【今回レビューする内容】2023年 電気代で比較!人気の加湿器の性能とおすすめ・選び方
【紹介する製品型番】象印 EE-RR35-WA EE-RQ35-WA EE-RR50-WA EE-RQ50-WA EE-DC35-HA EE-DC35-WA EE-DC50-HA EE-DC50-WA 三菱重工 加湿器 SHE35VD SHE60VD SHE120VD SHK50VR SHK70VR SHK90VR バルミューダ Rain ERN-1100SD-WK 日立 ピュアクリエ HLF-Z5000 ドウシシャ KMWW-301C KMWV-301C KHW-2170C CGD BK SI WHK-1217CL DKHX3511 DKW-2221 東芝 TKA-S45A TKA-S60A
今回のお題
静かで・電気代が安く・掃除のしやすい加湿器のおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2023年1月現在、最新の加湿器(加湿機)の比較の2回目記事です。
1・加湿器の比較 (1)
1-1・シャープ
方式:気化・ハイブリッド
1-2・パナソニック〈日本〉
方式:気化
1-3・ダイニチ
方式:ハイブリッド
2・加湿器の比較 (2)
2-1・象印〈日本〉
方式:スチーム
2-2・三菱電機
方式:スチーム・ハイブリッド
2-3・東芝
方式:スチーム
2-4・バルミューダ
方式:気化
2-5:日立
方式:気化
2-6・ドウシシャ
方式:超音波
3・最新の加湿器の比較 (3)
3-1・スリーアップ
方式:超音波
3-2・他の企業
方式:超音波 ほか
3-3・最終的なおすすめ機種の提案
前回の記事で比較できなかった各社の製品を追加でみていきます。
ただ、加湿方式の違いなどの「選び方の基本」は、1回目記事の冒頭(こちら)で書いています。
よろしくお願いします。
電気代の安さ ★★★★★
加湿量 ★★★★★
手入れしやすさ ★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、各社の製品をレビューします。
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
よろしくお願いします。
2-1・象印の加湿器の比較
はじめに、象印の加湿器の紹介です。
同社は、素早い加湿が自慢のスチーム式の加湿器を出します。
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以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で書いていきます。
【木造和室 〜6畳、プレハブ洋室 〜10畳】
【2021年発売】
26・象印 スチーム式加湿器 EE-RR35-WA
¥12,180 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
【2020年発売】
26・象印 スチーム式加湿器 EE-RQ35-WA
¥12,480 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:スチーム式
消費電力:305W
加湿量:350mL/h
タンク量:約2.2L
連続運転:約6.0h
静音性:
サイズ:幅24×奥行26×高さ27.5cm
センサー:温度湿度センサー
EE-R3シリーズは、象印の小型加湿器です。
新旧両機種ありますが、性能は変わりません。
適応畳数は、木造和室6畳・ プレハブ洋室10畳までの小型機です。
加湿方式は、象印の場合、スチーム式となります。
「電気の湯沸かし」は調理家電分野で象印の強い部分ですので、それを応用した製品です。
消費電力は、305Wです。
スチーム式は、常に電気を使うので光熱費には優しくないです。
ただ、立ち上がりが速い点と、冬場の加湿で室温が低下しない点がメリットで、コアなファンがいるのも確かです。
なお、湯沸かし時、再沸騰時には、短時間ながら、985Wの電力を消費します。
搭載されるセンサーは、温度センサーと湿度センサーです。
象印の場合も、室内の湿度については「高湿・適湿・低湿」というアバウトな状況しか分からないです。とくに、低湿は、37.5%未満の検知であり、風邪予防などにはほぼ意味がないです。
自動運転は、対応です。
3つの指標で湿度(40 /50/60%)が設定できますが、体感湿度であり、本体の湿度表示とは連動していません。
加湿量は、350mL/hです。
小型機種としてはパワフルです。
タンクのサイズは、2.2Lと多少小さく、連続運転時間は、約6時間となります。
本体の重さは2.3kgほどです。
給水時は、タンクが取り外せないので、本体をそのまま持ち運んで水を入れる方式です。
また本体形状的に、洗面所などの水栓が口の短いタイプだと水が入れにくい点は注意です。
清潔性については、スチーム式は一旦水を沸騰させるため、水の汚れは生じにくいです。
ただ、実際の所、クエン酸などで掃除をマメにしないと「臭い」は生じます。
フッ素加工された水ケースは掃除しやすいですが、掃除の頻度は気化式に比べて多めです。
静音性は、お湯を沸騰させるので、煮沸音がします。
スチーム運転時の騒音値は非開示ですが、25dB前後でしょう。
一方、煮沸・再沸騰時は約39dBです。
軽減できる「湯沸かし音セーブモード」が搭載され、それを利用する場合は、31dBとなりますが、スチーム式の「売り」である、立ち上がりの速さは減じます。
また、掃除不足だと、音が大きくなる特徴もあります。
