【今回レビューする内容】2025年 ポータブルブDVDプレーヤー・ポータブルBDプレーヤーの性能とおすすめ・選び方:テレビチュナー付き対応:子供用 車載用 自宅用のブルーレイの機種野違いと性能ランキング
【比較する製品型番】グリーンハウス GH-PDV7RBC GH-PDV7R-BK GH-PDV9RC-BK GH-PDV10PC GH-PDV10PTC-BK GH-PBD11B-BK GH-PBD11BT-BK GH-STM11A-BK GH-GSK11A-BK GH-STM11TA-BK GH-PBD14B-BKなど GH-PBD9A-BK GH-PBD9AC-BK GH-PDV10P-BK GH-PBD9AED-BK GH-ECPBD9A-BK GH-PBD11Y-BK GH-PDV14BTG-BK GH-GSK11TA-BK GH-PBD11CB-BK ダイニチ電子 Wizz WPD-BT1070 WPD-S1001 WPB-S1006 WPD-S940 MPD-SW1010 ダイアモンドヘッド OVER TIME OT-MFT90AK OT-TVD154AK OT-TVD19 アーウィンジャパン HAK-14 ベルソス VS-GDV101E VS-S141M VS-S1400M 山善 YAMAZEN キュリオム CPD-M114TMR(B) CPD-M101(B) CPD-M101TMDR(B) アイリスプラザ neXXion FV-P1013W FV-P1013B 高橋国際商事 TAKA WORLD BW-14BD BW-16BD BM-10BD BM-F10BD ほか
今回のお題
ポータブルDVDプレーヤーのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今日は、2025年6月現在、最新のポータブルBD・DVDプレーヤーの比較です。
1・ポータブル BD DVDプレーヤーの比較
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:DVDプレーヤー 〈8〜11型〉
1-3:DVDプレーヤー 〈14型以上〉
2・ポータブルBD DVDプレーヤーの比較
2-1:DVDプレーヤー 〈19型〉
2-2:BDプレーヤー 〈各サイズ〉
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
DVD専用プレーヤーと ブルーレイ対応のDVDプレーヤーにわけながら、順番に見ていきます。
テレビチュナー付属で、テレビも見れるモデルや、バッテリー駆動モデル、車載特化モデルなど、色々な種類を扱います。
ただし、パナソニックの防水型のポータブルブルーレイについては、カテゴリ的にはテレビに分類されます。
そのため、今回とは別の【防水テレビの比較記事】のほうで、詳しく書いています。
1・ポータブルプレーヤーの比較記事
2・ブルーレイプレーヤーの比較記事
3・ブルーレイレコーダーの比較記事
加えて、液晶画面が伴わないタイプについても別記事です。
上記2番の【ブルーレイプレーヤーの比較】記事をご覧ください。
液晶のみやすさ ★★★★★
自動車での利用 ★★★★★
子どもの利用 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
テレビ視聴 ★★★★★
ネット動画再生 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように、各製品を比較します。
そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
1-1・ポータブルプレーヤーの選び方の基本
・グリーンハウス〈日本〉
・ダイニチ電子〈日本〉
はじめに、ポータブルBD・DVDプレーヤーの「選び方の基本」からです。
この家電は、需要が減った結果、SONY、東芝を含めて有名な「日本の大手家電メーカー」は、現在生産から撤退しています。
今では、PC周辺機器メーカーのグリーンハウスが、トップシェアです。
そのほか、カー用品店向けの日本のダイニチ電子・ダイアモンドヘッドにプレゼンスがあります。あとは、ネットで直販する中国企業と、TVチューナー付については(B-CASカードの関係で)日本の中小の輸入商社を経由した海外製品と目立つ状況です。
「完成された家電」ではあるため、格安モデルでも「ハズレを引くことは少ない」です。
ただし、モニター解像度などの「画質」面や、「テレビ視聴機能」「車載機能」「バッテリー量」など、細かい部分を見ると「安い理由」がみられる製品が多いのも事実です。
とくに格安モデルは、しっかりスペックを公開しない(あるいはあやふや)な製品も多く、「ハズレを掴ませられる」可能性も「なきにしもあらず」です。
特に注意すると良いのがモニターの解像度です。
10型・15型など、パネルの大きさに目が行きがちです。
しかし、画質優先である程度考えたいならば(ノートPCなどと同じで)、その解像度に注目するべきでです。
