1回目記事からの続きです→こちら
2-1・山善のホットカーペット

2回目記事のトップバッターは、日本の山善のホットカーペットです。
日本の輸入商社で上場企業です。季節家電に強みがあります。
1・ホットカーペットの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【結論】
1-2:パナソニック
1-3:KODEN(広電)
2・ホットカーペットの比較 (2)
2-1:山善
2-2:コイズミ
2-3:アイリスオーヤマ
2-4:その他の企業〈各社〉
3・ホットカーペットの比較 (3)
2-5:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も1回目記事の冒頭(こちら)でかいた「選び方の基本」に沿いながら説明していきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2025年発売】
【絨緞なし】
【1畳(小さめ)】85×170cm
27・YAMAZEN SUT-102
¥8,980 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【1.5畳(小さめ)】170×120cm
28・YAMAZEN SUT-152
¥10,980 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【2畳(小さめ)】170×170cm
29・YAMAZEN SUT-202
¥10,655 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【3畳(小さめ)】230×185cm
30・YAMAZEN SUT-302
¥13,800 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
カバー:なし
消費電力: 400W(2畳)600W(3畳)
タイマー:切タイマー(6時間後)
消し忘れ防止:6時間OFF
センサー:なし
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:あり
清潔性:ダニ対策・消臭加工
収納性: 24折(3畳)
月間電気代: 1,860円/2,827円(2畳/3畳)
SUTシリーズは、山善の販売するホットカーペットです。

カバーは、付属しないモデルです。
適宜、自分が必要なラグなどを用意して上に掛けてください。
サイズは、一方、どのサイズも畳数の平均よるやや小さい点に注意してください。
カーペットの隅までの暖かさにおいて通常サイズより、不利です。

パワーは、2畳用で400W、3畳用で600Wです。
電気代は、一方1日8時間、強運転(45℃)で、2畳用が1,860円、3畳用が2,827円という数字です。
面積が狭い点で、使うパワーも少なめですから節電性は良いです。
ただ、面積面だけでここまでの省エネは実現できないと思います。近年の山善機は、普通の面積の製品も含めて、他社より省エネ性の数字が良いです。
電熱線の長さや、温度制御の部分で何かしらの細工があるのだとは思います。シンプルな家電だけにパワーの低めだと、快適性の部分で副作用がでる可能性もなくはないです。
センサーは、室温センサーは付属しません。
先述のように表記上の節電性は良いですが、実際の電気代で考えると、搭載機には及ばない場合が多いでしょう。

省エネ機能は、ただ、上図のように、全面を30分間隔で強弱にするタイプの節電機能が付きます。
暖房面切替は、2面3通りの切替に対応します。
温度調整も5段階です。
タイマーは、6時間後のみですが、切タイマーが付属です。

清潔性は、言及に値します。
本機は、通称「空気をキレイにする ホットカーペット」です。これは、住江織物の「トリプルフレッシュ加工」を生地に施しているという意味です。
光触媒と異なり、酸素で反応するため、日の当たらないカーペットでも有効とされます。

実験データを見ると、(縦横約14cmの絨緞について試験管実験ながら)効果は期待できる数値が出ています。
実際、市販のカーテンやカーペットに使われている実績は長く、安全性も高いとされます。 スミノエによれば、2畳用カーペットで6畳の部屋の消臭が可能なレベルとされますので、過度の期待は禁物ですが、あるにこしたことはないと思います。
ダニ対策ももちろん可能です。
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以上、山善のSUTシリーズの紹介でした。
消臭部分の機能性と、スペック上の電気代の安さが目立つ機種です。先述のように、省エネ面に何かしらの工夫があると見受けられます。
一方、室温センサーが未付属なのと、若干面積が狭くなるのは難点です。ただ、省エネ性も、配線や温度制御の改良による副作用がないか、多少気になると言えます。
とはいえ、エアコン併用なので、部屋の温度自体を適温にした状態で、「弱〜中運転」ほどで温度固定利用するようなご家庭ならば、パワー面の難点は気になりにくいとはいえます。
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【2025年発売】
【フランネルカバー付属】
【2畳(小さめ)】175×175cm
31・YAMAZEN YZLE-201 BR
¥16,800 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
カバー:あり(フランネル調)
消費電力: 400W(2畳)
タイマー:切タイマー(6時間後)
消し忘れ防止:6時間OFF
センサー:なし
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:あり
清潔性:ダニ対策・消臭加工
収納性: 16折(2畳)
月間電気代: 1,860円(2畳)
なお、このシリーズの2畳用に限りますが、カバーとのセット品が売られます。
本体性能は、先ほどの機種と同じです。
したがって、ラグ自体は175×175cmですが、本体ユニットは170×170cmです。

生地は、普通のポリエステルです。
ただ、起毛させて、フランネル調の風合いを出しています。
柔らかでなめらかな肌触りですが、弾力はそこまでないタイプです。
凹凸もなく、掃除はしやすいでしょう。
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結論的にいえば、1万円前後の「カバーセット」なので、広電の同等製品がライバルと言えます。
ただ、先ほど書いたような「省エネ性」に関わる部分に不確定要素が多いので、その部分の仕様が「一般的」なKODEN機のほうが、「安心」に見えるのは確かです。

【2025年発売】
【絨緞なし+消臭機能】
【2畳】176cm×176cm
32・YAMAZEN NUK-204
¥7,980 楽天市場 (1/1執筆時)時)
【3畳】195cm×235cm
32・YAMAZEN NUK-304
¥10,800 楽天市場 (1/1執筆時)
【絨緞なし】
【1畳】170cm×85cm
33・YAMAZEN NU-102
¥6,480 楽天市場 (1/1執筆時)
【1.5畳】170cm×120cm
33・YAMAZEN NU-156
¥7,980 楽天市場 (1/1執筆時)
【2畳】176cm×176cm
33・YAMAZEN NU-201
¥8,480 楽天市場 (1/1執筆時)
【3畳】195cm×235cm
33・YAMAZEN NU-301
¥9,980 楽天市場 (1/1執筆時)
カバー:なし
消費電力: 500W・720W
タイマー:
消し忘れ防止:6時間OFF
センサー:なし
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:
清潔性:ダニ対策
収納性:12折り
月間電気代: 2,314円/2,879円(2畳/3畳)
NUKシリーズは、2024年から展開になった山善のホットカーペットです。
なお、NUシリーズは、消臭機能が省略となる下位機ですが、同時にみていきます。

本機は「敷く消臭元」として、小林製薬の抗菌材(KOBA-GUARD)を利用しています。ダイキンも自社の加湿空気清浄機(水車部分)抗菌・脱臭目的で使いますが、ホットカーペットでははじめて見ました。
山善の場合、制菌加工・消臭加工という表記です。表面に塗装されており、生活臭(汗、体臭、アンモニア臭など)に効果があります。あくまで効果があるのは生地表面に限られる点、生物由来以外のニオイ(タバコや調理臭など)は効かない点に限界はありますが、それでもワンポイントでしょう。
カーペットカバーの下に設置するものなので、塗布剤の減衰も遅いかと思います。シーズンオフなどにふいても問題ないです。
パワーは、2畳用が500W、3畳用が720Wです。
月間電気代は、1日8時間強運転(45℃)をする場合、2畳用が2,314円、3畳用が2,879円という数字です。表記上の電気代の水準は良いです。
ただし、本機もどうしてこの「省エネ性」が実現できるのかは不明です。
省エネ性の計測方法自体は日本工業会で定まった統一基準です。そのため、装備面で、発熱線の間隔、温度制御の調整、床面断熱が強めなどの可能性が考えられますが、「副作用」の有無を含めて正確な情報は(公開されないので)分かりません。
センサーは、室温センサーが未付属です。
実際の電気代はそこまで安くならないでしょう。

暖房面切替は、2面3通りの切替に対応します。
タイマーは、未付属です。
6時間後オフ機能だけです。
ダニ対策も対応です。
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以上、山善の NUシリーズの紹介でした。
消臭面の工夫が目立つ製品です。
その上で、「省エネ性」がよいと言えますが、その理由が「読めない」のが気になります。あまり折れない(12折り)製品なので、ヒーター配線の違いかと想像していますが、分かりません。
ただ、いずれにしても、室温センサーがない部分を含めて、実際の光熱費が安いわけではないですし、メーカーも、節電性についてはあまり強調していません。
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【2025年発売】(SUBシリーズ)
【絨緞なし】
【1畳(小さめ)】170cm×85cm
34・YAMAZEN EUC-101
¥4,980 楽天市場 (1/1執筆時)
【1.5畳(小さめ)】170cm×120cm
34・YAMAZEN EUC-151
¥(7,980) 楽天市場 (1/1執筆時)
【2畳(小さめ)】170cm×170cm
35・YAMAZEN EUC-201
¥5,999 楽天市場 (1/1執筆時)
【3畳(小さめ)】185cm×230cm
35・YAMAZEN EUC-301
¥7,999 楽天市場 (1/1執筆時)
消費電力:160W 360W 400W 600W
月間電気代: 2,455円/2,827円(2畳/3畳)
収納性: 24折(3畳)
【2023年発売】(AUBシリーズ)
【絨緞なし】
【1畳】88cm×175cm
36・YAMAZEN AUB-1500
¥6,490 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【1.5畳】125cm×180cm
36・YAMAZEN AUB-150
¥6,871 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【2畳】175cm×175cm
36・YAMAZEN AUB-200
¥7,153 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【3畳】195cm×235cm
36・YAMAZEN AUB-300
¥(10,260) Amazon.co.jp (1/1執筆時)
消費電力:200W 355W 520W 710W
月間電気代: 2,455円/3,422円(2畳/3畳)
収納性: 24折(3畳)
【2025年発売】(WACシリーズ)
【絨緞なし】
【1畳(小さめ)】170cm×85cm
37・YAMAZEN WAC-101
¥6,989 楽天市場 (1/1執筆時)
【1.5畳(小さめ)】170cm×120cm
37・YAMAZEN WAC-151
¥8,379 楽天市場 (1/1執筆時)
【2畳(小さめ)】170cm×170cm
37・YAMAZEN WAC-201
¥8,479 楽天市場 (1/1執筆時)
【3畳(小さめ)】185cm×230cm
37・YAMAZEN WAC-301
¥10,799 楽天市場 (1/1執筆時)
消費電力:220W 360W 440W 650W
月間電気代: 2,411円/3,482円(2畳/3畳)
収納性: 16折(3畳)
カバー:なし
タイマー:
消し忘れ防止:6時間OFF
センサー:
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:
清潔性:ダニ対策
このほか、とくに、消臭面や節電性などの部分で工夫のない下位機として、以上のモデルの展開もあります。
SUBシリーズは、どの畳数のモデルも、サイズを小さくして見かけ上「省エネ」みせているタイプです。
AUBシリーズは、従来サイズです。
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結論的にいえば、いずれも、室温センサーがない廉価版ですし、値段部分以外は選ぶ理由はないです。

【2025年発売】(執筆時在庫なし)
【絨緞なし】【厚さ4倍級】
【2畳】175×175cm
38・YAMAZEN SUEF-F202
¥(12,800) 楽天市場 (1/1執筆時)
【3畳相当(小さめ)】230×185cm
38・YAMAZEN SUEF-F302
¥(17,800) 楽天市場 (1/1執筆時)
カバー:絨緞なし
消費電力: 400W(2畳)600W(3畳)
タイマー:入タイマー(6時間後)
消し忘れ防止:6時間OFF
センサー:室温センサー
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:あり(15mm)
遮音対策:あり
清潔性:ダニ対策・消臭加工
収納性: 24折(3畳)
月間電気代: 1,711円/2,604円(2畳/3畳)
SUEF-Fシリーズは、山善のホットカーペットの節電面での上位機です。
いずれも、ヒーターユニットのみの製品です。
なお、2025年の同社のカタログ記載製品ですが、ネットでも電気店でも生産在庫がみられません。販売された様子が見られないので、特定流通に限った販売かもしれません。
昨年モデルもそうでしたので、(待っても)最終的に市販されない可能性がある部分は、言及しておきます。

カバーは、未付属のタイプのみの展開です。
パワーは、2畳用が400W、3畳用が600Wです。
本機も、省エネ仕様で、他社より消費電力が少なめです。

本体の断熱は、工夫があります。
「とっても省エネふわふわタイプ」として売りますが、断熱用のフェルト層に15mmほどの厚みがあり、床面への熱の逃げを防ぐ構造です。
パナソニックが10mmの厚みなので、それと比べても1.5倍です。実際「特厚」でしょう。この部分で最大37%の節電効果とされます。
先述のように本機は電気代のスペックが良いのはこの部分が大きいです。
業界団体の定める電気代は、先述のように、5時間の平均値からの算出なので、立ち上げたあと、太いフェルト層により温度が維持されやすいため、数字が良くなると言えます。
ただし、速暖性については、他社と違い記載がないです。
そのほか、この構造ゆえ、階下への足音の響きも軽減されます。
月間電気代は、1日8時間運転で、強運転(45℃)する場合、2畳用が1,771円、3畳用が2,604円という数字です。
3畳(相当)は、実際の3畳より1回り小さくしているとはいえ、両サイズとも、各社通してみても「安め」といえます。
ここまで良いのは、主に先ほど書いた「断熱面の工夫」からと見て良いでしょう。

センサーは、ただ、室温センサーが付属します。
室温に応じて節電できるため、未搭載機に対しては約25%の節電効果があります。
収納は、広電の様に、小さく折りたためる点が優れます。

加えて、省電力モードを搭載します。
150秒間隔で、弱通電と強通電を切替えて省エネする方式です。
正確に1/2の電力になるわけでないですが、割と意味はあるでしょう。
暖房面切替は、2面3通りの切替に対応します。
タイマーは、6時間後のみですが、入切タイマーともに付属です。
ダニ対策も対応です。

清潔性は、住江織物の「トリプルフレッシュ加工」が備わります。
先ほど説明した下位機にもありました。それと同じです。
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以上、山善のホットカーペットの紹介でした。
断熱性に配慮がありつつ、室温センサーボタンで(任意で)省エネ運転もできるので、性能的に上位機といえます。消臭繊維もある程度まで説得力があるかと思います。
先述の「ふわふわ」で断熱し、電気の安さを「かさあげ」されている部分はあるとはいえ、アルミの断熱シートを引くより安定するでしょうし、ポリエステル地だけなのでへたりの心配もあまりないと言えます。
一方、畳数規格よりやや小さめである点はネックです。
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【2024年発売】
【絨緞なし】【厚さ4倍級】
【1.5畳】130x176 cm
38・YAMAZEN NUMF-E158
¥10,800 楽天市場 (1/1執筆時)
【2畳】176x176 cm
38・YAMAZEN NUMF-E207
¥11,800 楽天市場 (1/1執筆時)
【3畳】235×195cm
39・YAMAZEN NUMF-E307
¥14,800 楽天市場 (1/1執筆時)
カバー:絨緞なし
消費電力: 500W・720W
タイマー:
消し忘れ防止:6時間OFF
センサー:室温センサー
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:あり(15mm)
遮音対策:あり
清潔性:ダニ対策
収納性: 24折(3畳)
月間電気代: 2,304円/2,701円(2畳/3畳)
なお、こちらは、同じ「極厚4倍マット」を採用する下位機です。
新旧ありますが、性能は同じです。
サイズは、ただ、(無理に)小さくしていない普通サイズです。

ただ、層構造が少し異なり、中空構造を取ることで、熱を保持する工夫になります。
月間電気代は、1日8時間運転で、2畳用が2,301円、3畳用が2,701円です。
この仕様でも、光熱費はそれなりに良い水準です。
ただ、入タイマー・省エネモードほか、消臭加工(トリプルフレッシュ)がない部分では劣ります。
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結論的にいえば、電気代は安いのですが、室温センサーがなく、省エネ運転できないため、実際の光熱費が安いわけではない点が注意点といえる機種です。消臭面の工夫が除かれているのも、やや残念です。

【フローリング調】
【2024年発売】
【1畳用】180×126cm
40・山善 YZC-109FL(LBR)
40・山善 YZC-109FL(DBR)
¥13,860 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【1.6畳用】180×126cm
41・山善 YZC-169FL(LBR)
41・山善 YZC-169FL(DBR)
¥18,680 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【2畳用】176cm×176cm
42・山善 YZC-209FL DBR
42・山善 YZC-209FL LBR
¥19,800 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【3畳用】195cm×235cm
43・山善 YZC-309FL DBR
43・山善 YZC-309FL LBR
¥29,800 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
カバー:PPシート
消費電力: 400W 520W 740W
タイマー:
消し忘れ防止:6時間OFF
センサー:なし
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:
清潔性:ダニ対策・防水加工
収納性: 9折(3畳)
月間電気代: 2,455円/2,901円(2畳/3畳)
こちらは、山善の販売するフローリング調のホットカーペットです。
パナソニックのかんたん床暖の「ライバル機」です。
サイズは、複数あります。
オーソドックスなものだと、2畳用(タテ176×ヨコ176cm)と3畳用(タテ195×ヨコ235cm)があります。

パワーは、2畳用が520W、3畳用が740Wです。
電気代は、1日8時間使うとして 2,455円/2,901円(2畳/3畳)です。
パナソニックと比べて、だいぶ光熱費の数字が「良い」のは素材的な違いです。
パナソニック機は塩ビ素材で1.2cmのしっかりした素材なので、熱を通しにくいため、電力が必要です。そのかわり、耐荷重が500kgあるので上にものを置けます。

山善は、ポリエステル地の表面にビニールを貼り木目プリントをしたものです。
200kgまでの耐荷重はあるのでテーブルは置けますが、ようするに、耐久性(というか擦れへの弱さ)で差があります。
裏面の密着性も若干負けるでしょう。
センサーは、室温センサーを搭載しないシンプルなモデルです。
タイマーは、6時間の自動オフ機能は搭載されます。
暖房面切替は、格安製品ながら、2面3通りの切替に対応しますので、床を左右に分けて、片方だけ暖める部分加熱が可能です。

清潔性の点では、高温状態によるダニ退治機能が目立ちます。
なお、表面に透明PPシートで加工してあるため防水性があります。もちろん、洗濯には対応できませんが、清潔性は高いと言えます。
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以上、山善のフローリング調ホットカーペットの紹介でした。
室温センサーを搭載しないなど、多少、機能面で割り切った製品ですが、価格を大幅に抑えることができている点で、なかなか需要がありそうな製品です。
問題は上に大物を置く場合の耐久性と、床への密着性ですが、これは値段的に仕方ない部分はあります。
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【フローリング調】
【2024年発売】
【2畳用】176cm×176cm
44・広電 CWC201H-BW
44・広電 CWC201H-CW
¥16,700 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【3畳用】195cm×235cm
45・広電 CWC301H-BW
45・広電 CWC301H-CW
¥23,900 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
カバー:PPシート
消費電力: 480W 742W
タイマー:
消し忘れ防止:8時間OFF
センサー:なし
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:あり
清潔性:ダニ対策・防水加工
収納性: 9折(3畳)
月間電気代: 2,478円 3,861円(2畳/3畳)
このほか、広電からもPPTシートを採用する「フローリング調」の製品がでています。
サイズは、2畳用と3畳用です。
仕様は、タイマーが8時間OFFタイマーになるくらいでほぼ同じです。
ただ、3畳用の光熱費の数字が悪いが注意点です。
2-2・コイズミのホットカーペット

つづいて、日本のKOIZUMI(小泉成器)のホットカーペットです。
美容家電ほか、暖房家電にも強い企業で、ホットカーペットのラインナップもあります。

【マイヤー織り】
【2025年発売】
【2畳】177×177cm
46・ コイズミ KDC-20257D
¥21,800 楽天市場 (1/1執筆時)
【3畳】235×195cm
46・ コイズミ KDC-30257D
¥21,400 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
カバー:あり(マイヤー織り)
消費電力: 460W /610W
タイマー:
消し忘れ防止:6時間OFF
センサー:なし
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:
清潔性:丸洗い・ダニ対策
収納性: 5折
月間電気代: 2,158円/2,976円(2畳/3畳)
KDC-20257Dは、日本のKOIZUMIのホットカーペットです。
以前は、「絨毯なし」モデルもありましたが、現行品はカバー付きだけです。

絨毯カバーは、ポリエステルで、編み方は、カットパイルのマイヤー編です。
他社でも見た、よくあるタイプです。
質感はフラットで、過度に「ふかふか感」は演出せず表面的な肌触り(すべり)を重視した感じです。凹凸もなく掃除はしやすいでしょう。
本体の断熱は、特に技術的な説明はないです。
パワーは、2畳用が460W、3畳用が610Wです。
電気代は、2畳用で2,155円、3畳用で2,976円です。
パナソニックの省エネタイプなどに比べても数字は良好です。

その上で、本機は節電モードが付属します。
ONにする場合、3分間ごとに区切り自動で、左右交互に通電を切り替えます。利用する場合、らに消費電力量の2割の削減ができます。

これを利用する状況で、2畳用で1880円、3畳用で2604円です。
室温センサーと連動して中運転で稼動するパナソニックの「節電モード」利用時の光熱費には及ばないですが、かなりの水準です。
仕組み的に、温度の安定性と立ち上がり(速暖性)には課題が出るでしょうが、それはパナソニックも同じですし、問題を感じたら「OFF」にすれば良いだけなので問題ないです。

センサーは、ただ、しっかり、室温センサーを搭載します。
先述の「節電モード」との併用もできますので、節電しつつ、ある程度快適に運転できそうです。

暖房面切替は、一般的な2面切り替えです。
清潔性の点では、ダニ退治機能が搭載されます。
カバーは、抗菌加工の表示はないですが、洗濯は可能です。
また、畳んでの収納は可能です。5つ折りまではできます。

このほか、「電磁波を約99%以上カット」という特徴もあります。
同社の電気毛布ではお馴染みの機能ですが、電熱線の向きを変えた2本の電線を通す構造にすることで、カーペット表面の電磁波を99%カットするというものです。
一方、電気暖房が発する程度の電磁波が健康に悪いというのはエビデンスがない話で、コイズミ自体も、この部分の効用についての言及を(意識的に)避けています。
まあ「おまけ」程度に考えれば、マイナス面はないので問題ないです。
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以上、KOIZUMIのKDC-20257Dの紹介でした。
節電性の部分で期待値が高い製品です。
方法も納得感があるため、節電性を重視して選びたい場合、選んで良いでしょう。
先述のように、通常運転時に、一定時間ごと半面ずつ暖める方式で、スペック的な省エネ性は高い機種です。
発想は独自で面白いと思いますが、速暖性は少なくとも他機より弱いでしょう。こういった機能は、全面加熱できる上で、「エコボタン」で実現するほうが良い気もしました。
補助暖房的に利用する方で、温めでも良いならば、省エネで良いでしょう。

【ブラウン系】(2022年発売)
【1畳】177×89cm
47・ コイズミ KDC-10226
¥18,630 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【2畳】177×177cm
47・ コイズミ KDC-20226
¥20,101 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【3畳】235×195cm
47・ コイズミ KDC-30226
¥14,990 楽天市場 (1/1執筆時)

