比較2017' 360度全天球カメラ最新11製品の性能とおすすめ・選び方:VR対応3Dカメラ:リコー・ニコン・コダック360flyなど

2017年06月10日

比較2017' 360度全天球カメラ最新11製品の性能とおすすめ・選び方:VR対応3Dカメラ:リコー・ニコン・コダック360flyなど

今回レビューする製品:2017年 各社の全天球360度カメラ(VRカメラ)8製品の性能とおすすめ・選び方: RICOH THETA S 360°全天球カメラ 910720 RICOH THETA SC Nikon KeyMission 360 エレコム VRグラス用カメラ ACAM-VRD01BK コダック 360°アクションカメラ SP360 4K GIROPTIC 360cam Gear 360 2017 SM-R21010217JP SM-C200NZWAXJP 360fly 4K VRアクションカメラ FL364KZ111 FL36HDZ111 ハコスコ・INSTA360 Nano 360°全天球パノラマ式カメラ プレイステーションVR対応:性能の違いと人気ランキング

今回のお題
話題の全天球カメラのおすすめ機種はどのモデル?

 ども、Atlasです。

 今日は、360度どの方位の写真も撮影できる全天球カメラを8機種紹介します。仕組みとしては、2つのレンズを両面に配置し、VR画像のように、どの方位の画像も同時に記録できる新型のカメラとなります。

 「時代先取り的」製品ですが、プレイステーションVRなど、3D投影できるVRビューアーも増えつつある現状をふまえて、このブログ「モノマニア」でも特集することにしました。

全天球カメラの選び方

1・レンズを2組搭載する360度カメラ
2・レンズを1組搭載する超広角カメラ  

 さて、VR用の全天球カメラですが、大きく区分すると異常の2つに分けられます。

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 第1に、レンズを2個搭載する360度全周カメラです。一般的にVRカメラというとこちらを意味します。広角レンズが2組搭載され、全周が取れるカメラです。

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 第2に、レンズを1組搭載する超広角カメラです。こちらの場合、主直方向の全周撮影は無理ですが、超広角カメラを搭載するため、1つのカメラで235度まで撮影可能です。また、レンズが1個のため、撮影した写真にステッチ(継ぎ目)がなく自然です。直下を取る必要がないならば、こちらのタイプが自然に取れます。

ーーー

 この区別のほか、今回は、画質レンズの明るさ動画の解像度などを比較基準にしながら、今回は比較するつもりです。

 いつものように、各機種の詳しい比較をした後、最後にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書きたいと思います。

各社の360度カメラの比較

 では、早速、比較にはいりたいと思います。はじめに、レンズを2個搭載する360度全周カメラを紹介します。一般的に「VRカメラ」というとこちらで、初心者向きの機種が多いのが特徴です。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 

 1・RICOH デジタルカメラ RICOH THETA S 360°全天球カメラ 910720
  
¥37,539 Amazon.co.jp (6/10執筆時)


撮像素子:1/2.3 CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:1200万画素
動画解像度 :フルHD対応 1920×1080 30fps
記憶領域:8GB
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画30分・写真260枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:125g

 THETA S 360°は、リコーが発売している全天球カメラです。同社は、全天球カメラの老舗で、数年前からこの分野に積極的に投資をしています。

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 基本的な使い方は、手持ちでの撮影です。撮影した映像を、スマホやPCで編集し、VRビューアーなどで見たり、画像を再加工したりして楽しみます。

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 VR器具がなくても、静止画に加工して楽しむだけでも面白いカメラです。

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 レンズを2枚搭載し、画角に制限がないので、今までにない構図の写真が撮れます。

 画質は、撮像素子(数値が大きいほど画質が良い)1/2.3 CMOSレンズの明るさ(数値が小さいほど画質が良い)が、F値2.0というスペックです。全天球カメラとして、基準としうる標準的なスペックと思います。

 動画の画質は、しかしながら、フルHD画質のみ対応で、4K画質に非対応です。また、フルHDも30フレームまでなので、高速撮影などはできません。

 静止画の画質は、1200万画素あるため、こちらは十分です。動画と言うよりも、静止画(写真)を加工して遊ぶには、もってこいの機種と言えます。

 画像の記録は、内蔵メモリーを利用する方式です。8GBの容量で、動画の場合は最高画質で65分、写真なら1600枚まで保存可能です。録りためたデータは、Wi-FiかUSBで、スマホやパソコンに転送します。

 バッテリーは、内蔵式で予備バッテリーが使えない形式です。ただ、動画の場合は最高画質で30分、写真ならば約260枚まで撮影可能です。

 防水性能は、この機種は付属しません。荒天時の利用などにはあまり向かないでしょう。

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 スマホは、Wi-Fi接続にてiPhone/Androidともに対応します。いずれも、専用の再生・編集アプリが利用できます。再生については、例えば、全方向に回して画像を再生するモードが付属します。編集ソフトは、他社に比べても使いやすく、その場で必要な部分をカットして、友人などに送ることができます。

 PCでの編集にも対応し、Mac用、Windows用の専用編集ソフトも付属します。

 ライブストリーミングは、機種によって対応・非対応が分かれる部分ですが、こちらは対応します。接続端子にHDMIとMicroUSBが付属し、それ経由で利用する形式です。撮影しているライブの画像をそのまま「生放送」したい方は、この機能は良い選択肢です。

 以上、リコーのTHETA S 360°の紹介でした。この分野で、もっとも伝統のあるメーカーらしく、使い勝手の部分では、これ以上の機種はないといえる「完成」した製品です。とくに、静止画写真とその加工については、優れます。一方、動画撮影については、4Kに非対応な部分が多少痛いです。高画質動画の部分を重視する場合は、他モデルの方が良いと思います。


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 2・RICOH デジタルカメラ RICOH THETA SC 【各色】
  
¥29,272 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子:1/2.3 CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:1200万画素
動画解像度 :フルHD 1920×1080 30fps
記憶領域:M8GB
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画5分・写真260枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応  
重さ:102g

 RICOH THETA SC は、リコーのTHETAシリーズの下位機種です。こちらの方が新しい発売で、色も多数ありますが、機能は劣ります。

 画質面は同じですが、HDMI端子が付属せず、ライブストリーミングに非対応であるほか、動画の連続撮影時間が5分と短いです。

 その他の点は同じです。「静止画専用機」として安いモデルが欲しい方以外は、選ばない方が良いでしょう。


 

 3・Nikon KeyMission 360
  
¥59,376 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子:1/2.3 CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:2114万画素
動画解像度 :4K対応 2160/24p
記憶領域:microSD(256GBまで)
無線:Wi-Fi Bluetooth
記録可能時間:動画70分・写真230枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応  
重さ:198g

 Nikon KeyMission 360は、ニコンが2016年10月に発売する新しい全天球カメラです。

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 基本的な使い方は、こちらの場合、別売の各種マウンターを購入して、頭に付けたり、手持ちしたり、ボードやナップザックに設置したりして使うのが基本です。アクセスは、ニコンのマウンター紹介サイトで確認できます。一方、重さは198gとリコーよりも重いです。

 画質は、撮像素子1/2.3 CMOSレンズの明るさが、F値2.0というスペックです。この点だけみるとリコーと同等のスペックですが、撮像素子が、条件の悪い場所での撮影に強い裏面照射型なので、スペック上、リコーよりも上位です。

 動画の画質も、この機種は4Kに対応します。ただ、フレームレートは1秒間に24フレームなので、自身や被写体が高速に動く環境での4K撮影は、多少弱い部分もあります。ただ、フルHD以下の解像度に設定すれば、最大240フレーム/秒となるため、こうした用途に必ずしも不向きとは言えません。

 静止画の画質は、2114万画素と十分です。画素数は、画質に必ずしも直結する数値ではありませんが、撮像素子、レンズの明るさを勘案すれば、性能はやはり上位です。

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 SANDISK SDSQXXG-032G-GN6MA [32GB]
   ¥3,250 Amazon.co.jp
(6/10執筆時)
 SANDISK SDSQXXG-064G-GN6MA [64GB]
 ¥4,550 Amazon.co.jp (6/10執筆時)

 画像の記録は、別売のMicroSDカードを利用する形式です。なお、4K対応機の場合、特別な高速対応のマイクロSDカードでないと、記録できません。そのようなカードについては、マイクロSDカードの比較記事で、詳しく紹介しています。

 Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL12
  ¥3,200 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)

 バッテリーは、交換式で、必要に応じて予備バッテリーが利用できます。ただ、バッテリーは意外とタフで、動画の場合は最高画質で70分、写真ならば約230枚まで撮影可能です。

 防水性能は、水深30mまで、耐衝撃性は2mまで耐えられます。リコーに較べて、この機種はタフなので、野外活動の記録には最適と言えます。なお、水中で利用する場合は、ボケないため、上図のようなプロテクターが必要ですが、これは付属します。

この機種は付属しません。荒天時の利用などにはあまり向かないでしょう。

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 スマホは、Wi-Fi接続ないし、Bluetooth接続にて、iPhone/Androidともに転送対応します。360度ビューアももちろん付属です。さらに、純正アプリには、5軸電子式手ぶれ補正機能が搭載されるため、手ぶれを効果的に修正できます。

 またこの機種は、撮影時の画像を確認するモニターが付属しませんが、スマホをライブビューファインダーとして利用できる機能が付属します。

 PCでの編集にも対応し、Mac用、Windows用の専用編集ソフトも利用可能です。ライブストリーミングは、しかしながら現状で非対応です。

 以上、ニコンのKeyMission 360の紹介でした。4K動画に対応する新機種として、魅力がある機種です。また、オプションパーツが多いので、マウンターを工夫し、色々な使い方を楽しめる点も魅力と言えそうです。動画中心ならば、画質的にもこの機種が良さそうですね。


  

 4・エレコム VRグラス用カメラ ACAM-VRD01BK
   ¥49,800 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子:CMOS×2(スペック非公開
F値:スペック非公開
静止画画素数:400万画素
動画解像度 :フルHD 1920×1080 30fps
記憶領域:microSD32GBまで
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画40分
編集ソフト:iPhone/Android
ライブストリーミング:非対応  
重さ:100g

 ACAM-VRD01BK は、エレコムが2016年9月に発売した全天球カメラです。ボックスタイプの全天球カメラとしては破格ともいえる安値でだしており、デンキヤでも存在感があります。

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 基本的な使い方は、この機種もマウンターを利用する方式です。ただ、他社と異なり、ヘッドマウンター・ハンドル・自転車用のクリップマウンターなど5種類のマウンターが付属している点です。アクセサリー込みでこの値段というのは、かなりお買得度が高く、その点も人気の秘密でしょう。重さも100gと軽量で、レンズも2つ装備され360度撮影が可能です。

 画質は、しかしながら「値段相応」です。撮像素子のサイズ、レンズのF値とも非公開です。ただ、画素数とレンズサイズを勘案すれば、スマホ用の低価格レンズを利用していると思います。ニコンと較べると価格が半額で、アクセサリー込みなので単純に比較はできませんが、画質は劣ります

 動画の画質は、4Kこそ対応しない物の、30フレーム/秒のフルHD画質に対応します。実用的な最低限のスペックが確保されます。

 静止画の画質は、400万画素と、最近のスマホ以下です。この点は期待できないでしょう。


 SANDISK SDSQXXCG-064G-GN6MA [64GB]
   ¥4,550 Amazon.co.jp (6/10執筆時)

 画像の記録は、内蔵メモリーはなく、別売のMicroSDカードに依存する形式です。32GBまでのメモリーに対応します。

 バッテリーは、固定式です。動画の場合は最高画質で40分とそこそこの寿命です。

 防水性能は、ありません。

 スマホは、Wi-Fi接続で、iPhone/Androidともに転送対応します。エレコムのVRD01という無料アプリを利用する形式です。

 PCでの編集は、基本対応せず、環境はユーザーが自分で準備する必要があります。

 以上、エレコムACAM-VRD01BK の紹介でした。スマホで楽しむVRグラス用の画像を手軽に楽しむための入門機として、価格面で優位性がある機種ですね。画質は過度に期待できませんが、色々なマウンターが付属するので、「ちょっと試してみたい」という初心者のニーズに合致します。


  

 5・ハコスコ・INSTA360 Nano 360°全天球パノラマ式カメラ
   ¥23,999 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)

撮像素子: CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:400万画素
動画解像度 :3K対応 2160/30p
記憶領域:microSD(64GBまで)
無線:
記録可能時間:1時間
編集ソフト:iPhone専用/PC編集対応
ライブストリーミング:対応
重さ:73g

