【今回レビューする内容】2026年 目が疲れない27インチ大画面液晶モニター・ディスプレイの性能とおすすめ・選び方:27インチのフルHDモニター
【比較する製品型番】 LG MyView Smart Monitor 27U511SA-W 27MS500-B 27MS550-B G2730HSU-B1 27U511SA-W 27U411A-B デル Dell P2725HE P2725H S2723HC S2721H S2725H 2725HS S2725HS-A SE2725H E2725HM S2725HSM イイヤマ ProLite XUB2792HSU-B6 アイオーデータ LCD-C272SDBX EX-C272SDB LCD-C272SDB-FX EX-C272SDB-F EX-D272SA-F KH-D272SA-F EX-D272SA KH-C272SDB KH-C272SDB-F HP Series 3 Pro 327ph HP Series 5 Pro 527pf B28F5UT#ABJ ASUS VA279QG VA279QGZ VA279HG VY279HGR フィリップス 27E1N2300AE/11 27E1N1200A/11 27E2N2100/11 27E1N1300A/11 273B9/11 273S1/11 271S9A/11 ベンキュー BenQ GW2786TC GW2786TC-JP GW2790T-JP GW2790T BL2790 GW2791 BL2790T 富士通 VTF27012BT レノボ Lenovo ThinkVision T27i-30 63A4MAR1JP T27i-30 63A4MAR1JP S27i-30 63DFKAR4JP Lenovo L27i-4A 67BEKAC1JP ほか
今回のお題
目に優しい27型液晶モニターのおすすめ機種はどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2026年10月現在、最新の、27インチのPC用の液晶ディスプレイの比較です。
記事では、パネル自体の品質やスタンド部分の調整力、あるいは、明るさセンサーなどの独自の工夫などに注目しながら、長時間作業でも「目が疲れにくい」モニターを提案していきます。
細かい部分では、保証期間の長さや保証内容にも注目しました。

1・27型フルHDモニターの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:LG〈韓国〉
1-3:DELL〈米国〉
2・27型フルHDモニターの比較 (2)
2-1:ASUS〈台湾〉
2-2:BenQ〈台湾〉
2-3:アイオーデータ〈日本〉
3・27型フルHDモニターの比較 (3)
3-1:HP〈米国〉
3-2:イイヤマ〈日本〉
3-3:フィリップス〈欧州〉
3-4:レノボ ほか
4・27型フルHDモニターの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
以下、27インチモニターの「選び方の基本」をはじめに示します。
その上で、以上のようなメーカー順に各社のモニターを比較していきます。
画質の良さ ★★★★★
目疲れしにくさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。
ーーー
なお、ご覧いただくあたって、1点だけ「注意」をお願いします。
今回は一般向け、家庭向けで人気のあるフルHD解像度のモニターの紹介です。
・2.5K液晶モニターの比較
・解像度:WQHD
・4K液晶モニターの比較
・解像度:4K 5K
・ゲームミングモニターの比較
・解像度:フルHD〜4K
高画質の4K機や、作業領域が広い2.5K機、ゲーム用の高リフレッシュレート機は、観点が変わるので、同じ画面サイズでも記事を分けています。
27型でもそういったモデルをお探しならば、上のリンク記事をお読み下さい。
よろしくお願いします。
・27型FHDモニターの比較
=ビジネス用の大きめ
・24型FHD & WUXGAモニターの比較
=ビジネスに最適な中くらい
・23.8型FHDモニターの比較
=テレワークに人気な小さめ
・21.5型FHDモニターの比較
=奥行のない机で使える超小型
加えて、フルHDでも27型以外のサイズは「別記事」になります。
よろしくお願いします。
1-1・液晶モニターの選び方の基本

具体的な製品の紹介に入る前に、モニターの「選び方の基本」を説明します。
主に、モニターを選ぶ際のスペックのうち、「映像美」や「目の優しさ」に大きくかかわる「パネルスペック」の読み方について、Atlasの考え方をここでは詳しく説明します。

