【今回レビューする内容】2024年 ポータブルブDVDプレーヤー・ポータブルBDプレーヤーの性能とおすすめ・選び方:テレビチュナー付き対応:子供用 車載用 自宅用のブルーレイの機種野違いと性能ランキング
【比較する製品型番】東芝 REGZA SD-P710 SD-P910S グリーンハウス GH-PDV7RBC GH-PDV9RC-BK GH-PDV10PC GH-PDV10PTC-BK GH-PBD11B-BK GH-PBD11BT-BK GH-PBD11BC-BK GH-PBD11BTC-BK GH-PBD9A-BK GH-PBD9AC-BK GH-PDV10P-BK GH-PBD9AED-BK GH-ECPBD9A-BK GH-PBD11Y-BK GH-PDV14BTG-BK GPD09B1BK2GPD09BT2BK ダイニチ電子 Wizz WPD-BT1070 WPD-S1001 WPB-S1006 WPD-S940 MPD-SW1010 ダイアモンドヘッド OVER TIME OT-MFT90AK OT-TVD154AK OT-TVD154AK OT-FTD17AK OT-TVD19AK Topcony 17.9型 TY-151AKART Astance AK-TDV14R AK-TDV101R アーウィンジャパン HAK-14 ベルソス VS-GDV101E VS-S141M VS-S1560M VS-S1400M YAMAZEN キュリオム TMB-L133R(B) アイリスプラザ neXXion FV-P1013W FV-P1013B 高橋国際商事 TAKA WORLD BW-14BD BW-16BD BM-10BD BM-F10BD ほか
今回のお題
ポータブルDVDプレーヤーのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今日は、2024年9月現在、最新のポータブルBD・DVDプレーヤーの比較です。
1・ポータブルDVDプレーヤーの比較
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:DVDプレーヤー 〈7-15インチ〉
2・ポータブルBDプレーヤーの比較
2-1:BDプレーヤー 〈9-13インチ〉
2-2:最終的なおすすめの提案【結論】
DVD専用プレーヤーと ブルーレイ対応のDVDプレーヤーにわけながら、順番に見ていきます。
テレビチュナー付属で、テレビも見れるモデルや、バッテリー駆動モデル、車載特化モデルなど、色々な種類を扱います。
ただし、パナソニックの防水型のポータブルブルーレイについては、カテゴリ的にはテレビに分類されます。
そのため、今回とは別の【防水テレビの比較記事】のほうで、詳しく書いています。
1・ポータブルプレーヤーの比較記事
2・ブルーレイプレーヤーの比較記事
3・ブルーレイレコーダーの比較記事
加えて、液晶画面が伴わないタイプについても別記事です。
上記2番の【ブルーレイプレーヤーの比較】記事をご覧ください。
液晶のみやすさ ★★★★★
自動車での利用 ★★★★★
子どもの利用 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
テレビ視聴 ★★★★★
ネット動画再生 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように、各製品を比較します。
そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
1-1・ポータブルプレーヤーの選び方の基本
・東芝〈日本〉
・グリーンハウス〈日本〉
・ダイニチ電子〈日本〉
はじめに、ポータブルBD・DVDプレーヤーの「選び方の基本」からです。
この家電は、需要が減った結果、SONYを含めて有名な「日本の大手家電メーカー」は、2010年代にほぼ生産から撤退しています。
今では、PC周辺機器メーカーのグリーンハウスが、トップシェアです。大手では、東芝以外はすでに撤退です。
そのほか、カー用品店向けの日本のダイニチ電子・ダイアモンドヘッドにプレゼンスがあります。あとは、ネットで直販する中国企業と、TVチューナー付については(B-CASカードの関係で)日本の中小の輸入商社を経由した海外製品と目立つ状況です。
「完成された家電」ではあるため、格安モデルでも「ハズレを引くことは少ない」です。
ただし、モニター解像度などの「画質」面や、「テレビ視聴機能」「車載機能」「バッテリー量」など、細かい部分を見ると「安い理由」がみられる製品が多いのも事実です。
とくに格安モデルは、しっかりスペックを公開しない(あるいはあやふや)な製品も多く、「ハズレを掴ませられる」可能性も「なきにしもあらず」です。
特に注意すると良いのがモニターの解像度です。
10型・15型など、パネルの大きさに目が行きがちです。
しかし、画質優先である程度考えたいならば(ノートPCなどと同じで)、その解像度に注目するべきでです。
上表は、DVDメディア・ブルーレイメディアに記録された映像データの解像度です。
注目して欲しいのは、縦横比と解像度です。
縦横比(=アスペクト比)は、現代の映像はどれも、TVのサイズにあわせ「16:9」の縦横比で収録しています。
解像度は、DVD映像の場合、853×480(変数あり)以上、ブルーレイ映像/地デジの場合、1920×1080です。
これをふまえて、もうひとつ表をみます。
こちらの表は、最近のDVDプレーヤーに搭載される主なパネル解像度です。
先ほどのデータと突き合わせつつ、少し解説します。
第1に、800×480パネルです。
格安品によく搭載されるものです。
この解像度は、「16:9」だとDVD画質をそのまま表示できないレベルです。
第2に、1024×600パネルです。
質の良い、中級のDVD専用プレーヤーにみられます。
この場合、解像度(走査線)はDVD水準を越えるので、画質劣化はないです。
縦横比が「16:9」からすこし外れますが、上下に黒帯を入れるような出力設定(LB:レターボックス)で、通常の比率でみれます。
第3に、1280×600パネルです。
一部の海外製などに見られます。
縦横比が「16:10」ですから、ビジネスPC用のパネルを流用した製品です。
