1回目記事からの続きです→こちら
2-1・DJIのジンバルカメラなどの比較

2回目記事は、DJIのアクションカメラのうち、1回目記事で紹介しきれなかった上位機の紹介からです。
1・アクションカメラの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:GoPro〈米国〉
1-3・DJI 1〈中国〉
2・アクションカメラの比較 (2)
2-1・DJI 2〈中国〉
2-2・INSTA360〈中国〉
2-3・ソニー〈日本〉
2-4・Thinkware〈韓国〉
3・アクションカメラの比較 (3)
3-1・トランセンド ほか
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた、選び方の基本に沿いながら、各機をみていきます。
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なお、以下では、高評価できるポイントは赤系の文字色で、イマイチなところは青字で表記していきます。

【2023年発売】
【標準コンボ】CA2039
13・DJI OSMO Action 4 スタンダードコンボ
¥37,890 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【アドベンチャーコンボ】CA2040
14・DJI OSMO Action 4 アドベンチャーコンボ
¥57,900 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
撮像素子:1/1.3型
画素数:1000万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:電子式
録画機能:4K 120p
防水防塵:16M
バッテリー:160分(FHD)
ライブストリーミング:対応
重さ:145g
OSMO ACTION 4も、DJIのスタンダード形状のアクションカメラです。

2機種ありますが、アドベンチャーコンボは、例によって、オマケが多い構成です。
スタンダードコンボに対して延長ロッドが増えるほか、バッテリーが1つではなく3つ付属になります。あとは、バッテリー用のケースが増えるほか、アダプタマウントが2つになる点が違いです。

Osmo Action 1.5m延長ロッド
¥5,940 楽天市場 (10/16執筆時)
Osmo Action 多機能バッテリーケース
¥8,910 楽天市場 (10/16執筆時)
Osmo Action エクストリームバッテリーPlus
¥5,830 楽天市場 (10/16執筆時)
1.5mの延長ロッドだけ欲しいならば、アドベンチャーコンボは不要でしょう。
ただ、バッテリーを複数使うような使い方をするならば、意外とケースが高い部分をふまえても、セットはお得です。なお、ケースにはSDカードも収納できます。

仕組みは、本機は、モジュラー式ではなく、普通の四角い本体です。
防水性は、 形状の利点でハウジングなしで、水深16m対応です。
本体重量は、145gです。
Go Proの最新機とほぼ同じです。
確認モニターは、カメラ後部(2.25インチ)・前部(1.4インチ)ともタッチパネルです。
後部モニターは特に大きめの液晶(LCD)です。画面密度も高く、品質は良いです。
この部分は、使い勝手においてGoProとのはっきりした差でしょう。

撮像素子は、1/1.3型のCMOSセンサーです。
レンズの明るさも、F2.8です。
いずれも、先ほどみたモジュラー型のDJI OSMO NANOと同じです。
画素数は、ただ、約1000万画素です。
4K動画の撮影は800万画素あれば十分です。
ただ、 OSMO NANOが利用していると「推定」される画素統合(ピクセルビニング)は採用しないため、低照度時の撮影は、そこまで得意とも言えないでしょう。
もっとも、撮像素子の大きさは有利に働くと言えますし、画素数を抑えていることもあり、
ISO感度も、GoProより良い水準といえ、100〜12800はあります。
つまり、夜間対応力は、飛び抜けてはいないが「良い」という水準です。

手ぶれ補正機能は、EIS(電子式映像ブレ補正)です(RockSteady 3.0)。
本機も、水平補正(HorizonBalancing)は対応で45度までの水平維持は可能です。
Go Proのような水平ロック(360° HorizonSteady)も、こちらは対応です。
4K動画撮影は、本機も、スローモーションにおける4K/120fpsに対応します。
通常撮影時は、4K/60pまでですが用途的に問題ないです。
スローモーション時、EISが使えず、水平補正も制限がかかる部分も OSMO NANOと共通します。
HDR動画は、非対応です。

焦点距離は、単焦点ですが、実際のレンズの焦点距離は非開示です。
画角(FOV)は対角155°ですので広めです。
スクエア型の他機(GoProなど)と比べても、レンズモッドなどを使わないならば、かなり広めに撮れます。
音声録音は、対応します。
ステレオ対応で、3マイク式です。風切り音の低減も可能です。外付マイクもDJI Mic互換なので、この部分で拡張性もあります。
ただ、Bluetoothでの接続は同時1台までになります。
ただ、画面に連動して集音もズームさせるオーディオズーム機能はありません。

