【今回レビューする内容】2022-2023年 高機能な枕の性能とおすすめ・選び方:低反発・高反発まくらの違い:腰痛 肩こり 安眠対策:テンピュール エアウィーヴピロー 西川 トゥルースリーパー セブンスピロー ボディドクター モリシタ 王様の夢枕Uなどの高性能枕 夏用に涼しい接触冷感枕など
今回のお題
機能性が高い高品質なまくらのおすすめはの製品?
ども、Atlasです。
今日は、2022年12月現在、最新の高機能枕(まくら)の比較です。
・高品質なまくらの比較 (1)
1-1:テンピュール〈北欧〉
1-2:ボディドクター〈ドイツ〉
1-3:エアウィーヴ〈日本〉
1-4:トゥルースリーパー〈日本〉
予算:1万円〜
2-1:モリシタ〈日本〉
2-2:西川寝具〈日本〉
2-3:オフタイム〈Amazon〉
2-4:王様の夢枕〈日本〉
予算:2,500円〜
・高品質なまくらの比較 (2)
3-1:他の機能性まくら
予算:8,000円〜
3-2:最終的なおすすめの提案 【結論】
今回は、2回連続の記事です。
上表ののうな順番で、各社のまくらを比較します。
はじめに紹介するは、「機能性まくら」の代表格といえる3社の製品です。
北欧のテンピュール、日本のエアウィーヴ、ドイツのボディドクター、通販で人気のトゥルースリーパーを順番にみます。
そのあと、東急ハンズなどでお馴染みの西川・モリシタなど、すこし価格控えめな、国内メーカーの高品質枕をます。そして、最後に、ニッチながら高機能な枕を最後に確認する、という構成です。
その上で、最後の「結論編」(こちら)では、用途別・目的別に、Atlasのおすすめ製品を提案するという、いつも通りの構成です。
長い記事ですが、よろしくお願いします。
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1・羽毛ふとんの比較
2・低価格な掛けふとんの比較
3・敷ふとんの比較
4・ふとん用マットレスの比較
5・高機能まくらの比較
6・電気毛布の比較
7・夏用の寝具比較
なお、今回の記事は、寝具の比較記事の、5回目記事として書きました。
0・「まくら」の選び方の基本
具体的な製品の比較に入る前に「枕の選び方の基本」について書いておきます。
自分に合った「質の良いまくら」を選びたい場合、注意するべきポイントは、次の3点です。
0-1・まくらの素材とかたさ
第1に、まくらの素材と堅さです。
素材別には、そば殻・パイプ・天然ラテックスなど堅めのまくらと、綿・ウレタン・テンピュールなどを使った柔らかいまくらがあります。
「安眠」「眠りの気持ちよさ」だけ考えれば、素材は自分の好みに合えば、どれでも良いです。
ただ、肩こりや腰痛に悩まされている方は、頭の重量を効果的に分散できる柔らかいタイプのまくらの方が「合う」場合が多いです。
機能性を謳う「プレミア素材のまくら」の大部分はウレタン、ないし、ラテックス素材を利用した柔らかいまくらです。
また、場所によって硬さを可変させた「機能性まくら」も一部出ています。
0-2・まくらの反発力
第2に、まくらの反発力です。
一方、1万円を越えてくるような「プレミア素材のまくら」は、反発力にも注目を要します。
低反発まくらと高反発まくらです。
低反発まくらは、ウレタン素材やテンピュール素材(ウレタン系)に代表されます。
こちらは、深く沈み込むタイプの柔らかいまくらです。
柔らかさには段階がありますが、どのような形状の頭でも包み込み、体圧を分散させてくれます。
包み込むような感触は、安眠を誘うので、このタイプのまくらは、不眠症気味の人に好まれます。また、デスクワークで首が疲れている方一般にも向きます。
高反発まくらは、エアファイバー(エアファイバー素材)・ボディドクター(天然ラテックス)に代表されます。
素材は異なりますが、いずれも高反発素材です。
ゴムのように反作用が強く、頭が深く沈み込まない特性があります。そのため、比較的寝返りが打ちやすいという特長があります。
高反発まくらは、この点で、腰痛の方に向いていると言われます。
というのも、最新の研究によると、慢性的な腰痛の原因の1つは、夜間における腰部の血行不良だからです。
低反発まくらは、ポジションが安定してしまい、寝返りをうてない点で腰痛が悪化する原因になるからです。
ただし、注意するべきは、例えば、(低反発の)テンピュール系素材でも、ある程度まで反発力が強く、堅めのまくらもあるという点です。
素材のブランド名だけはなく、まくら1つ1つの個性を知ることが重要です。今回の記事では、この点にも注目します。
3・まくらの形状とサイズ
第3に、まくらの形状とサイズです。
「プレミアムまくら」は、エルゴノミクス(人間工学)をふまえたユニークなデザインのまくらが多くあります。
そうしたモデルの中には、肩こりや腰痛にひときわ効果が見込めるものもあります。
とくに、仰向け寝・うつぶせ寝・横向き寝などのしやすさに関わってきます。
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以上、今回は上記3点に注目しながら、Atlasのおすすめ製品を詳しく紹介します。また、紹介をした後で、「Atlasのおすすめまくら」の提案もしたいと思います。
1-1・高級な機能性まくらの比較
はじめに、価格が1万円以上するような「高級な」機能性枕の比較からです。
1-1・テンピュールのまくら
はじめに、ベッド用マットレスで有名な、スウェーデンのテンピュールの低反発まくらを紹介します。
高品質なまくらを製造するメーカーの中でも、まくらのラインナップがひときわ多い会社です。その点で、自分の好みに合ったまくらを探しやすいと言えます。
Atlasも某地のショールームでほぼ全ての製品を寝て試して、気に入ったものを入手しています。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記しています。
【2008年登場】
1・テンピュール オリジナルネックピロー
¥12,997 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:テンピュール素材(低反発)
かたさ:★★★★☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:50cm(標準)
枕高さ:7cm-11.5cm
寝姿勢:仰向け寝
オリジナルネックピローは、テンピュールを代表する「標準」モデルです。
世界中に愛用者がいる製品で、かなりのロングセラーです。
Atlasも使っていました。
内部素材は、社名にもなっている「テンピュール素材」です。
1966年にNASAが開発した低反発ウレタン(Temper Form)の知的財産権の消滅後、それを初めて「テンピュール」として寝具にしたのが同社の起源です。
ようするに、他社の「低反発ウレタン」と同じ出所なのですが、品質管理ほか、独自の機能性を高めているので「テンピュール素材(Tenpur)」と区別して呼んでいます。
普通のウレタン系低反発素材と比較する場合、素材特性として、通気性が良いほか、体圧分散性により優れるとされます。
形状は、波を打ったようなデザインです。
首のS字カーブに沿う形ですので、姿勢良く「仰向け寝」を好む人が合うモデルです。
ただ、テンピュールでは最も標準的なデザインのまくらなので、どのような人でも比較的合いやすいです。
サイズは、4種類あります。
まくらのタテヨコサイズは全て同じで、幅50cm×奥行31cmです。
まくらの高さは、XSは7cm、Sは8cm、Mは10cm、Lは11.5cmです。
こちらの場合も、Mが男性の、Sが女性の標準用です。
背丈・体格に合わせてサイズを替えます。細身の方はあまり高くない方が快適でしょう。
堅さと反発力は、テンピュールの他モデルと較べると「堅め」で、反発力は「弱め」です。
同社の製品としては、さほどは沈み込まないので、平均的な男性はMサイズ、女性はSサイズが「売れ筋」です。
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以上、テンピュールのオリジナルネックピローの紹介でした。
オーソドックスな「標準」モデルなので、ほとんどの方に「快適」と感じられるように作られています。無個性ですが、入門用には適していますね。
【2021年登場】
2・オリジナルピロー スマートクールテクノロジー
¥19,021 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:テンピュール素材(低反発)
かたさ:★★★★☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:61cm(標準)
枕高さ:8cm・10cm
寝姿勢:仰向け・横向き
「オリジナルピロー スマートクールテクノロジーTM」は、1つ上で見た、オリジナルネックピローの改良型です。
カバーにポリエチレン素材(クールタッチ)の「スマートクール機能糸」を利用したことで「75%のひんやり感」を得れるとされます。
このブログの【涼感寝具の比較記事】でも書いたように、主に夏をターゲットにします。
ただ、熱伝導性(放散性)が高いという生地なので、メーカーが言うように、オールシーズンでも不快ではないでしょう。
形状的にも、熱を逃がしやすい立体的な波形構造で、利に適っています。
内部素材は、こちらも、「テンピュール素材」です。
形状は、オリジナルと基本的に同じです。
サイズは、2種類あります。
まくらのタテヨコサイズは同じで、幅61cm×奥行31cmです。
通常のオリジナルネックピローと比べると、長さを61cmとしているため、この製品は、横向き寝もフォローします。
まくらの高さは、8cm、10cmからの選択です。
また、かたさ・反発力も同等ですが、
暑いと寝返りを打ちたくなる点でいえば、やはり、この部分も利に適っています。
堅さと反発力は、通常品と同じです。
繰り返しになりますが、「堅め」で、反発力は「弱め」です。
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以上、オリジナルピロー スマートクールテクノロジーTMの紹介でした。
夏をメインに考えれば、(高いですが)こちらを選んだ方が快適だと思います。
冬に使うとしても、特段寒くなるわけではないので、通年これでも良いでしょう。
【2015年登場】
3・テンピュール ミレニアムネックピロー
¥16,768 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:テンピュール素材(低反発)
かたさ:★★★★☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:54cm(標準)
枕高さ:8cm-12.5cm
寝姿勢:自在(寝返りが楽)
ミレミアムネックピローは、テンピュールの比較的新しい枕です。似た形状の後発製品も売られていますが、オリジナルはこちらです。
形状は、先ほどの枕と較べるとユニークで、真ん中が凹型になっています。
これは、人間工学に基づく工夫で、仰向き寝から、横向き寝に移行しやすいというメリット性があります。そのため、安定姿勢が帰って外になる腰痛の方には向きます。
また、真ん中に仰向きに寝る際の首のホールド感が高いため、この部分の体圧分散効果も高いと言えます。その点で、肩こりの人にも良いでしょう。
サイズは、こちらも4種類あります。
まくらのタテヨコサイズは全て同じで、幅54cm×奥行32cmです。
まくらの高さは、XSは8cm、Sは9.5cm、Mは11cm、Lは12.5cmです。
こちらの場合も、平均的な男性はMサイズ、女性はSサイズが良いと思います。背丈・体格が良ければ少し高めを選ぶと良いでしょう。
堅さと反発力は、先ほど紹介したオリジナルネックピローとほぼ同じです。
テンピュール素材としては堅めで、反発力もあるため、寝心地(睡眠導入性)だけではなく、同社の製品としては、肩こり・腰痛にも良いと思います。
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以上、テンピュールのミレミアムネックピローの紹介でした。
テンピュールの高級枕としては、最も、「身体の痛み」に適した仕様ですね。
【2015年登場】
4・テンピュール オンブラシオピロー
¥21,067 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:テンピュール素材(低反発)
かたさ:★★☆☆☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:60cm(長め)
枕高さ:高め
寝姿勢:うつぶせ寝
形状は、「星形」ですが、こちらは、「うつぶせ寝」をする際に、首と背中の負担にならないためのデザインです。呼吸が遮られないので、快適です。
サイズは、こちらも1種類です。幅60cm×奥行50cmになります。
まくらの高さは、こちらは用途からして公式には非公開です。
ただ、実際はかなり高めです。
堅さと反発力は、テンピュールとしてはやわらかめで、先ほどの製品よりも沈み込みは強いです。
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以上、テンピュールのオンブラシオピロー の紹介でした。
「うつぶせ寝」に特化した多少特殊な製品ですね。ただ、こういった製品はあまりみられず、希少価値があります。
【2015年登場】
5・テンピュール ソナタピロー
¥17,611 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:テンピュール素材(低反発)
かたさ:★☆☆☆☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:61cm(長め)
枕高さ:9.5cm-12.5cm
寝姿勢:自在(横寝/寝返り楽)
形状は、エルゴノミクス性を高めた三日月型です。
仰向け寝のほか、左右の横向き寝にも高度に対応できる点で、テンピュールのまくらでは最も柔軟性のあるモデルです。
この枕も、前面と背面で、傾斜角度がやや異なります。
サイズは、3種類あります。
まくらのタテヨコサイズは全て同じで、幅61cm×奥行40cmです。
まくらの高さは、Sは9.5cm、Mは11cm、Lは12.5cmです。
こちらも、平均的な男性はMサイズ、女性はSサイズが良いと思います。
堅さと反発力は、シンフォニーピローを継承し、柔らかく、沈み込むタイプの枕です。
どのような体制でも、フィットするため、寝付きが悪い人にはこちらが向きます。
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以上、テンピュールのソナタピローの紹介でした。
シンフォニーピローと同様に寝付き対策には良い機種です。また、デザイン的に寝姿勢が変えやすいので、寝相が悪い人にはより向くでしょう。
ただし、腰痛や肩こりには、まくらの堅さの点でやや向かない製品だと思います。
【2021年登場】
6・テンピュール コンフォートピローオリジナル
¥16,848 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:マイクロチップ
かたさ:★★★★☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:63cm(長め)
枕高さ:10cm前後
寝姿勢:自在
コンフォートピロー オリジナルは、テンピュールのまくらとしては、やや「特殊」なまくらです。
昨年まで「 トラディショナルピロー」というモデルがありましたが、現在は「廃版」で、その後継品がこちらです。
素材は、こちらについては、テンピュール素材のフォームチップです(テンピュールマイクロクッション素材)。
空気を含む素材で、間に空気が充満する仕様なので、通常の低反発まくらよりも膨らみがあり、感触も異なります。形状は、日本の「枕」にもつうじる四角形のオーソドックスなタイプです。
表面・裏面の区別がないタイプです。
サイズは、幅63cm×奥行43cmの1サイズです。
まくらの高さは、このタイプは、非公開です。
チップ含有ですし、データを出してもあまり意味はないからでしょう。
現物を見ると10cm前後です、
また、中身のチップ量は調整可能なので、それより低くはできます。
堅さは、「かため」です。
反発力は、平均的です。
ただし、ウレタンチップなので、先述のように感触は異なります。また、中の空気含有量が減ると、より「かたく」なるので、たまに、ほぐすと良いでしょう。
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以上、テンピュールのコンフォートピロー オリジナルの紹介でした。
どちらかと言えば、従来タイプの枕を好む方向けの製品です。エルゴノミクス性などを考えると、他機種に及ばないと思います。
【2020年登場】
7・コンフォートピロー スマートクールテクノロジー
¥22,277 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:マイクロチップ
かたさ:★★★★☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:70cm(長め)
枕高さ:10cm前後
寝姿勢:自在
コンフォートピロー スマートクールテクノロジーTMは、2020年に登場したテンピュールのまくらです。
オリジナルネックピローにもあった、「冷感素材を利用した枕」で、1つ上のコンフォートピロー オリジナルの改良版です。
形状は、すこし正方形に近い形状です。
サイズは、70cm×50cmです。
同社は「ホテル仕様のゆったりサイズ」としますが、実際その通りです。
長いので寝返りも打ちやすいですし、形状的にうつ伏せでも対応できます。
まくらの高さは、マイクロチップなので、可変性はありますが、10cm程度です。
堅さは、こちら「かため」です。
反発力は、トラディショナルピローと同等で、包み込むような感触です。
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以上、テンピュールのコンフォートピロー クールタッチTMの紹介でした。
主に夏に利用したい製品です。一体型の枕カバーなので、後付けするような接触冷感パッドのようなものを使うより違和感がないでしょう。
ニッチですが、需要はあると思います。
1-2・ボディドクターのまくら
つづいて、ドイツの機能性寝具メーカーである、ボディドクターの製品です。
天然ラテックスを利用した「高反発」マットレスで有名で、そのアクセサリとして、枕も作っています。
8・ボディドクター ドクターピロー
¥11,880 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:天然ラテックス(高反発)
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★★★★★
枕の幅:69cm(長め)
枕高さ:7.5cm
寝姿勢:自在(寝返りが楽)
9・ボディドクター ドクターロングピロー
¥11,880 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:天然ラテックス(高反発)
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★★★★★
枕の幅:80cm(ロング)
枕高さ:11cm
寝姿勢:自在(寝返りが楽)
ボディドクター ドクターピローは、高反発マットレスで有名な、ドイツのボディドクターの枕です。
素材は、高反発ラテックスです。
テンピュール同様、天然ゴム由来ですが、密度があり、反発力が極めて強い仕様です。
適度に沈み込むので、仰向け寝の際にS字カーブになりますし、高さも自然なので横向き寝も快適です。
形状は、オーソドックスな長方形の枕です。
ただ、ロングピローがあり、そちらについては、寝姿勢(位置)を頻繁に変える方に向くでしょう。
サイズは、2種類あります。通常品は、まくらのタテヨコサイズは幅60cm×奥行40cmです。
まくらの高さは、いずれもMは7.5cm、Lは11cmです。
なお、ロングピローは、幅80cm×奥行30cm×高さ8cmとなります。抱き枕的にも利用できるでしょう。
反発力は、最大の特長です。
同じラテックス素材のテンピュールの枕に較べて、ボディドクターは接触時の柔らかさは同等です。
しかし、反発力は格段に強いです。
包み込む(沈み込む)ような感触はないですが、首に十分フィットすると共に、寝返りがより打ちやすい特性があるため、腰痛の方にはとくに向くモデルです。
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以上、ボディドクター ドクターピローの紹介でした。
色々試して見ましたが、寝返りの打ちやすさはこの製品(ロングサイズ)が圧倒的です。また、肩こりについても、体圧分散効果が高いので、効果は高いと思います。
特に、従来の低反発まくらになじめなかった方は、この高反発感に心地よさを感じる可能性があります。腰痛で「寝返り重視」をしたい場合は、ロングピローが良いと思います。
1-3・エアウィーヴのまくらの比較
つづいて、エアウィーヴ(Air Weave)の枕です。
スポーツ選手を使ったCMで有名な、日本の機能性重視の寝具メーカーです。
【ふつう】
10・airweave エアウィーヴピロー・スタンダード
¥16,940 楽天市場 (12/9執筆時)
【やわらかめ】
11・airweave エアウィーヴピロー・ソフト
¥16,940 楽天市場 (12/9執筆時)
素材:エアファイバー(高反発)
かたさ:選択可能
反発力:★★★★★
枕の幅:56cm(標準)
枕高さ:6cm 8cm(調整可)
寝姿勢:自在
エアウィーヴピロー は、スポーツ選手が好むマットレスで有名なairweaveが発売している枕です。
素材は、同社のエアファイバーを使います。
これは、同社の革新的技術で、溶解したポリエチレンを水で冷し、糸状にからませる製法で作られるものです。
弾力性・復元力が高いため、適度に沈み込みつつ体圧分散性を高める効果があります。
また、ラテックスに比較すると、通気性が良いため、夏にも蒸れずに利用できるという、メリット性もあります。
形状は、オーソドックスな長方形の枕です。
サイズは、まくらのタテヨコが、幅56cm×奥行40cmと標準的なサイズです。
まくらの高さは、付属するパットで、この枕も高さ調整が可能で、7-11cmの幅で調整が可能です。
反発力は、高反発です。
イメージとしては、ボディードクタのような、高反発ラテックスに近く、寝返りも打ちやすいです。
一方、ラテックスに比較すると、通気性が良いため、夏にも蒸れずに利用できるという、ラテックスにはないメリット性もあります。
かたさは、2種類から選べます。
他製品と同じく、寝返りを重視する場合は、スタンダードモデルが良いでしょう。
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以上、エアウィーヴピロー の紹介でした。
高反発力に加えて通気性を重視している点が、他モデルとの相違点でしょう。この点を重視したい場合はおすすめできます。
12・エアウィーヴピロー S-LINE 04081000
¥24,200 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:エアファイバー(高反発)
かたさ:★★★★☆
反発力:★★★★★
枕の幅:66cm(長め)
枕高さ:7-11cm(調整可)
寝姿勢:自在(寝返りが楽)
エアウィーヴピローS-Line は、airwavesの寝返り重視のモデルです。
形状は、先ほどの機種とおなじで、オーソドックスな長方形の枕です。
機能性はともかく、寝姿勢に柔軟に対応できます。
サイズは、まくらのタテヨコが、幅66cm×奥行40cmと多少長めです。
これは、寝返りを打ちやすくするための工夫です。こちらも、付属するパットで、7-11cmの幅で高さ調整が可能です。
反発力は、こちらも強い製品です。
ただ、枕の左右の部分を「堅め」、中央部分を「柔らかめ」にする工夫で、とくに横寝の際の快適性をアップさせています。
寝相が良い方ならば、この機能が活かせそうです。また、先ほどの機種同様に、通気性は良い製品です。
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以上、エアウィーヴピローS-Line の紹介でした。
ライバルは、ボディドクターの「ロングピロー」でしょう。特性は割と寝ていると思います。ただ、こちらの方が素材的に通気性が良い点で評価できます。
1-4・トゥルースリーパーの比較
つづいて、トゥルースリーパーです。
通販番組(ショップジャパン)の大ヒット製品で、ブランド名として「日本で最も知られた枕」の1つでしょう。
スポーツ選手を使ったCMで有名な、日本の機能性重視の寝具メーカーです。
13・トゥルースリーパー セブンスピロー
¥15,427 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:ウレタンフォーム
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:90cm(ロング)
枕高さ:6.8cm
寝姿勢:仰向け寝
14・トゥルースリーパー セブンスピローライト
¥9,900 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:ウレタンフォーム
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:60cm(ふつう)
枕高さ:8.3cm
寝姿勢:仰向け寝
トゥルースリーパー セブンスピローは、日本の通販大手のショップジャパンを代表するまくらです。
素材は、ウレタンフォームです。
同社は「スムース ヴィスコエラスティック」と呼びます。
テンピュール同様に低反発ウレタン(ヴィスコエラスティック)に、何らかの機能性を持たせたもの、と言えます。
いずれにしても、天然ゴム由来のラテックスに比べて、ウレタンは化学製品ですから、比較的安価な素材ではあります。
形状は、相当独特です。
幅が90cm(ライトは60cm)とシングルベッドと同じサイズがありつつ、いずれも、独特の60cm幅の傾斜があります。
ようするに、首の自然なカーブを隙間なく埋めることで、きれいな寝姿勢を保つ、というコンセプトです。
一方、幅広なので、寝返りしやすいとも言えますが、このタイプは横寝にはあまり向かない点は注意してください。とくに、腰痛の方は、寝返りしやすい枕のがよいでしょう。
サイズは、先述のように、2種類あります。
まくらの高さは、通常品が6.8cm、ライト版が8.3cmです。
ライト版は、横寝にも対応できそうですが、沈み込むタイプなので、やはり、寝姿勢がよい方向けです。
反発力は、ウレタンフォームですので、ありません。
かたさも「やわらかい」です。
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以上、トゥルースリーパー セブンスピローの紹介でした。
「合う人はとても合う」し、「駄目な人は絶対駄目」という尖ったまくらだと思います。
例えば、寝姿勢が良い方で、寝苦しい夜に(熱をとるため)寝返りを打ってベッドを移動しがちの方、その際、「横寝」はしない方には良いでしょう。
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15・トゥルースリーパー プレミアムネックフィット
¥6,578 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:ウレタンフォーム
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:50cm(ふつう)
枕高さ:10cm
寝姿勢:仰向け寝
なお、とくに首のカーブの部分について、これらの構想の元になったのは、2013年発売の以上のモデルです。
ただ、この段階では、さほど独創的ではないため、選ぶならば新しい方が良いでしょう。
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16・トゥルースリーパー エンジェルフィット ピロー
¥10,780 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:ウレタンチップ
かたさ:調整可能
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:62cm(標準)
枕高さ:約10cm
寝姿勢:仰向け寝
そのほか、テンピュールと同じく、高さ調整できるまくらが、ショップジャパンからも販売があります。
チップの量で、まくらの高さを直接調整する方式です。増減させることで、堅さも微調整できるでしょ宇。
反発力については、ウレタンフォームですので、低反発です。また、この形態の製品については、次に紹介するモリシタが、結構安めで出しているので、比較しても良いかと思います。
2・格安な高機能まくらの比較
つづいて、(だいたい)1万円以下の値段で買える製品を、見ていきたいと思います。
2-1・モリシタのまくらの比較

はじめに、モリシタの枕です。
東急ハンズの枕売り場の「定番」な、日本の老舗まくらメーカーです。
【高反発タイプ 】
17・モリシタ Double F
¥4,620 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
【低反発タイプ 】
18・モリシタ Double F
¥4,620 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:ウレタン or ラテックス
かたさ:★★★☆☆
反発力:選択可能
枕の幅:55cm(標準)
枕高さ:6cm 10cm
寝姿勢:仰向け寝
モリシタのDouble F Feel&Fit は、「 高さの調節ができるまくら」という広告で、東急ハンズでよくみかける枕です。最近デザインに変更されました。
素材は、低反発素材のウレタンフォームか、高反発素材のラテックスチップです。
後述のように、この製品は高さ調整ができますが、メイン部分(一番上)の素材は、いずれかを選ぶ形式です。
形状は、テンピュールのネックピローほどではないですが、中心部がくぼんだ、エルゴノミクスなデザインです。
サイズは、1種類で、まくらは幅55cm×奥行33cmです。
形状からすると、姿勢正しい「仰向け寝」のかたに基本的に合いそうです。
まくらの高さは、本品の特色で、自在に調整可能です。
また、この機種は枕本体が6cmで、2cmの高反発(ラテックス)・低反発のシート(ウレタン)が分離できる構造です。
そのため、枕が2cm刻みに高さ調整できるため、実物を見なくても、高さが合わせやすいというメリットがあります。
堅さと反発力は、2モデルで異なります。
高反発タイプは、1段目に高反発ラテックスチップを採用したモデルです。
一枚物のボディードクターとは違って「チップ」ですが、高反発仕様なので、反発力はそれに順してあります。
寝返りが打ちやすい製品であるため、腰痛の方や、横寝に移行する方は、比較的合いやすい製品だと思います。
低反発タイプは、1段目に低反発ウレタンフォームを採用するモデルです。
逆に沈み込むような感触が高い枕です。テンピュールの「シンフォニーピロー」のようなやわらかめな低反発まくらをイメージすると良いです。
こちらは睡眠導入性が良いので、寝付きの悪い方で、多少安めの製品を探している場合におすすめできます。
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以上、モリシタのDouble F Feel&Fit の紹介でした。
この枕の良い部分は、高さが調整できる点でしょう。
自分の好みで調整できる点が「オーダーメイド感覚」で受けていると思います。ただし「最大10cm」という高さは、各社のLサイズとしては、平均的ではあります。
【ソフトパイプタイプ 】(かため)
19・モリシタ 高さの調節ができるまくら Double F
¥4,620 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
【 ビーズわたタイプ 】(やわらかめ)
20・モリシタ 高さの調節ができるまくら Double F
¥4,620 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:ソフトパイプ/ビーズわた
かたさ:調整可能
反発力:★☆☆☆☆
枕の幅:55cm(標準)
枕高さ:6cm 10cm
寝姿勢:仰向け寝
形状は、先ほどのタイプと同じです。
サイズも、幅55cm×奥行33cm×高さ10cmと同じです。
堅さと反発力は、先ほどの製品と異なります。