HD画質(ハイビジョン)の水準(1280×720)はクリアしますが、縦横比が合わないので、画像を出すと画面の隅に黒帯がやや多めに出る傾向です。
これ以上のパネルサイズならば、特段、言及するべき問題はないです。
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結論的にいえば、DVD専用プレーヤーの場合1024×600パネルが、BDプレーヤーの場合、あるいは、DVDプレーヤーでもフルセグ(地上波)チューナーを搭載する製品は、1366×768パネルなら、及第点です。
本文中にも書きますが、それ以外を採用した機種は「何らかのコスト的事情」があると疑われる場合が多いです。
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というわけで、DVDプレーヤーの「選び方の基本」の紹介でした。
以下では、頭書いたような順番で、各機をみていきます。
1-2・ポータブルDVDプレーヤー
はじめに、「ブルーレイに搭載しない」普通のポータブルDVDプレーヤーを比較します。このような製品は、搭載しない代わりに、軽量で価格が安いモデルが多いです。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思うポイントを青字で記していきます。
【2015年発売】
【7インチ】
1・東芝 REGZA SD-P710SW【白】
2・東芝 REGZA SD-P710SG 【緑】
3・東芝 REGZA SD-P710SP【ピンク】
4・東芝 REGZA SD-P710SL【シルバー】
¥13,716 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
解像度:1024×600(IPS液晶)
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大5時間
充電時間:約3時間
重さ:0.77kg
SD-P710S は、東芝のレグザシリーズに属するポータブルDVDプレーヤーです。
大手の家電メーカーでは、東芝が唯一製品展開を続けています。
画面サイズは、7インチ(15.5×8cm)です。
カーナビに良くあるサイズです。小型タブレットほどとの画面とも言えます。
液晶パネルは、IPS液晶を採用します。
液晶テレビや高性能PCにも使われる高視野角で見やすい液晶です。
今回紹介する機種では唯一のIPS液晶搭載タイプです。
画質だけで言えば、この機種が「最強」です。
文字まではっきり見えるので、洋画を字幕で観る方は特にオススメです。
解像度も、1024×600です。
冒頭書いたように、DVDプレーヤーとして、このスペックならば、全く問題ありません。
視聴できるメディアは、DVDです。
他社機も同じですが、DVD-Rなどご家庭で焼いたメディアにも搭載できます。
外部スロットは、USB端子が付属です。
ただ、映像再生は非対応です。
本機は、音楽ファイル(MP3)と、写真(jpeg)のみ再生対応です。
この部分を重視したい場合は、他社機を選ぶ方が良いでしょう。
バッテリーは、最大5時間の再生が可能です。
他機種と比較しても、「映画2本分」に相当する、良い数字です。
充電時間は、3時間です。
また、ご家庭で利用する場合は、AC電源(コンセント)でも利用可能です。
自動車での利用は、標準で対応しており、カーアダプター(シガーソケット用)が付属します。
ただし、7インチサイズと小画面です。基本的には、据え付けずに、子供などに持たせるなどして利用するタイプと考えてください。
リモコンは付属します。
車載用の取付アダプタなども未装備です。
ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。
ただし、HDMI端子非搭載ですので、画質は「アナログ画質」です。
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以上、東芝のSD-P710S の紹介でした。
今回紹介するDVDプレーヤーの中では、使われているパネルの品質(IPSパネル)の部分で最も高画質と言えます。
画面が7インチと小さいため、「1人で見るのに適した」高画質モデルですが、画質を重視するならば、選択肢として良いでしょう。
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【2021年発売】
【9インチ】
5・東芝 REGZA SD-P910S
¥13,800 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
解像度:800×480
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大5時間
充電時間:約3.5時間
重さ:1.1kg/1.2kg
そのほか、東芝からは、9v型と画面を一回り大きくしたモデルもあります。
上で見たSD-P710Sと比較する場合、SD-P910Sは、画面が大きいにもかかわらず、800×480と、解像度が悪化しています。
ただ、冒頭書いたように、DVD(ディスク)の解像度は720x480に過ぎないため、この部分は問題ありません。
しかし(広視野角の)IPS液晶ではないです。
他社機の多くもそのような仕様ですが「映像の美麗さ」を重視する場合、東芝では7インチが良いといは言えます。
【2021年発売】
【7インチ】(GHPDV7RBCBK)
6・グリーンハウス GH-PDV7RBC
¥8,980 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:1024×600
重さ:0.54kg
【9インチ】(GHPDV9RCBK)
7・グリーンハウス GH-PDV9RC-BK
¥11,980 楽天市場 (9/20執筆時)
8・グリーンハウス GH-PDV9R-BK
¥9,172 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:800×480
重さ:0.78kg
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:乾電池ほか(最大5時間)