一方、少し主旨は違いますが、本機は、手放しできない状況での、マイクを通しての音声操作ができます。グローブをしていると、タッチパネルはもちろん、物理スイッチも操作しにくいので、良い仕様でしょう。
スピーカーも内蔵で、現在の撮影モードの音声確認も可能です。

Osmo Action エクストリームバッテリーPlus
¥5,830 楽天市場 (10/16執筆時)
稼働時間は、本体のみだと、フルHD/24P撮影時で、最大160分です。
バッテリーの交換は対応できます。

スマホとの連携は、本機も、DJI Mimoというアプリです。
ここもOSMO NANOと変わりません。Wi-FiとBluetoothを利用する形式です。
ライブ配信は、対応です。
1080p(30fps)で、ストリーム出力できます。YouTubeならば公式対応でダイレクトです。
記録は、マイクロSDカードです。最大512GBまで認識します。
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以上、OSMO ACTION 4の紹介でした。
Go Proの下位機(GoPro LIT HERO)が価格的に競合するライバルでしょう。
比較する場合、撮像素子のサイズを含めた、画質部分は本機の方が仕様は上位です。手ぶれ補正も本体内蔵になる部分で、周辺装備も豪華です。
その上で、ライブ配信が対応できる部分と、防水性の部分でも上回ります。一方、制限はあるとは言え、4K/120pでのスローモーション撮影ができる部分もこちらが有利です。
唯一、LEDライトが搭載される部分で、GoPro LITは、スロー撮影時を含めて、実運用時に便利そうですが、総合的にはこちらかなと思います。

【2024年発売】
【標準コンボ】B0D1YH4B2R
15・ DJI OSMO ACTION 5 PRO スタンダードコンボ
¥55,000 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【アドベンチャーコンボ】 B07FW4CZZL
16・DJI OSMO ACTION 5 PRO アドベンチャーコンボ
¥69,300 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
撮像素子:1/1.3型 (高感度)
画素数:4000万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:電子式
録画機能:4K 120p
防水防塵:16M
バッテリー:240分
ライブストリーミング:対応
重さ:145g
DJI OSMO ACTION 5 PROは、DJIのスクエア型のアクションカメラの最上位機です。

こちらも、おまけの多い「アドベンチャーコンボ」があります。
スタンダードコンボに対して延長ロッドが増えるほか、バッテリーが1つではなく3つ付属になります。あとは、バッテリー用のケースが増える点が違いとなります。
こちらの場合も、延長ロッドだけ欲しい場合は、単品で良いかと思います。
本体重量は、146gです。
旧機と変わりません。

確認モニターは、カメラ後部(2.5インチ)・前部(1.46インチ)です。
プロ版の場合、液晶ではなく、OLED(有機EL)になります。
最近は標準機度もあがっており、野外でも問題ないための採用でしょう。
画面密度は同じですが、コントラスト比は高く、画質は上です。
撮像素子は、1/1.3型のCMOSセンサーです。
下位機と同じでサイズですが、4000万画素です。
本機は、2×2のピクセルビニング(画素統合)して、高感度化する仕組みです。DJI OSMO NANOと違い、公式で言及が見られました。
状況によっては、オーバーサンプリングも併用するでしょうが、いずれにしても「低照度利用」には強いです。
撮像素子自体が、高感度タイプかは非公開ですが、低照度輝度の値は伸びています。
ISO感度も、実際、動画時にISO 100-51200で。
この手のアクションカメラだと、数字が飛び抜けて良いです。
なお、撮影面では、スーパーナイトモードが使えます。夜間画質が良くなるので、例えば、夜のドライブ映像などの撮影画質は良くなるでしょう。
レンズは、こちらも、F2.8です。
ただ、撮像素子部分も含めて、条件の悪い状況での撮影にはやはり強いでしょう。
ダイナミックレンジも、13.5ストップと伸びました。。
画素数は、静止画時も、高解像度対応で、約4000万画素です。
静止画は、バースト撮影(高速連写)も対応できるようになっています。

手ぶれ補正機能は、こちらも、EIS(電子式映像ブレ補正)です。
この部分は、下位機と仕様は同じです。
引き続き、水平ロック、水平維持もできます。

その上で、被写体トラッキングに対応します。
被写体を追尾して、構図を中央に固定するものです。最近のカメラは、この部分の精度が上がってきています。
4K動画撮影は、本機も、スローモーション時最大4K/120fpsです。
仕様自体は、下位機とほぼ同じです。
HDR動画は、ただ、HLG-HDR記録に対応です。
GoPro13と同格と言ってよいでしょう。事後編集なしでHDR映像が楽しめます。
焦点距離は、本機も非開示です。
画角としては、こちらも最大155度です。
音声録音は、対応します。
先ほどの機種に対して、仕様の変更はみられません。
稼働時間は、本体のみだと、フルHD/24P撮影時で、最大240分です。
あとは、ネットワークについて、Wi-Fi6に対応した点が目立ちます。
そのほかは、下位機に対して言及したい違いはないです。
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以上、OSMO ACTION 5 Proの紹介でした。
撮像素子の変更で、夜間撮影能力が向上した点、また、被写体トラッキング(センタリング)に対応した点が、目に付く進化です。
とくに前者は、夜間や室内でもよく使う方には、結構な差が付くように思います。それなりに高額になりますが、投資価値はあるでしょう。
2-2・Insta 360アクションカメラの比較