安全面については、沸騰する方式なので配慮が重要です。
この点では、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造などの配慮と、チャイルドロックが装備されており、安心です。なお、スチームは65度で放出しています。
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以上、象印の EE-R3シリーズの紹介でした。
スチーム式は、(電気代が家賃に込みだった)海外で利用した経験があります。加湿スピードも早いというメリット性はありますが、光熱費の面ではやや不利です。
本機の同系機を、しばらく滞在したホテルで使ったことがあります。
独特のボコボコ沸く感覚と、熱を帯びた蒸気は、(ストーブの上のヤカンを思わせ)結構良い感じでした。
電気代を考えないならこれでも良いかと、改めて思いました。
【木造和室 〜8畳、プレハブ洋室 〜13畳】
【2021年発売】
27・象印 スチーム式加湿器 EE-RR50-WA
¥11,269 楽天市場 (1/6執筆時)
【2020年発売】
27・象印 スチーム式加湿器 EE-RQ50-WA
¥15,646 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:スチーム式
消費電力:410W
加湿量:480mL/h
タンク量:3.0L
連続運転:約6.0h
静音性:
サイズ:幅24×奥行26×高さ31.5cm
センサー:温度湿度センサー
EE-R5シリーズはは、象印のスチーム式加湿器の中型機です。
本機も、旧機種が残りますが性能は同じです。
適応畳数は、木造和室8畳・ プレハブ洋室13畳までの対応です。
加湿量は、410mL/hと下位機種よりは増加しています。
しかし、さほどパワフルという訳でもありません。
タンクのサイズは、3.0Lと先ほどの機種よりも多少大きいです。しかし、加湿量が増えているので、こちらも連続加湿時間は6時間までと同じです。
消費電力は、410Wと相当増えています。
自動運転機能があるとは言え、光熱費の面では多少不利ですね。
その他の部分は、下位機種と同じです。
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以上、象印のEE-R5シリーズの紹介でした。
適応畳数が広いリビング用です。冬場に室温が低下しない美点はあるので、昔ながらのスチーム式のファンならばこれを選ぶのもよいでしょう。
ただ、電気代を考えるとやや微妙な方式とはなります。
【木造和室 〜6畳、プレハブ洋室 〜10畳】
【2021年発売】
28・象印 スチーム式加湿器 EE-DC35-HA
28・象印 スチーム式加湿器 EE-DC35-WA
¥22,697 Amazon.co.jp (1/6執筆時)<
加湿方式:スチーム式
消費電力:305W
加湿量:350mL/h
タンク量:約3L
連続運転:約8h
静音性:
サイズ:幅24×奥行26×高さ32.5cm
センサー:温度湿度センサー
【木造和室 〜8畳、プレハブ洋室 〜13畳】
【2021年発売】
29・象印 スチーム式加湿器 EE-DC50-HA
29・象印 スチーム式加湿器 EE-DC50-WA
¥22,697 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
【2020年発売】(性能は同じ)
29・象印 スチーム式加湿器 EE-DB50-WA
¥16,800 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:スチーム式
消費電力:410W
加湿量:480mL/h
タンク量:4L
連続運転:約8h
静音性:
サイズ:幅24×奥行27.5×高さ36.5cm
センサー:温度湿度センサー
EE-DC35・50ラインは、象印のスチーム式の上位ラインです。
下位機種と比較して、各サイズともタンクが少し大きくなり、連続加湿時間は8時間と延長されている部分が違いです。
加えて、夜間利用などのため明るさが調整できる点が、他機との違いとなります。
同社では最長です。
静音性は、大きい方がが少し良くなるようで、8畳用だと沸騰時31dB、セーブ運転時26dBです。
その他の部分は、下位機種と同じです。
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以上、象印のEE-DC35・50ラインの紹介でした。
スチーム式を「指名買い」する場合、強運転なら半日、中運転ならほぼ1日保つ本機は、利便性が最も高いでしょう。
設置スペースについても、縦に伸びるだけですし、問題ないと思います。なお、配色の違いで値段が異なるので、こだわりがない場合は、両方チェックしましょう。
2-2・三菱重工の加湿器の比較
つづいて、三菱重工の加湿器です。
同社も家庭用の小型機はスチーム式をメインにします。
しかし、象印とは少し仕組みが違います。
【2021年発売】
【木造和室 〜6畳、プレハブ洋室 〜10畳】
30・三菱重工 加湿器 SHE35VD-K 【黒】
30・三菱重工 加湿器 SHE35VD-W 【白】
¥9,280 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:スチーム(ファン蒸発式)
消費電力:250W
加湿量:350mL/h
タンク量:約2.8L
連続運転:約8h
静音性:27db
サイズ:高さ245×幅220×奥行267mm
