【今回レビューする内容】 2025年 高速なポータブルSSDの性能とおすすめ・選び方:Windows 11 Mac PS5対応・防水高耐久SSD・第4世代USB4.0高速ポータブルSSD・USBスティック型ポータブルSSD など
今回のお題
高速なポータブルSSDドライブのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今回は、2025年3月現在、最新の外付ポータブルSSDドライブの比較です。
速度はもちろん、重さ・耐久性・接続方法なども重要視しながら、各社のポータブルSSDをメーカーごと順番に比較します。
形状としては、持ちはこびに便利なカード型ほか、TVのUSB端子にも使えるUSB-Cスティック型まで、各社の製品をフォローします。
1・ポータブルSSDの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:SanDisk / WD〈米国〉
2・ポータブルSSDの比較 (2)
2-1:バッファロー 〈日本〉
2-2:キオクシア〈日本〉
3・ポータブルSSDの比較 (3)
3-1:アイオーデータ〈日本〉
3-2:Crucial〈米国〉
4・ポータブルSSDの比較 (4)
4-1:エレコム /ロジテック〈日本〉
4-2:ラシー〈フランス〉
5・ポータブルSSDの比較 (5)
5-1:サムスン〈韓国〉
5-2:トランセンド〈台湾〉
5-3:Lexar ほか
6・ポータブルSSDの比較 (7)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回は、以上のような順番で、メーカーの製品を比較します。
SSD(中身)は、サンディスク-WD連合(米国)とキオクシア(日本)サムスン(韓国)が自社生産できます。
これらの企業は信頼性の部分でメリット性があるので、基本「全機種」フォローしました。
そのほか、シェアが最も大きい日本のバッファローをはじめ、一芸のある製品をだしている企業の代表製品も網羅します。
とくに、今回記事では、速度に注目します。
SSDはお持ちのPC側のUSB規格で「実効速度」が大きく変わってきます。
同じ形のUSB端子でも「速度は異なり」ます。
「選び方の基本」を最初に説明しますので、これらが「わからない」という方についても、安心してお読みいただければと思います。
読出速度 ★★★★★
書込速度 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
堅牢性 ★★★★★
保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各社の製品を順番に比較します。
そして、記事の「結論編」(こちら)では、上表の様なポイントから目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を提案しています。
(読み飽きたら)最後だけでもお読みください。よろしくお願いします。
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1・ポータブルHDDドライブ
2・ポータブルSSDドライブ
3・Mac向きのストレージ
4・内蔵SSDドライブ
5・USBフラッシュメモリー
6・外付けハードディスク(電源付)
7・NAS(ネットワークディスク)
なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のドライブ関係記事の2回目記事として書きました。
1-1・ポータブルSSDの選び方の基本
1・パソコン利用(USB-A)
2・パソコン利用(USB-C)
3・テレビ・レコーダー利用(USB-A)
はじめに、外付けSSDの「選び方の基本」を書いておきます。
「パソコン利用」の場合は、SSDを付けるのが(四角い)USB-A端子か、(丸い)USB-C端子かの違いで、最大速度が変わってきます。
「テレビ・レコーダー」利用の場合は、同時に録画できるチャンネル数などが変わるほか、そもそも、廃熱や供給電力の部分でTV向きではないSSDがあるなど、独自の注意点もあります。
ポータブルSSDを選ぶ場合、この部分の違いが重要になってきます。
大事な部分なので、以下、順番に少し詳しく説明しておきます。
1・USB-A端子の場合
第1に、PC側の(四角い)USB-A形状の端子にSSDを接続する場合です。
昔は、シンプルにUSB3.0端子と言われることも多かった端子です。
PCのほか、PS4などのゲーム機の多くもこの形の端子です。
規格上の最高速度は、(四角い)USB-A形状の場合、USB 3.1(1250メガバイト/秒)が最高です。
ただ、格安PCの場合、昔ながらのUSB3.0(625メガバイト/秒)がほとんどです。
最近のノートPCやデスクトップPCの場合、PCに内蔵されるSSDは、第4世代SSD(PCIe-3rd)クラスである場合が多いので、それと比べればと少し遅く感じるかもしれません。
ただ、現在市販されているポータブルデバイスだけで言えば、一般的なSSD(USB3.0)でも、HDDよりはだいぶ速いです。
つまり、ポータブルHDDからの買換としての導入効果は高いです。
2・USB-C端子の場合
第2に、PC側にの(丸い)USB-C形状の端子にSSDを接続する場合です。