続いて、中国の深圳のShenzhen Arashi Visionが販売するInsta 360の紹介です。

【2024年発売】
【通常製品】CINSBBGA-SB
17・Insta360 Insta360 Ace Pro 2
¥55,000 楽天市場 (10/16執筆時)
【ストリート撮影キット】(白)
18・Insta360 Insta360 Ace Pro 2
¥75,042 楽天市場 (10/16執筆時)
撮像素子:1/1.3型(高感度)
F値: F2.6
録画機能:8K/30p 4K/60p
バッテリー:180分
重さ:177g
【2023年発売】
19・Insta360 Insta360 Ace Pro
¥44,290 楽天市場 (10/16執筆時)
撮像素子:1/1.3型
F値: F2.36
録画機能:8K/24p 4K/60p
バッテリー:100分
重さ:180g
画素数:5000万画素
手ぶれ補正:6軸ジャイロ
防水防塵:10M
ライブストリーミング:
Insta360 Ace Pro は、Shenzhen Arashi Visionが販売するアクションカメラです。

形状としては、既に見た、DJIのOSMO ACTION 4や、GoPro HERO系と似ており、そちらがライバルです。

「ストリート撮影キット」は、バッテリーが2本付属になるほか、ウインドガードや、グリップなどのおまけ付です。
1・8Kフレームレート(8K/20P→8K/30P)
2・画角(151°→157°)
3・防水性能の向上
4・スクリーンの高詳細化
5・着脱式レンズガード
6・ウインドガード
本機は、下位機(旧機)が併売中です。
1世代前の Insta360 Ace Proとの主な違いは、上図の通り多いです。
8K撮影を目的に買う方は少ないでしょうが、撮像素子とレンズ自体が新しく、4K撮影時の画質も、フレームレートも、画質も向上しています。
この値段差ならば、選ぶならば新機種でしょう。
以下では、新機種をベースに紹介をしていきます。

本体重量は、177gです。
問題ないです。
防水性能は、12Mまでです。
かなり良い水準です。ハウジングを利用して60Mです。
確認モニターは、2.5型です。
フリップ型タッチパネルで、前面にチルトできます。
別売オプションなしに、これができるのは本機の良い部分の1つでしょう。

撮像素子は、1/1.3型のCMOSセンサーです。
すでにみた、DJI OSMO の各機と同じで、GoProより大きめの素子です。
その上で、24年から夜間に強い高感度型の表記もでました。
画素数は、5000万画素です。
8K (3400万画素)に対応させるためです。
一方、画素統合(ピクセルビニング)や、「全画素読み出しでのオーバーサンプリング」など、高感度化に伴う夜間対応力の低下をどのように処理するかは、非開示です。

ただ、本機はPureVideo機能として、低照度撮影において、センサーとAIチップを利用した処理する対策の記載があります。おそらく、2×2のピクセルビニングを意味しているでしょう。
8K/30Pを含めて、オーバーサンプリングも併用するでしょうが、いずれにしても、価格相応の対策はあります。
ISO感度は、ただ、ISO 100-6400です。
DIJに比べてそこまで強力ではなく、GoProほどの水準です。
実用でよく使うISO域内での見え方は、画素統合などの別の技術でフォローしているので見栄えが良いでしょうが、本当に「暗い」場所だと、仕様上、わりと差が付く可能性があるでしょう。
レンズの明るさは、F2.6です。
従来と同じで、ライカとの共同開発のレンズです。
焦点距離は、35mm換算で16mmの焦点距離です。
画角は、157°なので、他社に比べても十分な超広角です。

動画撮影は、8K/30Pと4K/120pまで対応です(16:9)。
スローモーションは4K/120pまで対応です。
これらの部分での仕様は、全社通しても高水準です。
しかし、やはり、他社と比べる場合、8K/30p対応が目立ちます。30フレームならばなめらかですし、高解像度のショート動画を撮るならばよさそうです。
ただし、その場合、4K/120pなどと同じで発熱による熱停止が問題になるでしょうから、短時間撮影に限られると言えます。なお、目安時間などの情報はないです。