上表は、DVDメディア・ブルーレイメディアに記録された映像データの解像度です。
注目して欲しいのは、縦横比と解像度です。
縦横比(=アスペクト比)は、現代の映像はどれも、TVのサイズにあわせ「16:9」の縦横比で収録しています。
解像度は、DVD映像の場合、853×480(変数あり)以上、ブルーレイ映像/地デジの場合、1920×1080です。
これをふまえて、もうひとつ表をみます。
こちらの表は、最近のDVDプレーヤーに搭載される主なパネル解像度です。
先ほどのデータと突き合わせつつ、少し解説します。
第1に、800×480パネルです。
格安品によく搭載されるものです。
この解像度は、「16:9」だとDVD画質をそのまま表示できないレベルです。
第2に、1024×600パネルです。
質の良い、中級のDVD専用プレーヤーにみられます。
この場合、解像度(走査線)はDVD水準を越えるので、画質劣化はないです。
縦横比が「16:9」からすこし外れますが、上下に黒帯を入れるような出力設定(LB:レターボックス)で、通常の比率でみれます。
第3に、1280×600パネルです。
一部の海外製などに見られます。
縦横比が「16:10」ですから、ビジネスPC用のパネルを流用した製品です。
HD画質(ハイビジョン)の水準(1280×720)はクリアしますが、縦横比が合わないので、画像を出すと画面の隅に黒帯がやや多めに出る傾向です。
これ以上のパネルサイズならば、特段、言及するべき問題はないです。
----
結論的にいえば、DVD専用プレーヤーの場合1024×600パネルが、BDプレーヤーの場合、あるいは、DVDプレーヤーでもフルセグ(地上波)チューナーを搭載する製品は、1366×768パネルなら、及第点です。
本文中にも書きますが、それ以外を採用した機種は「何らかのコスト的事情」があると疑われる場合が多いです。
ーーー
というわけで、DVDプレーヤーの「選び方の基本」の紹介でした。
1・ポータブル BD DVDプレーヤーの比較
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:DVDプレーヤー 〈8〜11型〉
1-3:DVDプレーヤー 〈14型以上〉
2・ポータブルBD DVDプレーヤーの比較
2-1:DVDプレーヤー 〈19型〉
2-2:BDプレーヤー 〈各サイズ〉
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
以下では、冒頭書いたように、小さめのDVDプレーヤーから順番に、各社の製品をみていきます。
1-2・小型ポータブルDVDプレーヤー
はじめに、ポータブルDVDプレーヤーのうち、11型以下の小さめの製品の紹介からです。
軽量で価格が安いモデルが多いです。
---
なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思うポイントを青字で記していきます。
【2021年発売】
【7インチ】(GHPDV7RBCBK)
1・グリーンハウス GH-PDV7RBC
¥8,980 楽天市場 (6/2執筆時)
2・グリーンハウスGH-PDV7R-BK
¥7,920 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
重さ:0.54kg
【9インチ】(GHPDV9RCBK)
3・グリーンハウス GH-PDV9RC-BK
¥11,980 楽天市場 (6/2執筆時)
4・グリーンハウス GH-PDV9R-BK
¥9,980 楽天市場 (6/2執筆時)
解像度:WVGA(800×480)
重さ:0.78kg
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:乾電池ほか(最大5時間)
充電時間:ーーー
GH-PDVシリーズは、日本のグリーンハウスの製品です。
パソコン周辺機器販売の老舗ですが、DVDプレーヤーも昔から多く展開します。
なお、各サイズとも2系統の型番がありますが、流通ルートの違いであり、基本性能は同じです。
画面サイズは、7インチ(15.5×8cm)と9インチ(19.8×11.2.cm)です。
幅で言えば、4cmほどの違いです。
ニーズに合わせてで良いですが、7インチだと大きめなスマホとほぼ同じ大きさですので、かなりの近接視聴になるでしょう。
本体デザインは、左右に180度、上下に90度回転できる柔軟性が自慢です。
完全に折りたたんでタブレットのようにできます。
後述するように、この状態にして、車のヘッドレストに取り付けることも可能です。
解像度は、7インチ機がW-SVGA 1024×600)です。
先述のように、DVDプレーヤーの場合、この解像度があれば問題ありません。
しかし、9インチ機は、800×480で、DVDの記録解像度に満たない水準です。
画面サイズも大きいため、この部分は難点かと思います。