充電時間:ーーー
GH-PDVシリーズは、日本のグリーンハウスの製品です。
パソコン周辺機器販売の老舗ですが、DVDプレーヤーも昔から多く展開します。
画面サイズは、7インチ(15.5×8cm)と9インチ(19.8×11.2.cm)です。
幅で言えば、4cmほどの違いです。
なお、9インチは2系統の型番がありますが、基本性能は同じです。
本体デザインは、左右に180度、上下に90度回転できる柔軟性が自慢です。
完全に折りたたんでタブレットのようにできます。
後述するように、この状態にして、車のヘッドレストに取り付けることも可能です。
解像度は、7インチ機が1024×600です。
先述のように、DVDプレーヤーの場合、この解像度があれば問題ありません。
しかし、9インチ機は、800×480で、DVDの記録解像度に満たない水準です。
画面サイズも大きいため、この部分は難点かと思います。
とくに、USBやSDカードなどに保存した高解像度動画を再生する場合は、物足りないと感じるでしょう。
パネルは、東芝と異なり、種類の説明はありません。
このサイズのパネルだとVAはあまりなく、VAを含むIPS系かTNです。
ただ、開示も視野角などの示唆もない場合、格安なTNの場合が多いです。
ただ、冒頭書いたように、IPSパネルを採用するのは東芝機くらいですし、画面サイズが小さめなDVDプレーヤーの場合は、テレビに比べれば問題にならないとは言えます。
視聴できるメディアは、DVDです。
この機種は、USB端子とSDカードスロットも装備します。
【32GB】
・Transcend TS32GSDC300S-E
¥990 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
・ANKER SDカードリーダー
¥990 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
外部スロットは、USB端子とSDカードスロットを装備です。
グリーンハウスの場合、MPEG1 とMPEG2 ならば、動画ファイルの再生にも対応できます。
そのため、PCなどでダウンロードし、保存した画像はとくに綺麗に見られます。
USB・SDカードとも、32GBまで対応できます。
SDカードは、本体に収納できますし、利用するならそちらが便利かと思います。
PC用のリーダーも必要ならば入手しておきましょう。
TVチューナーは、ありません。
【Amazon.co.jp限定】
・パナソニック eneloop Pro 単3電池
¥2,400 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
・パナソニック エネループ 急速充電器
¥2,820 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
バッテリーは、乾電池(単3ニッケル水素電池)を利用する場合、最大5時間です。
8本必要なのでエネループProなどの、普通より長持ちするタイプの充電池を利用すると良いでしょう。
電池を入れると、8本で200g程度の重さが増えます。9インチ機だと、総重量は1kgほどになります。
電源は、そのほか、ACアダプタ・シガーソケットに対応でします。
さらに、USBポート経由で、モバイルバッテリーの利用にも対応します。
スマホ用などのUSBバッテリーを利用する場合の持続時間は、非開示です。
ただ、単3ニッケル水素電池ならば、8本で約15000mAhほどの蓄電容量です。
それをふまえると、20000mAhあたりのバッテリーなら、(減衰をふまえても)同程度か、それより長く使えそうです。
バッテリーについては、上のリンク記事で紹介していますので、よろしければ、ご覧ください。
自動車での利用は、シガーアダプタ経由での利用に対応します。
ヘッドレスト取付キットと、リモコンも付属します。
初心者でも簡単に設置できる点で、車にも向く機種です。
ヘッドホン出力端子が付きますが、カーオーディオと接続するにはパワー不足でしょう。
ご家庭のTVでの利用は、付属AVケーブル(1.3m)で可能です。
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以上、グリーンハウスのGH-PDVシリーズの紹介でした。
USBやSDカード経由で動画が扱える部分のほか、モバイルバッテリーで使える部分が「売り」と言えます。
特にモバイルバッテリーでの充電に対応するのは、キャンプ用などとしてわりと良い仕様に思えます。
車載のしやすさも良い部分です。
後部のヘッドレストに付ける場合、手元で見るわけではないので、7インチだとかなり小さく視認性が悪く、目にもあまり良くないでしょう。
やはり、9インチモデルがおすすめです。
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なお、7〜10インチ前後の製品はグリーンハウス他からもかなりの数がでます。
以下、違いを簡単にみておきます。
【2024年発売】
【7インチ】
9・YAMAZEN キュリオム CPD-N70(B)
¥6,486 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
解像度:1024×600
重さ:0.6kg
【9インチ】
10・YAMAZEN キュリオム CPD-N90(B)
¥8,689 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
解像度:800×480
重さ:0.81kg
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:乾電池ほか(最大5時間)
充電時間:ーーー
第1に、山善のCPD-N70(B) です。
日本の大手輸入商社の製品です。
筐体は、1つ上でみた山善とほぼ同じですので、供給元は同じでしょう。
ただ、給電について、USBからの充電に対応しない点が目に付く違いです。
あとは、CDのリッピングができる記載があるのが割と珍しいかと思います。
PCがあれば不要ですが、最近ドライブがない製品も多いので、ニーズはあるかなと思います。