規格上の最高速度は、Thunderbolt 3 (USB 4)で、最大40gbps(5000メガバイト/秒)まで対応できます。
【Macbookの比較記事】で取りあげたAppleの最新ノートPCなどは、Thunderbolt 3 (USB 4)に対応です。
Windows用でも、Surface Bookをはじめ20万円前後の高級機だと、USB4端子を持ちます。
ただ、ポータブルSSD側の速度がこの規格に(あまり)追いついていない状況です、
実際売られているポータブルデバイスをベースにすると、現実的には、USB3.2(2000メガバイト/秒)あたりが、USB-C接続における外付けHDDの最高速と思ってください。
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少しわかりにくかったかもしれません。
結論的にいえば、Thunderbolt 3 (USB 4)か、USB3.2に対応したパソコンをお持ちならば、現状で最高速と言えるUSB3.2(2500メガバイト/秒)の「ポータブルSSD」のスピードを活かせると考えてください。
ーーー以上、端子ごとの「最大速度」について、選び方の基本として書いてみました。
結論的にいえば、速度面の選び方は、以下のようになります。
第1に、「ポータブルHDDより4-5倍し速ければOK」な方です。
その場合、今回紹介する製品のなかから500MB/秒クラスのものを選べばOKです。
価格としては、500GBでも1万円以内で買えます。
サイズほか、USB-C・USB-Aどちらのケーブルが付属するかだけ注意して選べば問題ないです。
第2に、「現状の平均より、少し速いSSDが欲しい」場合です。
この場合、(四角い)USB-A端子でも、(丸い)USB-C端子でも構いませんが、どちらかにUSB3.1端子以上があることが「マスト」です。
この条件をクリアできるならば、今回紹介する製品から、1000MB/秒クラスの製品を選ぶと良いでしょう。
価格としては、こちらも1万円以内で買えます。
第3に、「USB-Cの高速性を活かしたい」場合です。
この場合、(丸い)USB-C端子がUSB3.2端子以上に対応していることが「マスト」です。
クリアできるならば、2000MB/秒以上の製品を選ぶと良いです。
このほか、その上位規格のUSB4対応だと、4000MB/秒ほどの製品がありますが、あまり小型ではないです。
価格は、500GBあたり2万円以上です。
なお、各社のスペック的な速度はあくまで単一ファイルを読み込んだ際の、速度です。
「超巨大な画像」など単一のファイルの読み込みは、表記通り高速になります。
OSの読み込みや、ソフトの起動など複数のファイルを同時に展開する場合は、速度に限りがあるのは、HDDの場合と同じです。
ーーー
そのほか、良い製品を選びたい場合、軽量性・堅牢性なども見ないといけません。
また、高速なSSDの場合、熱で速度低下しやすいものがあるので、その方面の注意も必要です。
3・テレビ利用の場合
第3に、TV利用の場合です。
この用途の場合、リスクを追いたくないならばあ、基本的にTV対応を表記しているSSDを選んでください。
TVに使う場合、TVのUSB端子の給電力付属などの問題、あるいは、常時稼動による、SSDの熱故障の問題が共にありえるからです。
とくに、対応出できなかった際の相性保証の部分もあるのでここは重要です。
そのため、TV対応を表記しているSSDを選ぶことには意味があります。
今回は、TV用途がカタログで推奨されている機種については、それが分かるように比べるつもりです
また、廃熱面ほか、TVとPCでは記録方法が異なることから、東芝などの24時間のタイムシフト録画(=多チャンネル録画)は、対応明記のない機種だと、うまく稼動しない場合があり得ます。
この部分は、アイオーデータ・バッファロー・エレコムなどの日本企業が伝統的に力を入れますので、そういった社の製品を中心に比較すると良いでしょう。
今回もこれらの企業の機種は色々見るつもりです。
ーーー
というわけで、ポータブルSSDの「選び方の基本」の説明でした。
1・ポータブルSSDの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:SanDisk / WD〈米国〉
2・ポータブルSSDの比較 (2)
2-1:バッファロー 〈日本〉
2-2:キオクシア〈日本〉
3・ポータブルSSDの比較 (3)
3-1:アイオーデータ〈日本〉
3-2:ソニー〈日本〉
3-3:Crucial〈米国〉
4・ポータブルSSDの比較 (4)
4-1:エレコム /ロジテック〈日本〉
4-2:ラシー〈フランス〉
5・ポータブルSSDの比較 (5)
5-1:サムスン〈韓国〉
5-2:トランセンド〈台湾〉
5-3:東芝〈日本〉
5-4:Lexar・Corsa ほか
6・ポータブルSSDの比較 (7)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
以下では、冒頭説明したような企業順に各機の製品をみていくことにします。
1-2・SanDiskとWDのポータブルSSD
はじめに、米国のサンディスクとWDのポータブルSSDです。
いわゆる「WD・サンディスク連合」として、世界最大のストレージ製造企業です。
