比較2019'【VR対応】360度全天球カメラ17機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2019年10月07日

比較2019'【VR対応】360度全天球カメラ17機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2019年 360度カメラ 全天球3Dカメラ VRカメラの性能とおすすめ・選び方:VR対応3Dカメラ:リコー コダック ガーミン ゴープロ 360fly iPhone Androidスマホ対応:プレイステーションVR対応:性能の違いと人気ランキング

【評価する製品型番】GoPro MAX CHDHZ-201-FW RICOH THETA Z1 360° 910774T HETA V 360° 910725 THETA SC GoPro Fusion 360° CHDHZ-103-FW2 GARMIN VIRB 360 ハコスコ INSTA360 One INSTA360 Insta360 EVO OneX Giroptic iO INSTA360 PRO PRO2 TITAN コダック 4KVR360 SP360 4K SP360 360fly Galaxy Gear 360

今回のお題
話題の全天球カメラのおすすめ機種はどのモデル?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年10月現在、最新の全天球カメラを紹介します。

 360°どの方位の写真も撮影できる人気のカメラカテゴリです。

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 仕組みとしては、2つのレンズを両面に配置し、VR画像のように、どの方位の画像も同時に記録できる新型のカメラとなります。

 「時代先取り的」製品ですが、プレイステーションVRなど、3D投影できるVRビューアーも増えつつある現状をふまえて、このブログ「モノマニア」でも特集することにしました。

1・動画の画質 ★★★★★
2・写真の画質 ★★★★★
3・ネット配信 ★★★★★
4・手持ち撮影 ★★★★★
5・周辺機器  ★★★★★
6・総合評価  ★★★★★

 いつものように、各機種の詳しい比較をしたあと、最後に「結論」として、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書きたいと思います。

ーーー

1・アクションカメラ(動画用)
2・全天球カメラ(360度動画カメラ)
3・防水カメラ(写真用)

 なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のアウトドア系カメラの比較記事の2回目として書きました。

1・全天球カメラの選び方の基本

1・360度の全天球カメラ
2・超広角の全天周カメラ

 さて、VR用の全天球カメラですが、大きく区分すると次の2つに分けられます。


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 第1に、レンズを2個搭載する360度全周カメラです。

 一般的にVRカメラというとこちらを意味します。広角レンズが2組搭載され、全周が取れるカメラです。


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 第2に、レンズを1組搭載する超広角全天周カメラです。

 こちらの場合、主直方向の全周撮影は無理ですが、超広角カメラを搭載するため、1つのカメラで235度まで撮影可能です。

 また、レンズが1個のため、撮影した写真にステッチ(継ぎ目)がなく自然です。直下を取る必要がないならば、こちらのタイプが自然に取れます。

ーーー

 この区別のほか、今回は、画質レンズの明るさ動画の解像度などを比較基準にしながら、今回は比較するつもりです。

2・リコーの360度カメラの比較

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 では、早速、比較にはいりたいと思います。

 はじめに、人気のリコーのシータの紹介です。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2019年発売開始】

 1・RICOH THETA Z1 360° 910774
  
¥114,314 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

撮像素子:1型CMOS×2
F値:2.1
静止画画素数:2200万画素
動画解像度 4k対応 30fps
記憶領域:19GB
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画80分・写真300枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:189g

 THETA Z1 360°は、リコーが2019年5月に発売した新しい全天球カメラです。

 最も高い「フラッグシップ」機なので、多くの方は「検討対象外」でしょう。

 しかし、最も人気のある機種の最新機になるため、業界の「現状の技術レベル」を測るために最初に紹介します。

 なお、同社は、全天球カメラの老舗で、数年前からこの分野に積極的に投資をしています。

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 基本的な使い方は、手持ちでの撮影です。撮影した映像を、スマホやPCで編集し、VRビューアーなどで見たり、画像を再加工したりして楽しみます。

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 ETSUMI セルフィースティック E-6815
  
¥2,201 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 統一規格の三脚用のネジ穴があるので、自撮り棒を利用しての撮影もできます。

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 撮像素子(数値が大きいほど画質が良い)は、デジカメやビデオと同じで、画質を決める最も重要なパーツです。

 大きいほど光が多く取り込めて、画質が上がりますが、この機種は1型というかなり大きな撮像素子を搭載します。

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 より具体的に言えば、【4K対応の家庭用ビデオカメラの比較記事】で見た上位機でもこのサイズは利用されず、上図の様な、「業務用」に近いハイスペック機と同じ水準です。

 レンズの明るさは、F値2.1です。

 F値は値が小さいほど、レンズが明るく、夜間などにも強いことを意味します。

 この部分については、全天球カメラは単焦点なので、どのメーカーも割とスペックが良いので、標準的なスペックです。

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 動画の画質は、4K画質に対応します。

 ただ、30フレーム/秒までの対応となります。このブログの【アクションカメラの比較記事】で紹介した、360度非対応の小型カメラの上位機の場合、60フレーム/秒に対応しています。