センサー:温度湿度センサー
つづいて、三菱重工の加湿器roomist SHE35シリーズの紹介です。
同社の場合、2021年モデルが執筆時の最新モデルで、現行機種でした。
本体色は、ホワイトとブラックの2色です。
なお、カラー名として、同社は「漆黒」「純白」という表現を使っていましたが、近年はやめたようです。
適応畳数は、木造和室6畳・ プレハブ洋室10畳までの小型機となります。
加湿方式は、象印と同じでスチーム式となります。
加湿量は、350mL/hです。小型機として象印と同じです。
消費電力は、250Wです。
一方、同じ加湿量の象印に比べて低く、スチーム式としては優秀です。
なお、三菱の場合、水を直接加熱するのではなく、吸い上げた一部の水だけを加熱する方式(スチームファン蒸発式)を採用しますす。
この方式の場合、蒸気の温度も55度と低く、安全性も高くなります。また、蒸発布の部分にカルキなどが吸収されるので、気化式としてはお手入れが非常に容易です。
三菱重工 蒸発布 SHES351【2枚】
¥1,157 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
蒸発布は消耗品です。
そのため、600時間(2-3ヶ月)ごとに交換の必要があります。最初に2枚(1シーズン分)付属します。
2枚入りですが、この部分のコストを考えると、象印の加湿器よりコスパが良いとも言えない部分はあります。
タンクのサイズは、2.7Lとかなり小型です。ただ、8時間の連続運転が可能です。
搭載されるセンサーは、温度センサーと湿度センサーです。
ダイニチ同様に、本機ははデジタル湿度計が搭載され、室内の湿度を表示可能です。
自動運転は、他社にも見られたように、温度との関係で適湿と判断される湿度に向かって、加湿する方式です。
一方、マニュアル運転で目標湿度の設定も可能です。40%〜65%の範囲で5%刻みなので、この部分は、他社より高性能と言えるでしょう。。
加湿器用イオンフィルター(2個入り)
¥1,723 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
清潔性の面では、ヌメリ対策として、1年交換式のイオンフィルターを利用します。
効果的ですが、消耗品費は発生します。ただし、1シーズン分は付属します。
機能的に面白い部分は、「プラズマイオン発生器」機能が付属する点です。
ただ、ナノイーのようにヌメリ対策には使われず、放出型のイオンです。
ウイルス対策になるとの記述ですが、他社と同じく、実空間での試験結果ではありません。「オマケ」と考えましょう。
お手入れについては、象印に比べると、経路が複雑です。
ただ、本機は、もみ洗いできる蒸発布にスケール(水に含まれる鉱物)が布に付くため、総合的に言えば、メンテの手間は少ないです。出てくる空気もそのぶん綺麗でしょう。
そのほか、細かい部分では、吹き出し口のアロマトレイがあるため、市販のエッセンシャルオイルを滴下できます(2-3滴)。100%の天然オイルのみ対応です。
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以上、三菱重工のSHE35シリーズの紹介でした。
スチーム式の小型機種としては、比較的消費電力が抑えられており、湿度表示機能なども魅力がある機種です。
蒸発布の消耗品費はネックに感じる方もいるでしょう。
ただ、同じ象印との消費電力差を考えると、1シーズンで1500円ほどの電気代の差があるため、蒸発布の価格を加味しても、700円ほどはこちらがお得です。
一方、気化式やハイブリッド式に較べると、電気代自体は高いです。(1日44円ほど)
ただ、温度低下する点と立ち上がりの悪さで気化式加湿器が苦手な人は結構いるため、そのような方には、とくにおすすめできます。
【木造和室 〜10畳、プレハブ洋室 〜17畳】
【2021年発売】
31・三菱重工 加湿器 SHE60VD-K 【黒】
31・三菱重工 加湿器 SHE60VD-W 【白】
¥14,650 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:スチーム(ファン蒸発式)
消費電力:440W
加湿量:600mL/h
タンク量:約4.0L
連続運転:約7h
静音性:27db
サイズ:高さ308×幅221×奥行297mm
センサー:温度湿度センサー
SHE60シリーズは、プレハブ洋室で17畳まで対応する、三菱の中型の加湿器です。
加湿方式は、スチーム式となります。
加湿量は、600mL/hとかなり多くなります。
消費電力は、ただし、最大440Wとそれに応じて高くなります。
同サイズのハイブリッド式と較べても1.5倍ほどかかる計算なので、経済性はあまりないと言えます。
ただ、スチームファン蒸発式の加湿の速さは「折り紙付き」です。
この部分を重要視するならば、これらの機種は魅力です。ただ、スチーム式のため、消費電力がと、気化式の30倍近くかかる点はやはりネックでしょう。
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以上、三菱重工のスチーム式加湿器SHE50シリーズの紹介でした。
加湿量の部分では象印の大きめを凌ぎます。
電気代の部分は、ハイブリッド式などに較べてネックではありますが、とにかく高速、ということならば、候補になるでしょう。
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【木造和室 〜20畳、プレハブ洋室 〜33畳】