品質の安定性、特に、実際の速度面が理論スペック値に近く、「高品質路線」を行っていることで有名です。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントについては、赤系の文字色で、イマイチと思う部分については青字で、本文を記していきます。
【2023年発売】
【1TB】
1・SANDISK SDSSDE30-1T00-J27
¥14,847 楽天市場 (3/23執筆時)
1・SANDISK SDSSDE30-1T00-GH26
¥12,667 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
【2TB】
2・SANDISK SDSSDE30-2T00-J27
¥23,799 楽天市場 (3/23執筆時)
2・SANDISK SDSSDE30-2T00-GH26
¥20,333 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
主な用途:PC・ゲーム機
読出速度:800MB/s
書込速度:
接続:USB3.1
重量 :40g
セキュリティ:
保証 :3年間
ケーブル:USB-A
これらは、サンディスクの「サンディスク ポータブルSSD」シリーズに属する入門機です。
主な用途は、PCやゲーム機での利用です。
同社の場合、全機ともですが、テレビ利用の言及はないです。
形状と付属ケーブルの長さの問題からでしょう。ようするに、使おうと思えば使えるが、「保証はない」し、便利ではないという話になります。
本体の重さは、40gとかなり軽いです。
サイズも、 幅46,9x 高さ96.9x奥行9.91mmです。
かなり小さく、持ちはこびしやすい形状です。
耐衝撃性は、かなり重視します。
この機種の場合、最大2Mの耐落下性能を持つ上で、ゴム製素材を利用し、JIS規格のIP55水準の防滴性と防塵性を持ちます。
例えば、一眼レフ用に屋外に持ちはこび出すようなタフな用途にも利用可能です。
ゴム製フックも付きますし、HDDほど繊細に使うことを求められもしません。
ドライブの速度は、通常型番だと、読出速度が550MB/sです。書込速度は非公開です。
ただ、グローバルに人気の製品で、ユーザーがベンチマークを多く取っています。
比較参照しましたが、同等水準の550MB/sは持っています。
接続規格は、USB 3.1です。
付属するケーブルは、USB-Aケーブルです。
USB-C端子とつなげたい場合は、USB-C to USB-Cケーブルが別に必要です。
保証期間は、3年間です。
中身のSSDごと製造できる米国メーカーはこのあたりはやはり手厚いです。
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以上、サンディスクのエクストリーム ポータブルSSDの紹介でした。
多少価格は高めですが、本体が頑丈で壊れにくいのは、落としやすい小型モデルには重要な部分です。
また、同社は、自社でSSDの中身も生産できるため、3年間の長期保証が利用できる点もメリットです。
そのほか、USB-TypeCへ対応する点で有利でしょう。
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【2021年発売】
【WD Elements SE SSDシリーズ】
【1TB】
3・WD WDBAYN0010BBK-WESN
¥12,030 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
3・WD WDBAYN0010BBK-JESN
¥12,059 楽天市場 (3/23執筆時)
【2TB】
4・WD WDBAYN0020BBK-WESN
¥19,700 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
4・WD WDBAYN0020BBK-JESN
¥22,060 楽天市場 (3/23執筆時)
主な用途:PC・ゲーム機
読出速度:400MB/s
書込速度:400MB/s
接続:USB3.0
重量 :27.2g
セキュリティ:
保証 :3年間
ケーブル:USB-A
なお、この速度クラスのWD(ウエスタンデジタル)ブランドの製品は、WD Elements SE SSDシリーズとなります。
サンディスクは、伝統的に野外でアクティブに使うカメラユーザーに人気なので、ストラップ付きでした。
WDは(ガチガチの)米国PCユーザーに人気のブランドなので、写真のように質実剛健なデザインです。
重さは27,3gで、サイズも直径64.5xx高さ8.72mmなので本機の方が小型です。
USB3.0仕様でやや速度は遅めですが、差を体感できる程ではないでしょう。
USB-Aケーブルのみの付属である点だけ注意すれば、値段や好みでこちらを選んでも良いかと思います。保証も3年です。
【SANDISK エクストリーム V2シリーズ】
【2020年発売】
【500GB】
5・SANDISK SDSSDE61-500G-GH25
¥ 14,289 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
5・SANDISK SDSSDE61-500G-J25
¥15,420 楽天市場 (3/23執筆時)
【1TB】
6・SANDISK SDSSDE61-1T00-GH25
¥ 15,333 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
6・SANDISK SDSSDE61-1T00-G25
¥ 15,980 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
6・SANDISK SDSSDE61-1T00-J25
¥19,176 楽天市場 (3/23執筆時)
【2TB】
7・SANDISK SDSSDE61-2T00-GH25
¥27,400 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
7・SANDISK SDSSDE61-2T00-G25
¥24,200 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
7・SANDISK SDSSDE61-2T00-J25
¥27,400 楽天市場 (3/23執筆時)
【4TB】
8・SANDISK SDSSDE61-4T00-GH25
¥46,111 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
8・SANDISK SDSSDE61-4T00-G25
¥43,330 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
8・SANDISK SDSSDE61-4T00-J25
¥53,950 楽天市場 (3/23執筆時)
【8TB】
8・SANDISK SDSSDE61-8T00-GH25
¥79,111 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
8・SANDISK SDSSDE61-8T00-G25
¥99,000 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
8・SANDISK SDSSDE61-8T00-J25
¥108,000 楽天市場 (3/23執筆時)
・スカイブルー
:SDSSDE61-1T00-G25B 1TB
:SDSSDE61-2T00-G25B 2TB
:SDSSDE61-4T00-G25B 4TB
・モスグリーン
:SDSSDE61-1T00-G25M 1TB
:SDSSDE61-2T00-G25M 2TB
:SDSSDE61-4T00-G25M 4TB
主な用途:PC・ゲーム機
読出速度:1050MB/s
書込速度:1050MB/s
接続:USB3.1
重量 :52g
セキュリティ:AES265bit(ハードウェア型)
保証 :5年間
ケーブル:USB-C (USB-Aは変換)
SANDISK エクストリーム V2は、同社の中速タイプの中級機です。
本体色は、基本ブラックです。
ただ、WD直販限定だとスカイブルーとモスグリーンもあります。
主な用途は、PCやゲーム機での利用です。
本体の重さは、52gです。
サイズは、 幅57.34x 高さ110.26x 奥行10.22mmです。
中速タイプですが、大きさは下位機と同じで、重さも大差ないです。
HDDの半分以下の重さですから。
耐衝撃性は、下位機種同様です。
ドライブの速度は、読出・書込とも1050MB/sです。
接続規格は、これに対応させるために、USB3.1 にしています。
ただ、互換性があるので、PC側端子がUSB3.0でも使えますが、上表のように速度的な625MB/秒にボトルネックがでます。
本機は、NVMeタイプのSSDですから、発熱による速度低下があります。
その対策で、放熱性の高い鍛造アルミ製のボディを採用します。
付属するケーブルは、USB-C to USB-Cケーブルです。
ただ、USB-A用には変換アダプタが付属します。
冒頭書いたように、PC側がUSB3.1に対応さえしていれば、USB-Aでも最速でつながります。
保証期間は、上位機ということで、5年間です。
セキュリティは、ハードウェア型の暗号化技術となるAES265bit対応です。
書き込み時、データへの強度の暗号化処理を自動で行えます。ドライバ不要なので、出先のPCなどで利用する場合も、パスワード解除が容易です。
Windows以外にMacでも利用できます。
後ほど他社のソフトウェア型のAES265bit対応機もみます。しかし、そちらと違い、ドライバが不要である上、処理をSSD内で行うため、動作速度の軽減も少ないです。
ただし、ネットワーク共有に制限は付きます。
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以上、サンディスクのSANDISK エクストリーム V2の紹介でした。
下位機種少し高いのですが、USBメモリやHDDを利用していた方で、実感として「超高速で快適」と思えるのは、この水準からでしょう。
次に紹介する上位機もありますが、やや高いですし、本機は、「迷った場合選びやすい絶妙なラインナップ」でしょう。
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なお、サンディスク(+ WD)からは、1000MB/sクラスのポータブルSSDの展開がほかにもあります。
以下で、違いを確認しておきます。