 INSTA360 Nanoは、ハコスコが発売している全天球カメラです。

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 基本的な使い方は、Lightningコネクタを通じてiPhoneに接続して利用する形式になります。したがって、こちらは、iPhone専用機で、iPhone 6s Plus/6 Plus,6s/6とiPhone7にのみ対応です。カメラは、前後に付属する形式ですので、こちらの場合は、完全な全天球カメラです。

 画質は、撮像素子が未公開で、レンズの明るさが、F値2.0というスペックです。

 動画の画質は、こちらも4K非対応ながら、フルHDよりも画質の良い3Kまで対応します。ただ、フレームレートの情報はなく、品質などの細かい設定は未対応です。

 静止画の画質は、撮影できるものの、400万画素ですので期待できません。つまり、この機種は動画撮影がメインで、静止画は「おまけ」と考えて良い機種です。

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。64GBまでのマイクロSDカードならば利用可能です。

 バッテリーは、交換できない方式です。ただ、電池寿命は、動画で60分ですので、この点で不便は感じないでしょう。

 防水性能は、iPhoneに取り付ける形式と言うことで、取り立てて記載はありません


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 スマホは、ライトニングコネクタでiPhoneに転送する方式です。形状から想定できますが、スマホをライブビューファインダーとして利用できる機能も付属します。また、スマホ専用機で、画像の基本的な編集はスマホでもできます。ただ、本格に的な物はPCで行う仕様です。そのための編集ソフトが利用できます。

 ライブストリーミングは、この機種はWi-Fiにて対応します。

 以上、INSTA360 Nanoの紹介でした。iPhoneのアクセサリーとして利用できる視点が面白い製品です。画質の良いカメラは他にありますが、利便性の面では、iPhoneユーザーには最適でしょう。動画専用機として、iPhoneユーザーにオススメできます。


 

 6Galaxy 全天球カメラ Gear 360 2017 SM-R21010217JP
   ¥29,300 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子: CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:1500万画素
動画解像度 :4K対応 2160/30p
記憶領域:microSD(256GBまで)
無線 Bluetooth・Wi-Fi
記録可能時間:130分まで
編集ソフト:iPhone/Android/PC
ライブストリーミング:対応
重さ:130g

 Gear 360 は、サムスンが販売するGalaxy専用の全天球カメラです。2017年発表の第2世代モデルです。こちらの場合も、レンズが2つ搭載された完全な全天球カメラです。

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 基本的な使い方は、第1世代は専用三脚にての固定撮影でした。しかし、こちらの第2世代は、手持ち式となり、より撮影に関する難易度が減ったと言えます。初心者向けです。一方、前モデルに引き続き、下部にマウンターのがあり、マウンターの穴は、三脚と統一仕様なので、他社モデルでも利用可能です。

 画質は、撮像素子が未公開です。撮像素子の品質が分からない部分はやや心配ですが、撮影画質は高レベルですので、問題ないと思われます。

 動画の画質は、4K対応対応です。フレームレートも30フレーム/秒まで対応できるため、カメラメーカーの製品と同じようなクオリティを期待できます。

 静止画の画質は、この機種の場合、1500万画素と十分な画素数があるため、明瞭な写真が撮影できると思います。また、HDR機能があるため、逆光や夜間の撮影には強いです。


 SANDISK SDSQXXCG-064G-GN6MA  [64GB]
   ¥4,550 Amazon.co.jp (6/10執筆時)

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。256GBまでのマイクロSDカードが利用可能ですが、4Kに対応するタイプは、高速タイプのマイクロSDカードが必要です。そのようなカードについては、マイクロSDカードの比較記事で、詳しく紹介しています。

 バッテリーは、本体内蔵式で、本体内蔵のUSB-C端子による充電となります。1回のフル充電で動画で70分程度は撮影できmさう。

すので、この点で不便は感じないでしょう。

 防水性能は、完全防水ではありませんが、防滴・防塵性能がありますので、野外での利用でも問題ないでしょう。

 スマホには、BluetoothかWi-Fiで接続させる方式です。なお、Galaxy製品ですが、今モデルからはiOSやPCにも対応しました。スマホの場合は無料のモバイルアプリが必要です。もちろん、スマホをライブビューファインダーとして利用できる機能も付属します。こちらもスマホでの編集に対応しますが、高度な編集はPCで編集する仕様です。

 ライブストリーミングは、この機種も対応します。YouTubeやFacebookにライブストリーミング配信ができます。また、家族などの限定ユーザーにたいしてだけ動画リンクを送るような利用法も可能です。ただし、iOSについては、現バージョンでは未対応です。

 

  Galaxy Gear VR with Controller
   ¥14,500 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)

 以上、 Gear 360 の紹介でした。性能面では、カメラメーカーの製品と同じく高品質だと思います。手持ちで手軽に利用できる点ではリコーの強力なライバルと言えそうです。とくにGalaxyユーザーは、同じシリーズにGear VRがあるという強みもありますね。

超広角のVR用カメラの比較

 続いてここからは、レンズを1組搭載する超広角カメラを紹介します。垂直側が240度前後までの対応となるため、真下の撮影ができないネックはありますが、継ぎ目のない写真が撮れる点で、画質や没入感重視ならばこちらのほうがおすすめです。


 

 7・コダック 360°アクションカメラ SP360 4K
  
¥44,230 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子:1/2.3 裏面照射型CMOS
F値:2.8
静止画画素数:1240万画素
動画解像度 :4K対応 2160/30p
記憶領域:microSD128GBまで
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画55分・写真160枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:102g

  SP360 4Kは、米国のコダックが発売する全天球カメラです。日本では、マスプロ電工が総代理店のようです。

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 この機種の場合、繰り返しますが、レンズや撮像素子は1つなので、全周ではなく、垂直方向は235度まで対応です。したがって、VRカメラではあっても「360度カメラ」ではない機種と言えます。その代わり、継ぎ目のない写真が撮影可能です。

  201610161311.jpg

 基本的な使い方は、ニコンと同様で、別売のマウンターを購入して、利用する形式です。専用アクセサリーは、コダックのマウンター紹介サイトにありますが、ニコンよりも歴史が古いため種類は豊富です。

 一方、重さは、102gと割と軽量級なので、人体の設置に向いていますね

 画質は、撮像素子1/2.3 CMOSレンズの明るさが、F値2.8というスペックです。ニコンと較べると、撮像素子は同じ裏面照射型ですが、レンズのスペックは低いです。このあたりは、光学メーカとの差がある印象です。

 動画の画質は、こちらも4K対応します。また、フレームレートも1秒間に30フレームで、ニコンに較べて、高速移動時の高画質撮影により向いています。こちらも、フルHD以下に設定すれば、240フレーム/秒となるため、より高速な撮影にも向きます。

 静止画の画質は、1240万画素です。静止画の画質については、レンズの性能が多少落ちる点と、ソフト的な手ぶれ処理の有無で、基本的にはニコンの方が優れるでしょう。


 SANDISK SDSQXXCG-064G-GN6MA  [64GB]
   ¥4,550 Amazon.co.jp (6/10執筆時)

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。こちらの場合も、4K記録に対応するカードを買う必要がある点、注意が必要です。

 バッテリーパック LB080
  ¥3,175 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)

 バッテリーは、ニコンと同様に交換式です。電池寿命は、動画の場合は最高画質で55分、写真ならば約160枚まで撮影可能です。ニコンほどではないですが、意外と長持ちだと思います。

 防水性能は、防滴性(日常生活防水)はありますが、別売りケースなしで水中では利用できない仕様です。耐衝撃性は2mまであります。

 201610161324.jpg

 スマホは、Wi-Fi接続にて、iPhone/Androidともに転送対応します。この機種は、ニコンと異なり、1型の液晶モニターが本体に付属します。ただ、ニコンと同じく、スマホをライブビューファインダーとして利用できる機能も付属します。PCでの編集にも対応し、Mac用、Windows用の専用編集ソフトも利用可能です。

 ライブストリーミングは、この機種もHDMI端子が搭載し、対応します。

 以上、コダックの SP360 4Kの紹介でした。正確には「半天球カメラ」ですが、その代わりに、継ぎ目の目立たない写真が撮影可能です。また、4Kの30フレームに対応する動画に強い機種と言えます。画質の部分のスペックは、部分的に他社に及びませんが、その軽量性と豊富なマウンターは、身につけて撮影する場合に有利になるシーンが多そうです。


  

 8・コダック 360°アクションカメラ SP360
  
¥30,000 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子:1/2.33 CMOS
F値:2.8
静止画画素数:1752万画素
動画解像度 :フルHD対応 1920×1080 30fps
記憶領域:microSD32GBまで
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画160分・写真350枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応  
重さ:103g

 SP360は、先ほど紹介したコダックの SP360 4Kの格安機種です。

 201610161333.jpg

 比較すると、こちらは、垂直方向の撮影範囲がより狭いほか、撮像素子が1/2.33 CMOSとより小さく、画質が劣化しています。

 さらに、4K画質の記録にも非対応です。価格差はあるものの、性能面の差はより大きいため、コダックから選ぶならば、 SP360 4Kだと思います。


 201610161144.jpg

 9GIROPTIC 360cam
    $ 499 GIROPTIC直販   (6/10執筆時)


撮像素子:
F値:2.8
静止画画素数:1240万画素
動画解像度 :4K対応 2160/30p
記憶領域:microSD128GBまで
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画60分
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応  
重さ:180g

 GIROPTIC 360camは、フランスのベンチャーが発売している全天球カメラです。日本の店頭では販売されておらず、メーカーから直接購入するのが唯一の購入方法です。本体価格の他、国際送料が40ドルかかります。

 201610161339.jpg

 この機種の面白い部分は、下部のパーツが交換できる点です。電球型アダプタや、イーサネットアダプタなどが用意されており、特に防犯用途の常設に向きそうな製品です。

 ただ、この形状から想像できますが、こちらの場合も、水平方向は360度ですが、垂直方向は292度までの全天球カメラです。

 画質は、撮像素子未公開で、F値2.8というスペックです。この点から考えても、画質の基本スペックは、他機種ほど強調する点はないと言えます。

 動画の画質は、しかしながら4K対応します。まだ、フレームレートも1秒間に30フレーム対応ですので、動画撮影の面で他社に劣る状況はありません。

 静止画の画質は、1240万画素です。こちらの場合、静止画については、画像を貼り合わせてコントラストなどをあげるHDR対応なので、画質はそれなりに期待できるでしょう。

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。

 バッテリーは、こちらも交換式で39ドルで別売りしています。、動画の場合は最高画質で60分です。

 防水性能は、IPX 8基準の水中防水性能があります。

 スマホは、Wi-Fi接続にて、iPhone/Androidともに転送対応します。ただ、現状でアプリは日本語対応していません

 PCでの編集には対応し、Mac用、Windows用の専用編集ソフトが用意されます。ただしこちらも英語です。

 ライブストリーミングは、Wi-Fiにて対応します。

 以上、GIROPTIC 360cam の紹介でした。説明書は日本語で、本体も使いやすい設計ですが、アプリレベルやユーザーサポートレベルで日本語対応していない点で、ややクロウト向きでしょう。ただ、マウンターを含め常設して使うのには便利そうなので、中級者以上は、検討しても良いと思います。


  

10・360fly 4K VRアクションカメラ FL364KZ111
   ¥53,995 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子:1/2.3 裏面照射型CMOS
F値:2.5
静止画画素数:1600万画素
動画解像度 :4K対応 2160/30p
記憶領域:内蔵64GB
無線:Bluetooth Smart
記録可能時間:動画120分以上
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応
重さ:172g

 360flyは、米国のベンチャー企業が発売する360度カメラです。最新のロボット工学で採用されていた超広角カメラを採用したモデルです。

 この機種の場合、水平360度、垂直240度と、コダックの「半天球カメラ」に比べると、垂直方向に多少画角が広いカメラです。

 

 360fly VR POVポール FLASPPZ111
   ¥4,879 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)

 基本的な使い方は、こちらもマウンターで自転車などに付ける方式です。またPOVポールは人気商品で、「自撮り棒」のように、普段見れない高所から面白い画像が撮影できます。その他のマウンターは、360flyのマウンター紹介サイトに詳しく載っています。

 重さは、一方172gと、他の機種よりも重い機種です。ただ、こちらは、10Mまでの防水機能の他、防塵・耐衝撃性能がある野外活動向きのタフな機種です。野外活動向きです。

 画質は、撮像素子1/2.3 CMOSレンズの明るさが、F値2.5というスペックです。コダック同様の裏面照射型CMOSセンサーである上に、レンズの明るさも2.5とより明るい仕様です。用途的に考えても、十分なスペックです。

 動画の画質は、もちろん、4K対応します。また、フレームレートも1秒間に30フレームとコダックと同様ですね。一方、解像度を下げた場合のフレームレートは60コマまでですので、高速移動時や、スローモーション撮影などには向きません。

 静止画の画質は、画素数は1600万画素とこちらはコダックより優れます。静止画も得意な機種ですね。

 画像の記録は、この機種は64GBの内蔵メモリーを利用します。一方、防水設計なので、マイクロSDカードは未対応です。

 バッテリーも、防水の関係で、交換不可です。ただ、動画の場合は最大2時間撮影可能ですので用途的に問題ないでしょう。充電は、2.5時間かかるので、「使い切り」ではあります。

 スマホは、消費電力の低いBluetooth Smart対応で転送するシステムです。ライブストリーミング配信は不可ですが、出先で撮影した画像を、編集・確認することは可能です。また、スマホをリモコンとして利用できる機能も付属します。PCでの編集も対応で、Mac・Windows双方共に専用ソフトがダウンロード可能です。

 このほか、カメラ本体に電子コンパス・GPS・ジャイロセンサーが付属しており、位置情報が取得できる点、ステレオマイクが搭載される点など、細かな部分でも優れた製品です。

 以上、360fly4Kカメラの紹介でした。性能面は、画質・タフネス・使い勝手の部分で、ワンランク上の実力を持ちます。米国で人気だった商品ですが、日本でもブームになるでしょうね。すでに多少、品薄です。


  

11・360fly HD VRアクションカメラ FL36HDZ111
   ¥34,360 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子:1/2.3 裏面照射型CMOS
F値:2.5
静止画画素数:1600万画素
動画解像度 :フルHD対応 1920×1080 30fps
記憶領域:内蔵16GB
無線:Bluetooth Smart
記録可能時間:動画90分以上
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応
重さ:142g

 360fly HDは、先ほどみた360fly4Kカメラの下位機種です。

 画質面では、撮像素子・F値などの点で上位機種と同等ですが、4K未対応の機種となります。

 加えて、バッテリーも1.5時間まで、ステレオ録音に非対応最大1Mまでの防水と、低価格化の影響で使い勝手の部分もスペックダウンしています。

 ただ、重さは142gと多少軽量ですので、3万円程度で、継目なしの半天球カメラを考えている場合で、あまりラフな使い方をしない方4Kに対応する必要がない方はこちらでもよいでしょう。スマホ・PC周りの連携機能も上位機と同等ですので。

今回の結論
話題の全天球カメラのおすすめはこの機種!

 というわけで、今回は、話題の全天球カメラを紹介してきました。

 最後に、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案しておきます。


 第1に、普段持ち歩いて、普通のカメラでは撮れない動画や写真を撮影したいと考えている方には、

 

 1・RICOH デジタルカメラ RICOH THETA S 360°全天球カメラ 910720
  
¥37,539 Amazon.co.jp (6/10執筆時)


撮像素子:1/2.3 CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:1200万画素
動画解像度 :フルHD対応 1920×1080 30fps
記憶領域:8GB
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画30分・写真260枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:125g

 リコーTHETA S 360°が良いと思います。

 動画については4K未対応ながら、静止画写真については、編集アプリの使い勝手を含めて、他社を圧倒している機種だと思います。

 360度に完全対応し、スマホのカメラとの差異化も付けやすいので、一風変わったカメラを持ち歩きたいならば、こちらが良いですね。ライブストリーミング配信は、スマホまでは優先ですが、配信自体はこの方式の方が安定的でしょう。

ーーーー

 

 6Galaxy 全天球カメラ Gear 360 2017 SM-R21010217JP
   ¥29,300 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子: CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:1500万画素
動画解像度 :4K対応 2160/30p
記憶領域:microSD(256GBまで)
無線 Bluetooth・Wi-Fi
記録可能時間:130分まで
編集ソフト:iPhone/Android/PC
ライブストリーミング:対応
重さ:130g