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【2021年発売】
【10インチ】
11・グリーンハウス GH-PDV10PC-BK
¥14,527 楽天市場 (9/20執筆時)
12・グリーンハウス GH-PDV10P-BK
¥1,4500 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大2.5時間
充電時間:約4時間
重さ: 0.96kg
第1に、グリーンハウスのGH-PDV10PCです。
型番が2系統ありますが、性能は同じです。
画面サイズは、10インチです。
こちらは、乾電池非対応で、内蔵バッテリーにしている製品です。
1kg前後と少し重めになりますが、乾電池を入れた状態の先ほどの機種と比べれば同じほどですし、あまり問題ないです。
その上で、これらの機種も、モバイルバッテリーにも対応できるほか、車載のしやすさも同じです。ワンセグは未付属です。
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結論的にいえば、バッテリー運用したい場合、少し値段は高いですが、本機でも良いでしょう。
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【10インチ】〈TV対応〉
13・グリーンハウス GH-PDV10PTC-BK
¥18,980 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:あり
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:約2.25時間
充電時間:約3時間
重さ:0.95kg
第2に、GH-PDV10PTCです。
10インチモデルの上位機です。
本機はの場合、TVチューナーを装備します。
図のようなロットアンテナを搭載し、地デジとワンセグの受信が可能です。
家庭のアンテナ線を利用して引き込むこともできます。
地デジ(フルセグ)の解像度はフルハイビジョン(1920×1080)です。
やはり、1024×600という「多少高詳細なディスプレイ」を採用することに、意味が出ています。
一方、TVチューナーに必要な電圧の関係か、モバイルバッテリーは非対応です。
内蔵バッテリーも、DVDなら2時間15分の保ちですが、テレビをみる場合は、約1.5時間に制限されます。
その点で言えば、車載か、ACアダプタでの利用が原則になるでしょう。テレビが不要ならば使い勝手は、先ほどの機種のほうが良いと思います。
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【10.1インチ】〈TV対応〉
14・ ベルソス VS-GDV101E
¥10,780 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:あり
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:約1.5時間
充電時間:約4時間
重さ:0.9kg
第3に、VS-GDV101Eです。
他社ですが、広島のペルソスがだす製品で、1つ上の機種と同じ解像度の製品です。
比べると、バッテリーの保ちが良くないと言えます。
ワンセグ対応の場合、DVDも含めて持続時間が短くなる機種が多いです。
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【10.1インチ】
15・ アイリスプラザ neXXion FV-P1013W
16・ アイリスプラザ neXXion FV-P1013B
¥8,680 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:あり
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大約3時間
充電時間:約4時間
重さ:0.95kg
第3に、 FV-P1013です。
アイリスオーヤマが、他社製品を売る場合の「アイリスプラザ」で売られます。
製造は、neXXion です。
パネルは、こちらも10.1型(1024×600)です。
筐体もボタンが多いよく見る汎用形態で、同じです。
バッテリーは、最大3時間との表記です。
重さもほぼ同じですが、ワンセグ非対応というのが、他社機と比べる場合注意点です。
電源は、ACアダプタ、シガーアダプタでも使えますが、電池は対応しません。
後部座席向けの車載用バッグは付属です。
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結論的にいえば、比較的安めの製品で、バッテリー対応製品を探している方で、TV不要ならば、選択肢にできそうです。
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【2023年発売】
【9インチ】
17・ダイアモンドヘッド OVER TIME OT-MFT90AK
¥10,430 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:800×480
TVチューナー:あり
ブルーレイ:
スロット:SD/USB(最大16GB)
音楽再生:CD MP3 WMA
バッテリー:約3時間
充電時間:約5-6時間
重さ:0.9kg
第4に、OVER TIME OT-MFT90AK です。
自動車周辺機器が得意なダイヤモンドヘッドが出す製品です。
グリーンハウスにもある、4電源対応の汎用充電モデルです。
比較する場合、給電用のUSB端子が(丸い)USB-C形状にしているのが目立ちます。
15W給電あれば足りるので、普通のMicroUSB(USB-A)でも間に合うのですが、【ポータブルUSBバッテリーの比較】で書いたように、大容量モデルはUSB-Cの搭載が当たり前になってきていることもあり、便利と言えば便利です。
ただ、画面解像度が、800×480で、DVDの記録解像度に満たない水準ですので、その部分で、あまりおすすめしません。
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【2024年発売】
【9インチ】
(ワンセグなし)
18・グリーンハウス GAUDI GPD09B1BK2
¥7,980 楽天市場 (9/20執筆時)
(ワンセグあり)
19・グリーンハウス GAUDI GPD09BT2BK
¥(10,780) 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:800×480
TVチューナー:上記参照
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:約2時間20分/2時間
充電時間:約3.5時間
重さ:0.73kg/0.87kg
第4に、GAUDI GPD09B1です。
グリーンハウスの低価格ブランドで、主に車載をターゲットにしたものです。
パネルは、解像度が800×480です。
解像度の低さが安い理由の1つです。
バッテリーは、3種類から選べます。
ACアダプタ・シガーアダプタほか、バッテリーを搭載です。
電池は利用できません。
持続時間は、ワンセグなしならば2時間20分です。
ただ、ワンセグ付きは2時間です。テレビはやはり、1.5時間になります。
そのほか、同社のGAUDIブランド以外とは筐体(特に操作系)がシンプルで、そこも価格差の理由といえます。
【2021年発売】【10.1インチ】
20・ダイニチ電子 Wizz WPD-BT1070
¥12,075 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大4.5時間
充電時間:約4.5時間
重さ:1.1kg
Wizz WPD-BT1070 は、日本のダイニチ電子が発売するDVDプレーヤーです。
同社もDVDプレーヤーを一定数だします。昔は、Android搭載機(DV-PTB1080 )もありましたが、終売になったので、本機が事実上の同社の「最上位機」です。
画面サイズは、10.1インチです。
本体は他社機のように、回転してタブレット形状にもなる仕様です。
解像度は、1024×600です。
説明は繰り返しませんが、この解像度ならば、DVD視聴において問題ありません。
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、USB端子があります。
動画のフォーマットは、MPEG1 MPEG2には対応しますので、 PCなどでダウンロードした動画などの再生に対応できます。
バッテリーは、内蔵型です。
画面がさほど大きくない部分で、DVD再生は4.5時間と長寿命です。
充電も3時間と結構速いです。
自動車での利用は、他社にもみられた車載用ベルトを装備します。
シガーアダプタも装備されるので、普通に設置できるでしょう。。
ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。
ただし、HDMI端子は非搭載ですので画質は期待できません。
一方、ワンポイントと言えるのが、Bluetootが内蔵される部分す。
イヤホンなどをワイヤレスに利用できる点で、何かしらのニーズがあるかもしれません。
ただ、コーデックが、SBCだけです。
遅延するので、口パクのズレなどが起こりやすい方式です。
動画視聴を主とする機種なので、使うにしても、有線イヤホンのが良いかとは思います。
あとは、バッテリー充電スイッチがあり、ACアダプタやシガープラグを利用時に、電池の劣化を防げる仕様である部分が、(ややマイナーながら)特徴です。
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以上、ダイニチ電子のWPD-BT1070の紹介でした。
Bluetoothを「業界初」搭載したという売り文句の機種です。
ただ、遅延という欠点ががあるので、他社は搭載していないとも言えるので、この部分は微妙です。
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【2021年発売】(24年追加)
【10.1インチ】(1024×600)
21・ダイニチ電子 M's CORTE MPD-SW1010
¥9,980 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
22・ダイニチ電子 Wizz WPD-S1001
¥13,270 楽天市場 (9/20執筆時)
【9インチ】(800x480)
23・ダイニチ電子 Wizz WPD-S940
¥10,501 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大4.5時間
充電時間:約3時間
重さ:1kg
このほか、ダイニチ電子からは、Bluetooth機能がない機種の販売もあります。
先述のように、Bluetoothは欠点があるので、同社の製品から選ぶとしても、これらの下位機種で良いかと思います。
【2023年発売】(加筆予定)
【14インチ】(TVチューナー付)
24・ WIS AS-14TVR01
¥25,980 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:1366×768
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:USB SD
音楽再生:CD MP3 WMA
バッテリー:最大2時間
充電時間:約4時間
重さ:1500g
AS-14TVR01 は、 WIS が販売する製品です。
京都でテレビなどを輸入販売する会社です。格安テレビでも製品をちらほら見ます。
画面サイズは、14型です。
重さは、1500gです。
持ち運べないこともないですが、基本、室内用でしょう。
解像度は、1366×768です。
問題ないです。
TVチューナーは、搭載です。
ワンセグ・フルセグ搭載で、付属のロッドアンテナを利用します。
フルセグ機の場合、B-CASカード(miniB-CAS)取得の関係で、日本企業製品として販売する場合がほとんどなので、その類の製品です。
録画機能は、本機の特色の1つです。
USBスロットに、このブログの【USBフラッシュメモリーの比較】で書いたようなPC用のメモリーカードを挿して、そこに地デジ(フルセグ)を録画できます。
ただ、この部分は、量販店の広告で機能説明がある一方、説明書で仕様が確認できないので、評価保留とします(確認中)
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、USB・SDがあります。
再生機能は、個性があります。
本機は早見機能があります。音声付きで、1.5倍速で再生できるので、「タイパ」重視の方には良いでしょう。ただし、字幕は出ません。
なお、音楽CDのリッピング保存もできます。
バッテリーは、内蔵型です。
ただ、DVD再生で2時間ですので、量は少なめです。
充電は4時間です。ACアダプタも付属ですので、常時利用も可能です。
自動車での利用は、シガーアダプタと車載用バッグが付属し、対応します。
リモコンは、付属します。
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以上、WISのAS-14TVR01 の紹介でした。
DVDプレーヤーはあまり個性がない機種が多いですが、早見は1つの個性でしょう。
レコーダーでも最近では流行りの機能ですし、仕様としては良いように思います。
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なお、14インチ前後の製品は、最近、各社から輸入モデルが結構出ています。
ざっと確認しておきます。
【2023年発売】
【14インチ】(TVチューナー付)
25・アズマ EAST EA-PD14FSA
¥13,980 楽天市場 (9/20執筆時)
【14.1インチ】(TVチューナー付)
25・ベルソス VERSOS VS-S141M
¥15,800 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:1366×768
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:USB SD
音楽再生:CD MP3 WMA
バッテリー:最大2.5時間
充電時間:約3.5時間
重さ:1575g
第1に、アズマのEAST EA-PD14FSA です。
こちらも、フルセグ対応の14インチ機です。
ただし、早見機能はなく、USBに対する録画機能もないです。
加えて、画面解像度の情報が非公開です。
おそらく、他機と同じでしょうが、最低減の情報を出していない製品の場合、出所の部分を含めて製品信頼性は期待できないと言えます。
また、ペルソスが販売する製品も、14.1型表記ですが、仕様はほぼ変わりません。
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【2023年発売】
【14インチ】
26・アーウィンジャパン HAK-14
¥10,940 楽天市場 (9/20執筆時)
【14インチ】
25・ベルソス VERSOS VS-S1400M
¥9,780 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:1366×768
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB SD
音楽再生:CD MP3 WMA
バッテリー:最大2時間
充電時間:約4時間
重さ:1500g
第2に アーウィンジャパンのHAK-14です。
本機も、解像度も同じで、仕様は似ます。
ただし、TVチューナーほか、録画機能・早見機能がないです。
ペルソス機も同様です。
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【2023年発売】
【14インチ】(TVチューナー付)
27・グリーンハウス GH-PDV14BTG-BK
¥9,980 GEO限定 (9/20執筆時)
解像度:
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:USB SD
音楽再生:CD MP3 WMA
バッテリー:
充電時間:
重さ:(2350g)
第3に、GH-PDV14BTG-BKです。
この分野では大手と言えるグリーンハウスの製品ですが、GEO限定の製品です。
こちらも、執筆時、ほとんどスペックに関する情報がない製品です。
TVチューナーは、搭載です。
ただ、早見機能などはなく、USBに対する録画もないです。
解像度は、写真からみると、1366×768でしょう。
バッテリー持続時間については、何とも言えません。
重量も、公開されているのは、発送重量のような気がします。
いずれにしても、スペックがしっかり出ていない製品は、あまりおすすめしません。
【2021年発売】【15.4インチ】
28・ ダイアモンドヘッド OVERTIME OT-TVD154AK
¥14,303 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
画面サイズ:1280×800
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:SD・USB端子
バッテリー:最大2時間
充電時間:約4時間
重さ:1.95kg
OVER TIME OT-TVD154AKは、ダイアモンドヘッドが販売するDVDプレーヤーです。
同社の家電は、roommateブランドが有名ですが、車載用品はこの名前で売ることも多いです。
画面サイズは、大画面ノートPCと同じ15.4インチです。
構造は、本機もヒンジが回転される仕様です。
タブレット状にして、車載に対応できます。
解像度は、注意点と言えます。
本機は、1280×800ピクセルです。
記事の冒頭書いたように、縦横比が16:10のPC用のパネルを流用しています。
テレビ映像(DVD)は16:9の縦横比なので、画面の四隅に黒帯がやや多めに出ます。
本機も、HD画質(1280×720)は超える水準ですが、黒帯がでる部分で「少し損した気分」になります。
ただ、アスペクト比は固定できるため、伸びたような映像にはならないでしょう。
TVチューナーは、搭載です。
ワンセグ・フルセグ搭載で、付属のロッドアンテナを利用します。
ただ、簡易アンテナなので、できれば自宅のアンテナ端子などに引き入れるべきでしょう。
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、SDカード・USB端子があります。
バッテリーは、内蔵型です。
ただ、DVD再生で2時間ですので、利用可能時間は少なめです。
本体が大きく重いだけに、大容量のものが詰めそうですが、やはり、画面サイズが大きいと、消費量も多いからだと言えます。
自動車での利用は、大画面ながら想定があります。
本機は、車載用バッグが付属し対応します。
15インチなので、最近タクシーに付いている後部モニターくらいのサイズです。
車載用DCアダプター(12V)が付属しますので、シガーソケット経由で取り付けられます。
ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。
ただし、HDMI端子は非搭載ですので画質は期待できません。
そのほか、リモコンとイヤホンも付属します。
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以上、OVER TIME OT-TVD154AKの紹介でした。
PCパネルの流用で格安に出していると言える大画面機といえます。
先述のように、変則的な解像度のパネルを利用しますが、アスペクト比自体は固定設定できるので、DVDにせよ、テレビ視聴にせよ、画質面で問題は少ないでしょう。
ただ、これは他社機もですが、15インチを超える大画面だと、パネル(とバックライト)の種類に由来する画質差も大きいです。
基本的にDVDプレーヤーは、視野角の部分で劣るTNパネル採用機しか見られないため、普通の「テレビ並みに綺麗」なわけではない点は言及しておきます。
・19v-22v型の小型液晶TVの比較
サイズ:幅50cm×高さ30cm
・10v-15v型の超小型防水TVの比較
サイズ:幅26cm×高さ20cm
言い換えれば、テレビの代用にはならないと言えます。
とりあえず、このサイズを家庭内で利用することを考えている方で、「画質重視」で活きたい場合は、「小さなテレビ」も合わせて検討対象にしてください。
以上の記事で見ています。
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【15.6インチ】(17.9型)
29・ Topcony 17.9型 TY-151
30・ Topcony 17.9型 TY-151
¥14,999 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
画面サイズ:1280×800
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
バッテリー:最大6時間
充電時間:5-6時間
重さ:1.85kg
なお、中国深圳のopconyも同じサイズ・同じ縦横比のDVDプレーヤーを、ネットで直販しています。
画面サイズは、17.9型表記です。
日本ではパネル部分のサイズを表記するので、それに合わせて言えば15.6インチ機です。
TVチューナーは、未装備です。
日本はB-CASの問題があるので、ネットで販売される直輸入モデルは、TVチューナー(フルセグ)がない場合が多いです。
一方、本機も16:10の縦横比です。
(輸入品ということもあり)出力時にどのように出すのか(画面が伸びず16:9で出せるのか)、個人的に、不定な部分があります。
とはいえ、「子供用」と考えれば、この部分気にする部分ではないとは思います。
AVケーブルを利用してTVにも出せますし、子供用には結構向くでしょう。
ACアダプタほか、シガーソケット電源も付属します。
【32GB】
・Transcend TS32GSDC300S-E
¥990 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
・ANKER SDカードリーダー
¥990 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
加えて、USBやSDカード(〜32GB)は、音楽や写真、動画(VOB/AVI/MPEG)も扱えるので、企業の展示説明用などにも重宝するかもしれません。
値段も安いので、画面サイズを優先する場合は、選択肢にして良いでしょう。
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【15.6インチ】
29・ベルソス VERSOS VS-S1560M
¥14,999 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
解像度:1366×768
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
バッテリー:最大2時間
充電時間:約4時間
重さ:1.8kg
このほか、広島のペルソスもこのサイズを輸入販売してます。
こちらは、解像度の部分で、1366×768ですので、しっかり16:9です。
あとの部分は大差ないです。
【2023年発売】
【19インチ】
31・ ダイアモンドヘッド OVERTIME OT-TVD19AK
¥16,980 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
画面サイズ:1440×900
重さ:2.3kg
【17インチ】 OT-TVD17K後継
32・ ダイアモンドヘッド OVERTIME OT-FTD17AK
¥23,368 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
画面サイズ:1440×900
重さ:1.6kg
【15.4インチ】
33・ ダイアモンドヘッド OVERTIME OT-TVD154AK
¥13,62 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
画面サイズ:1280×800
重さ:1.4kg
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:SD・USB端子
バッテリー:最大1.5時間
充電時間:約4時間
OVER TIME OT-TVD17Kなども、ダイアモンドヘッドが販売するDVDプレーヤーです。
画面サイズは、3系統あります。
19インチと17インチは、1440×900の解像度ですが、15インチのみ、1280×800とやや落ちます。
15型の解像度は他機でもあったので、以下は、基本的に17型(19型)を基準に説明します。
重さは、いずれも軽くないです。
17インチ機で1.6kg、幅も39x27cmと、大画面ノートパソコンクラスのサイズです。
構造は、工夫があります。
立て掛けも、壁掛けも自在なフレキシブルスタンドが、持ちはこび時にハンドルにもなるので、配慮があります。なお19インチ機は、重さがあるので、スタンド補強もあります。
値段的に、この部分がチープに見えると言えばそうですが、実用性はあるでしょう。
解像度は、本機は珍しいサイズで、17インチ以上が1440×900ピクセルです。
ようするに16:10の比ですので、パソコン用の流用でしょう。実際、HDMI端子があるのでPC用のサブモニターのようにも使えます。
ただ、16:9のアスペクト比で固定できる上で、HD画質の水準は超えています。
この部分で、実用上問題ないかと思います。
TVチューナーは、搭載です。
ワンセグ・フルセグ搭載で、付属のロッドアンテナを利用します。
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、USB端子があります。
対応するフォーマットは「MP4・MPEG-PS・WMV・AVI・3GP」です。
一方、本機は「録画機能付き」です。
USBスロットに、このブログの【USBフラッシュメモリーの比較】で書いたようなPC用のメモリーカードを挿して、そこに地デジを録画します(最大256G)。
フルセグで録画ができます。
EPG(電子番組表)は使えませんが、地デジ番組の時間録画も可能です。
面白いのはタイムシフト機能で、ドラマなどを見ていて、ちょっと席を外す必要が出た場合、録画の続きから見られます。
なお、チューナー数は1つなので、裏番組録画はできません。
DVDのダビングにも使えず、テレビ専用である部分が注意点です。
バッテリーは、内蔵型です。
ただ、DVD再生で1時間30分ですので、量は少なめです。
基本的には、ACアダプター(シガープラグ)前提かと思います。
自動車での利用は、本機も車載用バッグが付属し、対応します。
車載用DCアダプター(12V/2A)が利用できますので、シガーソケット経由で取り付けられます。
ご家庭のTVでの利用は、考えられた作りではないです。
画面が大きいモデルですしむしろ、HDMI入力で、本機に出力する方向性で考えられた機種です。
リモコンは本機も付属します。
チャンネル・音量などの操作系は今年の改良で前面下になったので、直接操作もしやすくなりました。
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以上、OVER TIME OT-TVD17Kの紹介でした。
大画面を格安で手に入れられる部分、録画ができる部分が評価できます。
できれば、16:9の縦横比であってほしい部分はありますが、値段的にも納得感がある水準ですし、出力時のアスペクト比も調整できるため、問題ないかと思います。
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【2023年発売】
【14インチ】
34・ AKART Astance AK-TDV14R
¥12,990 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
解像度:1366×768
重さ:1.08kg
【10.1インチ】
35・ AKART Astance AK-TDV101R
¥9,980 楽天市場 (9/20執筆時)
解像度:1024×600
重さ:0.9kg
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:SD・USB端子
バッテリー:最大2時間
充電時間:4時間
一方、AKARTからも同じような、立て掛け対応のDVDプレーヤーが同時期に発売されています。おそらく、原型機の出所となる工場は同じかなと思います。
比較する場合、大きなほうは14インチです。
こちらは、1366×768と16:9の「テレビ向け」といえるパネルを移用しているのが目立ちます。
若干、下側のフレーム(ベゼル)が厚く、OVER TIME機に比べて野暮ったく見えますが、このサイズだと、立て掛け利用の時に低くなりすぎない配慮と言えばそうかもしれません。
機能性は、OVERTIMEとほぼ同じです。
あえて言えば、スピーカーが総合4Wと多少弱くなる程度です。あと、タイムシフト機能など、操作部分で仕様が異なる可能性はあります。
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結論的にいえば、14インチサイズのほうは割と良くみえます。
吊り下げスタンドタイプだと、この仕様が一番、(PC用の)流用感がない意味で、オーソドックスかなと思いました。
次回に続く
ポータブルプレーヤーのおすすめは結論的にこれ!
というわけで今回は、ポータブルプレーヤーの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。
2・ポータブルBDプレーヤーの比較
2-1:BDプレーヤー 〈9-13インチ〉
2-2:最終的なおすすめの提案【結論】
液晶のみやすさ ★★★★★
自動車での利用 ★★★★★
子どもの利用 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
テレビ視聴 ★★★★★
ネット動画再生 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
次回の2回目記事(こちら)では、グリーンハウスほかのBDプレーヤータイプをみていきます。
その後、ここまで紹介してきた全機種から、改めて、いつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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