 2台のカメラ制御を必要とするVR対応カメラの場合、(ハコスコのプロ用超高級機を除いて)技術的には現状無理のようです。

 一方、後ほど紹介する海外製品では、5.7Kの解像度をフォローする機種がありますが、手持ち用ではないため、比較はできません。

 なお、動画記録はH.265にも対応します。

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 静止画の画質は、2257万画素です。こちらは十分です。

 なお、画素数が多いとノイズの部分が心配ですが、常用ISO感度は6400と割と優秀です。

 撮像素子も裏面照射型ですから、無理に新型の撮像素子を搭載したピーキーな機種ではなさそうです。

 いずれにしても、このシリーズは、静止画(写真)を加工して遊ぶには、もってこいの機種と言えます。

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 VR器具がなくても、静止画に加工して楽しむだけでも面白いカメラです。

 レンズを2枚搭載し、画角に制限がないので、今までにない構図の写真が撮れます。

 画像の記録は、内蔵メモリーを利用する方式です。

 19GBの容量で、動画の場合は4K画質で40分、2K画質ならば130分、写真ならば4800枚まで保存可能です。

 録りためたデータは、Wi-Fi/USBのいずれかで、スマホやパソコンに転送します。

 なお、Bluetoothも搭載されますが、こちらは、撮影設定や位置情報をスマホからカメラに転送する目的でのみ利用されます。

 バッテリーは、内蔵式で予備バッテリーが使えない形式です。

 ただ、動画の場合は最高画質で80分、写真ならば約300枚まで撮影可能です。

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 タフネス性能は、防水を含め、この機種は付属しません。

 荒天時の利用などにはあまり向かないでしょう。

 なお旧機種については、30Mの防水ハウジングが追加販売されたため、今回も出るでしょう。幅が異なるので、流用はできなそうです。

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 スマホは、Wi-Fi接続にてiPhone/Androidともに対応します。

 いずれも、専用の再生・編集アプリが利用できます。

 再生については、例えば、全方向に回して画像を再生するモードが付属します。編集ソフトは、他社に比べても使いやすく、その場で必要な部分をカットして、友人などに送ることができます。

 また、TwitterやFacebookには直接投稿できるほか、リコーのWebサイトにアップした後で、YouTubeやInstagramに再アップロードすることもできます。この側面の利便性については作り込まれています。

 PCでの編集にも対応し、Mac用、Windows用の専用編集ソフトも付属します。

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 ライブストリーミングは、機種によって対応・非対応が分かれる部分です。

 こちらは対応します。

 接続端子にHDMIとMicroUSBが付属し、それ経由で利用する形式です。撮影しているライブの画像をそのまま「生放送」したい方は、この機能は良い選択肢です。4K画質での転送に対応します。

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 以上、リコーのTHETA Z 360°の紹介でした。

 この分野で、もっとも伝統のあるメーカーらしく、使い勝手の部分では、これ以上の機種はないといえる「完成」した製品です。とくに、静止画写真とその加工については、優れます。

 動画撮影についても、4Kに対応します。その上で、本体に4chマイクを内蔵し、立体的な音声記録ができるなど、他機種にはない面白みも多く、見所に事欠かない機種です。画質についても、ジャイロセンサーと加速度センサーの搭載で、極めて安定的です。

 その上で、1型の撮像素子という他機にはない見所があるため、「お値段以上」の能力を期待できるでしょう。


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 【2017年発売開始】

 2・RICOH THETA V 360° 910725
  
¥44,050 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

撮像素子:1/2.3 CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:1200万画素
動画解像度 4k対応 30fps
記憶領域:19GB
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画80分・写真300枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:121g

 THETA V 360°は、リコーが発売している全天球カメラです。

 価格的に「普及モデル」と言えますが、実際のところ、Zシリーズとの「性能差」は数点に止まります。

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 第1に、撮像素子レンズです。

 1型ではなく、一般的な1/2.3 CMOSを利用します。裏面照射型ではなく、普通のCMOSです。

 上位機と比較すると「一般的な仕様」ですが、業務用的な「超高解像度」を求めないならば、十分な性能です。

 レンズはF値2.0とスペック的には、レンズが明るいです。

 ただ、旧タイプですから、解像感を含めて、上位機には及ばないです。

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 第2に、静止画の画質です。

 画素数は1200万画素となるため、詳細性の部分で上位機に及びません。

 ただ、他社機と比べると引き続きこの部分は魅力で、充実していると言えます。ただ、感度は、ISO3200までなので、夜間撮影は苦手とするでしょう。

 引き続き、、静止画(写真)を加工して遊ぶには、もってこいの機種と言えます。

 VR器具がなくても、静止画に加工して楽しむだけでも面白いカメラです。

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 TW-1 水中ハウジングケース 910753
  ¥18,900 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 その他は、ライブストリーミング機能を含めて、上位機と同じです。

 先行して販売されていたので、防水ハウジングを含めて、アクセサリー類は充実します。

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 以上、リコーのTHETA V 360°の紹介でした。

 個人的には「初めて360度カメラに手を出す」方には、色々できるため「飽きずに使える点」で最も優れると思います。

 スペック面でも、撮像素子の部分を除けば、上位機と遜色ないです。また、撮像素子の部分も、「プロの画質」を求めるのではなく、「楽しむため」に使うならば、十分以上の性能だと思います。

 なお、この製品の旧機となるTHETA Sから買換を考えている場合、今回はスマホ用のCPUであるSnapDragonを搭載したことで、初代と比べてより洗練されています

 買い替える動機にはなると思います。


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 3・ RICOH THETA SC
  
¥22,080 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

撮像素子:1/2.3 CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:1200万画素
動画解像度 :フルHD 1920×1080 30fps
記憶領域:M8GB
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画5分・写真260枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応
重さ:102g

 RICOH THETA SC は、リコーのTHETAシリーズの下位機種です。

 決して安い価格ではないですが、価格以上に機能は劣ります。

 画質面は、撮像素子が旧型であるほか、4K動画に対応できません

 また、HDMI端子が付属せず、ライブストリーミングに非対応であるほか、動画の連続撮影時間が5分と短いです。

 結論的にいえば、価格は安いですが、できる事が総統限られるため、「静止画専用機」として安いモデルが欲しい方以外は、選ばない方が良いでしょう。

3・GoProの360度カメラの比較

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 【2019年10月発売】

 【Amazon限定ステッカー付き】

 4・GoPro MAX CHDHZ-201-FW
  ¥67,000 Amazon.co.jp
(10/7執筆時)

撮像素子:
F値:
静止画画素数:1660万画素
動画解像度 :5.6K対応 30p
記憶領域:microSD
無線:Wi-Fi/Bluetooth
記録可能時間:
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:154g

  GoPro MAX は、アメリカGoProが発売する最新の全天球のカメラです。

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 基本的な使い方は、こちらもマウンターを利用する型式です。

 数も豊富です。ただ、(全天球カメラでない)従来のHEROシリーズと完全には互換せず、利用できない製品もあります。

 詳しくは、こちらの【紹介サイト 】をご覧ください。

 重さは、154gです。

 以外と軽量ですが、GoProはバッテリー込みの重さ表示ではないため、あと20-30gは増えるでしょう。

 それでも、軽めではあります。

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 撮像素子レンズの明るさは、GoProは非公開です。

 したがって、画像部分のスペックは1660万画素という数字以外の部分が分かりません。

 米国メーカーではよくあることで、光学部品を自社で内製できないためです。

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 動画の画質は、こちらは業界最高クラスの5.6K/30フレームに対応します。

 2つのカメラの合成は、スマホアプリでリフレームを行う仕組みです。

 例えば、360度写真から、普通の動画などに簡単に変換できます。

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 一方、このカメラは「普通のシングルレンズカメラ」としても撮影可能です。

 ただ方式として、「2眼で5.6K解像度」ということなので、普通のカメラとして見たい場合、【アクションカメラの比較記事】で見た、同社のHERO8と異なり、4K画質は非対応です。

 最大で、1440P(2560×1440)60フレームで、フルHD画質より「ちょい上」くらいの画質になります。

 その場合の画角は、3段階で帰られます。最大画角の Max SuperViewは、かなり迫力のあるワイドな映像になります。

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 結論的にいえば、「360度映像」を撮るための設計だが、普通のカメラとしても「そこそこ」使えるという感じでしょう。

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 動画用の手ぶれ補正機能は、一方「内蔵」です。

 名称は、Max HyperSmoothと言う名前で、方式としては電子式の手ぶれ補正です。

 電子式画像安定化機能(EIS)を改良した上で、強力なCPUとメモリーを利用し、フレーム単位でブレの行方を予測し補整していくというものです。

 360度全天球カメラでは、光学式補正や多軸補正を導入する機種がないため、現状で「ブレ対策」の完成度は高いと言えるでしょう。

 静止画の画質は、1660万画素です。

 今回は、「3 つのカメラが 1 つに」というキャッチフレーズで、その「3つめ」が写真です。

 画素数は360度と考えた場合、1660万画素ですが、普通のフレームにすると550万画素なので、「スマホより優秀」というわけでなく、この部分も「そこそこ」です。

 ただ、一定間隔ごとに、写真が撮影できる、タイムラプス撮影に対応するなど、技術的に面白い部分はあります

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。

 4K以上の記録に対応するカードを買う必要がある点、注意が必要です。

 Rechargeable Battery MAX
   ¥----- Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 バッテリーは、残念ながら標準持続時間は非公開です。

 ただ、同社の通例からすると、1時間前後だと推測できます。

 なお、こちらも、予備バッテリーが別売されており、交換が可能です。

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 タフネス性能は、この機種の場合、5メートルまでの防水性が保証されます。

 一方、水中用のハウジングは現在のところ、未発売です。

 スマホは、Wi-FiとBluetooth接続での、ワイヤレス転送に対応します。

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 PCでの編集にも対応し、Mac用、Windows用の専用編集ソフトGoPro Fusion Studioが利用可能です。

 Adobe PremiereとAfter Effects用のプラグインもあるため、高度な編集も容易ですね。

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 ライブストリーミングは、対応です。

 フルHD画質までとなりますが、Wi-FiによるFacebook Liveに対応です。

 一方、この機種の弱い部分で対応しません。いったん、スマホアプリなどで編集してからの公開となります。

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 その上で、面白く感じるのは、360 Audioに対応する点です。

 6つのマイクを内蔵しており、音にも方向性(指向性)を付けられる方式です。

 3Dオーディオは、オーディオ方面の最近の流行で、編集する際に、指向性を考慮に入れられます。

 一方、既存の立体音響のオーディオフォーマット(ドルビーアトモスなど)に変換できるわけではないので、その辺は課題でしょう。

 そのほか、GPSを内蔵する点が特長と言えます。

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 以上、GoPro MAX の紹介でした。

 5.7K対応は、ガーミンなどライバルはいますが、可能な映像表現の多彩さと、アプリの使いやすさなどの点で、「一般向け」といえるのは、この機種でしょう。

 とくに、オーディオにも注目した点、「3 つのカメラが 1 つに」ということで、360度以外に、写真と、シングルレンズのビデオの使い勝手にも、ある程度配慮した点が評価できます。

 ライブストリーミングやネット配信などに利用する、「手軽で色々できる全天球カメラ」を探している場合、良い選択肢といえる新機種です。

 アクションカメラでは、相当のファン層がいるメーカーが、(遅ればせながら)出してきた全天球カメラです。性能は申し分なく、コア層の満足を満たすと思います。

 さらに2019年からは「攻めの低価格」で新規需要を開拓しているため、(これから買う方には)お買い得感は相当高いです。

 一方、ライブストリーミング系を重視する製品ではないため、そちらの用途には逆に全く向かないでしょう。高解像度のVRを趣味のほか、仕事用に作りたい場合は候補となりえます。


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 【2018年登場】

 5・GoPro Fusion CHDHZ-103-FW2
   ¥39,960 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

撮像素子:
F値:
静止画画素数:1800万画素
動画解像度 :5.2K対応 30p
記憶領域:microSD×2
無線:Wi-Fi/Bluetooth
記録可能時間:動画85分
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応
重さ:220g

  GoPro Fusion 360° は、GoPro MAX の下位機種です。

 ただ、新機種の登場で、価格は相当安くなっています。とくに、2019年から、32GBのマイクロSDカードが2枚標準セットされるようになっているので、相当「戦略的な価格」だと思います。

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 基本的な使い方は、コダックと同じで、マウンターを利用する型式で、数も豊富です。

 ただ、(全天球カメラでない)従来のHEROシリーズやGoPro MAX と完全には互換せず、利用できない製品もあります。

 詳しくは、こちらの【紹介サイト】をご覧ください。

 重さは、220gとあまり軽くはありません

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 撮像素子レンズの明るさは、こちらも、非公開です。

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 動画の画質は、5.2K/30フレームです。

 新機種よりわずかにスペックが低いですが、十分でしょう。

 ただし、手ぶれ補正の部分は、旧世代の補正となります。一般的電子式の手ぶれ補正です。

 とはいえ、他社はこの部分に力を入れないので、この分野のカメラでは能力はあるほうです。

 静止画の画質は、1800万画素です。

 なお、動画のISO感度はIOS6400ですが、静止画の常用感度は、ISO800なので、相当程度「オマケ的」に思えます。

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。

 4K記録に対応するカードを買う必要がある点、注意が必要です。

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 Fusion バッテリー ASBBA-001
   ¥3,498 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 バッテリーは、 2620mAhの交換式バッテリーを搭載です。

 残念ながら標準持続時間は非公開ですが、おそらく1時間前後だと推測できます。

 充電は、急速充電で、2.5時間ほどです。

 なお、こちらも、予備バッテリーが別売されており、交換が可能です。

 タフネス性能は、この機種の場合も、5メートルまでの防水性が保証されます。。

 スマホは、Wi-FiとBluetooth接続での、ワイヤレス転送に対応します。

 PCでの編集にも対応します。

 このあたりは、新機種同じです。スピーカーにかんして360度オーディオに対応する点も同じです。

  201808211609.jpg

 ライブストリーミングは、しかし、対応しません。

 この部分が新機種との大きな相違点です。

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 以上、GoPro Fusion 360°の紹介でした。

 新機種のMAXは、画質がそこそこ向上し、ライブストリーミング対応など使い勝手も向上しています。

 ただ、価格差が相当ある点をふまえると、360度全天球カメラとして利用するならば、予算上この機種を選ぶのも「あり」だと思います。

 高解像度のVRを趣味のほか、仕事用に作りたい場合は、良い候補となりえます。

4・ガーミンの360度カメラの比較

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 【2017年9月発売開始】

 6・GARMIN VIRB 360
   ¥89,771 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

撮像素子:
F値:
静止画画素数:1500万画素
動画解像度 :5.7K対応 30p
記憶領域:microSD128GBまで
無線:Wi-Fi/Bluetooth/ANT+
記録可能時間:動画85分
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:160g