【2021年発売】
32・三菱重工 加湿器 SHE120VD-W
¥28,500 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:スチーム(ファン蒸発式)
消費電力:880W
加湿量:1200mL/h
タンク量:約10L(5L×2)
連続運転:約8h
静音性:29db
サイズ:高さ320×幅440×奥行290mm
センサー:温度湿度センサー
なお、本機については、業務用でも使えそうな大型機のラインナップもあります。
加湿量が1200mL/hと相当で、5Lタンクを2基装備する機種です。
一方、自宅用には少し大きいでしょう。消費電力も最小でも440Wです。
水替え頻度を減らすために導入するにしても、タンクは2個別ですから、やはり、業務用です。
【木造和室 〜8.5畳/プレハブ洋室 〜14畳】
【2021年発売】
33・三菱重工 加熱気化式加湿器 SHK50VR-W
¥15,800 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:ハイブリッド式
消費電力:160W
加湿量:500mL/h
タンク量:約4.5L
連続運転:約9h
静音性:32〜24db
サイズ:高さ370×幅385×奥行198mm
センサー:温度湿度センサー
【木造和室 〜12畳/プレハブ洋室 〜19畳】
34・三菱重工 加熱気化式加湿器 SHK70VR-W
¥16,200 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:ハイブリッド式
消費電力:280W
加湿量:700mL/h
タンク量:約4.5L
連続運転:約6h
静音性:37〜24db
サイズ:高さ370×幅385×奥行198mm
センサー:温度湿度センサー
【木造和室 〜14畳/プレハブ洋室 〜23.5畳】
35・三菱重工 加熱気化式加湿器 SHK90VR-W
¥17,600 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:ハイブリッド式
消費電力:460W
加湿量:900mL/h
タンク量:約4.5L
連続運転:約5h
静音性:37〜24db
サイズ:高さ370×幅385×奥行198mm
センサー:温度湿度センサー
SHKシリーズは、三菱重工のもう一つの加湿器のシリーズです。。
加湿方式は、こちらは、ハイブリット式(加熱気化式)です。
したがって、この製品は、シャープ・ダイニチがのハイブリッド式が「ライバル」です。
消費電力は、小型機から大型機まで、ダイニチと同じ水準でハイブリッド式としては「安め」です。
ヒーターを利用せず、気化式としてエコ運転する場合は、いずれのサイズの機種は19Wですし、ダイニチと差はない状況です。
加湿量も、やはりどの機種も、ダイニチ・シャープと大きな差はないです。
ただ、三菱重工の場合、気化式運転(エコ運転)時の加湿量が420ml/hとさほど落ちていないので、適湿での省エネ運転が長く続けられそうです。
ハイブリッド式としては、節電性が最も期待できると言えます。
もちろん気化式となるので、部屋の室温が下がるというデメリットは生じるわけですけれども。
静音性は、小型機でも32〜24dbですから、ダイニチに及ばないです。
搭載されるセンサーは、温度センサーと湿度センサーです。
表示パネルに液晶ディスプレイが付属し視認性が高いのはこの機種の良い部分です。
自動運転も、本機も搭載です。マニュアルで湿度も数値で指定できるため、同社の気化式同様に、高性能です。
清潔性の面では、Agイオン抗菌剤が付属します。これは、交換不要部品ですが、ヌメリ対策になります。
加湿器用イオンフィルター(2個入り)
¥1,723 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
一方、万全を期したい場合はイオンフィルターも利用できます。
ただし、ハイブリッド式については「別売」です。2個入りですから2シーズン分です。
お手入れは、気化式の加湿部分がシャープ同様に「ジャバラ」となるため、完全には押し洗いできません。
ただし、しっかり洗えば、8シーズン交換不要で、抗菌加工もなされています。
機能的に面白い部分は、【エアコンの比較記事】で紹介した同社のエアコン(一部機種)と連動運転ができる点です。
実際的には、エアコンと電源が連動するだけで、AIが適湿運転するわけでもないですが、エアコン暖房は乾くので、場合によっては便利でしょう。
このほか、同社のスチーム式と同じく、「プラズマ除菌」機能が付属します。
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以上、三菱重工のSHKシリーズの紹介でした。
ハイブリッド式は、シャープ・パナソニック・三菱と3メーカーから出されており、おすすめの機種を提案するのが難しいです。
具体的におすすめしたい機種については、最後にまとめて書こうと思います。
2-3・東芝の加湿器の比較
続いて、東芝の加湿器です。
同社も家庭用の小型機はスチーム式ですが、やはり、他社とすこし違う方式を取ります。
【2022年発売】
【木造和室 〜8畳、プレハブ洋室 〜13畳】
36・東芝 TKA-S45A
¥8,710 楽天市場 (1/6執筆時)
加湿方式:スチーム式(ファン式)
消費電力:395W
加湿量:450mL/h
タンク量:約4L
連続運転:約8.5h
静音性:
サイズ:幅26.4×奥行25.7×高さ28.5cm