なぜなら、ベースとアンる1段目の素材が異なるからです。
第1に、ソフトパイプは、ポリエチレン素材の中空パイプ(プラスチック)です。
沈込はあまりなく「かため」です。ラテックス系同様に「ホコリが出にくい」点もメリットです。
第2に、ビーズわたは、発泡ビーズとポリエチレン綿の混合素材です。
比較的安めの素材で、「柔らかめ」な枕です。
いずれも、こうした素材は「格安」とイメージされがちです。
しかし、感触になれてしまった方には人気です。とくに、高さを調整できるように改良をすることで、慣れた枕の「買い換えニーズ」に対応していると言えます。
一方、この枕も、下部2枚の高さ調節用シートは、ウレタンの高反発・低反発シートで、先ほどの機種と同じです。
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以上、モリシタのもう1つのDouble Fシリーズの枕の紹介でした。
素材的にこの2つに慣れている方にはオススメです。ただ、先ほどの製品と比べれば、素材的な機能面で強調する部分は少ないです。
2-2・西川のまくらの比較

続いて、日本の寝具の西川グループのまくらです。
誰でも知っている寝具の老舗ですが、最近、東京西川・京都西川・西川リビングが再結集して「西川」となりました。
地名が付く旧来の名前でも売っていますが、「ブランド名」ということになるかと思います。
【高め 8cm】
20・東京西川 枕 もっと肩楽寝 医師がすすめる健康枕
¥5,500 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
【低め 6cm】
21・東京西川 枕 もっと肩楽寝 医師がすすめる健康枕
¥5,500 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:ソフトパイプ
かたさ:★★★★☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:56cm(標準)
枕高さ:6cm 8cm(調整可)
寝姿勢:仰向け寝
こちらは、大手寝具メーカーの東京西川の発売する枕です。
素材は、モリシタにも見られた、ソフトパイプです。
形状は、高機能枕の一部で見られる、中央が多少沈み込んだ形状です。
中央部が凹んでいるのは、寝返りが打ちやすい工夫というより、寝る際に首のカーブをキープさせるためのようです。
サイズ的に、寝返りが打ちやすいわけではないため、腰痛というより、首・肩まわりへの配慮だと思います。
サイズは、56×38cmと標準的な長方形まくらです。
まくらの高さは、2種類あって、高中モデルが約8cm、中低モデルが約6cmです。
モリシタに較べると高さがないのです。
ただし、パイプの量は調整口からの微調整が可能なので、高さは多少ですが上下調節が可能です。
堅さと反発力は、こちらは、中材がソフトパイプですので、それなりに堅さはあります。
弾力性は、無ではありませんが、ソフトパイプですので、多少底付き感はありますね。
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以上、東京西川の健康枕の紹介でした。
アレルギーなどでラテックス反発素材が苦手な方で、肩こりに悩んでいるひとが、この製品を考えても良いでしょう。
ただ、ソフトパイプは、詰め物が「へたる」ので、健康まくらとしての寿命は、さほど長くはありません。
2-3・オフタイムのまくらの比較
つづいて、「Amazon限定ブランド」のオフタイムの製品です。
ようするに、アマゾンの寝具のPB製品のブランド名です。
企画は日本で、製造は中国ですが、エルゴノミクス形状の製品がかなり安く出ています。
【Amazon限定】
【30x50x10cm】
22・オフタイム(offtime) AJ008S
¥2,265 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
【30x60x12cm】
23・オフタイム(offtime) AJ008L
¥3,083 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
素材:ウレタンフォーム
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:50cm, 60cm
枕高さ:12cm
寝姿勢:仰向け寝 横向き寝
オフタイム(offtime) 高密度低反発モールド枕は、Amazonが自社のPB製品として直接販売している枕でです。
素材は、ウレタンチップです。
形状は、波を打ったようなデザインです。
冒頭で見た、テンピュールのオリジナルネックピローの「ジェネリック」的な形状です。
サイズは、36x60cmと30x50です。
まくらの高さは、それぞれ10cmと12cmです。
テンピュールと較べると、Sサイズでも高さは10cmなので、普通サイズと言えるのはSでしょう。
高さ12cmのMサイズは、実質的にはLでしょう。
この形状にしては、高さの上で高めの枕があるのは、同製品の1つの特長です。
堅さと反発力は、モールド成形のウレタンの低反発枕なので、枕としては「平均的」です。
なお、ウレタンは、素材的な特性で、安いものだとゴム臭がするのですが、その場合は、(洗えないので)数日陰干しすると良いでしょう。
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以上、Amazon限定ブランドのAJ008の紹介でした。