とくに、USBやSDカードなどに保存した高解像度動画を再生する場合は、物足りないと感じるでしょう。
パネルは、液晶ですが、種類の説明はありません。
このサイズのパネルだとVAはあまりなく、ADSを含むIPS系か、あるいはTNです。
開示も視野角などの示唆もない場合、格安なTNの場合が多いです。
実際IPSを明記する機種は、東芝の撤退以後、現行機では(Atlasが知る限り)ないので。
ただ、画面サイズが小さめなDVDプレーヤーの場合は、テレビに比べれば問題にならないとは言えます。
視聴できるメディアは、DVDです。
この機種は、USB端子とSDカードスロットも装備します。
【32GB】
・Transcend TS32GSDC300S-E
¥1,090 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
・ANKER SDカードリーダー
¥940 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
外部スロットは、USB端子とSDカードスロットを装備です。
グリーンハウスの場合、MPEG1 とMPEG2 ならば、動画ファイルの再生にも対応できます。
そのため、PCなどでダウンロードし、保存した画像はとくに綺麗に見られます。
USB・SDカードとも、32GBまで対応できます。
SDカードは、本体に収納できますし、利用するならそちらが便利かと思います。
PC用のリーダーも必要ならば入手しておきましょう。
TVチューナーは、ありません。
【Amazon.co.jp限定】
・パナソニック eneloop Pro 単3電池
¥2,160 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
・パナソニック エネループ 急速充電器
¥2,580 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
バッテリーは、乾電池(単3ニッケル水素電池)を利用する場合、最大5時間です。
8本必要なのでエネループProなどの、普通より長持ちするタイプの充電池を利用すると良いでしょう。
電池を入れると、8本で200g程度の重さが増えます。9インチ機だと、総重量は1kgほどになります。
電源は、そのほか、ACアダプタ・シガーソケットに対応でします。
さらに、USBポート経由で、モバイルバッテリーの利用にも対応します。
スマホ用などのUSBバッテリーを利用する場合の持続時間は、非開示です。
ただ、単3ニッケル水素電池ならば、8本で約15000mAhほどの蓄電容量です。
それをふまえると、20000mAhあたりのバッテリーなら、(減衰をふまえても)同程度か、それより長く使えそうです。
バッテリーについては、上のリンク記事で紹介していますので、よろしければ、ご覧ください。
自動車での利用は、シガーアダプタ経由での利用に対応します。
ヘッドレスト取付キットと、リモコンも付属します。
初心者でも簡単に設置できる点で、車にも向く機種です。
ヘッドホン出力端子が付きますが、カーオーディオと接続するにはパワー不足でしょう。
ご家庭のTVでの利用は、付属AVケーブル(1.3m)で可能です。
---
以上、グリーンハウスのGH-PDVシリーズの紹介でした。
USBやSDカード経由で動画が扱える部分のほか、モバイルバッテリーで使える部分が「売り」と言えます。
特にモバイルバッテリーでの充電に対応するのは、キャンプ用などとしてわりと良い仕様に思えます。
車載のしやすさも良い部分です。
後部のヘッドレストに付ける場合、手元で見るわけではないので、7インチだとかなり小さく視認性が悪く、目にもあまり良くないでしょう。
やはり、9インチモデルがおすすめです。
ーーー
なお、7〜10インチ前後の製品はグリーンハウス他からもかなりの数がでます。
以下、違いを簡単にみておきます。
【2024年発売】
【7インチ】
5・山善 キュリオム CPD-N70(B)
¥6,616 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
重さ:0.6kg
【9インチ】
6・山善 キュリオム CPD-N90(B)
¥8,653 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
解像度:WVGA(800×480)
重さ:0.81kg
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:乾電池ほか(最大5時間)
充電時間:ーーー
第1に、山善のCPD-N70(B) です。
日本の大手輸入商社の製品です。
筐体は、1つ上でみた山善とほぼ同じですので、供給元は同じでしょう。
ただ、給電について、USBからの充電に対応しない点が目に付く違いです。
あとは、CDのリッピングができる記載があるのが割と珍しいかと思います。
PCがあれば不要ですが、最近ドライブがない製品も多いので、ニーズはあるかなと思います。
ーーー
【2021年発売】
【10インチ】
7・グリーンハウス GH-PDV10PC-BK
¥14,527 楽天市場 (6/2執筆時)
8・グリーンハウス GH-PDV10P-BK
¥14,879 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大2.5時間
充電時間:約4時間
重さ: 0.96kg
第2に、グリーンハウスのGH-PDV10PCです。
型番が2系統ありますが、性能は同じです。
画面サイズは、10インチです。
こちらは、乾電池非対応で、内蔵バッテリーにしている製品です。
1kg前後と少し重めになりますが、乾電池を入れた状態の先ほどの機種と比べれば同じほどですし、あまり問題ないです。
その上で、これらの機種も、モバイルバッテリーにも対応できるほか、車載のしやすさも同じです。ワンセグは未付属です。
--
結論的にいえば、バッテリー運用したい場合、少し値段は高いですが、本機でも良いでしょう。
ーーー
【2021年発売】
【10インチ】〈TV対応〉
9・グリーンハウス GH-PDV10PTC-BK
¥(18,980) 楽天市場 (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
TVチューナー:あり
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:約2.25時間
充電時間:約3時間
重さ:0.95kg
第3に、GH-PDV10PTCです。
10インチモデルの上位機です。
本機はの場合、TVチューナーを装備します。
図のようなロットアンテナを搭載し、地デジとワンセグの受信が可能です。
家庭のアンテナ線を利用して引き込むこともできます。
地デジ(フルセグ)の解像度はフルハイビジョン(1920×1080)です。
やはり、1024×600という「多少高詳細なディスプレイ」を採用することに、意味が出ています。
一方、TVチューナーに必要な電圧の関係か、モバイルバッテリーは非対応です。
内蔵バッテリーも、DVDなら2時間15分の保ちですが、テレビをみる場合は、約1.5時間に制限されます。
その点で言えば、車載か、ACアダプタでの利用が原則になるでしょう。テレビが不要ならば使い勝手は、先ほどの機種のほうが良いと思います。
ーー
【10.1インチ】〈TV対応〉
10・ ベルソス VS-GDV101E
¥11,480 楽天市場 (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
TVチューナー:あり
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:約1.5時間
充電時間:約4時間
重さ:0.9kg
第3に、VS-GDV101Eです。
他社ですが、広島のペルソスがだす製品で、1つ上の機種と同じ解像度の製品です。
比べると、バッテリーの保ちが良くないと言えます。
ワンセグ対応の場合、DVDも含めて持続時間が短くなる機種が多いです。
ーー
【2021年発売】
【10.1インチ】
11・ アイリスプラザ neXXion FV-P1013W
11・ アイリスプラザ neXXion FV-P1013B
¥8,880 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
TVチューナー:あり
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大約3時間
充電時間:約4時間
重さ:0.95kg
第4に、 FV-P1013です。
アイリスオーヤマが、他社製品を売る場合の「アイリスプラザ」で売られます。
製造は、neXXion です。
パネルは、こちらも10.1型(1024×600)です。
筐体もボタンが多いよく見る汎用形態で、同じです。
バッテリーは、最大3時間との表記です。
重さもほぼ同じですが、ワンセグ非対応というのが、他社機と比べる場合注意点です。
電源は、ACアダプタ、シガーアダプタでも使えますが、電池は対応しません。
後部座席向けの車載用バッグは付属です。
--
結論的にいえば、比較的安めの製品で、バッテリー対応製品を探している方で、TV不要ならば、選択肢にできそうです。
ーーー
【2023年発売】
【9インチ】(4電源)
12・ダイアモンドヘッド OVER TIME OT-MFT90AK
¥12,610 楽天市場 (6/2執筆時)
解像度:WVGA(800×480)
バッテリー:約3時間
充電時間:約5-6時間
重さ:0.9kg
【10.1インチ】(3電源)
13・ダイアモンドヘッド OVER TIME OT-MFT90AK
¥11,119 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