  VIRB 360 は、アメリカガーミンが発売する最新の全天球のカメラです。

 自転車用のGPSなどで、日本でも人気のある会社です。

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 基本的な使い方は、コダック・GoProと同じで、マウンターを利用する型式です。

 ただし、上の写真にあるような、ミニ三脚は付属品として最初から付いています。

 その他のマウンターも、 こちらの【紹介サイト】はいくつも見られます。

 重さは、160gと軽いです。


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 撮像素子は、ガーミンも非公開です。

 動画の画質は、5.7Kに対応します。

 この画質で撮影した360度全天球映像は、後ほどスマホなどで合成、編集する仕組みです。

 ただし、4K画像ならば、カメラ内合成に対応します。フレームレートは1秒間に30フレームです。

 この機種も、動画用の手ぶれ補正機能が内蔵です。おそらく電子式の手ぶれ補正だと思います。不安定な場所での撮影には割と強いでしょう。

 ただし、Max HyperSmoothと採用するGoPro上位機に較べては、徹底度は及ばないでしょう。

 静止画の画質は、1500万画素です。

 ISO感度などの情報がなく、多少不親切です。

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。

 こちらの場合も、4K記録に対応するカードを買う必要がある点、注意が必要です。

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 リチウムイオン電池 010-12521-40
   ¥4,141 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 バッテリーは、動画の場合は最高画質で60分です。

 こちらも、予備バッテリーが別売されており、交換が可能です。

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 タフネス性能は、防塵・耐低温・耐衝撃機能が網羅されます。

 防水性も、10Mまでとそれなりにあります。もちろん、別売のハウジングもあります。

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 スマホは、Wi-FiとBluetooth接続での、ワイヤレス転送に対応します。

 PCでの編集にも対応し、Mac用、Windows用の専用編集ソフトGarmin Express)が利用可能です。

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 ライブストリーミングは、対応します。YouTubeやFacebookにも対応します。

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 以上、VIRB 360 の紹介でした。ハイアマチュア用の高級機です。

 ターゲット層は、ANT+に対応していることからも、「サイクリスト」でしょう。

 内蔵される気圧計などのデータと画像、そして、ANT+に対応するサイコンなどと連動してログをとることが目的になると思います。

 ただ、ニーズとしてはやや特殊でしょう。

5・INSTA360の360度カメラの比較

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 【2017年】

 7・INSTA360 One
   ¥37,220 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

撮像素子: CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:2400万画素
動画解像度 :4K対応 /30p
記憶領域:microSD(64GBまで)
無線:
記録可能時間:70分
編集ソフト:iPhone/Android/PC編集対応
ライブストリーミング:対応
重さ:73g

 INSTA360 Oneは、ハコスコASKが販売している全天球パノラマ式カメラです。

 ハコスコは、VRサービスを手がける日本のベンチャー企業で、この分野のスターター企業の1つとして知られています。

 ただ、製品自体は、深圳のShenzhen Arashi Visionの製品ですから、2社が代理店という形です。

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 基本的な使い方は、Lightningコネクタを通じて、iPhoneに接続して利用する形式になります。

 現状では、iPhoneSE以降、iPhone Xシリーズまで対応します。

 また、Bluetoothを搭載するので、近距離ならば、ドローンなどを使った遠隔操作が可能です。

 撮像素子は、スペックが未公開です。

 GoProやガーミンもそうですが、撮像素子を提供しているだろう某企業とNDA(秘密保持契約)があるのでは、と最近思っています。

 レンズの明るさは、F値2.0というスペックです。

 201808211621.jpg

 動画の画質は、こちらは4K対応(30p)です。

 また、この機種は、ジャイロを搭載しており、6軸式の電子式手ぶれ補正に対応します。多軸式はデジカメやドローンで採用が見られますが、特に動画においては効果的です。

 静止画の画質は、2400万画素です。

 ただし、ISO感度は非公表ですから、具体的な画質については担保されません。

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。64GBまでのマイクロSDカードならば利用可能です。

 バッテリーは、交換できない方式です。ただ、電池寿命は、動画で70分ですので、この点で不便は感じないでしょう。

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 Insta360 ONE 防水ケース
  ¥7,070 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 タフネス性能は、基本的にありません。ただ、別売で防水ハウジングケースを販売しています(7000円)。

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 スマホは、ライトニングコネクタでiPhoneに転送する方式です。

 形状から想定できますが、スマホをライブビューファインダーとして利用できる機能も付属します。また、スマホ専用機で、画像の基本的な編集はスマホでもできます。ただ、本格に的な物はPCで行う仕様です。そのための編集ソフトが利用できます。

 ライブストリーミングは、この機種は対応します。

 ただし、iOS系のみの対応です。また、iPhoneなどと機器と直付けした場合のみ対応なので、「ドローンからのライブ配信」などは、残念ながら非対応です。

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 以上、INSTA360 ONEの紹介でした。

 iPhoneのアクセサリーとして利用できる視点が面白い製品です。画質の良いカメラは他にありますが、利便性の面では、iPhoneユーザーには最適でしょう。

 ただ、こちらはWi-Fiを非搭載のため、カメラの円空く操作はできても、Bluetoothでのデータ転送は非対応です。遠隔操作を考えている場合は、注意しましょう。

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 7'・iPhone 360度カメラ Giroptic iO
 
 ¥------ Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 なお、ハコスコと用途が似ている製品としてGiroptic iOという製品がありました。

 現在でもAmazonのほか、ソフトバンクセレクションで取扱があります。しかし、生産元のフランスのGiroptic iO社は2018年に「店じまい」しており、2018年以降の新OSに対するフォローを切っています。

 その点で、現在的には「おすすめ」とは言えません。


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 【2018年】【公式限定版】

 8・INSTA360 OneX
   ¥53,950 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

撮像素子: CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:2400万画素
動画解像度 :5.7K対応 30p
記憶領域:microSD(64GBまで)
無線:Wi-Fi, Bluetooth
記録可能時間:60分
編集ソフト:iPhone/Android/PC編集対応
ライブストリーミング:対応
重さ:113g

 INSTA360 OneX は、最近追加販売したInsta360の最上位機です。

 Amazonで発売されているのは「公式限定版」で、32GBの高速マイクロSDカードがセットになっています。

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 基本的な使い方は、下位機種と異なります。

 こちらの場合、カメラとスマホを差して利用するのではなく、USBケーブルかWi-Fiでスマホにつなげる方式です。

 シンプルさを追求しているINSTA360シリーズのアイデンティティからは多少ずれる製品で、他社製品に近いです。

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 Insta360 ONE X 専用自撮り棒
  ¥2,068 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 下位機種でも使えますが、専用の自撮り棒があるので、そのような利用法も可能です。

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 画質は、引き続き撮像素子が非公表です。

 レンズの明るさは、下位機種と同じF値2.0というスペックです。 

 動画の画質は、業界最高クラスの5.7K/30フレームに対応します。

 2つのカメラの合成はInsta360 Studio という無償ダウンロードソフト(Win/Mac)上です。

 これは、GoPROやガーミンなど他社同様です。

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 手ぶれ補正機能は、下位機同様に、6軸式の電子式手ぶれ補正に対応します。

 5.7K対応機は、他社からも出ていますが、別売のスタビライザーを用いない前提で言えば、こちらの実力は最も高いレベルでしょう。

 静止画の画質は、2400万画素です。

  画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。128GBまでのマイクロSDカードが利用可能です。

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  ONE X公式リチウムポリマー電池
   ¥2,704 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 バッテリーは、外部化した恩恵で着脱式になりました。利便性が高いです。

電池寿命は、動画で60分ですが、1つ用意しておくのも良いと思います。

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 Dive Case CINOXWH/A
  ¥9,980 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 タフネス性能は、基本的にありません。ただ、別売で防水ハウジングケースを販売しています。

 スマホは、Bluetoothで送信する形式です。

 なお、Androidの場合は、3000円ほどの別売アダプターが必須です。また、Androidは完全対応ではなく、ライブ配信ができないなどの難点があります。

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 ライブストリーミングは、対応します。

 こちらは接続方式が変わったので、iOS系/Android系問わずに利用できます。

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 以上、INSTA360 ONEXの紹介でした。

 5.7K映像を扱える製品は、他社からも出ています。ただ、115gという圧倒的な軽量なのはこの機種の特長です。

 手持ちや、自転車での撮影については、その面が活かせるので、これが良さそうです。他社に比べても強力な手ぶれ補正はその場合活きるでしょう。

 一方、軽量・コンパクトなだけに、(非公開の)撮像素子の部分が、多少心配です。ISO感度も明示されないため、カメラとして微妙な部分はあります。また、マウンターを利用するなど、本格的な利用には向きません。、

 ただライブストリーミングを含めて、スマホで手軽に利用したいならば、リコーのセラと同じく、選択肢の1つになるでしょう。

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 【2018年】

 ・Insta360 GO
   ¥28,000 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 なお、最近発売されたINSTA360 OneX は、名前からすると360度全天球カメラぽいですが、シングルレンズのカメラです。

 ただ、18gとい軽量であり、結構面白そうな製品なので、【アクションカメラの比較記事】のほうで、後ほど扱おうと思います。


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 【2019年5月発売】

 9・Insta360 EVO CINEVOX/A
   ¥56,570 楽天市場 (10/7執筆時)

撮像素子: CMOS×2
F値:2.2
静止画画素数:1800万画素
動画解像度 :5.7K対応 30p
記憶領域:microSD(256GBまで)
無線: Bluetooth・Wi-Fi
記録可能時間:65分まで
編集ソフト:iPhone/Android/PC/MAC
ライブストリーミング:対応
重さ:130g