【ホワイト系】(2023年発売)
【1畳】177×89cm
48・ コイズミ KDC-10237
¥13,910 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【2畳】177×177cm
48・ コイズミ KDC-20237
¥9,980 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【3畳】235×195cm
48・ コイズミ KDC-30237
¥12,900 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
カバー:あり(マイヤー)
消費電力:130W 300W 450W
タイマー:切タイマー(4h)
消し忘れ防止:6時間OFF
センサー:なし
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:
清潔性:丸洗い・ダニ対策
収納性: 5折
月間電気代: 1,860円/2,604円(2畳/3畳)
KDC-10226なども、日本のKOIZUMIのホットカーペットです。
実際的には、先ほどの機種の旧機ですが、電磁波カット機能がないほか、節電面での仕様が変わります。

絨毯カバーは、2種類から選べます。
2022年モデルはブラウン系です。
生地は、ポリエステルで、編み方は、カットパイルのマイヤー編です。
実質的に新機種とカバーは変わりません。

2023年モデルはホワイト系です。
こちらは、織り方を含めて説明がないです。
昨年転倒チェックを試みましたが、売り切れだったのを書いていて今思い出しました。みられたら加筆します(加筆予定あり)
本体の断熱は、特に技術的な説明はないです。

パワーは、一方、2畳用が300W、3畳用が450Wです。
省エネで、公称だと実際のスペックで、業界統一の強運転の温度(45℃)が出せます。
ただ、仕組みを考えると単純に「プラス評価」にはしにくいです。
この世代のコイズミ機の場合、切替ではなく、通常利用時の標準駆動として 左右交互通電をしていました。OFFにできない仕様です。
それによって、先ほどの低電力化を図っていました。温度の安定性や立ち上がり(速暖性)には問題が出た場合、対処のしようがない方式だったと言えます。
電気代は、2畳用で1880円、3畳用で2604円です。
数字はかなり良いです。
電気代ベースだと交互通電で半額になるわけでなく、10%前後の節電効果に止まるようです。
センサーは、室温センサーが未搭載です。
ここも新機種との違いです。
暖房面切替は、2面切り替えです。
ただし、本機は全面加熱はできない仕様なので、2面の同時加熱はできません。
清潔性の点では、ダニ退治機能が搭載されます。
カバーは、抗菌加工の表示はないですが、洗濯は可能です。
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以上、KOIZUMIのKDC-10226などの紹介でした。
通常運転時に、一定時間ごと半面ずつ暖める方式でスペック的な省エネ性は高い機種です。
ただ、新機種でこの仕様が改良されたことをふまえても、速暖性や暖かさの安定性の部分で課題がある方式だったように思います。
同社の製品を選ぶ場合、先ほどの新機種が良いと思います。
2-3・アイリスのホットカーペット
続いて、日本のアイリスオーヤマのホットカーペットです。
ホームセンターではお馴染みで、格安家電に強みがあります。

【2019年発売】
【絨毯なし】
【2畳】176x176 cm
49・アイリスオーヤマ HCM-T1818-H
¥9,480 楽天市場 (1/1執筆時)
【3畳】235x195 cm
49・アイリスオーヤマ HCM-T2420-H
¥11,800 楽天市場 (1/1執筆時)
【絨毯・室温センサーなし】
【2畳】176x176 cm
50・アイリスオーヤマ IHC-20-H
¥7,180 楽天市場 (1/1執筆時)
【3畳】235x195 cm
50・アイリスオーヤマ IHC-30-H
¥10,978 楽天市場 (1/1執筆時)
カバー:絨緞なし
消費電力: 500W/740W
タイマー:
消し忘れ防止:8時間OFF
センサー:室温センサー
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:
清潔性:ダニ対策
収納性: 12折
月間電気代: 2,410円/3,154円(2畳/3畳)
これらは、日本のアイリスオーヤマのホットカーペットです。
2系統ありますが、室温センサーの有無が違いです。

絨毯は、付属しません。
好きなラグを上に載せて利用する方式です。
サイズは、2畳用と3畳用があります。
規格化されているので、他社と同じサイズです。
パワーは、2畳用が500W、3畳用が740Wです。
電気代は、2,410円/3,154円(2畳/3畳)です。
悪くも良くもない感じでしょう。
本体の断熱は、特段の言及はないです。

センサーは、上位機は、室温センサーを搭載します。
温度調整も無段階で可能です。また、室温に応じた節電モードも利用できます。
ただし、下位機種については、室温センサーが未装備ですし、あまりおすすめできません。

暖房面切替は、2面・3通りの切替です。
他社にも採用例が見られたオーソドックスなタイプです。
ダニ退治も可能です。
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以上、アイリスオーヤマのホットカーペットの紹介でした。
基本機能は網羅しますが、特段の個性がないタイプです。性能で選ぶ機種ではないでしょう。
2-3・その他のホットカーペット
最後に、Amazonなど、ネット販売で見られるモデルを中心に、ここまで見た以外の製品を一部見ておきます。

【2019年】【絨緞なし】
【1.5畳用】176×128cm(2面切替なし)
51・ライフジョイ JPU151H
¥6,380 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【2畳用】176×176cm
52・ライフジョイ JPU201H
¥8,380 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【3畳用】235×195cm
53・ライフジョイ JPU301H
¥9,980 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
【4畳用】235×195cm
54・ライフジョイ JPU401H
¥14,800 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
カバー:絨緞なし
消費電力: 300W 480W 720W 850W
タイマー:
消し忘れ防止:8時間OFF
センサー:
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:
清潔性:ダニ対策
収納性: 4折
月間電気代: 2,496円/3,864円(2畳/3畳)
これらは、ライフジョイのホットカーペットです。
インターネット通販のお店ですが、JP型番の製品は「日本製」ということで売っています。
実際、消費電力構成などからすれば(おそらく)1回目記事でみた広電のユニットだと思います。説明書の形式が同じなので広電の日本工場でOEM生産しているのだと思われます。
この部分で、品質信頼性はあるでしょう。
本体サイズは、上記ほか、1畳と4畳もあります。
わりと便利に感じるのは、2.5畳のラインナップで、200×200cmなので大きめのコタツ用にこれは良いかもしれません。
絨毯は、付属しない製品です。
本体の断熱は、特段言及がありません。
暖房面切替は、2畳用以上には付属です。
A・B・両面の選択が可能です。
いずれかの部分暖房にして、電気代を節約できます。
清潔面では、熱によるダニクリーン機能が付きます。
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以上、ライフジョイの電気カーペットの紹介でした。
(恐らく自社生産の)広電の下位シリーズと有意の差はないので、その2社から選ぶとすれば、ある程度値段できめても良い機種です。
ただ、2.5畳は独自で、わりと良いサイズ感に思えました。
ネットには、広電のユニットを利用した結構同じような製品(モフア・フリーダン FPU301 FPU201 MPU19)がありますが、この畳数だけはないですので。
ただ、断熱性・消臭・室温センサーほか、特別な機能があるわけではないですし、他の格安機と同様に、光熱費面とのトータルコストを考えると、選びにくい部分はあります。
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【2畳用:絨毯なし】176×176cm
55・TEKNOS TWA-2000B
¥5,980 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
カバー:絨緞なし
消費電力: 500W
タイマー:
消し忘れ防止:6時間OFF
センサー:
暖房面切替:2面・3通り
断熱対策:
遮音対策:
清潔性:ダニ対策
収納性:
月間電気代: 1,904円(2畳)
そのほか、テクノスも出しますが、こちらは、(逆に)海外製が明示されます。
ただ、室温センサーがなく、断熱層の工夫もない製品です。光熱費のスペックは悪くないですが、性能で選ぶのは少し厳しいでしょう。
今回の結論
最新のホットカーペットのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、各社のホットカーペットの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

3・ホットカーペットの比較 (3)
2-5:最終的なおすすめの提案【結論】
生地の品質 ★★★★★
暖かさ ★★★★★
省エネ性能 ★★★★★
清潔性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く、3回目記事(こちら)は、結論編です。
ここまで紹介した製品全てから、用途別・目的別のAtlasのおすすめ商品を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
