【今回レビューする内容】2023年 ポータブルブルーレイ・DVDプレーヤーの性能とおすすめ・選び方:テレビチュナー付き対応:子供用 車載用 自宅用のブルーレイの機種野違いと性能ランキング
【比較する製品型番】東芝 REGZA SD-P710 SD-P910S SD-BP900S グリーンハウス GH-PDV7RBC GH-PDV9RC-BK GH-PDV10PC GH-PDV10PTC-BK GH-PBD11B-BK GH-PBD11BT-BK GH-PBD11BC-BK GH-PBD11BTC-BK GH-PBD9A-BK GH-PBD9AC-BK ダイニチ電子 Wizz WPD-BT1070 WPD-S1001 WPD-S910 WPB-S1006 WPD-S940 ダイアモンドヘッド OT-TVD154AK OT-TVD17K Topcony 17.9型 TY-151
今回のお題
ポータブルDVDプレーヤーのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今日は、2023年4月現在、最新のポータブルBD・DVDプレーヤーの比較です。
1・ポータブルDVDプレーヤーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:DVD専用機
1-3:ブルーレイ対応機
2・ポータブルDVDプレーヤーの比較 (2)
=最終的なおすすめの提案【結論】
DVD専用プレーヤーと ブルーレイ対応のDVDプレーヤーにわけながら、順番に見ていきます。
テレビチュナー付属で、テレビも見れるモデルや、バッテリー駆動モデル、車載特化モデルなど、色々な種類を扱います。
ただし、パナソニックの防水型のポータブルブルーレイについては、カテゴリ的にはテレビに分類されます。
そのため、今回とは別の【防水テレビの比較記事】のほうで、詳しく書いています。
1・ポータブルプレーヤーの比較記事
2・ブルーレイプレーヤーの比較記事
3・ブルーレイレコーダーの比較記事
加えて、液晶画面が伴わないタイプについても別記事です。
上記2番の【ブルーレイプレーヤーの比較】記事をご覧ください。
液晶のみやすさ ★★★★★
自動車での利用 ★★★★★
子どもの利用 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
テレビ視聴 ★★★★★
ネット動画再生 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように、各製品を比較します。
そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
1-1・ポータブルプレーヤーの選び方の基本
・東芝〈日本〉
・グリーンハウス〈日本〉
・ダイニチ電子〈日本〉
はじめに、ポータブルBD・DVDプレーヤーの「選び方の基本」からです。
この家電は、需要が減った結果、SONYを含めて有名な「日本の大手家電メーカー」は、2010年代にほぼ生産から撤退しています。
今では、家電メーカーの東芝と、PC周辺機器メーカーのグリーンハウスが、トップシェアです。
そのほか、カー用品店向けの日本のダイニチ電子・ダイアモンドヘッドにプレゼンスがあるほかは、ネットで直販する中国企業の直販製品が目立つ状況です。
とはいえ、「完成された家電」ではあるため、格安モデルでも「ハズレを引くことは少ない」です。
ただし、モニター解像度などの「画質」面や、「テレビ視聴機能」「車載機能」「バッテリー量」など、細かい部分を見ると「安い理由」がみられる製品が多いのも事実です。
特に注意すると良いのが「モニターの解像度」です。
10型・15型など、パネルの大きさに目が行きがちです。
しかし、画質優先である程度考えたいならば(ノートPCなどと同じで)、その解像度に注目するべきでです。
上表は、DVDメディア・ブルーレイメディアに記録された映像データの解像度です。
注目して欲しいのは、縦横比と解像度です。
縦横比(=アスペクト比)は、現代の映像はどれも、TVのサイズにあわせ「16:9」の縦横比で収録しています。
解像度は、DVD映像の場合、853×480(変数あり)以上、ブルーレイ映像/地デジの場合、1920×1080です。
これをふまえて、もうひとつ表をみます。
こちらの表は、最近のDVDプレーヤーに搭載される主なパネル解像度です。
先ほどのデータと突き合わせつつ、少し解説します。
第1に、800×480パネルです。
格安品によく搭載されるものです。
この解像度は、「16:9」だとDVD画質をそのまま表示できないレベルです。
第2に、1024×600パネルです。
質の良い、中級のDVD専用プレーヤーにみられます。
この場合、解像度(走査線)はDVD水準を越えるので、画質劣化はないです。
縦横比が「16:9」からすこし外れますが、問題はないです。
第3に、1280×600パネルです。
一部の海外製などに見られます。
縦横比が「16:10」ですから、ビジネスPC用のパネルを流用した製品です。
HD画質(ハイビジョン)の水準(1280×720)はクリアしますが、縦横比が合わないので、画像を出すと画面の隅に黒帯が多めに出る傾向です。
これ以上のパネルサイズならば、特段、言及するべき問題はないです。
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結論的にいえば、DVD専用プレーヤーの場合1024×600パネルが、BDプレーヤーの場合、あるいは、DVDプレーヤーでもフルセグ(地上波)チューナーを搭載する製品は、1366×768パネルなら、及第点です。
本文中にも書きますが、それ以外を採用した機種は「何らかのコスト的事情」があると疑われる場合が多いです。
1・ポータブルDVDプレーヤーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:DVD専用機
1-3:ブルーレイ対応機
2・ポータブルDVDプレーヤーの比較 (2)
=最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、DVDプレーヤーの「選び方の基本」の紹介でした。
今回は、特定の目的にかなった製品をどのように選ぶべきかも含めて、冒頭書いたような順番で、各機をみていきます。
1-2・ポータブルDVDプレーヤー
はじめに、「ブルーレイに搭載しない」普通のポータブルDVDプレーヤーを比較します。
このような製品は、搭載しない代わりに、軽量で価格が安いモデルが多いです。
なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思うポイントを青字で記していきます。
【2015年発売】
【7インチ】
1・東芝 REGZA SD-P710SW【白】
2・東芝 REGZA SD-P710SG 【緑】
3・東芝 REGZA SD-P710SP【ピンク】
4・東芝 REGZA SD-P710SL【シルバー】
¥13,500 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
解像度:1024×600(IPS液晶)
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大5時間
充電時間:約3時間
重さ:0.77kg
SD-P710S は、東芝のレグザシリーズに属するポータブルDVDプレーヤーです。
大手の家電メーカーでは、東芝が唯一製品展開を続けています。
画面サイズは、7インチ(15.5×8cm)です。
カーナビに良くあるサイズです。小型タブレットほどとの画面とも言えます。
液晶パネルは、IPS液晶を採用します。
液晶テレビや高性能PCにも使われる高視野角で見やすい液晶です。
今回紹介する機種では唯一のIPS液晶搭載タイプです。
画質だけで言えば、この機種が「最強」です。
文字まではっきり見えるので、洋画を字幕で観る方は特にオススメです。
解像度も、1024×600です。
冒頭書いたように、DVDプレーヤーとして、このスペックならば、全く問題ありません。
視聴できるメディアは、DVDです。
他社機も同じですが、DVD-Rなどご家庭で焼いたメディアにも搭載できます。
外部スロットは、USB端子が付属です。
ただ、映像再生は非対応です。
本機は、音楽ファイル(MP3)と、写真(jpeg)のみ再生対応です。
この部分を重視したい場合は、他社機を選ぶ方が良いでしょう。
バッテリーは、最大5時間の再生が可能です。
他機種と比較しても、「映画2本分」に相当する、良い数字です。
充電時間は、3時間です。
また、ご家庭で利用する場合は、AC電源(コンセント)でも利用可能です。
自動車での利用は、標準で対応しており、カーアダプター(シガーソケット用)が付属します。
ただし、7インチサイズと小画面です。基本的には、据え付けずに、子供などに持たせるなどして利用するタイプと考えてください。
リモコンは付属します。
車載用の取付アダプタなども未装備です。
ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。
ただし、HDMI端子非搭載ですので、画質は「アナログ画質」です。
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以上、東芝のSD-P710S の紹介でした。
今回紹介するDVDプレーヤーの中では、使われているパネルの品質(IPSパネル)の部分で最も高画質と言えます。
画面が7インチと小さいため、「1人で見るのに適した」高画質モデルですが、画質を重視するならば、選択肢として良いでしょう。
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【2021年発売】
【9インチ】
5・東芝 REGZA SD-P910S
¥12,360 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
解像度:800×480
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大5時間
充電時間:約3.5時間
重さ:1.1kg/1.2kg
そのほか、東芝からは、9v型と画面を一回り大きくしたモデルもあります。
上で見たSD-P710Sと比較する場合、SD-P910Sは、画面が大きいにもかかわらず、800×480と、解像度が悪化しています。
ただ、冒頭書いたように、DVD(ディスク)の解像度は720x480に過ぎないため、この部分は問題ありません。
しかし(広視野角の)IPS液晶ではないです。
他社機の多くもそのような仕様ですが「映像の美麗さ」を重視する場合、東芝では7インチが良いといは言えます。
【2021年発売】
【7インチ】(GHPDV7RBCBK)
6・グリーンハウス GH-PDV7RBC
¥8,980 楽天市場 (4/1執筆時)
解像度:1024×600
重さ:0.54kg
【9インチ】(GHPDV9RCBK)
7・グリーンハウス GH-PDV9RC-BK
¥9,980 楽天市場 (4/1執筆時)
解像度:800×480
重さ:0.78kg
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:乾電池ほか(最大5時間)
充電時間:ーーー
重さ:0.54kg/0.78kg
GH-PDVシリーズは、日本のグリーンハウスの製品です。
パソコン周辺機器販売の老舗ですが、DVDプレーヤーも昔から多く展開します。
画面サイズは、7インチ(15.5×8cm)と9インチ(19.8×11.2.cm)です。
幅で言えば、4cmほどの違いです。
本体デザインは、左右に180度、上下に90度回転できる柔軟性が自慢です。
完全に折りたたんでタブレットのようにできます。
後述するように、この状態にして、車のヘッドレストに取り付けることも可能です。
解像度は、7インチ機が1024×600です。
先述のように、DVDプレーヤーの場合、この解像度があれば問題ありません。
しかし、9インチ機は、800×480で、DVDの記録解像度に満たない水準です。
画面サイズも大きいため、この部分は難点かと思います。
とくに、USBやSDカードなどに保存した高解像度動画を再生する場合は、物足りないと感じるでしょう。
液晶パネルは、東芝と異なり、種類の説明はありません。
こう言った場合は、格安で視野角が狭めなTN液晶の場合が多いです。
ただ、冒頭書いたように、IPSパネルを採用するのは東芝機くらいですし、画面サイズが小さめなDVDプレーヤーの場合は、テレビに比べれば問題にならないとは言えます。
視聴できるメディアは、DVDです。
この機種は、USB端子とSDカードスロットも装備します。
【32GB】
・Transcend TS32GSDC300S-E
¥730 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
・ANKER SDカードリーダー
¥891 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
外部スロットは、USB端子とSDカードスロットを装備です。
グリーンハウスの場合、MPEG1 とMPEG2 ならば、動画ファイルの再生にも対応できます。
そのため、PCなどでダウンロードし、保存した画像はとくに綺麗に見られます。
USB・SDカードとも、32GBまで対応できます。
SDカードは、本体に収納できますし、利用するならそちらが便利かと思います。
PC用のリーダーも必要ならば入手しておきましょう。
TVチューナーは、ありません。
【Amazon.co.jp限定】
・パナソニック eneloop Pro 専用充電器+電池
¥4,673 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
バッテリーは、乾電池(単3ニッケル水素電池)を利用する場合、最大5時間です。
8本必要なのでエネループProなどの、普通より長持ちするタイプの充電池を利用すると良いでしょう。
電池を入れると、8本で200g程度の重さが増えます。9インチ機だと、総重量は1kgほどになります。
電源は、そのほか、ACアダプタ・シガーソケットに対応でします。
さらに、USBポート経由で、モバイルバッテリーの利用にも対応します。
1・USBモバイルバッテリーの比較
用途:スマホの充電向け
容量:10000mAh
予算:3,000円〜
2・大容量USBモバイルバッテリーの比較
用途:タブレットとの同時給電向け
容量:20000mAh〜
予算:4,000円〜
スマホ用などのUSBバッテリーを利用する場合の持続時間は、非開示です。
ただ、単3ニッケル水素電池ならば、8本で約15000mAhほどの蓄電容量です。
それをふまえると、20000mAhあたりのバッテリーなら、(減衰をふまえても)同程度か、それより長く使えそうです。
バッテリーについては、上のリンク記事で紹介していますので、よろしければ、ご覧ください。
自動車での利用は、シガーアダプタ経由での利用に対応します。
ヘッドレスト取付キットと、リモコンも付属します。
初心者でも簡単に設置できる点で、車にも向く機種です。
ヘッドホン出力端子が付きますが、カーオーディオと接続するにはパワー不足でしょう。
ご家庭のTVでの利用は、付属AVケーブル(1.3m)で可能です。
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以上、グリーンハウスのGH-PDVシリーズの紹介でした。
USBやSDカード経由で動画が扱える部分のほか、モバイルバッテリーで使える部分が「売り」と言えます。
特にモバイルバッテリーでの充電に対応するのは、キャンプ用などとしてわりと良い仕様に思えます。
車載のしやすさも良い部分です。
後部のヘッドレストに付ける場合、手元で見るわけではないので、7インチだとかなり小さく視認性が悪く、目にもあまり良くないでしょう。
やはり、9インチモデルがおすすめです。
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【2021年発売】
【10インチ】
8・グリーンハウス GH-PDV10PC
¥11,980 楽天市場 (4/1執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大3時間
充電時間:約4時間
重さ: 0.96kg
なお、GH-PDVシリーズは、別の製品がほかに存在します。
画面サイズは、10インチです。
先ほどの機種と比較する場合、乾電池非対応で、内蔵バッテリーにしている製品です。
1kg前後と少し重めになりますが、乾電池を入れた状態の先ほどの機種と比べれば同じほどですし、あまり問題ないです。
その上で、これらの機種も、モバイルバッテリーにも対応できるほか、車載のしやすさも同じです。
結論的にいえば、乾電池が利用できない点に不便を感じないならば、本機でも良いでしょう。
ただ、7インチだと車で利用するには画面は小さいので、こちらも10インチが適当かと思います。
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【10インチ】〈TV対応〉
9・グリーンハウス GH-PDV10PTC-BK
¥18,134 楽天市場 (4/1執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:あり
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:約2.25時間
充電時間:約3時間
重さ:0.95kg
本機はの場合、TVチューナーを装備します。
図のようなロットアンテナを搭載し、地デジとワンセグの受信が可能です。
家庭のアンテナ線を利用して引き込むこともできます。
地デジ(フルセグ)の解像度はフルハイビジョン(1920×1080)です。
やはり、1024×600という「多少高詳細なディスプレイ」を採用することに、意味が出ています。
一方、TVチューナーに必要な電圧の関係か、モバイルバッテリーは非対応です。
内蔵バッテリーも、DVDなら2時間15分の保ちですが、テレビをみる場合は、約1.5時間に制限されます。
その点で言えば、車載か、ACアダプタでの利用が原則になるでしょう。テレビが不要ならば使い勝手は、先ほどの機種のほうが良いと思います。
【2021年発売】【10.1インチ】
10・ダイニチ電子 Wizz WPD-BT1070
¥14,510 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大4.5時間
充電時間:約4.5時間
重さ:1.1kg
Wizz WPD-BT1070 は、日本のダイニチ電子が発売するDVDプレーヤーです。
同社もDVDプレーヤーを一定数だします。昔は、Android搭載機(DV-PTB1080 )もありましたが、終売になったので、本機が事実上の同社の「最上位機」です。
画面サイズは、10.1インチです。
本体は他社機のように、回転してタブレット形状にもなる仕様です。
解像度は、1024×600です。
説明は繰り返しませんが、この解像度ならば、DVD視聴において問題ありません。
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、USB端子があります。
動画のフォーマットは、MPEG1 MPEG2には対応しますので、 PCなどでダウンロードした動画などの再生に対応できます。
バッテリーは、内蔵型です。
画面がさほど大きくない部分で、DVD再生は4.5時間と長寿命です。
充電も3時間と結構速いです。
自動車での利用は、他社にもみられた車載用ベルトを装備します。
シガーアダプタも装備されるので、普通に設置できるでしょう。。
ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。
ただし、HDMI端子は非搭載ですので画質は期待できません。
一方、ワンポイントと言えるのが、Bluetootが内蔵される部分す。
イヤホンなどをワイヤレスに利用できる点で、何かしらのニーズがあるかもしれません。
ただ、コーデックが、SBCだけです。
遅延するので、口パクのズレなどが起こりやすい方式です。
動画視聴を主とする機種なので、使うにしても、有線イヤホンのが良いかとは思います。
あとは、バッテリー充電スイッチがあり、ACアダプタやシガープラグを利用時に、電池の劣化を防げる仕様である部分が、(ややマイナーながら)特徴です。
