Top PC用液晶モニター 比較2021'【27型】PCモニター32機の性能とおすすめ:27インチフルHDモニター (1)

2021年12月09日

比較2021'【27型】PCモニター32機の性能とおすすめ:27インチフルHDモニター (1)

【今回レビューする内容】2021-2022年 目が疲れない27インチ大画面液晶モニター・ディスプレイの価格・性能とおすすめ IPS VA:27インチフルHDモニター:機種の違いや口コミランキング

【比較する製品型番】EIZO イイヤマ LG ASUS フィリップス ベンキュー IO-DATA iyama ProLite XUB2792HSU-B1D XB2783HSU-B3C LG 27MP400-B 27EA430V-B Dell P2722HE P2722H P2719H S2721H S2721HS IODATA LCD-CF271EDB-A LCD-CF271EDW-A LCD-AH271XDB-A EX-LDH271DB

今回のお題
目に優しい27型液晶モニターのおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2021年12月現在、最新の、PC用の液晶ディスプレイの比較です。

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 このブログ「モノマニア」では、目に優しいモニター」をキーワードに、以下のような記事を書いてきました。

1・31.5インチ液晶モニターの比較
 ・画面サイズ:31.5型
 =TV兼用にも使える大きめサイズ
2・27インチ液晶モニターの比較
 ・画面サイズ:27型
 =個人用に最も人気の大画面機
3・24インチ液晶モニターの比較
 ・画面サイズ:24型・24.1型
 =ビジネス向けに人気の中型
4・23.8インチ液晶モニターの比較
 ・画面サイズ:23.6型・23.8型
 =テレワークでも人気なコンパクト型
5・小型液晶モニターの比較
 ・画面サイズ:21.5型・22.5型・23型
 =奥行のない机でも使える超小型

 今回は2回目の記事です。

 大画面機としては、デンキヤで最も「売れ筋」な、27インチ液晶モニターを紹介します。

 それ以外のサイズでお探しの場合、以上のリンクをご覧ください。

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1・27型FHD液晶モニターの比較
 ・解像度:フルHD
 ・予算:2万円〜
  =個人の「入門機
2・27型2.5K液晶モニターの比較
 ・解像度:WQHD
 ・予算:4万円〜
  =個人用の「中級機
3・4K液晶モニターの比較
 ・解像度:4K 5K
 ・予算:5万円〜   
  =個人用の「上級機
4・ゲームミングモニターの比較
 ・解像度:フルHD〜4K
 ・予算:3.5万円〜    
  =高速応答の「ゲーム専用機

 また、27インチ液晶モニターは、人気なので数が相当多いです。

 そのため、主に、解像度(画面の詳細さ)記事をさらに「4つに分けて」います。

 今回は、上表では1番にあたるフルHD対応モニターを扱います。 「個人向けのスタンダード」として最も人気があるものです。

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 高画質の4K機や、作業領域が広い2K機、ゲーム用の高リフレッシュレート機は、観点が変わってくるため、上記のそれぞれのリンク記事をお読み下さい。

 よろしくお願いします。

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液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

0・目に優しい液晶モニターの選び方

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 具体的な製品の紹介にはいる前に、「目に優しい27型モニターの選び方の基本」を書いておきます。

 仕事用を合わせると、Atlasは、これまでモニターを20機種以上は使い潰し、買い換えてきました。 

 その経験をふまえると、以下の3つの基本をおさえることが重要です。

0-1・適切な画面の大きさ

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 第1に、画面の大きさです。

 仕事の効率を考える場合、「大画面」のモニターというのは大きな魅力があります。

 しかし、良いことばかりでもなく、目線を移動させる回数が増えるために、眼精疲労が増加します。

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 27インチなら80cm以上は、目からモニターの距離を「最低限」確保するのが適当です。

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 基本的に、このサイズは、事務机ほどの奥行があるのが好ましいです。

 ただし、デザイン重視の奥行の狭い机をお使いの方は、ワンサイズ小さいモニターを選んだ方が良いでしょう。

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 このブログでは、上記どのサイズも紹介しています。

 上図は、画像編集ソフトで画面サイズをふまえて、Atlasが作った比較図です。

 同じフルHD解像度で考える場合、1サイズ下は、23.8インチになります。

 詳しくは、【23.8インチモニターの比較記事】をご覧ください。

0-2・モニタースタンドの性能

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 第2に、モニタースタンドの稼働性です。

 この部分は、モニターを選ぶ際に意外と軽視されがちです。

 しかし、「目の疲れ」に最も大きく影響する要素です。

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 基本的に、モニターと目線は水平にするのが、目が最も疲れない配置です。