HDR動画も、4K/60pまで対応とされます。
ただ、同社の場合、アクティブHDRという名前です。
こちらは、スマホの(静止画)HDRのように、露出の異なる複数枚の写真合成の動画版のようなものです。激しく動くような撮影シーンにおける「白飛び・黒つぶれ」を抑制する効果があります。
一方、GoPro13のように、HLG HDRなどで輝度情報が記録されるわけではないので、HDR映像にするには、編集時にHLGでの書き出しなどが必要と言えます。

手ぶれ補正機能は、6軸ジャイロスコープです。
同社の手持ちの従来機と同じで、動画向きです。
本機も、水平補正は対応で45度までの水平維持は可能です。水平ロック(360° Horizon Lock)も、4K/120Pスローモーション時などを除き、対応です。
音声録音は、対応します。
ステレオ対応で、3マイク式です。
ウインドガードも同梱で、風切り音の低減も可能です。ただし、「オーディオズーム」のような高度なことはできません。

操作は、マイクでの音声操作と、ジェスチャー双方に対応です。
グローブをしたままの操作などに対応できます。

Insta360 急速充電ハブace-fastchargehub
¥8,300 楽天市場 (10/16執筆時)
Insta360 Ace Pro & Ace 1800mAh バッテリー
¥6,000 楽天市場 (10/16執筆時)
稼働時間は、本体のみだと、4K/30P撮影時で、最大180分です。
2024年に上位互換となる1800mAhのバッテリーが出たことで伸びました。
バッテリーは取り外し可能です。
ネットワークは、Wi-Fi5とBluetooth 5.2です。
スマホとの連携は、Insta360アプリを利用し、編集をする形です。
ライブ配信は、非対応です。
対応したい場合、PC経由でウェブカムとして利用する必要があります。
記録は、本機も、マイクロSDカードです。最大1TBまで認識します。
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以上、Insta360 Ace Pro 2の紹介でした。
Go Pro Hero上位機やDJI Osmo Action 5 Proのライバルで、、家庭用だと、現在はこれらが「3強」といえそうです。
比べる場合、どちらかと言うと「クロウト向け」な他社機に対して、本機はいわゆる「ガジェット好き」がいろいろ楽しめそうな工夫がある機種に思えます。
標準でチルトモニターを搭載する部分ほか、感覚的に理解しやすいアプリの作り、とくにいじらなくても普通に撮影できそうな機能性を含めて、本体さえ買えば「いろいろなことにトライできる」仕様にしています。
性能部分は、たしかに、8K/30P対応が目立ちます。
ソースが良い場合4K水準のTV・モニターでもより綺麗に見えるとは言えますが、8Kが現状でマストとは言えない点で言えば、あえて搭載したのも、ユーザーに多方面で「遊ばせる」ためでしょう。
一方、他社に比べると、ライブ配信に非対応であること、あるいは、HLG HDRに対応できない点が注意点と言えるでしょう。
とはいえ、「撮って自分で楽しむ」部分ではいずれもマストでもないでしょうし、カジュアルにいろいろ遊びたい場合に、機能面のバランスが良く、最も良い選択肢でしょう。

【2024年発売】
【アクションポッドあり】
【64GB】CINSAATA-ST-64
19・Insta360 GO 3S (64GB) 白
20・Insta360 GO 3S (64GB) 黒
¥48,900 楽天市場 (10/16執筆時)
【128GB】CINSAATA-ST-128
21・Insta360 GO 3S (128GB) 白
22・Insta360 GO 3S (128GB) 黒
¥52,900 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【アクションポッドなし】
【64GB】CINSAATA-SC-64
23・Insta360 GO 3S (64GB) 黒
24・Insta360 GO 3S (64GB) 白
¥36,800 楽天市場 (10/16執筆時)
【128GB】CINSAATA-SC-128
25・Insta360 GO 3S (128GB) 黒
26・Insta360 GO 3S (128GB) 白
¥41,800 楽天市場 (10/16執筆時)
撮像素子:1/2.3型
画素数:約660万画素
F値:F2.2
手ぶれ補正:6軸ジャイロ
録画機能:4K 30p
防水防塵:IPX8
バッテリー:38分(本体)
ライブストリーミング:
重さ:39.1g
Insta360 GO 3S も、Shenzhen Arashi Visionが販売する、アクションカメラです。

複数の機種があります。
大きな違いは、アクションポッドの有無です。
充電用の台座に2.2型モニター(フリップ式タッチスクリーン)のことで、スマホを使わずとも、プレビュー表示や、遠隔操作ができます。
なお、台座にもバッテリーがあるので、装着時は170分間まで稼働時間が伸びます。結構な値段差ですが、あったほうが便利には思います。

Insta360 GO 3 クイックリリースマウント
¥4,860 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
Insta360 GO 3/GO 3S 磁気ペンダント
¥1,080 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
そのほかは、別売もなされるクイックリリースマウント・磁気ペンダント・簡易クリップ・スイベルマウントも、上位版のみの付属です。
あとは、同じですので、同時にみていきます。

この製品の特長は、圧倒的な小型・軽量性です。
本体が39.1gしかないので、持ち歩きの邪魔にならず、身につけても利用できる点で新しさがあります。
ストラップにはマグネットで付けるのですが、この磁力を利用して、壁などにマグネット装着も可能です。帽子など非磁器の場合は、クリップが用意されます。
記録は、内蔵メモリを利用します。
容量は選べますが、多いに越したことはないでしょう。
なお、メモリ量の違いによる実撮影時間は非公開です。旧機だと32GBだと少なすぎるということで64GBがあとから出ました。
今回は、後述するように4K対応になった部分もあるので、128GBが安全かなと思います。

防水性能は、IPX8です。
メーカーは、水深10Mまでの防水を表明しています。
同社のアプリでは、海中専用の補正となるAquaVision処理も可能です。
撮像素子は、非公開ながら、実際は、1/2.3型です。
レンズは、F値2.8のそれなりに明るいレンズを採用します。

手ぶれ補正機能は、FlowState手ブレ補正を搭載です。
この機種も、6軸ジャイロスコープです。
ドローンでも使われる技術で、(カメラというより)そちら方面の技術を利用していると思われます。人間の動きのような、大まかな動き(ブレ)において、補正力が期待できるため、この部分も人気の秘密です。
なお、水平維持は可能ですが、水平ロック(360° Horizon Lock)は非対応です。
4K動画撮影は、4K 30Pまでの対応です。
スローモーションは、4Kでは対応できず、解像度を落とす場合2.7K/100P、あるいは、フルHD/200Pまで対応です(スローモーション時)。
サイズ感からいえば大健闘ですが、高フレームレート撮影ができない部分は、100g前後の機種との差とはなります。
HDR動画は、非対応です。

焦点距離は、単焦点、焦点距離は16mm(35mm)です。
画角は、最大150°です。合格点でしょう。
撮影面では、(スマホのように)カメラの向きを変えるだけで、縦横の撮影が自動で切り替わる簡単切り替えも便利と言えます。
音声録音は、対応です。
内蔵マイクはステレオです。
バッテリーは、本体だけで38分です。
先述のように、ケースを付けた状態で、最大140分の撮影ができます。
いずれもUSB-C充電なので【USB PDバッテリーの比較記事】で紹介したような外部バッテリーも利用可能でしょう。ただし、常時給電は無理です。
連続撮影時間は、1クリップの撮影時間の制限はないです。
熱などに由来する部分を除けば柔軟性が増しました。

ネットワーク機能は、Bluetooth・Wi-Fiを装備します。
操作・プレビューほか、データの転送も便利です。
このほか、操作系としては、 なお、マイクを利用した音声操作、カメラを利用した、ジェスチャー操作にも対応です。
ライブ配信は、非対応です。
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以上、Insta360 GO 3Sの紹介でした。
結論的にいえば、「ウェアラブル」で使うならば、本機ほど便利な機種は他にないでしょう。その上で、多用途に使えるような工夫があり面白いです。
弱点は、(あえて言えば)ライブ配信できない点くらいです。ただ、小型機ですし、本機のような用途で使うならば現状の最高峰でしょう。

【2025年発売】
【標準キット】
(白)
27・Insta360 GO Ultra CINSABEA
¥64,800 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
(黒)
28・Insta360 GO Ultra CINSABEA
¥64,206 楽天市場 (10/16執筆時)
(白)+128GB マイクロSDカードカード
29・Insta360 GO Ultra CINSABEA
¥68,900 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【 クリエイターキット】(黒・白)
30・Insta360 GO ULTRA CREATOR BUNDLE MIDNIG
31・Insta360 GO ULTRA CREATOR BUNDLE ARCTIC
¥72,133 楽天市場 (10/16執筆時)
撮像素子:1/1.28型
画素数:5000万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:6軸ジャイロ
録画機能:4K 60p
防水防塵:IPX8
バッテリー:60分(本体)
ライブストリーミング:
重さ:53g + 108g
Insta360 GO Ultraも、Shenzhen Arashi Visionが販売する、アクションカメラです。