センサー:温度湿度センサー
TKA-S45Aは、東芝の加湿器です。
ここしばらく加湿器を出していませんでした。しかし、同じ技術の後継モデルを2022年に復活させています。それが本機になります。
適応畳数は、木造和室8畳・ プレハブ洋室13畳までの小型機です。
加湿方式は、象印の場合、スチーム式となります。
正確には、スチームファン式で、上にファンが付いています。
同じ方式の象印のスチーム式は「湯を沸かす」だけでした。
ただ、水蒸気は上に向かうので、ファンが付いても加湿にはあまり影響は与えないように思えます。実際、そのメリット性は、旧機を含めて東芝は強調していません。
消費電力は、395Wです。
同じスチーム式の象印機よりわずかに節電です。しかし、三菱(スチームファン蒸発式)と比べると、電気代はかかっています。
搭載されるセンサーは、温度センサーと湿度センサーです。
センサーは、3段階の湿度(温度)の見分けができる部分で、三菱に及ばないものの、象印より優秀です。
自動運転は、対応です。
自動運転は、目標湿度の設定はできませんが、温度に応じて適湿に調整されるので、問題を感じません。
加湿量は、450mL/hです。
適応畳数に対して十分です。
ただ、消費電力に対する加湿量という意味では、スチーム式は、やはり不利です。
タンクのサイズは、4Lです。
象印のようなポット式ではなく、こちらはタンク式になります。
象印に比べると、水の運搬に気を使わなくて良く、持続時間も延ばせる利点があります。
ただ、本機は内部(加熱層)の構造がかなり複雑です。
定期的なメンテの際に時間がかかるのが難点です。
凹凸が相当あるため、クエン酸での掃除が多くの場合、必要と言えます。
清潔性は、しっかり、掃除する限りにおいては、問題ありません。
静音性は、特段の説明がなく、もう少し説明が欲しい部分です。
本機は、ボコボコ音とファン音があるので、両方でどうなるかという話だからです。
安全面は、沸騰する方式ですので、やはり注意が必要です。
ただ、吹き出し時の蒸気温度(65度)が多少低く思えます。先述のファンがこの部分では、良い役割を果たしているのかもしれません。
チャイルドロックも付属です。
そのほか、アロマポット(エッセンシャルオイル)が使えます。
なお、アロマポットは消耗品です。正確には消耗品ではなく部品扱い(021ZN002)なので、入手経路は限られるでしょう。
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以上、東芝の TKA-S45Aの紹介でした。
一時市場に見られなかった製品の久しぶりの復活で、Atlasもすっかり忘れていました。
ただ、光熱費があまり良くない部分ほか、旧機同様にメンテ性の部分で課題があります。
最終的にクエン酸を使わないと湯垢が取り切れないのはやはりネックで、その部分を改良せずに、そのまま出したのは残念に思えました。
実際本機はクエン酸(60g)最初からを付属させています。
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【2022年発売】
【木造和室 〜10畳、プレハブ洋室 〜17畳】
37・東芝 TKA-S60A
¥11,656 楽天市場 (1/6執筆時)
加湿方式:スチーム式(ファン式)
消費電力:510W
加湿量:600mL/h
タンク量:約4L
連続運転:約6.4h
静音性:
サイズ:幅26.4×奥行25.7×高さ30.2cm
センサー:温度湿度センサー
なお、TKA-S60Aという大きめモデルも同時に発表されました。
先ほどの機種と比べて、高さが若干増えるのですが、設置寸法は同じです。
ただ、消費電力に対する加湿量は、下位機種ほど悪くはないです。この部分で優秀といえる三菱重工のスチーム式と比べても、少し劣る程度ですから。
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その点で言えば、本体の値段によっては「選べる」機種です。
ただ、スチーム式以外と比べると光熱費は高いですし、先述のように、スチーム式としては構造的に手入れが面倒なのは、本機の場合も欠点です。
2-4・バルミューダの加湿器の比較
つづいて、バルミューダの加湿器です。
デザイン家電で有名な日本の会社です。毎年、製品ジャンルのラインナップを増やしていますが、加湿器は、比較的最初期にでました。
ここで紹介するのは、その後継機になります。
【2021年発売】
【木造和室 〜10畳/プレハブ洋室 〜17畳】
38・バルミューダ Rain ERN-1100SD-WK
¥47,755 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:気化式
消費電力:23W
加湿量:600mL/h
タンク量:約4.2L
連続運転:約6h
静音性:6〜42db
サイズ:高さ350×幅350×奥行374
センサー:湿度センサー
こちらは、バルミューダの加湿器です。
適応畳数は、木造和室10畳・ プレハブ洋室17畳までです。
リビング用ですね。
壺のようなデザインですが、据え置いた感じもやはり「壺」です。
目をひくのはユニークな形です。
こちらは水を壺に注ぐことで水分を継ぎたしていくという方式をとっています。
シャープも2018年にこの仕組みを採用しましたが、「元祖」はこちらです。
また、壺のフタの部分がディスプレイになっており、現在の加湿量や残り水量、時刻などを表示できる仕組みです。
壺の大きさは30センチ四方なので、他社の加湿器度同等サイズです。