液晶パネルは、PC用では複数の種類があります。
基本となるのは「TN・VA・IPS」という3系統です。
それぞれのパネルには固有の特性があり「向き不向き」があります。
この違いは重要なので、はじめに説明しておきます。
ーーー

第1に、VAパネルです。
液晶TVでの採用例が多いパネル種です。
コントラスト比が高く、黒の締まりを出しやすいからです。
ただ、TVと違って「近接視聴」になるPCモニターでは、VAは視野角がやや狭く、画面左右で見え方にムラが出やすい傾向があります。
とくに日本語は、アルファベットより字形が複雑なので、そのムラが違和感につながりやすく、「目の疲れにくさ」の部分では課題が出やすい方式です。
そのため、TV代わりの「エンターテインメント向き」の一部機種を除くと、PCモニターでは採用例は多くありません。
ーー

第2にTNパネルです。
かつては、ゲーム向けで存在感のあったパネル種です。
応答速度が速く、動く画像に強かったからです。
ただ、視野角が狭く、黒の締まりも弱いのが難点です。そのため、応答速度を高めた新しいIPS(Fast IPSなど)の普及もあり、今では用途がかなり限られます。
ーー

第3に、IPSパネルです。
現在のPCモニターの主流です。
視野角が広く、近接視聴でも見え方が安定しやすいからです。
業務向けで人気のあるEIZOやBenQでも、仕事用の主力はほぼこの系統です。
デザイナー向けやゲーム向けでも、今ではIPS系を中心に展開する製品が多く、むしろIPS系でないモデルを探すほうが難しいほどです。

IPS系パネルは、今ではLG系以外にも、多くの大手メーカーがさまざまな種類を生産するようになりました。
BOEのADS-IPSのほか、最近はAUOのAHVA-IPSや、TCL CSOTのHFS-IPSと特定できる製品も増えています。
その結果、IPS系のなかでも「グレード差」が生まれる状況になっています。とくに「映像美」に関わる部分では、IPSと一口に言ってもスペック差があります。
そのため、以前より「細かいスペック」に注目することが重要になっています。

例えば、上図は、現在のIPSのスタンダード機に多い典型的なスペックを示したものです。
この水準に届かないものや、水準の公開がないものは、パネルの質を見極めにくい機種です。
今回の記事でも、その点に注意して区別しています。

一方、上図は「新スタンダードIPS」とも言うべき、新パネルの典型的なスペックです。
主に「映像美」に関わる部分を進化させています。
今回の記事では、色域(sRGB99%以上)と輝度(300cd/u以上)を超えたパネルを「IPS+」として区別して表記します。
その上でコントラスト比(1500:1)も水準を超えるモデルは「IPS++」と表記します。
とくにコントラスト比の改善は、白黒の「テキストの見やすさ」にもつながるので、仕事用としてもある程度見るべき観点です。
ーーー

色域は、デザイン向けモニターでは重要です。
この部分を重視する場合、一般的なsRGBより基準が厳しい、DCI-P3(動画向け)やAdobe RGB(写真向け)のカバー率を示す機種もあります。
今回の記事では「広色域IPS」として該当機はパネルを区別します。専門的になるので、この話は、該当機が出た時点で個別に説明します。
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リフレッシュレートも、重要です。
昔はゲーム用を除けば60Hz機ばかりでしたが、最近は100Hzを超える仕事用入門機も増えました。
PC側の設定も必要ですが、少し高めにだせる機種は、スクロールやマウスの移動が「なめらか」にできますし、仕事利用でも最近は「ポイント」と考える方が増えています。
重要視しても良いでしょう。
ーー

パネル表面処理は、ゲーム特化型の高級機を除けばほぼ全機が非光沢のノングレアです。
ノートPCとは違い、ハーフグレア(半光沢)、グレア(光沢)は、テレビ的に利用する一部機種を除けば、採用例は皆無に近いです。
この部分は、基本的にはあまり気にしなくて良いでしょう。
ーーー以上、主にパネル面での「選び方の基本」をまとめました。
最近は、液晶パネルのほか、有機ELパネル(OLED・QD-OLED)を採用する機種や、液晶でもバックライトにMini-LEDを採用する機種も増えてきました。
ただ、液晶の一般機に比べると採用例はまだ限られるので、ここも該当機が出た段階で説明するつもりです。 
また、目の疲れにくさの部分ではスタンドの調整力や、環境光センサーなどによる明るさの調整機能、仕事面では端子構成も重要と言えます。
こうした部分も、本編では詳しく説明します。
・液晶モニターの選び方【まとめ】
・Mac用モニターの選び方
ただ、こうした部分を含めて、このブログにおける「基本部分の選び方」を知りたいと感じる方は、以上の記事で、より詳しく書いています。
ただ、今回説明する内容だけでも「目に優しいモニター」は選べると思いますし、このまま読み進めていただいてOKです。
1-2・LGのモニターの比較

はじめに、LGエレクトロニクスのモニターです。
同社は、自社で(部品としての)IPSが生産できる世界的企業です。性能の良い機種が割安の場合が多いです。
全体の比較基準にしやすいので、はじめに取りあげました。
ーー
なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2024年発売】
【27インチ】
1・LG Electronics 27MS550-B
¥23,710 楽天市場 (4/10執筆時)
スタンド:チルト・高さ
スピーカー:2W×2
2・LG Electronics 27MS500-B
¥15,809 Amazon.co.jp (4/10執筆時)
スタンド:チルト
スピーカー:なし
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:
接続端子: HDMI×2
VESA:75mm
保証期間:3年
27MS550-B などは、LGの23.8インチの製品です。
2グレードがありますが、違いは、スピーカーの有無とスタンドの稼働性です。
後者は目への優しさには重要な部分ですし、選ぶならば上位機でしょう。

液晶パネルは、ノングレア(非光沢)のIPSです(AH-IPS)。
スペックは、輝度(250cd/u)、コントラスト比(1000:1)、視野角(178°)、色域(NTSC:72%)のごく普通のスタンダードクラスのIPSパネルです。

応答速度は、オーバードライブ時で5msです。
かかり方は、3段階で調整可能です。
リフレッシュレートは、100Hz対応です。
ゲーミング用と言えるほどではないですし、FreeSyncにも対応しません。
ただ、マウスカーソルの追随性を良くするようなニーズはあるかもしれません。
自動画質調整は、「フォト・シネマ・ゲーム」の各モードが利用できます。
一方、ビジネスに向いたモードはありません。

画像補正機能は、暗部補正となるブラックスタビライザーのほか、超解像技術ほか充実します。
特にゲームには強いと言えますが、TVでも使われる高画質化技術でもあるため、通常の動画などでも効果があるでしょう。
「目の優しさ」の部分では、フリッカー対策・ブルーライト軽減も機能として持ちます。

モニタースタンドは、上位機だとチルト角度(前5°・後15°)ほか、高さ調整に対応です。必要最低限ですが実用水準です。
下位機種だと、チルト角度調整のみですし、上位機が良いでしょう。
接続端子は、HDMIが2系統です。
現代的な仕様でしょう。
ケーブルは、HDMIケーブルが付属します。

スピーカーは、上位機のみ搭載です。
ただ、音楽を聴くならば、【PC用スピーカーの比較記事】で書いたような別売の格安スピーカーを購入するべきでしょう。
なお、これは、今回紹介する機種全てに言えることです。
保証期間は、3年です。
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以上、LGの27MS550-Bなどの紹介でした。
液晶パネルが自社生産できるメーカーらしく、価格は安め水準です。
その上で、テレビメーカーらしく画質調整がそれなりに高度です。
もちろん、他社機と比べる必要はありますが、モニターアームの稼働性が良い上位機は、大きな弱点もなく、スタンダードモデルとして良い機種に思えます。
ーーー
なお、本機と仕様が似る上位機が他にいくつかあります。
以下で確認しておきます。

【2025年発売】
3・LG Electronics 27U411A-B
¥15,072 楽天市場 (9/22執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大120Hz
HDR:
USB給電:
接続端子: D-Subx1 HDMIx1
スタンド:チルト
VESA:75mm
スピーカー:なし
保証期間:3年
2025年登場です。
パネルは、こちらもIPSです。
仕様を見ると、こちらは色域(sRGB 99%)と強化されています。
その上で、リフレッシュレートが120Hz対応です。
高性能ゲーム機とつなげることなどを考える場合、良い部分があります。

画像補正機能は、先ほどの機種にたいして、黒挿入による残像軽減技術(1ms Motion Blur Reduction)が追加されます。ゲーミング用専門機の一部にも同社が搭載する上位機能です。
一方、同期技術(FreeSync)は非対応ですし、やはりその方面の用途だと「ライト層」向きとしてだされるラインです。
端子構成は、 D-Subx1 HDMIx1です。
この部分は、先ほどの機種より装備が悪いです。
PCほか、ゲーム機などをつなげたい場合、あきらかに不利でしょう。
スタンドは、チルトのみです。
可動幅(上20° 下5° )は、多少ですがこちらのが良いです。
形状は変わりますが、可動幅の広さや重さなどを考えると、安定性は後発のこちらのほうがわずかに良いでしょう。
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結論的にいえば、パネル自体は先ほどの機種より仕様が良いです。スタンドもわずかにこちらが優るように思います。
リフレッシュレートや1ms MBR対応の部分をふまえて、ゲーム用途での利用も考えている場合は、こちらを優先的に考えて良いでしょう。
ただ、HDMIが1系統のみです。ゲーム機との併用には「向かない」点をふまえると、そちらと併用したい場合、バランスが悪い端子構成に思えます。他機との比較は必要でしょう。
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【2024年発売】
【27インチ】
4・LG Electronics 27MS570B-B
¥24,900 Amazon.co.jp (4/10執筆時)
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
接続端子: HDMI×2 USB-C
USB給電:65W
5・LG Electronics 27MS530B-B
¥25,500 Amazon.co.jp (4/10執筆時)
スタンド:チルト
接続端子: HDMI×2 USB-C
USB給電:
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1300:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
VESA:75mm
スピーカー:なし
保証期間:3年
第2に、27MS570Bなどです。
仕様的には、先ほどの機種の上位機にあたります。

パネルは、IPSです。
輝度(250cd/u)は普通ですが、コントラスト比(1300:1)と、色域(sRGB 99%)は、ともに、IPSの標準より少し良い水準です。
上表のIPS+や、広色域IPSの水準には至らないですが、この価格クラスでは良くみえる、「素性の良い」パネルです。 リフレッシュレートは、全ての接続端子で100Hz です。

端子構成は、HDMIが2系統とUSB-Cです。
とくに上位機は現代的な構成です。対応ノートPCなどに65WのUSB-PD給電ができます。
この出力ならば、たいていのノートPCに速度低下なしで給電できるでしょう。
加えて、USB2.0の速度なのでマウスやキーボード用ではありますが、USBハブもつきます。
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結論的にいえば、USB-Cを活用した使い方を考える場合、本機の仕様は特に良いです。
パネルも(普通の)IPSの水準より多少良いため、お買得感があります。
より上位の機種と見比べる必要はありますが、端子構成の新しさを含めて、この価格帯の製品だと有力候補です。

【27インチ】
【2025年発売】
6・ LG Smart Monitor 27U511SA-W
¥34,364 Amazon.co.jp (5/2執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,300:1
応答速度:5ms (typ)
リフレッシュレート:100Hz(最大)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI×2
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(5w×2)
保証期間:3年(無輝点保証)
MyView Smart Monitorは、LGエレクトロニクスが発売する27インチモニターです。
本機は少し特殊で、どちらかと言えば、チューナーレステレビに近い感じのPCモニターです。

実際、LGのWebOSを積んでいて、アプリ対応できる定額動画サービスなどの視聴が可能です。
Netflix You Tube Amazon VIdeoなどグローバルなサービスは網羅します。日本のローカルサービスもTverを含めて対応です。あえて言えば、アニメ系のローカルディミングの一部が見られない程度です。
リモコンも付属します。
また、【LGの4Kテレビの比較記事】でみている同社のTV用の上位リモコンも使えます。
むろん、TVチューナーは、未付属です。
そのほか、本機は、Wi-Fiを搭載するので、同社のアプリ(LG ThinQアプリ)で、スマホをリモコンとしての操作にも対応できます。

加えて、スマホからの映像のキャストも、AppleのAirplay2や、ミラキャストに対応するため、専用のSTB機器がなくても可能です。
なお、新旧あります。
新機種は、パネル部分で、近年登場のコントラスト比(黒の締まり)が改善しています。応答速度も、旧機は、応答速度がイマイチでしたが、その欠点がなくなっています。
リフレッシュレートの改善を含めて、ゲーム方面に「強く」した改善ではあるのですが、ここまでの差があれば、映像、動画視聴にも影響はあるでしょう。また、LGのWebOSは、毎年バージョンが上がる点をふまえると、選ぶべきは新機種でしょう。
あとは、変わらないので、新機種をベースに以下、みていきます。

解像度は、フルHDです。
小型テレビの規格サイズは、24インチのあとは、32インチまで間のサイズがないので、その「まんなか」的な位置になります。

パネルは、ノングレア(非光沢)のIPSです。
輝度(250cd/u)、コントラスト比(1300:1)、視野角(178°)、色域(sRGB 99%)です。
スタンダードクラスのIPSパネルですが、コントラスト部分の改善があった新世代です。
ノングレアですし、普通のPCモニターとしても「使いやすい」ように配慮した形です。逆に言えば、テレビ(ハーフグレア)との画質傾向は少し変わるとは言えますが、そこまで問題ないでしょう。
応答速度は、5ms(GtoG)です。
リフレッシュレートを含めて、本格的なゲーム用ではなく、いわゆる「チューナーレステレビ」に近いです。
HDRは、HDR10ですが対応です。
画像補正機能は、フリッカー対策はあります。
ただ、その程度で、映像美に関わる補正は(テレビほど)充実しません。
ゲーム用の暗部補正がある程度です。
モニタースタンドは、チルト角度調整のみです(上5°・下15°)。
VESA規格に対応するので交換は可能です。

接続端子は、HDMIが2系統です。
用途を考えるとHDMIが多いのは納得感があります。
片方はeARCに対応です。
スピーカーは、総合10Wです。
PCモニターとしては、充実しますが、テレビ用としては最低減でしょう。
ただ、本機はHDMIについてeARCに対応なので、【サウンドバーの比較記事】で書いたような高性能な外部スピーカーを簡単につなげられます。
保証は、3年間です。
テレビと考えると、充実します。常時点灯については無輝点保証もあります。
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以上、LGのSMART Monitorの紹介でした。
PCモニター側に仕様を寄せた「チューナーレステレビ」といえます。
本機より1周り大きいですが【32v型テレビの比較記事】でも、チューナーレステレビを見ています。そちらと比べれば、ノングレア(非光沢)であり、輝度も無理にあげていない部分を含めて、モニターとしてより「使いやすい」でしょう。
標準的なものですが、現行機はしっかりしたスペックのIPSパネルです。TV用途と兼用しつつも、PCモニターとしても運用したいかたに向くでしょう。ただし、スタンドの稼働性は課題です。
1-3・デルのモニターの比較

続いて、「米国勢」となる、デルのモニターです。
米国系は、HPもそうですが、画質調整をPCに任せる構成」にして、価格を少し安くする傾向にあります。

【27インチ】
【2026年発売予定】
7・Dell Pro P 27 P2726HE
¥---- Amazon.co.jp (4/10執筆時)
【2024年発売】250cd/u 最大100Hz 90W給電
8・Dell P2725HE
¥37,600 Amazon.co.jp (4/10執筆時)
USB給電:100W
【2026年発売予定】
9・Dell P2726H
¥---- Amazon.co.jp (4/10執筆時)
【2024年発売】250cd/u 最大100Hz 90W給電
10・Dell P2725H
¥29,800 Amazon.co.jp (4/10執筆時)
USB給電:
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS++ ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:5ms (GTG)
HDR:
リフレッシュレート:最大100Hz
接続端子:HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年(無輝点保証)
P2726HEは、米国のデルが販売するモニターです。
同社のモニターはいくつかシリーズわけされますが、Pシリーズは、ビジネス用の上級モニターになります。

USB-C端子とそれによるノートPC給電機能の有無で2系統あります。
新機種は、一度発表されましたが、現状で在庫がありませんでした。
一方、旧機は継続販売です。ただ、輝度(250cd/u→300cd/u)、リフレッシュレート(100Hz→120Hz)、USB給電力(90W→100W)と仕様強化が見られます。
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結論的にいえば、仕様差があるので、新機種が発売される状況ならばそちらが良いかと思います。
あとは言及するべき違いはないので、新機種をベースにしつつ同時にみていきます。

パネルは、IPSです。
スペックは、輝度(300cd/u)、コントラスト比(1500:1)、色域(sRGB 99%)視野角(178°)です。

今回の記事で定めたIPS++の水準である上で、通常よりコントラスト比を1.5倍強化した、新世代の上位パネルです。

なお、デル機は、LGパネルを除けば「IPSテクノロジー」表記で、本機もそうです。
上表はIPS系パネルを製造する企業と、そのパネル名(商標)を示したものです。日本市場のPCモニターで、採用例が多いと言えるパネルを上から順番に並べています。
商標としての「IPS」はLGが持つので、他社は(基本)名乗れません。モニター製造社側も、例えばDELLの「IPSテクノロジー」ほか「IPS方式」などの書き方でボカす場合もありますTCL系のCSOTのコントラスト強化型かなと思います。いずれにしても「素性の良い」IPSです。
応答速度は、オーバードライブ時5msです(通常8m/s)。
質の良い液晶パネルと応答速度といえ、問題ありません。
リフレッシュレートは、120Hzです。
23年末あたりから、この部分のスペックが上がった製品が増えました。仕事用でもマウスカーソルの動きの追随性を上げられる部分をメリットに感じる方はいます。
画像補正機能は、ただし、DELLの場合、上位機でも充実度は低めです。
やはり、フリーカーフリー・ブルーライトカット(ComfortView Plus)ほどです。
接続端子は、HDMI・D-sub・Display Portです。
上位機は、これに加えて、100W給電のUSB-C端子が付属です。
この給電力ならば、大抵のノートPCに対して給電できます。

加えて、上位機のみですが、Display Portが2系統(入・出力)あります。
他のディスプレイを数珠つなぎ(デイジーチェーン)させてマルチディスプレイ環境もつくれます。

USBハブは、付属です。
USB-C(USB3.0:15W給電)が2基、USB-A(USB 3.0)が1基です。
旧機と構成が変わりUSB-Cが増えました。
LAN端子はないですが、仕事向けの「ドッキングステーション」仕様と言えます。
スピーカーは、未付属です。
スタンドは、フルスペックです。
調整幅は、チルト(上21°・下5°)、左右(90°)、高さ(15cm)と縦回転です。
問題はなく優秀です。

保証期間は、3年です。
その上で、Pシリーズの場合、プレミアムパネル交換保証があります。
これは、嫌う方の多い「常時消灯(輝点)の交換保証」であり、DELLの人気の秘密です。
常時消灯(ドット抜け・黒点)は保証対象外ですが、3年と長期間でこの点を保証するのは、LGを除けば珍しいです。
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以上、DELLのP2722HEの紹介でした。
画質調整機能部分は「あっさり」です。
しかし 「目の優しさ」という今回の観点で、最も大事な、フリッカー対策とIPS液晶、柔軟性のあるモニタースタンドを兼ね備えた製品です。
その上で、USB-Cでの給電に対応するため、ノートPCを大画面で使いたいという方のテレワークには、最適でしょう。
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【2025年発売】
(通常型番)
11・Dell 27 Plusモニター S2725HSM S2725HSM-R
¥27,800 楽天市場 (4/9執筆時)
(Amazon限定型番)
12・Dell 27 Plusモニター S2725HSM S2725HSM-A
¥20,980 Amazon.co.jp (9/22執筆時)
液晶方式:IPS++ ノングレア
コントラスト比:1500:1
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
スピーカー:3W×2
13・Dell 24 Plusモニター SE2726H
¥18,980 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
スタンド:チルト
スピーカー:
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
応答速度:4ms(GTG)
リフレッシュレート:最大144Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI1.4 x2
VESA:100mm
スピーカー:3W×2
保証期間:5年(無輝点保証)証)
第3に、 S Plusシリーズです。
2025年登場のラインです。流通ルートで型番が変わりますが、性能は変わりません。
だだし、 SE2726Hは下位仕様でパネルのコントラスト比ほか、スタンド性能が弱いので、価格差以上の性能差を感じます。

リフレッシュレートは、両機とも144Hzです。
ゲーミング用モニターの入門機ほどのスペックです。
その上で無印ながらFreeSync対応です。
しかし、本格的な「ゲーミングモニター」ではなく、「エンターテインメント」機能を強調した一般向けモニターといえます。
DELLの場合、ゲーミング用は「Alienware」と別のシリーズ名を付けます。本機はあくまで「一般向け」モニターとなります。そのため、今回の記事で扱っています。

パネルは、こちらも、今回の基準ではIPS++です。
スペックは、輝度(300cd/u)、コントラスト比(1500:1)色域(sRGB 99%)です。
評価できるスペックですが、応答速度を強化したゲーム向けのFast-IPSパネルではありません。
応答速度は、したがって、GtoGで最大4ms水準に止まります。
リフレッシュレートは高め(144Hz)ですが、応答速度ほか、無印のFreeSncに止まる水準のチラツキ対策である部分を含めて、「ゲーミングモニター」としては、やはりすこし「軽め」の仕様です。
なお、MPRT表記では応答速度は1msですが、先述のように、輝度、画質劣化を伴う黒挿入利用時の値なので、今回は重視していません。
スタンドは、フル稼動です。
調整幅は、高さ11cm、チルト(上21° 下5°)、左右(60°)・縦回転(180°)です。
従来のSシリーズとほぼ同じです。
スピーカーは、3W×2という構成です。
あとは、先ほどの機種と目立つ違いはないです。
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結論的にいえば、パネル、スタンド、スピーカーを含めて、一般向けの「エンターテインメント」重視のモニターとしては、まとまったスペックです。
その上で、FreeSync(無印)と144Hzの応答速度が使える点で、本格的ではないにしても「ライトなゲーミングモニター」の域にはある点が、ワンポイントです。
ただし、ゲーム用にしては応答速度がやや弱い点と、若干、輝度が高めな点で、仕事用として、輝度を十分に落としたい場合そこが課題にはなりそうな仕様ではあります。
とはいえ、そこまで「尖った」仕様にはしていませんので、動画視聴において「映像美」をある程度優先して考えたい方で、ゲームもやるし、仕事にもほどほどは使う、という感じの方には合うでしょう。
この用途ならば、予算があれば2.5Kで考えても良いでしょうが、フルHDだと安いのも確かです。
次回に続く!
27型液晶モニターのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、27インチのFHDモニターの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

2・27型フルHDモニターの比較 (2)
2-1:ASUS〈台湾〉
2-2:BenQ〈台湾〉
2-3:アイオーデータ〈日本〉
3・27型フルHDモニターの比較 (3)
3-1:HP〈米国〉
3-2:イイヤマ〈日本〉
3-3:フィリップス〈欧州〉
3-4:レノボ ほか
4・27型フルHDモニターの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
続く、2回目記事(こちら)では、ASUSほかの27インチのフルHD解像度の製品を紹介していきます。
液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
動画ゲーム対応 ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の4回目記事(こちら)では、全体の結論として、今回紹介した全製品から、予算別・目的別に、Atlasのおすすめモニターを提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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