三脚付きミニ自撮り棒 2.0
¥5,800 楽天市場 (10/16執筆時)
Insta360 PIVOT STAND
¥3,980 楽天市場 (10/16執筆時)
Insta360 QUICK RELEASE MOUNT
¥3,380 楽天市場 (10/16執筆時)
恒例の「 クリエイターキット」は、マウンターとミニ自撮り棒がセットです。
純正を別に買うと以上の価格なので、見比べて必要かどうか判断してください。

本機も、Insta360 GO 3Sとコンセプトは同じです。
こちらも、カメラ部分と、アクションポッドが取り外せる2WAY仕様になっています。
同じように、身につけて気軽に使って欲しいというコンセプトです。

マグネット式のペンダントやクリップは、したがって本機も備えます。
重さは、カメラが約53gで、アクションポッド部分が約108.5gです。
合わせるとそれなりの重さですが、身につけたときは引き続き軽量です。
記録は、一方、カメラ側にマイクロSDカードスロットがありそちらを利用します。
最大2TBまで認識します。ストレージを廃止した部分が先ほどの製品との違いです。
仕組み上、液晶モニターはポッド側なので、画像のワイヤレス転送時に若干のタイムラグはあるでしょうが、そのために、Wi-Fi6にしている部分はあるかもしれません。
防水性能は、カメラ側は、IPX8です。
水深10Mまでの防水を表明しています。
ポッド側もIPX4なので、荒天時も利用できる水準です。
撮像素子は、1/1.28型です。
アクションカメラでは大きめと言えるでしょう。光を多く取り込めるので、画質は良いと言えます。高感度タイプかは不明ですが、本機の仕様からすると裏面照射型かなとは思います。

画素数は、5000万画素です。
画素統合(ピクセルビニング)か、オーバーサンプリング技術の採用か、あるいは、クロップなどの採用かは非開示ですので、夜間対応力については何とも言えません。
一方センサーが大きめで、5nm AIチップによる補正で、夜間対応力への配慮はあります。
もっとも、公開されるISO感度は、100-6400なので、GoPro水準ではあるものの、DJIほどは、こおを重視しては以内とは言えます。
レンズは、F 2.85です。
そこまで、高くはないですが、撮像素子が良いですし、悪条件対応力はそれなりにあり僧です。
画角は、最大156°ですので、十分な「超広角」です。

手ぶれ補正機能は、FlowState手ブレ補正を搭載です。
こちらも6軸ジャイロスコープです。

一方、こちらは、水平維持ほか、水平ロック(360° Horizon Lock)も対応です。
アクティブな動きのある映像でも、水平が維持しつつ撮影できて便利です。
4K動画撮影は、4K 60Pまでの対応です(16:9)。
スローモーションは、2.7K/120pは対応します。
ただ、4K/30Pの2倍スローモーションは対応できない仕様です。
HDR動画は、HLG-HDRは非対応です。
ただ、先述の露出合成型の「アクティブHDR」は対応しますが、その場合は、4K/30pが最高です。
焦点距離は、単焦点で14.7mm相当(35mm)です。
画角はメガ広角FOVとして156度まで多王です。
音声録音は、対応です。
マイク構成などの情報はないです。風切り音の低減機能はあります。
バッテリーは、最大60分です(4K撮影時)。
ポッド側から、12分で80%までの急速充電も可能とされます。かなり速いです。
連続撮影時間は、1クリップの撮影時間の制限はないです。
ネットワーク機能は、Bluetooth5.3とWi-Fi6を装備します。
最新であり、問題ないです。
操作・プレビューほか、データの転送も便利です。
ライブ配信は、引き続き、非対応です。
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以上、Insta360 GO Ultraの紹介でした。
「ウェアラブル」しやすいモデルでありつつ、下位機種より、画質部分の仕様が「一回り上」という感じの仕様です。
形状が特殊なので他社のライバルはあまりないですが、あえて言えば、DJI OSMO NANOでしょう。
比較する場合、画質はほぼ互角ですが、手ぶれ部分は本機が、夜間対応力はDJIがやや勝つでしょう。一方、ライブ配信に非対応な部分と、4K/120Pのスローモーション撮影に対応しない部分は、そちらに比べての弱点です。
もっとも、本機は「ウェアラブルしやすさ」にポイントがあるため、「装着性の良い、高画質機」としては、十分選択肢に入るでしょう。
2-3・ソニーの4Kアクションカム

続いて、ソニーのアクションカムです。
日本では、最もはやくアクションカメラを売り出した会社です。ちなみに、カメラを「カム」という表記で売るのは、SONYの伝統です。

【2019年発売】
32・SONY Cyber-shot DSC-RX0M2
¥116,336 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
撮像素子:1型裏面照射型センサー(高感度)
画素数:2100万画素
F値: F4
手ぶれ補正:電子式
録画機能:4K 30p
防水防塵:10m
バッテリー:35分
ライブストリーミング:
重さ:132g(バッテリー含む)
DSC-RX0M2は、SONYが発売するアクションカメラです。
1世代前のDSC-RX0の後継機として登場した製品です。

新機種は、可動式チルトモニターの採用が、1つの魅力です。
180度前に出せるので、「自分」や「自分と友人」の撮影などが楽になります。
デジカメではお馴染みの仕様ですが、搭載により、バッテリー・カード込みの重さは、132gとなっています。

防水性能は、かなり重視されています。
本体のみで防水性は20mです。
2.0mの落下耐性と200kgの耐荷重性は、小型機では最高クラスです。

レンズの明るさは、F値4とあまり明るくはないです。
ただ、レンズは、ドイツのカールツァイス製であり、撮像素子も、天気の悪い状況に強い裏面照射型センサーを搭載する点は、見逃せません。

撮像素子は、1型です。
一般的なアクションカメラに多いといえる、1/2.5サイズより4倍程度大きいため、基本スペックはかなり高いです。他社上位機が採用する1/1.7サイズと比べても2倍前後大きいと言えます。
さらに、撮像素子は、裏面照射型センサーなので、夜間や逆光には強い仕様です。

夜間撮影対応は、撮像素子のサイズと種類の部分で、他社機を上回る水準です。
重さ110gの超小型機として、1型の撮像素子を搭載しているのは、大きな見所と言えます。
とくに、静止画については、本機は画素数が2000万を超えますが、ISO感度も最高25600までいけます。
1型の裏面照射型撮像素子を持つ部分と合わせて評価するならば、「暗いところでも安心して任せられる」スペックです。

手ぶれ補正機能は、電子式手ぶれ補正の搭載です。
オフ時より画角がすこし狭くなりますが、手持ちでの動画撮影に最適化されました。
ただし、家庭向けで使われる空間光学式ではないですし、簡易的です。
このあたりは、「市販のスタビライザー」を利用してくれという方向です。

4K動画撮影は、対応です。
最大30フレーム/秒ではありますが、4K対応のmicroSDで保存できます。
先述のように、4K撮影はCPU負荷が高いですが、約15分までなら撮影できます。
この機種は、もともと、1500万画素と4Kの画素数(約850万画素)の1.7倍相当の機種ですが、余裕のあるスペックを凝縮して4K変換することで「モアレ・ジャギー」の減少効果が、謳われています。
また、4K技術を応用した「スーパースローモーション撮影」にも対応します。
フルHD撮影は、1秒間に最大60コマ撮れます。
同社の、ハイフレームレートのXAVC Sも対応できます。
その上で、ピクチャープロファイル・S-Log2ガンマなど、映像系技術もフォローするため、動画撮影用のプロ用機材として、引きがある製品です。

写真撮影は、この機種は強調できます。
というより、先ほど「カメラとして紹介しようか相当迷った」と書いたように、むしろこの機能がメインの機種です。
小型ボディに、最新の画像エンジンのBIONZ Xを積むので、各種のノイズリダクション処理や、回析現象の回避処理まで、「サイバーショット」の名に恥じない高スペックを誇ります。
最大2100万画素(記憶画素1530万)という撮像素子のスペックが活きそうです。
なお、ノイズリダクションなどは、動画撮影時にも有効です。
焦点距離は、35mmフィルム換算で24mmだけ単焦点となります。

SONY ECM-CS10
¥6,480 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
音声録音は、そのままだと非対応です。
ただし、3.5mmマイク端子はあるため、市販のマイクは利用可能です。

リチャージブルバッテリー NP-BJ1
¥3,874 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
予備バッテリーは、こちらです。
バッテリーは、実働が撮影時間で最大35分とあまり長持ちではありません。

シューティンググリップ VCT-SGR1
¥7,500 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
マウンターの種類は、手持ち用グリップなど一通りあります。
詳しくは、ソニーのアクセサリーページで確認できます。
スマホとの連携は、Wi-Fiを用います。
ライブ配信は、4K動画撮影時にWi-Fiを利用できない仕様で、非対応です。
記録は、市販のmicroSDカードを利用します。
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以上、ソニーのDSC-RX0M2の紹介でした。
撮像素子が大きく、普通のデジカメ並みのスペックがあるため「写真撮影」に向く機種です。
その上で、4K動画の撮影能力も加わるため、使い方の選択肢は増えています。
価格は高価ですが、高感度撮影対応なので、一般的なアクションカメラでは対応できない暗い場所での撮影など、使途の幅は広いでしょう。
2-4・ThinkWareのジンバルカメラの比較

続いて、韓国のTHINKWAREのカメラです。
どちらかと言うと、日本ではドラレコでしられた会社かと思いますう。
カメラは、DJIでみたような、ジンバル型になります。

【2020年発売】
【 Creator パッケージ 】
33・THINKWARE SNAP G SG-SP
¥45,880 楽天市場 (10/16執筆時)
【 Battery パッケージ 】
34・THINKWARE SNAP G SG-BP
¥54,780 楽天市場 (10/16執筆時)
【 Prime パッケージ 】
35・THINKWARE SNAP G SG-FP
¥61,780 楽天市場 (10/16執筆時)
撮像素子:1/2.3型
画素数:1600万画素
F値: F2.6
手ぶれ補正:3軸ジンバル
録画機能:4K 60p
防水防塵:
バッテリー:120分(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 243g
THINKWARE SNAP Gは、韓国のTHINKWAREのジンバル型のカメラです。
先ほどみたDJIが先行していたタイプですので、同じ価格帯といえる「DJI OSMO POCKET 2」と比較しながらみてみます。

なお、3機種ありますが、付属品の違いとなります。
Battery パッケージは、バッテリーが2つと専用充電器がつくモデルです。
Prime パッケージは、それらに加えて、バックパックマウントと外付けマイクとウインドジャマーが装備となります。
重さは、 243gです。
ジンバル型としては、若干重めです。
防水性能は、DIJ同様にこの機種は明示されません。

撮像素子は、1/2.3型です。
DIJと比較すると、やや小さめとなります。
画素数は、1600万画素です。

焦点距離は、公式には説明がないです。
画角(FOV)は、最大で133.9度となります。
3段階で調整できます。
レンズの明るさは、F値2.6です。
この部分も、DIJを含めて平均値からすると、さほど明るくないとは言えます。

夜間撮影対応は、スーパーナイトビジョン(SNVモード)の記載があります。
先述のように、THINKWAREはドラレコの会社でもあるのでこの部分に強みは出しやすいと思います。ドラレコにも使われるソニーのスタービス(裏面照射型の撮像素子)を採用していると思われます。

手ぶれ補正機能は、3軸ジンバル(3軸スタビライザー)です。
この部分については、「ADRCおよびPID技術」で、風などの外的要因についても歪みの補整をしているとの記述です。
ただし、具体的な技術、及び既存製品との差については不明瞭です。
4K動画撮影は、この製品は、60フレーム/秒で4K画質の録画ができます。
DIJと比べるとHDRについては、非対応です。
フルHD動画撮影も、120フレーム/秒の高速撮影に対応します。

顔認識は、搭載です。上半身を認識しての追尾AFもします。
顔については、登録して識別も可能(FaceIDトラッキング)です。
ペット・自動車など、動く被写体に対する追尾(アクティブトラッキング)に対応できます。
ジンバル用のモーター(パン・ロール)を利用してトラックするので、この部分ではDIJ機と差はないでしょう。パノラマも対応します。

音声録音は、対応します。
先述のように、外部マイク付きももありますが、内蔵マイクもデュアルです。
ただ、DIJのような音声のトラッキング機能はないです。。
予備バッテリーは、先述のように付属モデルがあります。
稼働時間は、1080p/30 fpsで120分という数値です。
4K動画の場合は、実稼働時間として20分前後でしょう。
スマホとの連携は、製品と同名の自社アプリが用意されます。
簡単な編集もできます。
記録は、マイクロSDカードです。
最大で512GBまで対応との表記です。
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以上、THINKWARE SNAP Gの紹介でした。
強力な手ぶれ機能を持つほか、夜間撮影にも強みがあります。画角の調整も効きそうなので、「旅行用」としては、わりと良さそうです。
ただ、今だと、基本となる撮像素子が大きなDJI OSMO POCKET 3がより軽い重さででているため、今だと、そちらの方がやはり良くみえます。
次回に続く
アクションカメラのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、4Kに対応する各社のアクションカメラの比較の2回目記事でした。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。

3・アクションカメラの比較 (3)
3-1・トランセンド ほか
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
画質の良さ ★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★☆
防水性 ★★★★★
アクセサリー ★★★★★★
バッテリー ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
ライブ配信 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
最終回の3回目記事【こちら 】は、残りのカメラを見たあと、結論編に入ります。
今回紹介した4K対応のアクションカメラ全機種から、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を数機種提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
3回目記事は→こちら!