 一方で、Android系の特にGalaxyユーザーの場合は、Gear360を選んだ方が良いと思います。iOS系で使う場合、ストリーミング配信の上で機能制限を受けますが、Galaxyならばそれもありませんから。

 外出先で、ワイヤレスでスマホに転送できる点など、ライブストリーミング配信にも適した仕様で、家族や友人、ないし「世界」にむけて中継をしたい方には向きます。


 第2に、野外での利用に向いた、全天候対応機種で、画質面でも期待できるVRカメラとしておすすめしたいのは、


 10・360fly 4K VRアクションカメラ FL364KZ111
   ¥53,995 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子:1/2.3 裏面照射型CMOS
F値:2.5
静止画画素数:1600万画素
動画解像度 :4K対応 2160/30p
記憶領域:内蔵64GB
無線:Bluetooth Smart
記録可能時間:動画120分以上
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応
重さ:172g

 360fly4Kモデルです。1/2.3 裏面照射型CMOSを採用する画質面10Mまでの防水というタフネスGPSやステレオマイク搭載などの使い勝手の部分でいずれも優れる機種ですから。

 バッテリーの持続時間・内蔵メモリーの容量も十分ありますので、この点も問題ありません。

 レンズ1つの「半天球カメラ」ですが、足元を撮れないことについて問題を感じる方は少ないと思いますし、継ぎ目のない写真が撮れる点では、こちらのほうがむしろ没入感が高く、「リアル」です。

 

 360fly VR POVポール FLASPPZ111
   ¥4,879 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)

 とくに、専用のPOVポールの出来は優秀で、旅行時など、SNSにも向いた面白い画像が撮影できます。

 ベンチャー企業の製品ですが、米国で実績を上げた人気製品で、日本に正規代理店がありますので、保証面は心配ないでしょう。


 第3に、旅行時の手持ち撮影や、自転車・バイクなど揺れる機器に付けて利用したいかたにおすすめなのは、

 

 3・Nikon KeyMission 360
  
¥59,376 Amazon.co.jp  (6/10執筆時)


撮像素子:1/2.3 CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:2114万画素
動画解像度 :4K対応 2160/24p
記憶領域:microSD(256GBまで)
無線:Wi-Fi Bluetooth
記録可能時間:動画70分・写真230枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応  
重さ:198g

 完全な「360度全天球カメラ」が欲しい方で、画質を重視したい場合は、Nikon KeyMission 360が良いでしょう。明るいレンズと裏面照射型CMOSを採用し基本スペックが最も高いです。

 動画についても4K画像や高速撮影に対応する上で、電子式手ぶれ補正の採用など、他社にない見所がたくさんある機種だと思います。手持ちなどの揺れるシーンは、他機種に較べると「得意」と言える機種ですね。

 一方、ライブストリーミング機能がない点は「中継したい方」には不向きです。それ以外に、穴は見られない総合的に良くまとまった機種だと思います。形状的にも真四角で、設置性・携帯性も良いですね。

 ただ、便利に使うには、用途に合った適切なマウンターが必要な機種です。ニコンのマウンター紹介サイトでじっくり検討しましょう。

 
 SANDISK SDSQXXCG-064G-GN6MA  [64GB]
   ¥4,550 Amazon.co.jp (6/10執筆時)

 また、先ほども書きましたが、マイクロSDカードは4Kに対応する専用タイプが必要です。そのようなカードについては、マイクロSDカードの比較記事で、詳しく紹介していますので、よろしければ、ご覧ください。

ーーー

 というわけで、今回は、全天球カメラの紹介でした。 

1・アクションカメラ(4K対応)
2・アクションカメラ(フルHD)
3・全天球カメラ(360度カメラ) →今回の記事

 なお、小型動画用カメラを探しの方で、360度対応していなくても、「広角の170度くらいで良いかも?」とお考えの方、また、「もうすこし安いカメラが欲しい」と考えている方は、「小型アクションカメラ」を紹介した2つの記事もご覧ください。

 最後になりましたが、この記事が皆さんのお役になったならば、幸いです。ではでは。

posted by Atlas at 10:41 | Comment(0) | 映像機器

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