バッテリー:約2時間
充電時間:約3.5時間
重さ:0.94kg
解像度:1024×600
TVチューナー:あり
ブルーレイ:
スロット:SD/USB(最大16GB)
音楽再生:CD MP3 WMA
第5に、OVER TIME OT-MFT90AK などです。
自動車周辺機器が得意なダイヤモンドヘッドが出す製品です。
9インチ機は、グリーンハウスにもあった、モバイルバッテリーが使える4電源対応です。
比較する場合、給電用のUSB端子が(丸い)USB-C形状にしているのが目立ちます。
15W給電あれば足りるので、普通のMicroUSB(USB-A)でも間に合うのですが、【ポータブルUSBバッテリーの比較】で書いたように、大容量モデルはUSB-Cの搭載が当たり前になってきていることもあり、便利と言えば便利です。
画面解像度は、ただ、800×480です。
DVDの記録解像度に満たない水準ですので、その部分で、あまりおすすめしません。
10.1インチ機は、1024×600ですが、USBバッテリー非対応です。
その上で、他社より、若干バッテリーの保ちが弱い表記なのが少し気になりました。
【2021年発売】【10.1インチ】
14・ダイニチ電子 Wizz WPD-BT1070
¥14,984 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大4.5時間
充電時間:約4.5時間
重さ:1.1kg
Wizz WPD-BT1070 は、日本のダイニチ電子が発売するDVDプレーヤーです。
同社もDVDプレーヤーを一定数だします。昔は、Android搭載機(DV-PTB1080 )もありましたが、終売になったので、本機が事実上の同社の「最上位機」です。
画面サイズは、10.1インチです。
本体は他社機のように、回転してタブレット形状にもなる仕様です。
解像度は、1024×600です。
説明は繰り返しませんが、この解像度ならば、DVD視聴において問題ありません。
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、USB端子があります。
動画のフォーマットは、MPEG1 MPEG2には対応しますので、 PCなどでダウンロードした動画などの再生に対応できます。
バッテリーは、内蔵型です。
画面がさほど大きくない部分で、DVD再生は4.5時間と長寿命です。
充電も3時間と結構速いです。
自動車での利用は、他社にもみられた車載用ベルトを装備します。
シガーアダプタも装備されるので、普通に設置できるでしょう。。
ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。
ただし、HDMI端子は非搭載ですので画質は期待できません。
ネットワークは、Bluetootが内蔵です。
イヤホンなどをワイヤレスに利用できる点で、何かしらのニーズがあるかもしれません
ただ、コーデックが、SBCだけです。
遅延するので、口パクのズレなどが起こりやすい方式です。
動画視聴を主とする機種なので、使うにしても、有線イヤホンのが良いかとは思います。
あとは、バッテリー充電スイッチがあり、ACアダプタやシガープラグを利用時に、電池の劣化を防げる仕様である部分が、(ややマイナーながら)特徴です。
---
以上、ダイニチ電子のWPD-BT1070の紹介でした。
Bluetoothを「業界初」搭載したという売り文句の機種です。
ただ、遅延という欠点ががあるので、他社は搭載していないとも言えるので、この部分は微妙です。
ーー
【2021年発売】(24年追加)
【9インチ】(800x480)
15・ダイニチ電子 Wizz WPD-S940
¥12,800 楽天市場 (6/2執筆時)
【10.1インチ】(1024×600)
16・ダイニチ電子 M's CORTE MPD-SW1010
¥9,280 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
17・ダイニチ電子 Wizz WPD-S1001
¥14,930 楽天市場 (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大4.5時間
充電時間:約3時間
重さ:1kg
このほか、ダイニチ電子からは、Bluetooth機能がない機種の販売もあります。
先述のように、Bluetoothは欠点があるので、同社の製品から選ぶとしても、これらの下位機種で良いかと思います。
【2021年発売】【10.1インチ】
18・ダイニチ電子 Wizz WPD-BT1070
¥14,983 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大4.5時間
充電時間:約4.5時間
重さ:1.1kg
Wizz WPD-BT1070 は、日本のダイニチ電子が発売するDVDプレーヤーです。
