲーミングモニターの比較
 レート:240Hz -540Hz
 解像度:フルHD
 画面:平面
2.5Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz--360Hz
 解像度:WQHD(2.5K)
 画面:平面
4Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz
 解像度:4K
 画面:平面
曲面ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz〜240Hz
 解像度: UWWQHDほか
 画面:曲面

 なお、より上位の製品が欲しいと考えている、級者上級者の方には、以上のように、別にカテゴリーわけして、上位製品専用記事を書いています。

 例えば、2.5K・4Kなど解像度部分にこだわりたい方、あるいは、500Hzなど高リフレッシュレートにこだわりたい方、あるいは、曲面モニターを「マスト」としてお探しの場合は、以上のリンクをご利用ください。

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 ただ、基本となるスペック面の「選び方の基本」は、今回の記事で紹介します。(あまり詳しくない方は)とりあえず、このまま続けてご覧ください。

 よろしくお願いします。

1-1・ゲーミングの選び方の基本

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1・オーバードライブ(応答速度)
2・リフレッシュレート
3・暗部補整(黒挿入)
4・チラツキ軽減(Sync)

 はじめに「ゲーミングモニターの選び方の基本」の説明からです。

 この種のモニターは、激しい画面上の動きに対応させることが「最も重要」です。

 つまり、キャラの残像感を減らすための「応答性」と、画像を乱れずに表示させる「正確性」とが求められます。

 上表にあげたのは、そのために重要な「4つのスペック」です。

以下、順番に説明していきます。

1・オーバードライブ(応答速度)

 202108111953.jpg

 第1に、オーバードライブ(応答速度)です。

 モニターの画面が切り替わるまでの時間を、PC用語で「応答速度」と言います。

 オーバードライブは、モニターの応答速度を高めるための基本技術です。

 映像の残像感の軽減と、遅延対策のために重要なので、どのモニターにも備わります。

 202302271531.jpg

 応答速度の値は 「最大1ms」「最大0.5ms」などの数字でカタログに示されます。

 各機ともオーバードライブを「最大にかけた場合」の数字を出すのが普通です。

 0.5msなど数字が小さいほど、性能が良いことになります。

 しかし、ゲーミングモニターの場合、単純に「数字が良い機種を選べばよい」わけではないのが難しいところです。

 オーバードライブ技術は、電圧操作で液晶の色の切替(スイッチ)を速くすることで、文字通り「無理やり高速化」させるという仕組みです。

 そのため、過度に使うと残像・チラツキ・画質劣化などの点で、多かれ少なかれ映像美(視認性)が犠牲になります。

 極論すれば、応答速度の数字は良いが「使い物にならない画質」のモニターというものもありえます。

 「かかり具合」は調整できますが、せっかく「応答速度」を重視して選んだ意味は、消えるでしょう。

ーーー

 結論的にいえば、「ゲーミングモニター」の場合、応答速度は重要だが、カタログを見て、その数値の良さだけみて選んではいけない、と言えます。

 この部分についてもう少しだけ、「深掘り」しておきます。

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 応答速度は、「それを表す単位」に注意が必要です。

 昔からある「GtoG」は「黒→白→黒」への切替所要時間を示したものです。

 この単位は、パネル本来の性能が分かるので、モニターを較べる場合(ある程度)信頼性が担保される数字です。誠実な製品はだいたいこのスペックをだします。

 しかし、メーカー主導でMPRT・VRBなどで別の単位が最近登場しました。この表記「だけ」する企業が近年増えています。

 測定法が異なるので、GtoGの値と同列に見られません。

 例えば、MPRTは、人間の五感(視覚)で測る尺度です。そのため、あとで説明する「暗部補整(黒挿入)」ほか、パネルに起因しない部分の技術を「込み」でみた場合の「応答速度」をしめします。

 それはそれで意味のある数字です。

 しかし、原理的に「GtoG」より良い数字が出る(=出てしまう)ので、宣伝のために各社は掲示するわけです。

 はっきり言えば、GtoGの値を出さないパネルは、「GtoGだと値が低いから」その数字を出す場合がほとんどです。

 これでは、パネルの優秀性がわからないので、今回の記事では、GtoGの値を重視して、各機を比較するように心がけました。

ーーー

  201908261232.jpg

 応答速度(オーバードライブ)の数字があてにならないとすると、何を見て製品を比較すれば良いのか?と、言う話になるかと思います。

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 結論的にいえば、使用される「パネルの種類」から、それを測るのが良いです。

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 上表は、ゲーミングモニターに採用される、主な液晶パネルの性質の違いを示したものです。

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 さらに、高級機には、バックライト部分に量子ドット技術を使う製品、MiniLEDを使う製品、あるいはパネル自体が液晶ではなく、OLED(有機EL)になるものもあります。

 こうした、細かいパネルの性質は、【液晶モニターの選び方】の記事で詳しく書きました。また、今回の各機の紹介の部分でも、特に重視して個別に説明しています。

 そのため、以下では、応答速度に関わる部分だけ、抜き出して説明しておきます。

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 現行のゲーミングモニターは、Fast-IPS・Nano-IPSなど、液晶のスイッチング方式の改良で、応答速度を高めた改良型のIPSパネルが主流です。

 そういったパネルを採用しが分かる機種で、1ms(GtoG)をだせている機種ならば「まず問題ない」といえます。

 逆に、IPSを含めて、MPRT値の応答速度しか書いていない機種は、少し怪しいと思って良いです。

 安めのゲーミングモニターの場合、TNパネルを選ぶのは、少し昔までは「あり」でした。

 TNは、格安ながら、パネル自体の応答速度が高めやすいという性質があるからです。その点で、ゲーム用として人気がありました。

 しかし、近年、Fast-IPSがだいぶ安くなり、TNとほぼ変わらない値段で手に入ります。

 TNは「映像美(視認性)」の部分で大きな課題もあるので、ゲーミング用からは近い将来「退場」するものと思います。

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 一方、最近の動向にふれると、安めのゲーミングモニターVAパネルを採用する企業が増えました。

 VAは「黒が締まる」ので映像美は楽しみやすいです。その点でTVでも使われます。

 しかし、応答速度がどのパネルよりも増して落ちるので、ゲーム用には不利です。

 数が増えたのは、調達価格が「安い」部分と、店頭で「華やかに見える(=売りやすい)」部分からだと感じます。したがって、VAは、ゲーミング用にはオススメできません。

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 改めて、結論を言えば、現状では、Fast-IPSか、その「上位互換」といえる諸パネルを選ぶのが良いと思います。今回の記事でもそうしています。

2・リフレッシュレート

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 第2に、リフレッシュレートです(垂直走査周波数)。

 リフレッシュレートとは、「ざっくり」言うと、1秒間に「絵が何コマ書き換えられるか」を示す数字です。

 普通のモニターは、1秒/60コマ書き換わる仕様(60Hz)が標準です。

 ゲーミングモニターは、上位機だと、1秒/240コマ240Hz)を超えるものもあります。

 現行の最高峰は、1秒/500コマ500Hz)です。

 パラパラ漫画を想像すると良いですが、枚数が多いほど「キャラがなめらかに動く」という「映像美」的な効果が得やすいです。

 加えて、FPSゲームの場合、残像感軽減のほか、コマ数が多い点で視認性(敵の発見速度)の強化につながります。

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 結論的にいえば、144Hz以上に対応する機種が、今のゲーミングモニターの最低水準です。

 ただし、フルHDならまだしも、WQHD・240Hz・4K・360Hzなどと、リフレッシュレート・解像度を「欲張る」と、モニター購入予算に加えて、求められるPC(ビデオカード)のスペックも跳ね上がります。

 バランスをとって、選ぶことが重要です。

 個人的には、性能を追う方も、WQHD(2.5K)解像度で、160Hzあたりまで出せれば十分だと思います。

3・暗部補整(黒挿入)技術

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 第3に、黒挿入技術(暗部補整)です。

 TVではお馴染みの技術です。

 PCモニターでも特定の企業(LG・ASUS・BenQなど)が取り入れる機種があります。

 搭載目的は、オーバードライブと目的は同じです。

 ただ、高速に動くキャラの視認性(敵の発見速度)と、結果的な残像感の低減に、主眼に置いた技術といえます。

 液晶は、バックライト光をカラーフィルタを通して色表現しているので、色の変更時、前の色が「残像」的に残ってしまうという性質に起因する難点があります。それを克服するものです。

 具体的な手法は、1フレームと1フレームの間に「真黒」なフレームを入れるか、あるいは、バックライト全消灯での「疑似的な黒」を作るするのが「基本」となります。

 「人間の脳を錯覚」を利用した「残像感軽減」技術ですが、実用的な効果があります。

 ただし「副作用」はあります。

 例えば、輝度低下やチラツキが増えることもあります。また、基本機能(HDR・Adaptive-Sync)と「重ね掛け」できない機種場合も多いです。

 とはいえ、問題があれば、この機能もOFFにすることはできます。

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 また、 G-SYNCの専用プロセッサを搭載した上位モニターの一部に限られますが、ULMB 2(NVIDIA Ultra Low Motion Blur 2)機能で、高リフレッシュレートを維持したまま、輝度低下の軽減とクロストーク(画像が二重に見える現象)を避けられる新機種も出ています。

 現在進行形で、進化しつつある分野と言えます。

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 結論的にいえば、黒挿入技術は「プラスアルファ」として重視してよい価値がある技術だと言えます。

 今回の記事でも注目して比較しています。

3・ディスプレイとの同期技術


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 第4に、ディスプレイとの同期技術です。

 こちらは、「映像の正確な表示」に関わる部分です。

 原理の説明をしておきます。ややこしいので、分からなくてもOKです。

ーーー

 オンラインゲームなどで、前後画像が混ざったり、画面が裂けたようにチラつく現象がたまに起こります(ティアリング)

 これは、PC(ビデオカード)が送るコマ数(フレームレート)と、モニターで設定したコマ数(リフレッシュレート)が噛みあわないために起こる現象です。

 多くのゲームはたいてい「可変フレームレート」なので、ビデオカードがその変化に対応できず、「処理落ち」するのが、発生原因です。

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 これを避けるために、フレームレートとリフレッシュレートとを強制的に同期させる仕組みが、ビデオカードにはあります(VSYNC)。

 ただ、この機能を使うと、一瞬画面が「フリーズ」したかのように、画像がコマ飛びしたように、酷くカクつくという、別の「副作用」が生じます(スタッタリング)

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 チラツキ・カクツキは、いずれも、Eスポーツには、天敵です。

 その対策のため、業界団体は、アダプティブシンク(Adaptive-Sync)という規格を、2015年に制定しました(VESA規格)。

 これは、ビデオカード側も「可変リフレッシュレート技術」を使い、モニター画面の表示タイミングをカードが制御する技術です。V-SYNCの弱点を解決できます。

 ただし、アダプティブシンク(Adaptive-Sync)規格は、Display-Portの接続規格ですので、HDMIなどの場合は互換性が担保されません。

 実際、AMDNVIDIAという、「世界二強」のビデオカードメーカーが、この規格をベースにした、「独自の上位規格」を色々だしています。

ーー

 そして、モニターを販売する企業に「うちのほうの規格を採用してね?」のようなことをやっています。

 そのため、特に性能の良い上位モニターを買う場合は、購入するモニターを選ぶ前に、どちらの「派閥」につくのか、あるていど決めておかないといけません。

 関係性が「ややこしい」ので、メーカーごとに整理しておきます。

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1・FreeSync
 =チラツキ・レスポンス改善
2・FreeSync Premium
 + カクツキ(LFC)防止
3・FreeSync Premium Pro
 +HDR使用時も対応

 第1に、AMD(RADEON)を採用するビデオカードの場合です。

 AMDの場合、Free-syncという機能名で出します。

 先述のアダプティブシンク規格に準拠しますが、DPほか、HDMI接続もサポートするのが特長です。

 「FreeSync Premium」など、上位規格だと、カクツキ対策もなされるなど、高度化していきます。

 HDMIで利用したい場合、ないし、上位機能を利用したい場合は、AMD FreeSync対応の同社のビデオカードと、それに対応するモニターを組み合わると良いでしょう。

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1・G-SYNC compatible
 =チラツキ・カクツキ改善
2・G-SYNC
 +上記に高度に対応(黒挿入)
3・G-SYNC Ultimate
 +HDR 600使用時も対応

 第2に、NVIDIA(GeForce)を採用するビデオカードの場合です。

 同社の場合、G-syncという名前です。

 本機もアダプティブシンク規格に準拠し、DPで動作します。HDMIは、上表2番目のG-SYNC以降に対応する場合は、動作します。

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 G-SYNC compatibleは、実際的にはアダプティブシンクなので、「AMD FreeSync互換」と言って良いです。

 しかし、「G-sync」以降の場合、モニターにNVIDIA製の専用チップが内蔵する必要があるので、対応モニターは少ないです。

 ただ、先ほどみた黒挿入技術(ULMB)をチップ自体が備えるほか、超高リフレッシュレートに対応できるなど、それなりに高度です。

ーー

 結論的にいえば、この部分は、両社の最下位の技術(=FreeSync・G-SYNC compatible)しか採用しない格安モニターを選ぶ場合、あまり気にしなくて良いです。

 DPでつなげる限りにおいて「アダプティブシンク」互換であり「同じ」なので。もちろん、記載がないと動作保証がないですし、ノンサポートになるリスクはありますが。

 一方、高性能なビデオカードを使っている上級者の場合は、モニター側が、AMD・NVIDIAで、「どちらの派閥に対応か?」に注意して選ぶ必要があります。

4・選び方の「まとめ」

 以上、かなり長かったですが、ゲーミングモニターの「選び方の基本」でした。

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1・格安ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz -165Hz
 解像度:フルHD
 画面:平面
2・高速ゲーミングモニターの比較
 レート:240Hz -500Hz
 解像度:フルHD
 画面:平面
3・2.5Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz--360Hz
 解像度:WQHD(2.5K)
 画面:平面
4・4Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz
 解像度:4K
 画面:平面
5・曲面ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz〜240Hz
 解像度: UWWQHDほか
 画面:曲面
6・ゲーミングモニターまとめ
 =最終的なおすすめ機種の提案【結論】

 ここまでお読み頂いたら、あとは、予算と必要なスペックに応じて、上記リンクから、お好きな記事に「飛んで」もらってもOKです。

 以下では、フルHDの入門機しか紹介しないので。

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 Atlasとしては、途中で書いたように、3回目記事でみる、WQHD(2.5K・平面)あたりが、性能が期待できて、そこそこ安くもあるラインで、オススメです。

 なお、「スペックよくわからん!」という方も、一応最後の「結論編」(こちら)では、こうした要素について(できるだけ)問題ない機種を「おすすめ」として提案していくつもりです。

 よろしくお願いします。

1-2・デルのモニターの比較

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 というわけで、ここからが本編です。

 米国のDELLの製品から、フルハイビジョン(フルHD)解像度の入門用格安モニターを紹介していきます。

1・格安ゲーミングモニターの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:DELL〈米国〉
 1-3:LG〈韓国〉
 1-4:BenQ〈台湾〉  
2・格安ゲーミングモニターの比較 (2)
 2-1:ASUS〈台湾〉
 2-2:アイオーデータ〈日本〉
 2-3:イイヤマ〈日本〉
 2-4:HP〈米国〉
3・格安ゲーミングモニターの比較 (3)
 3-1:ACER〈台湾〉
 3-2:JAPANNEXT〈日本〉
 3-3:その他の製品〈各社〉
4・ゲーミングモニターの比較  
 4-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 DELLはデスクトップに強いPCメーカーなので、ゲーミングモニターも多く展開しますし、最初にみていくことにしました。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字系で記していきます。


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 【2022年発売】

 【23.8インチ】

 1・Dell G2422HS
  ¥22,693 Amazon.co.jp (2/8執筆時)

 【27インチ】

 2・Dell G2722HS
  ¥26,334 Amazon.co.jp (2/8執筆時)

スタンド:チルト 高さ

 【27インチ】(下位機)

 3・Dell G2723HN
  ¥31,800 楽天市場 (2/8執筆時)

スタンド:チルト

リフレッシュレート: 最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:350cd/m2
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: G-Sync-C & FreeSync Premium
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:
USB給電:  
接続端子: HDMI 2.0×2 DP1.2
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 G2422HS は、DELLの23.8インチのゲーミングモニターです。

 画面サイズは、27インチについては2系統あります。

  G2723HNは実際的に下位機種で、スタンドの高さの調整に非対応です。

 あとの部分は、23.6インチ気を含めて同じなので、同時に見ていきます。

 モニター解像度は、フルHD1920×1080)です。

 格安機の場合、だいたいそうなります。

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 液晶パネルは、IPSです。

 IPSは、視野角が広く、視認性も良い点で、近接視聴のPC用としては「目に優しい」と言えるパネルです。仕事用として最も向くパネルです。

 ゲーム用としても、近年、従来の弱点だった応答速度が改善されたパネルがでてきたので、急速に市場シェアを拡げています。

 応答速度は、本機も、オーバードライブ時に1msです(GtoG)。

 つまり速度を高めた新しいIPSパネルになります。

 今回の記事では、Fast-IPSと呼称し、無印のIPSと区別しています。

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 主要パネル企業では、LGやAUOがこの速度を出せますが、本機もその類です。

 なお、同じ速度の出せる上位パネルとしてNano-IPSというものがあります。

 こちらは、広色域化されたディスプレイで、色表現が巧みです。本機の場合、動画用の色域(DCI-P3)が示されないことから、「映像美」については、旧来の水準です。

 輝度は、350cd/m2です。 

 リフレッシュレートは、最大165Hzです。

 格安機としては、やや高い数字です。

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 チラツキ対策は、AMD系のFreeSync Premiumに対応します。

 また、NVIDIA G-Sync Compatibleの表記も同時にあります。

  画質面での補整機能は、基本「PC側任せ」です。

 例えば、先述の「黒挿入技術」をふくめて、特段の補正がないです。

 「目の優しさ」については、チラツキ防止のフリッカー対策はありますし、最低限の性能はあります。

 なお、モードは、標準ほか、FPSMOBA/RTSモード程度です。

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 接続端子は、HDMI2.0DisplayPort 1.2が1つずつ付属します。

 いずれの接続方法でも、165HzまでフルHDで対応可能です。

 ディスプレイスタンドは、チルト角度(上21° 下5°)と、高さ(100mm)の調整が可能です。

 回転や左右の角度調整はできませんが、必要十分でしょう。

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 保証は、3年です。

 DELLのモニターは、上位機もそうですが、普通の保証以外に、「3年間のプレミアムパネル交換保証(無輝点保証)」があります。

 常時消灯(黒点)こそ保証されませんが、この部分も、同社の「売り」と言えます。

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 以上、DellのG2422HS の紹介でした。

 IPS液晶で輝度も無理に高くはしていない機種です。その点で、仕事との兼用で、ゲームもしたい場合に割と良いでしょう。

 ただ、コントラスト強化の部分はさほど性能が良くないので、映画や動画の「映像美」については、ビデオカードの性能に依存する部分はあります。

 格安モニターは、なにかしらを「諦めない」とこの価格にはならないので、皆さんが「何を重視したいか」を考えるのが重要です。

1-3・LGのモニターの比較

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 続いて、LGエレクトロニクスのモニターです。

 同社は、自社で(部品としての)IPSパネルが生産できる世界的企業です。性能の良い機種が割安の場合が多いです。


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 【2022年発売】

 【23.8インチ】

 4・LG UltraGear 24GN65R-B
  ¥25,090 Amazon.co.jp (2/8執筆時)

 (旧型番)

 5・LG UltraGear 24GN650-BAJP
  ¥24,495 Amazon.co.jp (2/8執筆時)

 【27インチ】

 6・LG UltraGear 27GN65R-B
  ¥26,800 Amazon.co.jp (2/8執筆時)

リフレッシュレート: 最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/m2
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術: FreeSyn & G-Sync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:  
接続端子:HDMIx2 DPx1
スタンド:チルト 高さ 回転
VESA: 100mm  
スピーカー:
保証期間: 3年

 24GN65R-Bなどは、LGが販売する、フルHD解像度のゲーミングモニターです。

 27インチ機もありますが、性能は変わらないので、同時にみていきます。

 また、23.6インチの旧型も同性能です。

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 液晶パネルは、Fast-IPSです。

 スイッチングの改良で、応答速度の強化を図ったパネルです。

 LG自体はこの言い方はとりませんが、便宜上、そのように記しておきます。

 いずれにしても、自社でパネルも生産できるメーカーなので、性能の割に価格は安いです。

 色空間は、sRGB 99%です。

 HDRコンテンツ時代に重要なDCI-P3カバー率は非開示です。

 同社の「nano-IPS」パネルのような、鮮やかな広色域タイプではない、普通のパネルです。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 チラツキ対策は、カクツキにも対応できるAMD FreeSync Premiamに対応します。

 そのほか、「NVIDIA G-SYNC Compatible」表記もあります。

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 HDRは、HDR10の水準ですが、対応です。

 これは、多くのゲームで対応する、輝度表現に関する規格です。

 ゲームや映画の規格対応も進んでいる「映像美」に関わる技術です。

 対応コンテンツを再生する場合、明暗差がハッキリつきます。

 応答速度は、オーバードライブ時に1msです。

 Fast-IPS水準だと、IPSでもこの速度が出ます。

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 画質面での補整機能は、LGは充実します。

 第1に、「ゲーム」については、黒挿入技術(1ms Motion Blur Reduction)がまず強調できます。

 フレームとフレームの間に「真黒」なフレーム(常時消灯)を挿入することで、残像感の低減を目指す技術です。

 ただし、利用する場合は、FreeSyncが利用できない点、その点で、若干チラツキが発生する可能性があること、120Hz以上のリフレッシュレート時のみ動作する点に注意が必要です。

 また、暗部補正のブラックスタビライザーに対応します。

 ゲーム用の「暗部補正」機能として、各社とも付属します。

 先述のように、IPSはコントラストに少しがあるため、こうした対策は効果があるでしょう。

 第2に、「目の優しさ」の部分でも、フリッカー対策があります。

 そのほか、DASモードなど、FPSではお馴染みの低遅延化機能も網羅です。

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 ディスプレイスタンドは、新機種の場合、高さとチルト角度は調整できます。

 調整幅は、高さ110mm・チルト角度(上15° 下5°)と縦回転です。

 左右(スイーベル)と縦回転は不可ですが、ゲーミング用なら必要十分でしょう。

 接続端子は、HDMIx2 DisplayPortx1という構成です。

 本機は、HDMIだと144Hzまで、DPだと165Hzまでのフォローです。

 付属ケーブルは、1.5mのDisplayPortケーブルのみが付属です。

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 ・ LGエレクトロニクス UltraGear GP3
  ¥14,417 Amazon.co.jp (11/2執筆時) 

 スピーカーは、内蔵しません。

 ただ、LGの場合、同社のV字台座にあう専用設計のスピーカーがあります。【PC用スピーカーの比較記事】で取りあげています。

 保証は、3年間です。

 DELLと同じで、同社も保証期間内において無輝点保証を付けます。

 この種の保証があるのは、ゲーミングでは2社だけなのでポイントです。  

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 以上、LG27GN650の紹介でした。

 IPS液晶ですので、仕事にも向きます。

 また本機は、その弱点となるコントラストの部分を補正で強化できる点で、動画視聴などを含めた、マルチな用途で高品質とも言えます。

 軽視されがちな「目の優しさ」の部分に、IPS液晶・高性能スタンド・フリッカー対策と、欲しい部分は網羅的です。

 バランスが良く、値段もそれなりに抑えられているため、かなり良い選択肢に思えます。

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 【2022年発売】

 【27インチ】

 7・LG UltraGear 24GQ50F-B
  ¥19,000 Amazon.co.jp (2/8執筆時)

 【23.8インチ】

 8・LG UltraGear 27GQ50F-B
  ¥24,123 Amazon.co.jp (2/8執筆時)

リフレッシュレート: 最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/m2
パネル: VA ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:5ms (GtoG)
HDR:
USB給電:  
接続端子:HDMIx2 DPx1
スタンド:チルト
VESA: 75mm  
スピーカー:
保証期間: 3年

 なお、同社からは、液晶をVAパネルとした以上の廉価版もあります。

 202310082232.jpg

 VAパネルは、テレビ用としては(黒が締まるので)見どころがあるパネルです。

 ただ、応答速度が(IPS以上に)高めにくい部分があります。

 その部分ほか、輝度などのスペックを見ても、仕様を気にして買うような製品には思えません。あまりオススメしません、

1-4・ベンキューのモニターの比較

 202108071626.jpg

 続いて、台湾のベンキューのモニターです。

 ゲーミングモニターには、台湾勢は強いですが、同社もその傾向があります。


 202101161053.jpg

 【2020年発売】

 【24インチ】【144Hz】

 9・BenQ ZOWIE XL2411K
  ¥32,727 Amazon.co.jp (2/8執筆時)

 10・BenQ ZOWIE XL2411K-JP
  ¥32,400 楽天市場 (2/8執筆時)

 【27インチ】【165Hz】

 11・BenQ ZOWIE XL2731K
  ¥54,290 楽天市場 (2/8執筆時)

リフレッシュレート:最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:320cd/m2
パネル: TNノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:
USB給電:  
接続端子:HDMI2.0 HDMI×1.4 DP
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm   
スピーカー:なし
保証期間: 1年(本体は3年)

 XL2411K は、台湾のBenQの発売する、フルHD解像度の24インチ・ゲーミングモニターです。

 型番が2系統ありますが、末尾-JPと付くモデルだけ、1ヶ月限定ながら、ドット欠け(常時点灯)の交換保証が付きます。

 加えて、同スペックの27インチ機もありましたが、在庫限りで生産終了です。

 202108111458.jpg

 画面サイズは、24.0インチです。

 TNだけ存在するサイズですが、23.8インチとほぼ同じです。

 202310082232.jpg

 液晶パネルはTNです。

 視野角が狭い一方で、応答速度が高めやすいパネルです。

 先述のように、Fast-IPSの登場で、表示品質に劣るTNはゲーミングからは淘汰されてきています。

 それでもまだ残るのは、若い頃(安い)TNに慣れ親しんで、他方式だと違和感があるような方かなと思います。一般的には選ぶ理由は乏しいので。

 一方、本機はフレームがゴツいです。

 これは、画面下部からの光反射を防ぎ、視認性を高めるためのゲーム用の工夫です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 チラツキ対策は、 FreeSyncなどには未対応です。

 設定が必要なので、やや初心者には向かない構成でしょう。

 応答速度は、オーバードライブ時に1msとなります。

 TNパネルですし、標準です。

 202108112350.jpg

 画質面での補整機能は、強調する部分は多いです。

 第1に、「ゲーム」に関わる部分では、残像感軽減のための、DyAc技術(Dynamic Accuracy)を搭載します。

 LGの「黒挿入」同じで、バックライト制御で、LEDをオフにして「黒画面」を作る方式です。 

 方式の限界で、利用中の輝度の低下と、フリッカー対策がオフになるなど限界がありますが、効果は結構あります

  202003311411.jpg

 そのほか、ゲーム向けの暗部補正(Black eQualizer)・色域強化(Color Vibrance)などの機能を搭載です。

 なお、Black eQualizerは、主にゲームの暗部補正用なのでオフにできますが、IPSのコントラストの弱さを補う部分で、普通の映像(映画)にもおそらく使えると思います。

 第3に、「目の優しさ」の部分では、フリッカー対策があります。

 202402081609.jpg

 接続端子は、HDMI2.0・HDMI1.4 ×2・DP1.2です。

 HDMI 1.4は、規格的に144Hzまで通りますが、本機はHDMI2.0でつなげて欲しいような記述です。

 やや昔の機種の場合、HDMI1.4だと120Hzまでの対応幅だったので、そのためです。しかし、2.0の端子はあるので、問題ないです。

  201804121636.jpg

 ディスプレイスタンドは、前後左右高さ回転と対応できる「パーフェクトスタンド」です。

チルト(上23度 下5度)・高さ15.5cm・左右90度と縦回転と、他社と比べて稼働性も良いです。

 保証期間は、ベンキューは、本体は3年ですが、パネルは1年です。

 ただし、先述のように、末尾-JPの製品は1ヶ月限定ですが、常時点灯ドットの交換保証があります。

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 以上、BenQXL2411Kの紹介でした。

 TNパネルである部分で、ゲーム特化型ですが、その用途だけで言えば、スタンド部分や映像の調整力を含めて高度と言って良い製品です。

 ただ、FreeSyncなどに対応していない部分と、TNパネルとしては多少高めの価格設定ではあります。


 202108111523.jpg

 【2021年発売】

 【27インチ】

 12・BenQ MOBIUZ EX2710S
  ¥35,800 Amazon.co.jp (2/8執筆時)

 13・BenQ MOBIUZ EX2710S-JP
  ¥36,500 楽天市場 (2/8執筆時)

 【24.5インチ】

 14・BenQ MOBIUZ EX2510S
  ¥39,182 Amazon.co.jp (2/8執筆時)

 15・BenQ MOBIUZ EX2510S-JP
  ¥37,838 楽天市場 (2/8執筆時)

リフレッシュレート:最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/m2
パネル: IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:2ms (GtoG)
HDR:HDR 10
USB給電:  
接続端子:HDMI2.0×2 DP
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー: 2.5W×2
保証期間: 1年(本体は3年)

 EX2710Sも、BenQのフルHD解像度のゲーミングモニターです。

 こちらも、末尾-JPの型番のみ、1ヶ月限定のドット欠け(常時点灯)の交換保証があります。黒点(常時消灯)の保証はないですし、期間も短いので、値段で決めてOKです。

 202108111526.jpg

 画面サイズは、24.0インチ27インチがあります。

 結構なサイズ差ですが、値段はあまり変わりません。

 設置スペースが許すならば、27インチでしょう。

 202310082232.jpg

 液晶パネルは、IPSです。

 TNパネルと比較すると、「目が疲れにくい」特性があります。

 また、TNのように不自然な色味がでないので、長時間利用する場合の眼精疲労軽減の部分で、高いメリットがあります。

 応答速度は、2ms(GtoG)です。

 スペックシートでは、MPRT値で1msと出ています。あまり浸透していない規格なので、比較する場合は、2msと考えた方が良いです。

 Fast-IPSの場合、1msですので、それよりは遅いパネルですが、この水準なら入門用として問題ないです。

 色空間は、sRGBで99%なので、鮮やかさの点では、広色域パネルではない、普通のIPSです。

 リフレッシュレートは、最大165Hzです。

 202010141110.jpg

 HDRは、HDR10対応です。

 ゲーム側がHDR対応ならば、輝度表現が向上します。

 さらに、本機は、HDRiという独自技術を入れています。

 内蔵の環境光センサーを利用しつつ、周囲の明るさに合わせてディテールを調整するので、暗部表現などに配慮しつつのHDR画質強化が行われます。

 標準画質のコンテンツも「HDRiエミュレート」で疑似的にHDRを再現できます。

  202010141102.jpg

 チラツキ対策は、 AMD FreeSync Premiumに対応します。

 上位対応なので、通常のチラツキとレスポンス改善効果のほか、低フレームレート表示時のカクツキの改善効果もあります。

 202108111537.jpg

 画質面での補整機能は、下位機と構成がことなります。

 第1に、「映像美」は、ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)が注目点です。

 輝度の調整技術の1つですが、露出オーバーにならない範囲で輝度を的確に調整します。

 結果的に、映像のコントラストを鮮明にする効果も期待できます。

 これに使われる環境光センサーは、照明の明るさだけでなく、照明の色温度も検知して調整します。そのため、実空間における調整力は、シンプルな明るさセンサーだけ搭載の機種より、本機は高いでしょう。

 201905201250.jpg 

 第2に、「目の優しさ」の部分では、この環境光センサーで、を利用して、室内光の照度と、明かりの色温度のに応じて輝度が調整されます。フリッカー対策もあります。

 結論的にいえば、環境光センサーが本機のポイントです。それを活かして、機能を強化している部分が良い部分です。

 ちなみに、テレビにも似たような機能があります。照明の色も見れる機種が出てきました、方向性は同じです。

 一方、「ゲーム」は、各種モードなどが充実しますが、黒挿入などの残像感軽減に関する補正はないです。

 接続端子は、HDMI2.0×2 DPです。

 HDMI端子は、2つともHDMI2.0なので、高リフレッシュレート対応です。

 202010141104.jpg

 ディスプレイスタンドは、多機能スタンドです。

 縦表示(ピボット)はできませんが、それ以外は可動幅も、高さ13cm、チルト角度(上20° 下5°)、左右(30°)と平均以上あり、そこそこ優秀です。

 スピーカーは、本機は2.5Wのステレオスピーカーです。

 他社も同じですが、出力が弱いので、基本的にはヘッドホンほか、【PCスピーカーの比較記事】で紹介したような製品を利用する方が良いでしょう。

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 以上、BenQEX2710Sの紹介でした。

 しかし、「目によいIPS液晶」で、高リフレッシュレートに対応し、スタンドの稼働性もあり、しかもこの価格という点で、費用対効果はある機種と言えます。

 とくに、環境光センサーを利用する方向性は、本機の独自性で、良い効果をもたらしそうです。

 結論的にいえば、普段は普通のゲームをするが、たまにFPSなどもするという方に向くでしょう。

 解像度の面で、フルHDで十分ならば、本機を「指名買い」でもよさそうです。

次回につづく!
入門ゲーミングモニターのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、入門グレードのゲーミングモニターの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

  202104261047.jpg

2・格安ゲーミングモニターの比較 (2)
 2-1:ASUS〈台湾〉
 2-2:アイオーデータ〈日本〉
 2-3:イイヤマ〈日本〉
 2-4:HP〈米国〉
 2-5:AOC〈台湾〉
3・格安ゲーミングモニターの比較 (3)
 3-1:ACER〈台湾〉
 3-2:JAPANNEXT〈日本〉  
 3-3:その他の製品〈各社〉
4・ゲーミングモニターの比較  
 4-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 続く2回目記事こちら)では、ASUSなどの入門グレードの機種を引き続きみていきます。

液晶のみやすさ   ★★★★★
スタンドの性能   ★★★★★
応答速度      ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証      ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 その上で、最終回となる結論編こちら)で、今回紹介した製品を含めて、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

ーー

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posted by Atlas at 19:44 | PC用液晶モニター

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