ジェネリック的な製品ですが、人間工学的な裏打ちはあるため、お買得感は高いです。
機能性・信頼性においては、他製品に負けるでしょうが、予算が限られている中で試すには、良い選択肢です。
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【40x60x12cm】
24・オフタイム(offtime) AJ012
¥2,147 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
なお、オフタイムからは、人間工学的な形状を取らない製品も販売中です。
やや大きめで、高さもありますが、今回の記事の主旨で言えば、先ほどの製品のような形状がおすすめです。
2-4・王様の夢枕の比較
つづいて、寝具を製造する秋田のBeech株式会社(ビーチ)のブランドである「王様の夢枕」の紹介です。
枕を製造する企業で、先述のモリシタもOEM供給を一部受けています。
【各サイズ】
25・新・王様の夢枕(王様の夢枕2)
¥7,480 楽天市場 (12/9執筆時)
素材:超極小ビーズ+ポリエステル綿
かたさ:★★☆☆☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:62cm
枕高さ:8-12cm
寝姿勢:仰向け寝
王様の夢枕Uは、秋田のビーチが製造する、国産枕です。
最近は、海外製造も多いですが、「ほぼ直」で販売している点で、品質信頼性の高いものです。
昔から楽天市場でかなり人気だったので機にはなっていたのですが、リニューアルついでに、新しく取りあげました。
素材は、マイクロビーズ(95%)とポリエステル綿(5%)です。
先ほど見たモリシタの「ビーズわた」タイプと同じ素材です。
ただ、あちらは、上面のみこの素材で、低反発シートなどと複層的にしていました。こちらは、まくら全体が、この素材です。
形状は、よくある、中心にくぼみがあるタイプです。
幅62cm×奥行40cmで長いタイプで、寝返りは打ちやすいです。
側面は結構高く、(新型は)構造的に、ビーズが寄らないので横向き寝も対応しますが、沈み込みがあるので、快適度は落ちます。
その点では、腰痛の方にはさほど向かないタイプです。
ただ、独特の「もっちり感」で沈み込む感覚は気持ちがいいので、睡眠導入時の快適性はわりと高そうです。
サイズは、2種類です。
まくらの高さは、通常品が12cm(凹み部分8cm)、低めは10cm(凹みは7cm)です。
結構「高め」ですが、ずいぶんと沈んだので、普通は通常品で良いかと思います。
反発力は、「ビーズわた」とおなじで、ほぼないです。
かたさは「やわらかめ」と言えます。
一方、ビーズ綿は、やや熱をためこみやすい素材です。
そのため、夏向きかというと微妙なのですが、カバーに吸湿発散性のある高機能繊維「テンセル」を40%採用するなど、快適性にも配慮があります。
ただ、逆に言えば、オリジナルカバーを掛けると機能性は害されるでしょう。
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以上、王様の夢枕Uの紹介でした。
先述のように「ビーズわた」は、一長一短があり、万人向けとは言えないです。
素材的な「へたりやすさ」もあるので、3年保証のテンピュール・ボディドクターなどの長期保証はない(1年間)部分が、値段の差です。
ただ、ブランド名のように包み込まれる「独特の寝心地」は評価でき、それゆえのロングセラーなのだと感じました。実際、最初に使った際の「感動」はあります。
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【70×70cm】
26・王様の夢枕 BIG(ビッグ)
¥(12,800) 楽天市場 (12/9執筆時)
素材:超極小ビーズ+ポリエステル綿
かたさ:★★☆☆☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:70cm×70cm
枕高さ:15cm
寝姿勢:自在
【52×34cm】
27・王様の夢枕クラシック
¥5,980 楽天市場 (12/9執筆時)
素材:超極小ビーズ+ポリエステル綿
かたさ:★☆☆☆☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:52cm×34cm
枕高さ:11cm
寝姿勢:仰向け寝
なお、王様の夢枕シリーズは、正方形で、上半身全体を支えるタイプとなる王様の夢枕 BIGや、小さめで、仰向け寝専用の王様の夢枕クラシックなど、他のラインナップもあります。
これらも、吸湿発散性に課題があるので、これらも、カバーをタオル生地などにするなどの工夫をしています。
後編の予告!
高機能まくらのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回はまくらの比較でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
・高品質なまくらの比較 (2)
3-1:他の機能性まくら
予算:8,000円〜
3-2:最終的なおすすめの提案 【結論】
続く2回目記事(こちら)では、少しユニークな枕を追加で紹介します。
その上で、いつものように、目的別、予算別にAtlasのおすすめ製品を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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