 Insta360 EVO は、Shenzhen Arashi Visionが販売する新しいタイプの360度カメラです。

 同社は、ドローンなどでも有名な中国の企業です。

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 基本的な使い方は、三脚などを利用する形式です。  

 面白い部分は、折りたたみ式のカメラを採用するため、360度カメラとしてだけでなく、上図のように前向きの状態でも設置可能である点です。

 2眼レンズにするのは、もちろん、視差を利用した映像を撮る3Dカメラとして利用することを想定するからです。

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 つまり、左右の目用の映像を同時にとって、画面から「飛び出す映像」を撮るという工夫です。

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 3D化は、VRヘッドセットでも可能ですが。

 しかし、後日発売するInsta360 HoloFrameというiPhone/Galaxyに被せる形状のケースを利用する形で、裸眼でも利用できるので、かなり気軽です。

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 そのほか、2眼利用によるパノラマ写真の撮影にも対応します。

 撮像素子は、スペック非公開ですが、レンズの明るさは、F値2.2です。

 撮像素子は、裏面照射型の撮像素子の表記はありませんので、このあたりは注意点となります。

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 手ぶれ補正機能は、6軸式の電子式手ぶれ補正に対応です。

 下位機種とスペックは同じです。

 動画の画質は、この機種も5.7K/30フレームに対応します。

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 静止画の画質は、この機種の場合、1800万画素です。

 ISO感度は最大3200ではありますが、引き続きHDR機能があるため、逆光や夜間の撮影には強いです。

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。

 バッテリーは、本体内蔵式で、動画で65分程度は撮影できます。

 タフネス性能は、この機種については、言及がないです。

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 スマホには、Bluetooth LEWi-Fiで接続させる方式です。

 ライブストリーミングは、しかしながら、用途として不要と判断したのか、未搭載です。

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 以上、Insta360 EVO の紹介でした。

 色々な動画を撮って遊ぶという意味で、動画を撮ること自体を目的とする場合は、「2つのタイプの映像」が楽しめる点で、かなり良い選択肢でしょう。

 とくに視差を使った2眼撮りはこれまでになかったので、公式発売後のメディア展開によっては、一過性のブームになりそうですから、かなり品薄になるかもしれません。

 Atlasも機会を見て実機を試す予定です。


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 10・INSTA360 PRO
   ¥366,905 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 11・INSTA360 PRO2
   ¥679,000 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 12・INSTA360 TITAN
   ¥1,914,895 楽天市場 (10/7執筆時)

 なお、このメーカーからは、プロ業務用の上位機が3台発売されています。

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  INSTA360 PROは、8K画像対応機です。4Kで120フレーム/秒ですので、ハイスピード撮影の用途で買われる方もいそうです。

 INSTA360 PRO2は、ジャイロが9軸で、GPS内蔵の「超高級」フィールドギアとなります。重さが1kgを超えているので、特殊なニーズではあります。

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 INSTA360 TITANは、2019年に展開される11K画像対応機です。

 自動車並みの値段ですが、ハコスコでは初めて、撮像素子のサイズがフォーサーズ(3/4)であることが説明されます。

 リコーの1型よりもさらに大きいサイズで、高感度タイプなので、夜間の撮影にはより強いでしょう。ただ、価格的に相当なので、ハコスコやASKと相談しつつ、直接買うべきでしょうね。

6・コダックの360度カメラの比較

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 続いて、コダックの全天球カメラです。

 米国のフィルムメーカーですが、この分野にも結構力を入れています。日本では、マスプロ電工が代理店です。


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 【2017年10月発売開始】

 13・コダック 360°カメラ 4KVR360
   ¥56,190 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

撮像素子:1/2.3 CMOS×2
F値:2.4
静止画画素数:2068万画素
動画解像度 :4K対応 30p
記憶領域:microSD128GBまで
無線:Wi-Fi/Bluetooth
記録可能時間:動画80分・写真160枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応
重さ:156g

 4KVR360 は、コダックが2017年10月に発売した全天球カメラです。

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 基本的な使い方は、この機種は、マウンターを利用する方式です。

 用途にあう別売のマウンターを購入して、利用します。専用アクセサリーは、コダックのマウンター紹介サイトにありますが、同社はこの分野で歴史が古いため種類は豊富です。

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 重さは、156gです。設置するタイプですが、割と軽量な部類です。ヘルメットマウントなど、人体の設置でも問題にならないサイズと重さでしょう。

 撮像素子は、リコーの下位機と同じ1/2.3 CMOSです。

 レンズの明るさは、F値2.4というスペックです。

 突出して優れてはいませんが、問題ない性能です。

 動画の画質は、4K対応します。フレームレート1秒間に30フレームですので、リコーの上位機と同等です。

 静止画の画質は、2068万画素です。

 スペック的に良いですが、画素数が高いことのバーターで、ISO感度は1600までですので、必ずしも優位点とは言えません。

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。

 後ほど説明しますが、一般的なSDカードではなく、4K記録に対応するSDカードを買う必要がある点、注意が必要です。

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 バッテリー LB080
  ¥2,893 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 バッテリーは、交換式です。

 電池寿命は、動画の場合は最高画質で80分、写真ならば約160枚まで撮影可能です。

 タフネス性能は、防塵・耐低温・耐衝撃機能が網羅されます。


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 防水ケース WPH03
  ¥12,690 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 しかし、この機種の場合は、ケースなしで水中では利用できない仕様です。先ほど説明した、別売のマウンターに防水ハウジングがあるので、それを利用します。

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 スマホは、Wi-Fi接続にて、iPhone/Androidともに転送対応します。

 モニターは付属しませんが、スマホをライブビューファインダーとして利用できる機能も付属します。PCでの編集にも対応し、Mac用、Windows用の専用編集ソフトも利用可能です。

 ライブストリーミングは、非対応です。

---

 以上、コダックの SP360 4Kの紹介でした。

 リコーと異なり、設置して使うことが前提の機種です。マウンターもある程度揃っているため、ハンドルやヘルメットに固定して利用したい場合は、この機種は割と良い選択肢の1つでしょう。


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 14・コダック 360°カメラ SP360 4K
  
¥43,950 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

撮像素子:1/2.3 裏面照射型CMOS
F値:2.8
静止画画素数:1240万画素
動画解像度 :4K対応 2160/30p
記憶領域:microSD128GBまで
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画55分・写真160枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:102g

 SP360 4Kは、米国のコダックが発売する全天周カメラです。

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 カメラの仕組みは、冒頭で解説した、レンズを1組だけ搭載する超広角カメラになります。

 垂直側が240度前後までの対応となるため、真下の撮影ができないネックはあります。しかし、継ぎ目のない写真が撮れる点で、画質や没入感重視ならば選択肢となるでしょう。

 繰り返しますが、全周ではなく、垂直方向は235度までの対応です。

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 基本的な使い方は、先ほど見たコダックの機種と共通します。

 重さは、102gと軽量なので、人体の設置に向いています。

 撮像素子は、1/2.3 CMOSレンズの明るさが、F値2.8というスペックです。

 撮像素子は、悪条件に強い裏面照射型ですが、レンズのスペックは低いですね。

 動画の画質は、4K対応します。

 4Kの場合は他社と同じで30フレーム/秒ですが、フルHD以下に設定すれば、240フレーム/秒となるため、より高速な撮影にも向きます。

 静止画の画質は、1240万画素です。

 静止画の画質については、レンズの性能が多少落ちる点と、ソフト的な手ぶれ処理がない点でやや劣ります。

 画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。

 こちらの場合も、4K記録に対応するカードを買う必要がある点、注意が必要です。

 その他の部分は、基本的に上で紹介した SP360 4Kを踏襲します。

---

 以上、コダックの SP360 4Kの紹介でした。

 正確には「半天球カメラ」ですが、その代わりに、継ぎ目の目立たない写真が撮影可能です。

 用途的には特殊ですが、最近はこのタイプが市場では激減しているため、必要な人は一定数いるでしょう。


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  15・コダック 360°カメラ SP360
   ¥24,690 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

撮像素子:1/2.33 CMOS
F値:2.8
静止画画素数:1752万画素
動画解像度 :フルHD対応 1920×1080 30fps
記憶領域:microSD32GBまで
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画160分・写真350枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応
重さ:103g

 SP360は、コダックの格安な製品です。

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 比較すると、こちらは、垂直方向の撮影範囲がより狭いほか、撮像素子が1/2.33 CMOSとより小さく、画質が劣化しています。

 さらに、4K画質の記録にも非対応です。

 価格差はあるものの、性能面の差はより大きいため、コダックの全天周カメラから選ぶならば、 SP360 4Kだと思います。

ーーーー

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 16・360fly 4K VRカメラ FL364KZ111
   ¥60,500 楽天市場 (10/7執筆時)

撮像素子:1/2.3 裏面照射型CMOS
F値:2.5
静止画画素数:1600万画素
動画解像度 :4K対応 2160/30p
記憶領域:内蔵64GB
無線:Bluetooth Smart
記録可能時間:動画120分以上
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応
重さ:172g

 なお、半天球カメラについては、カシオが撤退したので、米国のベンチャー初の360flyの製品が辛うじて残っているだけです。

 ただ、ここのところメ日本在庫が少なくなっているので、生産終息の可能性があります。

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 こちらは、水平360度、垂直240度の「半天球カメラ」です。 

 コダックの「半天球カメラ」に比べても、垂直方向に多少画角が広いカメラで、防塵・防滴性もあって性能は良い機種でした。

た。 性能面は、画質・タフネス・使い勝手の部分で、ワンランク上の実力を持った機種だったので、後継品の展開を強く期待します。

後編につづく!
全天球カメラのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、話題の全天球カメラを紹介してきました。

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 続く後編(こちら)では、前編で紹介できなかった機種(Gear 360 2017 SM-R21010217JP)を追加で比較します。

1・動画の画質 ★★★★★
2・写真の画質 ★★★★★
3・ネット配信 ★★★★★
4・手持ち撮影 ★★★★★
5・周辺機器  ★★★★★
6・総合評価  ★★★★★

 その上で、ここまで紹介してきた全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします!

 後半記事は→こちら!

 前編最後になりましたが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 14:06 | 映像機器

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