加湿方式は、気化式です。
そのため消費電力は、最大で23Wと低いです。
加湿量は、5段階で変更できて、最大加湿量が600ml/hです。
パナソニックの最上位機種のFE-KXK07には及びませんが、十分にパワフルと言えるレベルです。適応面積はメーカーによると17畳まで対応します。
タンクのサイズは、4.2Lで、約6時間の加湿が可能という仕様ですね。
搭載されるセンサーは、湿度センサーです。
加湿器上部には有機ELディスプレイがあり、その部分でモードを切り替えます。自動運転は、湿度を40-60度の間で切り替えることが可能です。湿度もそちらで確認できます。
一方、温度センサーについての記載はなく、室温に応じた適湿運転はできないと思われます。
静音性は、強運転時は最大42デシベルと決して静かではないです。
ただし、風量を下げると最大6デシベルまで下げられます。DCモーター採用で、最小の静音性は最も高いモデルと言えます。
ただし、その場合の加湿量は、150ml/hですので、寝室で暖房を消した状態に限定しての利用でしょう。
お手入れは、壺の中に水を入れるボウルがあり、それを洗剤などでたまに洗う必要があります。
内蔵フィルターは、シャープと同じようにジャバラ式で、すすぎ洗いしかできません。
1ヶ月に1回の清掃が必要ですが、パナソニックに較べると少し洗いにくいです。
ERN-S100(交換フィルター)
¥4,160 楽天市場 (1/6執筆時)
すすげないこともあり、フィルター寿命は1年です。
対応する交換フィルターは4000円強ですので、ランニングコストはかなり高めです。
ちなみに、初期型はWI-FI機能(無線LAN)が搭載されていました。
しかし、新機種に変わって「省略」です。リモコンもないです。
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以上、バルミューダデザインの加湿器の紹介でした。
デザイン性は良いですし、ギミックも面白いです。初号機は結構「ビックリ」した機種ですが、今ではシャープもヤカン給水に対応になりましたし、値段に見合った利便性があるかと言えば微妙です。
バージョンアップでWi-Fiも省略されました。
サーバーを用意しての外出先からの操作は不要なので、せめて自宅内で水タンク切れの通知を受けれるような仕組みがあったら、評価ができたかと思います。
先述のように、ランニングコストも高いですし、モデルチェンジするなら、なにかしらプラスアルファが欲しいと思いました。
2-5・日立の加湿器の比較
つづいて、日立の加湿器です。
2021年からの登場で、加湿+次亜塩素酸というコンビです。
【木造和室 〜10畳/プレハブ洋室 〜17畳】
【2021年発売】
39・ 日立 ピュアクリエ HLF-Z5000
¥39,000 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
加湿方式:気化式
消費電力:9W
加湿量:600mL/h
タンク量:約3.8L
連続運転:約8h
静音性:50dB〜23dB
サイズ:幅40×奥行22.9×高さ52.0cm
センサー:湿度センサー
HLF-Z5000は、日立の販売する加湿器です。日立も2021年機が最新です。
正確には、加湿機能+次亜塩素酸発生機という組み合わせのハイブリッドです。
適応畳数は、木造和室10畳、プレハブ洋室 17畳までです。
他社にも見られた中型リビング用のスペックです。
サイズは、ややユニークな形で、高さはあります。
加湿方式は、気化式です。
加湿フィルタの水分を熱を使わず風で気化させていく、他社同様の方式です。
一方、この部分は、次亜塩素酸発生機を兼ねます。
【300包】
補充用 塩化ナトリウム ZPS-GA1000T
¥5,114 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
塩化ナトリウムのタブレットを水に入れておき、電気分解して発生させています。
プールの塩素のようなニオイがします。
次亜塩素酸発生機は、最近業務用が各所で見られるので、ご存じの方もいると思います。
効果は、「除菌・脱臭」が示されます。
電気分解による次亜塩素酸の利用は(コロナ以前から)パナソニックなどが、主に業務用に取り入れてきたので、わりと歴史があります。
一時期見られた次亜塩素酸スプレーと違い、安全性は十分に担保される方式と言えます。
発生時の濃度は35ppmで、放出時は塩素濃度の基準を下回っています。
消費電力は、9Wです。
電気分解を伴いますが、高いわけではないです。
加湿量は、600mL/hです。
ただし、注意点があります。
本機は、加湿フィルタと除菌フィルターが入替式です。
除菌フィルターを利用して次亜塩素酸を利用する場合、加湿量は最大320mL/hになります。
ようするに、併用する場合、木造和室5畳 ・プレハブ洋室8畳クラスです。
静音性は、あまり良くないです。
ターボ時に50dB、強運転で44dB、静音時には23dBです。
600mL/hの加湿量はターボ時なので、先述のように、やはり、実際的には小部屋向けです。
タンクのサイズは、3.8Lと大きめです。
約8時間ほどは保ちそうです。
こちらの場合、水タンクは3.8Lと大きいです。
搭載されるセンサーは、湿度センサーです。
自動運転も、注意点です。
湿度のデジタル表示はしますが、風量のみ調整できるだけで、設定したい湿度は選べません。
本機の場合、自動運転で68%以上で自動停止するだけです。自動運転以外だと90%が停止基準ですので、結露に気をつける必要があります。
お手入れのしやすさは、ジャバラ式の他社機と同等です。
ただ、塩タブレットを投入するからか、1週間でお手入れランプが点滅し排水が、2週間でランプが点灯し、フィルターのすすぎ洗いが必要です。
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以上、日立のピュアクリエの紹介でした。
コロナ禍で急に出てきた製品です。ただ、加湿器として見ると、利便性の面での完成度は決して高くなく、欠点の方が目立つ製品です。
なお、やはり加湿量が多くないですが、パナソニックも加湿機能+次亜塩素酸発生機という機種を出しました。
詳しくは、このブログの【脱臭機の比較記事】をご覧ください。
2-6・ドウシシャのメーカーの加湿器
つづいて、超音波式をだしている、日本のドウシシャの製品を紹介します。
【2021年発売】
【木造和室 〜5畳 プレハブ洋室〜 8畳】
40・ドウシシャ KMWW-301C-WH
¥3,980 楽天市場 (1/6執筆時)
【2020年発売】(基本性能は同じ)
41・ドウシシャ KMWV-301C-BK
41・ドウシシャ KMWV-301C-WH
¥5,480 楽天市場 (1/6執筆時)
加湿方式:超音波式
消費電力:24W
加湿量:300mL/h
タンク量:約3.0L
連続運転:約10h
静音性:----
サイズ:高さ300×幅300×奥行100mm
センサー:
KMWW-301Cは、日本のドウシシャの販売する小型加湿器です。
今年度モデルは、白だけになっています。
適応畳数は、木造和室5畳、 プレハブ洋室8畳までと小部屋用ですね。
加湿方式は、超音波式です。
この方式は、気化式に次いで電気代が安く、静音性も高い方式です。
一方、冒頭で示したように、超音波式は、雑菌が繁殖しやすいという欠点があります。
その改善のために、抗菌カードリッジ(ABBX-KMWQ301C)を付属させています。こちらは1年の消耗品のため、期限切れには注意しましょう。
送料込みで2000円弱です。
加湿量は、300mL/hです。
超音波式は、さほど電力を食わないため、消費電力も24Wと低電力です。
タンクのサイズは、3.0Lです。
約10時間の加湿が可能という、小型機種では比較的長寿命と言えます。
クレベリン LED交換用カートリッジ LED-010
¥2,500 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
一方、この製品は、クレベリンLEDカートリッジを採用しています。
大幸薬品のクレベリン(正露丸)技術を利用したカードリッジを使い、除菌効果があるとされる二酸化塩素ガスを発生させる点が新機軸です。
二酸化塩素の効能については諸説あるところです。
ドウシシャ(大幸薬品)によれば「除菌消臭」効能が示されます。
6畳相当(換気1時間1回)で、0.01ppmの濃度となり、その濃度を維持できた場合、2,3時間でウイルス及び浮遊菌に効果を発揮するという検証結果が示されます。
効果に対する評価はさけますが、公平を期して言えば、実空間にある程度近い試験結果である点は評価できます。試験での、換気される空気の量・時間は、提示されませんが。
なお、LED-010のカードリッジの交換頻度(交換時期)は、6畳程度の空間で3ヶ月で交換です。さほど割り引きもなく、ややコスパが悪いです。
自動運転は、本機はセンサー未搭載なので、非対応です。
したがって、部屋の現在の湿度も確認できません。
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以上、ドウシシャのKMWV-301Cの紹介でした。
クレベリン採用など、面白い取り組みはなされます。ただ、効果については、さらに丁寧な説明を要するでしょう。
なお、超音波式は、水の部分の手入れをまめにできる人に向いている機種です。
【2020年発売】
【木造和室 〜12畳 プレハブ洋室〜 19畳】
42・ドウシシャ KHW-2170C CGD
¥21,000 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
42・ドウシシャ WHK-1217CL
¥22,800 楽天市場 (1/6執筆時)
加湿方式:超音波式(+ヒーター)
消費電力:75W
加湿量:700mL/h
タンク量:約4.0L
連続運転:約8h
静音性:----
サイズ:高さ245×幅245×奥行67mm
センサー:湿度センサー
KHW-2170Cも、日本のドウシシャの販売する加湿器です。
クレベリン LED交換用カートリッジ LED-010
¥2,500 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
本機も、クレベリン加湿器となります。
適応畳数は、木造和室12畳、 プレハブ洋室19畳です。
加湿方式は、超音波式です。
ただし、ヒーターを搭載しているため加熱超音波式というのが正確な機種です。
加熱により蒸気の量が多くなり、若干、雑菌問題が和らぐ効果があります。
電気代は、消費電力が75Wと「そこそこ」ですので、超音波しきとしては少し高めにはなります。
なお、仕組み的に、ヒーターをオフしての運転は非対応です。
抗菌カードリッジは本製品も必須で、消耗品となります。
加湿量は、700mL/hです。
適応畳数に対して問題のない数値です。
タンクのサイズは、4.0Lです。
強運転で約8時間の加湿が可能です。
搭載されるセンサーは、湿度センサーです。
したがって、湿度表示ができますが、湿度を指定しての運転は非対応です。
自動モードは、搭載です。
ただ、細かい湿度のマニュアル設定はできない仕様です。
60〜45%の快適モード、55〜70%の連続モード、60〜45%のお休みモードのみ選択可能です。
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以上、ドウシシャのKHW-2170Cの紹介でした。
加湿量はリビング用として実用的な水準です。センサーも付属し、湿度表示も対応するので、この方式の製品だけで比較すると、良い製品と言えます。
ただし、超音波式ですから、引き続き、水の部分の手入れをまめにできる人に向いている機種です。
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【2022年発売】
【木造和室 〜12畳 プレハブ洋室〜 19畳】
43・ドウシシャ DKHX3511 DWD
43・ドウシシャ DKHX3511 NWD
¥13,880 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
加湿方式:超音波式(+ヒーター)
消費電力:83W
加湿量:350mL/h
タンク量:約3L
連続運転:約8.5h
静音性:----
サイズ:高890×幅200×奥行200mm
センサー:湿度センサー
一方、ドウシシャからは、近代美術館の現代アートのコーナーにありそうなフォルムの加湿器も売られます。
こちらには、クレペリン非対応ですが、その代わりアロマケースを装備していて、香りを楽しめるのが「売りの1つ」です。
ただ、本機はヒーターとのハイブリッド式で83Wと少なくない消費電力ながら、加湿量がは350L/hに止まります。
ようするに、利用する電力に対して加湿量がイマイチ悪いと言えます。
家電でモダンアートを採用したものは、スペック面で劣る場合が多いです、本機もそう言えます。デザイン家電は個人的には「ありと思っていますが、機能性を突き詰めた末に「格好良い」産業デザインのほうが、Atlasは好きです。
【木造和室 〜3畳 プレハブ洋室〜 6畳】
【2022年発売】 白はDKW-2221 WH
44・ドウシシャ DKW-2221BK
¥4,610 楽天市場 (1/6執筆時)
加湿方式:超音波式
消費電力:16W
加湿量:200mL/h
タンク量:約2.0L
連続運転:約10h
静音性:----
サイズ:高さ255×幅145×奥行145mm
センサー:湿度センサー
DKW-2221も、ドウシシャの製品です。
本体サイズは、高さ255×幅145×奥行145mmです。
したがって、本機は「小型機」です。
加湿方式は、超音波式です。
適応畳数は、木造和室3畳、 プレハブ洋室5畳です。
本体サイズがかなり小さなデスクトップサイズになります。
こちらは、ドウシシャ機ですが、クレペリンによる殺菌は非対応になります。
搭載されるセンサーは、湿度センサーです。
湿度センサーは、湿度表示のみに使われ、湿度に応じた自動運転は非対応です。
一方、本機も、アロマオイルがつかえる仕様です。
アロマ部分の仕様は、同じ超音波式のスリーアップと似ているので、あとでまた説明します。ただ、フェルトが消耗品(AF-DKW2130)であるのは、それと同じです。
あとの部分は、特別な説明は不要な機種です。最大10時間の加湿量です。
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以上、DKW-2221の紹介でした。
アロマができるのは、超音波式の良い部分です。ただ、先述のように、超音波式については、しっかり手入れをしていける方に向きます。
また、適応畳数自体は結構狭いので、その部分に注意してください。
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【木造和室 〜5畳 プレハブ洋室〜 8畳】
【2022年発売】 茶はDKW-2221 BR
45・ドウシシャ KWX304 WH
¥6,410 楽天市場 (1/6執筆時)
加湿方式:超音波式
消費電力:18W
加湿量:300mL/h
タンク量:約2.0L
連続運転:約10h
静音性:----
サイズ:高さ285×幅165×奥行165mm
センサー:湿度センサー
その点で言えば、ドウシシャの製品からアロマケース付を選ぶならば、本機を一回り大きくしたこちらのほうが良いかと思います。
ただ、(繰り返しますが)このタイプは、同じ超音波式のスリーアップも強いです。そのため、デザインを含めて比べて決めると良いかと思います。
次回につづく!
最新加湿器のおすすめは結論的にこの機種!
と言うわけで、今回は、加湿器を紹介の2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
3・最新の加湿器の比較 (3)
3-1・スリーアップ
方式:超音波
3-2・他の企業
方式:超音波 ほか
3-3・最終的なおすすめ機種の提案
電気代の安さ ★★★★★
加湿量 ★★★★★
手入れしやすさ ★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
つづく、3回目記事(こちら)は、スリーアップの製品などを追加でみたあと、結論編に入ります。
ここまで紹介してきた製品から、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
3回目記事は→こちら!