【2021年発売】
【My Passport SSD 2020 Hi-Speed】
【500GB】
9・WD WDBAGF5000AGY-WESN
¥16,823 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
9・WD WDBAGF5000ABL-JESN
¥14,810 楽天市場 (3/23執筆時)
【1TB】
【1TB】
9・WD WDBAGF0010BBL-WESN
9・WD WDBAGF0010BGD-WESN
9・WD WDBAGF0010BSL-WESN
¥17,280 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
9・WD WDBAGF0010BBL-JESN
¥15,770 楽天市場 (3/23執筆時)
【2TB】
9・WD WDBAGF0020BBL-WESN
9・WD WDBAGF0020BGD-WESN
9・WD WDBAGF0020BSL-WESN
¥28,280 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
9・WD WDBAGF0020BBL-JESN
¥29,900 楽天市場 (3/23執筆時)
【4TB】
9・WD WDBAGF0040BGY-WESN
¥50,889 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
主な用途:PC・ゲーム機
読出速度:1050MB/s
書込速度:1000MB/s
接続:USB3.1
重量 :45.7g
セキュリティ:AES265bit(ハードウェア型)
保証 :5年間
ケーブル:USB-C (USB-Aは変換)
第1に、 My Passport SSD 2020 Hi-Speedシリーズです。
この速度レベルのWDブランドの製品と考えてください。
やはりデザイン面で、(アクティブに外回りで使う)サンディスクと違って、古式ゆかしい「アメリカンなPCデザイン」です。
個人的にはこれも好きですが。
重さは、やはり本機の方が少し軽量です。
耐衝撃性も、2Mの落下試験を行っていいますし、変わらないでしょう。
廃熱もボディはメタルですし差はないと思われます。
保証も5年で、ハードウェア型のAES265bitにも対応です。
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結論的にいえば、デザインの好みが合致するならば、本機を選んでOKです。
ただ、価格的にはサンディスクよりやや高めです。
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【2024年発売】
【4TB】
10・SANDISK SDSSDT40-4T00-NA25
¥51,333 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
【8TB】
10・SANDISK SDSSDT40-8T00-NA25
¥101,222 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
主な用途:PCバックアップ
読出速度:1000MB/s
書込速度:1000MB/s
接続:USB3.1
重量 :268g
セキュリティ:
保証 :3年間
ケーブル:USB-C (USB-Aは変換)
第2に、SanDisk Desk Driveシリーズです。
重さは、268gです。
サイズは、幅99.2 x奥行 99.2x高さ40.2mmです。
ようするに、SSDとしては大きめなのですが、机に置いたとき「動かない安定性」を重視したものです。
サイズは、4TBと8TBだけの展開です。
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結論的にいえば、大きいことを逆手にとった製品です。
ただ、据置のバックアップ用としては、どっしりしていたほうが良いでしょう。
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【2025年発売】
【1TB】
11・SANDISK SDDDE1-1T00-JA46
¥16,444 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
【2TB】
11・SANDISK SDDDE1-2T00-JA46
¥27,596 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
主な用途:PCバックアップ
読出速度:1000MB/s
書込速度:900MB/s
接続:USB3.1
重量 :23g
セキュリティ: AES128bit (ソフト式)
保証 :無期限保証
ケーブル:USB-C (USB-Aは変換)
第3に、サンディスク スリム デュアル ドライブシリーズです。
重さは、23gです。
サイズは、幅80 x奥行 18.4x高さ10.7mmです。
見た目通りの「USBスティックメモリ」ライクなSSDです。
リバーシブルで、片側がUSB-A、もう片側がUSB-Cになります。
速度は、これでも、読み出し1000MB/sですし、優秀です。
「小型」の徹底度という部分では、後ほどみる、バッファローなどにより「小型」なSSDはあります。
しかし、この形状で1000MB/sの製品で、USB-AとUSB-Cが両方備わる製品は、大手から出ていないという部分で希少です。
若干長めのサイズ感でありますが、無期限保証としている部分を含めて、この手の製品の中でもプレゼンスはあります。
【2020年発売】
【SANDISK エクストリーム プロ V2】
【1TB】SDSSDE81-1T00-GH25
12・SANDISK SDSSDE81-1T00-J25
¥26,980 楽天市場 (3/23執筆時)
【2TB】
12・SANDISK SDSSDE81-2T00-GH25
¥41,900 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
12・SANDISK SDSSDE81-2T00-J25
¥36,780 楽天市場 (3/23執筆時)
【4TB】
12・SANDISK SDSSDE81-4T00-GH25
¥65,980 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
主な用途:PC・ゲーム機
読出速度:2000MB/s
書込速度:2000MB/s
接続:USB3.2 (gen2×2)
重量 :77.1g
セキュリティ:AES265bit(ハードウェア型)
保証 :5年間
ケーブル:USB-A USB-C
SANDISK エクストリーム プロ V2は、サンディスクのポータブルSSDの最上位機です。
主な用途は、PCやゲーム機での利用です。
本体の重さは、77.1gです。
サイズも、 幅57.34 x長さ110.26 x 高さ10.22mmです。
下位シリーズより、多少ですが大きいでし、重めです。
もちろん、持ち運べますし、一般的なHDDと較べれば、まだまだ軽量水準です。
耐衝撃性は、高いです。
防水性は、IP55等級水準で、防塵性も確保されます。
ドライブの速度は、読出・書込とも2000MB/sです。
接続規格は、本機もUSB3.2です。
最高速を得るためには、PC側もUSB3.2以上必要なので、本機は値段面のほか、性能面でも、USB-A端子だと速度面の性能を十分に活かせない点で、最新の高性能PCを使っている方向けです。
付属するケーブルは、USB Type AとUSB Type C双方を添付しています。
保証期間は、5年間です。
セキュリティは、ハードウェア型のAES265bitに対応で、中身のデータを暗号化できます。
セキュリティ強度が強く、ドライバ不要で利用できるので、このタイプは、重要データの場合、便利です。泥棒が分解しても、データは取り出せないので安全です。
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以上、サンディスクのSANDISK エクストリーム プロの紹介でした。
ここまでの速度が欲しい方は限られるでしょう。
ただ、それが欲しい方には速度面のほか、保証の長さは、大きな魅力です。先述のように、NVMeタイプのSSDは、熱が出るので、保証がある程度合った方が安心です。
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【2020年発売】
【SANDISK クリエーター プロ】
【1TB】
13・ SANDISK Creator Pro SDSSDE81C-1T00-G25
¥28,893 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
【2TB】
13・SANDISK Creator Pro SDSSDE81C-2T00-G25
¥42,913 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
【4TB】
13・ SANDISK Creator Pro SDSSDE81C-4T00-G25
¥65,737 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
主な用途:PC・ゲーム機
読出速度:2000MB/s
書込速度:2000MB/s
接続:USB3.2 (gen2×2)
重量 :77.1g
セキュリティ:AES265bit(ハードウェア型)
保証 :5年間
ケーブル:USB-A USB-C
なお、全く同じスペックの色違いとなるのが、SANDISK クリエーター プロ です。
青系のグラデーションの筐体です。
24年にSANDISKが自社デバイスのうち「クリエーター向け」とされるものを、この外観色にしています。
SSDだと、先ほどみた丸い据置型(SDSSDT40C-4T00-J25 SDSSDT40C-8T00-J25 )もこの展開がみられます。
若干値段が高め設定なのは、Adobe CCの1ヶ月無料利用権が付くからです。
このブログだと【Adobe CCの価格面からの選び方の記事】で書いていますが、通常版の年契約を1ヶ月単位で考えると、だいたい6,500円あたりの価値はあります。
Adobeの場合、既に契約中の場合も残余期間の1ヶ月増しはできます。1つ上の製品と比べて、安いようならば、わりとお得かと思います。
ただ、並行輸入品が入っている感じがあるので、保証、ラインセンス面で、その部分は注意してください。
【2022年発売】
【1TB】
14・WD WDBAWY0010BBK-WESN
¥19,740 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
14・WD WDBAWY0010BBK-JESN
¥23,225 楽天市場 (3/23執筆時)
【2TB】
14・WD WDBAWY0020BBK-WESN
¥29,910 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
14・WD WDBAWY0020BBK-JESN
¥36,554 楽天市場 (3/23執筆時)
主な用途:PC・ゲーム機(ゲーミング)
読出速度:2000MB/s
書込速度:2000MB/s
接続:USB3.2 (gen2×2)
重量 :78.5g
セキュリティ:
保証 :3年間/5年間
ケーブル:USB-A USB-C
WD_BLACK P40 Game Drive SSDは、WDブランドのポータブルSSDのほうの最上位機です。
こちらも、Amazonは別型番(グローバル型番)ですが、保証年数が3年表記にっている以外は、性能・重さを含めて同じです。
国際調達のようで、WDはAmazonだと安い場合が多いです。
ドライブの速度は、読出・書込とも2000MB/sです。
サンディスク機と同じです。
WDは、HDDを含むストレージを、「色」で目的を分けてくれているので「分かりやすい」です。
本機はBlackなので、速度重視で、ゲーミングPCなどに向くものです。Sandiskはどちらかと言うと、カメラ系のファンが多いブランドで、こちらとは少し方向性が違います。
主な用途は、PCやゲーム機での利用です。
とくに、WD-Blackは速度面でゲーミング用に人気ですし、そういった用途に向けた製品です。
本体の重さは、78.5gです。
サイズは、 幅58.82mm x 長さ106.8mm x 奥行13.00mmです。
軽くもなく、廃熱重視ですが、がっつり重いわけではないです。
大きさも、問題なく持ち運べる水準に収まります。
なお、写真のように、RGBカラーの照明付きで、ソフトで色をコントロールできます。ゲーミング用では良くある仕様です。
耐衝撃性は、一方、表明(優れた耐衝撃性)はあります。
ただ、ミルスペックなどは表示されませんが、落下耐性2Mですし、実際は堅牢でしょう。
接続規格は、本機もUSB3.2です。
付属するケーブルは、USB Type AとUSB Type C双方を添付しています。
保証期間は、5年間です。(Amazon型番は3年)
セキュリティは、ただ、ゲーミングなので、AES265bitは対応しません。
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以上、WD_BLACK P40 Game Drive SSDの紹介でした。
速度面は、サンディスクと同じです。
また、詳しい説明はないですが、外観形状的に(SSDの場合とても重要な)廃熱に配慮はありそうなので、ゲーミング用として酷使するならば、良いと言えます。
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【2022年発売】
【500GB】
15・WD WDBATL5000ABK-WESN
¥14,627 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
15・WD WDBATL5000ABK-JESN
¥10,171 楽天市場 (3/23執筆時)
【1TB】
15・WD WDBAWY0010BBK-WESN
¥17,880 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
15・WD WDBAWY0010BBK-JESN
¥23,225 楽天市場 (3/23執筆時)
【2TB】
15・WD WDBAWY0020BBK-WESN
¥27,480 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
15・WD WDBAWY0020BBK-JESN
¥36,554 楽天市場 (3/23執筆時)
主な用途:PC・ゲーム機
読出速度:900MB/s
書込速度:
接続:USB3.2 (gen2×2)
重量 :125g
セキュリティ:
保証 :3年間
ケーブル:USB-Aのみ
なお、同じ、WD_Blackの下位モデルとして、WD_BLACK D30 Game Drive SSDもでました。
こちらについては、日本型番はアイオーデータが代理店です。
縦置き用スタンドも付くので、重い一方、速そうには見えますが、実際は、900MB/sですので、遅めです。
先述のように、発熱面については、優れる可能性がありますが、この速度の世代だと、あまり問題になりにくいと言えますし、(縦置きできる)形状以外の魅力はないです。
なお、USB-Aケーブルのみ付属となります。保証は3年です。
【2024年発売】
【1TB】SDPS31H-001T-GBC1D
16・SanDisk SSD SDPS31H-001T-GBC1D/UE
¥44,800 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
【2TB】SDPS31H-002T-GBC1D
16・SanDisk SSD SDPS31H-002T-GBC1D/UE
¥64,800 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
【4TB】SDPS31H-004T-GBC1D
16・SanDisk SSD SDPS31H-004T-GBC1D/UE
¥94,800 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
【2023年発売】
【1TB】2,700MB/秒
16・SANDISK SDPS31H-001T-GBCND
¥35,424 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
【2TB】2,700MB/秒
16・SANDISK SDPS31H-002T-GBCND
¥52,800 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
【4TB】
16・SANDISK SDPS31H-004T-GBCND
¥85,302 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
主な用途:PC・ゲーム機
読出速度:3000MB/s
書込速度:2500MB/s
接続:USB4 (Thunderbolt 3)
重量 :121.3g
セキュリティ:
保証 :5年間
ケーブル:USB-A USB-C(TB3)
SanDisk Professional PRO-G40 は、SanDisk Professionalブランドに属する同社のフラッグシップです。
日本ではアイオーデータが代理店ですが、保証形態は同じです。
なお、旧機種が残りますが、1TB・2TBは速度が若干落ちますので、注意してください。また、新型について末尾に「/UE」が付くのはAmazon型番ですが、性能は普通のモデルと変わりません。
主な用途は、PCやゲーム機での利用です。
本体の重さは、121.3gです。
サイズは、 幅58mm x 長さ111mm x 高さ12mmです。
HDDと比べれば(まあ)ありですが、SSDとしては重いです。
ドライブの速度は、読出3000MB/s・書込2500MB/sです。
日本市場だとこれまでサムスンが相当長い間「最速」でしたが、サンディスクが本機で「抜いた」形です。
接続規格は、USB3.2では速度的に限界があるため、Thunderbolt 3(USB4)に対応させています。もちろん、PC/Mac側の対応も必要となります。なお、USB3.2とも下位互換します。
一方、高速なドライブの場合、廃熱が問題になります。
本機の場合、冷却アルミニウムコア(筐体)採用との表記です。中身については説明がありませんが、薄型のヒートシンクはあるように思います。
耐衝撃性は、高いです。
IP68の防塵/防水です。 文句はないでしょう。
付属するケーブルは、USB Type AとUSB Type C(Thunderbolt)双方を添付しています。
保証期間は、5年間です。
セキュリティは、AES256bitは非対応です。
ビジネス向けのセキュリティ文書を保存するような製品でないからでしょう。
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以上、サンディスクのPRO-G40 SSDの紹介でした。
おもには速度と容量が必要なデザイナー向けに思いますが、ニーズはあるでしょう。耐久性部分ではフィールド利用もできそうですし、その部分を含めて(WDではなく)サンディスクブランドで売っている製品と言えます。
次回に続く!
ポータブルSSDのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、ポータブルSSDの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ続きます。
2・ポータブルSSDの比較 (2)
2-1:バッファロー 〈日本〉
2-2:キオクシア〈日本〉
3・ポータブルSSDの比較 (3)
3-1:アイオーデータ〈日本〉
3-2:Crucial〈米国〉
4・ポータブルSSDの比較 (4)
4-1:エレコム /ロジテック〈日本〉
4-2:ラシー〈フランス〉
5・ポータブルSSDの比較 (5)
5-1:サムスン〈韓国〉
5-2:トランセンド〈台湾〉
5-3:Lexar ほか
6・ポータブルSSDの比較 (7)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の2回目記事(こちら)では、おなじみのバッファローほか、日本では唯一SSDが自社生産できるキオクシア(旧東芝)の製品などをみていきます。
読出速度 ★★★★★
書込速度 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
堅牢性 ★★★★★
保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、「結論編」となる6回目記事(こちら)では、今回紹介してきた全製品から、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら