1回目記事からの続きです→こちら
2-1・高速なSDカード(V30)
2回目記事のトップバッターは、読み出し200MB/秒クラスのSDカードです。
ここまで見てきた250MB/秒を超える「超高速タイプ」に及ばないです。ただ、
書込では、V30(U3)規格をクリアし、一眼における高速連写、あるいは、4K動画撮影に十分に対応できる製品です。
1・SDカードの比較記事 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:超高速なSDカード(〜1TB)
用途:8K動画・高解像度連写
読出(最高):250MB/秒〜
書出(最低):90MB/秒〜(V90)
2・SDカードの比較記事 (2)
2-1・高速なSDカード(〜2TB)
用途:4K動画・超高速連写
読出(最高):200MB/秒〜
速度(最低):30MB/秒〜(V30)
2-2・速いSDカード+高耐久型
用途:4K動画・連写(入門用)
読出(最高):100MB/秒〜
速度(最低):30MB/秒〜(V30)
3・SDカードの比較記事 (3)
3-1:普通のSDカード
用途:デジカメ・ゲーム機
読出(最高):10MB/秒〜
速度(最低):10MB/秒〜(U1)
3-2:最終的なのおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら、各機をみていきます。
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なお、以下の説明では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記します。2月26日までは、契約があると思います。
【2024年発売】
・Samsung PRO Ultimate
【512GB】MB-SY512S-IT
34・サムスン MB-SY512S-IT/EC
¥14,480 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【256GB】MB-SY256S-IT
34・サムスン MB-SY256S-IT/EC
¥7,380 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【128GB】MB-SY128S-IT
34・サムスン MB-SY128S-IT/EC
¥3,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】MB-SY64S-IT
34・サムスン MB-SY64S-IT/EC
¥2,680 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大200MB/秒
書込:最大130MB/秒
保証:10年保証
Samsung PRO Ultimateシリーズは、韓国のサムスンが販売するSDカードです。
本製品はEC専用型番として「Amazon限定」で売っています(末尾にEC)。このほか、通常の型番の製品も発売予定があるようです。
カード容量は、128GBから256GBです。
転送速度は、読出最大200MB/秒 ・書込最大130MB/秒 となります。
2024年に新型になり、より高速になりました。
なお、規格はV90をクリアしそうな勢いですが、認定基準は(最高速ではなく)「最低保証速度」なので、V30(U3)ということになります。
いずれにしても、4Kなら問題ありません。
製品保証は、Amazon限定品を含めて10年保証です。
堅牢性は、IPX7等級の完全防水のほか、耐温度・耐磁・耐衝撃・耐落下・耐摩耗・耐X線を謳っており、堅牢性の面も「売り」です。
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以上、サムソン PRO+シリーズの紹介でした。
4K対応の高速モデルとしては価格が安く、人気のある理由も分かります。保証面でも問題ないのでネットで買える「高性能で安い」SDカードとしてかなり有力な候補です。
・【国内正規品】SanDisk Extreme Pro
【2022年発売】
【2TB】(G型番は並行輸入注意)
35・SANDISK SDSDXXD-2T00-GN4IN
¥38,800 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
35・SANDISK SDSDXXD-2T00-JNJIP
¥182,800 楽天市場 (5/12執筆時)
読出:最大250MB/秒
書込:最大150MB/秒
クラス:U3 V30
【1TB】
36・SANDISK SDSDXXD-1T00-JNJIP
¥87,722 楽天市場 (5/12執筆時)
【512GB】
36・SANDISK SDSDXXD-512G-JNJIP
¥52,296 楽天市場 (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大200MB/秒
書込:最大140MB/秒
保証:無期限保証
Extreme Proは、アメリカのSanDiskのSDカードです。
すでに、上位シリーズは1回目記事で見ましたが、同シリーズの中では中級機になります。
カード容量は、2TBギガバイトという、現状では最も多い超大容量のモデルがラインナップされています。
転送速度は、読出し最大200MB/秒 ・書込み最大140MB/秒 となります。
書込はそこそこで、読出は、高速な製品といえます。
こちらも、V30基準をクリアします。
製品保証は、国内正規品については無期限保証です。
堅牢性は、海外製品なのでJIS規格では示されないものの、耐衝撃性・温度耐性・防水性は示されており、安定感があります。
ただし、X線耐性はないため、空港などでは注意です。
その他、正規品については、「レスキュープロ」というソフトの1年間無料利用権も付属します。
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以上、SanDiskExtreme Pro 90の紹介でした。
信頼のブランドの製品で、高速で、かつ1TBの超大容量を欲しい方に向く製品です。
ただ、他社モデルと比較する場合相当高く、先ほどみた「アルティメット」な上位カードに匹敵する水準であるのは、信頼性が担保されるとはいえ、高すぎると思ざるを得ないです。
2-2・速めなSDカード(V30)

続いて、ここまで見たカードよりは速度はでないが「速め」といえるカードです。
一般ユーザーならば、4Kを撮るにせよ、この水準で問題ありません。ただ、ネットで買う場合、上位機と値段差がほぼない場合が大井ので、ここまでみてきた上位機と価格差は見てください。
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なお、以下の説明では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記します。
【2023年発売】(1TBは日本未発売)
・Professional SILVER PLUSシリーズ
【512GB】
37・Lexar LSDSIPL512G-BNNNJ
¥53,280 楽天市場 (5/12執筆時)
【256GB】
38・Lexar LSD1066256G-BNNNJ
¥19,980 楽天市場 (5/12執筆時)
【128GB】
39・Lexar LSDSIPL128G-BNNNJ
¥16,020 楽天市場 (5/12執筆時)
【64GB】
40・Lexar LSDSIPL064G-BNNNJ
¥7,700 楽天市場 (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大205MB/秒
書込:最大150MB/秒
保証:10 年限定保証付き
Lexar Professional 1066xシルバーシリーズは、LexarブランドのSDカードです。
先述のように、老舗の米国のカードブランドですが、マイクロンを経て、現在は今は中国のLongsysのブランドの1つです。
カード容量は、64GBから512GBです。
1TBは、国内だとまだ販売がないです。
転送速度は、読出最大160MB/秒 ・書込最大120MB/秒 です。
64GBだけは書込が70MB/秒なので、少し劣ります。
書込速度は高速ですが、先述のように、ビデオスピードクラスは、書き込み時の最低保証速度を示ので、V30の水準です。
ただ、4K利用を含めて、スタンダードクラスとして問題ないです。
製品保証は、10 年限定保証です。
先述のように、過失と経年変化は保証されませんが、長めです。
堅牢性は、動作温度として、-25度〜摂氏85度の範囲が示されます。
耐衝撃性・耐振動性・X線耐性は、スペック表記がありますが、防水等級は書いていません。
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以上、Lexar Professional 1066xシルバーシリーズの紹介でした。
発売時期の関係もありそうですが、若干高めに思えます。ブランド柄、中身のパーツの信頼性を重視しているからかなと思います。
ただ、老舗であり、また、中身のNANDの製造企業でもあるサンディスクの製品が日本だと安い部分があるので、競争力は課題でしょう。
【2024年発売】
・サムソン PRO Plus for professionalsシリーズ
【アマゾン限定型番】
【512GB】
37・Samsung PRO Plus MB-SD512S-IT/EC
¥9,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【256GB】
38・Samsung PRO Plus MB-SD256S-IT/EC
¥4,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【128GB】
39・Samsung PRO Plus MB-SD128S-IT/EC
¥2,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】
40・Samsung PRO Plus MB-SD64S-IT/EC
¥1,690 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大180MB/秒
書込:最大130MB/秒
保証:10年保証
PRO+シリーズも、韓国のサムスンが販売するSDカードです。
すでに見たSamsung PRO Ultimateの下位機種です。
本製品もEC専用型番として「Amazon限定」で売っています。
転送速度は、読出最大180MB/秒 ・書込最大130B/秒 です。
「格安」と言って良い製品の中では、しっかりした速度です。
書込も規格的にはV30(U3)をクリアします。
一般的に言えば、これだけあれば、高水準であり問題ないです。
製品保証は、10年保証です。
堅牢性は、本機も、IPX7等級の完全防水のほか、耐温度・耐磁・耐衝撃・耐落下・耐摩耗・耐X線を謳っており、堅牢性の面も「売り」です。
ただし、防塵性は担保されません。
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以上、サムソン PRO+シリーズの紹介でした。
4K対応の高速モデルとしては価格が安く、人気のある理由も分かります。保証面でも問題ないのでネットで買える「高性能で安い」SDカードとしてかなり有力な候補です。
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このほか、サムスンは、V30クラスのスタンダードクラスのカードをいくつか出します。順番にみておきます。
・サムソン EVO Plusシリーズ
【アマゾン限定型番】
【256GB】
41・Samsung EVO Plus MB-SC256K/EC
¥4,490 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大130MB/秒
書込:最大118MB/秒
保証:10年保証
第1に、EVO+シリーズです。
旧シリーズで、すでに256GB以外は終売です。
現状で、多少安めといった感じですが、書込は多少遅いです。
要不要で良いですが、この価格ならば新機種でしょうか。
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【2020年発売】 【アマゾン限定型番】
・サムソン Pro Plusシリーズ
【256GB】
42・Samsung Pro Plus MB-SD256H/EC
¥3,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3
読出:最大100MB/秒
書込:最大90MB/秒
保証:10年保証
第2に、Pro Plusシリーズです。
冒頭の製品と同じシリーズ名ながら、旧モデルの下位機です。
速度は、だいぶ落ちますので、較べる場合、価格に注意してください。
なお、V30表記はないですが、冒頭書いたように、U3=V30と考えて差し支えありません。SDカードカンファレンス自体そのように説明しています。
【2022年発売】
・Transcend 340Sシリーズ
【Amazon限定型番】
【512GB】TS512GSDC340S
43・トランセンド TS512GSDC340S-E
¥7,480 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【256GB】TS256GSDC340S
44・トランセンド TS256GSDC340S-E
¥4,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【128GB】TS128GSDC340S
45・トランセンド TS128GSDC340S-E
¥2,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】TS64GSDC340S
46・トランセンド TS64GSDC340S-E
¥1,780 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30 A2
読出:最大160MB/秒
書込:最大90MB/秒
保証:5年保証
340Sシリーズ(Ultra Performance)は、台湾のトランセンドに属する高速SDカードです。
カード容量は、64GB〜512GBまでです。
転送速度は、読出最大160MB/秒 ・書込最大90MB/秒 となります。
より高速なモデルも他社からありますが、U3(=V30)対応で、一般的に4K動画を扱う上で、問題のない水準をクリアします。
製品保証は、トランセンドの場合、5年保証です。
Amazon限定型番(型番末尾に-E)も同じ保証です。
堅牢性は、IPX7水準の完全防水を装備する上で、耐温度性・静電耐性・耐X線・耐衝撃性と、防塵性を除けばほぼ「フル装備」です。
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以上、Transcend 340Sシリーズ(Ultra Performance)の紹介でした。
4K動画対応モデルとして、オススメできるモデルの1つです。価格的にはサムスン(Pro+)がライバルでしょう。比較すると、速度はわずかに及びませんが、価格が安めと言えます。
【2022年発売】
・SandiskExtreme Plus
【256GB】(190MB/130MB)
47・ SANDISK SDSDXWA-256G-JNJIP
¥16,604 楽天市場 (5/12執筆時)
【128GB】(190MB/90MB)
47・ SANDISK SDSDXWA-128G-JNJIP
¥10,137 楽天市場 (5/12執筆時)
【64GB】(170MB/90MB)
47・SANDISK SDSDXWH-064G-JNJIP
¥5,718 楽天市場 (5/12執筆時)
【32GB】(100MB/60MB)
47・SANDISK SDSDXWT-032G-JNJIP
¥3,090 楽天市場 (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大190MB/秒
書込:最大130MB/秒
保証:無期限保証
・Sandisk Extreme
【Amazon限定】
【256GB】(180MB/130MB)
48・SANDISK SDSDXVV-256G-GHJIN
¥5,606 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【128GB】(180MB/90MB)
48・SANDISK SDSDXVA-128G-GHJIN
¥3,050 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】(170MB/90MB)
48・SANDISK SDSDXV2-064G-GHJIN
¥2,026 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【32GB】(100MB/60MB)
48・SANDISK SDSDXVT-032G-GHJIN
¥1,616 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大180MB/秒
書込:最大130MB/秒
保証:無期限保証
SandiskExtreme Plusは、サンディスクの中級グレードのSDカードです。
同時期に発売となった、Amazon限定のSandisk Extremeも(わずかに速度表記を落としつつも)ほとんど変わらないので、同時にみていきます。
カード容量は、256ギガバイトまでの構成です。
先ほど書いたように、4K動画では、64GBで約2時間の撮影が可能ですので、このグレードは長時間もこなせる製品が多いです。
転送速度は、256GBのみ、読出し最大190MB/秒 ・書込み最大130MB/秒 です。
このグレードだと容量で速度差がありますが、64GBまでは、U3(V30)対応水準です。
Amazonモデルは読み出しが180MB/秒ですが、実際のところベンチマーク上で速度差があるかは不明です。かなり値段が安いのでこちらで良い気はします。
性能面で言えば、十分に「高性能」であり、UHSスピードクラス3正規対応モデルでもあります。
ただし、32GBについては、いずれも低速です。
製品保証は、【国内正規品】については無期限保証です。
また、本品については安い【Amazon限定】製品でも、Amazon本体から買う分には無期限保証です。偽物リスクもないため、良いです。
堅牢性は、海外製品なのでJIS規格では示されないものの、耐衝撃性・温度耐性・防水性・X線耐性が装備です。
Amazon限定のSandisk Extremeは、この部分の記述が確認できないですが、シリーズ名が、同じ旧機の例をみても、この部分で差をつけているとは考えにくいです。
正規品については、「レスキュープロ」の1年間無料利用権はこちらでも付属です。
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以上、サンディスクのExtreme Plus の紹介でした。
ライバルはトランセンドでしょう。比較すると、一般的にサンディスク製品のほうが高いのですが、本製品については、より高速でより速いです。
また、Amazon限定が長期保証で安いという点あh、大きなメリットです。
同社は、伝統的なSDカードメーカーとしての信頼性と、組み立ては海外ながら、中身の生産は(東芝とタッグを組んでいるので)四日市工場で作られた安心の日本製である点も評価できます。
カメラなど、堅実性・信頼性が尊ばれる用途に使う場合は、(中級機ならば)この機種がとくにオススメです。
【2023年発売】
【64GB】
49・キングストン INDUSTRIAL SDIT/64GB
¥15,963 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【32GB】
49・キングストン INDUSTRIAL SDIT/32GB
¥10,792 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【16GB】
49・キングストン INDUSTRIAL SDIT/16GB
¥7,826 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【8GB】
49・キングストン INDUSTRIAL SDIT/8GB
¥3,614 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大100MB/秒
書込:最大85MB/秒
保証:3年
SDITは、米国のキングストンの製品です。
米国のPC周辺機器メーカーで、中身のフラッシュ自体の生産はしませんが、表面実装はできる企業です。日本で言えば、バッファローなどと同じ感じです。
こちらは、少し特殊な製品で、堅牢性を重視した産業用を個人向けに売っているものです。
堅牢性は、本機は言及に値します。
はっきりと「産業用」と銘打った製品です。
他機同様、中身は3D TLC NANDフラッシュですが、3bitではなく、1セル=1bitとして作動させることで、堅牢なSLCとして稼動させるタイプです(SLCモード)。
電源喪失保護ほか、ウェアレベリングなど、産業用ではおなじみの長寿命化の処理がされています。
必要なセルが多い(64GBで256GB相当)なので容量比の価格は高いですが、そのかわり堅牢ということになります。
P/Eサイクル(書込/消去)3万回、1920 TBWとされるため、後述するトランセンドの産業用よりだいぶ堅牢です。
カード容量は、8GB〜64GBまでとなります。
転送速度は、読出最大100MB/秒 ・書込最大85MB/秒 となります。
製品保証は、3年です。
堅牢性は、先述のように、繰り返し書込に対する能力は高いです。
実際、SSD的な表現ですが、最大1920 TBWの書込耐性示します。
ただし、数値的な保証は、動作温度ほどしか明示されません。
また、監視カメラなど屋外環境での利用を考えているものなので、温度面(-40℃〜85℃)と特に低温側で相当スペックが高いとはいえます。
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以上、Kingstonの産業用SDカードの紹介でした。
SLCモードで利用できるモデルを探している場合、候補になるでしょう。一般家庭用としては、たいていの用途でオーバースペックに思えますが、監視カメラ用など、このグレードをお探しの方は、少数いるかもしれません。
なお、こうした(容量が少なく)特殊な製品は、輸入品の場合、偽物リスクがありますので、販売元はチェックしてください。
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【2019年発売】
【512GB】
50・キングストン SDS2/512GB
¥11,087 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【256GB】
50・キングストン SDS2/256GB
¥7,229 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【128GB】
50・キングストン SDS2/128GB
¥2,280 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】
50・キングストン SDS2/64GB
¥2,286 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大100MB/秒
書込:最大85MB/秒
保証:製品寿命時間保証
このほか、キングストンは同じ速度スペックのCanvas Select Plusシリーズもだしますが、こちらは、普通の製品です。
したがって、他社の同速度、同容量の製品と比べて安ければ選べると言うことになります。
【2023年発売】(24年追加)
【1TB】
51・キオクシア EXCERIA PLUS KSDH-B001T
¥44,362 楽天市場 (5/12執筆時)
51・キオクシア EXCERIA PLUS KLNPB001T
¥48,800 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
(旧型:書込85MB/秒)
51・キオクシア EXCERIA PLUS KSDH-A001T
¥8,790 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【512GB】
51・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KSDH-B512G
¥19,088 楽天市場 (5/12執筆時)
51・キオクシア EXCERIA PLUS KLNPB512G
¥24,800 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【256GB】
51・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KSDH-B256G
¥11,187 楽天市場 (5/12執筆時)
51・キオクシア EXCERIA PLUS KLNPB256G
¥13,800 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大100MB/秒
書込:最大90MB/秒
保証:5年保証
【128GB】
52・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KSDH-B128G
¥6,413 楽天市場 (5/12執筆時)
52・キオクシア EXCERIA PLUS KLNPB256G
¥9,880 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】
52・キオクシア EXCERIA PLUS G2 KSDH-B064G
¥4,460 楽天市場 (5/12執筆時)
52・キオクシア EXCERIA PLUS KLNPB64G
¥(5,480) Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大100MB/秒
書込:最大65MB/秒
保証:5年保証
EXCERIA PLUS G2は、日本のキオクシア(旧東芝メモリー)が販売する製品です。
流通ルートの違いで型番が変わりますが、性能は同じです。
ただし、1TBの旧型は少し速度が遅い(代わりに安い)です。
カード容量は、32GB〜1TBまでとなります。
転送速度は、読出最大100MB/秒 ・書込最大85MB/秒 となります。
ただし、容量の少ないモデルは少し落ちます。
製品保証は、5年です。
堅牢性は、耐温度性・静電耐性・耐X線の明記はあります。
ただし、防水性や落下耐性については、明示がないです。ただ、破損時の発火や加熱を防ぐ、ヒューズについては明記があり、「ワンポイント」です。
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以上、XCERIA PLUSの紹介でした。
自社でメモリーが生産できる企業で、国内メーカーで国内生産という製品です。信頼性と保証性の面では良い候補でしょう。
ただ、(発売時期の関係もあり)価格競争力は現状で乏しいので、安いかと言われると微妙です。
【2018年発売】 【Amazon限定】
・Transcend 500Sシリーズ
【128GB】
53・トランセンド TS128GSDC500S-E
¥9,770 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】
54・トランセンド TS64GSDC500S-E
¥4,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【32GB】
55・トランセンド TS32GSDC500S-E
¥2,880 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大95MB/秒
書込:最大60MB/秒
保証:5年保証
500Sシリーズは、トランセンドの中高速モデルです。
カード容量は、8GB〜128GBまでです。
以前は、256GBもありましたが、現状では生産終了です。
転送速度は、読出最大95MB/秒 ・書込最大60MB/秒 となります。
このグレードの製品として、一番速いとは言えませんが、U3(=V30)対応で、一般的に4K動画を扱う上で、問題のない水準をクリアします。
製品保証は、トランセンドの場合、5年保証です。
Amazon限定型番も同じ保証です。
堅牢性は、IPX7水準の完全防水を装備する上で、耐温度性・静電耐性・耐X線・耐衝撃性とほぼ「フル装備」です。
以上、Transcend 500sシリーズの紹介でした。
4K動画対応モデルとして、オススメできるモデルの1つです。価格的にはサムスンが安いですが、アダプターをかますタイプでないこちらは、より堅実な性能を期待できそうです。
【2018年発売】(22年追加)
・Transcend300Sシリーズ
【1TB】
56・Transcend TS1TSDC300S
¥13,800 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【512GB】
56・Transcend TS512GSDC300S
¥7,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
56・ Transcend TS512GSDC300S-E
¥6,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大100MB/秒
書込:最大50MB/秒
【256GB】
57・Transcend TS256GSDC300S-E
¥3,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
57・Transcend TS256GSDC300S
¥4,080 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大100MB/秒
書込:最大40MB/秒
【128GB】(書込25MB/秒)
58・Transcend TS128GSDC300S
¥2,071 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
58・Transcend TS128GSDC300S-E2
¥1,780 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】(書込20MB/秒)
58・Transcend TS64GSDC300S
¥1,598 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
58・Transcend TS64GSDC300S-E2
¥1,450 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【32GB】(書込20MB/秒)
58・Transcend TS32GSDC300S
¥1,564 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
58・Transcend TS32GSDC300S-E2
¥1,090 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス: V10 Class10
読出:最大100MB/秒
書込:最大27MB/秒 (20MB/秒)
保証:5年保証
300Sシリーズは、台湾のトランセンドの比較的格安のSDカードです。
アマゾン限定型番(末尾E or E2)があり、クーポン割引がある場合など、そちらが安い場合もあります。
カード容量は、最大512GBまでです。
正確には1TBもありますが、速度が速いので、1つ上位のカテゴリで説明しました。
最小では4GBまであります。
転送速度は、読出最大100MB/秒 と比較的高速です(旧表記だと95MB/秒)。
一方、書込については、サイズにより異なります。
ただ、V30をクリアするのは、256GB以上のカードだけというのは注意点です。
堅牢性は、IPX7水準の完全防水を装備する上で、耐温度性・静電耐性・耐X線・耐衝撃性とほぼ「フル装備」です。
製品保証は、5年です。
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以上、Transcend 300Sシリーズの紹介でした。
容量の多いモデルは4K動画にも使えます。
ただ、そちらも含めて、本機は、むしろ5万円程度までコンデジのほか、ゲーム機、タブレットの一般的な用途に使いたい方が「ちょっと良いもの」を選ぶ場合、最適といえる製品に思えます。
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【2024年発売】
・Transcend DC460Tシリーズ
【1TB】
59・Transcend TS1TSDC460
¥45,900 楽天市場 (5/12執筆時)
【512GB】
59・Transcend TS512GSDC460T
¥23,065 楽天市場 (5/12執筆時)
【256GB】
59・Transcend TS256GSDC460T
¥(13,840) 楽天市場 (5/12執筆時)
【128GB】
59・Transcend TS128GSDC460T
¥(9,480) 楽天市場 (5/12執筆時)
【64GB】(書込20MB/秒)
59・Transcend TS64GSDC460T
¥(5,409) 楽天市場 (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大100MB/秒
書込:最大85MB/秒
保証:3年保証
なお、キングストンでも見ましたが、トランセンドも産業用SDカードとして DC460Tシリーズの展開があります。
そちらでも書きましたが、若干特殊なラインで、書込耐性の保証がある製品です。
トランセンドの場合、P/E(書込/消去の繰り返し)が3K(3000回)です。SSDドライブでよく使われるTBWで言えば2660TBW(1TB)です。
キングストン機と異なり1bit書込ではないので、容量は普通に多いですが、P/Eが3Kだと1/10です。TBWは値が大きいですが、これは記憶容量比で増すものなので、頑丈さでは、やはり負けます。
とはいえ、ウェアレベリングを含めて、書込部分の堅牢性を高める工夫は一通りある上で、落下・耐衝撃・低温・静電気耐性など物理的な堅牢性の担保もあります。
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結論的にいえば、個人用として言えば、屋外で常時記録/消去するような使い方で、ある程度の期間、上書きせずに残しておきたい場合、記憶容量の部分で選択肢にできるかも知れません。
【2023年発売】
【1TB】KSDU-B001T同型品
60・ キオクシア EXCERIA G2 KSDU-B001TBK
¥39,800 楽天市場 (5/12執筆時)
60・キオクシア EXCERIA G2 KLNEB001T
¥35,800 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【512GB】KSDU-B512G同型品
61・ キオクシア EXCERIA G2 KSDU-B512GBK
¥19,800 楽天市場 (5/12執筆時)
61・キオクシア EXCERIA G2 KLNEB512G
¥17,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【256GB】KSDU-B256G同型品
62・ キオクシア EXCERIA G2 KSDU-B256GBK
¥9,280 楽天市場 (5/12執筆時)
62・キオクシア EXCERIA G2 KLNEB256G
¥7,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【128GB】KSDU-B128G同型品
63・ キオクシア EXCERIA G2 KSDU-B128GBK
¥5,480 楽天市場 (5/12執筆時)
63・キオクシア EXCERIA G2 KLNEB128G
¥4,480 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】KSDU-B064G同型品
64・ キオクシア EXCERIA G2 KSDU-B064GBK
¥3,480 楽天市場 (5/12執筆時)
64・キオクシア EXCERIA G2 KLNEB064G
¥2,780 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【32GB】KSDU-B032G同型品
65・ キオクシア EXCERIA G2 KSDU-B032GBK
¥1,800 楽天市場 (5/12執筆時)
65・キオクシア EXCERIA G2 KLNEB032G
¥1,680 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大100MB/秒
書込:最大50MB/s
保証:5年保証
EXCERIA G2は、日本のキオクシア(旧東芝メモリー)が販売する製品です。
ここまでも同社の製品をみましたが、青色は「スタンダードクラス」です。
カード容量は、32GB〜256GBまでとなります。
転送速度は、本機の場合、読出(Read)は最大100MB/秒 です。
書込は、一方、最大50MB/sです。
さほど遅いわけでもないですが、速くもないという水準です。
製品保証は、5年です。
この部分は、優秀です。
堅牢性は、耐温度性・静電耐性・耐X線の明記はあります。
ただし、防水性や落下耐性については、明示がないです。ただ、破損時の発火や加熱を防ぐ、ヒューズについては明記があり、「ワンポイント」です。
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以上、キオクシアのEXCERIA G2の紹介でした。
国内メーカーで国内生産という製品で、その部分の信頼性と保証性の面は上位機同様にあります。
ただ、書込速度ベースで見ると、若干コスパが悪いでしょう。
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【2020年発売】
【512GB】(24年追加)
66・ キオクシア EXCERIA BASIC KSDB-A512G
¥7,670 楽天市場 (5/12執筆時)
66・ キオクシア EXCERIA BASIC KTHN-NW512G
¥6,980 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【256GB】
67・ キオクシア EXCERIA BASIC KSDB-A256G
¥3,850 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
67・ キオクシア EXCERIA BASIC KTHN-NW256G
¥3,680 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【128GB】
68・ キオクシア EXCERIA BASIC KSDB-A128G
¥1,960 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
68・ キオクシア EXCERIA BASIC KTHN-NW128G
¥1,880 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】
69・ キオクシア EXCERIA BASIC KSDB-A064G
¥1,320 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
69・ キオクシア EXCERIA BASICK KTHN-NW064G
¥1,380 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U1
読出:最大50MB/秒
書込:
保証:5年保証
なお、キオクシア製品については、より遅い製品があります。
ただ、この速度の製品としては高いため、これらはオススメできません。
【2020年発売】
【512GB】
70・Team TESDXC512GIV30P69-A
¥6,780 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【256GB】
71・Team TESDXC256GIV3069-A
¥1,480 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【128GB】
72・Team TESDXC128GIV3069-A
¥1,780 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
【64GB】
73・Team TESDXC64GIV3069-A
¥1,480 Amazon.co.jp (5/12執筆時)
クラス:U3 V30
読出:最大100MB/秒
書込:最大50MB/s
保証:10年保証
Team EITEシリーズは、台湾のTEAMグループの販売する製品です。
大手ではないですが、格安製品について、最近、日本市場でも見るようになってきています。
V30に対応する製品では、実際、最安クラスに思えます。
カード容量は、最大512GBまでとなります。
転送速度は、読出は最大100MB/秒です。
書込も、最大50MB/sですが、必要十分です。
製品保証は、10年保証です。
TEAMジャパンサポートという形で東京にも事務所があるため、(バルク品に較べると)格安でも信頼感はあります。
堅牢性は、一方で、このグレードについては、情報がありません。
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以上、TeamのSDカードでした。
日本では知名度が低いですが、世界的には5指に入るメモリーメーカーなので、一定の信頼感はあります。値段重視ならば選択肢となり得ます。
次回につづく!
おすすめのSDカードは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、SDカードの比較の2回目記事でした。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。
3・SDカードの比較記事 (3)
3-1:普通のSDカード
用途:デジカメ・ゲーム機
読出(最高):10MB/秒〜
速度(最低):10MB/秒〜(U1)
3-2:最終的なのおすすめの提案【結論】
スピード ★★★★★
4K対応 ★★★★★
価格 ★★★☆☆
保証期間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回の3回目記事(こちら)では、オーソドックスな普通のSDカードを見たあと、今回紹介した全機種から、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種について提案していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら!