Top PC用液晶モニター 比較2020'【目に優しい】PC液晶モニター64機の性能とおすすめ:27インチモニター (1)

2020年10月14日

比較2020'【目に優しい】PC液晶モニター64機の性能とおすすめ:27インチモニター (1)

【今回レビューする内容】2020年 目が疲れない!大画面液晶モニター・ディスプレイの価格・性能とおすすめ(27インチ IPS) EIZO イイヤマ LG ASUS フィリップス ベンキュー IO-DATA:27インチフルHDと2Kモニター:機種の違いや口コミランキング

【比較する製品型番】LG 27MK430H 27ML600S-W Philips 276E9QDSB/11 271E1D/11 72E2F/11 273B9/11 BenQ GW2780 PD2700Q PD2705Q EW2780 EW2780Q IODATA LCD-CF271EDB LCD-CF271EDW LCD-AH271ED iiyama ProLite XUB2792HSU-B1D XB2783HSU-B3C HP 27fw HP 27f DELL P2719H DELL P2719H S2721H S2721HS P2720DC U2721DE Asus VZ279H VZ279HE PA27AC PA278QV Acer NITRO VG271 Pbmiipx IODATA GigaCrysta EX-LDGCQ271DB EX-LDGCQ271XDB LCD-MQ272EDB-F EX-LDH271DB EIZO FlexScan EV2780 EV2760 EV2795 HP Pavilion 27 Quantum Dot Display  EliteDisplay E273q アイリスオーヤマ ILD-A27FHD-B

今回のお題
目に優しいPC用の液晶ディスプレイのおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2020年10月現在、最新の、PC用大画面液晶ディスプレイの比較です。

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 「目に優しい」といえるモニターを選りすぐって紹介します。

  27インチ以上のモニターだけでも合計で64機比較しました。

1・27インチの液晶モニター
2・24インチの液晶モニター
3・31.5インチの液晶モニター
4・23インチの液晶モニター
5・21インチの液晶モニター

 なお、各製品は、サイズ別に分けています。

 今回は1番の記事です。

 デンキヤで最も「売れ筋」な、27インチ液晶モニターを紹介します。

6・4K5K解像度の液晶モニター
7・タッチパネル式モニター
8・ゲーム向けの液晶モニター
9・Mac向けの液晶モニター
10・液晶モニターの選び方【まとめ】

 ただし、27インチは、新機種だけでも、製品の展開数が相当多いです。

 そのため、【4K 5Kの高解像度液晶モニタ】は6回目の記事、ゲーム用の【高リフレッシュレート対応モニターは、8回目の記事で別に扱っています。

 これらの製品をお探しの方は、上記リンクから、お探しの製品カテゴリーにお進みください。

 よろしくお願いします。

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1・液晶パネルの品質 ★★★★★
2・スタンドの性能  ★★★★★
3・動画ゲーム対応  ★★★★★
4・品質保証     ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

1・目に優しい液晶モニターの選び方

 Atlasは、仕事用を合わせると、これまでモニターを20機種以上は使い潰し、買い換えてきました。 

 その経験上、「目に優しいモニター」を選ぶためには、以下の3つの基本をおさえることが重要です。

1・適切な画面の大きさ

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 第1に、画面の大きさです。

 仕事の効率を考える場合、「大画面」のモニターというのは大きな魅力があります。

 しかし、良いことばかりでもなく、目線を移動させる回数が増えるために、眼精疲労が増加します。

 27インチなら80cm以上25インチなら75cm以上は、目からモニターの距離を確保するのが適当です。

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 27インチの場合、基本的に、事務机ほどの奥行があるのが好ましいです。

 ただし、デザイン重視の奥行の狭い机をお使いの方は、ワンサイズ小さいモニターを選んだ方が良いでしょう。

2・モニタースタンドの性能

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 第2に、モニタースタンドの稼働性です。

 この部分は、モニターを選ぶ際に意外と軽視されがちです。

 しかし、「目の疲れ」に最も大きく影響する要素です。

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 基本的に、モニターと目線は水平にするのが、目が最も疲れない配置です。

 しかし、大画面の格安モニターの場合、角度は調整できても高さが調整できない機種がほとんどです。

 そうした機種の場合、「目に優しい」体勢をとろうとすると、椅子の高さを無理に調整する必要がでるため、腰や肩の疲労につながります。

 そのため、モニターアームの角度や高さが柔軟に調整できるモデルを選ぶことが大切です。

3・液晶パネルの品質

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 第3に、液晶パネルの品質です。

 液晶は、TNパネルVAパネルIPSパネルADSパネルという、4種類の液晶方式が主流です。

 簡単にですが、順番に解説しておきます。

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 第1に、IPSパネルです。

 現状では、最も「目に優しい」液晶パネルです。

 視野角が広いので、色味やコントラストが画面を見る角度が変わっても変わらないからです。

 やや高価なのが難点ですが、高級モニターや高級テレビにも利用されてきた実績のある方式です。

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 第2に、TNパネルです。

 激安モニターは、たいていがこのパネルです。

 この方式は、応答速度が出しやすくゲームに向く性質もあります。

 しかし、一般的には、視野角が狭く、表示品質が悪いので、最も目が疲れるパネルです。

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 第3に、VAパネルです。

 IPS液晶同様に視野角が広く、黒が締まるので、高級テレビにも良く使われます。

 しかし、独特の粒状感があるので、近接時に目が疲れやすく、PC用としては不向きです。 

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 第4に、ADSパネルです。

 こちらは、IPSパネルの中国系のジェネリック製品となります。

 視野角や性質は同等ですが、信頼性はやや劣ります。

 最近はADSを「IPS」かのように説明するメーカーもあるので、注意が必要です。

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 なお、これら4つの液晶方式の違いは、「目の優しさの部分」で最も重要なポイントです。

 今回はこの部分を重要視して比較しました。

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 以上、モニターを選ぶ際に重要な3点のポイントをみてきました。

 基本的に、これらに注意すれば、「目に優しいモニター」は選べます。

 正確には、画面の加工法(光沢・非光沢)や、画像調整機能など重要視したい項目はあります。これらは、各機種を紹介する中で、おいおい説明していきます。

2・フルHD対応27型モニターの比較

 はじめに、27インチの「定番」である、フルハイビジョン解像度(1920×1080)を持つモニターを紹介します。

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 なお、これらのモニターとPCを接続する場合は、「D-SUB」とあるタイプの端子を避けて接続してください

 D-Subケーブル(VGA)は、アナログデータで画像をモニターに送る古典的なケーブルです。

 色むらやズレが生じるために、モニターの品質にかかわらず目に優しいとはいえません

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 結論的に言えば、パソコンとの接続は、HDMIを使うのが現在は最も一般的です。


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 【2018/7】【下位機種】

 1・LGエレクトロニクス 27MK430H-B
  ¥19,980 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:
接続端子: D-sub 15, HDMI 1,DVI 1
スタンド:上下チルト【VESA100mm】
スピーカー:なし
保証期間:3年

 27MK430Hは、LGエレクトロニクスの27インチモニターでは、最も安く購入できるモデルの1つです。

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 液晶パネルの品質は、IPSパネルを採用します。

 「IPS方式」との記述なので、自社のAH-IPSでしょう。

 信頼性はIPS液晶と同じですから、問題ありません。

 新モデルは、パネルの輝度も250cd/m2と平均値を超えますし、問題ない水準です。

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 画質調整機能は、良い点として、フリッカーセーフ機能が搭載されている点があげられます。

 これは、直流のDC調光という新しい技術を用いることで、画面のちらつきを抑える技術です。

 従来のモニターは「バックライトが、オン/オフを繰り返すことで輝度を調整される」仕組みでした。これは、疲れ目の原因でしたが、この機能は、これを回避できます。

 一方、各種機能について言えば、動画・ゲームには、割と強そうなスペックです。

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 解像度の低い動画を補正して鮮明化できる超解像度技術と、暗いシーンのコントラストを改善するブラックスタビライザー機能があるため、映像再生の部分では多機能です。

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 そのほか、こちらの機種には、目に悪いと言われる、ブルーライト軽減モードが付いています。

 最近は、各社この点を強調します。

 しかし、色調を変えるため、表示の正確性という意味ではあまり使えない機能です。自然色でみえないため、却って目や体ににストレスになる場合もあります。

 自動画質調整は、「フォト・シネマ・ゲーム」の各モードが搭載されます。

 ただし、ビジネス用のピクチャーモードは、付属しません

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 モニタースタンドは、上下のみに角度を調整できるだけの簡易的な仕様です。

 冒頭に書いたように「目の疲れにくさ」にはこの部分は重要ですし、かなり残念です。

 接続端子は、HDMI接DVI・ D-sub(アナログ)が選択可能です。

 付属ケーブルは、アナログケーブルのみ付属なので、買い増しましょう。

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 スピーカーは、内蔵されません。

 ただ、モニターに付属するスピーカーとは、基本的に警告音などを発生させるためのものです。

 音楽を聴くならば、【PC用スピーカーの比較記事】で書いたような別売の格安スピーカーを購入するべきでしょう。なお、これは、今回紹介する機種全てに言えることです。

 そのほか、ゲーム関係では、AMD社の特定のGPUを採用するPCを利用している場合、遅延などを防げるFreeSyncテクノロジーに対応しました。

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 以上、LGエレクトロニクス27MK430Hの紹介でした。

 27インチでは人気の機種です。しかし、性能はイマイチです。


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 【2020年】

 2・LGエレクトロニクス 27ML600S-W
  ¥22,818 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:IPS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:
接続端子:HDMI×2 D-SUB
スタンド:上下チルト【VESA75mm】
スピーカー:内蔵(5w×2)
保証期間:3年

 27ML600S-Wは、LGが販売する、27インチモニターの「上位機」です。

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 液晶の品質は、下位機種同様に、IPS液晶です。

 その上で、ベゼル(額)は、超薄型の3辺フレームレスです。

 最近は、下辺もフレームレスにした4辺フレームレスもありますが、こちらでも没入感は高めです。

 また、本機の場合、工場出荷時の色合いの個体差の調整(キャリブレーション)の言及があります。

 機械がやるか人間がやるかは不明ですが、この価格帯では珍しく、色ムラに対する保険となります。

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 応答速度は、下位機と同じです。

 しかし、本機は「1ms Motion Blur Reduction」という、特殊技術を用います。

 最近の液晶TVにも見られる技術で、画面間に「黒画面」を挿入することで、動く映像を軽減することが可能です。

 ただ、PCモニターの「目の優しさ」の部分では、一長一短で、チラツキが発生するため、ゲーム以外は基本的にOFFにします。

 画像補正機能は、下位機種度同等です。

 フリッカー対策・ブルーライト軽減も機能として持ちますし、超解像度技術・ブラックスタビライザー機能も搭載です。

 モニターアームは、こちらも、上下のみに角度を調整できる目に良くない仕様です。

 スピーカーは、本機は付属です。

 その他の部分は、基本的に下位機種と同じです。ケーブルも、1.5mのHDMIのみ付属です。

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 以上、LG27ML600S-Wの紹介でした。

 おそらく、600Mという型番末尾の「M」は「マルチ」を意味しており、動画・ゲーム・仕事など、割と万能に利用できます。

 唯一の弱点は、モニターアームの稼働性の悪さですが、交換前提に考えるならば、家庭で色々使いたい方に、本機は良い選択肢となります。


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 【2019年】

 【上位機】

 3・フィリップス 276E9QDSB/11
  ¥17,880 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:
接続端子: HDMI VGA DVI-D
スタンド:上下・左右【VESA100mm】
スピーカー:なし
保証期間:5年

 276E9QDSB/11 は、オランダのフィリップスが販売する27インチモニターです。

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 液晶パネルは、IPSパネルを採用します。

 「IPSテクノロジー」という記載ですし、LGのAH-IPSだと思います。

 ベゼル(額縁)は、下部もフレームが薄い、4辺フレームレスです。

 3辺フレームレスは従来からありましたが、よりスタイリッシュです。

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 その上で、本機は「Ultra Wide Color」技術を搭載しており、広色域表示が可能です。

 パネルはLGの提供で、各社差は出ないのですが、バックライト・フィルムや処理を工夫することで、演色性を高めることはできます。

 動画や写真の表示にこだわりたい場合は、この部分は重要です。

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 画質調整機能は、LGと同様に、フリッカー対策がなされた上、ブルーライト軽減機能もあります。

 目に悪いブルーライト軽減機能は、LGなどにも搭載されますが、フィリップは、色調を維持したままブルーライトをカットする機能を搭載する独自技術をもちます(SoftBlue テクノロジー)。

 本機については、機能名を「ローブルーモード」としていますが、仕組みは同じと思われます。

 ただ、繰り返しますが、ブルーライト軽減機能があれば「目に優しい」という考えには、Atlasは懐疑的ではあります。

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 一方、本機には、コントラスト・バックライトを自動で調節するSmartContrast機能も搭載されます。

 LGのブラックスタビライザーに相当する機能で、主に動画などの視認性は高いです。

 一方、解像コンテンツに強い超解像技術は、LGとことなり不採用です。

 自動画質調整は、「インターネット・ゲーム」とビジネス文書用の「イージーリード」の各項目があります。

 ゲームについては、「レーシングモード」があり、自動的に、応答速度と彩度が調整されます。

 モニタースタンドは、上位機、下位機種共に、高さの調節ができません

 接続端子は、HDMI・DVI・VGAの構成です。

 付属するケーブルは、全種類とも1.8mのものが付属です。

 保証期間は、同社の場合、5年長期保証が無償で得られます。

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 以上、フィリップスの276E9QDSB/11 の紹介でした。

 LGと比較すると、保証期間のほか、とくに、Ultra Wide Colorに対応して、映像が鮮やかに表現できる点が「売り」でしょう。

 また、(本格的なキャリブレーションモニターではないですが)、写真をキレイに見たい、編集したい、という用途にも、ある程度向くでしょう。

 今回重要視している、「目の優しさ」とは観点が異なりますが、その部分にも問題ないですし、さらに、「映像美」をプラスアルファしたい場合は、選択肢として良いでしょう。

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 【2020年】〈4辺フレームレス〉

 4・フィリップス 272E2F/11
  ¥17,980 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

 【2019年】〈3辺フレームレス〉

 5・フィリップス 271E1D/11
  ¥17,152 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:350cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms(GTG)
HDR:
接続端子: D-SUB HDMI DP
スタンド:上下チルト【VESA100mm】
スピーカー:なし
保証期間:5年

 なお、本機については、272E2F/11という下位機があります。

 比較すると、こちらについては、輝度は高めながら、広色域表示に非対応です。

 実質的に「下位機種」といえるでしょう。

 一方、旧機種の271E1D/11が残ります。こちらは、下部のフレームが厚めの3辺フレームレスです。

 いずれにしても、フィリップスから選ぶとすると、上位機の方が良いでしょう。


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 【2020年】

 6・ フィリップス 273B9/11
  ¥27,730 楽天市場 (10/13執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms(GTG)
HDR:
接続端子: D-SUB HDMI DP DVI
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2W×2)
保証期間:5年

 273B9/11も、フィリップスの上位機です。

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 本機の特長は、USB-C端子を装備する点です。

 新しいMacBookなどとの接続において、ノートPC本体に給電しながら、映像を出せます。

 リッドクローズドモード(クラムシェル)でノートPCを使う場合などに便利です。 

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・30W USB-C電源アダプター
 =MacBook Air
・61W USB-C電源アダプター
 =13インチMacBook Pro
・96W USB-C電源アダプター
 =16インチMacBook Pro

 フィリップスは、給電出力が最大65Wなので、MacBook Proも13インチまでならば、減速なしで給電できます。

 液晶の品質は、IPSパネルを採用します。

 輝度は、250cd/m2ですが、ビジネス利用ほか、ちょっとした動画視聴ならば問題ないでしょう。

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 自動画質調整は、SmartImage ゲームモードを搭載します。

 FPSゲームなどに向けた暗部強化表示や、レースなど動きの速い映像において応答速度を強化する「レーシング」モードを利用できます。

 応答速度も、4msですから、優れます。

 反面、仕事に便利なものは付属しないので、用途としては、少しゲームよりな製品と言えます。

 画質調整機能は、このモデルもフリッカー対策がなされており、問題ないでしょう。

 ブルーライトカットも可能です。

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 モニタースタンドは、上下左右高さ回転にフル稼働するSmartErgoBaseを装備します。

 高さ・チルト傾斜の稼働性も、EIZOを除けば、日本の各社よりもよい水準です。

 VESA規格にも対応します。

 ケーブルは、全種類とも付属します。

 スピーカーは、2Wと貧弱なものですが、内蔵です。

 保証は、本機も、5年保証です。

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 以上、フィリップスの273B9/11の紹介でした。

 USB-C端子に対応する機種は他社にもありますが、最大65Wという点は本機のワンポイントでしょう。

 基本的にはゲーム用かと思いますが、ビジネスで利用しても問題ないでしょう。値段も値頃ですし、スタンド性能は特に評価できます。


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 【2018年】

 7・ ヒューレットパッカード HP 27fw【白】
 8・ ヒューレットパッカード HP 27f【黒】
  ¥14,800〜 HP直販 (10/13執筆時)

解像度:1,920×1,080
輝度:300cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:
接続端子: HDMI×2 VGA
スタンド:上下チルト【VESAなし】
スピーカー:なし
保証期間:1年

 HP 27fwは、ネット直販で特に人気の27インチディスプレイです。

 米国のヒューレットパッカードが直販限定で扱っているものとなります。

 「HP 27fw 価格.com限定モデル 」という製品名でも売られますが、型番から分かるように、本体は同じものです。

 また、色の違いで価格が異なりますが、特売状況によるだけで、製品自体は同じです。

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 液晶の性能は、IPS液晶を採用します。

 注目点は、価格の安さに加えて、輝度が300cd/m2ある点です。

 ノングレア処理をされた他社同様の仕様ですが、この点は評価できます。

 応答速度も、一方、オーバードライブ時に5msなので、ゲームなどには向くと言えます。

 画質調整機能は、ただし、特に目への優しさに関する技術はないです。

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 モニタースタンドも、上下の角度調整のみ対応と、イマイチです。

 VESAマウントも装備しないので、アームの換装にも対応できません。

 ただ、ベゼル(額縁)が薄いので、動かさない前提でマルチモニタを組むには「割と良い」でしょう。

 接続端子は、VGA×1、HDMI×2という構成です。

 付属ケーブルは、HDMIケーブル1本のみです。

 スピーカーは、付属します。

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 以上、HP 27fwの紹介でした。

 IPS液晶で割と輝度が明るい上で、価格が安い点は大きな見所です。

 ただ、スタンドの部分と画質調整機能が相当割り切った作りでのこの価格なので、他社に全面的に勝っているわけではないです。

 とはいえ、例えば、法人その他で、「できるだけ目に良いIPS液晶を相当数揃えたい」場合などには、この手の製品は必要でしょう。

 こうした商品を薄利で販売しているのは、重要に思います。 


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 【スピーカー付属】

 9・ASUS VZシリーズ VZ279H
  ¥23,100 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

 【スピーカー未付属】

 10・ASUS VZシリーズ VZ279HE
  ¥20,411 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1920x1080
輝度:250cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:
接続端子:HDMI×2 D-Sub 15ピン×1
スタンド:上下チルト【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

 VZ279HEは、台湾のASUSから販売されているモニターです。

 液晶の性能は、IPS液晶を採用します。

 こちらも、LGAH-IPSパネルを使うので、基本性能は同じです。

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 画質調整機能は、映像エンジンチップのSplendidが搭載され、同社のこだわる部分です。

 独自の機能が多く付属します。

 第1に、ASCRテクノロジーです。

 これは、暗部のコントラストを制御する機能で、LGのブラックスタビライザーなどと同種です。

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 第2に、VividPixelテクノロジーです。

 液晶テレビの「輪郭強化・エッジ強調」と同等で、主に動画映像の鮮明化に寄与します。

 超解像技術の採用はないですが、一般的にこの機種は、映画などの動画用にメリット性が高いといえます。

 その他、フリッカーフリー対策もなされており、問題ありません。

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 自動画質調整は、「シアター、ゲーム、夜景(暗いゲーム映画用)、sRGB(写真)」などが選べます。

 そのほか「読書・暗室」に最適化されたモードもあり、テキストに最適化した「標準」モードを含めて、映像を見る際の目の疲労度軽減には効果がありそうです。

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 モニタースタンドは、しかし、上下に角度を変える機能のみ付属です。

 やはり高さを調整する機能は持ちません。

 接続端子は、HDMI 端子が2つ付属します。HDMIケーブルのみ付属します。

 スピーカーは、VZ279Hについては、2wの簡易的なスピーカーが付属です。

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 以上、ASUSの27インチモニターVZ279Hの紹介でした。

 LGやフィリップスと同じで、ゲーム・動画を見る際に有効な機能が目立つ構成です。

 一方、スタンドの性能は期待できないので、仕事用には向かないので、アームを交換しないことを前提とするならば、仕事用の選択肢にはならないでしょう。


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 【2020年】【モデル番号:XUB2792HSU-1D】

 11・iiyama ProLite XUB2792HSU-B1D
  ¥30,101 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1,920×1,080
輝度:250cd/m2
液晶方式:ADS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:4ms(GTG)
HDR:
接続端子: HDMI VGA, DP
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

 XUB2792HSUは、イイヤマ27インチモニターです。

 イイヤマは、20世紀後半からEIZOと共に、高級モニターメーカーとして有名だった日本企業でした。

 しかし、ブラウン管(CRT)から液晶ディスプレイへの切り替えに出遅れました。

 そのため、マウスコンピューターと合併したというブランドです。最近は、高級路線から高品質・低価格路線に切り替えたこともあり、復活しました。

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 液晶の性能は、一方、本機は注意が必要です。

 写真のように「IPS方式パネル」を名乗ります。しかし、同社の場合、この表現は「IPSパネル」とは区別されるものです。

 説明を読めば、IPSを名乗れないある種の「ジェネリック」品であるADSパネルです。

 最近品質は向上していますが、部品の調達費は安く、信頼性の部分でもやや劣るとの評価です。同じほどの値段ならば、IPS液晶を採用したモデルを選びたいところです。

 輝度や応答速度は、他社と比較して劣らないスペックです。

 フレーム部分も薄く、最近の流行のスタイルを取り入れたモダンなデザインです。オーバードライブ(倍速)については、5段階の調整も可能です。

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 自動画質調整は、同社のi-Style Color機能により充実します。

 日本企業らしく、日本のニーズにあったモード構成である点が「売り」です。

 文書仕事に適したテキストモードや、動きのある映像に強いゲームモードなどシーンに合わせて画質が自動調整されます。

 ゲームに有用な、アスペクト比固定モードも搭載です。

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 画質調整機能は、先述の応答速度の部分にかかりますが、Over Driveの部分は注目点です。

 最大5msという応答速度は他機同様ですが、5段階の幅で調整できるため、動く映像には基本的に強い機種です。

 映像については、ACR機能があるので、計算によって仮想的に5,000,000:1までコントラスト比が挙げられます。ただ、TVの場合と同じで、あくまで補助的なものです。

 懸念材料としては、各社標準となっている、LEDバックライトのフリッカー対策についての記述がない点です。

 機能がない場合、画面暗めの低輝度で「チラツキ」が生じやすいため、この部分に保証がないのは、残念です。

 なお、以前、別機で同社に問い合わせたことがありますが、未記載は「未搭載」と同義のようです。

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 モニタースタンドは、優秀です。

 上下・左右・高さ・回転が可能な多機能スタンドを装備します。

 高さ・チルトの稼働性は、EIZOなど他社の方が範囲が広いとは言えますが、十分でしょう。

 先ほど書いたように、「目の疲れの軽減」のためには、モニターに対して目線を90度に合わせることが基本です。

 この価格で搭載している点は、大きなメリット性です。

 接続端子は、DVI-D×1、DisplayPort×1、HDMI×1という標準的な構成です。

 付属ケーブルは、D-SUBミニ・HDMI・Display Portが、それぞれ1.8mとなります。

 スピーカーは、2Wの貧弱なものですが、付属します。

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 以上、イイヤマのXUB2792HSUの紹介でした。

 ここまで見てきた1920×1080解像度のモニタのなかでは、最も優秀なディスプレイスタンドを持っています。

 モニタースタンドを交換しない前提ならば、「目に最も優しい」といえます。一方、フリッカーフリーの記載がない点がネックです。

 ただ、これ以外には特に問題点はなく、保証期間が3年と長いのも魅力という製品です。

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 【2020年】【モデル番号:XB2783HSU-3C 】

 12・iiyama ProLite XB2783HSU-B3C
  ¥23,232 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1,920×1,080
輝度:300cd/m2
液晶方式:AMVA+ ノングレア
コントラスト比:3,000:1
応答速度:4ms(GTG)
HDR:
接続端子: HDMI VGA, DP
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

 なお、ほぼ同様の仕様で、パネルをVA液晶に変えた製品もあります。

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 実質的には「下位機種」といえる値段差ですが、むしろ「用途の差」を強調するべきでしょう。

 VA液晶は、テレビにも採用される液晶で、コントラスト比が出しやすいので、「黒が引き締まり」ます。そのため、映画やゲームなどの「映像美」は、本機の方が楽しめます。

 ただし、テレビと違い、モニターは近接視聴です。VA独特の「ギラツブ」と呼ばれる粒状感が、近接視聴時に目の疲れの原因になります。

 ブラウジングを含め、テキストを見つめるような使い方には向きません。


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 【2018年】

 13・DELL P2719H プロフェッショナル
  ¥27,280 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1,920×1,080
輝度:300cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:
接続端子: HDMI VGA, DP
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー:
保証期間:3年

 DELL P2719H(ds-2150593)は、米国のデルが販売するプロフェッショナルシリーズモニターです。

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 液晶の性能は、IPS液晶を採用します。

 マルチモニターにも向く、フレームの薄いデザインです。反射防止処理をした上で、3Hハードコーティングをしています。

 画質調整機能は、フリッカー対策とブルーライト軽減機能が搭載です。

 一方、動画やデザイン向けなどの追加機能はなく、この部分はあっさりしています。

 自動画質調整は、「標準・ムービー・ゲーム」と数は少ないながら対応します。

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 モニタースタンドは、上下左右・チルト・スイーベルに全対応し、高性能です。

 チルトと高さの可動幅は、イイヤマとだいたい同じで、EIZOに負ける程度です。

 接続端子は、DisplayPort・HDMI・VGA×1という標準的な構成です。

 付属ケーブルは、HDMI以外未付属となります。

 スピーカーは、付属しません。

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 保証は、DELLの高級機の場合、言及に値します。

 DELLのハイエンド機は、プレミアムパネル交換保証があります。

 これは、嫌う方の多い「常時点灯の交換保証」であり、DELLの人気の秘密です。常時消灯(黒点)は保証対象外ですが、これは他社も同じです。

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 以上、DELLの P2719Hの紹介でした。

 画質調整機能部分は「あっさり」ですが、「目の優しさ」という今回の観点で、最も大事な、フリッカー対策IPS液晶柔軟性のあるモニタースタンドを兼ね備えた製品です。

 他社機との比較は必要ですが、価格も値ごろ感があるので、選択しても後悔はしないでしょう。

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 【2020年】

 【スピーカーあり】

 14・Dell S2721H
  ¥21,800 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

 【スピーカーなし】

 15・Dell S2721HS
  ¥20,682 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1,920×1,080
輝度:300cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:4ms(GTG)
HDR:
接続端子: HDMI×2(上位機)
スタンド:上下チルト
スピーカー:
保証期間:3年

 なお、同社からは、スタンダード機として以上の2機種の販売もあります。

 Amazonでは以上2機が販売されますが、プレミアムパネル交換保証は「対応」との表記は嬉しい部分です。

 ただし、スタンドは、上下チルトのみですから、「目の優しさ」の部分では、値段相応に劣ります。

 また、同様の他社機と比較する場合、画像の自動調整などが「PC用側まかせ」の部分もあるため、「輝点保証」の部分を除けば、上位機ほどは魅力的でもないです。

 ケーブルは、HDMIケーブルのみ付属です。 


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 【2020年】【HDR10対応】

 16・BenQ EW2780
  ¥24,877 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

 【2018年】【HDR非対応】

 17・BenQ GW2780
  ¥17,853 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:HDR10
接続端子: HDMI 3
スタンド:上下チルト【VESA100mm】
スピーカー:2.5W×2
保証期間:1年(本体は3年)

  EW2780は、台湾のPC周辺機器メーカーのベンキューが販売する製品です。

 新旧両機種ありますが、新機種のみ後述するHDR技術と超解像技術に対応です。

 そのほか、端子構成もHDMIが少ないので、古くさいので基本的には新機種が良いでしょう。

 液晶パネルは、IPSパネルを採用します。

 LGからのパネル提供であり、他社のIPS液晶モデルととその部分は同じです。

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 画質調整機能は、フリッカーフリー・ブルーライト軽減などの基本は当然おさえます。

 その上で、このモデルは、環境光センサー(明るさセンサー)を搭載し、室内の明るさに応じた輝度調整に対応します。

 適切な輝度でモニターを見ることは「目の疲れにくさ」にとって重要なので、今回の比較の趣旨からすると、「かなり良い製品」と言えます。

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 加えて、ブライトネスインテリジェンス(B.I.)テクノロジーも注目点です。

 画面内の画像を分析し、露出オーバーにならないよう輝度を的確に調整します。

 方法は全く異なりますが、LGのブラックスタビライザーのように、映像のコントラストを鮮明にする効果が期待できます。

 一方、明るさセンサーで環境光も感知できるので、実空間における調整力は、LGを越えるでしょう。

 202003301651.jpg

 HDRは、本機の場合、HDR10(ハイダイナミックレンジ)に対応します。

 HDR10は、最近のTVやゲームに採用されつつある技術です。対応した動画を再生する場合、階調表現に優れる画像を楽しめます。

 また、本機は、HDRiをいう独自の技術も持ちます。HDRに対応しないコンテンツも、先述のB.I.テクノロジーで、階調表現を高めています。

 そのほか、LG同様に超解像技術にも対応するため、TV代わりに使うのには向くでしょう。

 自動画質調整は、標準(テキストモード)とゲーム・動画・写真モードが選択できます。

 モニタースタンドは、この機種も、残念ながら高さの調節ができません

 接続端子は、VGAのほか、HDMI対応で、接続端子は2つあります

 付属するケーブルは、HDMIケーブル(1.5m)です。

---

 以上、ベンキューの EW2780の紹介でした。

 用途としては、調整機能を含めて、ゲームを含めた「エンターテイメント向け製品です。

 独自のHDR機能や輝度・コントラスト調整技術で、この価格帯のゲーム向きモニターでは存在感があると言えます。

 一方、「目への優しさ」の部分では、しっかりIPS液晶を採用した上で、明るさセンサーが付属するのが「売り」でしょう。

 その点、仕事用にもよさげですが、モニタースタンドの調整もイマイチなのが難点でしょう。

 その部分を含めて、最終的な「おすすめ」は、記事の最後で改めて考えます。


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 【2019年】

 18・Acer NITRO VG271 Pbmiipx
  ¥33,800 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1,920×1,080
輝度:400cd/m2
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:1ms(GTG)
HDR:HDR10
接続端子: HDMI×2, Display port
スタンド:上下チルト【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:1年(本体は3年)

 VG271Pbmiipx は、台湾のAcerが発売する27インチモニターです。

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 このモニターは、応答速度とリフレッシュレートの高さから、本来的には、【ゲーミングモニターの比較記事】で紹介するべき、高速ゲーム向きな機種です。

 ただ、一般向けモニターとしてどのように評価できるという部分で比較するため、こちらでも取りあげました。

 液晶の性能は、IPS液晶を採用しており、ビジネス用としても高スペックです。

 その上で、400cd/m2の高輝度と、オーバードライブ時の応答速度1msの液晶を採用するので、一般向けとしても、動画全般に強いと言えます。

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 画質調整機能は、フリッカー対策やブラックスタビライザー(ブラック・ブースト)を含めて他社がもつ機能は網羅します。

 HDRは、本機の場合も、HDR10に対応します。

 さらに、パネルの輝度が高いので、業界規格上、HDR400が名乗れています。

 HDR10規格は、輝度ピークの保証を業界が打ち出してきており、本機は、ピーク輝度400cd/m2の性能が保証されることになります。

 いずれにしても、ゲーム用やTV代わりにするのに向くでしょう。

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 自動画質調整は、やはりゲームに特化しており、ゲーム種類に応じた8種類の設定が選べます。

 スタンダード設定ならば、日常的な利用も可能でしょうが、基本「ゲーム向き」な機種ではあります。

 モニタースタンドは、ただし、角度のみ調整可能です。

 ただ、VESAマウントは装備するので、事後に気になるようならば換装は可能です。

 接続端子は、DisplayPort×1、HDMI×2という構成です。

 付属ケーブルは、HDMIケーブル(1.5m)のみです。

 スピーカーは、付属します。

 保証期間については、Acerは注意が必要です。

 国内国外問わず、最近は、ディスプレイパネルとバックライトも含めて長期保証をつけています。しかし、Acerは、その部分は除外で1年保証になります。

---

 以上、AcerのVG271Pbmiipxの紹介でした。

 フルHD画質の27インチモニターでは、応答速度・輝度共に最高クラスですから、ゲームのほか、動画を含むTV的な利用には向くでしょう。

 一方、ビジネス的な利用については、IPS液晶を採用する点のみが見所ですので、(ゲームとの兼用ではないならば)あえてこの機種を選ぶ意味は薄いと言えます。


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 【2020年】【USB-C接続対応】

  19・IODATA LCD-CF271EDB
  20・IODATA LCD-CF271EDW
  ¥36,294 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:300cd/m2
液晶の方式ADS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:
接続端子:HDMI D-SUB DP USB-C
スタンド:上下チルト【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:5年

 LCD-CF271EDシリーズは、日本のPC周辺機器メーカーアイオーデータの製品です。

 「ヘルスケア機能」という表現で「目の優しさ」に配慮を示した格安機です。

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 液晶の性能は、注意が必要です。

 ノングレアながら、ADSパネルを採用しているからです。

 ADSは、IPS液晶の「ジェネリック」とも言えます。特許・商標の関係から「IPS」を名乗れない企業が生産した製品となります。

 正確には多少構造が異なりますが、視野角を含めて、表示品質はIPSに準じます

 もちろん、IPSに較べると、生産管理などの部分で、個体差などの信頼性は落ちるのですが、価格が安く、表示品質が同等なので、最近人気が高まっています。

 以前に比べればですが、信頼性も大きく改善しました。


201912061000.jpg

 画質調整機能は、応答速度に関して調整可能なOver Drive(倍速)を搭載します。

 加えて、アイオーデータは、超解像技術を搭載します。そのため、ネット動画で、DVDレベルの低画質ソースを向上できます。

 一方、写真画質向上のための「エンハンストカラー」の言及はありますが、黒を引き締める、ブラックスタビライザーに該当する機能はないです。

 201912061003.jpg

 その上で、同社の場合、充実したシーン別オート調整モードが付きます。

 201912061004.jpg

 目の優しさの点については、さらに、画面(画像)の輝度レベルに応じて、明暗を軽減させる機能があります。

 低価格機としては、かなりの配慮があると言えます。また、フリッカーレス設計の言及もあります。

 モニタースタンドは、高さの調節ができません

 上下角度のみの調節が可能なモデルとなります。

 202007021030.jpg

 接続端子は、 HDM・D-SUBが1系統ずつです。

 その上で、2020年機からは、DisplayPortのほかUSB-Cでの接続にも対応です。

 主に、MacBookなどのノートPC向けですが、パソコンに対して給電も同時にできるので便利です。

 USB PDの65W給電となるため、16インチMBPなど大型でもいけそうです。

 そのほか、4.5Wの低速充電のみながら、USBハブも2系統備えます。新型は、引き出し付きのスマホスタンドがあるので、そのためでしょう。

 ケーブルは、VGAとHDMIのみ、1.5メートルで付属です。

 スピーカーも付属します。

---

 以上、LCD-AH271EDシリーズの紹介でした。

 ADSパネルという点で割り引いて考えといけないものの、しっかりフリッカー対策もなされますし、「目の優しさ」という点では、少なくとも水準以上でしょう。

 とくに、USB-C端子の利用に利便性を感じる方は、その点で、選んでも良いでしょう。

---

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 【輝度調節非対応】【Amazon限定】

  21・IODATA EX-LDH271DB
  ¥16,810 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

 【2019年】【USB-C接続非対応】

  22・IODATA LCD-AH271EDB
  23・IODATA LCD-AH271EDW
  24・IODATA LCD-AH271XDB
  ¥19,799 楽天市場 (10/13執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式ADS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms(GTG)
HDR:
接続端子:HDMI×1 D-SUB
スタンド:上下チルト【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:3年

 なお、この製品については、下位機種および、アマゾン限定モデルも用意されます。

 こちらについては、USB-C端子とDisplayPortがないです。

 Amazon限定モデルについては、さらに「ヘルスケア」機能のうち、画面の輝度調節機能の言及がないです。また、保証期間が3年と短くなります。

 その他の部分は同じです。


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 【2019年】

  25・アイリスオーヤマ ILD-A27FHD-B
  ¥10,500 Amazon.co.jp (10/13執筆時)

解像度:1920×1080
輝度:220cd/m2
液晶の方式:VA ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:14ms (GTG)
HDR:
接続端子: HDMI D-sub
スタンド:上下チルト【VESA75mm】
スピーカー:
保証期間:1年

 ILD-A27FHDは、アイリスオーヤマの液晶モニターです。

 同社は近年テレビの生産を始めましたが、液晶モニターの販売もはじめました。実際的には、協力企業の生産だと思います。

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 液晶の性能は、VA液晶です。

 ただ、VAパネルの利点であるコントラスト比のスペックが平凡であるほか、輝度や応答速度なども見劣りします。

 自動画質調整は、未付属です。

 画像補正機能は、フリッカー対策についての記述が見られません。

 モニタースタンドは、上下のチルトのみ対応です。

 チルト幅も上方向に15度と最低限です。

 接続端子は、D-Subx1 HDMI端子という構成です。

 付属ケーブルは、VGAケーブルのみ付属です。

 スピーカーはありません。

---

 以上、アイリスオーヤマのILD-A27FHDの紹介でした。

 感触としては、テレビ用の部材をPC向けに最適化せずにそのまま出した製品に思えます。

 むろん、VAなので、そもそも書類仕事には向きませんし、ゲーム用としてもVAの利点が活かされていないため、やはり劣ります。

次回に続く!
目に優しい液晶モニターのおすすめ結論的にこれ!

 というわけで、今回の記事では、「目に優しい」「目の疲れない」という観点で、27インチのモニターを比較しました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

  202003301752.jpg

・ヒューレットパッカード
 :HP EliteDisplay E273q
 :HP Pavilion 27 Quantum Dot Display
・EIZO
 :FlexScan EV2780-BK EV2780-WT
 :FlexScan EV2795-BK EV2795-WT
・BenQ
 :PD2700Q PD2705Q
・Dell
 :P2720DC P2720D
・ASUS
 :PA278QV PA27AC
・アイオーデータ
 :GigaCrysta EX-LDGCQ271DB
 :GigaCrysta LCD-GCQ271XDB
 :LCD-MQ272EDB-F

 次回の後編記事こちら)では、同じく27インチですが、2K解像度(WQHD)の製品を紹介していきます。

 201808141047.jpg 

 解像度が高いため、書類を複数並べて利用する場合により向きます。

1・液晶パネルの品質 ★★★★★
2・スタンドの性能  ★★★★★
3・動画ゲーム対応  ★★★★★
4・品質保証     ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 その上で、今回紹介した全製品から、予算別・目的別に、Atlasのおすすめモニターを提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

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posted by Atlas at 09:22 | PC用液晶モニター

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