 しかし、大画面の格安モニターの場合、角度は調整できても高さが調整できない機種がほとんどです。

 そうした機種の場合、「目に優しい」体勢をとろうとすると、椅子の高さを無理に調整する必要がでるため、腰や肩の疲労につながります。

 そのため、モニターアームの角度や高さが柔軟に調整できるモデルを選ぶことが大切です。

0-3・液晶パネルの品質

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 第3に、液晶モニターの品質です。

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 液晶は、PC用の場合、TNパネルVAパネルIPSパネルADSパネルという、4種類の液晶方式が主流です。

 それぞれ特徴が異なるので、簡単にですが、順番に解説しておきます。


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 第1に、IPSパネルです。

 現状では、視認性が最もよく「目に優しい」です。

 視野角が広いので、色味やコントラストが画面を見る角度が変わっても変わらないからです。

 他方式より高価なのが難点です。しかし、高級テレビにもよく利用される、信頼ある方式です。

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 第2に、TNパネルです。

 安いモニターに多く採用されます。

 応答速度が出しやすくゲームに向く性質もありますが、視野角が狭く、表示品質も悪く目が疲れやすいです。

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 第3に、VAパネルです。

 IPS液晶同様に視野角が広く、黒が締まるので、高級テレビにも良く使われます。

 しかし、独特の粒状感があり、近接時に目が疲れやすく、PC用としては不向きです。

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 第4に、ADSパネルです。

 これは、IPSパネルの中国系のジェネリック製品です。

 視野角や性質は同等です。

 最近、信頼性はたかまってきたものの、格安のADSを「IPS」かのように説明するメーカーもあるので注意が必要です。

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1・液晶モニターの選び方【まとめ】
2・Mac用モニターの選び方

 以上、モニターを選ぶ際に重要なポイントを3点紹介しました。

 もっと深く「基本部分の選び方」を知りたい方は、(製品自体の比較ではないですが)以上の記事でもまとめています。

 ただ、今回説明する内容だけでも「目に優しいモニター」は選べると思います。

 このまま読み進めていただいてOKです。

1-1・27型モニター(フルHD)の比較

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  では、比較をはじめます。

1・27型フルHDモニターの比較 (1)
 1-1:イイヤマ〈日本〉
 1-2:LG〈韓国〉
 1-3:DELL〈米国〉
 1-4:アイオーデータ〈日本〉
2・27型フルHDモニターの比較 (2)
 2-1:ASUS〈台湾〉
 2-2:ACER〈台湾〉
 2-3:フィリップス〈欧州〉
 2-4:BenQ〈台湾〉  
 2-5:HP〈米国〉
 2-6:最終的なおすすめ機種の提案

 今回は、上表のような順番で、メーカーごと製品をみていきます。

 また、各社とも格安なものから順番に並べています。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

1-1・イイヤマのモニターの比較

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 はじめに日本のイイヤマからです。

 現在はマウスコンピュータ傘下ですが、古くからあるディスプレイメーカーであり、品質には信頼性があります。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2020年】

 【27インチ】

 【モデル番号:XUB2792HSU-1D】

 1・iiyama ProLite XUB2792HSU-B1D
  ¥30,600 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

解像度:フルHD (1920x1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS方式 ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:4ms (GTG)
HDR:
USB給電:
接続端子: HDMI VGA, DP
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

 XUB2792HSUは、イイヤマ27インチモニターです。

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 液晶パネルは、「IPS方式パネル」という「謎」の表記です。

 同社の説明では、IPSパネルの駆動方式と「同等の技術を使用した」と表現になります。

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 要するに、商標の関係でIPSを名乗れない製品になります。

 いくつかの可能性がありますが。

 PCモニターへの採用数も多く、PC用でも信頼性を上げてきたADSパネルなら安心ですが、それ以外の方式の可能性はあります。

 ただ、スペック的に、視野角(178度)など問題は確認できないため、過度に神経質にはならないでください。

 品質信頼性は変わってきますが、IPS方式ならば、基本「目に優しい」とは言えます。 

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 応答速度は、本機は、オーバードライブ時で4msです。

 なかなか速い上に、5段階で、強弱の調整もできるため、それなりに動画には強いでしょう。

 また、オーバードライブ未搭載に比べると、残像感が少ない映像が得られます。 202108071901.jpg

 自動画質調整は、i-Style Colorという機能が目に付きます。

 選択した利用目的に合わせて、コントラストや明るさを自動調整してくれる機能です。

 映画・ゲームなどのほか、「テキストモード」が採用されている点は、文書仕事には有利でしょう。

 そのほか、ゲームなどで便利なアスペクト比固定も対応です。

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 画質調整機能は、「映像美」という意味では、ACR機能があります。

 仮想的に5,000,000:1までコントラスト比が挙げられます。

 ADSはIPS液晶同様に「黒の締まり」が課題なので、なにかしら工夫は各社の上級機でなされます。

 一方、「目の優しさ」については、LEDバックライトのフリッカー対策についての記述がない点は、懸念材料です。

 この機能がない場合、画面暗めの低輝度で「チラツキ」が生じやすいからです。

 なお、以前、別機で同社に問い合わせたことがありますが、未記載は「未搭載」と同義のようです。

 なお、(色味が変わるので、実用的とも言いかねる)ブルーライト対策よりフリッカー対策のがよほど重要です。

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 モニタースタンドは、優秀です。

 上下・左右・高さ・回転が可能な、多機能スタンドを装備します。

 稼働範囲は、同じ仕組みを持つ他社機の方が範囲が広いとは言えますが、十分でしょう。

 先ほど書いたように、「目の疲れの軽減」のためには、モニターに対して目線を90度に合わせることが基本です。

 この価格で搭載している点は、大きなメリット性です。

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 接続端子は、DVI・DisplayPort・HDMIという構成です。

 標準的な構成であり、問題ありません。

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 なおUSBハブが付きますが、速度規格がUSB2.0です。

 速度が遅いので、スマホの充電や高速ストレージの接続には向かないでしょう。マウスなど周辺機器用です。

 付属ケーブルは、D-SUBミニ・HDMI・Display Portが、それぞれ1.8mとなります。

 スピーカーは、2Wの貧弱なものですが、付属します。

 保証期間は、3年です。

 モニターの場合、各社のだいたいの平均値です。

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 以上、イイヤマのXUB2792HSUの紹介でした。

 視野角が優秀なADS液晶を装備し、可動性のよい優秀なディスプレイスタンドを備えます。

 モニタースタンドを交換しない前提ならば結構良い選択肢で、「目に最も優しい」といえます。ただ、フリッカーフリーの記載がない点がネックで、パーフェクトな機種ではないです。

 値段は安めとは言え、何とかして欲しい部分ではあります。

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 【2020年】【27インチ】

 【モデル番号:XB2783HSU-3C 】

 2・iiyama ProLite XB2783HSU-B3C
  ¥49,800 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

解像度:フルHD (1920x1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:VA ノングレア
コントラスト比:3,000:1
応答速度:4ms (GTG)
HDR:
USB給電:
接続端子: HDMI VGA, DP
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年

 なお、ほぼ同様の仕様で、パネルをVA液晶に変えた製品もあります。

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 実質的には「下位機種」といえる値段差ですが、むしろ「用途の差」を強調するべきでしょう。

 VA液晶は、テレビにも採用される液晶で、コントラスト比が出しやすいので、「黒が引き締まり」ます。そのため、映画やゲームなどの「映像美」は、本機の方が楽しめます。

 ただし、テレビと違い、モニターは近接視聴です。VA独特の「ギラツブ」と呼ばれる粒状感が、近接視聴時に目の疲れの原因になります。

 ブラウジングを含め、テキストを見つめるような使い方には向きません。

1-2・LGのモニターの比較

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 続いて、LGエレクトロニクスのモニターです。

 同社は、自社で(部品としての)IPSが生産できる世界的企業です。性能の良い機種が割安の場合が多いです。


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 【27インチ】

 【2021年】

 3・LG Electronics 27MP400-B
  ¥19,602 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

 【Amazon限定】

 4・LG Electronics 27EA430V-B
  ¥19,982 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

解像度:フルHD (1920x1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:
USB給電:
接続端子: D-sub HDMI DVI
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:なし
保証期間:3年

 27MK430Hは、LGエレクトロニクスの27インチモニターでは、最も安く購入できるモデルの1つです。

 本機は、Amazon限定型番があります。

 「テレワーク向け」の触れ込みで、接続端子に、HDMI端子のほか、DVI-D端子が追加されています。

 フレームがやや厚いので、(ゲームなどの)没入感は、通常機のが良いですが、仕事ならば、問題ないです。

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 液晶パネルは、IPS液晶です。

 LGが他社に供給しているノングレア仕様のAH-IPSパネルです。

 応答速度は、オーバードライブ時で5msです。

 かかり方は、3段階で調整可能です。

 自動画質調整は、「フォト・シネマ・ゲーム」の各モードが利用できます。

 一方、ビジネスに向いたモードはありません。

 なお、ゲーム関係では、AMD社の特定のGPUを採用するPCを利用している場合、遅延などを防げるFreeSyncテクノロジーに対応します。

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 画像補正機能は、業界標準である、フリッカー対策を機能として持ちます。

 従来のモニターは「バックライトが、オン/オフを繰り返すことで輝度を調整される」仕組みでした。これは、疲れ目の原因でしたが、この機能は、これを回避できます。

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 そのほか、こちらの機種には、目に悪いと言われる、ブルーライト軽減モードが付いています。

 最近は、各社この点を強調します。

 しかし、色調を変えるため、表示の正確性という意味ではあまり使えない機能です。自然色でみえないため、却って目や体ににストレスになる場合もあります。

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 動画については、解像度の低い動画を補正して鮮明化できる、超解像度技術が採用されています。

 映画などの映像再生に有利な、暗いシーンのコントラストを改善するブラックスタビライザー機能の搭載も目立ちます。 

 画質調整機能は、良い点として、フリッカーセーフ機能が搭載されている点があげられます。

 モニタースタンドは、しかし、上下のみに角度を調整できるだけの簡易的な仕様です。

 冒頭に書いたように「目の疲れにくさ」にはこの部分は重要ですし、かなり残念です。

 VESA規格に対応しますから、あとで、スタンド部分だけ他社製に好感することは可能です。

 接続端子は、HDMI・D-SUB(アナログ端子)です。

 アナログ接続は、色ムラが生じて「目に悪い」ため、利用は避けましょう。

 ケーブルは、HDMIケーブルが付属します。

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 スピーカーは、内蔵されません。

 ただ、モニターに付属するスピーカーとは、基本的に警告音などを発生させるためのものです。

 音楽を聴くならば、【PC用スピーカーの比較記事】で書いたような別売の格安スピーカーを購入するべきでしょう。なお、これは、今回紹介する機種全てに言えることです。

 保証期間は、3年です。

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 以上、LGエレクトロニクス27MK430Hの紹介でした。

 IPS液晶で、2万円前後という値段は、正直「安い」です。

 画像調整部分も、目の優しさ、映像美双方に充実するため、侮れない機種です。

 ただ、スタンドの性能が良くないので、買った後満足できないようならば、VESA規格対応のアームなどに付け替えると良いでしょう。

1-3・デルのモニターの比較

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 続いて、「米国勢」となる、デルのモニターです。

 米国系は、HPもそうですが、画質調整をPCに任せる構成」にして、価格を少し安くする傾向にあります。 


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 【2021年発売】

 【27インチ】

 【USB充電可】

 5・Dell P2722HE
  ¥36,887 楽天市場 (12/9執筆時)

USB給電:65W
接続端子:HDMI DP USB-C

 【USB-PD給電不可】

 6・Dell P2722H
  ¥31,140 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

USB給電:
接続端子:HDMI DP D-sub

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 【2020年発売】

 【2018年】

 7・DELL P2719H
  ¥28,067 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

USB給電:
接続端子:HDMI DP D-sub

解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶の方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年

 DELL P2719H(ds-2150593)は、米国のデルが販売するPシリーズモニターです。

 下位機種と旧機種がありますが、後述するUSB-C端子を装備せず、ノートPCに対する給電に非対応となります。

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 液晶パネルは、非光沢のIPS液晶を採用します。

 ただ、輝度が300カランの高輝度のIPS液晶である点は、強調できます。

 応答速度は、オーバードライブ時、5msです

 通常時は8msです。問題ないです。

 画像補正機能は、本機は、フリーカーフリー(ComfortView)や、ブルーライトカットは装備します。

 ただ、自動画質調整をふくめて、あまり多機能ではないです。

 米国勢は、PC側にまかせ、この部分にあまり力を入れないのが伝統です。

 画質調整機能は、フリッカー対策とブルーライト軽減機能が搭載です。

 一方、動画やデザイン向けなどの追加機能はなく、この部分はあっさりしています。

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 モニタースタンドは、上下左右・チルト・スイーベルに全対応し、高性能です。

 本機は、高さも150mmの調整幅ですし、同様の他社機に比べてもわりと良いです。

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 接続端子は、HDMIDisplayPortです。

 加えて、上位機は、USB-Cでの接続と給電に対応します。

 また、上図の様に、DPを利用し、デイジーチェーンも可能です。

 USB-CはPD対応で、映像出力と同時にノートPCに対する65W給電に対応します。

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 MacBook Proなど対応する13インチほどのノートPCならば、充電速度低下なしに充電できるでしょう。

 Windowsを含めて、それ以上のサイズでもフルスピードではないでしょうが、給電しうるレベルです。

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 一方、別に、USBハブ(USB-A)も付きます。

 速度はUSB3.0なので、高速SSDのスピードが活かせないほか、スマホの充電にも向かないでしょう。

 付属ケーブルは、DPケーブルのみ付属です。

 スピーカーは、付属しません。

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 保証期間は、DELLは3年です。

 ただし、プレミアムパネル交換保証があります。

 これは、嫌う方の多い「常時消灯(輝点)の交換保証」であり、DELLの人気の秘密です。

 常時消灯(ドット抜け・黒点)は保証対象外ですが、3年と長期間でこの点を保証するのは同社だけでしょう。

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 以上、DELLのP2722HEの紹介でした。

 画質調整機能部分は「あっさり」です。

 「目の優しさ」という今回の観点で、最も大事な、フリッカー対策IPS液晶柔軟性のあるモニタースタンドを兼ね備えた製品です。

 その上で、USB-Cでの給電に対応するため、ノートPCを大画面で使いたいという方のテレワークには、最適でしょう。

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 【2020年】

 【27インチ】

 【スピーカーあり】

 8・Dell S2721H
  ¥25,140 楽天市場 (12/9執筆時)

 【スピーカーなし】

 9・Dell S2721HS
  ¥23,220 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

解像度:フルHD (1920x1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:4ms (GTG)
HDR:
USB給電:
接続端子: HDMI ×2(上位機)
スタンド:上下チルト
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年

 なお、本機の下位機となるのがSシリーズです。

 パネルは同じですが、スタンド上下チルトのみです。

 先述のように、画質調整の部分では「あっさり」なので、輝度の高いほうのIPS液晶である部分と、「輝点保証」の部分を除けば、他社の同価格帯の製品と比べ、あまり魅力的でもないです。

 ケーブルは、HDMIケーブルのみ付属です。

1-4・アイオーデータのモニターの比較

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 続いて、日本のアイオーデータの製品です。

 三菱電機の液晶モニター部門を吸収して、プレゼンスを高めた日本企業です。


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 【2021年】

 【27インチ】

  10・IODATA LCD-CF271EDB-A
  11・IODATA LCD-CF271EDW-A
  ¥41,212 楽天市場 (12/9執筆時)

解像度:フルHD (1920x1080)
輝度:300cd/u
液晶の方式ADS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms(GTG)
HDR:
USB給電:65W
接続端子:HDMI D-SUB DP USB-C
スタンド:上下チルト
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:5年

  LCD-CF271EDシリーズは、アイオーデータの製品です。

 こちらは「教育機関対応(ED)」の製品ですが、市販もされます。

 202112091209.jpg  

 液晶パネルは、ADSパネルです。

 冒頭書いたように、IPS液晶と同傾向の「ジェネリック」です。

 応答速度は、オーバードライブ時に4msです。

 オーバードライブはオン/オフが選択可能です(オフ時14ms)。 

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 自動画質調整は、シーン別オート調整モードが付きます。

 日本企業の製品はモードが多い傾向です。


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 画像補正機能は、アイオーデータの場合、超解像技術を搭載します。ネット動画で、DVDレベルの低画質ソースを向上できます。

 一方、写真画質向上のための「エンハンストカラー」の言及はありますが、LGのブラックスタビライザーに該当する機能はないです。

 その上で、この機種は、フリッカーレス設計の言及があります。

 モニタースタンドの性能は、期待できません。

 なぜなら、上に20度、下に5度の角度調整しかできないからです。

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 接続端子は、 D-SUB・HDMI・DVI-Dほか、USB-C端子も付属します。

 DELLでもみましたが、対応するノートPCに対して65W給電できます。

 ケーブルは、1.8mのDisplayPortケーブルと1.5mのUSB-Cのみ付属です。 

 HDMIケーブルなどは買い足す必要があります。

 スピーカーは、1Wのステレオスピーカーが搭載されています。

 保証期間は、5年間です。

 輝点保証などはないですが、同社は長めです。

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 以上、 LCD-CF271EDシリーズ紹介でした。

 27インチ機の教育市場向けですが、画像補正やUSB-C給電などの部分で「家庭向き」な部分もあります。

 一方、ADS液晶であるのは、目への優しさにおいて、過度に大きな問題ではないにせよ、モニターアームの機能性が貧弱な点は、やはりネックでしょう。

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 【2021年】【27インチ】

 【個人向け】

  12・IODATA LCD-AH271XDB-A
  ¥28,000 楽天市場 (12/9執筆時)

接続端子:HDMI D-SUB

 【教育市場向け】

  13・IODATA LCD-AH271EDB-A
  14・IODATA LCD-AH271EDW-A
  ¥24,460 楽天市場 (12/9執筆時)

接続端子:HDMI D-SUB DP

 【Amazon限定】 【3年保証】

  15・IODATA EX-LDH271DB
  ¥22,800 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

接続端子:HDMI D-SUB

解像度:フルHD (1920x1080)
輝度:300cd/u
液晶の方式ADS ノングレア方式
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms (GTG)
HDR:
USB給電:
スタンド:上下チルト【VESA100mm】
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:3年

 なお、アイオーデータは、以上の製品もラインナップされます。

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 パネルは、ADSパネルですので、先ほどの機種と同じです。

 ただUSB-C端子がなく、給電はできません。

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 画像補正機能は、ただし、先ほどの機種より充実する部分があります。

 例えば、先述のエンハンストカラーほか、超解像技術も搭載します。

 ネット動画など、DVDレベルの低画質ソースに限られますが、画質向上効果があります。

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 また、「目の疲れにくさ」の部分で、画面(画像)の輝度レベルに応じて、明暗を軽減させるコントラストリダクション機能が搭載です。

 あとは、端子構成がそれぞれ異なる点と、Amazonモデルだけ保証年数が5年ではない点をふまえれば、見分けが付くでしょう。

 ケーブルは、1.5Mの HDMI・D-SUBケーブルです。

 ただ、教育市場向けは、2MのHDMIケーブルと、1.8MのDisplay Portとなります。

 スピーカーは、1Wのステレオスピーカーが搭載さます。

 いずれにしても、、スタンドの貧弱さは、どの機種の場合も、やはりネックです。

次回に続く!
27型液晶モニターのおすすめ結論的にこれ!

 というわけで、今回の記事では、「目に優しい」「目の疲れない」という観点で、27インチのモニターを比較しました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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1・27型フルHDモニターの比較 (1)
 1-1:イイヤマ〈日本〉
 1-2:LG〈韓国〉
 1-3:DELL〈米国〉
 1-5:アイオーデータ〈日本〉
2・27型フルHDモニターの比較 (2)
 2-1:ASUS〈台湾〉
 2-2:ACER〈台湾〉
 2-3:フィリップス〈欧州〉
 2-4:BenQ〈台湾〉  
 2-5:HP〈米国〉
 2-6:最終的なおすすめ機種の提案

液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 続く、2回目記事こちら)では、ここまで紹介できなかった、27インチのフルHD解像度の製品を紹介していきます。

 その上で、結論として、今回紹介した全製品から、予算別・目的別に、Atlasのおすすめモニターを提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 22:05 | PC用液晶モニター

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