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以上、ダイニチ電子のWPD-BT1070の紹介でした。
Bluetoothを「業界初」搭載したという売り文句の機種です。
ただ、遅延という欠点ががあるので、他社は搭載していないとも言えるので、この部分は微妙です。
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【2021年発売】
【10.1インチ】(DVDのみ)
11・ダイニチ電子 Wizz WPD-S1001
¥13,460 楽天市場 (4/1執筆時)
【9インチ】(DVDのみ 800x480)
12・ダイニチ電子 Wizz WPD-S910
¥9,800 楽天市場 (4/1執筆時)
13・ダイニチ電子 Wizz WPD-S940
¥15,618 楽天市場 (4/1執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大4.5時間
充電時間:約3時間
重さ:1kg
なお、ダイニチ電子からは、Bluetooth機能がない機種の販売もあります。
先述のように、Bluetoothは欠点があるので、同社の製品から選ぶとしても、これらの下位機種で良いかと思います。
【2021年発売】【15.6インチ】
14・ ダイアモンドヘッド OT-TVD154AK
¥14,300 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
画面サイズ:1280×800
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:SD・USB端子
バッテリー:最大2時間
充電時間:約4時間
重さ:1.95kg
OVER TIME OT-TVD154AKは、ダイアモンドヘッドが販売するDVDプレーヤーです。
同社の家電は、roommateブランドが有名ですが、車載用品はこの名前で売ることも多いです。
画面サイズは、本機も、大画面ノートPCと同じ15.4インチです。
構造は、本機もヒンジが回転される仕様です。
タブレット状にして、車載に対応できます。
解像度は、注意点と言えます。
本機は、1280×800ピクセルです。
記事の冒頭書いたように、縦横比が16:10のPC用のパネルを流用しています。
テレビ映像(DVD)は16:9の縦横比なので、画面の四隅に黒帯がやや多めに出ます。
本機も、HD画質(1280×720)は超える水準ですが、黒帯がでる部分で「少し損した気分」になります。
ただ、アスペクト比は固定できるため、伸びたような映像にはならないでしょう。
TVチューナーは、搭載です。
ワンセグ・フルセグ搭載で、付属のロッドアンテナを利用します。
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、SDカード・USB端子があります。
バッテリーは、内蔵型です。
ただ、DVD再生で2時間ですので、利用可能時間は少なめです。
本体が大きく重いだけに、大容量のものが詰めそうですが、やはり、画面サイズが大きいと、消費量も多いからだと言えます。
自動車での利用は、大画面ながら想定があります。
本機は、車載用バッグが付属し対応します。
15インチなので、最近タクシーに付いている後部モニターくらいのサイズです。
車載用DCアダプター(12V)が付属しますので、シガーソケット経由で取り付けられます。
ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。
ただし、HDMI端子は非搭載ですので画質は期待できません。
そのほか、リモコンとイヤホンも付属します。
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以上、OVER TIME OT-TVD154AKの紹介でした。
PCパネルの流用で格安に出していると言える大画面機といえます。
先述のように、変則的な解像度のパネルを利用しますが、アスペクト比自体は固定設定できるので、DVDにせよ、テレビ視聴にせよ、画質面で問題は少ないでしょう。
ただ、これは他社機もですが、15インチを超える大画面だと、パネル(とバックライト)の種類に由来する画質差も大きいです。
基本的にDVDプレーヤーは、視野角の部分で劣るTNパネル採用機しか見られないため、普通の「テレビ並みに綺麗」なわけではない点は言及しておきます。
・19v-22v型の小型液晶TVの比較
サイズ:幅50cm×高さ30cm
予算:2.5万円〜
・10v-15v型の超小型防水TVの比較
サイズ:幅26cm×高さ20cm
予算:2.5万円〜
言い換えれば、テレビの代用にはならないと言えます。
とりあえず、このサイズを家庭内で利用することを考えている方で、「画質重視」で活きたい場合は、「小さなテレビ」も合わせて検討対象にしてください。
以上の記事で見ています。
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【15.6インチ】(17.9型)
15・ Topcony 17.9型 TY-151
16・ Topcony 17.9型 TY-151
¥14,999 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
画面サイズ:1280×800
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
バッテリー:最大6時間
充電時間:5-6時間
重さ:1.85kg
なお、中国深圳のopconyも同じサイズ・同じ縦横比のDVDプレーヤーを、ネットで直販しています。
画面サイズは、17.9型表記です。
日本ではパネル部分のサイズを表記するので、それに合わせて言えば15.6インチ機です。
TVチューナーは、未装備です。
日本はB-CASの問題があるので、ネットで販売される直輸入モデルは、TVチューナー(フルセグ)がない場合が多いです。
一方、本機も16:10の縦横比です。
(輸入品ということもあり)出力時にどのように出すのか(画面が伸びず16:9で出せるのか)、個人的に、不定な部分があります。
とはいえ、「子供用」と考えれば、この部分気にする部分ではないとは思います。
AVケーブルを利用してTVにも出せますし、子供用には結構向くでしょう。
ACアダプタほか、シガーソケット電源も付属します。
【32GB】
・Transcend TS32GSDC300S-E
¥730 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
・ANKER SDカードリーダー
¥891 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
加えて、USBやSDカード(〜32GB)は、音楽や写真、動画(VOB/AVI/MPEG)も扱えるので、企業の展示説明用などにも重宝するかもしれません。
値段も安いので、画面サイズを優先する場合は、選択肢にして良いでしょう。
【2022年発売】
【17インチ】 OT-TDV17K
17・ ダイアモンドヘッド OT-TVD17K
¥21,360 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
画面サイズ:1440×900
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:USB端子
バッテリー:最大2時間
充電時間:約4時間
重さ:1.95kg
OVER TIME OT-TVD17Kも、ダイアモンドヘッドが販売するDVDプレーヤーです。
画面サイズは、今回紹介する製品では最大級といえ17インチです。
重さも1.6kg、幅も39x27cmと、大画面ノートパソコンクラスのサイズです。
構造は、ただ、立て掛けも、壁掛けも自在なフレキシブルスタンドが、持ちはこび時にハンドルにもなるので、配慮があります。
本体値段的に、この部分がチープに見えると言えばそうですが、実用性はあるでしょう。
解像度は、本機は珍しいサイズで、1440×900ピクセルです。
ようするに16:10の比ですので、パソコン用の流用でしょう。
ただ、16:9のアスペクト比で固定できる上で、HD画質の水準は超えています。
この部分で、実用上問題ないかと思います。
TVチューナーは、搭載です。
ワンセグ・フルセグ搭載で、付属のロッドアンテナを利用します。
視聴できるメディアは、DVDです。
外部スロットは、USB端子があります。
対応するフォーマットは「MP4・MPEG-PS・WMV・AVI・3GP」です。
一方、本機は「録画機能付き」です。
USBスロットに、このブログの【USBフラッシュメモリーの比較】で書いたようなPC用のメモリーカードを挿して、そこに地デジを録画します(最大256G)。
フルセグで録画ができます。
EPG(電子番組表)は使えませんが、地デジ番組の時間録画も可能です。
面白いのはタイムシフト機能で、ドラマなどを見ていて、ちょっと席を外す必要が出た場合、録画の続きから見られます。
なお、チューナー数は1つなので、裏番組録画はできません。
DVDのダビングにも使えず、テレビ専用である部分が注意点です。
バッテリーは、内蔵型です。
ただ、DVD再生で1時間30分ですので、量は少なめです。
基本的には、ACアダプター(シガープラグ)前提かと思います。
自動車での利用は、本機も車載用バッグが付属し、対応します。
車載用DCアダプター(12V/2A)が利用できますので、シガーソケット経由で取り付けられます。
ご家庭のTVでの利用は、考えられた作りではないです。
画面が大きいモデルですし、問題ありません。
そのほか、リモコンとイヤホンが付属します。
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以上、OVER TIME OT-TVD17Kの紹介でした。
大画面を格安で手に入れられる部分、録画ができる部分が評価できます。
できれば、16:9の縦横比であってほしい部分はありますが、値段的にも納得感がある水準ですし、出力時のアスペクト比も調整できるため、問題ないかと思います。
1-4・携帯ブルーレイプレーヤー
続いて、ここからは、DVDに加えて、ブルーレイの再生にも搭載できるポータブルブルーレイプレーヤーを紹介します。
【2021年発売】
【通常型番】
【11.6インチ】TVチューナーなし
22・グリーンハウス GH-PBD11B-BK
¥33,800 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
【11.6インチ】TVチューナー付属
23・グリーンハウス GH-PBD11BT-BK
¥38,000 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
【特定量販店用型番】
【11.6インチ】TVチューナーなし
24・グリーンハウス GH-PBD11BC-BK
¥41,780 楽天市場 (4/1執筆時)
【11.6インチ】・TVチューナー付属
25・グリーンハウス GH-PBD11BTC-BK
¥47,280 楽天市場 (4/1執筆時)
解像度:1366×768
TVチューナー:(搭載)
ブルーレイ:搭載
スロット:SDカード・USB端子・HDMI端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:3時間
充電時間: 7時間
重さ:1.17kg
GH-PBD11BとGH-PBD11BCは、グリーンハウスの発売する、ブルーレイ対応のポータブルプレーヤーです。
型番が多いのは、特定量販店だけに卸される型番があるからです。性能は同じですので、値段で決めてOKです。
ただ、上位機のみTVチューナー(ワンセグ・フルセグ)が付属するという部分は注意してください。
画面サイズは、11.6インチです。
モバイル用のノートPCほどのサイズで、充分な視認性があります。
解像度は、1366×768(HD解像度)です。
ブルーレイの録画画質は、地デジ放送と同じ1920×1080(フルHD)ですから、そのままの画質での表示は不可能です。
ただ、11インチという画面の小ささですので、十分高画質です。
バッテリー消費量とのかねあいもあり、ポータブル機だと、このあたりが画質面での「高水準」です。
視聴できるメディアは、DVD・ブルーレイです。
ブルーレイは、BDAV・CPRM(VRモード)対応なので、市販のブルーレイメディアのほか、地デジの録画映像をムーブしたメディアの再生も対応します。
SDカードやUSBメモリーも利用でき、動画フォーマットもMPEG1 / MPEG2 / MPEG4-AVCにそれぞれ対応します。
外部スロットは、USB端子・SDカードスロットがあります。
対応する動画フォーマットは「MPEG-1 / MPEG-2 / MPEG-4/MP3」です。
TVチューナーは、上位機種のみ搭載です。
PCなどでダウンロードした動画と、テレビ視聴についても、画面解像度が1366×768(HD解像度)である部分で、ポータブル型としても、わりと綺麗に見えると言えます。
バッテリーは、内蔵型で、3時間保ちます(TVは4時間)。
ブルーレイ搭載機としては優秀なほうです。
充電時間は、ただ、7時間とあまり優秀ではないです。
ただし、ACアダプターが利用できるので、自宅内では問題ありません。
自動車での利用は、シガーソケットアダプタが付属するため、配慮はあります。
ご家庭のTVでの利用は、HDMI端子を備えます。
そのため、自宅では大画面TVに接続して、高品質な映像を見ることも可能です。
そのほか、本機については、TVのようなリモコンが付属です。
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以上、グリーンハウスのGH-PBD11Bなどの紹介でした。
ある程度小型画面のBD対応機としては、他社より解像度が「少し良い」のが良い部分です。
特に、TVチューナーを搭載しないモデルは、ブルーレイ搭載機としてはすこし安いので、選んでも良いかと思います。
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【2023年発売】
【9インチ】
22・ グリーンハウス GH-PBD9A-BK
¥36,800 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
23・グリーンハウス GH-PBD9AC-BK
¥39,800 楽天市場 (4/1執筆時)
解像度:800×480
TVチューナー:
ブルーレイ:搭載
スロット:SDカード・USB端子・HDMI端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:3時間
充電時間: 7時間
重さ:1.14kg
なお、グリーンハウスは、9インチ画面のBlu-rayもだします。
解像度は800×480なので、本質的には「DVDグレード」です。
Blu-rayは再生したいが、持ち運びも重視したい方のために、画質(解像度)を犠牲にして製品化したものでしょう。
需要はあるのかと思います。
なお、以上のようなおまけのほか、簡単なリモコンと、1.9mのシガーソケットアダプタも付きます。
【2022年発売】
【10,1インチ】
24・ダイニチ電子 Wizz WPB-S1006
¥31,000 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:搭載
スロット:SDカード・USB端子・HDMI端子
音楽再生:CD MP3 WMA
バッテリー:4時間
充電時間: 4-5時間
重さ:1.28kg
WPB-S1006 は、日本のダイニチ電子が販売する、ブルーレイ対応のポータブルプレーヤーです。
画面サイズは、10.1インチです。
解像度は、1024×600です。
価格は安いですが、解像度は悪いです。
ブルーレイ自体が持つ画質(1920×1080)が活かせるレベルにないです。
視聴できるメディアは、DVD・ブルーレイです。
ブルーレイは、CPRM(VRモード)対応なので、市販のブルーレイメディアのほか、地デジの録画映像をムーブしたメディアの再生も対応します。
外部スロットは、USB端子・SDカードスロットがあります。
動画フォーマットもMPEG1・ MPEG2 には対応します。
バッテリーは、搭載です。
持続時間は、4時間、充電時間も4-5時間と、このクラスでは優秀でしょう。
ACアダプターは、付属です。
自動車での利用は、シガーソケットアダプタが付属するため、配慮はあります。
ご家庭のTVでの利用は、しっかり、HDMI端子を備えます。
自宅では大画面TVに接続して、高品質な映像を見ることも可能です。もちろん、イヤホンジャックもあります。
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以上、ダイニチ電子のSU-10PBの紹介でした。
持ちはこび用にしては多少重いです。そうした機種としては、ブルーレイを扱える機種で1024×600という解像度は、物足りないです。
【9インチ】
25・東芝 REGZA SD-BP900S
¥44,500 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
解像度:800×480
TVチューナー:
ブルーレイ:搭載
スロット:SDカード・USB端子・HDMI端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大5時間
充電時間: 約5時間
重さ:1.2kg
SD-BP900S は、東芝レグザのブルーレイのポータブルプレーヤーです。
画面サイズは、9インチ(19.8×11.2.cm)です。
本体デザインは、折りたたんでタブレット形状でも使える機種です。
他社機と同じです。
液晶パネルについても、同社のDVDプレーヤーは、IPSパネルでしたが、本機は情報がないです。おそらく、TNパネルでしょう。
解像度は、800×480です。
DVD-VR(CPRM対応)なので、地デジ映像などの再生は可能ですが、画質は落ちるでしょう。
外部スロットは、USB端子・SDカードスロットがあります。
動画のフォーマットは、AVCHDのみの対応です。
バッテリーは、内蔵です。
画面が小さいこともあり、最大5時間の再生と高寿命です。
もちろん、ACアダプターも付属します。
自動車での利用は、カーアダプターが付属します。
しかし、ヘッドレストに付けるカバーは未付属です。この部分を意識した作りではなさそうです。
Amazonベーシック HDMIケーブル - 0.9m
¥602 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
ご家庭のTVでの利用は、HDMI端子を備えます。
そのため、自宅では大画面TVに接続して、高画質でDVD映像を見ることが可能です。
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以上、東芝のSD-BP900S の紹介でした。
9インチ機はグリーンハウスにもありましたが、基本的に持ちはこびが楽なサイズで(画質はともかく)Blu-rayは見たい、というニーズから販売されるものです。
スペック上のバッテリー稼働時間は東芝のが長めである一方、多少重量はあるので、重さとバッテリーのどちらを選ぶか、という話になるでしょう。
次回に続く
ポータブルプレーヤーのおすすめは結論的にこれ!
というわけで今回は、ポータブルプレーヤーの比較でした。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。
2・ポータブルDVDプレーヤーの比較 (2)
=最終的なおすすめ製品の提案【結論】
液晶のみやすさ ★★★★★
自動車での利用 ★★★★★
子どもの利用 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
テレビ視聴 ★★★★★
ネット動画再生 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
次回の2回目記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全機種から、改めて、いつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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