比較2018' 目に優しい!液晶ディスプレイ20機の性能とおすすめ(1)【27インチ】

2018年04月11日

比較2018' 目に優しい!液晶ディスプレイ20機の性能とおすすめ(1)【27インチ】

【今回レビューする内容】2018年 おすすめPC液晶モニター・ディスプレイの価格・性能とおすすめ(27インチ IPS) EIZO・イイヤマ・LG・ASUS・フィリップス・ベンキュー :27インチフルHDと2Kモニター:機種の違いや口コミランキング

【比較する製品型番】BenQ モニター ディスプレイ EW277HDR デザイナーズ モニター PD2700Q I-O DATA EX-LDQ271DB LG 27MP38VQ-B 27MP68VQ-P フィリップス 274E5EDSB/11 ASUS VZ279H VZ279HE XUB2790 HS-B2PB278QR MX27AQ EIZO FlexScan EV2780

今回のお題
目に優しいPC用の液晶ディスプレイのおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、Windows/Mac用のパソコン用液晶モニター(液晶ディスプレイ)の比較をします。

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 なお、このブログ「モノマニア」では、ディスプレイについて、以下のような記事を書いてきました。

第1回・27インチの液晶モニタ
第2回・
24インチの液晶モニタ

第3回
・23インチの液晶モニタ

第4回・
21インチの液晶モニタ

 今回は、1番の記事です。

 27インチの大型液晶ディスプレイを紹介します。このブログでは、大型モニターは24インチと合わせて20機紹介できました。

第5回・4K5K解像度の液晶モニタ   
第6回・タッチパネル式モニタ
第7回・ゲーム向けの液晶モニタ
第8回・Mac向けの液晶モニタ
第9回・液晶モニターの選び方【まとめ】

 ただ、27インチサイズでも、4K以上の高解像度のモニターや、タッチパネル式モニターMac向けのモニターゲーム向けのモニターについては、別に特別の記事があります。

 それらをお探しの場合は、申し訳ございませんが、上のリンク記事をご覧ください。

ーー

 というわけで、話を始めます。

 以下では、具体的な商品をいくつか紹介し、最後に「Atlasのオススメ機種」を提案するといういつもの形式で書いていきます。

1・目に優しい液晶モニターの選び方

 Atlasは、仕事用を合わせると、これまでモニターを20機種以上は使い潰し、買い換えてきました。 

 その経験上、「目に優しいモニター」を選ぶためには、以下の3つの基本をおさえることが重要です。

@・適切なモニターのサイズを選ぶ

 第1に、画面の大きさです。

 仕事の効率を考える場合、「大画面」のモニターというのは大きな魅力があります。しかし、良いことばかりでもなく、目線を移動させる回数が増えるために、眼精疲労が増加します。

 27インチサイズなら80cm以上24.1インチサイズなら70cm以上は、目からモニターの距離を確保してください。

 27インチの場合、基本的に事務机ほどの奥行があるのが好ましいです。

 デザイン重視の奥行の狭い机をお使いの方は、ワンサイズ小さいモニターを選んだ方が良いでしょう。

A・スタンドの性能の良い者を選ぶ

 第2に、モニタースタンドです。

 この部分は、モニターを選ぶ際に意外と軽視されがちです。しかし、「目の疲れ」に最も大きく影響する要素です。

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 基本的に、モニターと目線は水平にするのが、目が最も疲れない配置です。

 しかし、大画面の格安モニターの場合、角度は調整できても高さが調整できない機種がほとんどです。

 そうした機種の場合、「目に優しい」体勢をとろうとすると、椅子の高さを無理に調整する必要がでるため、腰や肩の疲労につながります。

 そのため、モニターアームの角度や高さが柔軟に調整できるモデルを選ぶことが大切です。

B・目に優しい液晶パネルを選ぶ

 第3に、液晶パネルの品質です。

 液晶は、VAパネルTNパネルと、IPSパネルという3種類の液晶方式が主流です。


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 このうち、もっとも「目に優しい」といえるのは、IPSパネルです。

 なぜなら、IPS液晶は、視野角が広いので、色味やコントラストが画面を見る角度が変わっても変わらないからです。 また、コントラスト比も高く、動画表示なども得意ですから、高級な液晶テレビでも採用されています。  

 IPSパネルは、高級な液晶テレビでも採用されるものです。コントラスト比も高く、動画表示なども得意です。

 

 TNパネルやVAパネルは、IPSに較べると安いのですが、視野角が狭く、表示品質も悪いです。

 なお、最近は、IPSパネルの廉価版で、それに準じる視認性を持つADSパネルという種類もあります。これについては、該当機種の説明で詳しく書きますが、表示品質は多少IPSを下回ります。

 いずれにしても、以下の記事では、それぞれの機種がIPSパネルかどうか必ず言及しながらレビューします。

ーーー

 基本的にこの3点に注意すれば、「目に優しいモニター」は選べます。

 他にも画面の加工法(光沢・非光沢)や、画像調整機能など重要視したい項目はあります。しかし、それらは、各機種を紹介する中で、おいおい説明していきます。

2・フルHD対応27型モニターの比較

 はじめに、27インチの「定番」である、フルハイビジョン解像度(1920×1080)を持つモニターを紹介します。

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 なお、これらのモニターとPCを接続する場合は、「D-SUB」とあるタイプの端子を避けてで接続してください

 D-Subケーブル(VGA)は、アナログデータで画像をモニターに送る古典的なケーブルです。色むらやズレが生じるために、モニターの品質にかかわらず目に優しいとはいえません

 結論的に言えば、パソコンとの接続はHDMIを使うのが現在は最も手軽です。


  

 1・LGエレクトロニクス 27MP38VQ-B
  ¥18,380
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:1920×1080
 輝度:200cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子: D-sub 15, HDMI 1,DVI 1
 スタンド:上下のみ【VESA100mm】
 スピーカー:なし
 保証期間:3年

 LGエレクトロニクス27MP38VQ-B は、27インチのモニターでは最も安く購入できるモデルの1つです。

 同社は、部品としてのIPS液晶パネル製造メーカーのため、比較的安く購入できます

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 液晶パネルの品質は、自社のIPSパネルを採用します。

 ただし、パネルの輝度が200cd/m2とかなり低いです。動画などの視聴の際には、あまり向かないと思います。

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 画質調整機能は、良い点として、フリッカーセーフモードが搭載されている点が上げられます。これは、直流のDC調光という新しい技術を用いることで、画面のちらつきを抑える新技術です。

 従来のモニターは「バックライトが、オン/オフを繰り返すことで輝度を調整される」仕組みでした。これは、疲れ目の原因でしたが、この機種では、この問題の解決が図られています。

 一方、画質の自動調整機能が付きません。これは、ソフト的に画像を処理し、テキストならテキスト、動画なら動画に映像を最適化するものですが、この部分は欠点と言えます。

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 加えて、こちらの機種には、目に悪いと言われる、ブルーライト軽減モードが付いています。

 最近は、各社この点を強調します。しかし、色調を変えるため、表示の正確性という意味ではあまり使えない機能です。自然色でみえないため、却って目や体ににストレスになる場合もあります。

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 モニタースタンドは、上下のみに角度を調整できるだけの簡易的な仕様です。

 ただ、目が疲れないためには、目とディスプレイの角度を90度に合わせられるのが重要です。その点、角度調整こそできますが、スタンドの高さの調整ができない点はかなり残念です。

 接続端子は、HDMI接続DVI接続 が選択可能です。D-sub(アナログ)接続も可能ですが、画質が落ちるので不要です。付属ケーブルについては、DVI-DケーブルとHDMIケーブルは付属せず、アナログケーブルのみ付属します。

 

 スピーカーは、こちらの機種は内蔵されません。ただ、モニターに付属するスピーカーとは、基本的に警告音などを発生させるためのものです。

 音楽を聴くならば、【PC用スピーカーの比較記事】で書いたような別売の格安スピーカーを購入するべきでしょう。なお、これは、今回紹介する機種全てに言えることです。

 以上、LGエレクトロニクス27MP38VQ-B の紹介でした。27インチでは人気の機種です。しかし、性能はイマイチですね。


  

 2・LGエレクトロニクス 27MP68VQ-P
  ¥24,264
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:1920×1080
 輝度250cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子: D-sub HDMI DVI×1
 スタンド:上下のみ【VESA100mm】
 スピーカー:なし
 保証期間:3年

  27MP68VQ-Pは、LGエレクトロニクスの新機種で、27インチでは、同社の中位機種にあたるものです。主な違いは2点です。

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 第1に、フレームのデザインです。

 こちらの機種はスタイリッシュモデルという位置づけです。フレーム枠(ベゼル)が従来機よりも薄いため、映像への没入感が高まります。マルチモニターにも向くでしょう。

 第2に、液晶パネルの品質です。

 こちらは、輝度が250cd/m2と改善されたIPS液晶が搭載されます。他メーカーと較べると輝度が優れた機種とは言えませんが、標準的なレベルに達しています。

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 第3に、映像再生技術の拡充です。

 例えば、動画については、解像度の低い動画を補正して鮮明化できる超解像度技術が採用されています。また、映画などの映像再生に有利な、暗いシーンのコントラストを改善するブラックスタビライザー機能の搭載も目立ちます。

 その他、ゲーム関係では、AMD社の特定のGPUを採用するPCを利用している場合、遅延などを防げるFreeSyncテクノロジーに対応しました。

 それら以外の点では、下位機種とほとんど差がありません。とくに、モニターアームは、こちらも、高さ調整ができずに、上下のみに角度を調整できる目に良くない仕様です。

 ただ、その点を度外視すれば、輝度も十分で、画面の応答速度も、5ms(GTG)あります。動画やゲームで不快に感じることはないでしょう。そのような用途にはおすすめできます。


  

 3・フィリップス 274E5EDSB/11
  ¥23,801
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:1920×1080
 輝度:250cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子: HDMI×2 VGA DVI-D
 スタンド:上下・左右【VESA100mm】
 スピーカー:なし
 保証期間:5年

 フィリップスオランダの家電メーカーです。

 高級シェーバーなどは日本でも有名ですが、ディスプレイ分野でも日本進出をしました。

 パネルはLGからの供給になるのでパネル性能は同様です。消費電力パネルの低いAH-IPSパネルが採用されています。目に優しいパネルで、こちらも周りのフレームが薄いスタイリッシュなデザインです。

 LGとほぼ同様の製品ですが、フィリップスを購入するメリットは幾つかあります。

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 第1に、「目への優しさ」です。新開発のSoftBlue テクノロジーの搭載です。

 目に悪いブルーライト軽減機能は、LGなどにも搭載されますが、フィリップスについては、色調を維持したままブルーライトをカットする機能を搭載するため、実用的です。LG同様にフリッカーセーフモードが搭載されている点も見逃せないでしょう。

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 第2に、画質自動調整機能です。

 SmartImage Liteという、画面に表示されるコンテンツを分析し画像やビデオのコントラスト、彩度、鮮明度を自動で調整する機能が付属する点です。

 標準(テキストモード)とゲームモードインターネットモードが選択できます。とくにテキストモードは、文字表示を強調して輝度を抑えることで読みやすさを向上させることで、 目の疲れを和らげる効果が期待できます。これに加えて、コントラスト・バックライトを自動で調節するSmartContrast機能も搭載しており、ソフトウェア補正では、低解像コンテンツに強い超解像技術が搭載される点を除けば、LGよりも高性能です。

 第3に、長期保証です。

 フィリップス社の5年長期保証が無償で得られます。

同社はすでにシェーバーなどの生活家電で日本にシェアがあるため、ユーザーサポートの品質が確保されています。その点でも安心です。

 一方で、モニタースタンドは、残念ながら高さの調節ができません。LG同様上下角度のみの調節が可能なモデルとなります。

 接続端子は、HDMI対応で、接続端子も2つあります。付属するケーブルは、D-subケーブル(1.5m)、HDMIケーブル(1.8m)です。

 以上、フィリップスの27インチモニターの紹介でした。

 保証や画質調整機能の面で、フィリップスはLGよりも優秀です。

 ただし、動画視聴については、超解像技術をもつLGの上位機に優位性を感じます。ビジネスや静止画主体ならば、むしろフィリップのモニターは良い選択肢です。


  

 【スピーカー付属】

 4・ASUS VZシリーズ VZ279H
 ¥25,980  Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 【スピーカー未付属】

 5・ASUS VZシリーズ VZ279HE
  
¥26,784 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:1920x1080
 輝度:250cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子:HDMI×2 D-Sub 15ピン×1
 スタンド:上下のみ【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(2w×2)
 保証期間:3年

 VZ279HEは、台湾のASUSから販売されているモニターです。

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 本体のデザインは、最薄部が1.7mmの厚みしかないとかなりスマートでデザインです。マルチモニターに向くでしょう。

 ただ、こちらも、LGAH-IPSパネルを使うので、液晶パネル自体の性能はLGやフィリップスと同じです。

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 画質調整機能は、一方、独自の機能が付属します。

 例えば、「見やすさ」・「目への優しさ」に関連する性能として、ASCRテクノロジーがこの機種に付属します。暗部の「黒つぶれ」を低減する機能なので、特に静止画や映画などの動画用にメリット性があるでしょう。

 一方、超解像技術は搭載されません。ただ、超解像度が関与できるのは低画質の画像だけです。そのため、ネットの高画質画像や、ゲームに使うならば、Over Drive機能(=ASCRテクノロジー)があるこの機種は良い選択肢の1つです。

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 その他、フリッカーフリーに対応するほか、画質を最適化する映像エンジンチップのSplendidが搭載され、画面全体の色調を自動調整できます。

 テキストに最適化した「リーディング」モードを含めて、映像を見る際の目の疲労度軽減には効果がありそうです。

 シャープネスや彩度を最適化するVividPixelテクノロジーも採用されます。動画などの際には目の疲労軽減につながるでしょう。

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 モニタースタンドは、上下に角度を変える機能のみ付属です。やはり高さを調整する機能は持ちません。

 接続端子は、HDMI 端子が2つ付属します。DVI-D端子Iは付きません。なお、HDMIケーブルは付属します。

 スピーカーは、VZ279Hについては、2wの簡易的なスピーカーが付属です。

 以上、ASUSの27インチモニターVZ279HEの紹介でした。画質調整機能の性能の高さが目立ちます。動画や映画をよく観る方には、比較的価格も安く、良いモニターだと思います。


 

 6・iiyama ProLite XUB2790HS-B2
  ¥24,700
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:1,920×1,080
 輝度:250cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子: HDMI VGA, DVI-D
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(2w×2)
 保証期間:3年

 さて、続けてイイヤマのディスプレイを紹介します。

 イイヤマは、20世紀後半からEIZOと共に、高級モニターメーカーとして有名だった日本企業でした。

 しかし、ブラウン管(CRT)から液晶ディスプレイへの切り替えに出遅れました。そのため、マウスコンピューターと合併したというブランドです。最近は、高級路線から高品質・低価格路線に切り替えたこともあり、復活しました。

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 XUB2790HSは、同社の27インチIPSモデルの中では売れ筋の製品です。

 液晶の性能は、IPS液晶を採用し、輝度や応答速度も、他社と比較して劣らないスペックです。フレーム部分も薄く、最近の流行のスタイルを取り入れたモダンなデザインです。

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 画質調整機能も多彩です。文書仕事に適したテキストモードや、動きのある映像に強いゲームモードなどシーンに合わせて画質が自動調整されます。

 速い動きに対応する5段階のOver Drive機能をもつため、動画やゲームにも強い機種です。

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 モニタースタンドは、この機種の最大の「売り」です。ディスプレイスタンドの性能です。ここまで紹介してきた機種の中では最も高性能です。なぜなら、上下の角度調節でなく、高さの調整・左右の角度の調節、90度の回転に対応するからです

 先ほど書いたように、「目の疲れの軽減」のためには、モニターに対して目線を90度に合わせることが基本です。低価格モデルでは、この機種だけがこのような調整に対応します。

 接続端子は、DVI-D×1、DisplayPort×1、HDMI×1という標準的な構成です。付属ケーブルは、D-SUBミニ15ピンケーブル(1.8m)/DVI-Dケーブル(1.8m)/ HDMIケーブル(1.8m)になります。

 スピーカーは、付属します。

 以上、イイヤマのXUB2790HSの紹介でした。

 ここまで見てきた1920×1080解像度のモニタのなかでは、最も優秀なディスプレイスタンドを持っています。

 調整機能も多彩なので、低価格機種から「眼への優しさ」の観点で選ぶなら、この機種が良いと思います。保証期間が3年と長いのも魅力です。


  

 7・BenQ モニター ディスプレイ EW277HDR
  ¥29,300
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:1,920×1,080
 輝度:300cd/m2
 液晶方式: VA ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:4ms(GTG)
 接続端子: HDMI×2 VGA
 スタンド:上下左右のみ【VESA非対応】
 スピーカー:内蔵(2w×2)
 保証期間:1年

  EW277HDR  は、台湾のBenQの発売する27インチモニターです。

 液晶の性能は、この機種はVA液晶です。VA液晶は、コントラスト比がIPSより出しやすい点で動画視聴有利な方式です。ただし、独特の粒状感があり、目は疲れやすいため、長時間利用するのはあまりオススメできないです。

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 一方、こちらは、HDR(ハイダイナミックレンジ)ボタンを搭載します。

 HDRは、最近のTVに採用されつつある技術で、対応した動画を再生する場合、階調表現に優れる画像を楽しめます。また、未対応についても、画質をHDR相当に擬似的にアップコンバートする機能があり、動画については性能がある程度期待できます。

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 画質調整機能も、動画向きで、超解像技術の採用が目を引きます。低解像度動画の解像感を高める役割を果たしています。その他、フリッカーレスモード、ブルーライトカットモードなども他社同様に搭載です。

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 モニタースタンドの性能は、ただし、上下左右の角度調整のみで、この部分では低機能です。VESA規格にも対応しないので、交換もできません。

 接続端子は、HDMI×1 VGAアナログ×1という標準的な構成です。付属ケーブルは、HDMIケーブルのみになります。

 スピーカーは、2Wの小出力なものが付属します。

 以上、BenQEW277HDRの紹介でした。HDRを先行的に搭載してきた野心作です。動画に高い効果が期待できるでしょう。その点で言えば、TVやゲーム機用としての役割も同時に考えている場合は良い選択肢です。

 一方、液晶はあくまで普通のVA液晶ですので、目は疲れやすいです。仕事などPCメインの使い方の場合は、あまり向かないでしょう。

3・高解像度2K対応の27型モニター

 ここからは、2560x1440(2K)という画面表示がより細かい(高詳細)の27インチディスプレイを紹介します。  

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 ここまで紹介した液晶モニターは、解像度が1920×1080(フルHD画質)でした。一方、ここから紹介する2K高解像度の表示ができるモニタは、画面のサイズは同じですが、表示できる情報量が多いモニターです。

 動画・ゲーム・ウェブブラウジングでメリットを感じることはあまりないですが、ビジネスでは、Excel・Word・メールソフトを並べて全て表示しながら快適に作業することができます。

 なお、2Kモニターの縦横比は、10:9でフルHDと同じですから、ゲームをフル画面表示してもアスペクト比の問題は生じないと言えます。

 ただ価格は総じて高いので、インターネットメインで、たまに動画をみたり、ゲームをするだけのユーザーは、2Kだと、オーバースペックだと思います。

 とくに、老眼世代の方には、1920×1080(フルHD画質)のほうが、文字が大きく表示されるため、見やすくおすすめです。


  

 8・I-O DATA EX-LDQ271DB
  ¥34,930
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:2,560×1,440
 輝度:300cd/m2
 液晶方式:ADS ノングレア
 
コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子: DisplayPort×1、HDMI×3
 スタンド:上下角度のみ【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(2w×2)
 保証期間:3年

 EX-LDQ271DBは、アイオーデータが販売する2K解像度のモニターです。

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 液晶の性能は、こちらはADSパネルを採用します。

 ADSは、IPS液晶の「ジェネリック」とも言えます。特許・商標の関係から中国の企業が「IPS方式」で生産したパネルをADSという名前で流通させています。

 表示品質はIPSに準じます。

 ただ、液晶は生産環境が重要で、それがドット欠け・輝点の大小につながります。輝点(画面を暗くした際に、常に光る点)とドット欠け(画面表示した際、光を発せず黒いままの点)は、よほど数が多い場合を除き、「液晶の個体差」として交換して貰えません

 その危険は出所がハッキリしているIPSに較べて、ADSは大きいでしょう。

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 画質調整機能は、動画などの低解像ソースを再計算し、解像度を高める超解像技術が目立ちます。テレビなどに採用される技術で、同社のモニターの多くに搭載されます。また、フリッカーレスモードと、ブルーライトカットモードも搭載となります。

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 モニタースタンドの性能は、価格相応です。上下の角度しか調整できないからです。繰り返し述べてきたように、低品質のモニターアームは目の疲れの原因ですので、この部分は期待できません。ただし、VESA規格には対応するため、高性能の別売アームへの交換は可能です。

 接続端子は、 DisplayPort×1、HDMI×3という構成です。ケーブルは、1.8mのDisplayPortケーブルのみ付属です。

 スピーカーは、2Wのステレオスピーカーが搭載されています。

 以上、EX-LDQ271DBの紹介でした。格安で大画面が手に入るため、かなり売れ筋の製品です。しかし、ADSパネルである点、モニターアームの機能性が貧弱な点で、今回の比較の趣旨ではおすすめしかねます。

ーー

  

 13・I-O DATA EX-LDQ271DB   
  ¥19,812
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 なお、こちらにはより安いフルHD液晶バージョンもありますが、同じく、ADSパネルで、モニターアームの自由度が低い設計です。


  

 9・BenQ デザイナーズ モニター PD2700Q
  ¥39,800
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:2,560×1,440
 輝度:350cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:4ms(GTG)
 接続端子: DisplayPort miniDP、HDMI
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(1w×2)
 保証期間:3年

 PD2700Q は、台湾のBenQが販売する4K解像度のモニターです。

 液晶の性能は、2Kモニターとして比較的安いのですが、IPSパネルを採用し優秀です。オーバードライブ時の応答速度も4msとかなり速くスペック的に優れた製品です。

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 画質調整機能は、かなりきめ細かいです。

 明るさが10段階で調整できるほか、輝度が低い状態で階調を明確にできる暗室モードをはじめ、デザイン用途に重要なコントラストをかなり細かく調整できます。

 一般用としても、半自動的に細かい調整ができる点は「目の疲れにくさ」の点で有利でしょう。その他、フリッカーレスモードと、ブルーライトカットモードも搭載となります。

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 モニタースタンドの性能も健闘しています。こちらは、上下左右の角度調整と回転による縦表示に対応できます。高さも13cmの範囲で変えられるなど、調整面で不満はありません。

 接続端子は、 DisplayPort×1 miniDisplayPort×1、HDMI×1という構成です。ケーブルは、1.5mのHDMIケーブルminiDP to DPケーブルです。Macの外部モニターとして考えている場合は、付属ケーブルだけ使える点が嬉しいです。

 スピーカーは、オマケ程度で、1Wのステレオスピーカーが搭載されています。

 以上、PD2700Q の紹介でした。

 2Kモニターとしては、価格面・目の疲れにくさの面で性能的にかなりまとまった良機種だと思います。限られた予算で目が疲れにくいモデルを探しているならば、良い選択肢でしょう。


 

 10・ASUS PB278QR [27インチ]
  ¥67,620
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:2,560×1,440
 輝度:300cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア方式
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子:DisplayPort HDMI DVI-D D-Sub ×1
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(2.5w×2)
 保証期間:3年

 こちらは、台湾の大手周辺機器メーカーASUSの2Kモニターです。

 液晶の性能は、こちらもIPSパネルを採用し優秀です。オーバードライブ時の応答速度はベンキューに及ばないレベルで5msと標準的です。

 画質調整機能は、こちらも優秀です。

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 「見やすさ」に関連する性能としては、ASCRテクノロジーがあげられます。これは「黒つぶれ」を低減する機能で、特に静止画や映画などの動画用にメリット性がある機能です。応答速度も5msと速い液晶を採用するため、動画・ゲームに特に向いたモニターです。

 さらにソフト的な補整で、彩度やシャープネスを向上させるVividPixelテクノロジーのほか、SplendidPlusという画質の自動調整モードも搭載されます。テキストモードゲームモードシアターモードなど、利用状況に合わせた画面表示が可能です。

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 ディスプレイスタンドは、上下左右に向きを変えたり、高さを調節したり、縦表示ができます

 接続端子は、DisplayPort 、HDMI 1.4、DVI-Dです。ブルーレイディスクプレイヤー、家庭用ゲーム機、デジタルビデオカメラなどにも接続可能です。また、こちらもイイヤマと同様に、HDMIケーブルも2,560×1,440表示に対応するモニターです。

 ケーブルは、DisplayPortケーブル、HDMIケーブル、D-Sub 15ピンケーブルが付属しています。また。

 スピーカーは、3Wのステレオスピーカーが搭載されています。他社よりパワーがありますが、やはり簡易的です。

 以上、ASUSの27インチモニターの紹介でした。欠点がない機種です。ただ、BenQPD2700Q に較べると販売価格が高い割に、決定的な違いがない、とも言えそうです。


  

 11・ASUS MX27AQ [27インチ]
  ¥63,568
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:2,560×1,440
 輝度:300cd/m2
  液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子: DisplayPort×1、HDMI×3
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(3w×2)
 保証期間:3年

 MX27AQ も台湾のASUS社の高解像度のIPS液晶です。1つ上で紹介した機種に比べると、写真からも分かりますが、フレームがより薄くなったスタイリッシュなデザインを採用しています。

 液晶の品質は、輝度は、1つ上で紹介したモデルと変わりません。

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 この機種はどちらかと言えばエンターテインメント向けの機種です。例えば、FPSプレイで弾道を予測できるGamePlus機能などが付属します。

 画質調整機能は、フリッカー対策ブルーライト対策のほか、先ほど書いたような、VividPixelテクノロジーと、SplendidPlusという画質の自動調整モードが、同じく搭載されます。

 ただ、こちらがASUS社の上位モデルか?といえばそうではありません。ディスプレイスタンドはこちらの方が低機能で、画面角度の調節以外、高さ調節すらできない仕様です。

 接続端子は、 DisplayPort×1、HDMI×3と、HDMI端子が多い仕様です。このような点からもゲームユーザーをターゲットにした専門機と言えるでしょう。ケーブルは、 DisplayPortケーブルHDMIケーブルとが1本ずつ付属します。

 スピーカーは、この機種も3Wのステレオスピーカーが搭載されています。


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 [ブラック]

 12・EIZO FlexScan EV2780-BK
  ¥84,829 Amazon.co.jp (1/13執筆時)

 [ホワイト]

 12・EIZO FlexScan EV2780-WT
  ¥84,829 Amazon.co.jp
(1/13執筆時)

 解像度:2560x1440
 輝度:350cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子: Displayport USB-C×1 HDMI×1
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(1w×2)
 保証期間:5年

 EV2780Wは、国産高級ディスプレーメーカーのEIZOの2K対応モニターです。 

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 額が薄いモデルですから、マルチモニターにも使える製品ですね。

 液晶の品質は、画面を広く使える2560x1440解像度のIPS液晶搭載の高級機です。輝度も350カランと上々の品質です。応答速度も高解像機としては5ms(GTG)とかなり高めです。

 さらに、EIZOの液晶モニターは、次の3点で画質面で優秀です。

201804111331.jpg

 第1に、低輝度調光力です。

 この機種は、DC調光にPWW調光を併用する形式(EyeCare調光)のため、3カランいう低輝度まで落としても、文字や画像が視認できる性能を持ちます。

 「目の疲れ」に関しては、モニターの輝度が十分落とせないことで、目に過剰な負担がかかることが原因です。「ブルーライトカット」などをするくらいならば、輝度をしっかり落とした方が、眼精疲労には効果が高いです。

 低輝度に調光したときに発生する「ちらつき」(フリッカー)を防止する機能も付属します。眼精疲労の軽減のためには、こちらも重要な機能です。

 201804111329.jpg 

 第2に、明るさセンサーの搭載です。部屋の明るさに併せて自動調光できるため目の疲れの防止になります。また、自動調光の際の明るさの上限・下限値も設定できるので、かなり柔軟に利用可能です。

 etypistfafsarga-21.png

 第3に、ディスプレイの検品体制と無輝点保証です。

 国内工場でガンマ値の補正などをきちんと行い、液晶ディスプレイの個体差を徹底的に排除する体制になっています。低品質な液晶モニターの場合、色むらが少なからずあるため、このあたりは目への優しさにも関わる重要なところです。 

 さらに、6ヶ月の無輝点保証まで付けています。

 「輝点」とは、画面を黒表示させた時に、画面の1ピクセルが発光してしまうという「不良品」です。他社の場合は、「液晶固有の性質」とみなし、通常「交換保証対応」にはなりません。

 画質調整機能は、その他、文章に最適化したペーパーモードや、映画モードなど、表示モードの切替にも対応します。動画については、Over Drive機能が付いているので、動きのある映像にも強いです。

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 ディスプレイスタンドは、EIZOの「売り」の1つです。

 目への優しさという点では、モニターの高さの調節や角度の調整がかなり自由に効くのもこの機種のメリットです。このモデルは上下左右と回転のほか、下方向に角度を付けることもできます。

 接続端子DVI-Dx1 とディスプレイポートx1 という構成になっています。HDMIには未対応なので注意が必要です。

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 もし、お使いのパソコンに左の端子黒い端子(ディスプレイポート)か、右の白い端子(DVIポート)と同型のものがあれば、そちらで接続してください。

 ケーブルは、EIZO製のDVI-D(長さ2.0m)ケーブルが1本、DisplayPortケーブルが1本付属します。デスクトップにグラフィックボードを増設しているような環境では、基本どちらかの端子はあるでしょう。

 EIZO 信号ケーブル 2m [DD200]
  ¥4,657
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 ちなみにEIZOのケーブルを単品で買うと高額です。品質が安定しているためにチラツキなどの軽減にも効果的です。

 玄人志向 DisplayPort変換ケーブル
  ¥918
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 Macユーザーは、Mac miniでもiMacでもMini DisplayPort(Thunderbolt)が本体に採用されています。これは端子が違うだけで流れている信号量は同じなので、変換ケーブルを購入し、付属のディスプレイケーブルにつなげれば接続できます

 スピーカーは、1Wの簡易的なスピーカーが付属です。

 以上、EIZOのEV2750Wの紹介でした。

 まとめれば、2Kに対応する多機能・高性能な液晶パネルを採用し、静止画・動画を含めた総合性能で他モデルを凌駕しているハイグレード機といえます。

 とくに、こちらは、イイヤマより長い「5年保証」に加えて、無輝点保証も付き、保証の面でも充実します。予算があれば、これを買うのが一良いでしょうが、飛び抜けて高いのがネックです。ただその意味はあると思います。


  201602171435.jpg

 13・EIZO FORIS FS2735 [ブラック]
   ¥109,304 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:2560x1440
 輝度:350cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1000:1
 応答速度:4ms(GTG)
 接続端子:HDMIx2 Displayportx1
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(1w×2)
 保証期間:5年

 FS2735は、EIZOの2K対応モニターです。

 FORISというシリーズ名は、同社のゲーミングモニターのラインですが、こちらは、2K対応のこのモデルは、新発売の「高級ゲーミングモニター」となります。

 液晶の品質は、IPS液晶を搭載する上、輝度が350カラン応答速度4ms(GTG)と、先ほどのモデルよりもパワーアップしています。特に応答速度は、動きの速いゲームには重要であり、この機種はその点を重視した作りです。

 また、この機種は、140Hzのリフレッシュレートまで対応します。

 これは、画面を、1秒間に140回書き換えられることを意味します。ガンシューティングなどのスピードが要求されるソフトに有効ですが、ソフトとビデオカードの対応が必須なので、一般的には度外視して良いでしょう。

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 画質調整機能の点でも、標準モデルに搭載されないSmart Insight Demolitionという画像の暗部などを見やすくする機能が付属します。

 このほか、大きな動画の遅延に効果があるAMD FreeSyncや、残像感の少ない映像を可能にするMotion Blur Reduction技術など、映像・ゲームに最適な最先端の機能が盛り込まれました。

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 手動による細かい補正にも対応し、G-IgnitionというEIZOの独自ソフトウェアを利用しつつ、好みに合った色目に独自調整が可能です。

 一方、文章に最適化したペーパーモードなど、ビジネス作業に向く機能は省略されます。また、低輝度調光のような目の優しさに関わる機能も省略されています。あくまで、「ゲーミングモニター」として「ハイエンド」のモニターです

 ディスプレイスタンドは、先ほどの機種と同じく、モニターの高さの調節や角度の調整がかなり自由に効くものです。ゲーム用としては「目に優しい」仕様です。

 接続端子は 、HDMI×2 とディスプレイポートx1 という構成です。PC以外のゲーム機を付けることを想定し、HDMIが増えています。マックユーザーは、先ほどの機種と同じく、変換ケーブルが必要ですね。

 スピーカーは、1wの簡易的なスピーカーが付属します。以上、EIZOのFS2735の紹介でした。価格は高いですが、ゲームや動画にかなり向くハイエンド機です。

 こうした用途に用いるならば、最も良い選択肢と言える2Kモニターですね。こちらも、5年保証と、6ヶ月の無輝点保証が付属します。

今回の結論
目に優しいPC用の液晶ディスプレイのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回の記事では、「目に優しい」「目の疲れない」という観点で、27インチのモニターを比較しました。

 最後に、予算別・目的別に、Atlasのおすすめモニターを提案しておきます。


 第1に、「目に優しい」フルHD画質のモニターとしておすすめできるのは、

 

 6・iiyama ProLite XUB2790HS-B2
  ¥24,700
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:1,920×1,080
 輝度:250cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子: HDMI VGA, DVI-D
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(2w×2)
 保証期間:3年

 目の優しさ ★★★★★
 動画性能  ★★★★★
 総合的評価 ★★★★★

 フルハイビジョン解像度(1920×1080)のモニターでは、国産メーカイイヤマの XUB2790HSが良いでしょう。

 薄いベゼルでスタイリッシュですし、モニターの高さと、上下左右の角度が調整できる点で、非常に目に優しいといえます。老眼世代の方は、高解像度の2Kモデルよりも、こちらが良いと思います。

 Amazonでは、海外製品に引けを取らないお買得価格で売られており、「目に優しい」だけでなく、「財布にも優しい」モデルと言えます。


 第2に「目に優しく」低価格な高解像度2Kモニターとしておすすめできるのは、

  

 9・BenQ デザイナーズ モニター PD2700Q
  ¥39,800
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:2,560×1,440
 輝度:350cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:4ms(GTG)
 接続端子: DisplayPort miniDP、HDMI
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(1w×2)
 保証期間:3年

 目の優しさ ★★★★★
 動画性能  ★★★★★
 総合的評価 ★★★★★★

 2,560×1,440対応の高解像度な機種では、BenQPD2700Q が良いでしょう。

 モニターアームが高品質で使いやすく優れていますし、パネル品質や、画質の調整機能など高レベルでまとまっています。価格的にも、他社に比べて相当お買得だと思います。


 第3に、2K高解像度で「目に優しい」モニターとして最も優れた製品は、

 201804111327.jpg

 [ブラック]

 12・EIZO FlexScan EV2780-BK
  ¥84,829 Amazon.co.jp (1/13執筆時)

 [ホワイト]

 12・EIZO FlexScan EV2780-WT
  ¥84,829 Amazon.co.jp
(1/13執筆時)

 解像度:2560x1440
 輝度:350cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子: Displayport USB-C×1 HDMI×1
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(1w×2)
 保証期間:5年

 目の優しさ ★★★★★★
 動画性能  ★★★★★
 総合的評価 ★★★★★★

 EIZOのEV2780でしょう。

 ここで紹介した機種の中では間違いなく、最も使い勝手が良く、目にも優しいといえる商品です。とりわけ優れた輝度調整は目が疲れやすい人には効果的です。また、EIZOは検品体制がしっかりしているので、「液晶ムラ」などの問題に遭遇するリスクが低いと言えます。

 5年保証に加えて、無輝点保証が無料で付属する点も見逃せません。

 特に、静止画の文書作業(ワープロなど)がメインの人は、輝度調整が広範囲でできるこの機種を選ぶと良いでしょう。動画性能も他機種に引けを取りません。

 値段が高いのが難点ですが、効果は確実に期待できます。


 第3に、パソコンでは動画がメイン、またはゲーム機用モニターとしても利用を考えている方には、

  

 7・BenQ モニター ディスプレイ EW277HDR
  ¥29,300
Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:1,920×1,080
 輝度:300cd/m2
 液晶方式: VA ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:4ms(GTG)
 接続端子: HDMI×2 VGA
 スタンド:上下左右のみ【VESA非対応】
 スピーカー:内蔵(2w×2)
 保証期間:1年

 目の優しさ ★★★★☆
 動画性能  ★★★★★★
 総合的評価 ★★★★★

  台湾のBenQの発売するEW277HDR でしょう。動画に強いHDR技術を先行的に搭載している点は高く評価できますから。

 一方、こちらはVA液晶ですので、ワープロやブラウジングなど静止画を長時間見るような作業には向きません。また、ゲームでも生死が中心ならばあまり意味はなさそうです。

 明確にこれらの用途に向いた機種と割り切れないならば、他機種が良いでしょう。


 最後におまけ

 

 もし、より「目への負担の軽減」をお考えならば、新しいモニターと同時に、別売りのモニターアームを導入するのも効果的です。

 予算としては+1万円ほどです。このブログの【モニターアームの比較記事】で詳しく紹介していますので、興味があれば、ぜひご覧ください。

 なお、今回の記事のスペック表記の部分で【VESA100mm】と書いてある製品については、モニターアーム用の統一規格のネジ穴があるため、こうしたモニターアームが利用可能です。

 

 また、ここで挙げたディスプレイの一部には内部スピーカーが付属します。しかし、スピーカーの口径が圧倒的に小さく、音質は全く期待できません

おすすめPCスピーカーの比較記事
おすすめBluetoothスピーカーの比較記事

 そのため、少しでも音にこだわりたい方は、上記の記事で紹介しているような外部スピーカーを買われると満足度が高いでしょう。

ーーー

 続いて、ディスプレイの清掃についてです。

 

 ディスプレイ用クリーニングリキッド
  ¥288 Amazon.co.jp (4/11執筆時)
 
液晶画面用ハイテククロス DK-KC5
  ¥589 Amazon.co.jp (4/11執筆時)
 
ドライクリーニングティッシュ50枚入り
  ¥577 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 購入されたディスプレイを普通のティッシュペーパーなどで拭かないでください!高価な液晶に傷がつきますから。

 Atlasは、ELECOMのスプレー式のクリーニング・リキッドの使用をおすすめします。他社の製品と違って界面活性剤を使っていませんので、ディスプレイの表面に塗られるコーティングに影響しない安心仕様だからです。これをサンワサプライののハイテククロスに吹きかけて使うのが良いでしょう。

 ただし、スプレー式のクリーナーは拭いた後に、「ふき跡」が画面に白く僅かに残ることがあります。「ふき跡」はパソコンをつけている間は画面の明るさで全く気にならないですが、消した状態では見えます。

 拭いた後が気になる人は、仕上げに、ドライクリーニングキッドを使うのも手です。こちらは、拭き跡をとるための仕上げにはもってこいです!!

ーーー

 なお、このブログ「モノマニア」では、最新液晶モニターの記事が他にもあります。

液晶モニターの選び方とおすすめ 【まとめ】

 とくに、「どのサイズにするのか」「どの解像度にするのか」迷っている方は、以上の【まとめ記事】を参考にしていただければ幸いです。サイズ別にオススメの機種とその選び方を解説しました。

 また、最後になりましたが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで記事を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 13:41 | PC用液晶モニター

今回の記事はいかがだったでしょうか?

モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

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