同社もDVDプレーヤーを一定数だします。昔は、Android搭載機(DV-PTB1080 )もありましたが、終売になったので、本機が事実上の同社の「最上位機」です。
画面サイズは、10.1インチです。
本体は他社機のように、回転してタブレット形状にもなる仕様です。
解像度は、1024×600です。
説明は繰り返しませんが、この解像度ならば、DVD視聴において問題ありません。
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、USB端子があります。
動画のフォーマットは、MPEG1 MPEG2には対応しますので、 PCなどでダウンロードした動画などの再生に対応できます。
バッテリーは、内蔵型です。
画面がさほど大きくない部分で、DVD再生は4.5時間と長寿命です。
充電も3時間と結構速いです。
自動車での利用は、他社にもみられた車載用ベルトを装備します。
シガーアダプタも装備されるので、普通に設置できるでしょう。。
ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。
ただし、HDMI端子は非搭載ですので画質は期待できません。
ネットワークは、Bluetootが内蔵です。
イヤホンなどをワイヤレスに利用できる点で、何かしらのニーズがあるかもしれません
ただ、コーデックが、SBCだけです。
遅延するので、口パクのズレなどが起こりやすい方式です。
動画視聴を主とする機種なので、使うにしても、有線イヤホンのが良いかとは思います。
あとは、バッテリー充電スイッチがあり、ACアダプタやシガープラグを利用時に、電池の劣化を防げる仕様である部分が、(ややマイナーながら)特徴です。
---
以上、ダイニチ電子のWPD-BT1070の紹介でした。
Bluetoothを「業界初」搭載したという売り文句の機種です。
ただ、遅延という欠点ががあるので、他社は搭載していないとも言えるので、この部分は微妙です。
【2024年発売】【11.4インチ】
(ツインモニター 2台)
19・山善 キュリオム CPD-M114TMR(B)
¥18,826 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
(シングルモニター 1台)
20・山善 キュリオム CPD-M101(B)
¥10,900 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
(シングルモニター 2台)
21・山善 キュリオム CPD-M101TMDR(B)
¥17,800 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
解像度:W-SVGA (1024×600)
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SD・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:
充電時間:
重さ:950g
CPD-M114TMRは、山善のキュリオムブランドの11.4型のDVDプレーヤーです。
こちらは単体販売もありますが、単体だと特に特長はない製品です。
ただ、ツインモニター仕様は、言いかえれば「メイン+サブモニター」なので、同じDVD動画が、車載の場合2席で見れる部分が面白いです。
画面サイズは、11.4インチです。
サイズ展開的に、TNであることは確定的です。
ただ、ここは他社もだいたいそうです。ツインならば、視野角の部分は問題ないでしょうし。
解像度は、1024×600です。
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、USB端子とSDカードスロット(最大32GB)までです。
バッテリーは、未付属です。
本機は、シガープラグで、電源を取る方式になります。
車載用ベルトを装備しており、それ専用といえます。
入力は、AV入力もあります。
市販の入出力アダプターを使えば、スマホなどから、前方のナビと同じ映像も入力できそうですが、そのあたりは、ノーフォローです。
---
以上、山善の CPD-M114TMRの紹介でした。
ツインモニター仕様のものは、お子さんが後部に2人座るようなご家庭には、割と良いように思います。
かなりニッチですが、ニーズはあるでしょう。
1-3・中型のポータブルDVDプレーヤー
続いて、ポータブルDVDプレーヤーのうち、画面が14型以上の中型製品をみていきます。
【2023年発売】(加筆予定)
【14インチ】(TVチューナー付)
22・ WIS AS-14TVR01
¥25,980 楽天市場 (6/2執筆時)
解像度:ハイビジョン(1366×768)
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:USB SD
音楽再生:CD MP3 WMA
バッテリー:最大2時間
充電時間:約4時間
重さ:1500g
AS-14TVR01 は、 WIS が販売する製品です。
京都でテレビなどを輸入販売する会社です。格安テレビでも製品をちらほら見ます。
画面サイズは、14型です。
重さは、1500gです。
持ち運べないこともないですが、基本、室内用でしょう。
解像度は、ハイビジョン画質(1366×768)です。
画面が大きいですので、他機より良い水準にしています。
TVチューナーは、搭載です。
ワンセグ・フルセグ搭載で、付属のロッドアンテナを利用します。
フルセグ機の場合、B-CASカード(miniB-CAS)取得の関係で、日本企業製品として販売する場合がほとんどなので、その類の製品です。
録画機能は、本機の特色の1つです。
USBスロットに、このブログの【USBフラッシュメモリーの比較】で書いたようなPC用のメモリーカードを挿して、そこに地デジ(フルセグ)を録画できます。
ただ、この部分は、量販店の広告で機能説明がある一方、説明書で仕様が確認できないので、評価保留とします(確認中)
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、USB・SDがあります。
再生機能は、個性があります。
本機は早見機能があります。音声付きで、1.5倍速で再生できるので、「タイパ」重視の方には良いでしょう。ただし、字幕は出ません。
なお、音楽CDのリッピング保存もできます。
バッテリーは、内蔵型です。
ただ、DVD再生で2時間ですので、量は少なめです。
充電は4時間です。ACアダプタも付属ですので、常時利用も可能です。
自動車での利用は、シガーアダプタと車載用バッグが付属し、対応します。
リモコンは、付属します。
---
以上、WISのAS-14TVR01 の紹介でした。
DVDプレーヤーはあまり個性がない機種が多いですが、早見は1つの個性でしょう。
レコーダーでも最近では流行りの機能ですし、仕様としては良いように思います。
ーーー
なお、14インチ前後の製品は、最近、各社から輸入モデルが結構出ています。
ざっと確認しておきます。
【2023年発売】
【14インチ】(TVチューナー付)
23・アズマ EAST EA-PD14FSA
¥13,980 楽天市場 (6/2執筆時)
【14.1インチ】(TVチューナー付)
24・ベルソス VERSOS VS-S141M
¥15,800 楽天市場 (6/2執筆時)
解像度:ハイビジョン(1366×768)
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:USB SD
音楽再生:CD MP3 WMA
バッテリー:最大2.5時間
充電時間:約3.5時間
重さ:1575g
第1に、アズマのEAST EA-PD14FSA です。
こちらも、ハイビジョン解像度で、フルセグ対応の14インチ機です。
ただし、早見機能はなく、USBに対する録画機能もないです。
加えて、画面解像度の情報が非公開です。
おそらく、他機と同じでしょうが、最低減の情報を出していない製品の場合、出所の部分を含めて製品信頼性は期待できないと言えます。
また、ペルソスが販売する製品も、14.1型表記ですが、仕様はほぼ変わりません。
ーーー
【2023年発売】
【14インチ】
25・アーウィンジャパン HAK-14
¥9,999 楽天市場 (6/2執筆時)
【14インチ】
26・ベルソス VERSOS VS-S1400M
¥9,780 楽天市場 (6/2執筆時)
解像度:ハイビジョン(1366×768)
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB SD
音楽再生:CD MP3 WMA
バッテリー:最大2時間
充電時間:約4時間
重さ:1500g
第2に アーウィンジャパンのHAK-14です。
本機も、解像度も同じで、仕様は似ます。
ただし、TVチューナーほか、録画機能・早見機能がないです。
ペルソス機も同様です。
ーー
【2023年発売】
【14インチ】(TVチューナー付)
27・グリーンハウス GH-PDV14BTG-BK
¥10,978 GEO限定 (6/2執筆時)
解像度:
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:USB SD
音楽再生:CD MP3 WMA
バッテリー:
充電時間:
重さ:(2350g)
第3に、GH-PDV14BTG-BKです。
この分野では大手と言えるグリーンハウスの製品ですが、GEO限定の製品です。
こちらも、執筆時、ほとんどスペックに関する情報がない製品です。
TVチューナーは、搭載です。
ただ、早見機能などはなく、USBに対する録画もないです。
解像度は、写真からみると、1366×768でしょう。
バッテリー持続時間については、何とも言えません。
重量も、公開されているのは、発送重量のような気がします。
いずれにしても、スペックがしっかり出ていない製品は、あまりおすすめしません。
【2021年発売】【15.4インチ】
28・ ダイアモンドヘッド OVERTIME OT-TVD154AK
¥14,659 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
解像度:WXGA (1280×800)
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:SD・USB端子
バッテリー:最大2時間
充電時間:約4時間
重さ:1.95kg
OVER TIME OT-TVD154AKは、ダイアモンドヘッドが販売するDVDプレーヤーです。
同社の家電は、roommateブランドが有名ですが、車載用品はこの名前で売ることも多いです。
画面サイズは、大画面ノートPCと同じ15.4インチです。
構造は、本機もヒンジが回転される仕様です。
タブレット状にして、車載に対応できます。
解像度は、注意点と言えます。
本機は、WXGA (1280×800) です。
記事の冒頭書いたように、縦横比が16:10のPC用のパネルを流用しています。
テレビ映像(DVD)は16:9の縦横比なので、画面の四隅に黒帯がやや多めに出ます。
本機も、HD画質(1280×720)は超える水準ですが、黒帯がでる部分で「少し損した気分」になります。
ただ、アスペクト比は固定できるため、伸びたような映像にはならないでしょう。
TVチューナーは、搭載です。
ワンセグ・フルセグ搭載で、付属のロッドアンテナを利用します。
ただ、簡易アンテナなので、できれば自宅のアンテナ端子などに引き入れるべきでしょう。
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、SDカード・USB端子があります。
バッテリーは、内蔵型です。
ただ、DVD再生で2時間ですので、利用可能時間は少なめです。
本体が大きく重いだけに、大容量のものが詰めそうですが、やはり、画面サイズが大きいと、消費量も多いからだと言えます。
自動車での利用は、大画面ながら想定があります。
本機は、車載用バッグが付属し対応します。
15インチなので、最近タクシーに付いている後部モニターくらいのサイズです。
車載用DCアダプター(12V)が付属しますので、シガーソケット経由で取り付けられます。
ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。
ただし、HDMI端子は非搭載ですので画質は期待できません。
そのほか、リモコンとイヤホンも付属します。
---
以上、OVER TIME OT-TVD154AKの紹介でした。
PCパネルの流用で格安に出していると言える大画面機といえます。
先述のように、変則的な解像度のパネルを利用しますが、アスペクト比自体は固定設定できるので、DVDにせよ、テレビ視聴にせよ、画質面で問題は少ないでしょう。
ただ、これは他社機もですが、15インチを超える大画面だと、パネル(とバックライト)の種類に由来する画質差も大きいです。
基本的にDVDプレーヤーは、視野角の部分で劣るTNパネル採用機しか見られないため、普通の「テレビ並みに綺麗」なわけではない点は言及しておきます。
・19v-22v型の小型液晶TVの比較
サイズ:幅50cm×高さ30cm
・10v-15v型の超小型防水TVの比較
サイズ:幅26cm×高さ20cm
言い換えれば、テレビの代用にはならないと言えます。
とりあえず、このサイズを家庭内で利用することを考えている方で、「画質重視」で活きたい場合は、「小さなテレビ」も合わせて検討対象にしてください。
以上の記事で見ています。
次回に続く
ポータブルプレーヤーのおすすめは結論的にこれ!
というわけで今回は、ポータブルプレーヤーの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。
2・ポータブルBD DVDプレーヤーの比較
2-1:DVDプレーヤー 〈19型〉
2-2:BDプレーヤー 〈各サイズ〉
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
液晶のみやすさ ★★★★★
自動車での利用 ★★★★★
子どもの利用 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
テレビ視聴 ★★★★★
ネット動画再生 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
次回の2回目記事(こちら)では、グリーンハウスほかのBDプレーヤータイプをみていきます。
その後、ここまで紹介してきた全機種から、改めて、いつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
---
記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。